JPH1188207A - Fm受信機におけるノイズキャンセラ - Google Patents
Fm受信機におけるノイズキャンセラInfo
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- JPH1188207A JPH1188207A JP25407397A JP25407397A JPH1188207A JP H1188207 A JPH1188207 A JP H1188207A JP 25407397 A JP25407397 A JP 25407397A JP 25407397 A JP25407397 A JP 25407397A JP H1188207 A JPH1188207 A JP H1188207A
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- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 claims abstract description 21
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 5
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 3
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Landscapes
- Noise Elimination (AREA)
- Stereo-Broadcasting Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、特にマルチパス妨害で発生
する位相性ノイズの影響も軽減できるFM受信機におけ
るノイズキャンセラを提供することにある。 【解決手段】 FM受信機のIF信号及び/またはFM
検波出力に含まれる振幅性パルスノイズ成分が所定のス
レショルドレベル以上の場合に動作して前記ノイズを除
去するノイズキャンセラ(4)において、マルチパス妨
害を検出するマルチパス検出回路(9)を備え、前記マ
ルチパス検出回路(9)の検出レベルに応じて前記ノイ
ズキャンセラ(4)の感度を可変させるようにしたもの
である。
する位相性ノイズの影響も軽減できるFM受信機におけ
るノイズキャンセラを提供することにある。 【解決手段】 FM受信機のIF信号及び/またはFM
検波出力に含まれる振幅性パルスノイズ成分が所定のス
レショルドレベル以上の場合に動作して前記ノイズを除
去するノイズキャンセラ(4)において、マルチパス妨
害を検出するマルチパス検出回路(9)を備え、前記マ
ルチパス検出回路(9)の検出レベルに応じて前記ノイ
ズキャンセラ(4)の感度を可変させるようにしたもの
である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はFMノイズキャンセ
ラに関する。
ラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車載用FMチューナに用いられて
いるノイズキャンセラは、主に自車、及び他車の電装系
から発生する振幅性パルスノイズの除去を目的としてい
る。ところで、FMチューナにおいて、マルチパス妨害
を受けた際には振幅成分と位相成分のひずみが発生す
る。マルチパス妨害は、放送局から送られた電波が、建
物(高層ビル等)、山等に反射して複数の反射波として
遅れて受信され、直接波と相互干渉を起こすために生じ
る。このために、時間的に遅れた複数の電波によりFM
チューナの回路内で振幅成分と位相成分のひずみにな
り、マルチパスノイズとなる。特に振幅成分のひずみ発
生時にノイズキャンセラが動作すると、信号成分のひず
みが悪化することは分かっている。しかし、振幅成分の
ひずみは、FMチューナ内のリミッタにより抑圧されて
ある程度目立たなくなることも分かっている。
いるノイズキャンセラは、主に自車、及び他車の電装系
から発生する振幅性パルスノイズの除去を目的としてい
る。ところで、FMチューナにおいて、マルチパス妨害
を受けた際には振幅成分と位相成分のひずみが発生す
る。マルチパス妨害は、放送局から送られた電波が、建
物(高層ビル等)、山等に反射して複数の反射波として
遅れて受信され、直接波と相互干渉を起こすために生じ
る。このために、時間的に遅れた複数の電波によりFM
チューナの回路内で振幅成分と位相成分のひずみにな
り、マルチパスノイズとなる。特に振幅成分のひずみ発
生時にノイズキャンセラが動作すると、信号成分のひず
みが悪化することは分かっている。しかし、振幅成分の
ひずみは、FMチューナ内のリミッタにより抑圧されて
ある程度目立たなくなることも分かっている。
【0003】そのため、従来技術の一つとして、マルチ
パス妨害を受けた際にはノイズキャンセラを無効にする
ことにより、信号成分のひずみが悪化するのを防ぐとい
う技術がある。(特公昭62−50007号参照) しかしながら、特に位相成分のひずみが復調後に高い周
波数(数kHz以上)のノイズとなるため、この技術で
は位相成分のひずみが多い場合には、マルチパスノイズ
による聴感上のノイズ感の悪化を招いている。
パス妨害を受けた際にはノイズキャンセラを無効にする
ことにより、信号成分のひずみが悪化するのを防ぐとい
う技術がある。(特公昭62−50007号参照) しかしながら、特に位相成分のひずみが復調後に高い周
波数(数kHz以上)のノイズとなるため、この技術で
は位相成分のひずみが多い場合には、マルチパスノイズ
による聴感上のノイズ感の悪化を招いている。
【0004】また、図7に示すノイズキャンセラのよう
に、現在、マルチパス妨害を受けた際に、ステレオ分離
度、音量、及び周波数特性を可変させる等、マルチパス
ノイズ軽減のための対策を行なっている製品も多い。こ
の対策の理由は、前記と同様に、マルチパス妨害を受け
た際に、マルチパスノイズが発生し、これが受信条件に
よっては聴感上非常に耳障りなノイズとなることがある
からである。
に、現在、マルチパス妨害を受けた際に、ステレオ分離
度、音量、及び周波数特性を可変させる等、マルチパス
ノイズ軽減のための対策を行なっている製品も多い。こ
の対策の理由は、前記と同様に、マルチパス妨害を受け
た際に、マルチパスノイズが発生し、これが受信条件に
よっては聴感上非常に耳障りなノイズとなることがある
からである。
【0005】図7において、1はFM受信機のIF信号
入力端子、2はIF増幅器、3はFM検波器、4はノイ
ズキャンセラ、5はステレオ復調回路、6及び7はハイ
パスフィルタ、8は分離度及び周波数特性制御回路、9
はマルチパス検出回路、10はステレオ信号出力端子で
ある。IF入力端子1からのIF信号(例えばIF周波
数=10.7MHz)はIF増幅器2で増幅され、FM
検波器3で検波され、ノイズキャンセラ4を介してステ
レオ復調回路で復調されて、ステレオ信号出力端子10
よりL及びRステレオ信号が得られる。
入力端子、2はIF増幅器、3はFM検波器、4はノイ
ズキャンセラ、5はステレオ復調回路、6及び7はハイ
パスフィルタ、8は分離度及び周波数特性制御回路、9
はマルチパス検出回路、10はステレオ信号出力端子で
ある。IF入力端子1からのIF信号(例えばIF周波
数=10.7MHz)はIF増幅器2で増幅され、FM
検波器3で検波され、ノイズキャンセラ4を介してステ
レオ復調回路で復調されて、ステレオ信号出力端子10
よりL及びRステレオ信号が得られる。
【0006】ノイズキャンセラ4は、IF増幅器2にお
ける電界強度検出(Sメータ)出力から(例えば、カッ
トオフ周波数Fc=100kHz)ハイパスフィルタ6
を通して検出された振幅性ノイズ成分と、FM検波器3
の検波出力から(例えば、カットオフ周波数Fc=10
0kHz)ハイパスフィルタ7を通して検出された振幅
性ノイズ成分が供給され、予め設定された感度で、すな
わちこれらの振幅性ノイズ成分のレベルが所定のスレシ
ョルドレベル以上になると、動作し、FM検波器3から
ステレオ復調回路5に至る信号に所定の処理を行ない、
これらの振幅性ノイズ成分を除去する。
ける電界強度検出(Sメータ)出力から(例えば、カッ
トオフ周波数Fc=100kHz)ハイパスフィルタ6
を通して検出された振幅性ノイズ成分と、FM検波器3
の検波出力から(例えば、カットオフ周波数Fc=10
0kHz)ハイパスフィルタ7を通して検出された振幅
性ノイズ成分が供給され、予め設定された感度で、すな
わちこれらの振幅性ノイズ成分のレベルが所定のスレシ
ョルドレベル以上になると、動作し、FM検波器3から
ステレオ復調回路5に至る信号に所定の処理を行ない、
これらの振幅性ノイズ成分を除去する。
【0007】分離度及び周波数特性制御回路8は、IF
増幅器2から入力されるSメータ出力のレベルに応じて
ステレオ復調回路5の動作を制御し、ステレオ信号出力
端子に得られるL及びRステレオ信号の分離度及び周波
数特性を可変する。すなわち、Sメータ出力レベルが低
ければステレオ分離度を小さくかつ周波数特性を狭め、
Sメータ出力レベルが高ければステレオ分離度を大きく
かつ周波数特性を広げるように可変する。一方、マルチ
パス検出回路9は、IF増幅器2のIF出力から、マル
チパス妨害によって例えばFMステレオ放送の19kH
zパイロット信号に生じる振幅変調成分を検出する。
増幅器2から入力されるSメータ出力のレベルに応じて
ステレオ復調回路5の動作を制御し、ステレオ信号出力
端子に得られるL及びRステレオ信号の分離度及び周波
数特性を可変する。すなわち、Sメータ出力レベルが低
ければステレオ分離度を小さくかつ周波数特性を狭め、
Sメータ出力レベルが高ければステレオ分離度を大きく
かつ周波数特性を広げるように可変する。一方、マルチ
パス検出回路9は、IF増幅器2のIF出力から、マル
チパス妨害によって例えばFMステレオ放送の19kH
zパイロット信号に生じる振幅変調成分を検出する。
【0008】そこで、マルチパス検出回路9の検出レベ
ルが所定のスレショルドレベル以上になったときは、分
離度及び周波数特性制御回路8を動作させて、ステレオ
復調回路5のステレオ分離度を小さくかつ周波数特性を
狭めるように制御する。その結果、マルチパス妨害を受
けた際に、マルチパスの振幅性ノイズの影響が軽減され
る。
ルが所定のスレショルドレベル以上になったときは、分
離度及び周波数特性制御回路8を動作させて、ステレオ
復調回路5のステレオ分離度を小さくかつ周波数特性を
狭めるように制御する。その結果、マルチパス妨害を受
けた際に、マルチパスの振幅性ノイズの影響が軽減され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、マルチパスの振幅性ノイズの影響を軽減
するものであるが、マルチパスの位相性ノイズの影響が
強い場合には、聴感上非常に耳障りなノイズとなる問題
があった。
来の技術では、マルチパスの振幅性ノイズの影響を軽減
するものであるが、マルチパスの位相性ノイズの影響が
強い場合には、聴感上非常に耳障りなノイズとなる問題
があった。
【0010】そこで、本発明の目的は、上記従来の問題
を解決し、特にマルチパス妨害で発生する位相性ノイズ
の影響も軽減できるFM受信機におけるノイズキャンセ
ラを提供することにある。
を解決し、特にマルチパス妨害で発生する位相性ノイズ
の影響も軽減できるFM受信機におけるノイズキャンセ
ラを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るFM受信機
におけるノイズキャンセラは、請求項1に記載のよう
に、FM受信機のIF信号及び/またはFM検波出力に
含まれる振幅性パルスノイズ成分が所定のスレショルド
レベル以上の場合に動作して前記ノイズを除去するノイ
ズキャンセラにおいて、マルチパス妨害を検出するマル
チパス検出回路を備え、前記マルチパス検出回路の検出
レベルに応じて前記ノイズキャンセラの感度を可変させ
るようにしたことを特徴とする。
におけるノイズキャンセラは、請求項1に記載のよう
に、FM受信機のIF信号及び/またはFM検波出力に
含まれる振幅性パルスノイズ成分が所定のスレショルド
レベル以上の場合に動作して前記ノイズを除去するノイ
ズキャンセラにおいて、マルチパス妨害を検出するマル
チパス検出回路を備え、前記マルチパス検出回路の検出
レベルに応じて前記ノイズキャンセラの感度を可変させ
るようにしたことを特徴とする。
【0012】本発明に係るFM受信機におけるノイズキ
ャンセラは、請求項2に記載のように、FM受信機のI
F信号及び/またはFM検波出力に含まれる振幅性パル
スノイズ成分が所定のスレショルドレベル以上の場合に
動作して前記ノイズを除去するノイズキャンセラにおい
て、マルチパス妨害を検出するマルチパス検出回路と、
前記ノイズキャンセラを動作させる振幅性パルスノイズ
成分及びマルチパス妨害によるノイズ成分以外のノイズ
成分を検出するノイズ検出回路とを備え、前記マルチパ
ス検出回路及び前記ノイズ検出回路の検出レベルに応じ
て前記ノイズキャンセラの感度を可変させるようにした
ことを特徴とする。
ャンセラは、請求項2に記載のように、FM受信機のI
F信号及び/またはFM検波出力に含まれる振幅性パル
スノイズ成分が所定のスレショルドレベル以上の場合に
動作して前記ノイズを除去するノイズキャンセラにおい
て、マルチパス妨害を検出するマルチパス検出回路と、
前記ノイズキャンセラを動作させる振幅性パルスノイズ
成分及びマルチパス妨害によるノイズ成分以外のノイズ
成分を検出するノイズ検出回路とを備え、前記マルチパ
ス検出回路及び前記ノイズ検出回路の検出レベルに応じ
て前記ノイズキャンセラの感度を可変させるようにした
ことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るFM受信機
におけるノイズキャンセラの一実施例を示すブロック図
である。図1において、図7と同じ構成要素には同じ参
照符号を付けて説明する。マルチパス妨害を受けた際
に、特に位相成分のひずみによるマルチパスノイズによ
り、聴感上のノイズ感が悪化する。そこで、本発明で
は、図1において図7の従来構成と異なる構成として、
マルチパス検出回路9で検出されるマルチパス妨害のレ
ベルに応じてノイズキャンセラ4を動作させることによ
り、特に位相成分ひずみによるマルチパスノイズによる
聴感上のノイズ感を改善するものである。
におけるノイズキャンセラの一実施例を示すブロック図
である。図1において、図7と同じ構成要素には同じ参
照符号を付けて説明する。マルチパス妨害を受けた際
に、特に位相成分のひずみによるマルチパスノイズによ
り、聴感上のノイズ感が悪化する。そこで、本発明で
は、図1において図7の従来構成と異なる構成として、
マルチパス検出回路9で検出されるマルチパス妨害のレ
ベルに応じてノイズキャンセラ4を動作させることによ
り、特に位相成分ひずみによるマルチパスノイズによる
聴感上のノイズ感を改善するものである。
【0014】具体的には、図1において、マルチパス検
出回路9で検出されるマルチパス妨害のレベルにより、
ノイズキャンセラ4の感度を可変する。可変の仕方は、
例えば次の通りである。
出回路9で検出されるマルチパス妨害のレベルにより、
ノイズキャンセラ4の感度を可変する。可変の仕方は、
例えば次の通りである。
【0015】ノイズキャンセラ4の動作の仕方を連続
的に変える。この仕方は、マルチパス検出回路9からの
検出レベルに応じてノイズキャンセラ4の感度が高くな
るように連続的に(例えば図2に示すようにリニアに、
または図3に示すように曲線的に)変え、マルチパス妨
害が大きくなるにつれて、ノイズキャンセラ4のスレシ
ョルドレベルをより低い方へ変更し、ハイパスフィルタ
6及び/またはハイパスフィルタ7からの振幅性ノイズ
成分のより小さいレベルでノイズキャンセラ4が動作す
るようにして、信号に所定の処理を行なうことにより、
特に位相成分ひずみによるマルチパスノイズによる聴感
上の悪影響を防止する。
的に変える。この仕方は、マルチパス検出回路9からの
検出レベルに応じてノイズキャンセラ4の感度が高くな
るように連続的に(例えば図2に示すようにリニアに、
または図3に示すように曲線的に)変え、マルチパス妨
害が大きくなるにつれて、ノイズキャンセラ4のスレシ
ョルドレベルをより低い方へ変更し、ハイパスフィルタ
6及び/またはハイパスフィルタ7からの振幅性ノイズ
成分のより小さいレベルでノイズキャンセラ4が動作す
るようにして、信号に所定の処理を行なうことにより、
特に位相成分ひずみによるマルチパスノイズによる聴感
上の悪影響を防止する。
【0016】ノイズキャンセラ4の動作の仕方を段階
的に変える。この仕方は、マルチパス検出回路9からの
検出レベルに応じてノイズキャンセラ4の感度が段階的
に高くなるように変えるものである。
的に変える。この仕方は、マルチパス検出回路9からの
検出レベルに応じてノイズキャンセラ4の感度が段階的
に高くなるように変えるものである。
【0017】例えば図4に示すように、マルチパス検出
回路9の検出レベルがL1になると、ノイズキャンセラ
4の感度がスレショルドレベルS1からS2に低くなる
ように制御することにより、特に位相成分ひずみによる
マルチパスノイズによる聴感上の悪影響を防止する。
回路9の検出レベルがL1になると、ノイズキャンセラ
4の感度がスレショルドレベルS1からS2に低くなる
ように制御することにより、特に位相成分ひずみによる
マルチパスノイズによる聴感上の悪影響を防止する。
【0018】また、図5に示すように、マルチパス検出
回路9の検出レベルがそれぞれL1,L2,L3,L4
になると、ノイズキャンセラ4の感度がスレショルドレ
ベルS1,S2,S3,S4と次第に低くなるように制
御することにより、特に位相成分ひずみによるマルチパ
スノイズによる聴感上の悪影響を防止する。
回路9の検出レベルがそれぞれL1,L2,L3,L4
になると、ノイズキャンセラ4の感度がスレショルドレ
ベルS1,S2,S3,S4と次第に低くなるように制
御することにより、特に位相成分ひずみによるマルチパ
スノイズによる聴感上の悪影響を防止する。
【0019】以上のように、マルチパス検出回路9の検
出レベルに応じてノイズキャンセラ4の感度を可変して
マルチパスの特に位相成分の影響を軽減する。ただし、
マルチパス妨害による振幅成分の影響、及び過変調局に
よる影響等については、ノイズキャンセラ4を従来通り
動作させて、ひずみ、及びノイズ感が悪化しないように
配慮する。
出レベルに応じてノイズキャンセラ4の感度を可変して
マルチパスの特に位相成分の影響を軽減する。ただし、
マルチパス妨害による振幅成分の影響、及び過変調局に
よる影響等については、ノイズキャンセラ4を従来通り
動作させて、ひずみ、及びノイズ感が悪化しないように
配慮する。
【0020】
【実施例】次に、図6は本発明に係るFMノイズキャン
セラの他の実施例を示すブロック図である。図6におい
て、図1と同じ構成要素には同じ参照符号を付けて説明
する。そこで、図6では、図1の構成と異なる点は、さ
らに、IF増幅器2のIF出力からハイパスフィルタ6
を通して検出される振幅性ノイズ成分やFM検波器3の
検波出力からハイパスフィルタ7を通して検出される振
幅性ノイズ成分とは異なる他のノイズを検出するノイズ
検出回路11を備えた構成にある。このノイズ検出回路
11は、例えばSメータ出力を100kHzのバンドパ
スフィルタを通して隣接妨害を検出するものである。
セラの他の実施例を示すブロック図である。図6におい
て、図1と同じ構成要素には同じ参照符号を付けて説明
する。そこで、図6では、図1の構成と異なる点は、さ
らに、IF増幅器2のIF出力からハイパスフィルタ6
を通して検出される振幅性ノイズ成分やFM検波器3の
検波出力からハイパスフィルタ7を通して検出される振
幅性ノイズ成分とは異なる他のノイズを検出するノイズ
検出回路11を備えた構成にある。このノイズ検出回路
11は、例えばSメータ出力を100kHzのバンドパ
スフィルタを通して隣接妨害を検出するものである。
【0021】また、このノイズ検出回路11は、上述の
隣接妨害以外に、ノイズキャンセラ4を動作させる振幅
性パルスノイズ成分及びマルチパス妨害によるノイズ成
分以外の何らかの聴感上耳障りとなるノイズ成分、例え
ばIF増幅器2のIF出力及び/またはFM検波器3の
検波出力中に含まれる、弱電界によるノイズ成分、強電
界によるノイズ成分、過変調によるノイズ成分等、を検
出するものであっても良い。
隣接妨害以外に、ノイズキャンセラ4を動作させる振幅
性パルスノイズ成分及びマルチパス妨害によるノイズ成
分以外の何らかの聴感上耳障りとなるノイズ成分、例え
ばIF増幅器2のIF出力及び/またはFM検波器3の
検波出力中に含まれる、弱電界によるノイズ成分、強電
界によるノイズ成分、過変調によるノイズ成分等、を検
出するものであっても良い。
【0022】例えば、弱電界では、S/N比の悪化によ
りノイズ成分が増加し、また過変調ではIF増幅器2中
のセラミックフィルタ等によりひずみを生じるために、
ノイズキャンセラ4が誤動作して、ひずみが悪化してし
まうことがある。そのため、ノイズキャンセラ4の感度
を落とすと、ノイズキャンセラ4が動作して欲しいとこ
ろで動作しなくなりノイズ感が悪化してしまう。
りノイズ成分が増加し、また過変調ではIF増幅器2中
のセラミックフィルタ等によりひずみを生じるために、
ノイズキャンセラ4が誤動作して、ひずみが悪化してし
まうことがある。そのため、ノイズキャンセラ4の感度
を落とすと、ノイズキャンセラ4が動作して欲しいとこ
ろで動作しなくなりノイズ感が悪化してしまう。
【0023】そこで、図6では、マルチパス検出回路9
で検出されるマルチパス妨害のレベルに応じてノイズキ
ャンセラ4の感度を可変するだけでなく、ノイズ検出回
路11の検出レベルによってもノイズキャンセラ4の感
度を可変する(図2乃至図5に示した特性と同様に、検
出レベルが高くなると感度が高くなるように可変する)
ことにより、特に、位相成分ひずみによるマルチパスノ
イズと、振幅性パルスノイズ成分及びマルチパスノイズ
成分以外のノイズ成分とによる聴感上のノイズ感を改善
している。
で検出されるマルチパス妨害のレベルに応じてノイズキ
ャンセラ4の感度を可変するだけでなく、ノイズ検出回
路11の検出レベルによってもノイズキャンセラ4の感
度を可変する(図2乃至図5に示した特性と同様に、検
出レベルが高くなると感度が高くなるように可変する)
ことにより、特に、位相成分ひずみによるマルチパスノ
イズと、振幅性パルスノイズ成分及びマルチパスノイズ
成分以外のノイズ成分とによる聴感上のノイズ感を改善
している。
【0024】以上説明したように、位相成分のひずみを
含んだマルチパスノイズは、ノイズキャンセラ4の動作
により平滑されて(特に耳障りな高域の)聴感上のノイ
ズ感を改善できる。また、現在多くの製品で行われてい
るように、分離度、音量及び周波数特性を可変させる
と、さらに効果が上がる。ここで、特に位相成分ひずみ
の多いマルチパス妨害を受けた際、聴感上ではノイズキ
ャンセラを動作させた方が、耳障りな音は出ないことを
確認している。ただし、ノイズキャンセラの感度(特に
応答性)を上げないと、ノイズ感は良くならない方向に
ある。
含んだマルチパスノイズは、ノイズキャンセラ4の動作
により平滑されて(特に耳障りな高域の)聴感上のノイ
ズ感を改善できる。また、現在多くの製品で行われてい
るように、分離度、音量及び周波数特性を可変させる
と、さらに効果が上がる。ここで、特に位相成分ひずみ
の多いマルチパス妨害を受けた際、聴感上ではノイズキ
ャンセラを動作させた方が、耳障りな音は出ないことを
確認している。ただし、ノイズキャンセラの感度(特に
応答性)を上げないと、ノイズ感は良くならない方向に
ある。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、特にマルチパスの位相
性ノイズによる聴感上のノイズ感を改善することができ
る。
性ノイズによる聴感上のノイズ感を改善することができ
る。
【図1】本発明に係るFMノイズキャンセラの一実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】図1におけるマルチパス検出レベル対ノイズキ
ャンセラ感度特性の第1の例を示すグラフである。
ャンセラ感度特性の第1の例を示すグラフである。
【図3】図1におけるマルチパス検出レベル対ノイズキ
ャンセラ感度特性の第2の例を示すグラフである。
ャンセラ感度特性の第2の例を示すグラフである。
【図4】図1におけるマルチパス検出レベル対ノイズキ
ャンセラ感度特性の第3の例を示すグラフである。
ャンセラ感度特性の第3の例を示すグラフである。
【図5】図1におけるマルチパス検出レベル対ノイズキ
ャンセラ感度特性の第4の例を示すグラフである。
ャンセラ感度特性の第4の例を示すグラフである。
【図6】本発明に係るFMノイズキャンセラの他の実施
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図7】従来のFMノイズキャンセラの一例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
1 IF入力端子 2 IF増幅器 3 FM検波器 4 ノイズキャンセラ 5 ステレオ復調回路 6 ハイパスフィルタ 7 ハイパスフィルタ 8 分離度及び周波数特性制御回路 9 マルチパス検出回路 10 ステレオ信号出力端子 11 ノイズ検出回路
Claims (2)
- 【請求項1】 FM受信機のIF信号及び/またはFM
検波出力に含まれる振幅性パルスノイズ成分が所定のス
レショルドレベル以上の場合に動作して前記ノイズを除
去するノイズキャンセラにおいて、マルチパス妨害を検
出するマルチパス検出回路を備え、前記マルチパス検出
回路の検出レベルに応じて前記ノイズキャンセラの感度
を可変させるようにしたことを特徴とするFM受信機に
おけるノイズキャンセラ。 - 【請求項2】 FM受信機のIF信号及び/またはFM
検波出力に含まれる振幅性パルスノイズ成分が所定のス
レショルドレベル以上の場合に動作して前記ノイズを除
去するノイズキャンセラにおいて、マルチパス妨害を検
出するマルチパス検出回路と、前記ノイズキャンセラを
動作させる振幅性パルスノイズ成分及びマルチパス妨害
によるノイズ成分以外のノイズ成分を検出するノイズ検
出回路とを備え、前記マルチパス検出回路及び前記ノイ
ズ検出回路の検出レベルに応じて前記ノイズキャンセラ
の感度を可変させるようにしたことを特徴とするFM受
信機におけるノイズキャンセラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25407397A JPH1188207A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | Fm受信機におけるノイズキャンセラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25407397A JPH1188207A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | Fm受信機におけるノイズキャンセラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1188207A true JPH1188207A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17259853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25407397A Pending JPH1188207A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | Fm受信機におけるノイズキャンセラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1188207A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2370948A (en) * | 2000-11-09 | 2002-07-10 | Mitsubishi Electric Corp | Multipath and pulse noise removal for an FM receiver |
| JP2009005049A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-01-08 | Sanyo Electric Co Ltd | Am受信機 |
| JP2009038700A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Sanyo Electric Co Ltd | Fmチューナ |
| KR101130110B1 (ko) * | 2010-08-03 | 2012-07-19 | (주)에프씨아이 | 에프엠 수신기의 오디오 노이즈 제거방법 및 장치 |
-
1997
- 1997-09-04 JP JP25407397A patent/JPH1188207A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2370948A (en) * | 2000-11-09 | 2002-07-10 | Mitsubishi Electric Corp | Multipath and pulse noise removal for an FM receiver |
| GB2370948B (en) * | 2000-11-09 | 2004-09-15 | Mitsubishi Electric Corp | Noise removal apparatus and an FM receiver |
| US6993309B2 (en) | 2000-11-09 | 2006-01-31 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Noise removal apparatus and an FM receiver |
| JP2009005049A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-01-08 | Sanyo Electric Co Ltd | Am受信機 |
| JP2009038700A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Sanyo Electric Co Ltd | Fmチューナ |
| KR101130110B1 (ko) * | 2010-08-03 | 2012-07-19 | (주)에프씨아이 | 에프엠 수신기의 오디오 노이즈 제거방법 및 장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020917 |