JPH11224908A - 不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法Info
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- JPH11224908A JPH11224908A JP12642398A JP12642398A JPH11224908A JP H11224908 A JPH11224908 A JP H11224908A JP 12642398 A JP12642398 A JP 12642398A JP 12642398 A JP12642398 A JP 12642398A JP H11224908 A JPH11224908 A JP H11224908A
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Abstract
揮発性半導体メモリ装置について、プログラムディスタ
ーブ特性を改善する。 【解決手段】複数の記憶素子Mのゲート電極が複数のワ
ード線WLに接続され、ソース領域またはドレイン領域
がワード線WLと電気的に絶縁された状態で交叉する共
通線(例えば、ビット線BLまたはソース線SL)と結
合されている。書き込み時において、選択ワード線WL
1 に接続された記憶素子M21のソース領域及び/又はド
レイン領域に、当該領域がチャネル形成領域に対して逆
バイアスとなる逆バイアス電圧を共通線BL2 及び/又
はSL2 を介して供給する書き込みインヒビット電圧供
給手段20と、非選択ワード線WL2 にチャネル形成領
域に関して前記逆バイアスとなる方向の電圧を供給する
非選択ワード線バイアス手段22とを有する。
Description
タのチャネル形成領域とゲート電極との間のゲート絶縁
膜の内部に、平面的に離散化された電荷蓄積手段(例え
ば、MONOS型やMNOS型における窒化膜内の電荷
トラップ、酸化膜と窒化膜界面の電荷トラップ、或いは
互いに絶縁された小粒径導電体等)を有し、当該電荷蓄
積手段に対し電荷(電子またはホール)を電気的に注入
して蓄積し又は引き抜くことを基本動作とする不揮発性
半導体記憶装置及びその書き込み方法に関する。特定的
に、本発明は非選択なメモリトランジスタについて、そ
のソース、ドレインないしゲートにそれぞれ所定のバイ
アス電圧を印加することによって、選択メモリトランジ
スタへの書き込み時に非選択メモリトランジスタへの誤
書き込みないし誤消去を有効に防止する書き込みインヒ
ビット電圧印加に関する。
ットワーク社会において、大容量のファイルメモリ,A
V用途メモリに対するニーズは大きい。現在、1ギガバ
イト(GB)以上のデータを記憶する大容量メモリシス
テムとして、ハードディスクおよび光ディスクなどのデ
ィスクを記録媒体としたディスクメモリシステムが使用
されている。この大きな市場を、不揮発性半導体メモリ
で置き換えようとする研究が近年、活発化している。と
ころが、不揮発性半導体メモリは、ハード装置の小型
化,軽量化のトレンドには合致しているものの、現状で
は未だ記憶容量が不足し、1ギガビット(Gb)以上の
大容量を有する一括消去型の半導体メモリ(フラッシュ
メモリ)を実現するに至っていない。また、上記不揮発
性半導体メモリは、記憶容量不足に加え、ディスクメモ
リと比較してビットコストの低減が不十分であり、これ
らを解消するために不揮発性半導体メモリを高集積化す
ることは重要である。
には、大別すると、半導体の微細加工技術を駆使し或い
はメモリセルの回路方式やデバイス構造を工夫して、メ
モリセルアレイおよび周辺回路の占有面積そのものを縮
小していく方法と、各メモリセルを構成するメモリトラ
ンジスタを多値化し、単一トランジスタに複数ビットを
記憶させて同じ集積度で実質的に記憶容量を上げる方法
が、現在、精力的に検討されている。
ーリング則によって行われるが、1Gb以上の大容量半
導体メモリをFG(Floating Gate) 型のフラッシュメモ
リで実現するにはスケーリングに関する種々の本質的な
問題点、とくにトンネル酸化膜厚がスケーリングされな
いことに起因した動作電圧の低電圧化が難しくなってい
る点が指摘されている(日経マイクロデバイス1月号及
び2月号,1997年参照)。すなわち、FG型のフラ
ッシュメモリではフローティングゲートでの電荷の保持
がトンネル酸化膜の膜厚のみに依存しているため、フロ
ーティングゲートからのバックトンネリング電流の理論
的な解析により、トンネル酸化膜の膜厚は6nm程度に
物理的に制限されている。しかし、この物理的限界に達
する以前の段階で、現行のFG型では、データの書き込
みに10MV/cm程度の高電界を用いるために、デー
タの書換え回数の増加にともなってトンネル酸化膜のス
トレスリークが増え、これが実効的なトンネル酸化膜の
膜厚限界を決めることが指摘されている。ストレスリー
ク電流の増大による膜厚制限により、トンネル酸化膜の
厚みを理論限界値の6nmまで薄膜化することが困難で
あり、現実的なトンネル酸化膜の限界は8nmであると
されている。低電圧書き込みのためにはトンネル酸化膜
を薄くしなければならないが、上記したトンネル酸化膜
の薄膜化の限界は、低電圧化のスケーリング則に矛盾
し、書き込み電圧のスケーリングが困難になってきてい
る。そして、その結果、周辺回路の面積縮小化等が大変
困難になってきている。
xide Semiconductor) 型不揮発性メモリでは、電荷保持
を主体的に担っている窒化膜(Six Ny 膜;0<x<
1,0<y<1)中のキャリアトラップが空間的(平面
方向および膜厚方向)に離散化して拡がっているため
に、データ保持特性が、トンネル酸化膜厚のほかに、S
ix Ny 膜中のキャリアトラップに捕獲される電荷のエ
ネルギー的及び空間的な分布に依存する。このように電
荷蓄積手段が空間的に離散化されている場合は、トンネ
ル酸化膜に一部欠落がある場合でも記憶素子全体の電荷
保持特性に大きな影響を与えない。このため、トンネル
酸化膜の薄膜化の問題はFG型ほど深刻ではなく、微細
化した極微細メモリトランジスタにおけるトンネル酸化
膜のスケーリング性は、MONOS型の方がFG型より
も優れている。
たはMNOS型の不揮発性メモリについて、ビットあた
りのコスト低減、高集積化を図り大規模な不揮発性メモ
リを実現するには、1トランジスタ型のセル構造を実現
することが必須である。しかし、従来のMONOS型等
の不揮発性メモリは、メモリトランジスタに選択トラン
ジスタを接続させた2トランジスタ型が主流であり、1
トランジスタセルを実現するセル技術の確立が従来から
の課題となっていた。この1トランジスタセル技術確立
のためには、電荷蓄積手段を含むゲート絶縁膜を中心と
したデバイス構造の最適化及び信頼性向上のほかに、デ
ィスターブ特性の向上が重要である。しかしながら、1
トランジスタセルのディスターブ特性のうち、とくに、
プログラムディスターブ特性についての報告はこれまで
2トランジスタセルの検討が行われてきたため殆どなさ
れていないのが実情である。
れ、その目的は、FG型よりトンネル絶縁膜のスケーリ
ング性に優れているとされるMONOS型等、電荷を平
面的に離散化されたキャリアトラップ(“電荷蓄積手
段”の一例)に蓄積させて基本動作する不揮発性半導体
記憶装置について、プログラムディスターブ特性を改善
するために非選択ワード線に接続されたセルのバイアス
設定手法を新たに提案し、その実施に好適な構成の不揮
発性半導体記憶装置を提供することにある。
点を解決し、上記目的を達成するために、本発明に係る
不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法では、基板と、
当該基板表面に設けられた半導体のチャネル形成領域
と、当該チャネル形成領域と接するソース領域と、当該
ソース領域と離間して前記チャネル形成領域と接するド
レイン領域と、前記チャネル形成領域上に設けられたト
ンネル絶縁膜を含むゲート絶縁膜と、当該ゲート絶縁膜
上に設けられた導電性のゲート電極と、前記トンネル絶
縁膜上で且つ前記ゲート絶縁膜内に設けられ平面的に離
散化された電荷蓄積手段とを有する記憶素子を複数、ワ
ード方向とビット方向に配置した不揮発性半導体記憶装
置の書き込み方法であって、ゲート電極をワード方向で
共通に接続する複数のワード線のうち書き込み時におい
て選択された選択ワード線にゲート電極が接続された前
記記憶素子のソース領域及び/又はドレイン領域に、ワ
ード線と電気的に絶縁された状態で交叉しソース領域ま
たはドレイン領域に結合するビット方向の共通線を介し
て、前記チャネル形成領域に対して逆バイアスとなる逆
バイアス電圧を印加し、書き込み時において非選択ワー
ド線に前記チャネル形成領域に関して前記逆バイアスと
なる方向の電圧を印加することによって、非選択な記憶
素子に対し誤書き込み及び/又は誤消去を禁止すること
を特徴とする。好適には、前記非選択ワード線への電
圧、前記ソース領域及び/又はドレイン領域への前記逆
バイアス電圧の順で印加する。
置では、基板と、当該基板表面に設けられた半導体のチ
ャネル形成領域と、当該チャネル形成領域と接するソー
ス領域と、当該ソース領域と離間して前記チャネル形成
領域と接するドレイン領域と、前記チャネル形成領域上
に設けられたトンネル絶縁膜を含むゲート絶縁膜と、当
該ゲート絶縁膜上に設けられた導電性のゲート電極と、
前記トンネル絶縁膜上で且つ前記ゲート絶縁膜内に設け
られ平面的に離散化された電荷蓄積手段とを有する記憶
素子を複数、ワード方向とビット方向に配置した不揮発
性半導体記憶装置であって、前記複数の記憶素子のゲー
ト電極が複数のワード線に接続され、前記ソース領域ま
たはドレイン領域が前記ワード線と電気的に絶縁した状
態で交叉するビット方向の共通線と結合され、書き込み
時において選択された選択ワード線にゲート電極が接続
された前記記憶素子のソース領域及び/又はドレイン領
域に、当該領域が前記チャネル形成領域に対して逆バイ
アスとなる逆バイアス電圧を前記共通線を介して供給す
る書き込みインヒビット電圧供給手段と、書き込み時に
おいて非選択ワード線に前記チャネル形成領域に関して
前記逆バイアスとなる方向の電圧を供給する非選択ワー
ド線バイアス手段とを有することを特徴とする。
線が階層化されたものを含むNOR型に好適であり、さ
らに以下の場合に好適である。 (1)前記インヒビット電圧供給手段は、前記ソース及
び/又はドレイン領域を書き込みインヒビット電圧にバ
イアスする。 (2)前記非選択ワード線バイアス手段は、前記チャネ
ル形成領域に関して前記非選択ワード線の電圧を、非選
択ワード線に接続された前記記憶素子が誤書き込み及び
/又は誤消去されないゲート電圧の上限値以下にバイア
スする。 (3)書き込みインヒビット電圧供給手段は、前記ソー
ス領域、前記ドレイン領域の双方に同一な前記逆バイア
ス電圧を供給する。 (4)少なくとも前記ドレイン領域に供給する前記逆バ
イアス電圧の絶対値が、前記非選択ワード線バイアス手
段による供給電圧の絶対値より大きい。たとえば、前記
ソース領域と前記ドレイン領域に共通な前記逆バイアス
電圧の絶対値が、前記非選択ワード線バイアス手段によ
る供給電圧の絶対値より大きい。 (5)前記記憶素子は、そのゲート電極を前記チャネル
形成領域と同電位とした状態で前記逆バイアス電圧が前
記ソース領域と前記ドレイン領域に印加されるときに、
前記ソース領域とドレイン領域からチャネル形成領域へ
空乏層が延在し合体する。たとえば、前記記憶素子のゲ
ート長でいえば、そのゲート電極を前記チャネル形成領
域と同電位とした状態で前記逆バイアス電圧が印加さ
れ、前記ソース領域とドレイン領域からチャネル形成領
域へ空乏層が延在し合体するときのゲート長より短い。 (6)前記記憶素子のゲート長は、0.2μm以下であ
る。なお、例えばAND型等では、複数の記憶素子のド
レインまたはソースが接続されたビット線とソース線
が、それぞれ主ビット線及び副ビット線、主ソース線及
び副ソース線から構成され、例えば階層化された配線構
造を有している。
憶装置及びその書き込み方法では、例えば非選択ワード
線バイアス手段によって、非選択ワード線に接続された
非選択記憶素子のゲートに対し、チャネル形成領域(例
えば、基板,ウエルまたはSOI層等の半導体薄膜)に
関して前記逆バイアスとなる方向の電圧が印加されるこ
とから、例えば電子を引き抜く方向の基板に垂直な電界
成分が減少し、選択ワード線に接続された非選択記憶素
子のソース領域およびドレイン領域への書き込みインヒ
ビット電圧(インヒビットS/D電圧)範囲の上限が例
えば従来の2倍またはそれ以上の電圧値になり、当該書
き込みインヒビット電圧範囲が大幅に拡大される。上記
書き込みインヒビット電圧の範囲が拡大されたことによ
り、選択ワード線に供給するプログラム電圧を上げるこ
とができるので、プログラムの高速化を推進する余地が
生まれる。
は、FG型とは反対にゲート長が短いほど顕著であり、
MONOS型等の電荷蓄積手段が平面的に離散化された
不揮発性メモリデバイスに特有な現象である。後述する
種々の検討結果から、この現象はインヒビットS/D電
圧の印加によるチャネル形成領域の空乏化の程度と関係
し、インヒビットS/D電圧範囲の拡大にゲート電圧の
印加が有効であることが判明した。すなわち、電荷蓄積
手段が平面的に離散化された不揮発性メモリデバイスに
おいてゲート長が短い微細ゲート領域では、非選択ワー
ド線をチャネル形成領域の電位と同じにするといった電
圧設定下で大部分のチャネル形成領域が空乏化してい
て、電荷を基板側に抜く電界成分が大部分のチャネルで
生じていることが、ディスターブマージン確保ができな
い要因である。本劣化現象はソースまたはドレインから
空乏層がチャネル形成領域に広がって合体したときに特
に著しい。そして、本発明における非選択ワード線への
電圧印加が、この電界成分の減少をもたらす。
逆バイアス電圧を印加すると、ゲート長が長い場合は浮
遊ゲートとドレインまたはソースとの間の電圧が大きく
なり、ディスターブマージンが小さい。ゲート長が短い
場合はドレインまたはソースと浮遊ゲートのカップリン
グ比が大きくなり浮遊ゲートの電圧もドレインまたはソ
ース電圧変化に比例する成分が大きくなり、ディスター
ブマージンは却って改善される。この改善は空乏層がド
レイン、ソースからチャネル形成領域に広がって合体し
た状態で特に著しい。このため、短ゲート長のFG型素
子の非選択ワード線に逆バイアス電圧を加える必要は生
じず、その結果として、当該逆バイアス電圧の印加は、
長ゲート長のFG型素子の場合に有効である。したがっ
て、非選択ワード線に例えば正の電圧を印加すること
は、電荷蓄積手段が平面的に離散化された不揮発性メモ
リデバイスにおいて特別な意味があり、FG型と異なる
作用によって書き込みディスターブ特性の向上、ひいて
は書き込みの高速化に極めて有効である。
などの各種セル方式の不揮発性メモリに広く適用可能で
ある。NOR型には、ビット線ないしソース線が階層化
されたセル構成、例えばAND型,DINOR型等を含
む。一般に、不揮発性メモリとしての主要特性を調べる
にあたっては、セル動作を確認するために具体的なセル
構造を用い、このセル構造ごとに異なるバイアス条件下
でのディスターブ特性を評価し、また現世代あるいは次
世代でのスケーリング性を確認するためにゲート長とデ
ィスターブマージンとの関係を明かにすることが望まし
い。そこで、MONOS型に代表される電荷蓄積層が平
面的に離散化された不揮発性半導体メモリのプログラム
ディスターブマージンを決めている要因を探る検討をN
OR型を例に種々行い、素子微細化を進める上での問題
点をあらいだした。
置及びその書き込み方法を、図面を参照しながら詳細に
説明するが、これに先立って、上記した本発明前のバイ
アス設定の問題点が判明したインヒビットS/D電圧の
最適範囲を求める検討結果が本発明の前提となっている
ことから、この検討結果について述べる。つぎに、本発
明の実施形態を、本発明適用後の不揮発性メモリの諸特
性を示すことによって本発明の有効性を実証しながら詳
細に説明する。なお、現在の1トランジスタNOR型セ
ルのメモリデバイスはFG型を用いることが主流である
ことから本発明とFG型との差異を明確にすることは重
要であり、以下の説明は、FG型との比較考察を適宜行
いながら進める。
範囲 図22には、この検討の際に用いたソース分離NOR型
のセル配列を示している。ここで、選択ワード線WL1
に接続された非選択なセルをA、非選択ワード線WL2
に接続されたセルで、選択セルSと同じ選択ソース線S
L1および選択ビット線BL1に接続された非選択なセ
ルをC、非選択ワード線WL2に接続され、非選択ソー
ス線SL2および非選択ビット線BL2に接続された非
選択なセルをBと定義した。また、1ストリング内のワ
ード線は100本であった。
択ソース線SL2および非選択ビット線BL2を同時に
逆バイアス、即ち基板又はウエル等のチャネル形成領域
(0V)に対し正の電圧を印加した状態で選択ワード線
WL1にプログラム電圧(例えば、10V)を印加する
ことにより、非選択セルA〜Cのプログラムディスター
ブを抑制した。このとき他のワード線WL2,ビット線
BL1およびソース線SL1は0電位であるから、選択
セルSのゲートとチャネル形成領域間に高電圧が印加さ
れて電子が基板側から注入され書き込みが行われる一
方、非選択セルAが弱い書き込み状態、非選択セルBが
弱い消去状態となる。したがって、かかる1トランジス
タ型セルの実現のためには、これら非選択セルAおよび
Bの書き込みディスターブを如何に抑えるかが重要とな
る。
線WL2および非選択ビット線BL2に印加する電圧
(インヒビットS/D電圧)との関係を検討し、インヒ
ビットS/D電圧のディスターブマージンの大きさを評
価した。具体的には、図24に示すインヒビット特性評
価条件(バイアス設定値、インヒビットマージンの判定
条件)下で、ゲート電圧とインヒビットS/D電圧との
関係(インヒビット特性)のゲート長依存性を評価し
た。
る。図23に示すように、NOR型セルのMONOS型
不揮発性メモリを用いたプログラムディスターブ特性評
価において、インヒビットS/D電圧には最適領域が存
在し(図23斜線部)、その上限は非選択セルBの書き
込み状態でのディスターブ特性で制限され、下限は非選
択セルAの消去状態でのディスターブ特性で制限される
ことが判明した。また、MONOS型不揮発性メモリで
は、非選択セルBでのインヒビットS/D電圧の上限値
が短ゲート長化にともなって急速に低下するために、実
験に用いたチャネル形成領域の不純物濃度では、ゲート
長が0. 2μmより短かくなるとディスターブマージン
が殆どなくなることが判明した。また、チャネル形成領
域の不純物濃度が本実験より低い場合には、より長いゲ
ート長領域からディスターブマージンが低下することも
分かった。これは、インヒビットS/D電圧の印加によ
り、ソースまたはドレインから空乏層がチャネル形成領
域へ延びて合体するため、チャネル形成領域上のほぼ全
領域でソース,ドレイン領域からの電界で蓄積電荷が電
荷蓄積手段から引き抜かれるからである。なお、上記問
題点はMONOS型について示したが、例えばMNOS
型等の電荷蓄積層が平面的に離散化している他の不揮発
性メモリについても、1トランジスタセルを実現するこ
とを困難とする同様な問題が存在している。
ヒビットS/D電圧の最適範囲は、ゲート長依存性は逆
で、即ち短ゲート長側においてゲート長が長いときより
上記最適範囲が拡大する方向にあり、広範なゲート長範
囲内で十分なインヒビットS/D電圧許容幅が確保され
ている。このFG型とMONOS型間の相違は、インヒ
ビットS/D電圧の最適範囲を決定するメカニズムが両
者で異なることを示唆するものである。
モリにおいて、非選択ワード線、非選択ビット線に接続
された非選択セルのソースおよびドレインに印加可能な
電圧が短ゲート長化ととも急速に低下することを見い出
した。また、この検討に用いたMONOS型不揮発性メ
モリにおいてゲート長0.2μm未満でプログラムディ
スターブマージンを確保できない理由は、ソースまたは
ドレインからチャネル形成領域への空乏層の広がりによ
り、その空乏層からの電界で電荷蓄積手段から電荷が引
き抜かれたためであることが分かった。この現象は、O
NO膜中の電荷トラップ等、電荷蓄積手段が平面的に離
散化されたメモリ素子に特有であり、通常のFG型には
見られないことを確認した。この短ゲート長側でのマー
ジン低下は、ONO膜をはじめとする、Siナノ結晶、
微細分割型フローティングゲート等の平面的に離散化さ
れた電荷保持媒体中の電子がトランジスタのチャネル形
成領域側に引き抜かれることにより生じると推定され
る。このため、チャネル垂直方向の電界の大きさが問題
となる。この垂直方向の電界がチャネル全面で生じると
きに、プログラムディスターブが著しくなる。これは、
インヒビット電圧を印加したときにソース及びドレイン
領域から空乏層が延びて、チャネル形成領域で合体する
程度の短チャネル領域で生じる。そこで、本検討では更
に2次元デバイスシミュレータを用いてチャネル垂直方
向の電界成分の大きさ、分布、その電界成分のゲート電
圧およびゲート長依存性等を調べた。その結果、電子を
引き抜く電界成分を減少させるにはp型の基板又はウエ
ルに対し正のゲート電圧(チャネル形成領域に対して逆
バイアス電圧)の印加が有効で、特にチャネル形成領域
が全面空乏化している極微細ゲート長側で効果的である
ことが予想どおり証明された。また、この正電圧印加に
より当該非選択セルについては大幅なディスターブマー
ジンの拡大が達成でき、他の非選択セルに対する改善余
地が生じることから、当該非選択セルと、同じ非選択ビ
ット線に接続されドレイン領域同士が共通接続された他
の非選択セルの書き込みディスターブをともに改善する
には、ゲート電極をチャネル形成領域に対して逆バイア
スすることが有効であるとの知見を得た。
不揮発性メモリは、ゲート絶縁膜中の電荷蓄積手段が平
面的に離散化された記憶素子(メモリトランジスタ)を
有する。ここで、「電荷蓄積手段」とは、ゲート絶縁膜
内に形成され、そのゲート絶縁膜上のゲート電極への印
加電圧に応じてチャネル形成領域側との間で電荷をやり
取りし、電荷保持する電荷保持媒体をいう。また、「平
面的に離散化された電荷蓄積手段」とは、ONO(Oxide
-Nitride-Oxide) 膜またはNO(Nitride-Oxide) 膜等の
窒化膜バルクのキャリアトラップおよび酸化膜と窒化膜
界面付近に形成されたキャリアトラップ、シリコン等か
らなり粒径が10ナノメータ(nm)オーダまたはそれ
以下の互いに絶縁されたナノ結晶、ポリシリコン等から
なり微細なドット状に分割され互いに絶縁された微細分
割フローティングゲート等をいう。
るもので、そのマージン拡大を、書き込み時に、非選択
ワード線にチャネル形成領域に関して逆バイアスとなる
方向の電圧を印加した状態で、非選択なソース線および
ビット線等の共通線に(例えば、同一な)逆バイアス電
圧を印加して非選択セルA,Bの誤書き込みまたは誤消
去を禁止することにより達成するものである。ここで
「チャネル形成領域」とは、その表面側内部に電子また
は正孔が導電するチャネルが形成される領域をいう。
「チャネル形成領域」は、狭義には、例えば半導体基板
の表面部分のほか、基板内の表面側に形成されたウエ
ル、半導体基板面に形成したエピタキシャル成長層或い
はSOI(Silicon On Insulator)層などの一部をいい、
広義には当該半導体基板,ウエル,エピタキシャル成長
層,SOI層全体をいう。また、「チャネル形成領域に
関して逆バイアスとなる方向」とは、チャネル形成領域
の電位を基準とした電圧印加がプラス側かマイナス側の
方向をいう。具体的には、チャネル形成領域の導電型が
p型の場合の当該方向はプラス側、n型の場合の当該方
向はマイナス側となる。さらに「共通線」とは、例えば
ビット線方向(列方向)の複数のメモリトランジスタ間
でソース領域またはドレイン領域を共通に直接接続する
か、容量結合する線をいい、例えばビット線やソース線
のほかに、いわゆるブースタプレート等が該当する。
に説明する。
ONOS型不揮発性メモリについてである。図1は、こ
のMONOS型メモリトランジスタの素子構造を示す断
面図、図2は本発明のMONOS型不揮発性メモリ装置
の要部構成を示す回路図である。
有するシリコンウェーハ等の半導体基板、1aはチャネ
ル形成領域、2および4は当該メモリトランジスタのソ
ース領域およびドレイン領域を示す。本例の「チャネル
形成領域」は、基板1内でソース領域2およびドレイン
領域4に挟まれた部分が該当する。また、ソース領域2
及びドレイン領域4は、チャネル形成領域1aと逆導電
型の不純物を高濃度に半導体基板1に導入することによ
り形成された導電率が高い領域であり、種々の形態があ
る。通常、ソース領域2及びドレイン領域4のチャネル
形成領域1aに臨む基板表面位置に、LDD(Lightly D
oped Drain) と称する低濃度不純物領域を具備させるこ
とが多い。
膜6を介してメモリトランジスタのゲート電極8が積層
されている。ゲート電極8は、一般に、p型またはn型
の不純物が高濃度に導入されて導電化されたポリシリコ
ン(doped poly-Si) 、又はdoped poly-Si と高融点金属
シリサイドとの積層膜からなる。
層から順に、トンネル絶縁膜10,窒化膜12,トップ
酸化膜14から構成されている。トンネル絶縁膜10
は、例えば熱酸化により形成された酸化シリコン(Si
O2 )からなり、この絶縁膜内を電子が直接トンネリン
グにより伝導する。また、MONOS型ではトンネル絶
縁膜10と窒化膜12の一部とで形成される三角ポテン
シャルは電子が実効的にトンネルする領域となり、その
内部の電子伝導がモディファイドFN(Modified Fowele
r Nordheim) トンネリングを利用して行われる。トンネ
ル絶縁膜10の膜厚は、使用用途に応じて2.0nmか
ら3.6nmの範囲内で決めることができ、ここでは
2.8nmに設定されている。本例におけるトンネル絶
縁膜10の少なくとも表面部は、熱窒化処理され窒化酸
化層10aが薄く形成されている。窒化膜12は、例え
ば5.0nmの窒化シリコン(Six Ny (0<x<
1,0<y<1))膜から構成されている。トップ酸化
膜14は、窒化膜12との間に深いキャリアトラップを
高密度に形成する必要があり、このため成膜後の窒化膜
を熱酸化して形成される。トップ酸化膜14がCVDで
形成された場合は熱処理によりこのトラップが形成され
る。トップ酸化膜14の膜厚は、ゲート電極8からのホ
ールの注入を有効に阻止してデータ書換可能な回数の低
下防止を図るために、最低でも3.0nm、好ましくは
3.5nm以上が必要である。
スタの製造方法例を、ゲート絶縁膜工程を中心に簡単に
述べる。まず、基本的な製造方法の大まかな流れを説明
すると、用意した半導体基板1に対し素子分離領域の形
成、ウエルの形成、ゲートしきい値電圧Vth調整用のイ
オン注入等を必要に応じて行った後、半導体基板1の能
動領域上にゲート絶縁膜6を介してゲート電極8を積層
し、これと自己整合的にソース・ドレイン領域2,4を
形成し、層間絶縁膜の成膜とコンタクト孔の形成を行
い、ソース・ドレイン電極形成、及び必要に応じて行う
層間絶縁層を介した上層配線の形成およびオーバーコー
ト成膜と窓開け工程等を経て、当該不揮発性メモリトラ
ンジスタを完成させる。
ず、窒素中に希釈酸素を混入した雰囲気中での短時間熱
酸化法(RTO法)でシリコン基板1を熱酸化して、ト
ンネル絶縁膜10(最終厚み2.8nm)を形成する。
つぎに、アンモニア雰囲気中でトンネル絶縁膜10に対
し短時間熱窒化処理(RTN処理)を、例えば炉温度1
000℃、処理時間1分の条件で行う。つぎに、減圧C
VD法で窒化膜12を最終膜厚が5.0nmとなるよう
に、これより厚めに堆積する。このCVDは、例えば、
ジクロロシラン(DCS)とアンモニアを混合した導入
ガスを用い、基板温度650℃で行う。この熱酸化膜上
の窒化シリコン膜形成では、必要に応じて、予め、出来
上がり膜表面の荒さの増大を抑止するため下地面の前処
理(ウェーハ前処理)及び成膜条件を最適化するとよ
い。この場合、ウェーハ前処理を最適化していないと窒
化シリコン膜の表面モフォロジーが悪く正確な膜厚測定
ができないことから、このウェーハ前処理を充分に最適
化した上で、次の熱酸化工程で膜減りする窒化シリコン
膜の減少分を考慮した膜厚設定を行う。形成した窒化シ
リコン膜表面を熱酸化法により酸化して、トップ酸化膜
14(3.5nm)を形成する。この熱酸化は、例えば
H2 O雰囲気中で炉温度950℃で行う。これにより、
トラップレベル(窒化シリコン膜の伝導帯からのエネル
ギー差)が2.0eV以下の程度の深いキャリアトラッ
プが約1〜2×1013/cm2 の密度で形成される。ま
た、窒化膜12が1nmに対し熱酸化シリコン膜(トッ
プ酸化膜14)が1.6nm形成され、この割合で下地
の窒化膜厚が減少し、窒化膜12の最終膜厚は5nmと
なる。
うに、上記構成のメモリトランジスタ1個でNOR型セ
ルアレイのメモリセルが構成されている。NOR型セル
アレイでは、メモリトランジスタM11〜M22が行列
状に配置され、これらトランジスタ間が前記図22と同
様にワード線、ビット線および分離型ソース線によって
結線されている。また、前記図22と同様に、セルA〜
C及びセルSを定義した。なお、図2では4セル分を示
すが、実際のセルアレイは同様な繰り返し配置、結線に
よって構成されている。
くとも非選択なビット線およびソース線に接続され、非
選択メモリトランジスタの前記ソース領域2及びドレイ
ン領域4(図1)に対し、前記チャネル形成領域1aと
のpn接合に逆バイアスを印加する書き込みインヒビッ
ト電圧供給回路20と、少なくとも非選択なワード線に
接続され、前記ゲート電極8に素子形成領域を基準とす
る電圧を印加する非選択ワード線バイアス回路22とを
有する。これら電圧供給回路20,22は、選択セルの
プログラムに先立って、非選択ワード線にチャネル形成
領域1aに関し逆バイアスとなる方向の所定電圧、例え
ば正の電圧(以下、単に正バイアス電圧ともいう)を印
加し、次いで、ソース領域2およびドレイン領域4に前
記チャネル形成領域1a対し逆バイアスとなる電圧(以
下、単に逆バイアス電圧という)を印加することによ
り、プログラムディスターブマージンの大幅な改善を行
うものである。なお、この書き込みインヒビット電圧供
給回路20は、メモリトランジスタのソース領域2とド
レイン領域4との双方に同時に同一な逆バイアス電圧を
付与することを前提として以下の説明を進めるが、本発
明では、逆バイアス電圧は同一電圧に限定されず、また
ソース領域2とドレイン領域4の何れか一方に逆バイア
ス電圧を付与し、他方をオープンとするようにしてもよ
い。また、ソース線とビット線で異なる電圧を印加する
ことも可能である。
て、選択セルSにデータを書き込む際、非選択ワード線
バイアス回路22により、非選択ワード線WL2に基板
電位0Vのときは所定の電圧、例えば3.5Vを印加す
る。また、書き込みヒンヒビット電圧供給回路20によ
り、非選択ソース線SL2および非選択ビット線BL2
に基板電位0Vのときは所定の逆バイアス電圧、例えば
5Vを印加し、選択ソース線SL1および選択ビット線
BL1を電位0Vで保持する。この状態で、選択ワード
線WL1にプログラム電圧(例えば、10V〜12V)
を印加すると、選択セルSのメモリトランジスタM11
では、その電荷蓄積手段に基板1のチャネル形成領域1
a全面から電荷がトンネリング注入され、しきい値電圧
Vthが変化してデータが書き込まれる。なお、バイアス
電圧印加の順序は、上述のように正バイアス電圧印加、
逆バイアス電圧印加、プログラム電圧印加の順で行う
と、非選択セルBがディスターブを受けにくく好まし
い。
ード線のバイアス電圧(正バイアス電圧)は、望ましく
は、絶対値で比較すると逆バイアス電圧のほうが大きく
設定される。この両バイアス電圧の値に応じて、上記書
き込み時に非選択セルAは弱い書き込み状態になり、非
選択セルBは弱い消去状態におかれるが、後で詳述する
ように非選択ワード線のバイアス電圧印加によって、逆
バイアス電圧のディスターブマージンが特に上限側で大
幅に拡大されることから、両非選択セルともに、この書
き込み時のディスターブ(プログラムディスターブ)を
有効に防止することができる。なお、非選択セルCにつ
いても、基板電圧0Vでは弱い書き込み状態になること
から、このプログラムディスターブ防止を考慮して前記
非選択ワード線のバイアス電圧の値を決める必要があ
る。
ト長依存性〕上述した書き込み時のバイアス条件下で非
選択セルA及びBについて、図23と同様なインヒビッ
トS/D電圧最適範囲のゲート長依存性を測定した。こ
の結果を図3に示す。なお、この測定におけるパルス電
圧印加条件および判定条件は、図24に示したものと同
じとした。この結果、非選択ワード線のバイアス電圧を
3. 5V印加することにより、インヒビットS/D電圧
の最適範囲の上限は広いゲート長範囲で7. 5V以上に
なっていることが分かった。また、後で図7に関して述
べるように、非選択ワード線には長ゲート長のときは
4.2V、ゲート長0.2μm以下ではさらに大きな電
圧の印加が可能であるので、さらにインヒビットS/D
電圧の上限値は増加する。以上より、図23で示されて
いた0. 2μmよりも短ゲート側でのインヒビットS/
D電圧が殆ど確保できないといった問題が大幅に改善さ
れた。また、図3では0. 18μmまでのデータしか示
していないが、さらにゲート長が短い領域においても、
非選択ワード線にバイアス電圧を印加することによりイ
ンヒビットS/D電圧が大幅に改善されることを確認し
た。さらに、後述するように、書き込み状態のしきい値
電圧を2Vより2.5Vに増加した場合であっても、非
選択ワード線に正バイアス電圧を印加することにより、
非選択セルBのディスターブ特性が大幅に改善されるこ
とを確認した。これらの結果は、非選択ワード線にチャ
ネル形成領域1aに関して逆バイアスとなる方向の電圧
を印加することが、インヒビットS/D電圧のマージン
確保の点で、0. 18μm世代以降のMONOS型メモ
リトランジスタにおいても十分であることを示すもので
ある。
きることは、非選択セルAのプログラムディスターブマ
ージンを拡大する。また、非選択セルAのプログラムデ
ィスターブマージンを同じとすれば、それだけ選択ワー
ド線電圧、即ちプログラム電圧を上げる余地が生じるこ
となる。
したように、プログラムディスターブマージンの大幅な
改善がMONOS型に特有でゲート長が短いほど改善効
果が大きいこと、及び、この改善が起こるバイアス条件
がチャネルを空乏化する電界印加方向であることから、
チャネル形成領域内の電界分布を調べることが重要であ
る。また、プログラムディスターブによって、しきい値
電圧の減少量を検討する場合、ONO膜に印加されるチ
ャネル垂直方向の電界の向きと大きさが重要となる。
技術を用いて、MONOS型トランジスタの電界分布の
ゲート長依存性のシミュレーションを行なった。その結
果、ソースとドレインの双方を逆バイアスする場合に
は、そのバイアス電圧がチャネル中央部に影響して、O
NO膜のトラップから電荷が抜ける方向に働く負のチャ
ネル垂直方向電界が発生し、そのチャネル垂直方向の電
界強度がゲートエッジ部下で最大になることが判った。
また、ゲート電圧が一定の場合、この最大電界はゲート
長依存性を示さないが、ゲート長が短くなるにつれてゲ
ート中心部の電界の向きがONO膜でトラップされた電
子を保持する方向から電子を引き抜く方向に変化してい
ることがシミュレーションでも示された。
ース電圧VS およびドレイン電圧VD が4Vでのチャネ
ル垂直方向の電界強度Ey のゲート電圧依存性を示す。
この図4から、Ey がゲートエッジ部下で電荷が抜ける
方向(Ey の負方向)に最大になっていることが分か
る。また、ゲートに電圧Vg を印加した場合、チャネル
垂直方向電界Ey はすべての領域でゲートバイアス電圧
の影響を受け、特にゲートエッジ下の最大電界はゲート
電圧を大きくするとONO膜でトラップされた電子を引
き抜く方向に働く電界の大きさを減少させる傾向、即ち
Ey が正側にシフトすることが明らかにされた。
は、非選択ワード線に正バイアス電圧を印加した場合、
ソース及びドレイン印加電圧によるチャネル形成領域へ
の高電界が実効的に低減される作用を持つ。この結果と
して、ONO膜に加わる電界が低減され電荷が抜けにく
くなることが、特に短ゲート長領域でインヒビットS/
D電圧の最適領域が正側に拡大される要因である。
面方向に導電性をもっているため、ソース領域またはド
レイン領域と浮遊ゲートとの間のオーバーラップ部分で
の電圧により蓄積電荷が引き抜かれる。FG型不揮発性
メモリトランジスタでは、ゲート長が長いほうが浮遊ゲ
ートとチャネル形成領域の中性部分との容量が大きく、
上記オーバーラップ部分の電圧も大きくなるので、ディ
スターブ現象が著しい。従って、MONOS型における
電荷を引き抜く方向の電界がゲート長依存性の前記シミ
ュレーション結果と異なり、ゲート長を短くしていった
場合、FG型では電界のかかりかたがMONOS型より
緩やかとなる。このような電界のかかりかたの相違は、
図23の説明で指摘したようにFG型不揮発性メモリに
おけるインヒビットS/D電圧の最適範囲が短ゲート長
側で拡大する傾向を示す要因であると考えられる。
OS型ではソース・ドレインを逆バイアスした場合、短
ゲート長で空乏層が広がりチャネル形成領域が中心部ま
で空乏化する。これが、図23に示すインヒビットS/
D電圧の最適範囲の上限が短ゲート長側で低下し、非選
択セルBのインヒビット電圧を低下させることと深く関
係する。
存性〕図5に、ゲート長が0. 2μmより短い領域での
インヒビットS/D電圧の上限値と非選択ワード線に印
加した正のゲートバイアス電圧(以下、単にゲート電圧
ともいう)との関係を示した。ゲート電圧が大きくなる
につれて、インヒビットS/D電圧の上限値は単調に増
加している。また、インヒビットS/D電圧の上限値は
あるゲート電圧で急激に増加する傾向を示している。イ
ンヒビットS/D電圧の上限値のゲートバイアス電圧依
存性では、弱いゲート長依存性を有する。図6に、書き
込み状態のVthが2.5Vの場合でのインヒビットS/
D電圧の上限値とゲート電圧との関係を示した。この場
合も、インヒビットS/D電圧の上限値はゲート電圧が
大きくなるにつれて増大する傾向を示した。インヒビッ
トS/D電圧の上限値が7.5V以上になるゲート電圧
は3.7Vであった。このゲートバイアス電圧は、後で
述べるように、インヒビットゲート電圧に対して十分な
マージンがあることが分かった。
のゲート長依存性〕図7に、非選択セルCのインヒビッ
トゲート電圧のゲート長依存性を示した。ここで、イン
ヒビットゲート電圧とは、ゲート電圧印加により非選択
セルCに誤書き込みないし誤消去が生じないゲート電圧
の上限値をいう。非選択セルCにおいても、インヒビッ
トゲート電圧はゲート長依存性を示し、ゲート長が短い
領域で若干増加する傾向を示している。図7より、プロ
グラム電圧が10Vの場合、平均的なインヒビットゲー
ト電圧は4. 2V〜4.7Vであることが分かった。こ
の値によって、各ゲート長の場合の非選択ワード線に印
加可能なゲート電圧(Vg=10Vの場合)の上限値が
決められている。非選択セルBについての前記図3で
は、0.2μm以下の領域で同じインヒビットS/D電
圧を得るために非選択ワード線に印加すべき電圧(ゲー
トバイアス電圧)はゲート長が短くなるに従って若干増
加していた。これに対し、当該非選択セルCでは、図7
に示すように、非選択ワード線に印加可能なインヒビッ
トゲート電圧はゲート長が短くなるにつれて若干増大す
る傾向を示した。これは、非選択セルBとC間で、イン
ヒビットゲート電圧の許容範囲が拡大する方向が一致す
ることを示したものである。したがって、この結果によ
り、0. 18μm以降の世代において、非選択セルBの
インヒビットS/D電圧の最適範囲を拡大するために非
選択ワード線に印加するゲートバイアス電圧の範囲と、
非選択セルCのプログラムディスターブ特性を劣化させ
ないインヒビットゲート電圧範囲との最適範囲のマージ
ンがゲート長が短くなるにしたがって縮小しないことを
確認できた。
イアス電圧を印加することにより、0. 2μmより短ゲ
ート長側のプログラムディスターブマージンが大幅に改
善され、少なくともゲート長が0. 18μmのMONO
S型メモリセルの書き込み動作信頼性が向上しているこ
とが実験により確かめられた。同様に、ゲート長が0.
13μmのMONOS型メモリセルについても検討し、
その結果、基本的には0.18μm世代と同様にプログ
ラムディスターブマージン改善が可能な結果を得た。そ
の一例として、図8にインヒビットS/D電圧(書き込
み状態のVth:2.5V)の上限値とゲートバイアス電
圧との関係を0.18μm世代と比較して示す。ゲート
長が0.13μmの世代は、0.18μm世代と比較し
て短チャネル効果に起因した種々の問題点を解決するた
めにトランジスタの各パラメータが設計値で異なる。と
くに、0.13μmの世代のトランジスタは、そのチャ
ネル形成領域の不純物濃度を、より高くしている。しか
し、図8に示すグラフの基本的な傾向、即ちインヒビッ
トS/D電圧の上限値がゲート電圧とともに増大するこ
とは、0.13μm世代と0.18μm世代で同じであ
った。ただし、インヒビットS/D電圧の上限値が7.
5V以上となるゲート電圧は、0.13μm世代では
4.5Vであり、0.18μm世代での値(3.7V)
より増大している。これは、0.13μm世代ではより
チャネル長が短くなったことから、インヒビットS/D
電圧に対して、チャネル形成領域が空乏化しやすくなっ
たためである。図9に、プログラム電圧をパラメータと
した場合のインヒビットゲート電圧のゲート長依存性を
示す。インヒビットゲート電圧は、ゲート長0.13μ
mで5V(プログラム電圧10V)あるいは6V(プロ
グラム電圧11.5V)であり、非選択ワード線に印加
する電圧4.2V(プログラム電圧10V)、同電圧
4.5V(プログラム電圧11.5V)に対して十分に
マージンがあることが分かった。以上より、ゲート長
0.13μm世代においても、本発明が十分に適用可能
であることが実証できた。また、インヒビットS/D電
圧の上限値が7.5Vとなるゲート印加電圧とインヒビ
ットゲート電圧との間のマージンが十分にとれることが
判った。さらに、例えば0.10μm等の更なる微細ゲ
ート長領域において本発明を適用しても、インヒビット
S/D電圧のマージンが実用上十分とれることも分かっ
た。
グラム速度の関係〕つぎに、非選択セルAのディスター
ブ特性とプログラム速度の関係についても検討した。先
の図3に示すように、インヒビットS/D電圧の下限は
プログラム電圧で制限されている。図10に、プログラ
ムディスターブ特性のマージンを制限している非選択セ
ルAのゲートバイアス電圧(プログラム電圧)をパラメ
ータとした場合のインヒビットS/D電圧のゲート長依
存性を示した。プログラム電圧を10Vから12Vに変
化させた場合、インヒビットS/D電圧の下限は11V
以上では殆ど変化せず、このプログラム電圧範囲ではい
ずれのゲート長においても5V以下であることが分かっ
た。一方、インヒビットS/D電圧の上限は、先に記述
したように、非選択セルBによって律束され、非選択ワ
ード線に正電圧(3.5V)を印加した場合、7. 5V
以上にまで上昇することが分かっている。したがって、
プログラム電圧を12Vにした場合も非選択セルのプロ
グラムディスターブ特性のマージンは充分とれることが
分かった。この測定時のプログラム電圧を12Vにした
場合の書き込み時間(パルス印加時間)は0.1msで
あり、従って、0. 1msと短いプログラム時間での高
速書き込みにおいても良好なディスターブ特性が期待で
きることが判明した。
/消去特性を示すグラフである。また、図12には、図
11から読み取ったデータをもとに、しきい値電圧Vth
が1Vと2Vにおけるプログラム電圧とプログラム時間
との関係を示している。図12から、MONOS型不揮
発性メモリでは、プログラム電圧を1V増加させるだけ
でプログラム速度が約10倍改善されることが分かる。
したがって、プログラム電圧を10Vより12Vにする
ことで、書き込み速度が約100倍改善されることが判
明した。このような顕著な効果はFG型では見られない
ことから、本発明によるディスターブ特性の改善がもた
らす大きな利点の一つとなっている。
特性評価・検討結果を述べてきた。このほか、本発明に
おいてソースおよびドレインを逆バイアスする際に耐圧
(接合耐圧)に問題はないかを調べ、また主要デバイス
特性についても確認しておく必要がある。
ゲート電圧0Vの場合の電流−電圧特性について書き込
み状態及び消去状態の両者の場合について示した。この
結果、接合の降伏電圧は約10Vで、書き込み状態、消
去状態に依存しないことが分かった。しかし、3V〜5
V付近のサブブレークダウン領域における立ち上がり電
圧は書き込み状態と消去状態で異なることが分かる。
圧特性のゲート電圧依存性を示した。降伏電圧はゲート
電圧依存性を示さず、サブブレークダウン領域における
立ち上がり電圧はゲート電圧依存性を示した。サブブレ
ークダウン領域はゲートエッジ部のドレイン/ソース領
域表面でのバンド間トンネル現象に起因していると推定
されるが、電流レベルが小さいため、ここでは問題にな
らないと考えられる。また、約10Vの降伏電圧もイン
ヒビットS/D電圧の上限が7. 5V程度であるため、
インヒビット特性に直接的に影響することはないと考え
られる。以上より、0.18μmMONOS型メモリト
ランジスタにおいて、その接合耐圧はプログラムディス
ターブ特性の制限要因とはならないことが分かった。
状態、消去状態での電流−電圧特性を示す。ゲート電圧
0Vの場合、ドレイン電圧1. 5Vでの非選択セルの電
流値は約1nAであった。この場合の読み出し電流は1
0μA以上であるため、非選択セルの誤読み出しが生じ
ることはないと考えられる。したがって、ゲート長0.
18μmのMONOS型メモリトランジスタにおいて読
み出し時のパンチスルー耐圧のマージンは十分あること
が分かった。また、ゲート電圧1. 5Vでのリードディ
スターブ特性も評価したが、3×108 sec以上の読
み出し時間が可能であった。
圧:11. 5V、プログラム時間:0.7msec)、
消去条件(消去時ゲート電圧:−7V、消去時間:10
0msec)でのデータ書き換え特性を示す。データ書
換回数は、キャリアトラップが空間的に離散化されてい
るために良好で、1×106 回を満足することが分かっ
た。また、データ保持特性は1×106 回のデータ書き
換え後で85℃、10年を満足した。
型不揮発性メモリトランジスタとして充分な特性が得ら
れていることを確かめることができた。
ての微細NOR型セル構造と、ビット線及び/又はソー
ス線が階層化されたセル方式例とを説明する。
細NOR型セル〕図17に、自己整合技術と蛇行ソース
線を用いた微細NOR型セルアレイの概略平面図を示
す。この微細NOR型セルアレイ70では、図示せぬp
ウエルの表面に縦帯状のトレンチまたはLOCOSなど
素子分離領域71が等間隔でビット方向(図17の縦方
向)に配置されている。素子分離領域71にほぼ直交し
て、各ワード線WLm-2 ,WLm-1 ,WLm ,WLm+1
が等間隔に配線されている。このワード線構造は、例え
ば図1と同様に、トンネル絶縁膜,窒化膜,トップ酸化
膜及びゲート電極の積層膜から構成されている。
て、各ワード線の離間スペースに、例えばn型不純物が
高濃度に導入されてソース領域とドレイン領域とが交互
に形成されている。このソース領域とドレイン領域は、
その大きさがワード方向(図17の横方向)にはトレン
チまたはLOCOS等の素子分離領域71の間隔のみで
規定され、ビット方向にはワード線間隔のみで規定され
る。したがって、ソース領域とドレイン領域の大きさと
配置のばらつきに関し、マスク合わせの誤差が殆ど導入
されないことから、極めて均一に形成されている。
成するだけで、ソース領域とドレイン領域とに対し、ビ
ット線接続用のコンタクト孔とソース線接続用のコンタ
クト孔とが2度のセルフアラインコンタクト技術を同時
に転用しながら形成される。しかも、上記プロセスはフ
ォトマスクが不要となる。したがって、先に述べたよう
にソース領域とドレイン領域の大きさや配置が均一な上
に、これに対して2次元的に自己整合して形成されるビ
ット線またはソース線接続用のコンタクト孔の大きさも
極めて均一となる。また、上記コンタクト孔はソース領
域とドレイン領域の面積に対し、ほぼ最大限の大きさを
有している。
ス線SLn-1 ,SLn ,SLn+1 は、ドレイン領域を避
けながら素子分離領域71上とソース領域上に蛇行して
配置され、上記ソース線接続用のコンタクト孔を介し
て、下層の各ソース領域に接続されている。ソース線上
には、第2の層間絶縁膜を介してビット線BLn-1 ,B
Ln ,BLn+1 が等間隔で配線されている。このビット
線は、能動領域上方に位置し、ビット線接続用のコンタ
クト孔を介して、下層の各ドレイン領域に接続されてい
る。
したように、ソース領域とドレイン領域の形成にマスク
合わせの影響を受けにくく、また、ビット線接続用のコ
ンタクト孔とソース線接続用のコンタクト孔が、2度の
セルフアライン技術を一括転用して形成されることか
ら、コンタクト孔がセル面積縮小の制限要素とはなら
ず、ウエハプロセス限界の最小線幅Fでソース配線等が
でき、しかも、無駄な空間が殆どないことから、6F2
に近い非常に小さいセル面積が実現できる。なお、この
セル構造においても、先に記述した本実施形態に係る非
選択セルの誤書き込み及び/又は誤消去の禁止オペレー
ションが適用される。すなわち、プログラム時に非選択
ワード線に正バイアス電圧を印加し、非選択ビット線/
ソース線にチャネル形成領域に対して逆バイア方向の電
圧を印加した後、選択ワード線にプログラム電圧を印加
する。
れたNOR型セル〕図18に、ビット線及びソース線が
階層化された分離ソース型の微細NOR型セルアレイの
回路構成を示す。単位ユニットは、サブビット線SBL
とサブソース線SSLとの間に並列に挿入(接続又は結
合)された複数の単位セルトランジスタM11〜M1n又は
M21〜M2nと、サブ配線SBL, SSLをメインの配線
(ビット線BL1,BL2 又はソース線SL1,SL2 )に
それぞれ接続する2個の選択トランジスタS11, S12又
はS21, S22とから構成されている。
階層化されていること、第2にサブ配線を拡散層で構成
した疑似コンタクトレス構造を有すること、第3にチャ
ネル全面書き込み、チャネル全面消去のオペレーション
を採用していることである。配線の階層化に関しては、
ドレイン側の選択トランジスタS11又はS21が非選択の
単位ユニットをメインのビット線BL1,BL2 から切り
離すため、メインビット線の容量が著しく低減され、高
速化, 低消費電力化に有利である。また、ソース側の選
択トランジスタS12又はS22の働きで、サブソース線S
SLをメインソース線MSLから切り離して、低容量化
することができる。疑似コンタクトレス構造を採用する
ことにより、NOR型セルの単位面積を小さくすること
ができる。さらに、トレンチ分離技術、自己整合作製技
術(例えば、上記微細NOR型セルで用いた自己整合コ
ンタクト形成技術)等を用いることにより、6F2 (F
は最小デザインルール)を達成可能である。サブビット
線SBLまたはサブソース線SSLは拡散層、またはサ
リサイドを張り付けた拡散層で形成し、メインビット線
BL1,BL2 はメタル配線を用いる。
ョンを用いることにより、ドレインまたはソース拡散層
でのバンド間トンネル電流を抑止するための2重拡散層
構造を用いる必要がないため、拡散層から蓄積電荷を引
く抜くオペレーションと比較して、メモリトランジスタ
のソース/ドレイン拡散層のスケーリング性に優れる。
その結果として、セルの微細化スケーリング性が優れ、
このため、より微細なゲート長のメモリトランジスタを
実現することができる。
した本実施形態に係る非選択セルの誤書き込み及び/又
は誤消去の禁止オペレーションが、ほぼ同様に適用され
る。すなわち、プログラム時に非選択ワード線に正バイ
アス電圧を印加し、チャネル形成領域に対して逆バイア
方向となるインヒビットS/D電圧をメインビット線/
メインソース線に印加した状態で、選択ワード線にプロ
グラム電圧を印加する。なお、ビット線またはソース線
を階層化した他の構造、例えばDINOR型、いわゆる
HiCR型と称されソース線を隣接する2つのソース領
域で共有した分離ソース型のセルアレイから構成される
微細NOR型セルの場合であっても、本発明を適用する
ことは可能である。
正のバイアス電圧を印加することにより、非選択ワード
線、非選択ビット線双方に接続された非選択セルBのイ
ンヒビットS/D電圧の上限を上げ、プログラムディス
ターブマージンを大きくできることを、0.18μm世
代のMONOS型不揮発性メモリにおいて実験的に確認
することができた。この効果のゲート長依存性も調べた
結果、ゲート長が0.2μmより短い領域において特に
顕著であった。この改善効果は、ゲート電圧0Vの従来
の場合ではチャネル形成領域が逆バイアス電圧により空
乏化して、トランジスタのチャネル形成領域においてO
NO膜内の保持電荷が基板側に引き抜かれる方向の電界
成分が増大しており、これをゲート電圧をチャネル形成
領域に対し逆バイアス方向(本実施形態では、正方向)
にバイアスする電圧の印加によって低減することによる
ことを種々の実験データから実証することができた。こ
のインヒビットS/D電圧の上限を上げることは、これ
により同じ非選択ビット線に接続された非選択セルAの
プログラムディスターブマージンを拡大することも分か
った。また、トランジスタの耐圧を実験的に検討した結
果、トランジスタ耐圧はインヒビットS/D電圧より大
きく、プログラムインヒビット特性の制限要因にはなら
ないことが分かった。主要デバイス特性への影響がない
ことも確認した。これらプログラムディスターブマージ
ンの拡大を示すデータは、0.18μm世代以降のゲー
ト長のMONOS型メモリトランジスタにもその原理か
ら適用できる。
ージンが拡大することによって、プログラム電圧を通常
の10Vより12Vまで増加しても、プログラムディス
ターブ特性、特にインヒビットS/D電圧のマージンが
十分とれることがわかり、これにより書き込み速度の高
速化が可能になった。MONOS型の場合書き込み速度
は1V増加で約10倍改善され、したがってプログラム
電圧を10Vより12Vにすることで、書き込み速度が
約100倍改善された。
ンの拡大によって、メモリセルのトランジスタ数を単一
とした1トランジスタセルの実現が容易化される。この
実現のためには、ディスターブマージン拡大のほか、メ
モリトランジスタのしきい値電圧をデプリーションにな
らないエンハンス型メモリセルとする必要があるが、プ
ログラム電圧の増大余地が生じたことによって同じプロ
グラム速度ならトンネル絶縁膜を厚くでき、これにより
データ保持特性及びリードディスターブ特性が改善さ
れ、この面でも1トランジスタセルが実現しやすくなっ
た。
タをメモリセルごとに配置する必要がなく、セル面積縮
小、ひいてはチップ面積縮小によるコスト低減、大容量
化がが図れる。この結果、FG型不揮発性メモリのNO
R型、AND型、NAND型あるいはDINOR型等と
同等のセル面積の大容量MONOS型不揮発性メモリを
低コストで実現するが可能となった。さらに、トンネル
絶縁膜の膜厚が比較的厚いため、電荷蓄積手段へのホー
ルの注入が抑制され、この結果、ホールによるトンネル
絶縁膜の劣化が抑制され、書き込み消去繰り返し特性
(エンデュランス特性)が向上する。なお、本例におけ
る書き込みインヒビット電圧供給回路は、ソース領域を
逆バイアスした状態で情報の読み出しを行うことによ
り、実効的にエンハンスメント動作させるときに用いる
ことも可能であり、この意味でも1トランジスタ化が容
易化される。
の変形例について示す。図19は、このMONOS型メ
モリトランジスタの素子構造を示す断面図である。本実
施形態のMONOS型不揮発性メモリが、先の第1実施
形態と異なるのは、本実施形態のゲート絶縁膜30が、
窒化膜12に代えて酸化窒化膜32(SiOx Ny ,0
<x<1,0<y<1)を具備することである。その他
の構成、即ち半導体基板1、ソース領域2、ドレイン領
域4、チャネル形成領域1a、トンネル絶縁膜10、ト
ップ酸化膜14およびゲート電極8は、第1実施形態と
同様である。なお、本例におけるトンネル絶縁膜10
は、表面に窒化酸化層10a(図1)を有しないが、こ
れは第1実施形態においても省略可能であり、本実施形
態の特徴ではない。酸化窒化膜32は、例えば5.0n
mの膜厚を有する。また、本例におけるトンネル絶縁膜
10は、窒化酸化層を有しないこととの関係で、第1実
施形態よりやや薄く、使用用途に応じて2.0nmから
3.0nmまでの範囲内で適宜選択できる。ここでは、
2.5nm程度の膜厚とした。このことは、第1実施形
態でトンネル絶縁膜にSiO2 膜を用いた場合も同様で
ある。
造では、トンネル絶縁膜10の成膜後、例えば減圧CV
D法で酸化窒化膜32を最終膜厚が5.0nmとなるよ
うに、これより厚めに堆積する。このCVDは、例え
ば、ジクロロシラン(DCS),アンモニアおよびN2
Oを混合した導入ガスを用い、基板温度650℃で行
う。この熱酸化膜上のSiOx Ny 膜形成では、必要に
応じて、予め下地面の前処理(ウェーハ前処理)及び成
膜条件を最適化するとよいことは第1実施形態と同様で
ある。その後は、第1実施形態と同様に、トップ酸化膜
14およびゲート電極材の成膜、電極加工等を経て、当
該MONOS型メモリトランジスタを完成させる。
もそのまま適用され、第1実施形態と同様な書き込み動
作の際、非選択セルに対し、非選択ワード線に例えば正
の電圧、非選択共通線に逆バイアス電圧をそれぞれ付与
し書き込み/消去の禁止を行う。
モリについて、非選択セルA,Bのプログラムディスタ
ーブ特性について検討した。すなわち、インヒビットS
/D電圧最適範囲のゲート長依存性を調べ、チャネル垂
直方向の電界分布強度を2次元デバイスシミュレーショ
ンにより求め、それぞれ図3、図4に示す第1実施形態
と同様な結果が得られた。また、インヒビットS/D電
圧の上限値のゲート電圧依存性について調べた結果、第
1実施形態の図5がそのまま適用されるわけでなはいが
同じ傾向が見られた。すなわち、ゲート電圧が大きくな
るにつれてインヒビットS/D電圧は単調に増加し、あ
るゲート電圧から急激に増加する、また弱いゲート長依
存性があった。
ットゲート電圧のゲート長依存性のグラフも、本例にそ
のまま適用されるわけでないが、インヒビットゲート電
圧が短ゲート長領域で若干増加する傾向は同じであっ
た。ただし、平均的なインヒビットゲート電圧は4.4
Vと第1実施形態に比べやや高かった。
た。第1実施形態における耐圧検討結果を示す図13お
よび図14のグラフも、本例にそのまま適用されない
が、接合の降伏電圧は10Vで書き込み状態、消去状態
に依存しない、3V〜5V付近のサブブレークダウン領
域における立ち上がり電圧は書き込み状態と消去状態で
異なる、降伏電圧はゲート電圧依存性を示さず、サブブ
レークダウン領域における立ち上がり電流はゲート電圧
依存性を示したことは、第1実施形態と同様であった。
場合も第1実施形態での図15および図16がそっくり
適用されるわけではないが、主要特性値は同様な値が得
られた。すなわち、電流−電圧特性におけるデータの読
み出しゲート電圧は1. 5Vであり、このとき非選択セ
ルにおけるドレイン電圧1. 5Vでの電流値は約1nA
であることから非選択セルの誤読み出しが発生するほど
ではないこと、リードディスターブ特性から3×108
sec以上の読み出し時間が可能であること、第1実施
形態と同様な書き込み条件下、データ書換回数は1×1
06 回を満足すること、及びデータ保持特性では1×1
06 回のデータ書き換え後で85℃、10年を満足す
る、との諸結果を得た。以上より、0. 18μm世代の
MONOS型不揮発性メモリトランジスタとして充分な
特性が得られていることを確かめることができた。
施形態と同様に、自己整合技術と蛇行ソース線を用いた
微細NOR型セルまたはビット線及び/又はソース線が
階層化されたNOR型セルを用いて、チップ面積が小さ
い(例えば、約6F2 (F;最小デザイン幅)の)微細
NOR型セルを実現可能である。
不揮発性メモリは、第1実施形態と同様な効果を奏す
る。すなわち、非選択ワード線に例えば正のバイアス電
圧を印加することにより、非選択セルBのインヒビット
S/D電圧の上限を上げ、この結果、非選択セルA,B
のプログラムディスターブマージンを大きくできる。こ
の効果は、ゲート長が0. 2μmより短い領域において
特に顕著であり、ゲート電極を無バイアスした時のチャ
ネル空乏化により増大しているチャネル垂直方向の電界
成分をゲートバイアス電圧印加により低減することがで
きることにより達成される。また、かかるバイアス設定
は、トランジスタの耐圧および主要デバイス特性を劣化
させることなく、プログラム電圧を通常の10Vより1
2Vまで増加して書き込み速度の高速化(100倍)を
可能とする。また、プログラムディスターブマージンの
拡大によって、1トランジスタセルの実現が容易化され
る。1トランジスタセル化は、エンハンスメントで飽和
するメモリ特性が得られ易いことによっても容易化さ
れ、これによりセル面積縮小、ひいてはチップ面積縮小
によるコスト低減、大容量化が図れる。とくに、自己整
合技術と蛇行ソース線を用いた微細NOR型セルまたは
ビット線及び/又はソース線が階層化されたNOR型セ
ルを用いると、セル面積を極めて小さくできる。さら
に、トンネル絶縁膜厚の膜厚が比較的厚いため、電荷蓄
積手段へのホールの注入が抑制され、この結果、エンデ
ュランス特性が向上する。
てゲート絶縁膜中に埋め込まれた多数の互いに絶縁され
たSiナノ結晶を用いた不揮発性半導体記憶装置(以
下、Siナノ結晶型という)について示す。このSiナ
ノ結晶は、好適には、その粒径が10ナノメータ以下で
ある。図20は、このSiナノ結晶型メモリトランジス
タの素子構造を示す断面図である。本実施形態のSiナ
ノ結晶型不揮発性メモリが、先の第1実施形態と異なる
のは、本実施形態のゲート絶縁膜40が、窒化膜12と
トップ酸化膜14に代えて、トンネル絶縁膜10上の電
荷蓄積手段としてのSiナノ結晶42と、その上の酸化
膜44とがゲート電極8との間に形成されていることで
ある。その他の構成、即ち半導体基板1、ソース領域
2、ドレイン領域4、チャネル形成領域1a、トンネル
絶縁膜10、ゲート電極8は、第1実施形態と同様であ
る。なお、本例におけるトンネル絶縁膜10は、表面に
窒化酸化層10a(図1)を有しないが、これは第1実
施形態においても省略可能であり、本実施形態の特徴で
はない。
が例えば4.0nm程度であり、個々のSiナノ結晶同
士が酸化膜44で空間的に、例えば4nm程度の間隔で
分離されている。本例におけるトンネル絶縁膜10は、
電荷蓄積手段(Siナノ結晶42)が基板側に近いこと
との関係で、第1実施形態よりやや厚く、使用用途に応
じて2.6nmから4.0nmまでの範囲内で適宜選択
できる。ここでは、3.2nm程度の膜厚とした。
造では、トンネル絶縁膜10の成膜後、例えば減圧CV
D法でトンネル絶縁膜10の上に、複数のSiナノ結晶
42を形成する。また、Siナノ結晶42を埋め込むか
たちで、酸化膜44を、例えば7nmほど減圧CVDに
より成膜する。この減圧CVDでは、原料ガスがDCS
とN2 Oの混合ガス、基板温度が例えば700℃とす
る。この時Siナノ結晶42は酸化膜44に埋め込ま
れ、酸化膜44表面が平坦化される。平坦化が不十分な
場合は、新たに平坦化プロセス(例えばCMP等)を行
うとよい。その後は、ゲート電極材の成膜、電極加工等
を経て、当該Siナノ結晶型メモリトランジスタを完成
させる。このように形成されたSiナノ結晶42は、平
面方向に離散化されたキャリアトラップとして機能す
る。そのトラップレベルは、周囲の酸化シリコンとのバ
ンド不連続値で推定可能で、その推定値では約3.1e
V程度とされる。この大きさの個々のSiナノ結晶42
は、数個の注入電子を保持できる。なお、Siナノ結晶
42を更に小さくして、これに単一電子を保持させても
よい。
もそのまま適用され、第1実施形態と同様な書き込み動
作の際、非選択セルに対し、その非選択ワード線に例え
ば正のバイアス電圧と、ソース・ドレイン領域に例えば
チャネル形成領域に対して逆バイアス方向の逆バイアス
電圧を付与し誤書き込みまたは誤消去の禁止を行う。
メモリについて、まず、ランドキストのバックトンネリ
ングモデルによりデータ保持特性を検討した。データ保
持特性を向上させるためには、トラップレベルを深くし
て、電荷重心と基板1との距離を大きくすることが重要
となる。そこで、ランドキストモデルを物理モデルに用
いたシミュレーションにより、トラップレベル3. 1e
Vの場合のデータ保持を検討した。この結果、トラップ
レベル3. 1eVの深いキャリアトラップを用いること
により、電荷保持媒体からチャネル形成領域1aまでの
距離が3. 2nmと比較的に近い場合でも良好なデータ
保持を示すことが分かった。
込み消去における低電圧プログラミングについて検討し
た。本例における書き込み時間は、プログラム電圧が5
Vの低プログラム電圧で1msec以下であり、Siナ
ノ結晶型の高速書き込み性が実証できた。
ブ特性について検討した。まず、インヒビットS/D電
圧最適範囲のゲート長依存性を調べ、第1実施形態の図
3はそのまま適用できないが、第1実施形態とほぼ同様
な結果が得られた。すなわち、インヒビットS/D電圧
の最適範囲の上限は全てのゲート長領域でほぼ7.5V
以上に拡大され、これにより0.18μm世代のSiナ
ノ結晶型不揮発性メモリにおけるプログラムディスター
ブマージンの拡大が達成された。また、チャネル垂直方
向の電界分布強度を2次元デバイスシミュレーションに
より求め、第1実施形態の図4がそのまま適用さないも
のの、非選択ワード線に例えば正のバイアス電圧を印加
することが、特にゲート長が0.2μm以下で非常に有
効であることの原因について第1実施形態と同様な確証
を得た。
ットゲート電圧のゲート長依存性のグラフも、本例にそ
のまま適用されるわけでないが、インヒビットゲート電
圧が短ゲート長領域で若干増加する傾向は同じであっ
た。
た。第1実施形態における耐圧検討結果を示す図13お
よび図14のグラフも、本例にそのまま適用されない
が、メモリトランジスタの仕様が同じであったため接合
の降伏電圧は10Vで書き込み状態、消去状態に依存し
ないこと等は、第1実施形態と同様であった。
場合も第1実施形態での図15および図16がそっくり
適用されるわけではないが、データ書換え特性、データ
保持特性のほか、リードディスターブ特性等について第
1実施形態と同等で良好な結果が得られた。
型不揮発性メモリは、第1実施形態と同様な効果を奏す
る。すなわち、非選択ワード線に例えば正のバイアス電
圧を印加することにより、非選択セルBのインヒビット
S/D電圧の上限を上げ、この結果、非選択セルA,B
のプログラムディスターブマージンを大きくできる。こ
の効果は、ゲート長が0. 2μmより短い領域において
特に顕著であり、ゲート電極を無バイアスとした時のチ
ャネル空乏化により増大しているチャネル垂直方向の電
界成分を、ゲートバイアス電圧印加により低減すること
ができることにより達成される。また、かかるバイアス
設定は、トランジスタの耐圧および主要デバイス特性を
劣化させることはない。プログラムディスターブマージ
ンの拡大によって、1トランジスタセルの実現が容易化
され、これによる種々の利点、即ちセル面積縮小、ひい
てはチップ面積縮小によるコスト低減、大容量化が図
れ、エンデュランス特性の向上をもたらす。また、Si
ナノ結晶の大きさを均一に制御することにより、量子効
果を用いた多値メモリを実現することも可能である。
て絶縁膜中に埋め込まれ互いに絶縁分離された多数の微
細分割型フローティングゲートを用いた不揮発性半導体
記憶装置(以下、微細分割FG型という)について示
す。図21は、この微細分割FG型メモリトランジスタ
の素子構造を示す断面図である。本実施形態の微細分割
FG型不揮発性メモリが、先の第1実施形態と異なるの
は、メモリトランジスタがSOI基板に形成されている
ことと、本実施形態のゲート絶縁膜50が、窒化膜12
とトップ酸化膜14に代えて、トンネル絶縁膜10上の
電荷蓄積手段としての微細分割型フローティングゲート
52と、その上の酸化膜54とがゲート電極8との間に
形成されていることである。その他の構成のうち、トン
ネル絶縁膜10およびゲート電極8は、第1実施形態と
同様である。なお、本例におけるトンネル絶縁膜10
は、表面に窒化酸化層10a(図1)を有しないが、こ
れは第1実施形態においても省略可能であり、本実施形
態の特徴ではない。この微細分割フローティングゲート
52は、先の第3実施形態のSiナノ結晶42とともに
本発明でいう「小粒径導電体」の具体例に該当する。
ン基板に高濃度にイオン注入し基板奥側に埋込酸化膜を
形成したSIMOX(Separation by Implanted Oxyge
n)基板や、一方のシリコン基板表面に酸化膜を形成し
他の基板と張り合わせた張合せ基板などが用いられる。
このような方法によって形成され図21に示したSOI
基板は、半導体基板56、分離酸化膜58およびシリコ
ン層60とから構成され、シリコン層60内に、チャネ
ル形成領域60a,ソース領域2およびドレイン領域4
が設けられている。微細分割フローティングゲート52
は、通常のFG型のフローティングゲートを、その高さ
が例えば5.0nm程度で、直径が例えば8nmまでの
微細なポリSiドットに加工したものである。本例にお
けるトンネル絶縁膜10は、第1実施形態よりやや厚い
が、通常のFG型に比べると格段に薄く形成され、使用
用途に応じて2.5nmから4.0nmまでの範囲内で
適宜選択できる。ここでは、最も薄い2.5nmの膜厚
とした。
造では、SOI基板上にトンネル絶縁膜10を成膜した
後、例えば減圧CVD法で、トンネル絶縁膜10の上に
ポリシリコン膜(最終膜厚:7nm)を成膜する。この
減圧CVDでは、原料ガスがDCS、基板温度が例えば
600℃とする。つぎに、例えば電子ビーム露光法を用
いて、ポリシリコン膜を直径が例えば8nmまでの微細
なポリSiドットに加工する。このポリSiドットは、
微細分割型フローティングゲート52(電荷蓄積手段)
として機能する。その後、微細分割型フローティングゲ
ート52を埋め込むかたちで、酸化膜54を、例えば9
nmほど減圧CVDにより成膜する。この減圧CVDで
は、原料ガスがDCSとN2 Oの混合ガス、基板温度が
例えば700℃とする。この時、微細分割型フローティ
ングゲート52は酸化膜54に埋め込まれ、酸化膜54
表面が平坦化される。平坦化が不十分な場合は、新たに
平坦化プロセス(例えばCMP等)を行うとよい。その
後は、ゲート電極材の成膜、電極加工等を経て、当該微
細分割FG型メモリトランジスタを完成させる。このよ
うにSOI基板を用い、フローティングゲートが微細に
分割されることについては、素子を試作して特性を評価
した結果、予想通りの良好な特性が得られることを確認
した。
もそのまま適用され、第1実施形態と同様な書き込み動
作の際、非選択セルに例えば正のバイアス電圧と、例え
ば正の逆バイアス電圧を付与し書き込み/消去の禁止を
行う。
メモリについて、まず、非選択セルA,Bのプログラム
ディスターブ特性について検討した。まず、インヒビッ
トS/D電圧最適範囲のゲート長依存性を調べ、第1実
施形態の図3はそのまま適用できないが、第1実施形態
とほぼ同様な結果が得られた。すなわち、インヒビット
S/D電圧の最適範囲の上限は全てのゲート長領域でほ
ぼ7.5V以上に拡大され、これにより0.18μm世
代以降のSOI素子分離構造のメモリトランジスタアレ
イにおける微細分割FG型トランジスタに必要なプログ
ラムディスターブマージンが十分確保されていることを
確認できた。また、チャネル垂直方向の電界分布強度を
2次元デバイスシミュレーションにより求め、第1実施
形態の図4がそのまま適用さないものの、非選択ワード
線に例えば正のバイアス電圧を印加することが、特にゲ
ート長が0.2μm以下で非常に有効であることの原因
について第1実施形態と同様な確証を得た。
ットゲート電圧のゲート長依存性のグラフも、本例にそ
のまま適用されるわけでないが、インヒビットゲート電
圧が短ゲート長領域で若干増加する傾向は同じであっ
た。一方、非選択ワード線に印加可能な電圧は、ゲート
長が短くなるにつれて、若干増加する傾向を示した。こ
れは、0.18μm世代以降のSOI素子分離構造のメ
モリトランジスタアレイにおける微細分割FG型トラン
ジスタにおいても、非選択ワード線に例えば正のバイア
スを印加できることを原理的に示すものである。
た。第1実施形態における耐圧検討結果を示す図13お
よび図14のグラフも、本例にそのまま適用されない
が、メモリトランジスタの仕様が同じであったため接合
の降伏電圧は10Vで書き込み状態、消去状態に依存し
ないこと等は、第1実施形態と同様であった。
場合も第1実施形態での図15および図16がそっくり
適用されるわけではないが、データ書換え特性、データ
保持特性のほか、リードディスターブ特性等について第
1実施形態と同等以上の良好な結果が得られた。
型不揮発性メモリは、第1実施形態と同様な効果を奏す
る。すなわち、非選択ワード線に正バイアス電圧を印加
することにより、非選択セルBのインヒビットS/D電
圧の上限を上げ、この結果、非選択セルA,Bのプログ
ラムディスターブマージンを大きくできる。この効果
は、ゲート長が0. 2μmより短い領域において特に顕
著であり、ゲート電極を無バイアスとした時のチャネル
空乏化により増大しているチャネル垂直方向の電界成分
を、例えば正のバイアス印加により低減することができ
ることにより達成される。また、かかるバイアス設定
は、トランジスタの耐圧および主要デバイス特性を劣化
させることはない。プログラムディスターブマージンの
拡大によって、1トランジスタセルの実現が容易化さ
れ、これによる種々の利点、即ちセル面積縮小、ひいて
はチップ面積縮小によるコスト低減、大容量化が図れ、
エンデュランス特性の向上をもたらす。また、微細分割
FGの大きさを均一に制御することにより、量子効果を
用いた多値メモリを実現することも可能である。
ログラム時に非選択ワード線と非選択ソース線および非
選択ビット線にバイアス電圧を印加する公知技術は存在
するが、以上の第1〜第4実施形態のなかで随時述べて
きたように本発明とは異なる。その要点をまとめると以
下の如くである。 (1)チャネル全面FNトンネルリングによる書き込み
消去型のFG型ではトランジスタの書き込み電圧が20
Vと高いため、インヒビットS/D電圧が7〜8Vとな
りMONOS型等のインヒビット電圧4〜5Vと比較し
て、高くなっている。すなわち、非選択ワード線、非選
択なソース線およびビット線に印加する電圧がFG型で
は10V程度になり、MONOS型よりかなり大きくな
る。 (2)インヒビットS/D電圧のゲート長依存性がFG
型とMONOS型で異なる。MONOS型はゲート長が
短いほうがインヒビットS/D電圧マージンが厳しい
が、FG型では逆にゲート長が長いほうが厳しい。した
がって、前述したように本発明の技術とFG型へ適用さ
れている技術とは原理が異なる。 (3)FG型では非選択セルBでは非選択ワード線の電
圧の方が非選択ソース線、非選択ビット線の電圧よりも
同一か若干高く設定される。逆に、MONOS型等では
非選択ワード線の電圧の方が低く設定される。
よれば、非選択ワード線にチャネル形成領域に関する逆
バイアス方向の電圧を印加することにより、非選択ワー
ド線、非選択ビット線双方に接続された非選択セルのイ
ンヒビットS/D電圧の上限を上げ、プログラムディス
ターブマージンを大きくできる。このディスターブマー
ジン改善効果は、ゲート長が0. 2μmより短い領域に
おいて特に顕著である。このインヒビットS/D電圧の
上限を上げることは、これによって、同じ非選択ビット
線に接続された非選択セルのプログラムディスターブマ
ージンを拡大することができる。このことは、プログラ
ム電圧を例えば通常の10Vより12Vまで増加しても
プログラムディスターブ特性、特にインヒビットS/D
電圧のマージンが十分とれることにつながり、この結
果、書き込み速度の高速化(例えば100倍)が可能に
なる。
ンの拡大によって、メモリセルのトランジスタ数を単一
とした1トランジスタセルの実現が容易化される。この
実現のためには、ディスターブマージン拡大のほか、メ
モリトランジスタのしきい値電圧をデプリーションにな
らないエンハンス型メモリセルとする必要があるが、プ
ログラム電圧の増大余地が生じたことによって同じプロ
グラム速度ならトンネル絶縁膜を厚くでき、これにより
消去特性において、しきい値電圧がデプリーションにな
りずらく、エンハンスメントで飽和するメモリ特性が得
られ、この面でも1トランジスタセルが実現しやすくな
った。1トランジスタセルでは、選択トランジスタをメ
モリセルごとに配置する必要がなく、セル面積縮小、ひ
いてはチップ面積縮小によるコスト低減、大容量化がが
図れる。この結果、FG型不揮発性メモリのNOR型、
AND型、NAND型あるいはDINOR型等と同等の
セル面積の大容量なMONOS型等の不揮発性メモリを
低コストで実現するが可能となった。さらに、トンネル
絶縁膜の膜厚を比較的厚くした場合、電荷蓄積手段への
ホールの注入が抑制され、この結果、ホールによるトン
ネル絶縁膜の劣化が抑制され、書き込み消去繰り返し特
性(エンデュランス特性)の向上が可能となる。
された不揮発性メモリトランジスタを複数個有する不揮
発性半導体記憶装置において、本発明によってプログラ
ムディスターブマージンが拡大され、この結果、耐圧や
デバイス特性を犠牲とすることなくセル面積が小さく低
コストな1トランジスタ化セルの実現が容易化され、高
速で大容量、低コストな不揮発性半導体メモリの実現が
可能となる。
発性メモリトランジスタの素子構造を示す断面図であ
る。
発性メモリ装置の要部構成を示す回路図である。
セルA及びBについて評価したインヒビットS/D電圧
最適範囲のゲート長依存性の評価結果を示すグラフであ
る。
を示すグラフである。
ヒビットS/D電圧と非選択ワード線に印加した正のバ
イアス電圧との関係を示したグラフ(書き込み状態のV
th:2.0V)である。
て、図5と同様な関係を示すグラフである。
ト長依存性を示したグラフである。
S/D電圧の上限値とゲート電圧との関係をゲート長
0.18μm世代と比較して示すグラフである。
トゲート電圧のゲート長依存性を示すグラフである。
限している非選択セルAのゲートバイアス電圧(プログ
ラム電圧)をパラメータとした場合のインヒビットS/
D電圧のゲート長依存性を示したグラフである。
特性を示すグラフである。
い値電圧が1Vと2Vにおけるプログラム電圧とプログ
ラム時間との関係を示したグラフである。
いて書き込み状態及び消去状態の両者の場合について示
したグラフである。
ト電圧依存性を示したグラフである。
図である。
き換え特性図である。
整合技術と蛇行ソース線を用いた微細NOR型セルを示
す概略平面図である。
ト線及びソース線が階層化された微細NOR型セルアレ
イを示す回路図である。
モリトランジスタの素子構造を示す断面図である。
メモリトランジスタの素子構造を示す断面図である。
メモリトランジスタの素子構造を示す断面図である。
囲の検討の際に用いたソース分離NOR型のセル配列を
示す回路図である。
ヒビットS/D電圧との関係(インヒビット特性)のゲ
ート長依存性の評価結果を示すグラフである。
値、インヒビットマージンの判定条件)を示す表であ
る。
領域、4…ドレイン領域、6,30,40,50…ゲー
ト絶縁膜、8…ゲート電極、10…トンネル絶縁膜、1
0a…窒化酸化層、12…窒化膜、14…トップ酸化
膜、20…書き込みインヒビット電圧供給回路(書き込
みインヒビット電圧供給手段)、22…非選択ワード線
バイアス回路(非選択ワード線バイアス手段)、32…
酸化窒化膜、42…Siナノ結晶、44,54…酸化
膜、52…微細分割型フローティングゲート、56…半
導体基板、58…分離酸化膜、60…シリコン層、70
…微細NOR型セルアレイ、71…素子分離領域、M11
〜M22…メモリトランジスタ、S11等…選択トランジス
タ、A〜C…非選択セル、S…選択セル、BL1 等…ビ
ット線(又は主ビット線)、SBL…副ビット線、SL
1 等…ソース線、SSL…副ソース線、MSL…主ソー
ス線、WL1 等…ワード線、Vg …ゲート電圧、Vth…
しきい値電圧。
Claims (35)
- 【請求項1】基板と、当該基板表面に設けられた半導体
のチャネル形成領域と、当該チャネル形成領域と接する
ソース領域と、当該ソース領域と離間して前記チャネル
形成領域と接するドレイン領域と、前記チャネル形成領
域上に設けられたトンネル絶縁膜を含むゲート絶縁膜
と、当該ゲート絶縁膜上に設けられた導電性のゲート電
極と、前記トンネル絶縁膜上で且つ前記ゲート絶縁膜内
に設けられ平面的に離散化された電荷蓄積手段とを有す
る記憶素子を複数、ワード方向とビット方向に配置した
不揮発性半導体記憶装置であって、 前記複数の記憶素子のゲート電極が複数のワード線に接
続され、 前記ソース領域またはドレイン領域が前記ワード線と電
気的に絶縁された状態で交叉するビット方向の共通線と
結合され、 書き込み時において選択されたワード線に接続されたゲ
ート電極を有する前記記憶素子のソース領域及び/又は
ドレイン領域に、当該領域が前記チャネル形成領域に対
して逆バイアスとなる逆バイアス電圧を前記共通線を介
して供給する書き込みインヒビット電圧供給手段と、 書き込み時において非選択ワード線に前記チャネル形成
領域に関して前記逆バイアスとなる方向の電圧を供給す
る非選択ワード線バイアス手段とを有する不揮発性半導
体記憶装置。 - 【請求項2】前記書き込みインヒビット電圧供給手段
は、前記ソース領域及び/又はドレイン領域に前記逆バ
イアス電圧を供給することにより、前記選択ワード線に
接続された前記記憶素子を誤書き込み及び/又は誤消去
されない電圧にバイアスする請求項1に記載の不揮発性
半導体記憶装置。 - 【請求項3】前記非選択ワード線バイアス手段は、前記
チャネル形成領域に関して逆バイアスとなる方向に、前
記非選択ワード線の電圧を当該非選択ワード線に接続さ
れた前記記憶素子が誤書き込み及び/又は誤消去されな
い電圧にバイアスする請求項1に記載の不揮発性半導体
記憶装置。 - 【請求項4】前記非選択ワード線バイアス手段は、前記
ソース領域に関して前記ゲート電極をインヒビットゲー
ト電圧以下にバイアスする請求項1に記載の不揮発性半
導体記憶装置。 - 【請求項5】少なくとも前記ドレイン領域に供給する前
記逆バイアス電圧の絶対値が、前記非選択ワード線バイ
アス手段による供給電圧の絶対値より大きい請求項1に
記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項6】書き込みインヒビット電圧供給手段は、前
記ソース領域、前記ドレイン領域の双方に同一な前記逆
バイアス電圧を供給する請求項1に記載の不揮発性半導
体記憶装置。 - 【請求項7】前記ソース領域と前記ドレイン領域に共通
な前記逆バイアス電圧の絶対値が、前記非選択ワード線
バイアス手段による供給電圧の絶対値より大きい請求項
6に記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項8】前記記憶素子は、そのゲート電極を前記チ
ャネル形成領域と同電位とした状態で前記逆バイアス電
圧が印加されるときに、前記ソース領域とドレイン領域
からチャネル形成領域へ空乏層が延在し合体する請求項
1に記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項9】前記記憶素子のゲート長は、そのゲート電
極を前記チャネル形成領域と同電位とした状態で前記逆
バイアス電圧が印加され、前記ソース領域とドレイン領
域からチャネル形成領域へ空乏層が延在し合体するとき
のゲート長より短い請求項1に記載の不揮発性半導体記
憶装置。 - 【請求項10】前記記憶素子のゲート長は、0.2μm
以下である請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項11】前記ソース領域をビット方向で共通に接
続し前記逆バイアス電圧が印加されるソース線と、 前記ドレイン領域をビット方向で共通に接続し前記逆バ
イアス電圧が印加されるビット線と、 前記ゲート電極をワード方向で共通に接続し前記チャネ
ル形成領域に関して逆バイアスとなる方向の電圧が印加
されるワード線とを有し、 前記書き込みインヒビット電圧供給手段は、前記ソース
線および前記ビット線に接続され、 前記非選択ワード線バイアス手段は、前記ワード線に接
続されている請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装
置。 - 【請求項12】前記ソース線は、前記ソース領域が接続
された副ソース線と、主ソース線とから構成され、 前記ビット線は、前記ドレイン領域が接続された副ビッ
ト線と、主ビット線とから構成され、 上記副ソース線と主ソース線の間、上記副ビット線と主
ビット線の間にそれぞれ選択トランジスタを有し、 当該選択トランジスタを介して主ソース線側及び/又は
主ビット線側から前記逆バイアス電圧が供給される請求
項11に記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項13】前記基板表面に互いに離間して形成され
たビット方向ライン状の複数の素子分離領域を更に有
し、 前記共通線が、前記ソース領域又はドレイン領域のうち
一方の領域上に接続され、かつ、他方の領域上を避ける
ように前記素子分離領域上に迂回して配線されている請
求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項14】前記複数の素子分離領域は平行ストライ
プ状をなし、 前記ソース領域およびドレイン領域上には、それぞれ前
記ワード線の側壁に形成されたサイドウォール絶縁層に
よって自己整合コンタクト孔が開孔され、 前記素子分離領域上に迂回して配線されている共通線
は、前記一方の領域を共通に接続しながら蛇行して配線
されている請求項13に記載の不揮発性半導体記憶装
置。 - 【請求項15】前記電荷蓄積手段は、少なくとも外部と
の間で電荷の移動がない場合に、前記チャネル形成領域
に対向する面全体としての導電性を持たない請求項1に
記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項16】前記ゲート絶縁膜は、前記チャネル形成
領域上のトンネル絶縁膜と、当該トンネル絶縁膜上の窒
化膜または酸化窒化膜とを含む請求項15に記載の不揮
発性半導体記憶装置。 - 【請求項17】前記ゲート絶縁膜は、前記チャネル形成
領域上のトンネル絶縁膜と、前記電荷蓄積手段としてト
ンネル絶縁膜上に形成された粒径が10ナノメータオー
ダ以下の互いに絶縁された小粒径導電体とを含む請求項
15に記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項18】基板と、当該基板表面に設けられた半導
体のチャネル形成領域と、当該チャネル形成領域と接す
るソース領域と、当該ソース領域と離間して前記チャネ
ル形成領域と接するドレイン領域と、前記チャネル形成
領域上に設けられたトンネル絶縁膜を含むゲート絶縁膜
と、当該ゲート絶縁膜上に設けられた導電性のゲート電
極と、前記トンネル絶縁膜上で且つ前記ゲート絶縁膜内
に設けられ平面的に離散化された電荷蓄積手段とを有す
る記憶素子を複数、ワード方向とビット方向に配置した
不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法であって、 ゲート電極をワード方向で共通に接続する複数のワード
線のうち書き込み時において選択された選択ワード線に
ゲート電極が接続された前記記憶素子のソース領域及び
/又はドレイン領域に、ワード線と電気的に絶縁された
状態で交叉しソース領域またはドレイン領域に結合する
ビット方向の共通線を介して、前記チャネル形成領域に
対して逆バイアスとなる逆バイアス電圧を印加し、 書き込み時において非選択ワード線に前記チャネル形成
領域に関して前記逆バイアスとなる方向の電圧を印加す
ることによって、非選択な記憶素子に対し書き込み及び
/又は消去を禁止する不揮発性半導体記憶装置の書き込
み方法。 - 【請求項19】前記ソース領域及び/又はドレイン領域
に前記逆バイアス電圧を供給することにより、前記選択
ワード線に接続された前記記憶素子を誤書き込み及び/
又は誤消去されない電圧にバイアスする請求項18に記
載の不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法。 - 【請求項20】前記チャネル形成領域に関して逆バイア
スとなる方向に、前記非選択ワード線の電圧を当該非選
択ワード線に接続された前記記憶素子が誤書き込み及び
/又は誤消去されない電圧にバイアスする請求項18に
記載の不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法。 - 【請求項21】前記非選択ワード線への電圧印加によ
り、前記ソース領域に関して前記ゲート電極をインヒビ
ットゲート電圧以下にバイアスする請求項18に記載の
不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法。 - 【請求項22】少なくとも前記ドレイン領域に印加する
前記逆バイアス電圧の絶対値が、前記非選択ワード線へ
の印加電圧の絶対値より大きい請求項18に記載の不揮
発性半導体記憶装置の書き込み方法。 - 【請求項23】前記逆バイアス電圧の印加では、前記ソ
ース領域、前記ドレイン領域の双方に同一な電圧を印加
する請求項18に記載の不揮発性半導体記憶装置の書き
込み方法。 - 【請求項24】前記ソース領域と前記ドレイン領域に共
通な前記逆バイアス電圧の絶対値が、前記非選択ワード
線への印加電圧の絶対値より大きい請求項23に記載の
不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法。 - 【請求項25】前記記憶素子は、そのゲート電極を前記
チャネル形成領域と同電位とした状態で前記逆バイアス
電圧が印加されるときに、前記ソース領域とドレイン領
域からチャネル形成領域へ空乏層が延在し合体する請求
項18に記載の不揮発性半導体記憶装置の書き込み方
法。 - 【請求項26】前記記憶素子のゲート長は、そのゲート
電極を前記チャネル形成領域と同電位とした状態で前記
逆バイアス電圧が印加され、前記ソース領域とドレイン
領域からチャネル形成領域へ空乏層が延在し合体すると
きのゲート長より短い請求項18に記載の不揮発性半導
体記憶装置の書き込み方法。 - 【請求項27】前記記憶素子のゲート長は、0.2μm
以下である請求項18に記載の不揮発性半導体記憶装置
の書き込み方法。 - 【請求項28】前記不揮発性半導体記憶装置は、前記ソ
ース領域をビット方向で共通に接続するソース線と、 前記ドレイン領域をビット方向で共通に接続するビット
線と、 前記ゲート電極をワード方向で共通に接続するワード線
とを有し、 前記逆バイアス電圧は、前記ソース線及び/又は前記ビ
ット線を介して印加され、 前記チャネル形成領域に関して逆バイアスとなる方向の
電圧は、前記ワード線を介して印加される請求項18に
記載の不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法。 - 【請求項29】前記ソース線は、前記ソース領域が接続
された副ソース線と、主ソース線とから構成され、 前記ビット線は、前記ドレイン領域が接続された副ビッ
ト線と、主ビット線とから構成され、 上記副ソース線と主ソース線の間、上記副ビット線と主
ビット線の間にそれぞれ選択トランジスタを有し、 当該選択トランジスタを介して主ソース線側及び/又は
主ビット線側から前記逆バイアス電圧が供給される請求
項28に記載の不揮発性半導体記憶装置の書き込み方
法。 - 【請求項30】前記不揮発性半導体装置は、前記基板表
面に互いに離間して形成されたビット方向ライン状の複
数の素子分離領域を有し、 前記共通線が、前記ソース領域又はドレイン領域のうち
一方の領域上に接続され、かつ、他方の領域上を避ける
ように前記素子分離領域上に迂回して配線されている請
求項18に記載の不揮発性半導体記憶装置の書き込み方
法。 - 【請求項31】前記複数の素子分離領域は平行ストライ
プ状をなし、 前記ソース領域およびドレイン領域上には、それぞれ前
記ワード線の側壁に形成されたサイドウォール絶縁層に
よって自己整合コンタクト孔が開孔され、 前記素子分離領域上に迂回して配線されている共通線
は、前記一方の領域を共通に接続しながら蛇行して配線
されている請求項30に記載の不揮発性半導体記憶装置
の書き込み方法。 - 【請求項32】前記電荷蓄積手段は、すくなくとも外部
との間で電荷の移動がない場合に、前記チャネル形成領
域に対向する面全体としての導電性を持たない請求項1
8に記載の不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法。 - 【請求項33】前記ゲート絶縁膜は、前記チャネル形成
領域上のトンネル絶縁膜と、当該トンネル絶縁膜上の窒
化膜または酸化窒化膜とを含む請求項32に記載の不揮
発性半導体記憶装置の書き込み方法。 - 【請求項34】前記ゲート絶縁膜は、前記チャネル形成
領域上のトンネル絶縁膜と、前記電荷蓄積手段としてト
ンネル絶縁膜上に形成された粒径が10ナノメータオー
ダ以下の互いに絶縁された小粒径導電体とを含む請求項
32に記載の不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法。 - 【請求項35】前記非選択ワード線に前記逆バイアスと
なる電圧を印加し、 前記選択ワード線に接続された記憶素子のソース領域及
び/又はドレイン領域に、前記共通線を介して前記逆バ
イアス電圧を印加した後、 前記選択ワード線にプログラム電圧を印加する請求項1
8に記載の不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法。
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