用語解説
1970(昭和45)年3月31日、世界同時革命を目指す共産同赤軍派のメンバー9人が羽田発福岡行きの日航機「よど号」を乗っ取った。乗客は途中で着陸した福岡空港と韓国の金浦空港で解放され、4月3日、山村新治郎運輸政務次官が乗客全員の身代わりとなって搭乗。飛行機は北朝鮮の平壌に行き、田宮高麿・元幹部ら犯人を残して5日、羽田空港に戻った。写真は、70年3月31日、福岡空港5番スポットに止めおかれた日航機「よど」号の下で対策を練る関係者たち
1970(昭和45)年3月31日、福岡空港で解放され、タラップから降りる老人や子どもたち
1975(昭和50)年8月6日、短銃、手りゅう弾などで武装した日本赤軍のゲリラ5人がマレーシア・クアラルンプールにある米国、スウェーデン両大使館を襲撃し、米領事ら53人を人質に立てこもった事件で、大使館の入っているビルから、空港へ行くバスへ人質とともに向かうゲリラ。ゲリラは日本政府に対し、日本赤軍メンバーの釈放を要求。日本政府は5人を超法規的措置で釈放した=マレーシア・クアラルンプール
1977(昭和52)年9月29日、日本赤軍がパリ発東京行きの日航機を乗っ取り、バングラデシュ・ダッカ空港に強制着陸させた事件で、犯人側の「拘束中のメンバーの釈放、身代金600万ドルの支払い」の要求に、「超法規的措置」として応じる方針を決めた。写真は、対策のため未明の閣僚懇談会で沈痛な表情の福田赳夫首相(中央)と園田直官房長官(左)、西村英一行政管理庁長官(右)=首相官邸
無念釈放-日航ハイジャック-
東映ニュース949号より
映像提供 :テレビ朝日映像