JP2018127012A - 入力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】自動車に設けられる入力装置において、運転操作時における運転手の注意力低下を抑制するとともに、運転手が意図しない接触に伴う誤操作の可能性を低減するようにする。【解決手段】入力装置1は、自動車のステアリングホイール20のスポーク21に設けられ、スポーク21の長さ方向を軸心として軸心X回りに回動可能な筐体部2と、筐体部2に設けられた第1および第2入力部3,4と、を備えている。第1および第2入力部3,4の各々は、筐体部2の回動によりスポーク21の背面21b側に位置するときにその入力操作が禁止されるように構成されている。【選択図】図8
Description
本発明は入力装置に関し、特に自動車に設けられる入力装置に関するものである。
従来から、この種の入力装置として、例えば特許文献1に示されるものが知られている。この特許文献1には、ステアリングホイールのリング部に設けられ、リング部まわりに正回転及び逆回転可能な操作部材(操作リング)を備えた入力装置が開示されている。
上記特許文献1の入力装置では、操作リングの前面、および背面から操作が可能となっている。しかしながら、背面から操作する場合は、操作リングの背面が運転手から視認できないことから、運転手が運転操作時に背面から操作リングを操作するときに運転手の注意力が低下するおそれがあった。また、特許文献1の入力装置では、運転手がステアリングホイールを掴んで運転操作しているときに運転手の手指が意図せずに操作リングの背面に触れてしまった場合、そのような運転手が意図しない接触に伴う誤操作がなされる可能性があった。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、運転操作時における運転手の注意力低下を抑制するとともに、運転手が意図しない接触に伴う誤操作の可能性を低減することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の一実施形態に係る入力装置は、自動車に設けられる入力装置であって、自動車のステアリングホイールのスポークに設けられ、スポークの長さ方向を軸心として軸心回りに回動可能な筐体部と、筐体部に設けられた第1および第2入力部と、を備え、第1および第2入力部の各々は、筐体部の回動によりスポークの背面側に位置するときにその入力操作が禁止されるように構成されていることを特徴とする。
本発明によると、スポークの正面側に位置する第1および第2入力部のいずれか一方の入力操作のみが受け付けられるようになる。すなわち、運転手から視認できる位置にある入力部に対してのみ入力操作が可能となる。その結果、運転操作時における運転手の注意力低下を抑制することができる。また、運転手がステアリングホイールを掴んで運転操作しているときに運転手の手指が意図せずにスポークの背面側に位置する入力部に触れてしまったとしても、そのような運転手が意図しない接触に伴う入力部の誤操作の可能性を低減することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る入力装置1の全体を示している。入力装置1は、自動車におけるステアリングホイール20の一方のスポーク21に設けられ、自動車の各種車載装置に対する入力操作を行うためのものである。
図1に示すように、入力装置1は、筐体部2を備えている。筐体部2は、例えば樹脂材または金属材からなり、入力装置1のケーシングを構成している。この筐体部2は、例えば略円柱状に形成されていて、ステアリングホイール20のスポーク21に配設されている。
筐体部2は、スポーク21の長さ方向を軸心とする軸心X回りに回動可能に構成されている。具体的に、筐体部2の外側部2bには、運転手の手指で筐体部2を回動させるために把持可能な回動操作部6が設けられている。回動操作部6は、例えば筐体部2の外側部2bに一体形成されている。また、回動操作部6の外周には、凹凸形状が周方向に沿って互いに連続して形成されている。この回動操作部6により、運転手の手動操作で筐体部2を軸心X回りに回動させることが可能となっている。
入力装置1は、第1入力部3と、第2入力部4とを備えている。第1入力部3は、例えば略長方形状の複数(図示例では3つ)のボタン3a,3a,…を有するスイッチ部からなる。第1入力部3は、後述する付勢部10が非圧縮状態となっているとき(以下「標準状態」という)においてスポーク21の正面21a側、すなわちシートに着座した運転手側に向くように筐体部2に配設されている。一方、第2入力部4は、平坦状の操作面を有するタッチパッド部からなり、運転手の指による連続的な接触操作が可能となるように構成されている。第2入力部4は、標準状態でスポーク21の背面21b側に位置するように筐体部2に配設されている。
図2に示すように、筐体部2の内側部2aには、圧縮型のねじりコイルバネからなる付勢部10が設けられている。付勢部10は、筐体部2を、第1入力部3がスポーク21の正面21a側に位置するように回動付勢する。また、付勢部10の各端部には、略円形リング状の取付部10aが形成されている。
筐体部2の内側部2aには、筐体部2の回動中心となる位置に軸心Xの方向に沿った円柱状の軸部15が突設されている。付勢部10は、この軸部15に対し外嵌合状態で取り付けられている。また、筐体部2の内側部2aには、内側面の周縁付近に円柱状の筐体側バネ支持部16が突設されている。付勢部10の一方の取付部10aは、筐体側バネ支持部16に対し外嵌合状態で取り付けられている。さらに、スポーク内部には、筐体部2の内側部2aに対向する位置に筐体側バネ支持部16と同形状のスポーク側バネ支持部21cが設けられている。付勢部10の他方の取付部10aは、スポーク側バネ支持部21cに対し外嵌合状態で取り付けられている。なお、図2では、スポーク側バネ支持部21cのみを強調して示すためにその端面をドットハッチングで表している。
図3に示すように、筐体部2の外側部2bには、軸心Xに沿う方向に略円形状に開口した開口部17が形成されていて、開口部17から筐体部2の半径方向内側に向かって延びる鈎爪状の保持部11が形成されている。保持部11は、筐体部2を、付勢部10の付勢力に抗して第1入力部3がスポーク21の背面21b側に位置した状態に保持するように構成されている。
図4に示すように、入力装置1は、第1入力部がスポーク21の背面21b側に位置した状態で筐体部2を停止させる停止部12を備えている。この停止部12は、例えばアクチュエータからなり、筐体部2の外側部2bに対向する位置に配置されている。具体的に、停止部12は、本体部12aと、筐体部2の軸心Xに沿う方向に向かって延びるロッド部12bと、ロッド部12bを本体部12aに対して軸心Xに沿う方向に伸縮させるための駆動部(図示せず)と、を有している。停止部12は、後述する制御部13により本体部12aに対しロッド部12bが伸縮動作して保持部11の保持状態を維持または解除することが可能となっている。
図5に示すように、入力装置1は、停止部12を制御する制御部13を備えている。具体的に、制御部13は、停止部12と電気的に接続されていて、停止部12のロッド部12bが本体部12aに対して伸縮するように停止部12を制御している。
また、入力装置1は、自動車内に設けられたナビゲーションシステム、オーディオ機器、エアコンなどの車載装置22と電気的に接続された車載制御部5を備えている。車載制御部5は、運転手により操作された第1および第2入力部3,4のいずれか一方からの入力信号に対して所定の処理を行い、その処理結果の信号を車載装置22に出力するように構成されている。
制御部13は、車載制御部5と電気的に接続されている。そして、制御部13は、入力装置1が後述するロック状態およびロック解除状態のいずれの状態になっているかを判定し、その判定結果の信号を車載制御部5に出力するように構成されている。また、制御部13は、スポーク21に対する第1および第2入力部3,4の各々の位置を検出し、その位置情報に関する入力信号に対して所定の処理を行い、その処理結果の信号を車載制御部5に出力するように構成されている。
制御部13は、自動車側に設けられた操舵角検知部23と電気的に接続されている。操舵角検知部23は、運転手によりステアリングホイール20が操舵されたときの操舵角を検知可能となっている。具体的に、操舵角検知部23は、ステアリングホイール20が操舵されていない状態のセンタリング位置からステアリングホイール20が操舵された回転位置までの操舵角を検知し、その操舵角および操舵角の時間的変位に関する信号を制御部13に出力するように構成されている。
ここで、図2の上図に示すように、付勢部10は、第1入力部3がスポーク21の正面21a側に位置しているときに非圧縮状態になるように筐体部2の内側部2aに配設されている。このとき、図3の上図に示すように、保持部11は筐体部2の下部側に位置している。一方、図4の上図に示すように、停止部12は、ロッド部12bが本体部12a内に収められた収縮状態になっている。このように、入力装置1は、第1入力部3がスポーク21の正面21a側に位置しているときに保持部11および停止部12による筐体部2の回動が制限されていない状態(以下「ロック解除状態」という)となっている。このロック解除状態のときに、運転手は、筐体部2を手動操作で軸心X回りに回動させることができる。
上記ロック解除状態において運転手が第1入力部3をスポーク21の背面21b側に位置するように筐体部2を回動させたとき、図2の下図に示すように、筐体部2の筐体側バネ支持部16が筐体部2の下部側に移動しかつ付勢部10が圧縮状態になる。このとき、図3の下図に示すように、保持部11は、筐体部2の上部側に移動する。そして、制御部13は、第1入力部3がスポーク21の背面21b側に位置したことを検知して、本体部12aからロッド部12bが突出した伸長状態になるように停止部12を制御する。これにより、停止部12のロッド部12bが保持部11に係止された状態となる。この係止状態では、筐体部2が標準状態(すなわち第1入力部3がスポーク21の正面21a側に位置している状態)に復帰しないようになっている。このように、入力装置1は、第1入力部3がスポーク21の背面21b側に位置しているときに保持部11および停止部12による筐体部2の回動が制限された状態(以下「ロック状態」という)となっている。このロック状態のときに、運転手は、筐体部2を手動操作で軸心X回りに回動させることができないようになっている。
ここで、図1に示すように、入力装置1は、運転手により手動操作される操作ノブ18を備えている。操作ノブ18は、スポーク21の正面21a側に設けられていて、筐体部2の外側部2b(回動操作部6)に隣り合う位置に配置されている。また、操作ノブ18は、運転手により手動操作されたときに、停止部12のロッド部12bが本体部12a内に収容されるように停止部12に作用する解除機構(図示せず)がスポーク21内部に設けられている。
運転手により操作ノブ18が手動操作されると、ステアリングホイール20が操舵されていなければ、停止部12が保持部11による筐体部2のロック状態を解除する。これにより、入力装置1はロック解除状態となる。このため、第2入力部4がスポーク21の正面21a側に位置している状態において、非操舵時に運転手の意思でいつでも保持部11による筐体部2のロック状態を解除することができる。
次に、制御部13の動作について、図6,7を用いて説明する。なお、図6,7の動作は、制御部13が実行する図示しないメインルーチンによって繰り返し実行される。
まず、制御部13は、停止部12を作動させてロック状態およびロック解除状態となるように停止部12を制御している(以下「第1保持制御」という)。以下、図6を参照しながら第1保持制御に関する処理動作を説明する。
最初のステップS101において、第1入力部3がスポーク21の正面21a側に位置しているか否かを制御部13が検出する。すなわち、第1入力部3がスポーク21の正面21a側に位置していることを制御部13が検知しかつその検知信号が車載制御部5に出力されたYESのときは、ステップS102に進んで、制御部13が停止部12によるロック解除状態を維持させ、処理動作を終了する。一方、ステップS101で第1入力部3がスポーク21の正面21a側に位置していないNOのときは、ステップS103に進む。
ステップS101の後、ステップS103において、第1入力部3がスポーク21の背面21b側に位置しているか否かを制御部13が検出する。すなわち、第1入力部3がスポーク21の背面21b側に位置することを制御部13が検知しかつその検知信号が車載制御部5に出力されたYESのときは、ステップS104に進む。一方、第1入力部3がスポーク21の背面21b側に位置していないNOのとき、すなわち第1入力部3がスポーク21の正面21a側および背面21b側のいずれにも位置していないときは、上記したステップS102に進む。
ステップS103の後、ステップS104において、停止部12によるロック状態が維持されていることを制御部13が判定したYESのときは、ステップS105に進んで、制御部13が停止部12によるロック状態を維持する。一方、停止部12によるロック状態が維持されていないことを制御部13が判定したNOのときは、ステップS106に進んで、制御部13が停止部12を作動させてロック状態にする。以上のように、第1保持制御が実行される。
また、制御部13は、ステアリングホイール20が操舵されているときに保持部11による筐体部2の保持状態が解除されないように停止部12を制御している(以下「第2保持制御」という)。以下、図7を参照しながら第2保持制御に関する処理動作を説明する。
ステップS111において、ステアリングホイール20が操舵されている状態にあるか否かを操舵角検知部23が検知する。すなわち、ステアリングホイール20が操舵されており、操舵角検知部23による操舵角の時間的変位があることの信号が制御部13に出力されたYESのときは、ステップS112に進む。一方、ステアリングホイール20が操舵されておらず、操舵角検知部23による操舵角の時間的変位がないことの信号が制御部13に出力されたNOのときは、処理動作が終了する。
ステップS111の後、ステップS112において、停止部12によるロック状態が維持されていることを制御部13が判定したYESのとき(すなわち、図3の下図に示すように、第2入力部4がスポーク21の正面21a側に位置する状態に維持されているとき)は、ステップS113に進んで、制御部13が停止部12によるロック状態を維持する。一方、停止部12によるロック状態が維持されていないことを制御部13が判定したNOのとき(すなわち、図3の上図に示すように、第1入力部3がスポーク21の正面21a側に位置しているとき)は、処理動作が終了する。以上のように、第2保持制御が実行される。
次に、本発明の特徴として、入力装置1は、第1および第2入力部3,4の各々がスポーク21の背面21b側に対応する位置にあるときにその入力操作が禁止されている(以下「入力禁止制御」という)。以下、図8を参照しながら入力禁止制御に関する処理動作を説明する。
最初のステップS121において、第1入力部3がスポーク21の背面21b側に位置することを制御部13が検知したYESのときは、ステップS122に進み、車載制御部5が第1入力部3の入力操作を禁止する。一方、第1入力部3がスポーク21の背面21b側に位置していないNOのときは、ステップS123に進む。
ステップS121の後、ステップS123において、第2入力部4がスポーク21の背面21b側に位置することを制御部13が検知したYESのときは、ステップS124に進み、車載制御部5が第2入力部4の入力操作を禁止する。一方、第2入力部4がスポーク21の背面21b側に位置していないNOのときは、ステップS125に進む。
ステップS125においては、筐体部2の回転操作部6が運転手により回動されている途中の状態が含まれる。このとき、運転手が第1および第2入力部3,4に触れてしまうことに起因した誤操作を低減するために、車載制御部5は、ステップS125において、第1および第2入力部3,4の入力操作を禁止する。
このように、入力禁止制御において、車載制御部5がスポーク21の背面21b側に位置する入力部の入力操作を禁止しかつスポーク21の正面21a側に位置する入力部の入力操作のみを受け付けるように制御している。具体的に、第1入力部3がスポーク21の背面21b側に位置している場合において、車載制御部5は、第1入力部3に対する入力操作の信号を車載装置22に出力しないようにし、かつスポーク21の正面21a側に位置している第2入力部4に対する入力操作の信号のみを車載装置22に出力するように制御している。同様に、第2入力部4がスポーク21の背面21b側に位置している場合には、車載制御部5が第2入力部4の入力操作を禁止しかつ第1入力部3の入力操作を受け付けるように制御している。
(実施形態の作用効果)
以上のように、本発明の第1実施形態に係る入力装置1において、第1および第2入力部3,4の各々は、スポーク21の背面21b側に対応する位置にあるときにその入力操作が禁止されるように構成されている。すなわち、自動車の運転席に着座した運転手から視認可能なスポーク21の正面31a側に位置する入力部の入力操作のみが受け付けられるようになっている。このため、入力操作が可能な入力部の位置が明確となり、運転操作時における運転手の注意力低下を抑制することができる。また、スポーク21の背面21b側に位置する入力部の入力操作が禁止されていることから、運転手がステアリングホイール20を掴んで運転操作しているときに運転手の手指が意図せずにスポーク21の背面21b側に位置する入力部に触れてしまったとしても、そのような運転手が意図しない接触に伴う入力部の誤操作の可能性を低減することができる。
以上のように、本発明の第1実施形態に係る入力装置1において、第1および第2入力部3,4の各々は、スポーク21の背面21b側に対応する位置にあるときにその入力操作が禁止されるように構成されている。すなわち、自動車の運転席に着座した運転手から視認可能なスポーク21の正面31a側に位置する入力部の入力操作のみが受け付けられるようになっている。このため、入力操作が可能な入力部の位置が明確となり、運転操作時における運転手の注意力低下を抑制することができる。また、スポーク21の背面21b側に位置する入力部の入力操作が禁止されていることから、運転手がステアリングホイール20を掴んで運転操作しているときに運転手の手指が意図せずにスポーク21の背面21b側に位置する入力部に触れてしまったとしても、そのような運転手が意図しない接触に伴う入力部の誤操作の可能性を低減することができる。
また、第1入力部3は、少なくとも1つのボタン3aを有するスイッチ部からなる。このため、運転手は、ステアリングホイール20を掴んで運転操作しているときに第1入力部3をブラインド操作することができる。
また、第2入力部4は、運転手の指による連続的な接触操作が可能なタッチパッド部からなる。このため、運転手は、第2入力部4により自由度が高くかつ直感的な操作を行うことができる。
また、停止部12は、第1入力部3がスポーク21の背面21b側に位置した状態で筐体部2を停止させるアクチュエータからなり、制御部13は、ステアリングホイール20が操舵されているときに筐体部2が停止した状態に維持されるように停止部12を制御する。このため、簡易な構成により、第2入力部4がスポーク21の正面21a側に位置した状態を維持することができる。また、ステアリングホイール20が操舵されているときには第1および第2入力部3,4の切り替えによる選択動作が制限されるため、運転者の注意力低下を抑制することができる。
[その他の実施形態]
上記実施形態に係る入力装置1では、筐体部2を、標準状態において第1入力部3がスポーク21の正面21a側に位置しかつ第2入力部4がスポーク21の背面21b側に位置するようにした形態を示したが、この形態に限られない。すなわち、筐体部2を、標準状態において第2入力部4がスポーク21の正面21a側に位置しかつ第1入力部3がスポーク21の背面21b側に位置するようにした形態であってもよい。
上記実施形態に係る入力装置1では、筐体部2を、標準状態において第1入力部3がスポーク21の正面21a側に位置しかつ第2入力部4がスポーク21の背面21b側に位置するようにした形態を示したが、この形態に限られない。すなわち、筐体部2を、標準状態において第2入力部4がスポーク21の正面21a側に位置しかつ第1入力部3がスポーク21の背面21b側に位置するようにした形態であってもよい。
また、上記実施形態に係る入力装置1は、制御部13および車載制御部5を有する形態を示したが、この形態に限られない。要は、上記実施形態で示した各制御動作(上記第1および第2保持制御、ならびに上記入力禁止制御)を実現可能な形態であればよく、例えば制御部13および車載制御部5に相当する構成を自動車の機器側に設けた形態でもよい。または、制御部13に代えて、例えば接点が機械的に開閉するような有接点形のメカニカルリレーを別途設けた形態でもよい。
また、上記実施形態に係る入力装置1では、付勢部10が圧縮型のねじりコイルバネからなる形態を示したが、この形態に限られない。例えば、付勢部10は、引っ張り型のバネ機構であってもよい。
また、上記実施形態に係る入力装置1では、回動操作部6、付勢部10、保持部11、および停止部12により筐体部2を回動させる形態を示したが、この形態に限られない。例えば、筐体部2にモータ部(図示せず)を接続し、そのモータ部のモータ軸を正転方向または逆転方向に駆動させることにより、筐体部2を軸心X回りに回動させるような形態であってもよい。
また、上記実施形態に係る入力装置1では、制御部13を有する形態を示したが、この形態に限られない。例えば、制御部13を有さない形態であってもよい。この場合、停止部12にはアクチュエータに替わって圧縮バネを内蔵する構成とする。そして、ロッド部12bの先端は、圧縮バネにより、常にロッド部12bが本体部12aから突出し、操作ノブ18が操作された場合にロッド部12bが本体部12aに収容される。さらに、ロッド部12bの先端は傾斜面が設けられる。これにより、図3の上図に示す状態から、運転手により回転操作部6が操作された際に、保持部11がロッド部12bの傾斜面に当接して本体部12aに収容され、図3の下図に示す状態になれば、圧縮バネによりロッド部12bが突出して保持部11が保持される。この状態で、運転手が操作ノブ18を操作することで、ロッド部12bが本体部12aに収容されると、付勢部10により筐体部2が回動する。このような構成とすることにより、制御部13による図6,7の制御が不要となり、入力装置1の構成が簡単になる。ただし、このような入力装置1では、制御部13によるステアリングホイールの操舵状態に応じたロック状態の制御を行うことができない構成となる。
また、上記実施形態に係る入力装置1では、付勢部10、保持部11、停止部12、制御部13、および操作ノブ18を有する形態を示したが、この形態に限られない。例えば、付勢部10、保持部11、停止部12、制御部13、および操作ノブ18を有さない形態であってもよい。この場合、運転手は、図3の上図、下図に示す矢印の方向に、都度、回転操作部6を回動させる。この構成により、入力装置1の構成がさらに簡単になる。ただし、このような入力装置1では、制御部13によるステアリングホイールの操舵状態に応じたロック状態の制御を行うことができない構成となる。また、このような入力装置1では、付勢部10、保持部11、停止部12、および操作ノブ18を有さないため、操作ノブ18によりワンタッチで筐体部2を回動させることもできない構成となる。
また、上記実施形態に係る入力装置1では、第2入力部4がタッチパッド部からなる形態を示したが、この形態に限られない。例えば、第2入力部4は、第1入力部3のボタン3a,3a,…と異なる形状、配置、および機能のボタンを有するスイッチ部からなるものであってもよい。
さらに、上記実施形態では、入力装置1を、ステアリングホイール20における一方のスポーク21のみに配設した形態を示したが、この形態に限られない。すなわち、入力装置1を左右のスポーク21のそれぞれに配設した形態であってもよい。
以上、本発明についての実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態のみに限定されず、発明の範囲内で種々の変更が可能である。
本発明は、自動車の各種車載装置に対する入力操作を行うための入力装置として産業上の利用が可能である。
1:入力装置
2:筐体部
3:第1入力部
4:第2入力部
5:車載制御部
10:付勢部
11:保持部
12:停止部
13:制御部
20:ステアリングホイール
21:スポーク
2:筐体部
3:第1入力部
4:第2入力部
5:車載制御部
10:付勢部
11:保持部
12:停止部
13:制御部
20:ステアリングホイール
21:スポーク
Claims (4)
- 自動車に設けられる入力装置であって、
前記自動車のステアリングホイールのスポークに設けられ、該スポークの長さ方向を軸心として該軸心回りに回動可能な筐体部と、
前記筐体部に設けられた第1および第2入力部と、を備え、
前記第1および前記第2入力部の各々は、前記筐体部の回動により前記スポークの背面側に位置するときにその入力操作が禁止されるように構成されている、入力装置。 - 請求項1に記載の入力装置において、
前記第1および第2入力部の各々は、少なくとも1つのボタンを有するスイッチ部からなる、入力装置。 - 請求項1に記載の入力装置において、
前記第1および第2入力部のいずれか一方は、運転手の指によるタッチ操作が可能なタッチパッド部からなる、入力装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の入力装置において、
前記第1入力部が前記スポークの正面側および背面側のいずれかに位置した状態で前記筐体部を停止させるアクチュエータからなる停止部と、
前記停止部と電気的に接続される制御部と、を備え、
前記制御部は、前記ステアリングホイールが操舵されているときに前記筐体部が停止状態に維持されるように前記停止部を制御する、入力装置。
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022230527A1 (ja) * | 2021-04-28 | 2022-11-03 | 株式会社東海理化電機製作所 | 入力装置 |
| WO2022230508A1 (ja) * | 2021-04-28 | 2022-11-03 | 株式会社東海理化電機製作所 | 入力装置 |
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- 2017-02-06 JP JP2017019240A patent/JP2018127012A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022230527A1 (ja) * | 2021-04-28 | 2022-11-03 | 株式会社東海理化電機製作所 | 入力装置 |
| WO2022230508A1 (ja) * | 2021-04-28 | 2022-11-03 | 株式会社東海理化電機製作所 | 入力装置 |
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