そして3極に割れた世界 協調嫌がる「中立パワー」台頭そして3極に割れた世界 協調嫌がる「中立パワー」台頭秋田 浩之米中衝突バイデン政権岸田政権ウクライナ侵攻Deep Insight本社コメンテーター2022年6月27日
習近平政権は、2049年にアメリカに追いついて、台湾統一を含む「中華民族の偉大なる復興の夢」を実現するとする。中間点は2035年だ。中国の世界観は確かに先進国のそれとは違う。ただ経済の相互依存が強い点でかつての冷戦とは異なる。中国は先進国の秩序や価値観を批判するが、国連や国際法は受け入れると言う。だが、その位置付けや解釈は独自のものだ。中国は、先進国を「時代遅れの少数派」とし、自らは世界の多数から支持される「正しい」存在だとしたい。だが、新型肺炎、ウクライナ戦争、今回の台湾海峡の緊張と、旗色はよろしくない。習近平三期目で軌道修正ができるか。ペロシ議長訪台が逆効果にならないことを期待したい。