Posted by 山崎富美 Developer Relations Team 

[Google では、女性がテクノロジーの世界で活躍するよう、様々な支援をしています。この記事では人事部 採用企画担当の大石由弥がアニタ ボルグ奨学金・交流会や BOLD インターンシップなどの企画についてより詳しく解説、そして体験者の皆さんからのコメントも頂きました。- 山崎]

アニタ ボルグ記念奨学金とは、女性がテクノロジーの分野でロールモデルやリーダーとして活躍するよう、奨励することを目的に 2004 年に創設された奨学金制度です。日本では 2010 年より開始し、これまでに計 10 名の女子学生が表彰されています。奨学金受賞者とファイナリストは、Google の東京オフィスの交流会にご招待します。また、奨学金受賞者には 1 人あたり 3,500 ドルの奨学金が授与され、アジア太平洋地域の受賞者が集まる交流会に招かれます。

BOLD インターンシップとは、Building Opportunities for Leadership and Development の略で、プログラミング言語を駆使しながら実際にプロジェクトに取り組み、ソフトウェア開発の体験をしていただく人材育成型のインターンシップです。これまでの知識を実践に移しその先の一歩を踏み出したい方、特に女性や障がいのある学部生を対象としています。

2012 年のアニタ ボルグ記念奨学金BOLD インターンシップの応募締め切りは 6 月 3 日(日)、アニタ ボルグ奨学金受賞者の皆さんが世界中から集まる交流会は 9 月に Google のシンガポールオフィスで開催される予定です。

なお、女子学生を対象とした Google Technical Workshop の参加登録締め切りもいよいよ明日となりました。アニタ ボルグ記念奨学金のファイナリストや BOLD インターンシップの経験者、そして Google のエンジニアも参加しますので、ご興味がある方は、直接話を聞くよい機会になると思います。ぜひお申し込みください。

「BOLD インターンシップについて詳しく知りたい」という方は、過去のブログ記事(2010 年2011 年)をご覧ください。

また、「アニタ ボルグ奨学金の魅力は何か」「奨学金の交流会で何が行われるのか」といった疑問にお答えするため、昨年のアニタ ボルグ奨学金の交流会に参加した加藤亜由美さんと三澤加奈さん(以下敬称略)に、感想を聞いてみました。





まずは自己紹介をお願いします。

加藤: 現在は東京大学の修士 2 年です。現在の研究はヒューマンインタラクションシステムのデザインとしており、特に擬音語擬態語であるオノマトペを、食品検索に応用するシステムを構築しています。
三澤: 4 月からは社会人になりましたが、3 月までは東京大学の大学院に所属し、ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)の研究室で遠隔コミュニケーションを支援するシステムの研究を行っていました。

アニタ ボルグ記念奨学金に応募した理由は何ですか?

加藤: 私は女性技術者の先輩からアニタ ボルグ奨学金について聞き、「自分のさらなる視野拡大につながるのでは?」と思い、すぐに応募しました。
三澤: 私は受賞者が交流会に招待されると知り、いろいろな国や大学から集まった、同じコンピューサイエンス(CS)分野の同世代の女性と交流できるのが大きな魅力で応募しました。また、昨年の開催場所だった中国には前々から行きたいと思っていたので、場所も魅力的でした。

交流会ではどのようなことが行われましたか?

三澤: 授賞式、グループワーク、Google の北京オフィスの社内見学から観光まで目白押しでした。参加するまでは意気込みが必要かと思っていましたが、実際行ってみると和やかな雰囲気でした。
加藤: 初日には簡単なゲームが行われ、英語で話すのをとまどっているとゆっくり話してくれたり、日本語が話せる参加者と日本語で話したりました。おかげで緊張はほどけ、不安は初日でなくなりました。グループワークでは、いくつかの課題の中から「5 年後の SNS はどうなるか?」というものを選びましたが、国による意見の違いが見えてすごく勉強になりました。

交流会を振り返ってみて印象に残っていることは何ですか?

三澤: 私は交流会に参加していた「人」です。例えば、技術講演会やパネルディスカッションに登壇した Google の女性ソフトウェアエンジニアです。正直で率直な発言や、飾らない考え方、仕事に対する情熱的な姿勢に感銘を受けました。また、昨年は Google Excellence Scholarship という別の奨学金の受賞者が中国全土から集まっていましたが、彼らの積極性や並々ならぬ向上心の高さを感じました。
加藤: 私は交流会を通して得られたつながりですね。交流会で連絡先を交換し、今ではアジア各国の参加者とつながっています。交流会は 3 泊 4 日の短期間でしたが、交流会後も SNS を通してお互いの近況や考えがわかります。たまにコメントを残してもらえるのがすごく嬉しいです。

応募を考えている皆様に一言お願いします。

加藤: 交流会を通して得られるものは、今後の人生においてかけがえのないものになりますよ。お会いできる日を楽しみにしています。
三澤: CS の女子学生の方であれば、悩まずにまずは応募してみてください。そこで得られる経験やネットワークは今後の糧になります。皆さんが受賞者仲間になる日を待っています!