JP4095763B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、低誘電率を有する有機絶縁膜を層間絶縁膜に用いた半導体装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体素子の高集積化とチップサイズの縮小に伴い、配線の微細化、狭ピッチ化および多層化が進められている。これに伴って、信号が配線を伝播するときの遅れ時間、即ち配線遅延が増加する傾向にあり、半導体素子を用いた電子機器を使用するに際して大きな問題となっている。
一般に、配線を伝播する信号の速度は配線抵抗(R)と配線間容量(C)の積(RC)によって決まるため、配線抵抗を下げること、または配線間容量を小さくすること、即ち層間絶縁膜の低誘電率化を行なうことが配線遅延を低減するために必要である。
【0003】
従来、半導体装置の層間絶縁膜にはCVD法を用いて成膜されたSiO2膜(比誘電率4.0程度)やSiN膜(比誘電率7.0程度)等の無機系材料が使用されていた。そして、従来のプロセスを踏襲できる低誘電率材料として、最近ではSiOF膜(比誘電率3.7程度)の採用が相次いでいる。
【0004】
しかしながら、SiOF膜の誘電率は比較的高く、これを層間絶縁膜として使用した場合には層間容量を低減する効果が十分でないため、次世代以降の半導体装置ではさらに低い誘電率を有する材料が必要とされている。
【0005】
比誘電率が3.0以下の層間絶縁膜材料として有機系材料が盛んに検討されている。有機絶縁膜材料としては、炭化水素系樹脂であるポリイミド、ポリパラキシリレン、ポリアリーレンエーテル、ポリアリーレン、ベンズシクロブテン、ポリナフタレン等の高分子材料が知られている。これらの材料は、炭素原子を含有することで膜の密度を低減させ、また分子(モノマ)自身の分極率を小さくすることで低誘電率を達成している。またイミド結合あるいは芳香環を導入することにより、ある程度の耐熱性を確保している。
【0006】
ところで、有機絶縁膜を含む層間絶縁膜をフォトレジストを用いてパターニングする時、そのエッチング特性は膜の組成によって大きく異なる。即ち、上記した低誘電率膜はフォトレジストと共通の成分である炭素や水素等を含むため、両者のエッチング特性は同様の傾向を示す。従って、フォトレジストを用いて上記した低誘電率膜をパターニングする場合、パターン加工後のレジスト除去工程(酸素プラズマ処理等)中に低誘電率膜も酸化され、その膜厚の減少や膜質劣化を生じることが知られている。
【0007】
上記の問題を解決するため、特開平10−112503号公報にはレジストパターンを先ずSiO2膜等の無機物に転写し、これをマスクにして低誘電率膜に孔や溝のパターンを形成する、所謂ハードマスク法が開示されている。また、ハードマスク法を改良したデュアルハードマスク法(ハードマスクを2層用いる)がIEEE International Electron Devices Meeting Technical Digest、 pp.623〜626(1999)に報告されている。
【0008】
従来技術である半導体装置の製造方法の一例を図1に示す。先ず、シリコン基板1上に有機低誘電率材料2を塗布し(図1(a))、400℃程度でのキュアベークまで段階的に加熱硬化させ成膜する(図1(b))。次に、有機低誘電率膜2上に、例えば酸化シリコン膜3を既知のCVD法により形成する(図1(c))。そして、酸化シリコン膜3上にフォトレジストを成膜し(図1(d))、既知のフォトリソグラフィー法により酸化シリコン膜3上に配線パターン形成用のレジストパターン4を形成する(図1(e))。その後、例えばCF4を主成分とするエッチングガスを用いてレジストパターン4をマスクとして酸化シリコン膜3をエッチングする(図1(f))。そして更に、酸素を含むエッチングガスを用いてレジストパターン4および酸化シリコン膜3をマスクとして有機低誘電率膜2をエッチングする。このとき,同時にレジストパターン4も除去され(図1(g))、配線パターンの形状を有する開口5が形成される。そして、例えば中性の剥離液によりパターン内部を洗浄し、乾燥ベークすることによって、配線パターンが形成される(図1(h))。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の方法では、通常の樹脂レジストをマスクにする方法に比べて工程が煩雑になること、比誘電率が高い酸化シリコン膜からなるハードマスク材料が層間絶縁膜の一部として残留するため、低誘電率膜のみを用いた場合に比べて実効的な比誘電率が高くなるという大きな問題があった。
【0010】
本発明は、上記した技術的背景のもとに提案するものであり、有機絶縁膜を層間絶縁膜に用いることによって上記の問題点を解決するとともに、製造工程の簡略化を図るものである。これによって層間絶縁膜の実効的な比誘電率を低くすることが可能となり、その結果、配線を伝播する信号の遅延を極力低減させることが出来、半導体装置の低消費電力化及び高速化が可能となる。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の半導体装置は、配線層の上に設けられた層間絶縁膜層が有機絶縁膜で形成された第1の絶縁膜を下層に、有機金属ポリマで形成された第2の絶縁膜を上層に積層した層を備えている。
【0012】
そして、この有機絶縁膜の比誘電率は3.5以下であり、その材質が熱硬化性樹脂であって、加熱硬化処理によって形成された膜である。また、有機金属ポリマの比誘電率は4.0未満である。
【0013】
更に、上記した有機絶縁膜からなる第1の絶縁膜と有機金属ポリマからなる第2の絶縁膜が塗布法を用いて形成され、第2の絶縁膜の膜厚が少なくとも第1の絶縁膜の膜厚以下である。
【0014】
本発明の有機金属ポリマからなる第2の絶縁膜は、酸素を主成分とするプラズマガスに曝された後、加熱処理によって硬化して形成されたものである。
【0015】
また、本発明の有機絶縁膜からなる第1の絶縁膜は開口を有し、この開口が有機金属ポリマからなる第2の絶縁膜をマスクとして、酸素を主成分とするプラズマガスを用いたドライエッチング処理によって形成される。
【0016】
そして、上記の有機金属ポリマは有機官能基を有し、この有機官能基が酸素を主成分とするプラズマガスを用いたドライエッチング処理と加熱によって分解除去される。
【0017】
更にまた、この有機金属ポリマからなる第2の絶縁膜は、酸素を主成分とするプラズマガスを用いたドライエッチング処理と加熱硬化処理によって、その膜硬度が向上せしめてなるようにした。
【0018】
本発明の有機金属ポリマは、ラダーシリコーン系ポリマであって、下記の(化1)または(化2)で表わされる分子構造を有している。但し、(化1)式中Rはアルカリ可溶性基を含む有機基を表わし、また(化2)R‘は有機基を表わす。
【0019】
【化1】
【0020】
【化2】
【0021】
そして、上記の有機金属ポリマからなる第2の絶縁膜は、ラダーシリコーン系ポリマと感光剤とからなる感光性樹脂材料を用いて形成される。
【0022】
本発明の電子回路装置は、配線層の上に設けられた層間絶縁膜層が有機絶縁膜で形成された第1の絶縁膜を下層に、そして有機金属ポリマで形成された第2の絶縁膜を上層に積層した層を備えており、その比誘電率が低いので、膜厚を薄くすることができる。
【0023】
本発明の半導体装置は、基板上に有機絶縁膜材料をスピン塗布して第1の絶縁膜を形成する工程と、この第1の絶縁膜上に有機金属ポリマ材料をスピン塗布して第2の絶縁膜を形成する工程と、この第2の絶縁膜上に開口形成用レジストパターンを形成する工程と、レジストパターンをマスクとして第2の絶縁膜に開口を形成する工程と、上記のレジストと第2の絶縁膜からなるパターンをマスクとして、酸素を主成分とするプラズマガスを用いたドライエッチングを施すことによって、第1の絶縁膜に開口パターンを形成するとともに、上記のレジストを除去する工程と、上記の有機金属ポリマと有機絶縁膜とにより形成された積層層間絶縁膜を加熱硬化する工程とを経て形成される。
【0024】
上記の有機金属ポリマ材料は、下記(化2)(但し、式中R‘は有機基を表わす)または(化1)(但し、Rはアルカリ可溶性基を含む有機基を表わす)の分子構造を有するラダーシリコーン系ポリマ材料であって、開口形成用レジストパターンを形成するとともに有機金属ポリマからなる第2の絶縁膜に開口を形成することが可能である。
【0025】
【化2】
【0026】
【化1】
【0027】
そして、有機金属ポリマ材料がラダーシリコーン系ポリマと感光剤とからなる感光性樹脂材料で構成することにより、開口形成用レジストパターンを形成することなく、有機金属ポリマからなる第2の絶縁膜に開口を形成することが可能である。
【0028】
そして、第1の絶縁層及び第2の絶縁層からなる層間絶縁膜のパターニング工程が、接続用開口形成工程または溝配線用溝形成工程の少なくともいずれか一方であるようにした。
【0029】
また、本発明では、有機絶縁膜が熱硬化性樹脂からなり、350℃未満の加熱処理された状態でパターニング加工が施され、その後、350℃以上の加熱処理によって硬化するようにした。
【0030】
更に本発明では、第1の絶縁膜に開口パターンを形成する工程において、有機金属ポリマからなる第2の絶縁膜をマスクとして用い、酸素を主成分とするプラズマガスを用いたドライエッチング処理を行なうとともに、第2の絶縁膜上に形成したレジストパターンを除去するようにした。
【0031】
そして、第1の絶縁膜である有機絶縁膜が熱硬化性樹脂からなり、350℃以上の加熱硬化処理を施すことにより形成され、また、第2の絶縁膜は、有機金属ポリマが酸素を主成分とするプラズマガスに曝された後、加熱硬化処理することによって形成されるようにした。
【0032】
そしてまた、この有機金属ポリマが有機官能基を有し、その有機官能基が酸素を主成分とするプラズマガスを用いたドライエッチング処理と加熱処理とによって分解除去されるようにして第2の絶縁膜に開口を形成するようにした。この時、ドライエッチング処理は有機絶縁膜が半熱硬化状態にあるような温度以下で行なわれる。
【0033】
本発明の特徴は、層間絶縁膜を構成する有機絶縁膜からなる第1の絶縁膜に開口を設ける場合、有機金属ポリマからなる第2の絶縁膜をエッチング用マスクとして用い、しかもその有機絶縁膜が半熱硬化状態にあるときにパターニング加工を施すことにある。
【0034】
即ち、従来の完全に硬化した有機絶縁膜を酸素を含むドライエッチングによって加工する場合に、脱離ガス成分等が次工程に悪影響を及ぼし、例えばポイズンドビアとよばれる埋め込み不良やコンタクト不良及び抵抗値増加を引き起こすのに対して、上記したように有機金属ポリマを350℃未満の半熱硬化の状態で加工し、その後350℃以上で最終硬化させることによって、脱離ガス成分等による影響を排除することが可能となる。
【0035】
また、有機金属ポリマからなる第2の絶縁膜は塗布法を用いて形成できるため、従来法(CVD成膜法)に比べて膜形成装置に係る費用を大幅に低減させることが出来るばかりでなく、タクト短縮を図ることも可能である。
【0036】
更には、塗布法による絶縁膜の形成はそのギャップフィル能力や表面平坦化性能に優れており、従来必要とされたエッチバックやCMP(Chemical-Mechanical Polishing)等の平坦化のための工程を省くことができる。
【0037】
また、有機金属ポリマがラダーシリコーン系ポリマである場合には、膜中にシリコン原子を含むため、酸素を主成分とするプラズマガスに曝すことによって酸化シリコンのような高強度の膜に改質することも出来るので、開口形成後の第2の絶縁膜は第1の絶縁膜とともにそのまま層間絶縁膜として利用することが可能である。特に、ラダーシリコーン系ポリマの比誘電率は従来のCVD法による酸化シリコン系層間絶縁膜(比誘電率4.0以上)よりも低いので、層間絶縁膜として極めて有効である。
【0038】
尚、上記した有機絶縁膜はポリアリーレンエーテルやポリアリーレン、ポリイミド、ベンゾシクロブテン等を代表例として挙げたが、酸化シリコンよりも比誘電率が小さく、酸素を主成分とするプラズマガスによってドライエッチング加工の可能な有機材料であれば、上記に記した限りではない。
【0039】
【発明の実施の形態】
先ず、ラダーシリコーン系ポリマからなる絶縁膜に対する酸素プラズマ処理に関する効果について説明する。
【0040】
表1に、下記の(化4)で表わされる分子構造を有するラダーシリコーン系ポリマ(数平均分子量(Mn)=3060、重量平均分子量(Mw)=4058、γ(Mw/Mn)=1.33(検出器として紫外線吸収を使用した液体クロマトグラフ法を用いて分子量を測定した))の硬度(表面から50nmにおける値)について、シリコンウエハの硬度に対する相対値で示した。
【0041】
【化4】
【0042】
また、比較として一般的なメチルシルセスキオキサンベースの有機SOG材料、ハイドロジェンシルセスキオキサンベースの無機SOG材料の硬度(表面から50nmにおける値)も併記した。
【0043】
ここで、ラダーシリコーン系ポリマを用いた絶縁膜及びその酸素プラズマ処理について、以下の工程により作製した。即ち、Siウエハ上にラダーシリコーン系ポリマをスピン塗布した後、一例として250℃以下のベークにより塗布膜を半熱硬化状態にした。そして、下記条件を用いて酸素アッシング処理を施した後、窒素気流中で例えば400℃、60分の熱処理を行い、最終的な絶縁膜を形成した。
【0044】
(酸素アッシング条件の例)
・RF出力:800W
・圧力:1.0Torr
・基板温度:60℃
・酸素流量:400sccm
一方、酸素プラズマ処理なしの絶縁膜は、上記した場合の酸素アッシング工程を除いて最終的な絶縁膜とした。
【0045】
また、比較用の絶縁膜として、メチルシルセスキオキサンベースの有機SOG材料としてHSG・R7(日立化成工業(株)製)、ハイドロジェンシルセスキオキサンベースの無機SOG材料としてOCD−Type12(東京応化工業(株)製)を、酸素アッシング工程を除いて上記と同様の方法で形成した。膜厚は何れの場合にも300nmである。
【0046】
これらの膜に対して、良く知られたナノインデンターを用いてバーコビッチ型ダイヤモンド圧子によるインデンテーション測定を行い、既知の硬度を有するフューズドシリカと比較することによって、夫々の膜の硬度を求めた。
【0047】
【表1】
【0048】
この結果、ラダーシリコーン系ポリマを用いた絶縁膜であって、酸素アッシング処理を施すことにより、酸素アッシング処理を施さない場合に比較してその膜硬度が約3倍程度向上し、比較例で示した有機SOG膜や無機SOG膜に比較しても遥かに大きな硬度を有することが明確である。この現象は、ラダーシリコーン系ポリマの有機官能基がアッシング処理における酸素によって分解除去されたことに起因する。
【0049】
尚、絶縁膜のプラズマ処理条件は上記した実験に限定されるものではない。また、加熱処理条件は、絶縁膜の有する熱硬化温度によって決まる温度以下の温度範囲で第1段の加熱処理を行い(半熱硬化状態)、次に第2段の加熱処理が行なわれる(最終的な熱硬化)ように適宜温度範囲を決定すれば良い。
【0050】
次に、半導体装置の具体的な実施例について、図面を用いて詳細に説明する。
【0051】
(第1の実施例)
図2は第1の実施例である半導体装置を説明するための工程図である。
【0052】
先ず、シリコン等半導体基板201上に有機絶縁膜材料FLARETM(Honeywell製)を良く知られた方法であるスピンナーを用いてスピン塗布し、例えば150℃、200℃、250℃のホットプレート上で順次各1分間加熱して、半熱硬化状態にある第1の絶縁膜202を形成する(図2(a))。この時、第1の絶縁膜202の厚さは400nmである。
【0053】
次に、第1の絶縁膜202上に、下記(化3)で表される分子構造を有するラダーシリコーン系ポリマ材料(数平均分子量(Mn)=2032、重量平均分子量(Mw)=2576、γ(Mw/Mn)=1.27(検出器として紫外線吸収を利用した液体クロマトグラフ法による分子量測定結果))をスピン塗布し、90℃、140℃のホットプレート上で順次各1分間の加熱を行う(図2(b))。このときのラダーシリコーン系ポリマからなる第2の絶縁膜203の厚さは100nmである。
【0054】
【化3】
【0055】
次に、第2の絶縁膜203上に、配線形成用レジストTDUR−P080(東京応化工業(株)製)をスピン塗布し、90℃のホットプレート上で1.5分間加熱した後、既知のKrFレーザーステッパによる露光、NMD−3(東京応化工業(株)製)による現像を行い、レジストパターン204を形成する(図2(c))。
【0056】
次に、一般的なドライエッチング装置、例えばUnity2−85DLを用いて、また、エッチングガスとしてCF4(95%)/O2(5%)の混合ガスを用いてレジストパターン204をマスクとして、第2の絶縁膜203をパターニングする(図2(d))。
【0057】
そして、例えば100℃のホットプレート上で1.5分間加熱した後、レジストパターン204とパターニングされた第2の絶縁膜203をマスクとして、
O2プラズマガスを用いて半熱硬化の状態にある第1の絶縁膜202に開口を形成する(図2(e))。
【0058】
この時、同時にレジストパターン204がエッチングされてなくなるが、第2の絶縁膜203はラダーシリコーン系ポリマの有機官能基部分がO2プラズマによって酸化分解され、酸化シリコン膜に類似した膜に改質される。この改質された膜はO2プラズマに晒されてもエッチングされることがないので、エッチングマスクとしての機能を果たす。
【0059】
次に、開口部を例えばクリーニング液ST?250(ACSI製)を用いて洗浄した後、ラダーシリコーン系ポリマからなる第2の絶縁膜203と有機絶縁膜からなる第1の絶縁膜202とで構成された積層層間絶縁膜21を一括して酸素濃度10ppm以下のN2雰囲気中で、400℃、60分間加熱を行い、最終的な熱硬化処理を行なう(図2(f))。
【0060】
上記した工程を経て、半導体装置が完成する。
【0061】
ここで、半熱硬化状態にある積層層間絶縁膜に対して所定のパターニング加工を施した後、最終的な熱硬化を行なうという処理方法を用いることによって、積層層間絶縁膜21から低温で発生する脱離ガス成分やビアに残留したクリーニング液成分等はすべて放出させることができ、次工程である上記の開口に配線等を形成する金属膜形成プロセスに対する悪影響、例えばポイズンドビアの発生等を抑制することが可能になる。
更に、従来良く知られた方法であるCVD成膜によるシリコン酸化膜よりも遥かに小さい比誘電率を有するラダーシリコーン系ポリマを層間絶縁膜の一部とすることによって、層間絶縁膜の実効的な比誘電率を低減することが出来る。
【0062】
また、上記した絶縁膜は塗布法を用いて形成できるため、従来のCVD成膜法に比べて膜形成装置に係る費用を大幅に低減させることが出来るばかりでなく、タクト短縮を図ることも可能である。
【0063】
(第2の実施例)
図3は第2の実施例である半導体装置を説明するための工程図である。
【0064】
先ず、シリコン等半導体基板301上に有機絶縁膜材料FLARETM(Honeywell製)からなる半熱硬化状態の第1の絶縁膜302(膜厚400nm)を形成する過程は第1の実施例の場合と同じである(図3(a))。
【0065】
次に、この第1の絶縁膜302上に、下記(化4)で表される分子構造を有するラダーシリコーン系ポリマ材料(数平均分子量(Mn)=3060、重量平均分子量(Mw)=4058、γ(Mw/Mn)=1.33)をスピン塗布する。
【0066】
【化4】
【0067】
その後、90℃、140℃のホットプレート上で順次各1分間の加熱処理を行う(図3(b))。この時、ラダーシリコーン系ポリマからなる第2の絶縁膜303の厚さは100nmである。
【0068】
次に、第2の絶縁膜303上に、第1の実施例で述べた場合と同様の方法を用いてレジストパターン304を形成する(図3(c))が、同時にアルカリ可溶性官能基を有する第2の絶縁膜303もパターニングされる。
【0069】
次に、第1の絶縁膜302に開口を形成した後、第1の絶縁膜302及び第2の絶縁膜303に最終的な熱硬化処理を行なって半導体装置を完成させるまでの工程(図3(d)・(e))は、先に示した第1の実施例の場合と同様である。
【0070】
上記の工程を経て、半導体装置が完成する。
【0071】
本実施例によれば、第1の実施例の場合と同様の効果を得ることが出来るばかりでなく、レジストパターンの現像と同時に第2の絶縁膜をも同時にパターン加工することが出来るので、更なる工程を簡略化することが可能である。
【0072】
(第3の実施例)
図4は第3の実施例である半導体装置を説明するための工程図である。
【0073】
先ず、シリコン等半導体基板401上に半熱硬化状態の第1の絶縁膜402を形成する工程は、先に示した第1の実施例の場合と同様である(図4(a))。
【0074】
次に、第1の絶縁膜402上に、第2の絶縁膜403としてポジ型レジスト感光剤を含む下記(化4)で表される分子構造を有するラダーシリコーン系ポリマ材料(数平均分子量(Mn)=3060、重量平均分子量(Mw)=4058、γ(Mw/Mn)=1.33)をスピン塗布し、例えば90℃のホットプレート上でプリベークを行う(図4(b))。
【0075】
【化4】
【0076】
次に、既知のKrFレーザーステッパによる露光、NMD−3(東京応化工業(株)製)による現像を行い、アルカリ可溶性官能基を有しポジ型レジスト感光剤を含む第2の絶縁膜403をパターニングする(図4(c))。
【0077】
その後、第2の絶縁膜403をマスクとして第1の絶縁膜402にO2プラズマによる開口を形成し(図4(d))、その後の最終的な熱硬化処理を経て半導体装置が出来上がるまでの工程(図4(e))は、第1の実施例で述べた図2(e)〜(f)の工程と同様である。
【0078】
上記の工程を経て、半導体装置が完成する。
【0079】
本実施例によれば、第2の実施例の場合と同様の効果を奏するばかりでなく、第2の絶縁膜としてポジ型レジスト感光剤を含むラダーシリコーン系ポリマ材料を用いているので、レジストパターンの形成工程を省略することができ、更に工程を簡略化出来るという利点を有する。
【0080】
尚、上記で説明した第1の実施例〜第3の実施例で説明した開口プロセスは絶縁膜に対する接続孔の開口工程及び溝配線用溝形成工程のいずれに対しても適用できることは言うまでもない。
【0081】
(第4の実施例)
図5は第4の実施例である半導体装置の断面図である。第1の実施例と同様に下層配線層501上に有機絶縁膜FLARETM(Honeywell製)からなる第1の絶縁層502を下層に、ラダーシリコーン系ポリマからなる第2の絶縁膜503を上層に積層した積層層間絶縁膜51を形成した後、この積層層間絶縁膜51に開口を形成した。上記した積層層間絶縁膜51の形成方法は、第1の実施例・第3の実施例で説明した何れの方法を適用しても良いことは言うまでもない。
【0082】
そして、この開口部に例えばタングステンの配線504を良く知られた方法、例えばCVD法を用いて充填し、半導体装置が完成する。
【0083】
図5には第1の絶縁膜502及び第2の絶縁膜503からなる層間絶縁膜51を1層形成した場合であるが、上記した工程を繰り返すことによって多層の層間絶縁膜を有する半導体装置が形成されることは言うまでもない。
【0084】
上記した何れの絶縁膜も従来の無機系絶縁膜に比較してその比誘電率が小さいので、層間容量を低減させることが可能であるばかりでなく、第2の絶縁膜を350℃未満の半熱硬化の状態で加工し、その後350℃以上で最終硬化させることによって、脱離ガス成分等が次工程に悪影響を及ぼすことを排除することが出来、その結果、例えばポイズンドビアとよばれる埋め込み不良やコンタクト不良及び抵抗値増加を抑制することが可能である。
【0085】
(第5の実施例)
図6は第5の実施例である半導体装置の断面図である。第4の実施例との違いは、下層配線層601上に設けられた層間絶縁膜がラダーシリコーン系ポリマからなる第2の絶縁膜602のみで構成されていることであり、層間絶縁膜が一層の場合を例示した。そして、この層間絶縁膜に設けられた開口に、例えばタングステンの配線603が充填されている。尚、上記した層間絶縁膜を除き、それ以外は第4の実施例と同じである。
【0086】
ラダーシリコーン系ポリマからなる第2の絶縁膜の比誘電率は4.0未満であって、従来の無機系絶縁膜に比較して小さくすることが出来るので、層間容量を低減させることが可能であるばかりでなく、第2の絶縁膜を350℃未満の半熱硬化の状態で加工し、その後350℃以上で最終硬化させることによって、脱離ガス成分等が次工程に悪影響を及ぼすことを排除することが出来、その結果、例えばポイズンドビアとよばれる埋め込み不良やコンタクト不良及び抵抗値増加を抑制することが可能である。
【0087】
(第6の実施例)
第6の実施例はデュアルダマシン構造の半導体素子に適用した例であって、図7を用いて説明する。
【0088】
先ず、シリコン等半導体基板701上に有機絶縁膜材料FLARETM(Honeywell製)をスピン塗布し、150℃、200℃、250℃のホットプレート上で順次各1分間の加熱処理を行ない、半熱硬化状態にある第1の絶縁膜702(膜厚300nm)を形成する。
【0089】
次に、第1の絶縁膜702上に、下記(化4)で表される分子構造を有するラダーシリコーン系ポリマ材料(数平均分子量(Mn)=3060、重量平均分子量(Mw)=4058、γ(Mw/Mn)=1.33)をスピン塗布し、例えば90℃、140℃のホットプレート上で順次各1分間の加熱処理を行う。この時、ラダーシリコーン系ポリマからなる第2の絶縁膜703の厚さは50nmである。
【0090】
【化4】
【0091】
次に、第2の絶縁膜703上に、接続孔形成用のレジストTDUR−P036(東京応化工業(株)製)をスピン塗布し、80℃のホットプレート上で1.5分間加熱した後、既知のKrFレーザーステッパによる露光、NMD−3(東京応化工業(株)製)による現像を行い、接続孔形成用のレジストパターン(図示せず)を形成する。この時、同時にアルカリ可溶性官能基を有する第2の絶縁膜703もパターニングすることが出来る。
【0092】
次に、例えば120℃のホットプレート上で1.5分間加熱した後、レジストパターンとパターン化された第2の絶縁膜703をマスクとして、例えばO2プラズマガスを用いて第1の絶縁膜702に開口を形成する。この時、同時にレジストパターンは除去される。
【0093】
次に、開口部をクリーニング液ACT NP−K101(ACT製)を用いて洗浄した後、第2の絶縁膜703と第1の絶縁膜702からなる第1の積層層間絶縁膜71を一括して、酸素濃度10ppm以下のN2雰囲気中で、400℃、60分間の加熱処理を行ない、最終的な硬化処理を施す。
【0094】
次に、第2の絶縁膜703上に、有機絶縁膜材料FLARETM(Honeywell製)をスピン塗布し、例えば150℃、200℃、250℃のホットプレート上で順次各1分間の加熱処理を行ない、半熱硬化状態にある第3の絶縁膜705(膜厚300nm)を形成する。
【0095】
次に、第3の絶縁膜705上に、下記(化4)で表される分子構造を有するラダーシリコーン系ポリマ材料(数平均分子量(Mn)=3060、重量平均分子量(Mw)=4058、γ(Mw/Mn)=1.33)をスピン塗布し、90℃、140℃のホットプレート上で順次各1分間の加熱処理を行い、第4の絶縁膜706(膜厚50nm)を形成する。
【0096】
【化4】
【0097】
次に、第3の絶縁膜705及び第4の絶縁膜706からなる第2の積層層間絶縁膜72に対して開口を形成し、最終的な熱硬化処理を行なう方法は、上記した第1の積層層間絶縁膜71の場合と同様の方法で実施する。
【0098】
次に、ヴィアホール704と配線溝707に良く知られた方法、例えばCVD法やメッキ法を用いてCuの充填を行なう。
【0099】
そして、最上層である第4の絶縁膜706上に存在する不要なCu膜を除去することで、接続用プラグと配線を同時に形成し、半導体装置が作製される。Cu膜の除去には、砥粒としてアルミナまたはシリカを用い、Cu錯化剤、界面活性剤等の添加剤からなり、Cuの研磨は可能ではあるがシリコン酸化膜に類似した第4の絶縁膜の研磨がなされないような研磨剤を用いた化学機械研磨法(Chemical Mechanical Polishing)を用いることが好都合である。
【0100】
開口部に充填される金属はCuに限定されることなく、本実施例の目的を達成する金属であれば良い。また、図7には積層層間絶縁膜が2層形成された場合を示したが、上記した工程を繰り返すことによって更に多層の積層層間絶縁膜を有する半導体装置が完成することは言うまでもない。
【0101】
上記したように、積層層間絶縁膜の比誘電率を従来の無機系絶縁膜に比較して小さくすることが出来るので、その結果として層間容量を低減させた多層配線層を有する半導体装置を実現することが可能であるばかりでなく、従来問題とされた、例えばポイズンドビアとよばれる埋め込み不良やコンタクト不良及び抵抗値増加を抑制することが可能である。
【0102】
(第7の実施例)
図8は第7の実施例である半導体装置を説明するための工程図である。
【0103】
先ず、シリコン等半導体基板801上に、有機絶縁膜材料SiLKTM(DowChemical製)をスピン塗布し、180℃、320℃のホットプレート上で順次各1分間の加熱処理を行ない、半熱硬化状態にある第1の絶縁膜802a(膜厚800nm)を形成する(図8(a))。
【0104】
次に、第1の絶縁膜802a上に、下記(化3)で表される分子構造を有するラダーシリコーン系ポリマ材料(数平均分子量(Mn)=2032、重量平均分子量(Mw)=2576、γ(Mw/Mn)=1.27)をスピン塗布してから、90℃のホットプレート上で加熱し、第2の絶縁膜803(膜厚100nm)を形成する。
【0105】
【化3】
【0106】
次に、第2の絶縁膜803上に、下記(化4)で表される分子構造を有するラダーシリコーン系ポリマ材料(数平均分子量(Mn)=3060、重量平均分子量(Mw)=4058、γ(Mw/Mn)=1.33)をスピン塗布し、90℃、140℃のホットプレート上で順次各1分間の加熱処理を行なって第3の絶縁膜804(膜厚100nm)を形成する(図8(b))。
【0107】
【化4】
【0108】
次に、第3の絶縁膜804上に、配線形成用レジストTDUR−P080(東京応化工業(株)製)をスピン塗布し、90℃のホットプレート上で1.5分間加熱した後、既知のKrFレーザーステッパによる露光、NMD−3(東京応化工業(株)製)による現像を行ってレジストパターン805を形成するが、同時にアルカリ可溶性官能基を有する第3の絶縁膜804もパターニングする(図8(c))。
【0109】
次に、レジストパターン805を良く知られたレジスト剥離液を用いて剥離する。
【0110】
次に、第3の絶縁膜804上に、接続孔形成用のレジストTDUR−P036(東京応化工業(株)製)をスピン塗布し、80℃のホットプレート上で1.5分間加熱した後、上記した方法で露光及び現像を行い、接続孔形成用のレジストパターン806を形成する。
【0111】
次に、一般的なドライエッチング装置(Unity2−85DI)を用い、エッチングガスとしてCF4(95%)/O2(5%)の混合ガスを用いてレジストパターン806をマスクとして、第2の絶縁膜803をパターニングする(図8(d))。
【0112】
引き続き、レジストパターン806と第2の絶縁膜803をマスクとして、
O2プラズマガスを用いて第1の絶縁膜802に開口を形成する。この時、同時にレジストパターン806は除去される(図8(e))。
【0113】
次に、第3の絶縁膜804をマスクとして、CF4(95%)/O2(5%)の混合ガスを用いて第2の絶縁膜803をパターニングする。この時、同時に上層に位置する第3の絶縁膜804が除去される。
【0114】
次に、第2の絶縁膜803をマスクとして、O2プラズマガスにより第1の絶縁膜802を所定の膜厚まで除去し、第1の絶縁膜802に開口を形成する。
【0115】
そして、開口部をクリーニング液ACT NP−K101(ACT製)を用いて洗浄した後、第2の絶縁膜803と第1の絶縁膜802とからなる積層層間絶縁膜81を一括で、酸素濃度10ppm以下のN2雰囲気中にて400℃、60分間の加熱処理を行ない、最終的な熱硬化を行なう(図8(f))。
【0116】
最後に、積層層間絶縁膜81に設けた上記の開口部に銅807を充填させて半導体装置が完成する(図8(g))。
【0117】
本実施例では、第1の絶縁膜の材質がSiLKTM(Dow Chemical製)であって、この第1の絶縁膜に設けた開口の径がその内部で変化させてあり、開口部に埋め込まれた金属が銅であることを除けば、図5に示した第4の実施例で述べた場合と同様の効果を奏することは言うまでもない。
【0118】
(第8の実施例)
図9は第8の実施例である多層配線構造を有する半導体装置を説明するための工程図である。
【0119】
一般的に良く知られた方法を用いてMOSトランジスタ等の構成素子(図示省略)を形成し、更に、例えばCVD法により形成した酸化シリコン膜を絶縁膜として表面に有する半導体基板901上に、アルミ合金膜からなる第1の配線層902(図9(a))を形成する。
【0120】
次に、第1の配線層902を含む半導体基板901上に、有機絶縁膜材料FLARETM(Honeywell製)をスピン塗布してから、150℃、200℃、250℃のホットプレート上で順次各1分間の加熱処理を行ない、半熱硬化状態である第1の絶縁膜903(膜厚600nm)を形成する(図9(b))。
【0121】
次に、第1の絶縁膜903a上に、下記(化3)で表される分子構造を有するラダーシリコーン系ポリマ材料(数平均分子量(Mn)=2032、重量平均分子量(Mw)=2576、γ(Mw/Mn)=1.27)をスピン塗布して、90℃、140℃のホットプレート上で各1分間の加熱を行い、第2の絶縁膜904(膜厚100nm)を形成する。
【0122】
【化3】
【0123】
上述した第1の絶縁膜903と第2の絶縁膜904はいずれもスピン塗布法を用いて形成されるため、その表面平坦性に関しては問題ないので、通常良く行なわれるエッチバックやCMP等の平坦化処理を省くことができる。また、そのため上述した絶縁膜903、904は半熱硬化の状態でパターニング処理が可能となる。
【0124】
次に、第2の絶縁膜904上に配線形成用レジストTDUR−P080(東京応化工業(株)製)をスピン塗布し、90℃のホットプレート上で1.5分間加熱した後、既知のKrFレーザーステッパによる露光、NMD−3(東京応化工業(株)製)を用いた現像を行い、レジストパターン905を形成する。
【0125】
次に、第2の絶縁膜904を第3の実施例で述べたエッチングガスを用い、レジストパターン905をマスクとしてパターニングを行なう(図9(c))。 続いて、100℃のホットプレート上で1.5分間の加熱を行い、レジストパターン905と第2の絶縁膜904をマスクとして、O2プラズマガスにより第1の絶縁膜903に開口を形成する。
【0126】
この時、同時にレジストパターン905がエッチングされて除去されるが、第2の絶縁膜を構成するラダーシリコーン系ポリマは有機官能基の部分がO2プラズマガスにより酸化分解されて、酸化シリコン膜に類似の膜となって残留し、エッチングマスクとして機能する(図9(d))。
【0127】
次に、開口部をクリーニング液ACT NP−K101(ACT製)を用いて洗浄した後、第2の絶縁膜904と第1の絶縁膜903とからなる第1の積層層間絶縁膜91を一括して、酸素濃度10ppm以下のN2雰囲気中にて400℃で60分間の加熱処理を施し、最終的な熱硬化を行なう。
【0128】
これにより、積層層間絶縁膜91から低温で発生する脱離ガス成分やビアに残留したクリーニング液成分等はすべて放出させることができ、次工程である配線等を形成する金属膜形成プロセスに対して、ポイズンドビア発生等の悪影響を排除することができる。
【0129】
次に、接続孔に、良く知られたCVD法を用いてタングステン906の埋め込みを行なう。このとき、第2の絶縁膜904の表面に形成された不要なタングステンを、研磨剤としてSEMI−SPERSE(R)W2000(Cabot社製)を用いた化学機械研磨法(CMP法)を用いて除去する。その結果、第2の絶縁膜904はほとんど研磨されない。即ち、この膜904はエッチングに対して研磨ストッパとして働き、研磨は第2の絶縁膜904が露出した時点で実質的に停止する(図9(e))。
【0130】
次に、アルミ合金膜からなる第2の配線層907を形成する(図9(f))。
【0131】
同様にして、多層の積層構造を形成することになるが、上記した工程を繰り返し、第2の積層層間絶縁層92、第3の配線層910、第3の積層層間絶縁層93、第4の配線層912、第4の積層層間絶縁層94、第5の配線層914を順次形成する(図9(g)〜図9(j))。
【0132】
但し、第4の積層層間絶縁層94を構成する有機絶縁膜の膜厚は800nm、ラダーシリコーン系ポリマの膜厚は200nmとした。
【0133】
図面は省略するが、更にパッシベーション膜の形成、接続用パッドの開口形成等を行って、有機絶縁膜とラダーシリコーン系ポリマとの積層層間絶縁膜を有する半導体装置が作製される。
【0134】
本実施例では積層層間絶縁膜が4層の場合について述べたが、上記工程を繰り返すことによって、更に多層配線構造を形成することが出来る。
【0135】
以上により、従来の無機系絶縁膜を用いた場合に比較して、より層間容量の小さい多層配線構造を有する半導体装置を実現することが出来、その結果として高速の動作が可能になる。
【0136】
(第9の実施例)
第9の実施例は、先に示した第8の実施例において、第4及び第5の配線層にCuを用いた場合である。従って、第8の実施例と同一の工程を省略して、第4の配線層の形成工程以降を、図10を用いて説明する。
【0137】
図9と同様の部分には同一の符号が付してある。
【0138】
図10(a)は第3の積層層間絶縁膜93までが形成された状態を表わしている。
【0139】
次に、第4の積層層間絶縁膜101を形成する。有機絶縁膜材料としてFLARETM(Honeywell製)を用い、第8の実施例の場合と同様の方法で、半熱硬化状態の絶縁膜1001(膜厚300nm)を形成する。
【0140】
次に、下記(化4)のラダーシリコーン系ポリマ材料(数平均分子量(Mn)=2060、重量平均分子量(Mw)=4058、γ(Mw/Mn)=1.33)を用い、第7または第8の実施例で示した方法を用いて絶縁膜1002を形成する。
【0141】
【化4】
【0142】
尚、レジストパターン(図示せず)の形成時、同時にアルカリ可溶性官能基を有するラダーシリコーン系ポリマからなる絶縁膜1002もパターニングすることができる。また、絶縁膜1001の酸素プラズマエッチング時、上記したレジストパターンは除去されるが、絶縁膜1002はエッチングされず、エッチング用のマスクとして機能する。
【0143】
次に、前述の方法で熱処理を行ない、第4の積層層間絶縁膜101が出来上がる(図10(b))。
【0144】
第4の積層層間絶縁膜101に形成した開口に、第4の配線層としてCu1003を既知のCVD法を用いて埋め込み、第4の積層層間絶縁膜101の表面に存在する不要なCu1003を、前述のCMP技術を用いて除去する(図10(c))。
【0145】
次に、第5の積層層間絶縁膜102を上述の方法により形成する。ただし,レジストとしては接続孔形成用のレジストTDUR−P036(東京応化工業(株)製)を用いる。
【0146】
次に、第5の積層層間絶縁膜102に形成した接続孔にCu1005を埋め込み、図10(c)の場合と同様の方法で第5の積層層間絶縁膜102における表面の不要なCu1005を除去する(図10(d))。
【0147】
同様にして、第6の積層層間絶縁膜103及び第5の配線層1007を形成する(図10(e))。
【0148】
更に、図面を省略するが、パッシベーション膜の形成、接続用パッドの開口形成等を行って、アルミ・銅混合配線の半導体装置が完成する。
【0149】
本実施例においては、第8の実施例で説明した場合と同様の効果を示すことは言うまでもない。
【0150】
(第10の実施例)
第10の実施例は、第9の実施例における最上層配線をCuデュアルダマシン法により形成した場合であって、第9の実施例と同様の形成工程についてはその説明を省略し、第5の積層層間絶縁膜の形成工程以降を説明する。
【0151】
図11は第10の実施例である半導体装置を説明するための工程図である。
【0152】
図11(a)は、第5の積層層間絶縁膜110に接続孔を形成したところである。
【0153】
次に、第5の積層層間絶縁膜110上に、有機絶縁膜材料FLARETM(Honeywell製)を用いて、前述の方法で半熱硬化状態の絶縁膜1101(膜厚400nm)を形成する。
【0154】
次に、この膜1101の上に、下記(化3)で表される分子構造を有するラダーシリコーン系ポリマ材料(数平均分子量(Mn)=2032、重量平均分子量(Mw)=2576、γ(Mw/Mn)=1.27)からなる絶縁膜2102(膜厚100nm)を同様の方法で形成する。そして、第1の実施例で述べた方法を用いて、レジストパターン1103をマスクにして絶縁膜1102に開口を形成する(図11(b))。
【0155】
【化3】
【0156】
更に、パターン化された絶縁膜1102をマスクにして前述と同様の方法で有機絶縁膜1101に開口を形成する。このとき、同時にレジストパターン1103は除去される。そして、絶縁膜1101と絶縁膜1102からなる第6の積層層間絶縁膜111を酸素濃度10ppm以下のN2雰囲気中にて400℃、60分間の加熱を施し、最終的な熱硬化処理を行なう(図11(c))。
次に、上記のヴィアホールと配線溝にCu1104を埋め込み、最上層のラダーシリコーン系ポリマからなる絶縁膜1102上の不要なCu膜をCMP法を用いて除去することにより、接続用プラグと配線1104を同時に形成する(図11(d))。
【0157】
更に、図面を省略するが、パッシベーション膜の形成、接続用パッドの開口形成等を行って、アルミ・銅混合配線の半導体装置が作製される。
【0158】
上記した構造により、何れの積層層間絶縁膜も従来の無機系絶縁膜に比較してその比誘電率が小さいので、層間容量を低減させることが可能であるばかりでなく、有機金属ポリマからなる第2の絶縁膜を350℃未満の半熱硬化の状態で加工した後に350℃以上で最終硬化させるので、例えば第1の積層層間絶縁膜の形成工程が次工程である第2の積層層間絶縁膜の形成に対して、脱離ガス成分等による悪影響を及ぼすことを回避することが出来る。そして、その結果、例えばポイズンドビアとよばれる埋め込み不良やコンタクト不良及び抵抗値増加を抑制することが可能である。
【0159】
(第11の実施例)
図12は第11の実施例である半導体DRAM(Dynamic Random Access Memory)素子を説明するための断面図である。
【0160】
p型半導体基板1201上の素子分離領域に、良く知られたドライエッチング法を用いて深さ300〜400nm程度の溝1202を選択的に形成する。
【0161】
次に、溝1202の内壁に生じたエッチングダメージ層を除去するために、例えば850℃〜900℃程度のウエット酸化法による薄い酸化膜(10nm程度)1203を形成し、その後、溝1202内を含む基板1201の主面に、例えばオゾンおよびテトラエトキシシランをソースガスに用いたプラズマCVD法で300〜400nm程度の酸化膜1204を形成する。
【0162】
次に、酸化膜1204を化学機械研磨(CMP)法を用いて研磨を行い、溝1202以外の領域の酸化膜1204を除去して、溝1202中に酸化膜1204を残存させる。
【0163】
次に、基板1201のメモリアレイ形成領域にリンを選択的にイオンうち込みを行い、n型ウエル領域1205を形成する。その後、n型ウエル領域1205の主面にボロンを選択的にイオン打ち込み、p型ウエル領域1206を形成する。
【0164】
次に、基板1201上に850℃程度のウエット酸化処理を施して、p型ウエル領域1206の表面に7nm程度の酸化膜からなるゲート絶縁膜1207を形成する。そして、ゲート絶縁膜1207上にゲート電極1208を形成する。この工程において、ゲート電極1208と一体化されたワード線も一緒に形成される。
【0165】
ゲート電極1208およびワード線(WL)は、70nm程度のリンが導入された多結晶シリコン膜をCVD法で形成してから、その上に50nm程度のタングステンナイトライド膜および100nm程度のタングステン膜をスパッタ法で形成する。そして、更にその上に150nm程度の窒化シリコン膜からなるキャップ絶縁膜1209をCVD法で形成した後、これらの膜をパターニングすることによって完成する。
【0166】
次に、p型ウエル領域1206の主面上に50nm〜100nm程度の窒化シリコン膜をCVD法で形成した後、窒化シリコン膜に良く知られたRIE(Reactive Ion Etching)を用いて異方性エッチングを施し、ゲート電極1208の側壁にサイドウオールスペーサ1211を形成する。この工程において、サイドウオールスペーサ1211はワード線(WL)の側壁にも形成される。
【0167】
次に、n型半導体領域1210の主面にヒ素をイオン打ち込みし、n型半導体領域1212を形成する。この工程により、LDD構造のメモリセル選択用電界効果トランジスタが形成される。
【0168】
次に、p型半導体基板1201の主面上に第1の層間絶縁膜1213を形成する。第1の層間絶縁膜1213として、下記(化3)で表される分子構造を有するラダーシリコーン系ポリマ材料(数平均分子量(Mn)=2032、重量平均分子量(Mw)=2576、γ(Mw/Mn)=1.27(検出器として紫外線吸収を使用した液体クロマトグラフ法による分子量測定結果))をスピン塗布し、150℃、200℃のホットプレート上で順次各1分間の加熱を行なう。
【0169】
【化3】
【0170】
次に、n型半導体領域1212上の第1の層間絶縁膜1213を選択的に除去する。即ち、第1の層間絶縁膜1213上に接続孔形成用のレジストTDUR?P036(東京応化工業(株)製)をスピン塗布してから、80℃のホットプレート上で1.5分間加熱した後、既知のKrFレーザーステッパによる露光及びNMD?3(東京応化工業(株)製)による現像を行い、接続孔1214Aおよび接続孔1214B形成用のレジストパターンを形成する。
【0171】
次に、上記レジストパターンをマスクにして、少なくともCF4を含むプラズマガスを用いて第1の層間絶縁膜1213をエッチングし、接続孔1214Aおよび接続孔1214Bを形成する。その後、レジスト膜を酸素アッシングにより完全に除去し、接続孔1214A、接続孔1214Bのそれぞれの内部に導電プラグ1215を形成する。導電プラグ1215は第1の層間絶縁膜1213上に不純物が導入された多結晶シリコン膜をCVD法で形成した後、この多結晶シリコン膜をCMP法を用いて研磨することによって形成される。
【0172】
次に、接続孔1214A内の導電プラグ1215と電気的に接続されるビット線(BL)を形成する。そして、ビット線(BL)上を含む第1の層間絶縁膜1213上に第2の層間絶縁膜1216を形成する。この第2の層間絶縁膜1216は、第1の層間絶縁膜1213と同様の方法で形成される。そして、さらにその上に窒化シリコン膜1219を形成する。
【0173】
次に、導電プラグ1215上の第2の層間絶縁膜1216及び窒化シリコン膜1219をドライエッチング法で選択的に除去して接続孔1217を形成し、その後、接続孔1217の内部に導電プラグ1218を形成する。導電プラグ1218は、導電プラグ1215と同様の方法で形成される。
【0174】
次に、導電プラグ1218を含む第2の層間絶縁膜1216上に、既知の手法によりキャパシタを形成する。
【0175】
次に、第3の層間絶縁膜1220としてSiLKTM(Dow Chemical製)をスピン塗布し、180℃、320℃のホットプレート上で順次各1分間の加熱を行い、半熱硬化状態の膜(膜厚600nm)を形成する。
【0176】
次に、第3の層間絶縁膜1220上に、下記(化4)で表される分子構造を有するラダーシリコーン系ポリマ材料(数平均分子量(Mn)=3060、重量平均分子量(Mw)=4058、γ(Mw/Mn)=1.33)をスピン塗布し、90℃のホットプレート上で加熱を行って、第4の層間絶縁膜1221(膜厚100nm)を形成する。
【0177】
【化4】
【0178】
次に、第4の層間絶縁膜1221上に接続孔形成用のレジストTDUR−P036(東京応化工業(株)製)をスピン塗布し、80℃のホットプレート上で1.5分間加熱した後、既知のKrFレーザーステッパによる露光及びNMD−3(東京応化工業(株)製)による現像を行い、接続孔形成用のレジストパターンを形成する。この時、同時にアルカリ可溶性官能基を有する第4の層間絶縁膜1221もパターニングすることができる。
【0179】
そして、120℃のホットプレート上で1.5分間加熱してから、レジストパターンと第4の層間絶縁膜1221とをマスクとして、O2プラズマガスを用いて第3の層間絶縁膜1220に開口を形成する。この時、同時にレジストパターンがエッチングされてなくなるが、パターニングされた第4の層間絶縁膜1221は有機官能基の部分が酸化分解されて、酸化シリコン膜に相当するような膜に改質され、O2プラズマガスではエッチングされないので、エッチングマスクとしての機能を果たす。
【0180】
次に、上記の開口部をクリーニング液ST−250(ACSI社製)を用いて洗浄した後、第4の層間絶縁膜1221と第3の層間絶縁膜1220とからなる積層層間絶縁膜を一括して、酸素濃度50ppm以下のN2雰囲気中にて400℃で30分間加熱処理を施し、最終的な熱硬化処理を行なう。
【0181】
上記したプロセスにより、積層層間絶縁膜から低温で発生する脱離ガス成分やビアに残留したクリーニング液成分等はすべて放出させることができ、次工程である配線等を形成する金属膜形成プロセスに対して、ポイズンドビア発生等の悪影響を排除することが出来る。
【0182】
次に、接続孔にCVD法を用いてタングステン1222を埋め込む。そして、研磨剤としてSEMI−SPERSE(R) W2000(Cabot社製)を用いた化学機械研磨(CMP)を行うことにより、第4の層間絶縁膜1221上の不要なタングステンを除去する。その結果、第4の層間絶縁膜1221の表面はほとんど研磨されず、即ち、第4の層間絶縁膜1221が研磨ストッパとして働き、研磨は第4の層間絶縁膜1221が露出した時点で実質的に停止する。
【0183】
次に、最上層の配線としてアルミ合金膜を形成し、このアルミ合金膜をパターニングして、上層配線1223を形成する。
【0184】
そして、パッシベーション膜として、上層配線1223を含む第4の層間絶縁膜1221の表面を覆うようにしてCVD法によるSiN膜1224(膜厚1500nm)を形成し、更に、その上にチップコート膜としての感光性ポリイミド膜PL−H708(日立化成工業(株)製)1225を形成する。尚、このポリイミド膜1225には、スクライブラインとボンディングパッド部に対応させた開口が予め形成されている。
【0185】
最後に、良く知られたブレードダイシング法により、先のスクライブラインに沿って個々のチップに切り出し、半導体メモリ装置が完成する。
【0186】
尚、図12に示したメモリ装置において、その周辺部にはガードリング1222が形成されている。即ち、第1の絶縁膜1213、第2の絶縁膜1216、第3の絶縁膜1220、第4の絶縁膜1221を貫通して設けられた導電プラグ(タングステンの埋め込み成長によって形成される)の一方の端が上部電極1223に接続され、他方の一端がp型ウエル領域1206に接するようにして設けられている。これにより、中央部に設けられたメモリ領域が外部からの不要な雑音によって誤動作が生じないようにしている。
【0187】
上記したように、個々の半導体領域を分離し、更に多層の配線層を形成するための層間絶縁膜として、ラダーシリコーン系ポリマからなる絶縁膜もしくは有機絶縁膜とラダーシリコーン系ポリマからなる絶縁膜との積層絶縁膜を用い、これらは第6の実施例で述べた場合と同様の方法を用いて形成されている。
【0188】
その結果、層間の容量を従来良く用いられた無機系絶縁膜に比較して低くすることが出来る。そして配線層を伝播する信号の遅延を抑制することによって、半導体メモリ素子をより高速で駆動させることが可能になる。
【0189】
(第12の実施例)
図13は第12の実施例である半導体メモリ素子の断面図である。第11の実施例との違いは、積層層間絶縁膜として下層に設けられた絶縁膜1320に、有機絶縁膜FLARETM(Honeywell製)1320を用いたことである。
【0190】
また、周辺部に設けられたガードリング1322の一端は上層配線1323に接続されているが、他方の一端がp型ウエル領域の内部に埋め込まれるようにして形成されている。
【0191】
第11の実施例の場合と同様に、層間の容量を従来良く用いられた無機系絶縁膜に比較して低くすることが出来るばかりでなく、配線層を伝播する信号の遅延が抑制されることによって、半導体メモリ素子をより高速で駆動させることが可能になることは言うまでもない。そして、ガードリングの構造から明らかのように、外部雑音に対するメモリ領域の保護が第11の実施例よりも更に効果的に作用する。
【0192】
(第13の実施例)
図14は第13の実施例である半導体ロジック素子の断面図である。
【0193】
半導体基板1401上に既知のSTI(Shallow Trench Isolation)を用いて素子分離膜領域1402を形成し、この素子分離膜領域1402内部にMOSトランジスタ1403を形成する。そして、既知のCVD法を用いて50nm程度のシリコン酸化膜1404と500nm程度のBPSG(ボロン・リン・シリケイトガラス)膜1405とを、MOSトランジスタ1403を含み、半導体基板1401の表面に順次形成した後、例えば800〜900℃の窒素雰囲気でリフローアニールする。
【0194】
次に、例えばシリカ砥粒を用いた化学機械研磨法(CMP法)を用いてBPSG膜1405の表面を平坦化研磨した後、コンタクトホールを形成し、このコンタクトホール内に、CVD法によりタングステンの埋め込みを行い、導電プラグ1406を形成する。この時、BPSG膜1405の表面上に存在する不要なタングステンは既知のエッチバック法により除去されている。
【0195】
次に、BPSG膜1405の上に、パターニングされたアルミ合金からなる上層配線層1407を形成する。
【0196】
次に、有機絶縁膜材料FLARETM(Honeywell製)をスピン塗布し、 150℃、200℃、250℃のホットプレート上で順次各1分間の加熱処理を行ない、半熱硬化状態にある第1の絶縁膜1408(膜厚500nm)を形成する。
【0197】
次に、第1の絶縁膜1408上に下記(化4)で表される分子構造を有し、感光剤を含むラダーシリコーン系ポリマ材料(数平均分子量(Mn)=3060、重量平均分子量(Mw)=4058、γ(Mw/Mn)=1.33(検出器として紫外線吸収を使用した液体クロマトグラフ法による分子量測定結果))をスピン塗布し、例えば90℃のホットプレート上で1分間の加熱処理を行なって、第2の絶縁膜1409(膜厚100nm)を形成する。
【0198】
【化4】
【0199】
上述した第1の絶縁膜1408及び第2の絶縁膜1409はいずれもスピン塗布法を用いて形成されるため、その表面の平坦性は素子形成上十分であって、従来良く行なわれていた一般的なエッチバックやCMP等の平坦化工程を省くことができる。従って、上述した第1の絶縁膜1408及び第2の絶縁膜1409は、いずれも半熱硬化状態でのパターニングが可能となる。
【0200】
次に、第2の絶縁膜1409上に配線形成用レジストTDUR−P080(東京応化工業(株)製)をスピン塗布し、例えば90℃のホットプレート上で1.5分間加熱した後、既知のKrFレーザーステッパによる露光及びNMD−3(東京応化工業(株)製)による現像を行い、配線形成用のレジストパターンを形成する。
【0201】
次に、100℃のホットプレート上で1.5分間加熱処理を行なった後、O2プラズマガスを用いて第2の絶縁膜1409をマスクとして第1の絶縁膜1408に開口を形成する。このとき、同時に第2の絶縁膜1409を構成する有機官能基の部分が酸化分解され、その表面はあたかも酸化シリコン膜に類似の膜に改質され、この膜はO2プラズマガスによりエッチングされないので、エッチングマスクとしての機能を果たすようになる。
【0202】
上述したドライエッチングの条件は、例えば下記の条件が好適である。
【0203】
・RFパワー:900W
・圧力:1.5Torr
・基板温度:35℃
・O2流量:3750sccm
次に、上記の開口部をクリーニング液ST−250(ACSI社製)を用いて洗浄した後、第2の絶縁膜1409と第1の絶縁膜1408とからなる積層層間絶縁膜を、酸素濃度10ppm以下のN2雰囲気中にて400℃で60分間の加熱を施し、最終的な熱硬化を行なう。
【0204】
上記したプロセスによって、積層層間絶縁膜から低温で発生する脱離ガス成分やビアに残留したクリーニング液成分等はすべて放出させることができ、次工程である金属配線プロセスに対して、ポイズンドビア発生等の悪影響を排除することが出来る。
【0205】
次に、上記した接続孔に、CVD法を用いてタングステンを埋め込み、導電プラグ1410を形成する。この時、第2の絶縁膜1409の上部に存在する不要なタングステンは既知のエッチバック法によって除去される。
【0206】
次に、導電プラグ1410と電気的な接続を行なうようにしてアルミ合金からなるパターン化された上層配線1411を形成する。
【0207】
以下、上記の工程を繰り返して3層の積層層間絶縁膜を形成する。そして、通常のCVD法を用いてSiN膜からなるパッシベーション膜1416(膜厚1500nm)及び感光性ポリイミドPL−H708(日立化成工業(株)製)からなるチップコート膜1417を、上記した積層層間絶縁膜を包み覆うようにして順次形成する。チップコート膜1417には、スクライブラインとボンディングパッド部に対応する位置に開口が予め形成されており、既知のブレードダイシング法を用いて個々のチップを切り出して分離することにより、半導体ロジック装置が完成する。
【0208】
層間容量は従来の無機系絶縁膜を用いた場合に比較して遥かに小さくすることが出来る。また、積層層間絶縁膜を半熱硬化状態で導電プラグ形成用の開口を形成した後、改めて最終的な熱硬化処理を行なうため、次工程での導電プラグの埋め込み形成時に離脱ガス等の影響を排除することが可能となり、その結果として従来良く問題とされたポイズンドビアとよばれる埋め込み不良やコンタクト不良及び抵抗値増加を抑制することが出来る。
【0209】
また、第8の実施例や第9の実施例の場合と同様に、配線層を伝播する信号の遅延を抑制することが出来るので、本実施例である半導体ロジック装置をより高速で駆動させることが可能になる。
【0210】
(第14の実施例)
図15は第14の実施例である半導体ロジック素子の断面図である。第13の実施例との違いは、積層層間絶縁膜の下層に配置した有機絶縁膜がSiLKTM(Dow Chemical製)1508であり、また、積層層間絶縁膜を覆うようにして設けられた窒化シリコン膜1516が半導体基板1501の内部まで埋め込まれて形成されていることである。
【0211】
第13の実施例の場合と同様に、層間容量を従来の場合に比較して小さくすることによって配線層を伝播する信号の遅延を抑制させ、より高速で半導体ロジック素子を駆動させることが可能であるばかりでなく、保護膜である窒化シリコン膜を半導体基板の内部に埋め込むことによって、第13の実施例よりも外部からの雑音を受けることなく、確実な駆動が可能である。
【0212】
(第15の実施例)
図16は第15の実施例を説明するための断面図であって、第13の実施例で説明した半導体ロジック素子をウエハレベルチップサイズパッケージ構造に用いた場合である。
【0213】
本実施例において、ポリイミドチップコート膜1604に開口部を形成した半導体素子上に、例えばスパッタリング法を用いて、Ni膜(膜厚約50nm)、Cu膜(膜厚約1.2μm)を順次堆積し、再配列配線層1605を形成する。
【0214】
次に、再配列配線層1605上に有機絶縁膜材料BCBTM(Dow Chemical製)をスピン塗布した後、80℃、150℃、200℃のホットプレート上で順次各1分間の加熱処理を行ない、半熱硬化状態の第1の絶縁膜1606(膜厚3μm)を形成する。
【0215】
この第1の絶縁膜1606に、下記(化3)で表される分子構造を有するラダーシリコーン系ポリマ材料(数平均分子量(Mn)=2032、重量平均分子量(Mw)=2576、γ(Mw/Mn)=1.27(検出器として紫外線吸収を使用した液体クロマトグラフ法による分子量測定結果))をスピン塗布し、90℃、140℃のホットプレート上で各1分間加熱処理を行なって、第2の絶縁膜1607(膜厚100nm)を形成する。
【0216】
【化3】
【0217】
次に、第2の絶縁膜1607上に、既知のフォトリソグラフィー法を用いてレジストパターン(図示せず)を形成する。
【0218】
続いて、一般的なドライエッチング装置を使用し、レジストパターンをマスクとしてCF4(95%)/O2(5%)の混合ガスによって第2の絶縁膜1607に所定のパターンを形成する。
【0219】
引続き、レジストパターンとパターン化された第2の絶縁膜1607をマスクとして、O2プラズマガスにより第1の絶縁膜1606に開口を形成する。この時、同時にレジストパターンは除去される。
【0220】
次に、開口部をクリーニング液ST−250(ACSI社製)を用いて洗浄した後、第2の絶縁膜1607及び第1の絶縁膜1606からなる積層層間絶縁膜を一括して、酸素濃度10ppm以下のN2雰囲気中にて例えば400℃で60分間の加熱処理を行ない、最終的な熱硬化処理を行なう。
【0221】
その後、上記した積層層間絶縁膜の一部に開口を設け、その開口にアンダーバンプメタル層1608、ハンダバンプ1609を通常の方法で形成し、再配列配線層1605とハンダバンプ1609とがアンダーバンプメタル層1608を介して電気的に接続させる。
【0222】
上記の工程を経て、ウエハレベルチップサイズパッケージ構造の半導体素子が完成する。
【0223】
図16には図示されていないが、ハンダバンプ1609を介して外部の配線等と電気的に接続されて、各種の電気信号の受け渡しが行なわれる。この時、積層層間絶縁膜の容量が信号の伝播に大きな影響を及ぼすが、本実施例における積層層間絶縁膜は従来の無機系絶縁膜に比較してその比誘電率が小さいため、上記した影響を極力低減することが出来る。即ち、本実施例においては、従来の場合よりも信号の遅延を抑制し、高速での動作が可能になる。
【0224】
(第16の実施例)
図17は第16の実施例を説明するための断面図であって、第13の実施例で説明した半導体ロジック素子をウエハレベルチップサイズパッケージ構造に用いた場合である。
【0225】
半導体ロジック素子のポリイミド膜1704上に、再配列配線1705を形成し、更にその上にポリイミド絶縁膜1706が設けられている。そして、このポリイミド絶縁膜層1706を貫いて再配列配線1705の一部の領域で電気的な接続を行なうためのアンダーバンプメタル層1707が設けられ、このアンダーバンプメタル層1707の上にハンダバンプ1708が形成されている。
【0226】
第16の実施例との違いは、再配列配線1705上に設けられた絶縁膜がポリイミド絶縁膜1706で構成されていることである。
【0227】
高速駆動の可能な半導体ロジック素子そのものは第13の実施例または第14の実施例で述べた方法によってウエハ上に形成することが出来るため、本実施例によってウエハの状態でハンダバンプを有する半導体ロジックパッケージ装置が実現する。
【0228】
これにより、従来、半導体ロジック素子個別にハンダバンプを設けてパッケージ構造を作り込んでいたのに対して、ウエハの状態で最終形態の半導体ロジック製品を完成させることが出来るので、従来に比較して極めて効率良く生産することが可能になり、その結果、半導体ロジック製品の高速化及び低コスト化に貢献することが出来る。
【0229】
(第17の実施例)
第17の実施例であるマルチチップモジュールについて、図18に示した断面図を用いて説明する。
【0230】
セラミック基板1806の内層配線1802の上部および下部にNiめっきによる上部電極1803および下部電極1804を形成し、更に、この下部電極1804にAuメッキ層1805を形成する。
【0231】
更に、上部電極1803を形成した側に、真空蒸着を用いてアルミニウム膜を形成し、既知のフォトエッチング技術により形成した所定のパターンを有する第1の配線層1807(膜厚2μm)を形成した。
【0232】
次に、第1の配線層1807を含むセラミック基板1806の上に、有機絶縁膜BCBTM(Dow Chemical製)をスピン塗布した後、80℃、150℃、200℃のホットプレート上で順次各1分間の加熱処理を行い、半熱硬化状態にある第1の絶縁膜1808(膜厚4μm)を形成する。
【0233】
次に、この第1の絶縁膜1808上に、ポジ型レジスト感光剤を含み、下記(化4)で表される分子構造を有するラダーシリコーン系ポリマ材料(数平均分子量(Mn)=3060、重量平均分子量(Mw)=4058、γ(Mw/Mn)=1.33)をスピン塗布した後、90℃のホットプレート上でプリベークを行って、第2の絶縁膜1809(膜厚500nm)を形成する。
【0234】
【化4】
【0235】
次に、既知のKrFレーザーステッパによる露光及びNMD−3(東京応化工業(株)製)による現像を行い、アルカリ可溶性官能基を有しポジ型レジスト感光剤を含む第2の絶縁膜1809をパターニングする。
【0236】
そして、100℃のホットプレート上で1分間加熱した後、第2の絶縁膜1809をマスクとして、O2プラズマガスにより第1の絶縁膜1808に開口を形成する。この時、第2の絶縁膜1809を構成する官能基の部分が酸化分解され、酸化シリコン相当の膜に改質される。この膜はO2プラズマガスによりエッチングされないので、第2の絶縁膜はエッチングマスクとして作用する。
【0237】
次に、開口部をクリーニング液ST−250(ACSI製)を用いて洗浄した後、第2の絶縁膜1809及び第1の絶縁膜1808からなる第1の積層層間絶縁膜を一括して、酸素濃度10ppm以下のN2雰囲気中にて400℃で60分間の加熱処理を行ない、最終的な熱硬化を施す。
【0238】
次に、所定のパターンを有する第2の配線層1810(膜厚2μm)を、上記の開口を介して形成し、第2の配線層1810と第1の配線層1807とが電気的に接続されるように形成する。
【0239】
以下同様にして、第2の積層層間絶縁膜1811、第3の積層層間絶縁膜1813を形成する。
【0240】
次に、第3の積層層間絶縁膜1813の接続孔に、通常の方法を用いて、例えば真空蒸着法を用いてCr(0.07μm)/Ni−Cu(0.7μm)層1814を、及びメッキ法を用いてNi/Au層1815を順次形成して、上部電極とし、マルチチップモジュール基板を得ることができる。
【0241】
上記した積層層間絶縁膜1811、1813等を構成する何れの絶縁膜も従来の無機系絶縁膜に比較してその比誘電率が小さいので、層間容量を低減させることが出来、配線を伝播する信号の遅延を極力低減させることが可能になる。
【0242】
更にまた、積層層間絶縁膜を先ず350℃未満の半熱硬化の状態でエッチング加工し、その後350℃以上で最終硬化させることによって、脱離ガス成分等が次工程、例えば配線形成工程に及ぼす悪影響を排除することが出来る。その結果、例えば従来の方法で問題とされたポイズンドビアとよばれる埋め込み不良やコンタクト不良及び抵抗値増加を抑制することが出来るので、高品質のマルチチップモジュールを実現することが可能になる。
【0243】
(第18の実施例)
図19は、第18の実施例である樹脂封止された半導体メモリ装置を説明するための構造図である。
【0244】
第11の実施例または第12の実施例によって得られた半導体メモリ素子1901の表面に、下部にポリアミドイミドエーテルの接着層を持つポリイミドフィルム1904上に支持された外部端子1903を、例えば400℃の温度にて熱圧着で接続した。
【0245】
次に、半導体メモリ素子1901のボンディングパッド部と外部端子1903との間を通常のワイヤーボンダーを用いて金線1905を配線する。
【0246】
そして、半導体メモリ素子1901、外部端子1903、金線1905等を覆うように、シリカ含有エポキシ系樹脂を用いて、樹脂封止部1906を形成した。樹脂封止の条件は、例えば成形温度180℃、成型圧力70kg/cm2で行った。
【0247】
最後に、外部端子1903の一部を所定の形状に折り曲げることにより、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のLOC型樹脂封止の完成品を得た。
【0248】
樹脂封止された半導体メモリ素子の層間絶縁膜には、比誘電率の小さい有機金属ポリマからなる絶縁膜が使用されているので、メモリ素子の特性として第11の実施例または第12の実施例で説明した同様の効果を奏することは言うまでもなく、更に樹脂封止されているので外部環境に対して安定な特性を発揮することが可能である。
【0249】
(第19の実施例)
図20に、第19の実施例である樹脂封止された半導体ロジック装置の断面図である。
【0250】
第13の実施例または第14に実施例で得られた半導体ロジック装置2001を、別途設けられているダイボンディング工程におけるリードフレームに固定する。その後、半導体ロジック装置2001に設けられたボンディングパッド部とリードフレームの外部端子2005の間をワイヤーボンダーを用いて金線2004を配線した。
【0251】
次に、日立化成工業(株)製のシリカ含有ビフェニル系エポキシ樹脂を用いて、半導体ロジック装置2001、外部端子2005等を包み込むように樹脂封止部2003を形成した。封止条件は、成型温度180℃、成型圧力70kg/cm2であるが、これに限定されるものではない。
【0252】
最後に、外部端子2006を所定の形に折り曲げることにより、樹脂封止型半導体ロジック装置の完成品が得られる。
【0253】
樹脂封止された半導体ロジック装置の層間絶縁膜の一部には、比誘電率の小さい有機金属ポリマからなる絶縁膜が使用されているので、ロジック装置の特性として第13の実施例または第14に実施例で説明した場合と同様の効果を奏することは言うまでもなく、更に樹脂封止されているので外部環境に対して安定した高速動作特性を発揮することが可能である。
【0254】
以上、実施例を用いて詳細に説明したが、本発明並びに実施例を達成するための諸条件等はこれらの実施例になんら限定されるものではない。
【0255】
【発明の効果】
以上説明したように、従来のCVD法で形成される無機系絶縁膜よりも比誘電率の低い有機金属ポリマを塗布法を用いて形成することにより、簡便に、かつ層間容量の低減を図った高速応答の可能な半導体装置を実現することが出来る。
【0256】
また、本発明においては、層間絶縁膜を半熱硬化の状態で加工した後、最終的な熱硬化を行なうことにより、次工程の配線形成工程への影響を排除することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の半導体装置を説明するための工程図である。
【図2】第1の実施例である半導体装置を説明するための工程図である。
【図3】第2の実施例である半導体装置を説明するための工程図である。
【図4】第3の実施例である半導体装置を説明するための工程図である。
【図5】第4の実施例である半導体装置の断面図である。
【図6】第5の実施例である半導体装置の断面図である。
【図7】第6の実施例である半導体装置の断面図である。
【図8】第7の実施例である半導体装置を説明するための工程図である。
【図9】第8の実施例である積層構造の半導体装置を説明するための工程図である。
【図10】第9の実施例である積層構造の半導体装置を説明するための工程図である。
【図11】第10の実施例である積層構造の半導体装置を説明するための工程図である。
【図12】第11の実施例である半導体メモリ装置を説明するための工程図である。
【図13】第12の実施例である半導体メモリ装置を説明するための工程図である。
【図14】第13の実施例である半導体ロジック装置を説明するための工程図である。
【図15】第14の実施例である半導体ロジック装置を説明するための工程図である。
【図16】第15の実施例であるウエハレベルチップサイズパッケージ構造を備えた半導体装置を説明するための工程図である。
【図17】第16の実施例であるウエハレベルチップサイズパッケージ構造を備えた半導体装置を説明するための工程図である。
【図18】第17の実施例であるマルチチップモジュール構造の半導体装置を説明するための断面図である。
【図19】第18の実施例である樹脂封止型半導体装置を説明するための断面図である。
【図20】第19の実施例である樹脂封止型半導体装置を説明するための断面図である。
【符号の説明】
1、701…基板、2…有機絶縁膜、3…ハードマスク、4…フォトレジスト、5…コンタクトホール、201、301、401、501、601、701、702…下層配線層、202、302、402、502、602、702、703、808、1108、1213、1313、1408、1508…第1の絶縁膜、203、303、403、503、603、703、705、803、904、908、1216、1316、1409、1509、1409…第2の絶縁膜、204…コンタクトホール、304、403、504、604、704、709…接続プラグ、505、705、707、804、1220、1320…第3の絶縁膜、507、708、1221、1321…第4の絶縁膜、707、1407、1411、1414、1507、1511、1514…配線、706、1223、1323…上層配線、1201、1301…p型半導体基板、1202、1302…溝、1203、1204、1304…酸化膜、1205、1305…n型ウエル領域、1206、1306…p型ウエル領域、1207、1307…ゲート絶縁膜、1208、1308…ゲート電極、1209、1309…キャップ絶縁膜、1210、1212、1310、1312…n型半導体領域、1211、1311…サイドウオールスペーサ、1214A、1214B、1217、1314A、1314B、1317…接続孔、906,909、1215、1218、1315、1318、1406、1410、1413、1506、1510、1513…導電プラグ、1219、1224、1319、1324、1416、1516…窒化シリコン膜、1222、1322…ガードリング部、1225、1325、1417、1517…ポリイミド膜、901、1401、1501、1601、1701…半導体基板、1402、1502…素子分離領域、1403、1503…MOSトランジスタ、1404、1504…絶縁膜、1405、1505…BPSG、1412、1415、1512、1515、1811、1813…積層層間絶縁膜、1202、1302…パッシベーション膜、1603、1703…アルミパッド、1604、1704、1902、2002…ポリイミドチップコート膜、1605、1705…再配列配線、1606、1706、1707…絶縁膜層、1607、1708…アンダーバンプメタル層、1608、1709…ハンダバンプ、1801、1806…セラミック層、1802…W配線、1803…上部電極(Ni層)、1804…下部電極(Ni層)、1805…Au層、1807…第1アルミ配線層、1810…第2アルミ配線層、1812…第3アルミ配線層、1814…Cr/Ni?Cu層、1815…Ni/Au層、201、301、1701、801…下層配線層、204、304、805、806、905、1103…フォトレジスト、902…第1の配線層、907…第2の配線層、910…第3の配線層、912、1003…第4の配線層、914、1007、1104…第5の配線層、1001、1101…有機絶縁膜、1002、1102…ポリマ絶縁膜、1901、2001…半導体素子、1903、2005…外部端子、1904…ポリイミドフィルム、1905、2004…金線、1906、2003…エポキシ樹脂
Claims (16)
- 前記第2の絶縁膜の膜厚が、前記第1の絶縁膜の膜厚以下であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 基板上に有機絶縁膜材料を塗布して第1の絶縁膜を形成する工程と、該第1の絶縁膜上に有機金属ポリマ材料を塗布して第2の絶縁膜を形成する工程と、該第2の絶縁膜上に開口形成用レジストパターンを形成する工程と、該レジストパターンをマスクとして前記第2の絶縁膜に開口を形成する工程と、前記レジストと前記第2の絶縁膜とをマスクとして、ドライエッチング処理を用いて前記第1の絶縁膜に開口を形成した後、前記レジストを除去する工程と、前記第1の絶縁膜と前記第2の絶縁膜とを加熱硬化する工程を備え、前記有機金属ポリマ材料が下記(化1)で表される分子構造を有するラダーシリコーンポリマ材料からなることを特徴とする半導体装置の製造方法。
但し、(化1)式中のRは(化6)で示される有機基を表し、(化6)式中のR'はメチル基を表し、nは2以上の整数を表す。
- 前記第1の絶縁膜または前記第2の絶縁膜に開口を形成する工程が、接続孔形成または溝配線用溝形成の少なくともいずれかの工程であることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第1の絶縁膜を350℃未満の温度範囲で加熱硬化した後、該第1の絶縁膜に開口を形成することを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第1の絶縁膜に開口を形成した後、該第1の絶縁膜を350℃以上の温度範囲で加熱硬化することを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第1の絶縁膜の開口が、酸素を主成分とするドライエッチング法を用いて行われることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第2の絶縁膜の膜厚が前記第1の絶縁膜の膜厚以下であることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第2の絶縁膜を、酸素を主成分とするプラズマガスに曝した後、加熱硬化処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第2の絶縁膜をマスクとして、酸素を主成分とするプラズマガスを用いたドライエッチング処理を行うことによって、前記第1の絶縁膜に開口を形成することを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記有機金属ポリマ材料が有機官能基を有してなり、酸素を主成分とするプラズマガスを用いた酸素プラズマ処理と加熱処理を行うことによって前記有機官能基を分解除去することを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第2の絶縁膜を、酸素を主成分とするプラズマガスを用いた酸素プラズマ処理と加熱処理を行うことによって、前記第2の絶縁膜の膜硬度を向上させることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
- メモリ素子を内蔵させた半導体基板と、該半導体基板上に積層された層間絶縁層と、上層配線と、配線材から構成され、周辺部からの吸湿透湿を防ぐための素子周辺を囲う隔壁(以下ガードリングと称する)とを備え、前記層間絶縁層が比誘電率3.5以下の有機絶縁膜からなる絶縁膜を下層に、かつ比誘電率が4.0未満の有機金属ポリマからなる絶縁膜を上層に積層してなり、該有機金属ポリマが下記(化1)の分子構造を有するラダーシリコーンポリマであり、前記メモリ素子の最外周領域に配置された前記ガードリングの一端が前記上層配線に接続され、かつ他方に一端が前記半導体基板の内部に埋め込まれるように形成されてなることを特徴とする半導体メモリ装置。
但し、(化1)式中のRは(化6)で示される有機基を表し、(化6)式中のR'はメチル基を表し、nは2以上の整数を表す。
- MOSトランジスタを内蔵させた半導体基板と、該半導体基板上に形成されたBPSG層と、配線層と、層間絶縁層と、保護膜とを備え、前記BPSG層と前記層間絶縁層とを貫通して設けられた導電プラグが、前記配線層を介して前記半導体基板に接続されてなり、かつ前記層間絶縁層が比誘電率3.5以下の有機絶縁膜からなる絶縁膜を下層に、比誘電率が4.0未満の有機金属ポリマからなる絶縁膜を上層に積層してなり、該有機金属ポリマが下記(化1)の分子構造を有するラダーシリコーンポリマであり、前記BPSG層及び前記層間絶縁層の端部を覆うようにして前記保護膜が設けられてなることを特徴とする半導体装置。
但し、(化1)式中のRは(化6)で示される有機基を表し、(化6)式中のR'はメチル基を表し、nは2以上の整数を表す。
- 前記保護膜の一端が、前記半導体基板の内部に埋め込まれてなることを特徴とする請求項14に記載の半導体装置。
- 前記保護膜が窒化シリコン膜であることを特徴とする請求項14に記載の半導体装置。
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