JP4480117B2 - ビトロネクチンレセプターアンタゴニストであるベンズイミダゾール化合物 - Google Patents
ビトロネクチンレセプターアンタゴニストであるベンズイミダゾール化合物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4480117B2 JP4480117B2 JP2000585220A JP2000585220A JP4480117B2 JP 4480117 B2 JP4480117 B2 JP 4480117B2 JP 2000585220 A JP2000585220 A JP 2000585220A JP 2000585220 A JP2000585220 A JP 2000585220A JP 4480117 B2 JP4480117 B2 JP 4480117B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- alkyl
- resin
- cycloalkyl
- mmol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 0 CCOC([C@](*)NC(N(Cc1nc2ccccc2[n]1)Cc(cc1)ccc1C(NC[C@@](C(O)=O)NC(OCc1ccccc1)=O)=O)=O)=O Chemical compound CCOC([C@](*)NC(N(Cc1nc2ccccc2[n]1)Cc(cc1)ccc1C(NC[C@@](C(O)=O)NC(OCc1ccccc1)=O)=O)=O)=O 0.000 description 9
- IOLQGYBIBBUCCW-UHFFFAOYSA-N CCC1NC(CCC=C2)=C2C(C)=C1 Chemical compound CCC1NC(CCC=C2)=C2C(C)=C1 IOLQGYBIBBUCCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- XYUAXZDQSDTCHO-UHFFFAOYSA-N O=S(c1ccccc1)=O Chemical compound O=S(c1ccccc1)=O XYUAXZDQSDTCHO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- DIKIZNRMEAHRFH-UHFFFAOYSA-N OC(C(CNC(c1ccc(CN(Cc2nc3ccccc3[nH]2)C(NC2CCCCC2)=O)cc1)=O)NC(OCC1C=CC=CC1)=O)=O Chemical compound OC(C(CNC(c1ccc(CN(Cc2nc3ccccc3[nH]2)C(NC2CCCCC2)=O)cc1)=O)NC(OCC1C=CC=CC1)=O)=O DIKIZNRMEAHRFH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D405/00—Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom
- C07D405/02—Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom containing two hetero rings
- C07D405/12—Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P19/00—Drugs for skeletal disorders
- A61P19/08—Drugs for skeletal disorders for bone diseases, e.g. rachitism, Paget's disease
- A61P19/10—Drugs for skeletal disorders for bone diseases, e.g. rachitism, Paget's disease for osteoporosis
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P27/00—Drugs for disorders of the senses
- A61P27/02—Ophthalmic agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P35/00—Antineoplastic agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P43/00—Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
- A61P9/10—Drugs for disorders of the cardiovascular system for treating ischaemic or atherosclerotic diseases, e.g. antianginal drugs, coronary vasodilators, drugs for myocardial infarction, retinopathy, cerebrovascula insufficiency, renal arteriosclerosis
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D235/00—Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, condensed with other rings
- C07D235/02—Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, condensed with other rings condensed with carbocyclic rings or ring systems
- C07D235/04—Benzimidazoles; Hydrogenated benzimidazoles
- C07D235/06—Benzimidazoles; Hydrogenated benzimidazoles with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached in position 2
- C07D235/14—Radicals substituted by nitrogen atoms
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Public Health (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
- Rheumatology (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Urology & Nephrology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Cardiology (AREA)
- Ophthalmology & Optometry (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
Description
(発明の分野)
本発明は、ビトロネクチンレセプターアンタゴニストであり、そして癌、網膜症、心臓血管障害(アテローム性動脈硬化症および再狭窄など)、ならびに骨吸収が要因である疾患(骨粗しょう症など)を処置するために有用である、化合物に関する。
【0002】
(発明の背景)
インテグリンは、細胞接着レセプターのスーパーファミリーであり、様々な細胞上に発現する膜貫通糖タンパク質である。これらの細胞表面接着レセプターには、gpIIb/IIIa(「フィブリノゲンレセプター」としても公知である)、およびαvβ3(「ビトロネクチンレセプター」としても公知である)が挙げられる。フィブリノゲンレセプターgpIIb/IIIaは、血小板表面で発現され、そしてこれは、出血創傷の部位において、血小板凝集および止血血餅の形成を媒介する。Philipsら、Blood、1988、71、831。ビトロネクチンレセプターαvβ3は、多数の細胞(内皮細胞、平滑筋細胞、破骨細胞および腫瘍細胞を含む)上で発現され、従って、様々な機能を有する。破骨細胞の膜上で発現するαvβ3レセプターは、骨吸収プロセスを媒介し、そして骨粗しょう症の発達に寄与する。Rossら、J.Biol.Chem.、1987、262、7703。ヒト大動脈平滑筋細胞上で発現するαvβ3レセプターは、これらの細胞の新内膜(neointima)への移動を刺激し、これは、血管形成後のアテローム性動脈硬化症および再狭窄の形成を導く。Brownら、Cardiovascular Res.、1994、28、1815。さらに、最近の研究は、αvβ3アンタゴニストが、脈管形成の血管のアポトーシスの誘導によって、腫瘍の後退を促進し得ることを示した。Brooksら、Cell、1994、79、1157。従って、ビトロネクチンレセプターをブロックする薬剤は、このレセプターにより媒介される疾患(骨粗しょう症、アテローム性動脈硬化症、再狭窄および癌など)の処置に有用である。
【0003】
ビトロネクチンレセプターは、トリペプチドArg−Gly−Asp(またはRGD)モチーフを含む骨マトリックスタンパク質(例えば、オステオポンチン、骨分泌タンパク質(bone sialoprotein)およびトロンボスポンジン)に結合することが公知である。従って、Hortonら、Exp.Cell Res.1991、195、368は、RGD含有ペプチドおよび抗ビトロネクチンレセプター抗体(23C6)が、破骨細胞による象牙質吸収および細胞拡散を阻害することを開示する。さらに、Satoら、J.Cell Biol.1990、111、1713は、エチスタチン(echistatin)(RGD配列を含む蛇毒ペプチド)が、組織培養における骨吸収の強力なインヒビターであり、破骨細胞の骨への付着を阻害することを開示する。Fisherら、Endocrinology 1993、132、1411は、エチスタチンが、ラットにおいてインビボで骨吸収を阻害することをさらに示した。Bertoliniら、J.Bone Min.Res.、6、Sup.1、S146、252は、
【0004】
【化17】
が、破骨細胞の骨への付着を阻害することを示した。EP 0 528 587およびEP 0 528 586は、破骨細胞媒介骨吸収を阻害する、置換フェニル誘導体を報告する。
【0005】
Aligら、EP 0 381 033、Hartmanら、EP 0 540 334、Blackburnら、WO93/08174、Bondinellら、WO93/00095,Blackburnら、WO95/04057,Egbertsonら、EP 0 478 328、Sugiharaら、EP 0 529 858、Porterら、EP 0 542 363、およびFisherら、EP 0 635 492は、フィブリノゲンレセプターを阻害するために有用である、特定の化合物を開示する。WO96/00730は、ビトロネクチンレセプターアンタゴニストである、特定の化合物を開示する。
【0006】
(発明の要旨)
本発明者らは、ビトロネクチンレセプターでのアンタゴニストである新規化合物を発明し、すなわち、これらは、ビトロネクチンレセプターに対して高い親和性を有し、従って、ビトロネクチンレセプターにより媒介される障害または疾患(例えば、癌、網膜症、アテローム性動脈硬化症、血管再狭窄(vascular restenosis)および骨粗しょう症)を処置するためにこれらを有用にする。本発明者らの発明の化合物、あるいはその生体不安定な(biolabile)エステル、またはその薬学的に受容可能な塩は、以下の式を有する:
【0007】
【化18】
ここで、n、p、qおよびrは、各々独立して、0または1から選択され;
a、b、c、およびdが、各々独立して、炭素または窒素原子を示し、但し、a、b、c、およびdのうちの2つ以下が窒素原子であり;
YおよびY1は、各々独立して、アルキル、アルコキシ、ハロ、−CF3、および−C(O)OHから選択される1〜4個の任意の置換基を示し;
R1は、H、アルキル、アリール、アラルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアラルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、−NHRA、−NHC(O)RA、NHSO2RA、NHC(O)NHRAまたは−NHC(O)ORAであり、R1は、ハロ、アルキル、−CF3、−CN、−ORB、−SRB、−CO2RB、−C(O)RB、−OC(O)RB、−OC(O)ORBおよび−SO2RBから選択される1〜3個の基によって必要に応じて置換され、そして、RAおよびRBは、独立して、H、アルキル、アリール、アラルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアラルキル、シクロアルキルアルキルまたはヘテロシクロアルキルアルキルから選択され、但し、R1がアルキルである場合、R1はハロで置換されず、但し、R1が−NHSO2RAまたは−NHC(O)ORAである場合、RAはHではなく、そして但し、−SO2RBまたは−OC(O)ORBについて、RBはHではなく;
R2は、H、アルキル、アリール、アラルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアラルキル、シクロアルキルアルキル、またはヘテロシクロアルキルアルキルであり、R2は、ハロ、アルキル、−CF3、−CN、−ORC、−SRC、−CO2RC、−C(O)RC、−OC(O)RC、−OC(O)ORCおよび−SO2RCから選択される1〜3個の基によって必要に応じて置換され、ここで、RCは、H、アルキル、アリール、アラルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアラルキル、シクロアルキルアルキルまたはヘテロシクロアルキルアルキルから選択され、但し、R2がアルキルである場合、R2はハロで置換されず、そして但し、−SO2RCまたは−OC(O)ORCについて、RCはHではなく;
R3は、H、アルキル、アラルキル、アリールシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアラルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、−C(O)RD、−C(O)ORD、−SO2RE、−C(O)NRFRG、−C(O)NRFSO2RE、または−C(=S)NRFRGであり、ここで、RD、RE、RFおよびRGが、独立して、H、アルキル、アリール、アラルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキルアルキルまたはヘテロシクロアルキルアルキルから選択され、あるいはRFおよびRGが、一緒になって、0〜1個の酸素原子または硫黄原子、および1〜2個の窒素原子を含む、5〜7員環を完成し、R3は、ハロ、アルキル、アリール、−CF3、−CN、−ORH、−SRH、−CO2RH、−C(O)RH、−OC(O)RH、−OC(O)ORH、−SO2RHおよび−NRHRHから選択される1〜3個の基によって必要に応じて置換され、ここで、RHが、H、アルキル、アリール、アラルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアラルキル、シクロアルキルアルキルまたはヘテロシクロアルキルアルキルから選択され、但し、R3がアルキルである場合、R3はハロによって置換されず、但し、R3が−SO2RE、−C(O)NRFSO2RE、または−CO(O)RDである場合、RDおよびREはHではなく、そして但し、−SO2RHまたは−OC(O)ORHについて、RHはHではなく;
R4は、H、アルキル、アラルキル、アリールシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアラルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、またはヘテロシクロアルキルであり、R4は、ハロ、アルキル、−CF3、−CN、−ORJ、−SRJ、−CO2RJ、−C(O)RJ、−OC(O)RJ、−OC(O)ORJおよび−SO2RJから選択される1〜3個の基によって必要に応じて置換され、ここで、RJは、H、アルキル、アリール、アラルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアラルキル、シクロアルキルアルキルまたはヘテロシクロアルキルアルキルから選択され、但し、R4がアルキルである場合、R4はハロによって置換されず、そして但し、−SO2RJまたは−OC(O)ORJについて、RJはHではなく;
R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11およびR12は、独立して、HまたはC1〜C3アルキルから選択され;
そしてここで、
【0008】
【化19】
が互いに対してメタまたはパラに配置される。
【0009】
(発明の詳細な説明)
R1は、好ましくは、H、−NHRA、−NHC(O)RA、−NHC(O)ORA、−NHC(O)NHRA、または−NHSO2RAである。R1は、より好ましくは、−NHC(O)ORAである。R1は、最も好ましくは、以下:
【0010】
【化20】
である。
【0011】
R2は、好ましくはHである。
【0012】
R3は、好ましくは、H、アルキル、−C(O)RD、−C(O)ORD、−C(O)NRFRG、および−C(=S)NRFRGから選択される。RDは、好ましくは、フェニル、アルキル、アラルキル、アリールシクロアルキル、シクロアルキル、および
【0013】
【化21】
から選択され、ここで、RDが、アルコキシ、ハロ、シクロアルキル、−S−CH3、フェニルオキシ、−OC(O)CH3、−C(O)OC2H5および−N(CH3)2から選択される1〜3個の置換基によって必要に応じて置換される。RFおよびRGは、好ましくは、H、アルキル、フェニル、シクロアルキル、およびアラルキルから選択され、ここで、RFおよびRGがアルコキシ、ハロまたは−CO2RHによって必要に応じて置換される。
【0014】
R4は、好ましくはHまたはアルキルであり、最も好ましくはHである。
【0015】
R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11およびR12は、それぞれ好ましくは、Hである。
【0016】
好ましくは、n+pの合計は1である。
【0017】
好ましくは、q+rの合計は1である。
【0018】
好ましくは、a、b、c、およびdは炭素原子である。
【0019】
好ましくは、
【0020】
【化22】
が互いに対してパラに配置される。
【0021】
以下の化合物は、その生体不安定なエステル、またはその薬学的に受容可能な塩を含めて、特に好ましい:
【0022】
【化23】
上記のうちで、以下が特に好ましい:
【0023】
【化24】
好ましくは、本発明の化合物は、αllbβ3に対してより、αvβ3に対して、100倍より大きくより特異的な親和性を有する化合物から選択される。
【0024】
本明細書中で使用する場合には、以下の用語は、他に規定されない限り、以下の意味を有する:
「アルキル」とは、1〜20個の炭素原子、好ましくは1〜6個の炭素原子を有する、直鎖または分枝の炭化水素鎖基を示す。
【0025】
「アルコキシ」とは、式−ORを有する基を示し、ここでRはアルキルである。
【0026】
「アリール」とは、少なくとも1つの芳香族環を有する炭素環式基を示す。
【0027】
「アラルキル」とは、式アリール−R−を有する基を示し、ここでRはアルキルである。
【0028】
「アリールシクロアルキル」とは、式アリール−R−を有する基を示し、ここでRはシクロアルキルである。
【0029】
「アリールアルコキシ」とは、式アリール−R−O−を有する基を示し、ここでRはアルキルである。
【0030】
「カルボキシ」とは、式−C(O)OHを有する基を示す。
【0031】
「カルボキシアルキル」とは、式−R−C(O)OHを有する基を示し、ここでRはアルキルである。
【0032】
「カルバモイル」とは、式−C(O)NH2を有する基を示す。
【0033】
「カルバモイルアルキル」とは、式−R−C(O)NH2を有する基を示し、ここでRはアルキルである。
【0034】
「Cbz」とは、ベンジルオキシカルボニルを示す。
【0035】
「シクロアルキル」とは、3〜20個の炭素原子、好ましくは3〜7個の炭素原子を有する、非芳香族の炭素環式環または多炭素環式(multi−carbocyclic)環系を示す。
【0036】
「シクロアルキルアルキル」とは、式シクロアルキル−R−を有する基を示し、ここでRはアルキルである。
【0037】
「Fmoc」とは、9−フルオレニルメトキシカルボニルを示す。
【0038】
「ヘテロアリール」とは、芳香族炭素環式基であって、ここで、このような基の1つ以上の炭素原子が、O、SおよびNから選択されるヘテロ原子で置換される、基を示す。
【0039】
「ヘテロアラルキル」とは、式ヘテロアリール−R−を有する基を示し、ここでRはアルキルである。
【0040】
「ヘテロシクロアルキル」とは、シクロアルキル基であって、ここで、このような基の1つ以上の炭素原子が、O、S、NH、またはN−アルキルで置換される、基を示す。
【0041】
「ヘテロシクロアルキルアルキル」とは、式ヘテロシクロアルキル−R−を有する基を示し、ここでRはアルキルである。
【0042】
「ハロ」とは、ハロゲン置換基を示す。
【0043】
用語「生体不安定なエステル」とは、式(I)の化合物の薬学的に受容可能な、生物学的に分解性のエステル誘導体を意味し、すなわち、動物または人間に投与されると、その体内で式(I)の化合物に変換するプロドラッグである。
【0044】
用語「ビトロネクチン媒介障害」とは、ビトロネクチンレセプターの生物学的活性によって引き起こされるかまたは悪化される、疾患状態または疾病を意味する。ビトロネクチンレセプターにより媒介される障害には、癌、網膜症、アテローム性動脈硬化症、血管再狭窄、および骨粗しょう症が挙げられるが、これらに限定されない。
【0045】
用語「有効量」とは、検出可能な治療効果を示すに十分な、ビトロネクチンレセプターアンタゴニスト化合物の量を示す。治療効果には、例えば、所望でない組織もしくは悪性細胞の増殖の阻害、または骨密度の増加が挙げられ得るが、これらに限定されない。被験体に対する厳密な有効量は、その被験体のサイズおよび健康、処置されるべき状態の性質および重篤度などに依存する。所定の状況に対する有効量は、本明細書中に提供される情報に基づいて、慣用的な実験により、決定され得る。
【0046】
以下の略号が、本明細書中に記載される溶媒および試薬に対して使用される:エタノール(「EtOH」);メタノール(「MeOH」);酢酸(「AcOH」);酢酸エチル(「EtOAc」);2−(1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(「HBTU」);1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(「HOBt」);ブロモ−トリス−ピロリジノ−ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(「PyBroP」);N,N−ジメチルホルムアミド(「DMF」);トリフルオロ酢酸(「TFA」);1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(「EDCl」);およびジイソプロピルエチルアミン(「DIPEA」)。さらに、「Ph」はフェニル基を示し;「tBu」は−C(CH3)3基を示し;「OtBu」は−O−C(CH3)3基を示し、「n−Bu」または「Bu−n」は、n−ブチル基を示し、「Et」はエチル基を示し、「Me」はメチル基を示し、「Ac」はアセチル基を示し、そして「Boc」はt−ブトキシカルボニルを示す。
【0047】
本発明の化合物は、不斉炭素原子を有し、従って、全ての異性体(エナンチオマーおよびジアステレオマーを含む)は、本発明の範囲内である。本発明は、d異性体およびl異性体を、両方の純粋な形態でおよび混合物(ラセミ混合物を含む)で含む。異性体は、キラルな出発物質を反応させることによって、または式(I)の化合物の異性体を分離することによって、従来の技術を使用して調製され得る。
【0048】
本発明の特定の化合物は、本質的に酸性である(例えば、カルボキシル基またはフェノール性ヒドロキシル基を有する化合物)。これらの化合物は、薬学的に受容可能な塩を、無機塩基および有機塩基と形成する。この塩は、この化合物の溶液を適切な塩基で処理することにより、調製され得る。このような塩の非限定的な例は、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、アルミニウム塩、金塩および銀塩、ならびにアンモニア、アルキルアミン、ヒドロキシアルキルアミン、N−メチルグルカミンなどの薬学的に受容可能なアミンと形成される塩である。
【0049】
本発明の特定の化合物は、本質的に塩基性であり、そして有機酸および無機酸と、薬学的に受容可能な塩を形成し得る。塩形成のための適切な酸の非限定的な例は、塩酸、硫酸、リン酸、酢酸、クエン酸、シュウ酸、マロン酸、サリチル酸、リンゴ酸、フマル酸、コハク酸、アスコルビン酸、マレイン酸、メタンスルホン酸ならびに当業者に周知の無機酸およびカルボン酸である。この塩は、この遊離塩基形態を、塩を生成するに十分な量の所望の酸と接触させることにより、調製される。
【0050】
本発明の化合物を経口投与のために提供する場合には、式(I)の化合物を生体不安定なエステルの形態で使用することが所望され得る。任意の特定のエステル形成基の適合性は、従来のインビボ動物またはインビトロ酵素加水分解の研究により、評価され得る。従って、望ましくは、最適な効果のために、このエステルは、吸収が完了した後にのみ加水分解されるべきである。従って、このエステルは、吸収前には消化酵素による早期の加水分解に対して抵抗性であるべきであるが、例えば、腸壁、血漿または肝臓の酵素によっては、産生的に加水分解されるべきである。この様式で、この活性な酸が血流中に放出され、続いてこのプロドラッグが経口的に吸収される。
【0051】
適切な生体不安定なエステルには、アルキル、アルカノイルオキシアルキル、シクロアルカノイルオキシアルキル、アロイルオキシアルキルおよびアルコキシカルボニルオキシアルキルのエステル(そのシクロアルキルおよびアリール置換誘導体を含む)、アリールエステルならびにシクロアルキルエステルが挙げられ得、ここで、上記アルキル、アルカノイルまたはアルコキシ基は1〜8個の炭素原子を含み得、そして分枝鎖または直鎖であり得、上記シクロアルキル基は、3〜7個の炭素原子を含み得、そして上記シクロアルカノイル基は、4〜8個の炭素原子を含み得、ここでこれらの両方は、必要に応じて、ベンゾ縮合し、そして上記アリールおよびアロイル基は、置換されたフェニル、ナフチルまたはインダニル環系を含む。好ましくは、本発明の生体不安定なエステルは、C1〜C4アルキルエステルである。より好ましくは、これらは、メチル、エチルおよびピバロイルオキシメチルのエステルである。
【0052】
生体不安定なエステルは、式(I)の酸から、当業者に周知の標準的な反応によって得られ得る。例えば、アリールおよびアルキルのエステルは、様々な様式(例えば、アシルクロリドを形成することによって)での式(I)のカルボン酸の活性化を介して、続いて所望のフェノールまたはアルコールとの反応によって合成され得る。あるいは、アルキルエステルは、式(I)の化合物の適切なアルカリ金属カルボン酸塩、またはアルカリ土類金属カルボン酸塩のアルキル化により、得られ得る。
【0053】
本発明の化合物は、以下の反応スキーム(スキームI)に従って調製され得る:
【0054】
【化25】
スキーム1において、qまたはrの少なくとも1つが1である化合物の固相調製が示され、化合物2は、−OHまたは−Cl基を有する切断可能な酸不安定なリンカーL(例えば、Wang、Sarinおよびクロロトリチル樹脂)を介してポリマー性樹脂3(例えば、架橋ポリスチレンまたはポリエチレングリコール/ポリスチレンコポリマー)に従来の手段によって接続され、樹脂化合物4を形成する。例えば、樹脂への接続は、有機溶媒(例えば、DMFまたは塩化メチレン)中でDIPEAの存在下、化合物2と樹脂3(Cl−形態)とを反応させることによって実施され得る。化合物4のFmoc基は、従来の手段によって(例えば、0℃〜80℃でDMF中ピペリジンで処理することによって)除去され、塩化ベンゾイル5でアシル化されてアミド6を形成する。アシル化は、好ましくは3級アミン(好ましくはDIPEA)の存在下、0℃〜80℃で有機溶媒中(例えば、塩化メチレンまたはDMF)中で実施される。アミド6は、置換反応においてベンズイミダゾール−アミン7と反応し、化合物8を生成する。この置換反応は、好ましくは、DMF中で反応物を長時間(好ましくは1〜2日間)振盪することによって実行される。R3基がHでない化合物について、このような化合物は、化合物8を化合物9を形成するためのR3置換基を付加するための従来の反応に供することによって作製され得る。例えば、所望の置換基に依存して、化合物8は、カルボン酸、塩化アシル、無水アシル、イソシアネート、塩化カルバモイル、イソチオシアネート、ハロゲン化アルキル、スルホン化アルキル、またはエポキシドと反応し得るか、あるいは化合物8は、アルデヒドまたはケトンを用いて還元的アルキル化に供され得る。化合物10は、従来の手段(例えば、10〜60分間周囲温度で塩化メチレン中で希TFAで処理すること)によって化合物9のリンカーおよび樹脂部分からの切断により形成される。所望であれば、化合物10は、標準的なエステル化方法によって生体不安定なエステルに変換され得る。
【0055】
qおよびrがともに0である化合物は、以下のスキーム2に示される固相合成に従って調製され得る。
【0056】
【化26】
スキーム2において、化合物4(スキーム1に記載されるように調製される)は、0℃〜80℃でDMF中でピペリジンで処理され、塩化ベンゾイル11でアシル化され、アミド12を形成する。アシル化は、好ましくは、3級アミン(好ましくは、DIPEA)の存在下で、0℃〜80℃で有機溶媒(例えば、塩化メチレンまたはDMF)中で実行される。アミド12は、引き続いてベンズイミダゾール13と反応し、化合物14を形成し、そして所望であれば、スキーム1について記載される条件下でR3基を付加するための適切な試薬と反応し、化合物15を形成する。化合物16は、スキーム1で記載された条件下で化合物15のリンカーおよび樹脂部分からの切断によって形成される。所望であれば、化合物16は、標準的なエステル化方法によって生体不安定なエステルに変換され得る。先のスキームにおいて使用される出発化合物および試薬は、市販であるか、または当業者に周知の方法によって調製され得る。
【0057】
当業者は、先の反応スキームにおける反応性基(例えば、カルボキシル、アミノ、ヒドロキシ)が、所望であるかまたは必要である場合、引き続く標準的な手順によって除去され得る従来の保護基で保護され得ることを認識する。例えば、McOmie、Protecting groups In Organic Chemistry,Plenum Press,N.Y.,1973、およびGreeneおよびWuts,Protecting Groups In Organic Synthesis、第2版、John Wiley & Sons,N.Y.1991を参照のこと。
【0058】
固相合成の代替として、本発明の化合物は、反応性基に適切な保護基を使用する溶液合成によって調製され得る。t−ブチルエステルがカルボキシルの保護に特に有用であるが、アリルおよびベンジルのような他の基がまた適切である。中間体エステルは、適切な脱保護方法によって酸に変換され得る。
【0059】
本発明の化合物から薬学的組成物を調製するために、不活性な薬学的に受容可能なキャリアは、固体または液体のいずれかであり得る。固体形態調製物には、粉末、錠剤、分散可能顆粒、カプセル、カシェ剤および坐剤が挙げられる。粉末および錠剤は、約5〜約70%の活性成分から構成され得る。適切な固体キャリア、例えば、炭酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク、糖、ラクトースなどが当該分野で公知である。錠剤、粉末、カシェ剤およびカプセルは、経口投与に適切な固体投薬形態として使用され得る。
【0060】
坐剤を調製するために、脂肪酸グリセリドまたはココアバターの混合物のような低融点ワックスは、最初に融解され、活性成分が攪拌によってそこに均一に分散される。次いで、溶解した均一な混合物は、都合の良いサイズの鋳型に注がれ、冷却され、それにより固化する。
【0061】
液体形態調製物には、溶液、懸濁液およびエマルジョンが挙げられる。例として、非経口的な注射のための水または水−プロピレングリコール溶液が言及され得る。
【0062】
液体形態調製物はまた、経鼻投与のための溶液を含み得る。
【0063】
眼用(opthalmic)調製物は、Sorbi−care(登録商標)(Allergan)またはNeodecadron(登録商標)(Merck,Sharp & Dohme)のような市販のビヒクルを使用して処方され得る。
【0064】
吸入に適切なエアロゾル調製物は、溶液および粉末形態の固体を含み得、これは、不活性な圧縮ガスのような薬学的に受容可能なキャリアと組み合わせられ得る。
【0065】
また、使用の直前に、経口投与または非経口投与のいずれかのための液体形態調製物に変換することが意図される固体形態調製物が含まれる。このような液体形態には、溶液、懸濁液およびエマルジョンが挙げられる。
【0066】
本発明の化合物はまた、経皮的に送達可能であり得る。経皮的組成物は、クリーム、ローション、エアロゾル、および/またはエマルジョンの形態を取り得、この目的のために当該分野で従来的なマトリックスの経皮パッチまたはレザバ型に含まれ得る。
【0067】
好ましくは、薬学的調製物は、単位投薬形態である。このような形態において、調製物は、適切な量の活性成分(例えば、所望の目的を達成するための有効量)を含む単位用量に細分割される。
【0068】
調製物の単位用量中の活性化合物の量は、特定の用途に従って、0.01mg〜1000mg、より好ましくは0.1mg〜200mg、最も好ましくは5mg〜100mgで変化され得るかまたは調整され得る。
【0069】
使用される実際の投薬量は、患者の要件および処置される状態の重篤度に依存して変化し得る。特定の状況についての適切な投薬量の決定は、当該分野の技術の範囲内である。一般的に、処置は、化合物の最適用量よりも少ないより小さな投薬量で開始される。その後、投薬量は、この条件下で最適の効果を達成するまで小さな増分で増加される。便利のために、1日の合計の用量は、分割され、所望であればその日の間に一部づつ投与され得る。
【0070】
本発明の化合物の投与の量および頻度は、患者の年齢、状態および大きさならびに処置される症状の重篤度のような因子を考慮して付き添いの臨床医の判断に従って調節される。典型的な推奨される投薬レジメンは、腫瘍増殖をブロックするために、2〜4に分割された用量で、0.02mg〜4,000mg/日、好ましくは、0.2mg〜800mg/日、最も好ましくは、10mg〜400mg/日の経口投与である。
【0071】
以下の実施例は、先の本発明を例示するが、このような実施例は、本発明の範囲を限定すると解釈されるべきでない。本発明の範囲内である代替の機構の経路および類似構造は、当業者に明らかである。
【0072】
(実施例)
以下の実施例において、「漏斗装置」は、含有物を窒素と共に攪拌し、濾過により溶媒を除去するための焼結ガラス漏斗である。樹脂が、例えば(20mL×5)の溶媒で「洗浄」される場合、溶媒(20mL)中の樹脂は、漏斗装置内で2分間攪拌され、溶媒が濾過(排出)により除去され、そしてこの手順がさらに4回繰り返される。
【0073】
以下の実施例について、「AA」は、調製実施例から使用される特定の化合物に依存して、
【0074】
【化27】
を示す。「−U−」は、調製実施例から使用される特定の化合物に依存して、−CH2−、−CH2−CH2−、または−CH(CH3)−を示す。
【0075】
「2−クロロトリチル樹脂、塩化物形態」は、
【0076】
【化28】
を示し、ここで、
【0077】
【化29】
は、樹脂(ポリマー)部分を表す。「CTR」は、2−クロロトリチル樹脂を表す。従って、例えば、2−クロロトリチル樹脂上のN2−Cbz−L−2,3−ジアミノプロピオン酸は、
【0078】
【化30】
を示す。
【0079】
(調製1)
2−(アミノメチル)ベンズイミダゾール
【0080】
【化31】
メタノール(400mL)中の水酸化カリウム(9.50g)の溶液に2−(アミノメチル)ベンズイミダゾール二塩酸塩水和物(18.50g)を加えた。得られた混合物を室温で30分間攪拌し、濾過し、真空下で濾液を濃縮した。EtOAc(5×500mL)で残渣を抽出し、濾過した。真空下で濾液を濃縮し、表題化合物を白色固体(9.60g)として得た。
【0081】
(調製2)
[3−[4−(ベンゾイミダゾール2−イルメチル)アミノメチルベンゾイル]アミノ]−3−フェニル−プロピオン酸(2−クロロトリチル樹脂上)
【0082】
【化32】
工程1.3−Fmoc−アミノ−3−フェニルプロピオン酸
【0083】
【化33】
3−アミノ−3−フェニルプロピオン酸(3.70g、22.4mmol)およびNaHCO3(8.42g、100mmol)を、アセトン(50mL)および水(50mL)中で合わせた。氷浴中で冷却した。Fmoc−O−ヒドロキシスクシンイミド(9.40g、28.0mmol)を添加し、そして氷が溶ける間、得られた混合物を、3時間攪拌した。減圧下でこの混合物を濃縮し、EtOAcでこの水性部分を抽出した。このEtOAc溶液を、5%の氷酢酸水溶液(3×300mL)、5%NaHCO3溶液(3×300mL)およびブライン(3×300mL)で洗浄した。乾燥(MgSO4)したEtOAc溶液を、減圧下で濃縮し、表題化合物(Fmoc−O−ヒドロキシスクシンイミドを含む)を、工程2で使用される白色の泡状物として得た。
【0084】
参考文献:W.M.Kazmierski,Int.J.Pep.Prot.Res.,45,242(1995)。
【0085】
工程2.3−アミノ−3−フェニルプロピオン酸(2−クロロトリチル樹脂上)
【0086】
【化34】
工程2a:DIPEA(1.6mL)のDMF(10mL)溶液に、粗生成物(調製2、工程1)(0.64g)を添加した。2−クロロトリチル樹脂(クロリドの泡状物)(2.00g、0.65mmol/g)を添加した。得られた混合物を、30分間攪拌した。MeOH(0.44mL)を添加し、この混合物を10分間攪拌し、そしてドレイン(drain)した。DMF(30mL×5)、次いでCH2Cl2(30mL×5)で樹脂を洗浄し、3−Fmoc−アミノ−3−フェニルプロピオン酸(2−クロロトリチル樹脂上)を得た。
【0087】
工程2b:樹脂(調製2.工程2a)を、DMF(20mL×5)で洗浄した。DMF(30mL)中の20%ピペリジンを添加し、15分間攪拌し、そしてこの濾液を収集した。これを2回繰り返した。充填レベルを決定するために、100mLのメスフラスコ中で濾液を合わせ、DMFを添加して100mLにした(溶液A)。メスフラスコ中で、溶液A(0.2mL)を希釈して100mLにした。301nMでのUV吸収:0.374
0.374×濃度/7800
0.374×20,000/7800=0.959mmol/2g(0.479mmol/g)。
【0088】
(工程3.3−(4−クロロメチルベンゾイル)アミノ−3−フェニルプロピオン酸(2−クロロトリチル樹脂上))
【0089】
【化35】
バイアルの中のCH2Cl2(5mL)中に樹脂(調製2、工程2b)(2.00g、0.959mmol)を配置し、DIPEA(1.84mL、10.6mmol)で処理し、次いで4−クロロメチルベンゾイルクロリド(1.89g、9.6mmol)で処理した。バイアルを密封し、そして2.5時間振盪機に配置した。樹脂を漏斗器具(funnel apparatus)に移した。この樹脂をCH2Cl2(20mL×3)、DMF(20mL×3)、次いで、CH2Cl2(20mL×3)で洗浄し、表題の樹脂を得た。
【0090】
(工程4.3−[4−(ベンゾイミダゾール2−イルメチル)アミノメチルベンゾイルアミノ−3−フェニルプロピオン酸(2−クロロトリチル樹脂上))
【0091】
【化36】
密封したバイアルの中のDMF(25mL)中の樹脂(調製2、工程3)(2.00g、0.479mmol)および2−(アミノメチル)ベンゾイミダゾール(9.6g)(調製1)を44時間振盪した。この樹脂を漏斗器具に移し、そしてこの樹脂をDMF(25mL×5)、次いでCH2Cl2(20mL×5)で洗浄し、表題の樹脂を得た。
【0092】
(調製3)
(N3−[3−(ベンゾイミダゾール2−イルメチル)アミノメチルベンゾイル]−N2−Cbz−L−2,3−ジアミノプロピオン酸(2−クロロトリチル樹脂上))
【0093】
【化37】
(工程1.N3−Fmoc−N2−Cbz−L−2,3−ジアミノプロピオン酸)
【0094】
【化38】
アセトン(25mL)および水(25mL)中でN2−Cbz−L−2,3−ジアミノプロピオン酸(2.66g、11.27mmol)およびNaHCO3(4.21g、50mmol)を合わせた。氷浴で冷却した。Fmoc−O−ヒドロキシスクシンイミド(4.70g、14.0mmol)を添加し、そして氷が溶ける間、得られた混合物を、3時間攪拌した。減圧下でこの混合物を濃縮し、EtOAcでこの水性部分を抽出した。このEtOAc溶液を、5%の氷酢酸水溶液(3×125mL)、5%NaHCO3溶液(3×100mL)およびブライン(3×100mL)で洗浄した。乾燥(MgSO4)したEtOAc溶液を、減圧下で濃縮し、表題化合物(Fmoc−O−ヒドロキシスクシンイミドを含む)を、工程2で使用される白色の泡状物(5.12g)として得た。
【0095】
参考文献:W.M.Kazmierski,Int.J.Pep.Prot.Res.,45,242(1995)。
【0096】
(工程2.N2−Cbz−L−2,3−ジアミノプロピオン酸(2−クロロトリチル樹脂上))
【0097】
【化39】
工程2a:DIPEA(1.47mL)のDMF(30mL)溶液に、粗生成物(調製3、工程1)(1.5g)を添加した。2−クロロトリチル樹脂(クロリドの泡状物)(2.0g、0.65mmol/g)を添加した。得られた混合物を、30分間攪拌した。MeOH(0.86mL)を添加し、この混合物を10分間攪拌し、そしてドレイン(drain)した。DMF(30mL×5)、次いでCH2Cl2(20mL×5)で樹脂を洗浄し、N3−Fmoc−N2−Cbz−L−2,3−ジアミノプロピオン酸(2−クロロトリチル樹脂上)を得た。
【0098】
工程2b:樹脂(調製3.工程2a)を、DMF(20mL×5)で洗浄した。DMF(30mL)中の20%ピペリジンを添加し、15分間攪拌し、そしてこの濾液を収集した。これを2回繰り返した。調製2のように充填を決定した。301nMでのUV吸収:0.391を測定した
0.391×濃度/7800
0.391×20,000/7800=1.0026mmol/2g(0.501mmol/g)。
【0099】
(工程3.N3−(3−クロロメチルベンゾイル)−N2−Cbz−L−2,3−ジアミノプロピオン酸(2−クロロトリチル樹脂上))
【0100】
【化40】
バイアルの中のCH2Cl2(5mL)中に樹脂(調製3、工程2b)(1.00g、0.50mmol)を配置し、DIPEA(0.96g、5.5mmol)で処理し、次いで3−クロロメチルベンゾイルクロリド(0.95g、5mmol)で処理した。バイアルを密封し、そして2.5時間振盪機に配置した。樹脂を漏斗器具に移した。この樹脂をCH2Cl2(20mL×3)、DMF(20mL×3)、次いで、CH2Cl2(20mL×3)で洗浄し、表題の樹脂を得た。
【0101】
(工程4.N3−[3−(ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)アミノメチルベンゾイル)−N2−Cbz−L−2,3−ジアミノプロピオン酸(2−クロロトリチル樹脂上))
【0102】
【化41】
密封したバイアルの中のDMF(25mL)中の樹脂(調製3、工程3)(1.00g、0.5mmol)および2−(アミノメチル)ベンゾイミダゾール(5g)(調製1)を44時間振盪した。この樹脂を漏斗器具に移し、そしてこの樹脂をDMF(25mL×5)、次いでCH2Cl2(20mL×3)で洗浄し、表題の樹脂を得た。
【0103】
(調製4)
(N3−[4−(ベンゾイミダゾール2−イルメチル)アミノメチルベンゾイル]−N2−Cbz−L−2,3−ジアミノプロピオン酸(2−クロロトリチル樹脂上))
【0104】
【化42】
(工程1.N3−(4−クロロメチルベンゾイル)−N2−Cbz−L−2,3−ジアミノプロピオン酸(2−クロロトリチル樹脂上))
【0105】
【化43】
バイアルの中のCH2Cl2(5mL)中に樹脂(調製3、工程2b)(1.00g、0.50mmol)を配置し、DIPEA(0.96g、5.5mmol)で処理し、次いで4−クロロメチルベンゾイルクロリド(0.95g、5mmol)で処理した。バイアルを密封し、そして2.5時間振盪機に配置した。樹脂を漏斗器具に移した。この樹脂をCH2Cl2(20mL×3)、DMF(20mL×3)、次いで、CH2Cl2(20mL×3)で洗浄し、表題の樹脂を得た。
【0106】
(工程2.N3−[4−(ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)アミノメチルベンゾイル)−N2−Cbz−L−2,3−ジアミノプロピオン酸(2−クロロトリチル樹脂上))
【0107】
【化44】
密封したバイアルの中のDMF(25mL)中の樹脂(工程1)(1.0g、0.5mmol)および2−(アミノメチル)ベンゾイミダゾール(5.00g)(調製1)を44時間振盪した。この樹脂を漏斗器具に移し、そしてこの樹脂をDMF(25mL×5)、次いでCH2Cl2(20mL×5)で洗浄し、表題の樹脂を得た。
【0108】
(調製5)
(N3−[4−(ベンゾイミダゾール2−イルメチル)アミノメチルベンゾイル]−N2−Cbz−D−2,3−ジアミノプロピオン酸(2−クロロトリチル樹脂上))
【0109】
【化45】
(工程1.N3−Fmoc−N2−Cbz−D−2,3−ジアミノプロピオン酸)
【0110】
【化46】
アセトン(15mL)および水(15mL)中でN2−Cbz−D−2,3−ジアミノプロピオン酸(1.3g、5.6mmol)およびNaHCO3(2.10g、25mmol)を合わせた。氷浴で冷却した。Fmoc−O−ヒドロキシスクシンイミド(2.35g、7.0mmol)を添加し、そして氷が溶ける間、得られた混合物を、3時間攪拌した。減圧下でこの混合物を濃縮し、EtOAcでこの水性部分を抽出した。このEtOAc溶液を、5%の氷酢酸水溶液(3×60mL)、5%NaHCO3溶液(3×50mL)およびブライン(3×50mL)で洗浄した。乾燥(MgSO4)したEtOAc溶液を、減圧下で濃縮し、表題化合物(Fmoc−O−ヒドロキシスクシンイミドを含む)を、工程2で使用される白色の泡状物として得た。
【0111】
参考文献:W.M.Kazmierski,Int.J.Pep.Prot.Res.,45,242(1995)。
【0112】
(工程2.N2−Cbz−D−2,3−ジアミノプロピオン酸(2−クロロトリチル樹脂上))
【0113】
【化47】
工程2a:DIPEA(0.8mL)のDMF(10mL)溶液に、粗生成物(調製5、工程1)(0.81g)を添加した。2−クロロトリチル樹脂(クロリドの泡状物)(1.00g、0.65mmol/g)を添加した。得られた混合物を、30分間攪拌した。MeOH(0.4mL)を添加し、この混合物を10分間攪拌し、そしてドレイン(drain)した。DMF(30mL×5)、次いでCH2Cl2(20mL×5)で樹脂を洗浄し、N3−Fmoc−N2−Cbz−D−2,3−ジアミノプロピオン酸(2−クロロトリチル樹脂上)を得た。
【0114】
工程2b:樹脂(調製5.工程2a)を、DMF(20mL×5)で洗浄した。DMF(30mL)中の20%ピペリジンを添加し、15分間攪拌し、そしてこの濾液を収集した。これを2回繰り返した。調製2のように充填を決定した。301nMでのUV吸収:0.154を測定した
0.154×濃度/7800
0.154×20,000/7800=0.394mmol/g。
【0115】
(工程3.N3−(4−クロロメチルベンゾイル)−N2−Cbz−D−2,3−ジアミノプロピオン酸(2−クロロトリチル樹脂上))
【0116】
【化48】
バイアルの中のCH2Cl2(5mL)中に樹脂(調製5、工程2b)(1.00g、0.394mmol)を配置し、DIPEA(0.75mL、4.33mmol)で処理し、次いで4−クロロメチルベンゾイルクロリド(0.75g、3.94mmol)で処理した。バイアルを密封し、そして2.5時間振盪機に配置した。樹脂を漏斗器具に移した。この樹脂をCH2Cl2(20mL×3)、DMF(20mL×3)、次いで、CH2Cl2(20mL×3)で洗浄し、表題の樹脂を得た。
【0117】
(工程4.N3−[4−(ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)アミノメチルベンゾイル)−N2−Cbz−D−2,3−ジアミノプロピオン酸(2−クロロトリチル樹脂上))
【0118】
【化49】
密封したバイアルの中のDMF(25mL)中の樹脂(調製5、工程3)(1.00g、0.394mmol)および2−(アミノメチル)ベンゾイミダゾール(5.00g)(調製1)を44時間振盪した。この樹脂を漏斗器具に移し、そしてこの樹脂をDMF(25mL×5)、次いでCH2Cl2(20mL×5)で洗浄し、表題の樹脂を得た。
【0119】
(調製6)
(N3−[4−(ベンゾイミダゾール2−イルメチル)アミノメチルベンゾイル]−N2−Boc−L−2,3−ジアミノプロピオン酸(2−クロロトリチル樹脂上))
【0120】
【化50】
(工程1.N2−Boc−L−2,3−ジアミノプロピオン酸(2−クロロトリチル樹脂上))
【0121】
【化51】
工程1a:DIPEA(1.60mL)のDMF(10mL)溶液に、(N3−Fmoc−N2−Fmoc−L−2,3−ジアミノプロピオン酸(0.72g)を添加した。2−クロロトリチル樹脂(クロリドの泡状物)(2.00g)(0.65mmol/g)を添加した。得られた混合物を、30分間攪拌した。MeOH(0.8mL)を添加し、この混合物を10分間攪拌し、そしてドレイン(drain)した。DMF(30mL×5)、次いでCH2Cl2(20mL×5)で樹脂を洗浄し、N3−Fmoc−N2−Boc−L−2,3−ジアミノプロピオン酸(2−クロロトリチル樹脂上)を得た。
【0122】
工程1b:樹脂(調製6、工程1a)を、DMF(20mL×5)で洗浄した。DMF(30mL)中の20%ピペリジンを添加し、15分間攪拌し、そしてこの濾液を収集した。これを2回繰り返した。調製2のように充填を決定した。301nMでのUV吸収:0.216を測定した
0.216×濃度/7800
0.216×20,000/7800=0.276mmol/g。
【0123】
(工程2.N3−(4−クロロメチルベンゾイル)−N2−Boc−L−2,3−ジアミノプロピオン酸(2−クロロトリチル樹脂上))
【0124】
【化52】
バイアルの中のCH2Cl2(5mL)中に樹脂(調製6、工程1b)(2.00g、0.55mmol)を配置し、DIPEA(1.05g、6.08mmol)で処理し、次いで4−クロロメチルベンゾイルクロリド(1.04g、5.52mmol)で処理した。バイアルを密封し、そして2.5時間振盪機に配置した。樹脂を漏斗器具に移した。この樹脂をCH2Cl2(20mL×3)、DMF(20mL×3)、次いで、CH2Cl2(20mL×3)で洗浄し、表題の樹脂を得た。
【0125】
(工程3.N3−[4−(ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)アミノメチルベンゾイル]−N2−Boc−L−2,3−ジアミノプロピオン酸(2−クロロトリチル樹脂上))
【0126】
【化53】
密封したバイアルの中のDMF(25mL)中の樹脂(調製6、工程2)(2.00g、0.55mmol)および2−(アミノメチル)ベンゾイミダゾール(5.00g)(調製1)を44時間振盪した。この樹脂を漏斗器具に移し、そしてこの樹脂をDMF(25mL×5)、次いでCH2Cl2(20mL×5)で洗浄し、表題の樹脂を得た。
【0127】
(調製7)
(2−クロロトリチル樹脂上のN3−[4−[2−(ベンズイミダゾール−2−イル)エチル]アミノメチルベンゾイル)−N2−Cbz−L−2,3−ジアミノプロピオン酸)
【0128】
【化54】
(工程1a.2−[2−(アミノエチル)]ベンズイミダゾールジハイドロクロライド)
【0129】
【化55】
6N HCl(100mL)中で、o−フェニレンジアミン(10.8g、100mmol)およびβ−アラニン(13.4g、150mmol)を合わせる。25時間加熱還流し、冷却し、そして−15℃で冷却する。この固形物を濾過し、冷6N HClで、次いで冷EtOHで洗浄する。この固形物を80%EtOH(125mL)に溶解し、脱色化木炭で処理し、真空下で40gに濃縮する。EtOH(80mL)を添加の間、加温する。冷却し、濾過し、そしてEtOHで洗浄し、プレートとして生成物を得る。
【0130】
(工程1b.2−[2−(アミノエチル)]ベンズイミダゾール)
【0131】
【化56】
生成物(調製7、工程1a)(7.18g)をメタノール(120mL)中の水酸化カリウム(3.45g)の溶液に添加する。得られた混合物を室温で30分間撹拌し、濾過し、そして真空下でこの濾液を濃縮する。EtOAc(3×500mL)で抽出し、濾過する。真空下でこの濾液を濃縮し、表題化合物を白色固体(3.33g)として得る。
【0132】
(工程2.2−クロロトリチル樹脂上のN3−[4−[2−(ベンズイミダゾール−2−イル)エチル]アミノメチルベンゾイル)−N2−Cbz−L−2,3−ジアミノプロピオン酸)
【0133】
【化57】
密閉バイアル中のDMF(25mL)中で樹脂(調製4、工程1)(0.8g、0.4mmol)および2−[2−(アミノエチル)]ベンズイミダゾール(3.25g)を44時間振盪する。樹脂を漏斗器具に移し、この樹脂をDMF(25mL×5)、次いでCH2Cl2(20mL×5)で洗浄し表題樹脂を得る。
【0134】
(調製8)
(2−クロロトリチル樹脂上のN3−[4−[1−(ベンズイミダゾール−2−イル)エチル]アミノメチルベンゾイル)−N2−Cbz−L−2,3−ジアミノプロピオン酸)
【0135】
【化58】
(工程1a.2−(1−アミノエチル)ベンズイミダゾールジハイドロクロライドハイドレート)
【0136】
【化59】
6N HCl(100mL)中で、o−フェニレンジアミン(10.8g、100mmol)およびd,l−アラニン(13.4g、150mmol)を合わせる。75時間加熱還流し、冷却し、そして−15℃で冷却する。濾過して2.4gの固形物を除去する。この濾液を木炭で脱色し、真空下で30gに濃縮し、95%EtOH(90mL)で希釈する。−15℃で冷却し、濾過し、そして冷90%EtOHで洗浄し、白色粉末として表題化合物を得る。
【0137】
(工程1b.2−(1−アミノエチル)ベンズイミダゾール)
【0138】
【化60】
生成物(調製8、工程1a)(6.99g)をメタノール(120mL)中の水酸化カリウム(3.36g)の溶液に添加する。得られた混合物を室温で30分間撹拌し、濾過し、そして真空下でこの濾液を濃縮する。EtOAc(3×500mL)で抽出し、濾過する。真空下でこの濾液を濃縮し、表題化合物を白色固体(4.23g)として得る。
【0139】
(工程2.2−クロロトリチル樹脂上のN3−[4−[1−(ベンズイミダゾール−2−イル)エチル]アミノメチルベンゾイル)−N2−Cbz−L−2,3−ジアミノプロピオン酸)
【0140】
【化61】
密閉バイアル中のDMF(25mL)中で樹脂(調製4、工程1)(1.0g、0.5mmol)および2−(1−アミノエチル)ベンズイミダゾール(4.20g)を44時間振盪する。樹脂を漏斗器具に移し、この樹脂をDMF(25mL×5)、次いでCH2Cl2(20mL×5)で洗浄し表題樹脂を得る。
【0141】
(調製9)
(2−クロロトリチル樹脂上のN3−[4−[(ベンズイミダゾール−2−イル)メチル]メチルアミノメチルベンゾイル)−N2−Cbz−L−2,3−ジアミノプロピオン酸)
【0142】
【化62】
(工程1a.2−(メチルアミノメチル)ベンズイミダゾールジハイドロクロライドハイドレート)
【0143】
【化63】
6N HCl(100mL)中で、o−フェニレンジアミン(10.8g、100mmol)およびサルコシン(13.4g、150mmol)を合わせる。90時間加熱還流し、冷却し、そして真空下で45gに濃縮する。EtOH(50mL)を加えて−15℃で冷却する。この固形物を濾過し、冷90%EtOHで洗浄する。80%EtOH(150mL)に溶解し、木炭で脱色する。真空下で28gに濃縮し、95%EtOH(160mL)で洗浄し、冷却し、濾過し無色ロッド状物を得る。
【0144】
(工程1b.2−(メチルアミノメチル)ベンズイミダゾール)
【0145】
【化64】
生成物(調製9、工程1a)(2.33g)をメタノール(50mL)中の水酸化カリウム(1.21g)の溶液に添加する。得られた混合物を室温で30分間撹拌し、濾過し、そして真空下でこの濾液を濃縮する。EtOAc(400mL)で抽出し、濾過する。真空下でこの濾液を濃縮し、表題化合物を白色固体(1.28g)として得る。
【0146】
(工程2.2−クロロトリチル樹脂上のN3−[4−[(ベンズイミダゾール−2−イル)メチル]メチルアミノメチルベンゾイル)−N2−Cbz−L−2,3−ジアミノプロピオン酸)
【0147】
【化65】
密閉バイアル中のDMF(20mL)中で樹脂(調製4、工程1)(0.30g、0.15mmol)および2−(メチルアミノメチル)ベンズイミダゾール(1.25g)を44時間振盪する。樹脂を漏斗器具に移し、この樹脂をDMF(25mL×5)、次いでCH2Cl2(20mL×5)で洗浄し表題樹脂を得る。
【0148】
(調製10)
(2−クロロトリチル樹脂上のN3−[4−[(ベンズイミダゾール−2−イルメチル)アミノメチルベンゾイル)−N2−ベンゼンスルホニル−L−2,3−ジアミノプロピオン酸)
【0149】
【化66】
(工程1a.N2−ベンゼンスルホニル−L−アスパラギン)
【0150】
【化67】
L−アスパラギン(10g)に、水酸化ナトリウム(3.4g)およびジオキサン/水(50mL/50mL)を加える。氷浴中で得られた溶液を冷却し、ベンゼンスルホニルクロライド(10.6mL)、水酸化ナトリウム(3.4g)、および水(80mL)を加える。3時間撹拌する。水(200mL)を加え、EtOAcで抽出する。この水溶液を濃HClでpH3に酸性化し、冷却して沈殿物を得る。1時間後、固形物を収集し、それを真空下40℃で乾燥し、表題化合物を得る。
【0151】
(工程1b.N2−ベンゼンスルホニル−L−ジアミノプロピオン酸)
【0152】
【化68】
水中(50g)の水酸化ナトリウム(10.5g)の溶液を調製し、冷却し、そして臭化物(2.5mL)を加える。水(35mL)中に、工程1aからの生成物(10g)および水酸化ナトリウム(2.9g)を加え、30分間撹拌する。90℃で30分間加熱し、氷浴中で冷却する。濃HClでpH7に調整する。表題化合物を白色固体(融点203−206℃)として収集する。
【0153】
(工程1c.N3−Fmoc−N2−ベンゼンスルホニル−L−2,3−ジアミノプロピオン酸)
【0154】
【化69】
アセトン(40mL)および水(40mL)中で、N2−ベンゼンスルホニル−L−2,3−ジアミノプロピオン酸(2.92g,12.0mmol)およびNaHCO3(4.57g)を合わせる。氷浴中で冷却する。Fmoc−O−ヒドロキシスクシンイミド(4.97g,19.2mmol)を加え、氷が溶ける間、この得られた混合物を3時間撹拌する。追加のNaHCO3(1.5g)、アセトン(40mL)および水(40mL)、およびジオキサン(80mL)を加え、20時間撹拌する。この混合物を真空下で濃縮し、水性部分をEtOAcで抽出する。このEtOAc溶液を水中(3×300mL)の5%氷酢酸、5%NaHCO3溶液(3×300mL)およびブライン(3×300mL)で洗浄する。乾燥した(MgSO4)EtOAc溶液を真空下で濃縮し、工程2で使用される薄黄色固体として表題化合物(Fmoc−O−ヒドロキシスクシンイミドを含有する)を得る。
【0155】
参考文献:W.M.Kazmierski,Int.J.Pep.Prot.Res.,45,242(1995)。
【0156】
(工程2.2−クロロトリチル樹脂上のN2−ベンゼンスルホニル−L−2,3−ジアミノプロピオン酸)
【0157】
【化70】
工程2a.DMF(10mL)中のDIPEA(1.60mL)の溶液に、N3−Fmoc−N2−ベンゼンスルホニル−L−2,3−ジアミノプロピオン酸(0.787g)を加える。2−クロロトリチル樹脂、クロライド形態(2.00g)(0.65mmol/g)を加える。この得られた混合物を30分間撹拌する。MeOH(0.8mL)を加え、この混合物を10分間撹拌し、そして排出する。この樹脂をDMF(30mL×5)、次いでCH2Cl2(20mL×5)で洗浄し、2−クロロトリチル樹脂上にN3−Fmoc−N2−ベンゼンスルホニル−L−2,3−ジアミノプロピオン酸を得る。
【0158】
工程2b.この樹脂(調製10、工程2a)をDMF(20mL×5)で洗浄する。DMF(30mL)中の20%ピペリジンを加え、15分間撹拌し、濾液を収集する。2回繰り返す。このローディングを調製1のように決定する。301nMでUV吸光度を測定する:0.389。
【0159】
【化71】
(工程3.2−クロロトリチル樹脂上のN3−(4−クロロメチルベンゾイル)−N2−ベンゼンスルホニル−L−2,3−ジアミノプロピオン酸)
【0160】
【化72】
バイアル中のCH2Cl2(5mL)中に樹脂(調製10、工程2b)(1.00g、0.498mmol)を設置し、DIPEA(0.95mL,5.48mmol)、続いて4−クロロメチルベンゾイルクロライド(0.94g,4.98mmol)で処理する。バイアルを密閉し、そして2.5時間振盪機に設置する。樹脂を漏斗器具に移す。この樹脂を、CH2Cl2(20mL×3)、DMF(20mL×3)、次いでCH2Cl2(20mL×3)で洗浄し、表題樹脂を得る。
【0161】
(工程4.2−クロロトリチル樹脂上のN3−[4−(ベンズイミダゾール−2−イルメチル)アミノメチルベンゾイル)−N2−ベンゼンスルホニル−L−2,3−ジアミノプロピオン酸)
【0162】
【化73】
密閉バイアル中のDMF(25mL)中で樹脂(調製10、工程3)(1.00g、0.55mmol)および2−(アミノメチル)ベンズイミダゾール(5.00g)(調製1)を44時間振盪する。樹脂を漏斗器具に移し、この樹脂をDMF(25mL×5)、次いでCH2Cl2(20mL×5)で洗浄し表題樹脂を得る。
【0163】
(調製11)
(2−クロロトリチル樹脂上のN3−[4−(ベンズイミダゾル−2−イルメチル)アミノメチルベンゾイル]−N2−n−ブトキシカルボニル−L−2,3−ジアミノプロピオン酸)
【0164】
【化74】
(工程1:N3−Fmoc−N2−n−ブトキシカルボニル−L−2,3−ジアミンプロピオン酸)
【0165】
【化75】
アセトン(400ml)中のN2−n−ブトキシカルボニル−L−2,3−ジアミンプロピオン酸(18.0g,88.2mmol)およびNaHCO3(38.2g)ならびに水(400g)を合わせる。氷浴中で冷却する。Fmoc−O−ヒドロキシスクシンイミド(42.7g、126.6mmol)を添加し、そして氷が溶ける間、3時間得られた混合物を攪拌する。攪拌を一晩、20時間継続する。この混合物を真空下で濃縮し、そして水性部分をEtOACで抽出する。EtOAc溶液を、5%氷酢酸水溶液(3×100mL)、5%NaHCO3溶液(8×100mL)およびブライン(3×100mL)で洗浄する。乾燥された(MgSO4)EtOAc溶液を真空中で濃縮する。ヘプタンで追跡し、減圧オーブンで一晩乾燥し、次いで、大きい皿に移し、空気の流れの中で乾燥し(AcOHを除去するために)、表題化合物(Fmoc−O−ヒドロキシスクシンイミドを含む)を薄黄色の固体として得、工程2で使用する。
【0166】
参考文献:W.M.Kazmierski,Int.J.Pep.Prot.Res.,45,242(1995)。
【0167】
(工程2.2−クロロトリチル樹脂上のN2−n−ブトキシカルボニル−L−2,3−ジアミノプロピオン酸)
【0168】
【化76】
工程2a.DMF(100mL)中の溶解物(dissolve)(N3−Fmoc−N2−n−ブトキシカルボニル−L−2,3−ジアミノプロピオン酸)(16.7g)を添加し、加温し、DMF(50mL)を添加し、そして濾過する。DIPEA(14mL)を添加し、次いで、2−クロロトリチル樹脂塩化物形態(15.00g)(0.65mmol/g)を添加する。この得られた混合物を45分間攪拌する。MeOHを添加し、この混合物を10分間攪拌し、そして排液する。この樹脂を、DMF(100mL×5)、次いでCH2Cl2(100mL×5)で洗浄し、2−クロロトリチル樹脂上のN3−Fmoc−N2−n−ブトキシカルボニル−L−2,3−ジアミノプロピオン酸を得る。
【0169】
工程2b.樹脂(調製11、工程2a)をDMF(100mL×5)で洗浄する。DMF(100mL)中の20%ピペリジンを添加し、15分間攪拌し、そして濾液を収集する。2回繰返し、次いでDMF(2×100mL)。調製1のように、装填物を決定する(濾液を1000mLに希釈する(溶液A):1mLを取り、100mLに希釈する)301nMでのUV吸光度を測定する:0.794
0.794×濃度/7800
0.794×10,000/7800=10.18mmol/15g(0.67mmol/g)。
【0170】
(工程3.2−クロロトリチル樹脂上のN3−(4−クロロメチルベンゾイル)−N2−n−ブトキシカルボニル−L−2,3−ジアミノプロピオン酸)
【0171】
【化77】
CH2Cl2(50mL)中の樹脂(調製11、工程2b)(15.00g、10mmol)をバイアル中に置き、そしてDIPEA(12.3mL、70mmol)、続いて、4−クロロメチルベンゾイルクロリド(11.5g、60mmol)で処理する。穏やかに、4時間散布する。この樹脂をCH2Cl2(100mL×3)、NMP(100mL×3)、次いでCH2Cl2(100mL×5)で、洗浄し、表題樹脂を得る。
【0172】
(工程4.2−クロロトリチル樹脂上のN3−[4−(ベンズイミダゾル−2−イルメチル)アミノメチルベンゾイル]−N2−n−ブトキシカルボニル−L−2,3−ジアミノプロピオン酸)
【0173】
【化78】
NMP(500mL)中の樹脂(調製11、工程3)(15.00g、10mmol)および2−(アミノメチル)ベンズイミダゾール(80.85g)(調製1)を密閉されたバイアル中で24時間振盪する。樹脂を漏斗装置に移し、そして、この樹脂をNMP(100mL×3)、次いでCH2Cl2で洗浄して、表題樹脂を得る。
【0174】
(調製12)
(2−クロロトリチル樹脂上のN3−[4−[(1−メチルベンズイミダゾール−2−イル)メチル]アミノメチルベンゾイル]−N2−Cbz−L−2,3−ジアミノプロピオン酸)
【0175】
【化79】
(工程1a.1−メチル−2−(アミノメチル)ベンズイミダゾールジハイドロクロライド)
【0176】
【化80】
N−メチル−o−フェニレンジアミン(12.2g、100mmol)および6N HCl(100mL)中のグリシン(11.3g、150mmol)を合わせる。還流条件で90時間加熱し、冷却し、そして減圧下で60gに濃縮する。EtOH(50mL)を添加し、そして−15℃に冷却する。固体を濾過し、そして冷90%EtOHで洗浄する。青色固体を水(30mL)に溶解させ、EtOH(100mL)を添加し、脱色木炭で処理する。この固体を、2:1EtOH−水で洗浄し、濾液を減圧下で33gに濃縮する。水(15mL)を添加し、そしてEtOH(150mL)を添加する間、加温する。冷却し、濾過し、そして90%EtOHで洗浄して、生成物を青色薄片として得る。濾液を処理して、第二のクロップを得る。
【0177】
(工程1b.1−メチル−2−(アミノメチルベンズイミダゾール))
【0178】
【化81】
生成物(調製12、工程1a)(10.3g)を、メタノール(200mL)中の水酸化カリウム(5.20g)の溶液に添加する。この得られた混合物を室温で30分間攪拌し、濾過し、そして減圧下で濃縮する。この濾液をEtOAc(400mL)で抽出し、そして濾過する。この濾液を減圧下で濃縮して、表題化合物を白色固体として得る(5.60g)。
【0179】
(工程2.2−クロロトリチル樹脂上のN3−[4−[(1−メチルベンズイミダゾール−2−イル)メチル]アミノメチルベンゾイル]−N2−Cbz−L−2,3−ジアミノプロピオン酸)
【0180】
【化82】
DMF(25mL)中の樹脂(調製4、工程1)(1.50g、0.60mmoL)および1−メチル−2−(アミノメチル)ベンズイミダゾール(5.00g)を、密封バイアル中で18時間振盪する。樹脂を漏斗装置に移し、そしてこの樹脂をDMF(25mL×5)、次いでCH2Cl2(20mL×5)で洗浄し、表題樹脂を得る。
【0181】
(調製13)
(2−クロロトリチル樹脂上のN3−[4−[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)メチル]アミノメチルベンゾイル]−N2−Cbz−L−2,3−ジアミノプロピオン酸)
【0182】
【化83】
(工程1a.2−(アミノメチル)−5−クロロベンズイミダゾールジハイドロクロリド)
【0183】
【化84】
4−クロロ−o−フェニレンジアミン(14.3g、100mmol)および6N HCl(100mL)中のグリシン(11.3g、150mmol)を合わせる。還流下で72時間加熱し、冷却し、EtOH(30mL)を添加し、そして−15℃に冷却する。濾過し、そして3:10 EtOH−水、次いで水で洗浄する。濾液を合わせ、減圧下で50gに濃縮し、そしてEtOH(75mL)で希釈する。−15℃に冷却し、濾過し、そして冷90%EtOHで洗浄する。乾燥して固体を得る(18.8g)。2:1 EtOH−水(120mL)に溶解し、脱色木炭で処理し、減圧下で29gに濃縮し、水(6g)を添加し、そしてEtOH(120mL)を添加する間加熱する。100mlまで煮沸し、EtOH(50mL)を添加し、125mLにまで煮沸し、そして冷却する。固体を収集し、そして95%EtOHで洗浄する。乾燥して、表題化合物を薄橙色の粉末として得る。
【0184】
(工程1b.2−(アミノメチル)−5−クロロベンズイミダゾール)
【0185】
【化85】
生成物(調製12、工程1a)(10.3g)を、メタノール(200ml)中の水酸化カリウム(5.20g)の溶液に添加する。この得られた混合物を室温で30分間攪拌し、濾過し、そして濾液を減圧下で濃縮する。それをEtOAc(400mL)で抽出し、そして濾過する。この濾液を減圧下で濃縮して、表題化合物を白色固体(7.62g)として得る。
【0186】
(工程2.2−クロロトリチル樹脂上のN3−[4−[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)メチル]アミノメチルベンゾイル]−N2−Cbz−L−2,3−ジアミノプロピオン酸)
【0187】
【化86】
DMF(25mL)中の樹脂(調製4、工程1)(1.50g、06.0mmol)および1−メチル−2−(アミノメチル)ベンズイミダゾール(5.00g)を、密閉されたバイアル中で18時間振盪する。樹脂を漏斗装置に移し、そしてこの樹脂を、DMF(25mL×5)、ついでCH2Cl2(20mL×5)で洗浄し、表題化合物を得る。
【0188】
(実施例1)
(調製2〜4および6〜7からの生成物のアセチル化)
【0189】
【化87】
CH2Cl2(4mL)中の樹脂(0.16g、約0.07mmol)をバイアル中に置き、そしてDIPEA(0.77mmol)、続いて無水酢酸(0.70mmol)で処理する。このバイアルを密封し、そして室温で2時間振盪器上に置く。この樹脂を漏斗装置中に置き、そしてCH2Cl2(15mL×3)、DMF(15mL×5)、次いでCH2Cl2(20mL×5)で洗浄して、ジアシル化生成物を得る。この樹脂をDMF(15mL×5)で洗浄し、次いでこの樹脂をDMF(30mL)中の20%ピペリジンで処理し、1.5時間攪拌する。この樹脂をDMF(15mL×5)、次いでCH2Cl2(20mL×5)で洗浄して、モノアセチル化樹脂を得る。
【0190】
同じ方法を使用して、以下の化合物を調製する。
【0191】
【化88】
(実施例2)
(調製2〜8からの生成物の、酸クロリドおよびクロロホルメートによるアシル化)
【0192】
【化89】
CH2Cl2(4mL)中の樹脂(0.16g、約0.07mmol)をバイアル中に置き、そしてDIPEA(0.77mmol)、続いて酸クロリドまたはクロロホルメート(0.70mmol)で処理する。このバイアルを密封し、そして室温で2時間振盪器上に置く。この樹脂を漏斗装置中に置き、そしてCH2Cl2(15mL×3)、DMF(15mL×5)、次いでCH2Cl2(20mL×5)で洗浄して、ジアシル化生成物を得る。この樹脂をDMF(15mL×5)で洗浄し、次いでこの樹脂をDMF(30mL)中の20%ピペリジンで処理し、1.5時間攪拌する。この樹脂をDMF(15mL×5)、次いでCH2Cl2(20mL×5)で洗浄して、モノアセチル化樹脂を得る。
【0193】
使用された酸クロリドおよびクロロホルメートは以下である:
【0194】
【化90】
(実施例3)
(調製4からの生成物の、酸によるアシル化)
CH2Cl2(4mL)中の樹脂(0.16g、約0.07mmol)をバイアル中に置き、そしてDIPEA(0.70mmol)、続いてカルボン酸(0.35mmol)およびPyBroP(0.35mmol)で処理する。このバイアルを密封し、そして室温で1.5時間振盪器上に置く。この樹脂を漏斗装置中に置き、そしてCH2Cl2(15mL×3)、DMF(15mL×5)、次いでCH2Cl2(20mL×5)で洗浄して、ジアシル化生成物を得る。この樹脂をDMF(15mL×5)で洗浄し、次いでこの樹脂をDMF(30mL)中の20%ピペリジンで処理し、1.5時間攪拌する。この樹脂をDMF(15mL×5)、次いでCH2Cl2(20mL×5)で洗浄して、モノアセチル化樹脂を得る。
【0195】
使用された酸は以下である:
【0196】
【化91】
(実施例4)
(ウレアの調製)
(イソシアネートまたはイソチオシアネートと調製4からの生成物との反応)
【0197】
【化92】
DMF(5mL)中の樹脂(0.16g、約0.107mmol)をバイアル中に置き、そしてイソシアネート(0.22mmol)を添加する。このバイアルを密封し、そして室温で2〜2.5時間攪拌器上に置く。この樹脂を漏斗装置内に置き、そしてこの樹脂をCH2Cl2(15mL×3)、DMF(15mL×5)、次いでCH2Cl2(20mL×5)で洗浄し、表題化合物を得る。
【0198】
使用されるイソシアネートは以下である:
【0199】
【化93】
使用されるイソチオシアネートは以下である:
【0200】
【化94】
(実施例5)
(生成物の樹脂からの切断)
【0201】
【化95】
調製物2〜13または実施例1〜4からの樹脂(約0.16g)を、室温で、15分間、CH2Cl2:TFA:H2O(99:0.95:0.05)(10mL)で処理し、そして濾過する。これを1回繰り返す。濾液を合わせ、そしてSpeed Vacで濃縮する。ヘプタン(1mL)を添加し、Speed Vacで濃縮する。その生成物を、真空オーブン中、40℃で20時間乾燥し、以下の表1〜8に記載される以下の化合物を得る(HPLC条件:Vydacカラム(218TP5405):1mL/分で、10分間にわたって5〜95%MeCN−H2O(0.1% TFA)の勾配、UV検出 254nM)。
【0202】
【表1】
(実施例6)
(N3−[4−[(ベンズイミダゾール−2−イル)メチル][[(カルボキシメチル)アミノ]カルボニル]アミノメチルベンゾイル]−N2−Cbz−L−2,3−ジアミノプロピオン酸)
【0203】
【化96】
N3−[4−[(ベンズイミダゾール−2−イル)メチル][[(エトキシカルボニルメチル)アミノ]カルボニル]アミノメチルベンゾイル]−N2−Cbz−L−2,3−ジアミノプロピオン酸(5−45)(2.60g、4.1mmol)を、MeOH(12mL)に溶解し、1N NaOH(40mL)をゆっくりと添加する。3時間後、1N HCl(40mL)をゆっくりと添加し、次いで、pH6.5まで1N HClを添加し、白色の沈殿物を得る。水をデカントし、水で洗浄(2×10mL)する。表題化合物(表8−4)を真空オーブン中で乾燥する。
【0204】
(実施例7)
(N3−[4−[(ベンズイミダゾール−2−イル)メチル][[(カルボキシメチル)アミノ]カルボニル]アミノメチルベンゾイル]−N2−(n−ブトキシカルボニル)−L−2,3−ジアミノプロピオン酸)
【0205】
【化97】
N3−[4−[(ベンズイミダゾール−2−イル)メチル][[(エトキシカルボニルメチル)アミノ]カルボニル]アミノメチルベンゾイル]−N2−(n−ブトキシカルボニル)−L−2,3−ジアミノプロピオン酸(5−86)(0.432g、0.72mmol)をMeOH(5mL)に溶解し、そして1N NaOH(4mL)をゆっくりと添加する。3時間後、窒素のストリーム下で、MeOHをエバポレートする。1N HCl(4mL)をゆっくりと添加し、次いでpH6.5まで1N HClを添加して、白色のゴム状物を得る。水をデカントし、表題化合物(表8−4)を真空オーブンで乾燥する。
【0206】
【表2】
(実施例8)
(メチルN3−[4−[(ベンズイミダゾール−2−イル)メチル][[(シクロヘキシル)アミノ]カルボニル]アミノメチルベンゾイル]−N2−(n−ブトキシカルボニル)−L−2,3−ジアミノプロピオネート)
【0207】
【化98】
MeOH中3MのHCl(5mL)を、MeOH(20mL)中のN3−[4−[(ベンズイミダゾール−2−イル)メチル][[(シクロヘキシル)アミノ]カルボニル]アミノ−メチルベンゾイル]−N2−(n−ブトキシカルボニル)−L−2,3−ジアミノプロピオン酸(0.155g)に添加し、7時間加熱還流する。この反応混合物を真空下で濃縮した。MeOHを添加し、真空下で濃縮して、表題化合物を白色個体として得た。MS m/e[M+H]641:HPLC保持時間:6.77分。
【0208】
競合放射性リガンド結合アッセイである以下のアッセイ手順を実施して、αvβ3アンタゴニストとしての上記化合物の活性を決定した。競合アッセイ手順(Kumarら、「Biochemical Characterization Of The Binding Of Echistatin To Integrin αvβ3 Receptor」、Journal Of Pharmacology And Experimental Therapeutics、第283巻、No.2、843〜853頁(1997)に記載される)を用いた。従って、125I−エキスタチン(クロラミン−T方法により2000Ci/mmolの比放射能まで放射標識した(Amersham,Chicago,Il))のαvβ3レセプター(ヒト胎盤から精製した)(この両方は、Kumarらにより記載されるように調製した)への結合は、上記実施例で調製された化合物によって競合された。精製αvβ3レセプターを、50ng/ウェルの濃度で、Microlite−2プレート上にコーティングした。このウェルに、競合試験化合物の存在下、結合緩衝液中0.05nM(50μl/ウェル)の最終濃度になるまで125I−エキスタチンを添加した。競合試験化合物を、1pM〜100nMの範囲の連続して希釈した濃度で用いた。室温で3時間インキュベートした後、これらのウェルを洗浄し、125Iエキスチンのαvβ3レセプターへの結合を示す放射能を、Top Count(Dackard)を用いて決定した。各データポイントは三つ組みウェルからの値の平均である。
【0209】
125I−エキスタチンの特異性結合を、200倍モル過剰の非標識エキスタチンの非存在下における125I−エキスタチン結合の量(全結合)と、200倍モル過剰の非標識エキスタチンの存在下における125I−エキスタチン結合の量(非特異性結合)との間の差として計算した。125I−エキスタチンのαvβ3レセプターへの特異性結合を阻害する試験化合物の効力を、試験化合物の濃度(x軸)の関数として特異性結合(y軸)のグラフをプロットすることによって決定した。特異性結合の50%を阻害するのに必要な試験化合物の濃度(IC50)を、このプロットから決定した。このIC50は、数学的にKiに直接変換され得、このKiは、規定されるアッセイ条件下における化合物のレセプター結合親和性の尺度である。
【0210】
αvβ3レセプターに対する試験化合物の相対親和性 対 α11bβ3レセプターに対する試験化合物の相対親和性を測定するために、精製α11bβ3レセプターおよび125I−エキスタチン(ラクトペルオキシダーゼ法を使用してヨウ素化した)を使用して、同様の競合アッセイを行った。特異性指数(これはαvβ3に対する相対結合親和性対α11bβ3に対する相対結合親和性の尺度である)は、α11bβ3のIC50値をαvβ3のIC50値で割ることによって決定され得る。
【0211】
上記実施例で同定された化合物についての上記アッセイによって決定されたαvβ3IC50値、および特異性指数(IC50α11bβ3/IC50αvβ3)を、以下の表にまとめる。
【0212】
【表3】
(薬学的投薬形態の実施例)
以下は、本発明の化合物(すなわち、「活性化合物」)を含む薬学的投薬形態の実施例である。この薬学的組成物の局面における本発明の範囲は、示される実施例により制限されない。
【0213】
(実施例9)
【0214】
【表4】
(製造方法)
項目番号1および2を適切なミキサーで、10〜15分間混合する。その混合物を項目番号3と共に顕粒化する。必要ならば、その湿った顕粒を粗いふるい(例えば、1/4”、0.63cm)を通して粉末化する。その湿った顕粒を乾燥する。必要ならば、その乾燥した顕粒をふるいにかけ、そして項目番号4と混合し、そして10〜15分間混合する。項目番号5を添加し、そして1〜3分間混合する。その混合物を適切なサイズに圧縮し、そして適切な錠剤機で重量を測定する。
【0215】
(実施例10)
【0216】
【表5】
(製造方法)
項目番号1、2および3を適切なブレンダーで、10〜15分間混合する。項目番号4を添加し、そして1〜3分間混合する。この混合物を、適切なカプセル機で2つの部分の硬ゼラチンカプセルに充填する。
【0217】
本発明は、上記の特定の実施形態と共に記載されてきたが、それらの多くの代替、改変および変更が当業者に明らかである。全てのこのような代替、改変および変更は、本発明の精神および範囲内であることが意図される。
Claims (17)
- 以下の式を有する化合物、またはその薬学的に受容可能な塩であって:
ここで、n、p、qおよびrが、各々独立して、0または1から選択され;
a、b、c、およびdが、各々独立して、炭素または窒素原子を示し、但し、a、b、c、およびdのうちの2つ以下が窒素原子であり;
YおよびY1は、各々独立して、アルキル、アルコキシ、ハロ、−CF3、および−C(O)OHから選択される1〜4個の任意の置換基を示し;
R1は、H、アルキル、アリール、アラルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアラルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、−NHRA、−NHC(O)RA、−NHSO2RA、NHC(O)NHRAまたは−NHC(O)ORAであり、R1は、ハロ、アルキル、−CF3、−CN、−ORB、−SRB、−CO2RB、−C(O)RB、−OC(O)RB、−OC(O)ORBおよび−SO2RBから選択される1〜3個の基によって必要に応じて置換され、そして、RAおよびRBは、独立して、H、アルキル、アリール、アラルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアラルキル、シクロアルキルアルキルまたはヘテロシクロアルキルアルキルから選択され、但し、R1がアルキルである場合、R1はハロで置換されず、但し、R1が−NHSO2RAまたは−NHC(O)ORAである場合、RAはHではなく、そして但し、−SO2RBまたは−OC(O)ORBについて、RBはHではなく;
R2は、H、アルキル、アリール、アラルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアラルキル、シクロアルキルアルキル、またはヘテロシクロアルキルアルキルであり、R2は、ハロ、アルキル、−CF3、−CN、−ORC、−SRC、−CO2RC、−C(O)RC、−OC(O)RC、−OC(O)ORCおよび−SO2RCから選択される1〜3個の基によって必要に応じて置換され、ここで、RCは、H、アルキル、アリール、アラルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアラルキル、シクロアルキルアルキルまたはヘテロシクロアルキルアルキルから選択され、但し、R2がアルキルである場合、R2はハロで置換されず、そして但し、−SO2RCまたは−OC(O)ORCについて、RCはHではなく;
R3は、H、アルキル、アラルキル、アリールシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアラルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、−C(O)RD、−C(O)ORD、−SO2RE、−C(O)NRFRG、−C(O)NRFSO2RE、または−C(=S)NRFRGであり、ここで、RD、RE、RFおよびRGが、独立して、H、アルキル、アリール、アラルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキルアルキルまたはヘテロシクロアルキルアルキルから選択され、あるいはRFおよびRGが、一緒になって、0〜1個の酸素原子または硫黄原子、および1〜2個の窒素原子を含む、5〜7員環を完成し、R3は、ハロ、アルキル、アリール、−CF3、−CN、−ORH、−SRH、−CO2RH、−C(O)RH、−OC(O)RH、−OC(O)ORH、−SO2RHおよび−NRHRHから選択される1〜3個の基によって必要に応じて置換され、ここで、RHが、H、アルキル、アリール、アラルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアラルキル、シクロアルキルアルキルまたはヘテロシクロアルキルアルキルから選択され、但し、R3がアルキルである場合、R3はハロによって置換されず、但し、R3が−SO2RE、−C(O)NRFSO2RE、または−CO(O)RDである場合、RDおよびREはHではなく、そして但し、−SO2RHまたは−OC(O)ORHについて、RHはHではなく;
R4は、H、アルキル、アラルキル、アリールシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアラルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、またはヘテロシクロアルキルであり、R4は、ハロ、アルキル、−CF3、−CN、−ORJ、−SRJ、−CO2RJ、−C(O)RJ、−OC(O)RJ、−OC(O)ORJおよび−SO2RJから選択される1〜3個の基によって必要に応じて置換され、ここで、RJは、H、アルキル、アリール、アラルキル、アリールシクロアルキル、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアラルキル、シクロアルキルアルキルまたはヘテロシクロアルキルアルキルから選択され、但し、R4がアルキルである場合、R4はハロによって置換されず、そして但し、−SO2RJまたは−OC(O)ORJについて、RJはHではなく;
R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11およびR12は、独立して、HまたはC1〜C3アルキルから選択され;
そしてここで、
が互いに対してメタまたはパラに配置される、化合物、またはその薬学的に受容可能な塩。 - R4がHである、請求項2に記載の化合物。
- R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11およびR12が、各々、Hである、請求項3に記載の化合物。
- n+pの合計が1であり、そしてq+rの合計が1である、請求項4に記載の化合物。
- a、b、c、およびdが、各々、炭素原子であり、そしてR2がHである、請求項5に記載の化合物。
- 請求項6に記載の化合物であって、ここで、R3が、H、アルキル、−C(O)RD、−C(O)ORD、−C(O)NRFRG、および−C(=S)NRFRGから選択され;ここで、RDが、フェニル、アルキル、アラルキル、シクロアルキル、アリールシクロアルキル、および
から選択され;ここで、RDが、アルコキシ、ハロ、シクロアルキル、−S−CH3、フェニルオキシ、−OC(O)CH3、−C(O)OC2H5および−N(CH3)2から選択される1〜3個の置換基によって必要に応じて置換され;ここで、RFおよびRGが、H、アルキル、フェニル、シクロアルキル、およびアラルキルから選択され;そしてここで、RFおよびRGが、アルコキシ、ハロまたは−CO2RHによって必要に応じて置換される、
化合物。 - R1が、H、−NHRA、−NHC(O)RA、−NHC(O)ORA、−NHC(O)NHRAまたは−NHSO2RAである、請求項7に記載の化合物。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US20161198A | 1998-11-30 | 1998-11-30 | |
| US09/201611 | 1998-11-30 | ||
| PCT/US1999/026023 WO2000032578A1 (en) | 1998-11-30 | 1999-11-29 | Benzimidazole compounds that are vitronectin receptor antagonists |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002531441A JP2002531441A (ja) | 2002-09-24 |
| JP2002531441A5 JP2002531441A5 (ja) | 2006-11-16 |
| JP4480117B2 true JP4480117B2 (ja) | 2010-06-16 |
Family
ID=22746536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000585220A Expired - Lifetime JP4480117B2 (ja) | 1998-11-30 | 1999-11-29 | ビトロネクチンレセプターアンタゴニストであるベンズイミダゾール化合物 |
Country Status (12)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1135374B9 (ja) |
| JP (1) | JP4480117B2 (ja) |
| CN (1) | CN1161340C (ja) |
| AR (1) | AR021427A1 (ja) |
| AT (1) | ATE338751T1 (ja) |
| AU (1) | AU1908400A (ja) |
| CA (1) | CA2353063C (ja) |
| CO (1) | CO5140112A1 (ja) |
| DE (1) | DE69933135T2 (ja) |
| ES (1) | ES2273517T3 (ja) |
| PE (1) | PE20001427A1 (ja) |
| WO (1) | WO2000032578A1 (ja) |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010112408A (ko) * | 1999-04-07 | 2001-12-20 | 모리타 다카카즈 | N-치환되고-N'-치환된 우레아 유도체 및 TNF-α 생성억제제로서의 그의 용도 |
| PL352367A1 (en) * | 1999-05-17 | 2003-08-25 | Novo Nordisk As | Glucagon antagonists/inverse agonists |
| FR2809396B1 (fr) * | 2000-05-24 | 2005-10-14 | Centre Nat Rech Scient | Nouvelles molecules possedant une activite calcimimetique et leur mode de preparation |
| US6562807B2 (en) | 2000-06-23 | 2003-05-13 | Novo Nordisk A/S | Glucagon antagonists/inverse agonists |
| CA2689972C (en) | 2007-06-07 | 2017-02-28 | Novozymes A/S | Method of preparing a dough-based product |
| WO2012010592A1 (en) | 2010-07-21 | 2012-01-26 | Novozymes A/S | Process for preparing a baked product with anti -staling amylase and peptidase |
| CA2939021C (en) | 2014-02-11 | 2022-07-12 | Bayer Pharma Aktiengesellschaft | Benzimidazol-2-amines as midh1 inhibitors |
| CA2939026A1 (en) | 2014-02-11 | 2015-08-20 | Bayer Pharma Aktiengesellschaft | Benzimidazol-2-amines as midh1 inhibitors |
| CN104694290A (zh) * | 2014-05-07 | 2015-06-10 | 宁波职业技术学院 | 一种洗脚皂 |
| CN107108554B (zh) | 2014-10-23 | 2020-11-06 | 德国癌症研究中心 | 作为midh1抑制剂用于治疗肿瘤的1-环己基-2-苯基氨基苯并咪唑 |
| CA2965201A1 (en) | 2014-10-23 | 2016-04-28 | Bayer Pharma Aktiengesellschaft | Benzimidazol-2-amines as midh1 inhibitors |
| CA2988356A1 (en) | 2015-06-08 | 2016-12-15 | Bayer Pharma Aktiengesellschaft | N-menthylbenzimidazoles as midh1 inhibitors |
| CN108026052B (zh) | 2015-07-16 | 2021-10-08 | 德国癌症研究公共权益基金会 | 作为mIDH1抑制剂的5-羟烷基苯并咪唑类 |
| TW202146416A (zh) | 2019-12-11 | 2021-12-16 | 德商拜耳廠股份有限公司 | 吡唑并三𠯤 |
| US20230106032A1 (en) | 2020-03-06 | 2023-04-06 | Bayer Aktiengesellschaft | Imidazotriazines acting on cancer via inhibition of cdk12 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE69528829T2 (de) * | 1994-05-27 | 2003-08-07 | Merck & Co., Inc. | Präparate zur hemmung der durch osteoklasten vermittelten knochenresorption |
| NZ290008A (en) * | 1994-06-29 | 1998-08-26 | Smithkline Beecham Corp | Vitronectin receptor antagonists, comprising a fibrinogen antagonist analogue linked to a heterocycle |
-
1999
- 1999-09-29 CN CN99815842.9A patent/CN1161340C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1999-11-29 JP JP2000585220A patent/JP4480117B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1999-11-29 WO PCT/US1999/026023 patent/WO2000032578A1/en not_active Ceased
- 1999-11-29 EP EP99962691A patent/EP1135374B9/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-11-29 CA CA002353063A patent/CA2353063C/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-11-29 AU AU19084/00A patent/AU1908400A/en not_active Abandoned
- 1999-11-29 ES ES99962691T patent/ES2273517T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1999-11-29 DE DE69933135T patent/DE69933135T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-11-29 AR ARP990106061A patent/AR021427A1/es unknown
- 1999-11-29 AT AT99962691T patent/ATE338751T1/de not_active IP Right Cessation
- 1999-11-30 CO CO99075257A patent/CO5140112A1/es unknown
- 1999-11-30 PE PE1999001198A patent/PE20001427A1/es not_active Application Discontinuation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| PE20001427A1 (es) | 2000-12-18 |
| JP2002531441A (ja) | 2002-09-24 |
| EP1135374B1 (en) | 2006-09-06 |
| ES2273517T3 (es) | 2007-05-01 |
| CN1161340C (zh) | 2004-08-11 |
| CN1333755A (zh) | 2002-01-30 |
| EP1135374A1 (en) | 2001-09-26 |
| ATE338751T1 (de) | 2006-09-15 |
| CO5140112A1 (es) | 2002-03-22 |
| EP1135374B9 (en) | 2007-02-21 |
| AR021427A1 (es) | 2002-07-17 |
| AU1908400A (en) | 2000-06-19 |
| CA2353063A1 (en) | 2000-06-08 |
| WO2000032578A1 (en) | 2000-06-08 |
| WO2000032578A8 (en) | 2002-02-07 |
| CA2353063C (en) | 2009-06-16 |
| DE69933135T2 (de) | 2007-08-09 |
| DE69933135D1 (de) | 2006-10-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4480117B2 (ja) | ビトロネクチンレセプターアンタゴニストであるベンズイミダゾール化合物 | |
| EP1009758B1 (en) | Meta-benzamidine derivatives as serine protease inhibitors | |
| US4952562A (en) | Anti-thrombotic peptides and pseudopeptides | |
| TW397825B (en) | Aroyl-piperidine derivatives | |
| EP0502926B1 (en) | Anti-thrombotic peptides and pseudopeptides | |
| US7928137B2 (en) | Meta-benzamidine derivatives as serine protease inhibitors | |
| JP2000510098A (ja) | 桂皮酸誘導体 | |
| EP0655439A2 (en) | 5,6-Bicyclic glycoprotein IIb IIIa antagonists useful in inhibition of platelet aggregation | |
| JP2000507952A (ja) | meta―置換フェニレンスルホンアミド誘導体 | |
| JPH10101565A (ja) | 胃腸血行障害を治療および予防するための医薬製剤を製造するためのベンズアゼピン−n−酢酸誘導体の使用 | |
| JP2000513375A (ja) | フィブリノーゲンレセプター拮抗薬プロドラッグ | |
| HRP20000574A2 (en) | Meta-azacyclic amino benzoic acid compounds and derivatives thereof being integrin antagonists | |
| US6204282B1 (en) | Benzimidazole compounds that are vitronectin receptor antagonists | |
| JPH10512581A (ja) | 血小板凝集阻害剤 | |
| JP2004524264A (ja) | ビフェニル誘導体およびインテグリン阻害剤としてのその使用 | |
| JP2000514427A (ja) | フィブリノーゲンレセプター拮抗薬プロドラッグ | |
| US6172256B1 (en) | Chiral-β-amino acid compounds and derivatives thereof | |
| MXPA01005395A (en) | Benzimidazole compounds that are vitronectin receptor antagonists | |
| WO2000061545A1 (en) | Methods for solid phase combinatorial synthesis of integrin inhibitors | |
| HRP980216A2 (en) | Therapeutic 1,2,3,4-tetrahydroisoquinolines | |
| JP2002520393A (ja) | 抗血栓剤としてのビスピペリジン | |
| JPH04504130A (ja) | メルカプト―アシルアミノ酸 | |
| JP2002522497A (ja) | C3a受容体リガンド | |
| CZ20014089A3 (cs) | Deriváty spiroimidazolidinu, jejich příprava a pouľití, a farmaceutické prostředky, které je obsahují | |
| JPH0681722B2 (ja) | 抗トリプシン剤 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060927 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060927 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091228 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100106 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100212 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100310 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100315 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130326 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |