JP2018086695A - 切込方法及び切込装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このハーフカット加工は、レーザー照射あるいはロール刃による加工(特許文献1等参照)で行われている。
切込量が浅いと開封性がスポイルされ、逆に切込量が深いとパウチ容器の製造時や充填後の輸送時等に破損する虞が生じるため、精度良く切込量を設定し、安定した切込量で加工する必要がある。
ところが、ロール刃を用いる場合は、フィルムに対する切込量の調整が難しく、レーザー照射の場合は、加工に必要な電力が多く、大がかりな設備が必要となるという問題があった。
切込量を精度よく設定するため、断面が矩形状又は台形状の基部と、基部上に突設された刃先部とからなる切込刃を有する切込加工装置(特許文献2等参照)が公知である。
また、加工ロールと支持ロールを両端部で接触させて押圧する構造であるため、加工ロール、支持ロールの撓みの影響によって軸方向の両端部と中央部で基部によるフィルムに対する押圧力が異なってしまう。
切り込まれる部分のフィルムの厚みは加工ロールに押圧されてわずかに薄くなるが、押圧力が変動するとフィルムの厚みも変動し、刃先部の突出量を正確に設定しても、切込量が一定にならないという問題があった。
また、本発明に係る切込装置は、走行するフィルムを支持する支持手段と、支持手段側に突出した切込刃を備えた加工ロールと、前記加工ロールを支持手段側に押圧する加工ロール支持手段とを備えた切込装置であって、前記加工ロールが、フィルムに当接することによって支持手段側への移動端を規定する当接円周部を有し、前記切込刃が、前記当接円周部から外周側に突出して設けられ、前記加工ロールが、走行するフィルムの幅方向に設けられ、前記加工ロール支持手段が、前記加工ロールに対応して設けられ、支持手段側への押圧力を調整する押圧力調整機構を備えていることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項2に記載の構成によれば、走行するフィルムの幅方向に加工ロールが複数設けられ、複数の加工ロールの押圧力を、それぞれ独立して調整することにより、複数の切込みを同時に行う場合であっても、それぞれの切込量を一定に保持可能となる。
本請求項3に記載の構成によれば、加工ロールに対応して加工ロール支持手段が設けられ、前記加工ロール支持手段が幅方向固定手段に支持され、走行するフィルムの幅方向の任意の位置に固定することにより、切り込み位置の異なる仕様のフィルムに対して、加工ロール支持手段の位置を変更するだけで対応でき、加工ロールを取り替えることなく容易に調整することが可能となる。
本請求項5に記載の構成によれば、加工ロールが複数設けられ、加工ロール支持手段が、前記複数の加工ロールに対応して独立して複数設けられていることにより、複数の加工ロールの押圧力を、それぞれ独立して調整することにより、複数の切込みを同時に行う場合であっても、複数の加工ロールによる切込量をそれぞれ任意にかつ一定に保持可能となる。
本請求項6に記載の構成によれば、加工ロール支持手段は、幅方向固定手段に支持され、走行するフィルムの幅方向の任意の位置に固定可能に構成されていることにより、切り込み位置の異なる仕様のフィルムに対して、加工ロール支持手段の位置を変更するだけで対応でき、加工ロールを取り替えることなく容易に調整することが可能となる。
加工ロール111は、図3、4に示すように、フィルムFに当接することによって支持ロール101側への移動端を規定する当接円周部112を有し、切込刃113が当接円周部112から外周側に突出して設けられている。
加工ロール111は、走行するフィルムFの幅方向に複数(本実施形態では3つ)設けられ、加工ロール支持手段110が各加工ロール111に対応して独立して設けられている。
加工ロール支持手段110は、加工ロール111を回転可能に、かつ、支持ロール101方向に往復動可能に支持しており、押圧力調整機構114によって加工ロール111を支持ロール101方向に所定の押圧力で押圧可能に構成されている。
また、加工ロール支持手段110は、フィルムFに必要とされる切込加工の切り込み深さや切り込み形状に応じて、加工ロール111を交換可能に構成されている。
加工ロール111は、揺動ベース部材121に加工ロール軸受123を介して回転可能に設けられている。
揺動ベース部材121は、調節ネジ116、調節ベース部材118、押圧バネ115を備えた押圧力調整機構114によって支持ロール101方向に所定の押圧力で押圧されるように構成されている。
押圧力の調節は、図6、図7に示すように、調節ネジ116の端部に設けられた調節ネジつまみ119を回転させることで調節ベース部材118を上下に移動させ、押圧バネ115の圧縮量を変更することで行われる。
また、本実施形態では支持ロール101がフィルムFの支持手段であるが、フィルムFが摺動走行する平面状の支持手段であってもよい。
また、本実施形態では3つの加工ロール支持手段110を有したものを図示したが、加工ロール支持手段110の数はいくつであってもよく、各加工ロール111にそれぞれ適正に押圧力を付与できる構成であれば、1つの加工ロール支持手段110に複数の加工ロール111を支持させてもよい。
101 ・・・ 支持ロール(フィルム支持手段)
110 ・・・ 加工ロール支持手段
111 ・・・ 加工ロール
112 ・・・ 当接円周部
113 ・・・ 切込刃
114 ・・・ 押圧力調整機構
115 ・・・ 押圧バネ
116 ・・・ 調節ネジ
117 ・・・ 固定レバー
118 ・・・ 調節ベース部材
119 ・・・ 調節ネジつまみ
120 ・・・ 幅方向固定枠(幅方向固定手段)
121 ・・・ 揺動ベース部材
122 ・・・ 揺動軸
123 ・・・ 加工ロール軸受
124 ・・・ 固定ベース部材
125 ・・・ 固定枠部
F ・・・ フィルム
Claims (6)
- フィルム支持手段上を走行するフィルムに、切込刃を備えた加工ロールを押圧することでフィルムに切り込みを入れる切込方法であって、
前記加工ロールが、フィルムの表面に当接する当接円周部を有し、
前記切込刃が、前記当接円周部から外周側に突出して設けられ、
前記加工ロールを支持手段上を走行するフィルムに押圧する際に、前記加工ロールの支持手段側への移動端が、前記当接円周部のフィルムへの当接によってのみ規定されることを特徴とする切込方法。 - 走行するフィルムの幅方向に前記加工ロールが複数設けられ、
前記複数の加工ロールの押圧力を、それぞれ独立して調整することを特徴とする請求項1に記載の切込方法。 - 前記加工ロール支持手段が幅方向固定手段に支持され、走行するフィルムの幅方向の任意の位置に固定することを特徴とする請求項1または2に記載の切込方法。
- 走行するフィルムを支持する支持手段と、支持手段側に突出した切込刃を備えた加工ロールと、前記加工ロールを支持手段側に押圧する加工ロール支持手段とを備えた切込装置であって、
前記加工ロールが、フィルムに当接することによって支持手段側への移動端を規定する当接円周部を有し、
前記切込刃が、前記当接円周部から外周側に突出して設けられ、
前記加工ロールが、走行するフィルムの幅方向に設けられ、
前記加工ロール支持手段が、前記加工ロールに対応して設けられ、支持手段側への押圧力を調整する押圧力調整機構を備えていることを特徴とする切込装置。 - 前記加工ロールが複数設けられ、前記加工ロール支持手段が、前記複数の加工ロールに対応して独立して複数設けられていることを特徴とする請求項4に記載の切込装置。
- 前記加工ロール支持手段は、幅方向固定手段に支持され、走行するフィルムの幅方向の任意の位置に固定可能に構成されていることを特徴とする請求項4または5に記載の切込装置。
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