
1968(昭和43)年10月21日、ベトナム戦争への反対運動が広がるなか、「10・21国際反戦デー」で機動隊ともみ合うデモ隊=名古屋市中村区
厳しい米ソの冷戦が続くなか、敗戦から20年たった1965(昭和40)年、日本は韓国との国交正常化を果たした。続いて、1972(昭和47)年には日中国交正常化を実現。日本外交は新たな局面に入った。一方、激化するベトナム戦争に対し、国内では反米機運が高まった。1976(昭和51)年、「庶民宰相」として高い支持率を集めた田中角栄・前首相がロッキード事件で逮捕され、日本中に大きな衝撃が走った。自民党の派閥抗争が続くなか、「戦後政治の総決算」を掲げた中曽根内閣は「強いアメリカ」を訴えた米レーガン政権と接近を図った。