「一緒に再び花屋を」 失意の母支えた娘、女川町を花でつながる街に
「一緒に再び花屋を」 失意の母支えた娘、女川町を花でつながる街に
「一緒に花屋やろう」――。地震発生当時、教員を目指し埼玉で学生生活を送っていた佐藤(旧姓・鈴木)伶奈さん(35)は大学を辞めて宮城県女川町に戻る決心をする。両親が築いた生花店の店舗と生まれ育った自宅は女川港の岸壁からわずか数十メートルにあった。転がりながら大きな波にのみ込まれていく店の様子を、母・千秋さん(67)は高台から眺めた。
天然ホヤの潜水漁師だった祖父は、津波に備えて船を沖に出しに行った…







