[書類名] 明細書
[発明の名称] 表面処理粉体及びこれを配合した化粧料
[技術分野]
[ 0 0 0 1 ]
本発明は、 表面処理粉体、 詳しくは、 粉体粒子の少なく とも一部の表面が、 特定の 含フッ素共重合体を少なく とも含む化合物で被覆されている表面処理粉体、 及びこれ を含有する化粧料等に関する。
[ 0 0 0 2 ]
本発明の表面処理粉体は、 使用性、 肌への密着性に優れ、 かつ、 化粧料製剤に配合 される他の成分との親和性に優れている。 このような表面処理粉体を配合した化粧料 は使用感、 化粧仕上り、 化粧持続性、 更には、 品質安定性、 生体や環境への安全性に 優れている。
[ 0 0 0 3 ]
更に、 本発明の表面処理粉体は、 好ましくは化粧料用の表面処理粉体として使用す ることができるが、 化粧料のみならずイング、 塗料、 樹脂マスターバッチ、 紙等に配 合される粉体フィラー、 セラミ ック材料、 磁性材料、 レアアース、 光学材料、 導電材 料、 電圧材料等の各種分野にも適用可能である。
[背景技術]
[ 0 0 0 4 ]
従来、 化粧料に使用される含フッ素化合物処理粉体としてはパーフルォロアルキル リン酸エステル、 パーフルォロアルキルシランによる表面処理粉体が開示されている
(特許文献 1及び 2 ) 。 これらの処理粉体は撥水撥油性を有し肌より分泌される汗や 皮脂に対する耐性があるが他の化粧料用原料との親和性が悪く製剤化にはかなり制限 があり使用感ゃ肌への密着性に関して未だ充分ではなかった。 また、 空気中では油で ある皮脂をはじく ものの汗と皮脂が共存する系 (夏の汗をかき易い環境下) では撥油 性 (耐皮脂性) が弱くなり化粧持続性に課題があった。 この課題を解決したものとし てパーフノレオロアノレキノレアク リ レートとシリ コーンマクロマー、 ポリァノレキレングリ コールァクリ レートの含フッ素共重合体の表面処理粉体が開示されている (特許文献 3 ) 。 しかしながら、 分子中にシリ コーン鎖を導入すると撥油性が落ちる欠点があつ た。 また、 特許文献 4には、 パーフルォロアルキルアタ リ レートとポリアルキレング リ コールァク リ レートの共重合体の表面処理粉体が開示され、 その明細書の実施例に は炭素数 6以下のフルォロアルキル基と H E M Aの組み合わせは水中撥油性が弱いこ とが開示されている (特許文献 4 ) 。 ―
[ 0 0 0 5 ]
近年、 炭素数が 8以上フルォロアルキル基を含有する化合物は分解又は代謝により 含フッ素カルボン酸である P F O Aを生成する可能性があるとされ環境への負荷の懸 念が明らかとなってきている。 これを受け粉体処理に使用されるフルォロアルキル化 合物は炭素数が 6以下の短鎖化合物への代替が始まっている。 例えば、 炭素数 6以下 のフルォロアルキル基を有し撥水撥油性の優れる含フッ素共重合体やフルォロアルキ ルシランが開示されている (特許文献 5及び 6 ) 。
[ 0 0 0 6 ]
撥水撥油性の目的で分子中にフッ素セグメントと親水性セグメントを有するグラフ ト共重合体が開示されている。 また、 水に対する充分な溶解性を有し、 かつ耐水性や
[0007]
[特許文献 1]特開昭 6 2 - 250074号公報
[特許文献 2]特開平 2— 218603号公報
[特許文献 3]特開 2008— 50620号公報
[特許文献 4]特開 2000— 290640号公報
[特許文献 5]特開 2007— 210939号公報
[特許文献 6]特開 2007— 238690号公報
[特許文献 7]WO 95/18 1 94号公報
[特許文献 8]特開 2005— 21348 5号公報
[発明の開示]
[発明が解決しようとする課題]
[0008]
しかしながら、 従来の撥水撥油性を示すフッ素処理粉体は他の化粧料用原料との溶 解性、 乳化性、 分 m性が悪く、 製剤化のバリエーションが狭いという課題があった。 また、 従来の含フッ素化合物処理粉体においては、 撥水撥油性を有しながら使用性が 良く、 肌への優れた密着性があり、 化粧料に使用した場合に使用性に優れ化粧仕上り と化粧持続性を雨立させるには未だ十分ではなく、 更には、 生体や環境への安全性に 配慮された炭素数が 6以下のフルォロアルキル基を有する含フッ素化合物処理粉体は なかった。 さらに、 化粧料製剤に配合される他の成分との親和性に優れる炭素数が 6 以下のフルォロアルキル基を有する含フッ素化合物処理粉体はなかった。 従って、 化 粧料製剤に配合される他の成分との親和性に優れかつ撥油性と化粧料においての使用 性に優れ化粧仕上りと化粧持続性を両立させ、 更には、 生体や環境への安全性に配慮 された表面処理粉体が求められている。
[0009]
本発明は、 使用性、 肌への密着性に優れた含フッ素化合物処理粉体を提供すること を目的とし、 かつ、 本発明の表面処理粉体を配合した化粧料であって、 使用感、 化粧 仕上り、 化粧持続性、 品質安定性、 生体や環境への安全性に優れた化粧料を提供する ことを目的とする。
[課題を解決するための手段]
[00 10]
本発明者らは、 上記課題を解決するために鋭意検討した結果、 特定の含フッ素共重 合体を少なくとも含む化合物で被覆した表面処理粉体が本目的を達成可能であること を見いだした。 前記特定の含フッ素共重合体は、 (a) 下記一般式(I)で表される含フ ッ素単量体及び (b) 下記一般式 (II) で表されるアルコキシ基含有単量体を必須に 含む単量体を共重合して得られるものである。
[001 1]
(1) 即ち、 本発明は、 表面処理される粉体の粒子の表面を表面処理剤で被覆して なる表面処理粉体であって、 前記表面処理剤が、 (a) 下記一般式(I)で表される含フ ッ素単量体及ぴ (b) 下記一般式 (II) で表されるアルコ シ基含有単量体を必須に 含む単量体を共重合して得られる含フッ素共重合体であることに特徴を有する表面処 理粉体を提供することができる。
[001 2]
[化 1]
CH2=C (— X)— C (=0)一 Y— [― (CH2) m_ Z— ] p— (CH2) n-Rf (I)
2
Iさ た 91
CH2=C(-X) -C(=0)— Y— [- (CH2)m-Z-]p- (CH2)n-Rf (I)
[0 0 1 3]
[式中、 Xは、 水素原子、 メチル基、 フッ素原子、 塩素原子、 臭素原子、 ヨウ素原子 、 C FX 1 X 2基 (但し、 XI及び X2は、 水素原子、 フッ素原子または塩素原子であ る。 ) 、 シァノ基、 炭素数 1〜 2 0の直鎖状又は分岐状のフルォロアルキル基、 置換 又は非置換のベンジル基、 置換又は非置換のフ -ニル基であり ;
Yは、 _0—又は一 NH—であり ;
Zは、 直接結合、 — S—又は— S O 2—であり ;
R f は、 炭素数 1〜 6のフルォロアルキル基であり ;
mは 1〜10、 nは 0〜10、 pは 0又は 1である。 ]
[0 0 1 4]
[化 2 ]
CH2=C (X 1 ) -C (=0) -0- (R0) q-X 2 (II)
[0 0 1 5]
[式中、 XIは、 水素原子又はメチル基であり ;
X2は、 水素原子または炭素数 1〜 2 2の不飽和または飽和の炭化水素基であり ;
Rは、 水素原子の一部又は全部が水酸基で置換されていてもよい炭素数 2〜4のアル キレン基であり ;
qは、 1〜50の整数である。 ]
[0 0 1 6]
本発明の表面処理粉体の好ましい態様として以下のものが挙げられる。
(2) 前記一般式 (II) において、 X 2が水素原子である ( 1 ) に記載の表面処理粉体
(3) 前記表面処理粉体が撥水撥油性を有する ( 1 ) または (2) に記載の表面処理 粉体。
(4) 前記表面処理粉体が親水撥水性を有する ( 1) または (2) に記載の表面処理 粉体。
( 5 ) 前記含フッ素共重合体の構成成分に下記一般式(m )で示される架橋性単量体を 含む含フッ素共重合体で被覆した ( 1 ) 〜 (4) の何れか一項に記載の表面処理粉体
[0 0 1 7 ]
[化 3]
CH2=C (X 3 ) -C (=0) -0- (R 10) q- C (=0) - C(X3)=CH2 (III)
[0 0 1 8]
[式中、 それぞれの X3は、 水素原子またはメチル基であり ; R1は、 水素原子の一部 または全部が水酸基で置換されていてもよい炭素数 2〜 1 0のアルキレン基であり ; qは、 1〜50の整数である。 ]
(6) 前記含フッ素共重合体の重量平均分子量が約 1 0 0 0〜約 1 0 0 0 0 00であ る ( 1 ) 〜 (5) のいずれか一項に記載の表面処理粉体。
(7) 前記含フッ素共重合体において、 含フッ素単量体 (a ) が 1 0 0重量部で、 ァ ルコキシ基含有単量体 (b) が 1 0〜4 0 0重量部である ( 1 ) 〜 (6) の何れか一 項に記載の表面処理粉体。
(8) 前記含フッ素共重合体の被覆量が前記表面処理される粉体 1 0 0重量部に対し て、 0. 0 1〜4 0重量部である ( 1 ) 〜 ( 7) の何れか一項に記載の表面処理粉体
(9) 前記表面処理剤が、 更に下記化合物群より選択される 1種以上の化合物を含む 請求項 1〜 8の何れか一項に記載の表面処理粉体。
前記化合物群 : 前記含フッ素共重合体以外の他の含フッ素化合物、 オルガノポリシ ロキサン、 アルキルシラン、 ポリエーテル変性シラン、 有機チタネート、 ポリオレフ イン、 水添レシチン (塩の形態にあるものを含む。 ) 、 ァシル化アミノ酸 (塩又は組 成物の形態にあるものを含む。 ) 、 酸性エステル油、 脂肪酸 (塩の形態にあるものを 含む。 ) 、 及びデキス ト リ ン脂肪酸エステル
( 1 0) 前記含フッ素化合物が、 炭素数 6以下のパーフルォロアルキルリン酸エステ ル及ぴパーフノレオ口アルキルシラン、 パーフノレオ口ポリエーテルリ ン酸エステノレ、 ノヽ。 一フルォロポリエ一テルシランのうち少なく とも 1種である (9) に記載の表面処理 粉体。
[0 0 1 9] .
( 1 1 ) 前記表面処理される粉体 1 0 0重量部に対して、 前記含フッ素共重合体が、 0. 0 1〜 3 9. 9 9重量部、 並びに前記化合物群より選択される 1種以上の化合物 3 9. 9 9〜0. 0 1重量部で被覆されていることを特徴とする ( 1 ) 〜 ( 1 0) の 何れか一項に記載の表面処理粉体。
( 1 2) 前記表面処理される粉体が、 化粧料に使用可能な粉体である ( 1) 〜 ( 1 1 ) の何れか一項に記載の表面処理粉体。
( 1 3) 前記化粧料に使用可能な粉体が、 化粧料に使用可能な無機粉体である'( 1 2 ) に記載の表面処理粉体。
( 1 4) 前記無機粉体が、 セリサイ ト、 マイ力、 カオリン、 タルク、 シリカ、 硫酸バ リ ウム、 窒化ホウ素、 酸化チタン、 酸化亜鉛、 酸化鉄、 及びパール顔料の何れか 1種 又は 2種以上である ( 1 3) に記載の表面処理粉体。
( 1 5) 前記化粧料に使用可能な粉体が、 化粧料に使用可能な有機粉体である ( 1 2 ) に記載の表面処理粉体。
[0 0 2 0]
本発明の別の視点においては、 前記表面処理粉体、 即ち本発明の表面処理粉体を含 有することに特徴を有する化粧料を提供することができる。 本発明の化粧料は、'この ような表面処理粉体の他に、 更に、 構成成分として油性成分、 水性成分、 及び界面活 性剤の少なく とも 1つを含有することが好ましい。
[0 0 2 1 ]
なお、 本発明の化粧料は、 スキンケア化粧料、 頭髪化粧料、 メークアップ化粧料、 及び紫外線防御化粧料の何れかであることが好ましい。 製品の形態と しては、 液状、 乳液状、 クリーム状、 固形状、 ペース ト状、 ゲル状、 粉末状、 多層状、 ムース状、 及 びスプレー状の何れかであることが好ましい。
[発明の効果]
[0 0 2 2]
本発明の表面処理粉体は、 使用性、 肌への密着性に優れ、 かつ、 化粧料製剤に配合 される他の成分との親和性に優れる表面処理粉体、 特に化粧料用の表面処理粉体を提 供する。 本発明の表面処理粉体は撥水撥油性あるいは親水撥油性とすることができる 。 ここで、 前記撥水撥油性とは前記特定の含フッ素共重合体の被覆法や被覆量により ポリマー分子のコンフオメーションにを変えることにより表面処理粉体が撥水性と撥
油性を示すというものである。 目的及び用途等に応じて、 撥水撥油性あるいは親水撥 油性の表面処理剤とすることができる。 前記親水撥油性とは前記特定の含フッ素共重 合体の被覆法や被覆量によりポリマー分子のコンフオメーションにを変えることによ り表面処理粉体が親水性と撥油性を示すというものである。 被覆する粉体の種類ゃ処 理の条件により撥水性あるいは親水性を示す被覆量は異なる。 本発明の親水撥油性粉 体は化粧料の水性成分への配合が可能になるばかりか乳化助剤と しての適用も可能で 製剤化のバリエーションが大きく拡がるものである。
[0 0 2 3]
更に、 本発明の表面処理粉体を配合することで、 使用感、 化粧仕上り及び化粧持続 性が良好である化粧料を、 容易かつ簡便に製造することができる。 また、 前記表面処 理粉体を配合した化粧料においては、 耐皮脂性や転写耐性に優れるとともに粉体の凝 集防止効果、 触媒活性抑制効果、 有機紫外線吸収剤等とのインタラクションによる変 臭や着色の防止効果、 結晶析出防止効果、 水溶性増粘剤との反応性防止効果、 水分蒸 散抑制効果等が発揮される。 更にこれらの効果により化粧料の品質安定性や安全性が 大きく向上する。 したがって、 本発明は特に化粧料分野において、 工業的に極めて有 用である。
[発明を実施するための最良の形態]
[00 24]
以下に、 本発明の表面処理粉体を、 特に化粧料を用途とする場合を中心に、 本発明 を実施するための最良の形態について詳細に説明するが、 これらに限定されることは ない。 なお、 本発明において、 表面処理される粉体は、 粉体及び粒子の何れかの形態 を含む。
[0 0 2 5]
(本発明の表面処理粉体)
本発明の表面処理粉体は、 表面処理粉体、 好ましくは化粧料用の表面処理粉体であ り、 表面処理される粉体の粒子の表面の少なく とも一部が、 特定の含フッ素共重合体 を少なく とも含む化合物による表面処理剤で被覆されている。
[0 0 2 6]
本発明において使用する表面処理剤は、 特定の含フッ素共重合体である。 この含フ ッ素共重合体は、 (a ) 下記一般式( I )で表される含フッ素単量体及び (b) 下記一 般式 (II) で表されるアルコキシ基含有単量体を必須に含む単量体を共重合して得ら れる。
[00 2 7]
含フッ素単量体 (a ) :
[00 2 8]
[化 4] "
CH2=C(-X)— C(=0) -Y- [- (CH2)m-Z-]p- (CH2)n-Rf ( I )
[0 0 2 9]
[式中、 Xは、 水素原子、 メチル基、 炭素数 1〜 2 1の直鎖状又は分岐状のアルキル基 、 フッ素原子、 塩素原子、 臭素原子、 ヨウ素原子、 C FX 1 X 2基 (但し、 XI及び X 2は、 水素原子、 フッ素原子、 塩素原子、 臭素原子又はヨウ素原子である。 ) 、 シァノ 基、 炭素数 1〜 2 0の直鎖状又は分岐状のフルォロアルキル基、 置換又は非置換のベ ンジル基、 置換又は非置換のフエニル基であり ;
Yは、 — O—又は一 NH—であり ;
Zは、 直接結合、 — S—又は— S O 2—であり ;
R f は、 炭素数 1〜 6のフルォロアルキル基であり ;
mは 1〜10、 nは O〜10、 pは 0又は 1である。 ]アルコキシ基含有単量体 (b) は、 一般式 (Π) で表わされる :
[0 0 3 0]
[化 5]
CH2=C (X 1 ) -C (=0) -0- (R 10) q-X 2 (II)
[0 0 3 1 ]
[式中、 XIは、 水素原子又はメチル基であり ;
X 2は、 水素原子または炭素数 1〜 2 2の不飽和または飽和の炭化水素基であり ;
R1は、 水素原子の一部又は全部が水酸基で置換されていてもよい炭素数 2〜4のァ ルキレン基であり ;
qは、 1〜50の整数である。 ]
[0 0 3 2]
上記一般式 ( I ) において、 pが 0であることが好ましい。 Xの好ましい例は水素 原子である。
[0 0 3 3]
含フッ素単量体 (a ) は一般にはパーフルォロアルキル基および/または部分的にフ
V
素化されたフルォロアルキル基を有する。 パーフルォロアルキル基であることが好ま しい。 R f 基の炭素数は炭素数 1〜 6である。 R f 基の炭素数は、 4、 5または 6、 特に 6が好ましい。 R f 基の例は、 一 C F3、 一 CF2C F3、 一 C F2C F2C F3、 一 C F (C F3) 2、 一 C F2C F2C F2C F3、 — C F 2 C F ( C F 3) 2、 —C (C F 3)3、 - (C F2)4C F3、 一(C F2)2C F (C F3)2、 一 C F2C (C F3)3、 _C F (C F3)C F2 C F2C F3、 一(C F2)5C F3等である。
[0 0 34]
含フッ素単量体 (a ) は単独で使用することはもちろんのこと、 2種以上を混合し て用いてもよい。
[0 0 3 5]
含フッ素単量体 (a ) としては例えば、 次のものが挙げられる。
CH2=C(-X)— C(=0)—0— (CH2)ra— S—(CH2)n— Rf
CH2=C(-X) -C(=0)—0— (CH2)m-S02- (CH2)n— Rf
CH2=C(-X)一 C(=0)一 0— (CH2)n-Rf
CH2=C(-X) -C(=0) -NH- (CH2)n-Rf
[上記式中、 Xは、 水素原子、 メチル基、 フッ素原子、 塩素原子、 臭素原子、 ヨウ素原 子
、 C F X1X2基 (但し、 XIおよび X2は、 水素原子、 フッ素原子または塩素原子であ る。 ) 、 シァノ基、 炭素数 1〜 2 0の直鎖状または分岐状のフルォロアルキル基、 置 換または非置換のベンジル基、 置換または非置換のフエニル基であり ;
R f は、 1〜 6のフルォロアノレキル基であり ;
mは:!〜 10、 nは 0〜10である。 ] 一
[0 0 3 6 ]
含フッ素単量体 (a ) の具体例と しては、 例えば以下のものを例示できるが、 これ らに限定されるものではなレ、。
¾1
される化合物 (アルキレングリ コール (メタ) アタリ レー ト) である。
[ 0 0 4 3 ]
[化 6 ]
CH2=C (X 1 ) -C (=0) -0- (RO) q-X 2 ( I I )
[ 0 0 4 4 ]
[式中、 XIは、 水素原子又はメチル基であり、 X2は、 水素原子または炭素数 1〜 2 2の 不飽和または飽和の炭化水素基、 Rは、 水素原子の一部又は全部が水酸基で置換されて いてもよい炭素数 2〜 4のアルキレン基であり ; qは、 1〜50の整数である。 ]
[ 0 0 4 5 ]
アルコキシ基含有単量体 (b ) において、 好ましくは qが 1〜 3 0、 より好ましく は 2〜 1 0であり、 特に 2〜 5であることが好ましい。
[ 0 0 4 6 ]
一般式 (I I) において、 Rは、 エチレン又はプロピレン、 特にエチレンであることが 好ましい。 一般式 (I I) 中の Rは 2種類以上のアルキレンの組み合わせであっても良い 。 その場合、 少なく とも Rの一つはエチレンであることが好ましい。 Rの組合せとして は、 エチレン基/プロピレン基の組合せ、 エチレン基/プチレン基の組合せが挙げられ る。
[ 0 0 4 7 ]
アルコキシ基含有単量体 (b ) は、 2種類以上の混合物であっても良い。
[ 0 0 4 8 ]
アルコキシ基含有単量体 (b ) の具体例は、 例えば以下のものを例示できるが、 こ れらに限定されるものではない。
CH2=CHC00- (CH2CH20) 9 - H
CH2=C (CH3) COO- (CH2CH20) 9- H
CH2=C (CH3) COO- (CH2CH20) 23-H
CH2=C (CH3) C00- (CH2CH20) 50-H
CH2=C (CH3) C00- (CH2CH (CH3) 0) 9- H
CH2=CHC00- (CH2CH (CH3) 0) 9- H
CH2=C (CH3) C00- (CH2CH (CH3) 0) 9-H
CH2=C (CH3) COO- (CH2CH20) 5- (CH2CH (CH3) 0) 2- H
CH2=C (CH3) C00- (CH2CH20) 8- (CH2CH (CH3) 0) 6_H
CH2=CX1- (CH2CH20) n - CH3
CH2=CX1C00- (CH2CH (CH3) 0) n— CH3
CH2=CX1C00- (CH2CH20) 5 - (CH2CH (CH3) 0) 3-CH3
[ 0 0 4 9 ]
含フッ素共重合体は、 架橋性単量体を含んでもよい。 架橋性単量体は、 少なく とも 2つの反応性基および/または炭素一炭素二重結合を有し、 フッ素を含有しない化合 物とすることができる。 架橋性単量体は、 少なく とも 2つの炭素一炭素二重結合を有 する化合物、 あるいは少なく とも 1つの炭素一炭素二重結合および少なく とも 1つの 反応性基を有する化合物とすることができる。 反応性基の例は、 ヒ ドロキシル基、 ェ ポキシ基、 クロロメチル基、 ブロック ドイソシァネート、 カルボキシル基、 などであ る。 本発明においては、 アミノ基を有する単量体を使用しない。
[ 0 0 5 0 ]
架橋性単量体が非フッ素架橋性単量体であることが好ましく、 ジ (メタ) ァク リ レ
ートであることがより好ましい。
[0 0 5 1 ]
架橋性単量体が、 一般式:
[00 5 2]
[化 7 ]
CH2=C (X 3 ) -C (=0) -0- (R 10) q- C (=0) -C(X3")=CH2 (III)
[0 0 5 3]
[式中、 それぞれの X 3は、 水素原子またはメチル基であり ;
R1は、 水素原子の一部または全部が水酸基で置換されていてもよい炭素数 2〜 1 0 のアルキレン基であり ;
qは、 1〜50の整数である。 ]
で示される化合物 (アルキレングリ コールジ (メタ) アタリ レート) であることが特 に好ましい。 なお、 R1の炭素数は、 2〜 1 0、 例えば 2〜6、 特に 2〜4であること が好ましい。 R1は、 エチレン基であることが好ましい。
[0 0 54]
本含フッ素共重合体を構成する各モノマーの分子量やモル比をコントロールするこ とで、 含フッ素共重合体の粉体粒子への被覆特性や皮膜形成能、 粉体粒子の分散能、 吸湿 ·保湿能等を付与できる。 本発明の含フッ素共重合体の重量平均分子量は、 1 0 00〜 1 0 00 0 0 0程度、 好ましくは 5 0 0 0〜 5 0 0 00 0程度とすることがで きる。 1 0 00未満であると皮膜形成能が弱く本発明の効果を有する表面処理に適さ ず、 1 0 0 00 0 0より大きいとポリマーの溶解性が悪くなるばかりか表面処理粉体 の分散性が悪化する。 なお、 この重量平均分子量は、 ゲルパーミエーシヨ ンクロマト グラフィ一によりポリスチレン換算で求めた値である。
[0 0 5 5]
含フッ素共重合体は、 例えば、 含フッ素単量体 (a ) 1 0 0重量部を含有すると し た場合において、 アルコキシ基含有単量体 (b) の量は、 含フッ素単量体 (a) 1 0 0重量部に対して、 1 0〜4 0 0重量部、 好ましくは 2 5〜 1 5 0重量部、 より好ま しくは 4 3〜 1 0 0重量部とすることができる。 1 0重量部未満であると親水性が得 られず、 4 00重量部より大きいと撥油性が低下する。 架橋性単量体を含有させる場 合において、 架橋性単量体の量は、 3 0重量部以下、 例えば 0. 1〜 2 0重量部、 特 に 0. 5〜 1 0重量部とすることができる。 3 0重量部より大きいと硬い皮膜になり 使用感触が悪くなる。 なお、 本発明において使用する含フッ素共重合体は、 例えば、 特開 2 0 0 0— 2 9 0 6 4 0号公報に開示される方法で合成が可能であるがこれに限 定されるものではない。 例えば、 含フッ素共重合体の重合は、 特に限定されず塊状重 合、 溶液重合、 乳化重合、 放射線重合などの種々重合方法を選択できる。 例えば一般 的には有機溶剤を用いた溶液重合や、 水又は有機溶剤と水を併用する乳化重合が選定 される。 一般的には、 重合後に水で希釈したり、 乳化剤を加えて水に乳化することで 処理液に調製される。
[00 5 6 ]
本発明において使用する表面処理剤は、 溶液、 エマルシヨ ン又はエアゾールの形態 であることが好ましい。 表面処理剤は、 例えば、 含フッ素共重合体及び媒体 (例えば 、 有機溶媒及び水などの液状媒体) を含んでなる。 表面処理剤において、 含フッ素共 重合体の濃度は、 例えば、 0. 0 1〜 5 0重量。 /0とすることができる。
[0 0 5 7]
前記表面処理される粉体への被覆量は表面処理される粉体の化学組成やその粒子径 、 ポーラス性の有無、 吸油量、 吸水量、 比表面積により異なるが、 前記特定の含フッ 素共重合体の被覆量が、 表面処理される粉体 1 0 0重量部に対して、 0. 1〜4 0重量 部であることが好ましい。 より好ましくは 0. 5〜3 5重量部である。 これより少な いと十分な効果が得られず、 これより多いとポリマーによる粉体粒子の凝集が発生し 表面処理粉体の機能の低下や化粧料での効果が不充分となるばかりでなくかつ不経済 である傾向にある。
[00 5 8] "
本発明において、 特定の含フッ素共重合体で被覆した表面処理粉体の使用感ゃ肌へ の密着性の向上や化粧料製剤に配合される他の成分との親和性の向上、 更に、 これら 表面処理粉体を配合した化粧料の使用感、 化粧仕上り及び化粧持続性の観点でより効 果的に発現させるためには、 前記特定の含フッ素共重合体と前記特定の含フッ素共重 合体以外の他の化合物とで複合的に表面処理する、 即ち表面処理剤が更に前記特定の 含フッ素共重合体以外の他の化合物を含むことが有効である。
[00 5 9]
前記特定の含フッ素共重合体以外の他の化合物は、 例えばパーフルォロアルキルリ ン酸エステル、 パーフルォロポリエーテルリ ン酸エステル、 パーフノレオ口ポリエーテ ルシラン、 パーフルォロアルキルシラン等の含フッ素化合物、 オルガノポリシロキサ ン、 アルキルシラン、 有機チタネート、 ポリオレフイン、 水添レシチン (その塩を含 む。 ) 、 N—ァシルアミノ酸 (その塩又は組成物を含む。 ) 、 酸性エステル油、 脂肪 酸 (その塩を含む。 ) 、 及びデキス トリン脂肪酸エステルの中から選ばれた 1種以上 の化合物である。
[00 6 0]
本発明において、 特定の含フッ素共重合体と複合的に表面処理する前記特定の含フ ッ素共重合体以外の他の含フッ素化合物と Lては、 パ一フルォロアルキルリン酸エス テル、 パーフルォロポリエーテルリン酸エステル、 パ一フルォロポリエーテルシラン 、 パーフルォロアルキルシラン、 パーフルォロポリエーテル変性ポリ ウレタン、 パー フルォロポリエーテル変性アタリ レート、 パーフルォロアルキル変性シリ コーン、 ノ、 ° 一フルォロポリエーテル変性シリ コーン等が挙げられる。
[00 6 1 ]
パーフルォロアルキルリン酸エステルとしては、 下記式 ( 1 ) の公知の化合物が使 用できるが、 好ましい化合物は、 下記式 ( 1 ) で表される化合物における R f の炭素 数が 6以下であるものである。
[00 6 2]
[化 8 ]
[R f C nH 2 n O]yPO[OM]3-y ( 1 )
[00 6 3]
(式中、 R f は炭素数 1〜 6のパ一フルォロアルキル基又はパーフルォロォキシァ ルキル基を示し、 直鎖状又は分岐状であって、 単一鎖長であっても複合鎖長であって もよい。 nは 1〜 1 2の整数を示し、 yは:!〜 3の整数を示す。 Mは水素、 アルカリ金 属、 アンモニゥム又は置換アンモニゥムを示す)
[00 6 4]
パーフルォロポリエーテルリン酸エステルと しては、 公知の化合物が使用できるが 、 好ましい化合物は、 下記式 (2) で表される化合物である。
[0 0 6 5]
[化 9]
[F (C F 2 ) 3 O [C F (C F 3 ) C F 2 O] mC F (C F 3 ) C n H 2 n O] w P (O) (OH) 3 - w ( 2 )
[0 0 6 6]
(但し、 mは 0〜5 0の整数を表し、 nは 1 -〜 1 6の整数を表し、 wは 1又は 2であ る。 ) リン酸部は N a、 K等のアルカリ金属塩ゃァミン塩、 アンモニゥム塩の形態で あっても構わない。 また、 両末端をリン酸で変性したもの (FOMB L I N HC/P 2-1 0 0 0 : S o l v a y S o l e x i s社) でも構わない。
[0 0 6 7 ]
パーフルォロポリエーテルシランとしては、 WO 9 7/0 7 1 5 5号公報と特開 2 0 0 8—2 1 4 2 2 9号公報等に記載の公知の化合物が使用できる。
[0 0 6 8]
パーフルォロアルキルシランとしては、 下記式 (3) の公知の化合物が使用できる が、 好ましい化合物は、 下記式 (3) で表される化合物における R f の炭素数が 6以 下であるものである。
[0 0 6 9]
[化 1 0 ]
(R f C nH 2 n) aS i X4-a ( 3 )
[0 0 70]
(式中、 R f は炭素数 1〜 6のパーフルォロアルキル基又はパーフルォロォキシアル キル基を示し、 直鎖状又は分岐状であって、 単一鎖長であっても複合鎖長であっても よレ、。 nは 1〜 1 2の整数を示し、 aは 1〜3の整数を示す。 Xはアルコキシ基、 ヒ ド 口キシル基、 アミノ基又はハロゲン原子を示す)
[0 0 7 1 ]
市販のものとしては DYNAS YL AN F - 8 2 6 1 (E v o n i k D e g u s s a社) 等が挙げられる。
[0 0 7 2]
パーフルォロポリエーテル変性ポリ ウレタンとしては、 S o l v a y S o l e x i s社より市販されている F OMB L I N AN— 5、 FOMB L I N CAT— 5等が 挙げられる。 表面処理剤として有用なその他の含フッ素化合物としては、 カルボキシ ル変性パーフルォロポリエーテル、 アルコール変性パーフルォロポリエーテル、 イソ シァネート変性パーフルォロポリエーテル、 エステル変性パーフルォロポリエーテル 、 トリフルォロアルキルジメチルトリメチルシロキシケィ酸、 フルォロプロピルメチ コン等が挙げられる。
[0 0 7 3]
オルガノポリシロキサンとしては、 官能基を有していてもいなくても良く、 官能基 を有するものと しては側鎖又は両末端若しくは片末端に官能基を有するリニァ構造を 有するオルガノポリシロキサンが選択でき、 下記式 (4) で表される化合物が挙げら れる。
[0 0 74]
[化 1 1 ] 一
(R 5 3 S i O) (R 4 2 S i O) m (R 4 2 S i O) n (S i R 5 3) (4)
[0 0 7 5]
上記式 (4) において R 4は全て相互に独立していて、 それぞれ炭素数 1〜4の低 級アルキル基又は水素原子を表す。 複数存在する R 5は全て同様に相互に独立してい て、 それぞれ水素原子、 水酸基及び炭素数 1〜4の低級アルコキシ基の何れかを、 m と nは 1以上の整数をそれぞれ表し、 m+ nは 2〜 1 0 0 0の整数である。
[0 0 7 6 ]
オルガノポリシロキサンとして、 具体的には、 信越化学工業社より市販されている KF 9 9、 KF 9 9 0 1、 X— 24— 9 1 7 1や X— 24 _ 9 2 2 1等が挙げられる 。 その他としては、 トリメチルシロキシケィ酸、 側鎖にジメチル基ゃアルキル基、 反 応性基を有するシリ コーン、 アク リルシリ コーン、 シリ コーンアク リル等も使用でき る。 信越化学工業社より市販されているものとしては KF— 9 6シリーズ、 KF— 9 9 0 8 (トリエトキシシリルェチルポリジメチルシロキシェチルジメチコン) や KF - 9 9 0 9 (ト リェ トキシシリルェチルポリ ジメチルシロキシェチルへキシルジメチ コン) 、 KP— 54 1、 KP— 54 5、 KP— 5 7 5、 KP— 5 6 1、 KP— 5 74 、 KF— 7 3 1 2 F、 KF— 7 3 1 2 】、 KF— 7 3 1 2 K、 KF— 9 0 0 1等、 ダ ゥコ一二ングより市販されているものとしては SH 1 1 0 7 C、 BY 1 1— 0 1 8、 DC 5 9 3、 FA— 4 0 0 1、 CM S i l i c o n e A c r y l a t e、 FA— 4 0 0 2 I D S i l i c o n e A c r y l a t e も使用できる。 また、 テ トラヒ ドロ テ トラメチルシクロテ トラシロキサン等の環状のメチルハイ ドロジェンシリ コーン、 ァミノ変性シリ コーン、 カルボキシル変性シリ コーン、 シリ コーンアルコキシオリ ゴ マー、 ト リエ トキシシリルフッ素変性シリ コーン、 ト リエ トキシノナメチルペンタシ ロキサン、 トリエトキシトリイソプロピルジシロキサン、 トリエトキシブチルジメチ ルジシロキサン等も使用可能である。
[0 0 7 7]
本発明において使用するアルキルシランとしては、 R n S i X 4 _ n構造を基本骨 格とするものが選択される。 ここで Rは直鎖状又は分岐状のアルキル基で、 Xは水素 、 アルコキシ基、 アミノ基、 又はハロゲン原子である。 アルキル鎖の長さとして、 炭 素数で 1〜 1 8であるものであってもよく、 具体的にはォクチルト リエトキシシラン ゃォクタデシルトリエトキシシラン等が挙げられる。 また、 分子内にエーテル基を導 入したポリエーテル変性アルコキシシランでもよい。 市販品としては、 ダウコーニン グ社の Z— 6 3 4 1、 デグサ (株) の DYNASYLAN4 1 4 0、 信越化学工業 ( 株) の KBM— 6 4 1、 KB E— 1 3、 クラリアント社の P r o s i l 9 2 0 2等が 挙げられる。
[0 0 7 8]
本発明において使用する有機チタネートと—しては、 (C n H2n- 1C OO) aT i (O CmH2m-l) bの構造を基本骨格とするものが選択される。 なお、 式中、 nは 1〜 2 6 の整数、 mは 1〜 1 2の整数を示し、 aおよび bはそれぞれ 1〜 3の整数であり a+b = 4の関係を有する。 なお、 ここで示されるアルキル基は直鎖状あるいは分岐状であつ て単一鎖長のものであっても複合鎖長のものであってもよい。 市販のものと してはィ ソプロピルトリイソステアロイルチタネート (プレンァク ト KR— TT S ; 味の素社 ) などが挙げられる。
[0 0 7 9]
本発明において使用するポリオレフインとしては、 ポリエチレン、 ポリプロピレン 等で分子中にカルボキシル基を少なく とも 1個有するポリオレフィン樹脂を挙げるこ
とができる。 例えば、 特開昭 6 3 - 1 7 9 9 7 2号公報に記載の公知の化合物で分子 量 5 0 0〜 2 0 0 0 0で融点が 4 0°C以上の低分子ポリエチレンや、 ポリプロピレン を酸化して得られる酸化ポリエチレン、 マレイン化ポリエチレン、 酸化ポリプロピレ ン等が挙げられる。 一
[0 0 8 0]
本発明において使用する水添レシチンは、 リン酸基を有するグリセライ ドであれば よく、 このような水添レシチンとして、 卵黄、 大豆、 コーン、 菜種等から抽出された 天然のレシチンゃリゾレシチン、 及び合成レシチンを水素添加したもので、 ヨウ素価 が 1 5以下の水添レシチンが挙げられる。 本発明において使用する水添レシチンは、 塩の形態にあってもよく、 塩の形態にあるものとしては、 A l 、 Mg、 C a、 Z n、 Z r、 T i等の水不溶性水添レシチン金属塩が好ましい。 5 0°C以上の融点を有する 水添レシチン (塩の形態にあるものを含む。 ) が特に好ましい。 例えば、 特開昭 6 0 — 1 84 5 7 1号公報、 特開昭 6 0— 1 9 0 7 0 5号公報、 特公平 4一 5 844 3号 公報に記載の公知の化合物で、 例えば、 旭化成工業社の水添卵黄油 N o . 5や日清ォ ィリォグループ社の水素添加大豆リン脂質べィシス L S— 6 0 HR等が挙げられる。 その他のリン酸基を有するものとしてはメタタ リロイルォキシェチルホスホリルコリ ン等日油社より市販されている L I P I DUR Eシリーズが挙げられる。
[0 0 8 1 ]
本発明において使用するァシル化アミノ酸は、 炭素数 1 2以上 2 0以下である飽和 脂肪酸とァスパラギン酸、 グルタミン酸、 ァラニン、 リジン、 グリシン、 サルコシン 、 プロリン、 ヒ ドロキシプロリンより選ばれるアミノ酸のァシル化化合物又は小麦や えんどう豆、 キビ等の植物由来のペプチドやシルクペプチド、 動物由来のペプチド等 の全加水分解物であり、 アミノ酸のカルボキシル基は遊離体か、 又は K、 N a、 F e 、 Z n、 C a、 Mg、 A l、 Z r、 T i等の塩になっているものでも構わない。 具体 的には、 味の素社より市販されているアミソフ ト H S— 2 1 P、 アミホープ L L (ラ ゥロイルリジン) 等、 川研ファインケミカル社より市販されているソィボン S L P、 ソィポン S CA、 ァラノン AMP、 フランス S E P P I C社より市販されている S E P I L I F T D PH P等、 日光ケミカル社より市販されているサルコシネート M N 等、 旭化成社より市販されているペリセァ (P e l l i c e r ) アミノフォ一マー、 アミノサ一ファタタント、 ァミノコート等を挙げることができる。 これらのァシル化 ァミノ酸は脂肪酸との組成物の形態でもよい。 ァシル化リポアミノ酸組成物としては 、 S E P P I C社より市販されている S E P I F E E L ONE (パルミ トイルプロ リ ン、 パルミ トイルサルコシン、 ノ ルミ トイノレグルタ ミン酸、 パルミチン酸の 4成分 よりなる組成物) が挙げられる。
[0 0 8 2]
本発明において使用する酸性エステル油としては、 炭素数 1〜3 6の 1種又は 2種 以上のアルコールと、 炭素数 1〜 3 6の 1種又は 2種以上のカルボン酸とを反応させ て得ることができる、 総炭素数 1 6以上のエステル化合物を含み、 酸価 1 5以上であ る化合物が好適である。 特開 2 0 04— 5 1 9 4 5号公報に示される公知の化合物で 具体的には、 日清オイ リオグループ社より市販されているサラコス M I S (セバシン 酸イソステアリル) 、 サラコス MOD (ァゼライン酸ォクチドデカノール) 、 サラコ ス 1 A (アジピン酸ォクチルドデカノ一ル) 、 サラコス HD (ダイマー酸ォクチルド デカノール) 等が挙げられる。
[0 0 8 3 ]
本発明において使用する脂肪酸と しては、 炭素数が 1 2〜2 2までの直鎖状又は分 岐状の飽和又は不飽和脂肪酸が挙げられ、 例えば、 ラウリル酸、 ミ リスチン酸、 パル ミチン酸、 ステアリン酸、 ォレイン酸、 リノール酸、 パルミ トレイン酸、 ベヘン酸、 リグノセリン酸、 2—ェチルへキサン酸、 イソ トリデカン酸、 イソミ リスチン酸、 ィ ソパルミチン酸、 イソステアリン酸、 イソべヘン酸等の脂肪酸、 或いはその C a、 M g、 Z n、 Z r、 A l、 T i等の金属塩が挙げられる。
[0 0 84]
その他、 本発明において使用する特定の含フッ素共重合体と複合的に表面処理でき る化合物としては、 アルキルリン酸やその塩、 アルキルカルボン酸とその塩、 アルキ ル硫酸とその塩、 アミ ドスルホン酸やその塩、 アルキルエーテルカルボン酸やその塩 、 ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸とその塩、 ポリオキシエチレンアルキ ルエーテル硫酸とその塩、 メチルシラノール /トリ P E G— 8ヤシ油脂肪酸グリセリ ル、 及びデキス トリン脂肪酸エステルの等が挙げられる。 市販のものとしては、 N I KKO L社より市販されている AKY P O R LM4 5 NV、 E CT— 3 NE X等が E X SYMO L社より市販されているモノシリオール C等があるがこれらに限定される ものではない。 表面処理粉体の目的とする効果に応じてこれら化合物を組み合わせで 処理することができる。
[0 0 8 5]
特定の含フッ素共重合体 (処理剤 Aとする) と、 これと共に複合的に表面処理され る他の成分 (処理剤 Bとする) 、 例えば、 パーフルォロアルキルリ ン酸エステル、 ノ 一フルォロポリエーテルリ ン酸エステル、 パーフルォロポリエーテルシラン、 パーフ ルォロアルキルシラン等の前記含フッ素共重合体以外の他の含フッ素化合物、 オルガ ノポリシロキサン、 アルキルシラン、 有機チタネート、 ポリオレフイン、 水添レシチ ン (その塩を含む。 ) 、 N_ァシルアミノ酸 (その塩又は組成物を含む。 ) 、 酸性ェ ステル油、 脂肪酸 (その塩を含む。 ) 、 及びデキス トリン脂肪酸エステルの中から選 ばれた 1種以上の化合物との配合比率は、 A : Bが 3 9. 0〜0. 1部 : 0. 1〜3 9. 0部が好ましレヽ。 更に好ましくは、 A : Bが 3 4. 5〜0. 5部 : 0. 5〜34 . 5部である。 粉体の種類や化粧料の種類と化粧料への配合量により異なるがこれら の比率を超えると化粧料での効果が減少する傾向にある。
[0 0 8 6]
本発明において使用する粉体としては、 各種分野において使用可能な粉体、 即ち化 粧料を用途として選択する場合には化粧料に使用可能な粉体が選択される。 なお、 無 機粉体及び有機粉体の何れを選択してもよい。
[00 8 7]
例えば、 無機粉体と しては、 窒化硼素、 セリサイ ト、 天然マイ力、 焼成マイ力、 合 成マイ力、 合成セリサイ ト、 アルミナ、 マイ力、 タルク、 カオリン、 ベントナイ ト、 スメクタイ ト、 炭酸カルシウム、 炭酸マグネシウム、 リン酸カルシウム、 無水ケィ酸 、 酸化マグネシウム、 酸化スズ、 酸化鉄、 酸化イッ トリ ウム、 酸化クロム、 酸化チタ ン、 酸化亜鉛、 酸化セリ ウム、 酸化アルミニウム、 酸化マグネシウム、 水酸化クロム 、 紺青、 群青、 リン酸カルシウム、 水酸化アルミニウム、 硫酸バリ ウム、 硫酸マグネ シゥム、 ケィ酸、 ケィ酸アルミニウムマグネシウム、 ケィ酸カルシウム、 ケィ酸バリ ゥム、 ケィ酸マグネシウム、 ケィ酸アルミニウム、 ケィ酸ス トロンチウム、 炭化ケィ 素、 フッ化マグネシウム、 タングステン酸金属塩、 アルミン酸マグネシウム、 メタケ ィ酸アルミン酸マグネシウム、 クロルヒ ドロキシアルミニウム、 クレー、 ゼォライ ト
、 ヒ ドロキシアパタイ ト、 セラミックパウダー、 スピネル、 ムライ ト、 コージェライ ト、 窒化アルミニウム、 窒化チタン、 窒化ケィ素、 ランタン、 サマリ ウム、 タンタル 、 テルビウム、 コ一口ピウム、 ネオジゥム、 Mn— Z nフェライ ト、 N i — Z nフエ ライ ト、 シリ コーンカーバイ ト、 チタン酸コバルト、 チタン酸バリ ウム、 チタン酸鉄 、 リチウムコバルトチタネート、 アルミン酸コバルト、 アンチモン含有酸化スズ スズ 含有酸化インジウム、 マグネタイ ト、 アルミニウム粉、 金粉、 銀粉、 白金粉、 銅粉、 貴金属コロイ ド、 鉄粉、 亜鉛粉、 コバルトブルー、 コバルトバイオレッ ト、 コバルト グリーン、 低次酸化チタン、 微粒子酸化チタン、 バタフライ状硫酸バリ ウム、 花びら 状酸化亜鉛、 テ トラポッ ト状酸化亜鉛、 微粒子酸化亜鉛、 パール顔料としては酸化チ タン被覆雲母、 酸化チタン被覆マイ力、 酸化チタン被覆合成マイ力、 酸化チタン被覆 シリカ、 酸化チタン被覆合成マイ力、 酸化チタン被覆タルク、 酸化亜鉛被覆シリカ、 酸化チタン被覆着色雲母、 ベンガラ被覆雲《チタン、 ベンガラ '黒酸化鉄被覆雲母チ タン、 カルミン被覆雲母チタン、 · コンジヨ ウ被覆雲母チタン等のパール顔料が挙げ られる。 具体的には、 ME R C K社の I R I ひ D I N (登録商標) シリーズ、 T I M
I RON (登録商標) シリーズ、 COLOR ON Aシリーズ (登録商標) シリーズ、 D I CHRONA (登録商標) シリーズ、 X I RON A (登録商標) シリーズ、 RO NAS TAR (登録商標) シリーズ、 BAS F社の DE S ERT RE F L E CT I O N Sシリーズ、 T I M I CAシリーズ、 F LAME N COシリーズ、 C LO I Z ON NEシリーズ、 DUO C R OMEシリーズ、 GEMTONEシリーズ、 CE L L I N
I シリーズ、 ME AR LMA I Dシリーズ、 R E F L E C K Sシリーズ、 CHROM A- L I TEシリーズ、 CO SM I C Aシリーズ、 E C K A R T社の P R E S T I G E
(登録商標) シリーズ、 V I S I ON A I R E (登録商標) シリーズ、 M I RAGE シリーズ、 日本板硝子社のメタシャイン (登録商標) 、 日本光研社の P ROM I NE NCE (登録商標) 、 〇<3 社の〇 o s m e t i c s Wh i t e P e a r l シリー ズ、 s h a r o n P e a r l シリーズ等が、 T a i z u社の P r e c i o s o Wh i t e P e a r l e s c e n t P i g m e n t sシリ ーズ等が挙げられる。 ァゾレミ フレーク、 シリカフレーク、 アルミナフレーク、 ガラスフレーク等のエフェク ト顔料 、 ベンガラ被覆雲母、 カルミン、 酸化チタン被覆ホウケィ酸 (ナト リ ウム/カルシゥ ム) 、 酸化チタン被覆ホウケィ酸 (カルシクム /アルミニウム) 、 ォキシ塩化ビスマ ス、 魚鱗箔、 ステンレスパウダー、 トルマリン粉末、 サファイアやルビー等の宝石を 粉砕したパウダー、 マンゴバイオレッ ト、 力:ラスファイバー、 カーボンファイバー、 炭化ケィ素繊維、 アルミナ繊維、 —ウォラス トナイ ト、 ゾノライ ト、 チタン酸カリ ゥム繊維、 硼酸アルミニウム繊維、 塩基性硫酸マグネシウム繊維、 窒化ケィ素繊維等 が挙げられる。
[0 0 8 8]
有機粉体としては、 例えば、 金属石験、 N—モノ長鎖ァシル塩基性アミノ酸、 アミ ドスルホン酸多価金属塩、 琥珀パウダー、 カーボンブラック、 タール色素をレーキ化 したもの、 天然色素をレーキ化したもの、 ポリアミ ドパウダー、 ポリエステルパウダ 一、 ポリエチレンパウダー、 ポリ ウレタンパウダー、 ポリプロピレンパウダー、 ポリ スチレンパウダー、 ペンゾグアナミンパウダー、 ポリメチルペンゾグアナミンパウダ 一、 PTF Eノ ウダ一、 セノレロースノ ウダ一、 シノレタノヽ0ウダ一、 シリ コーンパウダー 、 ジビニルベンゼン ' スチレン共重合体、 ビュル樹脂、 尿素樹脂、 フエノール樹脂、 フッ素樹脂、 ケィ素樹脂、 アク リル樹脂、 メラミン樹脂、 エポキシ樹脂、 ポリカーボ ネート樹脂等の合成樹脂パウダー、 ナイロン繊維、 ポリエステル繊維等の微結晶繊維
粉体、 澱粉粉末、 C I ビグメントイエロ一、 C I ビグメントオレンジ等が挙げられる 。 タール色素と しては赤色 3号、 赤色 1 0号、 赤色 1 ◦ 6号、 赤色 2 0 1号、 赤色 2 0 2号、 赤色 2 04号、 赤色 2 0 5号、 赤色 2 2 0号、 赤色 2 2 6号、 赤色 2 2 7号 、 赤色 2 2 8号、 赤色 2 3 0号、 赤色 4 0 1号、 赤色 5 0 5号、 黄色 4号、 黄色 5号 、 黄色 2 0 2号、 黄色 2 0 3号、 黄色 2 04号、 黄色 4 0 1号、 青色 1号、 青色 2号 、 青色 2 0 1号、 青色 4 04号、 緑色 3号、 緑色 2 0 1号、 緑色 2 04号、 緑色 2 0 5号、 橙色 20 1号、 橙色 2 0 3号、 橙色 2 0 4号、 橙色 2 0 6号、 橙色 2 0 7号等 ;天然色素としては、 カルミン、 ラッカイン酸、 カルサミン、 ブラジリン、 クロシン 、 クロロフィル、 β—カロチン、 ベニバナパウダー等の天然色素等の粉体が挙げられ る。 粉体の形状は粉末状でも繊維状でもよい。 用途として化粧料を選択する場合には 、 粒子径は 1 n m〜 2 0 0 0 μ m程度の範囲のもので化粧料に配合が可能であればよ レ、。
[00 8 9]
なお、 本発明において、 前記粉体 (表面処理される前の粉体) は、 2種以上複合化 された粉体でもよい。 例えば、 マイ力やパール顔料粒子表面に水酸化アルミニウムを 複合化した粉体 (エタセルマイ力 J P— 2やエタセルパール : 三好化成株式会社) 、 ゃセリサイ トゃパール顔料表面にハイ ドロキシァパタイ 卜と酸化亜鉛を複合化した粉 体 (パウダーラヴィ : 三好化成株式会社) 、 微粒子酸化チタンと微粒子酸化亜鉛を分 散混合した粉体 (T Z— POWDER TYP E 1 : 三好化成) 、 タルクと微細亜鉛華 、 微粒子酸化チタンを分散混合した粉体 (T Z— POWDER TY P E 2 : 三好化成 株式会社) 、 ジメチコン/ビニルジメチコンとシリ力の混合物 (D o w C o r n i n g 9 7 0 1 C o s m e t i c P o w d e r ) 、 ジメチコン Zビニルジメチコンと酸 化チタンの混合物 (D o w C o r n i n g E P— 9 2 6 1 T I C o s m e t i c P o w d e r ) 、 ジメチコン /ビエルジメチコンとァノレミナの混合物 (D o w C o r n i n g E P - 9 2 9 3 A L C o s m e t i c P o w d e r ) 、 ジメチコン ビ 二ルジメチコンとラウ口イノレリジンの混合物 (D o w C o r n i n g E P— 9 2 8 9 L L C o s m e t i c P o w d e r ) 、 日揮触媒化成工業社より市販されている COVER LEAFシリーズ、 CONC E L I GHTシリーズ等が挙げられる。
[0 0 9 0]
また、 本発明において表面処理される粉体は、 表面処理剤との親和性や固着性の向 上を図るべく、 例えばアルミニウム、 カルシウム、 マグネシウム、 セリ ウム、 ケィ素 、 ジルコニウム、 チタン、 亜鉛、 鉄、 コバルト、 マンガン、 ニッケル及びスズの少な く とも 1種の酸化物又は含水酸化物で予め被覆されていてもよい。 これらの化合物は 本発明において表面処理される表面処理剤で表面処理する前にあらかじめ被覆しても 表面処理時に被覆してもよい。 また、 当該酸化物または含水酸化物の粒子を被覆して も表面処理される粉体粒子表面上で析出させてもよい。 これら第 3物質の被覆量は本 発明の含フッ素化合物の機能を表面処理粉体により発現させ得るのに必要な最少量が 好ましい。
[0 0 9 1 ]
本発明において、 表面処理剤、 特に特定の含フッ素共重合体を粉体に被覆する方法 は特に制限なく、 公知の方法で実施できる。 表面処理方法は大別すると乾式法と湿式 法がある。 例えば、 ヘンシルミキサーやボールミル、 ジェッ トミル、 ニーダー、 プラ ネタリーミキサー、 ポニ一ミキサー、 サンドミル、 ア トライタ一、 リボンブレンダー 、 デイスパーミキサー、 ホモミキサー、 ェクス トルーダー等の攪拌機や粉砕機、 混合
機、 分散機を用いて本発明において使用する表面処理剤と粉体を一定時間混合接触す ることにより処理される。 この時にメカノケミカル的な機械力、 プラズマ、 火炎、 紫 外線、 電子線、 過熱水蒸気、 レーザー光、 電磁波等のエネルギーを与えながら処理し ても構わない。 湿式法としては、 水や溶剤/超臨界流体 (水、 C O 2等) に粉体と表 面処理剤を分散させ混合接触させてその後溶媒を蒸発させることより処理が可能であ る。
[ 0 0 9 2 ]
また、 本発明において使用する特定の含フッ素共重合体とパーフルォロアルキルリ ン酸、 パーフルォロポリエーテノレリ ン酸エステル、 パーフルォロポリエーテルシラン 、 パーフルォロアルキルシラン等の含フッ素化合物、 オルガノポリ シロキサン、 アル キルシラン、 有機チタネー ト、 ポリオレフイン、 水添レシチン (その塩を含む。 ) 、 N—ァシルアミノ酸 (その塩又は組成物を含む。 ) 、 酸性エステル油、 脂肪酸 (その 塩を含む。 ) 、 及びデキス ト リ ン脂肪酸エステルの中から選ばれた 1種以上からなる 化合物を複合的に表面処理する場合についても、 前記特定の含フッ素共重合体のみで 表面処理する場合と同様に、 粉体を、 前記化合物を更に含む表面処理剤と混合接触さ せることにより表面処理することができる。 なお、 複合的に表面処理するために選択 される化合物の性状 (液状 · 固体状 · ゲル状等) や物性 (融点 ·沸点 · ガラス転移温 度 ·溶解性 ·反応性等) と被覆される粉体の種類に応じて最適な被覆製造方法を選択 すればよく、 特に製造方法による限定を受けない。
[ 0 0 9 3 ]
複合的に表面処理する場合、 特定の含フッ—素共重合体を先に被覆処理した後、 当該 特定の含フッ素共重合体以外の他の表面処理剤成分を被覆する方法、 特定の含フッ素 共重合体と当該特定の含フッ素共重合体以外の他の表面処理剤成分を同時に被覆する 方法、 特定の含フッ素共重合体以外の他の表面処理剤成分を先に被覆した後、 特定の 含フッ素共重合体を被覆する方法等が挙げられる。
[ 0 0 9 4 ]
好ましい被覆方法は、 前記特定の含フッ素共重合体のみで表面処理する場合及び複 合的に表面処理する場合の何れにおいても、 被覆される粉体粒子を予め空気中や液中 でまたは他の粉体と共存下で分散した後被覆するか同時に被覆する方法である。
[ 0 0 9 5 ]
本発明の特定の含フッ素共重合体はその分子中に撥油性基と親水性基を有するため 粉体粒子表面より撥油性基のみを露出させると撥水撥油性が発現する。 撥油性を有す る表面処理粉体の化粧料製剤に配合される他の成分との優れた親和性や分散性を得る ためには親水撥油性が有利である。 本発明の特定の含フッ素共重合体は被覆方法や被 覆量により粉体粒子表面上に撥油性基と親水性基の両方を露出させることができこれ により親水撥油性が発現する。
[ 0 0 9 6 ]
親水撥油性を得る被覆方法としては、 一つの被覆プロセスに於いて撥水撥油性を得 ることのできる被覆量より多い被覆量で表面処理すると親水撥油性の表面処理粉体が 得られる。 本発明において使用する特定の含フッ素共重合体は、 分子中に最適なポリ アルキレンダリ コール量が導入されていることより、 粉体基材との水素結合力や皮膜 形成力が高ぐ容易に処理できるが、 このとき粉体粒子への被覆量が比較的少量である と撥水撥油性を示すが被覆量が多くなるとフリ一のポリアルキレンダリ コール鎖が過 剰になり粉体粒子の置かれる環境により分子のモビリティによって水と接触すると親
水性を示す。 また、 粉体の種類により異なるが表面処理時に粉体の p Hを酸やアル力 リにして処理する方法や処理時の温度をコントロールする方法等、 従来の含フッ素化 合物で被覆したのち本発明の特定の含フッ素共重合体で被覆することでも得ることが できる。
[ 0 0 9 7 ]
親水撥油性を得るもう一つの被覆方法としては、 複数の被覆をすることより得られ る。 即ち、 特定の含フッ素共重合体で被覆して撥水撥油性を付与した表面処理粉体を 、 更に同一あるいは異なる特定の含フッ素共重合体で被覆することにより得られる。 撥水撥油性を示す表面処理粉体粒子のファース ト処理層の最表面をフルォロ鎖が露出 するようにし、 その表面を更に被覆することでセカンド処理層のポリマーのフルォロ 鎖をファース ト処理層のフルォロ鎖と向かい合わせに被覆させると、 ポリアルキレン ダリ コール鎖は粒子最表面に露出することになり親水撥油性を示す。 この操作を繰り 返すことより親水撥油性と撥水撥油性をコントロールすることも可能である。
[ 0 0 9 8 ]
撥水撥油性及び親水撥油性の評価方法と しては、 水やスクヮランによる接触角を測 定する方法があり、 この方法を採用することができる。 この方法によれば、 本発明の 表面処理粉体の撥水撥油性は、 水やスクヮランによる接触角で 8 0 ° 以上であること が好ましい。 本発明の表面処理粉体の親水撥油性は水による接触角は 2 0 ° 以下スク ヮランによる接触角は 8 0 ° 以上であることが好ましく、 より好ましくは水による接 触角が 1 0 ° 以下でスクヮランによる接触角が 1 0 0 ° 以上である。
[ 0 0 9 9 ]
これら表面処理粉体のスクヮランとの接触角とは、 粉体を金皿に充填して 6 M P a の圧力で 1 0秒間圧力をかけて成型しその粉体の成型表面に滴下したスクヮラン滴と 粉体表面とがなす角度をいう。 この角度が大きいほどその液滴をはじく効果が高く撥 液性を示しその角度が小さい程親液性を示す。
[ 0 1 0 0 ]
親水性の他の評価方法としては、 ビーカーに水を入れ粉体を少量投入しスパーテル にて 1秒間に 2回の割合で 5 0回攪拌後の水面上に浮遊する粉体と水層に分散する粉 体の状態を観察することで可能である。 本発明の親水撥油性を有する表面処理粉体は 水面上にほとんど粉体が浮遊せず水層に粉体が分散する。
[ 0 1 0 1 ]
本発明の特定の含フッ素共重合体を少なく とも含む化合物で被覆した親水撥油性を有 する粉体を含有する化粧料は、 従来の含フッ素化合物処理粉体を含有する化粧料に比 ベて化粧料製剤に配合される他の成分との親和性に優れるため化粧料に於いて使用感 、 化粧仕上り、 化粧持続性と品質安定性の点で優れている。
[ 0 1 0 2 ]
本発明の表面処理粉体は親水撥油性を示すことにより化粧料製剤に配合されるポリ オール等の水性成分への分散が可能である。 その分散液を肌へ塗布し水性成分が揮発 した後の表面処理粉体の塗布膜は撥油性を示す。 このことは従来の撥水撥油性を示す 表面処理粉体が化粧料の油性成分や水性成分に対して溶解性や乳化性、 分散性が悪く かつ肌への密着性が悪いことを改善できることを意味する。 この発明により従来の含 フッ素化合物で処理された粉体を配合した製剤のバリエーショ ンが限定される課題を 解決することができる。 一例としては、 この親水撥油性を示す表面処理粉体を水性成 分に配合し撥水性を示す成分を油性成分に配合することにより製剤全体として撥水撥
油性になるような設計が可能であり従来以上の機能を有する製剤化や従来と異なる新 規な製剤化が可能である。
[ 0 1 0 3 ]
本発明で得られる表面処理粉体は化粧料へ 1種又は 2種以上を配合することができ る。
[ 0 1 0 4 ]
(本発明の化粧料)
本発明の化粧料は、 前記記載の表面処理粉体を含有する化粧料である。 即ち、 当該 表面処理粉体は、 前記記載のように調製することができる。
[ 0 1 0 5 ] "
本発明において、 化粧料の処方については特に困難は無く、 従来から使用されてい る技術、 特に、 表面処理粉体を化粧料に配合する技術 (例えば、 乳化等) に基づいて 、 目的とした化粧料を得ることができる。
[ 0 1 0 6 ]
本発明の表面処理粉体を化粧料に配合する場合において、 その配合量は、 化粧料の 種類及び剤型によって異なるが、 化粧料全組成中に、 好ましくは 0 . 1〜1 0 0重量
%である。 また、 本発明の表面処理粉体は水性成分との分散体を形成することができ 化粧料に配合する場合において、 その配合量は特に限定されない。
[ 0 1 0 7 ]
本発明の化粧料に配合されるその他の成分としては、 例えば、 油性成分、 水性成分 、 及び界面活性剤が挙げられる。
[ 0 1 0 8 ]
油性成分としては、 サフラワー油、 大豆油、 月見草油、 ブドウ種子油、 ローズヒッ プ油、 ククイナッツ油、 アルモンド油、 ゴマ油、 コムギ胚芽油、 トウモロコシ油、 綿 実油、 アポガド油、 ォリーブ油、 ツバキ油、 パーシック油、 ヒマシ油、 ラッカセィ油 、 ^ ^一ゼルナッツ油、 マカデミアナッツ油、 メ ドフォーム油、 カカオ脂、 シァ脂、 木 ロウ、 ヤシ油、 パーム油、 パーム核油、 牛脂、 馬脂、 ミンク油、 乳脂、 卵黄油、 ター トル油等の油脂類、 ミツロウ、 鯨ロウ、 ラノリン、 カルナゥバロウ、 キャンデリラロ ゥ、 ホホバ油等のロウ類、 流動パラフィン、 流動イソパラフィン、 スクヮラン、 スク ワレン、 ワセリ ン、 ノ ラフィン、 セレシン、 マイクロク リスタ リ ンワックス、 α—ォ レフインオリゴマー等の炭化水素類、 ラウリン酸、 ミ リスチン酸、 パルミチン酸、 ス テアリン酸、 ベヘン酸、 ォレイン酸、 リノール酸、 ゥンデシレン酸、 ヒ ドロキシステ アリン酸、 ラノ リン脂肪酸等の脂肪酸、 ミ リスチルアルコール、 セチルアルコール、 セ トステアリルアルコール、 ステアリルアルコール、 ァラルキノレアルコール、 ベへ二 ノレアノレコーノレ、 ォレイノレアノレコーノレ、 ホホバァノレコーノレ、 ノくチノレアノレコーノレ、 コ レス テロール、 フィ トステロ一ノレ、 ラノ リ ンアルコール、 イソステアリルアルコール等の 高級アルコーノレ類、 コレステロ一ノレ、 シトステロール、 フィ トステロ一ノレ、 ラノステ ロール等のステロール類、 ォレイン酸ェチル、 ミ リスチン酸イソプロピル、 オクタン 酸セチル、 リンゴ酸ジイソステアリル、 トリカプリル酸グリセリル等のエステル類、 ジメチルポリシロキサン、 メチルフエ二ルポリシロキサン、 アルキル変性シリコーン 、 環状シリ コーン 5量体、 環状シリ コーン 6量体、 メチルトリメチコン、 カプリ リル メチコン、 ジェチコン、 トリメチコン、 アルキルメチコン、 トコフェリノレトリシロキ サン、 フルォロカーボンシリ コーン等のシリ コーン類、 パーフノレオ口ポリエーテルオ ィル、 パ一フルォロカーボン、 ハイ ド口フルォロエーテル等のフッ素系油剤、 酢酸ェ
チル、 酢酸プチル、 トルエン等の有機溶剤などが例示される。
[ 0 1 0 9 ]
水性成分としては、 エタノール、 イソプロパノール等の低級アルコール、 1 , 3— ブチレングリ コール、 プロピレングリ コール、 ポリエチレングリコール、 グリセリン 、 ジグリセリン、 ポリグリセリン、 トレノヽロース、 エリスリ ト一 Λ^、 マンニト一 ^ /レ、 キシリ トール、 ソルビトール、 マルト一ス等の多価アルコール、 並びにアラビアゴム 、 トラガカント、 ガラクタン、 キヤロブガム、 グァーガム、 カラャガム、 カラギーナ ン、 ぺクチン、 寒天、 クインスシ一ド (マルメ口) 、 デンプン (コメ、 トウモロコシ 、 バレイショ、 コムギ) 、 デキス トリン、 デキス トラン、 アルゲコロイ ド、 トラント ガム、 ローカス トビーンガム等の植物系水溶性高分子、 キサンタンガム、 デキス トラ ン、 サクシノグルカン、 プルラン等の微生物系水溶性高分子、 コラーゲン、 カゼイン 、 アルブミン、 ゼラチン等の動物系水溶性高分子、 カルボキシメチルデンプン、 メチ ルヒ ドロキシプロピルデンプン等のデンプン系水溶性高分子、 メチルセルロース、 ェ チノレセノレロース、 メチノレヒ ドロキシプロピノレセノレロース、 力/レポキシメチノレセノレロー ス、 ヒ ドロキシメチノレセノレロース、 ヒ ドロキシプロピノレセノレロース、 ニ トロセノレロー ス、 セルロース硫酸ナトリ ウム、 カルボキシメチルセルロースナト リ ウム、 結晶セル ロース、 セルロース末のセルロース系水溶性高分子、 アルギン酸ナトリ ウム、 アルギ ン酸プロピレンダリ コールエステル等のアルギン酸系水溶性高分子、 ポリ ビニルメチ ルエーテル、 カルボキシビュルポリマー等のビニル系水溶性高分子、 ポリオキシェチ レン系水溶性高分子、 ポリオキシエチレンポリォキシプロピレン共重合体系水溶性高 分子、 ポリアク リル酸ナトリ ウム、 ポリェチルァク リ レート、 ポリアク リルアミ ド等 のアク リル系水溶性高分子、 ポリエチレンィ ミン、 カチオンポリマーなど他の合成水 溶性高分子、 ベントナイ ト、 ケィ酸アルミニウムマグネシウム、 モンモリ ロナイ ト、 バイデライ ト、 ノントロナイ ト、 サボナイ ト、 へク トライ ト、 無水ケィ酸等の無機系 水溶性高分子などがある。 また、 これらの水溶性高分子には、 ポリ ビュルアルコール やポリ ビニルピロリ ドン等の皮膜形成剤も含まれる。
[ 0 0 1 1 0 ]
界面活性剤としては、 ステアリン酸ナトリ-ゥムゃパルミチン酸トリエタノールァミ ン等の脂肪酸セッケン、 アルキルエーテルカルボン酸及びその塩、 アミノ酸と脂肪酸 の縮合物塩、 アルカンスルホン酸塩、 アルケン.スルホン酸塩、 脂肪酸エステルのスル ホン酸塩、 脂肪酸アミ ドのスルホン酸塩、 ホルマリ ン縮合系スルホン酸塩、 アルキル 硫酸エステル塩、 第二級高級アルコール硫酸エステル塩、 アルキル及びァリルエーテ ル硫酸エステル塩、 脂肪酸エステルの硫酸エステル塩、 脂肪酸アルキロールアミ ドの 硫酸エステル塩、 ロート油等の硫酸エステル塩類、 アルキルリン酸塩、 エーテルリン 酸塩、 アルキルァリルエーテルリン酸塩、 アミ ドリン酸塩、 Ν—ァシルアミノ酸系活 性剤等からなるァニオン性界面活性剤、 アルキルアミン塩、 ポリアミン及びアミノア ルコール脂肪酸誘導体等のアミン塩、 アルキル四級アンモニゥム塩、 芳香族四級アン モニゥム塩、 ピリジゥム塩、 イミダゾリ ゥム塩等からなるカチオン性界面活性剤、 ソ ルビタン脂肪酸エステル、 グリセリン脂肪酸エステル、 ポリグリセリン脂肪酸エステ ル、 プロピレングリ コール脂肪酸エステル、 ポリエチレングリ コール脂肪酸エステル 、 ショ糖脂肪酸エステル、 ポリオキシエチレンアルキルエーテル、 ポリオキシプロピ レンァノレキノレエーテ Λ^、 ポリオキシエチレンァノレキノレフエ二 レエーテノレ、 ポリオキシ エチレン脂肪酸エステル、 ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、 ポリオキ シエチレンソルビトール脂肪酸エステル、 ポリォキシエチレングリセリン脂肪酸エス
テル、 ポリオキシエチレンプロピレングリ コール脂肪酸エステル、 ポリオキシェチレ ンヒマシ油、 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、 ポリオキシエチレンフィ トスタノ一 ノレエーテ Λ^、 ポリオキシエチレンフィ トステロ一ノレエーテノレ、 ポリオキシエチレンコ レスタノ一ノレエーテ ^レ、 ポリオキシエチレンコ レステ リノレエーテノレ、 ポリオキシァノレ キレン変性オルガノポリ シロキサン、 ポリオキシアルキレン · アルキル共変性オルガ ノポリ シロキサン、 ポリ グリセリ ン変性オルガノポリシロキサン、 アル力ノールアミ ド、 糖エーテル、 糖アミ ド等からなるノニオン性界面活性剤、 及びべタイン、 ァミノ カルボン酸塩、 ィミダゾリン誘導体等からなる両性界面活性剤が挙げられる。
[ 0 1 1 1 ]
本発明の化粧料には、 本発明の効果である使用感、 化粧仕上り、 化粧持続性、 化粧 料製剤に配合される他の成分との優れた親和性、 更には、 品質安定性、 生体への安全 性、 環境への安全性等を損なわない範囲で、 通常の化粧料等に用いられる他の成分、 例えば、 顔料分散剤、 油剤、 界面活性剤、 紫外線吸収剤、 防腐剤、 酸化防止剤、 皮膜 形成剤、 保湿剤、 増粘剤、 染料、 顔料、 各 2種 2薬剤 (ビタミン類、 ァスタキサンチン、 α—リポ酸、 じ 0ェンザィム0 1 0等) 、 香料等を適宜配合することができる。
[ 0 1 1 2 ]
本発明の化粧料の剤型については特に限定は無い。 化粧料の剤型として、 例えば、 乳液状、 ク リーム状、 固形状、 ペース ト状、 ゲル状、 粉末状、 多層状、 ムース状、 及 ぴスプレー状等の従来公知の剤型を選択することができる。 具体的には、 メークアツ プ化粧料として、 化粧下地、 パウダーファンデーショ ン、 リキッ ドファンデーショ ン 、 油性ファンデーショ ン、 スティ ックファンデーショ ン、 プレス トパウダー、 フェイ スパウダー、 白粉、 口紅、 口紅オーバーコー ト、 リ ップグロス、 コンシ一ラー、 頰紅 、 アイシャ ドウ、 アイプロウ、 アイライナー、 マスカラ、 水性ネイルエナメル、 油性 ネイルエナメル、 乳化型ネイルエナメル、 ェナメノレトップコー ト、 エナメルベースコ ート等、 スキンケア化粧料としてはェモリエントク リーム、 コールドク リーム、 美白 ク リーム、 乳液、 化粧水、 美容液、 パック、 カーマイ ンローショ ン、 液状洗顔料、 洗 顔フォーム、 洗顔ク リーム、 洗顔パウダー、 メイクク レンジング、 ボディダロス、 日 焼け止め又は日焼け用クリーム等の紫外線防御化粧料やローション等、 頭髪化粧料と しては、 ヘアーグロス、 ヘアク リーム、 ヘアーシャンプー、 ヘアリ ンス、 ヘアカラー 、 へアブラッシング剤等、 制汗化粧料としてはクリームやローション、 パウダー、 ス プレー、 ロールオンタイプのデオドラント製品等、 その他としては乳液、 石験、 浴用 剤、 香水等を挙げることができる。
[ 0 1 1 3 ]
(化粧料以外の用途)
前記記載の表面処理粉体 (本発明の表面処理粉体) については、 化粧料のみならず インク、 塗料、 樹脂マスターバッチ、 紙等に配合される粉体フイラ一、 セラミ ック材 料、 磁性材料、 レアアース、 光学材料、 導電材料、 電圧材料等の各種分野にも適用可 能である。 特に、 他の分野で、 化粧料に使用可能な粉体を使用する場合には、 上記化 粧料用に説明した表面処理粉体が当該他の分野でも同様に採用可能である。
[ 0 1 1 4 ]
以下に、 実施例及び比較例を挙げて本発明を詳細に説明するが、 本発明はこれらの 実施例に限定されるものではない。
[実施例]
[ 0 1 1 5 ]
[製造例 1一 :!〜 1— 3 ]
本発明において使用する含フッ素共重合体化合物の製造例を以下に示した。
[0 1 1 6]
[製造例 1一 1 ]
還流冷却管、 窒素導入管、 温度計および撹拌装置を備えた 1 0 ◦ m 1 四つロフラス コに含フッ素モノマー CH2 = CHC(=0)0— CH2CH2C6F13 (以下、 C6SFA(a)と記す) を 1 8 - 6 g
、 ポリエチレングリ コールアタ リ レー ト CH2=CHC(=0)0— (CH2CH20)n— H (BLEMMER AE 9 0、 日油株式会社製、 nの平均値は 2、 以下、 AE90 (b)と記す) を 1 1. 4 g、 2— メルカプトエタノールを 0. 3 g とメチルェチルケトン (以下、 MEKと記す) を 4 5 g 仕込んで、 3 0分間窒素バブリングした。 窒素気流下で内温を 5 0 _ 6 5°Cに昇温後 、 パーブチル PV (以下、 PVと記す)を 0. 4 g添加し、 6 0カゝら 6 5 °Cで 6時間反応さ せた。 得られた溶液を減圧条件下にて約 7 0°Cで MEKを留去し、 淡黄色ポリマー残渣を 得た後、 水を 1 2 2. 4 g添加し、 内温を約 8 0°Cで 1 h r以上保った後、 冷却して 固形分濃度が約 2 0重量%の水分散液を調整した。
[0 1 1 7]
[製造例 1一 2 ] - 製造例 1— 1における AE9 0 (b)を、 ポリエチレングリ コールメタアタリ レート CH2 =C(CH3)C(=0)0- (CH2CH20)n-H (BLEMMER PE 3 5 0、 日油株式会社製、 nの平均値は 8、 以下、 PE3 5 0 (b)と記す) に置換えて、 製造例 1一 1 と同様の重合反応を行い、 固形分濃度が約 2 0重量。 /。の水分散液を調整した。
[0 1 1 8]
[製造例 1一 3 ]
還流冷却管、 窒素導入管、 温度計および撹拌装置を備えた 1 ◦ 0 m 1 四つロフラス コに C6 SFA(a) 1 8. 6 g、 AE 9 0 (b)を 5. 7 g、 ポリエチレングリ コールァク リ レ ート CH2=CHC(=0)0— (CH2CH20)n— H (BLEMMER AE 20 0 , 日油株式会社製、 ηの平均 値は 4. 5、 以下、 AE2 0 0 (b)と記す) を 5. 7 g、 2 _メルカプトエタノールを 0 . 3 g と MEK4 5 gを仕込んで、 製造例 1一 1 と同様の重合反応を行い、 固形分濃度が 約 2 0重量%の水分散液を調整した。
[0 1 1 9]
[製造例 1一 4 ]
還流冷却管、 窒素導入管、 温度計および撹拌装置を備えた 1 0 0 m 1 四つロフラス コに C6 SFA(a) 1 8. 6 g、 AE 3 5 0 (b)を 1 0. 5 g、 ポリエチレングリ コールジァ クリ レート CH2=CHC(=0)0_ (CH2CH20)n— C(=0)CH=CH2 (BLEMMER ADE 3 0 0、 日油株 式会社製、 nの平均値は 7) を 0. 9 g、 ドデカンチオールを◦ . 3 g とイソプロパノ ール 4 5 gを仕込んで、 実施例 1 と同様の重合反応を行い、 固形分濃度が約 2 0重量 %の水分散液を調整した。
[0 1 2 0]
1— 1 ]
表 1- -1
[0 1 2 1 ]
[実施例 1一:!〜 1一 1 4及び比較例 1一:!〜 1一 1 4 ]
(a 1 ) 〜 ( c 1 ) は本発明で使用する各含フッ素共重合体であり、 (d 1 ) に示 す共重合体と ( e l ) に示すパ一フルォロアルキルリン酸エステルは従来 (比較例) の化合物である。 これらの各化合物で表面処理した粉体を製造し、 これらの表面処理 粉体の各物性について評価した。 以下に表面処理粉体の製造実施例と評価項目および 方法を示した。
[0 1 2 2]
(実施例 1一 1および比較例 1一 1 )
セリサイ ト F S E (三信鉱ェ社) 1 0 0 gを高速混合機に仕込み、 表 1に示す各含 フッ素化合物を固形分で 3 gと I P A (イソ _プロピルアルコール) と水の混合溶液 ( 5 0 : 5 0 w t %) 5 0 gを加えて 3 0分間で混練した。 混練物を 8 0°Cで 3時間乾燥 後、 更に 1 1 0°Cで 1 0時間乾燥した。 ア トマイザ一粉砕して各含フッ素化合物処理 セリサイ トを得た。
[0 1 2 3]
(実施例 1一 2および比較例 1一 2)
実施例 1― 1および比較例 1― 1において使用したセリサイ トをマイ力 Y- 2 3 0 0 (山 fl雲母社) に代え、 実施例 1一 1および比較例 1一 1 と同様に表面処理を行い各 含フッ素化合物処理マイ力を得た。
[0 1 24]
(実施例 1一 3および比較例 1一 3 )
実施例 1— 1および比較例 1一 1において使用したセリサイ トをタルク J A— 4 6 R (浅田製粉社) に代え、 さらに処理剤を表 1一 1に示す各含フッ素化合物/パーフ ルォロアルキルリ ン酸エステル [CF3(CF3) 5CH2CH20] 2 P (O) OHを固形分で各々 5 g/2 g として実施例 1— 1および比較例 1一 1 と同様に表面処理を行い各含フッ 素化合物とパーフルアルキルリン酸エステルの複合処理タルクを得た。
[0 1 2 5]
(実施例 1 _ 4および比較例 1一 4 )
チタン CR- 5 0 (石原産業社) 1 0 0 gに各含フッ素化合物を固形分で 5 gを I P A 1 0 m 1 に希釈して加えた。 ミキサーで 1 5分間混合後、 2 5 0°Cの過熱水蒸気を 導入しミキサー内が 2 0 0°Cに達した時点で攪拌を止め各含フッ素化合物処理粉体を 得た。
[0 1 2 6]
(実施例 1— 5〜1一 7および比較例 1一 5〜 1— 7 )
実施例 1— 1および比較例 1 _ 1のセリサイ トを各々イェロー L L - 1 0 0 P (チ タン工業社) 、 レッ ド R— 5 1 6 P S (チタン工業社) 、 ブラック B L— 1 0 0 P (
チタン工業社) の各々に置き換えて実施例 1一 1および比較例 1一 1 と同様に表面処 理を行い各含フッ素化合物処理粉体を得た。
[0 1 2 7]
(実施例 1一 8および比較例 1一 8 )
微粒子酸化チタン (MT— 1 0 0 TV : ティカ社) 1 0 0 gを脱イオン水 1 5 0 0 m 1 に投入し各含フッ素化合物を固形分で 5 gを I PA 5 0 0m l に希釈して加える 。 サンドグラインダー (DYNO-M i 1 1 : 1. 4 Lシルコニァベッセル &ブレー ド 、 0. 5 mm ジルコユアビーズを充填率 8 5%) にて 1 5分間循環により分散した 。 この分散液を攪拌下 8 0°Cまで加熱して 1 0%HC 1水溶液を滴下し pHを 4. 5 に調整した。 遠心分離により脱水後 1 2 0°Cで 1 6時間乾燥し J ETァトマィザ一で 粉砕して各含フッ素化合物処理微粒子酸化チタンを得た。
[0 1 2 8]
(実施例 1一 9および比較例 1一 9)
実施例 1一 8および比較例 1一 8の各含フッ素化合物の固形分を 8 gとして、 実施 例 1一 1および比較例 1一 1に示す製法にて溶媒を IPA溶液のみと して表面処理を行い 各含フッ素化合物処理微粒子酸化チタンを得た。
[0 1 2 9]
(実施例 1一 1 0および比較例 1一 1 0)
実施例 1一 8および比較例 1一 8で得られた各含フッ素化合物処理粉体について、 実施例 1一 1および比較例 1一 1の方法で使用した溶媒を HF Eに代えて表 1— 1に 示す各含フッ素化合物の粉体に対する固形分を 1 %として、 実施例 1一 1および比較 例 1一 1 と同様に表面処理を行い各含フッ素化合物の 2重被覆表面処理微粒子酸化チ タンを得た。
[0 1 3 0] - (実施例 1一 1 1および比較例 1一 1 1 )
微粒子酸化亜鉛(MZ— 3 0 0 : ティカ社) 1 0 0 gと表 1— 1に示す各含フッ素化 合物 5 gと片末端にトリエトキシ基を有する重合度が 1 5の直鎖状のジメチルポリシ ロキサン 3 gを HF E (ハイ ド口フルォロエーテル) 1 5 gと I P A 5 0 gを加えて 3 0分問ニーダ一にて混練した。 更に脱イオン水 1 0 gを加え 3 0分間混練した後、 1 0 5°Cで 1 6時間乾燥した後 J ETァトマィザー粉碎して各含フッ素化合物とシリ コーンの複合処理微粒子酸化亜鉛を得た。
[0 1 3 1 ]
(実施例 1一 1 2および比較例 1— 1 2)
パール顔料(フラメ ンコゴールド : エンゲルハー ト社) 1 0 0 gを脱イオン水 1 0 0 0 m 1 に加え N-ステアロイルグルタミン酸 2 N a (味の素社: アミソフ ト HS— 2 1 P) 1. 5 gを加え溶解分散する。 更に表 1一 1に示す各含フッ素化合物 3 gを加え 8 0°Cに加温して加えて 3 0分間ニーダ一にて混練した。 1 3 0°Cで 8時間乾燥して 各含フッ素化合物処理とァシル化ァミノ酸の複合処理パール顔料を得た。
[0 1 3 2]
(実施例 1— 1 3および比較例 1一 1 3 )
アミホープ L L (ラウロイルリジン : 味の素社) 1 0 0 gに I P A/HF E= 1 5 g/ 1 0 gの混合液を加え表 1一 1に示す各含フッ素処理剤を 3 g加え実施例 1一 1 2および比較例 1一 1 2の方法で同様に表面処理を行い各含フッ素化合物処理ァミホ ープし Lを得た。
[0 1 3 3]
(実施例 1— 1 4および比較例 1 _ 1 4 )
赤色 2 0 2号 (癸巳化成社) 1 0 0 gを I P A/HF E/脱イオン水 =4 0 g/ 1 5 g/ 1 0 0 gの混合溶液に入れプロペラ攪拌機にて攪拌しながら超音波ホモジナイ ザ一 (日本シィベルヘグナー社) にて分散する。 表 1一 1に示す各フッ素処理剤 5 g と I PA 5 gを滴下 ·熟成後、 真空加熱により溶媒を留去し 1 0 5°Cにて 1 6時間乾燥 •粉砕して各含フッ素化合物処理赤色 2 0 2号を得た。
[0 1 3 4]
表 1 _ 2に実施例 1— 1〜: 1— 1 4と比較例 1— 1〜: I _ 1 4の一覧を示した。
[0 1 3 5] '
1一 2 ]
表 1一 2 :実施例おょぴ比較例の一覧
[0 1 3 6]
(水とスクヮランの接触角試験)
両面テープをスライ ドガラスに貼り付けもう一方のテープ面に各表面処理粉体を化 粧パフにてテープ面の粘着性がなくなるまで粉体を塗布する。 粉体塗布面を協和界面 科学社製の接触角計 (CA— D) により、 その粉体の塗布表面に滴下して (滴下量 1 0 μ 1 ) 2 0秒後の滴と粉体塗布面とがなす角度 (接触角) を測定した。 (η数は 5 と した)
[0 1 3 7]
(使用性および密着性試験)
表面処理粉体の官能試験ができるパネラー 1 5名により、 同一粉体について各表面 処理粉体の使用性と密着性について評価した。 評価方法は指の腹でこすったり、 手の 甲や上腕部に塗布することで行った。 評価は各パネラーの絶対評価で行いその評点は 次の通り と した。 ◎ : 非常に良い、 〇 : 良い、 △ : ふつう、 X :悪い
[0 1 3 8]
(撥水性および親水性の評価方法)
1 0 0 c cのガラスビーカーに精製水を約 5 0 c c入れる。 水面上に処理粉体約 0.1 g を投入しスパーテルで一秒間に約 2回の割合で攪拌する。 50回、 100回、 150回攪拌後の 水相の濁り具合を 5段階評価した。
〈評価基準〉
5 — 水相に濁りを認めない。 (撥水性が強い)
4 一 わずかに水相に濁りが認められる。
3 - 水相に明らかな濁りが認められる。
2 - ほとんどの粉体が水相に移行している。
1 一 すべての粉体が水相に移行している。 (親水性が強い)
[0 1 3 9 ]
(評価結果)
表 1 — 3〜表 1 - 5に実施例 1 — 1 〜 1 _ 1 4と比較例 1一;!〜 1 — 1 4の表面処理 粉体の評価一覧を示した。
[ 0 1 4 0 ]
[表 1 — 3 ]
3 :水/スクヮランの接触角試験結果
[0 1 4 1 ]
ほ 1 — 4 ]
表 1一 4 :使用性 Z密着性試験結果
[0 1 4 2 ]
[表 1— 5 ]
表 1一 5 :撥水性および親水性試験結果)
[0 1 4 3 ]
実施例 1一 9および 1 — 1 0と実施例 1 一 1 3で得られた表面処理粉体は、 親水撥 油性を有していた。 各実施例で得られた表面処理粉体はいずれも使用感と密着性が高 レ、。
[0 1 4 4 ]
[実施例 1 _ 1 5〜; I — 3 2および比較例 1 — 1 5〜:!一 3 2]
次に本発明の表面処理粉体を配合した化粧料の実施例について説明する。 下記表の 各組成に基づいて下記製法により各種化粧料の製造を行った。
[0 1 4 5 ]
また、 各実施例および比較例で得られた化粧料について使用感、 化粧仕上がり、 化 粧持続性について専門パネラーを各評価ごとに 2 0名用意し化粧料を 1 日使用しても らい下記表 1一 6〜表 1 一 8示す評価基準に従って評価を行い、 全パネラーの合計点 数を 2 0で割って評点を得た。
[0 1 4 6 ] ―
ほ 1— 6 ]
表 1一 6 :使用感の評価
[0 1 4 7 ]
ほ 1— 7 ]
表 1-7 :化粧仕上りの評価
[0 1 4 8]
仕上がりの項目として、 メークアップおよびスキンケア化粧料については、 仕上が りの均一性、 カバ一力、 自然なツヤ感、 化粧膜の均一性について、 制汗化粧料につい ては、 ベタツキの無さ、 油っぽさの無さについて、 頭髪化粧科についてはツヤ感、 さ らさら感、 滑らかさ、 櫛通りについて評価した。
[0 1 4 9]
[表 1 _ 8 ]
表 1 -8 :化粧持続性の評価
[0 1 5 0]
化粧もちの項目として、 色くすみ防止、 2次付着 (色移り) '防止、 テカリ防止の 3 項目とした。 なお、 美爪料については剥がれ難さを評価した。
[0 1 5 1 ]
(実施例 1一 1 5および比較例 1 — 1 5 ) パウダーファンデーションの製造 表 1一 9に示す組成のパウダーファンデーションを下記の方法により製造した。 表 1 - 1 0に評価結果を示した。
[0 1 5 2]
[表 1 _ 9 ]
表 1 - 9
29
J ·υされた用 It 規則 91)
[0 1 5 3]
(製法)
上記成分 ( 1) 〜 (6) を混合し粉碎機を通して粉砕した。 これを髙速ブレンダー に移し、 成分 ( 7) 〜 ( 1 1) を加熱混合し均一にしたものを加えて更に混合し均一 にした。 これを粉砕機に通し、 フルィをかけ粒度を揃えた後、 アルミ皿に表面プレス 圧 1 OMP aで圧縮成形して 2WAYパウダーファンデ一ションを製造した。
[0 1 54]
[表 1— 1 0 ]
表 1一 1 0
[0 1 5 5]
(実施例 1 _ 1 6および比較例 1一 1 6) 乳化型ファンデーショ ンの製造
表 1— 1 1に示す組成の W/O型リキッ ドファンデーションを下記の方法により製 造した。 表 1— 1 2に評価結果を示した。
[0 1 5 6]
[表 1一 1 1 ]
表 1 - 1 1
[0 1 5 7]
30
訂正された用紙 (規則 91)
(製法)
上記成分(7)〜(11)を予め混合し粉砕した。 70°Cにて成分(1)〜(6)を均一に溶解混 合した油相に予め粉砕した成分( 7 )〜( 11 )の混合物を加えホモディスパーで均一に分散 した。 成分(12)〜(17)を 70°Cで均一に混合溶解した水相を前記油相に徐添し、 ホモ ミキサ一で均一分散後、 冷却し成分(18)を加え乳化粒子を整えリキッドファンデーシ ョンを製造した。
[0 1 58]
1一 1 2 ]
* 1 品質安定性は 50 °C恒温槽に 1週間放置して粘度およぴ分離、 沈降を観た。 外 観変化のないものを良好とした。 比較例の化合物 (d) および '(e) の処理粉体を配 合した化粧料は翌日分離を起こし品質安定性が悪かった。
[0 1 59]
(実施例 1一 1 7および比較例 1— 1 7) アイシャドウの製造
表 1 _ 1 3に示す組成のアイシャドウを下記の方法により製造した 表 1 4に 評価結果を示した。
[0 1 60]
[表 1一 1 3]
¾: 1—丄 3
* 2 KF6026;信越化学工業製
[0 1 6 1]
(製法)
(1) 成分 1〜 4を混合し、 成分 5〜 7を添加して均一に分散する。
(2) 成分 8〜 10および成分 1 2を均一に溶解する。
(3) 攪拌下、 (2) で得られた混合物を (1) で得られた混合物に徐添して乳化し 成分 1 1を加え添加してアイシャドウを得た。
[0 1 62]
[表 1一 14 ]
31
(実施例 1一 1 8および比較例 1 — 1 8) 油性固形フ了ンデーションの製造 表 1 _ 1 5に示す組成の油性固形ファンデーションを下記の方法により製造した。 表 1一 1 6に評価結果を示した。
[0 1 6 4]
[表 1一 1 5 ]
表 1— 1 5
[0 1 6 5]
(製法)
上記成分 (8 ) 〜 (1 0) を予め混合し粉砕した。 成分 (1 ) 〜 ( 7) を 8 5 °Cに て混合溶解した油相に、 予め粉砕した成分 (8) 〜 (1 1 ) を加え均一にホモディス パーで分散した。 これに香料を加えて、 金皿に充填、 冷却して油性固形ファンデーシ ョンを製造した。
[0 1 6 6 ]
[表 1一 1 6 ]
(実施例 1― 1 9および比較例 1一 1 9 ) 乳化型サンスクリーンクリームの製造 表 1一 1 7に示す組成の乳化型サンスクリ一ンクリームを下記の方法により製造し
訂正されお用紙 (規則 91)
た。 表 1— 1 8に評価結果を示した。
[0 1 6 8]
- 1 7]
[0 1 6 9]
* 3 実施例 1一 8および比較例 1— 8の微粒子酸化チタンとハイ ドロフルォロエー テル (HF E 7 20 0 :住友スリーェム社) を 3 0 : 70 (重量部) の組成にてサン ドグラインダーに分散して分散体とした。 本発明の特定の含フッ素共重合体で被覆し た表面処理粉体は顔料分散能と貯蔵安定性が高かった。 .
[0 1 7 0]
成分 (8) を除く成分(1)〜(9)の油相成分を 7 5°Cで溶解した。 成分(10)〜(14) の水相成分を 7 5°Cで溶解し、 均一化したものを油相成分に添加しホモミキサーで乳 化した。 最後に成分 (8) と(15)を加え冷却しサンスクリーンクリームを製造した。
[0 1 7 1]
[表 1一 1 8]
表 1 - 1 8
* 4 in- vitro SPF値とは、 紫外線(UVB)の遮蔽効果を示す数値で値が高い程、 紫外線 遮蔽効果が高い。 3 M社サージカルテープを石英ガラス板上に貼り付けテープ面にク リームを 0. 0 8 g/ c m 2の条件で塗布し米国 Optometries社の SPFアナライザーに て測定した。
[0 1 7 2]
(実施例 1一 2 0および比較例 1— 2 0) アイライナーの製造
表 1一 1 9に示す組成のアイライナーを下記の方法により製造した。 表 1— 2 0に
正さ^ iti紙 (細!] 91)
評価結果を示した。
[0 1 73]
[表 1一 1 9 ]
* 5 KF6026;信越化学工業製
[01 74]
(製法)
(1) 成分 1〜4を 70°Cにて混合し成分 5を加え均一に分散する。
( 2 ) 成分 6〜 8を 70 °C加熱し混合溶解した。
(3) 攪拌下、 (2) で得られた混合物を (1) で得られた混合物に徐添して乳化し てアイライナーを得た。
[0 1 75]
[表 1— 20 ]
表 1一 2 0
[0 1 76]
(実施例 1一 2 1および比較例 1— 2 1) 口紅の製造
表 1一 21に示す組成の口紅を下記の方法により製造した。 表 1一 22に評価結果 を示した。
[01 77]
了正された 紙 (規則91》
[表 1 - 2 1]
表 1 - 21
成 分 重量部
1. リ ンゴ酸ジィソステアリノレ 1 5. 0
2. トリイソオクタン酸グリセリル 残量
3. グルタミン酸フィ トステローノレオクチルドデカノール 1 5. 0
4. カノレナゥバロゥ 3. 5
5. キャンデリラロウ 5. 5
6. セレシンワックス 5. 0
7. 酸化チタン (実施例 1一 4および比較例 1一 4 ) 8. 0
8. 赤色 20 2号 (実施例 1一 1 4およぴ比較例 1一 1 4 ) ' 0. 7
9. 黒酸化鉄 (実施例 1一 7および比較例 1— 7 ) 0. 2
1 0 . 防腐剤 舰
[0 1 7 8]
(製法) -
( 1) 成分 7〜9を成分 1に加えローラーで練り均一に分散した。
(2) 他の成分を加熱し混合溶解したのち前記成分 ( 1) を加えホモミキサーで均一 に分散した。
(3) 脱気後、 型に流し込みしスティ ック状の口紅を得た。
[0 1 7 9]
[表 1— 2 2]
(実施例 1一 2 2および比較例 1— 2 2) 口紅オーバーコ一トの製造
表 1一 2 3に示す組成の口紅オーバーコートを下記の方法により製造した。 表 1— 24に評価結果を示した。
[0 1 8 1]
[表 1一 2 3]
表 1 - 23
* 6 実施例 1一 1および比較例 1一 1の方法で各含フッ素化合物(a 1)
々 5%で表面処理したものを配合した。
[0 1 8 2]
(製法)
35
た ( 則 91)
成分 ( 1) に成分 ( 2) および成分 (3) を添加して均一に分散後、 成分 (4) を 加え口紅オーバーコートを製造した。
[0 1 8 3]
[表 1— 24 ]
表 1一 24
L0 1 84]
(実施例 1一 2 3および比較例 1— 2 3) 乳化型リキッ ドファンデーションの製造 表 1一 2 5に示す組成の O/W型リキッ ドファンデーションを下記の方法により製 造した。 表 1一 2 6に評価結果を示した。
[0 1 8 5]
[表 1— 2 5 ]
表 1 - 25
[0 1 8 6] .
(製法)
A :成分 ( 1) 〜 (6) を加熱溶解した。
B :成分 (7) 〜 ( 1 3) を均一に加熱溶解した。
C : Aで得られた混合物に Bで得られた混合物を添加し冷却後成分 ( 1 4) 〜 ( 1 8 ) を加え、 均一に混合してリキッ ドファンデーションを製造した。
[0 1 8 7]
36
1 1
[表 1一 2 6 ]
表 1 - 26
[0 1 8 8]
(実施例 1一 24および比較例 1— 24) 肌色乳液の製造
表 1一 2 7に示す組成の肌色乳液を下記の方法により製造した。 表 1— 2 8に評価 結果を示した。
[0 1 8 9]
[表 1一 2 7 ]
表 1 - 27
[0 1 9 0]
(製法)
A :成分 (1 ) (6) を加熱溶解した。
B :成分 (7) ( 1 3) を均一に加熱溶解した。
C : Aで得られた混合物に Bで得られた混合物を添加し冷却後成分 (1 4) ( 1 8 ) を加え、 均一に混合して肌色乳液を製造した。
[0 1 9 1]
37
された用紙 (規則 91)
[表 1— 2 8 ]
表 1一 28
[0 1 9 2]
(実施例 1— 2 5およぴ比較例 1— 2 5) 美爪料の製造 ·
表 1— 2 9に示す組成の美爪料を下記の方法により製造した。 表 1 _ 3 0に評価結 果を不した。
[0 1 9 3]
[表 1— 2 9 ]
表 1 - 29
[0 1 9 4]
(製法)
成分 ( 1) (9) をデイスパーにて混合攪拌した。 これに成分 ( 1 0) ( 1 2 ) を加えディスパーで 1 0分間混合して美爪料を製造しガラス瓶に充填した。
[0 1 9 5]
[表 1一 3 0 ]
表 1 - 30
[0 1 9 6]
また、 本発明の特定の含フッ素共重合体で被覆した表面処理粉体を配合した美爪料 は、 経時で ドケーキ化することなく分散安定性が良かった。
[0 1 9 7]
(実施例 1一 2 6および比較例 1一 2 6) ほほ紅の製造
38
された用紙 (規則91)
表 1— 3 1に示す組成のほほ紅を下記の方法により製造した。 表 1— 3 2に評価結 果を示した。
[0 1 9 8]
[表 1一 3 1 ]
表 1一 31
[0 1 9 9]
(製法)
成分 ( 1) 〜 (6) を均一混合粉砕した。 これに成分 ( 7) 、 (8) を加え均一混 合後、 粉砕してほほ紅を製造した。
[0 20 0]
[表 1 _ 3 2 ]
¾ 1-3 2
[0 20 1 ]
(実施例 1一 2 7および比較例 1— 2 7) 制汗化粧料の製造
表 1一 3 3に示す組成のステイク状制汗化粧料を下記の方法により製造した。 表 1 - 34に評価結果を示した。
[0 20 2]
[表 1一 3 3]
39
た南紙 (規則 91)
表 1— 33
L0 20 3 ]
(製法)
成分 (1) 〜 (7) を加熱して均一溶解した。 これに成分 (8) 〜 (1 2) を加え 均一混合後、 成分 (1 3) を加え冷却してステイク状制汗化粧料を製造した。
[0204]
- 34]
表 1ー34
[0205]
(実施例 1— 28および比較例 1一 28) ヘアトリートメント.の製造
表 1一 35に示す組成のヘアトリートメントを下記の方法により製造した
36に評価結果を示した。
[0206]
- 3 5]
40
正された用紙 (規則 91)
表 1 - 3 5
[0207]
(製法)
A:成分 (1) 〜 (9) を加熱して均一溶解した。 これに成分 (1 0) を加え均一分 散した。
B :成分 (1 1) 、 (12) 、 (14) を加熱混合した。
C : Aで得られた混合物に Bで得られた混合物を添加混合して冷却後、 成分 (1 3) を加え冷却してヘアトリートメントを製造した。
[0208]
[表 1— 36 ] .
表 1一 3 6
[0209]
(実施例 1一 29および比較例 1一 29) 肌色美容液の製造
表 1— 37に示す組成の肌色保湿美容液を下記の方法により'製造した。 表 1一 38 に評価結果を示した。
[02 1 0]
[表 1— 37]
表 1 - 37
[021 1]
(製法)
A: 成分 (1) 〜 (4) を加熱して均一溶解したのち成分 (5) を加え均一分散混合 する。 成分 (6) を加え中和する。
B :成分 (8) 〜 (1 2) を均一混合したのち成分 (7) を加えて均一混合する。 C : Aで得られた混合物に Bで得られた混合物を添加混合して肌色保湿美容液を製造 した。 .
[021 2]
[表 1一 38 ]
表 1 - 38
[021 3] .
(実施例 1一 30および比較例 1— 30) 液状アイシャ ドウの製造
表 1— 39に示す組成の水性液状アイシャ ドウを下記の方法により製造した。 表 1 -40に評価結果を示した。
[0214]
[表 1一 39 ]
42
則 91
表 1一 39
[0 2 1 5]
(製法)
A : 成分 ( 1) 〜 (4) を加熱して均一溶解したのち成分 (5) を加え均一混合する
B :成分 (7) 〜 (9) を均一混合したのち成分 (6) を加えて均一混合する。
C : Aで得られた混合物に Bで得られた混合物を添加混合して液状水性アイシャ ドウ を製造した。
[0 2 1 6]
[表 1— 40 ]
表 1 -40
[0 2 1 7]
(実施例 1一 3 1および比較例 1— 3 1) 美白パウダーの製造
表 1 _ 4 1に示す組成の美白パウダーを下記の方法により製造した。 表 1 _4 2に 評価結果を示した。
[0 2 1 8]
[表 1一 4 1 ]
訂正された用紙 (規則 91)
表 1 - 4 1
* 7 KS G- 1 6 (信越化学工業社製)
[0 2 1 9]
(製法)
A :成分 (7) 〜 (9) を混合、 粉砕する。
B :成分 (1 1) 〜 (1 2) を均一混合したのち上記 Aで得られた混合物に加える。 C :成分 (1) 〜 (6) を混合、 溶解する。
D :上記 Bで得られた混合物と Cで得られた混合物を混合して容器に充填し美白パゥ ダーを得た。
[0 2 2 0]
1一 4 2 ]
44
1
¾ 1 -42
[0 2 2 1 ]
(実施例 1一 3 2および比較例 1— 3 2) 日焼け止めクリームの製造
表 1— 4 3に示す組成の日焼け止めクリームを下記の方法により製造した c 44に評価結果を示した。
[0 2 2 2]
[表 1一 4 3]
表 1 - 43
[0 2 2 3] .
* 8 実施例 1— 1 0および比較例 1一 1 0の微粒子酸化チタン Z精製水ノグリセリ ン =4 5/5 0Z5の組成物をサンドグラインダーにて分散して水分散体とした。 実 施例の水分散体は経時でも沈降分離がなく安定であった。 比較例の分散体は分散が進 まず均一で安定な分散体はできなかった。
[0 2 24]
(製法)
A:成分 (3) 〜 (7) を加熱 '混合する。
B :成分 (1) と (2) 、 (6) を均一混合したのち上記 Aで得られた混合物に加え る。
C :成分 (8) 〜 (1 2) を混合、 溶解する。
D :上記 Bで得られた混合物に Cで得られた混合物を添加 .乳化して日焼け止めクリ ームを得た。
[0 2 2 5] '
[表 1一 44 ]
45
訂正された用紙 (規則 91)
表 1 - 44
[0 2 2 6 ]
* 9 品質安定性は 50°C恒温槽に 1週間放置して紫外線吸収剤の結晶化の有無およ び分離、 沈降を観た。 結晶化等外観変化のないものを良好とした。 比較例の化合物 ( d 1 ) および ( e 1 ) の処理粉体を配合した化粧料は翌日結晶化して分離を起こし品 質安定性が悪かった。
[0 2 2 7]
(実施例 1一 3 3および比較例 1一 3 3 )
タルク J A— 1 3 R (浅田製粉社) 1 0 0 gを 2 Lのガラスビーカーに用意した水 5 0 0 gに投入し十分に攪拌して分散させる。 製造例 1一 4および比較例化合物(el ) の含フッ素共重合体を固形分で 3 gと I P A 1 0 gの溶解液を徐添した後 1 5分間攪 拌する。 ガラスビーカーをホッ トプレートに移し 3°CZm i nの条件にて昇温させ 8 0 °Cになったらその温度をキープする。 (昇温の途中で表面処理剤のポリマ一の分子 構造中にォキシエチレンを有する化合物 (a l ) から (d l ) は曇点現象により脱水 が起こり粉体粒子を抱き込み被覆処理される。 ) 攪拌を 1 5分間維持した後、 脱水 - 洗浄 '乾燥 ( 1 1 5°CZl 6時間) してァトマィザ一にて粉砕して各含フッ素化合物 処理タルクを得た。
[0 2 2 8 ]
(実施例 1一 34および比較例 1— 34)
タルク J A— 1 3 R (浅田製粉社) 1 0 0 gを 2 Lのガラスビーカーに用意した水 5 0 0 gに投入し十分に攪拌して分散させる。 製造例 1一 4および比較例化合物(el ) の含フッ素共重合体を固形分で 3 g と I P A 1 0 gの溶解液を徐添した後 1 5分間攪 拌する。 次に攪拌を維持しながら N a C 1 3 0 gを水 l O O gに溶解した液を徐添す る。 (徐添の途中で表面処理剤のポリマーの分子構造中にォキシエチレンのある化合 物 (a l ) から (d l ) は塩析現象により脱水が起こり粉体粒子を抱き込み被覆処理 される。 ) 攪拌を 1 5分間維持した後、 脱水 ·洗浄 · 乾燥 ( 1 1 5°CZ 1 6時間) し てァトマィザ一にて粉砕して各含フッ素化合物処理タルクを得た。
[0 2 2 9]
(実施例 1一 3 5および比較例 1一 3 5)
タルク J A— 1 3 R (浅田製粉社) 1 0 0 gを 2 Lのガラスビーカーに用意した水 5 0 0 gに投入し十分に攪拌して分散させる。 製造例 1一 4および比較例化合物(e2) の含フッ素共重合体を固形分で 3 g と I P A 1 0 gの溶解液を徐添した後 1 5分間攪 拌する。 こう して得られたスラリーを二流体スプレーノズルを備えたスプレードライ ヤーに供給する。 スプレードライヤーの入口熱風温度は 2 0 0°Cと し、 二流体ノズル のスプレー圧を 0. 6MP a とする。 このようにして各含フッ素化合物処理タルクを 得た。
[0 2 3 0]
(実施例 1一 3 6および比較例 1一 3 6 )
タルク J A— 1 3 R (浅田製粉社) 5 k gと水 5 k gを二一ダ一にて混練してスラ リーとする。 製造例 1一 4および比較例化合物(el )の含フッ素共重合体を固形分で 3 gを投入し石臼型摩碎機スーパーマスコ口イダー (MKCA 6 - 2 : 増幸産業社) に てメカノケミカル処理する。 得られたスラリーを真空振動乾燥機にて乾燥した。 この ようにして各含フッ素化合物処理タルクを得た。
[0 2 3 1 ]
(実施例 1一 3 7および比較例 1一 3 7 )
硫酸チタニル結晶を水に投入し加熱して生成する加水分解物をろ過 ·洗浄して得ら れた含水酸化チタンケーキ 3 5 0 g (酸化チタン含量で 1 0 0 g ) に、 4 8%水酸化 ナトリ ゥム水溶液 4 0 0 gを攪拌しながら加え、 加熱して 9 5〜 1 0 5°Cの範囲で 2 時間攪拌した。 次にこの二酸化チタン水和物の懸濁液をろ過 ·洗浄した。 洗浄したケ 一キに水 5 00 gを加えてスラリ一化し、 さらに 3 5 %塩酸 1 4 0 gを攪拌しながら 投入し 9 5 °Cで 2時間加熱熟成した。 得られた微粒子酸化チタンの水性懸濁液濃度を 70 gZLに調整した。 この水性懸濁液にポリ塩化アルミニウム (微粒子酸化チタン に対して A 1 203と して 1 0重量%) を添加し、 さらに苛性ソーダを用いて p Hを 5 . 0に調整し 3 0分間熟成した。 熟成後、 製造例 1一 4および比較例化合物(el)の含 フッ素共重合体を微粒子酸化チタンに対して固形分で 7重量%量を投入し 3 0分間熟 成した。 ろ過 ·洗浄 · 乾燥を行いエックア トマイザ一にて粉砕した。 このようにして 各含フッ素化合物処理微粒子酸化チタンを得た。
[0 2 3 2]
(実施例 1一 3 8および比較例 1一 3 8) 日焼け止めジエルの製造
表 1一 4 5に示す組成の日焼け止めジヱルを下記の方法により製造した。 表 1 _ 4 6に評価結果を示した。
[0 2 3 3]
[表 1一 4 5 ]
表 1 _ 4 5
[0 2 34]
(製法)
成分 ( 1 ) 〜 (4) を 8 0°Cにて加熱溶解する。 成分 (5) と (6) を 8 0°Cに加 熱溶解する。 前記成分に加熱溶解した成分 (5) と (6) を添加して中和する。 成分 ( 7) から (9) を 8 0°Cに加熱し混合分散する。 前記中和した成分にこれら成分を 除々に加えホモミキサ一で乳化し日焼け止めジエルを得た。
[0 2 3 5 ]
[表 1— 4 6 ]
表 1— 46
* 1 0 本製剤を 5 0°Cで 1ヶ月保存した。 外観の性状が変わらないものを〇、 変化 したものを Xとした。
[0 2 3 6 ]
(実施例 1— 3 9およぴ比較例 1— 3 9) 湿式成型パゥダーファンデーションの製造 表 1一 4 7に示す組成のファンデーションを下記の方法により製造した。 表 1—4 8に評価結果を示した。
[0 2 3 7] .
[表 1一 4 7 ]
表 1一 47
[0 2 3 8]
(製法)
A :成分 (7) と (8) を 7 5°Cに加熱し、 均一に溶解する。 ·
B :成分 (1) 〜 (6) をミキサーで混合してアトマイザ一粉砕する。
C :前記 Bをミキサーで攪拌しながら Aを添加し均一分散する。
D : Cの成分 1 0 0重量部に対して、 精製水 1 0 0重量部を添加し、 均一混合し、 スラリ一状とする。
E :前記 Dを金皿に充填し表面に吸い取り紙を置き加圧して精製水の一部を除去す る。
F :前記 Fを 3 0°Cの恒温槽に 24時間放置し、 精製水を完全に除去して、 湿式成 型パゥダーファンデーションを得た。
[0 2 3 9 ]
[表 1— 4 8 ]
48
[0 24 0]
(実施例 1一 4 ◦および比較例 1一 4 0 ) F- /W乳化口一ションの製造
表 1一 4 9に示す組成の口一ションを下記の方法により製造した。 表 1— 5 0に評 価結果を示した。
[0 24 1 ]
[表 1— 4 9 ]
表 1一 49
[0 24 2]
(製法)
A :成分 ( 1 ) 〜 (3) を均一混合して 5 0°Cに加熱しする。
B :成分 (4) 〜 (7) をホモミキサーで分散溶解混合し 5 0°Cに加熱する。 C : 前記 Bをホモミキサーで攪拌しながら前記 Aを徐添して FZW乳化ローシ を得た。
[0 24 3]
[表 1— 5 0]
L0 244 ]
(実施例 1— 4 1および比較例 1— 4 1 ) W/F乳化ローションの製造
表 1 _ 5 1に示す組成のローションを下記の方法により製造した。 表
価結果を示した。
[0 24 5]
1— 5 1 ]
表 1一 5
[0 24 6 ]
(製法)
A :成分 ( 1 ) 〜 (3) を均一混合して 5 0°Cに加熱しする。
B : 成分 (4) 〜 ( 7) をホモミキサーで分散溶解混合し 5 0°Cに加熱する。 C : 前記 Aをホモミキサ一で攪拌しながら前記 Bを徐添して WZF乳化口一シ を得た。
[0 24 7]
[表 1— 5 2]
[0 24 8]
(実施例 1一 4 2および比較例 1—4 2) 粉体乳化サンスクリーンクリームの製造 表 1一 5 3に示す組成のローションを下記の方法により製造した。 表 1— 54に評 価結果を示した。
[0 24 9]
[表 1— 5 3]
表 1一 53
[0 2 5 0]
(製法)
A :成分 ( 1 ) 〜 (5) をディスパ一にて均一混合して 5 0°Cに加熱しする。 . B :成分 (6 ) 〜 ( 9 ) を 5 0°Cに加熱して均一混合する。
C : 前記 Aをホモミキサ一で攪拌しながら前記 Bを徐添して粉体乳化サンスク リ一 ンク リームを得た。
1— 54]
[0 2 5 2]
[製造例 2—:!〜 2— 3 ]
本発明において使用する含フッ素共重合体化合物の製造例を以下に示した。
[0 2 5 3]
[製造例 2— 1 ]
還流冷却管、 窒素導入管、 温度計および撹拌装置を備えた 1 0 0 m 1 四つロフラス コに含フッ素モノマー CH2 = CHC(=0)0— CH2CH2C6F13 (以下、 C6SFA(a)と記す) を 1 8 • 6 g
、 ポリエチレングリ コーノレアタ リ レ一卜 CH2=CHC(=0)0— (CH2CH20)n— H (BLEMMER AE 9 0、 日油株式会社製、 nの平均値は 2、 以下、 AE90 (b)と記す) を 1 1. 4 g、 ドデ カンチオールを 0. 3 gとイソプロパノールを 4 5 g仕込んで、 3 0分間窒素バブリ ングした。 窒素気流下で内温を 5 0 _ 6 5°Cに昇温後、 パーブチル PV (以下、 PVと記 す)を 0. 4 g添加し、 6 0から 6 5 °Cで 1 0時間反応させた。 得られた溶液を減圧条 件下にて約 70°Cでイソプロパノールを留去し、 淡黄色ポリマー残渣を得た後、 水を 1 2 2. 4 g添加し、 内温を約 8 0°Cで 1 h r以上保った後、 冷却して固形分濃度が 約 2 0重量%の水分散液を調整した。
[0 2 54]
[製造例 2— 2 ]
還流冷却管、 窒素導入管、 温度計および撹拌装置を備えた 1 0 0 m 1 四つロフラス コに C6 SFA(a) 1 8. 6 g、 AE 9 0 (b)を 5. 7 g、 ポリエチレングリ コールァクリ レ ート CH2=CHC(=0)0—(CH2CH20)n— H (BLEMMER AE 2 00、 日油株式会社製、 nの平均 値は 4. 5、 以下、 AE2 0 0 (b)と記す) を 5. 7 g、 ドデカンチオールを 0. 3 g と イソプロパノール 4 5 gを仕込んで、 製造例 2— 1 と同様の重合反応を行い、 固形分 濃度が約 2 0重量%の水分散液を調整した。
[0 2 5 5]
[製造例 2— 3 ] ,
還流冷却管、 窒素導入管、 温度計および撹拌装置を備えた 1 0 0 m 1 四つロフラス コに C6 SFA(a) 1 8. 6 g、 AE 3 5 0 (b)を 1 0. 5 g、 ポリエチレングリ コールジァ クリ レー卜 CH2=CHC(=0)0— (CH2CH20)n— C(=0)CH=CH2 (BLEMMER ADE 3 0 0、 曰油株 式会社製、 nの平均値は 7) を◦ . 9 g、 ドデカンチオールを 0. 3 gとイソプロパノ ール 4 5 gを仕込んで、 製造例 2— 1 と同様の重合反応を行い、 固形分濃度が約 2 0 重量%の水分散液を調整した。
[0 2 5 6 ]
[表 2— 1 ]
表 2-1
[0 2 5 7 ]
[実施例 2—:!〜 2— 1 4及び比較例 2— 1〜 2— 1 4 ]
表 2— 1に示される (a 2) 〜 ( c 2) は本発明で使用する各含フッ素共重合体で あり、 (d 2 ) 及び (e 2 ) に示す共重合体は従来 (比較例) の化合物である。 これ らの各化合物で表面処理した粉体を製造し、 これらの表面処理粉体の各物性について 評価した。 以下に表面処理粉体の製造実施例と評価項目および方法を示した。 なお、 実施例に於いて前記表 2— 1に示す本発明において使用する含フッ素共重合体による 表面処理を F AW処理とする。
[0 2 5 8 ]
処理粉体の評価方法を以下に示した。
(水とスクワランの接触角試験)
粉体を金皿に充填して 6 MP aの圧力で 1 び秒間圧力をかけて成型しその成型表面に 水またはスクヮランを滴下し液滴と粉体表面とがなす角度を測定する。 協和界面科学 社製の接触角計 (CA— D) により、 その成型粉体表面に滴下して (滴下量 1 0 μ 1 ) 2 ◦秒後の滴と粉体塗布面とがなす角度を測定した。 (η数は 5 とした) 液滴が粉 体に吸収されて接触角が測定できない場合は浸透とした。
[0 2 5 9 ]
(使用性および密着性試験)
表面処理粉体の官能試験ができるパネラー 1 5名により、 同一粉体について各表面 処理粉体の使用性と密着性について評価した。 評価方法は指の腹でこすったり、 手の 甲や上腕部に塗布することで行った。 評価は各パネラーの絶対評価で行いその評点は 次の通り とした。 ◎ : 非常に良い、 〇 : 良い、 △ : ふつう、 X : 悪い
[0 2 6 0 ]
(撥水性および親水性の評価方法)
1 0 0 c cのガラスビーカーに精製水を約 5 0 c c入れる。 水面上に処理粉体約 0.1 g を投入しスパーテルで一秒間に約 2回の割合で攪拌する。 50回、 100回、 150回攪拌後の 水相の濁り具合を 5段階評価した。
〈評価基準〉
5 - 水相に濁りを認めない。 (撥水性が強い)
4 - わずかに水相に濁りが認められる。
3 水相に明らかな濁りが認められる。
2 - ほとんどの粉体が水相に移行している。
1 一 すべての粉体が水相に移行している。 (親水性が強い)
[0 2 6 1 ]
(評価結果)
水およびスクヮランの接触角試験の結果については各処理粉体の実施例および比較
例の欄に示した。 使用性および密着性の試験結果については表 2— 1 8に評価一覧を 示した。
[0 2 6 2]
(実施例 2— 1 (FAW処理セリサイ ト) および比較例 2— 1 )
セリサイ ト F S E (三信鉱ェ社) 1 0 0 gを、 表 2— 1に示す各含フッ素共重合体 の表面処理量を固形分で 1 g (外割 1重量%) から 5 g (外割 5重量%) の間で l g 刻みで振った。 各含フッ素共重合体に) 水 5 0 gを加えて 3 0分間で混練した。 混練 物を 8 0°Cで 3時間乾燥後、 更に 1 1 0°Cで 1 0時間乾燥した。 ア トマイザ一粉砕し て各含フッ素共重合体処理セリサイ トを得た。 結果を表 2— 2 と表 2 _ 3に示した。
[0 2 6 3]
[表 2— 2]
表 2-2 : (実施例 2— 1および比較例 2— 1の結果) 各含フッ素共重合体処理セリサイ トの水ノスクヮランの接触角試験
[0 2 64]
表 2— 2に示すように比較例の含フッ素共重合体による処理粉体は処理量に比例し て撥水撥油性が高くなるが、 本発明の含フッ素共重合体で被覆した粉体は処理量が 2 %以下では撥水性と撥油性が低く 3 %の時に最も高い撥水撥油性を示した。 処理量が 5%の時、 親水撥油性が発現した。 処理量を 5%以上増やしても撥油性と親水性は変 わらなかった。 同様の結果が下記表 2— 3に示す結果でも見られた。
[0 2 6 5 ]
[表 2— 3 ]
表 2— 3 : 実施例 2— 1および比較例 2— 1の結果
各含フッ素共重合体処理セリサイトの撥水性および親水性試験結果
[0 2 6 6 ]
(実施例 2— 2 (FAW処理チタン) および比較例 2— 2)
チタン CR-5 0 (石原産業社) 1 0 0 gを表 2— 1に示す各含フッ素共重合体の表 面処理量を固形分で l g (外割 1重量%) から 5 g (外割 5重量%) の間で l g刻み で振った。 各含フッ素化合物を水 1 Om 1 に希釈して加えた。 ミキサーで 1 5分間混 合後、 2 5 0°Cの過熱水蒸気を導入しミキサー内が 2 0 0°Cに達した時点で攪拌を止 め各含フッ素共重合体処理チタンを得た。 結果を表 2— 4 と表 2— 5に示した。
[0 2 6 7]
2— 4 ] ·
表 2-4 : 実施例 2— 2および比較例 2— 2の結果
各フッ素共重合体処理チタンの水/スクヮランの接触角試験
[0 2 6 8]
表 2— 4に示すように比較例の含フッ素共重合体による処理粉体は処理量に比例し て撥水撥油性が高くなるが、 本発明の含フッ素共重合体で被覆した粉体は処理量が 2 %以下では撥水性と撥油性が低く 3%の時に最も高い撥水撥油性を示した。 処理量が 5 %の時、 親水撥油性が発現した。 処理量を 5 %以上増やしても撥油性と親水性は変 わらなかった。 同様の結果が下記表 2— 5に示す結果でも見られた。
[0 2 6 9 ]
[表 2— 5 ]
表 2— 5 : 実施例 2— 2および比較例 2— 2の結果
[0 2 7 0]
(実施例 2— 3 (F AW処理黄酸化鉄) および比較例 2— 3)
黄酸化鉄 (イェロー L L— 1 0 0 P : チタン工業社) 1 0 0 gを、 表 2— 1に示す 各含フッ素共重合体の表面処理量を固形分で 2 g (外割 2重量。 /0) から 6 g (外割 6 重量。 /0) の間で l g刻みで振った。 各含フッ素化合物を水 5 m 1 に希釈して加えた。 ヘンシルミキサーで 1 5分間混合後 1 1 0°Cで 1 0時間乾燥した後、 ァ小マイザ一に て粉砕して各含フッ素共重合体処理黄酸化鉄を得た。 結果を表 2 _ 6 と表 2 _ 7に示 した。
[0 2 7 1 ]
[表 2— 6 ]
« 2-6 : 実施例 2— 3および比較例 2 - 3の結果
各含フッ素共重合体処理黄酸化鉄の水 Zスクワランの接触角試験
[0 2 7 2]
表 2— 6に示すように比較例の含フッ素共重合体による処理粉体は処理量に比例し て撥水撥油性が高くなるが、 本発明の含フッ素共重合体で被覆した粉体は処理量が 3 %以下では撥水性と撥油性が低く 4%の時に最も高い撥水撥油性を示した。 処理量が 6%の時、 親水撥油性が発現した。 処理量を 6 %以上増やしても撥油性と親水性は変 わらなかった。 同様の結果が下記表 2— 7に示す結果でも見られた。
[0 2 7 3]
[表 2— 7 ]
表 2— 7 : 実施例 2— 3および比較例 2— 3の結果 各含フッ素共重合体処理黄酸化鉄の撥水性および親水性試験結果
[0 2 74]
(実施例 2— 4 (FAW処理赤酸化鉄) および比較例 2— 4)
赤酸化鉄 (レツ ド R- 5 1 6 P S : チタン工業社) 1 0 0 gを、 表 2— 1に示す各含 フッ素共重合体の表面処理量を固形分で 2 g (外割 2重量。 /0) から 6 g (外割 6重量
%) の間で l g刻みで振った。 以下実施例 2— 3 と同様の方法にて処理して各含フッ 素共重合体処理赤酸化鉄を得た。 結果を表 2— 8 と表 2— 9に示した。
[0 2 7 5]
[表 2— 8 ] "
表 2 _ 8 : 施例 2— 4および比較例 2— 4の結果
各含フッ素共重合体処理赤酸化鉄の水 Zスクワランの接触角試験
[0 2 7 6 ]
表 2— 8に示すように比較例の含フッ素共重合体による処理粉体は処理量に比例し て撥水撥油性が高くなるが、 本発明の含フッ素重合体で被覆した粉体は処理量が 3 % 以下では撥水性と撥油性が低く 4%の時に最も高い撥水撥油性を示した。 処理量が 6 %の時、 親水撥油性が発現した。 処理量を 6 %以上増やしても撥油性と親水性は変わ らなかった。 同様の結果が下記表 2— 9に示す結果でも見られた。
[0 2 7 7]
[表 2— 9 ]
表 2— 9 : (実施例 2— 4および比較例 2— 4の結果)
(実施例 2— 5 (F AW処理黒酸化鉄) および比較例 2— 5)
黒酸化鉄 (ブラック B L— 1 0 0 P : チタン工業社) 1 0 0 gを、 表 2— 1に示す 各含フッ素共重合体の表面処理量を固形分で 1 g (外割 1重量%) から 5 g (外割 5 重量%) の間で l g刻みで振った。 以下実施例 2— 3 と同様の方法にて処理して各含 フッ素共重合体処理黒酸化鉄を得た。 結果を表 2— 1 0と表 2— 1 1に示した。
[0 2 7 9]
[表 2— 1 0]
表 2 - 1 0 :実施例 2 — 5および比較例 2 - 5の結果
各含フッ素共重合体処理黒酸化鉄の水/スクヮランの接触角試験
[0 2 8 0]
表 2— 1 0に示すように比較例の含フッ素共重合体による処理粉体は処理量に比例 して撥水撥油性が高くなるが、 本発明の含フッ素共重合体で被覆した粉体は処理量が 1 %以下では撥水性と撥油性が低く 2 %の時に最も高い撥水撥油性を示した。 処理量 が 4%と 5 %の時親水撥油性が発現した。 処理量を 5%以上増やしても撥油性と親水 性は変わらなかった。 同様の結果が下記表 2— 1 1に示す結果でも見られた。
[0 2 8 1 ]
ほ 2— 1 1 ]
表 2 — 1 1 : (実施例 2 — 5および比較例 2 _ 5の結果
各含フッ素共重合体処理黒酸化鉄の撥水性および親水性試験結果
[0 2 8 2]
(実施例 2 _ 6 (FAW処理微粒子酸化チタン) および比較例 2 _ 6)
微粒子酸化チタン (MT— 5 0 0 S A : ティカ社) 1 0 0 gを脱イオン水 1 5 0 0 m l (へキサメタリ ン酸ナトリ ウム 0. 0 5 g含有) に投入し、 更に各含フッ素共重 合体を固形分で 6 gを I PA 5 0 0m l に希釈して加える。 サンドグラインダー (D YNO-M i 1 1 : 1. 4 Lシルコニァベッセル &ブレード、 0. 5 mm φジノレコニァ ビーズを充填率 8 5%) にて 1 5分間循環により分散した。 この分散液を攪拌下 8 0 °Cまで加熱して 1 0%HC 1水溶液を滴下し ρ Ηを 4. 5に調整した。 遠心分離によ り脱水後 1 2 0°Cで 1 6時間乾燥し J ETァ トマィザ一で粉砕して各含フッ素共重合 体処理微粒子酸化チタンを得た。 更に、 前記処理条件にて各含フッ素共重合体量を 6 %から 1 0 %の間で 1 %刻みに振った表面処理粉体も試作した。 結果を表 2— 1 2と 表 2— 1 3に示した。
[0 2 8 3 ]
[表 2— 1 2]
表 2 - 1 2 :実施例 2 _ 6および比較例 2— 6の結果 各含フッ素共重合体処理微粒子酸化チタンの水ノスクワランの接触角試験
[0 2 84]
表 2— 1 2に示すように比較例の含フッ素共重合体による処理粉体は処理量に比例 して撥水撥油性が高くなるが、 本発明の含フッ素共重合体で被覆した粉体は処理量が 6%以下では撥水性と撥油性が低く 7%の時に最も高い撥水撥油性を示した。 処理量 が 1 0%の時親水撥油性が発現した。 処理量を 1 0%以上増やしても撥油性と親水性 は変わらなかった。 同様の結果が下記表 2— 1 3に示す結果でも見られた。
[0 2 8 5]
[表 2— 1 3 ]
表 2— 1 3 :実施例 2— 6および比較例 2— 6の結果 各含フッ素共重合体処理微粒子酸化チタンの撥水性および親水性試験結果
[0 2 8 6
(実施例 2 _ 7 (FAW処理/ S Α処理微粒子酸化亜鉛) および比較例 2— 7) 微粒子酸化亜鉛(MZ— 3 0 0 : ティカ社) 1 00 g と表 2 _ 1に示す各含フッ素共 重合体を固形分で 5 gから 9 gの各々と片末端にトリエトキシ基を有する重合度が 1 5の直鎖状のジメチルポリシロキサン (S A処理) 3 gを水 2 O g と I PA 5 0 gを 加えて 3 0分間ニーダ一にて混練した。 更に脱イオン水 1 0 gを加え 3 0分間混練し た後、 1 0 5°Cで 1 6時間乾燥した後 J E Tァ トマィザー粉砕して各含フッ素共重合 体とシリ コーンの複合処理微粒子酸化亜鉛を得た。 結果を表 2 _ 1 4と表 2 _ 1 5に 示した。
[0 2 8 7]
[表 2— 1 4]
表 2— 1 4 :実施例 2— 7および比較例 2— 7の結果
各含フッ素共重合体処理微粒子酸化亜鉛の水ノスクヮランの接触角試験
[0 2 8 8 ]
表 2— 1 4に示すように比較例の含フッ素共重合体による処理粉体は処理量に比例し て撥水撥油性が高くなるが、 本発明の含フッ素共重合体で被覆した粉体は処理量が 5 %以下では撥水性と撥油性が低く 6 %の時に最も高い撥水撥油性を示した。 処理量が 9 %の時親水撥油性が発現した。 処理量を 9 %以上増やしても撥油性と親水性は変わ らなかった。 同様の結果が下記表 2— 1 5に示す結果でも見られた。
[0 2 8 9 ]
[表 2— 1 5]
表 2— 1 5 :実施例 2— 7および比較例 2— 7の結果) 各含フッ素共重合体処理微粒子酸化亜鉛の撥水性および親水性試験結果
[0 2 9 0]
(実施例 2— 8 (F AW処理/ ΝΑ I処理パール) および比較例 2 _ 8)
パール顔料(フラメンコゴールド : エンゲルハート社) 1 0 0 gを脱イオン水 1 0 0 0 m 1 に加え N-ステアロイルグルタミン酸 2 N a (味の素社: アミソフ ト HS— 2 1 P) (NA I処理) 1. 0 gを加え溶解分散する。 更に表 2— 1に示す各フッ素共重 合体を 1 gから 5 gを加え 8 0°Cに加温して加えて 3 0分間ニーダ一にて混練した。 さらに、 0. Smo l ZLの A 1 2 (S 04) 3水溶液を加え混練物の p Hを 5. 0 に調整した。 1 4 0°Cで 8時間乾燥して各含フッ素共重合体とァシル化アミノ酸の複 合処理パール顔料を得た。 結果を表 2— 1 6 と表 2 _ 1 7に示した。
[0 2 9 1 ]
[表 2— 1 6 ]
表 2— 1 6 : 実施例 2— 8および比較例 2 _ 8の結果
各含フッ素共重合体処理微パールの水/スクワランの接触角試験
[0 2 9 2]
表 2— 1 6に示すように比較例の含フッ素共重合体による処理粉体は処理量に比例 して撥水撥油性が高くなるが、 本発明の含フッ素共重合体で被覆した粉体は処理量が 1 %以下では撥水性と撥油性が低く 2%の時に最も高い撥水撥油性を示した。 処理量 が 5%の時親水撥油性が発現した。 処理量を 5 %以上増やしても撥油性と親水性は変 わらなかった。 同様の結果が下記表 2— 1.7に示す結果でも見られた。
[0 2 9 3]
2— 1 7]
表 2 — 1 7 :実施例 2— 8および比較例 2 — 8の結果
各含フッ素共重合体処理微パールの撥水性および親水性試験結果
[0 2 94]
(実施例 2— 9 (FAW処理ラウロイルリジン) および比較例 2— 9)
アミホープ L L (ラウロイルリジン : 味の素社) 1 0 0 gに I P A, p H 8. 0 に N a OHで調整した水溶液 = 1 5 g / 1 0 gの混合液を加え表 2— 1に示す各含フ ッ素共重合体を 1 gから 5 g加え実施例 2— 8および比較例 2— 8の方法で同様に表 面処理を行い各含フッ素化合物処理ァミホ プ L Lを得た。 結果を表 2— 1 8と表 2 - 1 9に示した。
[0295]
[表 2 - 1 8]
表 2 - 1 8 : 実施例 2— 9および比較例 2— 9の結果 :
各含フッ素共重合体処理ラゥロイルリ ジンの水 スクワランの接触角試験
[0296 ]
表 2— 1 8に示すように比較例の含フッ素共重合体による処理粉体は処理量に比例 して撥水撥油性が高くなるが、 本発明の含フッ素共重合体で被覆した粉体は処理量が 1 %以下では撥水性と撥油性が低く 2 %の時に最も高い撥水撥油性を示した。 処理量 が 5%の時親水撥油性が発現した。 処理量を 5 %以上増やしても撥油性と親水性は変 わらなかった。 同様の結果が下記表 2— 1 9に示す結果でも見られた。
[0297]
[表 2— 1 9 ]
[0298]
(実施例 2— 1 0 (F AW処理赤色 202号) および比較例 2— 1 0)
赤色 202号 (癸巳化成社) 1 00 gを I P AZ脱イオン水 = 40 g/l 00 gの 混合溶液に入れプロペラ攪拌機にて攪拌しながら超音波ホモジナイザー (日本シィべ ルヘグナー社) にて分散する。 表 2 _ 1に示す各含フッ素共重合体を 5 gから 9 gと I P A.5 gを滴下 ·熟成後、 真空加熱により溶媒を留去し 105°Cにて 1 6時間乾燥 -粉砕して各含フッ素共重合体処理赤色 202号を得た。 結果を表 2— 20と表 2— 2 1に示した。
[0299]
[表 2— 20]
表 2-2 0 :実施例 2— 1 0および比較例 2— 1 0の結果 各含フッ素共重合体処理赤色 2 0 2号の水 Zスクワランの接触角試験
[0300]
表 2— 20に示すように比較例の含フッ素共重合体による処理粉体は処理量に比例し て撥水撥油性が高くなるが、 本発明の含フッ素共重合体で被覆した粉体は処理量が 5 %以下では撥水性と撥油性が低く 6 %の時に最も高い撥水撥油性を示した。 処理量が 9 %の時親水撥油性が発現した。 処理量を 9 %以上増やしても撥油性と親水性は変わ らなかった。 同様の結果が下記表 2— 2 1に示す結果でも見られた。
[030 1 ]
[表 2— 2 1 ]
表 2- 2 1 :実施例 2— 1 0および比較例 2 - 1 0の結果
(実施例 2— 1 1 (F AW処理 ZA L S処理メチコン ビニルジメチコンと酸化チタ ンの混合物) および比較例 2 _ 1 1)
ジメチコン Zビニルジメチコンと酸化チタンの混合物 (D ow C o r n i n g社 E P - 926 1 T I C o s me t i c P owd e r) 1 00 gを高速混合機に仕込 み、 表 2 _ 1に示す各フッ素共重合体を固形分で l gから 5 gと トリエトキシカプリ リルシラン (ダウコ一二ング社: Z— 634 1) (AL S処理) 1 gを I P A (イソ プロピルアルコール) 1 0 gに溶解した液を加えて 5分間攪拌する。 攪拌を維持しな がら槽内を減圧し 50°Cに昇温して 1 5分間攪拌した。 得られた粉体をァトマィザー 粉砕して各含フッ素重合体処理とアルキルシランの複合処理ジメチコン ビ二ルジメ チコンと酸化チタンの混合物粉体を得た。 結果を表 2— 22と表 2— 23に示した。
[0 3 0 3]
[表 2— 2 2]
表 2- 2 2 : 実施例 2— 1 1および比較例 2— 1 1の結果
各含フッ素共重合体処理メチコンノビ二ルジメチコンと
酸化チタンの混合物の水/スクワランの接触角試験
[0 3 04]
表 2— 2 2に示すように比較例の含フッ素共重合体による処理粉体は処理量に比例 して撥水撥油性が高くなるが、 本発明の含フッ素共重合体で被覆した粉体は処理量が 2 %以下では撥水性と撥油性が低く 3%の時に最も高い撥水撥油性を示した。 処理量 が 5 %の時親水撥油性が発現した。 処理量を 5 %以上増やしても撥油性と親水性は変 わらなかった。 同様の結果が下記表 2— 2 3に示す結果でも見られた。
[0 3 0 5 ]
[表 2— 2 3 ]
表 2 _ 2 3実施例 2— 1 1および比較例 2— 1 1の結果) 各含フッ素共重合体処理メチコン Zビニルジメチコンと酸化チタンの混合物の撥水性および親水
[0 3 0 6]
(実施例 2— 1 2 (FAW処理 C 6 Fシヲン処理微粒子酸化亜鉛) および比較例 2 - 1 2)
微粒子酸化亜鉛 MZ— 3 0 0 (ティカ社) 1 0 0 gを表 2— 1に示す各フッ素共重 合体を固形分で 3 gから 6 g と トリデカフルォロォクチルトリエトキシシラン (D Y NASYLAN F— 8 2 6 1 ; ェボニックデグサ社) (C 6 Fシラン処理) 5 gを 水/ I PA= 1 / 1液 6 0 gを加えて 6 0分間ニーダ一にて混練し 1 3 0°Cで 1 6時 間乾燥した。 ァ トマィザー粉碎して各含フッ素共重合体と C 6 Fシランの複合処理微 粒子酸化亜鉛を得た。 結果を表 2— 24と表 2— 2 5に示した。
[0 3 0 7]
[表 2 _ 24]
表 2 - 24 : 実施例 2 _ 1 2および比較例 2— 1 2の結果 各含フッ素共重合体処理微粒子酸化亜鉛の水/スクヮランの接触角試験
[0 3 0 8」
表 2— 24に示すように比較例の含フッ素共重合体による処理粉体は処理量が増え ても撥水撥油性は変わらないが、 本発明の含フッ素共重合体で被覆した粉体は含フッ 素共重合体の処理量が 3%以下では撥水性と撥油性が高い。 C 6 Fシラン処理 5%と 含フッ素共重合体 3%の時に最も高い撥水撥油性を示した。 含フッ素共重合体の処理 量が 7 %の時親水撥油性が発現した。 処理量を 7 %以上増やしても撥油性と親水性は 変わらなかった。 同様の結果が下記表 2 _ 2 5に示す結果でも見られた。
[0 3 0 9]
[表 2— 2 5]
(実施例 2— 1 3 (F AW処理セリサイ ト) および比較例 2— 1 3)
実施例 2— 1に示す粉体と方法により、 I P Aと水の混合溶液 (5 0 : 5 0 w t %) 5 0 gをN a◦Hにて p Hを 8. 5に調製した以外は同様にとし含フッ素共重合体処 理セリサイ トを得た。 結果を表 2— 2 6 と表 2— 2 7に示した。
[0 3 1 1 ]
[表 2— 2 6 ]
表 2- 26 : 実施例 2— 1 3および比較例 2— 1 3の結果 各含フッ素共重合体処理セリサイ トの水 Zスクヮランの接触角試験
[0 3 1 2]
表 2— 2 6に示すように比較例の含フッ素共重合体による処理粉体は処理量に比例 して撥水撥油性が高くなるが、 本発明の含フッ素共重合体で被覆した粉体は処理量が 2 %以下では撥水性と撥油性が低く 3 %以上で高い親水撥油性を示した。 処理量を 5
%以上増やしても撥油性と親水性は変わらなかった。 同様の結果が下記表 2— 2 7に 示す結果でも見られた。
[0 3 1 3]
[表 2— 2 7]
表 2— 2 7 : 実施例 2— 1 3および比較例 2— 1 3の結果
(実施例 2— 1 4 (F AW処理タルク) および比較例 2— 1 4)
タルク J A— 1 3 R (浅田製粉社) 1 0 0 gを 2 Lのガラスビーカーに用意した水 5 0 0 gに投入し十分に攪拌して分散させる。 表 2— 1に示す各フッ素共重合体を固 形分で l gから 5 gと I PA l O gの溶解液を徐添した後 1 5分間攪拌する。 こう し て得られたスラリ一を二流体スプレーノズルを備えたスプレードライヤーに供給する 。 スプレードライヤーの入口熱風温度は 2 0 0°Cとし、 二流体ノズルのスプレー圧を 0. 6MP a とする。 このようにして各含フッ素共重合体処理タルクを得た。 結果を 表 2— 2 8 と表 2— 2 9に示した。
[0 3 1 5]
[表 2— 28 ]
表 2 - 2 8 : 実施例 2— 1 4および比較例 2— 1 4の結果
各含フッ素共重合体処理タルクの水 スクヮランの接触角試験
[03 1 6]
表 2— 28に示すように比較例の含フッ素共重合体による処理粉体は処理量に比例し て撥水撥油性が高くなるが、 本発明の含フッ素共重合体で被覆した粉体は処理量が 2 %以下では撥水性と撥油性が低く 3 %の時に最も高い撥水撥油性を示した。 処理量が 5 %の時親水撥油性が発現した。 処理量を 5 %以上増やしても撥油性と親水性は変わ らなかった。 同様の結果が下記表 2— 29に示す結果でも見られた。
[03 1 7 ]
[表 2— 29 ]
2 - 2 9 : 実施例 2— 1 4および比較例 2— 1 4の結果
各含フッ素共重合体処理タルクの撥水性および親水性試験結果
[03 1 8]
(実施例 2— 15 (F AW処理微粒子酸化チタン) および比較例 2 _ 1 5)
硫酸チタニル結晶を水に投入し加熱して生成する加水分解物をろ過 ·洗浄して得ら れた含水酸化チタンケーキ 350 g (酸化チタン含量で 100 g ) に、 48%水酸化 ナトリ ゥム水溶液 400 gを攪拌しながら加え、 加熱して 95〜 1 05°Cの範囲で 2 時間攪拌した。 次にこの二酸化チタン水和物の懸濁液をろ過 '洗浄した。 洗浄したケ 一キに水 500 gを加えてスラリ一化し、 さらに 35 %塩酸 140 gを攪拌しながら 投入し 95 °Cで 2時間加熱熟成した。 得られた微粒子酸化チタンの水性懸濁液濃度を 70 gZLに調整した。 この水性懸濁液にポリ塩化アルミニウム (微粒子酸化チタン に対して A 1 2 O 3として 1 0重量%) を添加し、 さらに苛性ソーダを用いて p Hを 5. 0に調整し 30分間熟成した。 熟成後、 表 2— 1に示す各含フッ素共重合体を微 粒子酸化チタンに対して固形分で 6から 1 0重量%を投入し 30分間熟成した。 ろ過 •洗浄 · 乾燥を行いエックァ トマィザ一にて粉碎した。 このよ うにして各含フッ素共 重合体処理微粒子酸化チタンを得た。 結果を表 2— 30と表 2— 3 1に示した。
[03 1 9]
[表 2 _ 3 0 ]
表 2 - 3 0 : 実施例 2— 1 5および比較例 2— 1 5の結果
各含フッ素共重合体処理微粒子酸化チタンの水 Zスクワランの接触角試験
[ 0 3 2 0 ]
表 2— 3 0に示すように比較例の含フッ素共重合体による処理粉体は処理量に比例し て撥水撥油性が高くなるが、 本発明の含フヅ素共重合体で被覆した粉体は処理量が 6 %以下では撥水性と撥油性が低く 7 %の時に最も高い撥水撥油性を示した。 処理量が 1 0 %の時親水撥油性が発現した。 処理量を 1 0 %以上増やしても撥油性と親水性は 変わらなかった。 同様の結果が下記表 2— 3 1に示す結果でも見られた。
[ 0 3 2 1 ]
[表 2— 3 1 ]
表 2— 3 1 : 実施例 2— 1 5および比較例 2— 1 5の結果
表 2— 3 2に実施例 2—:!〜 2— 1 5と比較例 2— 1〜2— 1 5の一覧を示した。
[ 0 3 2 3 ]
[表 2— 3 2]
表 2- 3 2実施例 _および比較例の一覧
[0 3 24]
実施例については親水撥'油性の得られた最少被覆量での処理粉体を評価した。 比較 例は実施例の親水撥油処理粉体の処理量と同量の処理で被覆した粉体を使用した。
[0 3 2 5]
[表 2— 3 3]
表 2-3 3 :使用性 Z密着性試験結果
[0 3 2 6 ]
(水分蒸散抑制効果による保湿性の検証)
本発明の表面処理粉体を肌へ塗布した後、 保湿効果を有することで肌からの水分の 蒸散を抑制する効果があるかどうかを次の方法にて検証した。 試料は前記使用性およ
び密着性で試験した処理粉体を使用した。 試験方法 : 3 0名の健常な皮膚を有す るパネラーの前腕屈側に 1 0%ラウリル硫酸ナトリ ゥム溶液を 2時間閉塞塗布し肌荒 れモデルを作成した。 塗布する試料はワセリン (日興リカ株式会社) : 被覆粉体 = 1 : 1重量%の混合物を作成した。 比較試料として各実施例の被覆する前の粉体を非被 覆粉体と して試験した。 また、 ブランクと してワセリ ンのみを塗布した。 肌荒れ部に 2 cmX 4 cmの塗布面を設け前記試料を 2 m g / c m 2の条件で塗布した。 この操作を 朝と晚の 1 日 2回連続 5 日間行い皮膚の角質水分含有量を S K I CON- 2 0 0 (ァ ィ -ビー'エス株式会社) を用いて測定した。 保湿効果として塗布前と塗布 5 日後の低 周波伝導度の比を下記に示す計算により相対伝導率として求めた。 また、 肌荒れは皮 丘と皮溝の乱れによるものであり皮膚表面のすべり感ゃザラツキ感はパネラー自身に 評価してもらった。 評価基準を下記に示すように数値化して合計値を求めた。 結果を 表 2 _ 34に示した。
相対伝導率 =塗布後の低周波伝導度 塗布前の低周波伝導度 X 1 0 0 (%)
[0 3 2 7]
[表 2 _ 34 ]
表 2— 34 : 水分蒸散抑制効果試験結果 : 相対伝導率
[0 3 2 8 ]
ブランクのヮセリンのみの相対伝導率は 1 0 2%であった。 表 2— 3 4に示すように 本発明の含フッ素共重合体で被覆した粉体は水分蒸散抑制効果が認められた。
[0 3 2 9]
[実施例 2— 1 6〜2— 3 8および比較例 2— 1 6〜 2— 3 8]
次に本発明の表面処理粉体を配合した化粧料の実施例について説明する。 下記表の 各組成に基づいて下記製法により各種化粧料の製造を行った。
[0 3 3 0]
また、 各実施例および比較例で得られた化粧料について使用感、 化粧仕上り、 化粧 持続性について専門パネラーを各評価ごとに 2 0名用意し化粧料を 1 日使用してもら い下記表 2 _ 3 5〜表 2— 3 7示す評価基 に従って評価を行い、 全パネラーの合計 点数を 2 0で割って評点を得た。 なお、 使用感の評価項目としては、 延びの軽さと滑
らかさを,評価した。
[0 3 3 1 ]
[表 2— 3 5 ] '
表 2-3 5 :使用感の評価
仕上がりの項目として、 メークアップおよびスキンケア化粧料については、 仕上が りの均一性、 カバー力、 自然なツヤ感、 化粧膜の均一性について、 制汗化粧料につい ては、 ベタツキの無さ、 油っぽさの無さについて、 頭髪化粧料についてはツヤ感、 さ らさら感、 滑らかさ、 櫛通りについて評価した。
[0 3 3 4 ]
[表 2— 3 7 ]
表 2— 3 7 :化粧持続性の評価
[0 3 3 5 ]
化粧もちの項目として、 色くすみ防止、 2次付着 (色移り) 防止、 テカリ防止の 3 項目とした。 なお、 美爪料については剥がれ難さを評価した。
[0 3 3 6 ]
(実施例 2 - 1 6および比較例 2 - 1 6 ) パウダーファンデ一ショ ンの製造 表 2— 3 8に示す組成のパウダーファンデーションを下記の方法により製造した。 表 2— 3 9に評価結果を示した。
[0 3 3 7 ]
[表 2 _ 3 8]
表 2— 38
[0 3 3 8]
(製法)
上記成分 ( 1 ) 〜 ( 7) を混合し粉砕機を通して粉碎した。 これを高速プレンダー に移し、 成分 (8) 〜 ( 1 2) を加熱混合し均一にしたものを加えて更に混合し均一 にした。 これを粉砕機に通し、 フルィをかけ粒度を揃えた後、 アルミ皿に表面プレス 圧 1 OMP aで圧縮成形して 2 WAYパウダーファンデーションを製造した。
[0 3 3 9]
前記プレス成型したファンデーショ ンバルタについて特開 2 0 0 3— 2 5 3 0 7 7号 公報記載の水中撥油性試験法によるスクワランの接触角を測定した。
[0 34 0]
[表 2— 3 9]
表 2— 3 9
[0 34 1 ]
(実施例 2— 1 7および比較例 2— 1 7) 乳化型ファンデーションの製造
表 2— 4 0に示す組成の WZO型リキッ ドファンデーションを下記の方法により製 造した。 表 2— 4 1に評価結果を示した。
[0 34 2]
2 — 4 0 ]
表 2 — 4 0
* 1 1 K F - 6 0 3 8 (信越化学工業製)
[ 0 3 4 3 ]
(製法)
上記成分(7)〜(11)を予め混合し粉砕した。 7 0 °Cにて成分(1;)〜(6)を均一に溶解混 合した油相に予め粉碎した成分(7)〜(11)の混合物を加えホモディスパーで均一に分散 した。 成分(12)〜(17)を 7 0 °Cで均一に混合溶解した水相を前記油相に徐添し、 ホモ ミキサーで均一分散後、 冷却し成分(18)を加え乳化粒子を整えリキッ ドファンデーシ ョンを製造した。
[ 0 3 4 4 ]
[表 2 — 4 1 ]
表 2 — 4 1
観変化のないものを良好とした。
[0 34 5 ]
(実施例 2— 1 8および比較例 2— 1 8) アイシャ ドウの製造
表 2— 4 2に示す組成のアイシャ ドウを下記の方法により製造した。 表 2— 4 3 評価結果を示した。
[0 34 6]
[表 2— 4 2]
表 2— 42
*13 KF 6 0 2 6 (信越化学工業製)
[0 34 7]
(製法)
( 1 ) 成分 1〜 4を混合溶解する。
(2) 成分 5〜 1 0および成分 1 2を混合して均一に分散する。
(3) 攪拌下、 (2) で得られた混合物を ( 1 ) で得られた混合物に徐添して乳化し 成分 1 1を加え添加してアイシャ ドウを得た。 .
[0 34 8]
[表 2— 4 3 ]
表 2— 43
[0 34 9]
(実施例 2— 1 9および比較例 2— 1 9) 油性固形ファンデーショ ンの製造 表 2— 44に示す組成の油性固形ファンデーションを下記の方法により製造した。 表 2— 4 5に評価結果を示した。
[0 3 5 0]
[表 2 _ 44]
表 2— 44
[0 3 5 1 ]
(製法)
上記成分 (8) 〜 ( 1 0) を予め混合し粉碎した。 成分 ( 1 ) 〜 ( 7) を 8 5°Cに て混合溶解した油相に予め粉砕した成分 (8) 〜 ( 1 1 ) を加え均一にホモディスパ —で分散した。 これに香料を加えて、 金皿に充填、 冷却して油性固形ファンデーショ ンを製造した。
[0 3 5 2]
[表 2— 4 5 ]
表 2— 45
[0 3 5 3]
(実施例 2— 2 0および比較例 2— 2 0) 乳化型サンスク リーンク リームの製造 表 2— 4 6に示す組成の乳化型サンスク リーンクリームを下記の方法により製造し た。 表 2 _ 4 7に評価結果を示した。
[0 3 54]
[表 2— 4 6 ]
表 2 — 4 6
[0 3 5 5 ]
* 14 実施例 2— 6および比較例 2— 6の 1 0 %処理微粒子酸化チタンと精製水を 3 0 : 7 0 (重量部) の組成にてサンドグラインダーに分散して分散体とした。 本発明 の特定の含フッ素共重合体で被覆した表面処理粉体は顔料分散能と貯蔵安定性が高か つた。
* 15 実施例 2— 7および比較例 2— 7の 9 %処理微粒子酸化亜鉛と精製水を 3 5 : 6 5 (重量部) の組成にてサンドグラインダーに分散して分散体とした。 本発明の特 定の含フッ素共重合体で被覆した表面処理粉体は顔料分散能と貯蔵安定性が高かった
[0 3 5 6]
(製法)
成分(1 )〜 (7)の油相成分を 7 5 °Cで溶解した。 成分(8)〜(1 4)の水相成分を 7 5 °Cで溶解分散し、 均一化したものを油相成分に添加しホモミキサーで乳化した。 最後 に成分(1 5)を加え冷却しサンスク リーンク リームを製造した。
[0 3 5 7]
[表 2— 4 7] - 表 2— 4 7
[0 3 5 8 ]
(実施例 2— 2 1および比較例 2— 2 1 ) アイライナーの製造
表 2— 4 8に示す組成のアイライナーを下記の方法により製造した。 表 2— 4 9に 評価結果を示した。
[0 3 5 9]
[表 2— 4 8 ]
T ( ( (
ァ 23 1
ィ
攪成成ラ 表 2— 4 8
拌分分ィ
下ナ 5 1
* 16 KF 6 0 2 6 (信越化学工業製)
[0 3 6 0 ]
(製法)
〜 4を 7 0¾にて混合する。
〜 8を 7 0°C加熱し混合溶解し、 成分 (5 ) を加え均一に分散する。 、 ( 2) で得られた混合物を ( 1 ) で得られた混合物に徐添して乳化し 一を得た。
[0 3 6 1 ]
[表 2 _ 4 9]
表 2— 4 9
[0 3 6 2 ]
(実施例 2— 2 2および比較例 2— 2 2) 口紅の製造
表 2— 5 0に示す組成の口紅を下記の方法により製造した。 表 2— 5 1に評価結果 を示した。
[0 3 6 3 ]
[表 2 — 5 0 ]
表 2 — 5 0
[0 3 6 4 ]
(製法)
( 1 ) 成分 7〜 9を成分 1に加えローラーで練り均一に分散した。
( 2 ) 他の成分を加熱し混合溶解したのち前記成分 ( 1 ) を加えホモミキサ 二分散した。
( 3 ) 脱気後、 型に流し込みしスティック状の口紅を得た。
[0 3 6 5 ]
[表 2 — 5 1 ]
[0 3 6 6 ]
(実施例 2 _ 2 3および比較例 2 — 2 3 ) 口紅オーバーコートの製造
表 2 — 5 2に示す組成の口紅オーバーコートを下記の方法により製造した。 表 2 — 5 3に評価結果を示した。
[0 3 6 7 ]
[表 2 — 5 2 ]
表 2— 5 2
* 17 実施例 2 - 1および比較例 2 - 1の方法で各含フッ素化合物(a 2 )〜(e 2 )を 各々 5 %で表面処理したものを配合した。
[0 3 6 8 ]
(製法)
成分 ( 1 ) に成分 ( 2 ) および成分 (3 ) を添加して均一に分散後、 成分 (4 ) を 加え口紅オーバーコートを製造した。
[0 3 6 9 ]
[表 2— 5 3]
表 2— 53
[0 3 7 0]
* 18 各パネラーが実施例 2— 2 2および比較例 2— 2 2の口紅を塗った後、 本口紅 オーバーコートを塗った時力ップへの口紅の移行状態を観察した。 移行しないを〇、 やや移行するを△、 移行するを Xとした。
[0 3 7 1 ]
(実施例 2— 2 4および比較例 2— 24) 乳化型リキッ ドファンデーショ ンの製造 表 2— 5 4に示す組成の OZW型リキッ ドファンデーションを下記の方法により製 造した。 表 2— 5 5に評価結果を示した。
[0 3 7 2 ]
[表 2— 5 4]
表 2— 54
[0 3 7 3 ]
(製法) .
A :成分 ( 1 ) 〜 (6) を加熱溶解した。
B :成分 ( 7) 〜 ( 1 3) を均一に加熱溶解後、 成分 ( 1 4) 〜 ( 1 8) を加え、 均 一に混合した。
C : Aで得られた混合物に Bで得られた混合物を添加し冷却後リキッ ドファンデーシ
ョンを製造した。
[0 3 74]
[表 2— 5 5 ]
表 2— - 5 5
[0 3 7 5]
(実施例 2— 2 5および比較例 2 - 2 5) 肌色乳液の製造
表 2 _ 5 6に示す組成の肌色乳液を下記の方法により製造した。 表 2— 5 7に評価 結果を示した。
[0 3 7 6]
[表 2— 5 6
表 2— 56
[0 3 7 7]
(製法)
A : 成分 ( 1 ) 〜 (6) を加熱溶解した。
B :成分 ( 7) 〜 ( 1 3) を均一に加熱溶解後、 成分 ( 1 4) 〜 ( 1 8) を加え、 均 一に 混合した。
C : Aで得られた混合物に Bで得られた混合物を添加し冷却後肌色乳液を製造した。
[ 0 3 7 8 ]
[表 2 — 5 7 ]
[ 0 3 7 9 ]
(実施例 2 — 2 6および比較例 2 — 2 6 ) 美爪料の製造
表 2 — 5 8に示す組成の美爪料を下記の方法により製造した。 表 2 _ 5 9に評価結 果を示した。
[ 0 3 8 0 ]
[表 2 — 5 8 ]
表 2 — 5 8
[ 0 3 8 1 ]
(製法)
成分 ( 1 ) (9 ) をデイスパーにて混合攪拌した。 これに成分 ( 1 0 ) を加えディスパーで 1 0分間混合して美爪料を製造しガラス瓶に充填した。
[ 0 3 8 2 ]
[表 2 — 5 9 ]
表 2 — 5 9
[ 0 3 8 3 ]
また、 本発明の特定の含フッ素共重合体で被覆した表面処理粉体を配合した美爪料 は、 経時で ドケーキ化することなく分散安定性が良かった。
[ 0 3 8 4 ]
(実施例 2 — 2 7および比較例 2 — 2 7 ) ほほ紅の製造
表 2 — 6 0に示す組成のほほ紅を下記の方法により製造した。 表 2 — 6 1に評価結
果を示した。
[0 3 8 5]
[表 2— 6' 0 ]
表 2 _ 60
[0 3 8 6」
(製法)
成分 ( 1 ) 〜 (7) を均一混合粉碎した。 これに成分 (8) 、 (9) を加え均一混 合後、 粉砕してほほ紅を製造した。
[0 3 8 7 ]
[表 2— 6 1 ]
表 2— 6 1
[0 3 8 8]
(実施例 2— 2 8および比較例 2— 2 8) 制汗化粧料の製造
表 2— 6 2に示す組成のスティック状制汗化粧料を下記の方法により製造した。 表 2 - 6 3に評価結果を示した。
[0 3 8 9]
[表 2— 6 2 ]
表 2— 6 2
[0 3 9 0 ]
(製法)
成分 ( 1 ) 〜 ( 7 ) を加熱して均一溶解した。 これに成分 (8 ) 〜 ( 1 3 ) を加え 均一混合後、 成分 ( 1 4) を加え冷却してスティ ック状制汗化粧料を製造した。
[0 3 9 1 ]
[表 2— 6 3 ]
表 2— 6 3
[0 3 9 2 ]
(実施例 2— 2 9および比較例 2— 2 9 ) ヘア ト リートメントの製造
表 2— 6 4に示す組成のヘアトリートメントを下記の方法により製造した。
6 5に評価結果を示した。
[0 3 9 3 ]
[表 2— 6 4]
表 2— 64
[0 3 94]
(製法)
A :成分 ( 1 ) 〜 (9) を加熱して均一溶解した。
B :成分 ( 1 0) 〜 ( 1 3) を加熱混合分散した。
C : Aで得られた混合物に Bで得られた混合物を添加混合して冷却後、 成分 ( 1 4) を加え冷却してヘア ト リートメントを製造した。
[0 3 9 5]
[表 2— 6 5 ]
表 2 _ 6 5
[0 3 9 6 ]
(実施例 2— 3 0および比較例 2— 3 0 ) 肌色美容液の製造
表 2— 6 6に示す組成の肌色保湿美容液を下記の方法により製造した。 表 2— 6 7 に評価結果を示した。
[0 3 9 7]
[表 2 _ 6 6 ]
表 2— 66
[0 3 9 8]
(製法)
A : 成分 ( 1 ) 〜 (4) を加熱して均一溶解したのち成分 (5) を加え均一分散混合 する。 成分 (6) を加え中和する。
B : 成分 (8) 〜 ( 1 2) を均一混合したのち成分 ( 7) を加えて均一混合する。 C : Aで得られた混合物に Bで得られた混合物を添加混合して肌色保湿美容液を製造 した。
[0 3 9 9]
[表 2— 6 7]
表 2 _ 6 7
[04 0 0]
(実施例 2— 3 1および比較例 2— 3 1 ) 液状アイシャ ドウの製造
表 2— 6 8に示す組成の水性液状アイシャ ドウを下記の方法により製造した。 表 2 — 6 9に評価結果を示した。
[040 1 ]
[表 2— 6 8 ]
表 2— 68
[040 2]
(製法)
A : 成分 ( 1 ) 〜 (4) を加熱して均一溶解したのち成分 (5) を加え均一混合する
B :成分 ( 7) 〜 (9) を均一混合したのち成分 (6) を加えて均一混合する。
C : Aで得られた混合物に Bで得られた混合物を添加混合して液状水性アイシャ ドウ を製造した。
[04 0 3]
[表 2— 6 9 ]
表 2— 6 9
[04 04]
(実施例 2— 3 2および比較例 2— 3 2 ) 美白パゥダ一の製造
表 2— 7 0に示す組成の美白パウダーを下記の方法により製造した。 表 2— 7 1に 評価結果を示した。
[04 0 5]
[¾2 0]
表 2
成 分 重量部
( 1) リン酸 L-ァスコルビノレマグネシウム 1. 0
(2) タエン酸ソ一ダ 1. 0
( 3 ) 1. 3ブチレングリ コール 5. 0
(4) グリセリ ン 5. 0
(5) 精製水 t 01 00. 0
(6) パラォキシ安息香酸メチル 0. 2
(7) セリサイ ト (実施例 2— 1および比較例 2— 1の 5 %処理品) 5. 0
(8) タルク (実施例 2— 1 4および比較例 2— 1 4の 5 %処理品) 0. 1
(9) オルガノポリシロキサンエラス トマ一パウダー 3. 0
( 1 0) 部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物 *19 5. 0
(1 1 ) シリ コーン処理赤酸化鉄 0. 5
( 1 2) トリフルォロアルキルジメチルトリメチルシ口キシケィ酸 3. 0
*19 K S G— 1 6 (信越化学工業社製)
[040 6]
(製法)
A :成分 ( 1 ) 〜 (8) を混合 ·分散する。
B :成分 (9) 〜 ( 1 2) を均一混合する。
C : 上記 Aで得られた混合物と Bで得られた混合物を混合して容器に充填し美白バウ ダーを得た。
[04 0 7]
2— 7 1 ]
[040 8]
(実施例 2— 3 3および比較例 2 - 3 3) 日焼け止めクリームの製造
表 2— 7 2に示す組成の日焼け止めクリームを下記の方法により製造した。 表 2— 7 3評価結果を示した。
[04 0 9]
[表 2— 7 2
表 2— 7 2
[0 4 1 0 ]
* 1 0 実施例 2— 6および比較例 2— 6の 1 0 %処理の微粒子酸化チタン 精製水 Zダリセリン = 4 5/ 5 0/ 5の組成物をサンドグラインダーにて分散して水分散体 とした。 実施例の水分散体は経時でも沈降分離がなく安定であった。 比較例の分散体 は分散が進まず均一で安定な分散体はできなかった。
[0 4 1 1 ]
(製法)
A :成分 ( 3 ) 〜 ( 6 ) を加熱 ·混合する。
B : 成分 ( 1 ) と (2 ) を均一混合したのち上記 Aで得られた混合物に加える。 C : 成分 ( 7) 〜 ( 1 2 ) を混合、 溶解する。
D : 上記 Bで得られた混合物に Cで得られた混合物を添加 ·乳化して日焼け止めク リ ームを得た。
[0 4 1 2 ]
[表 2— 7 3]
表 2— 7 3
[0 4 1 3 ]
* 2 1 品質安定性は 5 0°C恒温槽に 1週間放置して紫外線吸収剤の結晶化の有無お よび分離、 沈降を観た。 結晶化等外観変化のないものを良好とした。 比較例の化合物 ( d 2 ) および (e 2 ) の処理粉体を配合した化粧料は翌日結晶化して分離を起こし 品質安定性が悪かった。
[0 4 1 4 ]
(実施例 2 - 3 4および比較例 2 - 3 4 ) 日焼け止めジエルの製造
表 2— 7 4に示す組成の日焼け止めジヱルを下記の方法により製造した。 表 2— 7
5に評価結果を示した。
[04 1 5]
[表 2 _ 74]
表 2— 74
[04 1 6]
(製法)
成分 (1) 〜 (4) を 80°Cに加熱後、 成分 (7) を添加してディスパ一にて分散 する。 成分 (5) と (6) を 80°Cに加熱溶解する。 前記成分に加熱溶解した成分 ( 5) と (6) を添加して中和する。 成分 (8) と (9) を混合して 80°Cに加熱する 。 前記中和した成分にこれら成分を除々に加えホモミキサ一で乳化し日焼け止めジェ ルを得た。
[04 1 7 ]
[表 2— 75]
表 2— 7 5
[04 1 8]
* 22 本製剤を 50°Cで 1ヶ月保存した。 外観の性状が変わらないものを◎と し た。
本発明の表面処理粉体を配合した化粧料は水溶性高分子との反応性が無く安定した製 剤が得られた。
[04 1 9 ]
(実施例 2— 3 5および比較例 2— 35) 湿式成型パゥダ一ファンデーションの製造 表 2— 76に示す組成のファンデーションを下記の方法により製造した。 表 2_ 7 7に評価結果を示した。
[0420]
[表 2— 7 6
表 2— 76
[04 2 1 ]
(製法)
A :成分 (7) と (8) を 7 5°Cに加熱し、 均一に溶解する。
B :成分 ( 1) 〜 (6 ) をミキサーで混合してァトマィザ一粉砕する。
C : 前記 Bをミキサーで攪拌しながら Aを添加し均一分散する。
D : Cの成分 1 0 0重量部に対して、 精製水 1 0 0重量部を添加し、 均一混合し、 ス ラリ一状とする。
E : 前記 Dを金皿に充填し表面に吸い取り紙を置き加圧して精製水の一部を除去する
F : 前記 Fを 5 0°Cの恒温槽に 24時間放置し、 精製水を完全に除去して、 湿式成 型パウダーファンデーショ ンを得た。
[04 2 2]
[表 2— 7 7]
表 2— - 7 7
[04 2 3]
(実施例 2— 3 6および比較例 2 _ 3 6) F/W乳化ローショ ンの製造
表 2— 7 8に示す組成のローションを下記の方法により製造した。 表 2— 7 9に評 価結果を示した。
[04 24]
[表 2— 7 8 ]
表 2— 78
[04 2 5]
(製法)
A : 成分 ( 1 ) (3) を均一混合して 5 0°Cに加熱しする。
B : 成分 (4) (8) をホモミキサーで分散溶解混合し 5 0°Cに加熱する。
C : 前記 Bをホモミキサ一で攪拌しながら前記 Aを徐添して F/W乳化ローションを 得た。
[04 2 6]
[表 2— 7 9]
表 2— 7 9
[04 2 7]
(実施例 2— 3 7および比較例 2— 3 7) WZF乳化ローショ ンの製造
表 2— 8 0に示す組成のローションを下記の方法により製造した。 表 2— 8 1 評価結果を示した。
[0 4 2 8 ]
[表 2— 8 0 ]
表 2— 80
[04 2 9]
(製法)
A : 成分 (1) 〜 (3) を均一混合して 50°Cに加熱しする。
B : 成分 (4) 〜 (8) をホモミキサーで分散溶解混合し 50°Cに加熱する。
C : 前記 Aをホモミキサーで攪拌しながら前記 Bを徐添して WZF乳化ローシ 得た。
[0430]
[表 2— 8 1 ]
表 2 _ 8 1
[043 1 ]
(実施例 2 _ 38および比較例 2— 38) 粉体乳化サンスクリーンクリームの製造 表 2— 82に示す組成のローションを下記の方法により製造した。 表 2— 83に評 価結果を示した。
[0432]
[表 2— 82 ]
表 2 — 8 2
[0433] - (製法)
A : 成分 (1) 〜 (3) をデイスパーにて均一混合して 50°Cに加熱しする。 B :成分 (4) 〜 (9) を 50°Cに加熱して均一混合分散する。
C : 前記 Aをホモミキサーで攪拌しながら前記 Bを徐添して粉体乳化サンスク リーン クリームを得た。
[0434]
[表 2— 8 3 ]
表 2— 8 3
[ 0 4 3 5 ]
本発明の表面処理粉体は、 好ましくは化粧料用の表面処理粉体として使用することが できるが、 化粧料のみならずインク、 塗料、 樹脂マスターバッチ、 紙等に配合される 粉体フィラー、 セラミ ック材料、 磁性材料、 レアアース、 光学材料、 導電材料 電圧 材料等の各種分野にも適用可能である。