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JP5240121B2 - 流体の流れ計測装置 - Google Patents

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JP5240121B2
JP5240121B2 JP2009190631A JP2009190631A JP5240121B2 JP 5240121 B2 JP5240121 B2 JP 5240121B2 JP 2009190631 A JP2009190631 A JP 2009190631A JP 2009190631 A JP2009190631 A JP 2009190631A JP 5240121 B2 JP5240121 B2 JP 5240121B2
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Description

本発明は、超音波を用いて気体や液体の流速および/または流量を計測するようにした流体の流れ計測装置に関するものである。
従来、この種、流体の流れ計測装置に用いられる超音波振動子101は、図8に示すように、導電性の有天筒状ケース102の頂壁内面に圧電体103を接着固定し、頂壁外面には音響整合層104を接着固定した構成を採っていた。
前記圧電体103の上面、下面には電極105,106が形成されており、この上方の電極105が有天筒状ケース102に電気的に接続されている。
前記有天筒状ケース105の下方開口部から外方向へフランジ107が一体に形成してあって、導電性の端子板108の外周上面がその下面に溶接され、これによりその内部は密閉空間109に設定されている。
通常、上記密閉空間109には窒素ガスなどの不活性ガスが充填され、10〜50kpa程度の内圧に維持されるようにしている。
圧電体103の下方の電極106には導電性の弾性材110が弾接されており、前記端子板108をハーメチックシールなどの電気絶縁部111を介して貫通した一方の端子112がこの弾性材110に電気接続されている。
一方、前記端子板108には他方の端子113が直接取着してある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−270013号公報
しかしながら、前記従来の超音波送振動子では、1〜5kpa程度の低圧力流体を計測する場合には、密閉容器109内の圧力をそれほど考慮しなくても計測に支障をきたすことないが、1MP程度の高圧流体を計測する場合に、超音波振動子内の圧力と計測流体のとの間に圧力差が生じると、超音波振動子における密閉容器が変形し、それに内包されている圧電体が破壊、或いは、圧電体と密閉容器との接合部分が、ひいては、超音波振動子が破壊し、計測そのものができなくなる課題を有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、高圧流体および、圧力変動のある流体でも安定して計測することができる超音波しきの流れ計測装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、被測定流体が流れる計測部の上下流側に配設され、超音波信号を送受信する一対の超音波振動子と、前記超音波振動子間の超音波伝搬時間を計測する計測回路と、前記計測回路からの信号に基づいて流速および/または流量を算出する演算手段とを備え、前記超音波振動子の圧電体を内設した密閉容器の内圧P2は、前記計測部の圧力P1の略平均値に設定したものである。
これによって、計測部の圧力と、超音波振動子内の圧力との圧力差が小さくなり、超音波振動子における密閉容器の変形を小さく抑えることができ、内包されている圧電体の破壊、或いは圧電体と密閉容器との接合部分の破壊を抑制でき、その結果、高圧流体および、圧力変動のある流体でも安定した計測が行えるものである。
本発明の流体の流れ計測装置は、高圧流体、および圧力変動のある流体でも安定して計測することができるとともに、超音波振動子の損傷も抑制し得るものである。
本発明の実施の形態1における流れ計測装置のブロック図 同流れ計測装置の要部拡大断面図 高圧流体計測時の計測部圧力変動の時間変化図 同超音波振動子の製造工程図 本発明の実施の形態2における流れ計測装置のブロック図 本発明の実施の形態3における流れ計測装置のブロック図 本発明の実施の形態4における流れ計測装置のブロック図 従来の超音波振動子の断面図
第1の発明は、被測定流体が流れる計測部の上下流側に配設され、超音波信号を送受信する一対の超音波振動子と、前記超音波振動子間の超音波伝搬時間を計測する計測回路と、前記計測回路からの信号に基づいて流速および/または流量を算出する演算手段とを備え、前記超音波振動子の圧電体を内設した密閉容器の内圧P2は、前記計測部の圧力P1の略平均値に設定したもので、計測部の圧力と超音波振動子内の圧力との圧力差が小さくなり、超音波振動子における密閉容器の変形を抑制でき、内包されている圧電体の破壊、或いは圧電体と密閉容器との接合部分の破壊も防ぐことが可能で、その結果、高圧流体および、圧力変動のある流体でも安定した計測が行えるものである。
第3の発明は、被測定流体が流れる計測部の上下流側に配設され、超音波信号を送受信する一対の超音波振動子と、前記超音波振動子間の超音波伝搬時間を計測する計測回路と、前記計測回路からの信号に基づいて流速および/または流量を算出する演算手段と、前記計測部の圧力を検知する圧力検知手段とを備え、前記超音波振動子の圧電体を内設した密閉容器の内圧P2と前記圧力検知手段によって検知した計測部圧力P1を比較して、圧力異常判定を行なうことにより、超音波振動子に想定した圧力以上に高圧が付加された場合、異常を表示して、その保護が図れる。
の発明は、被測定流体が流れる計測部の上下流側に配設され、超音波信号を送受信する一対の超音波振動子と、前記超音波振動子間の超音波伝搬時間を計測する計測回路と、前記計測回路からの信号に基づいて流速および/または流量を算出する演算手段と、前記計測部の圧力を超音波振動子の特性変化によって推定する圧力推定手段とを備え、前記超音波振動子の圧電体を内設した密閉容器の内圧P2と前記圧力推定手段によって推定した計測部圧力P1を比較して、圧力異常判定を行なうことにより、超音波振動子に想定し
た圧力以上に高圧が付加された場合、その異常を表示し、超音波振動子の保護が図れる。
の発明は、特に、前記第1〜いずれか一つの発明において、超音波振動子は、有底筒状で開放部が端子板で閉じられた導電性の密閉容器と、前記密閉容器に収容され、一方の電極側がその頂壁内面に接着された圧電体と、前記端子板を電気絶縁性を保って貫通し、前記圧電体の他方の電極側に接続された一方の端子、および同端子板に直接固定された他方の端子とからなる構成としたことにより、可燃性流体の計測でも安全に計測でき、密閉容器内に内包する圧電体の電極の化学変化を抑制することもでき、信頼性の高い計測が行える。
の発明は、特に、前記第1〜いずれか一つの発明において、密閉容器のヤング率を150GPa以上に設定したことにより、有天筒状ケースの圧力による変形を軽減することができ、密閉容器内に内包されている圧電体の破壊、或いは圧電体と密閉容器との接合部分が破壊することを抑制することができる。
の発明は、特に、前記第1〜いずれか一つの発明において、密閉容器の頂壁の厚みを側壁部の厚みよりも厚く設定したことにより、圧力によって頂壁に比べ側壁部が大きく変形して内包されている圧電体の破壊、或いは圧電体と密閉容器との接合部分が破壊することを抑制することができる。
の発明は、特に、前記第の発明において、超音波振動子における密閉容器の内圧P2の設定は、密閉容器を端子板によって封鎖するときに行なうようにしたことにより、
より簡便に高圧流体の計測を可能とした超音波振動子とすることができる。
以下、本発明実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1,2において、本実施の形態の流れ計測装置1は、被計測流体が流れる計測部2の上下流側に一対の超音波振動子3,4を対設して、前記計測部2を流れる流体を斜めに横切るように超音波が伝搬される構成を採用している。
超音波振動子4は、絶縁性弾性体5を介して計測部2の開口部6に挿入され、押え7などで固定されており、一方の超音波振動子3も同様に固定されている。
超音波振動子3,4の構成は同じであるので、具体的な説明は超音波振動子4で行うこととする。
導電性の有天筒状の密閉容器8の頂壁内面に圧電体9が接着固定され、頂壁外面には音響整合層10が接着固定してある。
前記圧電体9の上面、下面には電極が形成されており、この上方電極が密閉容器8に電気的に接続されている。
前記密閉容器8の下方開口部から外方向へフランジが一体に形成してあって、導電性の
端子板11の外周上面がその下面に溶接され、これによりその内部は密閉空間12に設定されている。
通常、上記密閉空間12には窒素ガスなどの不活性ガスが充填される。
圧電体9の下方の電極には導電性の弾性材が弾接されており、前記端子板11をハーメチックシールなどの電気絶縁部を介して貫通した一方の端子13がこの弾性材に電気接続されている。一方、前記端子板11には他方の端子14が直接取着してある。
前記密閉空間12の圧力と計測部2の圧力との圧力差が大きい場合、密閉容器8が大きく変形するため、圧電体9との接合部分が破壊してしまう。
そのため、密閉空間12と計測部2との圧力差を小さくする必要がある。
図3は、高圧流体計測時における計測部2の圧力変動の時間変化を示している。
すなわち、計測開始時においては、圧力が急激に変化する立ち上がり部Aがあり、時間経過とともに圧力変化が小さくなる圧力安定部Bとなる。
前記圧力安定部Bの圧力がPaであり、立ち上がり部Aの圧力上昇分がPbで、超音波振動子の密閉空間12における圧力としては、好ましくは、Paの範囲内にすることが好ましい。より好ましくは、計測流体の圧力安定部Bにおけるおおよその圧力平均値の範囲内にすることにより、計測部2の圧力差を小さくでき、密閉容器8の変形をより小さく抑えることができる。
以上に記載した超音波振動子の製造方法に関して図4を参照して説明しておく。
図4の(a)は、所定の厚みに調整した音響整合体10を示している。その製造方法は、例えば、空隙形成材として用いたガラスバルーンを一定容器内で加振充填し、その後熱硬化性樹脂として用いるエポキシ樹脂を含浸させ、エポキシ樹脂を熱などで硬化後,スライスした状態を示している。
スライス加工は、ダイシング加工、或いはラッピングなどで行い、所定の周波数で圧電体と共振するよう厚み調整を行なう。
同(b)は、圧電体9に接合手段として用いる熱硬化性接着剤などからなる接合手段15を塗布形成し、密閉容器8の頂上面にも同様に接合手段16を塗布形成する。
ここで、前記密閉容器8は、ヤング率150GPa以上が好ましい。
表1に密閉容器8の材料厚み200μmにおける超音波振動子としたときの圧力試験結果を示している。表1に示すように、密閉容器8が鉄系の金属、およびニッケルにおいて、耐圧製における良好な結果が得られた。
より好ましくは、ヤング率200GPa以上の金属材料を使用するのが望ましい。
接合手段として用いた熱硬化性接着剤は、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、メラミン樹脂など熱硬化性樹脂であれば特に限定されない。場合によっては、熱可塑性樹脂であっても、ガラス点移転が高温使用温である70℃以下であれば接着剤として使用できる。
図4(c)において、圧電体9と密閉容器8、音響整合体10を積層するように、位置決めを行なって貼り合わせる。このとき、圧電体9、密閉容器8、音響整合体10に約1から10kg/cm2の加圧を加えた状態で固定し、接合手段15,16として用いた熱硬化性接着剤を硬化させる。
接合手段15,16の硬化は、一般的な加熱槽で実施する。以上の工程によって接合手段15,16が硬化して接合され、一体となった半完成品17の密閉容器8に、端子13,14を固定した端子板11を溶接して完成させる。
図4(d)は、以上の工程によって作製した超音波振動子4の完成状態を示している。ここで、この溶接時に、密閉空間12に不活性ガスであるアルゴンガス、窒素ガス、ヘリウムガスなどを封入し、圧電体9の電極の劣化、圧電体9と密閉容器8との接合部分の劣化を軽減することが望ましい。
密閉容器8の頂壁は側壁部よりも厚みを大としておけば、圧力によって側壁部が大きく変形することとなり、内包されている圧電体9の破壊、或いは、圧電体9と密閉容器8との接合部分が破壊することを抑制することができ、その結果、高圧流体、および圧力変動のある流体でも安定して流速および/または流量を計測することができる。
密閉容器8は、筒状の側壁部を形成した後、円形状の頂壁部で蓋をするように接合し、周囲をレーザー溶接などで一体化することで作製できる。
また、密閉容器8における頂壁の厚みをt、音響整合層10に用いた波長をλとすると、λ/30<t<λ/10の範囲内に設定することにより、密閉容器8内に内包されている圧電体9の破壊、或いは、圧電体9と密閉容器8との接合部分が破壊することを抑制することができ、その結果、高圧流体、および圧力変動のある流体でも安定して流速および/または流量を計測することができる。
耐圧を向上させるために密閉容器8の厚みを大きくすると、音響マッチングのバランスが崩れて、計測流体への超音波の伝搬効率が低下してしまう。
そのため、耐圧が確保できるλ/30から、超音波伝搬効率の低下が許容範囲内であるλ/10とすることで、耐圧と高感度とを両立できる。
圧電体9の両電極に電気信号を与えると、同圧電体9が振動し、この振動に共振するように調整された音響整合層10が共振し,この振動が計測流体に伝えられる。
これが、超音波を送信するときの動作であるが、受信の場合は、この逆の作用で、計測流体より伝搬してきた超音波が圧電体10で電気信号に変換され、その信号の到達した時間を計測に用いている。
以下その計測方法について説明する。
図1に示す通り、超音波振動子3,4間の超音波伝達経路をL、計測部2を流れる流体の流速をV、計測する流体の超音波の音速をC、流体の流れる方向と超音波パルスの伝搬方向の角度をθとし、超音波振動子3を送波器、超音波振動子4を受波器として用いたときに、超音波振動子3からでた超音波パルスが超音波振動子4に到達する伝搬時間t1は、
t1=L/(C+Vcosθ) (1)
で示される。
次に、超音波振動子4からでた超音波パルスが超音波振動子3に到達する伝搬時間t2は、
t2=L/(C−Vcosθ) (2)
で示される。
そして、(1)と(2)の式から流体の音速Cを消去すると、
V=L/2cosθ(1/t1−1/t2) (3)
の式が得られる。
Lとθが既知なら、計測回路18にてt1とt2を測定すれば演算手段19を介して流速Vが求めることができる。必要に応じて、演算手段19は前記流速Vに計測部2の断面積Sと補正係数Kを乗じれば、流量Qを求めることができる。
以上のように、本実施の形態においては、被測定流体が流れる測定部2に設けられ超音波信号を送受信する一対の超音波振動子3,4と、前記超音波振動子3,4間の超音波伝搬時間を計測する計測回路18と、前記計測回路18からの信号に基づいて流体の流速および/または流量を算出する演算手段19とを備え、前記超音波振動子3,4は密閉容器8内に内包された圧電体9で構成され、前記密閉容器8の内圧P2は、前記測定部2の圧力P1の変動範囲内に設定したことにより、高圧流体、および圧力変動のある流体の計測においても、計測圧力と超音波振動子内圧との圧力差が小さくなり、超音波振動子3,4における密閉容器8の変形を小さく抑えることができ、密閉容器8内に内包されている圧電体9の破壊、或いは圧電体9と密閉容器8との接合部分が破壊することを抑制することができ、その結果、高圧流体、および圧力変動のある流体でも安定して計測することができるものである。
また、本実施の形態では、前記超音波振動子3,4における密閉容器8内の圧力P2は、前記測定部2の圧力P1の圧力安定部のおおよそ平均値としたことにより、高圧流体、および圧力変動のある流体の計測においても、計測圧力と、超音波振動子内圧との圧力差が小さくなり、超音波振動子3,4における密閉容器8の変形をより小さく抑えることが
でき、密閉容器8内に内包されている圧電体9の破壊、或いは圧電体9と密閉容器8との接合部分が破壊することを抑制することができ、その結果、高圧流体、および圧力変動のある流体でも安定して計測することができる。
また、本実施の形態の密閉容器8のヤング率は150GPa以上としたことにより、圧力による変形を軽減することができ、密閉容器8内に内包されている圧電体9の破壊、或いは圧電体9と密閉容器8との接合部分が破壊することを抑制することができ、その結果、高圧流体、および圧力変動のある流体でも安定して計測することができる。
また本実施の形態の密閉容器8の頂壁の厚みは側壁部の厚みよりも大きくしていることにより、圧力によって側壁部が大きく変形することとなり、密閉容器8内に内包されている圧電体9の破壊、或いは圧電体9と密閉容器8との接合部分が破壊することを抑制することができ、その結果、高圧流体、および圧力変動のある流体でも安定して計測することができる。
また本実施の形態の密閉容器8の頂壁の厚みは、音響整合層10に用いた波長をλとした場合に、λ/30<t<λ/10の範囲内としたことにより、密閉容器8内に内包されている圧電体9の破壊、或いは圧電体9と密閉容器8との接合部分が破壊することを抑制することができ、その結果、高圧流体および、圧力変動のある流体でも安定して計測することができる。
(実施の形態2)
図5は、実施の形態2を示し、流体の流れ計測装置1は、計測する流体が流れる計測部2に所定の間隔をおいて超音波振動子3,4が斜めに対向するように配置された構成となっている。
流速および/または流量の計測時、計測部2の圧力の異常を検知するため、圧力検知手段20が取り付けられており、超音波振動子3,4に予め設定した密閉容器内の圧力に対し、計測部2の圧力が、想定する耐圧を超えて大きな圧力となった場合に異常を検知し、検知した信号を異常判定手段21で、予め設定した圧力限界値と比較し、圧力限界を超えた場合、警告部22へ信号を送り、表示手段23で圧力異常を表示し、過負荷、つまり、設計を超えた圧力が超音波振動子3,4に加えられていることを知らせる。
これによって、超音波振動子3,4の交換を促し、より耐圧の高い、つまり超音波振動子における密閉空間の圧力を高く設定したものとの交換を促す。
以上のように、本実施の形態においては、超音波振動子3,4の密閉容器内圧力と圧力検知手段20によって検知した圧力を比較して、圧力異常判定を行なうことを特徴とするもので、超音波振動子3,4に想定した圧力以上に高圧が付加された場合、異常を表示し、超音波振動子3,4を保護するようにしており、その圧力による破壊を防止することができる。
(実施の形態3)
図6は、実施の形態3を示し、計測部分の構成は図1と同じで、便宜上同一符号を付し、具体的説明は実施の形態1のものを援用する。
相違点は、計測部2の圧力の異常を検知するため、超音波振動子3,4の特性変化に着目したところにある。
特性変化には、例えば、超音波振動子3,4は、もともと超音波領域で振動する振動体
であるので、計測部2の圧力が高くなると、圧力による歪によって振動の周波数が変化することを利用して圧力異常を検知する。
或いは、超音波振動子3,4に内包された圧電体の圧電効果を利用して計測部2の圧力が高くなると、圧電効果によって発生する電圧を検出するものでもよい。
これらに数値を単独、或いは複合して計測部2の圧力変化、圧力異常をより正確に測定することができる。
このように、計測部2の圧力が想定する耐圧を超えて大きな圧力となった場合に異常を検知し、検知した信号を異常判定手段21で予め設定した圧力限界値と比較し、圧力限界を超えた場合、警告部22へ信号を送り、表示手段23で圧力異常を表示し、過負荷、つまり、設計を超えた圧力が超音波振動子3,4に加えられていることを知らせる。
これによって、超音波振動子3,4の交換を促し、より耐圧の高い、つまり超音波振動子3,4における密閉空間の圧力を高く設定したものとの交換を促す。
以上のように、本実施の形態においては、超音波振動子3,4の特性変化によって検知した計測部圧力を推定し、圧力異常判定を行なうことを特徴とするもので、圧力の異常判定を超音波振動子3,4自体で行なうため、コスト面で大いに有用である。
(実施の形態4)
図7は、実施の形態4を示すものである。すなわち、本実施の形態は先の実施の形態2,3の思想を併合したもので、図5,6と同作用を行う構成部分には便宜上同一符号を付し、具体的説明は実施の形態2,3のものを援用する。
すなわち、計測部2の圧力異常をより高精度の検知するため、圧力検知手段20、および超音波振動子3,4の特性変化も用いて圧力異常をより正確に行なうものである。
以上のように本発明実施の形態においては、被測定流体が流れる計測部2と、前記計測部2設けられた一対の超音波振動子3,4と、前記計測部2の圧力検知手段20と、計測部2の圧力の異常判定手段21と、前記超音波振動子3,4間の超音波伝搬時間を計測する計測回路18と、前記計測回路18からの信号に基づいて流速および/または流量を算出する演算手段19と、表示手段23と備えるものにあって、前記超音波振動子3,4の密閉容器8内の圧力P2と前記圧力検知手段20によって検知した計測部2の圧力P1を比較する手段と、前記超音波振動子3,4の密閉容器8の内圧力P2と前記超音波振動子3,4の特性変化によって検知した計測部圧力P1を推定する手段とを組み合わせ、圧力異常判定を行なうことを特徴とすることにより、超音波振動子3,4により正確に想定した圧力以上に高圧が付加された場合、異常を表示し、超音波振動子3,4を保護するようにしており、それらの圧力による破壊を防止することができる。
以上のように、本発明にかかる流体の流れ計測装置は、高圧の計測流体の流速および/または流量を計測するのに適しており、長期にわたって高圧流体の計測が可能であり、また、自動車などのバックソナー用、あるいは、タンク内のレベル計、家庭用ガスメ−タ、水道用メ−タなどの用途の適用できる。
2 計測部
3,4 超音波振動子
8 密閉容器
9 圧電体
10 音響整合層
11 端子板
13,14 端子
18 計測回路
19 演算手段
20 圧力検知手段
21 異常判定手段
22 警告部
23 表示手段

Claims (7)

  1. 被測定流体が流れる計測部の上下流側に配設され、超音波信号を送受信する一対の超音波振動子と、前記超音波振動子間の超音波伝搬時間を計測する計測回路と、前記計測回路からの信号に基づいて流速および/または流量を算出する演算手段とを備え、前記超音波振動子の圧電体を内設した密閉容器の内圧P2は、前記計測部の圧力P1の略平均値に設定した流体の流れ計測装置。
  2. 被測定流体が流れる計測部の上下流側に配設され、超音波信号を送受信する一対の超音波振動子と、前記超音波振動子間の超音波伝搬時間を計測する計測回路と、前記計測回路からの信号に基づいて流速および/または流量を算出する演算手段と、前記計測部の圧力を検知する圧力検知手段とを備え、前記超音波振動子の圧電体を内設した密閉容器の内圧P2と前記圧力検知手段によって検知した計測部圧力P1を比較して、圧力異常判定を行なうことを特徴とする流体の流れ計測装置。
  3. 被測定流体が流れる計測部の上下流側に配設され、超音波信号を送受信する一対の超音波振動子と、前記超音波振動子間の超音波伝搬時間を計測する計測回路と、前記計測回路からの信号に基づいて流速および/または流量を算出する演算手段と、前記計測部の圧力を超音波振動子の特性変化によって推定する圧力推定手段とを備え、前記超音波振動子の圧電体を内設した密閉容器の内圧P2と前記圧力推定手段によって推定した計測部圧力P1を比較して、圧力異常判定を行なうことを特徴とする流体の流れ計測装置。
  4. 超音波振動子は、有底筒状で開放部が端子板で閉じられた導電性の密閉容器と、前記密閉容器に収容され、一方の電極側がその頂壁内面に接着された圧電体と、前記端子板を電気絶縁性を保って貫通し、前記圧電体の他方の電極側に接続された一方の端子、および同端子板に直接固定された他方の端子とからなり、前記密閉容器の頂壁外面には音響整合体を具備した請求項1〜いずれか1項記載の流体の流れ計測装置。
  5. 密閉容器のヤング率を150GPa以上に設置した請求項1〜いずれか1項記載の流体の流れ計測装置。
  6. 密閉容器の頂壁の厚みを側壁部の厚みよりも厚く設定した請求項1〜いずれか1項記載の流体の流れ計測装置。
  7. 超音波振動子における密閉容器の内圧P2の設定は、密閉容器を端子板によって封鎖するときに行なうようにした請求項記載の流体の流れ計測装置。
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