JP2018131350A - 半導体基板 - Google Patents
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Abstract
【課題】欠陥データを作成することが可能な、SiC貼り合わせ基板の製造方法を提供すること。【解決手段】SiC貼り合わせ基板の製造方法は、SiC単結晶基板の表面の欠陥の位置を特定する表面欠陥データを作成する表面欠陥データ作成工程を備える。SiC単結晶基板の表面を支持基板に接合する接合工程を備える。SiC単結晶基板の表面から所定深さで剥離することで、支持基板の表面にSiC単結晶の薄膜を形成する剥離工程を備える。剥離工程後のSiC単結晶基板の表面を平坦化する平坦化工程を備える。表面欠陥データ作成工程を行った後に、接合工程、剥離工程、平坦化工程を繰り返す。【選択図】図3A
Description
本明細書では、欠陥マップを作成することが可能な、SiC貼り合わせ基板の製造方法に関する技術を開示する。
SiC単結晶は、複数種類の欠陥(積層欠陥、らせん欠陥、刃状欠陥、積層欠陥、基底面転位など)が発生しやすい。欠陥を含んだデバイスは、信頼性が低下してしまう。よって特に車載デバイス用のSiCでは、欠陥を含まないことが重要である。SiCウェハ表面のどの位置に何の種類の欠陥がどれくらいの大きさで存在するかを示す欠陥マップがあれば、欠陥を避けて各種デバイスを製造することが可能となる。なお、欠陥マップに関連する技術として、特許文献1〜3の技術が知られている。
単結晶SiCウェハの1枚ごとに、欠陥マップを作成する場合には、非常にコストと時間がかかってしまう。ウェハ表面をエッチングして欠陥を拡大し、欠陥検査を実行し、その後研磨して表面を平坦な状態に戻す必要があるためである。すると、1枚の欠陥マップを用いて、数センチメートルの厚さのインゴット全体の結晶欠陥の分布を特定することになる。換言すると、1つのインゴットから作成されるウェハの各々が有するおおよその欠陥数を知るための指標として、1枚の欠陥マップを用いることになる。その理由は、インゴットの成長方向に伸びる欠陥は、インゴット内の数cm幅の範囲内において途中で曲がったり、消えたり、新たに発生したりするため、1枚の欠陥マップを用いて数cm幅にわたる範囲の正確な欠陥の位置をウェハごとに把握することが困難であるためである。
本明細書では、SiC貼り合わせ基板の製造方法を開示する。この製造方法は、SiC単結晶基板の表面の欠陥の位置を特定する表面欠陥データを作成する表面欠陥データ作成工程と、前記SiC単結晶基板の表面を支持基板に接合する接合工程と、前記SiC単結晶基板の表面から所定深さで剥離することで、前記支持基板の表面にSiC単結晶の薄膜を形成する剥離工程と、前記剥離工程後の前記SiC単結晶基板の表面を平坦化する平坦化工程と、を備え、前記表面欠陥データ作成工程を行った後に、前記接合工程、前記剥離工程、前記平坦化工程を繰り返すことを特徴とする。
本明細書の技術では、1の表面欠陥データを用いて、SiC単結晶基板13から作成される多数の薄膜の各々の結晶欠陥の分布を特定することができる。SiC単結晶基板の厚さは、インゴットに比べて十分に薄いため、結晶の成長方向に伸びる欠陥が途中で曲がったり消えたりする影響を無視することができる。よって1の表面欠陥データを用いて、多数の薄膜ごとに、正確な欠陥の位置を把握することが可能となる。
以下、本明細書で開示する実施例の技術的特徴の幾つかを記す。なお、以下に記す事項は、各々単独で技術的な有用性を有している。
(特徴1)前記SiC単結晶基板の裏面の欠陥の位置を特定する裏面欠陥データを作成する裏面欠陥データ作成工程と、前記表面欠陥データに含まれている欠陥と、前記裏面欠陥データに含まれている欠陥との対応を特定する対応特定工程と、互いに対応する前記表面欠陥データ内の欠陥と前記裏面欠陥データ内の欠陥とを結んだ想像線を特定する想像線特定工程と、前記剥離工程によって形成された前記SiC単結晶の薄膜の表面と前記想像線との交点を特定することで、前記SiC単結晶の薄膜の表面の欠陥の位置を特定する薄膜欠陥データを作成する薄膜欠陥データ作成工程と、をさらに備えてもよい。
(特徴2)前記対応特定工程は、前記表面欠陥データ内の複数の欠陥のうちから1つの特定欠陥を選択する工程と、前記特定欠陥を通る対応線であって前記SiC単結晶基板の基底面に略垂直な方向であるSiC単結晶の成長軸と平行な方向へ伸びる対応線と、前記SiC単結晶基板の裏面との交点を、対応点として特定する工程と、前記対応点の最も近傍に位置する欠陥であって、前記特定欠陥と同一種類の欠陥を、前記特定欠陥と対応する欠陥として特定する工程と、を備えてもよい。
(特徴3)前記特定欠陥の種類は、前記SiC単結晶の成長軸と平行な方向に伸びる欠陥である、マイクロパイプ、らせん欠陥、刃状欠陥、積層欠陥、基底面転位の何れかであってもよい。
(特徴4)前記平坦化工程は化学的機械的研磨(CMP)によって行われ、前記平坦化工程は、前記SiC単結晶基板の表面の研磨量が所定研磨量に到達したことに応じて研磨を一時停止し、表面の欠陥の位置を特定して前記表面欠陥データを更新する表面欠陥データ更新工程をさらに備えており、前記対応特定工程は、更新後の前記表面欠陥データを用いて行われてもよい。
(特徴5)前記平坦化工程は、前記SiC単結晶基板の表面の研磨量が前記所定研磨量に到達するまで、第1研磨条件で前記SiC単結晶基板の表面を研磨する第1研磨工程と、前記SiC単結晶基板の表面の研磨量が前記所定研磨量に到達した後に、前記第1研磨条件よりも化学的作用が小さい第2研磨条件で前記SiC単結晶基板の表面を研磨する第2研磨工程と、をさらに備えてもよい。
(特徴6)前記SiC単結晶基板は4H−SiCであってもよい。
(特徴7)前記剥離工程によって形成される前記SiC単結晶の薄膜の厚さは1.0マイクロメートル以下であってもよい。
<接合基板の構成>
図1に、実施例1に係る接合基板10の斜視図を示す。接合基板10は略円盤状に形成されている。接合基板10は、下側に配置された支持基板11と、支持基板11の上面に貼り合わされたSiC単結晶薄膜13tとを備えている。
図1に、実施例1に係る接合基板10の斜視図を示す。接合基板10は略円盤状に形成されている。接合基板10は、下側に配置された支持基板11と、支持基板11の上面に貼り合わされたSiC単結晶薄膜13tとを備えている。
支持基板11には、各種の材料を用いることができる。支持基板11は、SiC単結晶薄膜13tに適用される各種の熱プロセスに対する耐性を有することが好ましい。また支持基板11は、SiC単結晶薄膜13tとの熱膨張率の差が小さい材料であることが好ましい。例えば支持基板11には、単結晶SiC、多結晶SiC、単結晶Si、多結晶Si、サファイア、石英、GaN、カーボンなどを用いることが可能である。多結晶SiCには、様々なポリタイプや面方位のSiC結晶が混在していても良い。支持基板11の厚さTT1は、後工程加工に耐えることができる機械的強度が得られるように定めればよい。厚さTT1は、例えば、支持基板11の直径が150(mm)である場合には、350(μm)程度であってもよい。
<接合基板の製造方法>
実施例1に係る接合基板10の製造方法を説明する。実施例1では、例として、支持基板11が多結晶3C−SiCであり、SiC単結晶基板13が単結晶4H−SiCである場合を説明する。また、本明細書に記載の製造フローを、水素原子のアブレーションによる剥離技術を用いて実施する場合を説明する。
実施例1に係る接合基板10の製造方法を説明する。実施例1では、例として、支持基板11が多結晶3C−SiCであり、SiC単結晶基板13が単結晶4H−SiCである場合を説明する。また、本明細書に記載の製造フローを、水素原子のアブレーションによる剥離技術を用いて実施する場合を説明する。
実施例1に係る接合基板10の製造方法を、図2A、図2B、図3Aおよび図3Bを用いて説明する。なお、以下の記載において、ステップを「S」と省略する。図2Aのフローは、SiC単結晶基板13の表面欠陥データである表面の欠陥マップを生成するフローである。図2Bのフローは、SiC単結晶基板13の裏面欠陥データである裏面の欠陥マップを生成するフローである。図3Aのフローは、接合基板10の欠陥データである欠陥マップを生成するフローである。図3Bのフローは、接合基板10を形成するフローである。
図2Aの、SiC単結晶基板13の表面の欠陥マップ生成フローを説明する。S110において、SiC単結晶基板13の表面に欠陥選択エッチングを行う。欠陥選択エッチングでは、結晶表面をエッチングすることで、結晶欠陥が表出している部分に選択的にエッチピットを形成することができる。エッチピットの形状は、転位欠陥の種類、転位線の方向、結晶の対称性によって決定される。従って、エッチピットの形状から結晶欠陥の種類を判定することができる。エッチング液としては、例えば、水酸化カリウム(KOH)融液を用いることができる。
結晶欠陥の種類を、図4を用いて説明する。結晶欠陥には、大別すると、貫通欠陥と、基底面方向に伸びる欠陥と、が含まれる。貫通欠陥は、結晶の成長軸AX1(c軸ともいう)と平行な方向に伸びる結晶欠陥である。貫通欠陥の例としては、マイクロパイプ(MP)、らせん欠陥(TSD)、刃状欠陥(TED)が挙げられる。基底面である、SiC(0001)面方向に伸びる結晶欠陥の例としては、積層欠陥(SF)、基底面欠陥(BPD)が挙げられる。本実施形態では、図4において、SiC単結晶基板13の表面は、(0001)面から4度程度のオフ角度を有している。換言すると、成長軸AX1は、SiC単結晶基板13に垂直な方向から4度程度のオフ角度を有している。
マイクロパイプ、らせん欠陥、積層欠陥、基底面欠陥、刃状欠陥などがパワーデバイス中に含まれていると、耐圧不良や歩留まり低下、信頼性低下、デバイス寿命の低下等の問題を引き起こしてしまうことがある。
S120において、SiC単結晶基板13の表面の欠陥の検査を行う。例えば、レーザ光を用いた表面検査装置により行うことができる。また欠陥検査では、エッチピットの形状や大きさを測定することで、欠陥の種類を特定することができる。
S130において、SiC単結晶基板13の表面欠陥マップを作成する。表面欠陥マップは、表面検査装置で作成してもよいし、表面検査装置から検査データを受信したPC等で作成してもよい。表面欠陥マップは、SiC単結晶基板13の表面に存在する複数の結晶欠陥の位置・種類・サイズ等を、視覚的に表示したものである。図5に、SiC単結晶基板13の表面欠陥マップFM1の一例を示す。図5は、貫通欠陥である、欠陥Da1〜Da3が表示されている例である。
図2Bの、SiC単結晶基板13の裏面の欠陥マップ生成フローを説明する。S210において、SiC単結晶基板13の裏面に欠陥選択エッチングを行う。欠陥選択エッチングの内容は、S110と同様である。S220において、SiC単結晶基板13の裏面の欠陥の検査を行う。欠陥検査の内容は、S120と同様である。S230において、SiC単結晶基板13の裏面欠陥マップを作成する。裏面欠陥マップは、SiC単結晶基板13の裏面に存在する複数の結晶欠陥の位置・種類・サイズ等を、視覚的に表示したものである。裏面欠陥マップの内容は、S130で説明した表面欠陥マップと同様である。
図6に、SiC単結晶基板13の裏面欠陥マップBM1の一例を示す。図6の欠陥Db1〜Db3は、図5の欠陥Da1〜Da3に対応している。すなわち、図5の欠陥Da1〜Da3を起点として裏面方向へ成長軸AX1と平行に伸びた欠陥が、図6の欠陥Db1〜Db3として表出している。
図3Aの、接合基板の欠陥マップ生成フローを説明する。接合基板の欠陥マップ生成フローは、表面検査装置で行われてもよいし、表面検査装置から検査データを受信したPCで行われてもよい。
S410〜S430において、表面欠陥マップに含まれている欠陥と、裏面欠陥マップに含まれている欠陥との対応を特定する対応特定工程が行われる。対応特定工程は、S130で作成された表面欠陥マップおよびS230で作成された裏面欠陥マップを用いて行われる。
図3Aおよび図10を用いて、S410〜S430の対応特定工程の詳細な内容を説明する。S410において、表面欠陥マップに含まれている複数の欠陥のうちから、1つの特定欠陥を選択する工程が行われる。図10の実施例では、表面欠陥マップFM1のうちから、特定欠陥D1が選択される。また、特定欠陥D1の種類が刃状転位(TED)である場合を説明する。
S420において、特定欠陥を通る対応線であってSiC単結晶基板13の成長軸AX1と平行な方向へ伸びる対応線を作成する。そして、対応線とSiC単結晶基板13の裏面との交点を、対応点として特定する。図10の実施例では、対応線L1が作成される。そして、対応線L1とSiC単結晶基板13の裏面13bとの交点を、対応点P1として特定する。
S430において、裏面欠陥マップに含まれている複数の欠陥のうちから、対応点の最も近傍に位置する欠陥であって特定欠陥と同一種類の欠陥を探し出す。そして、見つかった欠陥を、特定欠陥と対応する対応欠陥として特定する。これにより、特定欠陥を起点として裏面方向へ成長軸AX1と平行に伸びている欠陥が、途中で曲がっているような場合においても、特定欠陥と対応する対応欠陥を特定することが可能となる。
図10の実施例では、裏面欠陥マップBM1に含まれている複数の欠陥のうちから、対応点P1の最も近傍に位置する、刃状欠陥の対応欠陥D2が特定される。なお、所定範囲(例:半径0.1μmの円)内に特定欠陥と同一種類の欠陥が存在しない場合には、対応欠陥が存在しないと判断することができる。対応欠陥が存在しない場合の例としては、特定欠陥を起点として裏面方向へ伸びている欠陥が、SiC単結晶基板13の内部で消滅している場合が挙げられる。また、逆に裏面欠陥マップに含まれる欠陥のうちから特定欠陥を選択し、対応線とSiC単結晶基板13の表面との交点を、対応点として、対応欠陥を特定しても良い。このとき対応欠陥が存在しない場合の例としては、特定欠陥に向けて欠陥が、SiC単結晶基板13の内部で新たに発生している場合が挙げられる。欠陥は、成長の種基板から引き継いで成長する場合と、インゴット成長中に周辺部から発生し内側に向かって成長する場合とがある。特にインゴット成長中に結晶の周辺から成長する欠陥が、新規に発生する欠陥となるため、問題になる。また、新規に発生する欠陥は、基板の厚みが増すほどに顕著になる。そこで本明細書の技術では、厚み方向で複数回欠陥マップを取得することで3次元の欠陥マップを形成することで、結晶の周辺から成長する欠陥を捕らえることが可能となる。
S460において、表面欠陥マップFM1内の特定欠陥と、裏面欠陥マップBM1内の対応欠陥とを結んだ想像線を特定する。この想像線は、SiC単結晶基板13の表面の特定欠陥を起点として、裏面の対応欠陥まで、基板内部を伝播している欠陥の伝播経路をモデリングした線である。換言すると、想像線を形成することで、3次元の欠陥マップを形成することができる。図10の実施例では、特定欠陥D1と対応欠陥D2とを結んだ想像線L2が特定される。
S470において、S320の剥離工程およびS330の研磨工程によって形成されるSiC単結晶の薄膜の表面と、想像線との交点を特定する。S320およびS330の内容は、後述する。そして、特定された交点を、SiC単結晶の薄膜の表面の欠陥の位置として特定する。これにより、薄膜欠陥マップを作成することができる。図10の実施例では、SiC単結晶薄膜13tの表面13ta(すなわち平坦化後の破断面)と、想像線L2との交点を特定する。そして、特定された交点を、SiC単結晶薄膜13tの表面13taの欠陥D3の位置として特定する。これにより、薄膜欠陥マップTM1を作成することができる。薄膜欠陥マップは、SiC単結晶薄膜13tの表面13taの欠陥の位置・種類・サイズ等を特定する情報である。
S480において、表面欠陥マップFM1に含まれている全ての欠陥について、裏面欠陥マップとの対応を判断したか否かを判断する。否定判断される場合(S480:NO)には、S410へ戻り、特定欠陥としてまだ選択されていない欠陥を、新たに特定欠陥として選択する。一方、S480で肯定判断される場合(S480:YES)には、フローを終了する。
図3Bの、接合基板の形成フローを説明する。S301において、S210でエッチングされたSiC単結晶基板13の裏面を研磨し、エッチピットを除去する。これにより、SiC単結晶基板13の裏面を平坦にもどすことができる。エッチピット除去のための研磨量は、例えば10μmである。S302において、SiC単結晶基板13の裏面に、補強基板14を接合する。補強基板14の接合方法は、後述するS320のアニールに耐えることができる方法であれば、どのような方法でもよい。また、可能であればS302を省略しても良い。
S303において、S110でエッチングされたSiC単結晶基板13の表面を研磨し、エッチピットを除去する。表面研磨の内容は、S301と同様である。なお、S301の裏面研磨と、S303の表面研磨とは、同時に行ってもよい。また、S301の裏面研磨は省略してもよい。補強基板14に貼るための面だけ出ていれば良いためである。また、補強をしない場合には、S302を省略してもよい。この場合、SiC単結晶基板13の裏面はむき出しとなる。
S305において、SiC単結晶基板13の表面13aから水素イオンを注入する、水素イオン注入工程が行われる。SiC単結晶基板13に水素イオンを注入すると、水素イオンは入射エネルギーに応じた深さまで到達し、高濃度に分布する。これにより、図7の模式図に示すように、表面13aから所定深さに、水素注入層15が形成される。実施例1では、表面から0.5μm程度の位置に水素注入層15が形成される場合を説明する。
S310において、SiC単結晶基板13の表面を支持基板11に接合する接合工程が行われる。接合工程が常温接合で行われる場合を説明する。SiC単結晶基板13と支持基板11を、不図示のチャンバー内にセットし、チャンバー内を真空状態にする。支持基板11の表面およびSiC単結晶基板13の表面にFAB(Fast Atom Beam)ガンを用いて、アルゴンの中性原子ビームを照射する。これにより、表面を活性化することができる。なお、原子ビーム等の他のビームを照射することも可能である。そして、支持基板11の表面とSiC単結晶基板13の表面とを、チャンバー内で、真空中で接触させる。これにより、活性状態の表面に存在する結合手同士が結びつき、支持基板11とSiC単結晶基板13とを接合することができる。これにより、図8の模式図に示すように、支持基板11とSiC単結晶基板13とが接合した構造が形成される。なお、S302を省略した場合は補強基板14はない。
S320において、剥離工程が行われる。具体的には、互いに接合された支持基板11およびSiC単結晶基板13を1000℃程度に加熱する。これにより、SiC単結晶基板13を、水素注入層15で分離させることができる。よって図9の模式図に示すように、支持基板11上に、0.5μmの厚さのSiC単結晶薄膜13tを接合した接合基板10を形成することができる。
S330において、SiC単結晶薄膜13tの表面を研磨することで、破断面を平坦化する。これにより、接合基板10が完成する。S340において、SiC単結晶基板13の表面を研磨することで、破断面を平坦化する。そしてS305へ戻り、次の接合基板の製造が開始される。
<実施例1の効果>
従来は、SiC単結晶ウェハ1枚の厚みが350μm程度あるので、SiCインゴットから取得できるSiC単結晶ウェハは最大で40枚程度であった。欠陥検査は時間、工数、コストがかかるため、全数検査を行うことは現実的ではなく、一枚のウェハをサンプル抽出して欠陥検査を行うことしかできなかった。すると、1枚の欠陥マップを用いて、数センチメートルの厚さのインゴット全体の結晶欠陥の分布を特定することになる。よって、正確な欠陥の位置をウェハごとに把握することはできなかった。インゴットの成長方向に伸びる欠陥は、途中で曲がったり、消えたり、新たに発生したりするためである。本明細書に記載の技術では、1.1mm程度の厚さのSiC単結晶基板13の表面欠陥マップを作成することができる(S120)。なお、SiC単結晶基板13の厚さを薄くするほど、3次元の欠陥マップの精度を高めることが可能となる。そして、0.5μmのSiC単結晶薄膜13tを支持基板に接合する工程(S305〜S320)と、剥離工程後のSiC単結晶基板13の表面を例えば1.0μm程度研磨して平坦化する工程(S340)とを繰り返すことができる。これにより、1.1mm厚の1枚のSiC単結晶基板13から、500枚以上の接合基板10を作成することができる。すなわち本明細書に記載の技術では、1枚の欠陥マップを用いて、SiC単結晶基板13から作成される500枚以上の接合基板10の各々の結晶欠陥の分布を特定することになる。SiC単結晶基板13の厚さは、インゴットに比べて十分に薄いため、結晶の成長方向に伸びる欠陥が途中で曲がったり消えたりする影響を受けてしまうことを、ほぼ無くすことができる。よって1枚の欠陥マップを用いて、500枚以上の接合基板10ごとに、正確な欠陥の位置を把握することが可能となる。
従来は、SiC単結晶ウェハ1枚の厚みが350μm程度あるので、SiCインゴットから取得できるSiC単結晶ウェハは最大で40枚程度であった。欠陥検査は時間、工数、コストがかかるため、全数検査を行うことは現実的ではなく、一枚のウェハをサンプル抽出して欠陥検査を行うことしかできなかった。すると、1枚の欠陥マップを用いて、数センチメートルの厚さのインゴット全体の結晶欠陥の分布を特定することになる。よって、正確な欠陥の位置をウェハごとに把握することはできなかった。インゴットの成長方向に伸びる欠陥は、途中で曲がったり、消えたり、新たに発生したりするためである。本明細書に記載の技術では、1.1mm程度の厚さのSiC単結晶基板13の表面欠陥マップを作成することができる(S120)。なお、SiC単結晶基板13の厚さを薄くするほど、3次元の欠陥マップの精度を高めることが可能となる。そして、0.5μmのSiC単結晶薄膜13tを支持基板に接合する工程(S305〜S320)と、剥離工程後のSiC単結晶基板13の表面を例えば1.0μm程度研磨して平坦化する工程(S340)とを繰り返すことができる。これにより、1.1mm厚の1枚のSiC単結晶基板13から、500枚以上の接合基板10を作成することができる。すなわち本明細書に記載の技術では、1枚の欠陥マップを用いて、SiC単結晶基板13から作成される500枚以上の接合基板10の各々の結晶欠陥の分布を特定することになる。SiC単結晶基板13の厚さは、インゴットに比べて十分に薄いため、結晶の成長方向に伸びる欠陥が途中で曲がったり消えたりする影響を受けてしまうことを、ほぼ無くすことができる。よって1枚の欠陥マップを用いて、500枚以上の接合基板10ごとに、正確な欠陥の位置を把握することが可能となる。
SiC単結晶基板13の表面がオフ角度を有している場合には、マイクロパイプ、らせん欠陥、刃状欠陥等の貫通欠陥は、SiC単結晶基板13に垂直な方向からオフ角度ずれた方向へ伸びていく。よって、表面欠陥マップを用いてSiC単結晶薄膜13tの表面13taの欠陥を特定すると、マップ上の欠陥位置と実際の欠陥位置にずれが発生してしまう。本明細書に記載の技術では、表面欠陥マップFM1内の特定欠陥と、裏面欠陥マップBM1内の対応欠陥とを結んだ想像線を形成することで、3次元の欠陥マップを形成することができる(S460)。そして、SiC単結晶薄膜13tの剥離面と想像線との交点を特定することで、SiC単結晶薄膜13tの表面13taの欠陥の位置と大きさ等を特定する薄膜欠陥マップTM1を作成することができる(S470)。これにより、SiC単結晶薄膜13tの表面13taの欠陥の位置を、正確に知ることが可能となる。
図11を用いて、実施例2を説明する。実施例2は、SiC単結晶基板13の破断面を研磨する工程(図3BのS340)に関する実施例である。特に言及しない限り、実施例1で説明した各ステップを、実施例2においても用いることができる。また実施例2では、裏面の欠陥マップを生成するフロー(図2B)や、3次元の欠陥マップを生成するフロー(図3A)を省略することができる。
図11を用いて、SiC単結晶基板13の破断面を研磨する工程の、詳細な内容を説明する。S510において、剥離工程後のSiC単結晶基板13の表面をCMP(Chemical Mechanical Polishing)で平坦化する第1研磨工程を行う。第1研磨工程では、第1研磨条件でSiC単結晶基板13の表面を研磨する。第1研磨条件は、研磨液にエッチング作用を持たせることができる条件である。換言すると第1研磨条件は、CMPの機械的研磨作用および化学的研磨作用のうち、化学的研磨作用を強くする条件である。よって、結晶欠陥を拡大し、エッチピットを形成することができる。すなわち、CMP工程を、欠陥を目立たせるためのエッチング工程として流用することが可能となる。S520において、SiC単結晶基板13の表面の研磨量が所定研磨量に到達したか否かを判断する。所定研磨量とは、結晶欠陥の見極めに必要なピット深さが得られるようにエッチングが成されるための研磨量である。所定研磨量に到達したかの判断は、エッチング時間で規定してもよい。否定判断される場合(S520:NO)にはS510へ戻り、肯定判断される場合(S520:YES)にはS530へ進む。
S530において、研磨を一時停止する。そしてSiC単結晶基板13の表面の欠陥の検査を行う。具体的内容は、前述したS120と同様である。S540において、SiC単結晶基板13の表面欠陥マップを更新する。具体的内容は、前述したS130と同様である。S540でSiC単結晶基板13の表面欠陥マップが更新された場合には、接合基板の欠陥マップ生成フロー(図3A)を再実施してもよい。
S550において、第2研磨工程を行う。第2研磨工程では、第1研磨条件よりも化学的作用が小さい第2研磨条件でSiC単結晶基板の表面を研磨する。第2研磨条件は、SiC単結晶基板の平坦化に適した条件である。換言すると第2研磨条件は、CMPの機械的研磨作用および化学的研磨作用のバランスが取れた条件である。よって、エッチピットを除去することができる。なお、第1および第2研磨工程を合わせた研磨量は、例えば1μm以下である。そして、図3BのS305へ戻る。なお、第2研磨工程の条件は、各種の条件を用いることができる。第2研磨工程の前半期間では、第1研磨工程で出来たエッチングピットを消すために有る程度荒く研磨することが出来るので、CMPの機械的研磨作用を強調した条件を用いてもよい。そしてエッチングピットが消えた後の期間である第2研磨工程の後半期間では、機械的研磨作用および化学的研磨作用のバランスが取れた条件を用いてもよい。
<実施例2の効果>
SiC単結晶基板13の表面に存在する欠陥の位置は、剥離工程を繰り返す毎にずれていく場合がある。また欠陥の数や種類は、剥離工程を繰り返すことで増減する場合がある。SiC単結晶基板13の内部に隠れていた積層欠陥や基底面欠陥などが表面に表出したり、裏面方向へ伸びている欠陥が途中で消滅していたりするためである。また、剥離工程を繰り返してSiC単結晶基板13が薄くなっていくに従い、オフ角度に応じて欠陥の位置が変化するためである。実施例2の技術では、剥離工程を行うたびに、SiC単結晶基板13の表面欠陥マップを更新することができる(S540)。従って、欠陥の位置・数・種類の変化を、確実に表面欠陥マップに反映させることが可能となる。
SiC単結晶基板13の表面に存在する欠陥の位置は、剥離工程を繰り返す毎にずれていく場合がある。また欠陥の数や種類は、剥離工程を繰り返すことで増減する場合がある。SiC単結晶基板13の内部に隠れていた積層欠陥や基底面欠陥などが表面に表出したり、裏面方向へ伸びている欠陥が途中で消滅していたりするためである。また、剥離工程を繰り返してSiC単結晶基板13が薄くなっていくに従い、オフ角度に応じて欠陥の位置が変化するためである。実施例2の技術では、剥離工程を行うたびに、SiC単結晶基板13の表面欠陥マップを更新することができる(S540)。従って、欠陥の位置・数・種類の変化を、確実に表面欠陥マップに反映させることが可能となる。
SiC単結晶基板13の表面のCMP研磨量が所定研磨量に到達した場合(S520:YES)に、SiC単結晶基板13の表面の欠陥の検査を行うことができる(S530)。機械的研磨作用よりも化学的研磨作用を強めたCMPでは、欠陥がある部分とない部分との研磨レートが異なる。従って、研磨の序盤では凹凸やスクラッチが平坦化され、研磨の終盤で欠陥が平坦化される。そのため、研磨量が所定研磨量に到達した時点で研磨を停止すると、表面の凹凸が平坦化されている一方で、欠陥が平坦化されていない状態を作り出すことができる。すなわち、機械的研磨作用よりも化学的研磨作用を強めたCMP工程を、欠陥を目立たせるためのエッチング工程として流用することが可能となる。よって、CMPの研磨条件を調整することにより、検査用の専用の装置を導入することなく、剥離工程後のSiC単結晶基板13表面の欠陥を検査することが可能となる。コストおよび検査時間を抑制することが可能となる。
実施例2の技術では、裏面の欠陥マップを生成するフロー(図2B)や、3次元の欠陥マップを生成するフロー(図3A)を省略することができる。これは、SiC単結晶基板13の表面欠陥マップを更新することができるためである。換言すると、欠陥の位置・数・種類の変化を表面欠陥マップ反映させることができるため、S460の3次元の欠陥マップを形成する必要を無くすことができるためである。
<変形例>
以上、本発明の実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
以上、本発明の実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
SiC単結晶基板13は、例えば、他の化合物半導体(例:GaN、GaO、AlN)の単結晶によって形成されていてもよい。本明細書の技術は、他の化合物半導体に対しても有効である。化合物半導体は、結晶成長中に結晶欠陥が生じるためである。特にポリタイプの結晶が存在する結晶構造の場合は、欠陥の発生制御が難しいため、本明細書の技術が有効である。
SiC単結晶基板13は、4H−SiCの単結晶に限られない。3C−SiCや6H−SiCなど、様々なポリタイプの単結晶SiCをSiC単結晶基板13として用いることができる。支持基板11は、3C−SiCの多結晶に限られない。様々なポリタイプの多結晶SiCを用いることが可能である。
支持基板11に使用される材料は、多結晶SiCに限られない。SiC単結晶基板13に適用される各種の熱プロセスに対する耐性を有する材料であれば、何れの材料であってもよい。
本実施例で説明したSiC単結晶基板13の厚さ、SiC単結晶薄膜13tの厚さ、S340の研磨量、などは全て一例であり、他の値を用いることが可能である。本実施例では欠陥データとして欠陥マップを用い、視覚的に表示したデータを作成したが、欠陥データとしては視覚的なデータでなくてもよい。本実施例ではFABガンを用いたが、イオンガンを用いても良い。本実施例ではCMPを用いてSiC単結晶基板の表面を平坦化したが、この形態に限られず、各種の平坦化方法を組み合わせてもよい。例えば、切削やラップ研磨で大まかに平坦化した後に、CMPで仕上げの平坦化を行ってもよい。
図11で説明した表面欠陥マップの更新処理は、所定枚数(例:10枚)のSiC単結晶薄膜13tが剥離されるたびに実行されるとしてもよい。これにより、表面欠陥マップの更新にかかる処理時間や処理時間を低減することが可能となる。
S510では、CMPの研磨液を用いてエッチピットを形成するとしたが、この態様に限られない。KOHなどのエッチング専用の溶液を用いてもよい。
SiC単結晶基板13の裏面の欠陥マップを生成するフロー(図2B)は、省略することが可能である。S530の検査工程およびS540の表面欠陥マップを更新する工程は、省略することが可能である。以上より、一般的に言うと、SiC貼り合わせ基板の製造方法は、「表面欠陥マップ作成工程(表面欠陥データ作成工程)」を行った後、「接合工程」と、「剥離工程」と、「平坦化工程」と、を繰り返すことを少なくとも備えていれば良い。具体例としては、SiC貼り合わせ基板の製造方法は、S130またはS540を行った後、S310と、S320と、S510およびS550とを繰り返すことを少なくとも実行すればよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:接合基板、11:支持基板、13:SiC単結晶基板、13t:SiC単結晶薄膜、14:補強基板、15:水素注入層、AX1:成長軸、D1:特定欠陥、D2:対応欠陥、L1:対応線、L2:想像線、FM1:表面欠陥マップ、BM1:裏面欠陥マップ
Claims (8)
- SiC貼り合わせ基板の製造方法であって、
SiC単結晶基板の表面の欠陥の位置を特定する表面欠陥データを作成する表面欠陥データ作成工程と、
前記SiC単結晶基板の表面を支持基板に接合する接合工程と、
前記SiC単結晶基板の表面から所定深さで剥離することで、前記支持基板の表面にSiC単結晶の薄膜を形成する剥離工程と、
前記剥離工程後の前記SiC単結晶基板の表面を平坦化する平坦化工程と、
を備え、
前記表面欠陥データ作成工程を行った後に、前記接合工程、前記剥離工程、前記平坦化工程を繰り返すことを特徴とするSiC貼り合わせ基板の製造方法。 - 前記SiC単結晶基板の裏面の欠陥の位置を特定する裏面欠陥データを作成する裏面欠陥データ作成工程と、
前記表面欠陥データに含まれている欠陥と、前記裏面欠陥データに含まれている欠陥との対応を特定する対応特定工程と、
互いに対応する前記表面欠陥データ内の欠陥と前記裏面欠陥データ内の欠陥とを結んだ想像線を特定する想像線特定工程と、
前記剥離工程によって形成された前記SiC単結晶の薄膜の表面と前記想像線との交点を特定することで、前記SiC単結晶の薄膜の表面の欠陥の位置を特定する薄膜欠陥データを作成する薄膜欠陥データ作成工程と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のSiC貼り合わせ基板の製造方法。 - 前記対応特定工程は、
前記表面欠陥データ内の複数の欠陥のうちから1つの特定欠陥を選択する工程と、
前記特定欠陥を通る対応線であって前記SiC単結晶基板の基底面に略垂直な方向であるSiC単結晶の成長軸と平行な方向へ伸びる対応線と、前記SiC単結晶基板の裏面との交点を、対応点として特定する工程と、
前記対応点の最も近傍に位置する欠陥であって、前記特定欠陥と同一種類の欠陥を、前記特定欠陥と対応する欠陥として特定する工程と、
を備えることを特徴とする請求項2に記載のSiC貼り合わせ基板の製造方法。 - 前記特定欠陥の種類は、前記SiC単結晶の成長軸と平行な方向に伸びる欠陥である、マイクロパイプ、らせん欠陥、刃状欠陥、積層欠陥、基底面転位の何れかであることを特徴とする請求項3に記載のSiC貼り合わせ基板の製造方法。
- 前記平坦化工程は化学的機械的研磨(CMP)によって行われ、
前記平坦化工程は、前記SiC単結晶基板の表面の研磨量が所定研磨量に到達したことに応じて研磨を一時停止し、表面の欠陥の位置を特定して前記表面欠陥データを更新する表面欠陥データ更新工程をさらに備えており、
前記対応特定工程は、更新後の前記表面欠陥データを用いて行われることを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載のSiC貼り合わせ基板の製造方法。 - 前記平坦化工程は、
前記SiC単結晶基板の表面の研磨量が前記所定研磨量に到達するまで、第1研磨条件で前記SiC単結晶基板の表面を研磨する第1研磨工程と、
前記SiC単結晶基板の表面の研磨量が前記所定研磨量に到達した後に、前記第1研磨条件よりも化学的作用が小さい第2研磨条件で前記SiC単結晶基板の表面を研磨する第2研磨工程と、
をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載のSiC貼り合わせ基板の製造方法。 - 前記SiC単結晶基板は4H−SiCであることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のSiC貼り合わせ基板の製造方法。
- 前記剥離工程によって形成される前記SiC単結晶の薄膜の厚さは1.0マイクロメートル以下であることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載のSiC貼り合わせ基板の製造方法。
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-
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