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JP2009021721A - Fmチューナ - Google Patents

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Keiji Kobayashi
啓二 小林
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】FMチューナの中間周波バンドパスフィルタ(IFBPF)の可変帯域を隣接妨害への対策として狭めると、高変調の受信信号に歪みが生じ、ステレオ音声に聴感上の違和感が生じる。
【解決手段】FM検波回路78の出力信号SDETから隣接妨害検出回路100により隣接妨害を検出する。隣接妨害の発生時には帯域幅制御回路94は、IFBPF74の帯域を狭める。一方、隣接妨害の発生時には、ステレオ分離度制御回路96は、マトリクス回路82のマトリクス処理におけるステレオ分離度を低減させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、周波数変調(Frequency Modulation:FM)された信号を受信するFMチューナに関する。
FM信号は、音声信号等に基づいて搬送波の周波数を変化させるため、その伝送には例えばAM信号に比べて広い周波数帯域を必要とする。そのため、FMチューナにおいて、目的とする伝送信号を受信する場合に、その周波数に近い周波数で伝送される他の信号からの妨害(隣接妨害)を受けやすく、これが、検波される音声信号の品質に悪影響を及ぼすことがある。この隣接妨害は、受信目的の信号(希望波)を抽出するバンドパスフィルタ(Band Pass Filter:BPF)の帯域を狭くすることで軽減を図れる。
図4は、従来のFMチューナの構成を説明するブロック図である。アンテナにて受信されたRF(Radio Frequency)信号は、所定の中間周波数(Intermediate Frequency:IF)fIFを有する中間信号へ周波数変換され、IFBPF2に入力される。IFBPF2は、fIFを中心周波数とするバンドパスフィルタであり、その帯域幅Wは、例えば、約40kHz〜約220kHzといった範囲で可変に構成される。
IFBPF2を通過したFM信号は、リミッタアンプ4に供給される。リミッタアンプ4は、FM信号の振幅を増幅して矩形波とし、FM信号にのったノイズを除去する。リミッタアンプ4で増幅され矩形波とされたFM信号は、FM検波回路6に入力される。FM検波回路6は、リミッタアンプ4の出力信号をFM検波する。
このFM検波出力に基づいて音声信号が再生される。また、FM検波出力は、隣接妨害検出回路8に入力される。隣接妨害検出回路8は、FM信号の希望波に隣接する妨害波を検出する。
リミッタアンプ4はシグナルメータ(Sメータ)回路10にも接続されている。リミッタアンプ4は、数段のバッファアンプを直列に繋げた回路から構成されている。Sメータ回路10は、リミッタアンプ4の各バッファアンプの出力を入力信号とし、それらに基づいてFM信号の信号強度に応じた受信電界強度信号を生成する。
帯域幅制御回路12は、隣接妨害検出回路8の出力とSメータ回路10からの受信電界強度信号とを入力され、それらに基づいて、IFBPF2の通過帯域幅Wを制御する。帯域幅制御回路12は、隣接妨害が生じている場合には、帯域幅Wを狭くするように制御する。これにより、FM検波回路6には隣接妨害波が除去されたFM信号が入力され、隣接妨害による音声品質の劣化を抑制できる。
また、帯域幅制御回路12は、受信電界強度が所定の弱電界状態である場合にも、帯域幅Wを狭くするように制御する。これにより、IFBPF2を通過するノイズ成分を少なくすることができ、感度の向上が図られる。
特開2004−312077号公報
FMステレオ放送において、搬送波を周波数変調する変調信号は、左右の音声信号(L信号及びR信号)の和信号“L+R”に応じた成分と、差信号“L−R”に応じた成分とが別々の帯域に収納される。具体的には(L+R)信号は、そのままの帯域に格納されるが、(L−R)信号については、当該成分で副搬送波(例えば38kHz)を変調することによって(L+R)信号の帯域より高い領域にシフトされる。この方式では、(L+R)信号のみを用いてモノラル音声を再生できると共に、(L+R)信号と(L−R)信号とをマトリクス処理することによりL,R信号を分離し、ステレオ音声を再生できる。
ここで、FM信号は高変調になるほど、帯域幅が広がる。そのため、隣接妨害を抑制するためにIFBPF2の帯域を制限した場合に希望波のFM変調度が高いと、検波出力の音声信号の歪みを生じるおそれがある。特に、上述のように、ステレオ放送では、FM信号中にて(L+R)信号より高帯域の成分となる(L−R)信号はIFBPF2の帯域制限の影響をより強く受け、(L+R)信号より大きな歪みを生じやすい。その結果、再生されたステレオ音声が聴覚上の違和感を生じやすいという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、隣接妨害の抑制を図りつつ、聴覚上の違和感が低減した再生音声が得られるFMチューナを提供することを目的とする。
本発明に係るFMチューナは、受信信号に対して、受信目標FM信号の搬送波周波数を所定の中間周波数にシフトさせる周波数変換を行い、中間信号を生成する中間信号生成回路と、通過帯域幅を可変設定でき、前記中間信号に変換された前記受信目標FM信号を通過するバンドバスフィルタと、前記バンドパスフィルタを通過した前記受信目標FM信号を検波して、検波出力信号を生成する検波回路と、ステレオコンポジット信号である前記検波出力信号から左信号と右信号とを分離するステレオ復調回路と、前記ステレオ復調回路にて生成される前記左信号と前記右信号との分離度を制御するステレオ分離度制御部と、前記受信目標FM信号に対する隣接信号の干渉を検出する隣接干渉検出部と、前記隣接信号の干渉強度に応じて前記バンドパスフィルタの前記通過帯域幅の広狭を制御し、前記干渉強度が所定の弱干渉状態に比べて強い強干渉状態では、前記通過帯域幅を前記弱干渉状態におけるより狭い所定の狭通過帯域幅とする帯域幅制御部と、を有し、前記ステレオ分離度制御部が、前記干渉強度に応じて前記分離度を変化させ、前記弱干渉状態より前記強干渉状態にて分離度を低くする。
本発明によれば、隣接妨害時にバンドパスフィルタの通過帯域幅を狭くする場合に、ステレオ音声の左右の分離度を低くすることで、聴覚上の違和感の軽減を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態(以下実施形態という)について、図面に基づいて説明する。図1は、実施形態に係るFMチューナの概略のブロック構成図である。本FMチューナ50は、その主要部のIC化を図りつつ共通の回路基板上に形成され、基本的に一体のチューナモジュールとして構成される。
当該モジュールは例えば、自動車の車載オーディオ機器にその一部として組み込まれる。アンテナ54で受信されたRF信号SRFはFMチューナ50において、FM−RF同調増幅回路56、第1局部発振部58、第1混合回路60、バンドパスフィルタ(Band Pass Filter:BPF)62,66、バッファアンプ64,72、第2局部発振部68、第2混合回路70、IFBPF74、リミッタアンプ76、FM検波回路78、ノイズキャンセラ80、及びマトリクス回路(MPX回路)82を含んで構成される信号処理系で処理され、希望局の音声信号に対応した出力信号SOUTが生成される。
FMチューナ50は上述の構成要素の他、水晶発振回路90、Sメータ回路92、帯域幅制御回路94、ステレオ分離度制御回路96、パイロット信号抽出回路98、隣接妨害検出回路100、変調度検出回路102、マルチパスノイズ検出回路104を含んで構成される。また、FMチューナ50は、図示しないシステムバスに接続され、当該システムバスを介し、マイクロコンピュータ等の制御部(不図示)の制御を受けて動作する。
RF信号SRFはFM−RF同調増幅回路56に入力される。FM−RF同調増幅回路56は、RF信号SRFのうち、受信目標FM信号の搬送波周波数fに応じた帯域から外れた成分を減衰させる。これにより、FM−RF同調増幅回路56は、受信希望局の周波数fを含む帯域のRF信号SRFを通過させ、このFM−RF同調増幅回路56の出力信号は第1混合回路60に入力される。
第1局部発振部58は第1発振回路110及び分周回路112を含んで構成される。第1発振回路110は、水晶発振回路90が出力する原発振信号Sを基準発振信号として利用するPLL回路で構成される。当該PLL回路は、受信希望局に応じた周波数fOSC1の発振信号SOSC1を出力する。第1発振回路110は、制御部によりfOSC1を制御され、fOSC1は、αを分周回路112の分周比として、α・(f+fIF1)に設定される。分周回路112は、既に述べたように第1発振回路110からのSOSC1をα分周してSLO1を生成し、第1混合回路60へ出力する。
第1混合回路60は、入力されたRF信号SRFを、第1局部発振部58から入力される第1局部発振信号SLO1と混合して、第1中間信号SIF1を生成する。SLO1の周波数fLO1は、SRFに含まれる周波数fの希望局の信号が第1混合回路60によるSIF1への周波数変換にて所定の第1中間周波数fIF1に変換されるように調整される。第1中間周波数fIF1は、例えば、10.7MHzに設定される。
IF1は、BPF62、バッファアンプ64及びBPF66を経て、第2混合回路70に入力される。例えば、BPF62,66はセラミックフィルタを用いて構成することができる。
第2局部発振部68は、fIF1=10.7MHz、fIF2=450kHzに設定する場合に対応して、周波数fLO2が10.25MHzであるSLO2を生成する。このSLO2を生成するために、本実施形態の第2局部発振部68は分周回路114を有している。分周回路114は、水晶発振回路90が出力する例えば20.5MHzの発振信号Sを2分周して、上記SLO2を生成し、第2混合回路70へ供給する。
第2混合回路70は、BPF66から入力された第1中間信号SIF1を、第2局部発振部68から入力される第2局部発振信号SLO2と混合して、第2中間周波数fIF2の第2中間信号SIF2を生成する。SLO2の周波数fLO2は、(fIF1−fIF2)に設定され、SIF1に含まれる周波数fIF1の目的受信信号は第2混合回路70において周波数fIF2に変換される。第2中間周波数fIF2は、例えば、450kHzに設定される。
IF2は、バッファアンプ72を経由して、IFBPF74に入力される。IFBPF74は、fIF2を中心周波数とし、かつ通過帯域幅Wを可変設定できるバンドパスフィルタである。IFBPF74の通過帯域幅Wは、後述するように帯域幅制御回路94により制御される。
IFBPF74から出力されたSIF2は、リミッタアンプ76を経て、FM検波回路78に入力される。FM検波回路78は例えば、クオドラチュア検波回路で構成される。FM検波回路78は、リミッタアンプ76から入力されたSIF2をFM検波し、検波出力信号SDETを出力する。
ノイズキャンセラ80は、検波出力信号SDETからパルスノイズを除去する。例えば、車載のFMチューナでは、車両のエンジン、電動ミラーやワイパーなどの動作に起因して、時間幅の短く振幅の大きいパルス状のノイズが受信信号に重畳し得る。ノイズキャンセラ80は、このようなパルスノイズによる音質劣化を抑制する。パルスノイズを除去されたSDETはマトリクス回路82に入力される。
ノイズキャンセラ80の出力にはパイロット信号抽出回路98が設けられている。SDETは、(L+R)信号、(L−R)信号及びパイロット信号SPLからなるステレオコンポジット信号であり、パイロット信号抽出回路98はこのSDETからパイロット信号SPLを抽出する。抽出されたパイロット信号SPLは、マトリクス回路82に入力される。
また、パイロット信号抽出回路98は、SDET中におけるパイロット信号SPLの有無に応じて、ステレオインジケータ信号SSIを生成する。SDET中にパイロット信号SPLが検出される場合には、信号SSIは、受信信号がステレオ放送であることを表す状態として、例えば、論理値“1”に対応する所定の電圧V(Hレベル)に設定され、一方、パイロット信号SPLが検出されない場合には、信号SSIは、モノラル放送であることを表す状態として、例えば、論理値“0”に対応する所定の電圧V(Lレベル、V<V)に設定される。SSIは、ステレオ分離度制御回路96に入力される。
マトリクス回路82は、ステレオ放送時には、パイロット信号抽出回路98から入力されるパイロット信号SPLを用いて、SDETからパイロット信号SPLを相殺し、(L+R)信号、(L−R)信号をそれぞれ抽出することができる。そして、それら(L+R)信号と(L−R)信号とから、マトリクス方式によりL信号とR信号とを分離し出力することができる。
ステレオ分離度制御回路96は、マトリクス回路82でのマトリクス処理における、差信号(L−R)の和信号(L+R)に対する相対的な強度を調整して、ステレオ信号の分離度を制御する。このステレオ分離度の制御については後述する。
Sメータ回路92は、例えば、BPF66から入力されたSIF1に基づいて、SIF1に含まれる変動成分信号SM−ACを生成すると共に、当該変動成分を低域通過フィルタ(Low Pass Filter:LPF)で平滑化して受信電界強度信号SM−DCを生成する。
図2は、Sメータ回路92の概略の構成を示す回路図である。Sメータ回路92は、例えば、直列に接続された6段のリミッタアンプ120-1〜120-6、それらの出力を並列に入力される加算器122、加算器122の出力電流IOUTをSM−DC及びSM−ACそれぞれの出力回路へ取り出すカレントミラー回路124、カレントミラー回路124の出力電流に基づいてそれぞれSM−DCを生成する平滑化回路126を含んで構成される。
IF1は初段のリミッタアンプ120-1に入力され、各リミッタアンプ120で順次増幅されると共に、各リミッタアンプ120-k(kは1≦k≦6なる整数)の出力信号SAkとして加算器122に入力される。加算器122は、各SAkと基準電圧Vaとの電圧差δVAk(≡SAk−Va)を求め、δVAk>0なるδVAkについて、当該電圧差に応じた電流δIAkを生成し、それらの合成電流をIOUTとして出力する。
カレントミラー回路124は、IOUTが流れる入力側経路と、2つの並列に設けられた出力側経路とを有し、入力側のIOUTを各出力側経路にそれぞれ折り返す。一方に出力側経路には抵抗R及びキャパシタCからなる平滑化回路126が設けられる。平滑化回路126は大きな時定数を有し、十分に平滑化され実質的に直流とみなせる信号であるSM−DCを生成する。他方の出力側経路に取り出されたIOUTに応じた信号は、種々の変動成分を含んだまま、SM−ACとして出力される。
M−ACは、例えば、マルチパスノイズ検出回路104に入力される。マルチパスノイズ検出回路104は、高域通過フィルタ(High Pass Filter:HPF)130、検波回路132を含んで構成される。HPF130のカットオフ周波数fは、SM−ACに含まれるマルチパスノイズが主要成分がHPF130を通過するように設定される。FMラジオ放送では例えば、fは50kHz程度とすることができる。検波回路132はHPF130を通過した高周波成分を整流検波して直流電圧に変換する。これにより、マルチパスノイズ検出回路104は、受信信号中におけるマルチパスノイズの強弱に応じた電圧レベルの直流信号SMPを生成し、当該SMPはステレオ分離度制御回路96に入力される。
隣接妨害検出回路100は、FM検波回路78の出力信号SDETに基づいて隣接妨害を検出する。隣接妨害は、受信希望局に近い周波数に他の局が存在する場合に生じ得る。隣接妨害を与える放送局と希望局とのRF周波数の差をΔfとすると、隣接妨害の発生時のSDETは、希望局に対応する音声帯域の信号成分に重畳して、Δfに応じた周波数を有する高周波成分を有する。隣接妨害検出回路100は、HPF134、検波回路136を含んで構成され、隣接妨害により生じ得る高域成分の強弱に応じた電圧レベルの直流信号SAIを出力する。例えば、日本におけるFM放送のチャンネルステップが100kHzであることなどから、HPF134のカットオフ周波数fは例えば、100kHz程度とすることができる。SAIは、帯域幅制御回路94及びステレオ分離度制御回路96にて利用される。
変調度検出回路102は、SDETに基づいて受信信号の変調度を検出する。変調度検出回路102は、LPF138、検波回路140を含んで構成され、隣接妨害等に起因する高域成分を除去し、変調度に応じた電圧レベルの直流信号SMDを出力する。SMDは帯域幅制御回路94にて利用される。
帯域幅制御回路94は、Sメータ回路92が生成するSM−DC、隣接妨害検出回路100が生成するSAI、及び変調度検出回路102が生成するSMDに基づいて、IFBPF74の帯域幅Wを制御する。例えば、帯域幅制御回路94は、SAIに基づいて、隣接妨害の強度が所定の閾値を超えた状態か否かを判定し、閾値以下では、Wを音声歪みが生じないように広めの基準帯域幅に設定する。一方、SAIが閾値を超えた場合には、帯域幅制御回路94は、隣接妨害が発生しているとして、Wを基準帯域幅より狭め、これにより、IFBPF74にて隣接妨害波の除去を図ることができる。
また、帯域幅制御回路94は、例えば、隣接妨害の強度が所定の閾値以下であっても、SM−DC及びSMDに基づいて、受信電界強度が所定の弱電界状態であり、かつ所定の低変調度である状態を検知した場合には、帯域幅Wを狭く設定する。これにより、弱電界状態にて増加する高域成分のノイズがIFBPF74にて除去され、感度の向上が図られる。なお、高変調度の場合はWを狭めると音声歪みを生じ易い。そのため、帯域幅制御回路94は、高変調度の場合には弱電界の状態であっても、隣接妨害が発生していない限り、Wを基準帯域幅に設定する。一方、高変調度であっても隣接妨害が発生している状態では、音声歪み防止よりも隣接妨害除去を優先しWを狭める。ちなみに、本FMチューナ50は、このときに生じ得る音声歪みの影響を、後述する分離度RSEPの制御により聴感上、軽減する。
ステレオ分離度制御回路96は、Sメータ回路92からSM−DC、マルチパスノイズ検出回路104からSMP、隣接妨害検出回路100からSAI、パイロット信号抽出回路98からSSIを入力され、これらに基づいてステレオ分離度RSEPを制御する。図3は、ステレオ分離度制御回路96における制御の特性曲線の一例を模式的に示したグラフであり、横軸が受信電界強度V(単位:dBμV)縦軸が分離度RSEP(単位:dB)である。特性曲線150は、マルチパスノイズ及び隣接妨害がない正常な状態に対応する。この状態では、受信電界強度Vが予め設定された所定の中電界以上(閾値Vth以上)である場合には、RSEPは最大値に設定され、例えば、L信号,R信号が完全に分離したステレオ音声が再生される。一方、VがVthを下回る範囲では、ステレオ分離度制御回路96は、Vの変化に対して、予め設定された傾斜でRSEPを変化させ、弱電界ほど分離度RSEPを低下させる。これにより、ステレオ音声におけるノイズ感を低減することができる。例えば、Vthは60dBμV程度とし、RSEPの最大値は40dB程度に設定することができる。
次に、マルチパス信号が存在する場合、それに起因する(L−R)信号のマルチパスノイズの影響を軽減するため、ステレオ分離度制御回路96は、マルチパスが発生していない正常時に比べて分離度RSEPを低減させる。ここで、マルチパスノイズ強度が大きいほど、分離度RSEPを低下させる構成とすることができ、例えば、ステレオ分離度制御回路96は、マルチパスノイズが強くなるにしたがって、制御特性を特性曲線150から特性曲線152へ、そして特性曲線154へと順に変化させることができる。この制御は段階的に行うことも連続的に行うこともできる。例えば、ステレオ分離度制御回路96に入力されたSM−DCをアッテネータに入力し、その減衰率をSMPに応じて制御することで、マルチパスノイズに応じた連続的な変化を実現することができる。また、SMPが或る閾値を超えた範囲にて、分離度RSEPをSMPに応じて変化させるようにすることもできる。
さらに、本実施形態のFMチューナ50では、ステレオ分離度制御回路96は、隣接妨害の有無や強度に応じて分離度RSEPを制御する。これにより、隣接妨害時にIFBPF74の通過帯域を狭め、隣接妨害波の除去を図る際に、希望局の信号に歪みが発生しても、分離度RSEPを低下させることによって聴感上の違和感を軽減することができる。
例えば、上述のアッテネータの減衰率がSAIによっても可変な構成とすることで、隣接妨害の強度が強くなるにしたがって、ステレオ分離度制御回路96の制御特性を特性曲線150,152,154のように次第に引き下げることができる。また、例えば、SAIが所定の閾値を超えている状態では、ステレオ分離度制御回路96は、モノラル音声が生成されるようにマトリクス回路82を制御してもよい。
また、上述のSAIに応じた分離度RSEPの制御は、ステレオインジケータ信号SSIに基づいてステレオ放送であることが検出されている状態にて選択的に行う構成としてもよい。
上述の構成では、隣接妨害をFM検波回路78の出力信号SDETから検出したが、本発明において隣接妨害の検出を如何なる方法で行うかは自由である。例えば、Sメータ回路92のSM−ACに含まれる特定の高域成分に基づいて隣接妨害を検出することもできる。
ステレオ分離度制御回路96は、アナログ信号で入力された各種センサ信号から、アナログ処理によりマトリクス回路82に対する制御信号を生成する構成の他、例えば、ロジック的な処理、ソフト的な処理でマトリクス回路82に対する制御信号を生成する構成とすることもできる。ロジック的な処理では、例えば、各種センサ信号をADCでデジタル値に変換し、ロジック回路にて得られた結果に基づいてレジスタの内容を設定し、そのレジスタの内容に基づいてマトリクス回路82を制御する。また、ソフト的な処理では、FMチューナ50にてデジタル化したセンサ信号をシステムバスを介して制御部へ伝送し、制御部がプログラムを実行して得られた結果に基づいて、マトリクス回路82を制御するレジスタの内容を設定する。
なお、上述の構成では、帯域幅制御回路94とステレオ分離度制御回路96とが各種センサ信号に基づいて別個に帯域制御や分離度制御を行う例を示したが、他の構成とすることもできる。例えば、帯域幅制御回路94が隣接妨害や弱電界と判断し、IFBPF74の帯域を狭める制御をする際に、ステレオ分離度制御回路96に対して分離度を低下させる制御を行う構成とすることができる。
本発明の実施形態に係るFMチューナの概略のブロック構成図である。 Sメータ回路の概略の構成を示す回路図である。 ステレオ分離度制御回路における制御の特性曲線の一例を模式的に示したグラフである。 従来のFMチューナの構成を説明するブロック図である。
符号の説明
50 FMチューナ、54 アンテナ、56 FM−RF同調増幅回路、58 第1局部発振部、60 第1混合回路、62,66 BPF、64,72 バッファアンプ、68 第2局部発振部、70 第2混合回路、74 IFBPF、76 リミッタアンプ、78 FM検波回路、80 ノイズキャンセラ、82 マトリクス回路、90 水晶発振回路、92 Sメータ回路、94 帯域幅制御回路、96 ステレオ分離度制御回路、98 パイロット信号抽出回路、100 隣接妨害検出回路、102 変調度検出回路、104 マルチパスノイズ検出回路、110 第1発振回路、112,114 分周回路、120 リミッタアンプ、122 加算器、124 カレントミラー回路、126 平滑化回路、130,134 HPF、132,136,140 検波回路、138 LPF。

Claims (4)

  1. 受信信号に対して、受信目標FM信号の搬送波周波数を所定の中間周波数にシフトさせる周波数変換を行い、中間信号を生成する中間信号生成回路と、
    通過帯域幅を可変設定でき、前記中間信号に変換された前記受信目標FM信号を通過するバンドバスフィルタと、
    前記バンドパスフィルタを通過した前記受信目標FM信号を検波して、検波出力信号を生成する検波回路と、
    ステレオコンポジット信号である前記検波出力信号から左信号と右信号とを分離するステレオ復調回路と、
    前記ステレオ復調回路にて生成される前記左信号と前記右信号との分離度を制御するステレオ分離度制御部と、
    前記受信目標FM信号に対する隣接信号の干渉を検出する隣接干渉検出部と、
    前記隣接信号の干渉強度に応じて前記バンドパスフィルタの前記通過帯域幅の広狭を制御し、前記干渉強度が所定の弱干渉状態に比べて強い強干渉状態では、前記通過帯域幅を前記弱干渉状態におけるより狭い所定の狭通過帯域幅とする帯域幅制御部と、
    を有し、
    前記ステレオ分離度制御部は、前記干渉強度に応じて前記分離度を変化させ、前記弱干渉状態より前記強干渉状態にて分離度を低くすること、
    を特徴とするFMチューナ。
  2. 請求項1に記載のFMチューナにおいて、
    前記検波出力信号が前記ステレオコンポジット信号であるかモノラル信号であるかを判別する信号種別判別部を有し、
    前記ステレオ分離度制御部は、前記検波出力信号が前記ステレオコンポジット信号である場合に選択的に、前記干渉強度に応じた前記分離度の制御を行うこと、
    を特徴とするFMチューナ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のFMチューナにおいて、
    前記受信目標FM信号の受信電界強度を検出する受信電界強度検出部を有し、
    前記帯域幅制御部は、前記受信電界強度に応じて前記通過帯域幅の広狭を制御し、前記受信電界強度が所定の強電界状態に比べて弱い弱電界状態では、前記通過帯域幅を前記強電界状態におけるより狭い所定の狭通過帯域幅とし、
    前記ステレオ分離度制御部は、前記受信電界強度に応じて前記分離度を変化させ、前記強電界状態より前記弱電界状態にて分離度を低くすること、
    を特徴とするFMチューナ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載のFMチューナにおいて、
    前記ステレオ分離度制御部は、前記強干渉状態に対応する前記ステレオ復調回路の出力をモノラル信号とさせること、を特徴とするFMチューナ。
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