JP2018102523A - 吸収性物品 - Google Patents
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Abstract
Description
そして、上記吸収性物品のトップシートやセカンドシートに凹凸構造を施し、トップシートやセカンドシートで液の流れを制御することで、該吸収性物品からの液の漏れ出しを回避する提案がされている。
特許文献1では、セカンドシートの表面側及び裏面側の双方に、シートの一端から他端に向かう複数の凹溝が形成されている吸収性物品が開示されている。
特許文献2には、トップシートとセカンドシートの間に空洞が保持されるようにトップシートが肌当接面側に突出する凸部を有する表面シートを持つ吸収性物品が開示されている。
特許文献3には、表面シートおよび第2のシートを有し、両シート間に列を成す膨らみ部が形成され、この膨らみ部の内部に親水性素材によるクッション層が設けられている吸収性物品が開示されている。
上記の虞を解消し得る吸収性物品の要求が高まっていた。
前記表面シートは、前記長手方向に延びる筋状の第1凸条部及び第1凹条部が前記幅方向に交互に配された凹凸構造の第1上層不織布と、前記幅方向に延びる筋状の第2凸条部及び第2凹条部が前記長手方向に交互に配された凹凸構造を有し、該第2凸条部が前記第1凹条部と接合された第2上層不織布とを有し、
前記第1凸条部及び前記第2凸条部のそれぞれは内部空間を有している吸収性物品を提供する。
表面シート1及び裏面シート2は、吸収体3の周縁から延出している。失禁パッド10の裏面シート2側の面(非肌当接面)には、着用時に該失禁パッド10をショーツ等の下着(図示せず)に固定するための粘着部6が配されている。非肌当接面は、吸収性物品又はその構成部材における、着用時に着用者の肌側とは反対側(通常、下着側)に向けられる面である。
図2に示すように、本実施形態の失禁パッド10(図1参照)における表面シート1は、長手方向Xに延びる筋状の第1凸条部11及び第1凹条部12が幅方向Yに交互に形成された凹凸構造の第1上層不織布13を有する。また、幅方向Yに延びる筋状の第2凸条部14及び第2凹条部15が長手方向Xに交互に形成された凹凸構造を有し、該第2凸条部14が前記第1凹条部12と接合された第2上層不織布16とを有する。さらに第1凸条部11及び第2凸条部14のそれぞれは内部空間17、18を有している。すなわち、第1、第2凸条部11、14は内部空間17、18によって中空構造を成している。
また、第2上層不織布16の複数の第2凸条部14は、それぞれ、第2上層不織布16の一方向(Y方向)に連続して延びている。また、複数の第2凹条部15も、第2上層不織布16の一方向(Y方向)に沿って連続して延びる溝状をなしている。第2凸条部14及び第2凹条部15は、互いに平行であり、前記一方向(Y方向)に直交する方向(X方向)に交互に配されている。
接合の間隔は、好ましくは2mm以上10mm以下であり、より好ましくは3mm以上8mm以下であり、さらに好ましくは4mm以上6mm以下である。また、1点の接合点の大きさは長手方向に1.5mm、幅方向に1mm程度の大きさである。
下層シート20と第2凹条部15とが間欠的に接合されていることによって、連続的に接合されている場合に比べて液の透過がしやすくなる。
親水度の測定方法と、第1上層不織布13内でa<bを実現する方法については後述する。
表面シート1を構成する第1上層不織布13の好ましい構成について、図3及び図4を参照して説明する。
前記第1樹脂成分及び前記第2樹脂成分の配向指数は、特開2010−168715号公報の段落[0027]〜[0029]に記載の方法によって求められる。また、熱伸長性複合繊維における各樹脂成分が前記のような配向指数を達成する方法は、特開2010−168715号公報の段落[0033]〜[0036]に記載されている。
繊維の断面を円形に近似し、その径を測定する。繊維の断面は、剃刀(品番FAS‐10、フェザー安全剃刀(株)製)を用い、繊維を切断して得る。該断面を走査電子顕微鏡(日本電子(株)社製JCM−5100)を用いて、200倍〜800倍に拡大して測定する。抽出した繊維1本について前記径を5箇所測定し、測定値の平均値を繊維の径とする。
小径部46及び大径部47の繊維径(直径L46,L47)は、上述した繊維の繊維径の測定と同様にして測定する。
剃刀(品番FAS‐10、フェザー安全剃刀(株)製)を用いて不織布を厚さ方向Zに沿って切断する。頂部域13aでの繊維密度に関しては、不織布の切断面の厚さをZ方向に3等分した際の上方の部位である頂部域13aを、走査電子顕微鏡を用いて拡大(繊維断面が30〜60本程度計測できる倍率に調整;150〜500倍)する。観察において、一定面積当たり(0.5mm2程度)の切断面によって切断されている繊維の断面数を数える。次に1mm2当たりの繊維の断面数に換算し、これを頂部域13aでの繊維密度とする。測定は3箇所行い、平均してそのサンプルの繊維密度とする。同様に、底部域13bでの繊維密度に関しては、不織布の切断面の厚さをZ方向に3等分した際の下方の部位を測定して求める。同様に、側部域13cの繊維密度に関しては、不織布の切断面の厚さをZ方向に3等分した際の中央の部位を測定して求める。走査電子顕微鏡には、日本電子(株)社製のJCM−5100(商品名)を用いる。
剃刀(品番FAS‐10、フェザー安全剃刀(株)製)を用いて不織布を厚さ方向Zに沿って切断する。頂部域13aを構成する構成繊維における変化点48を有する繊維の本数に関しては、不織布の厚さTをZ方向に3等分した際の上方の部位である頂部域13aの頂点付近を、走査電子顕微鏡を用いて拡大する。拡大の際は、繊維断面が30〜60本程度計測できる倍率、例えば50〜500倍に調整する。頂部域13aを構成する構成繊維を20本ランダムに抽出し、20本の構成繊維の内に変化点48を有する繊維数を数える。この繊維数を、頂部域13aを構成する構成繊維における変化点48を有する繊維の本数とする。測定は3箇所行い、平均してそのサンプルの頂部域13aを構成する構成繊維における変化点48を有する繊維の本数とする。同様に、底部域13bを構成する構成繊維における変化点48を有する繊維の本数に関しては、不織布の厚さをZ方向に3等分した際の下方の部位である底部域13bの底点付近を測定して求める。同様に、側部域13cを構成する構成繊維における変化点48を有する繊維の本数に関しては、不織布の厚さをZ方向に3等分した際の中央の部位を測定して求める。走査電子顕微鏡には、日本電子(株)社製のJCM−5100(商品名)を用いる。
シート厚さTSの測定方法は、第1上層不織布13に0.05kPaの荷重を加えた状態で、厚さ測定器を用いて測定する。厚さ測定器にはオムロン社製のレーザー変位計を用いる。厚さ測定は、10点測定し、それらの平均値を算出して厚さとする。
第1上層不織布13を平面視したときに、Y方向に隣り合う第1凸条部11の頂部どうしのピッチは、1mm以上15mm以下が好ましく、1.5mm以上10mm以下がより好ましい。
また第1上層不織布13の坪量は、シート全体の平均値で15g/m2以上50g/m2以下が好ましく、20g/m2以上40g/m2以下がより好ましい。
第2上層不織布16は、各種製法による不織布を用いることができ、例えば、カード法又はエアレイド法により得た繊維ウエブにエアスルー法で繊維同士の熱融着点を配したエアスルー不織布を用いることができる。または、カード法により得た繊維ウエブにヒートロール法で繊維同士の熱融着点を形成したヒートロール不織布、ヒートエンボス不織布、スパンレース不織布、ニードルパンチ不織布、レジンボンド不織布等の種々の不織布を用いることができる。
また、第2上層不織布16は、第1上層不織布13と同様の構成繊維で形成されていてもよいし、同様の繊維構造を有していてもよい。
下層シート20は、不織布であることが好ましい。下層シート20を構成する不織布としては、各種製法による不織布を用いることができる。例えば、カード法又はエアレイド法により得た繊維ウエブにエアスルー法で繊維同士の熱融着点を配したエアスルー不織布を用いることができる。または、カード法により得た繊維ウエブにヒートロール法で繊維同士の熱融着点を配したヒートロール不織布、ヒートエンボス不織布、スパンレース不織布、ニードルパンチ不織布、レジンボンド不織布等の種々の不織布を用いることができる。
第1上層不織布13、第2上層不織布16、及び下層シート20には、原料の段階で、繊維着色剤、静電気防止特性剤、潤滑剤、親水剤等の繊維処理剤が、少量付着されていてもよい。ここで、第1上層不織布においては、第1凸条部11の頂部13aと、それ以外の領域とにおいて親水度を異ならせることが好ましい。具体的には、凹凸賦形工程中に頂部13aとなる部位にのみ、親水度を低下させる油剤を塗布することでそれ以外の領域と親水度を異ならせる。第1凸条部11の頂部13aの親水度をa、第1凸条部11の頂部13a以外の領域の親水度をbとした場合、a<bとすることが好ましい。また、第2上層不織布16の親水度(c)、及び下層シート20の親水度(d)を含めた関係は、a<b<c<dとすることが好ましい。
第1上層不織布の第1凸条部の頂部13a、第1凸条部11の頂部13a以外の第1上層不織布13の領域、第2上層不織布16、下層シート20からそれぞれの構成繊維を取り出し、該構成繊維の水の接触角を測定する。測定装置として、協和界面科学株式会社製の自動接触角計MCA−Jを用いる。接触角の測定には蒸留水を用いる。インクジェット方式水滴吐出部(クラスターテクノロジー社製、吐出部孔径が25μmのパルスインジェクターCTC−25)から吐出される液量を15ピコリットルに設定して、水滴を、それぞれの前記構成繊維中央の真上に滴下する。滴下の様子を水平に設置されたカメラに接続された高速度録画装置に録画する。録画装置は後に画像解析をする観点から、高速度キャプチャー装置が組み込まれたパーソナルコンピュータが望ましい。本測定では、17msecごとに画像が録画される。録画された画像において、選出された構成繊維11に水滴が着滴した最初の画像を、付属ソフトFAMASを用いて画像解析を行い、水滴の空気に触れる面と繊維のなす角を算出し、接触角とする。該ソフトのバージョンは2.6.2であり、解析手法は液滴法とし、解析方法はθ/2法とする。この画像処理アルゴリズムは無反射とし、画像処理イメージモードはフレーム、スレッシホールドレベルは200、曲率補正はしない、とする。選出された構成繊維は、繊維長1mm程度に裁断し、該繊維を接触角計のサンプル台に載せて、水平に維持する。該繊維1本の異なる2箇所の接触角を測定する。N=5箇所の接触角を小数点以下1桁まで計測し、合計10箇所の測定値を平均した値(小数点以下第1桁で四捨五入)をそれぞれの接触角と定義する。
図1に示した失禁パッドの吸収体3は、吸収性コア4と、その表面の概ね全域を被覆するコアラップシート5とから構成されている。吸収性コア4は、例えばパルプ等の吸液性繊維の積繊体や、該吸液性繊維と吸収性ポリマーとの混合積繊体から構成することができる。吸収性コア4を構成する吸液性繊維としては、例えば、パルプ繊維、レーヨン繊維、コットン繊維、酢酸セルロース等のセルロール系の親水性繊維が挙げられる。セルロール系の親水性繊維に加えて、ポリエチレン及びポリプロピレン等のポリオレフィン系繊維、ポリエステル及びポリアミド等の縮合系繊維等を含んでいてもよい。吸収性ポリマー(図示せず)としては、ポリアクリル酸ナトリウム、(アクリル酸−ビニルアルコール)共重合体、ポリアクリル酸ナトリウム架橋体、(でんぷん−アクリル酸)グラフト共重合体、(イソブチレン−無水マレイン酸)共重合体及びそのケン化物、ポリアスパラギン酸等が挙げられる。繊維及び吸収性ポリマーは、それぞれ一種又は二種以上を組み合わせて用いることができる。吸収性コアを被覆するコアラップシートとしては、ティッシュペーパーや不織布などの液透過性の繊維シートが好適に用いられる。またコアラップシートは、一枚のシートで吸収性コアの全体を被覆していてもよく、又は2枚以上のコアラップシートで吸収性コアの全体を被覆していてもよい。例えば、吸収性コアの肌当接面側と非肌当接面側とを別々のシートで被覆していてもよい。
裏面シートの形成材料としては、吸収性物品の裏面シートに従来使用されている各種のもの等を特に制限なく用いることができる。例えば、液不透過性又は撥水性の樹脂フィルム、樹脂フィルムと不織布とのラミネートシート等を用いることができる。
図1で示していないが、失禁パッドの肌当接面側における幅方向Yの両側部の位置には、長手方向に延びる防漏カフがそれぞれ配されていても良い。防漏カフは、長手方向にそれぞれ延びる自由端及び固定域を有している。固定域は表面シート上に位置している。そして防漏カフは、固定域において表面シートと固定されている。また防漏カフの固定域は幅方向Yの外方へ延出しており、その延出部位と、裏面シートの幅方向延出部位とが接合されてサイドフラップを形成している。防漏カフにおいては、自由端又はその近傍の位置に、長手方向Xに沿って延びる弾性部材が伸長状態で取り付けられている。弾性部材は、互いに概ね平行に複数本配されている。それら複数本の弾性部材が取り付けられた部位は、面状弾性領域を形成している。面状弾性領域は、幅方向Yに沿って所定の長さを有し、少なくとも着用者の排泄部対向部位の位置に長手方向Xに沿って延びている。そして面状弾性領域は、長手方向Xに沿って伸縮可能になっている。弾性部材が収縮することで、防漏カフは、その自由端と固定域との間の位置が、着用者の身体側に向けて略L字状に起立して、面状弾性領域が着用者の肌に当接し、液の横漏れを阻止するようになっている。
表面シートと吸収体との間、吸収体と裏面シートとの間は、それぞれ、接着剤で接合されていることが好ましい。各部材間を、接着剤で接合する場合、スロットコーター等によるべた塗りでも良いが、パターン塗工が好ましい。パターン塗工の塗工パターンの好ましい例としては、スパイラルパターン、ドットパターン、ストライプパターン(縞状パターン)、格子パターン、市松模様状のパターン等が挙げられる。
上述した第1上層不織布13、第2上層不織布16及び下層シート20を備えた表面シート1は、以下の工程によって製造される。先ず、高伸度繊維を含む繊維ウエブの構成繊維同士の交点を融着部にて熱融着して、第1上層不織布用の繊維シートおよび第2上層不織布用の繊維シートをそれぞれ形成する融着工程を行う。次いで、第1上層不織布用の繊維シートに凹凸加工を施して第1上層不織布13を形成する第1上層不織布13の形成工程を行う。第1上層不織布13の形成工程における凹凸加工に際し、第1上層不織布13は一方向に延伸される。また、第2上層不織布16用の繊維シートに凹凸構造を賦形し第2上層不織布16を形成する第2上層不織布の形成工程を行う。なお、第1上層不織布13の形成工程によって形成される第1上層不織布13の第1凸条部11及び第1凹条部12の延びる方向に対して、第2上層不織布16の形成工程によって形成される第1上層不織布13の第1凸条部11及び第1凹条部12の延びる方向は異なっている。その後、第1上層不織布13と第2上層不織布16を接合させる複合化工程を行い、さらに、該複合化された不織布の第2上層不織布16側に下層シート20を接合させる複合化工程を行うことによって、表面シート1が製造される。
ウエブ形成部200には、ウエブ形成装置201が備えられている。高伸度繊維である熱伸長性複合繊維を有する短繊維状の構成繊維を原料として用い、カード機であるウエブ形成装置201によって繊維ウエブ30bを形成する。カード機としては、吸収性物品の技術分野において通常用いられているものと同様のものを特に制限なく用いることができる。第1上層不織布13の具体的な用途に応じ、カード機に代えて、他のウエブ製造装置、例えばエアレイド装置を用いることもできる。ウエブ形成装置201によって製造された繊維ウエブ30bは、その構成繊維どうしが緩く絡合した状態にあり、シートとしての保形性を獲得するには至っていない。
コンベアベルト302は、フード301内を通って周回している。コンベアベルト302は、通気性ネットからなる無端状のベルトであり、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂、もしくは金属から形成されている。
ピッチP1、P2は、繊維シート30の構成繊維の含む高伸度繊維が首尾よく引き伸ばされて、先に述べた構成繊維の小径部46から大径部47への変化点48(図10参照)が融着部に隣接して形成され、肌触りが良好となる観点から以下のようにされる。ピッチP1、P2は、好ましくは1mm以上10mm以下であり、特に好ましくは1.5mm以上8mm以下である。同様の観点から、図7に示すように、一対の凹凸ロール403、404の噛み合い深さDは、好ましくは1mm以上3mm以下であり、特に好ましくは1.2mm以上2.5mm以下である。そして機械延伸倍率は、同様の観点から、好ましくは1.5倍以上3.0倍以下であり、特に好ましくは1.7倍以上2.8倍以下である。上記噛み合い深さDは、ロール軸方向に隣り合う大径凸部403の頂点部403Aと大径凸部404の頂点部404Aとの間隔である。
本実施例において、第2上層不織布16は第1上層不織布と同構成の不織布であり、第2上層不織布16を構成する繊維シートは第1上層不織布13を構成する繊維シート30と同様に形成される。
図5とともに図8および9に示すように、第2上層不織布凹凸構造賦形部500は、互いに噛み合いが可能になっている一対の凹凸ロール501、502を備えている。この噛み合いの向きは延伸部の凹凸ロール401、402(図7参照)の向きとは、平面視して直角方向である。一対の凹凸ロール501、502は、加熱可能に形成されており、それぞれ、大径凸部503、504と小径凹部505、506とがロール周方向に交互に配されて形成されている。第2上層不織布凹凸構造賦形部500に繊維シートを通過させることで、機械方向に直交する方向に延びる筋状の第2凸条部14及び第2凹条部15が形成される。凹凸ロール501、502は加熱してもしなくても良いが、凹凸ロール501、502を加熱する場合の加熱温度は、繊維シート30の構成繊維の含む高伸度繊維を延伸し易くする観点から決定される。その加熱温度は、高伸度繊維内の最もガラス転移点が高い樹脂のガラス転移点以上、高伸度繊維内の最も融点が低い樹脂の融点以下にすることが好ましい。より好ましくは繊維のガラス転移点より10℃高い温度以上、融点よりも10℃低い温度以下であり、さらに好ましくは繊維のガラス転移点より20℃高い温度以上、融点よりも20℃低い温度以下である(第)。例えば、繊維に芯/鞘構造の繊維として、ガラス転移点67℃、融点258℃のPET(芯)/ガラス転移点−20℃、融点135℃のPE(鞘)を用いた際に加熱する場合には、67℃以上、135℃以下が好ましく、より好ましくは77℃以上、125℃以下、さらに好ましくは87℃以上、115℃以下に加温する。
本発明の吸収性物品は、失禁パッドに限らず、生理用ナプキンやパンティライナー、おむつ等であっても良い。これらの吸収性物品は、防漏カフを備えていないものであっても良い。また、液排泄部対向部の両側にウイング部を備えたものであっても良い。下層シートは、吸収性物品の長手方向X及び幅方向Yの一方又は双方における長さが第1上層不織布及び第2上層不織布の両方またはいずれか一方と同一であっても短くても良い。
1b 繊維ウエブ
2 裏面シート
3 吸収体
4 吸収性コア
5 コアラップシート
6 粘着部
10 吸収性物品(失禁パッド)
11 第1凸条部
12 第1凹条部
13 第1上層不織布
13a 第1凸条部の頂部(頂部域)
13b 底部域
13c 側部域
14 第2凸条部
15 第2凹条部
16 第2上層不織布
17、18 内部空間
19 接合部
20 下層シート
30 繊維シート
30b 繊維ウエブ
41 構成繊維
45 融着部
46 小径部
47 大径部
48 変化点
100 製造装置
200 ウエブ形成部
201 ウエブ形成装置
300 熱風処理部
301 フード
302 コンベアベルト
400 第1上層不織布凹凸構造賦形部
401、402 凹凸ロール
403、404 大径凸部
403A、404A 頂点部
405、406 小径凹部
500 第2上層不織布凹凸構造賦形部
501、502 凹凸ロール
503、504 大径凸部
505、506 小径凹部
600 第1上層不織布と第2上層不織布の接合部
700 下層シート接合部
D 噛み合い深さ
TS シート厚さ
TL 層厚さ
P1、P2 ピッチ
Claims (5)
- 肌当接面に配される少なくとも一部が液透過性の表面シート、非肌当接面に配される裏面シート及びこれら両シート間に介在された吸収体を備え、かつ長手方向及び該長手方向に直交する幅方向を有する吸収性物品であって、
前記表面シートは、前記長手方向に延びる筋状の第1凸条部及び第1凹条部が前記幅方向に交互に配された凹凸構造の第1上層不織布と、前記幅方向に延びる筋状の第2凸条部及び第2凹条部が前記長手方向に交互に配された凹凸構造を有し、該第2凸条部が前記第1凹条部と接合された第2上層不織布とを有し、
前記第1凸条部及び前記第2凸条部のそれぞれは内部空間を有している吸収性物品。 - 前記第2不織布の前記第2凹条部と、その非肌当接面側に配される部材との接合部は、前記幅方向に沿って間欠的に配される請求項1記載の吸収性物品。
- 前記第1上層不織布の前記第1凸条部の頂部域の親水度をa、前記第1上層不織布の前記第1凸条部の頂部域以外の領域の親水度をb、前記第2上層不織布の親水度をcとした場合、a<b<cである請求項1又は2に記載の吸収性物品。
- 前記第1上層不織布は、繊維径が異なる大径部及び小径部を有する繊維を含んでいる請求項1〜3のいずれか1項に記載の吸収性物品。
- 前記第1凸条部の側壁部の繊維密度が、前記第1凸条部の頂部を形成する頂部域の繊維密度及び前記第1凹条部の底部を形成する底部域の繊維密度よりも低い請求項1〜4のいずれか1項に記載の吸収性物品。
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