JP2001024075A - 不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法Info
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- JP2001024075A JP2001024075A JP19870499A JP19870499A JP2001024075A JP 2001024075 A JP2001024075 A JP 2001024075A JP 19870499 A JP19870499 A JP 19870499A JP 19870499 A JP19870499 A JP 19870499A JP 2001024075 A JP2001024075 A JP 2001024075A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】FG型,MONOS型等の電荷蓄積手段を有す
るメモリトランジスタを、ゲート長0.13μm以下に
スケーリングした場合に適した構造とする。 【解決手段】ソース領域2およびドレイン領域4と、チ
ャネル形成領域1a上に設けられ内部に電荷蓄積手段
(電荷トラップ)を含むゲート絶縁膜6と、その上のゲ
ート電極8とを備える。チャネル形成領域1a,ソース
領域2及び/又はドレイン領域4の不純物濃度プロファ
イルが、ゲート長を短くしたときに発生するしきい値低
下を所定割合(たとえば、10%以下)に抑制する最適
な不純物濃度プロファイルから、ソース領域2及び/又
はドレイン領域4の接合耐圧を大きくする方向に変えて
ある。たとえば、しきい値が15%以上低下するように
すると、短チャネル効果抑止のためにチャネル不純物濃
度が比較的高い場合でも、書き込みインヒビット電圧の
印加が可能となる。
るメモリトランジスタを、ゲート長0.13μm以下に
スケーリングした場合に適した構造とする。 【解決手段】ソース領域2およびドレイン領域4と、チ
ャネル形成領域1a上に設けられ内部に電荷蓄積手段
(電荷トラップ)を含むゲート絶縁膜6と、その上のゲ
ート電極8とを備える。チャネル形成領域1a,ソース
領域2及び/又はドレイン領域4の不純物濃度プロファ
イルが、ゲート長を短くしたときに発生するしきい値低
下を所定割合(たとえば、10%以下)に抑制する最適
な不純物濃度プロファイルから、ソース領域2及び/又
はドレイン領域4の接合耐圧を大きくする方向に変えて
ある。たとえば、しきい値が15%以上低下するように
すると、短チャネル効果抑止のためにチャネル不純物濃
度が比較的高い場合でも、書き込みインヒビット電圧の
印加が可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリトランジス
タのチャネル形成領域とゲート電極との間のゲート絶縁
膜の内部に電荷蓄積手段(例えば、FG型におけるフロ
ーティングゲート、MONOS型やMNOS型における
窒化膜内の電荷トラップ、トップ絶縁膜と窒化膜との界
面近傍の電荷トラップ、或いは小粒径導電体等)を有
し、当該電荷蓄積手段に対し電荷(電子またはホール)
を電気的に注入して蓄積し又は引き抜くことを基本動作
とする不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法に
関する。
タのチャネル形成領域とゲート電極との間のゲート絶縁
膜の内部に電荷蓄積手段(例えば、FG型におけるフロ
ーティングゲート、MONOS型やMNOS型における
窒化膜内の電荷トラップ、トップ絶縁膜と窒化膜との界
面近傍の電荷トラップ、或いは小粒径導電体等)を有
し、当該電荷蓄積手段に対し電荷(電子またはホール)
を電気的に注入して蓄積し又は引き抜くことを基本動作
とする不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】不揮発性半導体メモリは、電荷を保持す
る電荷蓄積手段(浮遊ゲート)が平面的に連続したFG
(Floating Gate) 型のほかに、電荷蓄積手段(電荷トラ
ップ)が平面的に離散化された、例えばMONOS(Met
al-Oxide-Nitride-Oxide Semiconductor) 型などがあ
る。
る電荷蓄積手段(浮遊ゲート)が平面的に連続したFG
(Floating Gate) 型のほかに、電荷蓄積手段(電荷トラ
ップ)が平面的に離散化された、例えばMONOS(Met
al-Oxide-Nitride-Oxide Semiconductor) 型などがあ
る。
【0003】FG型の不揮発性メモリトランジスタで
は、半導体のチャネル形成領域上にゲート絶縁膜を介し
てポリシリコンなどからなるフローティングゲートが積
層され、さらに、フローティングゲート上に、たとえば
ONO(Oxide-Nitride-Oxide)膜などからなるゲート間
絶縁膜を介してコントロールゲートが積層されている。
は、半導体のチャネル形成領域上にゲート絶縁膜を介し
てポリシリコンなどからなるフローティングゲートが積
層され、さらに、フローティングゲート上に、たとえば
ONO(Oxide-Nitride-Oxide)膜などからなるゲート間
絶縁膜を介してコントロールゲートが積層されている。
【0004】一方、MONOS型の不揮発性メモリトラ
ンジスタでは、半導体のチャネル形成領域上に、たとえ
ば、酸化シリコン膜あるいは窒化酸化膜などからなるト
ンネル絶縁膜、窒化膜あるいは窒化酸化膜などからなる
中間絶縁膜、酸化シリコン膜からなるトップ酸化膜が順
に積層され、このトップ絶縁膜上にゲート電極が形成さ
れている。
ンジスタでは、半導体のチャネル形成領域上に、たとえ
ば、酸化シリコン膜あるいは窒化酸化膜などからなるト
ンネル絶縁膜、窒化膜あるいは窒化酸化膜などからなる
中間絶縁膜、酸化シリコン膜からなるトップ酸化膜が順
に積層され、このトップ絶縁膜上にゲート電極が形成さ
れている。
【0005】MONOS型不揮発性半導体メモリでは、
電荷保持を主体的に担っている窒化膜〔Six Ny (0
<x<1、0<y<1)〕膜中またはトップ酸化膜と窒
化膜との界面のキャリアトラップが空間的に(即ち、面
方向および膜厚方向に)離散化して拡がっているため
に、電荷保持特性が、トンネル絶縁膜厚のほかに、Si
x Ny 膜中のキャリアトラップに捕獲される電荷のエネ
ルギー的及び空間的な分布に依存する。
電荷保持を主体的に担っている窒化膜〔Six Ny (0
<x<1、0<y<1)〕膜中またはトップ酸化膜と窒
化膜との界面のキャリアトラップが空間的に(即ち、面
方向および膜厚方向に)離散化して拡がっているため
に、電荷保持特性が、トンネル絶縁膜厚のほかに、Si
x Ny 膜中のキャリアトラップに捕獲される電荷のエネ
ルギー的及び空間的な分布に依存する。
【0006】トンネル絶縁膜に局所的にリーク電流パス
が発生した場合、FG型では多くの電荷がリークパスを
通ってリークして電荷保持特性が低下しやすいのに対
し、MONOS型では、電荷蓄積手段が空間的に離散化
されているため、リークパス周辺の局所的な電荷がリー
クパスを通して局所的にリークするに過ぎず、記憶素子
全体の電荷保持特性が低下しにくい。このため、MON
OS型においては、トンネル絶縁膜の薄膜化による電荷
保持特性の低下の問題はFG型ほど深刻ではない。した
がって、ゲート長が極めて短い微細メモリトランジスタ
におけるトンネル酸化膜のスケーリング性は、MONO
S型の方がFG型よりも優れている。
が発生した場合、FG型では多くの電荷がリークパスを
通ってリークして電荷保持特性が低下しやすいのに対
し、MONOS型では、電荷蓄積手段が空間的に離散化
されているため、リークパス周辺の局所的な電荷がリー
クパスを通して局所的にリークするに過ぎず、記憶素子
全体の電荷保持特性が低下しにくい。このため、MON
OS型においては、トンネル絶縁膜の薄膜化による電荷
保持特性の低下の問題はFG型ほど深刻ではない。した
がって、ゲート長が極めて短い微細メモリトランジスタ
におけるトンネル酸化膜のスケーリング性は、MONO
S型の方がFG型よりも優れている。
【0007】上記したFG型不揮発性メモリ、あるいは
MONOS型などメモリトランジスタの電荷蓄積手段が
平面的に離散化されている不揮発性メモリについて、ビ
ットあたりのコスト低減、高集積化を図り大規模な不揮
発性メモリを実現するには、1トランジスタ型のセル構
造を実現することが必須である。しかし、とくにMON
OS型等の不揮発性メモリでは、メモリトランジスタに
選択トランジスタを接続させた2トランジスタ型が主流
であり、現在、1トランジスタセル技術の確立に向けて
種々の検討が行われている。
MONOS型などメモリトランジスタの電荷蓄積手段が
平面的に離散化されている不揮発性メモリについて、ビ
ットあたりのコスト低減、高集積化を図り大規模な不揮
発性メモリを実現するには、1トランジスタ型のセル構
造を実現することが必須である。しかし、とくにMON
OS型等の不揮発性メモリでは、メモリトランジスタに
選択トランジスタを接続させた2トランジスタ型が主流
であり、現在、1トランジスタセル技術の確立に向けて
種々の検討が行われている。
【0008】1トランジスタセル技術確立のためには、
電荷蓄積手段を含むゲート絶縁膜を中心としたデバイス
構造の最適化および信頼性向上のほかに、ディスターブ
特性の向上が必要である。そして、MONOS型不揮発
性メモリのディスターブ特性の改善する一方策として、
トンネル絶縁膜を通常の膜厚(1.6nm〜2.0n
m)より厚く設定する方向で検討が進められている。
電荷蓄積手段を含むゲート絶縁膜を中心としたデバイス
構造の最適化および信頼性向上のほかに、ディスターブ
特性の向上が必要である。そして、MONOS型不揮発
性メモリのディスターブ特性の改善する一方策として、
トンネル絶縁膜を通常の膜厚(1.6nm〜2.0n
m)より厚く設定する方向で検討が進められている。
【0009】また、1トランジスタセルでは、セル内に
選択トランジスタがないため、書き込み対象のセルと同
一な共通線に接続された非選択なセルにおけるメモリト
ランジスタのディスターブを如何に低減するかが重要で
ある。このため、非選択メモリトランジスタのソース不
純物領域、ドレイン不純物領域にビット線またはソース
線を介して書き込みインヒビット電圧を印加し、これに
より非選択メモリトランジスタの誤書込み、誤消去を防
止する技術が既に提案されている。
選択トランジスタがないため、書き込み対象のセルと同
一な共通線に接続された非選択なセルにおけるメモリト
ランジスタのディスターブを如何に低減するかが重要で
ある。このため、非選択メモリトランジスタのソース不
純物領域、ドレイン不純物領域にビット線またはソース
線を介して書き込みインヒビット電圧を印加し、これに
より非選択メモリトランジスタの誤書込み、誤消去を防
止する技術が既に提案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、主に短チャ
ネル効果の抑制の観点から、ソース・ドレイン不純物領
域の接合面の形成位置が素子寸法のスケーリングととも
に次第に浅くなり、また、ソース・ドレイン不純物領域
およびチャネル形成領域の不純物濃度を上げる必要か
ら、不純物濃度プロファイルがステップ接合に近く濃度
勾配が急峻な接合(abrupt junction) をもつようにな
る。この急峻な接合では、濃度勾配がゆるやかな接合(g
raded junction) と比較すると、接合耐圧が低くなる。
その結果、不揮発性メモリトランジスタの短ゲート長化
のためにチャネル形成領域の不純物濃度を上げていった
場合、メモリセル動作時にプログラムディスターブを防
止するために非選択セルに印加する書き込みインヒビッ
ト電圧より、ソースおよびドレインの接合耐圧が低くな
り、書き込み時のインヒビット電圧をソース・ドレイン
不純物領域に印加することができない事態が発生する。
ネル効果の抑制の観点から、ソース・ドレイン不純物領
域の接合面の形成位置が素子寸法のスケーリングととも
に次第に浅くなり、また、ソース・ドレイン不純物領域
およびチャネル形成領域の不純物濃度を上げる必要か
ら、不純物濃度プロファイルがステップ接合に近く濃度
勾配が急峻な接合(abrupt junction) をもつようにな
る。この急峻な接合では、濃度勾配がゆるやかな接合(g
raded junction) と比較すると、接合耐圧が低くなる。
その結果、不揮発性メモリトランジスタの短ゲート長化
のためにチャネル形成領域の不純物濃度を上げていった
場合、メモリセル動作時にプログラムディスターブを防
止するために非選択セルに印加する書き込みインヒビッ
ト電圧より、ソースおよびドレインの接合耐圧が低くな
り、書き込み時のインヒビット電圧をソース・ドレイン
不純物領域に印加することができない事態が発生する。
【0011】本発明の目的は、FG型におけるフローテ
ィングゲート、あるいは、トンネル絶縁膜のスケーリン
グ性に優れるMONOS型などにおける平面的に離散化
されたキャリアトラップ等に電荷を蓄積させて基本動作
するメモリトランジスタを、ゲート長が極めて短くなっ
た場合に適した構造にした不揮発性半導体記憶装置を提
供することである。また、本発明の他の目的は、上記ト
ランジスタ構造に対する好適なバイアス設定手法を含む
不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法を提供すること
である。
ィングゲート、あるいは、トンネル絶縁膜のスケーリン
グ性に優れるMONOS型などにおける平面的に離散化
されたキャリアトラップ等に電荷を蓄積させて基本動作
するメモリトランジスタを、ゲート長が極めて短くなっ
た場合に適した構造にした不揮発性半導体記憶装置を提
供することである。また、本発明の他の目的は、上記ト
ランジスタ構造に対する好適なバイアス設定手法を含む
不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法を提供すること
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る不揮発性半
導体記憶装置は、半導体の表面部分にチャネル形成領域
を挟んで形成されたソース領域およびドレイン領域と、
当該チャネル形成領域上に設けられ内部に電荷蓄積手段
を含むゲート絶縁膜と、当該ゲート絶縁膜上のゲート電
極とを備えたメモリトランジスタを有する不揮発性半導
体記憶装置であって、上記チャネル形成領域,上記ソー
ス領域及び/又はドレイン領域の不純物濃度プロファイ
ルが、ゲート長を短くしたときに発生する上記メモリト
ランジスタのしきい値低下を所定割合に抑制する最適な
不純物濃度プロファイルから、当該ソース領域及び/又
はドレイン領域の接合耐圧を大きくする方向に変えてあ
る。
導体記憶装置は、半導体の表面部分にチャネル形成領域
を挟んで形成されたソース領域およびドレイン領域と、
当該チャネル形成領域上に設けられ内部に電荷蓄積手段
を含むゲート絶縁膜と、当該ゲート絶縁膜上のゲート電
極とを備えたメモリトランジスタを有する不揮発性半導
体記憶装置であって、上記チャネル形成領域,上記ソー
ス領域及び/又はドレイン領域の不純物濃度プロファイ
ルが、ゲート長を短くしたときに発生する上記メモリト
ランジスタのしきい値低下を所定割合に抑制する最適な
不純物濃度プロファイルから、当該ソース領域及び/又
はドレイン領域の接合耐圧を大きくする方向に変えてあ
る。
【0013】好適に、上記メモリトランジスタが複数、
ワード方向とビット方向に配置され、複数のワード線そ
れぞれに、上記メモリトランジスタのゲート電極が複数
接続され、上記ソース領域またはドレイン領域が、上記
ワード線と電気的に絶縁された状態で交差するビット方
向の共通線と結合され、書き込み時において選択された
ワード線にゲート電極が接続された上記メモリトランジ
スタのソース領域及び/又はドレイン領域に、当該領域
が上記チャネル形成領域に対して逆バイアスとなり、か
つ、上記接合耐圧より低い書き込みインヒビット電圧
を、上記共通線を介して印加する書き込みインヒビット
電圧供給手段を有する。
ワード方向とビット方向に配置され、複数のワード線そ
れぞれに、上記メモリトランジスタのゲート電極が複数
接続され、上記ソース領域またはドレイン領域が、上記
ワード線と電気的に絶縁された状態で交差するビット方
向の共通線と結合され、書き込み時において選択された
ワード線にゲート電極が接続された上記メモリトランジ
スタのソース領域及び/又はドレイン領域に、当該領域
が上記チャネル形成領域に対して逆バイアスとなり、か
つ、上記接合耐圧より低い書き込みインヒビット電圧
を、上記共通線を介して印加する書き込みインヒビット
電圧供給手段を有する。
【0014】好適に、上記メモリトランジスタの不純物
濃度プロファイルは、ゲート長が十分に長いメモリトラ
ンジスタにおけるしきい値より15%以上しきい値が低
下するように設定されている。また、好適に、上記メモ
リトランジスタのチャネル形成領域の不純物ピーク濃度
が、4×1017cm-3より大きい。この濃度は接合耐圧
換算でたとえば9〜10V程度に相当し、この値はFG
型の書き込みインヒビット電圧値より大きい。さらに、
好適に、上記メモリトランジスタのゲート長は、0.1
3μm以下である。従来のまま不純物濃度プロファイル
のスケーリングを続けると、MONOS型では、接合耐
圧と書き込みインヒビット電圧(約5V)との大小関係
がゲート長0.13μm付近で逆転する。その一方、F
G型では、書き込みインヒビット電圧が約8VとMON
OS型より高いため、既にゲート長0.18μm付近で
書き込みインヒビット電圧と接合耐圧との大小関係が逆
転する。
濃度プロファイルは、ゲート長が十分に長いメモリトラ
ンジスタにおけるしきい値より15%以上しきい値が低
下するように設定されている。また、好適に、上記メモ
リトランジスタのチャネル形成領域の不純物ピーク濃度
が、4×1017cm-3より大きい。この濃度は接合耐圧
換算でたとえば9〜10V程度に相当し、この値はFG
型の書き込みインヒビット電圧値より大きい。さらに、
好適に、上記メモリトランジスタのゲート長は、0.1
3μm以下である。従来のまま不純物濃度プロファイル
のスケーリングを続けると、MONOS型では、接合耐
圧と書き込みインヒビット電圧(約5V)との大小関係
がゲート長0.13μm付近で逆転する。その一方、F
G型では、書き込みインヒビット電圧が約8VとMON
OS型より高いため、既にゲート長0.18μm付近で
書き込みインヒビット電圧と接合耐圧との大小関係が逆
転する。
【0015】本発明は、ソース線分離NOR型、ソース
線およびビット線が階層化されたNOR型の不揮発性メ
モリ装置に好適である。また、メモリトランジスタ構造
に関して、本発明は、FG型にも適用可能であるが、M
ONOS型、ナノ結晶などの小粒径導電体を有する微細
粒子型など、電荷蓄積手段が少なくとも上記チャネル形
成領域と対向する面内で平面的に離散化されている不揮
発性メモリ装置にとくに好適である。これらの電荷蓄積
手段が平面的に離散化された不揮発性メモリトランジス
タは、FG型に比べトンネル絶縁膜のスケーリング性に
優れるからである。この場合、電荷蓄積手段は、すくな
くとも外部との間で電荷の移動がない場合に、上記チャ
ネル形成領域に対向する面全体としての導電性を持たな
い。
線およびビット線が階層化されたNOR型の不揮発性メ
モリ装置に好適である。また、メモリトランジスタ構造
に関して、本発明は、FG型にも適用可能であるが、M
ONOS型、ナノ結晶などの小粒径導電体を有する微細
粒子型など、電荷蓄積手段が少なくとも上記チャネル形
成領域と対向する面内で平面的に離散化されている不揮
発性メモリ装置にとくに好適である。これらの電荷蓄積
手段が平面的に離散化された不揮発性メモリトランジス
タは、FG型に比べトンネル絶縁膜のスケーリング性に
優れるからである。この場合、電荷蓄積手段は、すくな
くとも外部との間で電荷の移動がない場合に、上記チャ
ネル形成領域に対向する面全体としての導電性を持たな
い。
【0016】このような構成の不揮発性半導体記憶装置
では、短ゲート長化とともに短チャネル効果(とくに、
ロールオフ)の観点からソース・ドレイン不純物領域に
ついて薄層化、高濃度化が進み、その接合耐圧がゲート
長0.13μm以下で書き込みインヒビット電圧より低
くなるような場合に、接合耐圧を高める方向に不純物濃
度プロファイルを変更して対処している。このような不
純物プロファイル設定に関する新たな視点の導入理由
は、メモリトランジスタにおけるしきい値の低下が、読
み出しゲート電圧の設定を変えたりしてある程度対応で
きるうえ、しきい値を確認しながら消去状態を調整する
消去ベリファイによって是正することができるからであ
る。すなわち、本発明は、不揮発性半導体メモリデバイ
スではトランジスタのしきい値の低下がロジック系デバ
イスほど深刻な影響を与えないことに着目したものであ
る。
では、短ゲート長化とともに短チャネル効果(とくに、
ロールオフ)の観点からソース・ドレイン不純物領域に
ついて薄層化、高濃度化が進み、その接合耐圧がゲート
長0.13μm以下で書き込みインヒビット電圧より低
くなるような場合に、接合耐圧を高める方向に不純物濃
度プロファイルを変更して対処している。このような不
純物プロファイル設定に関する新たな視点の導入理由
は、メモリトランジスタにおけるしきい値の低下が、読
み出しゲート電圧の設定を変えたりしてある程度対応で
きるうえ、しきい値を確認しながら消去状態を調整する
消去ベリファイによって是正することができるからであ
る。すなわち、本発明は、不揮発性半導体メモリデバイ
スではトランジスタのしきい値の低下がロジック系デバ
イスほど深刻な影響を与えないことに着目したものであ
る。
【0017】本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の書
き込み方法は、半導体の表面部分にチャネル形成領域を
挟んで形成されたソース領域およびドレイン領域と、当
該チャネル形成領域上に設けられ内部に電荷蓄積手段を
含むゲート絶縁膜と、当該ゲート絶縁膜上のゲート電極
とを備え、上記チャネル形成領域,上記ソース領域及び
/又はドレイン領域の不純物濃度プロファイルを、ゲー
ト長を短くしたときに発生する上記メモリトランジスタ
のしきい値低下を所定割合に抑制する最適な不純物濃度
プロファイルから、当該ソース領域及び/又はドレイン
領域の接合耐圧を大きくする方向に変えてあるメモリト
ランジスタを有する不揮発性半導体記憶装置の書き込み
方法であって、書き込み時に、上記ソース領域またはド
レイン領域が上記チャネル形成領域に対して逆バイアス
となり、かつ、上記接合耐圧より低い書き込みインヒビ
ット電圧を、ソース領域,ドレイン領域の少なくとも一
方に印加する。
き込み方法は、半導体の表面部分にチャネル形成領域を
挟んで形成されたソース領域およびドレイン領域と、当
該チャネル形成領域上に設けられ内部に電荷蓄積手段を
含むゲート絶縁膜と、当該ゲート絶縁膜上のゲート電極
とを備え、上記チャネル形成領域,上記ソース領域及び
/又はドレイン領域の不純物濃度プロファイルを、ゲー
ト長を短くしたときに発生する上記メモリトランジスタ
のしきい値低下を所定割合に抑制する最適な不純物濃度
プロファイルから、当該ソース領域及び/又はドレイン
領域の接合耐圧を大きくする方向に変えてあるメモリト
ランジスタを有する不揮発性半導体記憶装置の書き込み
方法であって、書き込み時に、上記ソース領域またはド
レイン領域が上記チャネル形成領域に対して逆バイアス
となり、かつ、上記接合耐圧より低い書き込みインヒビ
ット電圧を、ソース領域,ドレイン領域の少なくとも一
方に印加する。
【0018】このような構成の本発明に係る不揮発性半
導体記憶装置の書き込み方法では、書き込み時に、ソー
ス領域,ドリフト領域の少なくとも一方に、チャネル形
成領域とのpn接合を逆バイアスする書き込みインヒビ
ット電圧を印加する。この逆バイアス印加は、ゲート長
が0.13μm以下の領域では、ソース・ドレイン不純
物領域の接合耐圧が緩和されたことにより初めて可能と
なったものである。これにより、選択セルの書き込み時
に、非選択セルが共線線(ソース線、ビット線またはワ
ード線)を介してディスターブを受けにくくなる。
導体記憶装置の書き込み方法では、書き込み時に、ソー
ス領域,ドリフト領域の少なくとも一方に、チャネル形
成領域とのpn接合を逆バイアスする書き込みインヒビ
ット電圧を印加する。この逆バイアス印加は、ゲート長
が0.13μm以下の領域では、ソース・ドレイン不純
物領域の接合耐圧が緩和されたことにより初めて可能と
なったものである。これにより、選択セルの書き込み時
に、非選択セルが共線線(ソース線、ビット線またはワ
ード線)を介してディスターブを受けにくくなる。
【0019】
【発明の実施の形態】第1実施形態 図1は、本発明の実施形態に係るソース分離NOR型の
不揮発性半導体メモリの概略構成を示す図である。
不揮発性半導体メモリの概略構成を示す図である。
【0020】本例の不揮発性メモリ装置90では、NO
R型メモリセルアレイの各メモリセルがメモリトランジ
スタ1個で構成されている。図1に示すように、メモリ
トランジスタM11〜M22が行列状に配置され、これ
らトランジスタ間がワード線、ビット線および分離型ソ
ース線によって配線されている。すなわち、ビット方向
に隣接するメモリトランジスタM11およびM12の各
ドレインがビット線BL1に接続され、各ソースがソー
ス線SL1に接続されている。同様に、ビット方向に隣
接するメモリトランジスタM21およびM22の各ドレ
インがビット線BL2に接続され、各ソースがソース線
SL2に接続されている。また、ワード方向に隣接する
メモリトランジスタM11とM21の各ゲートがワード
線WL1に接続され、同様に、ワード方向に隣接するメ
モリトランジスタM12とM22の各ゲートがワード線
WL2に接続されている。メモリセルアレイ全体では、
このようなセル配置およびセル間接続が繰り返されてい
る。
R型メモリセルアレイの各メモリセルがメモリトランジ
スタ1個で構成されている。図1に示すように、メモリ
トランジスタM11〜M22が行列状に配置され、これ
らトランジスタ間がワード線、ビット線および分離型ソ
ース線によって配線されている。すなわち、ビット方向
に隣接するメモリトランジスタM11およびM12の各
ドレインがビット線BL1に接続され、各ソースがソー
ス線SL1に接続されている。同様に、ビット方向に隣
接するメモリトランジスタM21およびM22の各ドレ
インがビット線BL2に接続され、各ソースがソース線
SL2に接続されている。また、ワード方向に隣接する
メモリトランジスタM11とM21の各ゲートがワード
線WL1に接続され、同様に、ワード方向に隣接するメ
モリトランジスタM12とM22の各ゲートがワード線
WL2に接続されている。メモリセルアレイ全体では、
このようなセル配置およびセル間接続が繰り返されてい
る。
【0021】図2は、具体的なセル配置パターンの一例
として、自己整合技術を用いた微細NOR型セルアレイ
の概略平面図である。また、図3は、図2のA−A’線
に沿った断面側から見た斜視図である。
として、自己整合技術を用いた微細NOR型セルアレイ
の概略平面図である。また、図3は、図2のA−A’線
に沿った断面側から見た斜視図である。
【0022】この微細NOR型セルアレイ100では、
図3に示すように、p型半導体基板101(pウエルで
も可)の表面にトレンチまたはLOCOSなどから素子
分離絶縁層102が形成されている。素子分離絶縁層1
02は、図2に示すように、ビット方向(図2の縦方
向)に長い平行ストライプ状に配置されている。素子分
離絶縁層102にほぼ直交して、各ワード線WL1,W
L2,WL3,WL4,…が等間隔に配線されている。
このワード線は、後述するように、トンネル絶縁膜,窒
化膜,トップ絶縁膜からなるゲート絶縁膜と、ゲート電
極とを積層させて構成されている。本実施形態では、ゲ
ート長(ワード線の幅)が0.13μm以下、たとえば
0.1μmに微細化されている。
図3に示すように、p型半導体基板101(pウエルで
も可)の表面にトレンチまたはLOCOSなどから素子
分離絶縁層102が形成されている。素子分離絶縁層1
02は、図2に示すように、ビット方向(図2の縦方
向)に長い平行ストライプ状に配置されている。素子分
離絶縁層102にほぼ直交して、各ワード線WL1,W
L2,WL3,WL4,…が等間隔に配線されている。
このワード線は、後述するように、トンネル絶縁膜,窒
化膜,トップ絶縁膜からなるゲート絶縁膜と、ゲート電
極とを積層させて構成されている。本実施形態では、ゲ
ート長(ワード線の幅)が0.13μm以下、たとえば
0.1μmに微細化されている。
【0023】各素子分離絶縁層102の間隔内の能動領
域において、各ワード線の離間スペースに、例えばn型
不純物が高濃度に導入されてソース領域Sとドレイン領
域Dとが交互に形成されている。このソース領域Sとド
レイン領域Dは、その大きさがワード方向(図2の横方
向)にはトレンチまたはLOCOS等の素子分離絶縁層
102の間隔のみで規定され、ビット方向にはワード線
間隔のみで規定される。したがって、ソース領域Sとド
レイン領域Dは、その大きさと配置のばらつきに関しマ
スク合わせの誤差が殆ど導入されないことから、極めて
均一に形成されている。
域において、各ワード線の離間スペースに、例えばn型
不純物が高濃度に導入されてソース領域Sとドレイン領
域Dとが交互に形成されている。このソース領域Sとド
レイン領域Dは、その大きさがワード方向(図2の横方
向)にはトレンチまたはLOCOS等の素子分離絶縁層
102の間隔のみで規定され、ビット方向にはワード線
間隔のみで規定される。したがって、ソース領域Sとド
レイン領域Dは、その大きさと配置のばらつきに関しマ
スク合わせの誤差が殆ど導入されないことから、極めて
均一に形成されている。
【0024】ワード線の上部および側壁は、絶縁層で覆
われている。すなわち、ワード線WL1,WL2,…の
上部に同じパターンにてオフセット絶縁層が配置され、
オフセット絶縁層、その下のゲート電極(ワード線)お
よびゲート絶縁膜からなる積層パターンの両側壁に、サ
イドウォール絶縁層が形成されている。このオフセット
絶縁層およびサイドウォール絶縁層により、各ワード線
同士のスペース部分に、ワード線に沿って細長い自己整
合コンタクトが開口されている。
われている。すなわち、ワード線WL1,WL2,…の
上部に同じパターンにてオフセット絶縁層が配置され、
オフセット絶縁層、その下のゲート電極(ワード線)お
よびゲート絶縁膜からなる積層パターンの両側壁に、サ
イドウォール絶縁層が形成されている。このオフセット
絶縁層およびサイドウォール絶縁層により、各ワード線
同士のスペース部分に、ワード線に沿って細長い自己整
合コンタクトが開口されている。
【0025】ソース領域Sまたはドレイン領域Dに一部
重なるように、自己整合コンタクト内に導電性材料が互
い違いに埋め込まれ、これによりビットコンタクト・プ
ラグBCおよびソースコンタクト・プラグSCが形成さ
れている。このビットコンタクト・プラグBCおよびソ
ースコンタクト・プラグSCの形成では、自己整合コン
タクト全域を埋め込むように導電材料を堆積し、その上
に、エッチングマスク用のレジストパターンを形成す
る。このとき、レジストパターンを自己整合コンタクト
の幅より一回り大きくし、また、一部を素子分離絶縁層
に重ねる。そして、このレジストパターンをマスクとし
てレジストパターン周囲の導電材料をエッチングにより
除去する。これにより、ビットコンタクト・プラグBC
およびソースコンタクト・プラグSCが同時に形成され
る。
重なるように、自己整合コンタクト内に導電性材料が互
い違いに埋め込まれ、これによりビットコンタクト・プ
ラグBCおよびソースコンタクト・プラグSCが形成さ
れている。このビットコンタクト・プラグBCおよびソ
ースコンタクト・プラグSCの形成では、自己整合コン
タクト全域を埋め込むように導電材料を堆積し、その上
に、エッチングマスク用のレジストパターンを形成す
る。このとき、レジストパターンを自己整合コンタクト
の幅より一回り大きくし、また、一部を素子分離絶縁層
に重ねる。そして、このレジストパターンをマスクとし
てレジストパターン周囲の導電材料をエッチングにより
除去する。これにより、ビットコンタクト・プラグBC
およびソースコンタクト・プラグSCが同時に形成され
る。
【0026】図示しない絶縁膜でコンタクト周囲の凹部
が埋め込まれている。この絶縁膜上を、ビットコンタク
ト・プラグBC上に接触するビット線BL1,BL2,
…と、ソースコンタクト・プラグSC上に接触するソー
ス線SLが交互に、平行ストライプ状に形成されてい
る。
が埋め込まれている。この絶縁膜上を、ビットコンタク
ト・プラグBC上に接触するビット線BL1,BL2,
…と、ソースコンタクト・プラグSC上に接触するソー
ス線SLが交互に、平行ストライプ状に形成されてい
る。
【0027】この微細NOR型セルアレイ100は、そ
のビット線またはソース線に対するコンタクト形成が、
自己整合コンタクトの形成と、プラグの形成により達成
される。自己整合コンタクトの形成によって、ワード線
との絶縁分離が達成されるとともに、ソース領域Sまた
はドレイン領域Dの表出面が均一に形成される。そし
て、ビットコンタクト・プラグBCおよびソースコンタ
クト・プラグSCの形成は、この自己整合コンタクトコ
ンタクト内のソース領域Sまたはドレイン領域Dの表出
面に対して行う。したがって、各プラグの基板接触面
は、そのビット方向のサイズがほぼ自己整合コンタクト
形成により決められ、その分、コンタクト面積のバラツ
キは小さい。
のビット線またはソース線に対するコンタクト形成が、
自己整合コンタクトの形成と、プラグの形成により達成
される。自己整合コンタクトの形成によって、ワード線
との絶縁分離が達成されるとともに、ソース領域Sまた
はドレイン領域Dの表出面が均一に形成される。そし
て、ビットコンタクト・プラグBCおよびソースコンタ
クト・プラグSCの形成は、この自己整合コンタクトコ
ンタクト内のソース領域Sまたはドレイン領域Dの表出
面に対して行う。したがって、各プラグの基板接触面
は、そのビット方向のサイズがほぼ自己整合コンタクト
形成により決められ、その分、コンタクト面積のバラツ
キは小さい。
【0028】ビットコンタクト・プラグBCまたはソー
スコンタクト・プラグSCと、ワード線との絶縁分離が
容易である。すなわち、ワード線形成時に一括してオフ
セット絶縁層を形成しておき、その後、絶縁膜の成膜
と、全面エッチング(エッチバック)を行うだけでサイ
ドウォール絶縁層が形成される。また、ビットコンタク
ト・プラグBCとソースコンタクト・プラグSC、さら
に、ビット線とソース線が同一階層の導電層をパターン
ニングして形成されるため、配線構造が極めて簡素であ
り、工程数も少なく、製造コストを低く抑えるのに有利
な構造となっている。しかも、無駄な空間が殆どないこ
とから、各層の形成をウエハプロセス限界の最小線幅F
で行った場合、8F2 に近い非常に小さいセル面積で製
造できる。
スコンタクト・プラグSCと、ワード線との絶縁分離が
容易である。すなわち、ワード線形成時に一括してオフ
セット絶縁層を形成しておき、その後、絶縁膜の成膜
と、全面エッチング(エッチバック)を行うだけでサイ
ドウォール絶縁層が形成される。また、ビットコンタク
ト・プラグBCとソースコンタクト・プラグSC、さら
に、ビット線とソース線が同一階層の導電層をパターン
ニングして形成されるため、配線構造が極めて簡素であ
り、工程数も少なく、製造コストを低く抑えるのに有利
な構造となっている。しかも、無駄な空間が殆どないこ
とから、各層の形成をウエハプロセス限界の最小線幅F
で行った場合、8F2 に近い非常に小さいセル面積で製
造できる。
【0029】図4は、本実施形態に係るMONOS型メ
モリトランジスタの素子構造を示す断面図である。
モリトランジスタの素子構造を示す断面図である。
【0030】図4中、符号1はn型またはp型の導電型
を有するシリコンウエハ等の半導体基板またはウエル、
1aはチャネル形成領域、2および4は当該メモリトラ
ンジスタのソース領域およびドレイン領域を示す。本発
明で“チャネル形成領域”とは、表面側内部に電子また
は正孔が導電するチャネルが形成される領域をいう。本
例の“チャネル形成領域”は、半導体基板またはウエル
1内でソース領域2およびドレイン領域4に挟まれた部
分が該当する。ソース領域2およびドレイン領域4は、
チャネル形成領域1aと逆導電型の不純物を高濃度に半
導体基板1に導入することにより形成された導電率が高
い領域であり、種々の形態がある。通常、ソース領域2
及びドレイン領域4のチャネル形成領域1aに臨む基板
表面位置に、LDD(Lightly Doped Drain) と称する低
濃度領域を具備させることが多い。
を有するシリコンウエハ等の半導体基板またはウエル、
1aはチャネル形成領域、2および4は当該メモリトラ
ンジスタのソース領域およびドレイン領域を示す。本発
明で“チャネル形成領域”とは、表面側内部に電子また
は正孔が導電するチャネルが形成される領域をいう。本
例の“チャネル形成領域”は、半導体基板またはウエル
1内でソース領域2およびドレイン領域4に挟まれた部
分が該当する。ソース領域2およびドレイン領域4は、
チャネル形成領域1aと逆導電型の不純物を高濃度に半
導体基板1に導入することにより形成された導電率が高
い領域であり、種々の形態がある。通常、ソース領域2
及びドレイン領域4のチャネル形成領域1aに臨む基板
表面位置に、LDD(Lightly Doped Drain) と称する低
濃度領域を具備させることが多い。
【0031】チャネル形成領域1a上には、ゲート絶縁
膜6を介してメモリトランジスタのゲート電極8が積層
されている。ゲート電極8は、一般に、p型またはn型
の不純物が高濃度に導入されて導電化されたポリシリコ
ン(doped poly-Si) 、又はdoped poly-Si と高融点金属
シリサイドとの積層膜からなる。このゲート電極8のチ
ャネル方向の長さ(ゲート長)は、0.13μm以下、
たとえば0.1μm程度である。
膜6を介してメモリトランジスタのゲート電極8が積層
されている。ゲート電極8は、一般に、p型またはn型
の不純物が高濃度に導入されて導電化されたポリシリコ
ン(doped poly-Si) 、又はdoped poly-Si と高融点金属
シリサイドとの積層膜からなる。このゲート電極8のチ
ャネル方向の長さ(ゲート長)は、0.13μm以下、
たとえば0.1μm程度である。
【0032】本実施形態におけるゲート絶縁膜6は、下
層から順に、トンネル絶縁膜10,窒化膜12,トップ
絶縁膜14から構成されている。トンネル絶縁膜10
は、熱酸化により形成された酸化シリコン(SiO2 )
の膜でもよいが、本例では短時間熱酸化法(RTO法)
により酸化膜を形成し、これを短時間熱窒化処理(RT
N処理)して得られた窒化酸化膜からなる。トンネル絶
縁膜10の膜厚は、使用用途に応じて2.0nmから
3.5nmの範囲内で決めることができ、ここでは2.
7nmに設定されている。
層から順に、トンネル絶縁膜10,窒化膜12,トップ
絶縁膜14から構成されている。トンネル絶縁膜10
は、熱酸化により形成された酸化シリコン(SiO2 )
の膜でもよいが、本例では短時間熱酸化法(RTO法)
により酸化膜を形成し、これを短時間熱窒化処理(RT
N処理)して得られた窒化酸化膜からなる。トンネル絶
縁膜10の膜厚は、使用用途に応じて2.0nmから
3.5nmの範囲内で決めることができ、ここでは2.
7nmに設定されている。
【0033】窒化膜12は、例えば5.0nmの窒化シ
リコン(Six Ny (0<x<1,0<y<1))膜か
ら構成されている。この窒化膜12は、たとえば減圧C
VD(LP−CVD)により作製され、膜中にキャリア
トラップが多く含まれている。窒化膜12は、プールフ
レンケル型(PF型)の電気伝導特性を示す。
リコン(Six Ny (0<x<1,0<y<1))膜か
ら構成されている。この窒化膜12は、たとえば減圧C
VD(LP−CVD)により作製され、膜中にキャリア
トラップが多く含まれている。窒化膜12は、プールフ
レンケル型(PF型)の電気伝導特性を示す。
【0034】トップ絶縁膜14は、窒化膜12との界面
近傍に深いキャリアトラップを高密度に形成する必要が
あり、このため、例えば成膜後の窒化膜を熱酸化して形
成される。トップ絶縁膜14がCVDで形成された場合
は熱処理によりこのトラップが形成される。トップ絶縁
膜14の膜厚は、ゲート電極8からのホールの注入を有
効に阻止してデータ書換可能な回数の低下防止を図るた
めに、最低でも3.0nm、好ましくは3.5nm以上
が必要である。
近傍に深いキャリアトラップを高密度に形成する必要が
あり、このため、例えば成膜後の窒化膜を熱酸化して形
成される。トップ絶縁膜14がCVDで形成された場合
は熱処理によりこのトラップが形成される。トップ絶縁
膜14の膜厚は、ゲート電極8からのホールの注入を有
効に阻止してデータ書換可能な回数の低下防止を図るた
めに、最低でも3.0nm、好ましくは3.5nm以上
が必要である。
【0035】ところで、微細化メモリトランジスタの設
計において、通常、CMOSロジックデバイスなどに対
する短チャネル効果抑制のための経験式として、次式
(1)に示すBrewsの式を用いて最小チャネル長L
min が決められる。
計において、通常、CMOSロジックデバイスなどに対
する短チャネル効果抑制のための経験式として、次式
(1)に示すBrewsの式を用いて最小チャネル長L
min が決められる。
【0036】
【数1】 Lmin =0.4×〔rj ×d×(Ws +Wd )2 〕1/3 …(1)
【0037】ここで、rj はソース・ドレイン不純物領
域の接合の深さ、dは酸化シリコン膜に換算したゲート
絶縁膜厚さ、Ws はソース端から延びる空乏層の長さ、
Wdはドレイン端から延びる空乏層の長さを示す。この
Brewsの式は短チャネル効果をある程度含んで規定
され、その程度は、しきい値の低下(ロールオフ)が長
チャネルにおけるしきい値の10%以内である。このロ
ールオフ10%以内という仕様は、しきい値のバラツキ
を抑えるために、通常のロジック用トランジスタあるい
はDRAMメモリトランジスタで用いられているもので
ある。
域の接合の深さ、dは酸化シリコン膜に換算したゲート
絶縁膜厚さ、Ws はソース端から延びる空乏層の長さ、
Wdはドレイン端から延びる空乏層の長さを示す。この
Brewsの式は短チャネル効果をある程度含んで規定
され、その程度は、しきい値の低下(ロールオフ)が長
チャネルにおけるしきい値の10%以内である。このロ
ールオフ10%以内という仕様は、しきい値のバラツキ
を抑えるために、通常のロジック用トランジスタあるい
はDRAMメモリトランジスタで用いられているもので
ある。
【0038】この式に従うと、最小チャネル長0.13
μm(ゲート長では0.18〜0.23μm程度に相
当)において、チャネル不純物濃度を1×1018c
m-3、ゲート絶縁膜の酸化膜換算値を9.5nmとした
場合、短チャネル効果を有効に抑止するためにはLDD
の接合深さを50nm以下にする必要があることが分か
る。その一方で、LDD接合深さをさらに浅くした場合
は、接合耐圧が低下することも分かった。1トランジス
タ型のMONOSメモリセルでは、後述するように書き
込み時に非選択セルのソース・ドレイン領域にpn接合
を逆バイアスする、いわゆる書き込みインヒビット電圧
の印加は正常動作のために必須となる。したがって、ソ
ース・ドレイン接合耐圧のこれ以上の低下は、1トラン
ジスタ型のMONOSメモリセルを0.13μm以下の
微細ゲート長で実現することを困難なものとする。言い
換えると、ロールオフを10%以内に抑えるという通常
のCMOSロジックデバイスの設計仕様は、0.13μ
m以下の微細ゲート長を有する1トランジスタ型のMO
NOSメモリセルにそのまま適用することは困難である
ことが判明した。
μm(ゲート長では0.18〜0.23μm程度に相
当)において、チャネル不純物濃度を1×1018c
m-3、ゲート絶縁膜の酸化膜換算値を9.5nmとした
場合、短チャネル効果を有効に抑止するためにはLDD
の接合深さを50nm以下にする必要があることが分か
る。その一方で、LDD接合深さをさらに浅くした場合
は、接合耐圧が低下することも分かった。1トランジス
タ型のMONOSメモリセルでは、後述するように書き
込み時に非選択セルのソース・ドレイン領域にpn接合
を逆バイアスする、いわゆる書き込みインヒビット電圧
の印加は正常動作のために必須となる。したがって、ソ
ース・ドレイン接合耐圧のこれ以上の低下は、1トラン
ジスタ型のMONOSメモリセルを0.13μm以下の
微細ゲート長で実現することを困難なものとする。言い
換えると、ロールオフを10%以内に抑えるという通常
のCMOSロジックデバイスの設計仕様は、0.13μ
m以下の微細ゲート長を有する1トランジスタ型のMO
NOSメモリセルにそのまま適用することは困難である
ことが判明した。
【0039】そこで、本発明では、しきい値のロールオ
フを10%以上あえて許容し、これによりチャネル形成
領域およびソース・ドレイン領域の不純物濃度プロファ
イルの設計マージンを拡大して、その結果として、ソー
ス・ドレイン接合耐圧を向上させることを、ゲート長
0.13μm以下に微細化する際の新たな設計指針とし
て提案する。これにより、書き込みディスターブ電圧印
加ができ、MONOSメモリトランジスタの更なる微細
化が可能となる。
フを10%以上あえて許容し、これによりチャネル形成
領域およびソース・ドレイン領域の不純物濃度プロファ
イルの設計マージンを拡大して、その結果として、ソー
ス・ドレイン接合耐圧を向上させることを、ゲート長
0.13μm以下に微細化する際の新たな設計指針とし
て提案する。これにより、書き込みディスターブ電圧印
加ができ、MONOSメモリトランジスタの更なる微細
化が可能となる。
【0040】具体的に、本実施形態に係るメモリトラン
ジスタ(図4)においては、特に図示しないが不純物濃
度ピークを表面より深くしたリトログレードウエルの採
用によりチャネル形成領域の不純物濃度プロファイルを
規定し、そのピーク不純物濃度5〜20×1017cm-3
の範囲内で、LDDの接合深さを100nm以下として
いる。このゲート絶縁膜6の酸化膜厚換算値で10nm
以下の場合、しきい値のロールオフを15%以上(場合
によっては50%以上も可)許容している。このような
濃度プロファイル設計により、ゲート長が0.1μm程
度のMONOSメモリトランジスタが実現されている。
ジスタ(図4)においては、特に図示しないが不純物濃
度ピークを表面より深くしたリトログレードウエルの採
用によりチャネル形成領域の不純物濃度プロファイルを
規定し、そのピーク不純物濃度5〜20×1017cm-3
の範囲内で、LDDの接合深さを100nm以下として
いる。このゲート絶縁膜6の酸化膜厚換算値で10nm
以下の場合、しきい値のロールオフを15%以上(場合
によっては50%以上も可)許容している。このような
濃度プロファイル設計により、ゲート長が0.1μm程
度のMONOSメモリトランジスタが実現されている。
【0041】このような構成のメモリトランジスタの製
造においては、まず、用意した半導体基板1に対し素子
分離領域の形成、ウエルの形成、しきい電圧調整用のイ
オン注入等を必要に応じて行う。このウエルの形成時に
は、必要に応じて、上述した設計指針にもとづいて、後
で形成されるソース・ドレイン領域との接合耐圧を上げ
るための不純物濃度プロファイル設計を行う。つぎに、
半導体基板1の能動領域上にゲート絶縁膜6,ゲート電
極8,オフセット絶縁層(不図示)の積層膜を前記した
材料,膜厚および各成膜法にて積層させ、この積層膜を
一括して同一パターンにて加工する。なお、ゲート絶縁
膜6(ONO膜:トンネル絶縁膜/窒化膜/トップ絶縁
膜)のうちトンネル絶縁膜10を、たとえば3nm程度
まで厚膜化した場合、ONO膜厚仕様の典型値は、それ
ぞれ3.0nm/5.0nm/3.5nmとする。この
場合のONO膜の酸化シリコン膜厚の換算値は9nmで
ある。形成した積層パターンと自己整合的にソース・ド
レイン領域2,4を形成する。このとき、上述した設計
指針にもとづいて接合耐圧を上げるための不純物濃度プ
ロファイル設計を行う。続いて、サイドウォール絶縁層
の成膜により自己整合コンタクトを形成し、自己整合コ
ンタクトにより表出するソース・ドレイン領域2,4上
にビットコンタクト・プラグBCおよびソースコンタク
ト・プラグSCを形成する。これらプラグ周囲を層間絶
縁膜で埋め込み、層間絶縁膜上にビット線およびソース
線を形成した後、必要に応じて行う層間絶縁層を介した
上層配線の形成およびオーバーコート成膜とパッド開口
工程等を経て、当該不揮発性メモリトランジスタを完成
させる。
造においては、まず、用意した半導体基板1に対し素子
分離領域の形成、ウエルの形成、しきい電圧調整用のイ
オン注入等を必要に応じて行う。このウエルの形成時に
は、必要に応じて、上述した設計指針にもとづいて、後
で形成されるソース・ドレイン領域との接合耐圧を上げ
るための不純物濃度プロファイル設計を行う。つぎに、
半導体基板1の能動領域上にゲート絶縁膜6,ゲート電
極8,オフセット絶縁層(不図示)の積層膜を前記した
材料,膜厚および各成膜法にて積層させ、この積層膜を
一括して同一パターンにて加工する。なお、ゲート絶縁
膜6(ONO膜:トンネル絶縁膜/窒化膜/トップ絶縁
膜)のうちトンネル絶縁膜10を、たとえば3nm程度
まで厚膜化した場合、ONO膜厚仕様の典型値は、それ
ぞれ3.0nm/5.0nm/3.5nmとする。この
場合のONO膜の酸化シリコン膜厚の換算値は9nmで
ある。形成した積層パターンと自己整合的にソース・ド
レイン領域2,4を形成する。このとき、上述した設計
指針にもとづいて接合耐圧を上げるための不純物濃度プ
ロファイル設計を行う。続いて、サイドウォール絶縁層
の成膜により自己整合コンタクトを形成し、自己整合コ
ンタクトにより表出するソース・ドレイン領域2,4上
にビットコンタクト・プラグBCおよびソースコンタク
ト・プラグSCを形成する。これらプラグ周囲を層間絶
縁膜で埋め込み、層間絶縁膜上にビット線およびソース
線を形成した後、必要に応じて行う層間絶縁層を介した
上層配線の形成およびオーバーコート成膜とパッド開口
工程等を経て、当該不揮発性メモリトランジスタを完成
させる。
【0042】本実施形態では、更にディスターブ特性を
改善するための手段として、図1に示すように、ビット
方向の共通線に接続され、非選択メモリトランジスタの
ソース領域2及び/又はドレイン領域4(図4)に逆バ
イアス電圧を印加する書き込みインヒビット電圧供給回
路92と、ワード線に接続され、非選択セルのゲート電
極8にチャネル形成領域1aに関し逆バイアスとなる電
圧を印加する非選択ワード線電圧供給回路94とを有す
る。
改善するための手段として、図1に示すように、ビット
方向の共通線に接続され、非選択メモリトランジスタの
ソース領域2及び/又はドレイン領域4(図4)に逆バ
イアス電圧を印加する書き込みインヒビット電圧供給回
路92と、ワード線に接続され、非選択セルのゲート電
極8にチャネル形成領域1aに関し逆バイアスとなる電
圧を印加する非選択ワード線電圧供給回路94とを有す
る。
【0043】ここで、“共通線”とは、ビット方向(列
方向の)複数のメモリトランジスタ間でソース領域また
はドレイン領域を共通に直接接続するか、容量結合する
線をいい、例えばビット線やソース線のほかに、いわゆ
るブースタプレート等が該当する。図1は、共通線がビ
ット線およびソース線の場合である。また、“逆バイア
ス電圧”とは、ソース領域またはドレイン領域と、チャ
ネル形成領域が形成される半導体基板または半導体層の
バルク領域との間に形成されるpn接合を逆バイアスす
る方向の電圧をいう。さらに、“チャネル形成領域に関
して逆バイアスとなる方向”とは、チャネル形成領域の
電位を基準とした電圧印加がプラス側かマイナス側の方
向をいう。具体的には、チャネル形成領域の導電型がp
型の場合の当該方向はプラス側、n型の場合の当該方向
はマイナス側となる。
方向の)複数のメモリトランジスタ間でソース領域また
はドレイン領域を共通に直接接続するか、容量結合する
線をいい、例えばビット線やソース線のほかに、いわゆ
るブースタプレート等が該当する。図1は、共通線がビ
ット線およびソース線の場合である。また、“逆バイア
ス電圧”とは、ソース領域またはドレイン領域と、チャ
ネル形成領域が形成される半導体基板または半導体層の
バルク領域との間に形成されるpn接合を逆バイアスす
る方向の電圧をいう。さらに、“チャネル形成領域に関
して逆バイアスとなる方向”とは、チャネル形成領域の
電位を基準とした電圧印加がプラス側かマイナス側の方
向をいう。具体的には、チャネル形成領域の導電型がp
型の場合の当該方向はプラス側、n型の場合の当該方向
はマイナス側となる。
【0044】これら書き込みインヒビット電圧供給回路
92および非選択ワード線電圧供給回路94は、選択セ
ルのプログラムに先立って非選択メモリトランジスタの
ゲート電極8、ソース領域2およびドレイン領域4に所
定電圧を印加することにより、特に図1の非選択セル
A,Bの誤書き込みまたは誤消去を防止し、プログラム
ディスターブマージンの大幅な改善を行うものである。
92および非選択ワード線電圧供給回路94は、選択セ
ルのプログラムに先立って非選択メモリトランジスタの
ゲート電極8、ソース領域2およびドレイン領域4に所
定電圧を印加することにより、特に図1の非選択セル
A,Bの誤書き込みまたは誤消去を防止し、プログラム
ディスターブマージンの大幅な改善を行うものである。
【0045】つぎに、このような構成の不揮発性メモリ
の書き込み動作について説明する。
の書き込み動作について説明する。
【0046】ここで、図1に示すように、選択セルSと
の接続関係によって非選択セルA〜Cを定義する。すな
わち、選択セルSと同じ選択ワード線WL1に接続され
た非選択のセルをA、非選択ワード線WL2に接続され
たセルで、選択セルSと同じ選択ソース線SL1及び選
択ビット線BL1に接続された非選択のセルをC、選択
ワード線WL2に接続され、非選択ソース線SL2およ
び非選択ビット線BL2に接続された非選択のセルをB
と定義する。
の接続関係によって非選択セルA〜Cを定義する。すな
わち、選択セルSと同じ選択ワード線WL1に接続され
た非選択のセルをA、非選択ワード線WL2に接続され
たセルで、選択セルSと同じ選択ソース線SL1及び選
択ビット線BL1に接続された非選択のセルをC、選択
ワード線WL2に接続され、非選択ソース線SL2およ
び非選択ビット線BL2に接続された非選択のセルをB
と定義する。
【0047】図5に、この4種類のセルに対する書き込
みバイアス電圧の設定条件例を示す。選択セルSにデー
タを書き込む際、まず、非選択ワード線バイアス回路9
4により、選択ワード線WL1および非選択ワード線W
L2に基板電位0Vのときは所定の電圧、例えば4.5
Vを印加する。また、書き込みインヒビット電圧供給回
路92により、非選択ソース線SL2および非選択ビッ
ト線BL2に基板電位0Vのときは所定の逆バイアス電
圧、例えば5Vを印加する。このとき、選択ソース線S
L1および選択ビット線BL1は、接地電位0Vで保持
する。この状態で、選択セルSが接続されたワード線W
L1の印加電圧を、所定の電圧(4.5V)からプログ
ラム電圧(例えば、12V)に上げる。
みバイアス電圧の設定条件例を示す。選択セルSにデー
タを書き込む際、まず、非選択ワード線バイアス回路9
4により、選択ワード線WL1および非選択ワード線W
L2に基板電位0Vのときは所定の電圧、例えば4.5
Vを印加する。また、書き込みインヒビット電圧供給回
路92により、非選択ソース線SL2および非選択ビッ
ト線BL2に基板電位0Vのときは所定の逆バイアス電
圧、例えば5Vを印加する。このとき、選択ソース線S
L1および選択ビット線BL1は、接地電位0Vで保持
する。この状態で、選択セルSが接続されたワード線W
L1の印加電圧を、所定の電圧(4.5V)からプログ
ラム電圧(例えば、12V)に上げる。
【0048】図6(A)に、ゲート長0.1μmのMO
NOS型不揮発性メモリトランジスタのヒステリシス特
性を示す。また、図6(B)に典型的な書き込み/消去
特性を示す。図6(A)に示すように、良好なメモリの
ヒステリシス電圧差(ヒステリシス・ウインドウ)が得
られた。また、十分なしきい値のウインドウ幅がとれる
ための条件として、書き込み時間はワード線印加電圧1
2Vで0.7msec、ワード線印加電圧11Vで1m
sec、消去時間は−8Vの電圧印加で80msecが
得られた。
NOS型不揮発性メモリトランジスタのヒステリシス特
性を示す。また、図6(B)に典型的な書き込み/消去
特性を示す。図6(A)に示すように、良好なメモリの
ヒステリシス電圧差(ヒステリシス・ウインドウ)が得
られた。また、十分なしきい値のウインドウ幅がとれる
ための条件として、書き込み時間はワード線印加電圧1
2Vで0.7msec、ワード線印加電圧11Vで1m
sec、消去時間は−8Vの電圧印加で80msecが
得られた。
【0049】この書き込み方法では、非選択ワード線W
L2に例えば正の電圧を印加することにより、非選択セ
ルBのディスターブマージンが拡大され、この非選択セ
ルBが誤書き込みまたは誤消去されない。また、非選択
ビット線BL2および非選択ソース線SL2に逆バイア
ス電圧を印加することによって、選択ワード線WL1の
プログラム電圧の印加で非選択セルAが書き込み状態に
なることが防止できるとともに、非選択セルBが誤書き
込み(および誤消去)されない。このときのバイアス電
圧印加の順序は、上述のように非選択ワード線への電圧
印加、逆バイアス電圧印加、プログラム電圧印加の順で
行うと、非選択セルBがディスターブを受けにくく好ま
しい。
L2に例えば正の電圧を印加することにより、非選択セ
ルBのディスターブマージンが拡大され、この非選択セ
ルBが誤書き込みまたは誤消去されない。また、非選択
ビット線BL2および非選択ソース線SL2に逆バイア
ス電圧を印加することによって、選択ワード線WL1の
プログラム電圧の印加で非選択セルAが書き込み状態に
なることが防止できるとともに、非選択セルBが誤書き
込み(および誤消去)されない。このときのバイアス電
圧印加の順序は、上述のように非選択ワード線への電圧
印加、逆バイアス電圧印加、プログラム電圧印加の順で
行うと、非選択セルBがディスターブを受けにくく好ま
しい。
【0050】以上は、ディスターブ防止について述べて
きたが、本発明で拡大したソースおよびドレインの耐圧
(接合耐圧)が逆バイアスする際に問題とならないレベ
ルであることを調べ、また、インヒビット電圧のゲート
長依存性、主要デバイス特性についても確認しておく必
要がある。
きたが、本発明で拡大したソースおよびドレインの耐圧
(接合耐圧)が逆バイアスする際に問題とならないレベ
ルであることを調べ、また、インヒビット電圧のゲート
長依存性、主要デバイス特性についても確認しておく必
要がある。
【0051】〔メモリトランジスタの耐圧〕消去状態の
メモリトランジスタの電流−電圧特性について、ゲート
電圧4Vの条件下、チャネル不純物濃度をパラメータと
して検討した。この結果を、図7のグラフに示す。ここ
で、接合耐圧はドレイン電流1nA/μmで定義する。
グラフから、接合耐圧はチャネル不純物濃度に依存し、
チャネル不純物濃度が高いほど接合耐圧が低くなる傾向
を示した。チャネル不純物のドーズ量が15×1012c
m-2の場合に最も高いピーク濃度を示し、その値は7〜
8×1017cm-3となる。このとき、接合耐圧7Vが得
られた。
メモリトランジスタの電流−電圧特性について、ゲート
電圧4Vの条件下、チャネル不純物濃度をパラメータと
して検討した。この結果を、図7のグラフに示す。ここ
で、接合耐圧はドレイン電流1nA/μmで定義する。
グラフから、接合耐圧はチャネル不純物濃度に依存し、
チャネル不純物濃度が高いほど接合耐圧が低くなる傾向
を示した。チャネル不純物のドーズ量が15×1012c
m-2の場合に最も高いピーク濃度を示し、その値は7〜
8×1017cm-3となる。このとき、接合耐圧7Vが得
られた。
【0052】〔インヒビット電圧のゲート長依存性〕図
8に、ソース/ドレインのインヒビット電圧の下限値に
ついて、ゲート長依存性を示す。書き込み電圧Vppが1
2Vまで条件でのインヒビット電圧の下限値は約5Vで
あり、ゲート長依存性は殆ど示さなかった。ただし、書
き込み電圧Vppに対してはやや依存し、書き込み電圧V
ppが10Vで、インヒビット電圧の下限値は4〜4.3
V程度にまで下がっている。
8に、ソース/ドレインのインヒビット電圧の下限値に
ついて、ゲート長依存性を示す。書き込み電圧Vppが1
2Vまで条件でのインヒビット電圧の下限値は約5Vで
あり、ゲート長依存性は殆ど示さなかった。ただし、書
き込み電圧Vppに対してはやや依存し、書き込み電圧V
ppが10Vで、インヒビット電圧の下限値は4〜4.3
V程度にまで下がっている。
【0053】また、消去状態における電流−電圧特性の
ゲート電圧依存性をついて検討した。降伏電圧はゲート
電圧依存性を示さず、サブブレークダウン領域における
立ち上がり電圧はゲート電圧依存性を示した。サブブレ
ークダウン領域はゲートエッジ部のドレイン/ソース領
域表面でのバンド間トンネル現象に起因していると推定
されるが、電流レベルが小さいため、ここでは問題にな
らないと考えられる。
ゲート電圧依存性をついて検討した。降伏電圧はゲート
電圧依存性を示さず、サブブレークダウン領域における
立ち上がり電圧はゲート電圧依存性を示した。サブブレ
ークダウン領域はゲートエッジ部のドレイン/ソース領
域表面でのバンド間トンネル現象に起因していると推定
されるが、電流レベルが小さいため、ここでは問題にな
らないと考えられる。
【0054】以上より、約7Vの接合耐圧は、ソース・
ドレイン印加電圧(インヒビットS/D電圧)の下限が
5V程度であるのに対して十分マージンがあり、このた
めインヒビット電圧をソース領域及び/又はドレイン領
域に印加することが可能であることを確認した。また、
図7から、書き込み電圧Vppを10Vとした場合、イン
ヒビット電圧の下限は4V程度まで下がるので、チャネ
ル形成領域のピーク不純物濃度を2×1018cm-3とし
て接合耐圧を5Vとしても、当該メモリトランジスタは
問題なく動作することが分かった。
ドレイン印加電圧(インヒビットS/D電圧)の下限が
5V程度であるのに対して十分マージンがあり、このた
めインヒビット電圧をソース領域及び/又はドレイン領
域に印加することが可能であることを確認した。また、
図7から、書き込み電圧Vppを10Vとした場合、イン
ヒビット電圧の下限は4V程度まで下がるので、チャネ
ル形成領域のピーク不純物濃度を2×1018cm-3とし
て接合耐圧を5Vとしても、当該メモリトランジスタは
問題なく動作することが分かった。
【0055】〔主要デバイス特性〕消去状態での電流−
電圧特性を検討し、求めた読み出し電流とリーク電流の
電圧依存性を図9のグラフに示す。ゲート電圧0Vの場
合、ドレイン電圧1. 2Vでの非選択セルのリーク電流
値は約3nAであった。この場合の読み出し電流は30
μA以上であるため、非選択セルの誤読み出しが生じる
ことはないと考えられる。したがって、ゲート長0.1
μmのMONOS型メモリトランジスタにおいて読み出
し時のパンチスルー耐圧のマージンは十分あることが分
かった。
電圧特性を検討し、求めた読み出し電流とリーク電流の
電圧依存性を図9のグラフに示す。ゲート電圧0Vの場
合、ドレイン電圧1. 2Vでの非選択セルのリーク電流
値は約3nAであった。この場合の読み出し電流は30
μA以上であるため、非選択セルの誤読み出しが生じる
ことはないと考えられる。したがって、ゲート長0.1
μmのMONOS型メモリトランジスタにおいて読み出
し時のパンチスルー耐圧のマージンは十分あることが分
かった。
【0056】データ書換え10万回後でのリードディス
ターブ特性も評価し、その結果を図10に示す。データ
書換え10万回後での10年後のしきい値のウインドウ
幅は0.5V以上が得られ、センスアンプで十分検出で
きるレベルであることが分かった。したがって、10年
以上の読み出し時間が可能であることが分かった。
ターブ特性も評価し、その結果を図10に示す。データ
書換え10万回後での10年後のしきい値のウインドウ
幅は0.5V以上が得られ、センスアンプで十分検出で
きるレベルであることが分かった。したがって、10年
以上の読み出し時間が可能であることが分かった。
【0057】書き込み条件(プログラム電圧:12V、
プログラム時間:0.7msec)、消去条件(消去時
ゲート電圧:−8V、消去時間:80msec)でのデ
ータ書き換え特性を検討し、結果を図11に示す。デー
タ書換回数は、キャリアトラップが空間的に離散化され
ているために良好で、1×105 回を満足することが分
かった。また、ここにはデータを示していないが、1×
106 回のデータ書き換えも可能であることも確認し
た。また、データ保持特性は1×105 回のデータ書換
え後で85℃、10年を満足した。
プログラム時間:0.7msec)、消去条件(消去時
ゲート電圧:−8V、消去時間:80msec)でのデ
ータ書き換え特性を検討し、結果を図11に示す。デー
タ書換回数は、キャリアトラップが空間的に離散化され
ているために良好で、1×105 回を満足することが分
かった。また、ここにはデータを示していないが、1×
106 回のデータ書き換えも可能であることも確認し
た。また、データ保持特性は1×105 回のデータ書換
え後で85℃、10年を満足した。
【0058】以上より、チャネル形成領域、ソース領域
およびドレイン領域の不純物濃度プロファイルを、短チ
ャネル効果に対する最適値より変えて、接合耐圧を向上
させたことにより、ゲート長を0. 1μmにスケーリン
グしたMONOS型不揮発性メモリトランジスタが実現
でき、充分な特性が得られていることを確かめることが
できた。また、実際のセル動作を検証することができ
た。
およびドレイン領域の不純物濃度プロファイルを、短チ
ャネル効果に対する最適値より変えて、接合耐圧を向上
させたことにより、ゲート長を0. 1μmにスケーリン
グしたMONOS型不揮発性メモリトランジスタが実現
でき、充分な特性が得られていることを確かめることが
できた。また、実際のセル動作を検証することができ
た。
【0059】なお、不揮発性メモリ装置では、通常、消
去ベリファイにより消去状態でメモリトランジスタのし
きい値を揃えるシーケンスがあることから、各メモリト
ランジスタのしきい値低下を補償することが容易に行う
ことができる。したがって、不揮発性メモリにおけるし
きい値のロールオフ仕様の緩和は、ロジックデバイスほ
ど問題となることはない。
去ベリファイにより消去状態でメモリトランジスタのし
きい値を揃えるシーケンスがあることから、各メモリト
ランジスタのしきい値低下を補償することが容易に行う
ことができる。したがって、不揮発性メモリにおけるし
きい値のロールオフ仕様の緩和は、ロジックデバイスほ
ど問題となることはない。
【0060】第2実施形態 本実施形態では、図4と同じ素子構造において、ゲート
長を85nmまでスケーリングした場合である。
長を85nmまでスケーリングした場合である。
【0061】図12に、ゲート長85nmのMONOS
型メモリトランジスタの電流−電圧特性を示す。図よ
り、接合耐圧は7Vであり、ソース/ドレインインヒビ
ット電圧5Vに対して、また、十分にマージンがあるこ
とが分かる。
型メモリトランジスタの電流−電圧特性を示す。図よ
り、接合耐圧は7Vであり、ソース/ドレインインヒビ
ット電圧5Vに対して、また、十分にマージンがあるこ
とが分かる。
【0062】図13に、選択セルからの読み出し電流
と、非選択セルからのリーク電流とを併せて示す。ゲー
ト長が第1実施形態の100nmから更に85nmまで
スケーリングされているため、これにともないドレイン
電圧を1.1Vまでスケーリングした場合、パンチスル
ー電流に起因したリーク電流の増大が予想されいた。と
ころが、実際には、チャネル形成領域の不純物濃度をピ
ーク濃度で8×1017cm-3と高くできたため、読み出
し電流とリーク電流との比は、ゲート長0.1μmの場
合と比較して若干減少しているものの3桁以上とれてい
る。
と、非選択セルからのリーク電流とを併せて示す。ゲー
ト長が第1実施形態の100nmから更に85nmまで
スケーリングされているため、これにともないドレイン
電圧を1.1Vまでスケーリングした場合、パンチスル
ー電流に起因したリーク電流の増大が予想されいた。と
ころが、実際には、チャネル形成領域の不純物濃度をピ
ーク濃度で8×1017cm-3と高くできたため、読み出
し電流とリーク電流との比は、ゲート長0.1μmの場
合と比較して若干減少しているものの3桁以上とれてい
る。
【0063】図14に、消去状態でのメモリセルの読み
出し電流特性を示す。読み出しドレイン電圧を1.1V
にスケーリングした場合、読み出し電流は、読み出しゲ
ート電圧1.5Vで33.5μA/μm、読み出しゲー
ト電圧2Vで59.7μA/μmであった。
出し電流特性を示す。読み出しドレイン電圧を1.1V
にスケーリングした場合、読み出し電流は、読み出しゲ
ート電圧1.5Vで33.5μA/μm、読み出しゲー
ト電圧2Vで59.7μA/μmであった。
【0064】図15に、ゲート長85nmMONOSメ
モリトランジスタのデータ書換え特性を示す。10万回
までのしきい値のウインドウ幅は十分大きく、10万回
までデータ書換えが可能であることが分かった。とくに
データは示さないが、100万回までのデータ書換えが
可能なことも確認した。
モリトランジスタのデータ書換え特性を示す。10万回
までのしきい値のウインドウ幅は十分大きく、10万回
までデータ書換えが可能であることが分かった。とくに
データは示さないが、100万回までのデータ書換えが
可能なことも確認した。
【0065】図16に、データ書換え1万回後でのリー
ドディスターブ特性を示す。測定値を外挿したしきい値
のウインドウ幅は10年後で0.5V以上あり、これに
より、10年間の連続読み出しが可能であることが分か
る。
ドディスターブ特性を示す。測定値を外挿したしきい値
のウインドウ幅は10年後で0.5V以上あり、これに
より、10年間の連続読み出しが可能であることが分か
る。
【0066】以上、チャネル形成領域の不純物濃度をピ
ーク濃度値で8×1017cm-3に増大させることによ
り、ゲート長が0.1μmより更に小さい、ゲート長8
5nmのMONOS型不揮発性メモリが実現可能である
ことが確認できた。
ーク濃度値で8×1017cm-3に増大させることによ
り、ゲート長が0.1μmより更に小さい、ゲート長8
5nmのMONOS型不揮発性メモリが実現可能である
ことが確認できた。
【0067】以下、第3および第4実施形態に、不揮発
性メモリの素子構造の変形例を示す。
性メモリの素子構造の変形例を示す。
【0068】第3実施形態 本実施形態は、メモリトランジスタの電荷蓄積手段とし
てゲート絶縁膜中に埋め込まれ例えば10ナノメータ以
下の粒径を有する多数の互いに絶縁されたSiナノ結晶
を用いた不揮発性半導体記憶装置(以下、Siナノ結晶
型という)に関する。
てゲート絶縁膜中に埋め込まれ例えば10ナノメータ以
下の粒径を有する多数の互いに絶縁されたSiナノ結晶
を用いた不揮発性半導体記憶装置(以下、Siナノ結晶
型という)に関する。
【0069】図17は、このSiナノ結晶型メモリトラ
ンジスタの素子構造を示す断面図である。本実施形態の
Siナノ結晶型不揮発性メモリが、先の第1実施形態と
異なるのは、本実施形態のゲート絶縁膜30が、窒化膜
12とトップ絶縁膜14に代えて、トンネル絶縁膜10
上の電荷蓄積手段としてのSiナノ結晶32と、その上
の酸化膜34とが、ゲート電極8との間に形成されてい
ることである。その他の構成、即ち半導体基板1、チャ
ネル形成領域1a、ソース領域2、ドレイン領域4、ト
ンネル絶縁膜10、ゲート電極8、誘電膜16およびプ
ルアップ電極18は、第1実施形態と同様である。
ンジスタの素子構造を示す断面図である。本実施形態の
Siナノ結晶型不揮発性メモリが、先の第1実施形態と
異なるのは、本実施形態のゲート絶縁膜30が、窒化膜
12とトップ絶縁膜14に代えて、トンネル絶縁膜10
上の電荷蓄積手段としてのSiナノ結晶32と、その上
の酸化膜34とが、ゲート電極8との間に形成されてい
ることである。その他の構成、即ち半導体基板1、チャ
ネル形成領域1a、ソース領域2、ドレイン領域4、ト
ンネル絶縁膜10、ゲート電極8、誘電膜16およびプ
ルアップ電極18は、第1実施形態と同様である。
【0070】Siナノ結晶32は、そのサイズ(直径)
が、好ましくは10nm以下、例えば4.0nm程度で
あり、個々のSiナノ結晶同士が酸化膜34で空間的
に、例えば4nm程度の間隔で分離されている。本例に
おけるトンネル絶縁膜10は、電荷蓄積手段(Siナノ
結晶32)が基板側に近いこととの関係で、第1実施形
態よりやや厚く、使用用途に応じて2.6nmから5.
0nmまでの範囲内で適宜選択できる。ここでは、4.
0nm程度の膜厚とした。
が、好ましくは10nm以下、例えば4.0nm程度で
あり、個々のSiナノ結晶同士が酸化膜34で空間的
に、例えば4nm程度の間隔で分離されている。本例に
おけるトンネル絶縁膜10は、電荷蓄積手段(Siナノ
結晶32)が基板側に近いこととの関係で、第1実施形
態よりやや厚く、使用用途に応じて2.6nmから5.
0nmまでの範囲内で適宜選択できる。ここでは、4.
0nm程度の膜厚とした。
【0071】このような構成のメモリトランジスタの製
造では、トンネル絶縁膜10の成膜後、例えばプラズマ
CVD法でトンネル酸化膜10の上に、複数のSiナノ
結晶32を形成する。また、Siナノ結晶32を埋め込
むように、酸化膜34を、例えば7nmほどLP−CV
Dにより成膜する。このLP−CVDでは、原料ガスが
DCSとN2 Oの混合ガス、基板温度が例えば700℃
とする。このときSiナノ結晶32は酸化膜34に埋め
込まれ、酸化膜34表面が平坦化される。平坦化が不十
分な場合は、新たに平坦化プロセス(例えばCMP等)
を行うとよい。その後、ゲート電極8を成膜し、ゲート
積層膜を一括してパターンニングする工程を経て、当該
Siナノ結晶型メモリトランジスタを完成させる。
造では、トンネル絶縁膜10の成膜後、例えばプラズマ
CVD法でトンネル酸化膜10の上に、複数のSiナノ
結晶32を形成する。また、Siナノ結晶32を埋め込
むように、酸化膜34を、例えば7nmほどLP−CV
Dにより成膜する。このLP−CVDでは、原料ガスが
DCSとN2 Oの混合ガス、基板温度が例えば700℃
とする。このときSiナノ結晶32は酸化膜34に埋め
込まれ、酸化膜34表面が平坦化される。平坦化が不十
分な場合は、新たに平坦化プロセス(例えばCMP等)
を行うとよい。その後、ゲート電極8を成膜し、ゲート
積層膜を一括してパターンニングする工程を経て、当該
Siナノ結晶型メモリトランジスタを完成させる。
【0072】このように形成されたSiナノ結晶32
は、平面方向に離散化されたキャリアトラップとして機
能する。そのトラップレベルは、周囲の酸化シリコンと
のバンド不連続値で推定可能で、その推定値では約3.
1eV程度とされる。この大きさの個々のSiナノ結晶
32は、数個の注入電子を保持できる。なお、Siナノ
結晶32を更に小さくして、これに単一電子を保持させ
てもよい。
は、平面方向に離散化されたキャリアトラップとして機
能する。そのトラップレベルは、周囲の酸化シリコンと
のバンド不連続値で推定可能で、その推定値では約3.
1eV程度とされる。この大きさの個々のSiナノ結晶
32は、数個の注入電子を保持できる。なお、Siナノ
結晶32を更に小さくして、これに単一電子を保持させ
てもよい。
【0073】このような構成のSiナノ結晶型不揮発性
メモリについて、ランドキストのバックトンネリングモ
デルによりデータ保持特性を検討した。データ保持特性
を向上させるためには、トラップレベルを深くして、電
荷重心と半導体基板1との距離を大きくすることが重要
となる。そこで、ランドキストモデルを物理モデルに用
いたシミュレーションにより、トラップレベル3. 1e
Vの場合のデータ保持を検討した。この結果、トラップ
レベル3. 1eVの深いキャリアトラップを用いること
により、電荷保持媒体からチャネル形成領域1aまでの
距離が4. 0nmと比較的に近い場合でも良好なデータ
保持を示すことが分かり、予想通りの結果が得られた。
メモリについて、ランドキストのバックトンネリングモ
デルによりデータ保持特性を検討した。データ保持特性
を向上させるためには、トラップレベルを深くして、電
荷重心と半導体基板1との距離を大きくすることが重要
となる。そこで、ランドキストモデルを物理モデルに用
いたシミュレーションにより、トラップレベル3. 1e
Vの場合のデータ保持を検討した。この結果、トラップ
レベル3. 1eVの深いキャリアトラップを用いること
により、電荷保持媒体からチャネル形成領域1aまでの
距離が4. 0nmと比較的に近い場合でも良好なデータ
保持を示すことが分かり、予想通りの結果が得られた。
【0074】第1実施形態と同様にして、ゲート長0.
1μmの微細メモリトランジスタを有する1トランジス
タセルの動作を確認した。次いで、低電圧プログラミン
グについて検討した。本例における書き込み時間は、プ
ログラム電圧が5Vの低プログラム電圧で1msec以
下であり、Siナノ結晶型の高速書き込み性が実証でき
た。
1μmの微細メモリトランジスタを有する1トランジス
タセルの動作を確認した。次いで、低電圧プログラミン
グについて検討した。本例における書き込み時間は、プ
ログラム電圧が5Vの低プログラム電圧で1msec以
下であり、Siナノ結晶型の高速書き込み性が実証でき
た。
【0075】第4実施形態 本実施形態は、メモリトランジスタの電荷蓄積手段とし
て絶縁膜中に埋め込まれ互いに分離した多数の微細分割
型フローティングゲートを用いた不揮発性半導体記憶装
置(以下、微細分割FG型という)に関する。
て絶縁膜中に埋め込まれ互いに分離した多数の微細分割
型フローティングゲートを用いた不揮発性半導体記憶装
置(以下、微細分割FG型という)に関する。
【0076】図18は、この微細分割FG型メモリトラ
ンジスタの素子構造を示す断面図である。本実施形態の
微細分割FG型不揮発性メモリが、先の第1実施形態と
異なるのは、メモリトランジスタがSOI基板に形成さ
れていることと、本実施形態のゲート絶縁膜40が、窒
化膜12とトップ絶縁膜14に代えて、トンネル絶縁膜
10上の電荷蓄積手段としての微細分割型フローティン
グゲート42と、その上の酸化膜44とが、ゲート電極
8との間に形成されていることである。その他の構成の
うち、トンネル絶縁膜10、ゲート電極8は、第1実施
形態と同様である。この微細分割フローティングゲート
42は、先の第3実施形態のSiナノ結晶32とともに
本発明でいう“小粒径導電体”の具体例に該当する。
ンジスタの素子構造を示す断面図である。本実施形態の
微細分割FG型不揮発性メモリが、先の第1実施形態と
異なるのは、メモリトランジスタがSOI基板に形成さ
れていることと、本実施形態のゲート絶縁膜40が、窒
化膜12とトップ絶縁膜14に代えて、トンネル絶縁膜
10上の電荷蓄積手段としての微細分割型フローティン
グゲート42と、その上の酸化膜44とが、ゲート電極
8との間に形成されていることである。その他の構成の
うち、トンネル絶縁膜10、ゲート電極8は、第1実施
形態と同様である。この微細分割フローティングゲート
42は、先の第3実施形態のSiナノ結晶32とともに
本発明でいう“小粒径導電体”の具体例に該当する。
【0077】SOI基板としては、酸素イオンをシリコ
ン基板に高濃度にイオン注入し基板表面より深い箇所に
埋込酸化膜を形成したSIMOX(Separation by Impl
anted Oxygen)基板や、一方のシリコン基板表面に酸化
膜を形成し他の基板と張り合わせた張合せ基板などが用
いられる。このような方法によって形成され図18に示
したSOI基板は、半導体基板46、分離酸化膜48お
よびシリコン層50とから構成され、シリコン層50内
に、チャネル形成領域50a,ソース領域2およびドレ
イン領域4が設けられている。なお、半導体基板46に
代えて、ガラス基板、プラスチック基板、サファイア基
板等を用いてもよい。
ン基板に高濃度にイオン注入し基板表面より深い箇所に
埋込酸化膜を形成したSIMOX(Separation by Impl
anted Oxygen)基板や、一方のシリコン基板表面に酸化
膜を形成し他の基板と張り合わせた張合せ基板などが用
いられる。このような方法によって形成され図18に示
したSOI基板は、半導体基板46、分離酸化膜48お
よびシリコン層50とから構成され、シリコン層50内
に、チャネル形成領域50a,ソース領域2およびドレ
イン領域4が設けられている。なお、半導体基板46に
代えて、ガラス基板、プラスチック基板、サファイア基
板等を用いてもよい。
【0078】微細分割フローティングゲート42は、通
常のFG型のフローティングゲートを、その高さが例え
ば5.0nm程度で、直径が例えば8nmまでの微細な
ポリSiドットに加工したものである。本例におけるト
ンネル絶縁膜10は、第1実施形態よりやや厚いが、通
常のFG型に比べると格段に薄く形成され、使用用途に
応じて2.5nmから4.0nmまでの範囲内で適宜選
択できる。ここでは、最も薄い2.5nmの膜厚とし
た。
常のFG型のフローティングゲートを、その高さが例え
ば5.0nm程度で、直径が例えば8nmまでの微細な
ポリSiドットに加工したものである。本例におけるト
ンネル絶縁膜10は、第1実施形態よりやや厚いが、通
常のFG型に比べると格段に薄く形成され、使用用途に
応じて2.5nmから4.0nmまでの範囲内で適宜選
択できる。ここでは、最も薄い2.5nmの膜厚とし
た。
【0079】このような構成のメモリトランジスタの製
造では、SOI基板上にトンネル絶縁膜10を成膜した
後、例えばLP−CVD法で、トンネル絶縁膜10の上
にポリシリコン膜(最終膜厚:5nm)を成膜する。こ
のLP−CVDでは、原料ガスがDCSとアンモニアの
混合ガス、基板温度が例えば650℃とする。つぎに、
例えば電子ビーム露光法を用いて、ポリシリコン膜を直
径が例えば8nmまでの微細なポリSiドットに加工す
る。このポリSiドットは、微細分割型フローティング
ゲート42(電荷蓄積手段)として機能する。その後、
微細分割型フローティングゲート42を埋め込むかたち
で、酸化膜44を、例えば9nmほどLP−CVDによ
り成膜する。このLP−CVDでは、原料ガスがDCS
とN2 Oの混合ガス、基板温度が例えば700℃とす
る。この時、微細分割型フローティングゲート42は酸
化膜44に埋め込まれ、酸化膜44表面が平坦化され
る。平坦化が不十分な場合は、新たに平坦化プロセス
(例えばCMP等)を行うとよい。その後、ゲート電極
8を成膜し、ゲート積層膜を一括してパターンニングす
る工程を経て、当該微細分割FG型メモリトランジスタ
を完成させる。
造では、SOI基板上にトンネル絶縁膜10を成膜した
後、例えばLP−CVD法で、トンネル絶縁膜10の上
にポリシリコン膜(最終膜厚:5nm)を成膜する。こ
のLP−CVDでは、原料ガスがDCSとアンモニアの
混合ガス、基板温度が例えば650℃とする。つぎに、
例えば電子ビーム露光法を用いて、ポリシリコン膜を直
径が例えば8nmまでの微細なポリSiドットに加工す
る。このポリSiドットは、微細分割型フローティング
ゲート42(電荷蓄積手段)として機能する。その後、
微細分割型フローティングゲート42を埋め込むかたち
で、酸化膜44を、例えば9nmほどLP−CVDによ
り成膜する。このLP−CVDでは、原料ガスがDCS
とN2 Oの混合ガス、基板温度が例えば700℃とす
る。この時、微細分割型フローティングゲート42は酸
化膜44に埋め込まれ、酸化膜44表面が平坦化され
る。平坦化が不十分な場合は、新たに平坦化プロセス
(例えばCMP等)を行うとよい。その後、ゲート電極
8を成膜し、ゲート積層膜を一括してパターンニングす
る工程を経て、当該微細分割FG型メモリトランジスタ
を完成させる。
【0080】このようにSOI基板を用い、フローティ
ングゲートが微細に分割されることについては、素子を
試作して特性を評価した結果、予想通りの良好な特性が
得られることを確認した。また、第1実施形態と同様に
して、ゲート長0.1μmの微細メモリトランジスタを
有する1トランジスタセルの動作を確認した。
ングゲートが微細に分割されることについては、素子を
試作して特性を評価した結果、予想通りの良好な特性が
得られることを確認した。また、第1実施形態と同様に
して、ゲート長0.1μmの微細メモリトランジスタを
有する1トランジスタセルの動作を確認した。
【0081】変形例 以上述べてきた第1〜第4実施形態において、種々の変
形が可能である。
形が可能である。
【0082】まず、セル構造については、ビット線およ
びソース線が階層化された分離ソース型のNOR型を採
用できる。図19に、このNOR型メモリセルアレイの
回路構成を示す。また、図20に、このNOR型メモリ
セルアレイのパターン例を示す平面図を、図21に、図
20のB−B’線に沿った断面側から見た斜視図を示
す。
びソース線が階層化された分離ソース型のNOR型を採
用できる。図19に、このNOR型メモリセルアレイの
回路構成を示す。また、図20に、このNOR型メモリ
セルアレイのパターン例を示す平面図を、図21に、図
20のB−B’線に沿った断面側から見た斜視図を示
す。
【0083】この不揮発性メモリ装置110では、ビッ
ト線が主ビット線と副ビット線に階層化され、ソース線
が主ソース線と副ソース線に階層化されている。主ビッ
ト線MBL1に選択トランジスタS11を介して副ビッ
ト線SBL1が接続され、主ビット線MBL2に選択ト
ランジスタS21を介して副ビット線SBL2が接続さ
れている。また、主ソース線MSL(図21では、MS
L1およびMSL2に分割)に対し、選択トランジスタ
S12を介して副ソース線SSL1が接続され、選択ト
ランジスタS22を介して副ソース線SSL2が接続さ
れている。
ト線が主ビット線と副ビット線に階層化され、ソース線
が主ソース線と副ソース線に階層化されている。主ビッ
ト線MBL1に選択トランジスタS11を介して副ビッ
ト線SBL1が接続され、主ビット線MBL2に選択ト
ランジスタS21を介して副ビット線SBL2が接続さ
れている。また、主ソース線MSL(図21では、MS
L1およびMSL2に分割)に対し、選択トランジスタ
S12を介して副ソース線SSL1が接続され、選択ト
ランジスタS22を介して副ソース線SSL2が接続さ
れている。
【0084】そして、副ビット線SBL1と副ソース線
SSL1との間に、メモリトランジスタM11〜M1n
が並列接続され、副ビット線SBL2と副ソース線SS
L2との間に、メモリトランジスタM21〜M2nが並
列接続されている。この互いに並列に接続されたn個の
メモリトランジスタと、2つの選択トランジスタ(S1
1とS12、又は、S21とS22)とにより、メモリ
セルアレイを構成する単位ブロックが構成される。
SSL1との間に、メモリトランジスタM11〜M1n
が並列接続され、副ビット線SBL2と副ソース線SS
L2との間に、メモリトランジスタM21〜M2nが並
列接続されている。この互いに並列に接続されたn個の
メモリトランジスタと、2つの選択トランジスタ(S1
1とS12、又は、S21とS22)とにより、メモリ
セルアレイを構成する単位ブロックが構成される。
【0085】ワード方向に隣接するメモリトランジスタ
M11,M21,…の各ゲートがワード線WL1に接続
されている。同様に、メモリトランジスタM12,M2
2,…の各ゲートがワード線WL2に接続され、また、
メモリトランジスタM1n,M2n,…の各ゲートがワ
ード線WLnに接続されている。ワード方向に隣接する
選択トランジスタS11,S21,…は選択線SG1に
より制御され、選択トランジスタS12,S22,…は
選択線SG2により制御される。
M11,M21,…の各ゲートがワード線WL1に接続
されている。同様に、メモリトランジスタM12,M2
2,…の各ゲートがワード線WL2に接続され、また、
メモリトランジスタM1n,M2n,…の各ゲートがワ
ード線WLnに接続されている。ワード方向に隣接する
選択トランジスタS11,S21,…は選択線SG1に
より制御され、選択トランジスタS12,S22,…は
選択線SG2により制御される。
【0086】この微細NOR型セルアレイ110では、
図21に示すように、半導体基板111の表面にpウエ
ル112が形成されている。pウエル112は、トレン
チに絶縁物を埋め込んでなり、平行ストライプ状に配置
された素子分離絶縁層113によりワード線方向に絶縁
分離されている。
図21に示すように、半導体基板111の表面にpウエ
ル112が形成されている。pウエル112は、トレン
チに絶縁物を埋め込んでなり、平行ストライプ状に配置
された素子分離絶縁層113によりワード線方向に絶縁
分離されている。
【0087】素子分離絶縁層112により分離された各
pウエル部分が、メモリトランジスタの能動領域とな
る。能動領域内の幅方向両側で、互いの距離をおいた平
行ストライプ状にn型不純物が高濃度に導入され、これ
により、副ビット線SBLおよび副ソース線SSLが形
成されている。これら副ビット線SBLおよび副ソース
線SSL上に絶縁膜を介して直交して、各ワード線WL
1,WL2,WL3,WL4,…が等間隔に配線されて
いる。このワード線は、後述するように、トンネル絶縁
膜,窒化膜,トップ絶縁膜からなるゲート絶縁膜と、ゲ
ート電極とを積層させて構成されている。本実施形態で
は、ゲート長(ワード線の幅)が0.13μm以下、た
とえば0.1μmに微細化されている。副ビット線SB
Lと副ソース線SSLとの間のpウエル部分112a
と、各ワード線との交差部分がメモリトランジスタのチ
ャネル形成領域となり、そのチャネル形成領域に接する
副ビット線部分がドレイン、副ソース線部分がソースと
して機能する。
pウエル部分が、メモリトランジスタの能動領域とな
る。能動領域内の幅方向両側で、互いの距離をおいた平
行ストライプ状にn型不純物が高濃度に導入され、これ
により、副ビット線SBLおよび副ソース線SSLが形
成されている。これら副ビット線SBLおよび副ソース
線SSL上に絶縁膜を介して直交して、各ワード線WL
1,WL2,WL3,WL4,…が等間隔に配線されて
いる。このワード線は、後述するように、トンネル絶縁
膜,窒化膜,トップ絶縁膜からなるゲート絶縁膜と、ゲ
ート電極とを積層させて構成されている。本実施形態で
は、ゲート長(ワード線の幅)が0.13μm以下、た
とえば0.1μmに微細化されている。副ビット線SB
Lと副ソース線SSLとの間のpウエル部分112a
と、各ワード線との交差部分がメモリトランジスタのチ
ャネル形成領域となり、そのチャネル形成領域に接する
副ビット線部分がドレイン、副ソース線部分がソースと
して機能する。
【0088】ワード線の上部および側壁は、図3の場合
と同様、オフセット絶縁層およびサイドウォール絶縁層
(本例では、通常の層間絶縁層でも可)により覆われて
いる。これら絶縁層には、所定間隔で副ビット線SBL
に達するビットコンタクト・プラグBCと、副ソース線
SSLに達するソースコンタクト・プラグSCとが形成
されている。これらのプラグBC,SCは、たとえば、
ビット線方向のメモリトランジスタが128個程度ごと
に設けられている。また、絶縁層上を、ビットコンタク
ト・プラグBC上に接触する主ビット線MBL1,BL
2,…と、ソースコンタクト・プラグSC上に接触する
主ソース線MSL1,BL2,…が交互に、平行ストラ
イプ状に形成されている。
と同様、オフセット絶縁層およびサイドウォール絶縁層
(本例では、通常の層間絶縁層でも可)により覆われて
いる。これら絶縁層には、所定間隔で副ビット線SBL
に達するビットコンタクト・プラグBCと、副ソース線
SSLに達するソースコンタクト・プラグSCとが形成
されている。これらのプラグBC,SCは、たとえば、
ビット線方向のメモリトランジスタが128個程度ごと
に設けられている。また、絶縁層上を、ビットコンタク
ト・プラグBC上に接触する主ビット線MBL1,BL
2,…と、ソースコンタクト・プラグSC上に接触する
主ソース線MSL1,BL2,…が交互に、平行ストラ
イプ状に形成されている。
【0089】この微細NOR型セルアレイ100は、ビ
ット線およびソース線が階層化され、メモリセルごとに
ビットコンタクト・プラグBCおよびソースコンタクト
・プラグSCを形成する必要がない。したがって、コン
タクト抵抗自体のバラツキは基本的にない。ビットコン
タクト・プラグBCおよびソースコンタクト・プラグS
Cは、たとえば、128個のメモリセルごとに設けられ
るが、このプラグ形成を自己整合的に行わないときは、
オフセット絶縁層およびサイドウォール絶縁層は必要な
い。すなわち、通常の層間絶縁膜を厚く堆積してメモリ
トランジスタを埋め込む工程のみで足りる。このよう
に、本例では、更に工程を簡略化できる利点がある。
ット線およびソース線が階層化され、メモリセルごとに
ビットコンタクト・プラグBCおよびソースコンタクト
・プラグSCを形成する必要がない。したがって、コン
タクト抵抗自体のバラツキは基本的にない。ビットコン
タクト・プラグBCおよびソースコンタクト・プラグS
Cは、たとえば、128個のメモリセルごとに設けられ
るが、このプラグ形成を自己整合的に行わないときは、
オフセット絶縁層およびサイドウォール絶縁層は必要な
い。すなわち、通常の層間絶縁膜を厚く堆積してメモリ
トランジスタを埋め込む工程のみで足りる。このよう
に、本例では、更に工程を簡略化できる利点がある。
【0090】また、副配線(副ビット線,副ソース線)
を不純物領域で構成した疑似コンタクトレス構造として
無駄な空間が殆どないことから、各層の形成をウエハプ
ロセス限界の最小線幅Fで行った場合、8F2 に近い非
常に小さいセル面積で製造できる。さらに、ビット線と
ソース線が階層化されており、選択トランジスタS11
又はS21が非選択の単位ブロックにおける並列メイン
トランジスタ群を主ビット線MBL1またはMBL2か
ら切り離すため、主ビット線の容量が著しく低減され、
高速化、低消費電力化に有利である。また、選択トラン
ジスタS12またはS22の働きで、副ソース線を主ソ
ース線から切り離して、低容量化することができる。な
お、更なる高速化のためには、副ビット線SBL1,S
BL2または副ソース線SSL1,SSL2はシリサイ
ドを張り付けた不純物領域で形成し、主ビット線MBL
1,MBL2はメタル配線を用いるとよい。
を不純物領域で構成した疑似コンタクトレス構造として
無駄な空間が殆どないことから、各層の形成をウエハプ
ロセス限界の最小線幅Fで行った場合、8F2 に近い非
常に小さいセル面積で製造できる。さらに、ビット線と
ソース線が階層化されており、選択トランジスタS11
又はS21が非選択の単位ブロックにおける並列メイン
トランジスタ群を主ビット線MBL1またはMBL2か
ら切り離すため、主ビット線の容量が著しく低減され、
高速化、低消費電力化に有利である。また、選択トラン
ジスタS12またはS22の働きで、副ソース線を主ソ
ース線から切り離して、低容量化することができる。な
お、更なる高速化のためには、副ビット線SBL1,S
BL2または副ソース線SSL1,SSL2はシリサイ
ドを張り付けた不純物領域で形成し、主ビット線MBL
1,MBL2はメタル配線を用いるとよい。
【0091】また、NAND型のセル方式も採用でき
る。NAND型は、図19のメモリセルアレイを構成す
る単位ブロック内で、各メモリトランジスタM11〜M
1n、あるいはM21〜M1nを並列ではなく直列に接
続することにより達成される。この場合、副ビット線お
よび副ソース線の区別はなく、NAND列のチャネル形
成不純物領域となる。その他、とくに図示しないがDI
NOR型、いわゆるHiCR型と称されソース線を隣接
する2つのソース領域で共有した分離ソース型のセルア
レイから構成される微細NOR型セルであっても、本発
明が適用できる。
る。NAND型は、図19のメモリセルアレイを構成す
る単位ブロック内で、各メモリトランジスタM11〜M
1n、あるいはM21〜M1nを並列ではなく直列に接
続することにより達成される。この場合、副ビット線お
よび副ソース線の区別はなく、NAND列のチャネル形
成不純物領域となる。その他、とくに図示しないがDI
NOR型、いわゆるHiCR型と称されソース線を隣接
する2つのソース領域で共有した分離ソース型のセルア
レイから構成される微細NOR型セルであっても、本発
明が適用できる。
【0092】また、第1実施形態の説明では、書き込み
インヒビット電圧供給回路92は、メモリトランジスタ
のソース領域2とドレイン領域4との双方に同時に同一
な逆バイアス電圧を付与することを前提としたが、本発
明では、逆バイアス電圧は同一電圧に限定されず、また
ソース領域2とドレイン領域4の何れか一方に逆バイア
ス電圧を付与し、他方をオープンとするようにしてもよ
い。また、ソース線とビット線で異なる電圧を印加する
ことも可能である。
インヒビット電圧供給回路92は、メモリトランジスタ
のソース領域2とドレイン領域4との双方に同時に同一
な逆バイアス電圧を付与することを前提としたが、本発
明では、逆バイアス電圧は同一電圧に限定されず、また
ソース領域2とドレイン領域4の何れか一方に逆バイア
ス電圧を付与し、他方をオープンとするようにしてもよ
い。また、ソース線とビット線で異なる電圧を印加する
ことも可能である。
【0093】本発明における“平面的に離散化された電
荷蓄積手段”は、窒化膜バルクのキャリアトラップおよ
び酸化膜と窒化膜界面付近に形成されたキャリアトラッ
プを含むことから、ゲート絶縁膜がNO(Nitride-Oxid
e) 膜なるMNOS型であっても本発明が適用できる。
荷蓄積手段”は、窒化膜バルクのキャリアトラップおよ
び酸化膜と窒化膜界面付近に形成されたキャリアトラッ
プを含むことから、ゲート絶縁膜がNO(Nitride-Oxid
e) 膜なるMNOS型であっても本発明が適用できる。
【0094】本発明は、スタンドアロン型の不揮発性メ
モリのほか、ロジック回路と同一基板上に集積化したエ
ンベデッド型の不揮発性メモリに対しても適用可能であ
る。なお、第4実施形態のようにSOI基板を用いるこ
とは、第1〜第3実施形態のメモリトランジスタ構造に
重複して適用可能である。
モリのほか、ロジック回路と同一基板上に集積化したエ
ンベデッド型の不揮発性メモリに対しても適用可能であ
る。なお、第4実施形態のようにSOI基板を用いるこ
とは、第1〜第3実施形態のメモリトランジスタ構造に
重複して適用可能である。
【0095】
【発明の効果】本発明に係る不揮発性半導体記憶装置及
びその書き込み方法によれば、メモリトランジスタのチ
ャネル形成領域、ソース領域およびドレイン領域の不純
物濃度プロファイルを、短チャネル効果に対する最適値
より変えて、接合耐圧を向上させたことにより、書き込
みインヒビット電圧を印加して非選択セルの誤書き込
み、誤消去を防止しながら、ゲート長を0. 1μm以下
にスケーリングした不揮発性メモリトランジスタが実現
できる。
びその書き込み方法によれば、メモリトランジスタのチ
ャネル形成領域、ソース領域およびドレイン領域の不純
物濃度プロファイルを、短チャネル効果に対する最適値
より変えて、接合耐圧を向上させたことにより、書き込
みインヒビット電圧を印加して非選択セルの誤書き込
み、誤消去を防止しながら、ゲート長を0. 1μm以下
にスケーリングした不揮発性メモリトランジスタが実現
できる。
【図1】本発明の第1実施形態に係るソース分離NOR
型の不揮発性半導体メモリの概略構成を示す図である。
型の不揮発性半導体メモリの概略構成を示す図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る具体的なセル配置
パターンの一例として、自己整合技術を用いた微細NO
R型セルアレイの概略平面図である。
パターンの一例として、自己整合技術を用いた微細NO
R型セルアレイの概略平面図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る図2のセルアレイ
でA−A’線に沿った断面側から見た斜視図である。
でA−A’線に沿った断面側から見た斜視図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係るMONOS型メモ
リトランジスタの素子構造を示す断面図である。
リトランジスタの素子構造を示す断面図である。
【図5】本発明の第1実施形態において、4種類のセル
に対する書き込みバイアス電圧の設定条件例を示す図で
ある。
に対する書き込みバイアス電圧の設定条件例を示す図で
ある。
【図6】本発明の第1実施形態において、ゲート長0.
1μmのMONOS型不揮発性メモリトランジスタのヒ
ステリシス特性および書き込み/消去特性を示すグラフ
である。
1μmのMONOS型不揮発性メモリトランジスタのヒ
ステリシス特性および書き込み/消去特性を示すグラフ
である。
【図7】本発明の第1実施形態において、消去状態のメ
モリトランジスタの電流−電圧特性を示すグラフであ
る。
モリトランジスタの電流−電圧特性を示すグラフであ
る。
【図8】本発明の第1実施形態において、ソース/ドレ
インのインヒビット電圧の下限値のゲート長依存性を示
すグラフである。
インのインヒビット電圧の下限値のゲート長依存性を示
すグラフである。
【図9】本発明の第1実施形態において、消去状態での
電流−電圧特性から求めた読み出し電流とリーク電流の
電圧依存性を示すグラフである。
電流−電圧特性から求めた読み出し電流とリーク電流の
電圧依存性を示すグラフである。
【図10】本発明の第1実施形態において、データ書換
え10万回後でのリードディスターブ特性を示すグラフ
である。
え10万回後でのリードディスターブ特性を示すグラフ
である。
【図11】本発明の第1実施形態において、データ書き
換え特性を示すグラフである。
換え特性を示すグラフである。
【図12】本発明の第2実施形態において、ゲート長8
5nmのMONOS型メモリトランジスタの電流−電圧
特性を示すグラフである。
5nmのMONOS型メモリトランジスタの電流−電圧
特性を示すグラフである。
【図13】本発明の第2実施形態において、読み出し電
流とリーク電流の電圧依存性を示すグラフである。
流とリーク電流の電圧依存性を示すグラフである。
【図14】本発明の第2実施形態において、消去状態で
のメモリセルの読み出し電流特性を示すグラフである。
のメモリセルの読み出し電流特性を示すグラフである。
【図15】本発明の第2実施形態において、ゲート長8
5nmMONOSメモリトランジスタのデータ書換え特
性を示すグラフである。
5nmMONOSメモリトランジスタのデータ書換え特
性を示すグラフである。
【図16】本発明の第2実施形態において、データ書換
え1万回後でのリードディスターブ特性を示すグラフで
ある。
え1万回後でのリードディスターブ特性を示すグラフで
ある。
【図17】本発明の第3実施形態に係るSiナノ結晶型
メモリトランジスタの素子構造を示す断面図である。
メモリトランジスタの素子構造を示す断面図である。
【図18】本発明の第4実施形態に係る微細分割FG型
メモリトランジスタの素子構造を示す断面図である。
メモリトランジスタの素子構造を示す断面図である。
【図19】本発明の実施形態において、メモリセル方式
の他の適用例として、NOR型メモリセルアレイの回路
構成を示す回路図である。
の他の適用例として、NOR型メモリセルアレイの回路
構成を示す回路図である。
【図20】図19のNOR型メモリセルアレイのパター
ン例を示す平面図である。
ン例を示す平面図である。
【図21】図20のB−B’線に沿った断面側から見た
斜視図である。
斜視図である。
1,101,111…半導体基板、1a,50a…チャ
ネル形成領域、2,S…ソース領域、4,D…ドレイン
領域、6,30,40…ゲート絶縁膜、8…ゲート電
極、10…トンネル絶縁膜、12…窒化膜、14…トッ
プ絶縁膜、32…Siナノ結晶、34,44…酸化膜、
42…微細分割型フローティングゲート、46…半導体
基板、48…分離酸化膜、50…シリコン層、90,1
00,110…微細NOR型メモリセルアレイ、92…
書き込みインヒビット電圧供給回路(書き込みインヒビ
ット電圧供給手段)、94…非選択ワード線バイアス回
路(非選択ワード線バイアス手段)、102,113…
素子分離絶縁層、112…pウエル、M11〜M22…
メモリトランジスタ、S11,ST0等…選択トランジ
スタ、A〜C…非選択セル、S…選択セル、BL1等…
ビット線、MBL1等…主ビット線、SBL…副ビット
線、SL1等…ソース線、MSL…主ソース線、SSL
1等…副ソース線、WL1等…ワード線、BC…ビット
コンタクト・プラグ、SC…ソースコンタクト・プラ
グ。
ネル形成領域、2,S…ソース領域、4,D…ドレイン
領域、6,30,40…ゲート絶縁膜、8…ゲート電
極、10…トンネル絶縁膜、12…窒化膜、14…トッ
プ絶縁膜、32…Siナノ結晶、34,44…酸化膜、
42…微細分割型フローティングゲート、46…半導体
基板、48…分離酸化膜、50…シリコン層、90,1
00,110…微細NOR型メモリセルアレイ、92…
書き込みインヒビット電圧供給回路(書き込みインヒビ
ット電圧供給手段)、94…非選択ワード線バイアス回
路(非選択ワード線バイアス手段)、102,113…
素子分離絶縁層、112…pウエル、M11〜M22…
メモリトランジスタ、S11,ST0等…選択トランジ
スタ、A〜C…非選択セル、S…選択セル、BL1等…
ビット線、MBL1等…主ビット線、SBL…副ビット
線、SL1等…ソース線、MSL…主ソース線、SSL
1等…副ソース線、WL1等…ワード線、BC…ビット
コンタクト・プラグ、SC…ソースコンタクト・プラ
グ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/115 Fターム(参考) 5B025 AA07 AC01 AE05 5F001 AA01 AA14 AA19 AA34 AA43 AB02 AD17 AD18 AD22 AD51 AD52 AE02 AE08 AF06 AG21 5F083 EP09 EP18 EP22 EP63 EP68 EP77 GA09 GA11 GA15 GA24 GA30 JA04 JA35 JA39 JA53 KA01 KA05 KA11 LA12 LA16 LA20 MA03 MA06 MA20 PR21 PR29
Claims (25)
- 【請求項1】半導体の表面部分にチャネル形成領域を挟
んで形成されたソース領域およびドレイン領域と、当該
チャネル形成領域上に設けられ内部に電荷蓄積手段を含
むゲート絶縁膜と、当該ゲート絶縁膜上のゲート電極と
を備えたメモリトランジスタを有する不揮発性半導体記
憶装置であって、 上記チャネル形成領域,上記ソース領域及び/又はドレ
イン領域の不純物濃度プロファイルが、ゲート長を短く
したときに発生する上記メモリトランジスタのしきい値
低下を所定割合に抑制する最適な不純物濃度プロファイ
ルから、当該ソース領域及び/又はドレイン領域の接合
耐圧を大きくする方向に変えてある不揮発性半導体記憶
装置。 - 【請求項2】上記メモリトランジスタが複数、ワード方
向とビット方向に配置され、 複数のワード線それぞれに、上記メモリトランジスタの
ゲート電極が複数接続され、 上記ソース領域またはドレイン領域が、上記ワード線と
電気的に絶縁された状態で交差するビット方向の共通線
と結合され、 書き込み時において選択されたワード線にゲート電極が
接続された上記メモリトランジスタのソース領域及び/
又はドレイン領域に、当該領域が上記チャネル形成領域
に対して逆バイアスとなり、かつ、上記接合耐圧より低
い書き込みインヒビット電圧を、上記共通線を介して印
加する書き込みインヒビット電圧供給手段を有する請求
項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項3】上記メモリトランジスタの不純物濃度プロ
ファイルは、ゲート長が十分に長いメモリトランジスタ
におけるしきい値より15%以上しきい値が低下するよ
うに設定されている請求項1に記載の不揮発性半導体記
憶装置。 - 【請求項4】上記メモリトランジスタのチャネル形成領
域の不純物ピーク濃度が、4×1017cm-3より大きい
請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項5】上記メモリトランジスタのゲート長は、
0.13μm以下である請求項1に記載の不揮発性半導
体記憶装置。 - 【請求項6】上記ソース領域をビット方向で共通に接続
するソース線と、 上記ドレイン領域をビット方向で共通に接続するビット
線と、 上記ゲート電極をワード方向で共通に接続するワード線
とを有する請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項7】上記ソース線が、上記ソース領域をビット
方向で共通に接続する副ソース線と、当該副ソース線を
ビット方向で共通に接続する主ソース線とから構成さ
れ、 上記ビット線が、上記ドレイン領域をビット方向で共通
に接続する副ビット線と、当該副ビット線をビット方向
で共通に接続する主ビット線とから構成されている請求
項6に記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項8】上記電荷蓄積手段は、少なくとも上記チャ
ネル形成領域と対向する面内で平面的に離散化されてい
る請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項9】上記電荷蓄積手段は、すくなくとも外部と
の間で電荷の移動がない場合に、上記チャネル形成領域
に対向する面全体としての導電性を持たない請求項1に
記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項10】上記ゲート絶縁膜は、上記チャネル形成
領域上のトンネル絶縁膜と、 当該トンネル絶縁膜上の窒化膜または酸化窒化膜とを含
む請求項9に記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項11】上記ゲート絶縁膜は、上記チャネル形成
領域上のトンネル絶縁膜と、 上記電荷蓄積手段としてトンネル絶縁膜上に形成され互
いに絶縁された小粒径導電体とを含む請求項9に記載の
不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項12】上記小粒径導電体の粒径が10ナノメー
タ以下である請求項11に記載の不揮発性半導体記憶装
置。 - 【請求項13】半導体の表面部分にチャネル形成領域を
挟んで形成されたソース領域およびドレイン領域と、当
該チャネル形成領域上に設けられ内部に電荷蓄積手段を
含むゲート絶縁膜と、当該ゲート絶縁膜上のゲート電極
とを備え、上記チャネル形成領域,上記ソース領域及び
/又はドレイン領域の不純物濃度プロファイルを、ゲー
ト長を短くしたときに発生する上記メモリトランジスタ
のしきい値低下を所定割合に抑制する最適な不純物濃度
プロファイルから、当該ソース領域及び/又はドレイン
領域の接合耐圧を大きくする方向に変えてあるメモリト
ランジスタを有する不揮発性半導体記憶装置の書き込み
方法であって、 書き込み時に、上記ソース領域またはドレイン領域が上
記チャネル形成領域に対して逆バイアスとなり、かつ、
上記接合耐圧より低い書き込みインヒビット電圧を、ソ
ース領域,ドレイン領域の少なくとも一方に印加する不
揮発性半導体記憶装置の書き込み方法。 - 【請求項14】上記不揮発性半導体記憶装置において、
上記メモリトランジスタが複数、ワード方向とビット方
向に配置され、 複数のワード線それぞれに、上記メモリトランジスタの
ゲート電極が複数接続され、 上記ソース領域またはドレイン領域が、上記ワード線と
電気的に絶縁された状態で交差するビット方向の共通線
と結合されており、 上記書き込みインヒビット電圧の印加を、上記共通線を
介して行う請求項13に記載の不揮発性半導体記憶装置
の書き込み方法。 - 【請求項15】上記書き込みインヒビット電圧は、上記
ソース領域をビット方向で共通に接続するソース線、及
び/又は、上記ドレイン領域をビット方向で共通に接続
するビット線を介して印加される請求項14に記載の不
揮発性半導体記憶装置の書き込み方法。 - 【請求項16】上記メモリトランジスタの不純物濃度プ
ロファイルは、ゲート長が十分に長いメモリトランジス
タにおけるしきい値より15%以上しきい値が低下する
ように設定されている請求項13に記載の不揮発性半導
体記憶装置の書き込み方法。 - 【請求項17】上記メモリトランジスタのチャネル形成
領域の不純物ピーク濃度が、4×1017cm-3より大き
い請求項13に記載の不揮発性半導体記憶装置の書き込
み方法。 - 【請求項18】上記メモリトランジスタのゲート長は、
0.13μm以下である請求項13に記載の不揮発性半
導体記憶装置の書き込み方法。 - 【請求項19】上記ソース領域をビット方向で共通に接
続するソース線と、 上記ドレイン領域をビット方向で共通に接続するビット
線と、 上記ゲート電極をワード方向で共通に接続するワード線
とを有する請求項13に記載の不揮発性半導体記憶装置
の書き込み方法。 - 【請求項20】上記ソース線が、上記ソース領域をビッ
ト方向で共通に接続する副ソース線と、当該副ソース線
をビット方向で共通に接続する主ソース線とから構成さ
れ、 上記ビット線が、上記ドレイン領域をビット方向で共通
に接続する副ビット線と、当該副ビット線をビット方向
で共通に接続する主ビット線とから構成されている請求
項19に記載の不揮発性半導体記憶装置の書き込み方
法。 - 【請求項21】上記電荷蓄積手段は、少なくとも上記チ
ャネル形成領域と対向する面内で平面的に離散化されて
いる請求項13に記載の不揮発性半導体記憶装置の書き
込み方法。 - 【請求項22】上記電荷蓄積手段は、すくなくとも外部
との間で電荷の移動がない場合に、上記チャネル形成領
域に対向する面全体としての導電性を持たない請求項1
3に記載の不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法。 - 【請求項23】上記ゲート絶縁膜は、上記チャネル形成
領域上のトンネル絶縁膜と、 当該トンネル絶縁膜上の窒化膜または酸化窒化膜とを含
む請求項22に記載の不揮発性半導体記憶装置の書き込
み方法。 - 【請求項24】上記ゲート絶縁膜は、上記チャネル形成
領域上のトンネル絶縁膜と、 上記電荷蓄積手段としてトンネル絶縁膜上に形成され互
いに絶縁された小粒径導電体とを含む請求項22に記載
の不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法。 - 【請求項25】上記小粒径導電体の粒径が10ナノメー
タ以下である請求項24に記載の不揮発性半導体記憶装
置の書き込み方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19870499A JP2001024075A (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | 不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19870499A JP2001024075A (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | 不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002186626A Division JP4061985B2 (ja) | 2002-06-26 | 2002-06-26 | 不揮発性半導体記憶装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001024075A true JP2001024075A (ja) | 2001-01-26 |
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ID=16395642
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|---|---|---|---|
| JP19870499A Pending JP2001024075A (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | 不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001024075A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN111640789A (zh) * | 2019-03-01 | 2020-09-08 | 瑞萨电子株式会社 | 半导体器件及其制造方法 |
-
1999
- 1999-07-13 JP JP19870499A patent/JP2001024075A/ja active Pending
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| CN111640789A (zh) * | 2019-03-01 | 2020-09-08 | 瑞萨电子株式会社 | 半导体器件及其制造方法 |
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