[go: up one dir, main page]

JP3770495B2 - アントラニルアミド節足動物殺滅剤処理 - Google Patents

アントラニルアミド節足動物殺滅剤処理 Download PDF

Info

Publication number
JP3770495B2
JP3770495B2 JP2003528126A JP2003528126A JP3770495B2 JP 3770495 B2 JP3770495 B2 JP 3770495B2 JP 2003528126 A JP2003528126 A JP 2003528126A JP 2003528126 A JP2003528126 A JP 2003528126A JP 3770495 B2 JP3770495 B2 JP 3770495B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
compound
alkyl
chloro
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003528126A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005502716A5 (ja
JP2005502716A (ja
Inventor
バーガー,リチヤード・アラン
フレクスナー,ジヨン・リンゼイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Publication of JP2005502716A publication Critical patent/JP2005502716A/ja
Publication of JP2005502716A5 publication Critical patent/JP2005502716A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3770495B2 publication Critical patent/JP3770495B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/48Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with two nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • A01N43/541,3-Diazines; Hydrogenated 1,3-diazines
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/48Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with two nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • A01N43/561,2-Diazoles; Hydrogenated 1,2-diazoles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/48Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with two nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • A01N43/581,2-Diazines; Hydrogenated 1,2-diazines
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/72Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with nitrogen atoms and oxygen or sulfur atoms as ring hetero atoms
    • A01N43/86Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with nitrogen atoms and oxygen or sulfur atoms as ring hetero atoms six-membered rings with one nitrogen atom and either one oxygen atom or one sulfur atom in positions 1,3

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Pyridine Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)

Description

本発明は、植物繁殖体または繁殖体の部位(locus)を特定のアントラニルアミドと接触させて節足動物有害生物などの植食性無脊椎有害生物を防除することならびに、アントラニルアミドを含む繁殖体含有組成物に関する。
栽培効率を高める上で節足動物などの無脊椎有害生物を防除することは極めて重要である。栽培中の農作物や貯蔵してある農作物に無脊椎有害生物の被害がおよぶと、生産性が大幅に低下することで消費者の負担金額が大きくなる可能性がある。また、森林樹木、温室作物、観葉植物、幼苗の無脊椎有害生物を防除することも重要である。
植物は、種子または鱗茎、塊茎、根茎、球茎、茎などの他の繁殖体ならびに挿し葉からはじまって成熟植物で終わるあらゆる成長段階で、無脊椎有害生物による損傷を受けやすいものである。無脊椎有害生物防除物質の散布には資材費だけでなく労力と時間も要するため、何度も処理を行うのは望ましくないということになる。理想的なのは、繁殖体の段階で植物を1回だけ処理すれば枯れるまでその植物を無脊椎有害生物から保護できる形である。
植物保護物質で繁殖体を処理するためのさまざまな手法が知られている。こうした方法には、節足動物殺滅剤を含む溶液に繁殖体を浸漬する、繁殖体を膜でコーティングする、節足動物殺滅組成物を含む材料をペレット化する、繁殖体周囲の生育培地に節足動物殺滅化合物を施用することなどがある。化合物によっては繁殖体を特定の植食性無脊椎有害生物から効果的に保護できるものもあるが、それまでの化合物よりも効果的であるか、活性スペクトルが広い、低コストである、毒性が低い、環境面での安全性が高い、あるいは作用形態が異なる新たな化合物が必要とされている。
特に必要なのは、繁殖体の段階だけでなく後の発育時にも植物を保護できる無脊椎有害生物防除処理である。この目的を達成するには、無脊椎有害生物に対して活性であり、繁殖体の部位から、成長時の茎葉や植物の他の地上部まで効果的に移行できる化合物が必要である。さらに、植物の質量が増えることで薄まる分を補えるだけの高い活性を無脊椎有害生物に対して持つ化合物でなければならない。また、この化合物は短時間で分解されて植物の維管束組織の環境で生物学的効力を失うことのないものである。こうした特性を兼ね備えることは希であったが、ここへきて繁殖体だけでなく後の成長段階にある植物についても植食性無脊椎有害生物から保護できる効果的な繁殖体の処理方法を発見した。
本発明には、式Iの化合物、そのN−オキシド類ならびにその農業的に適した塩類が関与する。
Figure 0003770495
式中、
AおよびBは独立してOまたはSであり、
はH、C〜Cアルキル、C〜CアルコキシカルボニルまたはC〜Cアルキルカルボニルであり、
はHまたはC〜Cアルキルであり、
はH;場合によりハロゲン、CN、NO、ヒドロキシ、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cトリアルキルシリル、フェニル、フェノキシ、5員環の複素芳香環および6員環の複素芳香環よりなる群から選択される1もしくはそれ以上の置換基で各々置換されていてもよい、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜CアルキニルまたはC〜Cシクロアルキル;場合によりC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルケニル、C〜Cハロアルキニル、C〜Cハロシクロアルキル、ハロゲン、CN、NO、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、C〜Cシクロアルキルアミノ、C〜C(アルキル)(シクロアルキル)アミノ、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜Cアルキルアミノカルボニル、C〜CジアルキルアミノカルボニルおよびC〜Cトリアルキルシリルよりなる群から独立して選択される1から3個の置換基で置換されていてもよい、フェニル、フェノキシ、5員環の複素芳香環および6員環の複素芳香環の各々;C〜Cアルコキシ;C〜Cアルキルアミノ;C〜Cジアルキルアミノ;C〜Cシクロアルキルアミノ;C〜CアルコキシカルボニルまたはC〜Cアルキルカルボニルであり、
はH、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロアルキル、CN、ハロゲン、C〜Cアルコキシ、C〜CハロアルコキシまたはNOであり、
はH、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cアルコキシアルキル、C〜Cヒドロキシアルキル、C(O)R10、CO10、C(O)NR1011、ハロゲン、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、NR1011、N(R11)C(O)R10、N(R11)CO10またはS(O)12であり、
はH、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、ハロゲン、CN、C〜CアルコキシまたはC〜Cハロアルコキシであり、
はC〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルケニル、C〜CハロアルキニルまたはC〜Cハロシクロアルキルであるか、または
はフェニル環、ベンジル環、5員環または6員環の複素芳香環、ナフチル環系または8員環、9員環または10員環の芳香族縮合複素二環系であって、各環または環系がRから独立して選択される1から3個の置換基で場合により置換されていてもよく、
はH、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、ハロゲン、C〜CアルコキシまたはC〜Cハロアルコキシであり、
各Rは独立して、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルケニル、C〜Cハロアルキニル、C〜Cハロシクロアルキル、ハロゲン、CN、NO、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、C〜Cシクロアルキルアミノ、C〜C(アルキル)(シクロアルキル)アミノ、C〜Cアルキルカルボニル、C〜Cアルコキシカルボニル、C〜Cアルキルアミノカルボニル、C〜CジアルキルアミノカルボニルまたはC〜Cトリアルキルシリルであり、
10はH、C〜CアルキルまたはC〜Cハロアルキルであり、
11はHまたはC〜Cアルキルであり、
12はC〜CアルキルまたはC〜Cハロアルキルであり、
nは0、1または2である。
本発明は、繁殖体または当該繁殖体から成長する植物を無脊椎有害生物から保護するための方法を提供するものである。この方法は、繁殖体または繁殖体の部位を、生物学的有効量の式Iの化合物、そのN−オキシドまたはその農業的に適した塩と接触させることを含んでなる。
また、本発明は、式Iの化合物、そのN−オキシドまたはその農業的に適した塩を生物学的有効量で含んでなる繁殖体を提供するものである。
本発明はさらに、生物学的有効量の式Iの化合物、そのN−オキシドまたはその農業的に適した塩と接触させた繁殖体を提供するものである。
さらに、本発明は、式Iの化合物、そのN−オキシドまたはその農業的に適した塩を生物学的有効量で含み、かつ、膜形成剤または粘結剤を含んでなる、繁殖体を被覆するための無脊椎有害生物防除組成物を提供するものである。
本願の開示内容および請求の範囲で用いる場合、「繁殖体(propagule)」という用語は、種子または再生できる植物部を意味する。「再生できる植物部」という表現は、その植物を、湿った用土、ピートモス、砂、バーミキュライト、パーライト、ロックウール、ガラス繊維、ヤシ殻繊維、木生シダ繊維などの園芸用生育培地または農業用生育培地、あるいは水などの完全な液体培地に入れた場合に、植物全体の成長または再生の発端となり得る種子以外の植物の一部を意味する。再生できる植物部としては一般に、ジャガイモ、サツマイモ、ヤムイモ、タマネギ、ダリア、チューリップ、水仙などの地下植物種の根茎、塊茎、鱗茎および球茎があげられる。再生できる植物部は、成長して新たな植物になる機能を維持して分けられた(切断など)植物部を含む。したがって、再生できる植物部としては、幼芽などの分裂組織を維持した根茎、塊茎、鱗茎および球茎を生育できる状態で分球したものを含む。また、再生できる植物部には、茎や葉を切り取ったものや分割したものなど、植物の種によってはそこから園芸用または農業用の生育培地を使って増やすことのできる他の植物部が含まれることもある。本願の開示内容および請求の範囲で用いる場合、特に明記しない限り、「種子」という用語は、発芽している芽と発根している根の部分が種子の皮(種皮)で覆われたままの発芽種子と未発芽種子の両方を含む。
上記の詳説において、「アルキル」という用語を単独で使用する場合または「アルキルチオ」または「ハロアルキル」などの複合語で使用する場合、この用語には、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルあるいは、さまざまなブチル異性体、ペンチル異性体またはヘキシル異性体などの直鎖または分枝状のアルキルを含む。「アルケニル」には、1−プロペニル、2−プロペニルならびに、さまざまなブテニル異性体、ペンテニル異性体およびヘキセニル異性体などの直鎖または分枝状のアルケンを含む。また、「アルケニル」には、1,2−プロパジエニルや2,4−ヘキサジエニルなどのポリエンも含む。「アルキニル」には、1−プロピニル、2−プロピニルならびに、さまざまなブチニル異性体、ペンチニル異性体およびヘキシニル異性体などの直鎖または分枝状のアルキンを含む。また、「アルキニル」には、2,5−ヘキサジイニルなどの複数の三重結合で構成される部分を含み得ることもある。「アルコキシ」には、たとえば、メトキシ、エトキシ、n−プロピルオキシ、イソプロピルオキシならびに、さまざまなブトキシ異性体、ペントキシ異性体およびヘキシルオキシ異性体を含む。「アルコキシアルキル」とは、アルキルをアルコキシ置換したものを示す。「アルコキシアルキル」の一例として、CHOCH、CHOCHCH、CHCHOCH、CHCHCHCHOCHおよびCHCHOCHCHがあげられる。「アルキルチオ」には、メチルチオ、エチルチオならびに、さまざまなプロピルチオ異性体、ブチルチオ異性体、ペンチルチオ異性体およびヘキシルチオ異性体などの分枝または直鎖状のアルキルチオ部分を含む。「シクロアルキル」としては、たとえば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルなどがあげられる。
「複素環」または「複素環系」という用語は、少なくとも1個の環原子が炭素ではなく、窒素と酸素と硫黄とよりなる群から独立して選択されるヘテロ原子が1から4個含まれる環または環系を示す(ただし、各複素環の窒素数が4を超えず、酸素数が2を超えず、硫黄数が2を超えないものとする)。複素環は、利用できる炭素または窒素上の水素を入れ替えることで、前記炭素または窒素のうちのいずれでも結合可能なものである。「芳香族環系」という用語は、多環系の少なくとも1個の環が芳香族である(ここで、芳香族とは、その環系についてヒュッケル則が満たされることを示す)完全不飽和炭素環および複素環を示す。「複素芳香環」という用語は、少なくとも1個の環原子が炭素ではなく、窒素と酸素と硫黄とよりなる群から独立して選択されるヘテロ原子が1から4個含まれる完全(fully)芳香環を示す(ただし、各複素環の窒素数が4を超えず、酸素数が2を超えず、硫黄数が2を超えないものとする(ここで、芳香族とはヒュッケル則が満たされることを示す))。複素環は、利用できる炭素または窒素上の水素を入れ替えることで、前記炭素または窒素のうちのいずれでも結合可能なものである。「芳香族複素環系」という用語には、完全芳香族複素環ならびに多環系の少なくとも1個の環が芳香族である複素環を含む(ここで、芳香族とはヒュッケル則が満たされることを示す)。「縮合複素二環系」という用語には、上述したように少なくとも1個の環原子が炭素ではなく、芳香族であっても芳香族でなくてもよい縮合環2個で構成される環系を含む。
「ハロゲン」という用語を単独で使用する場合または「ハロアルキル」などの複合語で使用する場合、この用語には、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素を含む。さらに、「ハロアルキル」などの複合語で用いられるときは、同一であっても異なっていてもよいハロゲン原子で前記アルキルが部分的にまたは完全に置換されていてもよい。「ハロアルキル」の一例として、FC、ClCH、CFCHおよびCFCClがあげられる。「ハロアルケニル」、「ハロアルキニル」、「ハロアルコキシ」などの用語は、「ハロアルキル」という用語と同様に定義される。「ハロアルケニル」の例には、(Cl)C=CHCHおよびCFCHCH=CHCHがある。「ハロアルキニル」の例には、HC≡CCHCl、CFC≡C、CClC≡CおよびFCHC≡CCHがある。「ハロアルコキシ」の例には、CFO、CClCHO、HCFCHCHOおよびCFCHOがある。
置換基の炭素原子の総数については「C〜C」接頭辞で示すが、この場合のiおよびjは1から8の数字である。たとえば、C〜Cアルキルスルホニルであれば、これはメチルスルホニルからブチルスルホニルまでを示す。CアルコキシアルキルはCHOCHを示し、Cアルコキシアルキルは、CHCH(OCH)、CHOCHCHまたはCHCHOCHなどを示し、Cアルコキシアルキルであれば合計で4個の炭素原子を含むアルコキシ基で置換されたアルキル基のさまざまな異性体を示し、その一例として、CHCHCHOCHやCHCHOCHCHがあげられる。上記の詳説では、式Iの化合物に複素環が含まれる場合、利用できる炭素または窒素上の水素が入れ替わることで、すべての置換基が前記炭素または窒素によってこの環に結合されている。
たとえばRなど、ひとつの基に水素であってもよい置換基が含まれる場合、この置換基を水素として扱えば、これは前記基が未置換であるのと等しいとみなされる。
式Iの化合物は1もしくはそれ以上の立体異性体として存在できるものである。さまざまな立体異性体として、鏡像異性体、ジアステレオマー、回転異性体および幾何異性体があげられる。当業者であれば、ある立体異性体を他の立体異性体(単数または複数)に比して富化したり、他の立体異性体(単数または複数)から分離すると、その立体異性体の方が他の立体異性体よりも活性が高くなる場合があるおよび/または優れた効果を発揮する場合がある点は理解できよう。また、当業者であれば、前記立体異性体をどのようにして分離、富化および/または選択的に調製するかも知っているであろう。したがって、本発明の化合物は、立体異性体の混合物、個々の立体異性体あるいは光学的に活性な形態として存在し得るものである。
式Iの化合物の塩は、臭化水素酸、塩化水素酸、硝酸、リン酸、硫酸、酢酸、酪酸、フマル酸、乳酸、マレイン酸、マロン酸、シュウ酸、プロピオン酸、サリチル酸、酒石酸、4−トルエンスルホン酸または吉草酸などの無機酸または有機酸の酸付加塩を含む。
コスト、化学合成または施用の容易さおよび/または生物学的有効性が理由で好ましい本発明の方法、繁殖体および組成物には、以下の好ましい化合物が関与する。
好ましいもの1。AおよびBがいずれもOであり、
が、フェニル環であるか、あるいは、
Figure 0003770495
と、よりなる群から選択される5員環または6員環の複素芳香環であり、各環がRから独立して選択される1から3個の置換基で場合により置換されていてもよく、
QがO、S、NHまたはNRであり、
W、X、YおよびZが独立してN、CHまたはCR(ただし、J−3およびJ−4ではW、X、YまたはZのうちの少なくとも1つがNである)である式Iの化合物。
好ましいもの2。Rと、Rと、RとがいずれもHであり、
が場合によりハロゲン、CN、OCHまたはS(O)CHで置換されていてもよいC〜Cアルキルであり、
基が2位に結合され、
がCH、CF、OCF、OCHF、CNまたはハロゲンであり、
がH、CHまたはハロゲンであり、
がCH、CFまたはハロゲンであり、
が、各々場合により置換されていてもよいフェニルまたは2−ピリジニルであり、
pが0、1または2である、好ましいもの1の化合物。
好ましいもの3。RがC〜Cアルキルであり、RがCFである、好ましいもの2の化合物。
好ましいもの4。RがC〜Cアルキルであり、RがClまたはBrである、好ましいもの2の化合物。
上述したように、Rは(特に)、フェニル、ベンジル、5員環または6員環の複素芳香環、ナフチル環系あるいは、8員環、9員環または10員環の芳香族縮合複素二環系(各環または環系がRから独立して選択される1から3個の置換基で場合により置換されていてもよい)である。これらのR基に関して、「場合により置換されていてもよい」という表現は、未置換の基または未置換の類縁体が持つ無脊椎有害生物防除活性を失わない少なくとも1個の非水素置換基を有する基を示す。また、以下のJ−1〜J−4は5員環または6員環の複素芳香環を示す点にも注意されたい。1から3個のRで場合により置換されていてもよいフェニル環の一例には、添付書類1においてJ−5で示す環(式中、rは0から3の整数である)がある。1から3個のRで場合により置換されていてもよいベンジル環の一例には、添付書類1においてJ−6で示す環(式中、rは0から3の整数である)がある。1から3個のRで場合により置換されていてもよいナフチル環系の一例については、添付書類1においてJ−59で示されている(式中、rは0から3の整数である)。1から3個のRで場合により置換されていてもよい5員環または6員環の複素芳香環の一例としては、添付書類1に示す環J−7〜J−58(式中、rは0から3の整数である)があげられる。J−7〜J−26はJ−1の例であり、J−27〜J−41はJ−2の例であり、J−46〜J−58はJ−3およびJ−4の例である点に注意されたい。その原子価を満たすのに置換を必要とする窒素原子についてはHまたはRで置換する。J基の中には3未満のR基でしか置換できないものがある(J−19、J−20、J−23〜J−26およびJ−37〜J−40は1個のRでしか置換できない)点に注意されたい。1から3個のRで場合により置換されていてもよい8員環、9員環または10員環の芳香族縮合複素二環系の例としては、添付書類1に示すJ−60〜J−90(式中、rは0から3の整数である)があげられる。なお、構造J−5〜J−90ではR基を図示してあるが、これらの基は任意の置換基であるため必ずしも存在していなくてもよい点に注意されたい。(RとJ基との間の結合点を浮いた状態で示してある場合、(RはJ基の利用できる炭素原子のいずれに対しても結合可能である点に注意されたい。J基の結合点を浮いた状態で示してある場合、このJ基は、式Iの残りの部分に対して水素原子を入れ替えることでJ基の利用可能な炭素のいずれによっても結合可能である点にも注意されたい。
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
式Iの化合物を調製するには、以下の方法ならびにスキーム1〜22で説明するようなバリエーションのうちの1もしくはそれ以上を利用すればよい。以下に示す式2〜40の化合物のA、BおよびR〜Rの定義の内容は、特に明記しない限り上記の発明の開示にて定義したとおりである。式Ia〜d、2a〜d、3a、4a〜d、5a〜b、17a〜c、18a、32a〜bの化合物は、式I、2、3、4、5、17、18、32の化合物のさまざまな部分集合である。これらのスキームにおいて、Hetは以下に示す部分である。
Figure 0003770495
式Iaの化合物を調製するための一般的な方法をスキーム1で説明する。
Figure 0003770495
スキーム1の方法では、酸捕捉剤の存在下にて式2のアミンと式3の酸クロリドとのカップリングを行い、式Iaの化合物を得る。一般的な酸捕捉剤としては、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン、ピリジンなどのアミン塩基があげられ、他の捕捉剤としては、水酸化ナトリウムや水酸化カリウムなどの水酸化物および炭酸ナトリウムや炭酸カリウムなどの炭酸塩があげられる。特定の条件では、ポリマー固定化N,N−ジイソプロピルエチルアミンやポリマー固定化4−(ジメチルアミノ)ピリジンなどのポリマー支持酸捕捉剤を使用すると有用な場合がある。カップリングについては、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテルまたはジクロロメタンなどの好適な不活性溶媒中で実施し、式Iaのアニリドを得ることが可能である。
式Ibのチオアミドは、五硫化リンおよびローソン試薬(2,4−ビス(4−メトキシフェニル)−1,3−ジチア−2,4−ジホスフェタン−2,4−ジスルフィド)をはじめとする多種多様な標準チオ輸送試薬のうちの1つを用いて処理することで、以後のステップで式Iaの対応するアミドから得ることが可能なものである。
スキーム2に示すように、式Iaの化合物を調製するための別の手順では、ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、1,1’−カルボニルジイミダゾール、ビス(2−オキソ−3−オキサゾリジニル)ホスフィン酸クロリドまたはベンゾトリアゾール−1−イルオキシ−トリス−(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスフェートなどの脱水剤の存在下で、式2のアミンと式4の酸とのカップリングを行う。
Figure 0003770495
ここでもポリマー固定化シクロヘキシルカルボジイミドなどのポリマー支持試薬が有用である。カップリングについては、ジクロロメタンまたはN,N−ジメチルホルムアミドなどの好適な不活性溶媒中で実施することが可能である。スキーム1および2の合成方法は、式Iの化合物の調製に役立つ広範囲にわたるカップリング方法の単なる代表的な例であり、このタイプのカップリング反応には非常に多くの合成に関する文献がある。
周知の多くの方法で式4の酸から式3の酸クロリドを調製できることも当業者であれば分かるであろう。たとえば、式3の酸クロリドは、触媒量のN,N−ジメチルホルムアミドの存在下にて、トルエンまたはジクロロメタンなどの不活性溶媒中でカルボン酸4を塩化チオニルまたは塩化オキサリルと反応させることで、式4のカルボン酸から容易に生成されるものである。
スキーム3に示されるように、式2aのアミンは一般に、式5の対応する2−ニトロベンズアミドからニトロ基の接触水素化によって入手することができる。
Figure 0003770495
一般的な手順では、酸化炭素または酸化プラチナ上のパラジウムなどの金属触媒の存在下にて、エタノールやイソプロパノールなどのヒドロキシル溶媒中で水素を用いる還元を行う。また、酢酸中で亜鉛を用いる還元によって式2aのアミンを調製することも可能である。これらの手順に関しては化学文献が豊富である。直接的なアルキル化または一般に好ましいアミンの還元アルキル化法のいずれかをはじめとする周知の方法論を用いて、この段階でC〜CアルキルなどのR置換基を導入することが可能である。スキーム3にさらに示されるように、シアノボロ水素化ナトリウムなどの還元剤の存在下でアミン2aとアルデヒドとを組み合わせ、式2bの化合物(式中、RはC〜Cアルキルである)を生成するのが普通に用いられている手順である。
スキーム4は、テトラヒドロフランまたはN,N−ジメチルホルムアミドなどの不活性溶媒中にて、水素化ナトリウムまたはn−ブチルリチウムなどの塩基の存在下で、ハロゲン化アルキル、クロロギ酸アルキルまたは塩化アシルなどの好適なアルキル化剤またはアシル化剤を用いて、式Icの化合物をアルキル化またはアシル化し、式Idのアニリド(式中、Rは水素以外である)を得られることを示している。
Figure 0003770495
式5aの中間体のアミドについては、市販の2−ニトロ安息香酸から容易に調製される。アミドを形成するための一般的な方法を利用できる。スキーム5に示されるように、これらの方法には、たとえばDCCなどを使用して式6の酸を式7アミンと直接に脱水カップリングすることや、酸を酸クロリドまたは酸無水物などの活性形態に転換した上でアミンとカップリングして式5aのアミドを形成することが含まれる。
Figure 0003770495
酸の活性化を必要とするこのタイプの反応には、クロロギ酸エチルまたはクロロギ酸イソプロピルなどのクロロギ酸アルキルが特に有用な試薬である。アミド形成方法については化学文献が豊富である。五硫化リンやローソン試薬などの市販のチオ輸送試薬を使用すれば、式5aのアミドは容易に式5bのチオアミドに転換される。
スキーム6に示されるように、式8または9の無水イサト酸からそれぞれ式2cまたは2dの中間体のアントラニルアミド(anthranilic amide)を調製することもできる。
Figure 0003770495
一般的な手順では、室温から100℃の範囲の温度で、ピリジンやN,N−ジメチルホルムアミドなどの極性非プロトン性溶媒中にて等モル量のアミン7と無水イサト酸とを混合する。周知のアルキル化試薬R−Lg(式中、Lgは、ハロゲン化物、スルホン酸アルキルまたはスルホン酸アリールあるいはアルキル硫酸塩などの求核置換可能な脱離基である)を用いる無水イサト酸8の塩基触媒アルキル化によってアルキルや置換アルキルなどのR置換基を導入し、アルキル置換中間体9を得るようにしてもよい。式8の無水イサト酸は、コッポラ(Coppola)、Synthesis 1980、505〜36に記載の方法で生成できるものである。
スキーム7に示されるように、式Icに記載の特定の化合物を調製するための別の手順では、アミン7と式10のベンゾキサジノンとを反応させる。
Figure 0003770495
スキーム7の反応については、室温から溶媒の還流温度までの範囲の最適な温度で、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ピリジン、ジクロロメタンまたはクロロホルムをはじめとする多種多様な溶媒中で行ってもよいし、あるいはニートな状態で行ってもよい。ベンゾキサジノンをアミンと反応させてアントラニルアミドを生成する一般的な手法に関しては化学文献に十分な説明がある。ベンゾキサジノン化学の概説であれば、ヤコブセン(Jakobsen)ら、Biorganic and Medicinal Chemistry 2000、8、2095〜2103ならびに同文献に引用の参考文献を参照のこと。また、コッポラ(Coppola)、J.Heterocyclic Chemistry 1999、36、563〜588も参照のこと。
式10のベンゾキサジノンは多種多様な手順で調製可能なものである。特に有用な2通りの手順をスキーム8〜9に詳細にあげてある。スキーム8では、式4aのピラゾールカルボン酸を式11のアントラニル酸とカップリングすることで式10のベンゾキサジノンを直接的に調製する。
Figure 0003770495
これには、トリエチルアミンまたはピリジンなどの第三級アミンの存在下で式4aのピラゾールカルボン酸に塩化メタンスルホニルを連続的に添加した後、式11のアントラニル酸を添加し、さらに第三級アミンと塩化メタンスルホニルの2回目の添加を行う作業を伴う。この手順ではベンゾキサジノンを良好な収率で生成できるのが普通であり、これを実施例6および8に詳細に示しておく。
スキーム9は、式3aのピラゾール酸クロリドと式8の無水イサト酸とをカップリングして式10のベンゾキサジノンを直接的に生成する、式10のベンゾキサジノンの別の調製方法を示している。
Figure 0003770495
この反応にはピリジンまたはピリジン/アセトニトリルなどの溶媒が適している。式3aの酸クロリドは、塩化チオニルまたは塩化オキサリルでの塩素化などの多種多様な合成方法によって式4aの対応する酸から得られるものである。
式8の無水イサト酸は、スキーム10に概要を示すように式13のイサチンから調製可能なものである。
Figure 0003770495
式13のイサチンは、文献に記載のある方法を使用して式12のアニリン誘導体から得られる。イサチン13を過酸化水素で酸化すると、対応する無水イサト酸8を良好な収率で得られるのが普通である(Angew.Chem.Int.Ed.Engl.1980、19、222〜223)。無水イサト酸は、アントラニル酸11とホスゲンまたはホスゲン等価物との反応を伴う多くの周知の手順によって11から得ることもできるものである。
式4の代表的な酸の合成をスキーム11〜16に示す。式4aのピラゾールの合成をスキーム11に示す。
Figure 0003770495
スキーム11における式4aの化合物の合成には、重要なステップとして、式15の化合物(式中、Lgは上記にて定義したような脱離基である)で式14のピラゾールをアルキル化またはアリール化してR置換基を導入することが必要である。メチル基が酸化されるとピラゾールカルボン酸が得られる。なお一層好ましいR基の中にはハロアルキルを含むものがある。
式4aのピラゾールの合成もスキーム12に示す。
Figure 0003770495
これらの酸は、重要なステップとして式18の化合物をメタレーションならびにカルボキシル化して調製することもできるものである。スキーム11の場合と同様の方法すなわち、式15の化合物でのアルキル化またはアリール化によってR基を導入する。代表的なR基としては、シアノ、ハロアルキル、ハロゲンなどがあげられる。
この手順は、スキーム13に示すような式4bの1−(2−ピリジニル)ピラゾールカルボン酸の調製に特に有用である。
Figure 0003770495
式17のピラゾールを式15aの2,3−ジハロピリジンと反応させると、所望の位置化学に対する特異性の高い式18aの1−ピリジルピラゾールを良好な収率で得ることができる。18aをリチウムジイソプロピルアミド(LDA)でメタレーションした後、リチウム塩を二酸化炭素でクエンチすると、式4bの1−(2−ピリジニル)ピラゾールカルボン酸が得られる。これらの手順のさらに詳細については、実施例1、3、6、8および10で説明する。
式4cのピラゾールの合成をスキーム14に示す。
Figure 0003770495
スキーム14では、式19の場合により置換されていてもよいフェニルヒドラジンと式20のケトピルビン酸(ketopyruvate)とを反応させ、式21のピラゾールエステルを得る。これらのエステルを加水分解すると式4cのピラゾール酸が得られる。この手順は、Rが場合により置換されていてもよいフェニルであり、Rがハロアルキルである化合物を調製する上で特に有用なものである。
式4cのピラゾール酸の別の合成方法をスキーム15に示す。
Figure 0003770495
スキーム15の方法では、式23の置換プロピオレートまたは式25のアクリレートのうちのいずれかを用いて、適切に置換されたイミノハライド22の3+2環状付加を行う。アクリレートを用いての環状付加では、中間体のピラゾリンをさらに酸化させてピラゾールに変える必要がある。これらのエステルを加水分解すると式4cのピラゾール酸が得られる。この反応に好ましいイミノハライドとしては、式26のトリフルオロメチルイミノクロリドと式27のイミノジブロミドがあげられる。26などの化合物は周知である(J.Heterocycl.Chem.1985、22(2)、565〜8)。27などの化合物については、周知の方法(Tetrahedron Letters 1999、40、2605)で得ることができる。これらの手順は、Rが場合により置換されていてもよいフェニルであり、Rがハロアルキルまたはブロモである化合物を調製する上で特に有用である。
式17の開始ピラゾールは周知の化合物であり、周知の方法で調製可能なものである。式17aのピラゾール(RがCFであり、RがHである式17の化合物)については、文献に記載の手順(J.Fluorine Chem.1991、53(1)、61〜70)で調製することが可能である。式17cのピラゾール(RがClまたはBrであり、RがHである式17の化合物)についても、文献に記載の手順(Chem.Ber.1966、99(10)、3350〜7)で調製することが可能である。化合物17cを調製する上で有用な別の方法をスキーム16に示す。
Figure 0003770495
スキーム16の方法では、式28のスルファモイルピラゾールをn−ブチルリチウムでメタレーションした後、ヘキサクロルエタン(RがClである場合)または1,2−ジブロモテトラクロルエタン(RがBrである場合)のいずれかを用いてアニオンを直接ハロゲン化することで、式29のハロゲン化誘導体が得られる。室温でトリフルオロ酢酸(TFA)を用いるスルファモイル基の除去は綺麗な状態かつ良好な収率で進行し、式17cのピラゾールが得られる。式17cが式17bの互変異性体であることは当業者であれば理解できよう。これらの手順に関するさらに詳しい実験内容については、実施例8および10で説明する。
が、H、C〜CアルキルまたはC〜Cハロアルキルである式4dのピラゾールカルボン酸については、スキーム17に概要を示す方法で調製することができる。
Figure 0003770495
13がC〜Cアルキルである式30の化合物と好適な塩基とを好適な有機溶媒中で反応させると、酢酸などの酸による中和後に式31の環化生成物が得られる。好適な塩基としては、たとえば、水素化ナトリウム、カリウムt−ブトキシド、ジムシルナトリウム(CHS(O)CH -Na+)、アルカリ金属(リチウム、ナトリウムまたはカリウムなど)炭酸塩または水酸化物、フッ化テトラアルキルまたは水酸化テトラアルキル(メチル、エチルまたはブチルなど)アンモニウムまたは2−tert−ブチルイミノ−2−ジエチルアミノ−1,3−ジメチル−ペルヒドロ−1,3,2−ジアザホスホニン(diazaphosphonine)をあげることができるが、これに限定されるものではない。好適な有機溶媒としては、たとえば、アセトン、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、ジクロロメタン、ジメチルスルホキシドまたはN,N−ジメチルホルムアミドをあげることができるが、これに限定されるものではない。環化反応は通常、約0から120℃の温度範囲で行われる。溶媒、塩基、温度および添加時間による影響はいずれも相互依存性であり、副成物が生成されるのを最小限に抑えるには反応条件の選択が重要になる。好ましい塩基のひとつにフッ化テトラブチルアンモニウムがある。
式31の化合物を脱水処理して式32の化合物を得た後、カルボキシルエステル官能基をカルボン酸に転換すると、式4dの化合物が得られる。触媒量の好適な酸で処理することで脱水を実施する。この触媒酸としては、たとえば硫酸をあげることができるが、これに限定されるものではない。この反応は、有機溶媒を使用して行われるのが普通である。当業者であれば分かるであろうとおり、脱水反応は、通常は約0から200℃、一層好ましくは約0から100℃の温度範囲で、広範囲にわたる溶媒中で実施できるものである。スキーム17の方法における脱水の場合、酢酸を含む溶媒と約65℃の温度が好ましい。無水条件下での求核的切断あるいは、酸または塩基のいずれかの使用を伴う加水分解法をはじめとする多数の方法(方法の概説についてはT.W.グリーン(Greene)およびP.G.M.ウーツ(Wuts)、Protective Groups in Organic Synthesis、第2版、ジョン・ワイリー・アンド・サンズ・インコーポレイテッド(John Wiley & Sons,Inc.)、ニューヨーク、1991、第224〜269頁を参照のこと)で、カルボキシルエステル化合物をカルボン酸化合物に転換することが可能である。スキーム17の方法の場合、塩基触媒加水分解法が好ましい。好適な塩基としては、アルカリ金属(リチウム、ナトリウムまたはカリウムなど)水酸化物があげられる。たとえば、水とエタノールなどのアルコールとの混合物にエステルを溶解することが可能である。水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムで処理すると、エステルが鹸化してカルボン酸のナトリウム塩またはカリウム塩が得られる。塩酸または硫酸などの強酸を用いる酸性化を行うと、式4dのカルボン酸が得られる。このカルボン酸は、結晶化、抽出、蒸留をはじめとする当業者間で周知の方法で単離可能なものである。
式30の化合物については、スキーム18に概要を示す方法で調製することができる。
Figure 0003770495
式中、Rは、H、C〜CアルキルまたはC〜Cハロアルキルであり、R13はC〜Cアルキルである。
水、メタノールまたは酢酸などの溶媒中にて、式33のヒドラジン化合物を式34のケトンで処理すると、式35のヒドラゾンが得られる。この反応には、式35のヒドラゾンの分子置換パターン次第で高温が必要になる場合があることや任意の酸による触媒作用が必要になる場合があることは、当業者であれば理解できよう。トリエチルアミンなどの酸捕捉剤の存在下で、ジクロロメタンまたはテトラヒドロフランなどであるがこれに限定されるものではない好適な有機溶媒中にて、式35のヒドラゾンを式36の化合物と反応させると、式30の化合物が得られる。通常、この反応は、約0から100℃の温度で行われる。スキーム18の方法に関するさらに詳しい実験内容については、実施例17で説明する。式33のヒドラジン化合物は、式15aの対応するハロ化合物をヒドラジンと接触させるなどの標準的な方法で調製可能なものである。
がハロゲンである式4dのピラゾールカルボン酸については、スキーム19に概要を示す方法で調製することができる。
Figure 0003770495
式中、R13はC〜Cアルキルである。
任意に酸の存在下で式37の化合物を酸化させて式32の化合物を得た後、カルボキシルエステル官能基をカルボン酸に転換すると、式4dの化合物が得られる。酸化剤としては、過酸化水素、有機過酸化物、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム、過一硫酸カリウム(オキソン(Oxone)(登録商標)など)または過マンガン酸カリをあげることができる。完全な転換状態を得るには、式37の化合物に対して少なくとも1当量の酸化剤を使用するものとし、好ましくは約1から2当量使用する。この酸化は一般に、溶媒の存在下で行われる。溶媒には、テトラヒドロフラン、p−ジオキサンなどのエーテル、酢酸エチル、炭酸ジメチルなどの有機エステル、あるいはN,N−ジメチルホルムアミド、アセトニトリルなどの極性非プロトン性有機物質を用いることができる。酸化ステップで使用するのに適した酸には、硫酸、リン酸などの無機酸ならびに、酢酸、安息香酸などの有機酸がある。酸を使用する場合、この酸については式37の化合物に対して0.1当量を超える量で用いるものとする。完全な転換状態を得るには、1から5当量の酸を用いることが可能である。好ましいオキシダントは過硫酸カリウムであり、硫酸の存在下で酸化を行うと好ましい。この反応は、酸を使用する場合は酸と所望の溶媒との中で式37の化合物を混合して行うことが可能なものである。続いて都合のよい速度でオキシダントを加えることができる。反応を終了させるのに相応の反応時間が得られる(好ましくは8時間未満となる)ように、反応温度は一般に約0℃と低いところから溶媒の沸点までの間で変更される。所望の生成物である式32の化合物は、結晶化、抽出、蒸留をはじめとする当業者間で周知の方法で単離可能なものである。式32のエステルを式4dのカルボン酸に転換するのに適した方法は、スキーム17ですでに述べたとおりである。スキーム19の方法に関するさらに詳しい実験内容については、実施例12および13で説明する。
式37の化合物は、スキーム20に示すようにして対応する式38の化合物から調製可能なものである。
Figure 0003770495
式中、R13はC〜Cアルキルであり、Rはハロゲンである。
通常は溶媒の存在下で式38の化合物をハロゲン化試薬で処理すると、式37の対応するハロ化合物が得られる。使用可能なハロゲン化試薬には、オキシハロゲン化リン、三ハロゲン化リン、五ハロゲン化リン、塩化チオニル、ジハロトリアルキルホスホラン、ジハロジフェニルホスホラン、塩化オキサリル、ホスゲンがある。好ましいのはオキシハロゲン化リンと五ハロゲン化リンである。完全な転換状態を得るには、式38の化合物に対して少なくとも0.33当量のオキシハロゲン化リン(すなわち、式18に対するオキシハロゲン化リンのモル比(reatio)が少なくとも0.33である)を使用するものとし、好ましくは約0.33から1.2当量の間で使用する。完全な転換状態を得るには、式38の化合物に対して少なくとも0.20当量の五ハロゲン化リンを使用するものとし、好ましくは約0.20から1.0当量の間で使用する。この反応には、R13がC〜Cアルキルである式38の化合物が好ましい。このハロゲン化に合った一般的な溶媒には、ジクロロメタン、クロロホルム、クロロブタンなどのハロゲン化アルカン、ベンゼン、キシレン、クロロベンゼンなどの芳香族溶媒、テトラヒドロフラン、p−ジオキサン、ジエチルエーテルなどのエーテル、アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミドなどの極性非プロトン性溶媒がある。任意に、トリエチルアミン、ピリジン、N,N−ジメチルアニリンなどの有機塩基を添加することも可能である。N,N−ジメチルホルムアミドなどの触媒の添加も任意である。好ましいのは、溶媒がアセトニトリルで塩基を使用しないプロセスである。一般に、アセトニトリル溶媒を用いるのであれば、塩基と触媒はいずれも必要ない。この好ましいプロセスは式38の化合物をアセトニトリル中で混合して行われる。続いて都合の良い時間をかけてハロゲン化試薬を加え、反応が終了するまで混合物を所望の温度で保持する。反応温度は一般に20℃からアセトニトリルの沸点の間であり、反応時間は一般に2時間未満である。この反応マスを、重炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウムなどの無機塩基、あるいは酢酸ナトリウムなどの有機塩基で中和する。所望の生成物である式37の化合物は、結晶化、抽出、蒸留をはじめとする当業者間で周知の方法で単離可能なものである。
あるいは、Rが異なるハロゲン(RがBrである式37を得る場合はClなど)またはp−トルエンスルホネート、ベンゼンスルホネートおよびメタンスルホネートなどのスルホン酸基である式37の対応する化合物を、適当なハロゲン化水素で処理することで、Rがハロゲンである式37の化合物を調製することが可能である。この方法によって、式37の開始化合物のRハロゲンまたはスルホネート置換基が、たとえばそれぞれ臭化水素または塩化水素からのBrまたはClに置換される。この反応は、ジブロモメタン、ジクロロメタンまたはアセトニトリルなどの好適な溶媒中で行われる。この反応は、圧力容器中にて大気圧または大気圧前後あるいは大気圧より高い圧力で実施可能なものである。式37の開始化合物のRがClなどのハロゲンである場合、反応で生成されるハロゲン化水素をスパージングまたは他の好適な手段で除去できるような方法で反応を行うと好ましい。この反応は約0から100℃の間で行うことが可能なものであり、最も都合がよいのは周囲温度(約10から40℃)前後、一層好ましくは約20から30℃である。ルイス酸触媒(RがBrである式37の調製では三臭化アルミニウム)を添加することで、反応を容易にできる場合がある。結晶化、抽出、蒸留をはじめとする当業者間で周知の通常の方法で、式37の生成物を単離する。このプロセスのさらに詳細については、実施例14で説明する。
がClまたはBrである式37の開始化合物は、すでに述べたようにして式38の対応する化合物から調製可能なものである。Rがスルホン酸基である式37の開始化合物も、ジクロロメタンなどの好適な溶媒中にて塩化スルホニル(p−トルエンスルホニルクロリドなど)および第三級アミン(トリエチルアミンなど)などの塩基で処理を行うなどの標準的な方法で、同様に式38の対応する化合物から調製可能である。このプロセスのさらに詳細については、実施例15で説明する。
がC〜CアルコキシまたはC〜Cハロアルコキシである式4dのピラゾールカルボン酸についても、スキーム21に概要を示す方法で調製可能である。
Figure 0003770495
式中、R13はC〜Cアルキルであり、Xは脱離基である。
この方法では、スキーム20で示したようなハロゲン化を行う代わりに、式38の化合物を酸化して式32aの化合物を得る。この酸化の反応条件は、スキーム19で式37の化合物を式32の化合物に転換する場合についてすでに述べたとおりである。
次に、塩基の存在下にてアルキル化剤CFCHX(39)と接触させることで、式32aの化合物をアルキル化して式32bの化合物を生成する。アルキル化剤39において、Xはハロゲン(Br、Iなど)、OS(O)CH(メタンスルホネート)、OS(O)CF、OS(O)Ph−p−CH(p−トルエンスルホネート)などの求核反応脱離基であり、メタンスルホネートでもうまくいく。この反応を少なくとも1当量の塩基の存在下で実施する。好適な塩基には、アルカリ金属(リチウム、ナトリウムまたはカリウムなど)炭酸塩および水酸化物などの無機塩基ならびに、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンおよび1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エンなどの有機塩基がある。この反応については溶媒中で行うのが普通であり、当該溶媒には、メタノールおよびエタノールなどのアルコール、ジクロロメタンなどのハロゲン化アルカン、ベンゼン、トルエンおよびクロロベンゼンなどの芳香族溶媒、テトラヒドロフランなどのエーテル、アセトニトリルなどの極性非プロトン性溶媒、アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミドなどが可能である。無機塩基と併用するのであればアルコールおよび極性非プロトン性溶媒が好ましい。塩基には炭酸カリウム、溶媒にはアセトニトリルが好ましい。この反応は約0から150℃で行うのが普通であり、最も一般的には周囲温度から100℃で行う。式32bの生成物については、抽出などの従来の手法で単離することが可能である。続いて、スキーム17で式32を式4dに転換する場合についてすでに述べたような方法で式32bのエステルを式4dのカルボン酸に転換することができる。スキーム21の方法に関するさらに詳しい実験内容については、実施例16で説明する。
式38の化合物を、スキーム22に概要を示す方法で式33の化合物から調製可能である。
Figure 0003770495
13はC〜Cアルキルである.
この方法では、塩基および溶媒の存在下で式33のヒドラジン化合物を式40の化合物(フマル酸エステルまたはマレイン酸エステルあるいはその混合物を使用できる)と接触させる。この塩基は一般に、ナトリウムメトキシド、カリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムエトキシド、カリウムtert−ブトキシド、リチウムtert−ブトキシドなどの金属アルコキシド塩である。この塩基を式33の化合物に対して0.5当量を超える量で使用するものとし、好ましくは0.9から1.3当量の間で使用する。また、式40の化合物を1.0当量を超える量で使用するものとし、好ましくは1.0から1.3当量の間で使用する。アルコール、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなど、極性プロトン性有機溶媒と極性非プロトン性有機溶媒とを使用することが可能である。好ましい溶媒は、メタノールやエタノールなどのアルコールである。アルコールがフマル酸エステルまたはマレイン酸エステルとアルコキシド塩基とを構成しているものと同一であると特に好ましい。この反応は一般に、式33の化合物と塩基とを溶媒中で混合して行われる。混合物を所望の温度まで加熱または冷却し、式40の化合物を一定の時間をかけて加えるようにしてもよい。一般に、反応温度は0℃から使用する溶媒の沸点までの間である。この反応は、溶媒の沸点を高める目的で大気圧よりも高い圧力下で実施してもよいものである。通常、約30から90℃の間の温度が好ましい。添加時間については、熱の移動が可能な程度に短くすることが可能である。一般的な添加時間は1分間から2時間の間である。最適な反応温度および添加時間は、式33および式40の化合物の性質によって変わってくる。添加後、反応混合物を反応温度で一定時間保持するようにしてもよい。反応温度次第で必要な保持時間が0から2時間まで変わることがある。一般的な保持時間は10から60分間である。次に、酢酸などの有機酸、あるいは塩酸、硫酸などの無機酸を添加し、反応マスを酸性化してもよい。反応条件と単離の手段によっては、式38の化合物の−CO13官能基が加水分解されて−COHに変わることがある。たとえば、反応混合物中に水が存在すると、このような加水分解が促進される可能性がある。カルボン酸(−COH)が形成された場合は、従来技術において周知のエステル化方法を利用してこれを転換し、R13がC〜Cアルキルである−CO13に戻すことが可能である。所望の生成物である式38の化合物については、結晶化、抽出または蒸留などの当業者間で周知の方法で単離することができる。
式Iの化合物の調製で上述した試薬および反応条件の中には、中間体中に含まれる特定の官能基と両立できないものがあることが知られている。このような場合は、保護/脱保護配列または官能基相互転換(interconversion)を合成に導入することで、所望の生成物を得る上での助けになるであろう。保護基の使い方とその選択肢に関しては化学合成分野の当業者であれば明らかであろう(たとえば、グリーン(Greene),T.W.、ウーツ(Wuts),P.G.M.、Protective Groups in Organic Synthesis、第2版、ワイリー(Wiley)、ニューヨーク、1991を参照のこと)。場合によっては、個々のスキームに示すように特定の試薬を導入後、ここでは詳細に述べていない常套の合成ステップを実施しなければ式Iの化合物の合成を終了できないことがある点は、当業者であれば分かるであろう。また、上記のスキームにて説明した複数のステップを、式Iの化合物を調製する目的で提示した特定のシーケンスに含まれる以外の順序で組み合わせて実施しなければならなくなる場合がある点も当業者であれば分かるであろう。
当業者が上記の説明を利用すれば、本発明による式Iの化合物を存分に調製することが可能であると思われる。したがって、以下の実施例は単なる一例にすぎないものとみなし、方法の如何を問わず本願の開示内容を限定することはないものとする。クロマトグラフィでの溶媒混合物の場合または別途記載の場合を除き、パーセンテージは重量比である。クロマトグラフィでの溶媒混合物の部およびパーセンテージは、特に明記しない限り容量比である。H NMRスペクトルを、テトラメチルシランを基準にした低磁場のppm値で示す。sは一重線を意味し、dは二重線を意味し、tは三重線を意味し、qは四重線を意味し、mは多重線を意味し、ddは二重線の二重線を意味し、dtは三重線の二重線を意味し、br sは広い一重線を意味する。
実施例1
2−[1−エチル−3−トリフルオロメチルピラゾール−5−イルカルバモイル]−3−メチル−N−(1−メチルエチル)ベンズアミドの調製
ステップA: 3−メチル−N−(1−メチルエチル)−2−ニトロベンズアミドの調製
3−メチル−2−ニトロ安息香酸(2.00g、11.0mmol)とトリエチルアミン(1.22g、12.1mmol)とをメチレンクロリド25mLに入れた溶液を10℃まで冷却した。クロロギ酸エチルを慎重に添加し、固形沈殿物を形成した。30分間攪拌した後、イソプロピルアミン(0.94g、16.0mmol)を添加したところ、均質な溶液が得られた。この反応物をさらに1時間攪拌し、水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機抽出物を水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、減圧下で蒸発させて所望の中間体1.96gを126〜128℃で溶融する白色固体として得た。
H NMR(CDCl)δ1.24(d,6H)、2.38(s,3H)、4.22(m,1H)、5.80(br s,1H)、7.4(m,3H)。
ステップB: 2−アミノ−3−メチル−N−(1−メチルエチル)ベンズアミドの調製
ステップAの2−ニトロベンズアミド(1.70g、7.6mmol)を、エタノール40mL中50psiにて5%Pd/C上で水素化した。水素の取り込みが停止したら、反応物をセライト(Celite)(登録商標)珪藻土濾過助剤で濾過し、このセライト(Celite)(登録商標)をエーテルで洗浄した。濾液を減圧下で蒸発させたところ、表題化合物1.41gが149〜151℃で溶融する固形物として得られた。
H NMR(CDCl)δ1.24(dd,6H)、2.16(s,3H)、4.25(m,1H)、5.54(br s,2H)、5.85(br s,1H)、6.59(t,1H)、7.13(d,1H)、7.17(d,1H)。
ステップC: 1−エチル−3−トリフルオロメチルピラゾール−5−イルカルボン酸の調製
N,N−ジメチルホルムアミド30mL中で攪拌した3−トリフルオロメチルピラゾール(5g、37mmol)と粉末炭酸カリウム(10g、72mmol)との混合物に、ヨードエタン(8g、51mmol)を滴下して加えた。穏やかな発熱後、反応物を室温にて一晩攪拌した。この反応混合物を、ジエチルエーテル100mLと水100mLとの間で配分した。エーテル層を分離し、水(3×)とブラインとで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させた。溶媒をin vacuoにて蒸発させたところ、油分4gが得られた。
ドライアイス/アセトン浴中にて窒素下でテトラヒドロフラン40mLの中で攪拌した上記の油分3.8gに、n−ブチルリチウム2.5Mをテトラヒドロフラン(43mmol)に入れた溶液17mLを滴下して加え、この溶液を−78℃で20分間攪拌した。過剰な気体状の二酸化炭素を、ほどよい速度で10分間攪拌溶液中に送って気泡化した。二酸化炭素を加えた後、反応物の温度を徐々に室温にし、一晩攪拌した。この反応混合物をジエチルエーテル(100mL)と0.5N水酸化ナトリウム溶液(100mL)とに配分した。塩基層を分離し、濃塩酸でpH2〜3まで酸性化した。この水性混合物を酢酸エチル(100mL)で抽出し、有機抽出物を水とブラインとで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させた。溶媒をin vacuoにて蒸発させた後に残った油状の残渣を少量の1−クロロブタンから固形物に粉末化した。濾過乾燥後、1−エチル−3−トリフルオロメチル−ピラゾール−5−イルカルボン酸(1.4g)のわずかに不純物の混じった試料が溶融範囲の広い(broad−melting)固形物として得られた。
H NMR(CDCl)δ1.51(t,3H)、4.68(q,2H)、7.23(s,1H)、9.85(br s,1H)。
ステップD: 2−[1−エチル−3−トリフルオロメチルピラゾール−5−イルカルバモイル]−3−メチル−N−(1−メチルエチル)ベンズアミドの調製
メチレンクロリド20mL中で攪拌した1−エチル−3−トリフルオロメチル−ピラゾール−5−イルカルボン酸(すなわちステップCの生成物)(0.5g、2.4mmol)の溶液に、塩化オキサリル(1.2mL、14mmol)を添加した。N,N−ジメチルホルムアミド2滴を添加すると、発泡と気泡の形成が起こった。この反応混合物を黄色の溶液として1時間還流加熱した。冷却後、溶媒をin vacuoにて除去し、得られた残渣をテトラヒドロフラン20mLに溶解させた。この攪拌溶液に、2−アミノ−3−メチル−N−(1−メチルエチル)ベンズアミド(すなわちステップBの生成物)(0.7g、3.6mmol)を添加した後、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(3mL、17mmol)を滴下して加えた。室温にて一晩攪拌後、反応混合物を酢酸エチル(100mL)と1N塩酸溶液(75mL)とに配分した。分離した有機層を水とブラインとで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させた。in vacuoでの蒸発によって白色固体残渣が得られ、これにシリカゲルでフラッシュカラムクロマトグラフィをほどこした(2:1ヘキサン/酢酸エチル)ところ、223〜226℃で溶融する本発明の化合物である表題化合物0.5gが得られた。
H NMR(DMSO−d)δ1.06(d,6H)、1.36(t,3H)、2.45(s,3H)、3.97(m,1H)、4.58(q,2H)、7.43〜7.25(m,3H)、7.45(s,1H)、8.05(d,1H)、10.15(s,1H)。
実施例2
N−[2−メチル−6−[[(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル]フェニル]−1−フェニル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの調製
ステップA: 2−メチル−1−フェニル−4−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾールの調製
1,1,1−トリフルオロペンタン−2,4−ジオン(20.0g、0.130モル)を氷酢酸(60mL)に入れた溶液を、氷/水浴を用いて7℃まで冷却した。フェニルヒドラジン(14.1g、0.130モル)を60分間の時間をかけて滴下して加えた。この添加時に反応マスの温度が15℃まで上昇した。得られたオレンジ色の溶液を周囲条件下で60分間保持した。浴温度65℃でロータリーエバポレータで留去することで酢酸バルクを除去した。残渣をメチレンクロリド(150mL)に溶解させた。この溶液を重炭酸ナトリウム溶液(水50mLに3g)で洗浄した。赤紫色の有機層を分離し、活性炭(2g)とMgSOとで処理した後、濾過した。ロータリーエバポレータで揮発性物質を除去した。粗生成物はバラ色の油分28.0gで構成され、これには所望の生成物が89%以内と1−フェニル−5−(トリフルオロメチル)−3−メチルピラゾール11%とが含まれていた。
H NMR(DMSO−d)δ2.35(s,3H)、6.76(s,1H)、7.6〜7.5(m,5H)。
ステップB: 1−フェニル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の調製
2−メチル−1−フェニル−4−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール(すなわちステップAの生成物)(〜89%、50.0g、0.221モル)の粗試料を水(400mL)およびセチルトリメチルアンモニウムクロリド(4.00g、0.011モル)と混合した。この混合物を95℃まで加熱した。過マンガン酸カリウムを8分以内の間隔で同じ分量ずつ10回添加した。この間は反応マスを95〜100℃に維持した。最後の添加後に、混合物を95〜100℃で15分以内の時間保持し、この時点ですでに過マンガン酸塩の紫色が出ていた。150mLの粗製(coarse)ガラスフリット漏斗に入れたセライト(Celite)(登録商標)珪藻土濾過助剤の1cmの床に反応マスを高温(〜75℃)のまま通して濾過した。濾過ケークを温(〜50℃)水で洗浄(3×100mL)した。この濾液と洗浄液との混合物をエーテルで抽出(2×100mL)し、少量の黄色の水不溶性物質を除去した。水性層を窒素でパージし、残留エーテルを除去した。この無色透明のアルカリ性溶液にpHが〜1.3(28g、0.28モル)に達するまで濃塩酸を滴下して加えて酸性化した。最初の三分の二を添加している間は気体が激しく発生した。生成物を濾過回収し、水で洗浄(3×40mL)した後、in vacuoにて55℃で一晩乾燥させた。この生成物は、白色の結晶性粉末11.7gで構成されており、H NMRでは基本的に純であった。
H NMR(CDCl)δ7.33(s,1H)、7.4〜7.5(m,5H)。
ステップC: 1−フェニル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−カルボニルクロリドの調製
1−フェニル−3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−5−カルボン酸(すなわち、ステップBの生成物)(4.13g、16.1mmol)の粗試料をメチレンクロリド(45mL)中に溶解させた。この溶液を塩化オキサリル(1.80mL、20.6mmol)で処理した後、N,N−ジメチルホルムアミド(0.010mL、0.13mmol)で処理した。N,N−ジメチルホルムアミド触媒を加えたすぐ後にオフガスの発生が始まった。反応混合物を周囲条件下で20分以内で攪拌した後、35分間の時間をかけて還流加熱した。浴温度55℃で反応混合物をロータリーエバポレータで留去して揮発性物質を除去した。この生成物は、明るい黄色の油分4.43gで構成されていた。H NMRで観察された唯一の不純物はN,N−ジメチルホルムアミドであった。
H NMR(CDCl)δ7.40(m,1H)、7.42(s,1H)、7.50〜7.53(m,4H)。
ステップD: N−[2−メチル−6−[[(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル]フェニル]−1−フェニル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの調製
ピリジン(4.0mL)に部分溶解させた3−メチル無水イサト酸(0.30g、1.7mmol)の試料を1−フェニル−3−(トリフルオロメチルピラゾール)−5−カルボキシルクロリド(すなわち、ステップCの生成物)(0.55g、1.9mmol)で処理した。混合物を2時間かけて95℃以内まで加熱した。得られたオレンジ色の溶液を29℃まで冷却した後、イソプロピルアミン(1.00g、16.9mmol)で処理した。反応マスを39℃まで発熱的に温めた。これをさらに30分間かけて55℃まで加熱したところ、この時点で多くの沈殿物が形成された。反応マスをジクロロメタン(150mL)に溶解させた。この溶液を酸水溶液(水45mL中に濃HCl5mL)で洗浄した後、塩基性水溶液(水50mL中に炭酸ナトリウム2g)で洗浄した。有機層をMgSO上で乾燥させ、濾過した後、ロータリーエバポレータで濃縮した。4mL以内まで減少すると、生成物結晶が形成された。スラリーをエーテル10mL以内で希釈すると、この時点でさらに多くの生成物が沈殿した。この生成物を濾過して単離し、エーテルで洗浄(2×10mL)した後、水で洗浄(2×50mL)した。ウェットケークをin vacuoにて70℃で30分間かけて乾燥させた。本発明の化合物である生成物は、260〜262℃で溶融するオフホワイトの粉末0.52gで構成されていた。
H NMR(DMSO−d)δ1.07(d,6H)、2.21(s,3H)、4.02(オクテット,1H)、7.2〜7.4(m,3H)、7.45〜7.6(m,6H)、8.10(d,1H)、10.31(s,1H)。
実施例3
N−[2−メチル−6−[[(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル]フェニル]−3−(トリフルオロメチル)−1−[3−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの調製
ステップA: 3−トリフルオロメチル−2−[3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]ピリジンの調製
2−クロロ−3−トリフルオロメチルピリジン(3.62g.、21mmol)と、3−トリフルオロ−メチルピラゾール(2.7g.、20mmol)と、炭酸カリウム(6.0g、43mmol)との混合物を100℃で18時間加熱した。冷却された反応混合物を氷/水(100mL)に加えた。混合物をエーテル(100mL)で2回抽出し、混合エーテル抽出物を水(100mL)で2回洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、油分になるまで濃縮した。溶離液としてヘキサン:酢酸エチルを8:1から4:1で用いてシリカゲルでクロマトグラフィを行ったところ、表題化合物(3.5g)が油分として得られた。
H NMR(CDCl)δ6.75(m,1H)、7.5(m,1H)、8.2(m,2H)、8.7(m,1H)。
ステップB: 3−(トリフルオロメチル)−1−[3−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の調製
実施例3・ステップAの表題化合物(3.4g、13mmol)の混合物をテトラヒドロフラン(30mL)に溶解させ、−70℃まで冷却した。リチウムジイソプロピルアミド(ヘプタン/テトラヒドロフラン(アルドリッチ(Aldrich))9.5mL中に2N、19mmol)を加え、得られた暗色の混合物を10分間攪拌した。この混合物に15分間ドライ二酸化炭素の気泡を通した。混合物を23℃まで温め、水(50mL)と1N水酸化ナトリウム(10mL)とで処理した。水性混合物をエーテル(100mL)で抽出した後、酢酸エチル(100mL)で抽出した。水性層を6N塩酸でpH1〜2まで酸性化し、ジクロロメタンで2回抽出した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させて濃縮し、表題化合物(1.5g)を得た。
H NMR(CDCl)δ7.6(m,1H)、7.95(m,1H)、8.56(m,1H)、8.9(m,1H)、14.2(br,1H)
ステップC: N−[2−メチル−6−[[(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル]フェニル]−3−(トリフルオロメチル)−1−[3−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの調製
実施例3・ステップBの表題化合物(0.54g、1.1mmol)と、実施例1・ステップBの表題化合物(0.44g、2.4mmol)と、BOPクロリド(ビス(2−オキソ−オキサゾリジニル)ホスフィニルクロリド、0.54g、2.1mmol)とをアセトニトリル(13mL)に加えた混合物を、トリエチルアミン(0.9mL)で処理した。この混合物を閉じたシンチレーションバイアル内で18時間振盪した。反応物を酢酸エチル(100mL)と1N塩酸とに配分した。酢酸エチル層を、1N塩酸(50mL)、1N水酸化ナトリウム(50mL)、飽和塩化ナトリウム溶液(50mL)で続けて洗浄した。有機層を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濃縮した。この残渣に、溶離液としてヘキサン/酢酸エチル(5:1から3:1)を用いてシリカゲルでのカラムクロマトグラフィ処理をほどこした。本発明の化合物である表題化合物(0.43g)を白色固体として単離した。m.p.227〜230℃。
H NMR(CDCl)δ1.2(m,6H)、4.15(m,1H)、5.9(br d,1H)、7.1(m,1H)、7.2(m,2H)、7.4(s,1H)、7.6(m,1H)、8.15(m,1H)、8.74(m,1H)、10.4(br,1H)。
実施例4
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[2−メチル−6−[[(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル]フェニル]−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの調製
ステップA: 3−クロロ−2−[3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]ピリジンの調製
2,3−ジクロロピリジン(99.0g、0.67mol)と3−(トリフルオロメチル)−ピラゾール(83g、0.61mol)とを乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(300mL)に加えた混合物に、炭酸カリウム(166.0g、1.2mol)を添加した後、48時間かけて反応物を110〜125℃まで加熱した。この反応物を100℃まで冷却し、セライト(Celite)(登録商標)珪藻土濾過助剤で濾過して固形分を除去した。N,N−ジメチルホルムアミドと過剰なジクロロピリジンとを大気圧での蒸留により除去した。減圧下で生成物を蒸留(b.p.139〜141℃、7mm)したところ、所望の中間体が透明な黄色の油分(113.4g)として得られた。
H NMR(CDCl)δ6.78(s,1H)、7.36(t,1H)、7.93(d,1H)、8.15(s,1H)、8.45(d,1H)。
ステップB: 1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の調製
−75℃で3−クロロ−2−[3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]ピリジン(すなわちステップAの生成物)(105.0g、425mmol)を乾燥テトラヒドロフラン(700mL)に入れた溶液に、リチウムジイソプロピルアミド(425mmol)を乾燥テトラヒドロフラン(300mL)に加えた−30℃の溶液を、カニューレを用いて添加した。深紅の溶液を15分間攪拌した後、溶液が淡黄色になり発熱が停止するまで−63℃で二酸化炭素を気泡で通した。反応物をさらに20分間攪拌し、続いて水(20mL)で急冷した。溶媒を減圧下にて除去し、反応混合物をエーテルと0.5N水酸化ナトリウム水溶液とに配分した。水性抽出物をエーテルで洗浄(3×)し、セライト(Celite)(登録商標)珪藻土濾過助剤で濾過して残留固形分を除去し、続いてpHが約4になるまで酸性化し、この時点でオレンジ色の油分が生成された。水性混合物を強く攪拌し、さらに酸を加えてpHを2.5〜3まで下げた。このオレンジ色の油分を固めて粒状の固形分とし、これを濾過し、水と1N塩酸とで続けて洗浄し、真空下で50℃にて乾燥させ、表題生成物をオフホワイトの固体(130g)として得た。(同様の手順に従って別途得た生成物は175〜176℃で溶融した。)
H NMR(DMSO−d)δ7.61(s,1H)、7.76(dd,1H)、8.31(d,1H)、8.60(d,1H)。
ステップC: 8−メチル−2H−3,1−ベンゾキサジン−2,4(1H)−ジオンの調製
2−アミノ−3−メチル安息香酸(6g)を乾燥1,4−ジオキサン(50mL)に入れた溶液に、クロロギ酸トリクロロメチル(8mL)を乾燥1,4−ジオキサン(25mL)に入れた溶液を、反応温度を25℃未満に維持するために氷水で冷却しながら滴下して加えた。この添加時に、白色の沈殿物が形成されはじめた。反応混合物を室温にて一晩攪拌した。沈殿した固形分を濾過して除去し、1,4−ジオキサン(2×20mL)とヘキサン(2×15mL)で洗浄して空気乾燥させ、オフホワイトの固体6.51gを得た。
H NMR(DMSO−d)δ2.33(s,3H)、7.18(t,1H)、7.59(d,1H)、7.78(d,1H)、11.0(br s,1H)。
ステップD: 2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンゾキサジン−4−オンの調製
ステップBで調製したカルボン酸生成物(146g、500mmol)をジクロロメタン(約2L)に加えた懸濁液に、N,N−ジメチルホルムアミド(20滴)と塩化オキサリル(67mL、750mmol)とを約5mLずつ約2時間かけて加えた。この添加時に激しい気体の発生が起こった。この反応混合物を室温にて一晩攪拌した。反応混合物をin vacuoにて濃縮し、粗酸クロリドを不透明なオレンジ色の混合物として得た。この物質をジクロロメタンに入れ、濾過して固形分を若干除去し、再度濃縮してさらに精製することなく使用した。粗酸クロリドをアセトニトリル(250mL)に溶解させ、ステップCの生成物をアセトニトリル(400mL)に入れた懸濁液に添加した。ピリジン(250mL)を加え、混合物を室温にて15分間攪拌した後、3時間還流加温した。得られた混合物を室温まで冷却し、一晩攪拌して固体マスを得た。さらにアセトニトリルを添加し、混合物を混合して濃いスラリーを生成した。固形分を回収し、冷アセトニトリルで洗浄した。固形分を空気乾燥させ、90℃で5時間in vacuoにて乾燥させてふわふわした白色固体144.8gを得た。
H NMR(CDCl)δ1.84(s,3H)、7.4(t,1H)、7.6(m,3H)、8.0(dd,1H)、8.1(s,1H)、8.6(d,1H)。
ステップE: 1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[2−メチル−6−[[(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル]フェニル]−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの調製
ステップDのベンゾキサジノン生成物(124g、300mmol)をジクロロメタン(500mL)に加えた懸濁液に、室温でイソプロピルアミン(76mL、900mmol)を滴下して加えた。この添加を行っている間、反応混合物の温度が上昇し、懸濁液が薄まった。続いて反応混合物を1.5時間還流加温した。新たな懸濁液が形成された。反応混合物を室温まで冷却し、ジエチルエーテル(1.3L)を加え、混合物を室温にて一晩攪拌した。固形分を回収し、エーテルで洗浄した。固形分を空気乾燥させた後、in vacuoにて90℃で5時間かけて乾燥させ、本発明の化合物である表題化合物122gを194〜196℃で溶融するふわふわした白色固体として得た。
H NMR(CDCl)δ1.23(d,6H)、2.21(s,3H)、4.2(m,1H)、5.9(d,1H)、7.2(t,1H)、7.3(m,2H)、7.31(s,1H)、7.4(m,1H)、7.8(d,1H)、8.5(d,1H)、10.4(s,1H)。
実施例5
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[2−メチル−6−[[(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル]フェニル]−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの別の調製法
実施例4・ステップBのようにして調製したカルボン酸生成物(28g、96mmol)をジクロロメタン(240mL)に入れた溶液を、N,N−ジメチルホルムアミド(12滴)および塩化オキサリル(15.8g、124mmol)に添加した。気体の発生が止まるまで(約1.5時間)反応混合物を室温にて攪拌した。反応混合物をin vacuoにて濃縮し、粗酸クロリドを油分として得て、これをさらに精製することなく使用した。粗酸クロリドをアセトニトリル(95mL)に溶解させ、実施例4・ステップCで調製したベンゾキサジン−2,4−ジオンをアセトニトリル(95mL)に入れた溶液に添加した。得られた混合物を室温にて攪拌(約30分)した。ピリジン(95mL)を添加し、混合物を約90℃まで加熱(約1時間)した。反応混合物を約35℃まで冷却し、イソプロピルアミン(25mL)を添加した。添加の間、反応混合物を発熱的に加温し、続いて約50℃で維持した(約1時間)。次に、反応混合物を氷水に注いで攪拌した。得られた沈殿物を濾過回収し、水で洗浄し、in vacuoにて一晩乾燥させ、本発明の化合物である表題化合物37.5gを黄褐色の固形分として得た。
H NMR(CDCl)δ1.23(d,6H)、2.21(s,3H)、4.2(m,1H)、5.9(d,1H)、7.2(t,1H)、7.3(m,2H)、7.31(s,1H)、7.4(m,1H)、7.8(d,1H)、8.5(d,1H)、10.4(s,1H)。
実施例6
N−[4−クロロ−2−メチル−6−[[(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル]フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの調製
ステップA: 2−アミノ−3−メチル−5−クロロ安息香酸の調製
2−アミノ−3−メチル安息香酸(アルドリッチ(Aldrich)、15.0g、99.2mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(50mL)に入れた溶液に、N−クロロコハク酸イミド(13.3g、99.2mmol)を添加し、反応混合物を30分間で100℃まで加熱した。熱を取り除き、反応物を室温まで冷却し、一晩放置した。続いて反応混合物をゆっくりと氷水(250mL)に注ぎ、白色固体を沈殿させた。固形分を濾過して水で4回洗浄した後、酢酸エチル(900mL)に入れた。この酢酸エチル溶液を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、減圧下にて蒸発させ、残留固形分をエーテルで洗浄し、所望の中間体を白色固体(13.9g)として得た。
H NMR(DMSO−d)δ2.11(s,3H)、7.22(s,1H)、7.55(s,1H)。
ステップB: 3−クロロ−2−[3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]ピリジンの調製
2,3−ジクロロピリジン(99.0g、0.67mol)と3−トリフルオロメチルピラゾール(83g、0.61mol)とを乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(300mL)に入れた混合物に、炭酸カリウム(166.0g、1.2mol)を添加した後、反応物を48時間かけて110〜125℃まで加熱した。この反応物を100℃まで冷却し、セライト(Celite)(登録商標)珪藻土濾過助剤で濾過し、固形分を除去した。N,N−ジメチルホルムアミドと過剰なジクロロピリジンとを大気(atomospheric)圧での蒸留により除去した。減圧(b.p.139〜141℃、7mm)で生成物を蒸留したところ、表題化合物が透明な黄色の油分(113.4g)として得られた。
H NMR(CDCl)δ6.78(s,1H)、7.36(t,1H)、7.93(d,1H)、8.15(s,1H)、8.45(d,1H)。
ステップC: 1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の調製
−75℃でステップBのピラゾール生成物(105.0g、425mmol)を乾燥テトラヒドロフラン(700mL)に入れた溶液に、リチウムジイソプロピルアミド(425mmol)を乾燥テトラヒドロフラン(300mL)に加えた−30℃の溶液を、カニューレを用いて添加した。深紅の溶液を15分間攪拌した後、溶液が淡黄色になり発熱が停止するまで−63℃で二酸化炭素を気泡で通した。反応物をさらに20分間攪拌し、続いて水(20mL)で急冷した。溶媒を減圧下にて除去し、反応混合物をエーテルと0.5N水酸化ナトリウム水溶液とに配分した。水性抽出物をエーテルで洗浄(3×)し、セライト(Celite)(登録商標)珪藻土濾過助剤で濾過して残留固形分を除去し、続いてpHが約4になるまで酸性化し、この時点でオレンジ色の油分が生成された。水性混合物を強く攪拌し、さらに酸を加えてpHを2.5〜3まで下げた。このオレンジ色の油分を固めて粒状の固形分とし、これを濾過し、水と1N塩酸とで続けて洗浄し、真空下で50℃にて乾燥させ、表題生成物をオフホワイトの固体(130g)として得た。(同様の手順に従って別途得た生成物は175〜176℃で溶融した。)
H NMR(DMSO−d)δ7.61(s,1H)、7.76(dd,1H)、8.31(d,1H)、8.60(d,1H)。
ステップD: 6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンゾキサジン−4−オンの調製
塩化メタンスルホニル(2.2mL、28.3mmol)をアセトニトリル(75mL)に入れた溶液を、ステップCのカルボン酸生成物(7.5g、27.0mmol)とトリエチルアミン(3.75mL、27.0mmol)とをアセトニトリル(75mL)に入れた混合物に0〜5℃で滴下して加えた。その後、試薬の連続添加時には反応温度を0℃で維持した。20分間攪拌後、ステップAの2−アミノ−3−メチル−5−クロロ安息香酸(5.1g、27.0mmol)を加え、さらに5分間攪拌を続けた。次に、トリエチルアミン(7.5mL、54.0mmol)をアセトニトリル(15mL)に入れた溶液を滴下し、反応混合物を45分間攪拌した後、塩化メタンスルホニル(2.2mL、28.3mmol)を加えた。続いてこの反応混合物を室温まで温め、一晩攪拌した。さらに水約75mLを加えたところ、黄色の固形分5.8gが沈殿した。濾液からの抽出でさらに1gの生成物を単離し、合計で6.8gの表題化合物を黄色の固形分として得た。
H NMR(CDCl)δ1.83(s,3H)、7.50(s,1H)、7.53(m,2H)、7.99(m,2H)、8.58(d,1H)。
ステップE: N−[4−クロロ−2−メチル−6−[[(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル]フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの調製
ステップDのベンゾキサジノン生成物(5.0g、11.3mmol)のテトラヒドロフラン(35mL)溶液にイソプロピルアミン(2.9mL、34.0mmol)のテトラヒドロフラン(10mL)溶液を室温で滴下して加えた。続いてすべての固形分が溶解するまで反応混合物を温め、さらに5分間攪拌し、この時点でシリカゲルでの薄層クロマトグラフィを行ったところ、反応が完了していることが確認された。テトラヒドロフラン溶媒を減圧下にて蒸発させ、残留固形分をシリカゲル上でのクロマトグラフィで精製した後、エーテル/ヘキサンを用いて粉末化して本発明の化合物である表題化合物を195〜196℃で溶融する固形分(4.6g)として得た。
H NMR(CDCl)δ1.21(d,6H)、2.17(s,3H)、4.16(m,1H)、5.95(br d,1H)、7.1〜7.3(m,2H)、7.39(s,1H)、7.4(m,1H)、7.84(d,1H)、8.50(d,1H)、10.24(br s,1H)。
実施例7
N−[4−クロロ−2−メチル−6−[(メチルアミノ)カルボニル]フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの調製
実施例6・ステップDのベンゾキサジノン生成物(4.50g、10.18mmol)をテトラヒドロフラン(THF;70mL)に入れた溶液をメチルアミン(THF中2.0M溶液15mL、30.0mmol)に滴下して加え、反応混合物を室温にて5分間攪拌した。テトラヒドロフラン溶媒を減圧下にて蒸発させ、残留固形分をシリカゲル上でのクロマトグラフィによって精製し、本発明の化合物である表題化合物4.09gを185〜186℃で溶融する白色固体として得た。
H NMR(DMSO−d)δ2.17(s,3H)、2.65(d,3H)、7.35(d,1H)、7.46(dd,1H)、7.65(dd,1H)、7.74(s,1H)、8.21(d,1H)、8.35(br q,1H)、8.74(d,1H)、10.39(s,1H)。
実施例8
3−クロロ−N−[4−クロロ−2−メチル−6−[[(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル]フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの調製
ステップA: 3−クロロ−N,N−ジメチル−1H−ピラゾール−1−スルホンアミドの調製
−78℃でN−ジメチルスルファモイルピラゾール(188.0g、1.07mol)を乾燥テトラヒドロフラン(1500mL)に入れた溶液を、2.5Mのn−ブチルリチウム(472mL、1.18mol)をヘキサンに入れた溶液に、温度を−65℃未満に維持したまま滴下して加えた。添加終了時、反応混合物を−78℃でさらに45分間維持した後、ヘキサクロルエタン(279g、1.18mol)をテトラヒドロフラン(120mL)に入れた溶液を滴下して加えた。反応混合物を−78℃で1時間維持し、−20℃まで温め、水(1L)で急冷した。反応混合物をメチレンクロリドで抽出(4×500mL)し、有機抽出物を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濃縮した。溶離液としてメチレンクロリドを用いてシリカゲル上で粗生成物をクロマトグラフィでさらに精製し、表題生成物の化合物を黄色の油分(160g)として得た。
H NMR(CDCl)δ3.07(d,6H)、6.33(s,1H)、7.61(s,1H)。
ステップB: 3−クロロピラゾールの調製
トリフルオロ酢酸(290mL)にステップAのクロロピラゾール生成物(160g)を滴下して加え、反応混合物を室温にて1.5時間攪拌した後、減圧で濃縮した。残渣をヘキサンに入れ、不溶性固形分を濾別し、ヘキサンを濃縮して粗生成物を油分として得た。この粗生成物を、溶離液としてエーテル/ヘキサン(40:60)を用いるシリカゲル上でのクロマトグラフィでさらに精製し、表題生成物を黄色の油分(64.44g)として得た。
H NMR(CDCl)δ6.39(s,1H)、7.66(s,1H)、9.6(br s,1H)。
ステップC: 3−クロロ−2−(3−クロロ−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジンの調製
2,3−ジクロロピリジン(92.60g、0.629mol)と3−クロロピラゾール(すなわち、ステップBの生成物)(64.44g、0.629mol)とをN,N−ジメチルホルムアミド(400mL)に入れた混合物に、炭酸カリウム(147.78g、1.06mol)を加え、続いて反応混合物を36時間で100℃まで加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、ゆっくりと氷水に注いだ。沈殿した固形分を濾過し、水で洗浄した。固形の濾過ケークを酢酸エチルに入れ、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濃縮した。この粗固形分に、溶離液として20%酢酸エチル/ヘキサンを用いてシリカゲルでのクロマトグラフィ処理をほどこし、表題生成物を白色固体(39.75g)として得た。
H NMR(CDCl)δ6.43(s,1H)、7.26(m,1H)、7.90(d,1H)、8.09(s,1H)、8.41(d,1H)。
ステップD: 3−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の調製
−78℃でステップCのピラゾール生成物(39.75g、186mmol)を乾燥テトラヒドロフラン(400mL)に入れた溶液に、2.0Mリチウムジイソプロピルアミド(93mL、186mmol)をテトラヒドロフランに入れた溶液を滴下して加えた。この琥珀色の溶液に二酸化炭素を14分間気泡で通すと、溶液が淡い茶色を帯びた黄色になった。1N水酸化ナトリウム水溶液を用いて上記の反応物を塩基性にし、エーテルで抽出(2×500mL)した。水性抽出物を6N塩酸で酸性化し、酢酸エチルで抽出(3×500mL)した。抽出された酢酸エチルを硫酸マグネシウム上で乾燥させて濃縮し、表題生成物をオフホワイトの固体(42.96g)として得た。(同様の手順に従って別途得た生成物は198〜199℃で溶融した。)
H NMR(DMSO−d)δ6.99(s,1H)、7.45(m,1H)、7.93(d,1H)、8.51(d,1H)。
ステップE: 6−クロロ−2−[3−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンゾキサジン−4−オンの調製
塩化メタンスルホニル(6.96g、61.06mmol)をアセトニトリル(150mL)に入れた溶液に、−5℃でステップDのカルボン酸生成物(15.0g、58.16mmol)とトリエチルアミン(5.88g、58.16mmol)とをアセトニトリル(150mL)に入れた混合物を滴下して加えた。続いて反応混合物を0℃で30分間攪拌した。次に、実施例6・ステップAの2−アミノ−3−メチル−5−クロロ安息香酸(10.79g、58.16mmol)を加え、さらに10分間攪拌を続けた。次に、温度を10℃未満に維持したままトリエチルアミン(11.77g、116.5mmol)をアセトニトリルに入れた溶液を滴下して加えた。反応混合物を0℃で60分間攪拌した後、塩化メタンスルホニル(6.96g、61.06mmol)を加えた。反応混合物を室温まで温め、さらに2時間攪拌した。続いて反応混合物を濃縮し、この粗生成物に溶離液としてメチレンクロリドを用いてシリカゲルでのクロマトグラフィ処理をほどこし、表題生成物を黄色の固形分(9.1g)として得た。
H NMR(CDCl)δ1.81(s,3H)、7.16(s,1H)、7.51(m,2H)、7.98(d,2H)、8.56(d,1H)。
ステップF: 3−クロロ−N−[4−クロロ−2−メチル−6−[[(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル]フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの調製
ステップEのベンゾキサジノン生成物(6.21g、15.21mmol)をテトラヒドロフラン(100mL)に入れた溶液に、イソプロピルアミン(4.23g、72.74mmol)を加えた後、反応混合物を60℃まで加熱し、1時間攪拌後、室温まで冷却した。テトラヒドロフラン溶媒を減圧下にて蒸発させ、残留固形分をシリカゲル上でのクロマトグラフィによって精製し、本発明の化合物である表題化合物を173〜175℃で溶融する白色固体(5.05g)として得た。
H NMR(CDCl)δ1.23(d,6H)、2.18(s,3H)、4.21(m,1H)、5.97(d,1H)、7.01(m,1H)、7.20(s,1H)、7.24(s,1H)、7.41(d,1H)、7.83(d,1H)、8.43(d,1H)、10.15(br s,1H)。
実施例9
3−クロロ−N−[4−クロロ−2−メチル−6−[(メチルアミノ)カルボニル]フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの調製
実施例8・ステップEのベンゾキサジノン生成物(6.32g、15.47mmol)をテトラヒドロフラン(50mL)に入れた溶液に、メチルアミン(THF中2.0M溶液、38mL、77.38mmol)を加え、反応混合物を60℃まで加熱し、1時間攪拌後、室温まで冷却した。テトラヒドロフラン溶媒を減圧下にて蒸発させ、残留固形分をシリカゲル上でのクロマトグラフィによって精製し、本発明の化合物である表題化合物を225〜226℃で溶融する白色固体(4.57g)として得た。
H NMR(CDCl)δ2.15(s,3H)、2.93(s,3H)、6.21(d,1H)、7.06(s,1H)、7.18(s,1H)、7.20(s,1H)、7.42(m,1H)、7.83(d,1H)、8.42(d,1H)、10.08(br s,1H)。
実施例10
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−メチル−6−[[(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル]フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの調製
ステップA: 3−ブロモ−N,N−ジメチル−1H−ピラゾール−1−スルホンアミドの調製
−78℃でN−ジメチルスルファモイルピラゾール(44.0g、0.251mol)を乾燥テトラヒドロフラン(500mL)に入れた溶液に、温度を−60℃未満に維持したままn−ブチルリチウム(ヘキサン中2.5M、105.5mL、0.264mol)の溶液を滴下して加えた。この添加の間に濃い固形分が形成された。添加終了時、反応混合物をさらに15分間維持した後、温度を−70℃未満に維持したまま、1,2−ジブロモテトラクロルエタン(90g、0.276mol)をテトラヒドロフラン(150mL)に入れた溶液を滴下して加えた。反応混合物は透明なオレンジ色に変化した。さらに15分間攪拌を続けた。−78℃の浴を除去し、反応物を水(600mL)で急冷した。反応混合物をメチレンクロリドで抽出(4×)し、有機抽出物を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濃縮した。メチレンクロリド/ヘキサン(50:50)を溶離液として用いるシリカゲルでのクロマトグラフィによって粗生成物をさらに精製し、表題生成物を無色透明な油分(57.04g)として得た。
H NMR(CDCl)δ3.07(d,6H)、6.44(m,1H)、7.62(m,1H)。
ステップB: 3−ブロモピラゾールの調製
トリフルオロ酢酸(70mL)にステップAのブロモピラゾール生成物(57.04g)をゆっくりと加えた。反応混合物を室温にて30分間攪拌した後、減圧で濃縮した。残渣をヘキサンに入れ、不溶性固形分を濾別し、ヘキサンを蒸発させて粗生成物を油分として得た。酢酸エチル/ジクロロメタン(10:90)を溶離液として用いるシリカゲル上でのクロマトグラフィによって粗生成物をさらに精製し、油分を得た。この油分をジクロロメタンに入れ、重炭酸ナトリウム水溶液で中和し、メチレンクロリドで抽出(3×)し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濃縮して表題生成物をm.p.61〜64℃の白色固体(25.9g)として得た。
H NMR(CDCl)δ6.37(d,1H)、7.59(d,1H)、12.4(br s,1H)。
ステップC: 2−(3−ブロモ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−クロロピリジンの調製
2,3−ジクロロピリジン(27.4g、185mmol)と3−ブロモピラゾール(すなわち、ステップBの生成物)(25.4g、176mmol)とを乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(88mL)に入れた混合物に、炭酸カリウム(48.6g、352mmol)を加え、反応混合物を18時間で125℃まで加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、氷水(800mL)に注いだ。沈殿物が形成された。沈殿した固形分を1.5時間攪拌し、濾過し、水で洗浄(2×100mL)した。固体の濾過ケークをメチレンクロリドに入れ、水、1N塩酸、飽和重炭酸ナトリウム水溶液、ブラインで続けて洗浄した。続いて有機抽出物を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濃縮して桃色の固形分39.9gを得た。粗固形分をヘキサンに懸濁させ、1時間強く攪拌した。固形分を濾過し、ヘキサンで洗浄し、乾燥させ、NMRにより純度>94%であると判断された表題生成物をオフホワイトの粉末(30.4g)として得た。この物質をさらに精製することなくステップDで使用した。
H NMR(CDCl)δ6.52(s,1H)、7.30(dd,1H)、7.92(d,1H)、8.05(s,1H)、8.43(d,1H)。
ステップD: 3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の調製
−76℃でステップCのピラゾール生成物(30.4g、118mmol)を乾燥テトラヒドロフラン(250mL)に入れた溶液に、リチウムジイソプロピルアミド(118mmol)をテトラヒドロフランに入れた溶液を、−71℃未満の温度を維持できるような速度で滴下して加えた。反応混合物を−76℃で15分間攪拌した後、10分間二酸化炭素の気泡を通し、−57℃まで温めた。反応混合物を−20℃まで温め、水で急冷した。この反応混合物を濃縮した後、水(1L)とエーテル(500mL)とに入れ、さらに水酸化ナトリウム水溶液(1N、20mL)を添加した。水性抽出物をエーテルで洗浄し、塩酸で酸性化した。沈殿した固形分を濾過し、水で洗浄し、乾燥させて表題生成物を黄褐色の固形分(27.7g)として得た。(同様の手順に従って別途得た生成物は200〜201℃で溶融した。)
H NMR(DMSO−d)δ7.25(s,1H)、7.68(dd,1H)、8.24(d,1H)、8.56(d,1H)。
ステップE: 2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンゾキサジン−4−オンの調製
実施例6・ステップDと同様の手順で、実施例10・ステップDのピラゾールカルボン酸生成物(1.5g、4.96mmol)と2−アミノ−3−メチル−5−クロロ安息香酸(0.92g、4.96mmol)とを固形分(1.21g)として表題生成物に転換した。
H NMR(CDCl)δ2.01(s,3H)、7.29(s,1H)、7.42(d,1H)、7.95(d,1H)、8.04(m,1H)、8.25(s,1H)、8.26(d,1H)。
ステップF: 3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−メチル−6−[[(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル]フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの調製
ステップEのベンゾキサジノン生成物(0.20g、0.44mmol)をテトラヒドロフランに入れた溶液に、イソプロピルアミン(0.122mL、1.42mmol)を加え、反応混合物を90分間で60℃まで加熱した後、室温まで冷却した。テトラヒドロフラン溶媒を減圧下にて蒸発させ、残留固形分をエーテルで粉末化し、濾過し、乾燥させ、本発明の化合物である表題化合物をm.p.159〜161℃の固形分(150mg)として得た。
H NMR(CDCl)δ1.22(d,6H)、2.19(s,3H)、4.21(m,1H)、5.99(m,1H)、7.05(m,1H)、7.22(m,2H)、7.39(m,1H)、7.82(d,1H)、8.41(d,1H)。
実施例11
3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−メチル−6−[(メチルアミノ)カルボニル]フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの調製
実施例10・ステップEのベンゾキサジノン生成物(0.20g、0.44mmol)をテトラヒドロフランに入れた溶液に、メチルアミン(THF中2.0M溶液、0.514mL、1.02mmol)を加え、反応混合物を90分間で60℃まで加熱し、室温まで冷却した。テトラヒドロフラン溶媒を減圧下にて蒸発させ、残留固形分をエーテルで粉末化し、濾過し、乾燥させ、本発明の化合物である表題化合物をm.p.162〜164℃の固形分(40mg)として得た。
H NMR(CDCl)δ2.18(s,3H)、2.95(s,3H)、6.21(m,1H)、7.10(s,1H)、7.24(m,2H)、7.39(m,1H)、7.80(d,1H)、8.45(d,1H)。
以下の実施例12は、たとえば実施例8および9に示すような別のステップによって、3−クロロ−N−[4−クロロ−2−メチル−6−[[(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル]フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドおよび3−クロロ−N−[4−クロロ−2−メチル−6−[(メチルアミノ)カルボニル]フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの調製に用いることができる、3−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の別の調製法について説明するものである。
実施例12
3−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の調製
ステップA: エチル2−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−オキソ−3−ピラゾリジンカルボキシレート(あるいはエチル1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−ピラゾリジノン−5−カルボキシレートと呼ばれることもある)の調製
機械的攪拌装置、温度計、添加用漏斗、還流凝縮器、窒素注入口を取り付けた2L容の四首フラスコに、無水エタノール(250mL)とナトリウムエトキシドをエタノールに溶解させた溶液(21%、190mL、0.504mol)とを仕込んだ。この混合物を約83℃で還流加熱した。次に、これを3−クロロ−2(1H)−ピリジノンヒドラゾン(68.0g、0.474mol)で処理した。混合物を5分間の時間をかけて再度還流加熱した。黄色のスラリーを5分間の時間をかけてマレイン酸ジエチル(88.0mL、0.544mol)で滴下処理した。添加を行っている間、還流速度が大幅に増加した。添加が終了するまでに、すべての開始材料が溶解された。得られた朱色の溶液を10分間還流状態に保持した。65℃まで冷却後、反応混合物を氷酢酸(50.0mL、0.873mol)で処理した。沈殿物が形成された。この混合物を水(650mL)で希釈し、沈殿物を溶解させた。オレンジ色の溶液を氷浴中で冷却した。28℃で生成物が沈殿しはじめた。スラリーを約2℃で2時間保持した。生成物を濾過により単離し、水性エタノールで洗浄(40%、3×50mL)した後、フィルタ上で約1時間空気乾燥させた。表題生成物の化合物が、結晶性の高い明るいオレンジ色の粉末(70.3g、収率55%)として得られた。H NMRでは有意な不純物は特に観察されなかった。
H NMR(DMSO−d)δ1.22(t,3H)、2.35(d,1H)、2.91(dd,1H)、4.20(q,2H)、4.84(d,1H)、7.20(dd,1H)、7.92(d,1H)、8.27(d,1H)、10.18(s,1H)。
ステップB: エチル3−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(あるいはエチル1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−クロロ−2−ピラゾリン−5−カルボキシレートと呼ばれることもある)の調製
機械的攪拌装置、温度計、還流凝縮器、窒素注入口を取り付けた2L容の四首フラスコに、アセトニトリル(1000mL)と、エチル2−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−オキソ−3−ピラゾリジンカルボキシレート(すなわち、ステップAの生成物)(91.0g、0.337mol)と、オキシ塩化リン(35.0mL、0.375mol)とを仕込んだ。オキシ塩化リンを加えたときに、混合物が22℃から25℃に自己加熱され、沈殿物が形成された。明るい黄色のスラリーを35分間の時間をかけて83℃で還流加熱し、この時点で沈殿物が溶解された。得られたオレンジ色の溶液を45分間還流状態に保持し、この時点で暗い緑色になっていた。還流凝縮器を蒸留ヘッドに入れ替え、溶媒650mLを蒸留により除去した。機械的攪拌装置を取り付けた2L容の第2の四首フラスコに、重炭酸ナトリウム(130g、1.55mol)と水(400mL)とを仕込んだ。濃縮された反応混合物を15分間の時間をかけて重炭酸ナトリウムのスラリーに加えた。得られた二相混合物を20分間強く攪拌し、この時点で気体の発生は止まっていた。この混合物をジクロロメタン(250mL)で希釈した後、50分間攪拌した。混合物をセライト(Celite)(登録商標) 545珪藻土濾過助剤(11g)で処理した後で濾過し、相の分離を阻害する黒色でタール状の物質を除去した。濾液をゆっくりと分離させて相同士を区別できるようにし、これをジクロロメタン(200mL)と水(200mL)とで希釈し、さらに多くのセライト(Celite)(登録商標) 545(15g)を用いて処理した。混合物を濾過し、濾液を分液漏斗に移した。重く深緑色の有機層が分離された。ラグ(rag)層(50mL)を再度濾過した後、有機層に加えた。有機溶液(800mL)を硫酸マグネシウム(30g)とシリカゲル(12g)とで処理し、スラリーを30分間磁気的に攪拌した。このスラリーを濾過して深い青緑色になっていた硫酸マグネシウムとシリカゲルを除去した。濾過ケークをジクロロメタン(100mL)で洗浄した。濾液をロータリーエバポレータで濃縮した。生成物は暗い琥珀色の油分(92.0g、収率93%)で構成されていた。H NMRで観察された唯一の目立つ不純物は1%の開始材料と0.7%のアセトニトリルであった。
H NMR(DMSO−d)δ1.15(t,3H)、3.26(dd,1H)、3.58(dd,1H)、4.11(q,2H)、5.25(dd,1H)、7.00(dd,1H)、7.84(d,1H)、8.12(d,1H)。
ステップC: エチル3−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(あるいはエチル1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−クロロピラゾール−5−カルボキシレートと呼ばれることもある)の調製
機械的攪拌装置、温度計、還流凝縮器、窒素注入口を取り付けた2L容の四首フラスコに、エチル3−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(すなわち、ステップBの生成物)(純度95%、99.5g、0.328mol)と、アセトニトリル(1000mL)と、硫酸(98%、35.0mL、0.661mol)とを仕込んだ。硫酸を加えたときに混合物が22℃から35℃に自己加熱された。数分間攪拌後、混合物を過硫酸カリウム(140g、0.518mol)で処理した。スラリーを84℃で4.5時間還流加熱した。まだ温かい(50〜65℃)、得られたオレンジ色のスラリーを濾過して細かい白色の沈殿物を除去した。濾過ケークをアセトニトリル(50mL)で洗浄した。濾液をロータリーエバポレータで約500mLまで濃縮した。機械的攪拌装置を取り付けた2L容の第2の四首フラスコに水(1250mL)を仕込んだ。この水に、約5分間の時間をかけて濃縮された反応マスを加えた。生成物を濾過によって単離し、アセトニトリル溶液(25%、3×125mL)で洗浄し、水(100mL)で1回洗浄した後、in vacuoにて室温で一晩乾燥させた。この生成物はオレンジ色の結晶性粉末(79.3g、収率82%)で構成されていた。H NMRで観察された唯一の目立つ不純物は約1.9%の水と0.6%のアセトニトリルであった。
H NMR(DMSO−d)δ1.09(t,3H)、4.16(q,2H)、7.31(s,1H)、7.71(dd,1H)、8.38(d,1H)、8.59(d,1H)。
ステップD: 3−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸(あるいは1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−クロロピラゾール−5−カルボン酸と呼ばれることもある)の調製
機械的攪拌装置、温度計、窒素注入口を取り付けた1L容の四首フラスコに、エチル3−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(すなわち、ステップCの生成物)(純度97.5%、79.3g、0.270mol)と、メタノール(260mL)と、水(140mL)と、水酸化ナトリウムペレット(13.0g、0.325mol)とを仕込んだ。水酸化ナトリウムを加えたときに、混合物が22℃から35℃に自己加熱された、開始材料が溶解しはじめた。周囲条件下で45分間の攪拌後、すべての開始材料が溶解された。得られた深い橙褐色の溶液をロータリーエバポレータで約250mLまで濃縮した。次に、濃縮された反応混合物を水(400mL)で希釈した。水溶液をエーテル(200mL)で抽出した。次に、磁気攪拌装置を取り付けた1L容のエルレンマイヤーフラスコに水性層を移した。この溶液を約10分間の時間をかけて濃塩酸(36.0g、0.355mol)で滴下処理した。生成物を濾過により単離し、水(2×200mL)を用いて再度スラリー化し、水(100mL)で1回被覆洗浄(cover wash)した後、フィルタ上で1.5時間空気乾燥させた。この生成物は明るい茶色の結晶性粉末(58.1g、収率83%)で構成されていた。約0.7%のエーテルがH NMRで観察された唯一の目立つ不純物であった。
H NMR(DMSO−d)δ7.20(s,1H)、7.68(dd,1H)、8.25(d,1H)、8.56(d,1H)、13.95(br s,1H)。
以下の実施例13は、たとえば実施例10および11に示すステップで、3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−メチル−6−[[(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル]フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドおよび3−ブロモ−N−[4−クロロ−2−メチル−6−[(メチルアミノ)カルボニル]フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを調製するのに使用できる、3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の別の調製法について説明するものである。
実施例13
3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の調製
ステップA1: オキシ臭化リンを使用する、エチル3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(あるいはエチル1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−ブロモ−2−ピラゾリン−5−カルボキシレートと呼ばれることもある)の調製
機械的攪拌装置、温度計、還流凝縮器、窒素注入口を取り付けた1L容の四首フラスコに、アセトニトリル(400mL)と、エチル2−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−オキソ−3−ピラゾリジンカルボキシレート(すなわち、実施例12・ステップAの生成物)(50.0g、0.185mol)と、オキシ臭化リン(34.0g、0.119mol)とを仕込んだ。オレンジ色のスラリーを20分間の時間をかけて83℃で還流加熱した。このようにして得られた、濁ったオレンジ色の溶液を75分間還流状態に保持し、この時点で密で黄褐色の結晶性沈殿が形成されていた。還流凝縮器を蒸留ヘッドと入れ替え、曇った無色の蒸留物(300mL)を回収した。機械的攪拌装置を取り付けた1L容の第2の四首フラスコに、重炭酸ナトリウム(45g、0.54mol)と水(200mL)とを仕込んだ。濃縮された反応混合物を5分間の時間をかけて重炭酸ナトリウムスラリーに加えた。得られた二相混合物を5分間強く攪拌し、この時点で気体の発生は止まっていた。この混合物をジクロロメタン(200mL)で希釈した後、75分間攪拌した。混合物をセライト(Celite)(登録商標) 545珪藻土濾過助剤5gで処理した後、濾過して茶色でタール状の物質を除去した。濾液を分液漏斗に移した。茶色の有機層(400mL)を分離した後、硫酸マグネシウム(15g)とダルコ(Darco)(登録商標) G60活性炭(2.0g)とで処理した。得られたスラリーを15分間磁気的に攪拌した後、濾過して硫酸マグネシウムと炭とを除去した。緑色の濾液をシリカゲル(3g)で処理し、数分間攪拌した。深い青緑色のシリカゲルを濾過により除去し、濾液をロータリーエバポレータで濃縮した。この生成物は明るい琥珀色の油分(58.6g、収率95%)で構成され、これを放置しておくと結晶化した。H NMRで観察された唯一の目立つ不純物は0.3%のアセトニトリルであった。
H NMR(DMSO−d)δ1.15(t,3H)、3.29(dd,1H)、3.60(dd,1H)、4.11(q,2H)、5.20(dd,1H)、6.99(dd,1H)、7.84(d,1H)、8.12(d,1H)。
ステップA2: 五臭化リンを使用する、エチル3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートの調製
機械的攪拌装置、温度計、還流凝縮器、窒素注入口を取り付けた1L容の四首フラスコに、アセトニトリル(330mL)と、エチル2−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−オキソ−3−ピラゾリジンカルボキシレート(すなわち、実施例12・ステップAの生成物)(52.0g、0.193mol)と、五臭化リン(41.0g、0.0952mol)とを仕込んだ。オレンジ色のスラリーを20分間の時間をかけて84℃で還流加熱した。得られた赤レンガ色の混合物を90分間還流状態に保持し、この時点で密で黄褐色の結晶性沈殿が形成されていた。還流凝縮器を蒸留ヘッドに入れ替え、曇った無色の蒸留物(220mL)を回収した。機械的攪拌装置を取り付けた1L容の第2の四首フラスコに重炭酸ナトリウム(40g、0.48mol)と水(200mL)とを仕込んだ。濃縮された反応混合物を5分間の時間をかけて重炭酸ナトリウムスラリーに加えた。得られた二相混合物を10分間強く攪拌し、この時点で気体の発生は止まっていた。この混合物をジクロロメタン(200mL)で希釈した後、10分間攪拌した。混合物をセライト(Celite)(登録商標) 545珪藻土濾過助剤(5g)で処理した後、濾過して紫色のタール状物質を除去した。濾過ケークをジクロロメタン(50mL)で洗浄した。濾液を分液漏斗に移した。赤紫色の有機層(400mL)を分離した後、硫酸マグネシウム(15g)とダルコ(Darco)(登録商標) G60活性炭(2.2g)とで処理した。スラリーを40分間磁気的に攪拌した。このスラリーを濾過して硫酸マグネシウムと炭とを除去した。濾液をロータリーエバポレータで濃縮した。この生成物は暗い琥珀色の油分(61.2g、収率95%)で構成され、これを放置しておくと結晶化された。H NMRで観察された唯一の目立つ不純物は0.7%のアセトニトリルであった。
H NMR(DMSO−d)δ1.15(t,3H)、3.29(dd,1H)、3.60(dd,1H)、4.11(q,2H)、5.20(dd,1H)、6.99(dd,1H)、7.84(d,1H)、8.12(d,1H)。
ステップB: エチル3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(あるいはエチル1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−ブロモピラゾール−5−カルボキシレートとも呼ばれる)の調製
機械的攪拌装置、温度計、還流凝縮器、窒素注入口を取り付けた1L容の四首フラスコに、エチル3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(すなわち、ステップA1およびA2の生成物)(40.2g、0.121mol)と、アセトニトリル(300mL)と、硫酸(98%、13.0mL、0.245mol)とを仕込んだ。硫酸を加えたときに、混合物が22℃から36℃に自己加熱された。数分間攪拌後、混合物を過硫酸カリウム(48.0g、0.178mol)で処理した。スラリーを84℃で2時間還流加熱した。まだ温かい(50〜65℃)、得られたオレンジ色のスラリーを濾過して白色の沈殿物を除去した。濾過ケークをアセトニトリルで洗浄(2×50mL)した。濾液をロータリーエバポレータで約200mLまで濃縮した。機械的攪拌装置を取り付けた1L容の第2の四首フラスコに水(400mL)を仕込んだ。この水に、約5分間の時間をかけて濃縮された反応マスを加えた。生成物を濾過によって単離し、アセトニトリル溶液(20%、100mL)と水(75mL)とで続けて洗浄した後、フィルタ上で1時間空気乾燥させた。この生成物は、オレンジ色の結晶性粉末(36.6g、収率90%)で構成されていた。H NMRで観察された唯一の目立つ不純物は約1%の未知の物質と0.5%のアセトニトリルであった。
H NMR(DMSO−d)δ1.09(t,3H)、4.16(q,2H)、7.35(s,1H)、7.72(dd,1H)、8.39(d,1H)、8.59(d,1H)。
ステップC: 3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸(あるいは1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−ブロモピラゾール−5−カルボン酸とも呼ばれる)の調製
機械的攪拌装置、温度計、窒素注入口を取り付けた300mL容の四首フラスコに、エチル3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(すなわち、ステップBの生成物)(純度98.5%、25.0g、0.0756mol)と、メタノール(75mL)と、水(50mL)と、水酸化ナトリウムペレット(3.30g、0.0825mol)とを仕込んだ。水酸化ナトリウムを加えたときに、混合物が29℃から34℃に自己加熱され、開始材料が溶解しはじめた。周囲条件下で90分間の攪拌後、すべての開始材料が溶解された。得られた暗いオレンジ色の溶液をロータリーエバポレータで約90mLまで濃縮した。次に、濃縮された反応混合物を水(160mL)で希釈した。水溶液をエーテル(100mL)で抽出した。次に、磁気攪拌装置を取り付けた500mLエルレンマイヤーフラスコに水性層を移した。この溶液を約10分間の時間をかけて濃塩酸(8.50g、0.0839mol)で滴下処理した。生成物を濾過により単離し、水(2×40mL)を用いて再度スラリー化し、水(25mL)で1回被覆洗浄した後、フィルタ上で2時間空気乾燥させた。この生成物は黄褐色の結晶性粉末(20.9g、収率91%)で構成されていた。H NMRで観察された唯一の目立つ不純物は約0.8%の未知の物質と0.7%のエーテルであった。
H NMR(DMSO−d)δ7.25(s,1H)、13.95(br s,1H)、8.56(d,1H)、8.25(d,1H)、7.68(dd,1H)。
以下の実施例14は、たとえばエチル3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(すなわち、実施例13・ステップBの生成物)を調製するのに使用できる、エチル3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートの別の調製法に関して説明するものである
実施例14
臭化水素を使用する、エチル3−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートからのエチル3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートの調製
エチル3−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(すなわち、実施例12・ステップBの生成物)(8.45g、29.3mmol)をジブロモメタン(85mL)に入れた溶液に、臭化水素を通した。90分後、気体の流れを止め、反応混合物を重炭酸ナトリウム水溶液(100mL)で洗浄した。有機相を乾燥させ、減圧下にて蒸発させ、表題生成物が油分(9.7g、収率99%)として得られたが、これを放置しておくと結晶化した。
H NMR(CDCl)δ1.19(t,3H)、3.24(ABXパターンのABの1/2、J=9.3、17.3Hz、1H)、3.44(ABXパターンのABの1/2、J=11.7、17.3Hz、1H)、4.18(q,2H)、5.25(ABXのX、1H、J=9.3、11.9Hz)、6.85(dd,J=4.7、7.7Hz、1H)、7.65(dd,J=1.6、7.8Hz、1H)、8.07(dd,J=1.6、4.8Hz、1H)。
以下の実施例15は、実施例14で説明した手順と同様の手順でエチル3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートを調製するのに使用できる、エチル1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4,5−ジヒドロ−3−[[(4−メチルフェニル)スルホニル]オキシ]−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートの調製法に関して説明するものである。
実施例15
エチル1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4,5−ジヒドロ−3−[[(4−メチルフェニル)スルホニル]オキシ]−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートの調製
0℃でエチル2−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−オキソ−3−ピラゾリジンカルボキシレート(すなわち、実施例12・ステップAの生成物)(10.0g、37.1mmol)と塩化p−トルエンスルホニル(7.07g、37.1mmol)とをジクロロメタン(100mL)に入れた混合物にトリエチルアミン(3.75g、37.1mmol)を滴下して加えた。塩化p−トルエンスルホニル(0.35g、1.83mmol)とトリエチルアミン(0.19g、1.88mmol)とをさらに加えた。反応混合物を自然に温めて室温にし、一晩攪拌した。次に、この混合物をジクロロメタン(200mL)で希釈し、水で洗浄(3×70mL)した。有機相を乾燥させて蒸発させ、表題生成物を油分(13.7g、収率87%)として残したが、この生成物ではゆっくりと結晶が形成された。酢酸エチル/ヘキサンから再結晶化させた生成物は99.5〜100℃で溶融した。
IR(nujol)ν 1740、1638、1576、1446、1343、1296、1228、1191、1178、1084、1027、948、969、868、845cm-1
H NMR(CDCl)δ1.19(t,3H)、2.45(s,3H)、3.12(ABXパターンのABの1/2、J=17.3、9Hz、1H)、3.33(ABXパターンのABの1/2、J=17.5、11.8Hz、1H)、4.16(q,2H)、5.72(ABXのX、J=9、11.8Hz、1H)、6.79(dd,J=4.6、7.7Hz、1H)、7.36(d,J=8.4Hz、2H)、7.56(dd,J=1.6、7.8Hz、1H)、7.95(d,J=8.4Hz、2H)、8.01(dd,J=1.4、4.6Hz、1H)。
実施例16
N−[4−クロロ−2−メチル−6−[(メチルアミノ)カルボニル]フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの調製
ステップA: エチル1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−2,3−ジヒドロ−3−オキソ−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートの調製
乾燥アセトニトリル(200mL)中で攪拌したエチル2−(3−クロロ−2−ピリジニル)−5−オキソ−3−ピラゾリジンカルボキシレート(すなわち、実施例12・ステップAの生成物)(27g、100mmol)の懸濁液に、硫酸(20g、200mmol)を一度に加えた。淡い緑色のほぼ透明な溶液が形成されるように反応混合物を薄めた後、再び濃くして淡黄色の懸濁液を得た。過硫酸カリウム(33g、120mmol)を一度に加えた後、反応混合物を穏やかな還流状態で3.5時間加熱した。氷浴を用いて冷却した後、白色固体の沈殿物を濾過により除去し、廃棄した。濾液を水(400mL)で希釈した後、エチルエーテルで3回抽出(合計700mL)した。この混合エーテル抽出物を容積が減るように(75mL)濃縮したところ、オフホワイトの固体(3.75g)が沈殿し、これを濾過により回収した。エーテル母液をさらに濃縮し、オフホワイトの沈殿物の2回目のクロップ(crop)(4.2g)を生成し、これも濾過により回収した。水性相からオフホワイトの固体も沈殿した。この固形分(4.5g)を濾過により回収し、混合で合計12.45gの表題化合物を得た。
H NMR(DMSO−d)δ1.06(t,3H)、4.11(q,2H)、6.34(s,1H)、7.6(t,1H)、8.19(d,1H)、8.5(d,1H)、10.6(s,1H)。
ステップB: エチル1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートの調製
−5℃で乾燥アセトニトリル(15mL)中で攪拌したエチル1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−2,3−ジヒドロ−3−オキソ−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(すなわち、ステップAの生成物)(0.8g、3mmol)の懸濁液に炭酸カリウム(0.85g、6.15mmol)を加えた。この懸濁液を20℃で15分間攪拌した。次に、攪拌された懸濁液を5℃まで冷却し、2,2,2−トリフルオロエチルトリフルオロメタンスルホネート(0.8g、3.45mmol)を滴下して加えた。反応混合物を室温まで温めた後、還流加熱し、この時点で薄層クロマトグラフィにより反応を終了させるべきであることが分かった。水(25mL)を反応混合物に加えた後、これをエチルエーテルで抽出した。エーテル抽出物を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濃縮して表題生成物の化合物(1.05g)を淡黄色の油分として得た。
H NMR(CDCl)δ1.21(t,3H)、4.20(q,2H)、4.63(q,2H)、6.53(s,1H)、7.4(t,1H)、7.9(d,1H)、8.5(d,1H)。
ステップC: 1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の調製
エチル1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(すなわち、ステップBの生成物)(0.92g、2.8mmol)をメタノール(15mL)に入れた攪拌溶液に水(5mL)を加えたところ、反応混合物が曇った。水酸化ナトリウム(50%、1.5g、19.2mmol)の水溶液を滴下して加え、反応混合物を室温にて30分間攪拌したが、この間に反応混合物は再び透明になった。水(20mL)を加え、反応混合物をエチルエーテルで抽出し、これを廃棄した。濃塩酸を用いて水性相をpH2になるまで酸性化した後、酢酸エチル(50mL)で抽出した。酢酸エチル抽出物を水(20mL)とブライン(20mL)とで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、表題化合物を得るために濃縮し、白色固体(0.8g)として単離した。
H NMR(DMSO−d)δ4.9(q,2H)、6.75(s,1H)、7.6(t,1H)、8.2(d,1H)、8.55(d,1H)、13.7(bs,1H)。
ステップD: 6−クロロ−8−メチル−2H−3,1−ベンゾキサジン−2,4(1H)−ジオンの調製
室温にて乾燥ジオキサン(750mL)中で攪拌した2−アミノ−3−メチル−5−クロロ安息香酸(すなわち、実施例6・ステップAの生成物)(97g、520mmol)の懸濁液にクロロギ酸トリクロロメチル(63g、320mmol)を滴下して加えた。反応混合物を42℃までゆっくりと発熱的に温めたところ、濃い懸濁液が再度形成される前に固形分がほぼ完全に溶解された。懸濁液を周囲温度で2.5時間攪拌した後、表題化合物を濾過により単離し、エチルエーテルで洗浄し、表題生成物の化合物を得るために乾燥させ、白色固体(98g)として得た。
H NMR(DMSO−d)δ2.3(s,3H)、7.70(s,1H)、7.75(s,1H)、11.2(s,1H)。
ステップE: 6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンゾキサジン−4−オンの調製
ジクロロメタン(100mL)中で攪拌した1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸(すなわち、ステップCの生成物)(7.9g、24mmol)の懸濁液にN,N−ジメチルホルムアミド(4滴)を加えた。塩化オキサリル(4.45g、35mmol)を45分間の時間をかけて滴下して加えた。得られた溶液を室温にて4時間攪拌した後、真空下で濃縮した。単離された酸クロリドを乾燥アセトニトリル(10mL)に溶解させ、乾燥アセトニトリル(14mL)中で攪拌した6−クロロ−8−メチル−2H−3,1−ベンゾキサジン−2,4(1H)−ジオン(すなわち、ステップDの生成物)(4.9g、23mmol)懸濁液に加えた。ピリジン(10mL)を加え、溶液を6時間還流加熱した。氷浴を用いて冷却した後、白色固体の沈殿物(9.15g)を回収した。回収された沈殿物のH NMRスペクトルから、ピークが表題化合物と残留6−クロロ−8−メチル−2H−3,1−ベンゾキサジン−2,4(1H)−ジオン開始材料とに一致することが分かった。少量の回収された沈殿物をアセトニトリルから再結晶化させ、178〜180℃で溶融する純粋な表題生成物を得た。
H NMR(DMSO−d)δ1.72(s,3H)、4.96(q,2H)、7.04(s,1H)、7.7(t,1H)、7.75(s,1H)、7.9(s,1H)、8.3(d,1H)、8.6(d,1H)。
ステップF: N−[4−クロロ−2−メチル−6−[(メチルアミノ)カルボニル]フェニル]−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドの調製
6−クロロ−2−[1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンゾキサジン−4−オン(すなわち、ステップEの沈殿生成物)(3.53g、7.5mmol)をテトラヒドロフラン(15mL)に入れた懸濁液に、メチルアミン(THF中2.0M溶液、11mL、22mmol)を滴下して加え、得られた溶液を室温にて45分間攪拌した。続いて、薄層クロマトグラフィから反応を終了させるべきであることが分かった。エチルエーテル(100mL)を加え、沈殿物が形成されている間は反応混合物を2時間攪拌した。この沈殿物を濾過により回収した後、アセトニトリルから再結晶化させ、白色固体(0.82g)を得た。白色固体の2回目のクロップ(0.35g)をアセトニトリル母液から沈殿させ、濾過により回収した。最初のエーテル/テトラヒドロフラン母液を乾燥するまで濃縮し、残留固形分をアセトニトリルから再結晶化させ、白色固体の3回目のクロップ(0.95g)を得た。これらの3種類のクロップを組み合わせ、本発明の化合物である表題化合物を合計で2.12g(乾燥後)とし、195〜197℃で溶融する白色固体として単離した。
H NMR(CDCl)δ2.18(s,3H)、2.92(d,3H)、4.66(q,2H)、6.15(q,1H)、6.6(s,1H)、7.2(s,1H)、7.25(s,1H)、7.35(t,1H)、7.8(d,1H)、8.45(d,1H)、10.0(s,1H)。
以下の実施例17は、たとえば、実施例4で説明したステップで1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−N−[2−メチル−6−[[(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル]フェニル]−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミドを調製するのに使用できる、1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の別の調製法に関して説明するものである。
実施例17
1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の調製
ステップA: 3−クロロ−2(1H)−ピリジノン(2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエチリデン)ヒドラゾンの調製
20〜25℃で3−クロロ−2(1H)−ピリジノンヒドラゾン(あるいは(3−クロロ−ピリジン−2−イル)−ヒドラジンと呼ばれることもある)(10g、69.7mmol)に1,1,1−トリフルオロアセトン(7.80g、69.6mmol)を加えた。添加の終了後、混合物を約10分間攪拌した。溶媒を減圧下にて除去し、混合物を酢酸エチル(100mL)と飽和炭酸ナトリウム水溶液(100mL)とに配分した。有機層を乾燥させ、蒸発させた。シリカゲルでのクロマトグラフィ(酢酸エチルで溶出)によって、(酢酸エチル/ヘキサンからの結晶化後)m.p.64〜64.5℃のオフホワイトの固体としての生成物(11g、収率66%)が得られた。
IR(nujol)ν 1629、1590、1518、1403、1365、1309、1240、1196、1158、1100、1032、992、800cm-1
H NMR(CDCl)δ2.12(s,3H)、6.91〜6.86(m,1H)、7.64〜7.61(m,1H)、8.33〜8.32(m,2H)。
MS m/z 237(M)。
ステップB: エチル水素エタンジオエート(ethanedioate)(3−クロロ−2−ピリジニル)(2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエチリデン)ヒドラジド(あるいはエチル水素エタンジオエート(3−クロロ−2−ピリジニル)(2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエチリデン)ヒドラジンと呼ばれることもある)の調製
0℃にてジクロロメタン(68mL)中で3−クロロ−2(1H)−ピリジノン(2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエチリデン)ヒドラゾン(すなわち、ステップAの生成物)(32.63g、0.137mol)にトリエチルアミン(20.81g、0.206mol)を加えた。エチルクロロオキソアセテート(chlorooxoacetate)(18.75g、0.137mol)のジクロロメタン(69mL)溶液を上記の混合物に0℃で滴下して加えた。この混合物を約2時間かけて25℃まで自然に温めた。混合物を0℃まで冷却し、エチルクロロオキソアセテート(3.75g、27.47mmol)をジクロロメタン(14mL)に入れたものを別途滴下して加えた。さらに約1時間後、混合物をジクロロメタン(約450mL)で希釈し、混合物を水で洗浄(2×150mL)した。有機層を乾燥させ、蒸発させた。シリカゲルでのクロマトグラフィ(1:1酢酸エチル−ヘキサンで溶出)によって、(酢酸エチル/ヘキサンからの結晶化後)m.p.73.0〜73.5℃の固体としての生成物(42.06g、収率90%)が得られた。
IR(nujol)ν 1751、1720、1664、1572、1417、1361、1330、1202、1214、1184、1137、1110、1004、1043、1013、942、807、836cm-1
H NMR(DMSO−d、115℃)1.19(t,3H)、1.72(br s,3H)、4.25(q,2H)、7.65(dd,J=8.3、4.7Hz、1H)、8.20(dd,J=7.6、1.5Hz、1H)、8.55(d,J=3.6Hz、1H)。
MS m/z 337(M)。
ステップC: エチル1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4,5−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートの調製
エチル水素エタンジオエート(3−クロロ−2−ピリジニル)(2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエチリデン)ヒドラジド(すなわち、ステップBの生成物)(5g、14.8mmol)のジメチルスルホキシド(25mL)溶液をフッ化テトラブチルアンモニウム水和物(10g)のジメチルスルホキシド(25mL)溶液に8時間かけて加えた。添加が終了したら、この混合物を酢酸(3.25g)の水(25mL)溶液に加えた。25℃で一晩攪拌した後、混合物をトルエンで抽出(4×25mL)し、混合トルエン抽出物を水(50mL)で洗浄し、乾燥させ、蒸発させて固形分を得た。シリカゲルでのクロマトグラフィ(1:2酢酸エチル−ヘキサンで溶出)によって、m.p.78〜78.5℃(酢酸エチル/ヘキサンからの再結晶化後)の固体としての生成物(2.91g、収率50%、3−クロロ−2(1H)−ピリジノン(2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエチリデン)ヒドラゾン約5%を含有)が得られた。
IR(nujol)ν 3403、1726、1618、1582、1407、1320、1293、1260、1217、1187、1150、1122、1100、1067、1013、873、829cm-1
H NMR(CDCl)δ1.19(s,3H)、3.20(ABZパターンの1/2、J=18Hz、1H)、3.42(ABZパターンの1/2、J=18Hz、1H)、4.24(q,2H)、6.94(dd,J=7.9、4.9Hz、1H)、7.74(dd,J=7.7、1.5Hz、1H)、8.03(dd,J=4.7、1.5Hz、1H)。
MS m/z 319(M)。
ステップD: エチル1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートの調製
エチル1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−4,5−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(すなわち、ステップCの生成物)(1g、2.96mmol)の酢酸(10mL)溶液に硫酸(濃縮、2滴)を加え、混合物を約1時間で65℃まで温めた。この混合物を自然に25℃まで冷却し、酢酸の大半を減圧下にて除去した。混合物を飽和炭酸ナトリウム水溶液(100mL)と酢酸エチル(100mL)とに配分した。水性層を酢酸エチル(100mL)でさらに抽出した。この混合有機抽出物を乾燥させ、蒸発させて生成物を油分(0.66g、収率77%)として得た。
IR(neat)ν 3147、2986、1734、1577、1547、1466、1420、1367、1277、1236、1135、1082、1031、973、842、802cm-1
H NMR(CDCl)δ1.23(t,3H)、4.25(q,2H)、7.21(s,1H)、7.48(dd,J=8.1、4.7Hz、1H)、7.94(dd,J=6.6、2Hz、1H)、8.53(dd,J=4.7、1.5Hz、1H)。
MS m/z 319(M)。
ステップE: 1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸の調製
水酸化カリウム(0.5g、85%、2.28mmol)の水(1mL)溶液をエチル1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(すなわち、ステップDの生成物)(0.66g、2.07mmol)のエタノール(3mL)溶液に加えた。約30分後、溶媒を減圧下にて除去し、混合物を水(40mL)に溶解させた。この溶液を酢酸エチル(20mL)で洗浄した。水性層を濃塩酸で酸性化し、酢酸エチルで抽出(3×20mL)した。この混合抽出物を乾燥させ、蒸発させて生成物をm.p.178〜179℃(ヘキサン−酢酸エチルからの結晶化後)の固形分(0.53g、収率93%)として得た。
IR(nujol)ν 1711、1586、1565、1550、1440、1425、1292、1247、1219、1170、1135、1087、1059、1031、972、843、816cm-1
H NMR(DMSO−d)δ7.61(s,1H)、7.77(m,1H)、8.30(d,1H)、8.60(s,1H)。
実施例18および19はそれぞれ、実施例10・ステップEと実施例8・ステップEで説明した反応条件に代わる例を説明するものである。
実施例18
2−[3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−6−クロロ−8−メチル−4H−3,1−ベンゾキサジン−4−オンの調製
塩化メタンスルホニル(1.0mL、1.5g、13mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解させ、この混合物を−5℃まで冷却した。3−ブロモ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸(すなわち、実施例10・ステップDのピラゾールカルボン酸生成物)(3.02g、10mmol)とピリジン(1.4mL、1.4g、17mmol)とをアセトニトリル(10mL)に入れた溶液を−5から0℃で5分間かけて滴下して加えた。この添加の間にスラリーが形成された。この混合物をこの温度で5分間攪拌した後、2−アミノ−3−メチル−5−クロロ安息香酸(すなわち、実施例6・ステップAの生成物)(1.86g、10mmol)とピリジン(2.8mL、2.7g、35mmol)とをアセトニトリル(10mL)に入れた混合物を加え、さらに別のアセトニトリル(5mL)で洗浄した。この混合物を−5から0℃で15分間攪拌した後、塩化メタンスルホニル(1.0mL、1.5mL、13mmol)のアセトニトリル(5mL)溶液を−5から0℃の温度で5分間かけて滴下して加えた。反応混合物をこの温度でさらに15分間攪拌した後、自然にゆっくりと室温まで温め、4時間攪拌した。水(20mL)を滴下して加え、混合物を15分間攪拌した。続いて、この混合物を濾過し、固形分を2:1アセトニトリル−水で洗浄(3×3mL)し、さらにアセトニトリルで洗浄(2×3mL)して、窒素下で乾燥させて、表題生成物を203〜205℃で溶融する明るい黄色の粉末4.07g(粗収率90.2%)として得た。ゾルバックス(Zorbax)(登録商標) RX−C8クロマトグラフィカラム(4.6mm×25cm、溶離液25〜95%アセトニトリル/pH3、水)を使用して生成物のHPLC処理を行ったところ、主なピークが表題化合物に対応し、全クロマトグラムピークエリアの95.7%を占めていることが明らかになった。
H NMR(DMSO−d)δ1.72(s,3H)7.52(s,1H)、7.72〜7.78(m,2H)、7.88(m,1H)、8.37(dd,1H)、8.62(dd,1H)。
実施例19
6−クロロ−2−[3−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4H−3,1−ベンゾキサジン−4−オンの調製
塩化メタンスルホニル(1.0mL、1.5g、13mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、混合物を−5℃まで冷却した。3−クロロ−1−(3−クロロ−2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸(すなわち、実施例8・ステップDのカルボン酸生成物)(2.58g、10mmol)とピリジン(1.4mL、1.4g、17mmol)とをアセトニトリル(10mL)に入れた溶液を5分間かけて−5から0℃で滴下して加えた。この添加の間にスラリーが形成された。この混合物をこの温度で5分間攪拌した後、2−アミノ−3−メチル−5−クロロ安息香酸(すなわち、実施例6・ステップAの生成物)(1.86g、10mmol)を一度に加えた。続いて、ピリジン(2.8mL、2.7g、35mmol)のアセトニトリル(10mL)溶液を−5から0℃にて5分以内で滴下して加えた。この混合物を−5から0℃で15分間攪拌した後、塩化メタンスルホニル(1.0mL、1.5mL、13mmol)のアセトニトリル(5mL)溶液を−5から0℃にて5分以内で滴下して加えた。反応混合物をこの温度で15分間攪拌した後、ゆっくりと自然に室温まで温め、4時間攪拌した。水(15mL)を滴下して加え、混合物を15分間攪拌した。次に、混合物を濾過して固形分を2:1アセトニトリル−水で洗浄(3×3mL)し、さらにアセトニトリルで洗浄(2×3mL)して、窒素下で乾燥させて、表題生成物を199〜201℃で溶融する淡黄色の粉末3.83g(粗収率94.0%)として得た。ゾルバックス(Zorbax)(登録商標) RX−C8クロマトグラフィカラム(4.6mm×25cm、溶離液25〜95%アセトニトリル/pH3、水)を使用して生成物のHPLC処理を行ったところ、主なピークが表題化合物に対応し、全クロマトグラムピークエリアの97.8%を占めていることが明らかになった。
H NMR(DMSO−d)δ1.72(s,3H)、7.48(s,1H)、7.74-7.80(m,2H)、7.87(m,1H)、8.37(dd,1H)、8.62(dd,1H)。
本願明細書に記載の手順と従来技術において周知の方法とを併用し、以下の表1〜6に示す化合物を調製することができる。これらの表では次のような略号を使用する。tは第三級を意味し、sは第2級を意味し、nはノルマルを意味し、iはイソを意味し、Meはメチルを意味し、Etはエチルを意味し、Prはプロピルを意味し、i−Prはイソプロピルを意味し、Buはブチルを意味する。
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
組成/実用性
式Iの化合物は、植食性無脊椎有害生物を防除する優れた活性を持つだけでなく、種子、鱗茎、根茎、塊茎、球茎、あるいは茎または挿し葉などの植物繁殖体から成長する植物を保護するための望ましい残留パターンと植物転流(translocation)を持つことが明らかになっている。(本願開示内容の文脈において、「無脊椎有害生物の防除」とは、摂食(feeding)を大きく低下させる無脊椎有害生物の発育または有害生物によって引き起こされる他の損傷あるいは被害の阻害(死滅させることを含む)を意味し、関連の表現については同様に定義する。)よって、本発明は、繁殖体または繁殖体の部位を生物学的有効量の式Iの化合物と接触させることで植物繁殖体を植食性無脊椎有害生物から保護するための方法を提供するものである。十分な量の式Iの化合物を使用する本発明の方法でも繁殖体自体だけでなく、繁殖体から発育する新たな成長も保護できることが明らかになっている。
本願明細書で説明するように、繁殖体または繁殖体の部位を「処理すること」とは、式Iの化合物またはこの化合物を含有する組成物を、式Iの化合物が繁殖体と接触するように繁殖体または繁殖体の部位に施用することを意味し、「処理」などの関連の表現についても同様に定義する。よって、繁殖体が生物学的有効量の式Iの化合物と接触されると、この化合物が繁殖体を植食性無脊椎有害生物による損傷から保護する。式Iの化合物によって繁殖体の外面が保護されるだけでなく、この化合物は繁殖体に吸収されて式Iの化合物を含む繁殖体を生み出す。繁殖体を十分な量の式Iの化合物と接触させると、生物学的に有効な濃度の式Iの化合物を繁殖体の中で生成できる程度に吸収されるため、生物学的有効量の式Iの化合物を含む繁殖体が得られる。十分な量の式Iの化合物を施用して繁殖体における式Iの化合物の濃度を生物学的有効性が得られる最低値を超える濃度まで上昇させると、転流によって生物学的に有効な濃度の式Iの化合物が芽と根に移動し、これらも保護されることになる。
本願開示で用いる場合、「無脊椎有害生物」という用語には、有害生物として経済的観点から重要である節足動物、腹足類および線虫を含む。「植食性無脊椎有害生物」という用語は、枝葉、茎、葉、果実または種子組織を食害する、あるいは植物の維束管の汁を吸うなど、植物を摂食することで植物の損傷を引き起こす無脊椎有害生物を示す。「節足動物」という用語には、昆虫、ダニ、ムカデ、ヤスデ、ダンゴムシ、コムカデを含む。「腹足類」という用語には、カタツムリ、ナメクジ、その他の柄眼目を含む。「線虫」という用語には、植物寄生性線虫(線形動物門または線形動物網)を含む。経済的観点から重要な植食性無脊椎有害生物には、ヤガ科のアーミーワーム、根切虫、ルーパー、タバコガ(ハスモンヨトウ(Spodoptera fugiperda J.E.Smith)、シロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua Huebner)、タマナヤガ(Agrotis ipsilon Hufnagel)、イラクサギンウワバ(Trichoplusia ni Huebner)、オオタバコガ(Heliothis virescens Fabricius)など);メイガ科の穿孔性害虫、繭を作る害虫、食葉に巣を作る群局性害虫、コーンワーム、アオムシ、葉脈を残して葉を食害する害虫(アワノメイガ(Ostrinia nubilalis Huebner)、ネーブルオレンジワーム(Amyelois transitella Walker)、ウスギンツトガ(Crambus caliginosellus Clemens)、クロオビクロノメイガ(Herpetogramma licarsisalis Walker)など);ハマキガ科のハマキムシ、芽を食害する害虫、種子を食害する害虫、果実を食害する害虫(コドリンガ(Cydia pomonella L.(L.はリンネ(Linnaeus)を意味する))、ホソバヒメハマキ(Endopiza viteana Clemens)、ナシヒメシンクイ(Grapholitamolesta Busck)など);経済的観点から重要な他の多くの鱗翅目(コナガ(Plutella xylostella L.)、ワタアカミムシ(Pectinophora gossypiella ソーンダズ(Saunders))、マイマイガ(Lymantria dispar) L.など)などの鱗翅目の幼虫;ヒゲナガゾウムシ科、マメゾウムシ科、ゾウムシ科のゾウムシ(ワタミゾウムシ(Anthonomus grandis Boheman)、イネミズゾウムシ(Lissorhoptrus oryzophilus Kuschel)、ココクゾウムシ(Sitophilus oryzae L.);ハムシ科のノミハムシ、ウリハムシ、根食い線虫、ハムシ、イモハムシおよびハモグリムシ(コロラドハムシ(Leptinotarsa decemlineata Say)、ウェスタンコーンルートワーム(Diabrotica virgifera virgifera LeConte)など);コガネムシ科(Scaribaeidae)のコガネムシおよび他の甲虫(マメコガネ(Popillia japonica Newman)、ヨーロピアンコガネムシ(European chafer)(Rhizotrogus majalis Razoumowsky)など);コメツキムシ科のコメツキムシおよびキクイムシ科のキクイムシをはじめとする鞘翅目の食葉性幼虫および成虫;クギヌキハサミムシ科のハサミムシ(ヨーロッパクギヌキハサミムシ(Forficula auricularia) L.、ブラックイヤウィグ(black earwig)(Chelisoches morio Fabricius)など)をはじめとする革翅目の成虫および幼虫;カスミカメムシ科のカスミカメムシ、セミ科のセミ、ヨコバイ科のヨコバイ(カキノヒメヨコバイ(Empoasca)spp.など)、アワフキムシ科(Fulgoroidae)およびウンカ科のプラントホッパー、ツノゼミ科のツノゼミ、キジラミ科のキジラミ、コナジラミ科のコナジラミ、アブラムシ科のアブラムシ、ネアブラムシ科のネアブラムシ、コナカイガラムシ科のコナカイガラムシ、カタカイガラムシ科、マルカイガラムシ科およびワタフキカイガラムシ科のカイガラムシ、グンバイムシ科のグンバイムシ、カメムシ科のカメムシ、ナガカメムシ科のナガカメムシ(cinch bug)(Blissus spp.など)ならびに他のコバネナガカメムシ、コガシラアワフキ科のアワフキムシ、ヘリカメムシ科のヘリカメムシ、ホシカメムシ科のアカホシカメムシおよびホシカメムシなどの半翅目および同翅目の成虫およびニンフ;ハダニ科のハダニおよびアカダニ(リンゴハダニ(Panonychus ulmi Koch)、ナミハダニ(Tetranychus urticae Koch)、マクダニエルダニ(Tetranychus mcdanieli McGregor)など)、ヒメハダニ科のヒメハダニ(カンキツヒメハダニ(Brevipalpus lewisi McGregor)など)、フシダニ科のサビダニおよびフシダニならびに他の食葉性ダニなどのコナダニ(ダニ)の成虫および幼虫;バッタ、イナゴおよびコオロギ(クルマバッタ(Melanoplus sanguinipes Fabricius)、M.differentialis Thomas)、アメリカイナゴ(Schistocerca americana Druryなど)、サバクバッタ(Schistocerca gregaria Forskal)、トノサマバッタ(Locusta migratoria L.)、ケラ(Gryllotalpa spp.)など)をはじめとする直翅目の成虫および幼若虫;ハモグリムシ、ユスリカ、ミバエ(ミバエ科)、キモグリバエ(Oscinella frit L.など)、ウジバエおよび他の長角亜目をはじめとする双翅目の成虫および幼若虫;ネギアザミウマ(Thrips tabaci Lindeman)および他の食葉性アザミウマをはじめとする総翅目の成虫および幼若虫;唇脚綱ゲジ目のムカデ;ネコブセンチュウ属の根こぶ線虫、ネグサレセンチュウ属の根ぐされ線虫、ユミハリセンチュウ属のユミハリ線虫などの重要な農業有害生物をはじめとする線形動物門または線形動物網の虫類などがある。
すべての化合物があらゆる有害生物に同じように有効だとは限らないことは当業者であれば分かるであろう。本発明の化合物は、鱗翅目(ヤガの幼虫(Alabama argillacea Huebner)、果樹ハマキムシ(Archips argyrospila Walker)、セイヨウハマキ(A.rosana L.)およびその他のハマキ(Archips)種、ニカメイチュウ(Chilo suppressalis Walker)、コブノメイガ(Cnaphalocrosis medinalis Guenee)、ハムシモドキの幼虫(Crambus caliginosellus Clemens)、シバツトガ(Crambus teterrellus Zincken)、コドリンガ(Cydia pomonella L.)、ミスジアオリンガ(Earias insulana Boisduval)、クサオビリンガ(Earias vittella Fabricius)、オオタバコガ(Helicoverpa armigera Huebner)、オオタバコガの幼虫(Helicoverpa zea Boddie)、オオタバコガの幼虫(Heliothis virescens Fabricius)、クロオビクロノメイガ(Herpetogramma licarsisalis Walker)、ホソバヒメハマキ(Lobesia botrana Denis & Schiffermueller)、ワタアカミムシガ(Pectinophora gossypiella Saunders)、ミカンコハモグリ(Phyllocnistis citrella Stainton)、オオモンシロチョウ(Pieris brassicae L.)、モンシロチョウ(Pieris rapae L.)、コナガ(Plutella xylostella L.)、シロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua Huebner)、ハスモンヨトウ(Spodoptera litura Fabricius)、ヨトウガの一種(Spodoptera frugiperda J.E.Smith)、イラクサキンウワバ(Trichoplusia ni Huebner)およびキバガの一種(Tuta absoluta Meyrick)など)の有害生物に対して特に高い活性を示す。また、本発明の化合物は、エンドウヒゲナガアブラムシ(Acyrthisiphon pisum Harris)、マメアブラムシ(Aphis craccivora Koch)、マメクロアブラムシ(Aphis fabae Scopoli)、ワタアブラムシ(Aphis gossypii Glover)、リンゴアブラムシ(Aphis pomi De Geer)、ユキヤナギアブラムシ(Aphis spiraecola Patch)、ジャガイモヒゲナガアブラムシ(Aulacorthum solani Kaltenbach)、イチゴケナガアブラムシ(Chaetosiphon fragaefolii Cockerell)、ロシアコムギアブラムシ(Diuraphis noxia Kurdjumov/Mordvilko)、バラリンゴアブラムシ(Dysaphis plantaginea Paaserini)、リンゴワタムシ(Eriosoma lanigerum Hausmann)、モモコフキアブラムシ(Hyalopterus pruni Geoffroy)、ニセダイコンアブラムシ(Lipaphis erysimi Kaltenbach)、穀類につくアブラムシ(Metopolophium dirrhodum Walker)、チューリップヒゲナガアブラムシ(Macrosipum euphorbiae Thomas)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae Sulzer)、レタスアブラムシ)Nasonovia ribisnigri Mosley)、コブアブラムシ(Pemphigus spp.)、トウモロコシアブラムシ(Rhopalosiphum maidis Fitch)、ムギクビレアブラムシ(Rhopalosiphum padi L.)、ムギミドリアブラムシ(Schizaphis graminum Rondani)、ムギヒゲナガアブラムシ(Sitobion avenae Fabricius)、マダラアルファルファアブラムシ(Therioaphis maculata Buckton)、コミカンアブラムシ(Toxoptera aurantii Boyer de Fonscolombe)およびミカンクロアブラムシ(Toxoptera citricida Kirkaldy)、カサアブラムシ(Adelges spp.)、ペカンネアブラムシ(Phylloxera devastatrix Pergande)、タバココナジラミ(Bemisia tabaci Gennadius)、シルバーリーフコナジラミ(Bemisia argentifolii Bellows & Perring)、ミカンコナジラミ(Dialeurodes citri Ashmead)およびオンシツコナジラミ(Trialeurodes vaporariorum Westwood)、ジャガイモヒメヨコバイ(Empoasca fabae Harris)、ヒメトビウンカ(Laodelphax striatellus Fallen)、フタテンヨコバイ(Macrolestes quadrilineatus Forbes)、ツマグロヨコバイ(Nephotettix cinticeps Uhler)、クロスジツマグロヨコバイ(Nephotettix nigropictus Stal)、トビイロウンカ(Nilaparvata lugens Stal)、トウモロコシウンカ(Peregrinus maidis Ashmead)、セジロウンカ(Sogatella furcifera Horvath)、イネウンカ(Sogatodes orizicola Muir)、シロリンゴヨコバイ(Typhlocyba pomaria McAtee)、チマダラヒメヨコバイ(Erythroneoura spp.)、十七年ゼミ(Magcidada septendecim L.)、イセリヤカイガラムシ(Icerya purchasi Maskell)、サンホゼカイガラムシ(Quadraspidiotus perniciosus Comstock)、ミカンコナカイガラムシ(Planococcus citri Risso)、他のコナカイガラムシ(Pseudococcus spp.)、ヨーロッパナシキジラミ(Cacopsylla pyricola Foerster)、カキキジラミ(Trioza diospyri Ashmead)を含む同翅目の虫類に対して商業的に有用な活性を有する。これらの化合物は、アオクサカメムシ(Acrosternum hilare Say)、ヘリカメムシの一種(Anasa tristis De Geer)、コバネナガカメの一種(Blissus leucopterus leucopterus Say)、コットンレースバグ(Corythuca gossypii Fabricius)、トマトバグ(Cyrtopeltis modesta Distant)、アカホシカメムシ(Dysdercus suturellus Herrich−Schaeffer)、茶色のカメムシの一種(Euchistus servus Say)、イッテンカメムシ(Euchistus variolarius Palisot de Beauvois)、ヒメマダラカメムシ(Graptosthetus spp.)、マツノミヘリカメムシ(Leptoglossus corculus Say)、ミドリメクラガメ(Lygus lineolaris Palisot de Beauvois)、ミナミアオカメムシ(Nezara viridula L.)、イネカメムシ(Oebalus pugnax Fabricius)、ナガカメムシの一種(Oncopeltus fasciatus Dallas)、ワタノミハムシ(Pseudatomoscelis seriatus Reuterを含む半翅目の虫類に対する活性も有する。本発明の化合物で防除される他の昆虫目としては、総翅目(ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis Pergande)、ミカンアザミウマ(Scirthothrips citri Moulton)、ダイズアザミウマ(Sericothrips variabilis Beach)およびネギアザミウマ(Thrips tabaci Lindemanなど;鞘翅目(コロラドハムシ(Leptinotarsa decemlineata Say)、インゲンテントウ(Epilachna varivestis Mulsant)およびアグリオテス(Agriotes)属、アトウス(Athous)属またはリモニウス(Limonius)属のコメツキムシの幼虫など)があげられる。
本発明の方法は、事実上あらゆる植物種に適用可能なものである。処理可能な種子として、たとえば、コムギ(Triticum aestivum L.)、デュラムコムギ(Triticum durum Desf.)、オオムギ(Hordeum vulgare L.)オートムギ(Avena sativa L.)、ライムギ(Secale cereale L.)、トウモロコシ(Zea mays L.)、ソルガム(Sorghum vulgare Pers.)、コメ(Oryza sativa L.)、マコモ(Zizania aquatica L.)、ワタ(Gossypium barbadense L.およびG. hirsutum L.)、アマ(Linum usitatissimum L.)、ヒマワリ(Helianthus annuus L.)、ダイズ(Glycine max Merr.)、モロッコインゲン(Phaseolus vulgaris L.)、ライマメ(Phaseolus limensis Macf.)、ソラマメ(Vicia faba L.)、エンドウマメ(Pisum sativum L.)、ラッカセイ(Arachis hypogaea L.)、アルファルファ(Medicago sativa L.)、ビート(Beta vulgaris L.)、チシャ(Lactuca sativa L.)、セイヨウアブラナ(Brassica rapa L.およびB. napus L.)、キャベツ、カリフラワーおよびブロッコリーなどのアブラナ科アブラナ属の作物(Brassica oleracea L.)、カブ(Brassica rapa L.)、リーフ(オリエンタル)マスタード(Brassica juncea Coss.)、クロガラシ(Brassica nigra コッチ(Koch))、トマト(Lycopersicon esculentum Mill.)、ジャガイモ(Solanum tuberosum L.)、コショウ(Capsicum frutescens L.)、ナス(Solanum melongena L.)、タバコ(Nicotiana tabacum)、キュウリ(Cucumis sativus L.)、マスクメロン(Cucumis melo L.)、スイカ(Citrullus vulgaris Schrad.)、カボチャ(Curcurbita pepo L.、C. moschata Duchesne.およびC. maxima Duchesne.)、ニンジン(Daucus carota L.)、ヒャクニチソウ(Zinnia elegans Jacq.)、コスモス(コスモス・ビピンナツス(Cosmos bipinnatus) Cav.など)、クリサンセマム(Chrysanthemum spp.)、セイヨウマツムシソウ(Scabiosa atropurpurea L.)、キンギョソウ(Antirrhinum majus L.)、ガーベラ(Gerbera jamesonii Bolus)、コゴメナデシコ(ジプソフィラ・パニキュラータ(Gypsophila paniculata) L.、ジプソフィラ・レペンス(G.repens) L.およびジプソフィラ・エレガンス(G.elegans) Bieb.)、スターチス(ハナハマサジ(Limonium sinuatum) Mill.、リモニウム・シネンセ(L. sinense) Kuntze.など)、リアトリス(リアトリス・スピカータ(Liatris spicata) Willd.、ヒメキリンギク(L. pycnostachya) Michx.、リアトリス・スカリオサ(L. scariosa) Willd.など)、リシアンサス(トルコギキョウ(Eustoma grandiflorum(Raf.)Shinn)など)、ヤロウ(ゴールデンヤロウ(Achillea filipendulina) Lam.、セイヨウノコギリソウ(A. millefolium) L.など)、マリーゴールド(フレンチマリーゴールド(Tagetes patula) L.、アフリカンマリーゴールド(T. erecta) L.など)、パンジー(ビオラ・コルネット(Viola cornuta) L.、ビオラ・トリコロール(V. tricolor) L.など)、インパチエンス(ホウセンカ(Impatiens balsamina) L.など)ペチュニア(Petunia spp.)、ゼラニウム(Geranium spp.)、コリウス(Solenostemon scutellarioides(L.)Codd)があげられる。本発明によれば、種子だけでなく、たとえばジャガイモ(Solanum tuberosum L.)、サツマイモ(Ipomoea batatas L.)、ヤムイモ(キイロギニアヤム(Dioscorea cayenensis) Lam.およびギニアヤム(D. rotundata) Poir.)、ガーデンオニオン(タマネギ(Allium cepa) L.など)、チューリップ(Tulipa spp.)、グラジオラス(Gladiolus spp.)、ユリ(Lilium spp.)、スイセン(Narcissus spp.)、ダリア(テンジクボタン(Dahlia pinnata) Cav.など)、アイリス(ジャーマンアイリス(Iris germanica) L.および他の種)、クロッカス(Crocus spp.)、アネモネ(Anemone spp.)、ヒアシンス(Hyacinth spp.)、ムスカリ(Muscari spp.)、フリージア(フリージア・レフラクタ(Freesia refracta) Klatt.、フリージア・アルムストロンギイ(F. armstrongii) W. Watsなど)、チャイブ(Allium spp.)、カタバミ(Oxalis spp.)、ツルボ(シラー・ペルビアナ(Scilla peruviana) L.および他の種)、シクラメン(カガリビバナ(Cyclamen persicum) Mill.および他の種)、ユキゲユリ(チオノドクサ・ルシリアエ(Chionodoxa luciliae) Boiss.および他の種)、プシュキニア(プシュキニア・スキロイデス(Puschkinia scilloides) アダムス(Adams))、カラー(オランダカイウ(Zantedeschia aethiopica) Spreng.、キバナカイウ(Z. elliottiana) Englerおよび他の種)、グロキシニア(オオイワギリソウ(Sinnigia speciosa) Benth. & Hook.)、球根ベゴニア(木立ベゴニア(Begonia tuberhybrida) Voss.)などの根茎、塊茎、鱗茎または球茎(これらを生育できる状態で切り取ったものを含む)を処理することができる。また、本発明によれば、サトウキビ(Saccharum officinarum L.)、カーネーション(Dianthus caryophyllus L.)、スプレーギク(Chrysanthemum mortifolium Ramat.)、ベゴニア(Begonia spp.)、ゼラニウム(Geranium spp.)、コリウス(キンランジソ(Solenostemon scutellarioides)(L.)Codd)、ポインセチア(Euphorbia pulcherrima Willd.)植物から得られる茎をはじめとする茎を切り取ったものを本発明により処理することができる。本発明により処理可能な挿し葉には、ベゴニア(Begonia spp.)、セントポーリア(Saintpaulia ionantha Wendl.)、セダム(Sedum spp.)から得られる挿し葉がある。上述した穀類、野菜、観葉植物(花を含む)、果実作物は一例にすぎず、いずれにしても限定的なものとは解釈されないものとする。無脊椎有害生物防除スペクトルと経済的な重要性の都合で、ワタ、トウモロコシ、ダイズ、コメの種子処理ならびに、ジャガイモ、サツマイモ、ガーデンオニオン、チューリップ、ラッパズイセン、クロッカスおよびヒアシンスの塊茎処理および鱗茎処理が本発明の好ましい実施形態である。
式Iの化合物を用いて何通りもの方法で繁殖体の部位を処理することができる。必要なのは、繁殖体が生物学的有効量の式Iの化合物を吸収できるように、これを繁殖体に施用するか繁殖体に十分に近付けることだけである。式Iの化合物については、繁殖体を含む生育培地を式Iの化合物の溶液または分散液でドレンチする、式Iの化合物と生育培地とを混合し、処理済みの生育培地(育苗箱処理など)に繁殖体を植え付ける、あるいは、さまざまな形態の繁殖体処理によって式Iの化合物を繁殖体に施用した上でこれを生育培地に植えるなどの方法で、施用することができる。
これらの方法では通常、式Iの化合物を製剤または組成物として、液体希釈剤、固体希釈剤または界面活性剤のうちの少なくとも1種を含む農業的に好適な担体と併用する。本発明には広い範囲にわたる製剤が適しており、最も好適なタイプの製剤が何であるかは施用方法に左右される。当業者であれば周知のように、製剤の目的は作物保護薬を移動、計量、分注する安全かつ便利な手段を提供し、かつ、その生物的効力を最適化することにある。
施用方法に応じて、有用な製剤には、任意に増粘してゲル状にしておいてもよい、溶液(乳化可能な濃縮物を含む)、懸濁液、乳剤(マイクロエマルションおよび/またはサスポエマルションを含む)などの液体がある。また、有用な製剤には、水分散性(「水和性」)または水溶性であってもよい、微粉末、粉末、顆粒、ペレット、錠剤、膜などの固体がある。活性成分を(マイクロ)カプセル化してさらに懸濁液または固体製剤の形にしてもよい。あるいは、活性成分からなる製剤全体をカプセル化(または「オーバーコート」)してもよい。カプセル化することで、活性成分の放出を制御したり遅らせることができる。噴霧可能な製剤を好適な媒質に入れて薄め、1ヘクタールあたり約1から数百リットルの噴霧量で使用することも可能である。さらに製剤を得るための中間体として最初は高濃度組成物を使用する。
これらの製剤には一般に、有効量の活性成分と、希釈剤と、界面活性剤とが、全体で100重量パーセントになるおおむね下記のような範囲で含まれる。
Figure 0003770495
一般的な固体希釈剤は、ワトキンズ(Watkins)ら、Handbook of Insecticide Dust Diluents and Carriers、第2版、ドーランド・ブックス(Dorland Books)、コールドウェル(Caldwell)、ニュージャージー(New Jersey)に記載されている。一般的な液体希釈剤は、マースデン(Marsden)、Solvents Guide、第2版、インターサイエンス(Interscience)、ニューヨーク(New York)、1950に記載されている。McCutcheon’s Emulsifiers and Detergents and McCutcheon’s Functional Materials (北米および国際版(North America and International Editions)、2001)、ザ・マニュファクチュイング・コンフェクション・パブリッシング・カンパニー(The Manufactuing Confection Publ.Co.)、グレン・ロック(Glen Rock)、ニュージャージー(New Jersey)ならびにシゼリー(Sisely)およびウッド(Wood)、Encyclopedia of Surface Active Agents、ケミカル・パブリッシング・カンパニー・インコーポレイテッド(Chemical Publ.Co.,Inc.)、ニューヨーク(New York)、1964には、界面活性剤ならびに推奨される使い方が列挙されている。いずれの製剤にも、発泡、ケーキング、腐食、微生物の増殖などを抑える目的の添加剤あるいは、粘度を高めるための増粘剤を少量含み得る。
界面活性剤としては、たとえば、エトキシル化アルコール、エトキシル化アルキルフェノール、エトキシル化ソルビタン脂肪酸エステル、エトキシル化アミン、エトキシル化脂肪酸、エステルおよびオイル、スルホコハク酸ジアルキル、硫酸アルキル、スルホン酸アルキルアリール、オルガノシリコン、N,N−ジアルキルタウリン、グリコールエステル、リン酸エステル、スルホン酸リグニン、スルホン酸ナフタレンホルムアルデヒド縮合物、ポリカルボキシレート、ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンブロックコポリマーを含むブロックポリマーがあげられる。固体希釈剤としては、たとえば、ベントナイト、モンモリロナイト、アタパルジャイト、カオリンなどのクレー、スターチ、糖類、シリカ、タルク、珪藻土、尿素、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、硫酸ナトリウムがあげられる。液体希釈剤としては、たとえば、水、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N−アルキルピロリドン、エチレングリコール、ポリプロピレングリコール、炭酸プロピレン、二塩基エステル、パラフィン、アルキルベンゼン、アルキルナフタレン、オリーブ油、ヒマシ油、亜麻仁油、キリ油、ゴマ油、コーン油、ラッカセイ油、綿実油、大豆油、ナタネ油、ココナツ油、脂肪酸エステル、シクロヘキサノン、2−ヘプタノン、イソホロン、4−ヒドロキシ−4−メチル−2−ペンタノンなどのケトン、メタノール、シクロヘキサノール、デカノール、ベンジルおよびテトラヒドロフルフリルアルコールなどのアルコールがあげられる。
単に成分を混合するだけで、乳化可能な濃縮物をはじめとする溶液を調製することができる。微粉末および粉末を調製するには、ブレンドし、通常はハンマーミルまたは流体エネルギミルなどの場合のように粉砕すればよい。懸濁液の場合は湿式粉砕で調製するのが普通である。たとえば、米国特許第3,060,084号を参照のこと。顆粒およびペレットを調製するには、予備成形した粒状担体に活性材料を噴霧するか、凝集法を用いるようにすればよい。ブラウニング(Browning)、「Agglomeration」、Chemical Engineering、1967年12月4日、第147〜48頁、Perry’s Chemical Engineer’s Handbook、第4版、マグローヒル(McGraw−Hill)、ニューヨーク、1963、第8〜57頁以下ならびに、国際特許出願公開第WO91/13546号を参照のこと。ペレットを調製するには米国特許第4,172,714号に記載されているようにすればよい。水分散性顆粒および水溶性顆粒を調製するには、米国特許第4,144,050号、米国特許第3,920,442号、DE3,246,493号に教示されているようにすればよい。錠剤を調製するには、米国特許第5,180,587号、米国特許第5,232,701号、米国特許第5,208,030号に教示されているようにすればよい。膜を調製するには、GB2,095,558号、米国特許第3,299,566号に教示されているようにすればよい。
製剤の従来技術に関するこれ以上の情報については、T.S.ウッズ(Woods)、「The Formulator’s Toolbox − Product Forms for Modern Agriculture」、Pesticide Chemistry and Bioscience, The Food−Environment Challenge、T.ブルックス(Brooks)およびT.R.ロバーツ(Roberts)編、Proceedings of the 9th International Congress on Pesticide Chemistry、英国王立化学協会(The Royal Society of Chemistry)、ケンブリッジ(Cambridge)、1999、第120〜133頁を参照のこと。また、米国特許第3,235,361号第6欄の第16行目〜第7欄の第19行目ならびに実施例10〜41、米国特許第3,309,192号第5欄の第43行目〜第7欄の第62行目ならびに実施例8、12、15、39、41、52、53、58、132、138〜140、162〜164、166、167および169〜182、米国特許第2,891,855号第3欄の第66行目〜第5欄の第17行目ならびに実施例1〜4、クリングマン(Klingman)、Weed Control as a Science、ジョン・ワイリー・アンド・サンズ・インコーポレイテッド(John Wiley and Sons,Inc.)、ニューヨーク、1961、第81〜96頁ならびに、ハンス(Hance)ら、Weed Control Handbook、第8版、ブラックウェル・サイエンティフィック・パブリケーションズ(Blackwell Scientific Publications)、オックスフォード、1989も参照のこと。
本発明によれば、繁殖体または繁殖体の部位を、生物学的有効量の式Iの化合物、そのN−オキシドまたはその農業的に適した塩を含む組成物に接触させることを含む方法によって、繁殖体または当該繁殖体から成長する植物を無脊椎有害生物から保護することが可能である。本発明には、生物学的有効量の式Iの化合物、そのN−オキシドまたはその農業的に適した塩と、有効量の他の生物学的に活性な化合物または薬剤を少なくとも1種とを含む組成物と接触させた繁殖体も含まれる。本発明による繁殖体(または当該繁殖体から成長する植物)の処理に用いられる組成物には、(式Iの成分の他に)有効量の1もしくはそれ以上の他の生物学的に活性な化合物または薬剤も含み得る。別に用いる好適な化合物または薬剤としては、殺虫剤、殺菌・殺カビ剤、殺線虫剤、殺バクテリア剤、殺ダニ剤、発根促進剤などの成長調節剤、不妊化剤、セミオケミカル、忌避剤、誘引剤、フェロモン、摂食刺激剤、農業用途でのスペクトルをさらに広くすることのできる多成分有害生物防除剤を製造するための他の生物学的に活性な化合物または昆虫病原性細菌、ウイルスまたは真菌があげられる。本発明の化合物の製剤化に用いることのできる上記のような生物学的に活性な化合物または薬剤の一例として、アバメクチン、アセフェート、アセタミプリド、アミドフルメト(S−1955)、エバーメクチン、アザジラクチン、アジノホス−メチル、ビフェントリン、ビンフェナゼート(binfenazate)、ブプロフェジン、カルボフラン、クロルフェナピル、クロルフルアズロン、クロルピリホス、クロルピリホス−メチル、クロマフェノジド、クロチアニジン、シフルトリン、β−シフルトリン、シハロトリン、λ−シハロトリン、シペルメトリン、シロマジン、デルタメトリン、ジアフェンチウロン、ダイアジノン、ジフルベンズロン、ジメトエート、ジオフェノラン、エマメクチン、エンドスルファン、エスフェンバレレート、エチプロール、フェノチカルブ、フェノキシカルブ、フェンプロパトリン、フェンプロキシメート、フェンバレレート、フィプロニル、フロニカミド、フルシトリネート、τ−フルバリネート、フルフェネリム(UR−50701)、フルフェノクスロン、フェノホス、ハロフェノジド、ヘキサフルムロン、イミダクロプリド、インドキサカルブ、イソフェンホス、ルフェヌロン、マラチオン、メタアルデヒド、メタミドホス、メチダチオン、メソミル、メソプレン、メトキシクロル、モノクロトホス、メトキシフェノジド、ニチアジン、ノバルロン、ノビフルムロン(XDE−007)、オキサミル、パラチオン、パラチオン−メチル、ペルメトリン、フォレート、ホサロン、ホスメット、ホスファミドン、ピリミカーブ、プロフェノホス、ピメトロジン、ピリダリル、ピリプロキシフェン、ロテノン、スピノサド、スピロメシフィン(BSN 2060)、スルプロホス、テブフェノジド、テフルベンズロン、テフルトリン、テルブホス、テトラクロルビンホス、チアクロプリド、チアメトキサム、チオジカルブ、チオスルタップ−ナトリウム、トラロメトリン、トリクロルホン、トリフルムロンなどの殺虫剤;アシベンゾラル、アゾキシストロビン、ベノミル、ブラストサイジン−S、ボルドー液(三塩基性硫酸銅)、ブロムコナゾール、カルプロパミド、カプタホール、キャプタン、カルベンダゾール、クロロネブ、クロロタロニル、オキシ塩化銅、銅塩、シフルフェナミド、シモキサニル、シプロコナゾール、シプロジニル、(S)−3,5−ジクロロ−N−(3−クロロ−1−エチル−1−メチル−2−オキソプロピル)−4−メチルベンズアミド(RH 7281)、ジクロシメット(S−2900)、ジクロメジン、ジクロラン、ジフェノコナゾール、(S)−3,5−ジヒドロ−5−メチル−2−(メチルチオ)−5−フェニル−3−(フェニルアミノ)−4H−イミダゾール−4−オン(RP 407213)、ジメトモルフ、ジモキシストロビン、ジニコナゾール、ジニコナゾール−M、ドジン、エディフェンホス、エポキシコナゾール、ファモキサドン、フェナミドン、フェナリモル、フェンブコナゾール、フェンカラミド(SZX0722)、フェンピクロニル、フェンプロピジン、フェンプロピモルフ、フェンチンアセテート、フェンチンヒドロキシド、フルアジナム、フルジオキソニル、フルメトヴァー(flumetover)(RPA 403397)、フルモルフ/フルモルリン(SYP−L190)、フルオキサストロビン(HEC 5725)、フルキンコナゾール、フルシラゾール、フルトラニル、フルトリアフォル、フォルペット、ホセチル−アルミニウム、フララキシル、フラメタピル(furametapyr)(S−82658)、ヘキサコナゾール、イプコナゾール、イプロベンホス、イプロジオン、イソプロチオラン、カスガマイシン、クレソキシム−メチル、マンコゼブ、マネブ、メフェノキサム、メプロニル、メタラキシル、メトコナゾール、メトミノストロビン/フェノミノストロビン(SSF−126)、メトラフェノン(AC 375839)、ミクロブタニル、ネオアソジン(メタンアルソン酸鉄)、ニコビフェン(BAS 510)、オリサストロビン、オキサジキシル、ペンコナゾール、ペンシクロン、プロベナゾール、プロクロラズ、プロパモカルブ、プロピコナゾール、プロキナジド(proquinazid)(DPX−KQ926)、プロチオコナゾール(JAU 6476)、ピリフェノックス、ピラクロストロビン、ピリメタニル、ピロキロン、キノキシフェン、スピロキサミン、硫黄、テブコナゾール、テトラコナゾール、チアベンダゾール、チフルザミド、チオファネート−メチル、チラム、チアジニル、トリアジメホン、トリアジメノール、トリシクラゾール、トリフロキシストロビン、トリチコナゾール、バリダマイシン、ビンクロゾリンなどの殺菌・殺カビ剤;アルジカルブ、オキサミル、フェナミホスなどの殺線虫剤;ストレプトマイシンなどの殺バクテリア剤;アミトラズ、キノメチオネート、クロルベンジレート、シヘキサチン、ジコホル、ジエノクロル、エトキサゾール、フェナザキン、酸化フェンブタスズ、フェンプロパトリン、フェンピロキシメート、ヘキシチアゾクス、プロパルギット、ピリダベン、テブフェンピラドなどの殺ダニ剤;アイザワイ(aizawai)およびクルスターキ(kurstaki)の種を含むバチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)、バチルス・チューリンゲンシスのδ内毒素、バキュロウイルス、昆虫病原性細菌、ウイルスおよび真菌などの生物剤があげられる。
農業用防除剤の概要が記載された参考文献のひとつに、Pesticide Manual、第12版、C.D.S.トムリン(Tomlin)編、British Crop Protection Council、Farnham、サリー(Surrey)、U.K.、2000がある。
式Iの化合物と混合するのに好ましい殺虫剤および殺ダニ剤としては、シペルメトリン、シハロトリン、シフルトリンおよびβ−シフルトリン、エスフェンバレレート、フェンバレレート、トラロメトリンなどのピレスロイド;フェノチカルブ、メソミル、オキサミル、チオジカルブなどのカルバメート;クロチアニジン、イミダクロプリド、チアクロプリドなどのネオニコチノイド;インドキサカルブなどの神経ナトリウムチャネル遮断剤、スピノサド、アバメクチン、エバーメクチン、エマメクチンなどの殺虫性大環状ラクトン;エンドスルファン、エチプロール、フィプロニルなどのγ−アミノ酪酸(GABA)拮抗剤;フルフェノクスロン、トリフルムロンなどの殺虫性尿素;ジオフェノラン、ピリプロキシフェンなどの幼若ホルモンミミック;ピメトロジン;アミトラズがあげられる。本発明の化合物と混合するのに好ましい生物剤としては、バチルス・チューリンゲンシスおよびバチルス・チューリンゲンシスδ内毒素ならびに、バキュロウイルス科のメンバを含む天然ウイルス殺虫剤および遺伝子組換ウイルス殺虫剤ならびに食虫性真菌があげられる。
茎を切り取ったものを処理するための組成物中で式Iの化合物と混合するのに好ましい植物成長調節剤には、1H−インドール−3−酢酸、1H−インドール−3−ブタン酸、1−ナフタレン酢酸ならびにこれらの農業的に適した塩、エステルおよびアミド誘導体(1−ナプタレンアセトアミド(napthaleneacetamide)がある。式Iの化合物と混合するのに好ましい殺菌・殺カビ剤としては、チラム、マネブ、マンコゼブ、キャプタンなどの種子処理剤として有用な殺菌・殺カビ剤がある。
以下の実施例では、パーセンテージはいずれも重量比であり、製剤はいずれも従来の方法で調製したものである。化合物番号は索引表Aの化合物を示している。
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
生育培地をドレンチするには、通常は水で希釈した後、溶液状あるいは液体に分散させた状態を保てる程度に小さい粒子として式Iの化合物を製剤で提供する必要がある。水分散性または水溶性の粉末、顆粒、錠剤、乳化可能な濃縮物、水性懸濁液濃縮物などが、生育培地の水性ドレンチに適した製剤である。ピートモス、パーライト、バーミキュライトなどの多孔性物質を含む軽量土または人工生育培地といった比較的多孔性の高い生育培地の処理用として最も要求を満たせるのはドレンチである。式Iの化合物を含むドレンチ液を液体生育培地に加え(すなわち水耕)、これによって式Iの化合物を液体生育培地の一部とするようにしてもよい。無脊椎有害生物防除効力を得るためのドレンチ液に必要な式Iの化合物の量(すなわち生物学的有効量)が、繁殖体のタイプ、式Iの化合物、植物を保護したい日数と程度、防除対象となる無脊椎有害生物、環境要因によって変わってくることは、当業者であれば分かるであろう。ドレンチ液中の式Iの化合物の濃度は通常、約0.01ppmから10,000ppmであり、より一般的には約1ppmから100ppmである。当業者であれば、所望のレベルの植食性無脊椎有害生物防除力を達成するのに必要な生物学的有効濃度を容易に判断することができよう。
生育培地を処理するには、式Iの化合物を乾燥粉末製剤または顆粒製剤の状態で生育培地と混合して施用してもよい。この施用方法には最初に水に分散または溶解させなくてよいため、乾燥粉末製剤または顆粒製剤が分散性または溶解性の高いものである必要がない。育苗箱にある間は生育培地全体を処理することもできるが、農業用圃場では環境とコスト面での理由から繁殖体近辺の土壌のみを処理するのが一般的である。施用に伴う労力と費用とを最小限に抑えるのであれば、繁殖体の植え付け(播種など)と同時に式Iの化合物の製剤を施用すると最も効率がよい。溝施用の場合、プランターシューの背後に式Iの製剤(顆粒製剤が最も好都合である)を直接施用する。T形側条施用の場合、プランターシューの後ろで、かつ鎮圧輪の後ろまたは通常は前にくる条の側条に式Iの製剤を施用する。無脊椎有害生物防除効力を得るための生育培地部位に必要な式Iの化合物の量(すなわち生物学的有効量)が、繁殖体のタイプ、式Iの化合物、植物を保護したい日数と程度、防除対象となる無脊椎有害生物、環境要因によって変わってくることは、当業者であれば分かるであろう。繁殖体の生育培地部位中における式Iの化合物の濃度は通常、約0.0001ppmから100ppmであり、より一般的には約0.01ppmから10ppmである。当業者であれば、所望のレベルの植食性無脊椎有害生物防除力を達成するのに必要な生物学的有効量を容易に判断することができよう。
繁殖体については、式Iの化合物の溶液または分散液に浸して直接処理することが可能である。この施用方法はあらゆるタイプの繁殖体に有用であるが、発育過程にある植物に対する無脊椎有害生物防除保護性を達成するには、大きな種子(平均直径が少なくとも3mmなど)を処理する方が小さな種子を処理するよりも効果的である。塊茎、鱗茎、球茎、根茎、茎、挿し葉などの繁殖体を処理する方法でも、繁殖体だけでなく発育過程の植物まで効果的に処理することが可能である。生育培地ドレンチに有用な製剤が浸漬処理でも有用なのが普通である。浸漬媒体には植物に害のない液体が含まれ、通常は水をベースにしているが、式Iの化合物の溶解性と繁殖体への浸透性を高める上で有用な場合がある、メタノール、エタノール、イソプロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、炭酸プロピレン、ベンジルアルコール、二塩基エステル、アセトン、酢酸メチル、酢酸エチル、シクロヘキサノン、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリドンなどの他の溶媒を植物に害のない量で含有させてもよい。界面活性剤を用いれば、繁殖体を濡らして式Iの化合物を浸透させやすくすることができる。無脊椎有害生物防除効力を得るための浸漬媒体に必要な式Iの化合物の量(すなわち生物学的有効量)が、繁殖体のタイプ、式Iの化合物、植物を保護したい日数と程度、防除対象となる無脊椎有害生物、環境要因によって変わってくることは、当業者であれば分かるであろう。浸漬液中の式Iの化合物の濃度は通常、約0.01ppmから10,000ppmであり、より一般的には約1ppmから100ppmである。当業者であれば、所望のレベルの植食性無脊椎有害生物防除力を達成するのに必要な生物学的有効濃度を容易に判断することができよう。浸漬時間については、1分間から1日またはそれ以上の範囲で変更可能である。特に、発芽または萌芽(直播前のコメ種子の芽出しなど)の間は繁殖体を処理液中に入れたままにしておいてもよい。芽と根が種子の皮(種皮)を破って出てきたら、この芽と根が式Iの化合物を含む溶液に直接触れる。コメなどの大型種子作物の芽出し種子を処理する場合、処理時間をたとえば約24時間など約8から48時間のあいだにするのが一般的である。これよりも短い時間は小さな種子を処理する上で最も有用である。
また、生物学的有効量の式Iの化合物を含む組成物で繁殖体を被覆することも可能である。本発明のコーティングは、繁殖体ならびにこれを囲む培地に式Iの化合物を徐放させることのできるものである。このコーティングには、メチルセルロースまたはアラビアゴムなどの固着剤の作用で繁殖体に付着する乾燥微粉末または粉末が含まれる。また、水に懸濁させ、転動造粒機で繁殖体に噴霧した後、乾燥させた、懸濁液濃縮物、水分散性粉末または乳剤からコーティングを調製することも可能である。溶媒に溶解させた式Iの化合物を転動造粒繁殖体に噴霧した上で、溶媒を蒸発させることも可能である。このような組成物は、コーティングの繁殖体への付着を促進する成分を含むものであると好ましい。また、この組成物には、繁殖体を湿らせやすくするための界面活性剤を含有させてもよい。使用する溶媒は、繁殖体の植物にとって有害ではないものでなければならない。通常は水を用いるが、メタノール、エタノール、酢酸メチル、酢酸エチル、アセトンなどの植物毒性の低い他の揮発性溶媒を単独または組み合わせで用いてもよい。揮発性溶媒とは、正常沸点が約100℃未満の溶媒である。乾燥については、繁殖体を傷付けたり発芽または萌芽が早くなりすぎたりしない方法で行わなければならない。
コーティング厚は、付着させる微粉末から薄膜、ペレット層に至るまで、厚さ約0.5から5mmで可変である。本発明の繁殖体コーティングは、付着層を2層以上含むものであってもよく、式Iの化合物を含む必要があるのはこのうち一方だけである。通常、小さな種子の場合、ペレットにすれば生物学的有効量の式Iの化合物を提供する機能が種子の表面積に制限されず、小さな種子をペレットにすることで種子の移動や播種作業が楽になるため、ペレット化が最も要求を満たせる形である。大きな種子や鱗茎、塊茎、球茎、根茎ならびにこれらを生育できる状態で切り取ったものは、サイズが大きく表面積も大きいことから、通常はペレット化するのではなく、粉末または薄膜でコーティングする。
本発明による式Iの化合物と接触させる繁殖体には種子を含む。好適な種子には、コムギ、デュラムコムギ、オオムギ、オートムギ、ライムギ、トウモロコシ、ソルガム、コメ、マコモ、ワタ、アマ、ヒマワリ、ダイズ、モロッコインゲン、ライマメ、ソラマメ、エンドウマメ、ラッカセイ、アルファルファ、ビート、チシャ、セイヨウアブラナ、アブラナ科アブラナ属の作物、カブ、カラシナ、クロガラシ、トマト、ジャガイモ、コショウ、ナス、タバコ、キュウリ、マスクメロン、スイカ、カボチャ、ニンジン、ヒャクニチソウ、コスモス、キク、セイヨウマツムシソウ、キンギョソウ、ガーベラ、カスミソウ、スターチス、リアトリス、リシアンサス、ヤロウ、マリーゴールド、パンジー、インパチエンス、ペチュニア、ゼラニウム、コリウスの種子がある。注目すべきなのは、ワタ、トウモロコシ、ダイズ、コメの種子である。本発明による式Iの化合物と接触させる繁殖体には、根茎、塊茎、鱗茎または球茎、あるいはこれらを生育できる状態で分球したものも含まれる。好適な根茎、塊茎、鱗茎、球茎、あるいはこれらを生育できる状態で分球したものとしては、ジャガイモ、サツマイモ、ヤムイモ、ガーデンオニオン、チューリップ、グラジオラス、ユリ、スイセン、ダリア、アイリス、クロッカス、アネモネ、ヒアシンス、ムスカリ、フリージア、チャイブ、カタバミ、ツルボ、シクラメン、ユキゲユリ、プシュキニア、カラー、グロキシニア、球根ベゴニアのものが含まれる。注目すべきなのは、ジャガイモ、サツマイモ、ガーデンオニオン、チューリップ、ラッパズイセン、クロッカス、ヒアシンスの根茎、塊茎、鱗茎、球茎、あるいはこれらを生育できる状態で分球したものである。本発明による式Iの化合物と接触させる繁殖体には、茎および挿し葉も含まれる。
式Iの化合物と接触させる繁殖体の一実施形態に、式Iの化合物、そのN−オキシドまたはその農業的に適した塩と、膜形成剤または粘結剤とを含む組成物でコーティングした繁殖体がある。生物学的有効量の式Iの化合物、そのN−オキシドまたはその農業的に適した塩と膜形成剤または粘結剤とを含む本発明の組成物は、別の生物学的に活性な化合物または薬剤の少なくとも1種を有効量でさらに含むものであってもよい。注目すべきなのは、ピレスロイド、カルバメート、ネオニコチノイド、神経ナトリウムチャネル遮断剤、殺虫性大環状ラクトン、γ−アミノ酪酸(GABA)拮抗剤、殺虫性尿素、幼若ホルモンミミックよりなる群の節足動物殺滅剤を(式Iの成分と膜形成剤または粘結剤以外に)含む組成物である。また、注目すべきなのは、アバメクチン、アセフェート、アセタミプリド、アミドフルメト(S−1955)、エバーメクチン、アザジラクチン、アジノホス−メチル、ビフェントリン、ビンフェナゼート、ブプロフェジン、カルボフラン、クロルフェナピル、クロルフルアズロン、クロルピリホス、クロルピリホス−メチル、クロマフェノジド、クロチアニジン、シフルトリン、β−シフルトリン、シハロトリン、λ−シハロトリン、シペルメトリン、シロマジン、デルタメトリン、ジアフェンチウロン、ダイアジノン、ジフルベンズロン、ジメトエート、ジオフェノラン、エマメクチン、エンドスルファン、エスフェンバレレート、エチプロール、フェノチカルブ、フェノキシカルブ、フェンプロパトリン、フェンプロキシメート、フェンバレレート、フィプロニル、フロニカミド、フルシトリネート、τ−フルバリネート、フルフェネリム(UR−50701)、フルフェノクスロン、フェノホス、ハロフェノジド、ヘキサフルムロン、イミダクロプリド、インドキサカルブ、イソフェンホス、ルフェヌロン、マラチオン、メタアルデヒド、メタミドホス、メチダチオン、メソミル、メソプレン、メトキシクロル、モノクロトホス、メトキシフェノジド、ニチアジン、ノバルロン、ノビフルムロン(XDE−007)、オキサミル、パラチオン、パラチオン−メチル、ペルメトリン、フォレート、ホサロン、ホスメット、ホスファミドン、ピリミカーブ、プロフェノホス、ピメトロジン、ピリダリル、ピリプロキシフェン、ロテノン、スピノサド、スピロメシフィン(BSN 2060)、スルプロホス、テブフェノジド、テフルベンズロン、テフルトリン、テルブホス、テトラクロルビンホス、チアクロプリド、チアメトキサム、チオジカルブ、チオスルタップ−ナトリウム、トラロメトリン、トリクロルホンおよびトリフルムロン、アルジカルブ、オキサミル、フェナミホス、アミトラズ、キノメチオネート、クロルベンジレート、シヘキサチン、ジコホル、ジエノクロル、エトキサゾール、フェナザキン、酸化フェンブタスズ、フェンプロパトリン、フェンピロキシメート、ヘキシチアゾクス、プロパルギット、ピリダベン、テブフェンピラド;ならびに、aizawaiおよびkurstakiの種を含むバチルス・チューリンゲンシス、バチルス・チューリンゲンシスδ内毒素、バキュロウイルス、昆虫病原性細菌、ウイルスおよび真菌などの生物剤よりなる群から選択される別の生物学的に活性な化合物または薬剤を(式Iの成分と膜形成剤または粘結剤以外に)少なくとも1種含む組成物である。また、注目すべきなのは、アシベンゾラル、アゾキシストロビン、ベノミル、ブラストサイジン−S、ボルドー液(三塩基性硫酸銅)、ブロムコナゾール、カルプロパミド、カプタホール、キャプタン、カルベンダゾール、クロロネブ、クロロタロニル、オキシ塩化銅、銅塩、シフルフェナミド、シモキサニル、シプロコナゾール、シプロジニル、(S)−3,5−ジクロロ−N−(3−クロロ−1−エチル−1−メチル−2−オキソプロピル)−4−メチルベンズアミド(RH 7281)、ジクロシメット(S−2900)、ジクロメジン、ジクロラン、ジフェノコナゾール、(S)−3,5−ジヒドロ−5−メチル−2−(メチルチオ)−5−フェニル−3−(フェニルアミノ)−4H−イミダゾール−4−オン(RP 407213)、ジメトモルフ、ジモキシストロビン、ジニコナゾール、ジニコナゾール−M、ドジン、エディフェンホス、エポキシコナゾール、ファモキサドン、フェナミドン、フェナリモル、フェンブコナゾール、フェンカラミド(SZX0722)、フェンピクロニル、フェンプロピジン、フェンプロピモルフ、フェンチンアセテート、フェンチンヒドロキシド、フルアジナム、フルジオキソニル、フルメトヴァー(RPA 403397)、フルモルフ/フルモルリン(SYP−L190)、フルオキサストロビン(HEC 5725)、フルキンコナゾール、フルシラゾール、フルトラニル、フルトリアフォル、フォルペット、ホセチル−アルミニウム、フララキシル、フラメタピル(S−82658)、ヘキサコナゾール、イプコナゾール、イプロベンホス、イプロジオン、イソプロチオラン、カスガマイシン、クレソキシム−メチル、マンコゼブ、マネブ、メフェノキサム、メプロニル、メタラキシル、メトコナゾール、メトミノストロビン/フェノミノストロビン(SSF−126)、メトラフェノン(AC 375839)、ミクロブタニル、ネオアソジン(メタンアルソン酸鉄)、ニコビフェン(BAS 510)、オリサストロビン、オキサジキシル、ペンコナゾール、ペンシクロン、プロベナゾール、プロクロラズ、プロパモカルブ、プロピコナゾール、プロキナジド(DPX−KQ926)、プロチオコナゾール(JAU 6476)、ピリフェノックス、ピラクロストロビン、ピリメタニル、ピロキロン、キノキシフェン、スピロキサミン、硫黄、テブコナゾール、テトラコナゾール、チアベンダゾール、チフルザミド、チオファネート−メチル、チラム、チアジニル、トリアジメホン、トリアジメノール、トリシクラゾール、トリフロキシストロビン、トリチコナゾール、バリダマイシン、ビンクロゾリンよりなる群の殺菌・殺カビ剤から選択される別の生物学的に活性な化合物または薬剤を(式Iの成分と膜形成剤または粘結剤以外に)少なくとも1種含む組成物(特に少なくとも1種の別の生物学的に活性な化合物または薬剤が、チラム、マネブ、マンコゼブおよびキャプタンよりなる群の殺菌・殺カビ剤から選択される組成物)である。
通常、本発明の繁殖体コーティングは、式Iの化合物と、膜形成剤または固着剤とを含む。コーティングにはさらに、分散剤、界面活性剤、担体ならびに、任意に消泡剤および染料などの製剤用補助剤を含み得る。無脊椎有害生物防除効力を得るためのコーティングに必要な式Iの化合物の量(すなわち生物学的有効量)が、繁殖体のタイプ、式Iの化合物、植物を保護したい日数と程度、防除対象となる無脊椎有害生物、環境要因によって変わることは、当業者であれば分かるであろう。このコーティングは、繁殖体の発芽または萌芽を阻害しないものでなければならず、標的となる無脊椎有害生物のライフサイクルにおいて植物に損傷を与える段階で植物の損傷を低減するのに一貫して効果のあるものとする。十分な式Iの化合物を含むコーティングを用いることで、最大約120日またはそれ以上の日数で無脊椎有害生物を防除して植物を保護することが可能である。通常、式Iの化合物の量は繁殖体の重量の約0.001から50%の範囲であり、種子であれば種子重量の約0.01から50%である方が普通であり、大きな種子には種子重量の約0.1から10%が最も一般的である。しかしながら、特に無脊椎有害生物防除保護期間を延ばす目的で小さな種子をペレット化するような場合には、最大約100%またはそれ以上と量を多くする方が有用なこともある。鱗茎、塊茎、球茎、根茎ならびに、これらを生育できる状態で切り取ったもの、茎および挿し葉の繁殖体では、式Iの化合物の量は繁殖体重量の約0.001から5%の範囲が普通であり、繁殖体が小さくなればパーセンテージを高くして用いる。当業者であれば、所望のレベルの植食性無脊椎有害生物防除力を達成するのに必要な生物学的有効量を容易に判断することができよう。
繁殖体コーティングの膜形成剤または粘結剤成分は、天然であっても合成であってもよく、かつコーティング対象となる繁殖体に植物毒性作用を持たない接着性ポリマーで構成されるものであると好ましい。この膜形成剤または固着剤については、ポリ酢酸ビニル、ポリ酢酸ビニルコポリマー、加水分解ポリ酢酸ビニル、ポリビニルピロリドン−酢酸ビニルコポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルアルコールコポリマー、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルメチルエーテル−無水マレイン酸コポリマー、ワックス、ラテックスポリマー、エチルセルロースおよびメチルセルロースをはじめとするセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシメチルプロピルセルロース、ポリビニルピロリドン、アルギン酸塩、デキストリン、マルト−デキストリン、多糖類、脂肪、油、タンパク質、カラヤガム、ジャガーガム、トラガントガム、多糖類ガム、粘質物、アラビアゴム、セラック、塩化ビニリデンポリマーおよびコポリマー、ダイズベースのタンパク質ポリマーおよびコポリマー、リグノスルホネート、アクリルコポリマー、スターチ、ポリビニルアクリレート、ゼイン、ゼラチン、カルボキシメチルセルロース、キトサン、ポリエチレンオキシド、アクリルイミドポリマーおよびコポリマー、ポリヒドロキシエチルアクリレート、メチルアクリルイミドモノマー、アルギン酸塩、エチルセルロース、ポリクロロプレン、これらのシロップまたは混合物から選択できる。好ましい膜形成剤および粘結剤には、酢酸ビニルのポリマーおよびコポリマー、ポリビニルピロリドン−酢酸ビニルコポリマー、水溶性ワックスがある。特に好ましいのが、ポリビニルピロリドン−酢酸ビニルコポリマーと水溶性ワックスである。上記にてあげたポリマーには、従来技術において周知のものが含まれており、このうちいくつかはアグリマー(Agrimer)(登録商標) VA 6およびリコワックス(Licowax)(登録商標) KSTとして出ている。製剤に含まれる膜形成剤または固着剤の量は、繁殖体の重量の約0.001から100%の範囲が普通である。大きな種子の場合、膜形成剤または固着剤の量は一般に種子重量の約0.05から5%の範囲であり、小さな種子の場合はこの量は一般に約1から100%の範囲であるが、ペレット化時には種子重量の100%よりも多くすることも可能である。他の繁殖体では、膜形成剤または固着剤の量は一般に繁殖体重量の0.001から2%の範囲である。
無脊椎有害生物防除用の本発明の繁殖体処理コーティングでは、製剤用補助剤として知られる材料を使用してもよく、これらの材料は当業者間で周知である。製剤用補助剤は、生成または繁殖体処理のプロセスを補助するものであり、分散剤、界面活性剤、担体、消泡剤、染料があるが、これに限定されるものではない。有用な分散剤としては、ボレスパース(Borresperse)TM CA、モーウェット(Morwet)(登録商標) D425などの高水溶性アニオン界面活性剤をあげることができる。有用な界面活性剤としては、プルロニック(Pluronic)(登録商標) F108、Brij(登録商標) 78などの高水溶性非イオン界面活性剤をあげることができる。有用な担体としては、水やアルコールなどの水溶性の油などの液体をあげることができる。また、有用な担体として、木粉、クレー、活性炭、珪藻土、微粒子無機固体、炭酸カルシウムなどのフィラーもあげることができる。使用できるクレーおよび無機固体には、カルシウムベントナイト、カオリン、陶土、タルク、パーライト、雲母、バーミキュライト、シリカ、石英粉末、モンモリロナイト、これらの混合物がある。消泡剤としては、ロードルシル(Rhodorsil)(登録商標) 416などのポリオーガニックシロキサン(polyorganic siloxane)を含む水分散性液体があげられる。染料としては、プロ−ルジド(Pro−lzed)(登録商標)コロラント・レッド(Colorant Red)などの水分散性液体着色料組成物があげられる。これは製剤用補助剤を余すところなく列挙したものではなく、コーティング対象となる繁殖体とコーティングに使用する式Iの化合物とに応じて他の承認されている材料を使用してもよいことは、当業者であれば理解できよう。製剤用補助剤の好適な例としては、本願明細書に列挙するものならびに、マッカチオン(McCutcheon)、2001、第2巻:Functional Materials、エムシー・パブリッシング・カンパニー(MC Publishing Company)出版に列挙されているものがあげられる。使用する製剤用補助剤の量は可変であるが、通常は成分の重量が繁殖体重量の約0.001から10000%の範囲になるようにし、100%を超えるパーセンテージで使用するのは主に小さな種子のペレット化の場合である。ペレット化しない種子であれば、通常は製剤用補助剤(formulating aid)の量が種子重量の約0.01から45%であり、一般に種子重量の約0.1から15%である。種子以外の繁殖体の場合であれば、製剤用補助剤の量は通常、繁殖体重量の約0.001から10%である。
本発明のコーティングには、従来の種子コーティング塗布手段を利用することができる。式Iの化合物と固着剤とを含む製剤を繁殖体に転動造粒して微粉末または粉末を適用し、この微粉末または粉末を繁殖体に付着させて包装または輸送時に落ちないようにすることができる。また、微粉末または粉末を繁殖体の転動造粒層に直接加えた後、担体液を種子に噴霧して乾燥させる形で微粉末または粉末を適用してもよい。任意に固着剤を含む水などの溶媒で繁殖体の少なくとも一部を処理(浸漬など)し、処理済みの部分を一定量の乾燥微粉末または粉末に浸漬する形で、式Iの化合物を含む微粉末および粉末を適用することも可能である。この方法は、茎を切り取ったもののコーティングに特に有用なものとなり得る。また、濡らした粉末、溶液、サスポエマルション、乳化分散可能な濃縮物、乳剤を水に加えた式Iの製剤を含む組成物に繁殖体を浸漬した後、乾燥させるか生育培地に直接植え付けることも可能である。鱗茎、塊茎、球茎、根茎などの繁殖体の場合は一般に、生物学的有効量の式Iの化合物を提供するのにコーティング層が1層あればよい。
また、懸濁液濃縮物を繁殖体の転動造粒層に直接噴霧した上で繁殖体を乾燥させる形で繁殖体にコーティングをほどこしてもよい。あるいは、濡らした粉末、溶液、サスポエマルション、乳化可能な濃縮物、乳剤を水に加えたものなどの他のタイプの製剤を繁殖体に噴霧してもよい。この方法は種子にフィルムコーティングをほどこす際に特に有用である。当業者であればさまざまなコーティング装置ならびに方法を利用することができる。好適な方法には、P.コスターズ(Kosters)ら、Seed Treatment: Progress and Prospects、1994 BCPC Monograph No.57に列挙されている方法ならびに本願明細書に引用した各種文献に記載されている方法が含まれる。周知の3通りの手法として、ドラムコーターを用いる方法、流動層を用いる手法、噴流層を用いる方法があげられる。種子などの繁殖体をコーティングの前に事前にサイズ分類しておいてもよい。コーティング後、繁殖体を乾燥させ、サイズ分類用装置に移してサイズ分類してもよい。これらの装置は従来技術において周知であり、たとえば業界でコーン(トウモロコシ)種子のサイズ分類に用いられる一般的な装置などがあげられる。
コーティング種子の場合、種子とコーティング資材との混合には、多種多様な従来の種子コーティング装置のどれを使用してもよい。回転とコーティング塗布の速度は種子による。ワタの種子などの大きくて細長い種子であれば、最も要求を満たせる種子コーティング装置は、種子の回転作用を維持し、均一なカバレッジを容易にできるだけの十分なrpmで回転するリフト羽根(lifting vane)付き回転皿を備える装置である。液状で塗布される種子コーティング製剤の場合、種子の凝集を最小限に抑える乾燥が可能なだけの十分な時間をかけて種子コーティングを塗布する必要がある。強制空気または加熱強制空気を用いることで、塗布速度を高められる場合がある。このプロセスはバッチプロセスであっても連続プロセスであってもよいことは、当業者であれば理解できよう。呼び名から想像できるように、連続プロセスでは製造時に種子を連続して流すことができる。新たな種子がムラのない流れで皿に入り、皿から出ていくコーティング済みの種子と入れ替わる。
本発明の種子コーティング法は薄膜コーティングに限られるものではなく、種子ペレット化も含み得る。ペレット化法では一般に、種子の重量が2から100倍重くなり、これを播種機で使用するための種子の形状を改善する目的で使用することもできる。ペレット化組成物には、人工ポリマー(ポリビニルアルコール、加水分解ポリ酢酸ビニル、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルメチルエーテル−無水マレイン酸コポリマー、ポリビニルピロリジノンなど)または天然ポリマー(アルギン酸塩、カラヤガム、ジャガーガム、トラガントガム、多糖類ガム、粘質物など)などのバインダーの他に、クレー、粉状石灰石、粉末シリカなどの一般には不溶性の粒子状物質である固体希釈剤を含有させて嵩増ししてあるのが普通である。十分な層が構成されたら、粉衣を乾燥させてペレットを分級する。ペレットの製造方法については、アグロー(Agrow)、The Seed Treatment Market、第3章、PJBパブリケーションズ・リミテッド(Publications Ltd.)、1994に説明されている。
繁殖体に式Iの化合物でコーティングするのに適した組成物の成分および方法に関する上記以外の説明については、米国特許第4,443,637号、同第5,494,709号、同第5,527,760号、同第5,834,006号、同第5,849,320号、同第5,876,739号、同第6,156,699号、同第6,199,318号、同第6,202,346号、同第6,230,438号ならびに欧州特許出願公開第EP−1,078,563−A1号を参照のこと。
以下の実施例E〜Hは、種子にコーティングをほこどす過程を説明するものである。化合物番号は索引表Aの化合物を示している。
実施例E
化合物208を含む組成物でコーティングしたワタ種子バッチの生成
ステップ1:化合物208を含む流動性懸濁液の調製
表7に列挙する成分を含有する流動性懸濁液を調製した。
Figure 0003770495
アグリマー(登録商標) VA 6は、ポリビニルピロリドン−酢酸ビニルコポリマーを含み、インターナショナル・スペシャリティ・プロダクツ(International Specialty Products)(ISP)から販売されている、軟化点が106℃の高水溶性膜形成粘結剤である。リコワックス(登録商標) KSTは、モンタンワックス酸とポリエチレングリコールエステルとを含み、クラリアント(Clariant)から販売されている、液滴形成点59℃の高水溶性膜形成粘結剤である。ボレスパースTM CAは、脱糖カルシウムリグノスルホネートを含み、ボレガード・リグノテック(Borregaard LignoTech)から販売されている、軟化点が132℃の高水溶性アニオン分散剤である。プルロニック(登録商標) F−108は、ポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレンブロックコポリマーを含み、BASFから販売されている、融点が57℃の高水溶性非イオン分散剤である。Brij(登録商標) 78は、ステアリルアルコール(POE 20)を含み、ユニケマ(Uniqema)から販売されている、流動点38℃の高水溶性非イオン分散剤である。ロードルシル(登録商標) 416は、ポリオルガノシロキサンと乳化分散剤とを含み、ロディア(Rhodia)から販売されている、水分散性液体消泡剤である。プロ−ルジド(登録商標)コロラント・レッドは、赤色着色料とカオリンクレーと非イオン界面活性剤とを含み、グスタフソン(Gustafson)から販売されている、水分散性液体着色料組成物である。
まずBrij(登録商標) 78(6.00g)をぬるま湯(210.48g)に溶解させ、続いてアグリマー(登録商標) VA 6(15.00g)、リコワックス(登録商標) KST(15.00g)、ボレスパースTM CA(3.00g)、プルロニック(登録商標) F−108(3.00g)、Brij(登録商標) 78(6.00g)、ロードルシル(登録商標) 416(0.6g)およびプロ−ルジド(登録商標)コロラント・レッド(0.12g)中で強く混合して、懸濁担体(253.20g)を調製した。化合物208(15.6g)をビーカーに入れ、続いて完全に混合した懸濁担体(84.4g)の一部を加え、さらにヘラを使用して化合物208を懸濁担体でくるんだ。次に、10mmのジェネレータープローブ(generator probe)を備えるポリトロン(Polytron)高速ローターステーター分散装置(Cantiague Rd.,Westbury,NY 11590 U.S.A.のブリンクマン・インスツルメンツ・インコーポレイテッド(Brinkman Instruments Inc.)から販売されている)を使用し、この装置で化合物208の凝塊を破壊して、混合物をさらに均質化した。
粒度0.5mmに揃った高密度セラミック分散用メディアを容量の80%まで仕込んで稼動させたミルに、上記にて得られたスラリーを移し、冷却した33%エチレングリコール水溶液を粉砕チャンバの冷却ジャケットに通すことで冷却した。攪拌器を4300rpmで回転させた状態で、このスラリーを粉砕チャンバに13分間再循環させた。次に、循環パイプの端をミルの供給漏斗から回収瓶に移動し、できあがった極めて注入しやすい桃色の流動性懸濁液(89.5g)を得た。
レーザ回折式の機器を使用して懸濁液中の微粉化(粉砕)粒子の直径を分析した。2回の測定の平均値で算術平均粒子径を求めると2.03μmであり、粒子の90%が直径5.21μm未満、粒子の10%が直径0.30μm未満、粒子径の中央値は1.0μmであった。
ステップ2:化合物208を含む組成物によるワタ種子のコーティング
ポットをひっくり返したときに種子を持ち上げるための逆向きに対向させた2枚のリフト羽根の入ったステンレス鋼製のポット(内径12cm、深さ11cm)にワタ種子(ストーンビル(Stoneville) 4793 RR、122.5g)を入れた。このポットを水平に対して40から45°の角度に傾け、640rpmで機械的に回転させることで、ポット内で良好な混合および転動造粒作用が得られるようにした。
ステップ1で調製した流動体を、種子の転動造粒層に供給空気圧10〜11psi(69〜76kPa)で直接噴霧し、微小な液滴を生成した。リザーバの重量を測定することで、種子表面に噴霧された流動性懸濁液の量を求めることができた。種子の転動造粒状態で手持ち式の噴霧器をポットの内部に向け、種子の転動造粒層の中央に直接噴霧した。種子の表面が粘着性になるまで噴霧を続け、種子同士を凝集させた。さらに、噴霧器を停止させ、空気流をポット内に向けて送るように装着したノズルから室温にて低圧空気を種子に吹き付け、種子コーティングをすみやかに乾燥させた。このとき、次第に大きくなっていく転動造粒種子の音が、種子コーティングが十分に乾燥したことを判断する可聴信号の役割を果たした。その後乾燥用の空気流を遮断し、手持ち式の噴霧器を使った噴霧を再開した。この噴霧乾燥のサイクルを所望の量の流動性懸濁液が種子に塗布されるまで繰り返した。さらに、低流量の周囲空気に60時間曝露することで、種子コーティングの乾燥を完了させた。
ビーズミル内の各種子をふやかした後、アセトニトリル抽出溶媒を加えて、各バッチから10粒の種子それぞれに塗布した化合物208の重量を求めた。抽出物を遠心処理し、上澄み(上清液)のアリコートを10,000:1に希釈した後、LC/MSで分析した。分析結果を表8にあげておく。
Figure 0003770495
実施例F
化合物208、484、486、502、509または515を含む組成物でコーティングしたコーン種子バッチの生成
ステップ1:化合物208、484、486、502、509または515を含む6種類の流動性懸濁液の調製
以下の表9に示す処方で各々が上記6種類の活性成分化合物のうちの1つを含有する6種類の流動性懸濁液を調製した。
Figure 0003770495
活性成分化合物以外の成分はいずれも実施例Eで説明したとおりである。
実施例Eのステップ1で説明したような方法で、各化合物の流動性懸濁液を調製した。懸濁液中の粒子の直径(すなわち表10のDia.)を、同じく実施例Eのステップ1で説明した方法で分析した。湿式粉砕後に得られた粒径分布を表10に示す。
Figure 0003770495
ステップ2:化合物208、484、486、502、509または515を含む別々の組成物でのコーン種子のコーティング
ポットをひっくり返したときに種子を持ち上げるための逆向きに対向させた2枚のリフト羽根の入ったステンレス鋼製のポット(内径8.5cm、深さ8.3cm)にコーン(トウモロコシ)種子(パイオニア(Pioneer) 3146ロット番号C92FA(親)、65g)を入れた。このポットを水平に対して40から45°の角度に傾け、110rpmで機械的に回転させることで、ポット内で良好な混合および転動造粒作用が得られるようにした。
ステップ1で調製した6種類の流動体を、実施例Eのステップ2で説明した基本手順に従ってそれぞれコーン種子の転動造粒層に直接噴霧した。その後、種子を化学物質用のヒュームフード内で一晩乾燥させ、種子コーティングの乾燥を終了させた。表11に示すようにコーン種子表面の各微粉化化合物の公称で3重量%のコーティングを達成した。
Figure 0003770495
実施例G
化合物208、276または483を含む組成物でコーティングしたワタ種子バッチの生成
ステップ1:化合物208、276または483を含む3種類の流動性懸濁液の調製
実施例Fの表9に示すものと同じ処方で、各々が上記3種類の化合物のうちの1つを含有する3種類の流動性懸濁液を調製した。実施例Eのステップ1で説明したような方法で、各化合物の流動性懸濁液を調製した。懸濁液中の粒子の直径(すなわち表10のDia.)を、同じく実施例Eのステップ1で説明した方法で分析した。湿式粉砕後に得られた粒径分布を表12に示す。
Figure 0003770495
ステップ2:化合物208、276または483を含む別々の組成物でのワタ種子のコーティング
ポットをひっくり返したときに種子を持ち上げるための逆向きに対向させた2枚のリフト羽根の入ったステンレス鋼製のポット(内径6.5cm、深さ7.5cm)にワタ種子(ストーンビル(Stoneville) 4793 RR、33g)を入れた。このポットを水平に対して40から45°の角度に傾け、100rpmで機械的に回転させることで、ポット内で良好な混合および転動造粒作用が得られるようにした。
ステップ1で調製した3種類の流動体を、実施例Eのステップ2で説明した基本手順に従って転動造粒ワタ種子の別々のバッチに直接噴霧した。その後、種子を化学物質用のヒュームフード内で一晩乾燥させ、種子コーティングの乾燥を終了させた。表13に示すようにワタ種子の表面に公称で3重量%の各微粉化化合物のコーティングを達成した。
Figure 0003770495
実施例H
化合物502を含む組成物でコーティングしたコーン種子バッチの生成
ステップ1:15%w/wの化合物502を含む流動性懸濁液の調製
実施例Fの表9に示す化合物以外は同じ成分を含有する化合物502の15%の流動性懸濁液を調製した。実施例Eのステップ1で説明したような方法で、化合物502の流動性懸濁液を調製した。懸濁液中の粒子の直径(すなわち表10のDia.)を、同じく実施例Eのステップ1で説明した方法で分析した。湿式粉砕後に得られた、結果としての粒径分布を表14に示す。
Figure 0003770495
ステップ2:化合物502を含む組成物でのコーン種子のコーティング
ポットをひっくり返したときに種子を持ち上げるために逆向きに対向させた2枚のリフト羽根の入ったステンレス鋼製のポット(内径17cm、深さ16cm)にコーン(トウモロコシ)種子(パイオニア(Pioneer)34M94ハイブリッド・フィールド・コーン(Hybrid Field Corn)、575g)を入れた。このポットを水平に対して40から45°の角度に傾け、200rpmで機械的に回転させることで、ポット内で良好な混合および転動造粒作用が得られるようにした。
ステップ1で調製した15%w/wの流動体を、実施例Eのステップ2で説明した基本手順に従って転動造粒コーン種子の別々のバッチに直接噴霧した。その後、種子を化学物質用のヒュームフード内で一晩乾燥させ、種子コーティングの乾燥を終了させた。表15に示すようにコーン種子の表面に公称で0.15、0.29、0.58、1.09、1.75重量%の微粉化化合物502のコーティングを達成した。コーティング済み種子表面の化合物502の平均重量%を、実施例Eのステップ2の方法に従ってLC/MSで測定した。
Figure 0003770495
以下に示す本発明の生物学的実施例での試験は、特定の節足動物有害生物から植物を保護する本発明による方法および組成物の効果を示すものである。しかしながら、これらの化合物によって得られる有害生物防除保護性はこれらの種に限定されるものではない。化合物の内訳に関しては索引表Aを参照のこと。以下の索引表では、次のような略号を使用する。tは第三級、nはノルマル、iはイソ、sは第2級、cはシクロ、Meはメチル、Etはエチル、Prはプロピル、Buはブチルである。したがって、i−Prはイソプロピル、s−Buは第2級ブチルといった具合である。略号「Ex.」は「実施例」の意味であり、これに続く数字はどの実施例で化合物を調製するかを示している。
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
Figure 0003770495
50
Figure 0003770495
Figure 0003770495
本発明の生物学的実施例
試験A
実施例Eで説明したようにして調製した、公称1%、公称2%、公称3%濃度のバッチの化合物208の組成物でコーティングしたワタ種子と、比較用の未処理種子とを、サッサフラスの滅菌用土を用いてポットに播種し、16時間28℃にて光線をあてて8時間24℃にて暗い状態にし、相対湿度50%で栽培室内で育てた。31日後、それぞれの種子バッチから本葉のある2種類の苗を各々選択し、その子葉を除去した。これらの苗に産卵させる目的でシルバーリーフコナジラミ(Bemisia argentifolii)の成虫を入れ、ティッシュペーパーで栓をしたプラスチックの円筒をポットにはめた。3日後、これらの成虫を取り出し、葉を調べて卵が産み付けられていることを確認した。15日後(卵の孵化から約6日後)、加害された葉を苗から取り除き、葉の裏側で死んでいるニンフと生きているニンフの数をかぞえて49日目の結果を判断した。苗の上の方にある葉に2回目の産卵を行わせるために、再びシルバーリーフコナジラミ(Bemisia argentifolii)を入れ、ティッシュペーパーで栓をしたプラスチックの円筒を前回同様にポットにはめた。3日後、成虫を取り出し、葉を調べて卵が産み付けられていることを確認した。14日後(卵の孵化から約6日後)、苗から葉を取り除き、葉の裏側で死んでいるニンフと生きているニンフの数をかぞえて66日目の結果を判断した。両方の評価時点での結果を表Aにまとめておく。
Figure 0003770495
この試験から、本発明による種子コーティングを用いることで、播種後9週間を超える日数にわたってワタの苗を同翅類の有害生物であるシルバーリーフコナジラミ(Bemisia argentifolii)から保護できることが分かる。
試験B
実施例Eで説明したようにして調製した、公称1%、公称2%、公称3%濃度のバッチの化合物208の組成物でコーティングしたワタ種子と、比較用の未処理種子とを、サッサフラスの滅菌用土を用いて10cmのポットに播種し、25℃にて16時間光線をあてて8時間暗い状態にし、相対湿度50%で栽培室内で育てた。播種14日後にいくつかの苗から葉を採取し、3から4つの細片に切断し、栽培室内でカバーをかけた半透明の16穴プラスチックトレーの1つの穴に1つずつ入れた。葉の細片の入っているところにオオタバコガ(Heliothis virescens)の2齢幼虫を加え(穴1つあたり幼虫1匹、処理/葉のタイプ1つあたり幼虫6〜10匹)、加害の48時間後と96時間後に昆虫の死亡率を求めた。播種64日後に他の苗から葉を採取し、3から4つの細片に切断し、栽培室内でカバーをかけた半透明の16穴プラスチックトレーの1つの穴に1つずつ入れた。葉の細片の入っているところにオオタバコガ(Heliothis virescens)の2齢幼虫を加え(穴1つあたり幼虫1匹、処理/葉の位置1ヶ所あたり幼虫6〜16匹)、加害の72時間後と96時間後に昆虫の死亡率を求めた。結果を表B1およびB2にまとめておく。
Figure 0003770495
Figure 0003770495
この試験から、本発明による種子コーティングを用いることで、播種後9週間を超える日数にわたってワタの苗を鱗翅目の有害生物であるオオタバコガ(Heliothis virescens)から保護できることが分かる。
試験C
実施例Eで調製したような化合物208(公称3%バッチ)で処理したワタ種子と、実施例Gで調製したような化合物276、486、502で処理したワタ種子と、比較用の未処理種子とを、サッサフラスの滅菌用土またはドラマー(Drummer)用土のいずれかを用いてポットに播種した。苗を温室で栽培し、花芽(綿花のつぼみ)ができはじめた時にサンプリングを行った。15cmよりも大きい2節目の葉と先端葉をサンプリングした(苗には約5枚の葉があった)。それぞれの苗から摘んだ葉を4つの細片に切断し、それぞれの細片をオオタバコガ(Heliothis virescens)の2齢幼虫1匹と一緒に穴に入れた。サンプリングの96時間後に幼虫死亡率を記録した。
Figure 0003770495
試験D
実施例Fで調製したような化合物208、484、486、502、509、515で処理したコーン種子を、サッサフラス用土を使ってポットに播種した。輪生する高さ(葉が9枚)まで温室で苗を栽培し、輪生したものに25匹のハスモンヨトウ(1齢幼虫)で加害した。加害の6日後、摂食に伴う苗の被害を記録した。苗の被害に0〜100%の評点を付けた(0は摂食なしを意味する)。
Figure 0003770495
試験E
実施例Hで調製したような化合物502を5通りの率(公称1.75%、1.09%、0.58%、0.29%および0.15%)で用いて処理したコーン種子を、デラウェア州ニューアーク(Newark)とテキサス州ドナ(Donna)近くの農業用圃場に播種した。苗に長さが少なくとも10cmの5枚目の葉が出たら、これを切り取った。それぞれの割合ごとに少なくとも16の苗から摘んだ葉を1枚選び、ハスモンヨトウの2齢幼虫1匹と一緒に穴に入れた。加害の72時間後に幼虫死亡率を記録した。
ドナ(Donna)用地にあるコーンの苗を計測し、苗の成長具合を判断した。葉を折りたたんで管に入れ、管内で地面から一番離れた葉の先端までの高さを記録した。
Figure 0003770495
Figure 0003770495
表E2から明らかなように、化合物502で処理することで、この試験での苗の発育が
促進されているように見える。
なお、本発明の特徴または主な態様は次のとおりである。
1.
繁殖体または当該繁殖体から成長する植物を無脊椎有害生物から保護するための方法で
あって、
繁殖体または前記繁殖体の部位を、生物学的有効量の式I
Figure 0003770495
(式中、
AおよびBは独立してOまたはSであり、
1 はH、C 1 〜C 6 アルキル、C 2 〜C 6 アルコキシカルボニルまたはC 2 〜C 6 アルキルカルボニルであり、
2 はHまたはC 1 〜C 6 アルキルであり、
3 はH;場合によりハロゲン、CN、NO 2 、ヒドロキシ、C 1 〜C 4 アルキル、C 1 〜C 4 アルコキシ、C 1 〜C 4 ハロアルコキシ、C 1 〜C 4 アルキルチオ、C 1 〜C 4 アルキルスルフィニル、C 1 〜C 4 アルキルスルホニル、C 2 〜C 6 アルコキシカルボニル、C 2 〜C 6 アルキルカルボニル、C 3 〜C 6 トリアルキルシリル、フェニル、フェノキシ、5員環の複素芳香環および6員環の複素芳香環よりなる群から選択される1もしくはそれ以上の置換基で各々置換されていてもよい、C 1 〜C 6 アルキル、C 2 〜C 6 アルケニル、C 2 〜C 6 アルキニルまたはC 3 〜C 6 シクロアルキル;場合によりC 1 〜C 4 アルキル、C 2 〜C 4 アルケニル、C 2 〜C 4 アルキニル、C 3 〜C 6 シクロアルキル、C 1 〜C 4 ハロアルキル、C 2 〜C 4 ハロアルケニル、C 2 〜C 4 ハロアルキニル、C 3 〜C 6 ハロシクロアルキル、ハロゲン、CN、NO 2 、C 1 〜C 4 アルコキシ、C 1 〜C 4 ハロアルコキシ、C 1 〜C 4 アルキルチオ、C 1 〜C 4 アルキルスルフィニル、C 1 〜C 4 アルキルスルホニル、C 1 〜C 4 アルキルアミノ、C 2 〜C 8 ジアルキルアミノ、C 3 〜C 6 シクロアルキルアミノ、C 4 〜C 8 (アルキル)(シクロアルキル)アミノ、C 2 〜C 4 アルキルカルボニル、C 2 〜C 6 アルコキシカルボニル、C 2 〜C 6 アルキルアミノカルボニル、C 3 〜C 8 ジアルキルアミノカルボニルおよびC 3 〜C 6 トリアルキルシリルよりなる群から独立して選択される1から3個の置換基で置換されていてもよい、フェニル、フェノキシ、5員環の複素芳香環および6員環の複素芳香環の各々;C 1 〜C 4 アルコキシ;C 1 〜C 4 アルキルアミノ;C 2 〜C 8 ジアルキルアミノ;C 3 〜C 6 シクロアルキルアミノ;C 2 〜C 6 アルコキシカルボニルまたはC 2 〜C 6 アルキルカルボニルであり、
4 はH、C 1 〜C 6 アルキル、C 2 〜C 6 アルケニル、C 2 〜C 6 アルキニル、C 3 〜C 6 シクロアルキル、C 1 〜C 6 ハロアルキル、CN、ハロゲン、C 1 〜C 4 アルコキシ、C 1 〜C 4 ハロアルコキシまたはNO 2 であり、
5 はH、C 1 〜C 6 アルキル、C 1 〜C 6 ハロアルキル、C 1 〜C 4 アルコキシアルキル、C 1 〜C 4 ヒドロキシアルキル、C(O)R 10 、CO 2 10 、C(O)NR 10 11 、ハロゲン、C 1 〜C 4 アルコキシ、C 1 〜C 4 ハロアルコキシ、NR 10 11 、N(R 11 )C(O)R 10 、N(R 11 )CO 2 10 またはS(O) n 12 であり、
6 はH、C 1 〜C 6 アルキル、C 1 〜C 6 ハロアルキル、ハロゲン、CN、C 1 〜C 4 アルコキシまたはC 1 〜C 4 ハロアルコキシであり、
7 はC 1 〜C 6 アルキル、C 2 〜C 6 アルケニル、C 2 〜C 6 アルキニル、C 3 〜C 6 シクロアルキル、C 1 〜C 6 ハロアルキル、C 2 〜C 6 ハロアルケニル、C 2 〜C 6 ハロアルキニルまたはC 3 〜C 6 ハロシクロアルキルであるか、または
7 はフェニル環、ベンジル環、5員環または6員環の複素芳香環、ナフチル環系また
は8員環、9員環または10員環の芳香族縮合複素二環系であって、各環または環系がR
9 から独立して選択される1から3個の置換基で場合により置換されていてもよく、
8 はH、C 1 〜C 6 アルキル、C 1 〜C 6 ハロアルキル、ハロゲン、C 1 〜C 4 アルコキシまたはC 1 〜C 4 ハロアルコキシであり、
各R 9 は独立して、C 1 〜C 4 アルキル、C 2 〜C 4 アルケニル、C 2 〜C 4 アルキニル、C 3 〜C 6 シクロアルキル、C 1 〜C 4 ハロアルキル、C 2 〜C 4 ハロアルケニル、C 2 〜C 4 ハロアルキニル、C 3 〜C 6 ハロシクロアルキル、ハロゲン、CN、NO 2 、C 1 〜C 4 アルコキシ、C 1 〜C 4 ハロアルコキシ、C 1 〜C 4 アルキルチオ、C 1 〜C 4 アルキルスルフィニル、C 1 〜C 4 アルキルスルホニル、C 1 〜C 4 アルキルアミノ、C 2 〜C 8 ジアルキルアミノ、C 3 〜C 6 シクロアルキルアミノ、C 4 〜C 8 (アルキル)(シクロアルキル)アミノ、C 2 〜C 4 アルキルカルボニル、C 2 〜C 6 アルコキシカルボニル、C 2 〜C 6 アルキルアミノカルボニル、C 3 〜C 8 ジアルキルアミノカルボニルまたはC 3 〜C 6 トリアルキルシリルであり、
10 はH、C 1 〜C 4 アルキルまたはC 1 〜C 4 ハロアルキルであり、
11 はHまたはC 1 〜C 4 アルキルであり、
12 はC 1 〜C 4 アルキルまたはC 1 〜C 4 ハロアルキルであり、
nは0、1または2である)
の化合物、そのN−オキシドまたはその農業的に適した塩と接触させることを含んでなる
方法。
2.
AおよびBがいずれもOであり、
7 が、フェニル環であるか、あるいは、
Figure 0003770495
よりなる群から選択される5員環または6員環の複素芳香環であり、各環がR 9 から独立
して選択される1から3個の置換基で場合により置換されていてもよく、
QがO、S、NHまたはNR 9 であり、
W、X、YおよびZが独立してN、CHまたはCR 9 (ただし、J−3およびJ−4で
はW、X、YまたはZのうちの少なくとも1つがNである)である、
前記第1項に記載の方法。
3.
1 と、R 2 と、R 8 とがいずれもHであり、
3 が場合によりハロゲン、CN、OCH 3 またはS(O) p CH 3 で置換されていてもよいC 1 〜C 4 アルキルであり、
4 基が2位に結合され、
4 がCH 3 、CF 3 、OCF 3 、OCHF 2 、CNまたはハロゲンであり、
5 がH、CH 3 またはハロゲンであり、
6 がCH 3 、CF 3 またはハロゲンであり、
7 が、各々場合により置換されていてもよいフェニルまたは2−ピリジニルであり、
pが0、1または2である、
前記第2項に記載の方法。
4.
3 がC 1 〜C 4 アルキルであり、そしてR 6 がCF 3 である、
前記第3項に記載の方法。
5.
3 がC 1 〜C 4 アルキルであり、そしてR 6 がClまたはBrである、
前記第3項に記載の方法。
6.
前記第1項に記載の生物学的有効量の式Iの化合物、そのN−オキシドまたはその農業的に適した塩と接触させた繁殖体。
7.
種子である前記第6項に記載の繁殖体。
8.
コムギ、デュラムコムギ、オオムギ、オートムギ、ライムギ、トウモロコシ、ソルガム
、コメ、マコモ、ワタ、アマ、ヒマワリ、ダイズ、モロッコインゲン、ライマメ、ソラマ
メ、エンドウマメ、ラッカセイ、アルファルファ、ビート、チシャ、セイヨウアブラナ、
アブラナ科アブラナ属の作物、カブ、カラシナ、クロガラシ、トマト、ジャガイモ、コシ
ョウ、ナス、タバコ、キュウリ、マスクメロン、スイカ、カボチャ、ニンジン、ヒャクニ
チソウ、コスモス、キク、セイヨウマツムシソウ、キンギョソウ、ガーベラ、カスミソウ
、スターチス、リアトリス、リシアンサス、ヤロウ、マリーゴールド、パンジー、インパ
チエンス、ペチュニア、ゼラニウムまたはコリウスの種子である、前記第7項に記載の繁殖体。
9.
ワタ、トウモロコシ、ダイズまたはコメの種子である、前記第8項に記載の繁殖体。
10.
根茎、塊茎、鱗茎または球茎、あるいはこれらを生育できる状態で分球したものである
、前記第6項に記載の繁殖体。
11.
ジャガイモ、サツマイモ、ヤムイモ、ガーデンオニオン、チューリップ、グラジオラス
、ユリ、スイセン、ダリア、アイリス、クロッカス、アネモネ、ヒアシンス、ムスカリ、
フリージア、チャイブ、カタバミ、ツルボ、シクラメン、ユキゲユリ、プシュキニア、カ
ラー、グロキシニアまたは球根ベゴニアの根茎、塊茎、鱗茎または球茎、あるいはこれら
を生育できる状態で分球したものである、前記第10項に記載の繁殖体。
12.
ジャガイモ、サツマイモ、ガーデンオニオン、チューリップ、ラッパズイセン、クロッ
カスまたはヒアシンスの根茎、塊茎、鱗茎または球茎、あるいはこれらを生育できる状態
で分球したものである、前記第11項に記載の繁殖体。
13.
茎または挿し葉である、前記第6項に記載の繁殖体。
14.
(1)生物学的有効量の式Iの化合物、そのN−オキシドまたはその農業的に適した塩
と、(2)膜形成剤または粘結剤とを含んでなる組成物でコーティングした、前記第6項に記載の繁殖体。
15.
前記第1項に記載の生物学的有効量の式Iの化合物、そのN−オキシドまたはその農業的に適した塩を含んでなる繁殖体。
16.
繁殖体をコーティングするための無脊椎有害生物防除組成物であって、(1)請求項1項に記載の生物学的有効量の式Iの化合物、そのN−オキシドまたはその農業的に適した塩と、(2)膜形成剤または粘結剤とを含んでなる組成物。
17.
膜形成剤または粘結剤が、ポリ酢酸ビニル、ポリ酢酸ビニルコポリマー、加水分解ポリ
酢酸ビニル、ポリビニルピロリドン−酢酸ビニルコポリマー、ポリビニルアルコール、ポ
リビニルアルコールコポリマー、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルメチルエーテル
−無水マレイン酸コポリマー、ワックス、ラテックスポリマー、エチルセルロースおよび
メチルセルロースをはじめとするセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルセルロース、ヒドロキシメチルプロピルセルロース、ポリビニルピロリドン、ア
ルギン酸塩、デキストリン、マルト−デキストリン、多糖類、脂肪、油、タンパク質、カ
ラヤガム、ジャガーガム、トラガントガム、多糖類ガム、粘質物、アラビアゴム、セラッ
ク、塩化ビニリデンポリマーおよびコポリマー、リグノスルホネート、アクリルコポリマ
ー、スターチ、ポリビニルアクリレート、ゼイン、ゼラチン、カルボキシメチルセルロー
ス、キトサン、ポリエチレンオキシド、アクリルイミドポリマーおよびコポリマー、ポリ
ヒドロキシエチルアクリレート、メチルアクリルイミドモノマー、アルギン酸塩、エチル
セルロース、ポリクロロプレン、これらのシロップまたは混合物よりなる群から選択され
る、前記第16項に記載の組成物。
18.
膜形成剤または粘結剤が、酢酸ビニルのポリマーおよびコポリマー、ポリビニルピロリ
ドン−酢酸ビニルコポリマー、水溶性ワックスから選択される、前記第17項に記載の組成物。
19.
少なくとも1種の別の生物学的に活性な化合物または薬剤を有効量でさらに含んでなる
、前記第16項に記載の組成物。
20.
少なくとも1種の別の生物学的に活性な化合物または薬剤が、ピレスロイド、カルバメ
ート、ネオニコチノイド、神経ナトリウムチャネル遮断剤、殺虫性大環状ラクトン、γ−
アミノ酪酸(GABA)拮抗剤、殺虫性尿素、幼若ホルモンミミックよりなる群の節足動
物殺滅剤から選択される、前記第19項に記載の組成物。
21.
少なくとも1種の別の生物学的に活性な化合物または薬剤が、アバメクチン、アセフェ
ート、アセタミプリド、アミドフルメト(S−1955)、エバーメクチン、アザジラク
チン、アジノホス−メチル、ビフェントリン、ビンフェナゼート、ブプロフェジン、カル
ボフラン、クロルフェナピル、クロルフルアズロン、クロルピリホス、クロルピリホス−
メチル、クロマフェノジド、クロチアニジン、シフルトリン、β−シフルトリン、シハロ
トリン、λ−シハロトリン、シペルメトリン、シロマジン、デルタメトリン、ジアフェン
チウロン、ダイアジノン、ジフルベンズロン、ジメトエート、ジオフェノラン、エマメク
チン、エンドスルファン、エスフェンバレレート、エチプロール、フェノチカルブ、フェ
ノキシカルブ、フェンプロパトリン、フェンプロキシメート、フェンバレレート、フィプ
ロニル、フロニカミド、フルシトリネート、τ−フルバリネート、フルフェネリム(UR
−50701)、フルフェノクスロン、フェノホス、ハロフェノジド、ヘキサフルムロン
、イミダクロプリド、インドキサカルブ、イソフェンホス、ルフェヌロン、マラチオン、
メタアルデヒド、メタミドホス、メチダチオン、メソミル、メソプレン、メトキシクロル
、モノクロトホス、メトキシフェノジド、ニチアジン、ノバルロン、ノビフルムロン(X
DE−007)、オキサミル、パラチオン、パラチオン−メチル、ペルメトリン、フォレ
ート、ホサロン、ホスメット、ホスファミドン、ピリミカーブ、プロフェノホス、ピメト
ロジン、ピリダリル、ピリプロキシフェン、ロテノン、スピノサド、スピロメシフィン(
BSN 2060)、スルプロホス、テブフェノジド、テフルベンズロン、テフルトリン
、テルブホス、テトラクロルビンホス、チアクロプリド、チアメトキサム、チオジカルブ
、チオスルタップ−ナトリウム、トラロメトリン、トリクロルホンおよびトリフルムロン
、アルジカルブ、オキサミル、フェナミホス、アミトラズ、キノメチオネート、クロルベ
ンジレート、シヘキサチン、ジコホル、ジエノクロル、エトキサゾール、フェナザキン、
酸化フェンブタスズ、フェンプロパトリン、フェンピロキシメート、ヘキシチアゾクス、
プロパルギット、ピリダベン、テブフェンピラド;ならびに、アイザワイ(aizawa
i)およびクルスターキ(kurstaki)の種を含むバチルス・チューリンゲンシス
、バチルス・チューリンゲンシスδ内毒素、バキュロウイルス、昆虫病原性細菌、ウイル
スおよび真菌などの生物剤よりなる群から選択される、前記第19項に記載の組成物。
22.
少なくとも1種の別の生物学的に活性な化合物または薬剤が、アシベンゾラル、アゾキ
シストロビン、ベノミル、ブラストサイジン−S、ボルドー液(三塩基性硫酸銅)、ブロ
ムコナゾール、カルプロパミド、カプタホール、キャプタン、カルベンダゾール、クロロ
ネブ、クロロタロニル、オキシ塩化銅、銅塩、シフルフェナミド、シモキサニル、シプロ
コナゾール、シプロジニル、(S)−3,5−ジクロロ−N−(3−クロロ−1−エチル
−1−メチル−2−オキソプロピル)−4−メチルベンズアミド(RH 7281)、ジ
クロシメット(S−2900)、ジクロメジン、ジクロラン、ジフェノコナゾール、(S
)−3,5−ジヒドロ−5−メチル−2−(メチルチオ)−5−フェニル−3−(フェニ
ルアミノ)−4H−イミダゾール−4−オン(RP 407213)、ジメトモルフ、ジ
モキシストロビン、ジニコナゾール、ジニコナゾール−M、ドジン、エディフェンホス、
エポキシコナゾール、ファモキサドン、フェナミドン、フェナリモル、フェンブコナゾー
ル、フェンカラミド(SZX0722)、フェンピクロニル、フェンプロピジン、フェン
プロピモルフ、フェンチンアセテート、フェンチンヒドロキシド、フルアジナム、フルジ
オキソニル、フルメトヴァー(RPA 403397)、フルモルフ/フルモルリン(S
YP−L190)、フルオキサストロビン(HEC 5725)、フルキンコナゾール、
フルシラゾール、フルトラニル、フルトリアフォル、フォルペット、ホセチル−アルミニ
ウム、フララキシル、フラメタピル(S−82658)、ヘキサコナゾール、イプコナゾ
ール、イプロベンホス、イプロジオン、イソプロチオラン、カスガマイシン、クレソキシ
ム−メチル、マンコゼブ、マネブ、メフェノキサム、メプロニル、メタラキシル、メトコ
ナゾール、メトミノストロビン/フェノミノストロビン(SSF−126)、メトラフェ
ノン(AC 375839)、ミクロブタニル、ネオアソジン(メタンアルソン酸鉄)、
ニコビフェン(BAS 510)、オリサストロビン、オキサジキシル、ペンコナゾール
、ペンシクロン、プロベナゾール、プロクロラズ、プロパモカルブ、プロピコナゾール、
プロキナジド(DPX−KQ926)、プロチオコナゾール(JAU 6476)、ピリ
フェノックス、ピラクロストロビン、ピリメタニル、ピロキロン、キノキシフェン、スピ
ロキサミン、硫黄、テブコナゾール、テトラコナゾール、チアベンダゾール、チフルザミ
ド、チオファネート−メチル、チラム、チアジニル、トリアジメホン、トリアジメノール
、トリシクラゾール、トリフロキシストロビン、トリチコナゾール、バリダマイシン、ビ
ンクロゾリンよりなる群の殺菌・殺カビ剤から選択される、前記第19項に記載の組成物。
23.
少なくとも1種の別の生物学的に活性な化合物または薬剤が、チラム、マネブ、マンコゼブ、キャプタンよりなる群の殺菌・殺カビ剤から選択される、前記第19項に記載の組成物。

Claims (4)

  1. 繁殖体を、生物学的に有効な量の式I
    Figure 0003770495
    [式中、
    AおよびBは独立してOまたはSであり、
    1はH、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルコキシカルボニルまたはC2〜C6アルキルカルボニルであり、
    2はHまたはC1〜C6アルキルであり、
    3はH;各々が場合によりハロゲン、CN、NO2、ヒドロキシ、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6アルキルカルボニル、C3〜C6トリアルキルシリル、フェニル、フェノキシ、5員の複素芳香環および6員の複素芳香環(該フェニル、フェノキシ、5員の複素芳香環および6員の複素芳香環の各々は、場合によりC1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4アルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4ハロアルケニル、C2〜C4ハロアルキニル、C3〜C6ハロシクロアルキル、ハロゲン、CN、NO2、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C3〜C6シクロアルキルアミノ、C4〜C8(アルキル)(シクロアルキル)アミノ、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6アルキルアミノカルボニル、C3〜C8ジアルキルアミノカルボニルおよびC3〜C6トリアルキルシリルよりなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)よりなる群から選択される1個もしくはそれ以上の置換基で置換されていてもよいC1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニルまたはC3〜C6シクロアルキル;C1〜C4アルコキシ;C1〜C4アルキルアミノ;C2〜C8ジアルキルアミノ;C3〜C6シクロアルキルアミノ;C2〜C6アルコキシカルボニルまたはC2〜C6アルキルカルボニルであり、
    4はH、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C1〜C6ハロアルキル、CN、ハロゲン、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシまたはNO2であり、
    5はH、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C4アルコキシアルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、C(O)R10、CO210、C(O)NR1011、ハロゲン、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、NR1011、N(R11)C(O)R10、N(R11)CO210またはS(O)n12であり、
    6はH、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、ハロゲン、CN、C1〜C4アルコキシまたはC1〜C4ハロアルコキシであり、
    7はC1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C1〜C6ハロアルキル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6ハロアルキニルまたはC3〜C6ハロシクロアルキルであるか、または
    7はフェニル環、ベンジル環、5員もしくは6員の複素芳香環、ナフチル環系または8員、9員もしくは10員環の芳香族縮合複素二環式環系であり、各環または環系場合によりR9から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよく、
    8はH、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、ハロゲン、C1〜C4アルコキシまたはC1〜C4ハロアルコキシであり、
    各R9は独立してC1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4アルキニル、C3〜C6シクロアルキル、C1〜C4ハロアルキル、C2〜C4ハロアルケニル、C2〜C4ハロアルキニル、C3〜C6ハロシクロアルキル、ハロゲン、CN、NO2、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C3〜C6シクロアルキルアミノ、C4〜C8(アルキル)(シクロアルキル)アミノ、C2〜C4アルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6アルキルアミノカルボニル、C3〜C8ジアルキルアミノカルボニルまたはC3〜C6トリアルキルシリルであり、
    10はH、C1〜C4アルキルまたはC1〜C4ハロアルキルであり、
    11はHまたはC1〜C4アルキルであり、
    12はC1〜C4アルキルまたはC1〜C4ハロアルキルであり、
    nは0、1または2であり、
    ただし、AおよびBがOであり、R1およびR8がHであり、R2がHまたはCH3であり、R3がC1〜C4アルキルであり、R4がCH3、F、ClまたはBrであり且つ2位に存在し、R5がハロゲンまたはCF3であり且つ4位に存在し、そしてR6がCF3、Cl、BrまたはOCH2CF3である場合には、R7は3−クロロ−2−ピリジニルまたは3−ブロモ−2−ピリジニル以外である]
    の化合物、そのN−オキシドまたはその農業的に適した塩と接触させることを含んでなる、繁殖体またはそれから成長する植物を無脊椎有害生物から保護するための方法。
  2. 生物学的に有効な量の請求項1に記載の式Iの化合物、そのN−オキシドまたはその農業的に適した塩と接触させた繁殖体。
  3. 生物学的に有効な量の請求項1に記載の式Iの化合物、そのN−オキシドまたはその農業的に適した塩を含んでなる繁殖体。
  4. (1)生物学的に有効な量の請求項1に記載の式Iの化合物、そのN−オキシドまたはその農業的に適した塩、および(2)膜形成剤または粘結剤を含んでなる繁殖体をコーティングするための無脊椎有害生物防除組成物。
JP2003528126A 2001-09-21 2002-09-10 アントラニルアミド節足動物殺滅剤処理 Expired - Lifetime JP3770495B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US32394101P 2001-09-21 2001-09-21
PCT/US2002/030302 WO2003024222A1 (en) 2001-09-21 2002-09-10 Anthranilamide arthropodicide treatment

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005502716A JP2005502716A (ja) 2005-01-27
JP2005502716A5 JP2005502716A5 (ja) 2005-12-22
JP3770495B2 true JP3770495B2 (ja) 2006-04-26

Family

ID=23261369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003528126A Expired - Lifetime JP3770495B2 (ja) 2001-09-21 2002-09-10 アントラニルアミド節足動物殺滅剤処理

Country Status (24)

Country Link
US (4) US7696232B2 (ja)
EP (1) EP1427285B1 (ja)
JP (1) JP3770495B2 (ja)
KR (1) KR100783260B1 (ja)
CN (1) CN100539840C (ja)
AR (1) AR036606A1 (ja)
AT (1) ATE370656T1 (ja)
BR (1) BRPI0212993B1 (ja)
CA (1) CA2458163C (ja)
DE (1) DE60221994T2 (ja)
DK (1) DK1427285T3 (ja)
ES (1) ES2291500T3 (ja)
HU (1) HU228906B1 (ja)
IL (2) IL159947A0 (ja)
IN (2) IN218482B (ja)
MX (1) MX248274B (ja)
MY (1) MY136698A (ja)
NZ (1) NZ532269A (ja)
PL (1) PL206331B1 (ja)
PT (1) PT1427285E (ja)
RU (1) RU2292138C2 (ja)
TW (2) TWI283164B (ja)
WO (1) WO2003024222A1 (ja)
ZA (1) ZA200400413B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006290862A (ja) * 2003-01-28 2006-10-26 E I Du Pont De Nemours & Co シアノアントラニルアミド誘導体

Families Citing this family (385)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040102324A1 (en) * 2002-02-28 2004-05-27 Annis Gary David Heterocyclic diamide invertebrate pest control agents
AR036872A1 (es) 2001-08-13 2004-10-13 Du Pont Compuesto de antranilamida, composicion que lo comprende y metodo para controlar una plaga de invertebrados
MY142967A (en) * 2001-08-13 2011-01-31 Du Pont Method for controlling particular insect pests by applying anthranilamide compounds
MXPA04001290A (es) * 2001-08-15 2004-05-27 Du Pont Arilamidas sustituidas en la posicion orto para controlar plagas de invertebrados.
PT1417176E (pt) * 2001-08-16 2009-02-26 Du Pont Antranilidamidas substituídas para controlar pragas de invertebrados
SE0102764D0 (sv) 2001-08-17 2001-08-17 Astrazeneca Ab Compounds
TWI283164B (en) 2001-09-21 2007-07-01 Du Pont Anthranilamide arthropodicide treatment
US20040110777A1 (en) * 2001-12-03 2004-06-10 Annis Gary David Quinazolinones and pyridinylpyrimidinones for controlling invertebrate pests
ES2427141T3 (es) * 2002-01-22 2013-10-29 E. I. Du Pont De Nemours And Company Quinazolina(di)onas para el control de plagas de invertebrados
CA2858914A1 (en) * 2002-03-21 2003-11-06 Basf Aktiengesellschaft Fungicidal mixtures
JP4287816B2 (ja) * 2002-06-13 2009-07-01 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー ピラゾールカルボキサミド殺虫剤
DE10228102A1 (de) * 2002-06-24 2004-01-15 Bayer Cropscience Ag Fungizide Wirkstoffkombinationen
TWI343376B (en) * 2002-07-31 2011-06-11 Du Pont Method for preparing 3-halo-4, 5-dihydro-1h-pyrazoles
TWI326283B (en) 2002-07-31 2010-06-21 Du Pont Method for preparing fused oxazinones
WO2004046129A2 (en) * 2002-11-15 2004-06-03 E.I. Du Pont De Nemours And Company Novel anthranilamide insecticides
WO2004111030A1 (en) * 2003-06-12 2004-12-23 E.I. Dupont De Nemours And Company Method for preparing fused oxazinones
AU2004283751B2 (en) * 2003-10-24 2011-05-19 Exelixis, Inc. p70S6 kinase modulators and method of use
DE10353281A1 (de) 2003-11-14 2005-06-16 Bayer Cropscience Ag Wirkstoffkombination mit insektiziden und akariziden Eigenschaften
DE102004021564A1 (de) 2003-11-14 2005-07-07 Bayer Cropscience Ag Wirkstoffkombinationen mit insektiziden Eigenschaften
DE102004006075A1 (de) * 2003-11-14 2005-06-16 Bayer Cropscience Ag Wirkstoffkombinationen mit insektiziden Eigenschaften
AU2011244912B2 (en) * 2003-11-14 2014-05-15 Bayer Intellectual Property Gmbh Combination of active substances with insecticidal properties
UA89035C2 (ru) 2003-12-03 2009-12-25 Лео Фарма А/С Эфиры гидроксамовых кислот и их фармацевтическое применение
EP1691608B2 (de) * 2003-12-04 2015-04-08 Bayer CropScience AG Wirkstoffkombinationen mit insektiziden und akariziden eigenschaften
DE102004021566A1 (de) * 2003-12-04 2005-06-30 Bayer Cropscience Ag Wirkstoffkombinationen mit insektiziden und akariziden Eigenschaften
DE10356550A1 (de) * 2003-12-04 2005-07-07 Bayer Cropscience Ag Wirkstoffkombinationen mit insektiziden Eigenschaften
AU2004294711B2 (en) 2003-12-04 2011-05-12 Bayer Intellectual Property Gmbh Active substance combinations having insecticidal properties
CN101508692B (zh) * 2004-02-18 2013-03-20 石原产业株式会社 邻氨基苯甲酰胺类化合物、其制造方法及含有该类化合物的有害生物防除剂
WO2005077934A1 (ja) * 2004-02-18 2005-08-25 Ishihara Sangyo Kaisha, Ltd. アントラニルアミド系化合物、それらの製造方法及びそれらを含有する有害生物防除剤
JP2006008658A (ja) * 2004-02-24 2006-01-12 Sumitomo Chemical Takeda Agro Co Ltd 殺虫剤組成物
EP1719409B1 (en) * 2004-02-24 2012-07-11 Sumitomo Chemical Company, Limited Insecticide composition
AR048669A1 (es) * 2004-03-03 2006-05-17 Syngenta Ltd Derivados biciclicos de bisamida
DE102004011007A1 (de) 2004-03-06 2005-09-22 Bayer Cropscience Ag Suspensionskonzentrate auf Ölbasis
KR20060135881A (ko) * 2004-04-13 2006-12-29 이 아이 듀폰 디 네모아 앤드 캄파니 안트라닐아미드 살충제
CN101001525A (zh) * 2004-05-10 2007-07-18 辛根塔参与股份公司 农药混合物
AP2156A (en) * 2004-06-17 2010-09-12 Basf Ag Use of (E)-5-(4-chlorobenzyliden)-2,2-dimethyl-1-(1H-1,2,4-triazol-1-ylmethyl)cyclopentanol for combating rust attacks on soya plants.
GT200500179BA (es) 2004-07-01 2008-10-29 Mezclas sinergistas de agentes de antranilamida para el control de plagas de invertebrados
DE102004035134A1 (de) 2004-07-20 2006-02-16 Bayer Cropscience Ag Selektive Insektizide auf Basis von Halogenalkylnicotinsäurederivaten, Anthranilsäureamiden oder Phthalsäurediamiden und Safenern
MY140912A (en) * 2004-07-26 2010-01-29 Du Pont Mixtures of anthranilamide invertebrate pest control agents
GB0422556D0 (en) * 2004-10-11 2004-11-10 Syngenta Participations Ag Novel insecticides
DE102004049761A1 (de) * 2004-10-12 2006-04-13 Bayer Cropscience Ag Fungizide Wirkstoffkombinationen
US7381732B2 (en) * 2004-10-26 2008-06-03 Bristol-Myers Squibb Company Pyrazolobenzamides and derivatives as factor Xa inhibitors
US20090133318A1 (en) * 2004-11-18 2009-05-28 George Philip Lahm Anthranilamide insecticides
UA100489C2 (en) * 2004-11-18 2013-01-10 Э.И. Дю Пон Де Немур Энд Компани Anthranilamide insecticides
GB0427008D0 (en) * 2004-12-09 2005-01-12 Syngenta Participations Ag Novel insecticides
EA200701844A1 (ru) * 2005-03-21 2008-04-28 Басф Акциенгезельшафт Инсектицидные смеси
US20080262044A1 (en) * 2005-04-08 2008-10-23 Syngenta Participations Ag Pesticidal Mixtures
JP4970255B2 (ja) * 2005-06-21 2012-07-04 Meiji Seikaファルマ株式会社 新規殺虫、殺ダニ剤
JP5107914B2 (ja) * 2005-06-29 2012-12-26 シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト 植物繁殖材料を処理するための液体組成物
SI1904475T1 (sl) 2005-07-07 2011-12-30 Basf Se N-tio-antranilamidne spojine in njihova uporaba kot pesticidi
EP2301935A1 (en) 2005-07-09 2011-03-30 AstraZeneca AB (Publ) Heteroaryl benzamide derivatives for use as GLK activators in the treatment of diabetes
WO2007017433A2 (en) * 2005-08-10 2007-02-15 Basf Se Pesticidal mixtures
WO2007020877A1 (ja) * 2005-08-12 2007-02-22 Ishihara Sangyo Kaisha, Ltd. アントラニルアミド系化合物、それらの製造方法及びそれらを含有する有害生物防除剤
GB0516703D0 (en) * 2005-08-15 2005-09-21 Syngenta Participations Ag Novel insecticides
MX2008002236A (es) 2005-08-24 2008-03-27 Du Pont Antranilamidas para controlar plagas de invertebrados.
DE102005044108A1 (de) 2005-09-15 2007-03-29 Bayer Cropscience Ag Dioxazin- und Oxdiazin-substituierte Arylamide
AR056077A1 (es) * 2005-09-19 2007-09-19 Syngenta Participations Ag Metodos mejorados para el control de plagas de tierra y/o enfermedades surgidas de la tierra
PL1937664T3 (pl) * 2005-10-14 2011-11-30 Sumitomo Chemical Co Związki hydrazydowe i ich zastosowanie jako pestycydy
ZA200803022B (en) * 2005-10-14 2009-12-30 Sumitomo Chemical Co Hydrazide compound and pesticidal use of the same
JP5186751B2 (ja) * 2005-10-14 2013-04-24 住友化学株式会社 ヒドラジド化合物およびその有害生物防除用途
TW200803740A (en) 2005-12-16 2008-01-16 Du Pont 5-aryl isoxazolines for controlling invertebrate pests
TWI324908B (en) * 2006-01-05 2010-05-21 Du Pont Liquid formulations of carboxamide arthropodicides
JP2009523758A (ja) * 2006-01-20 2009-06-25 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 殺虫剤混合物
US20070178127A1 (en) * 2006-01-31 2007-08-02 Gowan Company, L.L.C. Agrochemical bird repellent and method
DE102006042437A1 (de) * 2006-03-30 2007-10-04 Bayer Cropscience Ag Wirkstoffkombinationen mit insektiziden Eigenschaften
CN101460056B (zh) * 2006-03-30 2015-11-25 拜耳知识产权有限责任公司 具有杀虫特性的活性物质结合物
PT2012592E (pt) * 2006-04-06 2010-06-21 Syngeta Participations Ag Composições fungicidas
DE102006032168A1 (de) 2006-06-13 2007-12-20 Bayer Cropscience Ag Anthranilsäurediamid-Derivate mit heteroaromatischen Substituenten
EP2044008A1 (en) 2006-06-22 2009-04-08 Basf Se Malononitrile compounds
WO2008013622A2 (en) 2006-07-27 2008-01-31 E. I. Du Pont De Nemours And Company Fungicidal azocyclic amides
EP1900730A1 (en) * 2006-09-11 2008-03-19 Syngeta Participations AG Process for the preparation of anthranilamide derivatives
CN103931612A (zh) 2006-09-14 2014-07-23 巴斯夫欧洲公司 杀虫剂组合物
EP2489266A3 (en) 2006-09-18 2012-10-24 Basf Se Pesticidal mixtures comprising an anthranilamide insecticide and a fungicide
BRPI0718717A2 (pt) 2006-11-10 2013-11-26 Basf Se Modificação cristalina ii de fipronil, fipronil sólido, processo para preparar a modificação cristalina ii, mistura pesticida ou parasiticida sinergística, composição pesticida ou parasiticida, uso da modificação cristalina ii, ou do fipronil sólido, ou da mistura, ou da composição, métodos para controlar pragas, para proteger uma planta da infestação e ataque por pragas, para proteger semente, e para tratar, controlar, prevenir ou proteger animais contra infestação ou infecção por parasitas, semente, uso da modificação cristalina ii, ou do fipronil sólido, ou da mistura, ou da composição, e, processo para a preparação de uma composição para trtar, controlar, prevenir ou proteger animais contra infestação ou infecção por parasitas
EA018341B1 (ru) 2006-11-10 2013-07-30 Басф Се Новая кристаллическая модификация фипронила и ее применение
UA110598C2 (uk) 2006-11-10 2016-01-25 Басф Се Спосіб одержання кристалічної модифікації фіпронілу
PL2083629T5 (pl) 2006-11-10 2016-03-31 Basf Se Krystaliczna odmiana fipronilu
JP5323714B2 (ja) 2006-11-30 2013-10-23 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア N−ビニルアミドコポリマーを含む農薬製剤
WO2008065050A1 (en) 2006-11-30 2008-06-05 Basf Se Agrochemical formulations comprising co-polymers based on diisocyanates
US9006142B2 (en) 2006-11-30 2015-04-14 Basf Se Agrochemical formulations comprising 1-vinyl-2-pyrrolidinone co-polymers
TWI484910B (zh) * 2006-12-01 2015-05-21 Du Pont 甲醯胺殺節肢動物劑之液體調配物
WO2008071714A1 (en) 2006-12-15 2008-06-19 Rohm And Haas Company Mixtures comprising 1-methylcyclopropene
CL2007003743A1 (es) * 2006-12-22 2008-07-11 Bayer Cropscience Ag Composicion que comprende fenamidona y un compuesto insecticida; y metodo para controlar de forma curativa o preventiva hongos fitopatogenos de cultivos e insectos.
WO2008091580A2 (en) 2007-01-25 2008-07-31 E. I. Du Pont De Nemours And Company Fungicidal amides
ES2643082T3 (es) 2007-04-03 2017-11-21 E. I. Du Pont De Nemours And Company Fungicidas de benceno sustituido
CL2008000979A1 (es) 2007-04-11 2008-10-17 Sumitomo Chemical Co Proceso para producir un compuesto derivado de 2-piridin-2-il-2h-pirazol-3-fenilamida; compuestos intermediarios; el compuesto en si; composicion plaguicida que contiene a dicho compuesto; uso de dicho compuesto como plaguicida; y metodo para control
JP2008280336A (ja) * 2007-04-11 2008-11-20 Sumitomo Chemical Co Ltd アミド化合物の製造方法
EP3199026A1 (en) 2007-04-12 2017-08-02 Basf Se Pesticidal mixtures comprising cyanosulfoximine compounds
JP2008280339A (ja) * 2007-04-12 2008-11-20 Sumitomo Chemical Co Ltd ヒドラジド化合物及びそれを含有する有害節足動物防除剤
JP2008280340A (ja) * 2007-04-12 2008-11-20 Sumitomo Chemical Co Ltd ヒドラジド化合物及びそれを含有する有害節足動物防除剤
JP2008280342A (ja) * 2007-04-13 2008-11-20 Sumitomo Chemical Co Ltd 有害生物防除組成物
JP2008280343A (ja) * 2007-04-13 2008-11-20 Sumitomo Chemical Co Ltd 有害生物防除組成物
AU2008240710A1 (en) 2007-04-23 2008-10-30 Basf Se Plant productivity enhancement by combining chemical agents with transgenic modifications
WO2008134970A1 (fr) * 2007-04-30 2008-11-13 Sinochem Corporation Composés anthranilamides et leur utilisation
WO2008134969A1 (fr) * 2007-04-30 2008-11-13 Sinochem Corporation Composés benzamides et leurs applications
CN101497602B (zh) * 2008-01-30 2012-11-07 中国中化股份有限公司 邻氨基苯甲酸类化合物及其应用
CN101298451B (zh) * 2007-04-30 2013-01-30 中国中化股份有限公司 苯甲酰胺类化合物及其应用
EP2005812A1 (en) * 2007-06-22 2008-12-24 Syngeta Participations AG A method for growing sugarcane
TWI430995B (zh) 2007-06-26 2014-03-21 Du Pont 萘異唑啉無脊椎有害動物控制劑
EP2957284B1 (en) 2007-06-27 2018-01-17 E. I. du Pont de Nemours and Company Animal pest control method
AU2008268564B2 (en) * 2007-06-27 2013-06-13 E. I. Du Pont De Nemours And Company Solid formulations of carboxamide arthropodicides
JP5250032B2 (ja) * 2007-06-27 2013-07-31 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー カルボキサミド殺節足動物剤の固形剤
NZ599997A (en) 2007-08-16 2013-08-30 Basf Se Seed treatment compositions and methods
AU2008304003B2 (en) * 2007-09-25 2014-06-26 Keygene N.V. Plant volatiles
CL2008003713A1 (es) * 2007-12-20 2009-10-09 Composicion plaguicida sinergica que contiene clotianidina, ipconazol y metalaxilo y su uso en procedimientos para proteger una semilla y/o brotes y follaje de una planta desarrollada a partir de dicha semilla.
WO2009094445A2 (en) 2008-01-25 2009-07-30 E. I. Du Pont De Nemours And Company Fungicidal hetercyclic compounds
JP2011510033A (ja) 2008-01-25 2011-03-31 シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト 化合物
EP4410099A3 (en) * 2008-02-05 2024-10-09 Basf Se Plant health composition
TWI401023B (zh) 2008-02-06 2013-07-11 Du Pont 中離子農藥
CN101550130B (zh) * 2008-04-01 2012-11-07 中国中化股份有限公司 一种制备3-卤代-1-(3-氯-2-吡啶基)-1h-吡唑-5-甲酰卤的方法
CN101333213B (zh) * 2008-07-07 2011-04-13 中国中化股份有限公司 1-取代吡啶基-吡唑酰胺类化合物及其应用
RU2369094C1 (ru) * 2008-07-09 2009-10-10 Институт элементоорганических соединений имени А.Н. Несмеянова РАН (ИНЭОС РАН) Композиция для обработки семян, обладающая рострегулирующим действием
JP2010090089A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Sumitomo Chemical Co Ltd 有害生物防除組成物及び有害生物の防除方法
JP2010090090A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Sumitomo Chemical Co Ltd 有害生物防除組成物及び有害生物の防除方法
WO2010046380A2 (en) * 2008-10-21 2010-04-29 Basf Se Use of carboxamides on cultivated plants
US8618137B2 (en) 2008-12-02 2013-12-31 E I Du Pont De Nemours And Company Fungicidal heterocyclic compounds
JP2010138079A (ja) * 2008-12-09 2010-06-24 Mitsui Chemicals Inc アミド誘導体および殺虫剤
PE20142449A1 (es) 2008-12-18 2015-01-11 Bayer Cropscience Ag Amidas del acido antranilico sustituidas con tetrazol como plaguicidas
WO2010093595A1 (en) 2009-02-10 2010-08-19 E. I. Du Pont De Nemours And Company Fungicidal 2-pyridones
AR075713A1 (es) 2009-03-03 2011-04-20 Du Pont Pirazoles fungicidas
JP2010265200A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Sumitomo Chemical Co Ltd 根部生長促進剤及び植物の根部生長促進方法
JP2010275202A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Sumitomo Chemical Co Ltd 新規組成物、根部生長促進剤、及び植物の根部生長促進方法
RU2409032C1 (ru) * 2009-06-22 2011-01-20 Государственное научное учреждение Всероссийский научно-исследовательский институт масличных культур имени В.С. Пустовойта Российской академии сельскохозяйственных наук Инсектицидно-фунгицидный состав и способ борьбы с крестоцветными блошками и болезнями сельскохозяйственных культур
RU2415575C2 (ru) * 2009-06-22 2011-04-10 Государственное научное учреждение Всероссийский научно-исследовательский институт масличных культур имени В.С. Пустовойта Российской академии сельскохозяйственных наук Инсектицидно-фунгицидный состав и способ борьбы с проволочниками
CN102686570A (zh) 2009-08-05 2012-09-19 杜邦公司 介离子杀虫剂
UA110924C2 (uk) 2009-08-05 2016-03-10 Е. І. Дю Пон Де Немур Енд Компані Мезоіонні пестициди
MX2012001646A (es) 2009-08-05 2012-03-21 Du Pont Pesticidas mesoionicos.
UA107804C2 (en) 2009-08-05 2015-02-25 Du Pont Mixtures of pesticides mezoionnyh
AU2010279686A1 (en) 2009-08-07 2012-02-09 E. I. Du Pont De Nemours And Company Fungicidal diphenyl-substituted pyridazines
TWI547238B (zh) * 2009-09-04 2016-09-01 杜邦股份有限公司 用於塗覆繁殖體之鄰胺苯甲酸二醯胺組合物
WO2012033548A2 (en) 2010-09-07 2012-03-15 E. I. Du Pont De Nemours And Company Herbicidal bis-nitrogen-containing oxo and sulfono heterocycles
WO2011031658A1 (en) 2009-09-09 2011-03-17 E. I. Du Pont De Nemours And Company Herbicidal pyrimidone derivatives
TW201116212A (en) 2009-10-29 2011-05-16 Du Pont Heterobicycle-substituted azolyl benzene fungicides
WO2011051958A1 (en) 2009-10-30 2011-05-05 E.I. Du Pont De Nemours And Company Fungicidal pyrazolones
TW201117722A (en) 2009-11-04 2011-06-01 Du Pont Fungicidal mixtures
TWI487486B (zh) 2009-12-01 2015-06-11 Syngenta Participations Ag 以異唑啉衍生物為主之殺蟲化合物
PL2509417T3 (pl) 2009-12-08 2017-09-29 Basf Se Mieszaniny pestycydowe
TW201124078A (en) 2009-12-22 2011-07-16 Du Pont Fungicidal 2-(bicyclic aryloxy) carboxamides
KR20120112755A (ko) 2010-01-07 2012-10-11 이 아이 듀폰 디 네모아 앤드 캄파니 살진균제 복소환 화합물
JP6223680B2 (ja) 2010-02-09 2017-11-01 バイエル・クロップサイエンス・アクチェンゲゼルシャフト ヒドラジンで置換されているアントラニル酸誘導体
ES2543747T3 (es) 2010-02-17 2015-08-21 Syngenta Participations Ag Derivados de isoxazolina como insecticidas
AU2011217466B2 (en) 2010-02-22 2015-02-26 Syngenta Participations Ag Dihydrofuran derivatives as insecticidal compounds
BR112012020983A2 (pt) 2010-02-25 2016-11-01 Syngenta Ltd processo para a preparação de derivados isoxazolina
CN102834391A (zh) * 2010-03-23 2012-12-19 巴斯夫欧洲公司 防治无脊椎动物害虫的哒嗪化合物
US8324132B2 (en) 2010-03-31 2012-12-04 E. I. Du Pont De Nemours And Company Mixture and method for controlling undesired vegetation
CN102947293B (zh) 2010-04-16 2016-02-24 拜耳知识产权有限责任公司 作为杀虫剂的三唑取代的邻氨基苯甲酰胺
JP5712504B2 (ja) * 2010-04-27 2015-05-07 住友化学株式会社 有害生物防除組成物およびその用途
WO2011137088A1 (en) 2010-04-27 2011-11-03 E. I. Du Pont De Nemours And Company Herbicidal uracils
HUE032446T2 (en) * 2010-04-27 2017-09-28 Sumitomo Chemical Co Pesticidal composition and its use
JP5724211B2 (ja) 2010-04-28 2015-05-27 住友化学株式会社 植物病害防除組成物およびその用途
PH12012502035A1 (en) 2010-04-28 2016-09-16 Sumitomo Chemical Co Pesticidal composition and its use
CN102858172A (zh) 2010-04-28 2013-01-02 住友化学株式会社 植物病害组合物及其用途
CN102127065B (zh) * 2010-05-19 2014-02-12 江苏省农药研究所股份有限公司 邻杂环甲酰取代苯胺类化合物及其合成方法和应用
CN102933577B (zh) 2010-05-20 2014-08-06 纳幕尔杜邦公司 杀真菌的肟和腙
MX2012013758A (es) 2010-05-27 2013-01-24 Du Pont Forma cristalina de 4-[5-[3-cloro-5-trifluorometil)fenil]-4,5-dihi dro-5-(trifluorometil)-3-isoxazolil]-n-[2-oxo-2-[(2,2,2-trifluoro etil)amino]etil]-1-naftalenocarboxamida.
ES2555260T3 (es) 2010-06-15 2015-12-30 Bayer Intellectual Property Gmbh Derivados de diamida de ácido antranílico
EP2582695B1 (de) 2010-06-15 2015-09-30 Bayer Intellectual Property GmbH Anthranilsäurediamid-derivate mit zyklischen seitenketten
BR112012032259A2 (pt) * 2010-06-15 2015-09-15 Bayer Ip Gmbh "novos derivados de arilamida orto-substituída".
CN103068814B (zh) 2010-06-15 2015-11-25 拜耳知识产权有限责任公司 邻氨基苯甲酸衍生物
CN102311424A (zh) * 2010-07-05 2012-01-11 温州大学 一种氯虫苯甲酰胺关键中间体的合成方法
UA111593C2 (uk) * 2010-07-07 2016-05-25 Баєр Інтеллекчуел Проперті Гмбх Аміди антранілової кислоти у комбінації з фунгіцидами
WO2012004208A1 (de) 2010-07-09 2012-01-12 Bayer Cropscience Ag Anthranilsäurediamid-derivate als pestizide
WO2012012366A1 (en) 2010-07-20 2012-01-26 E. I. Du Pont De Nemours And Company Pesticidal 3-(aryloxy)azacycloalkanes
WO2012023143A1 (en) 2010-08-19 2012-02-23 E. I. Du Pont De Nemours And Company Fungicidal pyrazoles
TW201245155A (en) 2010-09-01 2012-11-16 Du Pont Fungicidal pyrazoles
TWI504350B (zh) 2010-09-01 2015-10-21 Du Pont 殺真菌吡唑及其混合物
CN103153962A (zh) 2010-09-29 2013-06-12 纳幕尔杜邦公司 杀真菌咪唑
US8957058B2 (en) 2010-10-05 2015-02-17 Syngenta Participations Ag Insecticidal pyrrolidin-yl-aryl-carboxamides
WO2012049327A2 (en) 2010-10-15 2012-04-19 Syngenta Participations Ag Pesticidal mixtures
JP5815720B2 (ja) 2010-10-18 2015-11-17 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニーE.I.Du Pont De Nemours And Company 殺線虫性スルホンアミド
CN103221395A (zh) 2010-11-23 2013-07-24 先正达参股股份有限公司 杀虫化合物
US8563469B2 (en) 2010-12-13 2013-10-22 E I Du Pont De Nemours And Company Acrylate/methacrylate-based random copolymer/anthranilic diamide compositions for propagule coating
US8569268B2 (en) * 2010-12-13 2013-10-29 E I Du Pont De Nemours And Company Acrylate/methacrylate-based diblock copolymer/anthranilic diamide compositions for propagule coating
US8652998B2 (en) * 2010-12-13 2014-02-18 E I Du Pont De Nemours And Company Branched copolymer/anthranilic diamide compositions for propagule coating
US8709976B2 (en) * 2010-12-13 2014-04-29 E I Du Pont De Nemours And Company Anthranilic diamide compositions for propagle coating
US8575065B2 (en) * 2010-12-13 2013-11-05 E I Du Pont De Nemours And Company Acrylate/methacrylate-based star copolymer/anthranilic diamide compositions for propagle coating
US8563470B2 (en) 2010-12-13 2013-10-22 E I Du Pont De Nemours And Company Anthranilic diamide and cyclodextrin compositions for propagule coating
WO2012080376A1 (en) 2010-12-17 2012-06-21 Syngenta Participations Ag Insecticidal compounds
BR112013015166A2 (pt) 2010-12-17 2016-07-12 Du Pont composto selecionado a partir de fórmula 1, composição fungicida e método para controlar doenças de plantas
WO2012087630A1 (en) 2010-12-20 2012-06-28 E.I. Du Pont De Nemours And Company Pyridine and pyrimidine compounds for controlling invertebrate
DE102010063691A1 (de) * 2010-12-21 2012-06-21 Bayer Animal Health Gmbh Ektoparasitizide Wirkstoffkombinationen
WO2012087372A1 (en) 2010-12-22 2012-06-28 E. I. Du Pont De Nemours And Company Fungicidal 2-(bicyclic aryloxy)carboxamides
TWI528899B (zh) 2010-12-29 2016-04-11 杜邦股份有限公司 中離子性殺蟲劑
WO2012106495A1 (en) 2011-02-03 2012-08-09 E. I. Du Pont De Nemours And Company Mesoionic pesticides
CN103354811A (zh) 2011-02-09 2013-10-16 先正达参股股份有限公司 杀虫化合物
TW201240602A (en) 2011-03-09 2012-10-16 Du Pont Herbicidal bis-nitrogen-containing oxo heterocycles
EP2688864A1 (en) 2011-03-22 2014-01-29 Syngenta Participations AG Insecticidal compounds
TW201247631A (en) 2011-04-28 2012-12-01 Du Pont Herbicidal pyrazinones
CN103534237B (zh) 2011-05-18 2016-06-15 先正达参股股份有限公司 基于芳硫基乙酰胺衍生物的杀虫化合物
WO2012163948A1 (en) 2011-05-31 2012-12-06 Syngenta Participations Ag Pesticidal mixtures including isoxazoline derivatives
UY34104A (es) 2011-05-31 2013-01-03 Syngenta Participations Ag ?compuestos derivados benzamídicos heterocíclicos, procesos e intermedios para su preparación, composiciones y métodos para su uso?.
WO2012175474A1 (en) 2011-06-20 2012-12-27 Syngenta Participations Ag 1,2,3 triazole pesticides
US20130005568A1 (en) 2011-06-30 2013-01-03 E.I. Du Pont De Nemours And Company Safened herbicidal mixtures
EP2742035A1 (en) 2011-08-12 2014-06-18 Basf Se Process for preparing n-substituted 1h-pyrazole-5-carbonylchloride compounds
WO2013024008A1 (en) 2011-08-12 2013-02-21 Basf Se Aniline type compounds
US20140179519A1 (en) 2011-08-12 2014-06-26 Basf Se N-thio-anthranilamide compounds and their use as pesticides
ES2558166T3 (es) 2011-08-12 2016-02-02 Basf Se Compuestos de N-tio-antranilamida y su uso como pesticidas
WO2013026724A1 (en) 2011-08-22 2013-02-28 Syngenta Participations Ag Dihydrofuran derivatives as insecticidal compounds
US20140235533A1 (en) 2011-08-22 2014-08-21 Syngenta Participations Ag Dihydrofuran derivatives as insecticidal compounds
BR112014004235A2 (pt) 2011-08-25 2017-03-21 Syngenta Participations Ag derivados de isoxazolina como compostos inseticidas
WO2013026929A1 (en) 2011-08-25 2013-02-28 Syngenta Participations Ag Dihydropyrrole derivatives as insecticidal compounds
BR112014004275A2 (pt) 2011-08-25 2017-03-21 Syngenta Participations Ag derivados de isoxazolina como compostos inseticidas
CN103764643B (zh) 2011-08-25 2016-05-25 先正达参股股份有限公司 用于制备硫杂环丁烷衍生物的方法
WO2013026695A1 (en) 2011-08-25 2013-02-28 Syngenta Participations Ag Isoxazoline derivatives as insecticidal compounds
WO2013030100A1 (de) * 2011-08-26 2013-03-07 Bayer Intellectual Property Gmbh Verfahren zur herstellung von tetrazol-substituierten anthranilsäurediamid-derivaten durch umsetzung von benzoxazinonen mit aminen
CN103842358A (zh) 2011-09-13 2014-06-04 先正达参股股份有限公司 作为杀虫化合物的异噻唑啉衍生物
JP2014534182A (ja) 2011-10-03 2014-12-18 シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト 殺虫化合物としてのイソオキサゾリン誘導体
US9023873B2 (en) 2011-10-03 2015-05-05 Syngenta Participations Ag Insecticidal 2-methoxybenzamide derivatives
TWI577286B (zh) 2011-10-13 2017-04-11 杜邦股份有限公司 殺線蟲磺醯胺之固體形態
TW201321367A (zh) 2011-10-25 2013-06-01 Du Pont 經1,3-二芳基取代之雜環殺蟲劑
EP2782910B1 (en) 2011-11-21 2016-02-03 Basf Se Process for preparing n-substituted 1h-pyrazole-5-carboxylate compounds and derivatives thereof
MX2014007444A (es) 2011-12-19 2014-07-28 Du Pont Composiciones de nanoparticulas que contienen polimeros e insecticidas de diamida del acido antranilico para revestimiento de propagulos.
US9149039B2 (en) 2011-12-19 2015-10-06 E I Du Pont De Nemours And Company Anthranilic diamide/polymer propagule-coating compositions
EP2606732A1 (en) 2011-12-19 2013-06-26 Bayer CropScience AG Use of an anthranilic diamide derivatives with heteroaromatic and heterocyclic substituents in combination with a biological control agent
IN2014CN04325A (ja) 2011-12-19 2015-09-04 Bayer Cropscience Ag
BR112014015633A8 (pt) 2011-12-19 2017-07-04 Du Pont composição inseticida, propágulo geotrópico, composição líquida e método de proteção de um propágulo geotrópico e planta derivada deste contra praga de insento fitófago
EP2793885A1 (en) 2011-12-21 2014-10-29 Basf Se N-thio-anthranilamide compounds and their use as pesticides
CN102564839A (zh) * 2011-12-24 2012-07-11 红云红河烟草(集团)有限责任公司 一种同时蒸馏萃取提取烟叶中致香成分的方法
TWI568721B (zh) 2012-02-01 2017-02-01 杜邦股份有限公司 殺真菌之吡唑混合物
WO2013113789A1 (en) 2012-02-02 2013-08-08 Basf Se N-thio-anthranilamide compounds and their use as pesticides
WO2013126283A1 (en) 2012-02-20 2013-08-29 E. I. Du Pont De Nemours And Company Fungicidal pyrazoles
WO2013135674A1 (en) 2012-03-12 2013-09-19 Syngenta Participations Ag Insecticidal 2-aryl-acetamide compounds
WO2013158422A1 (en) 2012-04-17 2013-10-24 E. I. Du Pont De Nemours And Company Heterocyclic compounds for controlling invertebrate pests
KR20150013751A (ko) 2012-05-16 2015-02-05 이 아이 듀폰 디 네모아 앤드 캄파니 1,3-다이아릴 치환된 복소환식 살충제
ES2656543T3 (es) 2012-05-24 2018-02-27 Basf Se Compuestos de N-tio-antranilamida y su uso como pesticidas
MY168088A (en) 2012-06-21 2018-10-11 Du Pont Solid forms of apyrido-pyrimidinium inner salt
KR20150027107A (ko) 2012-06-22 2015-03-11 이 아이 듀폰 디 네모아 앤드 캄파니 살진균제 4-메틸아닐리노 피라졸
US20150336985A1 (en) 2012-06-22 2015-11-26 E. I. Du Pont De Nemours And Company Fungicidal heterocyclic compounds
WO2014001121A1 (en) 2012-06-25 2014-01-03 Syngenta Participations Ag Isothiazole derivatives as insecticidal compounds
WO2014001120A1 (en) 2012-06-25 2014-01-03 Syngenta Participations Ag Isothiazole derivatives as insecticidal compounds
TWI654180B (zh) 2012-06-29 2019-03-21 美商艾佛艾姆希公司 殺真菌之雜環羧醯胺
WO2014014904A1 (en) 2012-07-20 2014-01-23 E. I. Du Pont De Nemours And Company Substituted cycloalkyl 1,2,4-triazine-3,5-diones as herbicides
WO2014036273A1 (en) 2012-08-30 2014-03-06 Pioneer Hi-Bred International, Inc. Seed coating methods using compositions comprising ryanodine receptor agonists
WO2014053407A1 (en) 2012-10-01 2014-04-10 Basf Se N-thio-anthranilamide compounds and their use as pesticides
MX2015004168A (es) * 2012-10-01 2015-09-25 Basf Se Uso de compuestos de antranilamida en metodos de aplicacion en el suelo y de tratamiento de semillas.
TW201418242A (zh) 2012-10-26 2014-05-16 Du Pont 作為除草劑之經取代的三唑
CN104755457A (zh) 2012-10-31 2015-07-01 先正达参股股份有限公司 杀虫化合物
WO2014079935A1 (en) 2012-11-21 2014-05-30 Syngenta Participations Ag Insecticidal compounds based on arylthioacetamide derivatives
CN103130770B (zh) * 2013-01-25 2015-11-25 青岛科技大学 3,5-二卤代硫代苯甲酰胺类杀虫剂
CN103420975B (zh) * 2013-01-25 2015-06-17 青岛科技大学 一种含氟邻氨基硫代苯甲酰胺类化合物及其应用
CN103109816B (zh) * 2013-01-25 2014-09-10 青岛科技大学 硫代苯甲酰胺类化合物及其应用
BR102013021210B1 (pt) 2013-01-25 2015-12-01 Fundação Universidade Fed De São Carlos processo de obtenção de nanopartículas biopoliméricas contendo óleo e extratos de azadirachta indica a. juss (neem), nanopartículas biopoliméricas e micropartículas em pó
EP3010908A1 (en) 2013-02-20 2016-04-27 E. I. du Pont de Nemours and Company Fungicidal pyrazoles
WO2014128136A1 (en) 2013-02-20 2014-08-28 Basf Se Anthranilamide compounds and their use as pesticides
WO2014130409A2 (en) 2013-02-21 2014-08-28 E. I. Du Pont De Nemours And Company Fungicidal pyrazole mixtures
EP2964629A1 (de) 2013-03-06 2016-01-13 Bayer CropScience Aktiengesellschaft Alkoximino substituierte anthranilsäurediamide als pestizide
WO2014161848A1 (en) 2013-04-02 2014-10-09 Syngenta Participations Ag Insecticidal compounds
CN105189457A (zh) 2013-04-02 2015-12-23 先正达参股股份有限公司 杀虫化合物
EP2986594B1 (en) 2013-04-15 2017-05-17 E. I. du Pont de Nemours and Company Fungicidal amides
JP2016518369A (ja) 2013-04-15 2016-06-23 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパ 殺菌・殺カビ性アミド
EP2792360A1 (en) 2013-04-18 2014-10-22 IP Gesellschaft für Management mbH (1aR,12bS)-8-cyclohexyl-11-fluoro-N-((1-methylcyclopropyl)sulfonyl)-1a-((3-methyl-3,8-diazabicyclo[3.2.1]oct-8-yl)carbonyl)-1,1a,2,2b-tetrahydrocyclopropa[d]indolo[2,1-a][2]benzazepine-5-carboxamide for use in treating HCV
MX2015017640A (es) * 2013-06-20 2016-09-07 Basf Se Proceso para preparar compuestos de piridilpirazol y sus derivados de piridilhidrazina.
WO2015026646A1 (en) 2013-08-20 2015-02-26 E. I. Du Pont De Nemours And Company Fungicidal pyrazoles
TWI652014B (zh) 2013-09-13 2019-03-01 美商艾佛艾姆希公司 雜環取代之雙環唑殺蟲劑
CN103467380B (zh) * 2013-09-29 2015-06-24 南开大学 一类取代苯基吡唑酰胺衍生物及其制备方法和应用
WO2015076779A1 (en) 2013-11-19 2015-05-28 Halliburton Energy Services, Inc Measuring critical shear stress for mud filtercake removal
TW201601632A (zh) 2013-11-20 2016-01-16 杜邦股份有限公司 1-芳基-3-烷基吡唑殺蟲劑
CN104672025A (zh) * 2013-12-03 2015-06-03 广西新方向化学工业有限公司 一种含四氯虫酰胺的药肥组合物
ES2786927T3 (es) 2013-12-03 2020-10-14 Fmc Corp Pirrolidinonas como herbicidas
US11589583B2 (en) 2013-12-03 2023-02-28 Fmc Corporation Pyrrolidinones herbicides
TW201609710A (zh) 2013-12-10 2016-03-16 杜邦股份有限公司 除草用經取代嘧啶氧基苯化合物
JP6571662B2 (ja) 2013-12-23 2019-09-04 シンジェンタ パーティシペーションズ アーゲー 殺虫性化合物
HUE044404T2 (hu) 2014-01-16 2019-10-28 Fmc Corp Pirimidiniloxi-benzol származékok mint herbicidek
WO2015123193A1 (en) 2014-02-12 2015-08-20 E. I. Du Pont De Nemours And Company Fungicidal benzodipyrazoles
HRP20221373T1 (hr) 2014-03-07 2023-01-06 Biocryst Pharmaceuticals, Inc. Supstituirani pirazoli kao inhibitori kalikreina u ljudskoj plazmi
WO2015157005A1 (en) 2014-04-10 2015-10-15 E I Du Pont De Nemours And Company Substituted tolyl fungicide mixtures
TW201620879A (zh) 2014-04-28 2016-06-16 杜邦股份有限公司 除草性經取代之3-苯基-4-氟基苯甲醯基吡唑
CN111018790B (zh) 2014-04-29 2023-09-19 Fmc公司 哒嗪酮除草剂
CN106458925A (zh) 2014-05-06 2017-02-22 杜邦公司 杀真菌吡唑类
CN104003976B (zh) * 2014-05-07 2016-03-16 肇庆市真格生物科技有限公司 多取代吡啶基吡唑酰胺及其制备方法和用途
US20170265459A1 (en) * 2014-06-03 2017-09-21 E I Du Pont De Nemours And Company Propagule coatings
KR102479858B1 (ko) 2014-07-02 2022-12-21 에프엠씨 코포레이션 피페리디논계 제초제
TW201625554A (zh) 2014-07-14 2016-07-16 杜邦股份有限公司 作為除草劑之雙芳基兒茶酚衍生物
AR101264A1 (es) 2014-07-25 2016-12-07 Du Pont Piridonas como herbicidas
WO2016019013A1 (en) * 2014-07-31 2016-02-04 Pioneer Hi-Bred International, Inc. Anthranilamide seed treatment compositions and methods of use
US10681909B2 (en) 2014-08-29 2020-06-16 Fmc Corporation Herbicidal triazoles
DK3206486T3 (da) 2014-10-14 2023-03-06 ICB Pharma Pesticidformuleringer med fysisk virkningsmekanisme
CN104521979B (zh) * 2014-12-15 2017-04-19 广西颐生园生态农业有限公司 含硫代苯甲酰胺和烟碱类杀虫剂的杀虫组合物
CN107635984B (zh) 2015-03-11 2021-04-13 Fmc公司 杂环取代的二环唑杀有害生物剂
BR112017019326B1 (pt) 2015-03-12 2022-04-26 Fmc Corporation Composto, composição e método para controlar uma praga invertebrada
JP2018510155A (ja) 2015-03-19 2018-04-12 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニーE.I.Du Pont De Nemours And Company 殺菌・殺カビ性ピラゾール
WO2016155831A1 (en) 2015-04-02 2016-10-06 Syngenta Participations Ag Isoxazoline-styrene derivatives as insecticidal compounds
US10405547B2 (en) 2015-04-10 2019-09-10 Fmc Corporation Substituted cyclic amides as herbicides
CN107592862B (zh) 2015-05-12 2021-06-15 Fmc公司 作为除草剂的芳基取代的双环化合物
EP3303287B1 (en) 2015-05-29 2020-12-16 FMC Corporation Substituted cyclic amides as herbicides
AU2016271374B2 (en) 2015-06-02 2020-11-26 Fmc Corporation Substituted cyclic amides and their use as herbicides
WO2016196280A1 (en) 2015-06-02 2016-12-08 E I Du Pont De Nemours And Company Heterocycle-substituted bicyclic pesticides
TW202400564A (zh) 2015-06-05 2024-01-01 美商艾佛艾姆希公司 作為除草劑之嘧啶氧基苯衍生物
CN106256204A (zh) * 2015-06-17 2016-12-28 沈阳中化农药化工研发有限公司 一种杀虫杀菌组合物
RU2611179C2 (ru) * 2015-07-02 2017-02-21 Федеральное государственное бюджетное научное учреждение "Всероссийский научно-исследовательский институт биологической защиты растений" Способ повышения урожайности озимой пшеницы
CN105085477A (zh) * 2015-09-10 2015-11-25 南京广方生物科技有限公司 一种二卤代吡啶基吡唑酰胺类化合物及其应用
US10800794B2 (en) 2015-10-08 2020-10-13 Fmc Corporation Heterocycle-substituted bicyclic azole pesticides
CA3003419C (en) 2015-10-28 2023-01-24 Thomas Martin Stevenson Novel pyridazinone herbicides
WO2017075559A1 (en) 2015-10-30 2017-05-04 E. I. Du Pont De Nemours And Company Dihydroorotate dehydrogenase inhibitor compositions effective as herbicides
CN105519523B (zh) * 2015-12-21 2018-06-29 河北省农林科学院石家庄果树研究所 含有减蒸剂和杀菌剂的组合物、制备方法及应用
ES2870532T3 (es) 2015-12-30 2021-10-27 Du Pont Amidas heterocíclicas nematicidas
JP7011642B2 (ja) 2016-07-15 2022-01-26 エフ エム シー コーポレーション 複素環で置換した二環式アゾール有害生物防除剤
CN106317016A (zh) * 2016-08-24 2017-01-11 河北艾林国际贸易有限公司 一种环丙虫酰胺化合物及其制备方法和应用
WO2018052838A1 (en) 2016-09-16 2018-03-22 E. I. Du Pont De Nemours And Company Fungicidal pyrazoles
CN107915718B (zh) * 2016-10-09 2021-04-02 江苏中旗科技股份有限公司 有杀虫活性的n-酰基烷基苯甲酰氨类化合物及其应用
ES2968172T3 (es) 2016-10-24 2024-05-08 Fmc Corp Oxadiazoles que tienen actividad fungicida
WO2018094008A1 (en) 2016-11-21 2018-05-24 Fmc Corporation Cellulose synthase inhibitors effective as herbicides
PL3558984T3 (pl) 2016-12-20 2024-01-15 Fmc Corporation Oksadiazole grzybobójcze
JP7325328B2 (ja) 2016-12-21 2023-08-14 エフ エム シー コーポレーション ニトロン除草剤
KR102623135B1 (ko) * 2017-03-13 2024-01-09 바스프 아그로 비.브이. Dipea 염기 존재 하의 아릴피롤 화합물의 제조
CN110691516B (zh) 2017-03-21 2022-10-28 Fmc公司 吡咯烷酮及其制备方法
UA126576C2 (uk) 2017-03-21 2022-11-02 ЕфЕмСі КОРПОРЕЙШН Гербіцидна суміш, композиція та спосіб
TWI785022B (zh) 2017-03-28 2022-12-01 美商富曼西公司 新穎噠嗪酮類除草劑
TWI886480B (zh) 2017-04-06 2025-06-11 美商富曼西公司 殺真菌之噁二唑
US11427549B2 (en) 2017-05-02 2022-08-30 Fmc Corporation Pyrimidinyloxy benzo-fused compounds as herbicides
MX2019013133A (es) 2017-05-09 2020-02-05 Fmc Corp Insecticidas mesoionicos.
CN107089970B (zh) * 2017-05-26 2020-06-16 迈克斯(如东)化工有限公司 一种制备n-酰基邻氨基苯甲酰胺的方法
AR111967A1 (es) 2017-05-30 2019-09-04 Fmc Corp Amidas herbicidas
AR111839A1 (es) 2017-05-30 2019-08-21 Fmc Corp Lactamas 3-sustituidas herbicidas
BR112019028016B1 (pt) 2017-06-30 2023-12-05 Fmc Corporation Composto, composições herbicidas, mistura herbicida e método para controlar o crescimento de vegetação indesejada
AR112221A1 (es) 2017-07-05 2019-10-02 Fmc Corp Oxadiazoles fungicidas, composición que los comprende y un método para controlar fitoenfermedades que los emplea
CN107365307A (zh) * 2017-07-31 2017-11-21 南京工业大学 一种含三氟甲基取代n-芳基吡唑结构的邻甲酰胺基苯甲酰胺类化合物及其制备方法与应用
IN201731033800A (ja) 2017-09-23 2019-03-29
GB201721235D0 (en) 2017-12-19 2018-01-31 Syngenta Participations Ag Polymorphs
WO2019123194A1 (en) 2017-12-20 2019-06-27 Pi Industries Ltd. Anthranilamides, their use as insecticide and processes for preparing the same.
EP3728256B1 (en) 2017-12-20 2024-10-02 PI Industries Ltd. Pyrazolopyridine-diamides, their use as insecticide and processes for preparing the same
CN108033944B (zh) * 2017-12-28 2020-10-16 利尔化学股份有限公司 氯虫苯甲酰胺杂质制备工艺
WO2019143757A1 (en) 2018-01-21 2019-07-25 Fmc Corporation Pyridazinone-substituted ketoximes as herbicides
AU2019213694B2 (en) 2018-01-30 2023-04-06 Pi Industries Ltd. Novel anthranilamides, their use as insecticide and processes for preparing the same.
TWI812673B (zh) 2018-02-12 2023-08-21 美商富曼西公司 用於防治無脊椎害蟲之萘異噁唑啉化合物
PE20252542A1 (es) 2018-07-14 2025-10-27 Fmc Corp Compuestos derivados de 2-(3-piridinil)-2h-indazol-4-carboxamidas con actividad pesticida
TWI834690B (zh) 2018-07-18 2024-03-11 美商富曼西公司 用於防治無脊椎動物害蟲之異噁唑啉化合物
TW202400547A (zh) 2018-09-06 2024-01-01 美商富曼西公司 殺真菌之經硝苯胺基取代之吡唑
TW202012399A (zh) 2018-09-12 2020-04-01 美商富曼西公司 用於防制無脊椎動物害蟲之異口咢唑啉化合物
US20220030868A1 (en) 2018-09-14 2022-02-03 Fmc Corporation Fungicidal halomethyl ketones and hydrates
UA129288C2 (uk) 2018-09-27 2025-03-12 ЕфЕмСі КОРПОРЕЙШН Піридазинонові гербіциди і піридазинонові проміжні продукти, які використовуються для отримання гербіциду
TWI832917B (zh) 2018-11-06 2024-02-21 美商富曼西公司 經取代之甲苯基殺真菌劑
TW202039420A (zh) 2018-11-26 2020-11-01 美商富曼西公司 用於防治無脊椎害蟲的間二醯胺化合物
EA202191779A1 (ru) * 2018-12-24 2021-12-27 Юпл Лтд Способ получения антраниламидов
EP3917914A1 (en) 2019-02-01 2021-12-08 Fmc Corporation Diamino-substituted pyridines and pyrimidines as herbicides
CN111662269B (zh) * 2019-03-07 2021-05-07 湖南化工研究院有限公司 1-吡啶基吡唑酰胺类化合物及其制备方法与应用
SG11202112962UA (en) 2019-05-24 2021-12-30 Fmc Corp Pyrazole-substituted pyrrolidinones as herbicides
TWI873157B (zh) 2019-07-11 2025-02-21 美商富曼西公司 包含吲唑之殺蟲混合物
TW202126617A (zh) 2019-09-20 2021-07-16 美商富曼西公司 間二醯胺類殺蟲劑
EP4090651A1 (en) 2020-01-15 2022-11-23 Fmc Corporation Fungicidal amides
AR121097A1 (es) 2020-01-24 2022-04-20 Fmc Corp Insecticidas mesoiónicos
AR121149A1 (es) 2020-01-30 2022-04-20 Fmc Corp Compuestos piridina para controlar plagas de invertebrados
JP7744915B2 (ja) 2020-02-14 2025-09-26 エフ エム シー コーポレーション 殺真菌薬としての使用のための置換5,6-ジフェニル-3(2h)-ピリダジノン
UY39122A (es) 2020-03-11 2021-10-29 Fmc Corp Mezclas fungicidas
WO2021183980A1 (en) 2020-03-13 2021-09-16 Fmc Corporation Substituted pyrimidines and triazines as herbicides
UY39137A (es) 2020-04-01 2021-10-29 Fmc Corp Atropisómeros de derivados de piridazinona como herbicidas
UY39189A (es) 2020-05-06 2021-12-31 Fmc Corp Fungicidas de tolilo sustituido y sus mezclas
WO2021262621A1 (en) 2020-06-23 2021-12-30 Fmc Corporation Chromenone compounds for controlling invertebrate pests
AR123053A1 (es) 2020-07-29 2022-10-26 Fmc Corp Compuestos de triazolona para controlar plagas de invertebrados
EP4188093B9 (en) 2020-07-29 2025-12-03 FMC Corporation Substituted haloalkyl sulfonanilide herbicides
AR124367A1 (es) 2020-12-17 2023-03-22 Fmc Corp Oxadiazoles fungicidas y sus mezclas
KR20230124650A (ko) 2020-12-22 2023-08-25 에프엠씨 코포레이션 치환된 피리다지논 제초제
TW202241855A (zh) 2021-01-27 2022-11-01 美商富曼西公司 用於防治無脊椎有害生物之唑類化合物
US20240158348A1 (en) 2021-02-16 2024-05-16 Fmc Corporation Herbicidal cyclic amides n-substituted with a haloalkylsulfonylanilide group
TW202300019A (zh) 2021-03-09 2023-01-01 美商富曼西公司 用於防治無脊椎害蟲之二環醯胺
WO2022191139A1 (ja) 2021-03-09 2022-09-15 石原産業株式会社 3-ブロモ-1-(3-クロロピリジン-2-イル)-1h-ピラゾール-5-カルボン酸エステルの製造方法
TW202304303A (zh) 2021-04-13 2023-02-01 美商富曼西公司 殺真菌之吡啶酮
KR20240016325A (ko) 2021-06-02 2024-02-06 에프엠씨 코포레이션 무척추동물 해충을 방제하기 위한 융합된 피리딘
TW202317528A (zh) 2021-06-24 2023-05-01 美商富曼西公司 用於防治無脊椎有害生物的唑類化合物
US20240308988A1 (en) 2021-08-05 2024-09-19 Syngenta Crop Protection Ag Method For Controlling Diamide Resistant Pests and Compounds Therefor
TW202321229A (zh) 2021-08-18 2023-06-01 美商富曼西公司 殺真菌的取代的雜環化合物
CN117813006A (zh) 2021-08-19 2024-04-02 先正达农作物保护股份公司 用于控制二酰胺抗性有害生物的方法及其化合物
WO2023044364A1 (en) 2021-09-15 2023-03-23 Enko Chem, Inc. Protoporphyrinogen oxidase inhibitors
US20250040547A1 (en) 2021-12-07 2025-02-06 Adama Makhteshim Ltd. Composition containing a macrolide insecticidal compound and polycationic rheology modifier
WO2023129493A1 (en) 2021-12-28 2023-07-06 Fmc Corporation Substituted cyclopropylpyrimidne herbicides
IL314174A (en) 2022-01-14 2024-09-01 Enko Chem Inc Protoporphyrinogen oxidase inhibitors
TW202342431A (zh) 2022-02-15 2023-11-01 美商富曼西公司 殺真菌的鹵代甲基酮、水合物和烯醇醚
TW202341864A (zh) 2022-04-14 2023-11-01 美商富曼西公司 用於防治無脊椎有害生物之新型磺酸酯苯甲醯胺化合物
AR129181A1 (es) 2022-04-28 2024-07-24 Pro Farm Group Inc Método para inhibir la emergencia y/o el crecimiento de malas hierbas monocotiledóneas, juncias y dicotiledóneas, y composición herbicida sinérgica de utilidad en el mismo
TW202409023A (zh) 2022-07-14 2024-03-01 美商富曼西公司 除草苯并𠯤
TW202413341A (zh) 2022-09-23 2024-04-01 美商富曼西公司 吡唑醯胺殺昆蟲劑
WO2024072768A1 (en) 2022-09-30 2024-04-04 Fmc Corporation Substituted fluoropyridine as herbicides
CN115557931B (zh) * 2022-10-20 2024-05-14 浙江新安化工集团股份有限公司 一种3-溴-1-(3-氯-2-吡啶基)-1h-吡唑-5-甲酸的合成方法
TW202420997A (zh) 2022-11-18 2024-06-01 美商富曼西公司 琥珀酸去氫酶抑制劑和吡啶醯胺的混合物
TW202440540A (zh) 2022-12-20 2024-10-16 美商富曼西公司 用於防治和對抗無脊椎有害生物的唑類化合物
WO2023097341A2 (en) 2023-03-20 2023-06-01 Fmc Corporation Bicyclic amides and esters for controlling invertebrate pests
KR20250160506A (ko) 2023-03-23 2025-11-13 에프엠씨 코포레이션 제초제로서의 치환된 옥사졸리디논 및 이미다졸리논
AU2024310413A1 (en) 2023-06-30 2026-01-22 Fmc Corporation Mixtures of bixlozone with photosystem i electron diverters
TW202506675A (zh) 2023-08-08 2025-02-16 美商富曼西公司 用於防治和對抗無脊椎有害生物的連接的雙環化合物
TW202520987A (zh) 2023-10-26 2025-06-01 美商富曼西公司 作為殺線蟲劑的雜環腙
WO2025111224A1 (en) 2023-11-21 2025-05-30 Fmc Corporation Linked bicyclic compounds for controlling and combating invertebrate pests
WO2025111184A1 (en) 2023-11-21 2025-05-30 Fmc Corporation Substituted tetrahydroquinoline and tetrahydroquinoxaline herbicides
WO2025212359A1 (en) 2024-03-30 2025-10-09 Fmc Corporation Bixlozone mixture, composition and herbicidal method
CN117958273B (zh) * 2024-04-02 2024-06-18 六夫丁作物保护有限公司 一种含有腈吡螨酯和丁醚脲的农药
WO2025242701A1 (en) 2024-05-22 2025-11-27 Basf Se Seed treatment compositions
CN119977940B (zh) * 2025-02-11 2025-10-21 合肥工业大学 一种氯虫苯甲酰胺杂质的制备方法

Family Cites Families (71)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2934543A1 (de) * 1979-08-27 1981-04-02 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Substituierte n-benzoylanthranilsaeurederivate und deren anydroverbindungen, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als herbizide
JPS6425763A (en) 1987-04-24 1989-01-27 Mitsubishi Chem Ind Pyrazoles and insecticide and acaricide containing said pyrazoles as active ingredient
NO179282C (no) * 1991-01-18 1996-09-11 Rhone Poulenc Agrochimie Nye 1-(2-pyridyl)pyrazolforbindelser til kontroll av skadeinsekter
NL9202078A (nl) 1992-11-30 1994-06-16 Rijkslandbouwhogeschool Nieuwe N-acyl-antranilzuurverbindingen en toepassing van N-acyl-antranilzuurverbindingen bij de bestrijding van insecten.
US5602126A (en) * 1993-11-22 1997-02-11 E. I. Du Pont De Nemours And Company Arthropodicidal anilides
US5728693A (en) * 1993-12-29 1998-03-17 E. I. Du Pont De Nemours And Company Arthropodicidal oxadiazine-thiadiazine-or triazine-carboxanilides
DE4428380A1 (de) 1994-08-11 1996-02-15 Bayer Ag 4-Trifluormethylbenzamide
US6144435A (en) * 1995-04-28 2000-11-07 Canon Kabushiki Kaisha Liquid crystal device, process for producing same and liquid crystal apparatus
AU5845096A (en) 1995-05-31 1996-12-18 Nissan Chemical Industries Ltd. 5-pyrazolecarboxamide derivatives and plant disease control agent
US20010004460A1 (en) * 1995-06-08 2001-06-21 Carla Rasmussen Klittich Process for the preparation of rice seed for sowing
EP0946508B1 (en) 1996-12-23 2009-09-23 Bristol-Myers Squibb Pharma Company NITROGEN CONTAINING HETEROAROMATICS AS FACTOR Xa INHIBITORS
US6020357A (en) * 1996-12-23 2000-02-01 Dupont Pharmaceuticals Company Nitrogen containing heteroaromatics as factor Xa inhibitors
US6548512B1 (en) * 1996-12-23 2003-04-15 Bristol-Myers Squibb Pharma Company Nitrogen containing heteroaromatics as factor Xa inhibitors
AU8150398A (en) 1997-06-19 1999-01-04 Du Pont Pharmaceuticals Company Inhibitors of factor xa with a neutral p1 specificity group
US5998424A (en) * 1997-06-19 1999-12-07 Dupont Pharmaceuticals Company Inhibitors of factor Xa with a neutral P1 specificity group
TW515786B (en) 1997-11-25 2003-01-01 Nihon Nohyaku Co Ltd Phthalic acid diamide derivatives, agricultural and horticultural insecticides, and a method for application of the insecticides
GB9725799D0 (en) 1997-12-06 1998-02-04 Agrevo Uk Ltd Pesticidal compositions
DE19840322A1 (de) 1998-09-04 2000-03-09 Bayer Ag Pyrazol-carboxanilide
US20040019898A1 (en) 1999-06-14 2004-01-29 International Business Machines Corporation Accessing local objects using local access proxies
AR030154A1 (es) 1999-07-05 2003-08-13 Nihon Nohyaku Co Ltd Derivado de ftalamida, derivado de amina heterociclico util como intermediario para la produccion del mismo, insecticida agrohorticola y metodo para utilizar dicho insecticida
JP2001019691A (ja) 1999-07-08 2001-01-23 Nissan Chem Ind Ltd ピラゾールベンゾオキサジンまたはピラゾールベンゾチアジン化合物および農園芸用殺菌剤
WO2001032628A1 (en) 1999-11-03 2001-05-10 Bristol-Myers Squibb Pharma Company Cyano compounds as factor xa inhibitors
MY138097A (en) * 2000-03-22 2009-04-30 Du Pont Insecticidal anthranilamides
BR0110133A (pt) * 2000-04-18 2003-01-14 Incotec Japan Co Ltd Grão de arroz revestido com um agente quìmico agrìcola, e, método de germinação de grãos
GB0020171D0 (en) 2000-08-17 2000-10-04 Univ South Bank Cooling method
AU2002227243A1 (en) 2000-12-11 2002-06-24 E.I. Du Pont De Nemours And Company Quinazolinones and pyridinopyrimidinones for controlling invertebrate pests
US20040102324A1 (en) * 2002-02-28 2004-05-27 Annis Gary David Heterocyclic diamide invertebrate pest control agents
CA2437840A1 (en) 2001-03-05 2002-09-12 E.I. Du Pont De Nemours Heterocyclic diamide invertebrate pest control agents
KR100849815B1 (ko) 2001-05-21 2008-07-31 이 아이 듀폰 디 네모아 앤드 캄파니 비방향족 헤테로시클릭 고리를 포함하는 디아미드 무척추해충 방제제
MY142967A (en) * 2001-08-13 2011-01-31 Du Pont Method for controlling particular insect pests by applying anthranilamide compounds
TWI327566B (en) 2001-08-13 2010-07-21 Du Pont Novel substituted ihydro 3-halo-1h-pyrazole-5-carboxylates,their preparation and use
AR036872A1 (es) * 2001-08-13 2004-10-13 Du Pont Compuesto de antranilamida, composicion que lo comprende y metodo para controlar una plaga de invertebrados
AU2002319814A1 (en) 2001-08-13 2003-03-03 E.I. Du Pont De Nemours And Company Substituted 1h-dihydropyrazoles, their preparation and use
MXPA04001290A (es) 2001-08-15 2004-05-27 Du Pont Arilamidas sustituidas en la posicion orto para controlar plagas de invertebrados.
PT1417176E (pt) * 2001-08-16 2009-02-26 Du Pont Antranilidamidas substituídas para controlar pragas de invertebrados
EP1438305B1 (en) * 2001-09-21 2006-08-23 E. I. du Pont de Nemours and Company Arthropodicidal anthranilamides
TWI283164B (en) 2001-09-21 2007-07-01 Du Pont Anthranilamide arthropodicide treatment
BR0213646A (pt) 2001-10-15 2004-08-24 Du Pont Método, compostos e composição para controle de pragas invertebradas
US20040110777A1 (en) * 2001-12-03 2004-06-10 Annis Gary David Quinazolinones and pyridinylpyrimidinones for controlling invertebrate pests
ES2427141T3 (es) * 2002-01-22 2013-10-29 E. I. Du Pont De Nemours And Company Quinazolina(di)onas para el control de plagas de invertebrados
MXPA04007019A (es) * 2002-01-22 2004-10-11 Du Pont Agentes de diamina para control de plagas de invertebrados.
KR100831235B1 (ko) 2002-06-07 2008-05-22 삼성전자주식회사 박막 트랜지스터 기판
BR0311752A (pt) * 2002-06-11 2005-03-08 Du Pont Métodos de controle de pelo menos uma praga invertebrada, composição e compostos das fórmulas ii e id
JP4287816B2 (ja) 2002-06-13 2009-07-01 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー ピラゾールカルボキサミド殺虫剤
US6743209B2 (en) 2002-07-12 2004-06-01 John Howell Brown Catheter with integral anchoring means
US6812653B2 (en) 2002-07-26 2004-11-02 Richard S. Bellivean Method and apparatus for controlling images with image projection lighting devices
TWI326283B (en) * 2002-07-31 2010-06-21 Du Pont Method for preparing fused oxazinones
TWI343376B (en) * 2002-07-31 2011-06-11 Du Pont Method for preparing 3-halo-4, 5-dihydro-1h-pyrazoles
WO2004046129A2 (en) 2002-11-15 2004-06-03 E.I. Du Pont De Nemours And Company Novel anthranilamide insecticides
EP2264022B1 (en) 2003-01-28 2013-07-24 E. I. du Pont de Nemours and Company Cyano anthranilamide insecticides
DE102004006075A1 (de) 2003-11-14 2005-06-16 Bayer Cropscience Ag Wirkstoffkombinationen mit insektiziden Eigenschaften
DE10353281A1 (de) 2003-11-14 2005-06-16 Bayer Cropscience Ag Wirkstoffkombination mit insektiziden und akariziden Eigenschaften
DE102004021564A1 (de) 2003-11-14 2005-07-07 Bayer Cropscience Ag Wirkstoffkombinationen mit insektiziden Eigenschaften
EP1691608B2 (de) 2003-12-04 2015-04-08 Bayer CropScience AG Wirkstoffkombinationen mit insektiziden und akariziden eigenschaften
DE10356550A1 (de) 2003-12-04 2005-07-07 Bayer Cropscience Ag Wirkstoffkombinationen mit insektiziden Eigenschaften
AU2004294711B2 (en) 2003-12-04 2011-05-12 Bayer Intellectual Property Gmbh Active substance combinations having insecticidal properties
EP1719409B1 (en) 2004-02-24 2012-07-11 Sumitomo Chemical Company, Limited Insecticide composition
CN101001525A (zh) 2004-05-10 2007-07-18 辛根塔参与股份公司 农药混合物
GT200500179BA (es) 2004-07-01 2008-10-29 Mezclas sinergistas de agentes de antranilamida para el control de plagas de invertebrados
MY140912A (en) * 2004-07-26 2010-01-29 Du Pont Mixtures of anthranilamide invertebrate pest control agents
US20090133318A1 (en) 2004-11-18 2009-05-28 George Philip Lahm Anthranilamide insecticides
TWI324908B (en) * 2006-01-05 2010-05-21 Du Pont Liquid formulations of carboxamide arthropodicides
US7989391B2 (en) * 2006-10-26 2011-08-02 E. I. Du Pont De Nemours And Company Seed coating composition
TWI484910B (zh) * 2006-12-01 2015-05-21 Du Pont 甲醯胺殺節肢動物劑之液體調配物
AU2008268564B2 (en) 2007-06-27 2013-06-13 E. I. Du Pont De Nemours And Company Solid formulations of carboxamide arthropodicides
JP5250032B2 (ja) 2007-06-27 2013-07-31 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー カルボキサミド殺節足動物剤の固形剤
NZ581741A (en) 2007-07-30 2011-12-22 Du Pont ECTOPARASITE CONTROL METHOD BY ADMINSTERING 3-bromo-N-[4-cyano-2methyl-6-[(methylamino)carbonyl]phenyl]-1-(3-chloro-2-pyridinyl)-1H-pyrazole-5-carboxamide
WO2010056720A1 (en) 2008-11-14 2010-05-20 E. I. Du Pont De Nemours And Company Method for preparing a non-hydratable crystal form
TWI501726B (zh) 2009-09-04 2015-10-01 Du Pont N-(苯腈)吡唑甲醯胺含水配方
TWI547238B (zh) 2009-09-04 2016-09-01 杜邦股份有限公司 用於塗覆繁殖體之鄰胺苯甲酸二醯胺組合物
CA2879761C (en) 2012-09-01 2019-01-29 Easi-Set Industries, Inc. Interlocking highway barrier structure

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006290862A (ja) * 2003-01-28 2006-10-26 E I Du Pont De Nemours & Co シアノアントラニルアミド誘導体

Also Published As

Publication number Publication date
IN218482B (ja) 2008-05-09
HUP0401893A2 (hu) 2005-01-28
TWI283164B (en) 2007-07-01
CA2458163A1 (en) 2003-03-27
IN218604B (ja) 2008-05-09
KR100783260B1 (ko) 2007-12-06
ES2291500T3 (es) 2008-03-01
BR0212993A (pt) 2004-08-17
CN100539840C (zh) 2009-09-16
CN1713819A (zh) 2005-12-28
AR036606A1 (es) 2004-09-22
ZA200400413B (en) 2005-03-30
TW200724033A (en) 2007-07-01
CA2458163C (en) 2011-06-21
PL206331B1 (pl) 2010-07-30
HUP0401893A3 (en) 2005-11-28
NZ532269A (en) 2005-10-28
US20040209923A1 (en) 2004-10-21
US8637552B2 (en) 2014-01-28
IN2005MU00443A (ja) 2005-09-30
IL159947A0 (en) 2004-06-20
HU228906B1 (hu) 2013-06-28
DE60221994D1 (de) 2007-10-04
IN2004MU00090A (ja) 2007-07-06
IL159947A (en) 2009-12-24
MY136698A (en) 2008-11-28
US20140141972A1 (en) 2014-05-22
MXPA04002648A (es) 2004-06-07
BRPI0212993B1 (pt) 2016-01-12
PT1427285E (pt) 2007-11-27
RU2004111986A (ru) 2005-04-10
EP1427285B1 (en) 2007-08-22
US7696232B2 (en) 2010-04-13
US9173400B2 (en) 2015-11-03
DE60221994T2 (de) 2008-05-15
JP2005502716A (ja) 2005-01-27
US20100152194A1 (en) 2010-06-17
KR20040035857A (ko) 2004-04-29
EP1427285A1 (en) 2004-06-16
US20130031677A1 (en) 2013-01-31
PL369981A1 (en) 2005-05-16
WO2003024222A1 (en) 2003-03-27
MX248274B (es) 2007-08-23
RU2292138C2 (ru) 2007-01-27
DK1427285T3 (da) 2007-11-05
ATE370656T1 (de) 2007-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3770495B2 (ja) アントラニルアミド節足動物殺滅剤処理
JP4394953B2 (ja) 無脊椎有害生物防除のためのキナゾリン(ジ)オン
JP3689817B2 (ja) アントラニルアミド化合物を被着させることにより特定の害虫を防除する方法
JP3770500B2 (ja) シアノアントラニルアミド殺虫剤
CN112996787A (zh) 用于防治无脊椎害虫的噁唑啉化合物
JP2007532661A (ja) アントラニルアミド殺虫剤
JP2005503385A (ja) 無脊椎有害生物を防除するためのオルト置換アリールアミド類
JP2006028159A6 (ja) シアノアントラニルアミド殺虫剤
CN112689632A (zh) 用于防治无脊椎害虫的异噁唑啉化合物
AU2002341819B2 (en) Anthranilamide arthropodicide treatment

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132

Effective date: 20041130

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050228

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050307

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050420

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050822

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050921

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20051031

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3770495

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090217

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100217

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100217

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110217

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110217

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120217

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130217

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130217

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140217

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term