JP2000290640A - 撥水撥油剤 - Google Patents
撥水撥油剤Info
- Publication number
- JP2000290640A JP2000290640A JP2000026431A JP2000026431A JP2000290640A JP 2000290640 A JP2000290640 A JP 2000290640A JP 2000026431 A JP2000026431 A JP 2000026431A JP 2000026431 A JP2000026431 A JP 2000026431A JP 2000290640 A JP2000290640 A JP 2000290640A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- water
- copolymer
- containing monomer
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 汚れ脱離性が極めて優れている撥水撥油剤を
提供する。 【解決手段】 (a)ホモポリマーの融点が60〜80
℃のフルオロアルキル基含有単量体および(b)親水性
基含有単量体からなる共重合体を主成分とする撥水撥油
剤。
提供する。 【解決手段】 (a)ホモポリマーの融点が60〜80
℃のフルオロアルキル基含有単量体および(b)親水性
基含有単量体からなる共重合体を主成分とする撥水撥油
剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共重合体を含有す
る撥水撥油剤およびそれで処理された繊維製品に関す
る。
る撥水撥油剤およびそれで処理された繊維製品に関す
る。
【0002】
【従来の技術】繊維織物等に撥水撥油性を付与し、かつ
繊維に付着した汚れを洗濯により除去しやすくする防汚
加工剤[SR(Soil Release)剤ともい
う]として、フルオロアルキル基(以下、Rf基と略
す)を含有する(メタ)アクリル酸エステル(以下、R
f基含有単量体ともいう)と親水性基含有単量体との共
重合体が知られている(特開昭53−134786号公
報、同59−204980号公報、同62−7782号
公報参照)。しかしながら、汚れ脱離性(SR性)およ
び撥水性の耐久性はあまり良くなかった。
繊維に付着した汚れを洗濯により除去しやすくする防汚
加工剤[SR(Soil Release)剤ともい
う]として、フルオロアルキル基(以下、Rf基と略
す)を含有する(メタ)アクリル酸エステル(以下、R
f基含有単量体ともいう)と親水性基含有単量体との共
重合体が知られている(特開昭53−134786号公
報、同59−204980号公報、同62−7782号
公報参照)。しかしながら、汚れ脱離性(SR性)およ
び撥水性の耐久性はあまり良くなかった。
【0003】最近になって、汚れ脱離性および撥水性の
耐久性を向上させた防汚加工剤が開発された(特開平3
−103411号公報、同4−68006公報、同6−
116340公報参照)。しかし、十分な汚れ脱離性を
得るためには相当量のポリマーを用いる必要があった。
したがって、低濃度でも高い汚れ脱離性能と耐久性を示
す撥水撥油剤の開発が望まれていた。
耐久性を向上させた防汚加工剤が開発された(特開平3
−103411号公報、同4−68006公報、同6−
116340公報参照)。しかし、十分な汚れ脱離性を
得るためには相当量のポリマーを用いる必要があった。
したがって、低濃度でも高い汚れ脱離性能と耐久性を示
す撥水撥油剤の開発が望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の防汚加工剤よりも、さらに汚れ脱離性が向上した防汚
加工剤として使用できる撥水撥油剤を提供することにあ
る。
の防汚加工剤よりも、さらに汚れ脱離性が向上した防汚
加工剤として使用できる撥水撥油剤を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)ホモポ
リマーの状態で融点が60〜80℃であるフルオロアル
キル基含有単量体および(b)親水性基含有単量体から
なる共重合体を主成分(活性成分)とする撥水撥油剤を
提供する。
リマーの状態で融点が60〜80℃であるフルオロアル
キル基含有単量体および(b)親水性基含有単量体から
なる共重合体を主成分(活性成分)とする撥水撥油剤を
提供する。
【0006】Shermanらは、Rf基含有単量体と
親水性基含有単量体との共重合体を主成分とした撥水撥
油剤が、親水性基含有単量体を含有しないフッ素系撥水
撥油剤と比べて、高い汚れ脱離性を示す理由を下記のよ
うに推定している[P.Sherman, S.Smith, B.Johannesse
n, Textile Research Journal, 39, 449(1969)]。R f
基含有化合物は非常に低い表面自由エネルギーを有する
ために、これで処理された布は、空気中で高い撥水撥油
性を示す。一方、Rf基含有化合物は水中でほとんど撥
油性を示さないために、布に一旦油汚れが付着すると、
洗濯で油汚れを除去するのは非常に困難となる。
親水性基含有単量体との共重合体を主成分とした撥水撥
油剤が、親水性基含有単量体を含有しないフッ素系撥水
撥油剤と比べて、高い汚れ脱離性を示す理由を下記のよ
うに推定している[P.Sherman, S.Smith, B.Johannesse
n, Textile Research Journal, 39, 449(1969)]。R f
基含有化合物は非常に低い表面自由エネルギーを有する
ために、これで処理された布は、空気中で高い撥水撥油
性を示す。一方、Rf基含有化合物は水中でほとんど撥
油性を示さないために、布に一旦油汚れが付着すると、
洗濯で油汚れを除去するのは非常に困難となる。
【0007】しかし、Rf基含有単量体と親水性基含有
単量体から成る共重合体は水中でも撥油性を発現するよ
うになるので、洗濯で油汚れが除去されやすくなる。こ
れは、空気中でRf基が表面に配向し汚れを付着しにく
くしているのに加え、水中(洗濯時)では親水基が表面
に配向し表面が親水化されるので油汚れが除去されやす
くなるためである。Shermanらは、このように空
気中と水中で環境に応じて表面の分子構造が変化する性
質をflip−flop性と呼んでいる。
単量体から成る共重合体は水中でも撥油性を発現するよ
うになるので、洗濯で油汚れが除去されやすくなる。こ
れは、空気中でRf基が表面に配向し汚れを付着しにく
くしているのに加え、水中(洗濯時)では親水基が表面
に配向し表面が親水化されるので油汚れが除去されやす
くなるためである。Shermanらは、このように空
気中と水中で環境に応じて表面の分子構造が変化する性
質をflip−flop性と呼んでいる。
【0008】本発明者らは、撥水撥油性および汚れ脱離
性の発現機構を詳細に検討した。その結果、空気中およ
び水中の表面特性から、flip−flop性が実際に
起こることを表面化学的に立証し、flip−flop
性が生じやすい方が汚れ脱離性に優れることを見いだし
た。つまり、従来の防汚加工剤よりも汚れ脱離性の優れ
た撥水撥油剤を実現するためには、ポリマー皮膜中のR
f基の結晶性を低下させて、ポリマーの運動性を高くす
れば良い。一方、Rf基の結晶性が低すぎると空気中で
撥油性が消失し、油汚れはポリマー皮膜を貫通して繊維
の内部に浸入し、これを洗濯で除去するのは困難とな
る。すなわち、flip−flop性と空気中の撥油性
を両立できる程度のRf基の結晶性が必要である。
性の発現機構を詳細に検討した。その結果、空気中およ
び水中の表面特性から、flip−flop性が実際に
起こることを表面化学的に立証し、flip−flop
性が生じやすい方が汚れ脱離性に優れることを見いだし
た。つまり、従来の防汚加工剤よりも汚れ脱離性の優れ
た撥水撥油剤を実現するためには、ポリマー皮膜中のR
f基の結晶性を低下させて、ポリマーの運動性を高くす
れば良い。一方、Rf基の結晶性が低すぎると空気中で
撥油性が消失し、油汚れはポリマー皮膜を貫通して繊維
の内部に浸入し、これを洗濯で除去するのは困難とな
る。すなわち、flip−flop性と空気中の撥油性
を両立できる程度のRf基の結晶性が必要である。
【0009】本発明は、従来の防汚加工剤が有していた
汚れ脱離性能をより改良したものである。ホモポリマー
の融点はRf基の結晶性に由来し、これは示差走査熱量
分析(DSC)により測定することができる。Rf基の
結晶の存在は、広角X線回折でその自己凝集に由来する
ピークを観測することによっても確認される。通常、結
晶性は次式に示す結晶化度で表わされる。 [結晶化度(%)]=IRf/(IRf+Iam)×100 ここで、IRfは2θ=18°に現れるRf基のピーク強
度、Iamは非晶領域のピーク強度である。
汚れ脱離性能をより改良したものである。ホモポリマー
の融点はRf基の結晶性に由来し、これは示差走査熱量
分析(DSC)により測定することができる。Rf基の
結晶の存在は、広角X線回折でその自己凝集に由来する
ピークを観測することによっても確認される。通常、結
晶性は次式に示す結晶化度で表わされる。 [結晶化度(%)]=IRf/(IRf+Iam)×100 ここで、IRfは2θ=18°に現れるRf基のピーク強
度、Iamは非晶領域のピーク強度である。
【0010】本発明で用いる単量体について以下に説明
する。単量体(a)は、一般式: Rf−R1−X−R2C=CH2 [式中、Rfは炭素数3〜20の直鎖状のフルオロアル
キル基、R1は炭素数1〜10の直鎖状または分岐状の
アルキレン基、R2は水素原子またはメチル基、Xは、
−O−C(=O)−または−SO2−N(A1)−A2−
(式中、A1は、炭素数1〜4のアルキル基、A2は、直
接結合または−A3−O−C(=O)−(A3は炭素数1
〜4のアルキレン基)である。)である。]で示される
化合物であることが好ましい。単量体(a)のホモポリ
マーの融点が60〜80℃、例えば65〜75℃であ
る。単量体(a)のホモポリマーの状態での結晶化度が
50〜85%、例えば60〜80%であることが好まし
い。単量体(a)は、2種以上の混合物であってもよ
い。
する。単量体(a)は、一般式: Rf−R1−X−R2C=CH2 [式中、Rfは炭素数3〜20の直鎖状のフルオロアル
キル基、R1は炭素数1〜10の直鎖状または分岐状の
アルキレン基、R2は水素原子またはメチル基、Xは、
−O−C(=O)−または−SO2−N(A1)−A2−
(式中、A1は、炭素数1〜4のアルキル基、A2は、直
接結合または−A3−O−C(=O)−(A3は炭素数1
〜4のアルキレン基)である。)である。]で示される
化合物であることが好ましい。単量体(a)のホモポリ
マーの融点が60〜80℃、例えば65〜75℃であ
る。単量体(a)のホモポリマーの状態での結晶化度が
50〜85%、例えば60〜80%であることが好まし
い。単量体(a)は、2種以上の混合物であってもよ
い。
【0011】防汚加工剤として従来より実用化されてき
たものは、Rf基含有単量体としてRf基鎖長が異なるも
のの混合物が用いられてきた。例えば、Rf基の炭素数
が8、10、12であるフルオロアルキル(メタ)アク
リレートの混合物(重量比5:3:1)が用いられてき
た。これは、工業的にフルオロアルキル中間体はテトラ
フルオロエチレンとCF3CF2Iとのテロメリゼーショ
ンにより製造され、この時に炭素数の異なるパーフルオ
ロアルキルアイオダイドテロマーの混合物として得られ
るためである。
たものは、Rf基含有単量体としてRf基鎖長が異なるも
のの混合物が用いられてきた。例えば、Rf基の炭素数
が8、10、12であるフルオロアルキル(メタ)アク
リレートの混合物(重量比5:3:1)が用いられてき
た。これは、工業的にフルオロアルキル中間体はテトラ
フルオロエチレンとCF3CF2Iとのテロメリゼーショ
ンにより製造され、この時に炭素数の異なるパーフルオ
ロアルキルアイオダイドテロマーの混合物として得られ
るためである。
【0012】本発明者らは、このようなRf基鎖長に分
布のある単量体の中で、Rf基鎖長が長い単量体(具体
的にはRf基の炭素数が10、または12)の割合が小
さいほうが、ポリマーの運動性が高いので汚れ脱離性が
優れることを見いだした。例えば、テロメリゼーション
で得られたフルオロアルキルアクリレート(Rf基の炭
素数が8、10、12が重量比5:3:1のもの)を使
用するよりも、これを精製して得られるRf基の炭素数
が8のフルオロアルキルアクリレートを使用したほう
が、ポリマーのflip−flop性が高いので、汚れ
脱離性がより優れることを見いだした。
布のある単量体の中で、Rf基鎖長が長い単量体(具体
的にはRf基の炭素数が10、または12)の割合が小
さいほうが、ポリマーの運動性が高いので汚れ脱離性が
優れることを見いだした。例えば、テロメリゼーション
で得られたフルオロアルキルアクリレート(Rf基の炭
素数が8、10、12が重量比5:3:1のもの)を使
用するよりも、これを精製して得られるRf基の炭素数
が8のフルオロアルキルアクリレートを使用したほう
が、ポリマーのflip−flop性が高いので、汚れ
脱離性がより優れることを見いだした。
【0013】Rf基含有単量体(a)の具体例を以下に
挙げる。 CF3(CF2)7(CH2)2OCOCH=CH2 CF3(CF2)5(CH2)2OCOCH=CH2とCF3(CF2)7(CH2)2OCOCH=C
H2の重量比2:8の混合物 CF3(CF2)7(CH2)2OCOCH=CH2とCF3(CF2)9(CH2)2OCOCH=C
H2の重量比8:2の混合物 CF3(CF2)7(CH2)2OCOCH=CH2とCF3(CF2)11(CH2)2OCOCH=
CH2の重量比9:1の混合物 CF3(CF2)7SO2N(CH3)(CH2)2OCOCH=CH2 CF3(CF2)7SO2N(C2H5)(CH2)2OCOCH=CH2 CF3(CF2)7(CH2)2SO2N(CH2CH3)CH=CH2 CF3(CF2)7(CH2)2SO2N(CH2CH3)CH=CH2とCF3(CF2)9(CH2)
2SO2N(CH2CH3)CH=CH2の重量比8:2の混合物 CF3(CF2)7(CH2)2SO2N(CH2CH3)CH=CH2とCF3(CF2)11(C
H2)2SO2N(CH2CH3)CH=CH 2の重量比9:1の混合物 CF3(CF2)7(CH2)2SO2N(CH3)CH=CH2
挙げる。 CF3(CF2)7(CH2)2OCOCH=CH2 CF3(CF2)5(CH2)2OCOCH=CH2とCF3(CF2)7(CH2)2OCOCH=C
H2の重量比2:8の混合物 CF3(CF2)7(CH2)2OCOCH=CH2とCF3(CF2)9(CH2)2OCOCH=C
H2の重量比8:2の混合物 CF3(CF2)7(CH2)2OCOCH=CH2とCF3(CF2)11(CH2)2OCOCH=
CH2の重量比9:1の混合物 CF3(CF2)7SO2N(CH3)(CH2)2OCOCH=CH2 CF3(CF2)7SO2N(C2H5)(CH2)2OCOCH=CH2 CF3(CF2)7(CH2)2SO2N(CH2CH3)CH=CH2 CF3(CF2)7(CH2)2SO2N(CH2CH3)CH=CH2とCF3(CF2)9(CH2)
2SO2N(CH2CH3)CH=CH2の重量比8:2の混合物 CF3(CF2)7(CH2)2SO2N(CH2CH3)CH=CH2とCF3(CF2)11(C
H2)2SO2N(CH2CH3)CH=CH 2の重量比9:1の混合物 CF3(CF2)7(CH2)2SO2N(CH3)CH=CH2
【0014】Rf基含有単量体(a)としては、Rf基の
炭素数が8のものを単独で使用することが望ましい。R
f基の炭素数が8の単量体とRf基の炭素数が8以外(例
えば、炭素数が3〜7または9〜20)の単量体との重
量比100:0.5〜50の混合物をRf基含有単量体
として用いてもよい。
炭素数が8のものを単独で使用することが望ましい。R
f基の炭素数が8の単量体とRf基の炭素数が8以外(例
えば、炭素数が3〜7または9〜20)の単量体との重
量比100:0.5〜50の混合物をRf基含有単量体
として用いてもよい。
【0015】親水性基含有単量体(b)は、炭素−炭素
二重結合および親水性基を有していてよい。親水性基の
例は、アルキレンエーテルなどのエーテル基、ヒドロキ
シル基、カルボキシル基、カルボニル基、スルホ基、ス
ルホンアミド基およびホスホ基である。
二重結合および親水性基を有していてよい。親水性基の
例は、アルキレンエーテルなどのエーテル基、ヒドロキ
シル基、カルボキシル基、カルボニル基、スルホ基、ス
ルホンアミド基およびホスホ基である。
【0016】親水性基含有単量体(b)は、 式: CH2=CR3COO−(R4O)n−R5 [式中、R3およびR5は水素原子またはメチル基、R4
は炭素数2〜6のアルキレン基、nは1〜50、例えば
3〜40の整数を表す。]で示される化合物であること
が好ましい。
は炭素数2〜6のアルキレン基、nは1〜50、例えば
3〜40の整数を表す。]で示される化合物であること
が好ましい。
【0017】R4としては、通常−CH2CH2−が好適
であるが、−CH(CH3)CH2−、−CH(C2H5)CH
2−などであっても良い。即ち本発明においては、R4が
−CH2CH2−であるポリエチレングリコールアクリレ
ートまたはメタクリレートが特に好ましく用いられ得
る。また、R4の種類やnの数値が異なる二種以上の混
合物の形態であってもよい。
であるが、−CH(CH3)CH2−、−CH(C2H5)CH
2−などであっても良い。即ち本発明においては、R4が
−CH2CH2−であるポリエチレングリコールアクリレ
ートまたはメタクリレートが特に好ましく用いられ得
る。また、R4の種類やnの数値が異なる二種以上の混
合物の形態であってもよい。
【0018】親水性基含有単量体(b)の具体例を以下
に挙げる。 CH2=C(CH3)COOCH2CH2OH CH2=C(CH3)COO(CH2CH2O)9H CH2=CHCOO(CH2CH(CH3)O)11CH3 CH2=CHCOO(CH2CH2O)9H CH2=C(CH3)COO(CH2CH2O)5(CH2CH(CH3)O)3H CH2=C(CH3)COO(CH2CH2O)40H
に挙げる。 CH2=C(CH3)COOCH2CH2OH CH2=C(CH3)COO(CH2CH2O)9H CH2=CHCOO(CH2CH(CH3)O)11CH3 CH2=CHCOO(CH2CH2O)9H CH2=C(CH3)COO(CH2CH2O)5(CH2CH(CH3)O)3H CH2=C(CH3)COO(CH2CH2O)40H
【0019】Rf基含有単量体(a)の割合は、共重合
体に対して少なくとも25重量%、好ましくは30〜8
0重量%、特に40〜70重量%であってよい。25重
量%未満では、撥水撥油性が十分でないことがある。
体に対して少なくとも25重量%、好ましくは30〜8
0重量%、特に40〜70重量%であってよい。25重
量%未満では、撥水撥油性が十分でないことがある。
【0020】親水性基含有単量体(b)の割合は、共重
合体に対して少なくとも10重量%、好ましくは20〜
70重量%、特に30〜60重量%であってよい。10
重量%未満では、汚れ脱離性が十分でないことがある。
合体に対して少なくとも10重量%、好ましくは20〜
70重量%、特に30〜60重量%であってよい。10
重量%未満では、汚れ脱離性が十分でないことがある。
【0021】本発明の共重合体の分子量は、1,000
〜500,000、好ましくは5,000〜200,00
0であってよい。1,000未満では耐久性が十分でな
いことがあり、500,000以上では処理液粘度が高
すぎて、作業性が低下することがある。分子量は、ゲル
パーミエーションクロマトグラフィーによりポリスチレ
ン換算により求めた値である。本発明の共重合体は、ラ
ンダム共重合体であっても、ブロック、グラフト共重合
体であってもよい。
〜500,000、好ましくは5,000〜200,00
0であってよい。1,000未満では耐久性が十分でな
いことがあり、500,000以上では処理液粘度が高
すぎて、作業性が低下することがある。分子量は、ゲル
パーミエーションクロマトグラフィーによりポリスチレ
ン換算により求めた値である。本発明の共重合体は、ラ
ンダム共重合体であっても、ブロック、グラフト共重合
体であってもよい。
【0022】本発明の共重合体は、Rf基含有単量体
(a)および親水性基含有単量体(b)の他に、エチレ
ン、塩化ビニル、ハロゲン化ビニリデン、スチレン、ア
クリル酸とそのアルキルエステル、メタクリル酸とその
アルキルエステル、ベンジルメタクリレート、ビニルア
ルキルケトン、ビニルアルキルエーテル、イソプレン、
クロロプレン、無水マレイン酸、ブタジエン、3−クロ
ロ−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、グ
リセロールモノ(メタ)アクリレート、グリシジル(メ
タ)アクリレートのようなRf基を含まない単量体を含
有してよい。Rf基を含まない単量体を共重合させるこ
とにより、撥水撥油性、耐久性、柔軟性、溶解性、耐水
圧性に加え、価格的に有利な共重合体とすることができ
る。また、連鎖移動剤により分子量を調節することで、
その他の種々の性質を適宜改善することができる。これ
らのRf基を含まない重合可能な化合物の割合は、共重
合体に対して、0〜40重量%、好ましくは0〜20重
量%であってよい。
(a)および親水性基含有単量体(b)の他に、エチレ
ン、塩化ビニル、ハロゲン化ビニリデン、スチレン、ア
クリル酸とそのアルキルエステル、メタクリル酸とその
アルキルエステル、ベンジルメタクリレート、ビニルア
ルキルケトン、ビニルアルキルエーテル、イソプレン、
クロロプレン、無水マレイン酸、ブタジエン、3−クロ
ロ−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、グ
リセロールモノ(メタ)アクリレート、グリシジル(メ
タ)アクリレートのようなRf基を含まない単量体を含
有してよい。Rf基を含まない単量体を共重合させるこ
とにより、撥水撥油性、耐久性、柔軟性、溶解性、耐水
圧性に加え、価格的に有利な共重合体とすることができ
る。また、連鎖移動剤により分子量を調節することで、
その他の種々の性質を適宜改善することができる。これ
らのRf基を含まない重合可能な化合物の割合は、共重
合体に対して、0〜40重量%、好ましくは0〜20重
量%であってよい。
【0023】本発明の共重合体を得るためには、塊状重
合、溶液重合、乳化重合、放射線重合などの種々の重合
方式を選択することができる。たとえば、原料の重合し
うる化合物を適当な有機溶媒に溶解し、重合開始源(使
用する有機溶媒に可溶の過酸化物、アゾ化合物または電
離性放射線など)の作用により溶液重合させる方法が採
用されうる。具体的には反応系の重合開始剤として、過
酸化物、アゾ系または過硫酸系の各種の化合物を使用し
得る。また、共重合しようとする化合物の混合物を界面
活性剤の存在下に水に乳化させ撹拌下に共重合させる方
法も採用されうる。
合、溶液重合、乳化重合、放射線重合などの種々の重合
方式を選択することができる。たとえば、原料の重合し
うる化合物を適当な有機溶媒に溶解し、重合開始源(使
用する有機溶媒に可溶の過酸化物、アゾ化合物または電
離性放射線など)の作用により溶液重合させる方法が採
用されうる。具体的には反応系の重合開始剤として、過
酸化物、アゾ系または過硫酸系の各種の化合物を使用し
得る。また、共重合しようとする化合物の混合物を界面
活性剤の存在下に水に乳化させ撹拌下に共重合させる方
法も採用されうる。
【0024】この様にして得られた共重合体は常法に従
い、溶剤溶液、乳濁液、エアゾールなどの任意の形態に
調製でき、撥水撥油剤とすることができる。本発明の撥
水撥油剤は、共重合体の他に、水および有機溶媒のよう
な媒体、界面活性剤(例えば、アニオン界面活性剤、カ
チオン界面活性剤および/またはノニオン界面活性剤)
を含んでよい。
い、溶剤溶液、乳濁液、エアゾールなどの任意の形態に
調製でき、撥水撥油剤とすることができる。本発明の撥
水撥油剤は、共重合体の他に、水および有機溶媒のよう
な媒体、界面活性剤(例えば、アニオン界面活性剤、カ
チオン界面活性剤および/またはノニオン界面活性剤)
を含んでよい。
【0025】有機溶媒の例は、アセトン、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン類、酢酸
エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチルなどのエステル類、
エタノール、イソプロパノール、ブタノール、1,3−
ブタンジオール、1,5−ペンタンジオールなどのアル
コール類、パークロルエチレン、トリクレン、1,1−
ジクロロ−2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロパン、
1,3−ジクロロ−1,2,2,3,3−ペンタフルオロプ
ロパン、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン(HCF
C−141b)などのハロゲン化炭化水素、オクタン、
石油、トルエン、キシレンなどの炭化水素、ジプロピレ
ングリコール、ジプロピレングリコールモノメチルエー
テル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、
ポリプロピレングリコール、トリエチレングリコールジ
メチルエーテル、プロピレングリコール、エチレングリ
コールである。
ケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン類、酢酸
エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチルなどのエステル類、
エタノール、イソプロパノール、ブタノール、1,3−
ブタンジオール、1,5−ペンタンジオールなどのアル
コール類、パークロルエチレン、トリクレン、1,1−
ジクロロ−2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロパン、
1,3−ジクロロ−1,2,2,3,3−ペンタフルオロプ
ロパン、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン(HCF
C−141b)などのハロゲン化炭化水素、オクタン、
石油、トルエン、キシレンなどの炭化水素、ジプロピレ
ングリコール、ジプロピレングリコールモノメチルエー
テル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、
ポリプロピレングリコール、トリエチレングリコールジ
メチルエーテル、プロピレングリコール、エチレングリ
コールである。
【0026】アニオン界面活性剤の例は、ラウリル硫酸
ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ポリ
オキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリ
オキシエチレンノニルフェニルエーテル硫酸ナトリウ
ム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタ
ノールアミン、ココイルサルコシンナトリウム、ナトリ
ウムN−ココイルメチルタウリン、ポリオキシエチレン
ヤシアルキルエーテル硫酸ナトリウム、ジエーテルヘキ
シルスルホコハク酸ナトリウム、α−オレフィンスルホ
ン酸ナトリウム、ラウリルリン酸ナトリウム、ポリオキ
シエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム、パーフ
ルオロアルキルカルボン酸塩(商品名ユニダインDS−
101,102(ダイキン工業(株)製))などである。
ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ポリ
オキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリ
オキシエチレンノニルフェニルエーテル硫酸ナトリウ
ム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタ
ノールアミン、ココイルサルコシンナトリウム、ナトリ
ウムN−ココイルメチルタウリン、ポリオキシエチレン
ヤシアルキルエーテル硫酸ナトリウム、ジエーテルヘキ
シルスルホコハク酸ナトリウム、α−オレフィンスルホ
ン酸ナトリウム、ラウリルリン酸ナトリウム、ポリオキ
シエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム、パーフ
ルオロアルキルカルボン酸塩(商品名ユニダインDS−
101,102(ダイキン工業(株)製))などである。
【0027】カチオン界面活性剤の例は、ジアルキル
(C12〜C22)ジメチルアンモニウムクロライド、アルキ
ル(ヤシ)ジメチルベンジルアンモニウムクロライド、オ
クタデシルアミン酢酸塩、テトラデシルアミン酢酸塩、
牛脂アルキルプロピレンジアミン酢酸塩、オクタデシル
トリメチルアンモニウムクロライド、アルキル(牛脂)ト
リメチルアンモニウムクロライド、ドデシルトリメチル
アンモニウムクロライド、アルキル(ヤシ)トリメチルア
ンモニウムクロライド、ヘキサデシルトリメチルアンモ
ニウムクロライド、ビフェニルトリメチルアンモニウム
クロライド、アルキル(牛脂)イミダゾリン4級塩、テト
ラデシルメチルベンジルアンモニウムクロライド、オク
タデシルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ジ
オレイルジメチルアンモニウムクロライド、ポリオキシ
エチレンドデシルモノメチルアンモニウムクロライド、
ポリオキシエチレンアルキル(C12〜C22)ベンジルアン
モニウムクロライド、ポリオキシエチレンラウリルモノ
メチルアンモニウムクロライド、1−ヒドロキシエチル
−2−アルキル(牛脂)イミダゾリン4級塩、疎水基とし
てシロキサン基を有するシリコーン系カチオン界面活性
剤、疎水基としてフルオロアルキル基を有するフッ素系
カチオン界面活性剤(商品名:ユニダインDS−202
(ダイキン工業(株)製))などである。
(C12〜C22)ジメチルアンモニウムクロライド、アルキ
ル(ヤシ)ジメチルベンジルアンモニウムクロライド、オ
クタデシルアミン酢酸塩、テトラデシルアミン酢酸塩、
牛脂アルキルプロピレンジアミン酢酸塩、オクタデシル
トリメチルアンモニウムクロライド、アルキル(牛脂)ト
リメチルアンモニウムクロライド、ドデシルトリメチル
アンモニウムクロライド、アルキル(ヤシ)トリメチルア
ンモニウムクロライド、ヘキサデシルトリメチルアンモ
ニウムクロライド、ビフェニルトリメチルアンモニウム
クロライド、アルキル(牛脂)イミダゾリン4級塩、テト
ラデシルメチルベンジルアンモニウムクロライド、オク
タデシルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ジ
オレイルジメチルアンモニウムクロライド、ポリオキシ
エチレンドデシルモノメチルアンモニウムクロライド、
ポリオキシエチレンアルキル(C12〜C22)ベンジルアン
モニウムクロライド、ポリオキシエチレンラウリルモノ
メチルアンモニウムクロライド、1−ヒドロキシエチル
−2−アルキル(牛脂)イミダゾリン4級塩、疎水基とし
てシロキサン基を有するシリコーン系カチオン界面活性
剤、疎水基としてフルオロアルキル基を有するフッ素系
カチオン界面活性剤(商品名:ユニダインDS−202
(ダイキン工業(株)製))などである。
【0028】ノニオン界面活性剤の例は、ポリオキシエ
チレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレントリデシ
ルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル、
ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエ
チレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフ
ェニルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニル
エーテル、ポリオキシエチレンモノラウレート、ポリオ
キシエチレンモノステアレート、ポリオキシエチレンモ
ノオレエート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタン
モノステアレート、ソルビタンモノパルミテート、ソル
ビタンモノステアレート、ソルビタンモノオレエート、
ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエー
ト、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポ
リオキシエチレンソルビタンモノパルミテート、ポリオ
キシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシ
ソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレンブロックポリマー、ポリグリセリン脂肪
酸エステル、ポリエーテル変性シリコーンオイル(商品
名:SH3746、SH3748、SH3749、SH
3771(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)
製))、パーフルオロアルキルエチレンオキシド付加物
(商品名:ユニダインDS−401、DS−403(ダイ
キン工業(株)製)、フルオロアルキルエチレンオキシド
付加物(商品名:ユニダインDS−406(ダイキン工業
(株)製)、パーフルオロアルキルオリゴマー(商品名:ユ
ニダインDS−451(ダイキン工業(株))などである。
チレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレントリデシ
ルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル、
ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエ
チレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフ
ェニルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニル
エーテル、ポリオキシエチレンモノラウレート、ポリオ
キシエチレンモノステアレート、ポリオキシエチレンモ
ノオレエート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタン
モノステアレート、ソルビタンモノパルミテート、ソル
ビタンモノステアレート、ソルビタンモノオレエート、
ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエー
ト、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポ
リオキシエチレンソルビタンモノパルミテート、ポリオ
キシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシ
ソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレンブロックポリマー、ポリグリセリン脂肪
酸エステル、ポリエーテル変性シリコーンオイル(商品
名:SH3746、SH3748、SH3749、SH
3771(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)
製))、パーフルオロアルキルエチレンオキシド付加物
(商品名:ユニダインDS−401、DS−403(ダイ
キン工業(株)製)、フルオロアルキルエチレンオキシド
付加物(商品名:ユニダインDS−406(ダイキン工業
(株)製)、パーフルオロアルキルオリゴマー(商品名:ユ
ニダインDS−451(ダイキン工業(株))などである。
【0029】撥水撥油剤中の共重合体の占める割合は、
60重量%以下、好ましくは1〜30重量%であってよ
い。
60重量%以下、好ましくは1〜30重量%であってよ
い。
【0030】本発明の撥水撥油剤は、被処理物品の種類
や前記調製形態(溶剤溶液型、エアゾール型など)など
に応じて、任意の方法で防汚加工剤として被処理物品に
適用され得る。例えば、溶剤溶液型や水性乳濁液のもの
である場合には、浸漬塗布等のような被覆加工の既知の
方法により、被処理物の表面に付着させ乾燥する方法が
採用され得る。また、必要ならば適当な架橋剤と共に適
用しキュアリングを行なっても良い。尚、エアゾール型
の防汚加工剤は、これを単に噴射して被処理物に吹き付
けるだけで良く、直ちに乾燥した後、充分な撥水撥油性
や汚れ脱離性を発揮し得る。
や前記調製形態(溶剤溶液型、エアゾール型など)など
に応じて、任意の方法で防汚加工剤として被処理物品に
適用され得る。例えば、溶剤溶液型や水性乳濁液のもの
である場合には、浸漬塗布等のような被覆加工の既知の
方法により、被処理物の表面に付着させ乾燥する方法が
採用され得る。また、必要ならば適当な架橋剤と共に適
用しキュアリングを行なっても良い。尚、エアゾール型
の防汚加工剤は、これを単に噴射して被処理物に吹き付
けるだけで良く、直ちに乾燥した後、充分な撥水撥油性
や汚れ脱離性を発揮し得る。
【0031】更に、本発明の共重合体は、他の重合体ブ
レンダーを混合して防汚加工剤としても良い。他の撥水
剤や撥油剤、防虫剤、難燃剤、帯電防止剤、染料安定剤
および防シワ剤等を添加剤として適宜併用して防汚加工
剤を得ることも勿論可能である。
レンダーを混合して防汚加工剤としても良い。他の撥水
剤や撥油剤、防虫剤、難燃剤、帯電防止剤、染料安定剤
および防シワ剤等を添加剤として適宜併用して防汚加工
剤を得ることも勿論可能である。
【0032】防汚処理される被処理物は、通常、繊維製
品である。繊維製品としては種々の例を挙げることがで
きる。例えば、綿、麻、羊毛、絹などの動植物性天然繊
維、ポリアミド、ポリエステル、ポリビニルアルコー
ル、ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビニル、ポリプロ
ピレンなどの合成繊維、レーヨン、アセテートなどの半
合成繊維、ガラス繊維、炭素繊維、アスベスト繊維など
の無機繊維、あるいはこれらの混合繊維が挙げられる。
品である。繊維製品としては種々の例を挙げることがで
きる。例えば、綿、麻、羊毛、絹などの動植物性天然繊
維、ポリアミド、ポリエステル、ポリビニルアルコー
ル、ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビニル、ポリプロ
ピレンなどの合成繊維、レーヨン、アセテートなどの半
合成繊維、ガラス繊維、炭素繊維、アスベスト繊維など
の無機繊維、あるいはこれらの混合繊維が挙げられる。
【0033】繊維製品は、繊維、糸、布等の形態のいず
れであってもよい。本発明の共重合体は処理時に0.1
〜30重量%、好ましくは1〜10重量%に希釈して使
用することが可能である。あまりに低濃度では性能付与
が不十分になり、あまりに高濃度では処理した繊維の風
合が悪くなる。
れであってもよい。本発明の共重合体は処理時に0.1
〜30重量%、好ましくは1〜10重量%に希釈して使
用することが可能である。あまりに低濃度では性能付与
が不十分になり、あまりに高濃度では処理した繊維の風
合が悪くなる。
【0034】
【発明の好ましい態様】次に、実施例、比較例および試
験例を挙げて本発明を更に詳しく説明する。ただし、こ
れらの説明が本発明を限定するものでないことは勿論で
ある。汚れ脱離性(SR性)の試験は次の如く行った。
即ち、水平に敷いた吸取り紙の上に試験布を広げ、汚れ
としてカーボンブラック0.1%をトリオレインに分散
させたものを0.05ml滴下し、その上にポリエチレ
ンシートをかけて、500gの分銅をのせ、60秒後に
分銅とポリエチレンシートを取りはずし、室温で24時
間放置することにより、試験布に汚れを付着させた。次
に、試験布にバラスト布を加えて500gとし、洗剤
(商品名:ライオン製スーパーコンパクトトップ)1
2.5gを用いて、電気洗濯機で、浴量25リットル、
浴温40℃の条件で5分間洗濯し、その後濯いで、室温
で乾燥した。乾燥した試験布の汚れが残存している部分
の明度を色差計(MINOLTA製 CR-200)で測定し、下記の
汚染率(%)より汚れ脱離性能を評価した。
験例を挙げて本発明を更に詳しく説明する。ただし、こ
れらの説明が本発明を限定するものでないことは勿論で
ある。汚れ脱離性(SR性)の試験は次の如く行った。
即ち、水平に敷いた吸取り紙の上に試験布を広げ、汚れ
としてカーボンブラック0.1%をトリオレインに分散
させたものを0.05ml滴下し、その上にポリエチレ
ンシートをかけて、500gの分銅をのせ、60秒後に
分銅とポリエチレンシートを取りはずし、室温で24時
間放置することにより、試験布に汚れを付着させた。次
に、試験布にバラスト布を加えて500gとし、洗剤
(商品名:ライオン製スーパーコンパクトトップ)1
2.5gを用いて、電気洗濯機で、浴量25リットル、
浴温40℃の条件で5分間洗濯し、その後濯いで、室温
で乾燥した。乾燥した試験布の汚れが残存している部分
の明度を色差計(MINOLTA製 CR-200)で測定し、下記の
汚染率(%)より汚れ脱離性能を評価した。
【0035】汚れ脱離性能は残存する着色固体粒子(こ
こではカーボンブラック)の明度を指標とし、次式で示
す「汚染率」で評価する。 [汚染率(%)]=(R0−R)/R0×100 ここで、R0は未汚染布の明度、Rは汚染布の明度であ
る。これは洗濯時に固体粒子汚れが油性汚れ(ここでは
トリオレイン)に伴って洗浄されることを前提とし、視
覚的に判別できる固体粒子汚れの明度を測定することに
より、固体粒子と油から成る複合汚れの除去率を評価す
る方法である。本発明者らはこれまでにカーボンブラッ
クとトリオレインの除去率の関係には相関があることを
確認している。したがって、上述の汚染率による汚れ脱
離性の評価は簡便ではあるが、固体粒子汚れと油性汚れ
を同時に測定できる実用的な方法である。ここで、汚染
率が小さいほど汚れ脱離性能は高いことを示している。
こではカーボンブラック)の明度を指標とし、次式で示
す「汚染率」で評価する。 [汚染率(%)]=(R0−R)/R0×100 ここで、R0は未汚染布の明度、Rは汚染布の明度であ
る。これは洗濯時に固体粒子汚れが油性汚れ(ここでは
トリオレイン)に伴って洗浄されることを前提とし、視
覚的に判別できる固体粒子汚れの明度を測定することに
より、固体粒子と油から成る複合汚れの除去率を評価す
る方法である。本発明者らはこれまでにカーボンブラッ
クとトリオレインの除去率の関係には相関があることを
確認している。したがって、上述の汚染率による汚れ脱
離性の評価は簡便ではあるが、固体粒子汚れと油性汚れ
を同時に測定できる実用的な方法である。ここで、汚染
率が小さいほど汚れ脱離性能は高いことを示している。
【0036】参考製造例1 CF3CF2(CF2CF2)nCH2CH2OCOCH=CH2
(n=3)で示される単量体(「17FA」と略す)1
0g、1,1,2,3,4,4-ヘキサフルオロテトラクロロ
ブタン40gを四ツ口フラスコ中に入れ、系内の酸素を
窒素で充分に置換した後、t-ブチルペルオキシピバレ
ート(日本油脂製パーブチルPV)0.5gを入れ、6
0℃で6時間撹拌しながら反応を行った。得られたポリ
マーをエタノールで再沈、精製したところ白色微粉末ポ
リマー9gが得られた。
(n=3)で示される単量体(「17FA」と略す)1
0g、1,1,2,3,4,4-ヘキサフルオロテトラクロロ
ブタン40gを四ツ口フラスコ中に入れ、系内の酸素を
窒素で充分に置換した後、t-ブチルペルオキシピバレ
ート(日本油脂製パーブチルPV)0.5gを入れ、6
0℃で6時間撹拌しながら反応を行った。得られたポリ
マーをエタノールで再沈、精製したところ白色微粉末ポ
リマー9gが得られた。
【0037】参考製造例2〜4 参考製造例1と同様にして、CF3CF2(CF2CF2)n
CH2CH2OCOCH=CH2で、nが3、4、5の化
合物の重量比5:3:1の混合物である単量体(「T−
FA」と略す)、nが2である単量体(「13FA」と
略す)、およびnが4である単量体(「21FA」と略
す)のそれぞれのホモポリマーを重合した。
CH2CH2OCOCH=CH2で、nが3、4、5の化
合物の重量比5:3:1の混合物である単量体(「T−
FA」と略す)、nが2である単量体(「13FA」と
略す)、およびnが4である単量体(「21FA」と略
す)のそれぞれのホモポリマーを重合した。
【0038】製造例1 参考製造例1で示す17FAを24g、CH2=C(C
H3)COOCH2CH2OH(「HEMA」と略す)を1
6g、イソプロパノール360gを四ツ口フラスコ中に入
れ、系内の酸素を窒素で充分に置換した後、2,2-アゾ
ビス(2-メチルブチロニトリル)[和光純薬製V−5
9]0.1gを入れ、60℃で共重合反応を開始した。
30分後に系の温度を70℃まで昇温し、さらに30分
後、1時間後に開始剤を0.01gずつ入れた。最初の
開始剤投入から6時間反応させた。得られたポリマーを
n−ヘキサンで再沈、精製したところ白色微粉末ポリマ
ー36gが得られた。
H3)COOCH2CH2OH(「HEMA」と略す)を1
6g、イソプロパノール360gを四ツ口フラスコ中に入
れ、系内の酸素を窒素で充分に置換した後、2,2-アゾ
ビス(2-メチルブチロニトリル)[和光純薬製V−5
9]0.1gを入れ、60℃で共重合反応を開始した。
30分後に系の温度を70℃まで昇温し、さらに30分
後、1時間後に開始剤を0.01gずつ入れた。最初の
開始剤投入から6時間反応させた。得られたポリマーを
n−ヘキサンで再沈、精製したところ白色微粉末ポリマ
ー36gが得られた。
【0039】比較製造例1〜3 製造例1と同様にして、T−FAとHEMAの共重合体
(比較製造例1)、13FAとHEMAの共重合体(比
較製造例2)、および21FAとHEMAの共重合体
(比較製造例3)を重合した。
(比較製造例1)、13FAとHEMAの共重合体(比
較製造例2)、および21FAとHEMAの共重合体
(比較製造例3)を重合した。
【0040】実施例1 参考製造例1〜4で得られたポリマーについて、DSC
測定による融点、およびX線回折による結晶化度の結果
を表1に示す。DSC測定は島津製作所製DSC−50
によりサンプル量10mg、昇温速度20℃/minで
行った。X線回折は理学電気製ローターフレックスRA
D−rA型によりX線源にはCuKα(15.42nm)
を用いて出力は40kV、50mAで測定した。そし
て、次式より結晶化度を算出した。 [結晶化度(%)]=IRf /(IRf + Iam)×1
00 ここで、IRfは2θ=18°に現れるRf基のピーク強
度、Iamは非晶領域のピーク強度である。
測定による融点、およびX線回折による結晶化度の結果
を表1に示す。DSC測定は島津製作所製DSC−50
によりサンプル量10mg、昇温速度20℃/minで
行った。X線回折は理学電気製ローターフレックスRA
D−rA型によりX線源にはCuKα(15.42nm)
を用いて出力は40kV、50mAで測定した。そし
て、次式より結晶化度を算出した。 [結晶化度(%)]=IRf /(IRf + Iam)×1
00 ここで、IRfは2θ=18°に現れるRf基のピーク強
度、Iamは非晶領域のピーク強度である。
【0041】
【表1】
【0042】Rf基含有単量体ホモポリマーの融点およ
び結晶化度はRf基鎖長が短いほど低くなった。したが
って、Rf基の炭素数が短いほどポリマーの分子運動性
は高いと考えられる。また、Rf基の炭素数が6である
13FAホモポリマーでは融点は観測されなかった。こ
れは、Rf基鎖長が短いので分子運動性がかなり大きく
結晶化しないためである。
び結晶化度はRf基鎖長が短いほど低くなった。したが
って、Rf基の炭素数が短いほどポリマーの分子運動性
は高いと考えられる。また、Rf基の炭素数が6である
13FAホモポリマーでは融点は観測されなかった。こ
れは、Rf基鎖長が短いので分子運動性がかなり大きく
結晶化しないためである。
【0043】実施例2 製造例1、および比較製造例1〜3で得られたポリマー
について、ホットプレート上で昇温させ、それを顕微鏡
で観察したときに外観が丸くなった温度(軟化点)、お
よび実施例1と同様にX線回折により結晶化度を調べた
結果を表2に示す。
について、ホットプレート上で昇温させ、それを顕微鏡
で観察したときに外観が丸くなった温度(軟化点)、お
よび実施例1と同様にX線回折により結晶化度を調べた
結果を表2に示す。
【0044】
【表2】
【0045】Rf基鎖長が短い共重合体ほど軟化点およ
び結晶化度は低く、分子運動性は高いと考えられる。こ
れは実施例1に示したように、Rf基鎖長が短いほどホ
モポリマーの分子運動性が高いことに起因すると考えら
れる。
び結晶化度は低く、分子運動性は高いと考えられる。こ
れは実施例1に示したように、Rf基鎖長が短いほどホ
モポリマーの分子運動性が高いことに起因すると考えら
れる。
【0046】実施例3 製造例1、および比較製造例1〜3で得られたポリマー
を、ポリマー含量が1重量%になるようにトルエンとイ
ソプロパノールの混合溶剤で希釈調整し、ポリエチレン
テレフタレートのフィルムに0.5mm/秒で浸漬処理
した。風乾後、80℃で3分の熱処理を行った。そし
て、それぞれについて空気中の水の接触角、および水中
の気泡の接触角(5分浸漬後)を協和界面科学製の接触
角計で測定した。水中の気泡の接触角は、オリジナルの
セルを使用して測定した。結果を表3に示す。
を、ポリマー含量が1重量%になるようにトルエンとイ
ソプロパノールの混合溶剤で希釈調整し、ポリエチレン
テレフタレートのフィルムに0.5mm/秒で浸漬処理
した。風乾後、80℃で3分の熱処理を行った。そし
て、それぞれについて空気中の水の接触角、および水中
の気泡の接触角(5分浸漬後)を協和界面科学製の接触
角計で測定した。水中の気泡の接触角は、オリジナルの
セルを使用して測定した。結果を表3に示す。
【0047】
【表3】
【0048】いずれの共重合体も空気中の水の接触角は
約110°であり、高撥水性を示した。しかし水中の気
泡の接触角は約50°であり、疎水性の単量体同士の共
重合体である17FA/ステアリルアクリレート共重合
体(約100°)よりもかなり小さかった。これは、空
気中では疎水性であるが水中では親水性であることを示
しており、空気中から水中へ移すと表面の構造が変化す
ること(flip−flop性)を表している。ポリマ
ーの構造別に比較すると、Rf基鎖長が短い13FA共
重合体や17FA共重合体の方が、水中の気泡の接触角
は小さくなっていた。これは、Rf基鎖長が短いほど分
子運動性は高いのでflip−flop性が起こりやす
いためと考えられる。
約110°であり、高撥水性を示した。しかし水中の気
泡の接触角は約50°であり、疎水性の単量体同士の共
重合体である17FA/ステアリルアクリレート共重合
体(約100°)よりもかなり小さかった。これは、空
気中では疎水性であるが水中では親水性であることを示
しており、空気中から水中へ移すと表面の構造が変化す
ること(flip−flop性)を表している。ポリマ
ーの構造別に比較すると、Rf基鎖長が短い13FA共
重合体や17FA共重合体の方が、水中の気泡の接触角
は小さくなっていた。これは、Rf基鎖長が短いほど分
子運動性は高いのでflip−flop性が起こりやす
いためと考えられる。
【0049】実施例4 実施例3でポリマーを処理したのと同じフィルムを用い
て乾燥状態および水和状態のESCAを測定した。島津
製作所製ESCA750を使用した。放出角は20°と
した。乾燥状態は熱処理後のフィルムをそのままの状態
で測定した。水和状態はフィルムを水に5分浸漬後余分
な水分を取り除き、その直後に測定した。そして、フッ
素に由来するピーク面積と炭素に由来するピーク面積の
比(F/C)、および酸素に由来するピーク面積と炭素
に由来するピーク面積の比(O/C)を調べた。結果を
表4に示す。
て乾燥状態および水和状態のESCAを測定した。島津
製作所製ESCA750を使用した。放出角は20°と
した。乾燥状態は熱処理後のフィルムをそのままの状態
で測定した。水和状態はフィルムを水に5分浸漬後余分
な水分を取り除き、その直後に測定した。そして、フッ
素に由来するピーク面積と炭素に由来するピーク面積の
比(F/C)、および酸素に由来するピーク面積と炭素
に由来するピーク面積の比(O/C)を調べた。結果を
表4に示す。
【0050】
【表4】
【0051】いずれの共重合体も乾燥状態から水和状態
で、F/Cは小さく、O/Cはやや大きくなった。これ
は、ポリマー表面のRf基の減少および親水基の増大を
示しており、水に浸すことにより表面構造が変化したこ
とを示している。またポリマーの構造別に比較すると、
乾燥状態から水和状態でのF/Cの減少率、およびO/
Cの増大率は、Rf基鎖長が短い13FA共重合体や1
7FA共重合体の方が大きかった。これは実施例3にも
示したように、Rf基鎖長が短いほど分子運動性は高い
のでflip−flop性が起こりやすいためと考えら
れる。
で、F/Cは小さく、O/Cはやや大きくなった。これ
は、ポリマー表面のRf基の減少および親水基の増大を
示しており、水に浸すことにより表面構造が変化したこ
とを示している。またポリマーの構造別に比較すると、
乾燥状態から水和状態でのF/Cの減少率、およびO/
Cの増大率は、Rf基鎖長が短い13FA共重合体や1
7FA共重合体の方が大きかった。これは実施例3にも
示したように、Rf基鎖長が短いほど分子運動性は高い
のでflip−flop性が起こりやすいためと考えら
れる。
【0052】実施例5 製造例1、および比較製造例1〜3で得られたポリマー
をポリマー含量が0.5重量%になるようにトルエンと
イソプロパノールの混合溶剤で希釈調整した。これに綿
ブロード布を浸漬し、ロールで絞りウェットピックアッ
プを50%とした。風乾後、80℃で3分の熱処理を行
った。このように処理した布について、汚れ脱離性能試
験を行った。結果を表5に示す。
をポリマー含量が0.5重量%になるようにトルエンと
イソプロパノールの混合溶剤で希釈調整した。これに綿
ブロード布を浸漬し、ロールで絞りウェットピックアッ
プを50%とした。風乾後、80℃で3分の熱処理を行
った。このように処理した布について、汚れ脱離性能試
験を行った。結果を表5に示す。
【0053】
【表5】
【0054】防汚加工剤の原料として実用化されている
Rf基鎖長に分布のある(炭素数8、10、12の混合
物)T−FA共重合体や、Rf基鎖長が長い(炭素数1
0)21FA共重合体よりも、T−FAの主成分でRf
基鎖長が短くて一定(炭素数8)の17FA共重合体の
方が、汚染率が小さく汚れ脱離性は良かった。これは、
17FA共重合体の方が分子運動性が高く、flip−
flopが起こりやすいためと考えられる。一方、もっ
とも分子運動性が高いと考えられる13FA共重合体
は、17FA共重合体よりも汚れ脱離性は悪かった。
Rf基鎖長に分布のある(炭素数8、10、12の混合
物)T−FA共重合体や、Rf基鎖長が長い(炭素数1
0)21FA共重合体よりも、T−FAの主成分でRf
基鎖長が短くて一定(炭素数8)の17FA共重合体の
方が、汚染率が小さく汚れ脱離性は良かった。これは、
17FA共重合体の方が分子運動性が高く、flip−
flopが起こりやすいためと考えられる。一方、もっ
とも分子運動性が高いと考えられる13FA共重合体
は、17FA共重合体よりも汚れ脱離性は悪かった。
【0055】実施例6 実施例5で処理した布に、表面張力の異なる8種類の油
(炭化水素)を滴下して、撥油性を調べた結果を表6に
示す。滴下した油の表面張力(25℃)は、それぞれ1
点−31.2、2点−29.6、3点−27.3、4点−
26.7、5点−25.0、6点−23.5、7点−2
1.8、8点−20.0 mN/mであり、布に染み込まない
最大の油の点数を撥油性とした。したがって、撥油性の
点数が高いほど処理布の表面自由エネルギーが低いこと
を表している。
(炭化水素)を滴下して、撥油性を調べた結果を表6に
示す。滴下した油の表面張力(25℃)は、それぞれ1
点−31.2、2点−29.6、3点−27.3、4点−
26.7、5点−25.0、6点−23.5、7点−2
1.8、8点−20.0 mN/mであり、布に染み込まない
最大の油の点数を撥油性とした。したがって、撥油性の
点数が高いほど処理布の表面自由エネルギーが低いこと
を表している。
【0056】
【表6】
【0057】17FA共重合体、T−FA共重合体、2
1FA共重合体では、高い撥油性を示したが、13FA
共重合体では撥油性は悪く、いずれの油も染み込んだ。
したがって、もっとも分子運動性が高いと考えられる1
3FA共重合体が、17FA共重合体よりも汚れ脱離性
が悪いのは、Rf基が短すぎるために結晶性が悪くなり
撥油性が消失したので、繊維深くに染み込んだ油汚れが
洗浄されにくくなったためと考えられる。
1FA共重合体では、高い撥油性を示したが、13FA
共重合体では撥油性は悪く、いずれの油も染み込んだ。
したがって、もっとも分子運動性が高いと考えられる1
3FA共重合体が、17FA共重合体よりも汚れ脱離性
が悪いのは、Rf基が短すぎるために結晶性が悪くなり
撥油性が消失したので、繊維深くに染み込んだ油汚れが
洗浄されにくくなったためと考えられる。
【0058】実施例7 実施例5で処理した布を汚れ脱離性試験におけるのと同
様の洗濯を5回行い、続いて汚れ脱離性能試験を行っ
た。結果を表7に示す。
様の洗濯を5回行い、続いて汚れ脱離性能試験を行っ
た。結果を表7に示す。
【0059】
【表7】
【0060】実施例5と同様に、汚染率はT−FA共重
合体や21FA共重合体より、17FA共重合体の方が
小さかった。これは、17FA共重合体は洗濯を繰り返
した後でも高い汚れ脱離性を発現することを示してお
り、耐久性にも優れている。
合体や21FA共重合体より、17FA共重合体の方が
小さかった。これは、17FA共重合体は洗濯を繰り返
した後でも高い汚れ脱離性を発現することを示してお
り、耐久性にも優れている。
【0061】
【発明の効果】本発明の共重合体を用いた撥水撥油剤
は、従来の撥水撥油剤と比べると、汚れ脱離性が極めて
優れている。
は、従来の撥水撥油剤と比べると、汚れ脱離性が極めて
優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06M 15/277 D06M 15/277 // D06M 101:04 (72)発明者 久保 元伸 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン 工業株式会社淀川製作所内
Claims (6)
- 【請求項1】 (a)ホモポリマーの状態で融点が60
〜80℃であるフルオロアルキル基含有単量体、および
(b)親水性基含有単量体からなる共重合体を主成分と
する撥水撥油剤。 - 【請求項2】 フルオロアルキル基含有単量体(a)
が、一般式: Rf−R1−X−R2C=CH2 [式中、Rfは炭素数3〜20の直鎖状のフルオロアル
キル基、R1は炭素数1〜10の直鎖状または分岐状の
アルキレン基、R2は水素原子またはメチル基、Xは、
−O−C(=O)−または−SO2−N(A1)−A2−
(式中、A1は、炭素数1〜4のアルキル基、A2は、直
接結合または−A3−O−C(=O)−(A3は炭素数1
〜4のアルキレン基)である。)である。]で示される
化合物である請求項1に記載の撥水撥油剤。 - 【請求項3】 親水性基含有単量体(b)が、一般式: CH2=CR3COO−(R4O)n−R5 [式中、R3およびR5は水素原子またはメチル基、R4
は炭素数2〜6のアルキレン基、nは1〜50の整数を
表す。]で示される化合物である請求項1に記載の撥水
撥油剤。 - 【請求項4】 フルオロアルキル基含有単量体(a)の
フルオロアルキル基の炭素数が8である請求項1に記載
の撥水撥油剤。 - 【請求項5】 フルオロアルキル基含有単量体(a)の
ホモポリマーの状態で結晶化度が50〜85%である請
求項1に記載の撥水撥油剤。 - 【請求項6】 請求項1に記載の撥水撥油剤によって処
理された繊維製品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000026431A JP2000290640A (ja) | 1999-02-04 | 2000-02-03 | 撥水撥油剤 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2724599 | 1999-02-04 | ||
| JP11-27245 | 1999-02-04 | ||
| JP2000026431A JP2000290640A (ja) | 1999-02-04 | 2000-02-03 | 撥水撥油剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000290640A true JP2000290640A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=26365145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000026431A Withdrawn JP2000290640A (ja) | 1999-02-04 | 2000-02-03 | 撥水撥油剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000290640A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006001214A1 (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-05 | Daikin Industries, Ltd. | 含フッ素共重合体を含む汚れ脱離剤およびその製造方法 |
| WO2006022122A1 (ja) * | 2004-08-25 | 2006-03-02 | Daikin Industries, Ltd. | 撥水撥油剤組成物 |
| WO2006038493A1 (ja) * | 2004-10-06 | 2006-04-13 | Daikin Industries, Ltd. | 含フッ素撥水撥油剤組成物 |
| WO2008093567A1 (ja) | 2007-02-02 | 2008-08-07 | Daikin Industries, Ltd. | 洗濯耐久性に優れた含フッ素共重合体および汚れ脱離剤 |
| JP2009249448A (ja) * | 2008-04-03 | 2009-10-29 | Agc Seimi Chemical Co Ltd | 潤滑オイルのバリア剤組成物、それを製造する方法およびその用途 |
| WO2009142047A1 (ja) | 2008-05-21 | 2009-11-26 | 三好化成株式会社 | 表面処理粉体及びこれを配合した化粧料 |
| US7651993B2 (en) | 2007-02-06 | 2010-01-26 | Daikin Industries, Ltd. | Fluorine-containing polymer and soil release agent |
| JP2010255143A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-11 | Teijin Fibers Ltd | 防汚性ポリエステル布帛およびその製造方法および繊維製品 |
| US8653019B2 (en) | 2004-04-05 | 2014-02-18 | Daikin Industries, Ltd. | Stain remover containing fluoropolymer |
| WO2016121995A1 (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | ダイキン工業株式会社 | 基材及びその用途 |
| WO2021251302A1 (ja) | 2020-06-10 | 2021-12-16 | ダイキン工業株式会社 | 含フッ素化合物 |
-
2000
- 2000-02-03 JP JP2000026431A patent/JP2000290640A/ja not_active Withdrawn
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8653019B2 (en) | 2004-04-05 | 2014-02-18 | Daikin Industries, Ltd. | Stain remover containing fluoropolymer |
| WO2006001214A1 (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-05 | Daikin Industries, Ltd. | 含フッ素共重合体を含む汚れ脱離剤およびその製造方法 |
| US7947789B2 (en) | 2004-06-25 | 2011-05-24 | Daikin Industries, Ltd. | Method for producing fluorine-containing copolymer and soil release agent containing same |
| US7820745B2 (en) | 2004-08-25 | 2010-10-26 | Daikin Industries, Ltd. | Water-repellent/oil-repellent composition |
| WO2006022122A1 (ja) * | 2004-08-25 | 2006-03-02 | Daikin Industries, Ltd. | 撥水撥油剤組成物 |
| JPWO2006022122A1 (ja) * | 2004-08-25 | 2008-05-08 | ダイキン工業株式会社 | 撥水撥油剤組成物 |
| JP4816455B2 (ja) * | 2004-08-25 | 2011-11-16 | ダイキン工業株式会社 | 撥水撥油剤組成物 |
| JPWO2006038493A1 (ja) * | 2004-10-06 | 2008-05-15 | ダイキン工業株式会社 | 含フッ素撥水撥油剤組成物 |
| WO2006038493A1 (ja) * | 2004-10-06 | 2006-04-13 | Daikin Industries, Ltd. | 含フッ素撥水撥油剤組成物 |
| WO2008093567A1 (ja) | 2007-02-02 | 2008-08-07 | Daikin Industries, Ltd. | 洗濯耐久性に優れた含フッ素共重合体および汚れ脱離剤 |
| US7651993B2 (en) | 2007-02-06 | 2010-01-26 | Daikin Industries, Ltd. | Fluorine-containing polymer and soil release agent |
| JP2009249448A (ja) * | 2008-04-03 | 2009-10-29 | Agc Seimi Chemical Co Ltd | 潤滑オイルのバリア剤組成物、それを製造する方法およびその用途 |
| WO2009142047A1 (ja) | 2008-05-21 | 2009-11-26 | 三好化成株式会社 | 表面処理粉体及びこれを配合した化粧料 |
| JP2010255143A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-11 | Teijin Fibers Ltd | 防汚性ポリエステル布帛およびその製造方法および繊維製品 |
| WO2016121995A1 (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | ダイキン工業株式会社 | 基材及びその用途 |
| JP2016163988A (ja) * | 2015-01-29 | 2016-09-08 | ダイキン工業株式会社 | 基材及びその用途 |
| WO2021251302A1 (ja) | 2020-06-10 | 2021-12-16 | ダイキン工業株式会社 | 含フッ素化合物 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6274060B1 (en) | Water- and oil-repellent | |
| JP4161717B2 (ja) | 撥水撥油剤組成物とその製法及び用途 | |
| CN1878846B (zh) | 含有非离子型表面活性剂的防水防油剂水性分散液 | |
| KR102170599B1 (ko) | 표면 처리제 | |
| KR102189119B1 (ko) | 표면 처리제 | |
| JP5500238B2 (ja) | 含フッ素組成物および含フッ素重合体 | |
| WO2018110667A1 (ja) | 撥水剤 | |
| JP2015172198A (ja) | 水系エマルションの表面処理剤 | |
| JP4178954B2 (ja) | 低温キュア性の改良された撥水撥油剤組成物 | |
| KR100751611B1 (ko) | 발수 발유제 수성 분산액 | |
| JP2010043277A (ja) | 撥水撥油剤水性分散液 | |
| JP6866699B2 (ja) | 表面処理剤組成物 | |
| JP2000290640A (ja) | 撥水撥油剤 | |
| KR20210055748A (ko) | 불소 함유 중합체 및 표면 처리제 | |
| JP5344076B2 (ja) | 含フッ素組成物 | |
| JP3820694B2 (ja) | 新規共重合体および防汚加工剤 | |
| JP5397521B2 (ja) | 含フッ素組成物および含フッ素重合体 | |
| JP5397520B2 (ja) | 含フッ素組成物および表面処理剤 | |
| TW200911850A (en) | Fluorine-containing fiber processing agent having alcohol repellency and stain releasability | |
| JP3300424B2 (ja) | 新規共重合体および防汚加工剤 | |
| JPH0468006A (ja) | 新規共重合体および防汚加工剤 | |
| JP5397519B2 (ja) | 含フッ素組成物およびその用途 | |
| JP2926770B2 (ja) | 新規共重合体 | |
| CN1938347B (zh) | 包含含氟聚合物的污垢脱离剂 | |
| WO2016208662A1 (ja) | 表面処理剤組成物 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070201 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070214 |