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JP2018161703A - 対話制御装置およびロボット制御システム - Google Patents

対話制御装置およびロボット制御システム Download PDF

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JP2018161703A JP2017059953A JP2017059953A JP2018161703A JP 2018161703 A JP2018161703 A JP 2018161703A JP 2017059953 A JP2017059953 A JP 2017059953A JP 2017059953 A JP2017059953 A JP 2017059953A JP 2018161703 A JP2018161703 A JP 2018161703A
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田 雄 介 柴
Yusuke Shibata
田 雄 介 柴
内 智 彦 大
Tomohiko Ouchi
内 智 彦 大
作 麻莉子 矢
Mariko YAHAGI
作 麻莉子 矢
川 浩 平 小
Kohei Ogawa
川 浩 平 小
川 雄一郎 吉
Yuichiro Yoshikawa
川 雄一郎 吉
黒 浩 石
Hiroshi Ishiguro
黒 浩 石
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Abstract

【課題】ユーザとロボット等とで対話を行う場合において、ロボット等の内部状態を反映した対話のやり取りを通じてより対話の臨場感を生じさせる。【解決手段】一実施形態に係る対話制御装置は、情報取得部と、内部状態値取得部と、シナリオ制御部と、を備える。情報取得部は、飲食店に来店した顧客と対話するための対話シナリオ情報を複数の対話シナリオ情報から取得する。内部状態値取得部は、取得した対話シナリオ情報に対応する対話シナリオの進行に伴って変化する内部状態を数値化した値を取得する。シナリオ制御部は、取得した対話シナリオ情報に対応する対話シナリオの進行に伴って、内部状態値取得部で取得された値の累積値に基づいて対話シナリオを補正する。【選択図】図1

Description

本発明は、対話制御装置およびロボット制御システムに関する。
近年、レストランその他公共施設において、来場客の案内役としてヒューマノイド型ロボットを活用する事例がみられる(特許文献1参照)。このようなロボットとのコミュニケーション(対話)を専用の操作端末を用いて行う技術が検討されており、この技術によれば、ユーザは、操作端末を介してロボットとの対話を楽しんだり、案内情報を入手したりすることができる。
特開2015−66623号公報
しかしながら、タブレット等の操作端末を介してロボットと対話を行う場合、人間同士の対話で発生する感情的な要素がないため、対話に対する臨場感がなく、操作端末の操作者は対話を十分に楽しめないという問題があった。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、ユーザとロボット等とで対話を行う場合において、ロボット等の内部状態を反映した対話のやり取りを通じてより対話の臨場感が生まれる対話制御装置およびロボット制御システムを提供することを目的とする。
一実施形態に係る対話制御装置は、飲食店に来店した顧客と対話するための対話シナリオ情報を複数の対話シナリオ情報から取得する情報取得部と、取得した対話シナリオ情報に対応する対話シナリオの進行に伴って変化する内部状態を数値化した値を取得する内部状態値取得部と、取得した対話シナリオ情報に対応する対話シナリオの進行に伴って、内部状態値取得部で取得された値の累積値に基づいて対話シナリオを補正するシナリオ制御部と、を備える。
シナリオ制御部は、対話シナリオの進行に伴って、互いに相反する第1内部状態または第2内部状態を数値化した値をそれぞれ累積してもよい。
第1内部状態は、推奨メニューに関する顧客の嗜好または評価に対して得られる正感情であってもよく、
第2内部状態は、推奨メニューに関する顧客の嗜好または評価に対して得られる負感情であってもよい。
第1内部状態は、注文したメニューに関する顧客の評価、および接客サービスに関する顧客の評価、の少なくともいずれかに対して得られる正感情であってもよく、
第2内部状態は、注文したメニューに関する顧客の評価、および接客サービスに関する顧客の評価、の少なくともいずれかに対して得られる負感情であってもよい。
シナリオ制御部は、顧客の選択情報と、第1内部状態を数値化した値の累積値と、第2内部状態を数値化した値の累積値と、に基づいて、進行中の対話シナリオを別の対話シナリオに切り替えるか否かを制御してもよい。
内部状態は、顧客と対話を行うロボットの感情および意図の少なくとも一方を含でもよい。
シナリオ制御部によって内部状態を数値化した値の累積値に応じて、内部状態を表す行動を行うロボット動作制御部を備えてもよい。
一実施形態に係るロボット制御システムは、指示信号に応じた動作を行うロボットと、指示信号を生成してロボットに送信する操作端末と、を備え、操作端末は、
飲食店に来店した顧客と対話するための対話シナリオ情報を複数の対話シナリオ情報から取得する情報取得部と、取得した対話シナリオ情報に対応する対話シナリオの進行に伴って変化する内部状態を数値化した値を取得する内部状態値取得部と、取得した対話シナリオ情報に対応する対話シナリオの進行に伴って、内部状態値取得部で取得された値の累積値に基づいて対話シナリオを補正するシナリオ制御部と、を備える。
ロボット動作制御部は、シナリオ制御部によって内部状態を数値化した値の累積値に応じて、ロボットの声色、動作、目の色および目の光り方の少なくとも一つを変化させてもよい。
本発明によれば、ユーザとロボット等とで対話を行う場合において、ロボット等の内部状態を反映した対話のやり取りを通じてより対話の臨場感を引き出すことができる。
一実施形態によるロボット制御システム1を示すブロック図。 シナリオ制御部における制御動作例の表を示す図。 シナリオ制御部における処理の流れの一例を示すフローチャート。 基本シナリオ内の対話シナリオの進行例の一部を示すシーケンス図。 対話シナリオ1−1に対応するシーンを模式的に示す図。 対話シナリオ1−3に対応するシーンを模式的に示す図。 正感情を考慮したシナリオ補正がかかった対話シナリオに対応するシーンを模式的に示す図。 対話シナリオ1−5に対応するシーンを模式的に示す図。 メニューに対する顧客の評価に関するシーンを模式的に示す図。 客サービスに対する顧客の評価に関するシーンを模式的に示す図。 第1変形例に係るロボット制御システムを示すブロック図。 第2変形例に係るロボット制御システムの構成を示す図。
以下、本発明の実施形態に係るロボット制御システムおよび対話制御装置の構成及び作用について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態は本発明の実施形態の一例であって、本発明はこれらの実施形態に限定して解釈されるものではない。また、本実施形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号または類似の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、図面の寸法比率は説明の都合上実際の比率とは異なる場合や、構成の一部が図面から省略される場合がある。
(一実施形態)
図1は、一実施形態によるロボット制御システム1を示すブロック図である。図1に示すように、ロボット制御システム1は、ロボット2と、対話制御装置の一例である操作端末3と、ハンディ端末4と、POS(point of sales)システムなどの店舗システム5とを備える。ロボット制御システム1は、例えば、飲食店の来店客(以下、ユーザと呼ぶ)が、ロボット2を操作する操作端末3を介してロボット2と対話するためのシステムである。図1の例におけるロボット2は、人間に似た外観および対話機能を有する機械、すなわちヒューマノイドである。なお、ロボット2は、動物やキャラクタなどの人間と非類似の外観を有していてもよい。また、ロボット2は、表示部38に表示された画像による仮想的なロボットであってもよい。ロボット2は、姿勢や動作等をプログラム可能な汎用のロボットでもよいし、本ロボット制御システム1用に開発されたロボットでもよい。
(ロボット2)
図1に示すように、ロボット2は、ロボット駆動部21と、駆動制御部の一例であるロボット制御部22とを有する。ロボット2は、商用電源から供給される電力によって駆動される。なお、ロボット2は、電池等のバッテリ駆動型であってもよい。
ロボット駆動部21は、例えば、胴体部、腕部、首部、眼球部、瞼部または口部等の自由度を有するロボット2の部位を駆動するアクチュエータと、ロボット2の発話音声を出力する音声出力装置と、ロボット2の眼球部を点灯させる点灯装置とを有する。ロボット駆動部21を必要に応じて駆動することで、ユーザとの対話を行うために、ロボット2に発話させたり、ロボット2の姿勢を変化させたり、ロボット2の眼球部を所定の点灯色で点灯させたりすることができる。ロボット駆動部21には、ロボット制御部22から、ロボット駆動部21の駆動を制御する駆動制御信号が入力される。ロボット駆動部21は、駆動制御信号に応じて駆動される。
ロボット制御部22には、指令信号の一例であるロボット制御コマンドが操作端末3から入力される。このロボット制御部22は、入力されたロボット制御コマンドに基づいて既述した駆動制御信号を生成し、生成された駆動制御信号をロボット駆動部21に出力する。すなわち、ロボット2は、ロボット制御コマンドに応じて動作することができる。なお、ロボット制御コマンドは、これによって駆動を制御しようとするロボット駆動部21の種類や制御内容に応じて多種多様である。例えば、ロボット制御コマンドには、ロボット2の姿勢や位置や点灯状態を制御するためのコマンドや、ロボット2を発話させるためのコマンドがある。このロボット制御コマンドには、後述するロボット側シナリオデータが含まれる。
(操作端末3)
操作端末3は、ユーザが携帯するものであり、例えばタッチ機能を備えたタブレット端末である。この他、操作端末3は、スマートフォンや卓上のディスプレイ型の端末などでもよい。図1に示すように、操作端末3は、内蔵電池から供給される電力によって駆動され、方位センサ31と、動作生成部32と、シナリオDB(データベース)33と、内部状態値蓄積部34と、情報取得部35と、内部状態値取得部36と、シナリオ制御部37と、表示部38と、タッチパネル等の入力部39と、音声出力部40と、ロボット動作制御部41とを有する。なお、本実施形態に係る操作端末3が対話制御装置に対応する。
方位センサ31は、操作端末3の方位を示す方位検出信号を動作生成部32へと出力する。方位センサ31は、検出された操作端末3の方位を示す方位検出信号を動作生成部32へと出力する。動作生成部32は、例えば、方位センサ31からの方位検出信号に基づいて、操作端末3が存在する方向を向くように、ロボット2の姿勢を制御するためのロボット制御コマンドを生成する。
動作生成部32は、方位センサ31の出力に基づいてロボット2の動作を制御するロボット制御コマンドを生成する。動作生成部32は、生成されたロボット制御コマンドを、例えば、Wi−Fiなどの無線通信を介してロボット制御部22へと送信する。ロボット制御部22は、動作生成部32からのロボット制御コマンドを受信し、受信されたロボット制御コマンドに応じた駆動制御信号をロボット駆動部21へと出力することにより、ロボット2の動作の制御を行う。
図1に示すように、シナリオDB33には、ユーザとロボット2との間での対話を行うための複数の対話シナリオ情報が蓄積されている。対話シナリオ情報には、複数のシナリオ群(各シナリオ群は複数の対話シナリオを有する)や、複数の対話シナリオが含まれており、一つの対話シナリオは、ロボット2とユーザとの間でやり取りされる対話のストーリである。一つの対話シナリオには、ロボット2が対話、すなわち発話、動作などに用いるロボット側シナリオデータと、ユーザが対話、すなわち、操作端末3での選択に用いるユーザ側シナリオデータとで構成されている。ユーザ側シナリオデータは、ロボット側シナリオデータに対して応答可能な幾つかの対話シナリオデータを含んでおり、これらの中から任意のデータをユーザは入力部39にて選択することができる。そして、ユーザ側シナリオデータに示される対話シナリオの選択肢のそれぞれに、互いに異なる新たな下位のユーザ側シナリオデータが対応付けられている。すなわち、対話シナリオデータは、ロボット側シナリオデータとユーザ側シナリオデータが交互にノードとして結合されたツリー構造を有する。ツリー構造のうち、最上位から最下位にわたる所定の一連のノード群は、例えば典型的な対話に用いられる基本シナリオとして管理されている。また、他のノード群は、基本シナリオを補正する補正シナリオとして管理されていてもよい。
例えば、飲食店向けの対話シナリオデータは、飲食店におけるユーザの滞在状態を示すステータスデータに応じて複数のシナリオ群に区分されていてもよい。図1の例におけるステータスデータは、着席、注文、飲食物提供、食事終了、及び、会計の各行為をしたことを示す情報である。対話シナリオデータはこれらのステータスデータにより区分されるシナリオ群の中から提供される。
内部状態値蓄積部34は、対話シナリオ情報に対応する対話シナリオの進行に伴って変化する内部状態を数値化した値を蓄積している。変化する内部状態には、正感情を示す第1内部状態と、負感情を示す第2内部状態とがあり、それぞれが数値化されている。例えば、正感情の度合いを数値の大きさで示している。つまり、数値が大きくなるほど、正感情の高ぶりが大きくなることを示している。同様に、負感情の度合いを数値の大きさで示している。つまり、数値が大きくなるほど、負感情の高ぶりが大きくなることを示している。また、ニュートラルな感情は、例えば0で数値化されている。なお、内部状態には、感情だけでなく、感覚、意図、興味など人の中に通常内在しうるあらゆる要素が含まれる。そのため、以降では内部状態として感情を中心に記載するが、適用できる内部状態はこれに限られない。
具体的には、第1内部状態は、例えばレストランなどの飲食店内での推奨メニューに関するユーザの嗜好または評価に対して得られる正感情であり、第2内部状態は、例えば推奨メニューに関するユーザの嗜好または評価に対して得られる負感情である。また、他の例では、第1内部状態は、例えばレストランなどの飲食店内で注文したメニューに関するユーザの評価、および接客サービスに関するユーザの評価、の少なくともいずれかに対して得られる正感情であり、第2内部状態は、注文したメニューに関するユーザの評価、および接客サービスに関するユーザの評価、の少なくともいずれかに対して得られる負感情である。本実施形態に係る内部状態値蓄積部34は、ユーザ側対話シナリオの選択肢に関連付けて、正感情及び負感情のそれぞれを示す数値を記憶している。これにより、内部状態値蓄積部34は、ユーザが選択した選択肢に対応する数値を出力可能である。
情報取得部35は、飲食店に来店したユーザと対話するための対話シナリオ情報をシナリオDB33内の複数の対話シナリオ情報の中から取得する。すなわち、この情報取得部35は、シナリオ制御部37の制御に従い、シナリオDB33に記憶される複数の対話シナリオ情報の中から、ユーザと対話するための対話シナリオ情報を取得し、シナリオ制御部37に出力する。
内部状態値取得部36は、対話シナリオ情報に対応する対話シナリオの進行に伴って変化する内部状態を数値化した値を取得する。すなわち、この内部状態値取得部36は、シナリオ制御部37の制御に従い、内部状態値蓄積部34に記憶される対話シナリオの進行に伴って変化する内部状態を数値化した値を取得し、シナリオ制御部37に出力する。
シナリオ制御部37は、情報取得部35が取得した対話シナリオ情報に基づいて、対話シナリオを進行させる。また、シナリオ制御部37は、対話シナリオの進行に伴って、内部状態値取得部36を介して取得した内部状態を数値化した値の累積値を更新する。すなわち、シナリオ制御部37は、上述したように正感情を示す第1内部状態を数値化した値と、負感情を示す第2内部状態を数値化した値との少なくとも一方を、対話シナリオの進行に伴って累積する。そして、シナリオ制御部37は、内部状態値取得部36で取得された値の累積値に基づいて対話シナリオを補正する。また、シナリオ制御部37は、正感情を示す第1内部状態を数値化した値の累積値、及び負感情を示す第2内部状態を数値化した累積値を、動作生成部32を介して、ロボット動作制御部41に供給する。
一方で、シナリオ制御部37は、対話シナリオ情報に含まれるユーザ側シナリオデータに基づいて、ユーザ側の対話シナリオの選択肢を表示部38に表示させる。なお、対話シナリオの選択肢は、基本的に複数であるが、対話の段階によっては1つとなるときがあってもよい。また、シナリオ制御部37の詳細な制御動作例は、後述する。
動作生成部32は、シナリオ制御部37から入力されたロボット側シナリオデータに基づいて、ロボット2に発話及び動作させるためのロボット制御コマンドを生成する。このとき、動作生成部32は、ロボット側シナリオデータに対応して、ロボット制御コマンドの指令内容に、発話音声のトーンや、眼球の点灯状態やロボット2の姿勢等の動作に関する指令を含める。
ユーザは、表示部38で表示された対話シナリオの選択肢の中から、入力部39を用いて所望の対話シナリオを選択することができる。すなわち、入力部39は、ユーザによって選択された対話シナリオを示す対話シナリオ選択信号を、シナリオ制御部37および音声出力部40に出力する。音声出力部40は、入力部39から入力された対話シナリオ選択信号に基づいて、選択された対話シナリオを音声出力する。
ロボット動作制御部41は、対話の進行に伴い操作端末3から順に受信する内部状態を数値化した値の累積値に応じて、内部状態を表す行動をロボット2に行わせる。内部状態とは、感情および意図の少なくとも一方を含む状態である。換言すると、ロボット動作制御部41は、ロボット2の感情および意図の少なくとも一方を反映した行動をロボット2に行わせることが可能である。例えば、ロボット動作制御部41は、内部状態を数値化した値の累積値に応じて、ロボット2の声色、動作、目の色および目の光り方の少なくとも一つを変化させるロボット制御コマンドを生成する。本実施形態では、ロボット2の内部状態を数値化して、数値化した値の累積値に応じて、ロボット2に何らかの行動を行わせることを意図しており、その意図を達成するためにロボット動作制御部41を設けている。
例えば、ロボット動作制御部41は、正感情を表す動作として、ロボット2の、声の高さを上げたり、声を大きくしたり、光の点滅を早くしたり、楽しそうな口調に変えたり、目の色を暖色系に変えたり、口角を上げることで楽しそうな表情の顔に変えたり、腕を上げたり、顔を上向き加減にしたりしてもよい。一方で、ロボット動作制御部41は、負感情を表す動作として、ロボット2の、声の高さを下げたり、声を小さくしたり、光の点滅を遅くしたり、悲しそうな口調に変えたり、目の色を寒色系に変えたり、口角を下げることで悲しそうな表情の顔に変えたり、顔や体を俯き加減にしたり、腕を下げたり、肩を下げたりしてもよい。このように、対話のやり取りを通じて、ロボット2を、感情および意図の少なくとも一方を含むように動作させることで、対話の臨場感を高めるとともに、対話の違和感を抑制して、対話の自然さなどを生じさせることができる。これにより、ユーザは、ロボット2との対話による満足感を向上させることができる。
さらにまた、ロボット動作制御部41は、動作生成部32から入力されたロボット制御コマンドと、内部状態を数値化した値の累積値とに基づき、ロボット制御コマンドを生成してもよい。例えば、ロボット動作制御部41は、動作生成部32から入力されたロボット制御コマンドを補正して別のロボット制御コマンドを生成してもよい。
なお、本実施形態に係るロボット動作制御部41は、内部状態を数値化した値の累積値をシナリオ制御部37から入力されているが、これに限らず、ロボット動作制御部41内で内部状態を数値化した値の累積値を生成してもよい。
次に、図2に基づきシナリオ制御部37の詳細な制御動作例を説明する。図2は、シナリオ制御部37の制御動作例の表を示す図であり、選択肢A、B、Cは、対話シナリオの進行に伴って表示部38に表示される選択肢の中からユーザが選択した選択肢の情報を示している。正感情(α)は、対象となる選択肢をユーザが選択した場合の正感情を示す第1内部状態を数値化した値の累積値を示し、負感情(β)は、対象となる選択肢をユーザが選択した場合の負感情を示す第2内部状態を数値化した値の累積値を示している。
この図2に示すように、シナリオ制御部37は、内部状態値取得部36で取得された値の累積値に基づいて対話シナリオを補正する。例えば図2における表内の1行目に示すように、シナリオ制御部37は、正感情を示す第1内部状態を数値化した値の累積値が所定の閾値10以上の場合に、対話シナリオ情報をロボット2の正感情を考慮に入れて補正する。一方で、図2における表内の2行目に示すように、シナリオ制御部37は、負感情を示す第2内部状態を数値化した値の累積値が所定の閾値10以上の場合に、対話シナリオ情報をロボット2の負感情を考慮に入れて補正する。このように、シナリオ制御部37は、対話シナリオの進行に伴って、互いに相反する第1内部状態または第2内部状態を数値化した値をそれぞれ累積し、これら累積値に基づいて対話シナリオを補正する。すなわち、シナリオ制御部37は、情報取得部35を介して取得した対話シナリオ情報に対応する対話シナリオの進行に伴って、内部状態値取得部36で取得された値の累積値を更新し、累積値が閾値に達したときに対話シナリオを補正する。これにより、シナリオ制御部37は、対話シナリオをロボット2の内部状態に応じた対話シナリオに補正可能である。
ここで、本実施形態に係るシナリオ補正とは、進行中の対話シナリオ情報内の対話シナリオの順番を変更したり、対話シナリオ情報を他の対話シナリオ情報に変更したり、ロボット2の動作制御に関する対話シナリオを変更したりすることを意味する。例えば、対話シナリオ情報をロボット2の正感情を考慮に入れて補正する場合には、より親しみをました感じの、例えば友人間で対話しているような軽い感じの対話シナリオ情報に変更する。一方で、対話シナリオ情報をロボット2の負感情を考慮に入れて補正する場合には、例えば、敬語調の重い感じの対話シナリオ情報に変更する。このように、シナリオ制御部37が行うシナリオ補正は、対話シナリオ情報を変更可能であるので、対話内容も変更できる。
また、例えば、対話シナリオ情報をロボット2の正感情を考慮に入れて補正する場合には、ロボット制御コマンドに関するロボット側シナリオデータを補正し、ロボット2の動作をより大きくする。一方で、対話シナリオ情報をロボット2の負感情を考慮に入れて補正する場合には、ロボット制御コマンドに関するロボット側シナリオデータを補正し、ロボット2の動作をより緩慢にしたり、動作量を小さくする。このように、シナリオ制御部37が、対話シナリオの進行に伴って変更されるロボット2の内部状態を示す値の累積値に応じて対話シナリオを補正するので、ロボット2とユーザとの対話のやりとりに臨場感を生じさせることが可能である。
さらにまた、シナリオ制御部37は、数値化した値を累積した累積値に応じて、シナリオを補正するので、これまでに生じた内部状態を示す値をシナリオ補正に反映可能である。換言すると、ロボット2内に蓄積された感情や意図を示す内部状態値をロボット2の対話や動作に反映可能である。例えば、負感情を高めるような対話が続いたときに人間が行うような口調の対話や動作をロボット2に行わせることが可能である。逆に、正感情を高めるような対話が続いたときに人が行うような口調の対話や動作をロボット2に行わせることも可能である。これにより、人間同士の対話で発生する感情的な要素をロボット2とユーザとの対話でも生じさせることが可能となる。
図2の例では、正感情の累積値と負感情の累積値がともに10未満の場合は、対話シナリオを進行させるようにしている。また、図2では省略しているが、正感情と負感情の少なくとも一方の累積値が10より大きい所定値(例えば20)に達した場合には、対話シナリオを切り替えるようにしてもよい。
図3は、シナリオ制御部37における処理の流れの一例を示すフローチャートであり、この図3に基づきシナリオ制御部37における処理の流れの一例を説明する。ここでは、店舗システム5を介してハンディ端末4から入力されたステータスデータに応じた補正シナリオをシナリオ制御部37がシナリオDB33から読み出して進行させる例について説明する。
シナリオ制御部37は、読み出された対話シナリオ情報に含まれるユーザ側シナリオデータに基づいて、ユーザ側の対話シナリオの選択肢を表示部38に表示させる。続いて、ユーザは、表示部38に表示された特定の選択肢を選択する(ステップS300)。この場合、対話シナリオ情報に含まれるロボット側シナリオデータは、動作生成部32に出力される。
次に、シナリオ制御部37は、ユーザが選択した選択肢に基づき、内部状態値取得部36を介して内部状態値蓄積部34からロボット2の内部状態値を取得する(ステップS302)。すなわち、シナリオ制御部37は、第1内部状態を数値化した値及び第2内部状態を数値化した値を取得する。
次に、シナリオ制御部37は、対話シナリオの進行に伴って、第1内部状態を数値化した値及び第2内部状態を数値化した値のそれぞれを累積し、累積値を更新する(ステップS304)。すなわち、シナリオ制御部37は、正感情(α)としての累積値、及び負感情(β)としての累積値をそれぞれ更新する。
次に、シナリオ制御部37は、正感情(α)としての累積値、及び負感情(β)としての累積値のいずれかが閾値、例えば10を超えたか否かを判断する(ステップS306)。正感情(α)としての累積値、及び負感情(β)としての累積値のいずれかが閾値以上になる場合(ステップS306:YES)、シナリオ制御部37は、対話シナリオを補正する(ステップS308)。一方で、正感情(α)としての累積値、及び負感情(β)としての累積値のいずれも閾値未満の場合(ステップS306:NO)、シナリオ制御部37は、現在実行中の対話シナリオを継続して進行させる(ステップS310)。
次に、シナリオ制御部37は、対話シナリオが終了したか否かを判断する(ステップS312)。シナリオ制御部37は、対話シナリオが終了したと判断した場合(ステップS312:YES)、シナリオ制御部37は、対話シナリオを終了する。一方で、シナリオ制御部37は、対話シナリオが終了していないと判断した場合(ステップS312:NO)、シナリオ制御部37は、(ステップS300)からの処理を繰り返す。
このように、シナリオ制御部37は、対話シナリオの進行に伴って、互いに相反する正感情(α)としての累積値、及び負感情(β)としての累積値をそれぞれ累積し、これら累積値のいずれかが閾値以上の場合に対話シナリオを補正する。一方で、シナリオ制御部37は、これら累積値のいずれもが閾値未満の場合には対話シナリオを進行させる。これにより、累積値が閾値以上になると、シナリオ制御部37は、対話シナリオをロボット2の内部状態に応じた対話シナリオに補正可能であり、ロボット2の内部状態に応じた対話シナリオを選択可能である。
図4は、対話シナリオの進行例の一部を示すシーケンス図であり、この図4に基づきシナリオの進行例を説明する。図4の対話シナリオ1−1〜1−4は、対話シナリオ1に含まれる部分的なシナリオである。
図4では、正感情の累積値の初期値をαとし、負感情の累積値の初期値をβとして説明する。この図4に示すように、対話シナリオ1は、対話シナリオ1−1から開始される。対話シナリオ1−1におけるユーザの選択肢は、選択肢1及び選択肢2である。ユーザが選択肢1を選択した場合には、正感情を示す第1内部状態値は0であり、負感情を示す第2内部状態値は1である。つまり、ロボット2にとっては、選択肢1は、好ましい選択ではないことを示している。このため、ロボット2の負感情の累積値がβ+1に上がる。
一方で、ユーザが選択肢2を選択した場合には、正感情を示す第1内部状態値は1であり、負感情を示す第2内部状態値は0である。つまり、ロボット2にとっては、選択肢2は、好ましい選択であることを示している。このため、ロボット2の正感情の累積値がα+1に上がる。
次に、選択肢2の選択に従い、対話シナリオ1−3が進行する。対話シナリオ1−3におけるユーザの選択肢は、選択肢3〜7である。ここでは、選択肢3が選択されている。選択肢3では、正感情を示す第1内部状態値は1であり、負感情を示す第2内部状態値は1である。つまり、ロボット2にとっては、選択肢3は、正感情を高め、負感情を下げる選択であることを示している。このため、ロボット2の正感情の累積値がα+2に上がり、負感情の累積値がβ+1に上がる。
次に、選択肢3の選択に従い、対話シナリオ1−4が進行する。対話シナリオ1−4におけるユーザの選択肢は、選択肢8と選択肢9である。ユーザが選択肢8を選択した場合には、正感情を示す第1内部状態値は3であり、負感情を示す第2内部状態値は0である。つまり、ロボット2にとっては、選択肢8は、非常に好ましい選択であることを示している。このため、ロボット2の正感情の累積値がα+5まで上がる。これにより、正感情の累積値が閾値以上になる。このため、シナリオ制御部37は、対話シナリオ1をロボット2の正感情を考慮に入れて補正したシナリオ補正を得る。このように、選択肢8の選択に従い、シナリオ補正のシナリオが続いて進行する。
一方で、ユーザが選択肢9を選択した場合には、正感情を示す第1内部状態値は0であり、負感情を示す第2内部状態値は2である。つまり、ロボット2にとっては、選択肢9は、あまり好ましい選択ではないことを示している。このため、ロボット2の負感情の累積値がβ+3に上がる。このように、選択肢毎に第1内部状態値、及び第2内部状態値が対応付けられ、選択肢の選択に応じて正感情を示す第1内部状態を数値化した値の累積値、負感情を示す第2内部状態を数値化した値の累積値が更新されていく。
次に、図4における対話シナリオの具体的な適用例について説明する。図5は、対話シナリオ1−1に対応するシーンを模式的に示す図である。この図5に示すように、対話は、ロボット2と操作端末3を用いて行われる。操作端末3は、例えば、表示部38と、表示部38とともに設置された透明なタッチパネル式の入力部39と、を備えるタブレット型の携帯端末である。ロボット2からは、情報取得部35により取得された対話シナリオ1−1のロボット側シナリオデータに基づいて、「なにを注文する?」という発話が実行される。一方で、シナリオ制御部37は、対話シナリオ1−1に含まれるユーザ側シナリオデータに基づいて、ユーザ側の対話シナリオの選択肢を表示部38に表示させている。ここでの選択肢は選択肢500と選択肢502である。選択肢500が選択されると、ロボット2の負感情の累積値が1上がり、選択肢502が選択されると、ロボット2の正感情の累積値が1上がる。なお、ロボット2の胴体部2aは、台座2b上に、鉛直方向の軸回りに回転可能に支持されており、対話シナリオに従ってロボット2の胴体部2aが回転する場合もある。
図6は、対話シナリオ1−3に対応するシーンを模式的に示す図である。この図6に示すように、シナリオ制御部37は、情報取得部35により取得された対話シナリオ1−3に含まれるユーザ側シナリオデータに基づいて、ユーザ側の対話シナリオの選択肢を表示部38に表示させている。ここでの選択肢は、選択肢600、602、604、606、608である。例えば選択肢600、602、608は、推奨メニューに関するユーザの嗜好に関する項目であり、選択肢604、606は、推奨メニューに関するユーザの評価に関する項目である。これから分かるように、本実施形態に係る第1内部状態は、注文したメニューに関するユーザの評価、および接客サービスに関するユーザの評価、の少なくともいずれかに対して得られる正感情であり、第2内部状態は、注文したメニューに関するユーザの評価、および接客サービスに関するユーザの評価、の少なくともいずれかに対して得られる負感情である。
具体的には、選択肢600が選択されると、ロボット2の正感情の累積値が1上がり、負感情の累積値が1上がる。選択肢602が選択されると、ロボット2の正感情の累積値が2上がり、負感情の累積値は変わらない。選択肢604が選択されると、ロボット2の正感情の累積値は変わらず、負感情の累積値が1上がる。選択肢606が選択されても、ロボット2の正感情及び負感情の累積値は共に変わらない。選択肢608が選択されると、ロボット2の正感情の累積値が3上がるが、負感情の累積値は変わらない。
図7は、正感情を考慮したシナリオ補正を行った対話シナリオに対応するシーンを模式的に示す図である。この図7に示すように、ロボット2は、対話シナリオに含まれるロボット側シナリオデータに従い発言をしている。この場合、正感情を考慮したシナリオ補正を行っているので、ロボット2の動作が正感情を示す動作に補正されている。ここでは、ロボット2の表情が笑顔になり、声が高くなるようにシナリオ補正されている。
また、シナリオ制御部37は、補正シナリオに含まれるユーザ側シナリオデータに基づいて、ユーザ側の対話シナリオの選択肢を表示部38に表示させている。ここでの選択肢は選択肢700と選択肢702である。選択肢700が選択されると、ロボット2の負感情の累積値が1上がり、選択肢702が選択されると、ロボット2の正感情の累積値が1上がる。
図8は、対話シナリオ1−5に対応するシーンを模式的に示す図である。この図8に示すように、ロボット2は、対話シナリオ1−5に含まれるロボット側シナリオデータに従い「気に入らなかった?」と発言している。また、選択9(図4)により、負感情を示す第2内部状態値は2上がるので、ロボット2は、負感情を示す動作を行っている。ここでは、一つ前の対話シナリオ1−4のロボット2の表情と比較し、表情が暗くなり、声が低くなるようにロボット2の動作が制御されている。
ここで、図9及び図10に基づき、食後の対話シナリオの一例を説明する。図9は、メニューに対するユーザの評価に関するシーンを模式的に示す図である。図10は、客サービスに対するユーザの評価に関するシーンを模式的に示す図である。この図9に示すように、ロボット2は、食後の対話シナリオに含まれるロボット側シナリオデータに従い「食事おいしかった?」と発言している。これから分かるように、例えば選択肢900、902は、注文したメニューに関するユーザの評価に関する項目である。例えば、選択肢900が選択されると、ロボット2の正感情の累積値が3上がり、ロボット2の負感情の累積値は変わらない。一方で、選択肢902が選択されると、ロボット2の負感情の累積値が1上がり、ロボット2の正感情の累積値は変わらない。
また、図10に示すように、ロボット2は、食後の対話シナリオに含まれるロボット側シナリオデータに従い「楽しめた?」と発言している。これから分かるように、例えば選択肢1000、1002は、注文したメニューに関するユーザの評価に関する項目である。すなわち、本実施形態に係る第1内部状態は、注文したメニューに関するユーザの評価、および接客サービスに関するユーザの評価、の少なくともいずれかに対して得られる正感情を含み、第2内部状態は、注文したメニューに関するユーザの評価、および接客サービスに関するユーザの評価、の少なくともいずれかに対して得られる負感情を含む。例えば、選択肢1000が選択されると、ロボット2の正感情の累積値が3上がり、ロボット2の負感情の累積値は変わらない。一方で、選択肢1002が選択されると、ロボット2の負感情の累積値が1上がり、ロボット2の正感情の累積値は変わらない。
以上のように、本実施形態によれば、飲食店に来店したユーザが飲食店内に設置されたロボット2と、操作端末3を介して適切な対話を行うことができる。すなわち、本実施形態では、シナリオ制御部37が、対話シナリオの進行に伴って値が変更される内部状態を示す値の累積値に基づいて対話シナリオを補正することとした。これにより、シナリオ制御部37は、対話シナリオをロボット2の内部状態に応じた対話シナリオに補正可能であり、ロボット2との対話のやりとりに対話感および臨場感を持たせることが可能である。これにより、対話の不自然さが解消されて、ユーザの満足度を高めることが可能となる。
(第1変形例)
図11は、第1変形例に係るロボット制御システム1を示すブロック図である。上述した実施形態においては、シナリオDB33及び内部状態値蓄積部34は、操作端末3内に設置されているものであったが、これには限られない。例えば、図11に示すように、シナリオDB33及び内部状態値蓄積部34は、操作端末3の外部にあるものでもよい。そして、シナリオ制御部37は、ネットワークを介してシナリオDB33及び内部状態値蓄積部34と接続される。ネットワークと、操作端末3又はシナリオDB33は、有線又は無線の通信を介して接続される。同様に、ネットワークと、操作端末3又は内部状態値蓄積部34は、有線又は無線の通信を介して接続される。
また、上述した実施形態においては、ロボット動作制御部41は、操作端末3内に設置されているものであったが、これには限られない。例えば、図11に示すように、ロボット動作制御部41は、ロボット2内にあるものでもよい。このような構成にしても、上述した実施形態における動作と大きく異なることはなく、本変形例においても、図3に示すフローチャートにしたがって対話の処理が実行される。
本変形例によれば、シナリオDB33を操作端末3内ではなく外部に有することにより、操作端末3にてシナリオDBの管理を行う必要がなくなるとともに、シナリオデータの一元管理をすることも可能となる。さらに、シナリオDB33がクラウド上に存在し、特定多数の編集者がシナリオデータを編集、あるいは、追加することが可能であるように設定することにより、よりバリエーションに富んだ対話内容を選択することも可能となる。
(第2変形例)
図12は、第2変形例に係るロボット制御システム1の構成を示す図である。この図12に示すように、動作生成部32、情報取得部35、内部状態値取得部36、及びシナリオ制御部37は、操作端末3ではなく、ロボット2内に設けられていてもよい。すなわち、主要な制御機能を操作端末3ではなく、ロボット2に設けてもよい。動作生成部32、情報取得部35、内部状態値取得部36、及びシナリオ制御部37の動作は、上述した実施形態における動作と大きく異なることはなく、本変形例においても、図3に示すフローチャートにしたがって対話の処理が実行される。
本変形例によれば、操作端末3の構成を簡略化でき、また、操作端末3からロボット2へと送信するデータ量を削減できるため、操作端末3とロボット2との間の通信回線の性能が低い場合でも、支障なくロボット2との対話を行うことができる。なお、動作生成部32は、操作端末3及びロボット2の外部に設けられていてもよく、例えば、店舗システム5に内蔵されていてもよいし、店舗システム5とは別個の通信機器内に設けてもよい。
なお、上述した全ての実施形態及び変形例においては、対話は、ユーザ、又は、ロボット2が何かしらの情報を出力している状態として説明したが、これには限られない。例えば、食事中であれば、ロボット2との対話の必要性は低くなるので、このような場合においては、無言のシナリオをあらかじめ準備しておき、この無言のシナリオを出力するようにしてもよい。上述した実施形態及び変形例の説明においては、この無言のシナリオも、シナリオデータとして含まれるものとする。
上述した全ての実施形態及び変形例に係るロボット制御システム1は、既述したように飲食サービスに好適に適用することができるが、飲食サービス以外の場面に適用されてもよい。
なお、動作生成部32は、操作端末3およびロボット2の外部に設けられていてもよく、例えば、店舗システム5に内蔵されていてもよいし、店舗システム5とは別個の通信機器内に設けてもよい。また、操作端末3は、店舗システム5との通信によって飲食物を注文する機能を備えていてもよい。
また、ロボット制御システム1は、既述したように飲食サービスに好適に適用することができるが、飲食サービス以外の場面に適用されてもよい。
本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではなく、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
1 ロボット制御システム、2 ロボット、3 操作端末、34 内部状態値蓄積部、36 内部状態値取得部、37 シナリオ制御部、41 ロボット動作制御部

Claims (10)

  1. 飲食店に来店した顧客と対話するための対話シナリオ情報を複数の対話シナリオ情報から取得する情報取得部と、
    前記取得した対話シナリオ情報に対応する対話シナリオの進行に伴って変化する内部状態を数値化した値を取得する内部状態値取得部と、
    前記取得した対話シナリオ情報に対応する対話シナリオの進行に伴って、前記内部状態値取得部で取得された値の累積値に基づいて対話シナリオを補正するシナリオ制御部と、
    を備える対話制御装置。
  2. 前記シナリオ制御部は、対話シナリオの進行に伴って、互いに相反する第1内部状態または第2内部状態を数値化した値をそれぞれ累積する、請求項1に記載の対話制御装置。
  3. 前記第1内部状態は、推奨メニューに関する前記顧客の嗜好または評価に対して得られる正感情であり、
    前記第2内部状態は、推奨メニューに関する前記顧客の嗜好または評価に対して得られる負感情である、請求項2に記載の対話制御装置。
  4. 前記第1内部状態は、注文したメニューに関する前記顧客の評価、および接客サービスに関する前記顧客の評価、の少なくともいずれかに対して得られる正感情であり、
    前記第2内部状態は、注文したメニューに関する前記顧客の評価、および接客サービスに関する前記顧客の評価、の少なくともいずれかに対して得られる負感情である、請求項2に記載の対話制御装置。
  5. 前記シナリオ制御部は、顧客の選択情報と、前記第1内部状態を数値化した値の累積値と、前記第2内部状態を数値化した値の累積値と、に基づいて、進行中の対話シナリオを別の対話シナリオに切り替えるか否かを制御する、請求項2乃至4のいずれか一項に記載の対話制御装置。
  6. 前記内部状態は、前記顧客と対話を行うロボットの感情および意図の少なくとも一方を含む、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の対話制御装置。
  7. 前記シナリオ制御部によって前記内部状態を数値化した値の累積値に応じて、前記内部状態を表す行動を行うロボット動作制御部を備える、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の対話制御装置。
  8. 指示信号に応じた動作を行うロボットと、
    前記指示信号を生成して前記ロボットに送信する操作端末と、を備え、
    前記操作端末は、
    飲食店に来店した顧客と対話するための対話シナリオ情報を複数の対話シナリオ情報から取得する情報取得部と、
    前記取得した対話シナリオ情報に対応する対話シナリオの進行に伴って変化する内部状態を数値化した値を取得する内部状態値取得部と、
    前記取得した対話シナリオ情報に対応する対話シナリオの進行に伴って、前記内部状態値取得部で取得された値の累積値に基づいて対話シナリオを補正するシナリオ制御部と、を備えるロボット制御システム。
  9. 前記ロボットは、前記シナリオ制御部によって前記内部状態を数値化した値の累積値に応じて、前記内部状態を表す行動を行うロボット動作制御部を有する、請求項8に記載のロボット制御システム。
  10. 前記ロボット動作制御部は、前記シナリオ制御部によって前記内部状態を数値化した値の累積値に応じて、前記ロボットの声色、動作、目の色および目の光り方の少なくとも一つを変化させる、請求項9に記載のロボット制御システム。
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