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JPH11202009A - 近磁界プローブ及び近磁界プローブユニット及び近磁界プローブアレー及び磁界計測システム - Google Patents

近磁界プローブ及び近磁界プローブユニット及び近磁界プローブアレー及び磁界計測システム

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Publication number
JPH11202009A
JPH11202009A JP590298A JP590298A JPH11202009A JP H11202009 A JPH11202009 A JP H11202009A JP 590298 A JP590298 A JP 590298A JP 590298 A JP590298 A JP 590298A JP H11202009 A JPH11202009 A JP H11202009A
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Japan
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magnetic field
field probe
probe
unit
coil
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JP590298A
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Taikou Kou
太好 高
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、測定対象物に近接させ、ノイズ源に
なる電流を特定する際に必要な近接磁界検出を行って電
流を検知する近磁界プローブにおいて、簡単な構成で近
磁界プローブの位置決め精度を高めることで計測の誤差
を低減することを課題とする。 【解決手段】本発明は、平面で構成したループコイル2
を検知部として持つ近磁界プローブ1において、前記ル
ープコイル2(を構成する導電体5)を絶縁体6を介し
て概略同一位置で積層したことを特徴とする。このよう
に近磁界プローブ1を構成するループコイル2を絶縁体
6を介して概略同一位置で積層したことにより、測定対
象物(プリント配線基板8の配線8b等)に近接させる
際に、積層された複数のコイルの出力を比較して位置決
めを行うことが可能となり、高精度な測定を行うことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真式複写
機、ファクシミリ、印刷機、パーソナルコンピュータ等
の事務機器、家庭用電気機器、産業機器等、各種電気・
電子機器からの電磁ノイズを検知し、また各種装置内に
内在させるプリント配線基板等からのノイズを検知し、
その対策に用いるEMC規制対策や電磁障害対策用検査
機器に関するものであり、特に、測定対象物に近接さ
せ、ノイズ源になる電流を特定する際に必要な近接磁界
検出を行って電流を検知する所謂「近磁界プローブ」、
及びその近磁界プローブを備えた「近磁界プローブユニ
ット」及び「近磁界プローブアレー」、及びその近磁界
プローブ、近磁界プローブユニット、近磁界プローブア
レーを磁界計測部に備えた「磁界計測システム」に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来EMC対策には、法的規制で定めら
れているオープンサイトや電波暗室内で10m、30m
等の遠方での電磁波を定められたアンテナを用いて計測
した結果から対策するやり方がある。また、これとは別
にこのような認証サイト等での計測の前に近接させたプ
ローブで対象からの電磁界を検知し、これをもって対象
物への対策を行うやり方がある。以下に関連する従来技
術を示す。
【0003】特開平6−58969号公報には、電子部
品が実装されたプリント配線基板(PCB)から発生す
る不要輻射の磁界を3次元的に検知するため、3次元の
X−Y−Zテーブルにプリント配線基板をセットして、
プリント配線基板の上方からセンサーである近磁界プロ
ーブにより不要輻射の磁界の強度分布を測定し、そのデ
ータを計測器の中でメモリに格納し、次にプリント配線
基板を反転させて同様の測定を行い、メモリの内容を呼
び出すことによって、裏表の不要輻射の磁界の強度分布
を測定することが可能な電磁妨害測定装置が開示されて
いる。また、特開平6−58970号公報には、アレー
状センサーテーブルとセンサー移動手段を併用し、上記
における裏返す必要をなくした両面電磁妨害測定装置が
開示されている。
【0004】さらに特開昭62−106379号公報に
は、対称なループコイルとそれに続くシールドボックス
内の回路で磁界のみにより生じた信号を検出する構成と
なっている磁界測定プローブが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−58969号公報、特開平6−58970号公報に
おいては、センサーである近磁界プローブの位置決めに
ついて特に記述がなく、単に簡単な形状的な位置合わせ
のみである。従って、簡便な構成でより精度の良い位置
決め方法が求められている。特開昭62−106379
号公報においては、磁界測定プローブは手持ちで用いる
ものであるが、コイルの作製はプリント配線基板上に構
成しており、1mm角以下位の微小なコイル寸法を構成
することは難しく、比較的大きな部分の検知を目的とし
ている。また、特に位置決めに関しての記載はなく、こ
のため、位置決めを問題にするレベルの測定には向かな
いという欠点がある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、測定対象物に近接させノイズ源になる電流を特定
する際に必要な近接磁界検出を行って電流を検知する近
磁界プローブ、及びその近磁界プローブを備えた近磁界
プローブユニット及び近磁界プローブアレー、及びその
近磁界プローブ、近磁界プローブユニット、近磁界プロ
ーブアレーを磁界計測部に備えた磁界計測システムを提
供することを目的とし、特に本発明では、簡単な構成で
近磁界プローブあるいは近磁界プローブユニットあるい
は近磁界プローブアレーの位置決め精度を高めることで
計測の誤差を低減することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、平面で構成したループコイ
ルを検知部として持つ近磁界プローブにおいて、前記ル
ープコイルを絶縁体を介して概略同一位置で積層したこ
とを特徴とするものであり、このように近磁界プローブ
を構成するループコイルを絶縁体を介して概略同一位置
で積層したことにより、測定対象物に近接させる際に、
積層された複数のコイルの出力を比較して位置決めを行
うことが可能となる。
【0008】請求項2に係る発明は、平面で構成したル
ープコイルを検知部として持つ近磁界プローブにおい
て、前記ループコイルを導電性薄膜で構成し、該薄膜コ
イルを絶縁性薄膜を介して概略同一位置で積層したこと
を特徴とするものであり、このように近磁界プローブを
構成する薄膜コイルを絶縁性薄膜を介して概略同一位置
で積層したことにより、測定対象物に近接させる際に、
積層された複数のコイルの出力を比較して位置決めを行
うことができる。また、積層されるコイルや絶縁層を薄
膜で構成しているので、小さな寸法でかつ薄いコイルを
形成でき、絶縁層も薄く形成できるため、より狭い間隔
でコイルを積層でき、高分解能に位置決めが可能とな
る。
【0009】請求項3に係る発明は、請求項1または2
記載の近磁界プローブにおいて、コイルを積層した基板
上にそのコイル部に引き続く伝送路と、該伝送路を介し
てコイル部の各出力が入力されるアンプ部またはインピ
ーダンス変換器部と、該アンプ部またはインピーダンス
変換器部の出力を表示する表示部を設けたことを特徴と
するものであり、このように近磁界プローブの基板上に
コイル部、伝送路、アンプ部またはインピーダンス変換
器部、及び表示部を設けることにより、磁界計測の機能
を簡便な構成のプローブだけで実現することができる。
【0010】請求項4に係る発明は、複数の面を有する
支持部材の少なくとも2つ以上の面に請求項1または2
または3記載の近磁界プローブを張り付けた構造からな
ることを特徴とするものであり、このように複数の面を
有する支持部材の2つ以上の面に近磁界プローブを張り
付けた構造の近磁界プローブユニットとすることによ
り、異なる方向を向く2つ以上のプローブで検知を行う
ことができるので、高位置決め精度での計測が可能とな
り、かつ、磁界のベクトル検知が可能となる。
【0011】請求項5に係る発明は、支持部材上に請求
項1または2または3記載の近磁界プローブあるいは請
求項4記載の近磁界プローブユニットを複数設け、アレ
ー化したことを特徴とするものであり、このように複数
の近磁界プローブあるいは近磁界プローブユニットを配
置してアレー化した近磁界プローブアレーとすることに
より、複数配置した各プローブあるいは各プローブユニ
ットで計測を行うことができるので、高位置決め精度で
の計測が可能となり、かつ、磁界分布の計測が可能とな
る。
【0012】請求項6に係る発明は、請求項1または2
記載の近磁界プローブあるいは請求項4記載の近磁界プ
ローブユニットあるいは請求項5記載の近磁界プローブ
アレーにアンプ部またはインピーダンス変換器部を接続
し、そのアンプ部またはインピーダンス変換器部を計測
部に接続したことを特徴とするものであり、このように
近磁界プローブあるいは近磁界プローブユニットあるい
は近磁界プローブアレーをアンプ部またはインピーダン
ス変換器部を介して計測部に接続した磁界計測システム
とすることにより、高精度位置決めが可能で、かつ、微
小な信号を検知することができるシステムとすることが
可能となる。
【0013】請求項7に係る発明は、請求項3記載の近
磁界プローブあるいは請求項6記載の磁界計測システム
における近磁界プローブにおいて、プローブを作製する
基板上に伝送路を介してコイル部に接続されるパッドを
設け、該パッドにチップ部品で構成されたアンプ部また
はインピーダンス変換器部を接続したことを特徴とする
ものであり、このようにプローブを作製する基板上に設
けたパッドにチップ部品で構成されたアンプ部またはイ
ンピーダンス変換器部を接続することにより、信号源
(コイル)の近傍で増幅等の信号処理が行えるので、S
/N比を向上でき、微小信号を測定可能となる。
【0014】請求項8に係る発明は、請求項3記載の近
磁界プローブあるいは請求項6記載の磁界計測システム
における近磁界プローブにおいて、プローブを作製する
基板上にコイル部、伝送路、アンプ部またはインピーダ
ンス変換器部を、半導体プロセスで設けたことを特徴と
するものであり、このようにコイル部、伝送路、アンプ
部またはインピーダンス変換器部を半導体プロセスで基
板上に設けることにより、高精度の近磁界プローブをコ
ンパクトな構成で実現でき、しかも信号源(コイル)の
近傍で増幅等の信号処理が行えるので、S/N比を向上
でき、微小信号を測定が可能となる。
【0015】請求項9に係る発明は、支持部材上に請求
項1,2,3,7,8のいずれかに記載の近磁界プロー
ブあるいは請求項4記載の近磁界プローブユニットを複
数個備え、かつ、その複数個の近磁界プローブあるいは
近磁界プローブユニットのコイルの大きさを変えたこと
を特徴とするものであり、このようにコイルの寸法が異
なる複数個のプローブを備えた構成とすることにより、
高精度な位置決め精度で計測を行うことが可能となり、
かつそれぞれのコイル寸法での磁界計測ができるので、
広い領域を測定できる大きなコイル寸法のプローブでの
大まかな磁界計測に引き続いて、より小さなコイル寸法
のプローブにより詳細な磁界計測を行うことが可能とな
る。
【0016】請求項10に係る発明は、請求項1,2,
3,7,8のいずれかに記載の近磁界プローブあるいは
請求項4または10記載の近磁界プローブユニットある
いは請求項5記載の近磁界プローブアレーと、これら近
磁界プローブあるいは近磁界プローブユニットあるいは
近磁界プローブアレーを3次元に移動する手段と、近磁
界プローブあるいは近磁界プローブユニットあるいは近
磁界プローブアレーで得られた信号を検知する計測部か
ら構成されたことを特徴とするものであり、このように
近磁界プローブあるいは近磁界プローブユニットあるい
は近磁界プローブアレーを3次元に移動して(もちろん
1次元、2次元移動を含む)磁界計測を行うシステムと
することにより、高精度に磁界分布の計測が可能とな
り、かつ高精度に位置決めを行うことが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
の実施例に基づいて詳細に説明する。
【0018】(実施例1)まず、請求項1の実施例を示
す。図1は請求項1の一実施例を示す近磁界プローブの
構成及び作製方法の説明図である。近磁界プローブの作
製方法の一例としては、まず、図1(a)に示すように
金属箔等の導電性箔5を絶縁シート6を介して積層す
る。この積層の際には、接続用パッド部4を除いてエポ
キシ系接着剤等によって接着する。図1(b)の符号7
で示す領域が接着部分である。その後、図1(c)に示
すように、積層体をコイル部2及び伝送路となる平行線
路部3、接続用パッド部4の形に切断し、不要な部分を
除去すれば、図1(d)の平面図及び(e)の側面図に
示す構造の近磁界プローブ1が得られる。尚、コイル部
2の形状は図1では円形のループコイルの例で示してい
るが、矩形状等のループコイルとすることもできる。
【0019】次に図2は本実施例の近磁界プローブの使
用例を示す図であって、(a)は近磁界プローブを用い
てプリント配線基板(PCB)の配線等を測定対象物と
して磁界計測を行う場合の計測システムの概略構成例を
示す図、(b)は(a)の近磁界プローブ及びPCBを
側面方向から見た図である(PCBは断面で表示してあ
る)。測定対象物から発生した磁界がコイル部2に鎖交
し発生する電圧(誘導起電力)は平行線路部3を介した
信号としてパッド部4の両端で得られるので、このパッ
ド部4に接続用導線9aを接続し、該接続用導線9aの
他端側を切り替えスイッチ9を介してオシロスコープ1
0等の計測器へ接続すれば、簡易な計測システムが構成
される。尚、図2にはコイル部2が同一構成の3個のコ
イルで構成された近磁界プローブ1の例を示しており、
この例ではコイル形状は矩形上であるが、導電性箔5と
絶縁シート6を交互に積層した構造は図1と同様であ
る。また、目的の測定対象物の一例として図2ではプリ
ント配線基板(PCB)8上のLSI8a間を接続する
配線8bの例を示しており、この配線8bに対して、近
磁界プローブ1を近接させる際に、プローブ1のコイル
部2が配線の直上である判定は、コイル部2の両側のコ
イルからの出力をオシロスコープ10で比較することで
簡便に1軸方向についての位置決め精度を高めることが
できる。すなわち、コイル部2の中心軸がPCB8に対
して傾いている場合や、PCB8上の測定対象の配線8
bとコイル部2の両側のコイルとの距離に差がある場合
には、両側のコイルの出力に差が生じるため、この差が
無くなるように位置決めすれば、プローブ1のコイル部
2を配線の直上に精度良く位置決めすることができる。
【0020】次に図3は本実施例の近磁界プローブの別
の使用例を示す図であって、図2と同様の計測システム
の構成に加えて、近磁界プローブ1のコイル部2の前面
にスペーサ11を取り付けた例である。図3に示すよう
に、プリント配線基板(PCB)8等にある配線8bを
測定対象物とする場合には、あらかじめ近磁界プローブ
1のコイル部2の前面に設けたスペーサ11をPCB8
の配線8bに接触させることで、PCB8とプローブの
距離が一定に保たれるので、位置決めは平行移動方向の
みで良くなり、上述の近磁界プローブ1の位置決めをよ
り容易にすることができる。
【0021】次に図4は本実施例の近磁界プローブのさ
らに別の使用例を示す図であり、この例は、曲面で構成
されたもの(例えば曲面を有するプリント配線基板1
2)の上にある配線12b等を測定対象物としたもので
あり、かつ、近磁界プローブ1のコイル部2は5個の積
層コイルを備えた構成としたものである。図4に示すよ
うな曲面で構成されたプリント配線基板12の上にある
配線12b等を測定対象物とする時には、コイル部2の
前面に取り付けるスペーサ13を曲面で構成し、図中に
示したように5個のコイルで構成された近磁界プローブ
1の両側の2つのコイルの出力を比較することで、接触
の角度の位置決め精度と平行移動方向の位置決めが可能
となる。
【0022】以上のように、本実施例では、近磁界プロ
ーブ1を構成するループコイル2を絶縁体6を介して概
略同一位置で積層したことにより、測定対象物に近接さ
せる際に、積層された複数のコイルの出力を比較して位
置決めを行うことができるので、簡便な構成で高精度な
位置決めが可能となり、高精度な測定を行うことができ
る。尚、コイル部2、平行線路部3及びパッド部4を形
成する導電性箔5は、銅(Cu)、アルミニウム(A
l)、銀(Ag)、金(Au)、白金(Pt)等の金属
材料やその他の導電性材料でもよい。また、絶縁性シー
ト6としては、ポリエチレンテレフタレートやポリイミ
ドなどのフレキシブル基板や、工程によってはガラスや
石英等の絶縁基板でもよい。また、Al箔等の導電性箔
をあらかじめ形成した絶縁性基板を積層しても同様の構
成が実現できる。
【0023】(実施例2)次に請求項2の実施例を示
す。図5及び図6は請求項2の一実施例を示す近磁界プ
ローブの作製方法及び構成の説明図であり、図5は近磁
界プローブの作製過程を示しており、図6は作製された
近磁界プローブの構成を示している。すなわち本実施例
の近磁界プローブ20は、図5(a),(b),
(c)、図6の順に各工程を経て作製される。尚、各工
程の図には平面図と断面図を合わせて表示してある。こ
の近磁界プローブ20は、図6に示すように、基板21
上に導電性薄膜で積層構造のコイル部22とその出力の
伝送路(平行線路)部23及び該伝送路に接続されるパ
ッド部24を構成したものであり、導電性薄膜からなる
3個のプローブを積層した構造を持つ例で示している。
【0024】本実施例の近磁界プローブの作製方法の一
例としては、まず、石英基板21上に、第1のコイルと
第1の伝送路(平行線路)及び第1のパッドを形成する
ための第1の導電性薄膜としてスパッタ法によるAlの
薄膜形成を行う。その後、一般的なフォトリソグラフィ
技術と、H3PO4+HNO3+CH3COOH+H2Oを
用いたウェットエッチングにより、第1の導電性薄膜で
構成された第1のコイル22a及び第1の伝送路(平行
線路)23a及び第1のパッド部24aを設けて第1の
プローブ20aを形成する(図5(a))。次にスパッ
タ法によるSiO2 膜の成膜を行った後、一般的なフォ
トリソグラフィ技術とCF4+H2を用いたRIE(Reac
tive Ion Etching)により第1のコイル22a及び第1
の伝送路23aの上に第1の絶縁層25aを形成する
(図5(b))。次に第2の導電性薄膜を、第1の導電
性薄膜の形成プロセスと同様にAlで第1の絶縁層25
aの上に成膜し、上記と同様に一般的なフォトリソグラ
フィ技術と、H3PO4+HNO3+CH3COOH+H2
Oを用いたウェットエッチングにより、第2の導電性薄
膜で構成された第2のコイル22b及び第2の伝送路
(平行線路)23b及び第2のパッド部24bを設けて
第2のプローブ20bを形成した後、さらに第2の絶縁
層25bを第1の絶縁層25aと同様にSiO2 で成膜
し、第2のコイル22b及び第2の伝送路(平行線路)
23bの上に設ける(図5(c))。次に第3の導電性
薄膜を第1、第2の導電性薄膜と同様にAlで成膜して
第2の絶縁層25bの上に構成し、上記と同様に一般的
なフォトリソグラフィ技術と、H3PO4+HNO3+C
3COOH+H2Oを用いたウェットエッチングによ
り、第3の導電性薄膜で構成された第3のコイル22c
及び第3の伝送路(平行線路)23c及び第3のパッド
部24cを設けて第3のプローブ20cを形成する(図
6)。以下、必要に応じて絶縁層とコイル、伝送路、パ
ッド部を上記と同様に順次形成して、第4のプローブ、
第5のプローブ・・・と形成することもでき、導電性薄
膜からなる複数のプローブを絶縁性薄膜を介して積層し
た多層構造の近磁界プローブを得ることができる。
【0025】以上のような薄膜によるプローブの作製方
法により、小さな寸法でコイル等のプローブ構成部材を
形成することができ、絶縁層も薄く形成できるため、よ
り狭い間隔でコイルを積層することができ、より高分解
能に位置決め可能な近磁界プローブが提供できる。従っ
て、本実施例の近磁界プローブ20では、より小さな測
定対象に対して、コイル部22の位置決めがし易くな
り、恣意ては高精度な測定を行うことができる。
【0026】また、図7は本実施例の別の例を示したも
のであり、上記の作製工程で第1の絶縁層25aを第1
のパッド部24aの上まで形成し、第2の絶縁層25b
を第2のパッド部24bの上まで形成し、第1、第2の
パッド部24a,24b上の絶縁層にスルーホール26
を形成した例である。このように、各パッド部も含めて
第1、第2の絶縁層25a,25bの形成の後、第1、
第2の絶縁層25a,25bにスルーホール26を設け
て各パッド部24a,24bに導通するように構成する
こともできる。
【0027】尚、コイル22a,22b,22c、伝送
路(平行線路)23a,23b,23c、パッド24
a,24b,24cを形成する材料としてはAlの他、
Ag,Au,Pt等の金属材料やその他の導電性材料で
もよい。また、基板21としては石英以外の絶縁基板
や、ポリエチレンテレフタレートやポリイミドなどのフ
レキシブル絶縁基板でもよい。Al等の導電性薄膜の成
膜法はスパッタ法の他、蒸着法などの他の成膜方法でも
よい。SiO2 等の絶縁層の成膜法もスパッタ法の他、
EB(Electron Beam)蒸着法やCVD(Chemical Vapo
r Deposition)法などの他の成膜方法でもよい。絶縁層
材料としてはSiO2 の他にSi34などの他の絶縁材
料でもよい。絶縁層のエッチングとしてはウエットエッ
チングでもよいが、基板もエッチングされる場合には基
板の裏面をレジストなどで保護する必要がある。
【0028】(実施例3)次に請求項3の実施例を示
す。図8は請求項3の一実施例を示す近磁界プローブの
平面図である。本実施例は、基板21’上に実施例2と
同様の3つのプローブを積層した構成の近磁界プローブ
20を作製した後、その同じ基板21’上に、コイル部
22の各コイルの出力が入力されるアンプ部29と、該
アンプ部29の出力を表示する表示装置31を設け、検
知部(プローブ)と計測部を一体化させた近磁界プロー
ブ27の例である。
【0029】より具体的に述べると、基板21’上に実
施例2と同様の作製プロセスを経て形成されたプローブ
(この例では図7の構成のプローブ)20の第1のプロ
ーブの第1のパッド部24aの一方側のパッド24a-1
に同軸ケーブル28aの内部導体部を接続し、第1のパ
ッド部24aの他方側のパッド24a-2に同軸ケーブル
28aの外部導体部を接続する。そして同軸ケーブル2
8aの他端側をアンプ部29に接続する。同様に、プロ
ーブ20の第2、第3のプローブの第2、第3のパッド
部24b,24cの一方側のパッド24b-1,24c-1
に同軸ケーブル28b,28cの内部導体部をそれぞれ
接続し、第2、第3のパッド部24b,24cの他方側
のパッド24b-2,24c-2に同軸ケーブル28b,2
8cの外部導体部をそれぞれ接続する。そして同軸ケー
ブル28b,28cの他端側をアンプ部29に接続す
る。このアンプ部29の中にはアンプの他、AD変換部
29aも含まれており、このAD変換部29aの出力は
切り替えスイッチ30を介して表示装置31に入力され
る。従って、プローブ20の各コイルの出力はアンプ部
29により増幅及びAD変換されて表示装置31に入力
され計測結果が表示される。尚、各プローブの切り替え
は切り替えスイッチ30で行うことができる。
【0030】図8に示す構成の近磁界プローブ27のよ
うに、プローブ20を作製する基板21’上にアンプ部
29を設けたことで、プローブ20からの信号を増幅し
てAD変換することにより、微小な信号を検知すること
ができる。このため、実施例1の図2,3,4に示した
ような計測システムの機能を簡便な構成の近磁界プロー
ブ27だけで実現でき、可搬性が増し、操作性に富むシ
ステムが実現できる。
【0031】尚、プローブ20の各パッド部24a,2
4b,24cとアンプ部29の接続は、通常のケーブル
等でもできる。また、表示装置31としては通常の液晶
パネルで実現できる。各プローブの切り替えは表示装置
31の前に設けた切り替えスイッチ30で行えるが、ア
ンプ部29の前に切り替えスイッチを設けて切り替える
構成とすることもできる。また、上記のアンプ部29は
インピーダンス変換器部としてもよく、そのインピーダ
ンス変換器部の中にAD変換部を含むような構成もとる
ことができ、このようなインピーダンス変換器部によっ
てもS/N比の向上が実現できる。
【0032】次に図9は請求項3の別の実施例を示す近
磁界プローブの平面図である。本実施例は図8の実施例
と同様に、基板21’上に実施例2と同様の3つのプロ
ーブを積層した構成の近磁界プローブ20を作製した
後、その同じ基板21’上に、3つのプローブの各コイ
ルからの出力が入力されるアンプ部33と、該アンプ部
33からの出力を表示する2つの表示装置35,36を
設け、検知部(プローブ)と計測部を一体化させた近磁
界プローブ32の例である。
【0033】より具体的に述べると、基板21’上に実
施例2と同様の作製プロセスを経て形成されたプローブ
(この例では図7の構成のプローブ)20の第1のプロ
ーブの第1のパッド部24aの一方側のパッド24a-1
に同軸ケーブル28aの内部導体部を接続し、第1のパ
ッド部24aの他方側のパッド24a-2に同軸ケーブル
28aの外部導体部を接続する。そして同軸ケーブル2
8aの他端側をアンプ部33に接続する。同様に、プロ
ーブ20の第2、第3のプローブの第2、第3のパッド
部24b,24cの一方側のパッド24b-1,24c-1
に同軸ケーブル28b,28cの内部導体部をそれぞれ
接続し、第2、第3のパッド部24b,24cの他方側
のパッド24b-2,24c-2に同軸ケーブル28b,2
8cの外部導体部をそれぞれ接続する。そして同軸ケー
ブル28b,28cの他端側をアンプ部33に接続す
る。
【0034】このアンプ部33の中には、積層構造のプ
ローブ20の中央に位置する第2のプローブからの出力
を増幅するアンプの他、プローブ20の上部及び下部に
位置する第3のプローブと第1のプローブの出力を比較
した結果を得るための差動アンプ部34aとその差を増
幅させるアンプが設けられており、さらには各アンプか
らの出力をAD変換するAD変換部34bも含まれてい
る。また、基板21’上には、第2(中央)のプローブ
からの出力を増幅してAD変換部34bによりAD変換
した出力を表示するための表示装置(A)35と、第1
(下部)のプローブと第3(上部)のプローブの出力の
差を増幅してAD変換部34bによりAD変換した差動
出力を表示するための表示装置(B)36とが設けられ
ている。従って、表示装置(A)35に表示される中央
のプローブからの出力により磁界を検出しながら、表示
装置(B)36に表示される上部と下部のプローブの差
動出力により位置決めを行うことが可能となる。例え
ば、測定対象物であるプリント配線基板(PCB)の配
線からのノイズを測定する場合には、プローブのコイル
の直径をPCBの配線の最小ピッチ程度かそれよりも小
さくし、さらにプローブ間の厚みをPCBの配線のピッ
チよりも小さくすれば、PCBの配線からのノイズを測
定しながら、PCBの配線ピッチレベルの位置決めが容
易に実現できる。
【0035】尚、プローブ20の各パッド部24a,2
4b,24cとアンプ部33の接続は、通常のケーブル
等でもできる。また、表示装置(A)35、表示装置
(B)36としては通常の液晶パネルで実現できる。ま
た、図9の構成では磁界計測用と位置決め用の2つの表
示装置を備えているので、図8のような切り替えスイッ
チは不要である。さらに、上記のアンプ部33はインピ
ーダンス変換器部としてもよく、そのインピーダンス変
換器部の中に差動アンプ部とAD変換部を含むような構
成もとることができ、このようなインピーダンス変換器
部によってもS/N比の向上が実現できる。
【0036】(実施例4)次に請求項4の実施例を示
す。図10は請求項4の一実施例を示す近磁界プローブ
ユニットの要部斜視図である。図10に示す近磁界プロ
ーブユニット37は、実施例1に示した構成の近磁界プ
ローブ1を複数の面を持つプローブ支持部材38の少な
くとも2つ以上の面に張り付けた構成としたものであ
る。プローブ支持部材10の複数の面はそれぞれ異なる
方向を向いているため、面の法線方向が一致していない
2つ以上の面に張り付けたそれぞれの近磁界プローブ1
で磁界を検知することにより、高位置決め精度で計測で
き、かつ、ベクトル検知が可能となる。尚、本実施例で
は、実施例1に示した構成の近磁界プローブ1を用いた
構成を示したが、実施例2の図6または図7に示した構
成の近磁界プローブ、あるいは実施例3の図8または図
9に示した構成の近磁界プローブを、プローブ支持部材
38の少なくとも2つ以上の面に張り付けた構成として
もよい。
【0037】(実施例5)次に請求項5の実施例を示
す。図11は請求項5の一実施例を示す近磁界プローブ
アレーの斜視図である。図11に示す近磁界プローブア
レー39は、プローブ支持基板40上に実施例2の図7
に示した構成の近磁界プローブ20を複数個一定の間隔
で配置してアレー化した構成としたものである。このよ
うに複数個配置してアレー化した各プローブ20で、測
定対象支持基板41上の測定対象物42からの磁界を計
測することにより、高位置決め精度で、かつ、磁界分布
の計測が可能となる。尚、本実施例では、実施例2の図
7に示した構成の近磁界プローブを用いた構成を示した
が、プローブ支持基板12上に、実施例1に示した構成
の近磁界プローブ、あるいは実施例2の図6に示した構
成の近磁界プローブ、あるいは実施例3の図8または図
9に示した構成の近磁界プローブ、あるいは実施例4に
示した構成の近磁界プローブユニットを、複数配置して
アレー化した構成としてもよい。
【0038】(実施例6)次に請求項6の実施例を示
す。図12は請求項6の一実施例を示す磁界計測システ
ムの概略構成図である。本実施例の磁界計測システム
は、プローブ支持基板43上に実施例1で作製した近磁
界プローブ1を設け、その近磁界プローブ1にアンプ部
44を接続し、アンプ部44により増幅したプローブか
らの信号出力をスペクトラムアナライザー45に接続し
た構成の磁界計測システムとした例である。図12のよ
うな構成とすることにより、測定対象物(図示せず)か
らの磁界強度が微小なときにも、近磁界プローブ1から
の信号をアンプ部44で増幅することにより、高精度の
位置決めが可能で、かつ、微小な信号を検知するシステ
ムとすることができる。尚、本実施例では、実施例1に
示した構成の近磁界プローブ1を用いた例を示したが、
実施例2の図6または図7に示した構成の近磁界プロー
ブあるいは実施例4に示した構成の近磁界プローブユニ
ットあるいは実施例5に示した構成の近磁界プローブア
レーにアンプ部44を接続し、さらにアンプ部44をス
ペクトラムアナライザー45に接続した構成としてもよ
い。また、アンプ部44はインピーダンス変換器部とし
てもよく、インピーダンス変換器によってもS/N比の
向上が実現できる。また、計測部はスペクトラムアナラ
イザーに限らず、他の計測器や表示装置でもよく、さら
にはマイクロコンピュータ等により演算処理して表示す
るような構成とすることもできる。
【0039】(実施例7)次に請求項7の実施例を示
す。図13は請求項7の一実施例を示す近磁界プローブ
の平面図である。本実施例は、基板21’上に実施例2
の図7と同様の3つのプローブを積層した構成の近磁界
プローブ20を作製した後、その基板21’上に設けら
れたプローブ20のパッド部24a-1,2、24b-1,2、
24c-1,2にチップ部品で構成されたアンプ部47を直
接接続したものであり、アンプ部47の裏面に設けた端
子と各パッドとはバンプで接続している。また、アンプ
部47は通常の増幅用のアンプの他にAD変換部47a
を含む構成であり、このアンプ部47には電源接続用パ
ッド50を介してDC電源51が接続されている。プロ
ーブ20のコイル部22の積層された3つのコイルの出
力はそれに引き続く伝送路部(第1、第2、第3の伝送
路(平行線路)が積層されている)23及びパッド部2
4a-1,2、24b-1,2、24c-1,2を介してアンプ部4
7に入力され、アンプ部47でそれぞれ増幅及びAD変
換されて出力される。そしてアンプ部47の出力は、同
じ基板21’上に設けた切り替えスイッチ48を介して
表示装置49に選択的に入力され、各出力が表示され
る。
【0040】以上のような構成とすることにより、実施
例1の図2,3,4に示したような計測システムの機能
をよりコンパクトな構成の近磁界プローブ46だけで実
現することができる。また、アンプ部47により信号源
(コイル部22)の近傍で増幅できるため、さらにS/
N比が向上でき、微小信号を測定可能となり、高精度な
位置決め及び計測を行うことができるプローブが実現で
きる。また、本実施例の構成は実施例3の構成と類似し
ているが、チップ部品で構成されたアンプ部47を直接
プローブのパッド部に接続しているため、実施例3のよ
うにアンプ部とパッド部を同軸ケーブル等により接続す
る構成と比べて、より低コスト化を図れる。
【0041】尚、図13に示す構成の近磁界プローブ4
6は単体で磁界計測を行うことができるが、実施例4
(図10)と同様に、複数の面を有する支持部材の少な
くとも2つ以上の面に本実施例の近磁界プローブ46を
張り付けて近磁界プローブユニットを構成することもで
きる。また、実施例5(図11)と同様に、支持基板上
に本実施例の近磁界プローブ46を一定間隔で複数配置
してアレー化すれば、近磁界プローブアレーを構成する
ことができる。
【0042】さらに本実施例では、実施例2の図7に示
した構成のプローブを用いた構成を示したが、基板2
1’上に、実施例1に示した構成の近磁界プローブある
いは実施例2の図6に示した構成の近磁界プローブ等を
設けた構成としてもよい。また、アンプ部47はインピ
ーダンス変換器部としてもよく、その中に各機能部分を
含むような構成もとれ、インピーダンス変換器によって
もS/N比の向上が実現できる。
【0043】(実施例8)次に請求項8の実施例を示
す。図14及び図15は請求項8の一実施例を示す近磁
界プローブの作製方法及び構成の説明図であり、本実施
例の近磁界プローブ60は、図14(a),(b)、図
15(a),(b)の順に各工程を経て作製される。
尚、各工程の図には平面図と断面図を合わせて表示して
ある。本実施例の近磁界プローブ60は、図15(b)
に示すように実施例2と同様の構成の近磁界プローブを
絶縁層65を形成したSi基板61上に作製したもので
あるが、プローブを作製する前に、Si基板61上にア
ンプ部67を半導体プロセスであらかじめ構成してお
き、その上に絶縁層65を介して実施例2と同様のプロ
セスでプローブを作製し、プローブの各パッド64a,
64b,64cとアンプ部67をスルーホール66a,
66b,66cを介して接続した構成としたものであ
る。
【0044】本実施例の近磁界プローブの作製方法の一
例としては、まず、Si基板61上に公知の半導体プロ
セスによりアンプ部67を形成した後、スパッタ法等に
よりSi基板61の全面にSiO2 絶縁層65を形成す
る。そして一般的なフォトリソグラフィ技術とCF4
2を用いたRIE等により、SiO2 絶縁層65に第
1のパッド部をアンプ部67に接続するためのスルーホ
ール66aを形成する。次にSi基板61のSiO2
縁層65の上に、第1のコイルと第1の伝送路(平行線
路)及び第1のパッドを形成するための第1の導電性薄
膜としてスパッタ法によるAlの薄膜形成を行う。その
後、一般的なフォトリソグラフィ技術と、H3PO4+H
NO3+CH3COOH+H2Oを用いたウェットエッチ
ングにより、第1の導電性薄膜で構成された第1のコイ
ル62a及び第1の伝送路(平行線路)63a及び第1
のパッド部64aを設けて第1のプローブ60aを形成
する。この際、第1のパッド部64aは作製時に絶縁層
65に設けたスルーホール66aを介してSi基板61
上のアンプ部67と接続される(図14(a))。
【0045】次にスパッタ法によるSiO2 膜の成膜を
行った後、一般的なフォトリソグラフィ技術とCF4
2を用いたRIEにより第1のコイル62a及び第1
の伝送路63aの上に第1の絶縁層68を形成する(図
14(b))。尚、この際、図示していないが、第1の
絶縁層68及びSiO2 絶縁層65に、第2のパッド部
をアンプ部に接続するためのスルーホールを設けてお
く。次に第2の導電性薄膜を、第1の導電性薄膜の形成
プロセスと同様にAlで第1の絶縁層68の上に成膜
し、上記と同様に一般的なフォトリソグラフィ技術と、
3PO4+HNO3+CH3COOH+H2Oを用いたウ
ェットエッチングにより、第2の導電性薄膜で構成され
た第2のコイル62b及び第2の伝送路(平行線路)6
3b及び第2のパッド部64bを設けて第2のプローブ
60bを形成する。この際、第2のパッド部64bは作
製時に第1の絶縁層68及びSiO2 絶縁層65に設け
たスルーホール66bを介してSi基板61上のアンプ
部67と接続される。次に第2の絶縁層69を第1の絶
縁層68と同様にSiO2 で成膜し、第2のコイル62
b及び第2の伝送路(平行線路)63bの上に設ける
(図15(a))。そして一般的なフォトリソグラフィ
技術とCF4+H2を用いたRIE等により、第2の絶縁
層69、第1の絶縁層68及びSiO2 絶縁層65に第
3のパッド部をアンプ部に接続するためのスルーホール
を設ける。
【0046】次に第3の導電性薄膜を第1、第2の導電
性薄膜と同様にAlで成膜して第2の絶縁層69の上に
構成し、上記と同様に一般的なフォトリソグラフィ技術
と、H3PO4+HNO3+CH3COOH+H2Oを用い
たウェットエッチングにより、第3の導電性薄膜で構成
された第3のコイル62c及び第3の伝送路(平行線
路)63c及び第3のパッド部64cを設けて第3のプ
ローブ60cを形成する。この際、第3のパッド部64
cは作製時に第2の絶縁層69、第1の絶縁層68及び
SiO2 絶縁層65に設けたスルーホール66cを介し
てSi基板61上のアンプ部67と接続される(図15
(b))。
【0047】以上のようにして近磁界プローブ60を作
製することにより、実施例2と同様の機能に加えてアン
プ部を一体に備えた近磁界プローブをコンパクトな構成
で実現できる。そしてアンプ部67により信号源(コイ
ル部62)の近傍で増幅することができるため、さら
に、S/N比を向上することができ、微小信号を測定可
能となり、さらに高精度な位置決め及び測定が可能な近
磁界プローブが実現できる。
【0048】尚、Si基板61上に形成するアンプ部6
7はインピーダンス変換器部としてもよく、その中にA
D変換部を含むような構成とすることもでき、インピー
ダンス変換器によってもS/N比の向上が実現できる。
また、実施例3と同様に基板61の空きスペースの絶縁
層65上に表示装置等の計測部を設けてスルーホールを
介してアンプ部67と接続する構成とすることもでき
る。また、プローブを構成する半導体基板としては、S
i基板の他にGaAs基板等でも同様に実施することが
できる。
【0049】(実施例9)次に請求項9の実施例を示
す。図16は請求項9の一実施例を示す近磁界プローブ
ユニットの平面図であって、本実施例の近磁界プローブ
ユニットは、支持基板70上に実施例2の図7と同様の
構成で作製した複数個の近磁界プローブ71,72,7
3を備え、かつ、その複数個の近磁界プローブ71,7
2,73のコイル部71a,72a,73aの大きさを
変えたことを特徴とするものである。このようにコイル
の寸法が異なる複数個のプローブ71,72,73を備
えた構成とすることにより、高精度な位置決め精度で計
測を行うことができ、かつそれぞれのコイル寸法での磁
界計測ができるので、広い領域を測定できる大きなコイ
ル寸法のプローブ73での大まかな磁界計測に引き続い
て、より小さなコイル寸法のプローブ71,72により
詳細な磁界計測を行うことができる。
【0050】尚、図16の実施例では、小さなコイル部
71a,72aに大きなコイル部73aが重なり合う部
分があるが、コイル部が重なり合う部分にはプローブの
作製時に絶縁層74が介在されており、大小のコイル部
が重なり合う部分での短絡が防止されている。また、図
16の実施例では、支持基板70上に実施例2の図7と
同様の構成の近磁界プローブ71,72,73をコイル
部の大きさを変えて複数個作製した例を示したが、この
他、実施例1に示した構成の近磁界プローブあるいは実
施例2の図6に示した構成の近磁界プローブあるいは実
施例3の図8または図9に示した構成の近磁界プローブ
をコイル部の寸法を異ならせて支持基板上に複数個設け
た構成の近磁界プローブユニットとすることもできる。
また、実施例4に示した構成の近磁界プローブユニット
の各プローブの寸法を異ならせる、あるいは実施例4に
示した構成の近磁界プローブユニットを支持基板上に複
数個設けてコイル寸法を異ならせる等の構成も可能であ
る。さらにまた、実施例5に示した近磁界プローブアレ
ーにおいて、コイル寸法の異なる2種以上のプローブを
配列してアレー化するような構成も可能である。
【0051】(実施例10)次に請求項10の実施例を
示す。図17は請求項10の一実施例を示す磁界計測シ
ステムの概略構成図である。本実施例の磁界計測システ
ムは、実施例1で作製した近磁界プローブ1を3次元に
移動するXYZステージ76上に設置し、かつ近磁界プ
ローブ1のコイル部2で得られた信号出力を切り替えス
イッチ9を介してオシロスコープ10等の計測部に接続
するシステムとしたものである。このように近磁界プロ
ーブ1をXYZステージ76上に設置し、測定対象物の
目的の位置(例えば、プリント配線基板(PCB)8の
配線部8b)に3次元(もちろん1次元、2次元を含
む)でプローブ1を移動して磁界計測を行うことによ
り、高精度に磁界分布の計測が可能となり、その際に高
精度に位置決めを行うことができる。
【0052】尚、上記実施例において、計測部はオシロ
スコープに限らずスペクトラムアナライザーやその他の
計測装置、表示装置でもよい。また、XYZステージ7
6上に実施例1で作製した近磁界プローブを設置した例
で示したが、XYZステージ76上に実施例2,3,
7,8の何れかに示す構成の近磁界プローブを設置した
構成の磁界計測システム、実施例4あるいは実施例9に
示す構成の近磁界プローブユニットを設置した構成の磁
界計測システム、あるいは実施例5の構成の近磁界プロ
ーブアレーを設置した構成の磁界計測システム等とする
こともできる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の近
磁界プローブは、平面で構成したループコイルを絶縁体
を介して概略同一位置で積層した構成としたことによ
り、測定対象物に近接させる際に、積層された複数のコ
イルの出力を比較して位置決めを行うことができるの
で、簡便な構造で高精度な位置決めが可能となり、高精
度な測定を行うことができる。
【0054】請求項2記載の近磁界プローブは、ループ
コイルを導電性薄膜で構成し、該薄膜コイルを絶縁性薄
膜を介して概略同一位置で積層した構成としたことによ
り、測定対象物に近接させる際に、積層された複数のコ
イルの出力を比較して位置決めを行うことができる。ま
た、積層されるコイルや絶縁層を薄膜で構成しているの
で、小さな寸法でかつ薄いコイルを形成でき、絶縁層も
薄く形成できるため、より狭い間隔でコイルを積層で
き、高分解能に位置決めを行うことができる。従って、
簡便な構造で高精度な位置決めを行うことができ、高精
度な測定を行うことができる。
【0055】請求項3記載の近磁界プローブは、請求項
1または2の構成に加えて、コイルを積層した基板上に
そのコイル部に引き続く伝送路と、該伝送路を介してコ
イル部の各出力が入力されるアンプ部またはインピーダ
ンス変換器部と、該アンプ部またはインピーダンス変換
器部の出力を表示する表示部を設けた構成としたことに
より、磁界計測の機能を簡便な構成のプローブだけで実
現することができる。従って、可搬性が増し、操作性に
富む簡易な計測システムが実現できる。
【0056】請求項4記載の近磁界プローブユニット
は、複数の面を有する支持部材の少なくとも2つ以上の
面に請求項1または2または3記載の近磁界プローブを
張り付けた構造からなることにより、異なる方向を向く
2つ以上のプローブで検知を行うことができるので、高
位置決め精度で計測を行うことができ、かつ、磁界のベ
クトル検知を行うことができる。
【0057】請求項5記載の近磁界プローブアレーは、
支持部材上に請求項1または2または3記載の近磁界プ
ローブあるいは請求項4記載の近磁界プローブユニット
を複数設け、アレー化した構成としたことにより、複数
配置した各プローブあるいは各プローブユニットで計測
を行うことができるので、高位置決め精度で計測を行う
ことができ、かつ、磁界分布の計測を行うことができ
る。
【0058】請求項6記載の磁界計測システムは、請求
項1または2記載の近磁界プローブあるいは請求項4記
載の近磁界プローブユニットあるいは請求項5記載の近
磁界プローブアレーにアンプ部またはインピーダンス変
換器部を接続し、そのアンプ部またはインピーダンス変
換器部を計測部に接続した構成としたことにより、高精
度に位置決めを行うことができ、かつ、微小な信号を検
知することができるシステムを実現することができる。
【0059】請求項7記載の近磁界プローブは、請求項
3記載の近磁界プローブあるいは請求項6記載の磁界計
測システムにおける近磁界プローブにおいて、プローブ
を作製する基板上に伝送路を介してコイル部に接続され
るパッドを設け、該パッドにチップ部品で構成されたア
ンプ部またはインピーダンス変換器部を接続した構成と
したことにより、アンプ部またはインピーダンス変換器
部により信号源(コイル)の近傍で増幅等の信号処理が
行えるので、S/N比を向上でき、微小信号を測定する
ことができる。従って、高精度な近磁界プローブを実現
することができる。
【0060】請求項8記載の近磁界プローブは、請求項
3記載の近磁界プローブあるいは請求項6記載の磁界計
測システムにおける近磁界プローブにおいて、プローブ
を作製する基板上にコイル部、伝送路、アンプ部または
インピーダンス変換器部を、半導体プロセスで設けた構
成としたことにより、高精度の近磁界プローブをコンパ
クトな構成で実現でき、しかもアンプ部またはインピー
ダンス変換器部により信号源(コイル)の近傍で増幅等
の信号処理が行えるので、S/N比を向上でき、微小信
号を測定することができる。従って、さらに高精度な近
磁界プローブを実現することができる。
【0061】請求項9記載の近磁界プローブユニット
は、支持部材上に請求項1,2,3,7,8のいずれか
に記載の近磁界プローブあるいは請求項4記載の近磁界
プローブユニットを複数個備え、かつ、その複数個の近
磁界プローブあるいは近磁界プローブユニットのコイル
の大きさを変えた構成としたことにより、高精度な位置
決め精度で計測を行うことができ、かつそれぞれのコイ
ル寸法での磁界計測ができるので、広い領域を測定でき
る大きなコイル寸法のプローブでの大まかな磁界計測に
引き続いて、より小さなコイル寸法のプローブにより詳
細な磁界計測を行うことができ、高精度な計測を行うこ
とができる。
【0062】請求項10記載の磁界計測システムは、請
求項1,2,3,7,8のいずれかに記載の近磁界プロ
ーブあるいは請求項4または10記載の近磁界プローブ
ユニットあるいは請求項5記載の近磁界プローブアレー
と、これら近磁界プローブあるいは近磁界プローブユニ
ットあるいは近磁界プローブアレーを3次元に移動する
手段と、近磁界プローブあるいは近磁界プローブユニッ
トあるいは近磁界プローブアレーで得られた信号を検知
する計測部から構成されたことにより、目的の位置に3
次元(あるいは1次元、2次元)でプローブ等を移動さ
せて計測することにより、高精度に磁界分布の計測を行
うことができ、その際に高精度に位置決めを行うことが
できる。従って、高位置決め精度で、高精度に磁界分布
計測を行うことができる磁界計測システムを実現するこ
とができる。
【0063】以上のように、本発明の近磁界プローブ及
びその近磁界プローブを備えたプローブユニットやプロ
ーブアレー、及びその近磁界プローブ、プローブユニッ
ト、プローブアレーを備えた磁界計測システムによれ
ば、簡便な構造で位置決めが可能となり、高精度に近磁
界を測定できる。また、磁界のベクトル検知や、微小信
号検知が可能で、複数のコイル寸法での計測も可能であ
り、さらに磁界分布の3次元計測も可能となる。従っ
て、本発明の近磁界プローブ、プローブユニット、プロ
ーブアレー、磁界計測システムを用いることにより、製
品やプリント配線基板(PCB)のEMC対策上有用な
情報をより高精度で得ることができ、EMC対策がより
容易となり、恣意ては製品開発期間を短縮することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の一実施例を示す図であって、近磁界
プローブの構成及び作製方法の説明図である。
【図2】請求項1の近磁界プローブの使用例を示す図で
あって、(a)は近磁界プローブを用いてプリント配線
基板の配線等を測定対象物として磁界計測を行う場合の
計測システムの概略構成例を示す図、(b)は(a)の
近磁界プローブ及びプリント配線基板を側面方向から見
た図である。
【図3】請求項1の近磁界プローブの別の使用例を示す
図であって、近磁界プローブを用いてプリント配線基板
の配線等を測定対象物として磁界計測を行う場合の計測
システムの概略構成例を示す図である。
【図4】請求項1の近磁界プローブのさらに別の使用例
を示す図であって、近磁界プローブを用いてプリント配
線基板の配線等を測定対象物として磁界計測を行う場合
の計測システムの概略構成例を示す図である。
【図5】請求項2の一実施例を示す図であって、近磁界
プローブの構成及び作製方法の説明図である。
【図6】請求項2の一実施例を示す図であって、図5に
示す作製工程を経て作製された近磁界プローブの平面図
である。
【図7】請求項2の別の実施例を示す近磁界プローブの
平面図である。
【図8】請求項3の一実施例を示す近磁界プローブの平
面図である。
【図9】請求項3の別の実施例を示す近磁界プローブの
平面図である。
【図10】請求項4の一実施例を示す近磁界プローブユ
ニットの要部斜視図である。
【図11】請求項5の一実施例を示す近磁界プローブア
レーの斜視図である。
【図12】請求項6の一実施例を示す磁界計測システム
の概略構成図である。
【図13】請求項7の一実施例を示す近磁界プローブの
平面図である。
【図14】請求項8の一実施例を示す図であって、近磁
界プローブの構成及び作製方法の説明図である。
【図15】請求項8の一実施例を示す図であって、近磁
界プローブの構成及び作製方法の説明図である。
【図16】請求項9の一実施例を示す近磁界プローブユ
ニットの平面図である。
【図17】請求項10の一実施例を示す磁界計測システ
ムの概略構成図である。
【符号の説明】
1:近磁界プローブ 2:コイル部 3:平行線路部 4:接続用パッド部 5:導電性箔 6:絶縁シート 7:接着部分 8:プリント配線基板(PCB) 8a:LSI 8b:PCB上の配線 9:切り替えスイッチ 10:オシロスコープ(計測部) 11:スペーサ 12:曲面を持つプリント配線基板(PCB) 12b:曲面を持つPCB上の配線 20:近磁界プローブ 20a,20b,20c:第1,第2,第3のプローブ 21:プローブ作製用の基板 21’:プローブ作製用の基板 22:コイル部 22a,22b,22c:第1,第2,第3のコイル 23:伝送路(平行線路)部 23a,23b,23c:第1,第2,第3の伝送路
(平行線路) 24:パッド部 24a,24b,24c:第1,第2,第3のパッド部 25a,25b:第1,第2の絶縁層 26:スルーホール 27:近磁界プローブ 28a,28b,28c:同軸ケーブル 29:アンプ部(またはインピーダンス変換器部) 29a:AD変換部 30:切り替えスイッチ 31:表示装置 32:近磁界プローブ 33:アンプ部(またはインピーダンス変換器部) 34a:差動アンプ部 34b:AD変換部 35:表示装置(A) 36:表示装置(B) 37:近磁界プローブユニット 38:支持部材 39:近磁界プローブアレー 40:プローブ支持基板 41:測定対象支持基板 42:測定対象 43:プローブ支持基板 44:アンプ部(またはインピーダンス変換器部) 45:スペクトラムアナライザー(計測部) 46:近磁界プローブ 47:アンプ部(またはインピーダンス変換器部)のチ
ップ 48:切り替えスイッチ 49:表示装置 50:電源接続用パッド 51:DC電源 60:近磁界プローブ 60a,60b,60c:第1,第2,第3のプローブ 61:Si基板 62:コイル部 62a,62b,62c:第1,第2,第3のコイル 63:伝送路(平行線路)部 63a,63b,63c:第1,第2,第3の伝送路
(平行線路) 64a,64b,64c:第1,第2,第3のパッド部 65:SiO2 絶縁層 66a,66b,66c:スルーホール 67:Si基板上に形成したアンプ部(またはインピー
ダンス変換器部) 68:第1の絶縁層 69:第2の絶縁層 70:支持基板 71,72:コイル寸法の小さい近磁界プローブ 73:コイル寸法の大きい近磁界プローブ 74:絶縁層 75:近磁界プローブユニット 76:XYZステージ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面で構成したループコイルを検知部とし
    て持つ近磁界プローブにおいて、前記ループコイルを絶
    縁体を介して概略同一位置で積層したことを特徴とする
    近磁界プローブ。
  2. 【請求項2】平面で構成したループコイルを検知部とし
    て持つ近磁界プローブにおいて、前記ループコイルを導
    電性薄膜で構成し、該薄膜コイルを絶縁性薄膜を介して
    概略同一位置で積層したことを特徴とする近磁界プロー
    ブ。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の近磁界プローブに
    おいて、コイルを積層した基板上にそのコイル部に引き
    続く伝送路と、該伝送路を介してコイル部の各出力が入
    力されるアンプ部またはインピーダンス変換器部と、該
    アンプ部またはインピーダンス変換器部の出力を表示す
    る表示部を設けたことを特徴とする近磁界プローブ。
  4. 【請求項4】複数の面を有する支持部材の少なくとも2
    つ以上の面に請求項1または2または3記載の近磁界プ
    ローブを張り付けた構造からなることを特徴とする近磁
    界プローブユニット。
  5. 【請求項5】支持部材上に請求項1または2または3記
    載の近磁界プローブあるいは請求項4記載の近磁界プロ
    ーブユニットを複数設け、アレー化したことを特徴とす
    る近磁界プローブアレー。
  6. 【請求項6】請求項1または2記載の近磁界プローブあ
    るいは請求項4記載の近磁界プローブユニットあるいは
    請求項5記載の近磁界プローブアレーにアンプ部または
    インピーダンス変換器部を接続し、そのアンプ部または
    インピーダンス変換器部を計測部に接続したことを特徴
    とする磁界計測システム。
  7. 【請求項7】請求項3記載の近磁界プローブあるいは請
    求項6記載の磁界計測システムにおける近磁界プローブ
    において、プローブを作製する基板上に伝送路を介して
    コイル部に接続されるパッドを設け、該パッドにチップ
    部品で構成されたアンプ部またはインピーダンス変換器
    部を接続したことを特徴とする近磁界プローブ。
  8. 【請求項8】請求項3記載の近磁界プローブあるいは請
    求項6記載の磁界計測システムにおける近磁界プローブ
    において、プローブを作製する基板上にコイル部、伝送
    路、アンプ部またはインピーダンス変換器部を、半導体
    プロセスで設けたことを特徴とする近磁界プローブ。
  9. 【請求項9】支持部材上に請求項1,2,3,7,8の
    いずれかに記載の近磁界プローブあるいは請求項4記載
    の近磁界プローブユニットを複数個備え、かつ、その複
    数個の近磁界プローブあるいは近磁界プローブユニット
    のコイルの大きさを変えたことを特徴とする近磁界プロ
    ーブユニット。
  10. 【請求項10】請求項1,2,3,7,8のいずれかに
    記載の近磁界プローブあるいは請求項4または10記載
    の近磁界プローブユニットあるいは請求項5記載の近磁
    界プローブアレーと、これら近磁界プローブあるいは近
    磁界プローブユニットあるいは近磁界プローブアレーを
    3次元に移動する手段と、近磁界プローブあるいは近磁
    界プローブユニットあるいは近磁界プローブアレーで得
    られた信号を検知する計測部から構成されたことを特徴
    とする磁界計測システム。
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