JP4077745B2 - ポリオレフィン系樹脂型内発泡成形体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はポリオレフィン系樹脂型内発泡成形体に関する。
【0002】
【従来の技術】
ポリオレフィン系樹脂型内発泡成形体は、梱包材、自動車部材、建材等に広く利用されている。該型内発泡成形体は、発泡粒子を金型内で成型する型内発泡成型法等の方法で所望の形状に成型され、複雑な形状の製品が得られる等の利点から、多岐にわたる分野に利用されている。
近年、自動車部材や建築材料の分野においては、難燃性を有することが要望されている。
【0003】
難燃性の型内発泡成形体を得る方法として、難燃剤としてハロゲン系化合物を含有させたポリオレフィン系樹脂発泡粒子を使用した型内発泡成形体が提案されている(例えば、特許文献1)。また、無着色のポリオレフィン系樹脂型内発泡成形体あるいはポリスチレン系樹脂型内発泡成形体(EPS)との差別化のため着色顔料を含有した着色ポリプロピレン系樹脂発泡粒子および該型内発泡成形体が提案されている(例えば、特許文献2)。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−309967号公報
【特許文献2】
特開平7−300537号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一般にプラスチックス製品に難燃性を付与するには、ハロゲン系化合物、リン系化合物あるいは金属水酸化物などの難燃剤を樹脂に含有させることにより行なわれる。近年、難燃性を付与させるためにハロゲン系化合物を含有した非発泡樹脂製品は、焼却した際、人体に有毒なガス(ダイオキシン等)が発生するといわれ、非ハロゲン系化合物を含有させた非発泡樹脂製品へ変わりつつある。そういった中、型内発泡成形体においても、非ハロゲン系化合物を含有した難燃性の型内発泡成形体が要望されている。
【0006】
難燃剤としてハロゲン系化合物を用いて、さらに着色剤により着色された型内発泡成形体は、難燃剤、着色剤等の含有量が多くなると発泡粒子の気泡径が小さくなったり或いは不均一になり易いため所望の色調を得ることが難しくなるので、それらの含有量はできるだけ少量使用することが望ましい。そのため難燃剤であるハロゲン系化合物の含有量を少なくすることが考えられるがその場合、所望の難燃化効果が得られない。特にカーボンブラックを着色剤として使用した場合は、黒色化は少ない含有量で達成することができるが、難燃化を妨げ難燃性が著しく低下する傾向にある。そのため、カーボンブラックを含有した発泡粒子を用いて難燃性の型内発泡成形体を得るには、多量のハロゲン系化合物を含有させなければ所望する難燃性が発揮できないものであった。
【0007】
しかし、難燃剤としてハロゲン系化合物を多量に使用することは人体に有毒なガスの発生が懸念され、また発泡粒子の気泡径が小さくなったり或いは不均一になり易くなり、また発泡粒子の二次発泡性にも悪影響を与え色ムラを生じたり良好な外観を有する難燃性型内発泡成形体が得られない。また難燃性型内発泡成形体の機械的強度等の物性を低下させることにもなる。
【0008】
本発明は、着色剤としてカーボンブラックを用いているにもかかわらず、難燃剤の含有量が少量で優れた難燃化効果を発揮し得る型内発泡成形体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記の点に鑑み鋭意研究した結果、着色剤としてカーボンブラックを用いた場合、特定の難燃剤を含有したポリオレフィン系樹脂発泡粒子を相互に融着してなる型内発泡成形体とすることにより、上記問題を解決できることを見出し本発明を完成するに至った。
【0010】
すなわち、本発明のポリオレフィン系樹脂型内発泡成形体は、
(1)ポリオレフィン系樹脂発泡粒子が相互に融着してなる型内発泡成形体であって、該発泡粒子が着色剤としてカーボンブラックを0.5〜20重量%含有し、かつ下記一般式(I)で表されるヒンダードアミン系難燃剤を0.01〜5重量%含有すると共に、該型内発泡成形体の平均気泡径が180〜500μmであり、FMVSS302に定められる燃焼性試験法にて遅燃性または自消性の難燃性を示すことを特徴とする黒色ポリオレフィン系樹脂型内発泡成形体。
【化3】
(但し、式(I)において、R1 およびR2は下記式(II)に示すs−トリアジン部分を表し、R3およびR4の一方は下記式(II)に示すs−トリアジン部分を表し、R3およびR4の他方は水素原子を表し、式(II)におけるRはメチル基、プロピル基、シクロヘキシル基またはオクチル基を表し、R5は1〜12個の炭素原子を有するアルキル基を表す。)
【化4】
また、(2)見掛け密度が15〜100g/Lであることを特徴とする上記(1)に記載の黒色ポリオレフィン系樹脂型内発泡成形体。
を要旨とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明のポリオレフィン系樹脂型内発泡成形体(以下、単に「発泡成形体」ともいう)は、カーボンブラック及びヒンダートアミン系難燃剤を含有するポリオレフィン系樹脂発泡粒子が相互に融着してなるものである。該発泡粒子におけるポリオレフィン系樹脂としては、例えば、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、分岐低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、直鎖状超低密度ポリエチレン、エチレン−プロピレンランダム共重合体、エチレン−プロピレンブロック共重合体、エチレン−ブテンブロック共重合体、エチレン−ブテンランダム共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メチルメタクリレート共重合体等のエチレン成分を60モル%以上含有するポリエチレン系樹脂、エチレン−メタクリル酸共重合体の分子間を金属イオンで架橋したアイオノマー、プロピレン単独重合体、プロピレン−エチレンランダム共重合体、プロピレン−エチレンブロック共重合体、プロピレン−ブテンランダム共重合体、プロピレン−ブテンブロック共重合体、プロピレン−エチレン−ブテン三元共重合体、プロピレン−アクリル酸共重合体、プロピレン−無水マレイン酸共重合体等のプロピレン成分を60モル%以上含有するポリプロピレン系樹脂、ポリブテン、ポリペンテンが挙げられる。またこれらの他にエチレン、プロピレン、ブテン、ペンテン等のオレフィン系モノマーとこれらオレフィン系モノマーと共重合し得るスチレン等のモノマーとの共重合体も使用することができる。
【0012】
上記の中でも、緩衝性、圧縮歪回復性が良好なポリオレフィン系樹脂としては、例えば、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、直鎖状超低密度ポリエチレン等のポリエチレン、プロピレン単独重合体、ポリブテン、プロピレン−エチレン共重合体、プロピレン−ブテン共重合体、プロピレン−エチレン−ブテン三元共重合体が好ましく、特に、プロピレン単独重合体、プロピレン−エチレンランダム共重合体、プロピレン−ブテンランダム共重合体、プロピレン−ブテンブロック共重合体、プロピレン−エチレン−ブテン三元共重合体、直鎖状低密度ポリエチレンが好ましい。
さらに剛性の点から、プロピレン単独重合体、プロピレン−エチレンランダム共重合体、プロピレン−ブテンランダム共重合体、プロピレン−ブテンブロック共重合体、プロピレン−エチレン−ブテン三元共重合体が好ましい。
【0013】
上記ポリオレフィン系樹脂は、過酸化物や放射線により架橋したものも用いてもよく、無架橋のまま用いてもよいが、生産工程が簡易でリサイクルの可能な無架橋のものを用いるのが好ましい。
【0014】
上記ポリオレフィン系樹脂は、1種または2種以上の混合物として使用することができる。また必要に応じて、他の熱可塑性樹脂、例えばポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリブタジエン等を所望に応じて混合することができる。この場合ポリオレフィン系樹脂が少なくとも70重量%,好ましくは85重量%以上含有するように調製することが好ましい。
【0015】
本発明の発泡粒子に含有される難燃剤は、下記一般式(I)で表されるヒンダートアミン系難燃剤である。
【化5】
(但し、式(I)において、R1 およびR2 は下記式(II)に示すs−トリアジン部分を表し、R3 およびR4 の一方は下記式(II)に示すs−トリアジン部分を表し、R3 およびR4 の他方は水素原子を表し、式(II)におけるRはメチル基、プロピル基、シクロヘキシル基またはオクチル基を表し、R5 は1〜12個の炭素原子を有するアルキル基を表す。)
【化6】
【0016】
前記式(II)で示されるRは、シクロヘキシル基が好ましく、R5は、ブチル基が好ましい。
【0017】
先に記述したように、カーボンブラックを含有する発泡粒子を用いた発泡成形体に十分な難燃性を付与するには、従来から使用されるハロゲン系難燃剤は相当多く用いなければ所期の難燃性が得られ難く、ハロゲン系難燃剤を多量に使用した場合には気泡径が小さくなったり或いは不均一になったり、また発泡成形体の物性を低下させる要因となり好ましくなく、したがって難燃剤は少量の使用量で最大の難燃化効果が得られることが望ましい。
本発明に用いられる上記一般式(I)で示されるヒンダートアミン系難燃剤は後述する実施例にもみられるように、従来のハロゲン系難燃剤に比べ遥に少ない量で自己消火性となる優れた難燃性を付与することができる。
そのメカニズムは定かではないが、本発明の発泡成形体は、炎を発泡成形体に接触させた場合、着火するものの溶融液化物(ドリップ)としてすぐに炎が消えることからヒンダートアミン系難燃剤はドリップ促進作用を有すると考えられる。
【0018】
本発明の発泡粒子に含有されるヒンダートアミン系難燃剤は、一般的には0.01〜10重量%含有される。その含有量が0.01重量%未満であると難燃効果が発揮されない虞がある。このような観点から、0.03重量%以上が好ましく、0.06重量%以上がより好ましく、0.08重量%以上がさらに好ましい。一方、10重量%を超える量を含有させても難燃効果は格別変るものでなく不要な含有量となりコスト高となる。また多量に含有させた場合には得られる発泡成形体の黒色の色調が薄くなったり色ムラの虞がある。また、本発明における上記のヒンダートアミン系難燃剤は少量の含有量で自己消火性とすることができる。このような観点から、含有量は5重量%以下が好ましく、3重量%以下がより好ましく、1重量%以下がさらに好ましく、0.25重量%未満が特に好ましい。
【0019】
本発明のカーボンブラックとしては、例えば、チャンネルブラック、ローラーブラック、ファーネスブラック、サーマルブラック、アセチレンブラック、ケッチェンブラック等を挙げることができる。前記した中でもポリオレフィン系樹脂への分散性とコストのバランスからファーネスブラックが好ましい。
【0020】
本発明の発泡粒子に含有されるカーボンブラックは、0.1〜20重量%含有される。0.1重量%未満であると着色の目的が達成されない。一方、20重量%を超えると気泡膜が破泡し連泡になり易く、発泡成形体の曲げ強度、圧縮強度等の剛性が低下する虞があり、また20重量%を超える量を含有させても黒色の色調は変わらず反ってコスト高となる。したがって、カーボンブラックの上限の含有量は、15重量%以下が好ましく、10重量%以下がより好ましく、特に8重量%以下が好ましくい。一方、その下限の配合量は0.5重量%以上が好ましく、1重量%以上がより好ましい。
【0021】
本発明の発泡成形体において難燃性とは、FMVSS302に定める燃焼試験法に基づくものであり、易燃性、遅燃性、自己消火性(自消性)に分けられる。前記した易燃性は、燃焼速度が100mm/minを超えるものである。易燃性は、A標線を超えてA標線からB標線に達するまで燃焼した場合と、A標線を超えてB標線に達する前に炎が消え、かつA標線を通過後60秒を超え、または50mmを超えて消火した場合がある。前記した遅燃性は、燃焼速度が100mm/min以下のものである。遅燃性は、A標線を超えてA標線からB標線に達するまで燃焼した場合と、A標線を超えてB標線に達する前に炎が消え、かつA標線を通過後60秒を超え、または50mmを超えて消火した場合である。前記した自消性は、炎がA標線に達する前、またはA標線を通過後60秒以内、または50mm以内で消火したものである。本発明の発泡成形体は少なくとも遅燃性であることが好ましく、特に自消性であることが好ましい。
【0022】
尚、前記した難燃性とは、A標線(38mm)に達する前に試験片の炎が鎮火した場合は自消性とし、それ以外のものについては燃焼速度を下記の公式(1)にて算出した値を採用する。
【数1】
B=60×D/T (1)
ただし、B:毎分あたりの燃焼速度(mm/分)、D:炎が燃え進んだ長さ(mm)、T:炎がDmm燃えるのに費やした時間(秒)とする。
【0023】
発泡成形体を構成する発泡粒子を製造するには、押出機内で溶融したポリオレフィン系樹脂を押出機先端からストランド状に押出した後、ペレタイズ等の方法によって粒子状に形成した粒子が用いられる。本発明においてヒンダートアミン系難燃剤やカーボンブラックは上記の樹脂粒子の製造過程において押出機内で溶融した樹脂中に混練される。また必要に応じてヒンダートアミン系難燃剤やカーボンブラックを樹脂粒子に混練する際に発泡成形体に使用されるそれ自体公知の各種添加剤を混練することができる。
【0024】
前記した添加剤としては、たとえば、酸化防止剤、紫外線防止剤、帯電防止剤、金属不活性剤、あるいは結晶核剤等を挙げることができる。これらの添加剤の含有量は、ポリオレフィン系樹脂等からなる基材樹脂100重量部当りおおよそ20重量部以下、特に5重量部以下であることが好ましい。この下限は、概ね0.01重量部である。
【0025】
本発明におけるカーボンブラックおよびヒンダートアミン系難燃剤を含有する発泡粒子の製造法は、ヒンダートアミン系難燃剤及びカーボンブラックを含有する樹脂粒子を、密閉容器内で発泡剤とともに分散媒中に分散させて所定温度まで昇温し、次いで該容器内から発泡剤を含浸させた樹脂粒子を分散媒とともに大気圧下に放出する方法(以下、分散媒放出発泡方法という)や密閉容器内で発泡剤とともに分散媒中に分散させて所定温度まで昇温し、次いで樹脂粒子に発泡剤を含浸させ温度を室温まで下げた後、除圧して発泡性樹脂粒子として取出し、該発泡性樹脂粒子をスチームや熱風等の加熱媒体を用いて発泡させる方法等の公知の方法を採用することができる。
前記した中でも、生産性に優れる分散媒放出発泡方法を採用することが好ましく、該方法によれば発泡粒子を短時間で効率よく生産できる。
【0026】
上記樹脂粒子を密閉容器内において分散させる分散媒としては、樹脂粒子を溶解しないものであれば良く、このような分散媒としては例えば、水、エチレングリコール、グリセリン、メタノール、エタノール等が挙げられるが、通常は水が使用される。
【0027】
分散媒に対する樹脂粒子の配合割合は、樹脂粒子の攪拌効率を高めるために、樹脂粒子100重量部当たり、分散媒150〜500重量部が好ましい。
【0028】
分散媒中には、必要に応じて樹脂粒子の融着を防止するための分散剤を添加することができる。分散剤は分散媒に溶解せず、加熱によって溶融しないものであれば有機系、無機系を問わず使用可能であるが、一般には無機系のものが好ましい。無機系の分散剤としては、酸化アルミニウム、酸化チタン、水酸化アルミニウム、塩基性炭酸マグネシウム、塩基性炭酸亜鉛、炭酸カルシウム、リン酸三カルシウム、ピロリン酸マグネシウム、タルク、カオリン、クレー等が挙げられる。
【0029】
分散剤は粒径0.001〜100μm、特に0.001〜30μmのものが好ましい。分散剤の添加量は、樹脂粒子100重量部当たりに対し、通常は0.01〜10重量部が好ましい。
【0030】
上記無機系の分散剤は、界面活性剤と併用することが好ましい。界面活性剤としてはドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム、α−オレフィンスルフォン酸ナトリウム、アルキルスルフォン酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム等のアニオン系界面活性剤が好適である。界面活性剤は樹脂粒子100重量部当たり、通常0.001〜5重量部添加することが好ましい。
【0031】
発泡剤としては有機系物理発泡剤、無機系物理発泡剤をそれぞれ単独または混合して用いることができ、また有機系物理発泡剤と無機系物理発泡剤の混合物を用いることもできる。
【0032】
有機系物理発泡剤としては、例えば、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素類、シクロブタン、シクロペンタン等の環式脂肪族炭化水素類、トリクロロフロロメタン、ジクロロジフロロメタン、ジクロロテトラフロロエタン、1,2−ジフロロエタン、1,2,2,2−テトラフロロエタン、メチルクロライド、エチルクロライド、メチレンクロライド等のハロゲン化炭化水素類等が挙げられる。また無機系物理発泡剤としては、窒素、酸素、二酸化炭素、アルゴン、水、空気等を用いることができる。
【0033】
前記した発泡剤の中でも、窒素、酸素、空気、二酸化炭素、水の群から選択される1又は2以上の無機系物理発泡剤を主成分とするものが特に好適に使用される。その中でも発泡粒子の見掛け密度の安定性、環境負荷やコストなどを考慮すると、窒素や空気が好ましい。また発泡剤として水を使用する場合は、樹脂粒子を密閉容器中に分散させるために分散媒体として使用される水(イオン交換水も含む)をそのまま利用すればよい。
【0034】
発泡剤の添加量は、樹脂粒子や発泡剤の種類、目的とする見掛け密度等によって異なるが、一般に15〜550g/L程度の発泡粒子を得るために必要な発泡剤量は、おおむね樹脂粒子100重量部当たり、2〜50重量部程度である。
【0035】
密閉容器内において上記樹脂粒子を分散媒に分散させるとともに発泡剤を供給し、加熱攪拌して樹脂粒子に発泡剤を含浸させるが、この温度は通常発泡温度に設定することが好ましい。発泡温度としては除圧した際に樹脂粒子が発泡し得る温度であり、一例を挙げると、無架橋ポリオレフィン系樹脂粒子を使用する場合は、当該樹脂の融点−15℃〜融点+15℃程度の範囲で任意の温度が選択される。また、加熱下に攪拌保持する時間は、樹脂や発泡剤の種類、配合比等によっても異なるが、一般に5〜120分程度である。
【0036】
上記のようにして樹脂粒子に発泡剤を含浸させた後、樹脂粒子と分散媒とを同時に容器内よりも低圧の雰囲気、通常は大気圧下に放出して樹脂粒子を発泡させるが、樹脂粒子と分散媒とを放出する際に、容器内容物の量が減少しても容器内圧が低下しないように容器内に加圧ガスを導入し、容器内圧力を高圧に保持する。
【0037】
本発明の発泡成形体を構成する発泡粒子は、基材樹脂の吸熱曲線ピークにおける高温側の熱量(以下、単に「高温ピーク熱量」という)は、2J/g〜70J/gであることが好ましい。該熱量が2J/g未満の場合は、圧縮などの物性が低下する虞がある。一方、70J/gを超える場合は、成形する際の二次発泡性が悪く粒子間同士に隙間の多い発泡成形体となり機械的強度を低下させる虞がある。
基材樹脂がポリプロピレン系樹脂である場合、上記熱量は10〜40J/gであることが好ましい。基材樹脂がプロピレン―エチレンランダム共重合体の場合、得られる発泡成形体の発泡粒子間同士に隙間を少なくする等の二次発泡性を向上させる観点から上記熱量は5〜25J/gであることが好ましい。
【0038】
高温ピーク熱量の測定は、JIS K7122(1987年)に準拠する測定方法により次のように行なう。
まず、発泡粒子2〜10mgを採取し、示差走査熱量計によって室温(10〜40℃)から220℃まで10℃/分で昇温測定を行なう。かかる測定により得られたDSC曲線の一例を図1に示す。なお、図1は、発泡粒子を構成するポリオレフィン系樹脂がポリプロピレン系樹脂の場合である。
【0039】
図1のDSC曲線には、発泡粒子を構成するポリプロピレン系樹脂に由来する固有ピークaと、高温ピークbが存在しており、高温ピークbの熱量はそのピーク面積に相当するものであり、具体的には次のようにして求めることができる。
【0040】
まず、DSC曲線上の80℃に相当する点αと、発泡粒子の融解終了温度Tに相当するDSC曲線上の点βとを結ぶ直線(α−β)を引く。尚、上記融解終了温度Tとは、高温ピークbの高温側におけるDSC曲線と高温側ベースラインとの交点をいう。
【0041】
次に上記の固有ピークaと高温ピークbとの間の谷部に当たるDSC曲線上の点γからグラフの縦軸と平行な直線を引き、前記直線(α−β)と交わる点をσとする。高温ピークbの面積は、DSC曲線の高温ピークb部分の曲線と、線分(σ−β)と、線分(γ−σ)とによって囲まれる部分(図1において斜線を付した部分)の面積であり、これが高温ピークの熱量に相当する。
【0042】
尚、高温ピークbは、上記のようにして測定した第1回目のDSC曲線には認められるが、第2回目に昇温して得られたDSC曲線には認められない。第2回目のDSC曲線には、図2に示すように、発泡粒子を構成するポリプロピレン系樹脂に固有の吸熱曲線ピーク(固有ピークa)のみが認められる。
【0043】
尚、発泡粒子の固有ピークと高温ピークを上記の通り示差走査熱量測定装置によって測定するに際しては、発泡粒子1個当たりの重量が2mg未満の場合は、総重量が2〜10mgとなる複数個の発泡粒子をそのまま測定に使用すればよく、また、発泡粒子1個当たりの重量が2〜10mgの場合には、発泡粒子1個をそのまま測定に使用すればよく、また、発泡粒子1個当たりの重量が10mgを超える場合には、1個の発泡粒子を、複数個に切断して得た重量が2〜10mgとなる切断試料1個を測定に使用すればよい。ただし、この切断試料は、1個の発泡粒子をカッター等を使用して切断されたものであるが、切断に際しては、当初から有する発泡粒子の表面は切除せずにそのまま残すと共に、各切断試料の形状ができる限り同じ形状となるように均等に且つ各切断試料においては切除せずに残された上記発泡粒子表面の面積ができる限り同じ面積となるように切断されることが好ましい。例えば、発泡粒子1個当たりの重量が18mgの場合には、任意の方向に向けた発泡粒子を垂直方向の真中より水平に切断すれば2個のほぼ同じ形状の約9mgの切断試料が得られる。このようにして得られた2個の切断試料の内の1個を上記の通り固有ピークと高温ピークの測定に使用すればよい。
【0044】
以上、発泡粒子を構成するポリオレフィン系樹脂がポリプロピレン系樹脂の場合で説明したが他のオレフィン系樹脂である場合も前述した方法と同じ方法によって測定される。
【0045】
本発明の発泡成形体を得るには、発泡粒子を所望の形状の金型内に充填し、水蒸気等で加熱、発泡させる公知の方法が採用される。本発明の発泡粒子の見掛け密度には特に制限はなく、最終的に得られる発泡成形体の用途に応じて発泡粒子の見掛け密度を任意に決めることができるが、本発明の発泡粒子は通常、見掛け密度15〜550g/L程度である。
なお、本発明において難燃性を阻害しない範囲内で本発明の発泡成形体を構成する難燃性発泡粒子以外の発泡粒子をわずかに含んでも構わない。
【0046】
本発明における発泡成形体の見掛け密度は、通常15〜400g/Lであるが一般に発泡成形体の見掛け密度が低くなると難燃化が難しくなり、難燃剤を多量に含有させる必要があるが、本発明のヒンダートアミン系難燃剤を用いると、15〜100g/Lの低密度であってもヒンダートアミン系難燃剤が少量ですむことから難燃性を効率よく付与することができる。上記観点から18〜100g/Lがより好ましく、22〜100g/Lがさらに好ましい。
【0047】
本発明の発泡成形体における平均気泡径は、カーボンブラックの含有量が少量でも濃い黒色とすることができる観点から平均気泡径は180μm以上とすることが好ましい。前述した観点から200μm以上がより好ましく、250μm以上がさらに好ましい。一方、その上限値は、得られる発泡成形体が圧縮応力により気泡が破泡することがなく、そのため歪が残らず繰り返し使用することができる観点から500μm以下が好ましい。上記観点から400μm以下がより好ましく、350μm以下がさらに好ましい。
なお、平均気泡径の測定方法は、発泡成形体を、スキン層から内側へ10mmの部分を厚み方向に垂直な面で切断した面において発泡粒子1個に相当する断面を顕微鏡下にて断面が全て入るようになるべく大きく拡大してその断面を撮影する。その写真に基づき写真上で断面がおおよそ二等分となるように直線を引き、直線の長さを直線に接するすべての気泡の数で除した値をひとつの発泡成形体の平均気泡径とし、同様にして20個の発泡粒子に相当する断面について求め、その相加平均を発泡成形体の平均気泡径として採用する。
【0048】
発泡成形体の平均気泡径の調整は、主に発泡粒子を得る際に行なわれ、気泡調整剤の種類、気泡調整剤の添加量、発泡時の雰囲気温度、発泡時の密閉容器からの放出速度などを調整することによりできる。例えば、平均気泡径を大きく調整する場合は、気泡調整剤の添加量を少なくする、発泡時の雰囲気温度を常温よりも低めに設定する、発泡時の密閉容器からの放出速度を遅くすること等によりコントロールする。
【0049】
本発明の発泡成形体は、連続式成形法によって得ることもできる。該連続式成形法においては、前記発泡粒子を必要に応じて気泡内圧を高めてから、通路内の上下に沿って連続的に移動するベルト間に連続的に供給し、飽和スチーム供給領域(加熱領域)を通過する際に発泡粒子同士を膨張融着させ、その後冷却領域を通過させて冷却し、次いで得られた成形体を通路内から取り出し、適宜の長さに順次切断することにより発泡成形体が得られる。そのような連続式成形法は、例えば特開平9−104026号公報、特開平9−104027号公報及び特開平10−180888号公報等に記載されている。
【0050】
また、本発明の発泡成形体は、ASTM−D2856−70の手順Cに基づいて測定される連続気泡率が40%以下であることが好ましく、30%以下であることがより好ましく、25%以下であることが特に好ましい。連続気泡率が小さい成形体ほど、機械的強度に優れるものとなる。
【0051】
また、本発明の発泡成形体にはその表面の少なくとも一部に、表面装飾材を積層一体化することができる。そのようなラミネート複合タイプの型内発泡成形体の製造方法は、例えば、米国特許第5928776号、米国特許第6096417号、米国特許第6033770号、米国特許第5474841号、ヨーロッパ特許第477476号、WO98/34770号、WO98/00287号、日本特許第3092227号等の各公報に詳細に記載されている。
【0052】
また、本発明によって得られる発泡成形体中には、インサート材の全部または一部が埋設されるようにして該インサート材を複合一体化することができる。そのようなインサート複合タイプの型内発泡成形体の製造方法は、例えば、米国特許第6033770号、米国特許第5474841号、特開昭59−1277714号、日本特許第3092227号等の各公報に詳細に記載されている。
【0053】
【実施例】
以下に、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明は実施例に限定されるものでない。
【0054】
[カーボンブラックおよびヒンダートアミン系難燃剤含有樹脂粒子の調製]
実施例1〜7
プロピレン−エチレンランダム共重合体(エチレン成分2.3重量%、MI=10g/10分、密度0.9g/cm3 、融点146.5℃、融解終了温度163℃)樹脂に、ホウ酸亜鉛粉末(気泡調整剤)0.05重量部、表1に示す構造式で示される難燃剤A(粒状物 チバ・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社製、商品名「Flamestab NOR116」 (Reaction Products of N,N'−ethane−1,2−diylbis(1,3−propanediamine),cyclohexane,peroxidized 4−butylamino−2,2,6,6,−tetramthylpiperidine and 2,4,6−trichloro−1,3,5−triazine))、カーボンブラックとしてファーネスブラックを、樹脂中における含有量が表4に示す量となるように添加し、押出機によって溶融混練してストランド状に水中に押出して冷却し、次いでペレタイザーにてカットし、長さ/直径比が1.0、平均重量2mgのミニペレットを調製した。
【0055】
比較例1
難燃剤を含有させなかった以外は実施例と同様に行なってペレットを調製した。
【0056】
比較例2、3
難燃剤として難燃剤B(ビス(2,3−ジブロモプロピルエーテル)テトラブロモビスフェノールS)を表4に示した含有量、難燃剤C(難燃相乗剤)(三酸化アンチモン)を表4に示した含有量となるようにした以外は実施例と同様に行なってペレットを調製した。
【0057】
[発泡粒子の調製]
400リットルのオートクレーブに、上記で得られた各々のペレット100重量部に対して、分散剤としてカオリン0.3重量部、界面活性剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.02重量部、分散媒としての水230重量部を仕込み、密閉した後、発泡剤として二酸化炭素を容器内に圧入し、オートクレーブ内の圧力をゲージ圧で1.0MPaに調整し、攪拌しながら容器内を3℃/minの速度で昇温して加熱した。その昇温中に温度が100℃となった際、オートクレーブ内の圧力をゲージ圧で1.5MPaに調整し、120℃となった際、オートクレーブ内の圧力をゲージ圧で2.0MPaに調整し、140℃となった際、オートクレーブ内の圧力をゲージ圧で2.0MPaに調整し、表2に示す発泡温度より5℃低い温度となった際、オートクレーブ内の圧力をゲージ圧で2.0MPaに調整してその温度にて10分間保持し、つぎに表2に示す発泡温度まで昇温してその温度にて5分間保持した後、その時の平衡蒸気圧と等しい圧力の高圧二酸化炭素ガスを容器内に導入し背圧をかけつつ容器の一端を開放し、樹脂粒子と水とを同時に大気圧下に放出して予備発泡粒子を得た。表2に得られた予備発泡粒子の見掛け密度、高温ピーク熱量を示す。
【0058】
上記予備発泡粒子を加圧タンク内でゲージ圧0.50MPa で、12時間加圧し、表2に示す内圧を有する予備発泡粒子に調製した。該予備発泡粒子を二段発泡機に充填し、表3に示した飽和水蒸気圧で加熱保持した後、大気圧下に放出して表3に示す見掛け密度を有する発泡粒子を得た。
【0059】
得られた発泡粒子を乾燥した後、加圧タンク内でゲージ圧0.20MPaで、12時間加圧し、表3に示した内圧を有する発泡粒子を金型内(内寸法:250mm×200mm×50mm)に充填し、表3に示す飽和水蒸気圧で加熱して発泡成形体を得た。
【0060】
実施例1〜7、比較例1〜3で得られた発泡成形体に切込みを入れて折り曲げて破断したところ破断面はいずれも母材破壊しており、融着性に優れていた。
また、実施例で得られた発泡成形体は、色ムラのない黒色の発泡成形体であり、平均気泡径は、250〜300μmであった。比較例1、2は実施例と同じ色の濃さであり、平均気泡径はいずれも300μmであった。しかし、比較例3は実施例7と比較すると色の濃さが薄いものであった。この違いは、比較例3の平均気泡径は150μmであり、実施例7の平均気泡径は300μmであったことによる。なお、前記した平均気泡径は前述した方法で測定された値である。
表1に実施例、比較例で用いた難燃剤を示した。
【0061】
表2に発泡前のオートクレーブ内の圧力(表中では釜内圧力とした)、発泡温度、予備発泡粒子の見掛け温度、予備発泡粒子の高温ピーク熱量及び予備発泡粒子の内圧を示した。
表2で示した予備発泡粒子の高温ピーク熱量は、予備発泡粒子を用いて前述した高温ピーク熱量と同様に測定した。
【0062】
表3に二段発泡条件における飽和水蒸気圧、二段発泡条件における加熱時間、発泡粒子の見掛け密度、発泡粒子の内圧及び成形条件における飽和水蒸気圧を示した。
【0063】
表2、表3に示した予備発泡粒子及び発泡粒子の見掛け密度は、23℃のエタノールの入ったメスシリンダーを用意し、該メスシリンダーに相対湿度50%、23℃、1atmの条件にて2日放置した500個以上の発泡粒子(発泡粒子群の重量W1)を金網などを使用して沈めて、エタノール水位上昇分より読みとられる発泡粒子群の容積V1(L)にてメスシリンダーに入れた発泡粒子群の重量W1(g)を割算することにより求めた(W1/V1)。
【0064】
表2、3に示す予備発泡粒子及び発泡粒子の内圧の測定は次のように行なった。
内圧が高められた発泡粒子群を加圧タンク内から取り出してから60秒以内に、発泡粒子は通過させないが空気は自由に通過できるサイズの針穴を多数穿設した70mm×100mm程度のポリエチレン製袋の中に収容して気温23℃、相対湿度50%の大気圧下の恒温室に移動し、続いて恒温室内でその全重量を測定した。その重量の測定は、上記した発泡粒子群を加圧タンク内から取出してから120秒後とした。このときの重量をQ(g)とした。続いてその袋を同恒温室に48時間放置した。発泡粒子内の加圧空気は時間の経過と共に気泡膜を透過して外部に抜け出すため発泡粒子群の重量はそれに伴って減少し、48時間後に平衡に達し実質的にその重量は安定したので再度その袋の重量を測定し、このときの重量をU(g)とした。続いて直ちに同恒温室内にて袋から発泡粒子群の全てを取り出して袋のみの重量を測定した。その重量をZ(g)とした。上記のいずれの重量も0.0001gまで読み取った。Q(g)とU(g)の差を増加空気量W(g)とし、次式(2)より発泡粒子の内圧P(MPa)が算出される。尚、この内圧Pはゲージ圧に相当する。
【数2】
P=(W÷M)×R×T÷V (2)
【0065】
ただし、上式中、Mは空気の分子量であり、ここでは28.8(g/モル)の定数を採用する。Rは気体定数であり、ここでは0.0083(MPa・L/(K・mol))の定数を採用する。Tは絶対温度を意味し、23℃の雰囲気が採用されているので、ここでは296(K)の定数である。Vは発泡粒子群の見掛け体積から発泡粒子群中に占める基材樹脂の体積を差し引いた体積(L)を意味する。
【0066】
表4に発泡成形体における難燃剤含有量、カーボンブラックの含有量(表中では単に「CB」と記した)、発泡成形体の見掛け温度、発泡成形体の高温ピーク熱量、発泡成形体の燃焼速度及び評価を示した。
なお、発泡成形体の高温ピーク熱量は、発泡成形体の中心部から採取した発泡粒子を用いて前述した方法で測定した値である。
【0067】
表4に示した発泡成形体の見掛け密度は、発泡成形体の重量W2(g)を発泡成形体の容積V2(L)で割算することにより求めた(W2/V2)(単位:g/L)。
【0068】
得られた発泡成形体から12mm×350mm×100mmの試験片を切り取り、350mm×100mmの面のみにスキン層が付いたままとしてその面に炎があたるようにして、難燃性をFMVSS302に記載の燃焼性試験により測定し評価した。結果を表4に併せて示す。
【0069】
尚、表4の難燃性の評価は、前述した式(1)により算出した値をもとに下記の評価を行なった。
【0070】
<難燃性の評価>
◎・・・炎がA標線に達する前に消火した。
○・・・A標線を超えてB標線に達した際の燃焼速度が80mm/min以下であった。
△・・・A標線を超えてB標線に達した際の燃焼速度が80mm/minを超えて90mm/min以下であった。
×・・・A標線を超えてB標線に達した際の燃焼速度が90mm/minを超えた。
【0071】
【表1】
【0072】
【表2】
【0073】
【表3】
【0074】
【表4】
【0075】
【発明の効果】
本発明の発泡成形体は、従来のハロゲン系難燃剤と比較して燃焼する際の有毒なガスが発生せず、従来のハロゲン系難燃剤よりも含有量が少量であるにも係わらず優れた難燃性を示す型内発泡成形体である。
さらに、発泡成形体中におけるヒンダートアミン系難燃剤の含有量が従来のハロゲン系難燃剤に比べ少量であるため、気泡径が小さくなる或いは不均一になることもなく、黒色の発色性に優れた型内発泡成形体が得られる。また、従来のハロゲン系難燃剤に比べ少量であるため、気泡膜が破泡して連泡化することもなく発泡成形体の曲げ強度、圧縮強度等の剛性が低下する虞がない。
さらに、本発明の発泡成形体は、自己消火性の難燃性を有するとともに緩衝性、断熱性等のポリオレフィン系樹脂発泡体本来の特性もあわせ持つため、自動車部材、建築用断熱材等の用途に好適であり、仮に火災等が発生した際にも延焼を最小限に抑える得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】示差走査熱量計によって測定された第1回目のDSC曲線。
【図2】示差走査熱量計によって測定された第2回目のDSC曲線。
Claims (2)
- ポリオレフィン系樹脂発泡粒子が相互に融着してなる型内発泡成形体であって、該発泡粒子が着色剤としてカーボンブラックを0.5〜20重量%含有し、かつ下記一般式(I)で表されるヒンダードアミン系難燃剤を0.01〜5重量%含有すると共に、該型内発泡成形体の平均気泡径が180〜500μmであり、FMVSS302に定められる燃焼性試験法にて遅燃性または自消性の難燃性を示すことを特徴とする黒色ポリオレフィン系樹脂型内発泡成形体。
(但し、式(I)において、R1 およびR2は下記式(II)に示すs−トリアジン部分を表し、R3およびR4の一方は下記式(II)に示すs−トリアジン部分を表し、R3およびR4の他方は水素原子を表し、式(II)におけるRはメチル基、プロピル基、シクロヘキシル基またはオクチル基を表し、R5は1〜12個の炭素原子を有するアルキル基を表す。)
- 見掛け密度が15〜100g/Lであることを特徴とする請求項1に記載の黒色ポリオレフィン系樹脂型内発泡成形体。
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