JP5315681B2 - ハードコート用組成物、ハードコート層を有する物体およびその製造方法 - Google Patents
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Description
(A)活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体;(B)活性エネルギー線硬化性多官能化合物;および(C)導電性材料;を含むハードコート用組成物であって、
この(A)活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体が、
(a−1)下記式(I)で表されるポリシロキサンブロック
(a−2)活性エネルギー線硬化性二重結合基含有アクリルブロック、
(a−3)フルオロアルキル基含有アクリルブロック、
を有する、
ハードコート用組成物、を提供するものであり、これにより上記目的が達成される。
(A)活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体0.1〜50重量%、
(B)活性エネルギー線硬化性多官能化合物50〜99.8重量%、および
(C)導電性材料0.1〜60重量%、
(但し、上記成分(A)〜(C)の重量%は何れも組成物中の固形分重量を基準とし、各成分の固形分合計重量を100重量%とする。)
を含むのが好ましい。
(a−1)ポリシロキサンブロック0.1〜40重量%
(a−2)活性エネルギー線硬化性二重結合基含有アクリルブロック5〜94.8重量%、および
(a−3)フルオロアルキル基含有アクリルブロック4.9〜49.9重量%
であるのが好ましい。
さらに、本発明のハードコート用組成物は、活性エネルギー線硬化性であることから、ハードコート層形成時における生産効率および製造コストに優れている。そして本発明によって、防汚性、防汚耐久性、耐擦傷性および耐摩耗性とを有するハードコート層を有する物体を、より安価に且つ簡便に提供できる。
特に、情報記録媒体の光透過層表面に、このハードコート層を形成することによって、情報記録媒体に求められる光学性能や記録特性を損なうことなく、情報記録媒体への記録・再生を行うことができることに加え、防汚性、防汚耐久性、耐擦傷性、耐摩耗性および帯電防止性に優れた情報記録媒体を得ることができる。
(A)活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体は、下記ブロック
(a−1)ポリシロキサンブロック、
(a−2)活性エネルギー線硬化性二重結合基含有アクリルブロック、および
(a−3)フルオロアルキル基含有アクリルブロック、
を少なくとも有している。そして本発明におけるハードコート層は、この活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体を含むハードコート用組成物から形成されることによって、防汚性、防汚耐久性、耐擦傷性、耐摩耗性および帯電防止性などに優れたハードコート層となる。
本発明における(A)活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体に含まれる(a−1)ポリシロキサンブロックとして、下記式(I)で示されるブロックが挙げられる。
本発明における(A)活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体に含まれる(a−2)活性エネルギー線硬化性二重結合基含有アクリルブロックは、種々の置換基を有する(メタ)アクリルモノマーが共重合することによって調製される。そして本発明における(a−2)活性エネルギー線硬化性二重結合基含有アクリルブロックは、活性エネルギー線硬化性二重結合基を有するペンダント基を有することを特徴とする。
本発明における(A)活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体は、(a−3)フルオロアルキル基含有アクリルブロックを有する。この(a−3)フルオロアルキル基含有アクリルブロックが有するペンダント基として、下記式(III)で示される基が挙げられる。
本発明における(A)活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体は、さらに、(a−1)〜(a−3)以外のアクリルブロックである、(a−4)その他のアクリルブロックを有していてもよい。この(a−4)その他のアクリルブロックが有するペンダント基として、例えば脂環式炭化水素基などが挙げられる。ハードコート用組成物に含まれる(A)活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体が、このような(a−4)その他のアクリルブロックを有することによって、ハードコート層に良好な基材密着性を付与できる(A)活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体を調製することが可能となる。
(a−1)ポリシロキサンブロック0.1〜40重量%、より好ましくは10〜40重量%
(a−2)活性エネルギー線硬化性二重結合基含有アクリルブロック5〜94.8重量%、より好ましくは15〜70重量%、および
(a−3)フルオロアルキル基含有アクリルブロック4.9〜49.9重量%、より好ましくは5〜35重量%
である。そして、(A)活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体がさらに(a−4)その他のアクリルブロックを有する場合は、この(a−4)その他のアクリルブロックは0.1〜5重量%、より好ましくは0.1〜3重量%である。この場合は、(a−1)(a−2)(a−3)および(a−4)のブロックの合計重量%が100重量%であることを条件とする。
(a−1)ポリシロキサンブロックが0.1重量%未満である場合は、活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体生成のための重合反応自体が困難となり、40重量%を超える場合は、活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体自体の可とう性の増加、また活性エネルギー線硬化性二重結合基含有アクリルブロックの減少のためにハードコート性が低下する、もしくはフルオロアルキル基含有アクリルブロックが減少するために十分な撥油性を維持できないおそれがある。(a−2)活性エネルギー線硬化性二重結合基含有アクリルブロックが5重量%未満である場合は、活性エネルギー線硬化性が不十分なためにハードコート性が低下するおそれがあり、94.8重量%を超える場合はフルオロアルキル基含有アクリルブロックが減少するために十分な撥油性を維持できないおそれがある。(a−3)フルオロアルキル基含有アクリルブロックが4.9重量%未満である場合は、十分な撥油性を維持できないおそれがあり、49.9重量%を超える場合は活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体の可とう性の増加、また活性エネルギー線硬化性二重結合基含有アクリルブロックの減少のためにハードコート性が低下するおそれがある。
(A)活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体の調製方法の一例として、アゾ基含有ポリシロキサン化合物と、フルオロアルキル基を有する不飽和モノマーと、アクリル酸および/またはメタクリル酸とを共重合し、次いでエポキシ基含有エチレン性不飽和モノマーを反応させる方法が挙げられる。なお共重合する際に、その他のラジカル重合性モノマーを併せて用いてもよい。また、(A)活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体の調製方法の他の一例として、アゾ基含有ポリシロキサン化合物と、フルオロアルキル基を有する不飽和モノマーと、エポキシ基含有エチレン性不飽和モノマーとを共重合し、次いでアクリル酸および/またはメタクリル酸を反応させる方法が挙げられる。この方法においてもまた、共重合する際に、その他のラジカル重合性モノマーを併せて用いてもよい。
本発明のハードコート用組成物は(B)活性エネルギー線硬化性多官能化合物を含む。(B)活性エネルギー線硬化性多官能化合物が含まれることによって、ハードコート用組成物の活性エネルギー線硬化性が向上し、また得られるハードコート層の機械的強度が高まることとなる。(B)活性エネルギー線硬化性多官能化合物は、一分子中に2以上の活性エネルギー線硬化性基を有する化合物である。(B)活性エネルギー線硬化性多官能化合物として、分子中に2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する化合物を用いることができる。(B)活性エネルギー線硬化性多官能化合物として、3個以上の(メタ)アクリロイル基を有する化合物が好ましい。なお(B)活性エネルギー線硬化性多官能化合物として、2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する化合物であれば、モノマーであってもオリゴマーであってもよい。
本発明のハードコート用組成物は(C)導電性材料を含む。(C)導電性材料が含まれることによって、ハードコート用組成物によって形成されるハードコート層に導電性が付与され、これにより静電気などによるハードコート層へのホコリまたはゴミの吸着を抑制することができる。(C)導電性材料は、導電性をハードコート層に付与することができるものであればよく、例えば金属酸化物などが挙げられる。
本発明のハードコート用組成物は、必要に応じて、(D)光重合開始剤を含むことができる。(D)光重合開始剤が存在することによって、活性エネルギー線硬化性性シリコーンアクリル共重合体および活性エネルギー線硬化性多官能化合物の光照射時における重合を促進することができる。(D)光重合開始剤の例として、例えば、アルキルフェノン系光重合開始剤、アシルフォスフィンオキサイド系光重合開始剤、チタノセン系光重合開始剤、オキシムエステル系重合開始剤などが挙げられる。アルキルフェノン系光重合開始剤として、例えば2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン、1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オン、2−ヒロドキシ−1−{4−[4−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオニル)−ベンジル]フェニル}−2−メチル−プロパン−1−オン、2−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−モルフォリノプロパン−1−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン−1、2−(ジメチルアミノ)−2−[(4−メチルフェニル)メチル]−1−[4−(4−モルホリニル)フェニル]−1−ブタノンなどが挙げられる。アシルフォスフィンオキサイド系光重合開始剤として、例えば2,4,6−トリメチルベンゾイル−ジフェニル−フォスフィンオキサイド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルフォスフィンオキサイドなどが挙げられる。チタノセン系光重合開始剤として、例えば、ビス(η5−2,4−シクロペンタジエン−1−イル)−ビス(2,6−ジフルオロ−3−(1H−ピロール−1−イル)−フェニル)チタニウムなどが挙げられる。オキシムエステル系重合開始剤として、例えば、1.2−オクタンジオン,1−[4−(フェニルチオ)−,2−(O−ベンゾイルオキシム)]、エタノン,1−[9−エチル−6−(2−メチルベンゾイル)−9H−カルバゾール−3−イル]−,1−(0−アセチルオキシム)、オキシフェニル酢酸、2−[2−オキソ−2−フェニルアセトキシエトキシ]エチルエステル、2−(2−ヒドロキシエトキシ)エチルエステルなどが挙げられる。これらの光重合開始剤は、1種を単独で用いてもよく、また2種以上を併用してもよい。
(A)活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体0.1〜50重量%、
(B)活性エネルギー線硬化性多官能化合物50〜99.8重量%、および
(C)導電性材料0.1〜60重量%、
(但し、上記成分の重量%は何れも組成物中の固形分重量を基準とし、各成分の固形分合計重量を100重量%とする。)の量で含むのがより好ましい。
本発明のハードコート用組成物がさらに(D)光重合開始剤を含む場合は、
(A)活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体0.1〜30重量%、
(B)活性エネルギー線硬化性多官能化合物50〜99.7重量%、および
(C)導電性材料0.1〜60重量%、
(D)光重合開始剤0.1〜20重量%
(但し、上記成分の重量%は何れも組成物中の固形分重量を基準とし、各成分の固形分合計重量を100重量%とする。)の量で含むのがより好ましい。
本発明のハードコート用組成物は、必要に応じて添加剤を含んでもよい。これらを含めることによって、ハードコート層が設けられる物体に応じた性能を付与させることが可能となる。しかしながら、これらの添加剤は必ずしも必要とされるものではない。使用できる添加剤として、例えばTEGO(登録商標)Radシリーズ(Tego社製)、2100、2200N、2250、2500、2600、2700などのシリコーン系添加剤を用いることができる。
本発明のハードコート用組成物は、(A)活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体、(B)活性エネルギー線硬化性多官能化合物、および(C)導電性材料を少なくとも含有し、必要に応じて(D)光重合開始剤を含有する。そして、このハードコート用組成物を用いることによって、単層であっても耐擦傷性、耐摩耗性および帯電防止性に優れ、かつ防汚性および防汚耐久性にも優れたハードコート層を有する物体を形成することができる。
本発明の物体は、上記のハードコート用組成物より得られるハードコート層を有することを特徴とする。このような物体の好適な例として、例えば情報記録媒体が挙げられる。以下、情報記録媒体の構造等について記載する。
このような情報記録媒体について、図面を参照しながら説明する。図1は、情報記録媒体の構成の一例を示す概略断面図である。この情報記録媒体は、支持基体(20)上に情報記録層としての記録層(4)を有し、この記録層(4)上に光透過層(7)を有し、この光透過層(7)上にハードコート層(8)を有する。記録又は再生のためのレーザービームは、ハードコート層(8)および光透過層(7)を通して記録層(4)に入射される。そのため、このハードコート層(8)は光透過性である必要がある。
次に、支持基体側表面が記録/再生ビーム入射側表面とされる情報記録媒体について説明する。
VPS−1001(アゾ基含有ポリシロキサン化合物、和光純薬工業社製、ポリシロキサン鎖の分子量10000、固形分27%)227g(活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体中におけるポリシロキサン鎖の固形分重量割合が25重量%になる量)と、アクリルエステル17FE(三菱レイヨン(株)製)74g、アクリル酸37gからなるモノマー混合物(活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体中におけるフッ素含有不飽和モノマーの含有量:30重量%)とを混合した。この混合液を、撹拌羽根、窒素導入管、冷却管および滴下漏斗を備えた1000mlのガラス容器中で、窒素雰囲気下で100℃に加温したプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート310gに3時間かけて等速で滴下し、その後、30分間、100℃で反応させた。
VPS−1001(アゾ基含有ポリシロキサン化合物、和光純薬工業社製、ポリシロキサン鎖の分子量10000、固形分27%)227g(活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体中におけるポリシロキサン鎖の固形分重量割合が25重量%になる量)と、アクリルエステル17FE (三菱レイヨン(株)製)74g、シクロヘキシルメタクリレート74g、アクリル酸15gからなるモノマー混合物(活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体中におけるフッ素含有不飽和モノマーの含有量:30重量%)とを混合した。この混合液を、撹拌羽根、窒素導入管、冷却管および滴下漏斗を備えた1000mlのガラス容器中で、窒素雰囲気下で100℃に加温したプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート310gに3時間かけて等速で滴下し、その後、30分間、100℃で反応させた。
上記製造例1により得られた活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体(1)を用いて、表2に示した組成に従い各成分を混合し、ハードコート用組成物を調製した。
上記製造例1により得られた活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体(1)を用いて、表2の実施例2に示した組成に従い各成分を混合し、ハードコート用組成物を調製した。
上記製造例2により得られた活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体(2)を用いて、表2の実施例3に示した組成に従い各成分を混合し、ハードコート用組成物を調製した。
上記製造例2により得られた活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体(2)を用いて、表2の実施例4に示した組成に従い各成分を混合し、ハードコート用組成物を調製した。
表3の比較例1〜3に示した組成に従い各成分を混合し、ハードコート用組成物を調製した。得られたハードコート用組成物を用いて実施例2と同様に情報記録媒体を作製した。
実施例および比較例により得られた情報記録媒体のハードコート層の表面を、目視により観察することにより、評価を行った。評価結果を表2、3に示す。
情報記録層を設けずに、実施例1〜5および比較例1〜3と同様に作製したハードコート層の表面を、JIS K7204:1999に準拠したテーパー摩耗試験装置を用いて、荷重500gで500回摩耗させた。摩耗輪としてはCS−10F TypeIVを用いた。500回摩耗後のハードコート層表面のヘイズを、ヘイズメーター(スガ試験機社製)で測定し、これらの差を△ヘイズとして求めた。得られた結果について、表2、3に示す。
光ピックアップで受光した情報記録媒体からの戻り光に基づいて生成されるトラッキング誤差信号の電圧とあらかじめ設定された基準値とを比較して、情報記録媒体のトラッキング誤差信号の電圧変化量を測定し、これらのバラツキを変化量として求めた。得られた結果について、表2、3に示す。判定については振られ変化量35%以上のものを問題あり、それ以下のものを良好とした。得られた結果について、表2、3に示す。
JIS L1094に準拠して半減期を測定した。温度25度、相対湿度10%に設定された試験室において、実施例および比較例により得られた各情報記録媒体から、寸法35×35mmにて切り出した試料を測定器にセットし、測定時間を180分まで行った以外はJIS L1094記載の方法に従った。測定結果は、試料の帯電圧が1/2に減衰するまでの時間(半減期)として表す。この時間が短いほど、帯電防止性能に優れているといえる。なお本発明における情報記録媒体においては、この半減期が60分以下であれば使用において問題ないと評価できる。
協和界面科学(株)製の接触角計Face Contact−Anglemeterを用いて、静止接触角を測定した。測定液として純水およびn−オクタンを用いた。測定環境は、温度20℃、相対湿度60%であった。最初に、情報記録媒体における、ラビング前の接触角を測定した。
次いで、エタノールラビング後の接触角を測定した。ベンコット(旭化成せんい株式会社製)にエタノールを含浸させ、これを荷重1kg/cm2にて、各試験サンプルのハードコート表面に押し付けて100往復摺動させ、その後に、上記と同条件で接触角を測定した。ラビング後の接触角を測定することによって防汚耐久性を評価することができ、ラビング前の接触角およびラビング後の接触角の変化の差が小さいほど、防汚耐久性が高い。得られた結果について、表2、3に示す。
*1:ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート
*2:日産化学工業(株)社製、セルナックス CX−Z210IP−F2
*3:イルガキュア184、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン
*4:溶媒
*5:大日本インキ化学工業(株)社製、メガファックF−484
*6:ビックケミー・ジャパン(株)社製、BYK−3500
である。
20:支持基体、
21:支持層、
22:光透過支持基体層、
3 :反射層、
4 :記録層、
41:相変化記録材料層(記録層)、
42:有機色素層、
51:第1誘電体層、
52:第2誘電体層、
6 :保護層、
61:保護接着層、
7 :光透過層、
8 :ハードコート層。
Claims (10)
- (A)活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体0.1〜49.9重量%;(B)活性エネルギー線硬化性多官能化合物50〜99.8重量%;および(C)導電性材料0.1〜49.9重量%(但し、上記成分(A)〜(C)の重量%は何れも組成物中の固形分重量を基準とし、各成分の固形分合計重量を100重量%とする。);を含むハードコート用組成物であって、
該(A)活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体が、
(a−1)下記式(I)で表されるポリシロキサンブロック
式(I)
[式(I)中、R1およびR2は、同一または異なって、水素原子、炭素数1〜6のアルキル基またはニトリル基を表し;R3は、同一または異なって、水素原子または炭素数1〜6のアルキル基を表し;R4は、同一または異なって、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基または炭素数6〜12のフェニル基を表し;p及びqは、同一または異なって、0〜6の整数を表し;mは0〜600の整数を表す。]、
(a−2)活性エネルギー線硬化性二重結合基含有アクリルブロック、
(a−3)フルオロアルキル基含有アクリルブロック、
を有する、
ハードコート用組成物。 - 前記ハードコート用組成物がさらに(D)光重合開始剤を含む、請求項1記載のハードコート用組成物。
- 前記(A)活性エネルギー線硬化性シリコーンアクリル共重合体を構成する各ブロックの重量比率が、
(a−1)ポリシロキサンブロック0.1〜40重量%
(a−2)活性エネルギー線硬化性二重結合基含有アクリルブロック5〜94.8重量%、および
(a−3)フルオロアルキル基含有アクリルブロック4.9〜49.9重量%
である、請求項1または2に記載のハードコート用組成物。 - 前記(C)導電性材料が、アンチモン、インジウム、スズからなる群から選択される元素を少なくとも1種含む金属酸化物の微粒子である、請求項1〜3いずれかに記載のハードコート用組成物。
- 請求項1〜4いずれかに記載のハードコート用組成物から形成されるハードコート層を有する物体。
- 請求項1〜4いずれかに記載のハードコート用組成物から形成されるハードコート層および光透過層を有する積層体を含む物体。
- 前記光透過層が、ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーを含む活性エネルギー線硬化性材料から得られる層である、請求項6記載の物体。
- 前記物体が情報記録媒体である、請求項5〜7いずれかに記載の物体。
- 光透過層の上に、請求項1〜4いずれかに記載のハードコート用組成物を塗装し、次いで活性エネルギー線の照射によりハードコート用組成物を硬化させる、ハードコート層形成工程、を包含する、請求項6〜8いずれかに記載の物体の製造方法。
- 前記物体の製造方法において、光透過層が未硬化または半硬化である状態においてハードコート用組成物を塗装して前記ハードコート層を形成することを特徴とする、請求項9記載の物体の製造方法。
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