[go: up one dir, main page]

JP2018161715A - 対話制御装置および対話システム - Google Patents

対話制御装置および対話システム Download PDF

Info

Publication number
JP2018161715A
JP2018161715A JP2017060044A JP2017060044A JP2018161715A JP 2018161715 A JP2018161715 A JP 2018161715A JP 2017060044 A JP2017060044 A JP 2017060044A JP 2017060044 A JP2017060044 A JP 2017060044A JP 2018161715 A JP2018161715 A JP 2018161715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scenario
customer
dialogue
unit
robot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017060044A
Other languages
English (en)
Inventor
作 麻莉子 矢
Mariko YAHAGI
作 麻莉子 矢
田 雄 介 柴
Yusuke Shibata
田 雄 介 柴
内 智 彦 大
Tomohiko Ouchi
内 智 彦 大
川 浩 平 小
Kohei Ogawa
川 浩 平 小
川 雄一郎 吉
Yuichiro Yoshikawa
川 雄一郎 吉
黒 浩 石
Hiroshi Ishiguro
黒 浩 石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zensho Holdings Co Ltd
University of Osaka NUC
Original Assignee
Osaka University NUC
Zensho Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka University NUC, Zensho Holdings Co Ltd filed Critical Osaka University NUC
Priority to JP2017060044A priority Critical patent/JP2018161715A/ja
Publication of JP2018161715A publication Critical patent/JP2018161715A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Abstract

【課題】顧客の退屈感を軽減でき、かつ対話の満足度を向上させることができるようにする。【解決手段】対話制御装置は、飲食店に来店した顧客と対話するための対話シナリオ情報を取得する情報取得部と、対話シナリオ情報に従って、顧客との間で対話シナリオを進行させる制御を行う対話制御部と、進行させるべき対話シナリオが、顧客が飲食店に滞在中に実行済の対話シナリオと同じ内容の再出シナリオであるか否かを判定する再出シナリオ判定部と、再出シナリオでないと判定されると、進行させるべき対話シナリオを進行させ、再出シナリオであると判定されると、再出シナリオを補正するシナリオ補正部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、飲食店に来店した顧客と対話を行うための対話制御装置および対話システムに関する。
ロボット技術の著しい進歩に伴って、様々な分野でロボットと人間が対話を行う仕組みが研究開発されている。複数のロボット同士で対話を行うとともに、人間とも対話を行えるようにした技術が提案されている。
特開2015−66623号公報
現状では、ロボットの対話能力は人間の脳に比べるとはるかに劣っている。よって、上述した従来の技術では、予め用意した対話ストーリーに従って、ロボット同士、あるいはロボットと人間が対話を行っている。
しかしながら、対話ストーリーに含まれる対話情報は限られているため、ロボットと人間が同じ内容の対話を何度も繰り返す場合がある。これでは、人間は飽きてしまい、ロボットとの対話を楽しめなくなってロボットとの対話に対する関心も薄れてしまう。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、顧客の退屈感を軽減でき、かつ対話の満足度を向上させることができる対話制御装置および対話システムを提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様では、飲食店に来店した顧客と対話するための対話シナリオ情報を取得する情報取得部と、
前記対話シナリオ情報に従って、前記顧客との間で対話シナリオを進行させる制御を行う対話制御部と、
進行させるべき対話シナリオが、前記顧客が前記飲食店に滞在中に実行済の対話シナリオと同じ内容の再出シナリオであるか否かを判定する再出シナリオ判定部と、
前記再出シナリオでないと判定されると、前記進行させるべき対話シナリオを進行させ、前記再出シナリオであると判定されると、前記再出シナリオを補正するシナリオ補正部と、を備える、対話制御装置が提供される。
前記顧客の前記飲食店内での滞在状態を判断する滞在状態判断部を備えてもよく、
前記シナリオ補正部は、前記顧客の前記滞在状態を考慮に入れて前記再出シナリオを補正してもよい。
前記シナリオ補正部は、前記再出シナリオの進行開始前に発話される発話内容を前記顧客の前記滞在状態に応じて変更してもよい。
前記シナリオ補正部は、前記顧客の前記滞在状態に応じて前記再出シナリオの内容の少なくとも一部を変更してもよい。
前記滞在状態判断部にて判断される前記顧客の滞在状態は、
前記顧客が前記飲食店に入店または着席してから飲食物を注文するまでの状態と、
前記顧客が注文した飲食物が提供されるのを待っている状態と、
前記顧客が飲食物の飲食を完了するまでの状態と、
前記顧客が飲食物の飲食を完了してから退店するまでの状態と、のうち少なくとも1つの状態を含んでもよい。
前記シナリオ補正部は、前記顧客が飲食物の注文を終える以前に前記再出シナリオの進行を開始する場合、前記再出シナリオの進行を開始する前に前記再出シナリオの進行開始を報知する発話を行ってもよい。
前記シナリオ補正部は、前記顧客が注文を終えて注文品が届くのを待っている状態のときに、前記再出シナリオの進行を開始する場合、前記再出シナリオの進行を開始するか否かを前記顧客に問い合わせる発話を行い、その後に前記顧客から前記再出シナリオの進行開始の指示があった場合に、前記再出シナリオの進行を開始してもよい。
前記シナリオ補正部は、前記顧客が食事を行っている最中に、前記再出シナリオの進行を開始する場合、前記再出シナリオを要約した要約シナリオの進行を開始してもよい。
前記対話制御部は、前記対話シナリオ情報に従って、前記顧客と対話するために指令信号に応じた動作を行うロボットと前記顧客との間で対話シナリオを進行させてもよい。
本発明の他の一態様では、飲食店に来店した顧客と対話するために指令信号に応じた動作を行うロボットと、
前記ロボットを操作する前記指令信号を生成する操作端末と、
前記顧客と対話するための対話シナリオ情報を取得する情報取得部と、
前記対話シナリオ情報に従って、前記顧客との間で対話シナリオを進行させる制御を行う対話制御部と、
進行させるべき対話シナリオが、以前に実行済の対話シナリオの繰り返しである再出シナリオであるか否かを判定する再出シナリオ判定部と、
前記再出シナリオでないと判定されると、前記進行させるべき対話シナリオを進行させ、前記再出シナリオであると判定されると、前記再出シナリオを補正するシナリオ補正部と、を備える、対話システムが提供される。
前記操作端末は、前記情報取得部、前記対話制御部、前記再出シナリオ判定部および前記シナリオ補正部を有してもよい。
本発明によれば、再出シナリオに変化を持たせる補正処理を行うので、顧客の退屈感を軽減でき、かつ対話の満足度を向上させることができる。
本発明の実施形態による対話制御装置を備えた対話システムを示すブロック図。 シナリオ制御部の内部構成を示すブロック図。 店舗スタッフによるハンディ端末の操作から、シナリオデータの選択までの処理の様子を時系列と併せて模式的に表した図。 本実施形態によるシナリオ制御部の処理動作を示すフローチャート。 図4のステップS9の詳細な処理動作を示すフローチャート。 図5Aに続くフローチャート。 図5Aおよび図5Bのフローチャートの処理動作をまとめた図。 来店時の操作端末の画面表示例を示す図。 図7から切り替わる画面表示例を示す図。 ロボットの発話例を示す図。 注文後配膳前の操作端末の画面表示例を示す図。 ロボットの発話例を示す図。 図10から切り替わる画面表示例を示す図。 食事中の操作端末の画面表示例を示す図。 ロボットの発話例を示す図。 シナリオDBを操作端末とは別個に配置した対話システムを示すブロック図。 ロボット内にシナリオ制御部と動作生成部を設けた対話システムのブロック図。
以下、図面を参照して本開示の一実施の形態について説明する。なお、本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。
さらに、本明細書において用いる、形状や幾何学的条件並びにそれらの程度を特定する、例えば、「平行」、「直交」、「同一」等の用語や長さや角度の値等については、厳密な意味に縛られることなく、同様の機能を期待し得る程度の範囲を含めて解釈することとする。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態による対話制御装置10を備えた対話システム1を示すブロック図である。図1の対話システム1は、ロボット2と、対話制御装置10の一例である操作端末3と、ハンディ端末4と、POS(Point of Sales)システムなどの店舗システム5と、を備えている。図1の対話システム1は、例えば、飲食店に来店した顧客(以下、ユーザと呼ぶ)が、ロボット2を操作する操作端末3を用いてロボット2と対話を行うシステムである。
(ロボット2)
図1におけるロボット2は、人間に似た外観と対話機能を有する機器、すなわちヒューマノイドであってもよい。あるいは、ロボット2は、動物や人形などの人間と非類似の外観を有する機器でもよい。また、ロボット2は、表示部35に表示されたり、任意の空間に投射される仮想的な画像ロボットでもよい。
図1のロボット2は、ロボット駆動部21とロボット制御部22とを有する。ロボット2は、商用電源から供給される電力によって駆動されるものでもよいし、電池等のバッテリにより駆動されるものでもよい。
ロボット駆動部21は、ロボット2の発話音声を出力する音声出力部を備えている。ロボット駆動部21を必要に応じて駆動させることにより、ユーザとの対話を行うためにロボット2に発話させることができる。ロボット駆動部21には、ロボット制御部22から、ロボット駆動部21の駆動を制御する駆動制御信号が入力される。ロボット駆動部21は、駆動制御信号に応じて駆動される。なお、ロボット駆動部21は、他に、ロボット2の部位を駆動するアクチュエータや、ロボット2の眼球部を点灯/消灯させる点灯制御部等を有していてもよい。
ロボット制御部22は、指令信号の一例であるロボット制御コマンドを操作端末3から受信する。ロボット制御部22は、受信したロボット制御コマンドに基づいて上述の駆動制御信号を生成し、生成された駆動制御信号をロボット駆動部21へと出力する。すなわち、ロボット2は、ロボット制御コマンドに応じて動作することができる。なお、ロボット2を発話させるためのコマンドには、発話内容を示すデータ(後述するシナリオデータ)が含まれる。
ロボット制御部22は、例えば、アプリケーションプログラムやこれを動作させるオペレーティングシステムなどのソフトウェアが記憶された少なくとも1つのメモリと、メモリに記憶されたソフトウェアを実行するCPU(Central Processing Unit)とを有し、メモリに記憶されたソフトウェアをCPUが実行することにより駆動制御信号を生成してもよい。
(操作端末3)
操作端末3は、ユーザが携帯するものであり、例えば、タッチ機能を備えたタブレット端末である。この他、操作端末3は、スマートフォンや卓上のディスプレイ型の端末などでもよい。図1に示すように、操作端末3は、センサの一例である方位センサ31と動作生成部32とを有する。操作端末3は、内蔵電池から電源供給を受けており、携帯可能とされている。
方位センサ31は、操作端末3の方位を示す方位検出信号を動作生成部32へと出力する。方位センサ31は、検出された操作端末3の方位を示す方位検出信号を動作生成部32へと出力する。動作生成部32は、例えば、方位センサ31からの方位検出信号に基づいて、操作端末3が存在する方向を向くように、ロボット2の姿勢を制御するためのロボット制御コマンドを生成する。
動作生成部32は、方位センサ31の出力に基づいてロボット2の動作を制御するロボット制御コマンドを生成する。動作生成部32は、生成されたロボット制御コマンドを、例えば、Wi−Fiなどの無線通信を介してロボット制御部22へと送信する。ロボット制御部22は、動作生成部32からのロボット制御コマンドを受信し、受信されたロボット制御コマンドに応じた駆動制御信号をロボット駆動部21へと出力することにより、ロボット2の動作の制御を行う。
ロボット2の動作には、音声を用いてユーザと会話を行う対話動作も含まれる。ユーザとロボット2との間での対話を行うための構成として、操作端末3は、上述の動作生成部32に加え、さらに、シナリオDB(データベース)33と、シナリオ制御部34と、表示部35と、タッチパネル等の入力部36と、音声出力部37とを備える。
シナリオDB33には、ユーザとロボット2との間での対話を行うための複数の対話シナリオ情報が蓄積されている。対話シナリオ情報は、複数の対話シナリオを含んでいる。対話シナリオとは、ユーザとロボット2との間でやり取りされる対話のストーリである。飲食店に入店した顧客は、入店してから退店するまでの間に複数の滞在状態を遷移する。そこで、シナリオDB33には、各遷移状態ごとに別個の対話シナリオが蓄積されている。また、ある滞在状態にて実行された対話シナリオの進行中に、顧客が操作端末3で複数の選択肢の中から特定の選択肢を選択した場合には、別の対話シナリオに切り替わる場合もありうる。各対話シナリオは、ロボット2が対話(すなわち、発話)に用いるロボット側シナリオデータと、ユーザが対話(すなわち、操作端末3での選択)に用いるユーザ側シナリオデータとで構成されている。ユーザ側シナリオデータは、各対話シナリオにおけるロボット2の発話に対するユーザ側の選択肢等を集めたデータである。ユーザ側シナリオデータは、対話シナリオの進行に合わせて、操作端末3の表示部35に選択肢等を表示するために用いられる。ユーザは、表示された選択肢の中から特定の選択肢を入力部36にて選択することができる。
そして、ユーザ側シナリオデータに示される対話シナリオの選択肢のそれぞれに、互いに異なる新たな(下位の)ロボット側シナリオデータが対応付けられている。すなわち、対話シナリオデータは、ロボット側シナリオデータとユーザ側シナリオデータが交互にノードとして結合されたツリー構造を有する。ツリー構造のうち、最上位から最下位にわたる所定の一連のノード群は、例えば典型的な対話に用いられる基本シナリオとして管理され、他のノード群は、基本シナリオを補正する補正シナリオとして管理されていてもよい。
例えば、飲食店向けの対話シナリオデータは、飲食店におけるユーザの滞在状態に応じて複数のシナリオ群に区分されていてもよい。滞在状態は、例えば店舗システム5から出力されるステータスデータに基づいて決定される状態である。本実施形態におけるステータスデータは、着席、注文、飲食物提供、食事終了、及び、会計の各行為をしたことを示す情報である。各ステータスデータの間の状態を滞在状態と呼び、対話シナリオデータはこれらの滞在状態ごとに設けられるシナリオ群の中から提供される。
シナリオ制御部34は、店舗システム5から出力されたデータに基づいてシナリオを制御する。図2はシナリオ制御部34の内部構成を示すブロック図である。この図2に示すように、シナリオ制御部34は、受信部341と、滞在状態判断部342と、情報取得部343と、対話制御部345と、再出シナリオ判定部346と、シナリオ補正部347とを有する。また、シナリオ制御部34は、推奨メニュー提供部344を備えていてもよい。
受信部341は、店舗システム5から出力されたステータスデータを含む情報を受信する。ステータスデータは、例えば飲食店の店舗スタッフが携帯する注文用のハンディ端末4にて入力可能である。このステータスデータは、ハンディ端末4から店舗システム5に送信された上で、店舗システム5からシナリオ制御部34の受信部341へと送信される。また、ステータスデータは、店舗システム5を経由せずに、ハンディ端末4から直接受信部341を介して操作端末3へと送信されるようにしてもよい。
ステータスデータの例としては、ユーザが飲食物の注文をしたことを示す注文情報の他、ユーザが入店したことを示す第1状態、ユーザが着席したことを示す第2状態、注文した飲食物がユーザに提供されたことを示す第3状態、ユーザが提供された飲食物の飲食を完了したことを示す第4状態などがある。これには限られず、ステータスデータは、ユーザが離席したことを示す離席状態、ユーザ同士が会話をしている会話状態、又は、ユーザが食後にデザートを注文した状態などを備えていてもよい。このように、ステータスデータは、時間の経過とともに変化するユーザの滞在状態を示す情報である。
滞在状態判断部342は、受信部341が受信した情報のうち、ステータスデータに基づいて、ユーザの滞在状態を判断する。滞在状態判断部342は、例えば受信部341を介してユーザが着席したことを示す第2状態の信号を受信すると、ユーザが着席後、注文前の滞在状態であると判断する。受信部341を介して注文情報を受信すると、滞在状態判断部342は、ユーザが注文後、飲食物の提供待ちの滞在状態であると判断する。上述のステータスデータと同様に、滞在状態も、時間の経過とともに変化するユーザの状態を示す情報である。
なお、ユーザの滞在状態を表すステータスデータを、店舗スタッフが例えばハンディ端末4に入力し、この入力情報を用いて滞在状態判断部342は滞在状態を判断してもよい。この場合、店舗スタッフは、ユーザが着席した、注文した、といった行為をハンディ端末4に入力してもよいし、あるいは、着席している状態、注文して飲食物待機中の状態といった状態を直接入力してもよい。後者の場合、滞在状態判断部342は、受信したステータスデータそのものを滞在状態であると判断する。
情報取得部343は、シナリオDB33から、滞在状態判断部342が判断した滞在状態に応じた対話シナリオ情報を取得する。対話シナリオ情報とは、滞在状態により変化するシナリオ群の情報、又は、当該シナリオ群に含まれる個々のシナリオデータ等のことを言う。シナリオ群が存在せず、複数の対話シナリオのデータで対話シナリオ情報が構成されていてもよい。
シナリオ群とは、ユーザの滞在状態に適したシナリオデータの束であり、滞在状態に合わせた種々のシナリオデータを含む。例えば、ユーザの滞在状態が注文前の状態である場合、シナリオ群には、それぞれの時刻に合わせたメニューを提示するシナリオデータや、大人、子供の人数により対話の内容や、話し方が変化するシナリオデータ、その他様々なシチュエーションに応じたシナリオデータが含まれている。また、同一の滞在状態であっても、操作端末3の操作に応じて選択されうる複数の対話シナリオデータを設けてもよい。
情報取得部343は、ユーザの滞在状態に応じて対話するシナリオデータを取得するようにしてもよいし、情報取得部343がシナリオ群を取得した上で、当該シナリオ群から対話に用いるシナリオデータを選択して出力するようにしてもよい。シナリオ群から対話に用いるシナリオデータを選択するのは、情報取得部343であってもよいし、対話制御部345であってもよい。
必須の構成部ではないが、推奨メニュー提供部344は、メニュー中にお薦めのメニューがある場合に、当該お薦めのメニューに関する推奨メニュー情報を情報取得部343に送信する。情報取得部343は、シナリオDB33から、当該推奨メニューに関する対話シナリオ情報を取得する。
例えば、ユーザが着席後、注文前の滞在状態である場合に、情報取得部343で取得した推奨メニューに関する対話シナリオ情報に基づいて、推奨メニュー提供部344が推奨メニューを出力するようにしてもよい。
別の方法としては、情報取得部343は、対話シナリオ情報を取得する際に、推奨メニュー提供部344に対して推奨メニューの有無を確認する。推奨メニューがある場合には、シナリオDB33から、推奨メニューを推奨するシナリオデータを取得する。そして、取得したシナリオデータは、対話制御部345へと出力される。複数の推奨メニューがある場合には、当該複数の推奨メニューを情報取得部343へと送信してもよいし、第1の推奨メニューに加え、その他の推奨メニューがあるという情報を情報取得部343へと送信してもよい。
対話制御部345は、情報取得部343が取得した対話シナリオ情報に従って、顧客との間で対話シナリオを進行させる制御を行う。対話制御部345は、必要であれば、操作端末3の表示部35へと対話に用いるデータを出力してもよい。対話に用いるデータは、基本的には、ロボット側シナリオデータに応答するために使用するユーザ側シナリオデータの情報である。
対話制御部345は、ユーザの滞在状況に応じて取得した対話シナリオ情報を動作生成部32に供給する。動作生成部32は、対話データを音声化した信号をロボット制御部22へと送信することにより、ロボット2から音声を発生させる。この際、ロボット2の口の部分を開閉させたり、光らせたりする信号を併せてロボット制御部22に送信し、ロボット2の口を開閉させたり、光らせたりさせることもできる。また、音声データは、上記のように操作端末3からロボット制御部22に適宜送信する代わりに、ロボット2内に音声データを格納しておき、各音声データに紐付けられた識別信号を送信することにより、ロボット2に発声させるようにしてもよい。ロボット2から出力される音声は、意味のある言葉を含む発話でもよいし、言葉を含まない擬制音などでもよい。
なお、対話制御部345が出力するデータは、ユーザ側シナリオデータには限られず、ユーザがメニューを選択する際には、飲食物の画像や動画を表示部35へと出力するようにしてもよい。すなわち、対話に用いる言葉、文字に関する情報だけではなく、適宜、画像、動画等、表示に用いることのできるデータを表示部35へと出力するようにしてもよい。
また、これには限られず、必要に応じて操作端末3から音声を出力させたり、操作端末3を振動させたりしてもよく、この場合には、これらの音声データ、振動データ等を出力するようにしてもよい。また、ロボット2が音声を発する場合には、ロボット2が発する音声を文字として表示部35へと併せて出力するようにしてもよい。一方、ユーザは、表示部35に表示されているユーザ側シナリオデータに基づき、表示部35に表示された選択肢の中から、入力部36にて任意の選択を行う。
そして、対話制御部345は、ユーザに選択されたデータに応答するためのロボット側シナリオデータを表示部35、及び、動作生成部32へと出力する。この際、ユーザの選択を、音声出力部37を介して操作端末3から音声情報として出力するようにしてもよい。
表示部35に推奨メニューが表示された後であり、かつ、複数の推奨メニューがある場合、対話制御部345は、入力部36からの別の推奨メニューを提示する旨のユーザの入力に基づいて、異なる推奨メニューの提示を行うように情報取得部343へと信号を出力してもよい。
このように、シナリオ制御部34は、店舗スタッフがハンディ端末4へ入力したユーザの滞在状態に基づいて、シナリオDB33に格納されている各種のシナリオデータから適したものを取得し、動作生成部32、表示部35へと出力する。さらに、シナリオ制御部34は、入力部36から入力された対話シナリオ選択信号に応じて、対話シナリオ選択信号で選択された対話シナリオに応答する新たなロボット側シナリオデータをシナリオDB33から読み出す。
そして、シナリオ制御部34は、読み出された新たなロボット側シナリオデータを、発話のために動作生成部32へと出力する。この処理を繰り返すことにより、ユーザとロボット2との間の対話を行うことが可能となる。
シナリオ制御部34内の再出シナリオ判定部346は、進行させるべき対話シナリオが、ユーザが飲食店に滞在中に実行済の対話シナリオと同じ内容の再出シナリオであるか否かを判定する。例えば、ユーザとロボット2とがメニュー選択に関する対話を行う場合、操作端末3上でのユーザの選択によっては、同じ対話シナリオが繰り返し実行される場合がありうる。この場合、ユーザはその対話シナリオの進行に合わせて、同様の対話を繰り返さなければならず、退屈であり、対話感も損なわれるおそれがある。そこで、再出シナリオ判定部346は、これから進行される予定の対話シナリオが、すでに実行済の再出シナリオであるか否かを判定する。
シナリオ制御部34内のシナリオ補正部347は、再出シナリオ判定部346にて再出シナリオでないと判定されると、進行させるべき対話シナリオを進行させ、再出シナリオであると判定されると、再出シナリオを補正する。上述したように、再出シナリオの進行をそのまま開始すると、ユーザを飽きさせてしまうおそれがあるため、再出シナリオを補正した上で、その進行を開始させる。後述するように、再出シナリオの補正は、ユーザの飲食店内での滞在状態に応じて行うのが望ましい。
シナリオ補正部347は、再出シナリオの進行開始前に発話される発話内容をユーザの滞在状態に応じて変更してもよい。すなわち、再出シナリオを始める前に、ユーザの滞在状態に応じた発話をロボット2に行わせてもよい。これにより、再出シナリオがこれから始まることをユーザに事前に報知できる。
また、シナリオ補正部347は、ユーザの滞在状態に応じて、再出シナリオの内容の少なくとも一部を変更してもよい。滞在状態によって、再出シナリオをそのまま進行させた場合や、要約して短くした場合などがありうるため、シナリオ補正部347は、ユーザの滞在状態に応じて、再出シナリオの内容の少なくとも一部を変更することで、ユーザとの対話を継続させながら、ユーザの退屈感を軽減できる。
より具体的には、シナリオ補正部347は、ユーザが飲食物の注文を終える以前に再出シナリオの進行を開始する場合、再出シナリオの進行を開始する前に再出シナリオの進行開始を報知する発話をロボット2に行わせてもよい。
また、シナリオ補正部347は、ユーザが注文を終えて注文品が届くのを待っている状態のときに、再出シナリオの進行を開始する場合、再出シナリオの進行を開始するか否かをユーザに問い合わせる発話をロボット2に行わせ、その後に顧客から再出シナリオの進行開始の指示があった場合に、再出シナリオの進行を開始してもよい。
また、シナリオ補正部347は、ユーザが食事を行っている最中に、再出シナリオの進行を開始する場合、再出シナリオを要約した要約シナリオの進行を開始してもよい。
以上の構成により、対話シナリオデータを用いてユーザとロボット2との間での対話を行うことができる。
(滞在状態)
図3は、店舗スタッフによるハンディ端末4の操作から、シナリオデータの選択までの処理の様子を時系列と併せて模式的に表した図である。この図3において、実線の矢印は、データ及び信号の入出力、破線の矢印は、時間の経過を表す。上述した説明、及び、この図3に示されているように、シナリオデータ選択までの処理は、店舗システム5と、シナリオDB33と、シナリオ制御部34により実行される。
この図3を用いてステータスデータと、シナリオ群の推移について説明する。まず、店舗スタッフの操作によりハンディ端末4に、ユーザが入店したというステータスデータ(第1情報)、又は、ユーザが着席したというステータスデータ(第2情報)が入力される。店舗システム5を介して、ステータスデータがシナリオ制御部34へと送信されると、滞在状態判断部342は、現在のユーザの滞在状態が、ユーザが飲食店に入店、又は、着席してから注文をするまでの状態である滞在状態P1であると判断する。そして、情報取得部343は、この滞在状態P1に応じたシナリオ群1に属するシナリオデータをシナリオDB33から取得し、ユーザとの対話を行う。店舗スタッフがステータスデータを打ち込む際に、ハンディ端末4は、例えばユーザの着席しているテーブル番号等をキーとして送信するようにしてもよい。このようにすることにより、ハンディ端末4から打ち込んだステータスデータと、ユーザとを紐付けることもできる。
次に、時間が経過し、店舗スタッフが、ハンディ端末4を介してユーザの注文を店舗システム5へと送信、すなわち注文したというステータスデータを送信する。すると、滞在状態判断部342は、ユーザの滞在状態が注文前の滞在状態P1から、ユーザが注文した飲食物が提供されるのを待っている状態、すなわち、注文をして飲食物の提供を待機している滞在状態P2へと移行したと判断する。そして、情報取得部343は、この滞在状態P2に応じたシナリオ群2に属するシナリオデータをシナリオDB33から取得し、ユーザとの対話を行う。
同様に、ユーザに飲食物を提供したことを示すステータスデータがハンディ端末4から店舗システム5に送信されると、滞在状態判断部342は、ユーザが飲食物の飲食を完了するまでの状態、すなわち、飲食中である滞在状態P3に移行したと判断する。そして、情報取得部343は、シナリオ群3に属するシナリオデータを取得して対話を行う。その後、ユーザの飲食が終了したことを示すステータスデータがハンディ端末4から店舗システム5に送信されると、滞在状態判断部342は、ユーザが飲食を完了してから退店するまでの状態である滞在状態P4に移行したと判断する。そして、情報取得部343は、シナリオ群4に属するシナリオデータを取得して、対話を行う。このように、時間の経過にしたがい、店舗スタッフがユーザのステータスデータを適宜入力することにより、滞在状態が変化し、それに応じたシナリオデータを用いた対話が行われる。
滞在状態の種類は、上記したものには限られない。滞在状態として、例えば、デザートを注文した場合においては、デザートが提供されるのを待っている待機状態、注文したデザートが提供された後には、デザートを飲食中である状態であるといった滞在状態を含んでもいてもよい。シナリオ群も上記に限定されるものではなく、デザート待機状態に応じたシナリオ群、デザート飲食中状態に応じたシナリオ群等を含んでいてもよい。別の例として、追加の注文を受けた場合には、滞在状態P2へと戻るようにしてもよい。
なお、ステータスデータの入力は、ハンディ端末4を介して入力されるものには限られない。例えば、ユーザが会計をして退店をする場合、会計をする際のPOS端末(店舗システム5)から会計をした旨のステータスデータが、操作端末3へと送信されるようにしてもよい。また、会計をした旨のステータスデータを受信した操作端末3は、滞在状態を初期状態へと戻すようにしてもよい。
図4は本実施形態によるシナリオ制御部34の処理動作を示すフローチャートである。このフローチャートは、ユーザが操作端末3上でロボット2との対話を指示することに開始される。ユーザがロボット2と対話を行っている最中は、図4の処理が繰り返し行われる。
まず、滞在状態判断部342にて、ユーザの滞在状態を判断する(ステップS1)。例えば、図3に示すように、ユーザが飲食店に入店してから注文を終えるまでの状態P1か、注文を終えてから飲食物の提供を受けるまでの状態P2か、飲食中の状態P3か、飲食を終えてから会計を済ませるまでの状態P4かを判断する。
次に、情報取得部343は、顧客の滞在状態に応じたシナリオ群を取得する(ステップS2)。例えば、図3に示すように、滞在状態P1〜P4のいずれかに応じて、シナリオ群1〜4のいずれかを取得する。
次に、ユーザが操作端末3で選択した内容を、入力部36を介して取得する(ステップS3)。次に、情報取得部343は、ステップS2で取得したシナリオ群の中から、ステップS3で取得した顧客の選択内容に応じた対話シナリオ情報を取得する(ステップS4)。一つのシナリオ群の中には、複数の対話シナリオ情報が含まれており、ユーザが操作端末3で選択した内容に応じて、いずれか一つの対話シナリオ情報が情報取得部343にて取得される。
次に、対話制御部345は、ステップS4で取得した対話シナリオ情報に基づいて、対話シナリオの進行を開始する(ステップS5)。対話シナリオの進行にあたっては、ユーザ側は操作端末3上のボタン選択やスワイプなどの操作を行い、ロボット2側は発話で応じることで、ユーザとロボット2との間で対話を行う。
ユーザによる操作端末3上の操作によっては、対話シナリオが変更になる場合がある。そこで、対話制御部345は、ユーザが操作端末3にて何らかの操作を行うと、対話シナリオが変更になったか否かを判定し(ステップS6)、対話シナリオが変更になった場合には、再出シナリオ判定部346にて、変更後の対話シナリオは再出シナリオか否かを判定する(ステップS7)。
再出シナリオであると判定されると、滞在状態判断部342にて再び顧客の滞在状態を判断し(ステップS8)、顧客の滞在状態に応じて、シナリオ補正部347は再出シナリオを補正する(ステップS9)。再出シナリオの補正手法は後述する。再出シナリオの補正を行うことで、ユーザに飽きさせたり、退屈感を覚えさせたりするおそれを防止できる。
次に、対話制御部345は、補正後の再出シナリオの進行を開始する(ステップS10)。一方、ステップS7で再出シナリオでないと判定されると、変更後の対話シナリオの進行を開始する(ステップS11)。
また、ステップS6で対話シナリオを変更しなかったと判定された場合は、そのまま対話シナリオの進行を継続する(ステップS12)。
図5Aおよび図5Bは図4のステップS9の詳細な処理動作を示すフローチャートである。また、図6は図5Aおよび図5Bのフローチャートの処理動作をまとめた図である。
図5Aおよび図5Bのフローチャートはシナリオ補正部347が行うものである。まず、ユーザが注文前の状態であるか否かを判定する(ステップS21)。注文前の状態であれば、補正モードM1の処理を行う(ステップS22〜S24)。補正モードM1では、まず注文前の発話表現を取得する(ステップS22)。注文前の発話表現は、例えば、「さっき話したけど、もう一度言うね」、等である。このような各滞在状態の発話表現を格納した発話表現格納部を設けて、シナリオ補正部347は、ユーザの滞在状態に応じた発話表現を発話表現格納部から取得してもよい。発話表現格納部は、操作端末3の内部にあってもよいし、クラウド環境やサーバなどに発話表現格納部を設けておき、シナリオ補正部347は、通信回線を介して、ユーザの滞在状態に応じた発話表現を取得してもよい。
次に、取得した発話表現をロボット2に発話させる(ステップS23)。再出シナリオの進行を開始する前に、再出シナリオが始まることをロボット2に発話させることで、すでに実行された対話シナリオが繰り返されることをユーザに事前に知らせて、ユーザの退屈感を軽減することができる。次に、対話制御部345に対して、再出シナリオの進行開始を指示する(ステップS24)。
このように、ユーザの注文前には、再出シナリオをそのまま進行させる。これは、実行済の対話シナリオであっても、ユーザが注文を行っていない状況では、ユーザにメニューの説明等を詳しく行った方がよく、またユーザも詳細な説明を求めていることが少なくないことから、再出シナリオを変更することなく、再び実行する。ただし、実行済であることを事前にユーザに報知するべく、上述した発話表現をロボット2に発話させて、ユーザの退屈感を軽減する。
ステップS21で注文前でないと判定されると、注文後の飲食物提供前、すなわち注文品の配膳前であるか否かを判定する(ステップS25)。注文後配膳前であると判定されると、補正モードM2の処理を行う(ステップS26〜S30)。補正モードM2では、まず、上述した発話表現格納部から、注文後配膳前の発話表現を取得して(ステップS26)、ロボット2に発話させる(ステップS27)。この場合の発話表現は、例えば、「さっき話したけど、もう一度聞きたい?」等である。これに対して、ユーザが操作端末3にて、「聞きたい」または「やっぱりやめる」のいずれかのボタンを選択すると、そのボタン選択内容に応じて、再出シナリオの進行を開始するか否かを判断する(ステップS28)。より具体的には、ユーザが「聞きたい」を選択すると、対話制御部345に対して再出シナリオの進行開始を指示する(ステップS29)。一方、ユーザが「やっぱりやめる」を選択すると、再出シナリオの進行を停止する(ステップS30)。この場合、図4のステップS12に進んで、元の対話シナリオの進行を継続することになる。
このように、注文後配膳前に再出シナリオが現れた場合、再出シナリオを進行させるか否かをユーザに問い合わせるようにした理由は、すでに注文が終わった状態であり、無条件で再出シナリオを再実行することが必ずしもユーザのためになるとは考えられないことから、ユーザの意思に委ねるものである。
ステップ25で注文後配膳前でないと判定されると、ユーザが食事中であるか否かを判定する(ステップS31)。食事中であると判定されると、補正モードM3の処理を行う(ステップS32〜S35)。補正モードM3では、まず、上述した発話表現格納部から、食事中の発話表現を取得する(ステップS32)。この場合の発話表現は、例えば、「さっき話したから、簡単に言うね」等である。次に、取得した発話表現をロボット2に発話させる(ステップS33)。次に、再出シナリオの要約処理を行う(ステップS34)。この要約処理では、例えば再出シナリオのストーリーを簡略化する処理を行う。より具体的には、再出シナリオに含まれる少なくとも一部の発話表現を短縮させる等の処理を行う。次に、要約した再出シナリオの進行開始を指示する(ステップS35)。
このように、食事中に再出シナリオが現れた場合に、再出シナリオの要約処理を行う理由は、食事中はできるだけ食事を楽しんでもらいたいためであり、再出シナリオの再実行期間を短縮する。
ステップS30で食事中でないと判定されると、食事終了後の状態であると判断し、上述した発話表現格納部から、食事後の発話表現を取得する(ステップS36)。この場合の発話表現は、例えば、「さっき話したけど、もう一度聞きたい?」等である。このように、食事終了後は、注文後配膳前と基本的に同じ処理を行う(ステップS36〜S40)。
図5A、図5Bおよび図6の例では、再出シナリオの補正として4つの補正モードM1〜M4が設けられ、補正モードM1は注文前、補正モードM2は注文後配膳前、補正モードM3は食事中、補正モードM4は食事後に対応づけられているが、補正モードの数は必ずしも4つに限定されない。
なお、図5A、図5Bおよび図6では、補正モードM2とM4の補正内容を同じにしているが、互いに相違させてもよい。例えば、補正モードM4は、食事終了後に行われるため、ユーザの早期の会計処理を促すために、再出シナリオの要約処理を行ってもよい。
次に、操作端末3を操作するユーザとロボット2との対話の具体例について説明する。飲食店に来店したユーザが着席すると、操作端末3には例えば図7のような画面が表示される。この画面は、ユーザにメニューを説明するためのものである。図7の例では、メインの料理を選択するボタンB1と、サイドメニューを選択するためのボタンB2と、デザートを選択するためのボタンB3とが同一画面に表示されている。ここで、ユーザがボタンB1をタッチして選択したとすると、図8のような画面に切り替わる。この画面には、本日のおすすめメニューが写真やイラストとともに表示され、かつ、他のおすすめメニューを選択するボタンB4、B5も表示される。画面の下部には、「このメニューを選択する」ボタンB4と、直前の画面に戻るボタンB5と、メイン料理の選択を停止するボタンB6と、選択済のメニューを見るボタンB7と、他のメニューを見るボタンB8などが表示される。
なお、図7や図8は操作端末3上の画面の具体例であり、画面の表示形態は任意に変更して構わない。
ユーザが図7のメイン料理のボタンB1を選択すると、対応する対話シナリオ情報が情報取得部343にて取得される。対話制御部345は、取得された対話シナリオ情報に含まれる対話シナリオを進行させていく。より具体的には、ユーザが図8の画面から任意のボタンを選択すると、ロボット2はユーザの選択内容に応じた発話を行う。
このようにして、対話シナリオに従って、ユーザとロボット2は対話を継続していくが、ユーザの選択内容によっては、同じ対話シナリオが繰り返されることがある。この場合、上述した図4と図5の処理に従って、再出シナリオを再実行前に、ロボット2は例えば図9のような発話を行う。図9は、注文前の例を示しており、図6の補正モードM1の一例である。予め定めた発話表現で発話を行った後に、同じ対話シナリオを繰り返す。図9の例では、「このメニューは新鮮な野菜と和牛を使っているから、とってもおいしいし、栄養満点だよ!」という以前と同じ発話を繰り返す例を示している。
図10は注文後配膳前の操作端末3の画面表示例を示す図である。図10は、「クイズしよう!」のボタンB11と、「お話しよう」のボタンB12と、「やっぱりいいや」のボタンB13とを画面に表示する例を示している。この中で、ユーザがボタンB11を選択した場合、クイズに関する対話シナリオが実行されることになるが、仮に、この対話シナリオが以前に実行済であった場合には、ロボット2は、図11に示すように、「さっき話したけど、もう一度聞きたい?」等の発話表現の発話を行う。また、操作端末3の画面が図12のような画面に切り替わる。図12は、「聞きたい」のボタンB14と、「やっぱりいいや」のボタンB15とを画面に表示する例を示している。ここで、ユーザがボタンB14を選択すると、図11に示すように、ロボット2は、以前と同じ内容の再出シナリオの実行を開始し、以前と同じクイズの問題を発話する。
図13は食事中の操作端末3の画面表示例を示す図である。図13は、図10と同じ例を示している。なお、食事中と注文後配膳前の画面は、必ずしも同じとは限らない。
図13の画面で、ユーザがボタンB11を選択すると、クイズに関する対話シナリオがすでに実行済であれば、図14に示すように、ロボット2は「さっき話したから、簡単に言うね」と発話し、クイズの問題を要約して発話する。
図1は操作端末3内にシナリオDB33を設ける例を示したが、図15に示すように、シナリオDB33を操作端末3とは別個に配置してもよい。例えば、操作端末3は、ネットワーク6を介してシナリオDB33にアクセスして、必要な対話シナリオ情報を取得してもよい。シナリオDB33は、ネットワーク6に接続された環境に配置されていればよく、例えば特定のサーバに格納してもよいし、クラウド環境の不特定のサーバに格納してもよい。
図1では、シナリオ制御部34と動作生成部32を操作端末3内に設ける例を説明したが、シナリオ制御部34と動作生成部32をロボット2内に設けてもよい。図16はロボット2内にシナリオ制御部34と動作生成部32を設けた対話システム1のブロック図である。この場合、対話制御装置10がロボット2内に設けられることになり、ロボット2のハードウェア性能を図1のロボット2よりも高くする必要がある。図16の場合、操作端末3は、ユーザによる操作指示機能と表示機能だけを持てばよいため、操作端末3の内部構成を簡略化できる。
また、図16に示すように、ロボット2内に音声認識部23を設けてもよい。音声認識部23を設けることで、ロボット2はユーザの発話内容を分析して解釈できるようになり、ユーザが操作端末3を操作しなくても、ユーザとロボット2との間で対話を行えるようになる。
図16では、シナリオDB33をロボット2の内部に設けているが、シナリオDB33は、操作端末3の内部に設けてもよいし、図15に示すように、操作端末3とロボット2の外部にシナリオDB33を設けて、ネットワーク6を介してアクセスしてもよい。
このように、本実施形態では、ユーザがロボット2との間で、以前に実行済の対話シナリオと同じ内容の再出シナリオを実行する場合に、その再出シナリオを補正した上で実行するため、ユーザに飽きさせなくて済み、退屈感を軽減でき、かつ対話の満足度を向上させることができる。再出シナリオを補正する際には、ユーザの飲食店内での滞在状態に基づいて補正の手法を変えるため、ユーザの滞在状態を考慮に入れた適切な補正処理を行うことができ、ユーザとの対話感を損なうことなく、ユーザの退屈感を軽減できる。
上述した実施形態では、飲食店に来店した顧客とロボット2との対話を行う例を示したが、飲食店以外の任意の場所において、任意の目的でユーザがロボット2と対話を行う場合にも適用可能である。
上述した実施形態で説明した対話制御装置10および対話システム1の少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、対話制御装置10および対話システム1の少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
また、対話制御装置10および対話システム1の少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではなく、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
1 対話システム、2 ロボット、3 操作端末、4 ハンディ端末、5 店舗システム、10 対話制御装置、21 ロボット駆動部、22 ロボット制御部、31 方位センサ、32 動作生成部、33 シナリオDB、34 シナリオ制御部、341 受信部、342 滞在状態判断部、343 情報取得部、344 推奨メニュー提供部、345 対話制御部、346 再出シナリオ判定部、347 シナリオ補正部

Claims (11)

  1. 飲食店に来店した顧客と対話するための対話シナリオ情報を取得する情報取得部と、
    前記対話シナリオ情報に従って、前記顧客との間で対話シナリオを進行させる制御を行う対話制御部と、
    進行させるべき対話シナリオが、前記顧客が前記飲食店に滞在中に実行済の対話シナリオと同じ内容の再出シナリオであるか否かを判定する再出シナリオ判定部と、
    前記再出シナリオでないと判定されると、前記進行させるべき対話シナリオを進行させ、前記再出シナリオであると判定されると、前記再出シナリオを補正するシナリオ補正部と、を備える、対話制御装置。
  2. 前記顧客の前記飲食店内での滞在状態を判断する滞在状態判断部を備え、
    前記シナリオ補正部は、前記顧客の前記滞在状態を考慮に入れて前記再出シナリオを補正する、請求項1に記載の対話制御装置。
  3. 前記シナリオ補正部は、前記再出シナリオの進行開始前に発話される発話内容を前記顧客の前記滞在状態に応じて変更する、請求項2に記載の対話制御装置。
  4. 前記シナリオ補正部は、前記顧客の前記滞在状態に応じて前記再出シナリオの内容の少なくとも一部を変更する、請求項2または3に記載の対話制御装置。
  5. 前記滞在状態判断部にて判断される前記顧客の滞在状態は、
    前記顧客が前記飲食店に入店または着席してから飲食物を注文するまでの状態と、
    前記顧客が注文した飲食物が提供されるのを待っている状態と、
    前記顧客が飲食物の飲食を完了するまでの状態と、
    前記顧客が飲食物の飲食を完了してから退店するまでの状態と、のうち少なくとも1つの状態を含む、請求項2乃至4のいずれか一項に記載の対話制御装置。
  6. 前記シナリオ補正部は、前記顧客が飲食物の注文を終える以前に前記再出シナリオの進行を開始する場合、前記再出シナリオの進行を開始する前に前記再出シナリオの進行開始を報知する発話を行う、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の対話制御装置。
  7. 前記シナリオ補正部は、前記顧客が注文を終えて注文品が届くのを待っている状態のときに、前記再出シナリオの進行を開始する場合、前記再出シナリオの進行を開始するか否かを前記顧客に問い合わせる発話を行い、その後に前記顧客から前記再出シナリオの進行開始の指示があった場合に、前記再出シナリオの進行を開始する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の対話制御装置。
  8. 前記シナリオ補正部は、前記顧客が食事を行っている最中に、前記再出シナリオの進行を開始する場合、前記再出シナリオを要約した要約シナリオの進行を開始する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の対話制御装置。
  9. 前記対話制御部は、前記対話シナリオ情報に従って、前記顧客と対話するために指令信号に応じた動作を行うロボットと前記顧客との間で対話シナリオを進行させる、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の対話制御装置。
  10. 飲食店に来店した顧客と対話するために指令信号に応じた動作を行うロボットと、
    前記ロボットを操作する前記指令信号を生成する操作端末と、
    前記顧客と対話するための対話シナリオ情報を取得する情報取得部と、
    前記対話シナリオ情報に従って、前記顧客との間で対話シナリオを進行させる制御を行う対話制御部と、
    進行させるべき対話シナリオが、以前に実行済の対話シナリオの繰り返しである再出シナリオであるか否かを判定する再出シナリオ判定部と、
    前記再出シナリオでないと判定されると、前記進行させるべき対話シナリオを進行させ、前記再出シナリオであると判定されると、前記再出シナリオを補正するシナリオ補正部と、を備える、対話システム。
  11. 前記操作端末は、前記情報取得部、前記対話制御部、前記再出シナリオ判定部および前記シナリオ補正部を有する、請求項10に記載の対話システム。
JP2017060044A 2017-03-24 2017-03-24 対話制御装置および対話システム Pending JP2018161715A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017060044A JP2018161715A (ja) 2017-03-24 2017-03-24 対話制御装置および対話システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017060044A JP2018161715A (ja) 2017-03-24 2017-03-24 対話制御装置および対話システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018161715A true JP2018161715A (ja) 2018-10-18

Family

ID=63860713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017060044A Pending JP2018161715A (ja) 2017-03-24 2017-03-24 対話制御装置および対話システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018161715A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6448971B2 (ja) 対話装置
US11024294B2 (en) System and method for dialogue management
US11003860B2 (en) System and method for learning preferences in dialogue personalization
JP2019521449A (ja) 永続的コンパニオンデバイス構成及び配備プラットフォーム
EP3732677A1 (en) System and method for artificial intelligence driven automated companion
KR20240046647A (ko) 상호작용 애니메이션 캐릭터 헤드 시스템 및 방법
WO2005014242A1 (ja) コミュニケーションロボット用制御システム
EP2699015A1 (en) Television device and method for displaying virtual on-screen interactive moderator
JP4622384B2 (ja) ロボット、ロボット制御装置、ロボットの制御方法およびロボットの制御用プログラム
WO2018174289A1 (ja) 対話制御システム、及び、ロボット制御システム
JP2017117184A (ja) ロボット、質問提示方法、及びプログラム
JP6952453B2 (ja) 接客システム及び接客方法
JP2019053650A (ja) 自走式装置
WO2018174287A1 (ja) 店舗管理システム
JP6149230B2 (ja) 脳機能障害者生活支援装置
JP2018161715A (ja) 対話制御装置および対話システム
JP6972526B2 (ja) コンテンツ提供装置、コンテンツ提供方法、及びプログラム
US20210354307A1 (en) Action robot content selling service operating device and operating method thereof
WO2018174290A1 (ja) 対話制御装置およびロボット制御システム
JPWO2020202354A1 (ja) コミュニケーションロボットおよびその制御方法、情報処理サーバならびに情報処理方法
JP2018161710A (ja) 対話制御装置及びロボット制御システム
JP2018161707A (ja) ロボット制御システムおよびロボット制御装置
WO2018174285A1 (ja) 対話制御装置及び対話システム
JP2018161709A (ja) 対話制御システムおよび対話制御装置
JP2018161706A (ja) ロボット制御システムおよびロボット制御装置