以下、本明細書中で単独または組み合わせで使用する用語について説明する。特に記載しない限り、各置換基の説明は各位置に共通とする。また、いずれかの可変置換基(たとえばRjなど)が任意の対応する構成要素(たとえばRf、Riなど)に存在する場合、その可変置換基の定義は各構成要素について独立である。置換基および可変置換基の組み合わせは、その組み合わせによって化学的に安定な化合物が得られる場合にのみ可能である。置換基自体が2個以上の基で置換されている場合、安定な構造が形成される限り、これらの複数の基は同一の炭素上に存在してもよいし異なる炭素上に存在してもよい。
本発明において、「5員〜10員のヘテロアリール基」は、芳香族性を有する5員〜10員の単環式または二環式の複素環基を意味する。ここで、この複素環基は、酸素、硫黄、および窒素から選択される1個〜5個のヘテロ原子を有する。二環式の芳香族複素環基の場合、一方の環が芳香族環または芳香族複素環であれば、もう一方の環は非芳香族環であってもよい。このような芳香族複素環基では、所定の数の構成元素を有する環が形成でき化学的に安定に存在できる限り、各ヘテロ原子の数とその組み合わせは特に限定されない。このような「5員〜10員のヘテロアリール基」としては、たとえば、ピリジル基、ピラジル基、ピリミジル基、ピリダジニル基、フリル基、チエニル基、ピロール基、ピラゾリル基、1,3−ジオキサインダニル基、イソオキサゾリル基、イソチアゾリル基、ベンゾフラニル基、イソベンゾフリル基、ベンゾチエニル基、インドリル基、イソインドリル基、クロマニル基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾイミダゾリル基、ベンゾオキサゾリル基、ピラニル基、イミダゾリル基、オキサゾリル基、チアゾリル基、トリアジニル基、トリアゾリル基、フラザニル基、チアジアゾリル、ジヒドロベンゾフリル基、ジヒドロイソベンゾフリル基、ジヒドロキノリル基、ジヒドロイソキノリル基、ジヒドロベンゾオキサゾリル基、ジヒドロプテリジニル基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾイソオキサゾリル基、ベンゾジオキサゾリル基、キノリル基、イソキノリル基、ベンゾトリアゾリル基、プテリジニル基、プリニル基、キノキサリニル基、キナゾリニル基、シンノリニル基、テトラゾリル基などを挙げることができる。
本発明において、「3員〜8員のヘテロシクロアルキル基」は、3員〜8員の脂肪族複素環基であり、飽和していてもよいし部分的に不飽和であってもよい。ここで、この環は、酸素、硫黄、および窒素から選択される、1個〜4個のヘテロ原子を含む。たとえば、ピペリジル基、テトラヒドロフラニル基、テトラヒドロピラニル基、テトラヒドロチエニル基、モルホリル基などを挙げることができる。
本発明において、「スピロヘテロアルキル基」は、1個〜4個の炭素原子が酸素、硫黄、および窒素から選択される1個〜4個のヘテロ原子で置き換えられたスピロアルキル基を意味する。「C6〜C9スピロヘテロアルキル基」は、6個〜9個の炭素を有するスピロアルキル基を意味する。たとえば、4−オキサスピロ[2.4]ヘプタニル基、4−オキサスピロ[2.5]オクタニル基などを挙げることができる。
本発明において、「ヘテロビシクロアルキル基」は、1個〜4個の炭素原子が酸素、硫黄、および窒素から選択される1個〜4個のヘテロ原子で置き換えられたビシクロアルキル基を意味する。「C6〜C9ヘテロビシクロアルキル基」は6個〜9個の炭素を有するヘテロビシクロアルキル基を意味する。たとえば、7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタニル基などを挙げることができる。
式(II−a)、式(II−b)、式(II−c)、または式(II−d)で表される基である場合、Yは式(II−a)、式(II−c)、または式(II−d)で表される基であることが好ましく;式(II−a)または式(II−d)で表される基であることがより好ましい。
本発明は式(I)で表される化合物の医薬的に許容される塩にも関する。たとえば、本発明では、式(I)で表される化合物が酸付加塩を形成する場合がある。また、置換基の種類によって、ピラゾールアミド誘導体が塩基との塩を形成する場合がある。これらの塩は医薬的に許容されるものである限り特に限定されない。具体的には、酸付加塩としては、フッ化水素酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、リン酸塩、硝酸塩、硫酸塩などの鉱酸塩;メタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、2−ヒドロキシエタンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、1,2−エタンジスルホン酸イオン、1,5−ナフタレンジスルホン酸イオン、ナフタレン−2−スルホン酸イオンなどの有機スルホン酸塩;ならびに酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、プロピオン酸塩、シュウ酸塩、フマル酸塩、フタル酸塩、マロン酸塩、コハク酸塩、グルタル酸塩、アジピン酸塩、酒石酸塩、マレイン酸塩、リンゴ酸塩、マンデル酸塩、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸塩などの有機カルボン酸塩が挙げられる。塩基との塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩、アルミニウム塩などの無機塩基との塩;およびメチルアミン塩、エチルアミン塩、リジン塩、オルニチン塩などの有機塩基との塩が挙げられる。
本発明の式(I)で表される化合物は異性体を含む場合がある。本発明の式(I)で表される化合物はこのような異性体を包含する。たとえば、環および縮合環系の異性体(E体、Z体、シス体およびトランス体)、不斉炭素が存在することによる異性体(R体およびS体、α体およびβ体、エナンチオマー、ならびにジアステレオマー)、旋光性を有する光学活性体(D体、L体、d体、l体)、互変異性体、クロマトグラフィー分離によって得られた極性化合物(高極性化合物、低極性化合物)、平衡化合物、回転異性体、これらの化合物の任意の割合の混合物、ラセミ混合物等を挙げることができる。
本発明の特定の側面および態様に関して本発明について説明したが、関連分野の既存の技術によって本発明を理解することができる。本発明の真の趣旨および範囲から逸脱することなく、本発明の均等物を多様に変更または代替することが可能である。また、特許法および規則で許容される範囲で、本記載において引用したすべての刊行物、特許、および特許出願について、それぞれの個々の文書についてその全体の内容が参照によって本明細書に組み込まれると個別に示した場合と同様に、それらの全体の内容が参照によって本明細書に組み込まれる。
化合物(1)の反応性誘導体はカルボキシル基の反応性誘導体を意味し、たとえば、酸塩化物、アジ化アシル、混合酸無水物、対称酸無水物、活性化アミド、活性化エステルなどが挙げられる。これらの反応性誘導体は、使用するカルボン酸の種類に応じて任意に選択可能である。
本反応は、文献(たとえば「ペプチド合成の基礎と実験」(泉屋信夫ら著、丸善株式会社、1983年;Comprehensive Organic Synthesis(総合有機合成)第6巻(Pergamon Press、1991年)など)に記載の方法、それらと同等の方法、またはこれらの方法と従来の方法の組み合わせにより、一般的なアミド形成反応に従って実施可能である。すなわち、本反応は当業者に周知の縮合剤を使用するか、当業者に周知であるエステル活性化法、混合酸無水物法、酸塩化物法、カルボジイミド法などによって実施可能である。このようなアミド形成反応に用いる試薬としては、たとえば、塩化チオニル、塩化オキサリル、N,N−ジシクロヘキシルカルボジイミド、ヨウ化1−メチル−2−ブロモピリジニウム、N,N’−カルボニルジイミダゾール、塩化ジフェニルホスホリル、ジフェニルホスホリルアジド、炭酸N,N’−ジスクシンイミジル、シュウ酸N,N’−ジスクシンイミジル、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩、六フッ化リン酸(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウム、六フッ化リン酸2−(1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウム、四フッ化ホウ酸2−(5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシイミド)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウム、四フッ化ホウ酸O−(N−スクシンイミジル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウム、六フッ化リン酸ブロモトリス(ピロリジノ)ホスホニウム、クロロギ酸エチル、クロロギ酸イソブチル、または六フッ化リン酸2−(7−アザ−1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムなどが挙げられる。これらの中でも特に、たとえば塩化チオニル、塩化オキサリル、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩、または六フッ化リン酸2−(7−アザ−1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムなどが好ましい。アミド形成反応では上記のアミド形成剤と共に塩基および/または縮合剤を用いてもよい。
使用する塩基としては、たとえば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン、N−メチルモルホリン、N−メチルピロリジン、N−メチルピペリジン、N,N−ジメチルアニリン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン、1,5−アザビシクロ[4.3.0]ノン−5−エンなどの脂肪族第三級アミン;ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、ピコリン、ルチジン、キノリン、またはイソキノリンなどの芳香族アミンなどが挙げられる。これらの中でも特に脂肪族第三級アミンなどが好ましく、トリエチルアミンまたはN,N−ジイソプロピルエチルアミンなどが特に好ましい。
使用する塩基の量は使用する化合物、溶媒の種類、およびその他の反応条件に応じて異なるが、一般的には化合物(1)1当量に対し0.1当量〜100当量であり、1当量〜5当量であることが好ましい。
使用する化合物(2)の量は使用する化合物、溶媒の種類、およびその他の反応条件に応じて異なるが、一般的には化合物(1)またはその反応性誘導体1当量に対し1当量〜10当量であり、1当量〜3当量であることが好ましい。
一般的に反応は不活性な溶媒中で実施される。不活性な溶媒の例としては、テトラヒドロフラン、アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、1,4−ジオキサン、ベンゼン、トルエン、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、ピリジンなど、またはそれらの混合物が挙げられる。
反応時間は一般的に0.5時間〜96時間であり、1時間〜24時間が好ましい。
このような方法で得た化合物(I−1)を当業者に周知の分離精製方法(たとえば濃縮、減圧濃縮、結晶化、溶媒抽出、再沈殿、クロマトグラフィーなど;「一般的な合成方法」の範疇で、「当業者に周知の分離精製方法」という用語は、特に別段の指定がない限り同義である)で分離精製することができる。
一般的に本工程の反応は不活性な溶媒中で実施される。不活性な溶媒としては、たとえば、テトラヒドロフラン、アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、1,4−ジオキサン、ベンゼン、トルエン、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタンなど;またはそれらの混合物が挙げられる。
反応時間は一般的に0.5時間〜96時間であり、1時間〜24時間であることが好ましい。
反応性物質が第一の工程、第二の工程および第三の工程での反応に関与しないカルボキシル基を有する場合、そのカルボキシル基を保護基であらかじめ保護し、後で反応が完了してから除去することが好ましい。このような保護基および除去条件の選択は、前述の「Protecting Groups in Organic Synthesis(有機合成における保護基)(第3版、1999年)」の方法を参照して行うことができる。
N,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタールの代わりにN,N−ジメチルホルムアミドジエチルアセタールまたはN,N−ジメチルホルムアミドジイソプロピルアセタールなどを使用してもよい。
使用する反応溶媒は反応に不活性である限り特に限定されない。具体的には、たとえばメタノール、エタノール、ベンゼン、トルエン、キシレン、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、N,N−ジメチルホルムアミド、またはそれらの混合物が挙げられる。
本工程では、化合物(c)が塩である場合、中和のために塩基を用いる必要がある。このような塩基の例としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン、ピリジンなどが挙げられる。使用する塩基の量は一般的に化合物(c)1当量に対し1当量〜3当量である。
使用する反応溶媒は反応に不活性である限り特に限定されない。具体的には、たとえばメタノール、エタノール、n−プロパノール、n−ブタノール、イソプロパノール、アセトニトリル、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、N,N−ジメチルホルムアミド、ジクロロメタン、クロロホルム、ベンゼン、トルエン、キシレン、またはそれらの混合物が挙げられる。
反応時間は一般的に0.5時間〜96時間であり、1時間〜24時間であることが好ましい。
保護基の除去は、前述の「Protecting Groups in Organic Synthesis(有機合成における保護基)(第3版、1999年)に記載の方法、それと同等の方法、またはこれらの方法と従来の方法の組み合わせによって実施可能である。たとえば、保護基がベンジル基である場合、水素とパラジウム触媒などを用いる触媒還元法によってベンジル基を除去することができる。
使用する反応溶媒は反応に不活性である限り特に限定されず、例としてはテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、ベンゼン、トルエン、キシレンなどが挙げられる。
反応時間は一般的に0.5時間〜48時間であり、1時間〜24時間であることが好ましい。
本工程は当業者に周知の方法に従って実施可能である。このような方法としては、たとえば、ホスフィンを用いた還元法;Hとパラジウム触媒などを用いた触媒還元法;水素化ホウ素ナトリウムを用いた還元法などが挙げられる。
たとえば、ホスフィンを用いた還元法は、トリフェニルホスフィンと水を用いて反応に不活性な溶媒中で実施可能である。具体的には、溶媒の例としてはテトラヒドロフラン、アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、1,4−ジオキサン、ベンゼン、トルエン、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、水など;またはそれらの混合物などが挙げられる。
使用する反応溶媒は反応に不活性である限り特に限定されず、例としてはメタノール、エタノール、酢酸、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、ベンゼン、トルエン、キシレンなどが挙げられる。
反応時間は一般的に0.5時間〜48時間であり、1時間〜24時間であることが好ましい。
反応温度は一般的に0℃〜溶媒の沸点の温度である。
使用するフッ素化剤としては、たとえば、三フッ化(N,N−ジエチルアミノ)硫黄、三フッ化ビス(2−メトキシエチル)アミノ硫黄、1,1,2,2−テトラフルオロエチル−N,N−ジメチルアミンなどが挙げられる。
使用する反応溶媒は反応に不活性である限り特に限定されず、例としてはテトラヒドロフラン、アセトニトリル、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、四塩化炭素、ベンゼン、トルエン、N,N−ジメチルホルムアミドなどが挙げられる。
反応時間は一般的に30分〜48時間であり、1時間〜24時間であることが好ましい。
反応温度は一般的には0℃〜溶媒の沸点の温度である。
使用する還元剤としては、たとえば水素化リチウムアルミニウム、水素化ビス(2−メトキシエトキシ)アルミニウムナトリウム、ボラン−テトラヒドロフラン錯体などが挙げられる。
使用する反応溶媒は反応に不活性である限り特に限定されず、例としてはテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジクロロメタン、ベンゼン、トルエン、ジエチルエーテルなどが挙げられる。
反応時間は一般的に1時間〜24時間である。
反応温度は一般的に0℃〜溶媒の沸点の温度である。
保護基の除去は、前述の「Protecting Groups in Organic Synthesis(有機合成における保護基)(第3版、1999年)に記載の方法、それと同等の方法、またはこれらの方法と従来の方法の組み合わせによって実施可能であり、たとえばフッ化テトラブチルアンモニウムを用いることができる。
使用する反応溶媒は反応に不活性である限り特に限定されず、例としてはテトラヒドロフラン、アセトニトリル、1,4−ジオキサン、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミドなどが挙げられる。
反応時間は一般的に30分〜48時間である。
本発明の式(I)で表される化合物は、置換基の種類によって互変異性体および/または光学異性体を有する場合がある。本発明にはこれらの互変異性体や異性体の混合物もそれぞれを分離したものも包含される。
さらに本発明は、式(I)で表される化合物の医薬的に許容されるプロドラッグに関する。「医薬的に許容されるプロドラッグ」という用語は、生理条件下で加溶媒分解またはCO2H、NH2、OHなどへの変換によって式(I)の化合物を生成する化合物を意味する。プロドラッグを形成する基は、たとえば「Prog. Med., 5, 2157-2161」(1985年)、「医薬品の開発」(株式会社廣川書店、1990年)第7巻「分子設計」163〜198頁に記載されている。本発明において、式(I)の範囲にある化合物のうち、プロドラッグを形成する基を有する一部の化合物は、CO2H、NH2、OHなどを有する式(I)の対応化合物のプロドラッグとして作用し得る。たとえば、式(I)の範囲にありアルコキシカルボニル基を有する化合物は、対応するカルボン酸誘導体に変換可能である。
本発明は、式(I)で表される化合物の医薬的に許容される塩、およびその医薬的に許容されるプロドラッグにも関する。このような塩としては、たとえば、塩酸、フッ化水素酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸などのハロゲン化水素;硫酸、硝酸、リン酸、炭酸などの無機酸;メタンスルホン酸、エタンスルホン酸などの低級アルキルスルホン酸;ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸などのアリールスルホン酸;ギ酸、酢酸、プロピオン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、マレイン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸などの有機酸;ならびにアスパラギン酸、グルタミン酸などのアミノ酸との酸付加塩が挙げられる。また、置換基の種類によって、本発明の塩は塩基との塩を形成してもよい。例えば、無機塩基(ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、アルミニウム、リチウムなどの金属が挙げられる)との塩;有機塩基(メチルアミン、エチルアミン、エタノールアミン、グアニジン、リジン、オルニチンなど)との塩;ならびにアンモニウム塩などが挙げられる。
本発明の式(I)で表される化合物およびその医薬的に許容される塩(以下、これらを総称して本発明の化合物という)は、優れたRORγ阻害活性を有し、RORγに関連する疾患および症状の治療または予防に臨床的に応用できるRORγ阻害剤として使用可能である。本発明の化合物は、RORγ関連疾患のなかでも特に自己免疫疾患および炎症性疾患(たとえば多発性硬化症、慢性関節リウマチ、強直性脊椎炎、全身性エリテマトーデス、乾癬、乾癬性関節炎、炎症性腸疾患(たとえばクローン病)および喘息)、代謝性疾患(特に糖尿病)、ならびに癌(特に悪性黒色腫)から選択される疾患の治療薬または予防薬として有用である。
本発明において、「予防」という用語は、まだ疾患または症状を発症していない個体に本発明の化合物またはこれを含む医薬組成物を投与する行為を意味する。「治療」という用語は、既に疾患または症状を発症している個体に本発明の化合物またはこれを含む医薬組成物を投与する行為を意味する。したがって、既に疾患または症状を発症している個体に対して悪化や発作を予防するために投与する行為は「治療」の一側面である。
本発明の化合物を医薬として使用する場合、本発明の化合物を医薬的に許容される担体(賦形剤、結合剤、崩壊剤、香味剤、矯臭剤、乳化剤、希釈剤、可溶化剤など)と混合してもよく、医薬組成物または製剤(経口剤、注射剤など)の形態で経口的または非経口的に投与することができる。医薬組成物は常法に従って製剤可能である。
本明細書において、非経口投与としては、皮下注射、静脈内注射、筋肉内注射、腹腔内注射、点滴法、および局所投与(経皮投与、経眼投与、経肺投与/経気管支投与、経鼻投与、直腸投与など)などが挙げられる。経口投与の剤形としては、たとえば、錠剤、丸剤、顆粒剤、散剤、液剤、懸濁剤、シロップ剤、カプセル剤などが挙げられる。
担体と組み合わせることのできる本発明の化合物の量は、治療を受ける特定の個体と具体的な剤形に応じて変更可能である。この点について、特定の患者に対する具体的な投与量は、年齢、体重、全般的な健康状態、性別、食事、投与時間、投与方法、排泄率、治療中の特定疾患の程度などの多様な要因に応じて決定される。
本発明の化合物の投与量は、治療を受ける患者の年齢、体重、全般的な健康状態、性別、食事、投与時間、投与方法、排泄速度、および疾患の程度に応じて、あるいは他の要因を考慮して決定される。投与量は患者の状態、体重、化合物の種類、投与経路などに応じて異なるが、成人に対しては1日に0.01mg〜1000mgの範囲で1回または複数回、本発明の化合物を投与できる。
以下、具体的な実施例に基づいて本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されない。
別段に述べない限り、試薬、出発物質および溶媒は業者(たとえばAldrich、和光純薬工業株式会社、東京化成工業株式会社、Fluka、Sigmaなど)から購入し、精製を加えずに使用した。
分離した新規化合物の構造を、電子スプレイ源を備えた単一四重極型装置による質量分析法、ならびにその他の適切な分析方法によって同定した。
スペクトル(300MHz、400MHzまたは500MHz;MeOH−d4、DMSO−d6、CD3CN、またはCDCl3)を測定した化合物について、化学シフト(δ:ppm)とカップリング定数(J:Hz)を示す。以下の略語はそれぞれ、s=一重線、d=二重線、t=三重線、q=四重線、brs=広域一重線、m=多重線を表す。
以下の実施例の方法に従って合成した化合物を高速液体クロマトグラフィー質量分析(LC/MS)でさらに分析した。質量分析の結果については[M+H]+の測定値を示す。すなわち、化合物の分子質量(M)にプロトン(H+)を付加した値として測定値を示す。
LCMS測定条件:(UPLC/MS)
LC質量分析計:Waters Corporation製Acquity UPLC(商標)-SQD
カラム:Acquity UPLC(商標)BEH C18(1.7μm、2.1mm×50mm)
UV:PDA検出(254nm)
CAD:CORONA(商標)ULTRA検出器
カラム温度:40℃
ES電圧:3.0kV(キャピラリー)
コーン電圧:30V
グラジエント条件:
溶媒:A:H2O/MeCN=95/5
0.05%TFA
B:H2O/MeCN=5/95
0.05%TFA
流速:0.6mL/分
勾配:0.01分〜0.20分:溶媒B:2%、溶媒A:98%
0.20分〜3.0分:溶媒B:2%→100%、溶媒A:98%→0%
3.0分〜4.2分:溶媒B:100%、溶媒A:0%
4.2分〜4.21分:溶媒B:100%→2%、溶媒A:0%→98%
4.21分〜5.2分:溶媒B:2%、溶媒A:98%
5.2分〜5.5分:溶媒B:2%、溶媒A:98%、流速:0.2mL/分
LCMS測定条件(LC/MS方法A):
LC質量分析装置:Agilent Technologies Corporation製1260 INFINITY(商標)HPLC-6130MSD
カラム:Phenomenex製Gemini(商標)C18(110Å、3μm、4.6mm×30mm)
UV:PDA検出(254nm)
カラム温度:40℃
キャピラリー電圧:3.5kV
フラグメンター電圧:70V
グラジエント条件:
溶媒:A:H2O/MeCN=95/5
0.05%TFA
B:H2O/MeCN=5/95
0.05%TFA
流速:1.0mL/分
勾配:0.01分〜0.30分:溶媒B:2%→10%、溶媒A:98%→90%
0.30分〜1.5分:溶媒B:10%→100%、溶媒A:90%→0%
1.5分〜3.5分:溶媒B:100%、溶媒A:0%
3.5分〜3.51分:溶媒B:100%→2%、溶媒A:0%→98%
3.51分〜4.5分:溶媒B:2%、溶媒A:98%
LCMS測定条件(LC/MS方法B):
LC質量分析装置:島津製作所製LCMS-2010 EV
カラム:Shim-pack(商標)XR-ODII(2.0mm×75mm)
UV:PDA検出(254nm)
流速:0.4mL/分
カラム温度:40℃
検出電圧:1.20kV
グラジエント条件:
溶媒:A:H2O/MeCN=90/5
0.1%HCO2H
B:H2O/MeCN=10/95
0.1%HCO2H
流速:0.4mL/分
勾配:0.01分〜0.50分:溶媒B:10%、溶媒A:90%
0.50分〜2.0分:溶媒B:10%→95%、溶媒A:90%→5%
2.0分〜3.8分:溶媒B:95%、溶媒A:5%
3.8分〜4.0分:溶媒B:95%→10%、溶媒A:5%→90%
4.0分〜5.0分:溶媒B:10%、溶媒A:90%
[参考例A1]
工程1:1−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ニトロエタノール(A1−1)
3,5−ジクロロ−4−ピリジンカルボキシアルデヒド(2.3g、13.3mmol)をMeOH(25mL)に溶解した液にニトロメタン(2.2mL、39.9mmol)とナトリウムメトキシド(861mg、15.9mmol)を添加した後、この混合物を1時間撹拌した。この反応混合物に2MのHCl水溶液(7mL)を添加して反応停止させ、EtOAcで抽出した。有機層を食塩水で2回洗浄し、MgSO4で乾燥させた。溶媒を除去した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、白色の固体として化合物A1−1(2.8g、90%)を得た。
工程2:3,5−ジクロロ−4−(2−ニトロ−1−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)ピリジン(A1−2)
化合物A1−1(2.8g、11.9mmol)をDMF(15mL)に溶解した液にイミダゾール(973mg、14.3mmol)とトリエチルクロロシラン(2.2mL、13.1mmol)を添加した後、この混合物を1時間撹拌した。この反応混合物を水で反応停止させ、EtOAcで抽出した。有機層を食塩水で2回洗浄し、MgSO4で乾燥させた。溶媒を除去した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、無色の油状物質として化合物A1−2(4.1g、98%)を得た。
工程3:2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(A1−3)
化合物A1−2(4.1g、11.6mmol)とラネーニッケル2800(690mg、水溶液)をMeOH(50mL)に溶解した液を、室温で8時間、H2雰囲気(1atm)下で水素化した。この反応混合物をセライトパッドで濾過し、EtOAcで洗浄した。溶媒を除去した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、白色の固体として化合物A1−3(1.9g、50%)を得た。
工程4:2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−N−(4−フルオロベンジル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(A1)
化合物A1−3(2.8g、11.9mmol)をトルエン(6mL)とMeOH(6mL)に溶解した液に4−フルオロベンズアルデヒド(360μL、3.4mmol)を添加し、この混合物を70℃で2時間撹拌した。この反応混合物を0℃に冷却し、NaBH4を徐々に添加し、室温まで昇温させて室温で12時間撹拌した。この反応混合物を水で反応停止させ、EtOAcで抽出した。有機層を食塩水で2回洗浄し、無水Na2SO4で洗浄した。溶媒を除去した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、無色の油状物質として化合物A1(1.2g、88%)を得た。
[参考例A12]
工程1:4−(メトキシメチレン)−1,1−ジメチルシクロヘキサン(A12−1)
塩化(メトキシメチル)トリフェニルホスホニウム(2.04g、5.94mmol)をTHF(20mL)に入れて撹拌し−78℃にした溶液に、n−BuLi(2.6M、ヘキサン溶液、2.3mL、5.94mmol)を滴下し、同じ温度で10分間、次に室温で2.5時間、撹拌した。この反応混合物を−78℃まで冷却し、4,4−ジメチルシクロヘキサノン(500mg、3.96mmol)をTHF(5mL)に溶解した液を−78℃でゆっくりと添加し、室温まで昇温させ、室温で一晩撹拌した。この反応混合物を飽和NaHCO3水溶液(20mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した。有機層を集めて無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮して化合物A12−1(512.2mg、未精製)を黄白色の油状物として得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に使用した。
工程2:4,4−ジメチルシクロヘキサンカルボアルデヒド(A12−2)
化合物A12−1(512.2mg、未精製)をDCM(1mL)に入れて撹拌し室温にした溶液にTFA(2mL)を添加し、同じ温度で1.5時間撹拌した。この反応混合物を飽和NaHCO3水溶液(10mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した。有機層を集めて無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮して黄白色の油状物質として未精製の化合物A12−2を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に使用した。
工程3:
2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−N−((4,4−ジメチルシクロヘキシル)メチル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(A12)
MeOH(1mL)とトルエン(1mL)の溶液に未精製のA12−2(52mg)とアミンA1−3(100mg、311.2mmol)を添加して80℃で4時間撹拌し、この反応混合物を室温まで冷却した。MeOH(2mL)を反応混合物に添加し、NaBH4(100mg)を室温で反応混合物に加え、この混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を飽和NaHCO3水溶液(10mL)で反応停止させ、EtOAc(50mL)で抽出した。有機層を飽和NaHCO3水溶液と食塩水で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物を分取薄層クロマトグラフィーによって精製(Merck KGaA製PLCシリカゲル60F254、1mm(20×20cm、濃縮ゾーン20×4cm付);20%EtOAc/ヘキサン(溶離液))し、黄白色の油状物質として化合物A12(58.6mg、42%)を得た。1H NMR (CDCl3, 400 MHz): δ 8.42 (s, 2H), 5.49 (dd, J = 8.8, J = 4.4 Hz, 1H), 3.21 (dd, J = 12.5, J = 8.8 Hz, 1H), 2.77 (dd, J = 12.5, J = 4.4 Hz, 1H), 2.54-2.47 (m, 2H), 1.54-1.04 (m, 9H), 0.90-0.86 (m, 15H), 0.62-0.49 (m, 6H)。
[参考例A31]
工程1:1−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−2−ニトロエタノール(A31−1)
2,6−ジクロロ−4−フルオロベンズアルデヒド(10.0g、51.8mmol)とニトロメタン(2mL)とK2CO3(3.57g、25.9mmol)を混合して室温で2時間撹拌した。この反応混合物を水で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×100mL)。有機層を集めて水で洗浄(2回×50mL)して食塩水(20mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮することによって、黄色のゴム状物質として化合物A31−1(26.0g、未精製)を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に使用した。
工程2:(1−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−2−ニトロエトキシ)トリエチルシラン(A31−2)
化合物A31−1(26.0g、102.3mmol)をDMF(100mL)に入れて撹拌した溶液に、イミダゾール(20.9g、307.0mmol)とTES−Cl(25.7mL、153.5mmol)を添加し、この混合物を室温で1時間撹拌した。反応終了後、混合物を水(50mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×100mL)。有機層を集めて食塩水で洗浄し(2×50mL)、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;0〜10%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色のゴム状物質として化合物A31−2(32.8g、74%)を得た。1H NMR (CDCl3, 400 MHz): δ 7.12 (s, 1H), 7.10 (s, 1H), 6.22 (dd, J = 9.2, J = 3.2 Hz, 1H), 5.22-5.11 (m, 1H), 4.42 (dd, J = 12.2, J = 3.6 Hz, 1H), 0.84 (t, J = 8.0 Hz, 9H), 0.55-0.50 (m, 6H)。
工程3:2−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(A31−3)
化合物A31−2(15.0g、40.7mmol)をEtOH/水(60mL、4:1)に入れて撹拌した溶液にFe粉末(22.7g、407.6mmol)とNH4Cl固体(21.8g、407.6mmol)を添加し、この混合物を70℃で1時間撹拌した。この反応混合物をセライトパッドで濾過し、EtOAcで洗浄(3回×150mL)し、減圧下で溶媒を除去した。残留物を水(100mL)に懸濁させ、EtOAcで抽出した(3回×100mL)。有機層を集めて食塩水(100mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させて減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィーによって精製し(シリカゲル;5%MeOH/DCM(溶離液))、無色の油状物質として化合物A31−3(13.0g、94%)を得た。1H NMR (CDCl3, 400 MHz): δ 7.06 (s, 1H), 7.04 (s, 1H), 5.29 (dd, J = 8.4, J = 5.0 Hz, 1H), 3.25 (dd, J = 13.2, J = 8.8 Hz, 1H), 2.89 (dd, J = 13.2, J = 5.0 Hz, 1H), 0.88 (t, J = 8.0 Hz, 9H), 0.57-0.52 (m, 6H)。
工程4:2−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−N−(3,5−ジフルオロベンジル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(A31)
化合物A31−3(30.0g、88.7mmol)をMeOH(200mL)に入れて撹拌した溶液に3,5−ジフルオロベンズアルデヒド(12.6g、88.7mmol)を添加し、この混合物を室温で2時間撹拌した。イミン形成の終了後(TLCで監視した)、NaBH4固体(4.9g、133.1mmol)を0℃で少しずつ添加した。この混合物を室温まで温めて2時間撹拌した。反応混合物を水(100mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(3回×100mL)。有機層を集めて食塩水で洗浄し(2回×75mL)、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;10%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色のゴム状物質として化合物A31(30.0g、70%)を得た。
[参考例A35]
工程1:2,6−ジクロロ−4−ヨードベンズアルデヒド(A35−1)
1,3−ジクロロ−5−ヨードベンゼン(4.0g、14.6mmol)をTHF(30mL)に入れて撹拌した溶液に、LDA(2.0M(THF/ヘプタン/エチルベンゼン溶液)、9.6mL、16.9mmol)を−78℃で滴下し、同じ温度で1時間撹拌した。DMF(1.7mL、22.0mmol)をTHF(5mL)に溶解した液を−78℃でゆっくりと添加し、3時間撹拌した。この反応混合物を飽和NH4Cl(50mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×30mL)。有機層を集めて水(50mL)で洗浄し、食塩水(50mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。この粗生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;20%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色の油状物質として化合物A35−1(1.4g、32%)を得た。
工程2:1−(2,6−ジクロロ−4−ヨードフェニル)−2−ニトロエタノール(A35−2)
参考例A1の工程1に記載の手順と同様の手順で化合物A35−1(1.4g、4.8mmol)とK2CO3(0.23g、2.0mmol)をCH3NO2(10mL)中で反応させることにより、無色のゴム状物質として化合物A35−2(1.84g、未精製)を得た。
工程3:(1−(2,6−ジクロロ−4−ヨードフェニル)−2−ニトロエトキシ)トリエチルシラン(A35−3)
参考例A1の工程2に記載の手順と同様の手順で化合物A35−2(1.84g、5.08mmol)とTES−Cl(1.02mL、6.12mmol)とイミダゾール(1.03g、15.2mmol)をDMF(10mL)中で反応させることにより、無色のゴム状物質として化合物A35−3(2.4g、未精製)を得た。
工程4:2−(2,6−ジクロロ−4−ヨードフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(A35−4)
参考例A31の工程3に記載の手順と同様の手順で化合物A35−3(2.4g、5.0mmol)とFe(2.83g、50.0mmol)とNH4Cl(2.68g、50.0mmol)をEtOH/水(4:1、20mL)中で反応させることにより、褐色の油状物質として化合物A35−4(2.2g、未精製)を得た。
工程5:2−(2,6−ジクロロ−4−ヨードフェニル)−N−((3,5−ジフルオロフェニル)((トリエチルシリル)オキシ)メチル)エタンアミン(A35−5)
参考例A31の工程4に記載の手順と同様の手順で化合物A35−4(2.2g、5.0mmol)と3,5−ジフルオロベンズアルデヒド(0.55mL、5.0mmol)とNaBH4(0.38g、10.0mmol)をMeOH(15mL)中で反応させることにより、無色のゴム状物質として化合物A35−5(1.87g、67%)を得た。
工程6:tert−ブチル(2−(2,6−ジクロロ−4−ヨードフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバミン酸塩(A35−6)
化合物A35−5(1.87g、3.26mmol)をDCM/水(4:1、20mL)に入れ撹拌した溶液に、DCM(8mL)に溶解したNaHCO3(0.55g、6.5mmol)と(Boc)2O(1.07g、4.9mmol)を0℃で添加し、この混合物を室温で2時間撹拌した。この反応混合物を水(100mL)で反応停止させ、DCMで抽出した(2回×30mL)。有機層を集めて水(50mL)で洗浄し、食塩水(50mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮することによって、無色のゴム状物質として化合物A35−6(2.47g、未精製)を得た。
工程7:tert−ブチル(2−(2,6−ジクロロ−4−シアノフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバミン酸塩(A35−7)
化合物A35−6(2.0g、2.9mmol)をDMA(10mL)に入れて撹拌した溶液を封管に入れ、Zn(CN)2(0.7g、5.9mmol)とPd(PPh3)4を添加して80℃で2時間撹拌した。この反応混合物を水(50mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×50mL)。有機層を集めて水(50mL)で洗浄し、食塩水(50mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。この粗生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;20%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色の油状物質として化合物A35−7(1.1g、61%)を得た。
工程8:3,5−ジクロロ−4−(2−((3,5−ジフルオロベンジル)アミノ)−1−ヒドロキシエチル)ベンゾニトリル(A35)
化合物A35−7(0.2g、0.3mmol)をEtOH(10mL)に入れ撹拌した溶液に4MのHCl(5mL)を添加し、この混合物を80℃で一晩撹拌した。この反応混合物を水(50mL)で反応停止させ、10%NaOH溶液でpH9になるまで塩基性化し、EtOAcで抽出した(2回×30mL)。有機層を集めて水(50mL)で洗浄し、食塩水(50mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。この粗生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;30%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色の油状物質として化合物A35(0.12g、99%)を得た。
[参考例A56]
工程1:4−メチルチオフェン−3−カルボン酸(A56−1)
3−ブロモ−4−メチルチオフェン(2.7g、15.6mmol)をTHF(35mL)に入れて撹拌した溶液にn−BuLi(1.6M(ヘキサン溶液)、14.6mL、23.3mmol)を−78℃で15分かけて滴下し、混合物を−78℃で30分間撹拌した。CO2(気体)を反応混合物に10分間通気し、この混合物を同じ温度で20分間撹拌した。続いて、反応混合物を0℃まで温め、1MのNaOH水溶液(60mL)で反応停止させ、EtOAcで洗浄した(2回×50mL)。水層をpH5以下まで酸性化し、DCMで抽出した(2回×50mL)。有機層を集めて水(100mL)で洗浄し、食塩水(100mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;8%MeOH/DCM(溶離液))によって精製し、白色の固体として化合物A56−1(1.5g、70%)を得た。
工程2:2,4−ジメチルチオフェン−3−カルボン酸(A56−2)
化合物A56−1(390mg、2.7mmol)をTHF(4mL)に入れて撹拌した溶液にn−BuLi(1.6 M(ヘキサン溶液)、3.8mL、6.0mmol)を−78℃で10分かけて滴下し、この混合物を−78℃で5分間撹拌した。ヨードメタン(0.4mL、6.8mmol)をTHF(1mL)に溶解した液を滴下し、反応混合物を−78℃で30分間撹拌した。この混合物を室温まで昇温させ、同じ温度で15時間撹拌した。反応混合物を飽和NH4Cl水溶液で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×25mL)。有機層を集めて水(100mL)で洗浄し、食塩水(100mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;2%MeOH/DCM(溶離液))によって精製し、白色の固体として化合物A56−2(246mg、57%)を得た。
工程3:(2,4−ジメチルチオフェン−3−イル)メタノール(A56−3)
化合物A56−2(246mg、1.5mmol)をTHF(3mL)に入れて撹拌した溶液にBH3THF(1M(THF溶液)、5.5mL、5.5mmol)を0℃で15分かけて滴下し、この混合物を室温まで昇温させて同じ温度で15時間撹拌した。反応混合物を飽和NaHCO3水溶液で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×30mL)。有機層を集めて食塩水で洗浄し(2回×10mL)、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;25%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色のゴム状物質として化合物A56−3(201mg、90%)を得た。
工程4:2,4−ジメチルチオフェン−3−カルボアルデヒド(A56−4)
化合物A56−3(740mg、5.2mmol)をDCM(18mL)に入れて撹拌した溶液に、デス−マーチンペルヨージナン(4.6g、10.9mmol)を0℃で添加し、この混合物を室温で3時間撹拌した。この反応混合物を飽和Na2S2O3水溶液と飽和NaHCO3水溶液で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×50mL)。有機層を集めて食塩水で洗浄し(2回×20mL)、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;10%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、黄色の固体として化合物A56−4(275mg、38%)を得た。
工程5:1−(2,4−ジメチルチオフェン−3−イル)−2−ニトロエタノール(A56−5)
化合物A56−4(133mg、0.95mmol)とニトロメタン(2mL)とK2CO3(50mg、0.36mmol)とを混合し、室温で60時間撹拌した。この反応混合物を水で反応停止させ、EtOAcで抽出した(3回×20mL)。有機層を集めて水で洗浄し(2回×100mL)、食塩水(100mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;40%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、黄色のゴム状物質として化合物A56−5(80mg、42%)を得た。
工程6:(1−(2,4−ジメチルチオフェン−3−イル)−2−ニトロエトキシ)トリエチルシラン(A56−6)
化合物A56−5(235mg、1.17mmol)をDMF(4mL)に入れて撹拌した溶液にイミダゾール(238mg、3.5mmol)とTES−Cl(0.23mL、1.4mmol)を添加し、この混合物を室温で4時間撹拌した。終了後、反応混合物を水(50mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×50mL)。有機層を集めて食塩水で洗浄し(2回×30mL)、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;5%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色のゴム状物質として化合物A56−6(240mg、65%)を得た。
工程7:2−(2,4−ジメチルチオフェン−3−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(A56−7)
化合物A56−6(240mg、0.76mmol)をEtOH/水(10mL、4:1)に入れて撹拌した溶液にFe粉末(425mg、7.6mmol)とNH4Cl固体(407mg、7.6mmol)を添加し、この混合物を70℃で45分間撹拌した。終了後、反応混合物をセライトパッドで濾過し、MeOHで洗浄した(3回×15mL)。減圧下で溶媒を除去し、残留物をEtOAc(100mL)に懸濁させ、水(30mL)で洗浄し、食塩水(30mL)で洗浄した。有機層を無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;5%MeOH/DCM(溶離液))によって精製し、黄色のゴム状物質として化合物A56−7(192mg、88%)を得た。
工程8:N−(3,5−ジフルオロベンジル)−2−(2,4−ジメチルチオフェン−3−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(A56)
化合物A56−7(192mg、0.67mmol)をMeOH(5mL)に入れて撹拌した溶液に3,5−ジフルオロベンズアルデヒド(95mg、0.67mmol)を添加し、この混合物を室温で2時間撹拌した。イミン形成の終了後(TLCによって監視した)、NaBH4固体(51mg、1.3mmol)を0℃で少しずつ添加し、この混合物を室温まで温め、同じ温度で4時間撹拌した。反応混合物を水(30mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(3回×30mL)。有機層を集めて食塩水で洗浄し(2回×30mL)、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;10%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色のゴム状物質として化合物A56(200mg、72%)を得た。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 6.90-6.77 (m, 3H), 6.71-6-60 (m, 1H), 5.09 (dd, J = 7.8, 4.2 Hz, 1H), 3.78 (s, 2H), 2.87 (dd, J = 12.0, 7.8 Hz, 1H), 2.71 (dd, J = 12.0, 4.5 Hz, 1H), 2.11 (d, J = 0.6, 3H), 2.06 (s, 3H), 1.65 (brs, 1H), 0.89 (t, J = 7.8 Hz, 9H), 0.62-0.50 (m, 6H)。
[参考例A57]
工程1:2,6−ジクロロ−4−(メチルチオ)ベンズアルデヒド(A57−1)
(3,5−ジクロロフェニル)(メチル)スルファン(1.0g、5.1mmol)をTHF(15mL)に入れて撹拌した溶液にn−BuLi(1.6M(THF溶液)、4.8mL、7.7mmol)を−78℃で滴下し、同じ温度で1時間撹拌した。DMF(0.6mL、7.7mmol)をTHF(3mL)に溶解した液を−78℃でゆっくりと添加し、1時間撹拌した。この反応混合物を飽和NH4Cl水溶液(50mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×30mL)。有機層を集めて水(30mL)で洗浄し、食塩水(30mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。この粗生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;20%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色の油状物質として化合物A57−1(1.4g、99%)を得た。
工程2:1−(2,6−ジクロロ−4−(メチルチオ)フェニル)−2−ニトロエタノール(A57−2)
参考例A1の工程1に記載の手順と同様の手順で化合物A57−1(0.5g、2.44mmol)とK2CO3(0.13g、0.92mmol)をCH3NO2(5mL)中で反応させることにより、無色のゴム状物質として化合物A57−2(0.71g、未精製)を得た。
工程3:(1−(2,6−ジクロロ−4−(メチルチオ)フェニル)−2−ニトロエトキシ)トリエチルシラン(A57−3)
参考例A1の工程2に記載の手順と同様の手順で化合物A57−2(0.71g、2.5mmol)とTES−Cl(0.5mL、3.02mmol)とイミダゾール(0.51g、7.55mmol)とをDMF(10mL)中で反応させることにより、無色のゴム状物質として化合物A57−3(1.0g、未精製)を得た。
工程4:2−(2,6−ジクロロ−4−(メチルチオ)フェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(A57−4)
参考例A31の工程3に記載の手順と同様の手順で化合物A57−3(1.0g、2.53mmol)とFe(1.42g、25.3mmol)とNH4Cl(1.34g、25.3mmol)とをEtOH/水(4:1、20mL)中で反応させることにより、褐色の油状物質として化合物A57−4(0.98g、未精製)を得た。
工程5:2−(2,6−ジクロロ−4−(メチルチオ)フェニル)−N−(3,5−ジフルオロベンジル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(A57)
参考例A31の工程4に記載の手順と同様の手順で化合物A57−4(0.98g、2.69mmol)と3,5−ジフルオロベンズアルデヒド(0.29mL、2.69mmol)とNaBH4(0.2g、5.36mmol)とをMeOH(10mL)中で反応させることにより、無色のゴム状物質として化合物A57(0.73g、55%)を得た。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 7.10 (s, 2H), 6.87-6.61 (m, 3H), 5.53 (dd, J = 8.6, 4.8 Hz, 1H), 3.82 (s, 2H), 3.23 (dd, J = 12.1, 8.6 Hz, 1H), 2.78 (dd, J = 12.1, 4.8 Hz, 1H), 2.49 (s, 3H), 0.90-0.85 (m, 9H), 0.58-0.50 (m, 6H)。
[参考例A58]
3,5−ジクロロ−4−(2−((3,5−ジフルオロベンジル)アミノ)−1−ヒドロキシエチル)ベンズアミド(A58)
化合物A35(0.12g、0.29mmol)をTHF/MeOH/水(2:2:1、5mL)に入れて撹拌した溶液にLiOH(4M(水溶液)、0.44mL、1.76mmol)を0℃で滴下した。この混合物を4時間撹拌し続けながら室温まで昇温させた。この反応混合物をHCl(1M、6mL)で酸性化し、EtOAcで抽出した(3回×10mL)。有機層を集めて水(10mL)で洗浄し、食塩水(10mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮することによって黄色の固体として化合物A58(60mg、47%)を得た(LCMS(APCI):391(M+H)+。
[参考例A59]
3,5−ジクロロ−4−(2−((3,5−ジフルオロベンジル)アミノ)−1−ヒドロキシ安息香酸エチル(A59)
化合物A35−7(0.2g、0.3mmol)をEtOH(5mL)に入れて撹拌した溶液に濃縮したHCl(5mL)を添加し、この混合物を還流下で一晩撹拌した。この反応混合物を水(50mL)で反応停止させ、10%NaOH溶液でpH9になるまで塩基性化し、EtOAcで抽出した(2回×30mL)。有機層を集めて水(50mL)で洗浄し、食塩水(50mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。この粗生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;30%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、白色の固体として化合物A59(0.1g、92%)を得た。
[参考例A66]
工程1:4,4−ジメチルペンタ−2−イナール(A66−1)
3,3−ジメチルブタン−1−イル(2.45mL、20mmol)をTHF(20mL)に入れて撹拌した溶液にn−BuLi(2.6M(ヘキサン溶液)、8.46mL、22mmol)を−78℃で滴下し、同じ温度で1時間撹拌した。DMF溶液(3.85mL、50.0mmol)を−78℃でゆっくりと添加した。この反応混合物を一晩かけて室温まで昇温させ、飽和NH4Cl(100mL)で反応停止させ、ヘキサンで抽出した(2回×100mL)。回収した有機層を水で洗浄し(3回×200mL)、減圧濃縮して化合物A66−1を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に使用した。
工程2:N−(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)−4,4−ジメチルペンタ−2−イン−1−アミン(A66)
参考例A31の工程4に記載の手順と同様の手順で化合物A1−3(160mg、0.5mmol)と化合物A66−1(80mg、0.726mmol)とNaBH4(120mg)とMgSO4(100mg)とをMeOH(6mL)およびDCM(3mL)中で反応させることにより、黄白色の油状物質として化合物A66(76.1mg、36.6%)を得た。1H NMR (CDCl3, 400 MHz): δ 8.43 (s, 2H), 5.49 (dd, J = 8.5, J = 5.1 Hz, 1H), 3.48 (d, J = 16.4 Hz, 1H), 3.37 (d, J = 16.4 Hz, 1H), 3.32 (dd, J = 12.0, J = 8.5 Hz, 1H), 2.87 (dd, J = 12.0, J = 5.1 Hz, 1H), 1.21 (s, 9H), 0.89 (t, J = 7.8 Hz, 9H), 0.61-0.50 (m, 6H)。
[参考例A75]
工程1:1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール−3−カルボアルデヒド(A75−1)
NaH(274mg、11.4mmol)をDMF(20mL)に懸濁させ撹拌した液に、1H−ピラゾール−3−カルボアルデヒド(1.0g、10.4mmol)をDMF(10mL)に溶解した液を0℃で滴下し、この混合物を室温で10分間撹拌した。この反応混合物を0℃まで冷却し、SEM−Cl(1.90g、11.4mmol)を滴下した。この混合物を室温まで温め、同じ温度で16時間撹拌した。この反応混合物を水で反応停止させ、EtOAcで抽出した(3回×20mL)。有機層を集めて水(20mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;10%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色のゴム状物質として化合物A75−1(350mg、29%)を得た。
工程2:2−ニトロ−1−(1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール−3−イル)エタノール(A75−2)
参考例A1の工程2に記載の手順と同様の手順で化合物A75−1(350mg、1.54mmol)とCH3NO2(1mL)とK2CO3(85mg、0.616mol)とを反応させることにより、黄色のゴム状物質として化合物A75−2(428mg、64%)を得た。
工程3:3−(2−ニトロ−1−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール(A75−3)
参考例A1の工程3に記載の手順と同様の手順で化合物A75−2(428mg、1.49mmol)とTES−Cl(0.280mL、1.78mmol)とイミダゾール(303mg、4.47mmol)とを反応させることにより、黄色のゴム状物質として化合物A75−3(604mg、未精製)を得た。
工程4:2−((トリエチルシリル)オキシ)−2−(1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール−3−イル)エタンアミン(A75−4)
参考例A31の工程3に記載の手順と同様の手順で化合物A75−3(604mg、1.51mmol)とFe粉末(843mg、15.1mmol)とNH4Cl(806mg、15.1mmol)とを反応させることにより、無色のゴム状物質として化合物A75−4(600mg、未精製)を得た。
工程5:N−(3,5−ジフルオロベンジル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)−2−(1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール−3−イル)エタンアミン(A75)
参考例A31の工程4に記載の手順と同様の手順で化合物A75−4(600mg、1.61mmol)と3,5−ジフルオロベンズアルデヒド(206mg、1.45mmol)とNaBH4(119mg、3.22mmol)とを反応させることにより、無色のゴム状物質として化合物A75(40mg、5%(3工程を通じて))を得た。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 7.59 (s, 0.7H), 7.48 (s, 0.3H), 6.39 (s, 1H), 5.38-5.71 (m, 2H), 4.91-5.08 (m, 1H), 3.54-3.61 (m, 2H), 2.95-3.04 (m, 2H), 0.85-0.95 (m, 9H), 0.59-0.62 (m, 6H); LCMS (APCI): 499 (M+H)+ 。
工程1:2−(2−クロロ−6−ニトロフェニル)−2−((トリメチルシリル)オキシ)アセトニトリル(A84−1)
2−クロロ−6−ニトロベンズアルデヒド(1.0g、5.4mmol)をDCM(15mL)に入れて溶解した溶液にTMSCN(1.0mL、8.1mmol)とNMO(0.19g、1.6mmol)を室温で添加し、1時間撹拌した。反応混合物を水(50mL)で反応停止させ、DCMで抽出した(2回×30mL)。有機層を集めて水(50mL)で洗浄し、食塩水(50mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮することによって褐色の油状物質として化合物A84−1(1.0g、67%)を得た。
工程2:2−(2−クロロ−6−ニトロフェニル)−2−((トリメチルシリル)オキシ)エタンアミン
化合物A84−1(0.85g、3.0mmol)をTHF(15mL)に入れて撹拌した溶液にBH3・THF(1.0M(THF溶液)、17.9mL、17.88mmol)を添加し、室温で16時間撹拌した。この反応混合物をMeOHで反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×30mL)。有機層を集めて水(50mL)で洗浄し、食塩水(50mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮することによって褐色のゴム状物質として化合物A84−2(0.65g、75%)を得た。
工程3:1−(2−クロロ−6−ニトロフェニル)−2−((3,5−ジフルオロベンジル)アミノ)エタノール(A84)
参考例A56の工程8に記載の手順と同様の手順で化合物A84−2(0.65g、2.24mmol)と3,5−ジフルオロベンズアルデヒド(0.24mL、2.24mmol)とNaBH4(0.17g、4.49mmol)とをMeOH(10mL)中で反応させることにより、黄色の固体として化合物A84(0.57g、74%)を得た。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 7.52-7.29 (m, 3H), 6.89-6.66 (m, 3H), 5.22 (dd, J = 10.0, 3.7 Hz, 1H), 3.88 (s, 2H), 3.27-3.19 (m, 1H), 3.07 (dd, J = 12.6, 3.7 Hz, 1H); LCMS (APCI): 343 (M+H)+ 。
[参考例A92]
工程1:(5S)−5−(((テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)オキシ)メチル)ジヒドロフラン−2(3H)−オン(A92−1)
(S)−5−(ヒドロキシメチル)ジヒドロフラン−2(3H)−オン(4.0g、34.45mmol)をDCM(20mL)に入れて撹拌した溶液に、室温で3,4−ジヒドロ−2H−ピラン(3.95mL、41.34mmol)を添加した後にp−トルエンスルホン酸ピリジニウム(0.86g、3.44mmol)を添加し、この混合物を16時間撹拌した。この反応混合物をDCM(20mL)で希釈し、水(40mL)で反応停止させ、DCMで抽出した(2回×50mL)。有機層を集めて食塩水で洗浄し(2回×20mL)、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;50%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色のゴム状物質として化合物A92−1(5.85mg、85%)を得た。
工程2:(2S)−5−メチル−1−((テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)オキシ)ヘキサン−2,5−ジオール(A92−2)
化合物A92−1(5.85g、29.1mmol)をTHF(50mL)に入れて撹拌した溶液に臭化メチルマグネシウム(3.0M(Et2O溶液)、22.4mL、67.2mmol)に0℃で10分かけて滴下し、この混合物を0℃で4時間撹拌し、室温まで昇温させて15時間撹拌した。この反応混合物を飽和NH4Cl水溶液で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×50mL)。有機層を集めて水(100mL)で洗浄し、食塩水(100mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;90%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色のゴム状物質として化合物A92−2(6.09g、90%)を得た。
工程3:(S)−(5,5−ジメチルテトラヒドロフラン−2−イル)メタノール(A92−3)
化合物A92−2(1.03g、4.43mmol)をMeOH(8mL)に入れて撹拌した溶液にp−トルエンスルホン酸一水和物(421mg、2.2mmol)を室温で添加し、この混合物を5時間還流させた。反応混合物を室温まで冷却し、水(15mL)で反応停止させ、DCMで抽出した(2回×25mL)。
有機層を集めて食塩水(20mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;35%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色のゴム状物質として化合物A92−3(330mg、57%)を得た。
工程4:メタンスルホン酸(S)−(5,5−ジメチルテトラヒドロフラン−2−イル)メチル(A92−4)
化合物A92−3(300mg、2.30mmol)をDCM(6mL)に入れて撹拌した溶液に、0℃でEt3N(0.64mL、4.6mmol)を添加した後に塩化メタンスルホニル(0.21mL、2.76mmol)を添加した。この混合物を0℃で30分間撹拌し、2時間かけて室温まで昇温させた。反応混合物を水(10mL)で反応停止させ、DCMで抽出した(2回×20mL)。有機層を集めて水(20mL)で洗浄し、食塩水(20mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;35%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色のゴム状物質として化合物A92−4(310mg、64%)を得た。
工程5:2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−N−(((S)−5,5−ジメチルテトラヒドロフラン−2−イル)メチル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(A92)
化合物A92−4(140mg、0.67mmol)と化合物A1−3(216mg、0.67mmol)とNa2CO3(710mg、6.7mmol)と2−プロパノール(4mL)との混合物をマイクロ波バイアルに入れてバイアルの蓋を閉め、120℃で2時間マイクロ波を照射した。この反応混合物を室温まで冷却し、水(15mL)で反応停止させ、DCMで抽出した(2回×25mL)。有機層を集めて食塩水(20mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;2%MeOH/DCM(溶離液))によって精製し、無色のゴム状物質として化合物A92(40mg、14%)を得た。
[参考例A93]
工程1:1−(2−クロロ−6−メトキシフェニル)−2−ニトロエタノール(A93−1)
参考例A1の工程1に記載の手順と同様の手順で2−クロロ−6−メトキシベンズアルデヒド(1.0g、5.88mmol)とK2CO3(0.3g、2.2mmol)をCH3NO2(10mL)中で反応させることにより、無色の油状物質として化合物 A93−1(1.35g、未精製)を得た。
工程2:(1−(2−クロロ−6−メトキシフェニル)−2−ニトロエトキシ)トリエチルシラン(A93−2)
参考例A1の工程2に記載の手順と同様の手順で化合物A93−1(1.35g、5.84mmol)とTES−Cl(1.17mL、7.01mmol)とイミダゾール(1.19g、17.53mmol)とをDMF(10mL)中で反応させることにより、無色の油状物質として化合物A93−2(2.14g、未精製)を得た。
工程3:2−(2−クロロ−6−メトキシフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(A93−3)
参考例A1の工程3に記載の手順と同様の手順で化合物A93−2(2.14g、6.2mmol)とFe(3.48g、62.0mmol)とNH4Cl(3.3g、62.0mmol)とをEtOH/水(4:1、20mL)中で反応させることにより、無色の油状物質として化合物A93−3(1.6g、84%)を得た。
工程4:2−(2−クロロ−6−メトキシフェニル)−N−(3,5−ジフルオロベンジル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(A93)
参考例A1の工程4に記載の手順と同様の手順で化合物A93−3(1.6g、5.16mmol)と3,5−ジフルオロベンズアルデヒド(0.56mL、5.16mmol)とNaBH4(0.39g、10.2mmol)とをMeOH(10mL)中で反応させることにより、無色のゴム状物質として化合物A93(1.2g、54%)を得た。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 7.13 (t, J = 8.1 Hz, 1H), 6.95-6.60 (m, 5H), 5.58 (dd, J = 8.6, 4.7 Hz, 1H), 3.83-3.77 (m, 5H), 3.28 (dd, J = 12.0, 8.7 Hz, 1H), 2.78 (dd, J = 12.0, 4.7 Hz, 1H), 0.87-0.82 (m, 9H), 0.60-0.46 (m, 6H); LCMS (APCI): 442 (M+H)+。
[参考例A94]
工程1:4−メチルベンゼンスルホン酸(S)−(5−オキソテトラヒドロフラン−2−イル)メチル(A94−1)
(S)−5−(ヒドロキシメチル)ジヒドロフラン−2(3H)−オン(2.0g、17.2mmol)をDCM(20mL)に入れて撹拌した溶液に、0℃でEt3N(4.8mL、34.44mmol)を添加した後に塩化p−トルエンスルホニル(3.61g、18.94mmol)を添加した。この混合物を室温まで昇温させ、同じ温度で15時間撹拌した。この反応混合物を水(100mL)で反応停止させ、DCMで抽出した(2回×50mL)。有機層を集めて水(50mL)で洗浄し、食塩水(50mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;50%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、白色の固体として化合物A94−1(4.06g、87%)を得た。
工程2:(R)−(5,5−ジメチルテトラヒドロフラン−2−イル)メタノール(A94−2)
化合物A94−1(1.63g、6.03mmol)をTHF(20mL)に入れて撹拌した溶液にMeLi(3.0M(ジエトキシメタン溶液)、4.4mL、13.26mmol)を−78℃で10分かけて滴下し、この混合物を−78℃で1時間撹拌し、4時間かけて室温まで昇温させた。この反応混合物を飽和NaCl水溶液で反応停止させ、水(30mL)で希釈し、EtOAcで抽出した(2回×25mL)。有機層を集めて水(30mL)で洗浄し、食塩水(30mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;35%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色のゴム状物質として化合物A94−2(220mg、28%)を得た。
工程3:メタンスルホン酸(R)−(5,5−ジメチルテトラヒドロフラン−2−イル)メチル(A94−3)
参考例A92の工程4に記載の手順と同様の手順で化合物A94−2(360mg、2.76mmol)とEt3N(0.77mL、5.52mmol)と塩化メタンスルホニル(0.25mL、3.31mmol)とをDCM(5.0mL)中で反応させることにより、無色のゴム状物質として化合物A94−3(351mg、61%)を得た。
工程4:2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−N−(((R)−5,5−ジメチルテトラヒドロフラン-2−イル)メチル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(A94)
参考例A92の工程5に記載の手順と同様の手順で化合物A94−3(200mg、0.96mmol)と化合物A1−3(247mg、0.77mmol)とNa2CO3(508mg、4.8mmol)とをイソプロパノール(3.0mL)中で反応させることにより、無色のゴム状物質として化合物A94(32mg、8%)を得た。
[参考例A103]
工程1:N−メトキシ−N−メチル−1−(トリフルオロメチル)シクロプロパンカルボキサミド(A103−1)
1−(トリフルオロメチル)シクロプロパンカルボン酸(150mg、0.974mmol)と1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物(224mg、1.46mmol)と1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(280mg、1.46mmol)とN,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(142mg、1.46mmol)とをDMF(5mL)中で混合し、DIPEA(0.50mL、2.92mmol)を添加し、この混合物を室温で一晩撹拌した。この反応混合物を水(30mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した。回収した有機層を水で洗浄し、食塩水で洗浄してMgSO4で乾燥させ、減圧濃することによって黄白色の油状物質として化合物A103−1(164mg、85%)を得た。
工程2:1−(トリフルオロメチル)シクロプロパンカルボアルデヒド(A103−2)
化合物A103−1(164mg、0.832mmol)をDCM(2mL)に入れて撹拌した溶液に水素化ジイソブチルアルミニウム(1M(ヘキサン溶液)、1.0mL、1.0mmol)を−78℃の窒素雰囲気下で添加した。0.5時間後、混合物を0℃まで昇温させ、0.5時間撹拌した。反応混合物を飽和KHSO4水溶液(10mL)で反応停止させ、DCMで抽出した(2回×4mL)。有機層を集め、精製を加えずにそのまま次の工程に使用した。
工程3:2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)−N−((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)エタンアミン(A103)
化合物A103−2を含むDCM溶液に化合物A1−3(0.20g、0.622mmol)を溶解した。この溶液にMgSO4(0.2g)を添加し、この混合物を2時間撹拌した。この混合物にMeOH(10mL)とNaBH4(0.2g)を添加し、0.5時間撹拌した。この反応混合物を水で反応停止させ、EtOAcで抽出した。回収した有機層を食塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、減圧濃縮した。この粗生成物を、20%EtOAc/ヘプタンで溶離するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、無色の油状物質として化合物A103(87mg、32%)を得た。1H NMR (CDCl3, 400 MHz) δ: 8.43 (2H, s), 5.45 (1H, dd, J = 8.5, 4.6 Hz), 3.24 (1H, dd, J = 12.2, 8.8 Hz), 2.86 (2H, dd, J = 24.4, 13.2 Hz), 2.76 (1H, dd, J = 12.2, 4.4 Hz), 0.97-0.86 (13H, m), 0.56-0.52 (6H, m)。
[参考例A111]
工程1:2,6−ジクロロ−4−メチル安息香酸(A111−1)
1,3−ジクロロ−5−メチルベンゼン(2.0g、12.4mmol)をTHF(20mL)に溶解した液を撹拌し、n−BuLi(2.0M(ヘキサン溶液)、9.3mL、18.6mmol)を−78℃で10分かけて滴下し、混合物を−78℃で30分間撹拌した。この反応混合物にドライアイスをゆっくりと添加し、この混合物を同じ温度で20分間撹拌した。その後、反応混合物をゆっくりと室温まで温め、6MのHCl(10mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×30mL)。有機層を集めて水(50mL)で洗浄し、食塩水(50mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮することによって白色の固体として化合物A111−1(1.1g、44%)を得た。
工程2:2,6−ジクロロ−4−ホルミル安息香酸(A111−2)
化合物A111−1(1.1g、5.3mmol)をDCM(20mL)に溶解した液を撹拌し、NBS(2.3g、13.4mmol)とシュウ酸ジフェニル(65mg、0.27mmol)を添加し、40時間還流させた。この反応混合物を室温にし、溶媒を蒸発させた。残留物にEtOAc(10mL)を添加し、得られた固体をブフナー漏斗で濾過した。濾液を蒸発させ、粗生成物をEtOH(20mL)に溶解し、50℃に加熱した。硝酸銀(I)(1.37g、8.0mmol)を熱水(3mL)に溶解した液を反応混合物に滴下し、45分間同じ温度に維持した。反応混合物を1MのHCl(10mL)で反応停止させ、得られた固体を濾過し、EtOH(30mL)で洗浄した。濾液を蒸発させ、残った水層をEtOAcで抽出した(2回×50mL)。有機層を集めて水(50mL)で洗浄し、食塩水(50mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮することによって褐色の油状物質として化合物A111−2(1.6g、未精製)を得た。
工程3:2,6−ジクロロ−4−ホルミル安息香酸メチル(A111−3)
化合物A111−2(1.1g、5.0mmol)をDMF(10mL)に溶解した液を撹拌し、K2CO3(1.0g、7.5mmol)を0℃で添加した後、MeI(0.94mL、15.0mmol)をゆっくりと添加し、この反応混合物を同じ温度で30分間撹拌した。次いで反応混合物を水(50mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×30mL)。有機層を集めて水(50mL)で洗浄し、食塩水(50mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;10%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、白色の固体として化合物A111−3(0.59g、50%)を得た。
工程4:2,6−ジクロロ−4−(ジフルオロメチル)安息香酸メチル(A111−4)
化合物A111−3(0.36g、1.5mmol)をDCM(10mL)に入れて撹拌した溶液にDAST(0.37mL、2.8mmol)を−78℃で滴下した後にMeOHを滴下し、この反応混合物を同じ温度で15分間撹拌し、0℃にした。反応混合物を同じ温度で30分間撹拌し、室温で16時間撹拌した。反応混合物を0℃で飽和NaHCO3(20mL)によって反応停止させ、20分間撹拌し、DCMで抽出した(2回×30mL)。有機層を集めて水(50mL)で洗浄し、食塩水(50mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮することによって無色の油状物質として化合物A111−4(0.37g、94%)を得た。
工程5:(2,6−ジクロロ−4−(ジフルオロメチル)フェニル)メタノール(A111−5)
化合物A111−4(1.44g、5.64mmol)をTHF(10mL)に溶解した液を撹拌し、THF(10mL)に溶解したLiAlH4(2.0M(THF溶液)、4.23mL、8.46mmol)を−78℃で15分かけて滴下し、0℃にした。この反応混合物を同じ温度で30分間撹拌し、室温で16時間撹拌した。反応混合物を0℃で1MのHCl(20mL)によって反応停止させ、20分間撹拌し、EtOAcで抽出した(2回×30mL)。有機層を集めて水(50mL)で洗浄し、食塩水(50mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮することによって無色の油状物質として化合物A111−5(0.59g、45%)を得た。
工程6:2,6−ジクロロ−4−(ジフルオロメチル)ベンズアルデヒド(A111−6)
参考例A56の工程4に記載の手順と同様の手順で化合物A111−5(0.59g、2.46mmol)とデス−マーチンペルヨージナン(2.1g、4.92mmol)をDCM(10mL)中で反応させることにより、無色の油状物質として化合物A111−6(0.38g、65%)を得た。
工程7:2−(2,6−ジクロロ−4−(ジフルオロメチル)フェニル)−2−((トリメチルシリル)オキシ)アセトニトリル(A111−7)
化合物A111−6(0.38g、1.6mmol)をDCM(15mL)に溶解した液を撹拌し、TMSCN(0.31mL、2.5mmol)とNMO(60mg、0.5mmol)を室温で添加し、1時間撹拌した。この反応混合物を水(50mL)で反応停止させ、DCMで抽出した(2回×30mL)。有機層を集めて水(50mL)で洗浄し、食塩水(50mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮することによって黄色の固体として化合物A111−7(0.53g、97%)を得た。
工程8:2−(2,6−ジクロロ−4−(ジフルオロメチル)フェニル)−2−((トリメチルシリル)オキシ)エタンアミン(A111−8)
化合物A111−7(0.53g、1.6mmol)をTHF(10mL)に溶解した液を撹拌し、BH3・THF(8.2mL、8.1mmol)を添加し、室温で16時間撹拌した。この反応混合物をMeOHで反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×30mL)。有機層を集めて水(50mL)で洗浄し、食塩水(50mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮することによって黄色の油状物質として化合物A111−8(0.5g、未精製)を得た。
工程9:1−(2,6−ジクロロ−4−(ジフルオロメチル)フェニル)−2−((3,5−ジフルオロベンジル)アミノ)エタノール(A111)
参考例A56の工程8に記載の手順と同様の手順で化合物A111−8(0.5g、1.52mmol)と3,5−ジフルオロベンズアルデヒド(0.16mL、1.52mmol)とNaBH4(0.11g、3.0mmol)とをMeOH(5mL)中で反応させることにより、無色のゴム状物質として化合物A111(0.21g、36%)を得た。1H NMR (CDCl3, 400 MHz): δ 7.44 (s, 2H), 6.89-6.42 (m, 4H), 5.56-5.25 (m, 1H), 3.87 (s, 2H), 3.26 (dd, J = 12.8, 9.6 Hz, 1H), 2.91-2.86 (m, 1H)。
[参考例A112]
工程1:4−(ヒドロキシメチル)−1−メチルシクロヘキサノール(A112−1)
4−(ヒドロキシメチル)シクロヘキサノン(1.0g、7.8mmol)をTHF(20mL)に溶解した液を撹拌し、臭化メチルマグネシウム(3.0M(Et2O溶液)、7.8mL、23.4mmol)を0℃で5分かけて滴下した。この混合物を室温まで昇温させ、同じ温度で2時間撹拌した。この反応混合物を飽和NH4Cl水溶液で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×20mL)。有機層を集めて水(20mL)で洗浄し、食塩水(20mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;80%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、白色の固体として化合物A112−1(300mg、27%)を得た。
工程2:4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキサンカルボアルデヒド(A112−2)
参考例A56の工程4に記載の手順と同様の手順で化合物A112−1(50mg、0.348mmol)とデス−マーチンペルヨージナン(206mg、0.48mmol)をDCM(5.0mL)中で反応させることにより、黄色の泡状物質として化合物A112−2(49mg、未精製)を得た。
工程3:4−(((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)アミノ)メチル)−1−メチルシクロヘキサノール(A112)
化合物A112−2(49mg、0.34mmol)をDCM(15mL)に溶解した液を撹拌し、室温で化合物A1−3(109mg、0.34mmol)を添加した後にNaBH(OAc)3(108mg、0.51mmol)を添加した。この混合物を室温で4時間撹拌した。この反応混合物を飽和NaHCO3水溶液(10mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×20mL)。有機層を集めて水(20mL)で洗浄し、食塩水(20mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;5%MeOH/DCM(溶離液))によって精製し、黄色のゴム状物質として化合物A112(58mg、37%(2工程を通じて))を得た。
[参考例A118]
N−(2−ブロモベンジル)−2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(A118)
参考例A1の工程4に記載の手順と同様の手順で化合物A1−3(1.0g、3.16mmol)と2−ブロモベンズアルデビド(576mg、3.11mmol)とNaBH4(172mg、4.67mmol)とをMeOH(40mL)中で反応させることにより、無色の油状物質として化合物A118(1.2g、79%)を得た。1H NMR (CDCl3, 400 MHz): δ 8.41 (s, 2H), 7.53-7.51 (m, 1H), 7.37-7.35 (m, 1H), 7.28-7.25 (m, 1H), 7.13-7.08 (m, 1H), 5.55 (dd, J = 8.2, 5.2 Hz, 1H), 3.94-3.85 (m, 1H), 3.20 (dd, J = 12.1, 8.4 Hz, 1H), 2.88 (d, J = 4.8 Hz, 0.5H), 2.86 (dd, J = 12.1, 5.1 Hz, 0.5H), 0.89-0.86 (m, 9H), 0.58-0.51 (m, 6H)。
[参考例A119]
工程1:1,3−ジブロモ−2,2−ジメチルプロパン(A119−1)
トリフェニルホスフィン(26.2g、0.1mol)をCH3CN(50mL)に溶解した液を撹拌したものに、臭素(5.13mL、0.10mol)をCH3CN(30mL)に溶解した液を0℃で滴下した。反応混合物に2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジオール(5.1g、0.05mol)を少しずつ添加し、90℃で16時間撹拌した。減圧下で溶媒を除去し、残留物をMTBE(150mL)に懸濁させ、生じた固体を濾過により除去した。濾液を減圧濃縮し、残留物をCH3CNに溶解し、ヘキサンで抽出した(3回×100mL)。ヘキサン抽出物を集めて減圧濃縮し、褐色の油状物質として化合物A119−1(6.5g、59%)を得た。
工程2:3,3−ジメチルシクロブタン−1,1−ジカルボン酸ジペンチル(A119−2)
ナトリウム(0.98g、43.0mmol)を少しずつペンタノール(25mL)に添加し、この混合物を50℃で撹拌し、透明な溶液を得た。この反応混合物を70℃に加熱し、次いでマロン酸ジエチル(3.50g、26.0mmol)を5分間かけて添加した。反応混合物を130℃に加熱し、化合物A119−1(5.0g、21mmol)を10分間かけて滴下した。この反応混合物を130℃で4時間加熱した。100℃の真空下で溶媒を除去し、残留物を水(100mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×50mL)。有機抽出物を集めて減圧濃縮し、褐色の油状物質として化合物A119−2(6g、未精製)を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に使用した。
工程3:3,3−ジメチルシクロブタン−1,1−ジカルボン酸(A119−3)
化合物A119−2(6g、未精製)をEtOH/水(60mL、2:1)に溶解した液にKOH溶液(40%水溶液、10mL)を添加し、この反応混合物を100℃で4時間撹拌した。減圧下で溶媒を除去した後、残留物を水(100mL)に懸濁させ、MTBEで洗浄した。水層をpH1まで酸性化し、EtOAcで抽出した(3回×50mL)。有機層を集めて水(100mL)で洗浄し、食塩水(100mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮することによって褐色の半固体として化合物A119−3(2.5g、未精製)を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に使用した。
工程4:3,3−ジメチルシクロブタンカルボン酸(A119−4)
化合物A119−3(2.5g、未精製)を200℃ちょうどで2時間加熱し、淡褐色のゴム状物質として化合物A119−4(900mg、未精製)を得た。
工程5:(3,3−ジメチルシクロブチル)メタノール(A119−5)
LiAlH4(534mg、14.0mmol)をTHF(20mL)に懸濁させて撹拌した液に、化合物A119−4(900mg、7.0mmol)をTHF(10mL)に溶解した液を0℃で添加し、この混合物を同じ温度で3時間撹拌した。この反応混合物を水(3mL)と20%NaOH水溶液(3mL)で反応停止させ、室温で10分間撹拌した。固体をセライトパッドで濾過し、有機層を水(20mL)で洗浄し、食塩水(20mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;20%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、淡黄色の油状物質として化合物A119−5(160mg、20%)を得た。
工程6:3,3−ジメチルシクロブタンカルボアルデヒド(A119−6)
化合物A119−5(160mg、1.4mmol)をDCM(10mL)に溶解した液を撹拌し、デス−マーチンペルヨージナン(1.20g、2.8mmol)を添加し、この混合物を室温で2時間撹拌した。この反応混合物をDCM(10mL)で希釈し、Na2S2O8水溶液(5mL)とNaHCO3水溶液(5mL)水溶液で反応停止させた。有機層を水(10mL)で洗浄し、食塩水(10mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮することによって黄色の油状物質として化合物A119−6(150mg(定量))を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に使用した。
工程7:2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−N−((3,3−ジメチルシクロブチル)メチル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(A119)
化合物A119−6(150mg、1.33mmol)と化合物A1−3(300mg、0.97mmol)をMeOH(10mL)中で混合し、室温で3時間撹拌した。NaBH4(75mg、1.99mmol)を少しずつ添加し、この混合物を室温で3時間撹拌した。この反応混合物を水で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×20mL)。有機層を集めて水(100mL)で洗浄し、食塩水(100mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;20%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、黄色のゴム状物質として化合物A119(190mg、36%)を得た。1H NMR (CDCl3, 400 MHz): δ 8.42 (s, 2H), 5.46-5.52 (m, 1H), 3.16-3.23 (m, 1H), 2.71-2.79 (m, 1H), 2.53-2.69 (m, 2H), 1.42-1.62 (m, 5H), 1.23-1.38 (m, 6H), 0.84-0.92 (m, 9H), 0.49-0.58 (m, 6H)。
[参考例A122]
工程1:4−メチレンシクロヘキサンカルボン酸エチル(A122−1)
臭化メチルトリフェニルホスホニウム(5.36g、15mmol)をTHF(50mL)に溶解した液を撹拌し、リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(1.0M(THF溶液)、15mL、15mmol)を0℃で滴下し、同じ温度で40分間撹拌した。4−オキソシクロヘキサンカルボン酸エチル(2.04g、12mmol)をTHF(20mL)に溶解した液を0℃でゆっくりと添加し、0℃から室温になるまで2時間撹拌した。反応混合物を飽和NH4Cl水溶液で反応停止させ、ヘキサンで抽出した。回収した有機層をMgSO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物に溶媒(100mL、ヘキサン/Et2O=5/1)を添加し、30分間撹拌した。この懸濁液を濾過し、濾液を減圧濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(5%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色の油状物質として化合物A122−1(1.478g、73%)を得た。
工程2:1−(ブロモメチル)−4−メチレンシクロヘキサンカルボン酸エチル(A122−2)
ジイソプロピルアミン(0.93mL、6.6mmol)をTHF(20mL)に溶解した液にn−BuLi(2.6M(ヘキサン溶液)、2.5mL、6.6mmol)を−78℃で滴下し、同じ温度で30分間撹拌した。この反応混合物にヘキサメチルホスホルアミド(4mL)を添加し、同じ温度で20分間撹拌した。化合物A122−1(1.01g、6mmol)をTHF(5mL)に溶解した液を添加し、同じ温度で1時間撹拌した。反応混合物にジブロモメタン(2.1mL、30mmol)溶液を添加し、この混合物を1.5時間かけて室温まで昇温させた。反応混合物をヘキサン(80mL)およびAcOEt(20mL)で希釈した。回収した有機層を水で洗浄し、飽和NH4Cl水溶液で洗浄し、食塩水で洗浄してMgSO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(10%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、黄白色の油状物質として化合物A122−2(1.39g、89%)を得た。
工程3:4−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−カルボン酸エチル(A122−3)
化合物A122−2(783mg、3mmol)をトルエン(65mL)に溶解した液を撹拌し、トルエン(20mL)に溶解した水素化トリブチルスズ(0.888mL、3.3mmol)および2,2’−アゾビス(イソブチロニトリル)(25mg)を添加し、この混合物を110℃で1時間撹拌した。この反応混合物を冷却し、減圧濃縮した。DCM(20mL)とKF(1.0g)を水(0.31mL)に溶解した液とを残留物に添加し、この混合物を1時間撹拌した。この反応混合物に無水Na2SO4を入れて濾過し、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(10%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色の油状物質として化合物A122−3(501mg、92%)を得た。
工程4:4−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−カルボン酸(A122−4)
化合物A122−3(500mg、2.74mmol)をMeOH/水(8mL、3:1)に溶解した液を撹拌し、LiOH水溶液(4M、2mL、8mmol)を添加し、この混合物を室温で2.5時間撹拌し、50℃で1.5時間撹拌した。減圧下で有機溶媒を除去し、残留物を水(10mL)およびヘキサン(10mL)で希釈した。水層を6MのHCl水溶液でpH1まで酸性化し、DCMで抽出した。有機層をMgSO4で乾燥させ、減圧濃縮することによって黄白色の固体として化合物A122−4(313mg、74%)を得た。
工程5:N−メトキシ−N,4−ジメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−カルボキサミド(A122−5)
化合物A122−4(302mg、1.96mmol)と1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物(460mg、3mmol)と1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(466mg、3mmol)とN,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(293mg、3mmol)をDMF(10mL)中で混合し、DIPEA(1.03mL、6mmol)を添加し、この混合物を室温で一晩撹拌した。この反応混合物を水(30mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した。回収した有機層を飽和NH4Cl水溶液で洗浄し、食塩水で洗浄してMgSO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(30%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色の油状物質として化合物A122−5(271.4mg、70%)を得た。
工程6:4−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−カルボアルデヒド(A122−6)
化合物A122−5(271mg、1.37mmol)をEt2O(5mL)に溶解した液に、LiAlH4(52mg、1.37mmol)をEt2O(2mL)に懸濁した液を0℃で添加し、同じ温度で45分間撹拌した。この反応混合物を0℃で飽和KHSO4水溶液(5mL)によって反応停止させ、室温で30分間撹拌し、Et2Oで抽出した。有機層をMgSO4で乾燥させ、減圧濃縮し、無色の油状物質として化合物A122−6(163mg、86%)を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に使用した。
工程7:2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−N−((4−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−イル)メチル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(A122)
参考例A31の工程4に記載の手順と同様の手順で化合物A1−3(160mg、0.50mmol)と化合物A122−6(82mg、0.59mmol)とNaBH4(120mg)とMgSO4(200mg)とをMeOH(4mL)およびDCM(3mL)中で反応させることにより、黄白色の油状物質として化合物A122(177mg、80%)を得た。1H NMR (CDCl3, 400 MHz): δ 8.42 (s, 2H), 5.50 (dd, J = 8.7, J = 4.6 Hz, 1H), 3.24 (dd, J = 12.6, J = 8.7 Hz, 1H), 2.78 (dd, J = 12.6, J = 4.6 Hz, 1H), 2.75 (d, J = 11.7 Hz, 1H), 2.67 (d, J = 11.7 Hz, 1H), 1.54-1.32 (m, 8H), 1.10-1.08 (m, 5H), 0.89 (t, J = 8.0 Hz, 9H), 0.58-0.49 (m, 6H)。
[参考例A124]
工程1:シクロペンタンカルボン酸エチル(A124−1)
シクロペンタンカルボン酸塩(1.14g、10mmol)をEtOH(5mL)に溶解した液にH2SO4(0.1mL)を室温で添加した。この混合物を80℃まで昇温させ、同じ温度で3.5時間撹拌した。この反応混合物を室温まで冷却し、飽和NaHCO3水溶液(40mL)に注いだ。この混合物を室温で30分間撹拌し、EtOAcで抽出した。有機層をMgSO4で乾燥させて減圧濃縮し、淡黄色の油状物質として化合物A124−1(1.01g、71%)を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に使用した。
工程2:1−フルオロシクロペンタンカルボン酸エチル(A124−2)
ジイソプロピルアミン(1.55mL、11mmol)をTHF(40mL)に溶解した液にn−BuLi(2.6M(ヘキサン溶液)、4.0mL、10.5mmol)を−78℃で滴下し、同じ温度で30分間撹拌した。化合物A124−1(1.00g、7mmol)をTHF(10mL)に溶解した液をこの混合物に添加し、同じ温度で50分間撹拌した。この反応混合物を1時間かけて0℃まで昇温させ、N−フルオロ−N−(フェニルスルホニル)ベンゼンスルホンアミド(3.47g、10mmol)をTHF(10mL)に溶解した液をこの混合物に添加し、同じ温度で1時間撹拌した。この反応混合物を一晩かけて室温まで昇温させ、飽和NH4Cl水溶液で反応停止させ、EtOAcで抽出した。回収した有機層を減圧濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(10%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製することにより、黄色の油状物質として化合物A124−2(911mg、81%)を得た。
工程3:1−フルオロシクロペンタンカルボン酸(A124−3)
化合物A124−2(910mg、5.68mmol)をEtOH/THF/水(7mL、4:2:1)に溶解して撹拌し、LiOH水溶液(4M、3mL、12mmol)を添加した。この混合物を室温で2.5時間撹拌した。減圧下で有機溶媒を除去し、残留物を2MのHCl水溶液でpH1になるまで酸性化し、EtOAcで抽出した。有機層をMgSO4で乾燥させ、減圧濃縮することにより、褐色の油状物質として化合物A124−3(709mg、95%)を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に使用した。
工程4:1−フルオロ−N−メトキシ−N−メチルシクロペンタンカルボキサミド(A124−4)
化合物A124−3(709mg、5.37mmol)と1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(986mg、6.44mmol)と1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(1.0g、6.44mmol)とN,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(628mg、6.44mmol)とをDMF(10mL)に混合し、トリエチルアミン(1.12mL、8.05mmol)を添加し、この混合物を室温で一晩撹拌した。この反応混合物を2MのHCl水溶液(30mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した。回収した有機層を水で洗浄し、食塩水で洗浄してMgSO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(20%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、黄色の油状物質として化合物A124−4(543mg、58%)を得た。
工程5:1−フルオロシクロペンタンカルボアルデヒド(A124−5)
化合物A124−4(140mg、0.8mmol)をEt2O(20mL)に溶解した液にLiAlH4(33mg、0.88mmol)を0℃で添加し、同じ温度で5時間撹拌した。この反応混合物を0℃で飽和KHSO4水溶液(5mL)によって反応停止させ、Et2Oで抽出した。有機層を集めてMgSO4で乾燥させ、減圧濃縮することによって化合物A124−5を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に使用した。
工程6:2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−N−((1−フルオロシクロペンチル)メチル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(A124)
参考例A31の工程4に記載の手順と同様の手順で化合物A1−3(233mg、0.73mmol)と化合物A124−5(93mg、0.8mmol)とNaBH(OAc)3(231mg、1.09mmol)とMgSO4(93mg)とAcOH(0.042mL、0.73mmol)とをDCM(2mL)中で反応させることにより、化合物A124(207mg、68%)を得た。1H NMR (CDCl3, 400 MHz): δ 8.43 (s, 2H), 5.49 (dd, J = 8.5, J = 4.5 Hz, 1H), 3.26 (dd, J = 12.6, J = 8.5 Hz, 1H), 2.87 (d, J = 21.0 Hz, 2H), 2.83 (dd, J = 12.6, J = 4.5 Hz, 1H), 1.93-1.60 (m, 8H), 0.88 (t, J = 7.8 Hz, 9H), 0.60-0.49 (m, 6H)。
[参考例A141]
工程1:3−メチレンシクロブタンカルボン酸(A141−1)
KOH(10g、178mmol)を水(15mL)およびEtOH(15mL)に溶解して撹拌し、3−メチレンシクロブタンカルボニトリル(3.92g、42mmol)を室温で10分かけて添加した。この混合物を90℃まで昇温させ、同じ温度で3.5時間撹拌した。この反応混合物を減圧濃縮し、残留物を0℃の水(10mL)に溶解し、この混合物を6MのHCl水溶液でpH1になるまで酸性化し、DCMで抽出した。有機層をMgSO4で乾燥させ、減圧濃縮して無色の油状物質として化合物A141−1(4.65g、98%)を得た。この生成物をそれ以上精製せずに次の工程に使用した。
工程2:3−メチレンシクロブタンカルボン酸メチル(A141−2)
化合物A141−1(4.64g、41.4mmol)をDCM(25mL)およびMeOH(5mL)に溶解して撹拌し、トリメチルシリルジアゾメタン(2.0M(ヘキサン溶液)、25mL、50mmol)を0℃で5分かけて滴下した。この混合物を室温まで昇温させ、同じ温度で30分間撹拌した。この反応混合物をAcOH(0.45mL)で反応停止させ、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(20%DCM/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色の油状物質として化合物A141−2(3.8g、73%)を得た。
工程3:スピロ[2.3]ヘキサン−5−カルボン酸メチル(A141−3)
ジエチル亜鉛(1.0M(ヘキサン溶液)、46mL、46mmol)をDCM(200mL)に溶解した液に、TFA(3.54mL、46mmol)をDCM(50mL)に溶解した液を0℃で30分かけて滴下し、ジヨードメタン(3.7mL、46mmol)をDCM(50mL)に溶解した液を0℃で45分かけて滴下した。この混合物を同じ温度で1時間撹拌した。化合物A141−2(2.52g、20mmol)をDCM(30mL)に溶解した液を反応混合物に添加し、この混合物を一晩かけて室温まで昇温させた。反応混合物を飽和NH4Cl水溶液(200mL)で反応停止させ、DCMで抽出した。回収した有機層をMgSO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(20%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色の油状物質として化合物A141−3(1.77g、63%)を得た。
工程4:スピロ[2.3]ヘキサン−5−カルボン酸(A141−4)
LiOH(4M(水溶液)、10mL、40mmol)を水(10mL)およびMeOH(20mL)に溶解して撹拌し、化合物A141−3(1.76g、12.6mmol)を室温で添加した。この混合物を室温で40分かけて撹拌した。この反応混合物を減圧濃縮して約20mLの溶液にし、得られた溶液を6MのHCl水溶液でpH1になるまで酸性化し、DCMで抽出した。有機層をMgSO4で乾燥させて減圧濃縮し、無色の油状物質として化合物A141−4(1.51g、95%)を得た。この生成物をそれ以上精製せずに次の工程に使用した。
工程5:N−メトキシ−N−メチルスピロ[2.3]ヘキサン−5−カルボキサミド(A141−5)
化合物A141−4(1.51mg、12.0mmol)と1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物(2.30g、15mmol)と1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(2.33g、15mmol)とN,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(1.46g、15mmol)とをDMF(20mL)中で混合し、DIPEA(3.43mL、20mmol)を添加し、この混合物を室温で一晩撹拌した。この反応混合物を水で反応停止させ、ヘキサンとEtOAcで抽出した。回収した有機層を1MのHCl水溶液(100mL)で洗浄し、水で洗浄し、飽和Na2CO3水溶液(2回×100mL)で洗浄し、食塩水で洗浄してMgSO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(75%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色の油状物質として化合物A141−5(1.72g、84%)を得た。
工程6:スピロ[2.3]ヘキサン−5−カルボアルデヒド(A141−6)
化合物A141−5(677mg、4mmol)をEt2O(15mL)に溶解した液に、LiAlH4(152mg、4mmol)をEt2O(5mL)に懸濁させた液を0℃で5分かけて添加し、同じ温度で2時間撹拌した。この反応混合物を0℃で飽和KHSO4水溶液(10mL)によって反応停止させ、Et2Oで抽出した。有機層を集めてMgSO4で乾燥させ、減圧濃縮して、無色の油状物質として化合物A141−6(351mg、80%)を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に使用した。
工程7:2−(2,4,6−トリクロロフェニル)−N−(スピロ[2.3]ヘキサン−5−イルメチル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(A141)
参考例A31の工程4に記載の手順と同様の手順で2−(2,4,6−トリクロロフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(248mg、0.7mmol)と化合物A141−6(100mg、0.91mmol)とNaBH4(212mg)とMgSO4(100mg)とをMeOH(1.4mL)およびTHF(3.5mL)中で反応させることにより、黄白色の油状物質として化合物A141(123mg、39%)を得た。1H NMR (CDCl3, 400 MHz): δ 7.29 (s, 2H), 5.53 (dd, J = 9.0, J = 4.6 Hz, 1H), 3.26 (dd, J = 12.2, J = 8.8 Hz, 1H), 2.85-2.71 (m, 3H), 2.62-2.51 (m, 1H), 2.17-2.10 (m, 2H), 1.86-1.81 (m, 2H), 0.87 (t, J = 7.8 Hz, 9H), 0.57-0.50 (m, 6H), 0.43-0.33 (m, 4H)。
[参考例A194]
1−(2,6−ジクロロ-3−フルオロフェニル)−2−(((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)アミノ)エタノール
工程1:2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−((トリメチルシリル)オキシ)アセトニトリル
200mLのRBF(丸底フラスコ)に、2,6−ジクロロ−3−フルオロベンズアルデヒド(2.29g、11.87mmol)とDCM(23mL)とTMSCN(1.9mL、14.24mmol)との溶液を入れ、ヨウ化亜鉛(0.379g、1.187mmol)を添加した。この混合物を室温で4時間撹拌した後、水で洗浄し(2回×20mL)、食塩水で洗浄し、有機層を減圧濃縮した。得られた粗生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;溶離液:0%〜30%EtOAc/ヘプタン)によって精製し、無色の油状物質として2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−((トリメチルシリル)オキシ)アセトニトリル(1.435g、4.91mmol、収率41.4%)を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.32-7.42 (m, 1 H); 7.12-7.24 (m, 1 H); 6.17-6.30 (m, 1 H); 0.12-0.33 (m, 9 H)。
工程2:2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−((トリメチルシリル)オキシ)アセトアルデヒド
100mLの三口RBF(丸底フラスコ)に2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−((トリメチルシリル)オキシ)アセトニトリル(0.50g、1.711mmol)とDCM(9mL)を入れた。この反応混合物を窒素で置換し、−64℃に冷却した。窒素雰囲気下で水素化ジイソブチルアルミニウム(1.0M(ヘキサン溶液)、2.6mL、2.6mmol)を滴下し、この混合物を−64℃で撹拌し、2時間後、反応を停止させた。温度を−65℃未満に維持しながら、反応混合物にMeOH(1.4mL、34.2mmol)を慎重に滴下した後、飽和ロッシェル塩溶液(5mL)を滴下した。この混合物を室温になるまで昇温させ、30分間撹拌した。水とDCMを添加し、水層をDCMで抽出した。有機層を集めて食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥させ、濃縮することによって無色の油状物質として2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−((トリメチルシリル)オキシ)アセトアルデヒドを得た(0.517g、未精製)。
工程3:1−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−(((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)アミノ)エタノール
未精製の2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−((トリメチルシリル)オキシ)アセトアルデヒド(0.258g、0.874mmol)をMeCN(9mL)に溶解した液に、(1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メタンアミン(0.122g、0.874mmol)を添加した後にAcOH(0.050mL、0.874mmol)を添加した。この反応混合物を室温で1時間撹拌し、次いでNaBH(OAc)3(0.370g、1.748mmol)を添加した。この反応混合物を室温で23時間撹拌し、次いで飽和NaHCO3水溶液を添加して反応停止させ、30分間撹拌し、DCMで抽出した(2回×5mL)。有機層を集めて食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥させ、減圧濃縮することによって黄色の油状物質を得た。この黄色の油状物質を2mLのTHFに溶解した。次いでTBAF(1.0M(THF溶液)(0.874mL、0.874mmol)を添加し、反応混合物を室温で15分間撹拌し、飽和NaHCO3水溶液で反応停止させ、DCMで抽出した。有機層を集めて無水MgSO4で乾燥させ、減圧濃縮した。この粗生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;溶離液:0%〜50%EtOAc/ヘプタン)によって精製し、黄色の油状物質として1−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−(((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)アミノ)エタノール(116mg、0.335mmol、収率38.3%)を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.25-7.31 (m, 1H), 7.06 (dd, J=8.9, 8.0 Hz, 1H), 5.45 (dd, J=9.7, 4.5 Hz, 1H), 3.45 (br. s., 1H), 3.28 (dd, J=12.6, 9.8 Hz, 1H), 2.89-2.92 (m, 3H), 0.99 - 1.04 (m, 2H), 0.69-0.76 (m, 2H); LCMS: 346.0 [M+H]+。
[参考例A224]
2−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−N−((1−メチルシクロプロピル)メチル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン
1−メチルシクロプロパンカルボアルデヒド(31.6mg、0.375mmol)と2−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(127mg、0.375mmol)をMeOH(1.9mL)中で混合し、室温で3時間撹拌した。NaBH4(14.20mg、0.375mmol)を少しずつ添加し、この混合物を室温で40分間撹拌し、濃縮し、分取TLC(5%MeOH/DCMにより溶離)によって精製し、2−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−N−((1−メチルシクロプロピル)メチル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(111mg、0.273mmol、収率72.8%)を得た。1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ 7.29 (s, 1H), 7.06-7.10 (m, 2H), 5.56 (br. s., 1H), 3.33 (t, J=10.51 Hz, 1H), 2.81 (d, J=9.17 Hz, 1H), 2.60-2.67 (m, 1H), 2.44 (d, J=11.86 Hz, 1H), 1.46-1.59 (m, 1H), 1.13 (s, 3H), 0.85-0.96 (m, 9H), 0.50-0.63 (m, 6H), 0.36 (br. s., 2H), 0.30 (br. s., 2H); LCMS (ESI) m/z 406.0 (M+H)+。
[参考例A258]
2−(2,6−ジクロロフェニル)−N−((1−メチルシクロプロピル)メチル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン
1−メチルシクロプロパンカルボアルデヒド(32.8mg、0.390mmol)をDCM(2.0mL)に混合し、2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(125mg、0.390mmol)を添加した後にNaBH(OAc)3(124mg、0.585mmol)を添加した。45分後、これを飽和NaHCO3水溶液で反応停止させ、層を分離させて水層をDCMで抽出した。有機層を集めて濃縮し、次いで分取TLC(5%MeOH/DCMで溶離)によって精製し、2−(2,6−ジクロロフェニル)−N−((1−メチルシクロプロピル)メチル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(95mg、0.245mmol、収率62.7%)を得た。1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ 7.28-7.30 (m, 2H), 7.12-7.16 (m, 1H), 5.65 (br. s., 1H), 3.37-3.44 (m, 1H), 2.82-2.90 (m, 1H), 2.69 (br. s., 1H), 2.48 (d, J=11.86 Hz, 1H), 1.60 (br. s., 1H), 1.15 (s, 3H), 0.87-0.92 (m, 9H), 0.51-0.63 (m, 6H), 0.28-0.44 (m, 4H); LCMS (ESI) m/z 388.3 (M+H)+。
[参考例A259]
工程1:2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−((トリメチルシリル)オキシ)アセトニトリル
100mLのRBF(丸底フラスコに2,6−ジクロロベンズアルデヒド(5.08g、29.0mmol)とTMSCN(4.64mL、34.8mmol)とをDCM(60mL)に溶解した液を入れ、ヨウ化亜鉛(0.926g、2.90mmol)を添加し、この混合物を環境温度で3時間撹拌した。この反応混合物をDCM(200mL)で希釈した。有機層を水で洗浄し(2回×20mL)、食塩水(20mL)で洗浄し、有機層をセライトで濾過し、濃縮した。残留物を、0〜40%EtOAc/ヘプタンを用いてBiotage SNAP(登録商標)100gカートリッジでフラッシュクロマトグラフィーを行うことによって精製し、2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−((トリメチルシリル)オキシ)アセトニトリル(3.01g、38%)を得た。
工程2:2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−((トリメチルシリル)オキシ)アセトアルデヒド
2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−((トリメチルシリル)オキシ)アセトニトリル(1.372g、5.00mmol)をDCM(23.16mL)に溶解した液に、水素化ジイソブチルアルミニウム(1.0M(ヘキサン溶液)(7.50mL、7.50mmol))を−78℃で20分かけて滴下し、まずMeOH(1mL、24.97mmol)を加えた後にロッシェル塩1.5M(5.00mL、7.50mmol)を加えて慎重に反応を停止させた。フラスコを槽から取り出し、環境温度になるまで昇温させ、EtOAcで抽出した(20mL)。有機層を分離し、食塩水で洗浄し、セライトパッドで濾過し、濃縮することによって白色の固体として2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−((トリメチルシリル)オキシ)アセトアルデヒド(1.34g、97%)を得た。
工程3:2−(2,6−ジクロロフェニル)−N−((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)−2−((トリメチルシリル)オキシ)エタンアミン
未精製の2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−((トリメチルシリル)オキシ)アセトアルデヒド(0.35g、1.263mmol)をDCM(6.31mL)に溶解した液に(1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メタンアミン(0.176g、1.263mmol)とNaBH(OAc)3(0.374mL、2.53mmol)を添加し、環境温度で2時間撹拌した。反応混合物を飽和NH4Cl水溶液で反応停止させ、DCM(50mL)で希釈した。有機層を相分離器で分離し、濃縮して淡黄色の油状物質として2−(2,6−ジクロロフェニル)−N−((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)−2−((トリメチルシリル)オキシ)エタンアミン(0.378g、70%)を得た。これを精製せずに次の工程に使用した。
[参考例A260]
2−(2,6−ジクロロフェニル)−N−((1−メチルシクロブチル)メチル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン
1−メチルシクロブタンカルボアルデヒド(38.3mg、0.390mmol)をDCM(2.0mL)に混合し、2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(125mg、0.390mmol)を添加した後にNaBH(OAc)3(124mg、0.585mmol)を添加した。45分後、これを飽和NaHCO3水溶液で反応停止させた。層を分離し、水層をDCMで抽出した。有機層を集めて濃縮し、次いで分取TLC(5%MeOH/DCMで溶離)によって精製し、2−(2,6−ジクロロフェニル)−N−((1−メチルシクロブチル)メチル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(89mg、0.221mmol、収率56.7%)を得た。1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ 7.18-7.22 (m, 2H), 6.98-7.10 (m, 1H), 5.57 (br. s., 1H), 3.30 (t, J=10.70 Hz, 1H), 2.74 (br. s., 1H), 2.60 (br. s., 1H), 2.51 (d, J=10.03 Hz, 1H), 1.68-1.89 (m, 4H), 1.60 (br. s., 2H), 1.47 (br. s., 1H), 1.03-1.14 (m, 3H), 0.76-0.84 (m, 9H), 0.41-0.54 (m, 6H); LCMS (ESI) m/z 402.4 (M+H)+。
[参考例A262]
2−(2,6−ジクロロフェニル)−N−((5−フルオロスピロ[2.3]ヘキサン−5−イル)メチル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン
スピロ[2.3]ヘキサン−5−カルボアルデヒド(300mg、2.72mmol)とN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(546μl、3.13mmol)をMeCN(5mL)中で合わせ、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(517μl、2.86mmol)を滴下した。この溶液を30分間撹拌し、MeCN(5mL)に溶解したSelectfluor(登録商標)(1061mg、3.00mmol)を添加した。この溶液を撹拌し、さらに30分間超音波処理した。2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(785mg、2.451mmol)とAcOH(187μl、3.27mmol)を添加した。この溶液を30分間撹拌し、NaBH(OAc)3(1154mg、5.45mmol)を添加し、溶液をさらに2時間撹拌した。この溶液を飽和NaHCO3で反応停止させ、水層を酢酸エチルで抽出し、有機層を集めて食塩水で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過して濃縮した。この生成物を、0〜100%EtOAc/ヘプタンを用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィー(40gカラム)によって精製し、2−(2,6−ジクロロフェニル)−N−((5−フルオロスピロ[2.3]ヘキサン−5−イル)メチル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(300mg、0.694mmol、収率25.5%)を得た(MS m/z = 432 [M+H]+)。
[参考例A267]
2−(2,6−ジクロロフェニル)−N−(スピロ[2.5]オクタン−6−イルメチル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン
2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(248mg、0.774mmol)をDCM(2581μl)に溶解した液にスピロ[2.5]オクタン−6−カルボアルデヒド(107mg、0.774mmol)とAcOH(35.5μl、0.619mmol)とNaBH(OAc)3(246mg、1.161mmol)とを添加した。この懸濁液混合物を室温で一晩撹拌した。この混合物を0.5MのNaOHで反応停止させ、室温で30分間撹拌した。気体の放出を確認し、層を分離した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中のEtOAc濃度勾配を0〜100%として溶離)によって精製し、2−(2,6−ジクロロフェニル)−N−(スピロ[2.5]オクタン−6−イルメチル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミンを得た。
[参考例A275]
N−(2−(3−クロロキノリン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)−2,2−ジメチルプロパン−1−アミン
工程1:3−クロロキノリン−4(1H)−オン(A275−1)
4−ヒドロキシキノリン(5.33g、36.7mmol)をAcOH(184mL)に混合してN−クロロスクシンイミド(6.37g、47.7mmol)で処理し、この黄色の均質混合物を撹拌し、60℃に加熱した。3時間後、混合物を室温まで冷却し、真空下で濃縮した。pHが8.5以下になるまで飽和NaHCO3水溶液(300mL)を添加し、得られた固体を濾過によって回収し、水(300mL)で洗浄し、高真空下で乾燥させ、黄色の固体として3−クロロキノリン−4(1H)−オン(A275−1)を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.28 (1H, br. s.), 8.40 (1H, d, J=6.5 Hz), 8.15 (1H, dd, J=8.2, 1.4 Hz), 7.65-7.73 (1H, m), 7.58-7.63 (1H, m), 7.39 (1H, ddd, J=8.1, 6.9, 1.2 Hz); LCMS (ESI) m/z 180.1 (M+H)+。
工程2:4−ブロモ−3−クロロキノリン(A275−2)
3−クロロキノリン−4(1H)−オン(A275−1)(5.15g、28.7mmol)をDMF(43.4mL)に懸濁し0℃に冷却した液に三臭化リン(2.77mL、29.5mmol)を3分かけて滴下すると、混合物がオレンジ色の均質混合物になった。4分後、黄色の沈殿物が形成され、この黄色の不均質混合物を0℃でさらに15分間撹拌した。15時間後、冷却槽を取り出して黄色の不均質混合物を室温で撹拌した。15分後、混合物を氷水(300mL)に注ぎ、0℃で20分間撹拌した。次いで混合物をpHが9未満(pH試験紙)になるまで2MのNaOH溶液(50mL)を添加することによって中和させた。得られた沈殿物を濾過によって回収し、固体を水(400mL)で洗浄し、高真空下で乾燥させることによって灰白色の固体として4−ブロモ−3−クロロキノリン(A275−2)を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.96 (1H, s), 8.20 (1H, dd, J=8.2, 1.6 Hz), 8.12 (1H, dd, J=8.3, 0.9 Hz), 7.81-7.93 (2H, m); LCMS (ESI) m/z 242.0 [M+H (79Br)]+, 243.9 [M+H (81Br)]+
工程3:3−クロロキノリン−4−カルボアルデヒド(A275−3)
フラスコに4−ブロモ−3−クロロキノリン(A275−2)(1.00g、4.12mmol)とTHF(16.5mL)を窒素下で入れ、この溶液を−78℃まで冷却した。冷却した混合物にn−ブチルリチウム(2.5M(ヘキサン溶液)、1.65mL、4.12mmol)を添加し、混合物を−78℃で1時間撹拌した。この混合物にDMF(1.60mL、20.6mmol)を滴下し、この混合物を室温まで昇温させた。4時間後、混合物を飽和NH4Cl水溶液(20mL)で反応停止させ、水(50mL)とEtOAc(50mL)で分配した。水層をEtOAcで抽出した(1回×50mL)。有機抽出物をMgSO4で乾燥させた。溶液を濾過し、高真空下で濃縮することによって褐色のシロップ状物質として粗生成物を得た。シリカゲルプラグにこの粗生成物を吸収させてクロマトグラフィー(REDISEP(商標)充填済みシリカゲルカラム(80g);ヘキサン中のEtOAc濃度勾配を0〜20%として溶離)によって精製し、高真空下で乾燥させることによって褐色の固体として3−クロロキノリン−4−カルボアルデヒド(A275−3)を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.74 (1H, s), 9.10 (1H, s), 8.68-8.73 (1H, m), 8.15 (1H, dd, J=8.5, 0.9 Hz), 7.79-7.92 (2H, m); LCMS (ESI) m/z 192.1 (M+H)+。
工程4:1−(3−クロロキノリン−4−イル)−2−ニトロエタノール(A275−4)
3−クロロキノリン−4−カルボアルデヒド(A275−3)(0.362g、1.89mmol)をTHF(1.9mL)に溶解し室温にした褐色の透明な溶液に炭酸カリウム(0.078g、0.566mmol)とニトロメタン(1.420mL、26.4mmol)を添加した。この褐色の均質混合物を室温で撹拌した。4時間後、反応混合物を水(50mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×50mL)。有機抽出物を飽和NaClで洗浄し(1回×50mL)、Na2SO4で乾燥させた。溶液を濾過し、真空下で濃縮し、高真空下で乾燥させることによって褐色の固体として1−(3−クロロキノリン−4−イル)−2−ニトロエタノール(A275−4)を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.88-8.93 (1H, m), 8.73 (1H, dd, J=8.6, 0.8 Hz), 8.08 (1H, dd, J=8.4, 1.0 Hz), 7.82 (1H, ddd, J=8.4, 6.9, 1.5 Hz), 7.72 (1H, ddd, J=8.5, 6.9, 1.4 Hz), 6.91 (1H, dd, J=4.5, 1.0 Hz), 6.26 (1H, ddd, J=10.0, 4.6, 3.6 Hz), 5.03-5.12 (1H, m), 4.94-5.01 (1H, m); LC-MS (ESI) m/z 253.1 (M+H)+。
工程5:3−クロロ−4−(2−ニトロ−1−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)キノリン(A275−5)
1−(3−クロロキノリン−4−イル)−2−ニトロエタノール(A275−4)(0.423g、1.68mmol)をDMF(4.19mL)に溶解し室温にした褐色の透明な溶液にイミダゾール(0.342g、5.03mmol)と塩化トリエチルシリル(0.341mL、2.01mmol)を添加し、この混合物を室温で撹拌した。2時間後、この混合物を水(50mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×50mL)。有機抽出物を1MのLiClで洗浄し(1回×50mL)、食塩水で洗浄し(1回×50mL)、Na2SO4で乾燥させた。溶液を濾過し、真空下で濃縮することによって黄色のシロップ状物質として粗生成物を得た。カラムに充填したシリカゲルにこの粗生成物を吸収させてクロマトグラフィー(REDISEP(商標)充填済みシリカゲルカラム(40g);ヘキサン中のEtOAc濃度勾配を0〜10%として溶離)によって精製し、高真空下で乾燥させることによって3−クロロ−4−(2−ニトロ−1−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)キノリン(A275−5)を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.95 (1H, s), 8.67 (1H, d, J=7.4 Hz), 8.10 (1H, dd, J=8.4, 0.8 Hz), 7.84 (1H, td, J=7.6, 1.4 Hz), 7.71-7.79 (1H, m), 6.38 (1H, dd, J=9.8, 2.5 Hz), 5.14-5.23 (1H, m), 5.03-5.11 (1H, m), 0.65-0.74 (9H, m), 0.32-0.51 (6H, m); LCMS (ESI) m/z 367.1 (M+H)+。
工程6:2−(3−クロロキノリン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(A275−6)
3−クロロ−4−(2−ニトロ−1−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)キノリン(0.511g、1.39mmol)をEtOH(7.96mL)と水(1.99mL)に溶解し室温にした黄色の透明な溶液に鉄粉末(0.778g、13.9mmol)と塩化アンモニウム(0.745g、13.9mmol)を添加した。この濃褐色の混合物を撹拌し、60℃に加熱した。4時間後、混合物を室温まで冷却し、セライトパッドで濾過し、パッドをMeOHで洗浄した(3回×30mL)。濾液を集めて真空下で濃縮した。残留物をEtOAc(100mL)と水(50mL)で分配した。混合物(pH4.0以下)を飽和NaHCO3水溶液で洗浄し(1回×50mL)、水で洗浄し(1回×50mL)、食塩水で洗浄し(1回×50mL)、無水Na2SO4で乾燥させ、真空下で濃縮し、高真空下で乾燥させることによって黄色のシロップ状物質として2−(3−クロロキノリン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(A275−6)を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.84 (1H, s), 8.72 (1H, d, J=8.2 Hz), 8.04 (1H, dd, J=8.4, 1.0 Hz), 7.76 (1H, ddd, J=8.4, 6.9, 1.4 Hz), 7.64 (1H, ddd, J=8.5, 7.0, 1.3 Hz), 5.52 (1H, dd, J=7.6, 5.5 Hz), 3.16 (1H, dd, J=13.0, 7.9 Hz), 2.88 (1H, dd, J=13.0, 5.4 Hz), 1.74 (1H, br. s.), 0.71-0.80 (1 H, m), 0.71-0.80 (9H, m), 0.37-0.57 (6H, m); LCMS (ESI) m/z 337.1 (M+H)+。
工程7:N−(2−(3−クロロキノリン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)−2,2−ジメチルプロパン−1−アミン(A275)
2−(3−クロロキノリン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(A275−6)(0.217g、0.644mmol)をDCM(2.15mL)に溶解した黄色の透明な溶液にトリメチルアセトアルデヒド(0.077mL、0.71mmol)とAcOH(0.045mL、0.77mmol)とNaBH(OAc)3(0.205g、0.966mmol)を添加した。この黄色の均質混合物を室温で撹拌した。2時間後、混合物を水(20mL)で反応停止させ、0.5MのNaOH(10mL)でpHが9.0以下になるまで中和させた。反応混合物をDCMで抽出した(2回×50mL)。有機抽出物を飽和NaClで洗浄し(1回×50mL)、Na2SO4で乾燥させた。溶液を濾過し、真空下で濃縮することによって黄色のシロップ状物質として粗生成物を得た。シリカゲルプラグにこの粗生成物を吸収させてクロマトグラフィー(REDISEP(商標)充填済みシリカゲルカラム(40g);ヘキサン中のEtOAc濃度勾配を0%〜20%として溶離)によって精製し、高真空下で乾燥させることによって無色のシロップ状物質としてN−(2−(3−クロロキノリン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)−2,2−ジメチルプロパン−1−アミン(A275)を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.84 (1H, s), 8.75 (1H, d, J=7.2 Hz), 8.04 (1H, dd, J=8.4, 1.0 Hz), 7.77 (1H, ddd, J=8.4, 6.9, 1.4 Hz), 7.61-7.68 (1H, m), 5.70 (1H, dd, J=7.7, 5.0 Hz), 3.26 (1H, dd, J=12.6, 8.1 Hz), 2.85 (1H, dd, J=12.6, 5.0 Hz), 2.23-2.39 (2H, m), 1.72 (1H, br. s.), 0.81 (9H, s), 0.72-0.79 (9H, m), 0.36-0.56 (6H, m); LCMS (ESI) m/z 407.1 (M+H)+。
[参考例A281]
2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−N−((5−メチルテトラヒドロフラン−2−イル)メチル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン
5−メチルテトラヒドロフラン−2−メタノールをDCMに溶解した透明な溶液にデス−マーチンペルヨージナン(1.2当量)を添加し、この混合物を室温で一晩撹拌した。2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(1当量)をDCMに溶解した溶液にこの粗製混合物を直接添加し、続いてAcOH(1.2当量)およびNaBH(OAc)3(1.5当量)を添加し、この反応混合物を室温で撹拌した。2時間後、混合物を飽和Na2S2O3水溶液と飽和NaHCO3で反応停止させ、DCMで抽出した。有機抽出物をNa2SO4で乾燥させた。溶液を濾過し、真空下で濃縮することによって粗生成物を得た。シリカゲルプラグにこの粗生成物を吸収させシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘプタン中のEtOAc濃度勾配を0〜25%として溶離)によって精製し、淡黄色のシロップ状物質として2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−N−((5−メチルテトラヒドロフラン−2−イル)メチル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(A281)を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ8.58 (2H, s), 5.34-5.46 (1H, m), 3.71-3.90 (2H, m), 3.10 (1H, dt, J=12.5, 8.1 Hz), 2.90 (1H, td, J=12.1, 6.0 Hz), 2.52-2.67 (2H, m), 1.71-2.07 (3H, m), 1.47-1.64 (1H, m), 1.19-1.38 (1H, m), 1.11 (3H, t, J=6.3 Hz), 0.77-0.89 (9H, m), 0.40-0.62 (6H, m); LCMS (ESI) m/z 419.1 (M+H)+。
[参考例A294]
N−(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)
−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)−3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパン−1−アミン
工程1:3,3,3−トリフルオロ−N−メトキシ−N,2,2−トリメチルプロパンアミド(A294−1)
3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピオン酸(5.000g、32.0mmol)をMeCN(22.88mL)に溶解した透明な溶液にトリエチルアミン(9.82mL、70.5mmol)を添加した後にHATU(12.79g、33.6mmol)を添加し、この混合物を室温で撹拌した。15分後、この黒みがかった透明な混合物にN,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(3.44g、35.2mmol)を添加し、この混合物を室温で撹拌した。18時間後、反応混合物をEtOAc(100mL)で希釈し、1NのHClで洗浄し(2回×100mL)、飽和NaClで洗浄し(5回×100mL)、Na2SO4で乾燥させた。溶液を濾過し、真空下で濃縮することによってオレンジ色の固体として粗生成物を得た。シリカゲルプラグにこのオレンジ色の固体を吸収させてシリカゲルクロマトグラフィー(ヘプタン中のEtOAc濃度勾配を0〜25%として溶離)によって精製し、黄色の液体として3,3,3−トリフルオロ−N−メトキシ−N,2,2−トリメチルプロパンアミド(5.0503g、25.4mmol、収率79%)を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 3.71 (3H, s), 3.22 (3H, s), 1.51 (6H, d, J=0.7 Hz); LCMS (ESI) m/z 200.1 (M+H)+。
工程2:3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパナール
窒素および熱電対を通すための湾曲管を備えた250mLの三口丸底フラスコに水素化リチウムアルミニウム(1M(Et2O溶液)、25.3mL、25.3mmol)を0℃で添加した。冷却した混合物に、3,3,3−トリフルオロ−N−メトキシ−N,2,2−トリメチルプロパンアミド(A294−1)(5.0325g、25.3mmol)をEt2O(47.7mL)に溶解した液を0℃で35分かけて滴下した。滴下終了後、反応混合物を0℃でさらに撹拌した。2時間後、混合物を0℃で水(0.96mL)、NaOH(15%、0.96mL)、水(2.88mL)によって慎重に反応停止させ、混合物を40分間勢いよく撹拌した。反応混合物をEt2O(50mL)で希釈し、Na2SO4で処理し、次いでセライトパッドで濾過し、Et2O(100mL)で洗浄した。濾液を真空下で濃縮することによって黄色の液体として3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパナール(A294−2)(3.2304g、23.06mmol、収率91%)を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ9.69 (1H, d, J=1.4 Hz), 1.31 (6H, s)。
工程3:N−(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)−3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパン−1−アミン(A294)
2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(3.57g、11.11mmol)をDCM(37.0mL)に混合した黄色の透明な混合物に、DCMに溶解した3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパナール(11.11mmol)を添加した後にAcOH(0.770mL、13.33mmol)とNaBH(OAc)3(3.53g、16.67mmol)を添加した。この黄色の不均質混合物を室温で撹拌した。8時間後、この混合物を飽和NaHCO3(100mL)で反応停止させ、反応混合物をDCMで抽出し(2回×100mL)、有機抽出物をNa2SO4で乾燥させた。溶液を濾過し、真空下で濃縮することによってオレンジ色のシロップ状物質として粗生成物を得た。シリカゲルプラグにこの粗生成物を吸収させてシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘプタン中のEtOAc濃度勾配を0%〜20%として溶離)によって精製し、無色の油状物質としてN−(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)-3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパン−1−アミン(A294)(3.4393g、7.72mmol、収率69.5%)を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.44 (2H, s), 5.48 (1H, dd, J=7.7, 4.4 Hz), 3.27 (1H, dd, J=12.3, 8.4 Hz), 2.58-2.83 (3H, m), 1.25-1.44 (1H, m), 1.10 (6H, s), 0.85-0.94 (9H, m), 0.47-0.64 (6H, m) ; LCMS (ESI) m/z 445.1 (M+H)+。
下記の第二級アミンを上記の参考例と同様の手順で調製した。
[参考例B1]
工程1:2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)エタノール(B1−1)
3,5−ジクロロピリジン(4.0g、27.0mmol)をTHF(70mL)に溶解した溶液にLDA(1.8M(THF/ヘプタン/エチルベンゼン溶液)、22.0mL、39.6mmol)を−78℃で添加し、この混合物を同じ温度で2時間撹拌し、次いで酸化エチレン(1.2M(THF溶液)、25mL、30.0mmol)を添加した。この反応混合物を室温まで徐々に昇温させ、室温で1時間撹拌した。反応混合物に飽和NH4Cl水溶液を添加することによって反応停止させ、EtOAcで抽出した。有機層を食塩水で洗浄し(2回)、MgSO4で乾燥させた。溶媒を除去した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、黄色の固体として化合物B1−1(3.1g、60%)を得た。
工程2:4−(2−アジドエチル)−3,5−ジクロロピリジン(B1−2)
化合物B1−1(3.1g、16.2mmol)をTHF(60mL)に溶解した溶液にDIAD(6.3mL、32.0mmol)とトリフェニルホスフィン(8.52g、32.5mmol)とDPPA(6.98mL、32.5mmol)を0℃で添加した。この反応混合物を室温まで徐々に昇温させ、室温で4.5時間撹拌した。反応混合物に水を添加することによって反応停止させ、EtOAcで抽出した。有機層を食塩水で洗浄し(2回)、MgSO4で乾燥させた。溶媒を除去した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、黄色の油状物質として化合物B1−2(2.4g、68%)を得た。
工程3:2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)エタンアミン(B1−3)
化合物B1−2(2.4g、11.1mmol)をTHF(25mL)に溶解した液にトリフェニルホスフィン(2.9g、22.1mmol)を0℃で添加した。この混合物を室温で2時間撹拌し、次いで水(2.5mL)を添加した。この反応混合物を室温まで徐々に昇温させ、室温で22時間撹拌した。反応混合物に2MのHCl水溶液(10mL)を添加することによって反応停止させ、EtOAcで希釈した。水層をEtOAcで3回洗浄し、次いでpHが12になるまで2MのNaOH水溶液で塩基性化した。水層をEtOAcで抽出し、食塩水で洗浄し(2回)、MgSO4で乾燥させた。溶液を高真空下で乾燥させることによって白色の固体として化合物B1−3(1.9g、90%)を得た。
工程4:2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−N−(4−フルオロベンジル)エタンアミン(B1)
化合物B1−3(2.9g、15.2mmol)をMeOH(30mL)に溶解した液に4−フルオロベンズアルデヒド(1.89g、15.2mmol)を添加し、この混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物を0℃に冷却し、NaBH4(1.16g、30.4mmol)を徐々に添加した。この反応混合物を室温まで昇温させ、室温で4時間撹拌した。反応混合物を水で反応停止させ、EtOAcで抽出した。有機層を食塩水で2回洗浄し、MgSO4で乾燥させた。溶媒を除去した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、黄白色の固体として化合物B1(3.4g、75%)を得た。
[参考例B2]
工程1:1,3−ジクロロ−5−フルオロ−2−(2−ニトロビニル)ベンゼン(B2−1)
合物A31−1(1.3g、5.1mmol)をジオキサン(10mL)に溶解した液を撹拌し、6MのHCl(20mL)を室温で添加し、この混合物を還流下で一晩撹拌した。この反応混合物を10%NaOH溶液で中和させ、EtOAcで抽出した(2回×30mL)。有機層を集めて水(50mL)で洗浄し、食塩水(50mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;10%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色の油状物質として化合物B2−1(0.22g、18%)を得た。
工程2:2−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)エタンアミン(B2−2)
iBH4(3.0M、4.2mL、12.5mmol)をTHF(5mL)に溶解した液を撹拌し、TMS−Cl(3.2mL、25.2mmol)を室温で滴下し、この混合物を室温で30分間撹拌した。生成したトリメチルシランの残りを除去するため、N2ガスを反応化合物に5分間通気した。化合物B2−1(0.22g、3.1mmol)をTHF(2mL)に溶解した液を混合物に室温で滴下し、後に1時間還流させた。この反応混合物を0℃まで冷却し、MeOH(10mL)で慎重に反応停止させた。減圧下で溶媒を蒸発させ、残留物を20%KOH(10mL)とDCM(20mL)で分配した。有機層を無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;20%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色の油状物質として化合物B2−2(0.21g、99%)を得た。
工程3:2−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−N−(3,5−ジフルオロベンジル)エタンアミン(B2)
参考例B1の工程4に記載の手順と同様の手順で化合物B2−2(0.19g、0.91mmol)と3,5−ジフルオロベンズアルデヒド(0.1mL、0.91mmol)とNaBH4(70mg、1.8mmol)とをMeOH(5mL)中で反応させることにより、無色のゴム状物質として化合物B2(0.21g、69%)を得た。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 7.13-7.05 (m, 2H), 6.87-6.59 (m, 3H), 3.83 (s, 2H), 3.12-2.80 (m, 4H)。
[参考例B3]
工程1:2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)アセトアルデヒド(B3−1)
合物B1−1(1.0g、5.21mmol)をDCM(26.0mL)に溶解し、デス−マーチンペルヨージナン(2.43g、5.73mmol)を添加し、溶液を1時間撹拌した。この反応混合物を50mLの5%Na2S2O3で反応停止させ、有機層を飽和NaHCO3で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濃縮した。この生成物を、0〜100%EtOAc/ヘプタンを用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィー(40gカラム)によって精製し、化合物B3−1(750mg、3.95mmol、収率76%)を得た。LC/MS (ESI+) m/z = 189.9 (M+H)+。
工程2:N−(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)エチル)−2,2−ジメチルプロパン−1−アミン(B3)
化合物B3−1(0.65g、3.42mmol)を不活性雰囲気下でDCM(17mL)に溶解し、次いで2,2−ジメチルプロパン−1−アミン(0.605mL、5.13mmol)を添加した後に氷酢酸(glacial AcOH)(0.198mL、3.42mmol)を添加した。この溶液を15分間撹拌し、次いでNaBH(OAc)3(1.450g、6.84mmol)を添加した。この溶液を15mLの飽和NaHCO3で反応停止させ、45分間撹拌した。有機層を分離し、濃縮した。この生成物を、0%〜100%のEtOAc/ヘプタンを用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィー(40gカラム)によって精製し、化合物B3(775mg、2.97mmol、収率87%)を得た。LC/MS (ESI+) m/z = 261.0 (M+H)+。
[参考例B13]
工程1:1−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((3,5−ジフルオロベンジル)アミノ)エタノール(B13−1)
2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−N−(3,5−ジフルオロベンジル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(0.2g、0.44mmol)をTHF(5mL)に溶解した液を撹拌し、TBAF(1.0M(THF溶液)、0.9mL、0.88mmol)を0℃で滴下し、この混合物を2時間撹拌しながら0℃から室温まで昇温させた。反応混合物を飽和NH4Cl水溶液で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×20mL)。有機層を集めて水(20mL)で洗浄し、食塩水(20mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させた。減圧下で溶媒を蒸発させ、褐色のゴム状物質として化合物B13−1(0.2g、未精製)を得た。
工程2:(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバミン酸tert−ブチル(B13−2)
化合物B13−1(0.2g、0.6mmol)をDCM/水(4:1、5mL)に溶解した液を撹拌し、NaHCO3(0.1g、1.2mmol)と(Boc)2O(0.19g、0.9mmol)をDCM(2mL)に溶解した液を0℃で添加し、この混合物を室温で2時間撹拌した。この反応混合物を水(50mL)で反応停止させ、DCMで抽出した(2回×30mL)。有機層を集めて水(50mL)で洗浄し、食塩水(50mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;20%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色の油状物質として化合物B13−2(0.17g、65%)を得た。
程3:(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−メトキシエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバミン酸tert−ブチル(B13−3)
合物B13−2(0.1g、0.2mmol)をTHF(5mL)に溶解した液を撹拌し、0℃でNaH(14mg、0.5mmol)を添加した後MeI(44μL、0.7mmol)を滴下し、この混合物を室温で2時間撹拌した。この反応混合物を水(50mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×20mL)。有機層を集めて水(30mL)で洗浄し、食塩水(30mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;10%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色の油状物質として化合物B13−3(0.11g、99%)を得た。
工程4:tert−ブチル2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−N−(3,5−ジフルオロベンジル)−2−メトキシエタンアミン(B13)
化合物B13−3(0.28g、0.6mmol)をジオキサン(5mL)に溶解した液を撹拌し、4MのHCl(ジオキサン溶液、1.9mL、7.4mmol)を室温で添加し、この混合物を一晩撹拌した。減圧下で溶媒を蒸発させ、白色の固体として化合物B13−3(0.1g、48%)を得た。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 8.45 (s, 2H), 6.90-6.63 (m, 3H), 5.14 (dd, J = 8.9, 4.1 Hz, 1H), 3.89-3.77 (m, 2H), 3.30-3.23 (m, 4H), 2.78 (dd, J = 12.6, 4.1 Hz, 1H)。
[参考例B15]
工程1:3,5−ジクロロ−4−ヨードピリジン(B15−1)
3,5−ジクロロピリジン(3.0g、20.4mmol)をTHF(15mL)に溶解した液を撹拌し、LDA(2.0M(THF/ヘプタン/エチルベンゼン溶液)、12.14mL、24.4mmol)を0℃で滴下し、この混合物を同じ温度で1時間撹拌した。ヨウ素(2.7g、21.4mmol)をTHF(10mL)に溶解した液を上記混合物に滴下し、滴下終了後に混合物を同じ温度で1時間撹拌した。この反応混合物を水(40mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(4回×50mL)。有機層を集めて食塩水(50mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮することによって黄色のゴム状物質として化合物B15−1(3.2g、57%)を得た。
工程2:2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2,2−ジフルオロ酢酸エチル(B15−2)
化合物B15−1(530mg、0.83mmol)と2−ブロモ−2,2−ジフルオロ酢酸エチル(0.12mL、1.38mmol)とCu(800mg、12.5mmol)とをDMSO(10mL)中で混合し、55℃まで16時間加熱した。この反応混合物を室温まで冷却し、飽和NH4Cl溶液(100mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×50mL)。有機層を集めて水(50mL)で洗浄し、食塩水(50mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;30%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、黄褐色のゴム状物質として化合物B15−2(315mg、60%)を得た。
工程3:2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2,2−ジフルオロエタノール(B15−3)
化合物B15−2(315mg、1.16mmol)をEtOH(10mL)に溶解した液を撹拌し、NaBH4固体(16.2mg、1.74mmol)を0℃で少しずつ添加した。この混合物を室温まで温め、同じ温度で2時間撹拌した。この反応混合物を水(30mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(3回×30mL)。有機層を集めて食塩水で洗浄し(2回×30mL)、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;55%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色のゴム状物質として化合物B15−3(180mg、44%)を得た。
工程4:4−(2−アジド−1,1−ジフルオロエチル)−3,5−ジクロロピリジン(B15−4)
化合物B15−3(140mg、0.72mmol)をTHF(5mL)に溶解した液を撹拌し、DIAD(0.31mL、1.60mmol)とDPPA(0.34mL、1.60mmol)とPPh3(420mg、1.60mmol)とを0℃で添加した。この混合物を室温まで温め、同じ温度で16時間撹拌した。この反応混合物を水(10mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×20mL)。有機層を集めて食塩水(20mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;20%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、黄色のゴム状物質として化合物B15−4(80mg、55%)を得た。
工程5:2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2,2−ジフルオロエタンアミン(B15−5)
化合物B15−4(80mg、0.31mmol)をEtOAc(2mL)に溶解した液を撹拌し、(CH3)3P(0.47mL、0.47mmol)とH2O(0.5mL)を添加し、この混合物を室温で16時間撹拌した。この反応混合物をEtOAc(10mL)で希釈し、水(10mL)で洗浄した。有機層を食塩水(10mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮することによって黄色のゴム状物質として化合物B15−5(60mg)を得た。未精製の残留物を精製せずに次の工程に使用した。
工程6:2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−N−(3,5−ジフルオロベンジル)−2,2−ジフルオロエタンアミン(B15)
化合物B15−5(113mg、0.49mmol)と3,5−ジフルオロベンズアルデヒド(70mg、0.49mmol)とNaBH(OAc)3(316mg、1.49mmol)とをDCM中で混合し、室温で16時間撹拌した。反応混合物を水(20mL)で反応停止させ、DCMで抽出した(2回×25mL)。有機層を集めて水(50mL)で洗浄し、食塩水(50mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;20%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、白色の固体として化合物B15(66mg、38%)を得た。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 8.54-8.53 (m, 2H), 6.73-6.66 (m, 3H), 3.86 (s, 2H), 3.36-3.45 (t, J = 28.7 Hz, 2H); LCMS (APCI): 353 (M+H)+。
[参考例B19]
工程1:(E)−4−クロロ−3−(2−ニトロビニル)−1H−インドール(B19−1)
4−クロロインドール−3−カルボアルデヒド(314mg、1.75mmol)と酢酸アンモニウム(404mg、5.25mmol)をニトロメタン(6mL)に混合し、100℃で20分間撹拌した。この反応混合物を冷却し、水で希釈してEtOAcで抽出した(2回×40mL)。有機層を集めて食塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、減圧濃縮した。この粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(50〜100%EtOAc/ヘプタン)によって精製し、オレンジ色の固体として化合物B19−1(224mg、58%)を得た。
工程2:2−(4−クロロ−1H−インドル−3−イル)エタンアミン(B19−2)
水素化アルミニウムリチウム(995mg、26.2mmol)をTHF(50mL)に溶解した泥状の液を撹拌したものに、化合物B19−1(1.46g、6.56mmol)をTHF(25mL)に溶解した液を室温で添加した。この混合物を2時間還流させ、室温まで降温させた。水(1.3mL)を滴下した後に15%NaOH水溶液(1.3mL)を滴下し、再び水(3.25mL)を添加することによって反応を停止させた。混合物を14時間勢いよく撹拌した後、セライトで濾過し、濾液を濃縮した。残留物をEtOAcに溶解し、次いで2NのHCl水溶液で抽出した(2回×20mL)。水層を集めて、5NのNaOH水溶液を添加することによって塩基性にし、EtOAcで抽出した(2回×40mL)。有機層を集めて食塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、減圧濃縮することによって暗赤色のシロップ状物質として化合物B19−2(1.02g、80%)を得た。
工程3:(1R,3r,5S)−N−(2−(4−クロロ−1H−インドル−3−イル)エチル)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−アミン(B19)
参考例A31の工程4に記載の手順と同様の手順で化合物B19−2(100mg、0.514mmol)と化合物C22−5(128mg、1.03mmol)とNaBH(OAc)3(326mg、1.54mmol)とAcOH(0.108mL、2.05mmol)とをDCM(2mL)中で反応させることにより、化合物B19(22mg、14%)を得た。1H NMR (CDCl3, 400 MHz) δ: 8.09 (1H, br s), 7.26-7.22 (1H, m), 7.07-7.05 (3H, m), 3.57-3.47 (1H, m), 3.13 (2H, t, J = 7.3 Hz), 2.89 (2H, t, J = 7.3 Hz), 2.17-2.10 (2H, m), 1.03-0.93 (10H, m)。
[参考例B50]
3,5−ジクロロ−4−(((2R)−4−イソプロピルピロリジン−2−イル)メチル)ピリジン(B50)
工程1:(R)−3,3−ジメチルテトラヒドロピロロ[1,2−c]オキサゾル−5(3H)−オン
反応のためにディーン・スターク装置を用意し、次いで(R)−(−)−5−(ヒドロキシメチル)−2−ピロリジノン(5.353g、46.5mmol)とp−トルエンスルホン酸一水和物(0.126g、0.662mmol)とをトルエン(100mL)中で混合し撹拌したものに2,2−ジメトキシプロパン(17.09mL、139mmol)を添加した。この反応混合物を1.5時間還流させ、室温で一晩撹拌した。溶媒を蒸発させ、淡黄色の固体として(R)−3,3−ジメチルテトラヒドロピロロ[1,2−c]オキサゾル−5(3H)−オン(7.22g、収率100%)を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 4.18 (tt, J=8.8, 6.2 Hz, 1H), 4.00 (dd, J=8.1, 5.8 Hz, 1H), 3.40 (t, J=8.6 Hz, 1H), 2.69 (ddd, J=16.4, 12.1, 8.6 Hz, 1H), 2.33 (dd, J=16.3, 9.1 Hz, 1H), 2.02-2.11 (m, 1H), 1.73 (tt, J=12.1, 8.9 Hz, 1H), 1.53 (s, 3H), 1.33 (s, 3H); m/z (ESI, +ve) 156 (M+H)。
工程2:(7aR)−6−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−3,3−ジメチルテトラヒドロピロロ[1,2−c]オキサゾル−5(3H)−オン
(R)−3,3−ジメチルテトラヒドロピロロ[1,2−c]オキサゾル−5(3H)−オン(6.68g、43.0mmol)をTHF(100mL)に溶解した液を−78℃に冷却し、リチウムジイソプロピルアミド(2.0M(THF/ヘプタン/エチルベンゼン溶液、43.0mL、86mmol)を添加して−78℃で1時間撹拌した。得られた混合物を−78℃でアセトン(AcroSeal(商標)Extra Dry 99.8%)(6.32mL、86mmol)によって処理し、次いで16時間かけて室温まで昇温させた。反応混合物を飽和NH4Clで反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×200mL)。抽出物を集めて食塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮することによって黄色の油状物質として(7aR)−6−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−3,3−ジメチルテトラヒドロピロロ[1,2−c]オキサゾル−5(3H)−オン(6.088g、28.5mmol、収率66.3%)を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 4.50 (s, 1H), 4.07 - 4.18 (m, 1H), 3.98 (dd, J=8.0, 5.7 Hz, 1H), 3.32 - 3.35 (m, 1H), 2.50 - 2.56 (m, 1H), 2.22 (ddd, J=13.4, 7.2, 2.0 Hz, 1H), 1.83 (ddd, J=13.3, 10.4, 7.6 Hz, 1H), 1.54 (s, 3H), 1.32 (s, 3H), 1.21 (s, 3H), 1.14 (s, 3H); m/z (ESI, +ve) 214 (M+H)。
工程3:(R)−3,3−ジメチル−6−(プロパン−2−イリデン)テトラヒドロピロロ[1,2−c]オキサゾル−5(3H)−オン
(7aR)−6−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−3,3−ジメチルテトラヒドロピロロ−[1,2−c]オキサゾル−5(3H)−オン(5.06g、23.73mmol)をDCM(50mL)に溶解した液を室温にし、塩化メタンスルホニル(2.75mL、35.6mmol)を添加した後にトリエチルアミン(16.50mL、119mmol)を添加し、55℃で1時間加熱した。得られた混合物をさらに塩化メタンスルホニル(2.75mL、35.6mmol)で処理し、さらに1時間加熱した。反応混合物を室温まで降温させ、水(50mL)で反応停止させ、DCMで抽出した(2回×100mL)。抽出物を集めて食塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、濃縮することによって褐色の油状物質として(R)−3,3−ジメチル−6−(プロパン−2−イリデン)テトラヒドロピロロ[1,2−c]オキサゾル−5(3H)−オンの粗生成物を得た。これを精製せずに次の工程に使用した。m/z (ESI, +ve) 196 (M+H)
工程4:(R)−5−(ヒドロキシメチル)−3−(プロパン−2−イリデン)ピロリジン−2−オン
(R)−3,3−ジメチル−6−(プロパン−2−イリデン)テトラヒドロピロロ[1,2−c]オキサゾル−5(3H)−オン(4.63g、23.73mmol)をMeOH(50mL)に溶解した液を室温にし、p−トルエンスルホン酸 一水和物(0.451g、2.373mmol)を添加し、60℃で45分間加熱した。溶媒を蒸発させ、シリカゲルプラグにこの粗生成物を吸収させ、クロマトグラフィー(REDISEP(商標)充填済みシリカゲルカラム(80g);DCM中のMeOH濃度勾配を0%〜10%として溶離)によって精製し、黄色の固体として(R)−5−(ヒドロキシメチル)−3−(プロパン−2−イリデン)ピロリジン−2−オン(2.223g、14.32mmol、収率60.4%)を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 6.60 (br. s., 1H), 3.74 (td, J=8.0, 3.9 Hz, 1H), 3.67 (dd, J=11.1, 3.6 Hz, 1H), 3.44 (dd, J=11.1, 7.3 Hz, 1H), 2.75-2.86 (m, 1H), 2.81 (dd, J=16.5, 8.7 Hz, 1H), 2.33-2.43 (m, 1H), 2.23 (s, 3H), 1.77 (s, 3H); m/z (ESI, +ve) 156 (M+H)。
工程5:(5R)−5−(ヒドロキシメチル)−3−イソプロピルピロリジン−2−オン
(R)−5−(ヒドロキシメチル)−3−(プロパン−2−イリデン)ピロリジン−2−オン(2.223g、14.32mmol)と酸化白金(IV)(0.325g、1.432mmol)をEtOAc(40mL)/MeOH(4mL)に混合して室温にし、耐圧瓶反応器に入れてH2下(28psi〜2psi)で一晩撹拌した。得られた混合物をセライトパッドで濾過し、EtOAcで洗浄し、濃縮することによって淡黄色の固体として(5R)−5−(ヒドロキシメチル)−3−イソプロピルピロリジン−2−オン(2.251g、14.32mmol、収率90%)を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 6.56-6.71 (m, 1H), 3.64-3.80 (m, 2H), 3.37-3.53 (m, 1H), 2.48 (td, J=9.9, 4.5 Hz, 2H), 2.14-2.27 (m, 1H), 1.97-2.13 (m, 1H), 1.50 (ddd, J=12.7, 10.7, 8.3 Hz, 1H), 0.98 (d, J=6.8 Hz, 3H), 0.86 (d, J=6.8 Hz, 3H); m/z (ESI, +ve) 158 (M+H)。
工程6:((2R)−4−イソプロピルピロリジン−2−イル)メタノール
(5R)−5−(ヒドロキシメチル)−3−イソプロピルピロリジン−2−オン(2.251g、14.32mmol)をTHF(25mL)に溶解した液に水素化リチウムアルミニウム(1.0M(THF溶液)、20.05mL、20.05mmol)を室温でゆっくりと滴下した。得られた混合物を次いで75℃で2時間還流させた。水素化リチウムアルミニウム(1.0M(THF溶液)、20.05mL、20.05mmol)をさらに添加し、この混合物を一晩還流させた。18時間後、反応混合物を0℃まで降温させた。ロッシェル塩の飽和水溶液を添加することによって反応を停止させた。反応混合物を勢いよく1時間撹拌し、層を分離した。水層をEtOAcで2回抽出し、有機層を集めて食塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮することによって淡黄色の油状物質として((2R)−4−イソプロピルピロリジン−2−イル)メタノール(1.645g、11.49mmol、収率80%)を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に使用した。m/z (ESI, +ve) 144 (M+H)。
工程7:(3aR)−5−イソプロピルテトラヒドロ−3H−ピロロ[1,2−c][1,2,3]オキサチアゾール1,1−ジオキシド
((2R)−4−イソプロピルピロリジン−2−イル)メタノール(1.639g、11.44mmol)とトリエチルアミン(3.18mL、22.89mmol)とをDCM(100mL)に溶解した液を−78℃に冷却した。この混合物に塩化スルフリル(1.0M(DCM溶液)(13.73mL、13.73mmol)を滴下した。この反応混合物を一晩かけて室温まで昇温させた。反応混合物を濃縮してシリカゲルプラグに吸収させ、ISCO社の装置でクロマトグラフィー(REDISEP(商標)充填済みシリカゲルカラム(40g)DCM中のMeOH(2MのNH3を含む)濃度勾配を0%〜10%として溶離)によって精製し、淡黄色の油状物質として(3aR)−5−イソプロピルテトラヒドロ−3H−ピロロ[1,2−c][1,2,3]オキサチアゾール1,1−ジオキシド(211.9mg、1.032mmol、収率9%)を得た。m/z (ESI, +ve) 206 (M+H)。
工程8:3,5−ジクロロ−4−(((2R)−4−イソプロピルピロリジン−2−イル)メチル)ピリジン
3,5−ジクロロピリジン(228mg、1.542mmol)をTHF(2.6mL)に溶解した液を−78℃にし、リチウムジイソプロピルアミド(2.0M(ヘプタン/THF/エチルベンゼン)、0.976mL、1.953mmol)を滴下した。45分間撹拌した後、(3aR)−5−イソプロピルテトラヒドロ−3H−ピロロ[1,2−c][1,2,3]オキサチアゾール1,1−ジオキシド(211mg、1.028mmol)をTHF(3.0mL)に溶解した液を−78℃で滴下した。得られた混合物を室温まで昇温させた後、3時間撹拌した。溶媒を蒸発させた後、得られた褐色の固体を2NのHCl(3mL)とEtOH(3mL)で処理し、80℃で2時間加熱した。反応混合物を濃縮し、EtOHを除去した。得られた混合物を氷で処理し、pHが約10になるまで2NのNaOHで塩基性化し、EtOAcで抽出した(2回×10mL)。抽出物を乾燥させ、蒸発させ、ISCO社の装置でクロマトグラフィー(REDISEP(商標)充填済みシリカゲルカラム(12g);DCM中のMeOH(2MのNH3を含む)濃度勾配を0%〜5%として溶離)によって精製し、オレンジ色の油状物質として3,5−ジクロロ−4−(((2R)−4−イソプロピルピロリジン−2−イル)メチル)ピリジン(102mg、0.373mmol、収率36.3%)を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.56 (s, 2H), 3.35-3.51 (m, 1H), 2.84-3.08 (m, 3H), 2.35-2.44 (m, 1H), 1.80-1.93 (m, 1H), 1.55-1.69 (m, 1H), 1.31-1.49 (m, 2H), 1.02-1.17 (m, 1H), 0.85 (t, J=6.7 Hz, 6H); m/z (ESI, +ve) 273 (M+H)。
[参考例B52]
(R)−3,5−ジクロロ−4−((4,4−ジアリルピロリジン−2−イル)メチル)ピリジン
工程1:(R)−3,3−ジメチルテトラヒドロピロロ[1,2−c]オキサゾル−5(3H)−オン
(R)−(−)−5−(ヒドロキシメチル)−2−ピロリジノン(2.20g、19.11mmol)とp−トルエンスルホン酸(0.018g、0.096mmol)とをトルエン(54.6mL)に懸濁させた液を撹拌し、2,2−ジメトキシプロパン(7.02mL、57.3mmol)を添加し、反応混合物を2時間還流させた。反応のためにディーン・スターク装置を用意し、次いで2,2−ジメトキシプロパン(7.02mL、57.3mmol)を添加し、反応混合物を一晩還流させた。溶媒を蒸発させ、黄色の油状物質として(R)−3,3−ジメチルテトラヒドロピロロ[1,2−c]オキサゾル−5(3H)−オン(3.04g、19.59mmol、収率103%)を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 4.27 (tt, J=6.01, 9.00 Hz, 1H), 4.09 (dd, J=5.65, 8.24 Hz, 1H), 3.43-3.50 (m, 1H), 2.81 (ddd, J=8.53, 12.19, 16.65 Hz, 1H), 2.55 (ddd, J=1.01, 9.15, 16.64 Hz, 1H), 2.13-2.23 (m, 1H), 1.72-1.80 (m, 1H), 1.66-1.72 (m, 3H), 1.48 (s, 3H)。
工程2:(R)−6,6−ジアリル−3,3−ジメチルテトラヒドロピロロ[1,2−c]オキサゾル−5(3H)−オン
(R)−3,3−ジメチルテトラヒドロピロロ[1,2−c]オキサゾル−5(3H)−オン(2.55g、16.43mmol)をTHF(54.8mL)に溶解し−78℃に冷却した溶液にリチウムジイソプロピルアミド(14.79mL、29.6mmol)溶液を添加した。この溶液をこの温度で1時間撹拌した後、臭化アリル(2.133mL、24.65mmol)を添加した。この反応混合物を室温まで温め(1時間)、次いで−78℃に冷却した後、リチウムジイソプロピルアミド(14.79mL、29.6mmol)を添加した。この混合物を−78℃で1時間撹拌した後、臭化アリル(2.133mL、24.65mmol)を添加した。この混合物をゆっくりと室温まで温め、一晩撹拌した。この反応混合物を飽和NH4Clで反応停止させ、EtOAcで抽出した。抽出物を集めて食塩水で洗浄し、乾燥させ、濃縮した。シリカゲルプラグにこの粗生成物を吸収させ、クロマトグラフィー(REDISEP(商標)充填済みシリカゲルカラム(80g);ヘキサン中のEtOAc濃度勾配を0%〜25%として溶離)によって精製し、淡黄色の油状物質として(R)−6,6−ジアリル−3,3−ジメチルテトラヒドロピロロ[1,2−c]オキサゾル−5(3H)−オン(3.31g、14.07mmol、収率86%)を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 5.66-5.90 (m, 2H), 5.06-5.19 (m, 4H), 4.01-4.11 (m, 2H), 3.29-3.38 (m, 1H), 2.32-2.48 (m, 2H), 2.20-2.29 (m, 1H), 2.12 (dd, J=8.97, 13.79 Hz, 1H), 1.86-1.98 (m, 1H), 1.73-1.84 (m, 1H), 1.65 (s, 3H), 1.46 (s, 3H)。
工程3:(R)−3,3−ジアリル−5−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−2−オン
(R)−6,6−ジアリル−3,3−ジメチルテトラヒドロピロロ[1,2−c]オキサゾル−5(3H)−オン(0.75g、3.19mmol)をMeOH(12mL)に溶解した液にp−トルエンスルホン酸一水和物(0.061g、0.319mmol)を添加した。得られた混合物を還流下で2時間加熱した。転化が完了したことをTLCによって確認した。
溶媒を蒸発させ、シリカゲルプラグにこの粗生成物を吸収させ、クロマトグラフィー(REDISEP(商標)充填済みシリカゲルカラム(12g);DCM中のMeOH濃度勾配を0%〜6%として溶離)によって精製し、白色の油状物質として(R)−3,3−ジアリル−5−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−2−オン(0.62g、3.18mmol、収率100%)を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 6.68 (br. s., 1H), 5.67-5.86 (m, 2H), 5.06-5.20 (m, 4H), 3.62-3.74 (m, 2H), 3.36-3.45 (m, 1H), 2.37 (ddd, J=6.45, 11.86, 13.15 Hz, 2H), 2.19 (ddd, J=4.79, 8.40, 13.45 Hz, 2H), 1.99 (dd, J=7.72, 13.37 Hz, 1H), 1.69 (dd, J=7.44, 13.40 Hz, 1H)。
工程4:(R)−(4,4−ジアリルピロリジン−2−イル)メタノール
(R)−3,3−ジアリル−5−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−2−オン(0.43g、2.202mmol)をTHF(5.51mL)に溶解した液を0℃に冷却し、水素化アルミニウムリチウム(1.0M(THF溶液)、2.86mL、2.86mmol)を添加し、この混合物を室温で一晩撹拌した。さらに水素化アルミニウムリチウム(1.0M(THF溶液)、2.86mL、2.86mmol)を添加し、6時間還流させた。さらに水素化アルミニウムリチウム(1.0M(THF溶液)、2.86mL、2.86mmol)を添加し、この混合物を一晩還流させた。この反応混合物を0℃まで冷却した後、ロッシェル塩の水溶液を混合物にゆっくりと添加した。得られた泥状の溶液をEtOAc(10mL)で抽出した。抽出物を集めて食塩水で洗浄し、乾燥させ、濃縮することによって無色の油状物質として(R)−(4,4−ジアリルピロリジン−2−イル)メタノール(0.34g、1.876mmol、収率85%)を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 5.72-5.88 (m, 2H), 5.00-5.17 (m, 4H), 3.49-3.59 (m, 1H), 3.30-3.46 (m, 2H), 2.79 (d, J=11.30 Hz, 1H), 2.67 (d, J=11.35 Hz, 1H), 2.08-2.19 (m, 4H), 1.72 (dd, J=6.97, 13.04 Hz, 1H), 1.22-1.39 (m, 1H)。
工程5:(R)−5,5−ジアリルテトラヒドロ−3H−ピロロ[1,2−c][1,2,3]オキサチアゾール1,1−ジオキシド
トリエチルアミン(2.460mL、17.65mmol)と(R)−(4,4−ジアリルピロリジン−2−イル)メタノール(1.60g、8.83mmol)とをDCM(44.1mL)に溶解した液を−78℃に冷却した。この混合物に、塩化スルフリル(0.859mL、10.59mmol)をDCM(44mL)に溶解した液を1時間かけて滴下した。この温度で3時間反応を維持した後、室温まで昇温させて一晩撹拌した。この混合物を1NのHCl水溶液で洗浄し(30mL×2回)、食塩水(30mL)で洗浄し、乾燥させ、濾過して濃縮した。シリカゲルプラグにこの粗生成物を吸収させ、クロマトグラフィー(REDISEP(商標))充填済みシリカゲルカラム(40g);ヘキサン中のEtOAc濃度勾配を0%〜30%として溶離)によって精製し、淡黄色の油状物質として(R)−5,5−ジアリルテトラヒドロ−3H−ピロロ[1,2−c][1,2,3]オキサチアゾール1,1−ジオキシド(0.66g、2.71mmol、収率30.7%)を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 5.71-5.86 (m, 2H), 5.10-5.20 (m, 4H), 4.57 (dd, J=6.63, 8.76 Hz, 1H), 4.24-4.36 (m, 1H), 4.19 (dd, J=4.66, 8.76 Hz, 1H), 3.21-3.32 (m, 2H), 2.19-2.29 (m, 4H), 2.03-2.18 (m, 1H), 1.57-1.63 (m, 1H)。
工程6:(R)−3,5−ジクロロ−4−((4,4−ジアリルピロリジン−2−イル)メチル)ピリジン
3,5−ジクロロピリジン(1.069g、7.22mmol)をTHF(12.04mL)に溶解した−78℃の溶液にリチウムジイソプロピルアミド(2.0M(ヘプタン/THF/エチルベンゼン溶液)(4.57mL、9.15mmol)を滴下した。1時間撹拌した後、(R)−5,5−ジアリルテトラヒドロ−3H−ピロロ[1,2−c][1,2,3]オキサチアゾール1,1−ジオキシド(1.172g、4.82mmol)をTHF(10mL)に溶解した液を−78℃で滴下し、この混合物を6時間撹拌しながら室温まで昇温させた。溶媒を蒸発させた後、得られたベージュの泡状物質を2Nの熱塩酸(HCl)(12mL)およびEtOH(12mL)で一晩処理した。この混合物を室温まで冷却し、1NのNaOHで塩基性にし、EtOAcで抽出した。抽出物を乾燥させ、蒸発させ、クロマトグラフィー(REDISEP(商標))充填済みシリカゲルカラム(40g);DCM中のMeOH濃度勾配を1%〜6%として溶離)によって精製し、黄色の油状物質として(R)−3,5−ジクロロ−4−((4,4−ジアリルピロリジン−2−イル)メチル)ピリジン(0.70g、2.249mmol、収率46.7%)を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.46 (s, 2H), 5.66-5.86 (m, 2H), 5.03-5.18 (m, 4H), 3.59-3.72 (m, 1H), 3.25 (d, J=7.15 Hz, 1H), 2.97 (d, J=11.51 Hz, 1H), 2.82 (d, J=11.51 Hz, 1H), 2.10-2.28 (m, 4H), 1.78 (dd, J=13.06, 6.95 Hz, 1H), 1.51-1.61 (m, 1H); LCMS (ESI) m/z 311.0 (M+H)+。
[参考例B53]
(R)−3−((3,5−ジクロロピリジン−4−イル)メチル)−2−アザスピロ[4.4]ノン−7−エン
(R)−3,5−ジクロロ−4−((4,4−ジアリルピロリジン−2−イル)メチル)ピリジン(3.1g、9.96mmol)と第二世代グラブス触媒(1.691g、1.992mmol)とをDCM(996mL)に混合し、40℃で20時間撹拌した。この混合物を濃縮してシリカゲルプラグに吸収させ、クロマトグラフィー(Biotage社製カラム(100g);DCM中のMeOH(1MのNH3を含む)濃度勾配を1%〜50%として溶離)によって精製し、暗褐色の油状物質として(R)−3−((3,5−ジクロロピリジン−4−イル)メチル)−2−アザスピロ[4.4]ノン−7−エン(1.0g、3.53mmol、収率35.5%)を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.45 (s, 2H), 5.61-5.72 (m, 2H), 3.69-3.82 (m, 1H), 3.25 (br. s., 2H), 3.05 (d, J=10.47 Hz, 1H), 2.89-2.97 (m, 1H), 2.47 (br. s., 2H), 2.23-2.37 (m, 2H), 1.93 (dd, J=6.84, 12.59 Hz, 1H), 1.69-1.82 (m, 1H); LCMS (ESI) m/z 283.0 (M+H)+。
[参考例B54]
(R)−3−((3,5−ジクロロピリジン−4−イル)メチル)−2−アザスピロ[4.4]ノン−7−エン
(R)−3−((3,5−ジクロロピリジン−4−イル)メチル)−2−アザスピロ[4.4]ノン−7−エン(0.090g、0.318mmol)とパラジウム(10重量%)担持活性炭素(0.034g、0.032mmol)とをEtOAc(4mL)に混合し、水素風船の存在下で、室温で3時間撹拌した。出発物質を所望の生成物と一塩化物(約4:1)に変換した。シリカゲルプラグにこの粗生成物を吸収させ、クロマトグラフィー(REDISEP(商標)充填済みシリカゲルカラム(12g);DCM中のMeOH(1MのNH3を含む)濃度勾配を5%〜50%として溶離)によって精製し、褐色の油状物質として(R)−3−((3,5−ジクロロピリジン−4−イル)メチル)−2−アザスピロ[4.4]ノナン(0.053g、0.186mmol、収率58.5%)を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.42-8.50 (m, 2H), 3.63-3.83 (m, 1H), 3.28 (br. s., 2H), 3.02 (d, J=10.37 Hz, 1H), 2.87 (br. s., 1H), 1.73-1.83 (m, 1H), 1.54-1.72 (m, 9H), 1.42-1.53 (m, 1H); LCMS (ESI) m/z 285.0 (M+H)+。
下記の第二級アミンを上記の参考例と同様の手順で調製した。
[参考例C1]
N−(2−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)−4,4−ジメチルシクロヘキサンアミン(C1)
化合物A31−3(107mg、0.32mmol)をDCM(2mL)に溶解した液を撹拌し、4,4−ジメチルシクロヘキサノン(40mg、0.32mmol)とNaBH(OAc)3(83mg、0.38mmol)とAcOH(101mg、0.47mmol)とを添加した。得られた混合物を室温で17時間撹拌した後、0.5MのNaOH水溶液(10mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2×20mL)。有機層を集めて食塩水(10mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:5%〜30%EtOAc/ヘキサン)によって精製し、無色のシロップ状物質として化合物C1(122mg、86%)を得た。
[参考例C22]
工程1:(1S,3R,4R,6R)−4−ブロモ−3,7,7−トリメチルビシクロ[4.1.0]ヘプタン−3−オール(C22−1)
(+)−3−カレン(4.09g、30mmol)とCaCO3(3.90g、39mmol)とNBS(6.94g、39mmol)とを水(15mL)および1,4−ジオキサン(30mL)に懸濁させ、室温で1時間撹拌した。この混合物を水(75mL)で希釈し、Et2O(100mL)で抽出した。有機層を水で洗浄し(3回×50mL)、飽和Na2S2O3水溶液(50mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(10%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、白色の固体として化合物C22−1(4.53g、65%)を得た。
工程2:1−((1R,3r,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)エタノン(C22−2)
化合物C22−1(4.53g、19.4mmol)を水(9mL)および1,4−ジオキサン(127mL)に溶解した液に酸化銀(I)(12.16g、52.5mmol)を添加し、室温で22時間撹拌した。この混合物をセライトパッドで濾過し、濾液を減圧濃縮した。残留物を水で希釈し、Et2Oで抽出した。有機層を水で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、減圧濃縮することによって黄白色の油状物質として化合物C22−2(2.86g、99%)を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に使用した。
工程3:酢酸(1R,3r,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル(C22−3)
化合物C22−2(2.86g、18.8mmol)をDCM(57mL)に溶解した液にm−クロロ過安息香酸(6.02g、24.4mmol)を0℃で添加し、室温で15時間撹拌した。この反応混合物を0.2MのNaOH水溶液で反応停止させ、DCMで抽出した(80mLと2回×50mL)。有機層を回収し、飽和NaHCO3水溶液で洗浄し、水で洗浄し、食塩水で洗浄してMgSO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(10%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色のゴム状物質として化合物C22−3(2.35g、74%)を得た。
工程4:(1R,3r,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−オール(C22−4)
化合物C22−3(2.35g、14.0mmol)をEtOH/水(63mL、2:1)に溶解した液にLiOH水溶液(4M、21mL、84mmol)を添加し、この混合物を室温で2.5時間撹拌し、水で希釈し、EtOAcで抽出した(2回×80mL)。有機層を集めて食塩水で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(35%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色の油状物質として化合物C22−4(1.54g、88%)を得た。
工程5:(1R,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−オン(C22−5)
化合物C22−4(240mg、1.9mmol)をDCM(5mL)に溶解し、デス−マーチンペルヨージナン(968mg、2.28mmol)を添加した。この反応混合物を3時間撹拌し、5%Na2S2O3で反応停止させ、Et2O(30mL)で抽出した。有機層を飽和NaHCO3水溶液で2回洗浄し、MgSO4で乾燥させ、減圧濃縮することによって無色のゴム状物質として化合物C22−5(261mg(定量))を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に使用した。
工程6:(1R,3r,5S)−N−(2−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−アミン(C22)
参考例A31の工程4に記載の手順と同様の手順で化合物A31−3(77mg、0.228mmol)と化合物C22−5(31mg、0.250mmol)とNaBH(OAc)3(72mg、0.341mmol)とAcOH(0.013mL、0.228mmol)とをDCM(2mL)中で反応させることにより、化合物C22(75mg、74%)を得た。1H NMR (CDCl3, 400 MHz): δ 7.04 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 5.48 (dd, J = 9.2, J = 4.5 Hz, 1H), 3.60-3.51 (m, 1H), 3.19 (dd, J = 12.2, J = 9.2 Hz, 1H), 2.65 (dd, J = 12.2, J = 4.5 Hz, 1H), 2.17-2.07 (m, 2H), 1.06-0.97 (m, 10H), 0.87 (t, J = 8.0 Hz, 9H), 0.58-0.47 (m, 6H)。
[参考例C45]
工程1:1−(2,6−ジクロロ−4−メチルフェニル)−2−ニトロエタノール(C45−1)
参考例A1の工程2に記載の手順と同様の手順で2,6−ジクロロ−4−メチルベンズアルデヒド(1.0g、5.3mmol)とK2CO3(0.28g、2.0mmol)とをCH3NO2(10mL)中で反応させることにより、無色のゴム状物質として化合物C45−1(1.25g、96%)を得た。
工程2:(1−(2,6−ジクロロ−4−メチルフェニル)−2−ニトロエトキシ)トリエチルシラン(C45−2)
参考例A1の工程3に記載の手順と同様の手順で化合物C45−1(1.25g、1.0mmol)とTES−Cl(1.0mL、1.2mmol)とイミダゾール(1.2g、3.0mmol)とをDMF(10mL)中で反応させることにより、無色のゴム状物質として化合物C45−2(1.8g、未精製)を得た。
工程3:2−(2,6−ジクロロ−4−メチルフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(C45−3)
参考例A31の工程3に記載の手順と同様の手順で化合物C45−2(1.8g、4.9mmol)とFe(2.76g、49.3mmol)とNH4Cl(2.62g、49.3mmol)とをEtOH/水(4:1、20mL)中で反応させることにより、褐色の油状物質として化合物C45−3(1.56g、94%)を得た。
工程4:(1R,3r,5S)−N−(2−(2,6−ジクロロ−4−メチルフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−アミン(C45)
参考例A31の工程4に記載の手順と同様の手順でC45−3(130mg、0.389mmol)とケトン体C22−5(49mg、0.394mmol)とNaBH(OAc)3(125mg、0.590mmol)とAcOH(0.023mL、0.402mmol)とをDCM(3mL)中で反応させることにより、化合物C45(75mg、44%)を得た。1H NMR (CDCl3, 400 MHz) δ: 7.07 (2H, s), 5.49 (1H, dd, J = 9.3, 4.4 Hz), 3.61-3.52 (1H, m), 3.20 (1H, dd, J = 12.2, 9.3 Hz), 2.64 (1H, dd, J = 12.2, 4.4 Hz), 2.27 (3H, s), 2.17-2.08 (2H, m), 1.08-0.97 (10H, m), 0.86 (9H, t, J = 7.8 Hz), 0.56-0.49 (6H, m)。
[参考例C46]
工程1:1−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ニトロエタノール(C46−1)
参考例A1の工程2に記載の手順と同様の手順で2,6−ジクロロベンズアルデヒド(0.5g、2.85mmol)とK2CO3(0.15g、1.08mmol)とをCH3NO2(10mL)中で反応させることにより、黄色のゴム状物質として化合物C46−1(0.67g、未精製)を得た。
工程2:(1−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ニトロエトキシ)トリエチルシラン(C46−2)
参考例A1の工程3に記載の手順と同様の手順で化合物C46−1(0.67g、2.83mmol)とTES−Cl(0.57mL、3.4mmol)とイミダゾール(0.58g、8.5mmol)とをDMF(10mL)中で反応させることにより、無色の油状物質として化合物C46−2(0.95g、52%)を得た。
工程3:2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(C46−3)
参考例A31の工程3に記載の手順と同様の手順で化合物C46−2(0.95g、2.84mmol)とFe(1.59g、28.4mmol)とNH4Cl(1.51g、28.4mmol)とをEtOH/水(4:1、20mL)中で反応させることにより、無色の油状物質として化合物C46−3(0.86g、未精製)を得た。
工程4:(1R,3r,5S)−N−(2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−アミン(C46)
参考例A31の工程4に記載の手順と同様の手順で化合物C46−3(90mg、0.281mmol)とケトン体C22−5(42mg、0.337mmol)とNaBH(OAc)3(89mg、0.421mmol)とAcOH(0.016mL、0.281mmol)とをDCM(2mL)中で反応させることにより、化合物C46(94mg、78%)を得た。1H NMR (CDCl3, 400 MHz) δ: 7.30-7.26 (2H, m), 7.09 (1H, t, J = 7.8 Hz), 5.53 (1H, dd, J = 9.3, 4.4 Hz), 3.62-3.53 (1H, m), 3.23 (1H, dd, J = 12.2, 9.3 Hz), 2.66 (1H, dd, J = 12.2, 4.4 Hz), 2.17-2.10 (2H, m), 1.04-0.99 (8H, m), 0.90-0.84 (11H, m), 0.60-0.45 (6H, m)。
[参考例C80]
(1R,3r,5S)−N−(2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−アミン
工程1:1−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−ニトロエタノール
100mLの三口丸底フラスコ(RBF)で、2,6−ジクロロ−3−フルオロベンズアルデヒド(2.26g、11.71mmol)をTHF(12mL)に溶解した液に粉砕直後の炭酸カリウム(0.486g、3.51mmol)を室温で添加し、次いでニトロメタン(8.88mL、164mmol)を添加した。この混合物を室温で2時間撹拌し、水(15mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(3回×15mL)。有機層を集めて食塩水で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮することによって黄色の油状物質として1−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−ニトロエタノール(2.97g、11.69mmol、収率100%)を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.36 (dd, J=8.9, 4.8 Hz, 1 H), 7.17 (dd, J=8.9, 7.8 Hz, 1 H), 6.27 (m, 1 H), 5.19 (dd, J=13.3, 10.1 Hz, 1 H), 4.57 (dd, J=13.3, 3.4 Hz, 1 H), 3.20 (br. s., 1 H)。
工程2:2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン
100mLのRBF(三口丸底フラスコ)に、EtOH(16mL)に溶解した(1−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−ニトロエトキシ)トリエチルシラン(3.64g、9.88mmol)と水(4mL)を室温で添加した後、鉄(5.52g、99mmol)と塩化アンモニウム(5.29g、99mmol)を添加した。フラスコを窒素で置換し、窒素下で3時間かけて60℃に加熱した。この混合物を室温まで冷却し、40mLのMeOHで希釈し、10分間超音波処理した。次いでこの溶液をセライトパッドにデカントした。この手順を3度繰り返し、濾液を約30mLに濃縮し、EtOAc(120mL)で希釈した。固体を濾過して除去し、廃棄した。濾液を減圧濃縮し、50mLのEtOAcで希釈し、水で洗浄し、食塩水で洗浄して無水MgSO4で乾燥させ、濃縮することによって灰白色の固体として2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン塩酸塩を得た。この塩酸(HCl)塩を50mLのDCMに溶解した。この懸濁液を飽和NaHCO3水溶液で塩基性化した(pH=9)。有機層を分離し、食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾燥させ、濃縮することによって褐色の油状物質として2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(2.73g、8.07mmol、収率82%)を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.23-7.29 (m, 1H), 6.99-7.06 (m, 1H), 5.35 (dd, J=8.6, 4.9 Hz, 1H), 3.29 (dd, J=13.1, 8.7 Hz, 1H), 2.92 (dd, J=13.2, 4.9 Hz, 1H), 0.83-0.93 (m, 9H), 0.46-0.61 (m, 6H); LCMS: 338.2 [M+H]+。
工程3:(1R,3r,5S)−N−(2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−アミン
(1R,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−オン(0.181g、1.457mmol)と2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(0.493g、1.457mmol)とを室温の窒素雰囲気下で高純度のEtOH(7mL)中で合わせ、テトライソプロポキシチタン(0.86mL、2.91mmol)を添加した。この反応混合物を室温で2時間撹拌した。次いでNaBH4(0.083g、2.186mmol)を添加した。2時間後、反応溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(3mL)で反応停止させ、次いで飽和NaHCO3で塩基性にした。次いでEtOHを減圧下で除去し、溶液を水/EtOAcで希釈した。セライトを添加し、溶液を勢いよく15分間混合した。溶液を次いでセライトパッドで濾過した。水層をEtOAcで抽出し、有機層を集めて食塩水で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮することによって黄色の油状物質を得た。この粗生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;溶離液:0%〜10%EtOAc/ヘプタン)によって精製し、無色の油状物質として(1R,3r,5S)−N−(2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−アミン(414mg、0.927mmol、収率63.6%)を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.24 (dd, J=8.9, 4.9 Hz, 1H), 6.98-7.04 (m, 1H), 5.54 (br. s., 1H), 3.59 (t, J=8.8 Hz, 1H), 3.18-3.31 (m, 1H), 2.71 (d, J=12.3 Hz, 1H), 2.15 (d, J=8.1 Hz, 1H), 1.22-1.34 (m, 4H), 1.06 (d, J=5.8 Hz, 2H), 0.99 (d, J=5.0 Hz, 6H), 0.84-0.93 (m, 9H), 0.47-0.59 (m, 6 H); LCMS: 446.2 [M+H]+。
下記の第二級アミンを上記の参考例と同様の手順で調製した。
[参考例D1]
工程1:2−(トランス4−(エトキシカルボニル)シクロヘキシル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチル(D1−1)
4−シクロヘキサノンカルボン酸エチルエステル(5.0g、29.0mmol)とカルバジン酸tert−ブチル(3.9g、29.4mmol)とをジクロロメタン(250mL)およびAcOH(4mL)に溶解した液にNaBH(OAc)3(18.7g、88.0mmol)を0℃で徐々に添加した。添加後、混合物を同じ温度で3時間撹拌した後、室温まで昇温させて20時間撹拌した。反応混合物を飽和Na2CO3水溶液に注ぎ、DCMで抽出した。DCM抽出物を食塩水で2回洗浄し、MgSO4で乾燥させた。溶媒を除去した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、白色の固体として化合物D1−1(3.0g、36%)を得た。
工程2:トランス−4−ヒドラジニルシクロヘキサンカルボン酸エチル塩酸塩(D1−2)
化合物D1−1をEtOH(25mL)に溶解した液に4MのHCl(THF溶液、25mL、100mmol)を添加し、この混合物を室温で16時間撹拌した。溶液を高真空下で乾燥させることにより、白色の固体として化合物D1−2(2.8g(定量))を得た。
工程3:4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタン酸ベンジル(D1−3)
4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタン酸エチル(17.0g、92.3mmol)をトルエン(80mL)に溶解した液にベンジルアルコール(11.4mL、109.6mmol)を添加した。ディーン・スターク装置を用いてこの混合物を120℃で5時間撹拌した後、反応混合物を0℃に冷却した。溶液を高真空下で乾燥させることによって無色の油状物質として化合物D1−3(21.2g(定量))を得た。これを精製せずに次の工程に使用した。
工程4:2−((ジメチルアミノ)メチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタン酸ベンジル(D1−4)
化合物D1−3(21.2g、92.3mmol)とAcOH(10.6mL、184.7mmol)とをTHF(100mL)に溶解した液に、N,N−ジメチルホルムアミドジイソプロピルアセタール(38.6mL、184.7mmol)を25分かけて滴下し、この混合物を室温で16時間撹拌した。この反応混合物を飽和NaHCO3水溶液に注ぎ、EtOAcで抽出した。有機層を食塩水で2回洗浄し、MgSO4で乾燥させた。溶媒を除去した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、黄色の油状物質として化合物D1−4(17.1g、91%)を得た。
工程5:1−(トランス−4−(エトキシカルボニル)シクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジル(D1−5)
化合物D1−2(2.8g、10.5mmol)をEtOH(50mL)に溶解した液にDIPEA(3.2mL、12.6mmol)と化合物D1−4(3.3g、11.0mmol)を添加し、この混合物を室温で1.5時間撹拌した。食塩水を添加して反応混合物を反応停止させ、EtOAcで抽出した。有機層を食塩水で洗浄し(2回)、MgSO4で乾燥させた。溶媒を除去した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、無色の油状物質として化合物D1−5(3.5g、78%)を得た。
工程6:1−(トランス−4−(エトキシカルボニル)シクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(D1)
化合物D1−5(3.5g、8.2mmol)とパラジウム(10%)担持炭素(300mg)をEtOAc(40mL)に溶解し、室温のH2雰囲気下(1atm)で25時間かけて水素化した。反応混合物をセライトパッドで濾過し、EtOAcで洗浄した。溶液を高真空下で乾燥させることにより、白色の固体として化合物D1(2.6g、95%)を得た。
[参考例D2]
工程1:1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカン−8−カルボン酸エチル(D2−1)
4−オキソシクロヘキサンカルボン酸エチル(10g、58.75mmol)とエチレングリコール(4.97mL、88.13mmol)とp−TsOH(触媒)とをトルエン(80mL)に混合し、ディーン・スターク装置用の連結管を取り付けたフラスコで16時間還流させた。反応終了後、混合物を室温まで冷却し、溶媒を減圧下で除去し、褐色の油状物質として化合物D2−1(9.6g、未精製)を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に使用した。1H NMR (CDCl3, 400 MHz): δ 4.15-4.09 (m, 2H), 3.95 (s, 4H), 2.36-2.03 (m, 1H), 1.97-1.91 (m, 2H), 1.85-1.75 (m, 4H), 1.66-1.52 (m, 2H), 1.26-1.27 (m, 3H)。
工程2:8−メチル−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカン−8−カルボン酸エチル(D2−2)
化合物D2−1(5.1g、23.83mmol)をTHF(15mL)に溶解した液を撹拌し、LDA(2.0M(THF/ヘプタン/エチルベンゼン溶液)、17.8mL、35.74mmol)を−78℃で15分かけて滴下した。この混合物を−78℃で30分間撹拌した。ヨードメタン(2.23mL、35.74mmol)をTHF(1mL)に溶解した液をこの混合物に滴下し、全体を−78℃で30分間撹拌した。この混合物を室温まで昇温させ、16時間撹拌した。反応混合物を飽和NH4Cl水溶液で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×25mL)。有機層を集めて水(100mL)で洗浄し、食塩水(100mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;2%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色の油状物質として化合物D2−2(2.7g、50%)を得た。1H NMR (CDCl3, 400 MHz): δ 4.14 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 3.93 (s, 4H), 2.15-2.10 (m, 2H), 1.65-1.60 (m, 4H), 1.54-1.49 (m, 2H), 1.25 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 1.18 (s, 3H)。
工程3:1−メチル−4−オキソシクロヘキサンカルボン酸エチル(D2−3)
化合物D2−2(8.4g、36.84mmol)をアセトン(100mL)に溶解した液にHCl(3M(水溶液)、50mL)を室温で滴下し、全体を室温で18時間撹拌した。反応混合物を水(100mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×25mL)。有機層を集めて水(100mL)で洗浄し、食塩水(100mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮することによって淡黄色の油状物質として化合物D2−3(6.3g)を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に使用した。1H NMR (CDCl3, 400 MHz): δ 4.22 (q, J = 7.0 Hz, 2H), 2.47-2.38 (m, 4H), 2.34-2.30 (m, 2H), 1.72-1.64 (m, 2H), 1.31-1.29 (m, 6H)。
工程4:2−(トランス−4−(エトキシカルボニル)−4−メチルシクロヘキシル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチル(D2−4)
化合物D2−3(30g、163.0mmol)とヒドラジンカルボン酸tert−ブチル(21.5g、163.0mmol)とをイソプロパノール(200mL)中で混合し、AcOH(触媒量)を添加し、混合物を室温で2時間撹拌した。イミン形成の終了後(TLCで監視した)、混合物を0℃に冷却し、NaBH3CN固体(30.7g、489.1mmol)を少しずつ添加した。AcOHで反応混合物のpHを5〜6に調整し、室温で3時間撹拌し続けた。混合物を水(100mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×200mL)。有機層を集めて水(100mL)で洗浄し、食塩水(100mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;30%EtOAc/ヘキサン)(注:極性が高いスポットはトランス異性体であった)によって精製し、白色の固体として化合物D2−4(12.0g、34%)を得た。
工程5:トランス−4−ヒドラジニル−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル塩酸塩(D2−5)
化合物D2−4(36.0g、120.0mmol)をEtOH(100mL)に溶解した液にHCl(4M(1,4−ジオキサン溶液)、350mL)を0℃で滴下し、全体を室温で18時間撹拌した。減圧下で溶媒を除去し、残留物をEt2O中で粉砕し、白色の固体として化合物D2−5(31.0g、95%)を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に使用した。1H NMR (CDCl3, 400 MHz): δ 7.24-7.00 (brs, 4H), 4.13 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 3.44 (brs, 1H), 2.08-2.05 (m, 2H), 1.97-1.90 (m, 2H), 1.81-1.80 (m, 4H), 1.30-1.26 (m, 6H)。
工程6:1−(トランス−4−(エトキシカルボニル)−4−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジル(D2−6)
化合物D2−5(31.0g、113.9mmol)をEtOH(150mL)に溶解した液にDIPEA(39.4mL、227.9mmol)を滴下し、この混合物を室温で5分間撹拌した。化合物D1−4(37.7g、125.3mmol)をEtOH(10mL)に溶解した液を滴下し、全体を室温で16時間撹拌した。反応混合物を水(200mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×200mL)。有機層を集めて水(100mL)で洗浄し、食塩水(100mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;15%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、褐色のゴム状物質として化合物D2−6(20.0g、40%)を得た。1H NMR (CDCl3, 400 MHz): δ 7.94 (s, 1H), 7.40-7.35 (m, 5H), 5.30 (s, 2H), 4.36 (m, 1H), 4.15 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 2.24-2.19 (m, 2H), 1.88-1.87 (m, 6H), 1.3 (s, 3H), 1.26 (t, J = 7.2 Hz, 3H)。
工程7:トランス−4−(エトキシカルボニル)−4−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(D2)
化合物D2−6(20.0g、45.6mmol)とパラジウム(5%)担持炭素(10.0g、50重量%)とをMeOH(200mL)に混合し、H2雰囲気下(1atm)で4時間撹拌した。この混合物をセライトパッドで濾過し、EtOAcで洗浄し(3回×100mL)、減圧濃縮した。残留物を10%EtOAc/ヘキサン中で粉砕し(2回×25mL)、白色の固体として化合物D2(13.0g、82%)を得た。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 8.03 (s, 1H), 4.42- 4.41 (m, 1H), 4.15 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 2.25-2.21 (m, 2H), 1.92-1.88 (m, 6H), 1.35 (s, 3H), 1.27 (t, J = 7.0 Hz, 3H)。
[参考例D19]
工程1:1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカン−8−イルメタノール(D19−1)
LiAlH4(5.69g、150mmol)をTHF(100mL)に懸濁させた液に、化合物D2−1(21.4g、100mmol)をTHF(100mL)に溶解した液を0℃で滴下し、この反応混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物を0℃に冷却し、水(7mL)と6MのNaOH(7mL)で反応停止させ、室温で20分間撹拌した。混合物にNa2SO4(10g)を添加し、これをセライトパッドで濾過し、EtOAcで洗浄した(3回×50mL)。有機層を集めて食塩水(100mL)で洗浄し、水(100mL)で洗浄して減圧濃縮することによって無色の油状物質として化合物D19−1(17.0g(定量))を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に使用した。
工程2:4−(ヒドロキシメチル)シクロヘキサノン(D19−2)
化合物D19−1(17.0g、9.88mmol)をアセトン(100mL)に溶解した液を撹拌し、HCl水溶液(2M、38mL)を添加し、この混合物を室温で18時間撹拌した。減圧下で溶媒を除去した後、水(100mL)で希釈し、EtOAcで抽出した(3回×100mL)。有機層を集めて水で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮することによって無色のゴム状物質として化合物D19−2(7.5g、51%)を得た。
工程3:2−(トランス−4−(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチル(D19−3)
化合物D19−2(2.0g、15.5mmol)とBoc−ヒドラジン(2.26g、17mmol)とをイソプロパノール(20mL)中で混合し、室温で16時間撹拌した。Na(CN)BH3(2.92g、45.6mmol)とAcOH(1mL(触媒))を添加し、この混合物を室温で16時間撹拌した。この反応混合物を水(50mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×50mL)。有機層を集めて水で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;50%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、白色の半固体として化合物D19−3(820mg、22%)を得た。
工程4:(トランス−4−ヒドラジニルシクロヘキシル)メタノール塩酸塩(D19−4)
化合物D19−3(1.8g、7.3mmol)をジオキサン(40mL)に混合して撹拌し、HCl(20mL、73mmol、4M(ジオキサン溶液))を添加し、この混合物を室温で16時間撹拌した。減圧下で溶媒を除去し、高真空ポンプで乾燥させることによって灰白色の固体として化合物D19−4(1.7g、未精製)を得た。
工程5:5−アミノ−1−(トランス−4−(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(D19−5)
化合物D19−4(720mg、3.31mmol)をEtOH(20mL)に溶解した液に2−シアノ−3−エトキシアクリル酸エチル(448mg、2.65mmol)とNaOAc(571mg、6.96mmol)を添加し、この混合物を70℃で18時間撹拌した。減圧下で溶媒を除去し、残留物を水(20mL)に懸濁させ、EtOAcで抽出した(3回×20mL)。有機層を集めて水で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物を逆相カラムクロマトグラフィー(C18シリカゲル;30%CH3CN/水(溶離液))によって精製し、赤褐色の固体として化合物D19−5(320mg、37%)を得た。
工程6:5−クロロ−1−(トランス−4−(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(D19−6)
CuCl(103mg、1.04mmol)をCH3CN(5mL)に懸濁させた液に亜硝酸tert−ブチル(0.134mL、1.125mmol)を0℃で滴下した。化合物D19−5(200mg、0.749mmol)をCH3CN(4mL)に溶解した液を0℃で前記混合物に滴下し、同じ温度で5分間撹拌した。この混合物を室温で30分間撹拌し、70℃で30分間撹拌した。反応混合物を水(10mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(3回×10mL)。有機層を集めて水で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;40%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、褐色の半固体として化合物D19−6(68mg、31%)を得た。
工程7:トランス−4−(5−クロロ−4−(エトキシカルボニル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸(D19−7)
H5IO6(159mg、0.698mmol)をCH3CNに懸濁させた液にCrO3(0.6mg、0.0061mmol)を添加し、この混合物を室温で30分間撹拌した。この混合物を0℃に冷却し、化合物D19−6(100mg、0.349mmol)の溶液を滴下した。この反応混合物を同じ温度で30分間撹拌した。減圧下で有機溶媒を除去し、残留物を水(10mL)に懸濁させ、EtOAcで抽出した(3回×10mL)。有機層を集めて水で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮することによって灰白色の固体として化合物D19−7(105mg(定量))を得た。
工程8:1−(トランス−4−(tert−ブトキシカルボニル)シクロヘキシル)−5−クロロ−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(D19−8)
化合物D19−7(105mg、0.35mmol)とBoc無水物(152mg、0.70mmol)とをt−BuOH(5mL)に混合し、DMAP(13mg、0.105mmol)を添加し、この混合物を35℃で16時間撹拌した。この反応混合物を水(10mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(3回×10mL)。有機層を集めて水洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物を逆相カラムクロマトグラフィー(C18シリカゲル;90%CH3CN/水(溶離液))によって精製し、無色のゴム状物質として化合物D19−8(70mg、56%)を得た。
工程9:1−(トランス−4−(tert−ブトキシカルボニル)シクロヘキシル)−5−クロロ−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(D19)
化合物D19−8(70mg、0.233mmol)をTHF/MeOH(4mL、1:1)に溶解し撹拌した液に、LiOH(44mg、1.86mmol)を水(1mL)に溶解した液を添加した。この混合物を室温で4時間撹拌し、減圧下で有機溶媒を除去した。残留物を水(5mL)で希釈し、pHが4になるまで20%KHSO4水溶液で酸性化し、EtOAcで抽出し(3回×10mL)、白色の固体として化合物D19(62mg、90%)を得た。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 8.01 (s, 1H), 4.29-4.37 (m, 1H), 2.25-2.43 (m, 1H), 2.10-2.19 (m, 2H), 1.99-2.09 (m, 4H), 1.52-1.65 (m, 2H), 1.45 (s, 9H)。
[参考例D20]
工程1:3−シクロプロピル−3−オキソプロパン酸ベンジル(D20−1)
3−シクロプロピル−3−オキソロパン酸エチル(5.0g、32.0mmol)とベンジルアルコール(8.2mL、80.0mmol)とLiOCl(680mg、6.4mmol)とをトルエン(50mL)中で混合し、ディーン・スターク装置を取り付けたフラスコで48時間還流させた。反応混合物を室温に冷却し、減圧下で溶媒を除去し、褐色の油状物質として化合物D20−1(5.2g、未精製)を得た。
工程2:2−(シクロプロパンカルボニル)−3−(ジメチルアミノ)アクリル酸ベンジル(D20−2)
化合物D20−1(1.0g、4.58mmol)とジメチルホルムアミドジメチルアセタール(0.61mL、4.58mmol)とを1,4−ジオキサン(25mL)中で混合し、100℃で13時間撹拌した。この反応混合物を水(20mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×25mL)。有機層を集めて水(25mL)で洗浄し、食塩水(25mL)で洗浄してNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮することによって黄褐色のゴム状物質として化合物D20−2(1.2g、未精製)を得た。
工程3:5−シクロプロピル−1−(トランス−4−(エトキシカルボニル)シクロヘキシル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジル(D20−3)
化合物D1−2(809mg、2.67mmol)をEtOH(20mL)に溶解した液にDIPEA(0.45mL、2.61mmol)を滴下した。この混合物を室温で5分間撹拌した後、化合物D20−2(600mg、2.18mmol)をEtOH(5mL)に溶解した液を滴下し、この反応混合物を室温で4時間撹拌した。反応混合物を水(200mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×25mL)。有機層を集めて水(25mL)で洗浄し、食塩水(25mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;20%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、黄色のゴム状物質として化合物D20−3(425mg、不純物を含む)を得た。
工程4:5−シクロプロピル−1−(トランス−4−(エトキシカルボニル)シクロヘキシル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(D20)
化合物D20−3(425mg、1.07mmol)をTHF/MeOH(20mL、1:1)に溶解した液を撹拌し、パラジウム(10%)担持炭素(80mg、20重量%)を添加し、この混合物をH2雰囲気下(1atm)で2時間撹拌した。この混合物をセライトパッドで濾過し、EtOAcで洗浄した(3回×50mL)。濾液を減圧濃縮した。残留物を10%EtOAc/ヘキサン中で粉砕し(2回×20mL)、白色の固体として化合物D20(200mg、未精製)を得た。
[参考例D22]
工程1:8−エチル−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカン−8−カルボン酸エチル(D22−1)
化合物D2−1(2.1g、9.80mmol)をTHF(24mL)に溶解した液を撹拌し、LDA(2.0M(THF/ヘプタン/エチルベンゼン溶液)、7.3mL、14.7mmol)を−78℃で5分かけて滴下した。この混合物を−78℃で15分間撹拌した後EtBr(1.09mL、14.7mmol)を添加した。反応混合物を−78℃で1時間撹拌した。混合物を室温まで昇温させ、同じ温度で1時間撹拌した。反応混合物を飽和NH4Cl水溶液で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×25mL)。有機層を集めて水(20mL)で洗浄し、食塩水(20mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;20%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色のゴム状物質として化合物D22−1(2.07g、87%)を得た。
工程2:1−エチル−4−オキソシクロヘキサンカルボン酸エチル(D22−2)
化合物D22−1(2.07g、8.54mmol)をアセトン(60mL)に溶解した液を撹拌し、HCl水溶液(2M溶液、40mL)を室温で添加した。この混合物を同じ温度で16時間撹拌した。減圧下でアセトンを除去し、残留物をNaHCO3水溶液で塩基性化し、DCMで抽出した(2回×30mL)。有機層を集めて水(20mL)で洗浄し、食塩水(20mL)で洗浄してNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;20%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色のゴム状物質として化合物D22−2(1.85g、99%)を得た。
工程3:2−(トランス−4−(エトキシカルボニル)−4−エチルシクロヘキシル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチル(D22−3)
参考例D2の工程4に記載の手順と同様の手順で化合物D22−2(1.87g、9.43mmol)とヒドラジンカルボン酸tert−ブチル(1.24g、9.4mmol)とAcOH(触媒)とNaBH3CN(1.78g、28.29mmol)とをイソプロパノール(20mL)中で反応させることにより、白色の固体として化合物D22−3(1.57g、53%)を得た。
工程4:トランス−1−エチル−4−ヒドラジニルシクロヘキサンカルボン酸エチル塩酸塩(D22−4)
参考例D2の工程5に記載の手順と同様の手順で化合物D22−3(1.50g、4.78mmol)とHCl(4M(1,4−ジオキサン溶液)、8.3mL、33.4mmol)を反応させることにより、白色の固体として化合物D22−4(1.36g、100%)を得た。
工程5:1−(トランス−4−(エトキシカルボニル)−4−エチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジル(D22−5)
参考例D2の工程6に記載の手順と同様の手順で化合物D22−4(600mg、2.1mmol)と化合物D1−4(669mg、2.2mmol)とDIPEA(0.43mL、2.52mmol)とをEtOH(12mL)中で反応させることにより、無色のゴム状物質として化合物D22−5(820mg、86%)を得た。
工程6:1−(トランス−4−(エトキシカルボニル)−4−エチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(D22)
参考例D2の工程7に記載の手順と同様の手順で化合物D22−5(363mg、0.80mmol)とパラジウム(5%)担持炭素(85mg、30重量%)とH2(1atm)とをMeOH(6mL)中で反応させることにより、白色の固体として化合物D22(285mg、98%)を得た。
[参考例D26]
工程1:4,4−ジフルオロ−3−オキソブタン酸ベンジル(D26−1)
参考例D1の工程3に記載の手順と同様の手順で4,4−ジフルオロ−3−オキソブタン酸エチル(5g、0.12mmol)とBnOH(3.25g、30.0mmol)をトルエン(50mL)中で反応させることにより、黄色の油状物質として化合物D26−1(7.5mg、未精製)を得た。
工程2:2−((ジメチルアミノ)メチレン)−4,4−ジフルオロ−3−オキソブタン酸ベンジル(D26−2)
参考例D1の工程4に記載の手順と同様の手順で化合物D26−1(5.3g、23.2mmol)とジメチルホルムアミドジメチルアセタール(6.2mL、46.4mmol)とAcOH(2.05mL、46.4mmol)とをTHF(50mL)中で反応させることにより、黄色の油状物質として化合物D26−2(5.8g、未精製)を得た。
工程3:5−(ジフルオロメチル)−トランス−4−(エトキシカルボニル)シクロヘキシル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジル(D26−3)
参考例D1の工程5に記載の手順と同様の手順で化合物D26−2(1.50g、5.28mmol)と化合物D1−2(1.6g、5.28mmol)とDIPEA(1.8mL、10.5mmol)とをEtOH(30mL)中で反応させることにより、黄白色の固体として化合物D26−3(520mg、16%)を得た。
工程4:5−(ジフルオロメチル)−トランス−4−(エトキシカルボニル)シクロヘキシル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(D26)
参考例D1の工程6に記載の手順と同様の手順で化合物D26−3(520mg、1.28mmol)とパラジウム(5%)担持炭素(70mg、30重量%)とをEtOH(30mL)中で反応させることにより、白色の固体として化合物D26(255mg、63%)を得た。
LCMS (APCI): 317 (M+H)+
[参考例D27]
工程1:2−((ジメチルアミノ)メチレン)−3−オキソブタン酸ベンジル(D27−1)
3−オキソブタン酸ベンジル(1.1g、5.7mmol)を撹拌し、ジメチルホルムアミドジメチルアセタール(1mL、7.4mmol)を室温で滴下し、この混合物を室温で16時間撹拌した。この反応混合物を減圧濃縮し、残留物をトルエン(3回×10mL)と共沸させ、褐色の油状物質として化合物D27−1を得た(1.4g(定量))。
工程2:1−((トランス−4−(エトキシカルボニル)シクロヘキシル)−5−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジル(D27−2)
化合物D1−2(1.12g、4.3mmol)をEtOH(10mL)に溶解した液にDIPEA(1.2mL、6.7mmol)を滴下し、この混合物を室温で5分間撹拌した。化合物D27−1(0.97g、3.94mmol)をEtOH(5mL)に溶解した液を滴下し、この反応混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物を水(20mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×50mL)。有機層を集めて水(50mL)で洗浄し、食塩水(50mL)で洗浄してNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;20%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、白色の固体として化合物D27−2(0.78g、54%)を得た。
工程3:1−((トランス−4−(エトキシカルボニル)シクロヘキシル)−5−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(D27)
化合物D27−2(0.78g、2.1mmol)をMeOH(10mL)に溶解した液を撹拌し、パラジウム(5%)担持炭素(0.19g、25重量%)を添加し、この混合物をH2雰囲気下(1atm)で2時間撹拌し、セライトパッドで濾過し、MeOHで洗浄した(3回×20mL)。濾液を水(50mL)で洗浄し、食塩水(50mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物を5%EtOAc/ヘキサン(20mL)中で粉砕し、白色の固体として化合物D27(0.5g、85%)を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6): δ 1.19 (t, J= 7.2 Hz), 1.56 (m, 2H), 1.88 (m, 4H), 2.00 (m, 2H), 2.35 (m, 1H), 2.50 (s, 3H), 4.07 (q, J=7.2 Hz, 2H), 4.20 (m, 1H), 7.72 (s, 1H), 12.10 (s, 1H)。
[参考例D28]
工程1:3−アセチルペンタン−1,3,5−トリカルボン酸1,5−ジ−tert−ブチル3−エチル(D28−1)
3−オキソブタン酸エチル(45g、345mmol)とトリトンB(40%(重量%)水溶液、1.08mg、6.90mmol)とをtert−BuOH(54mL)に溶解した液を撹拌し、アクリル酸tert−ブチル(100.72g、691mmol)をN2雰囲気下で30分かけて滴下した。溶液を室温で24時間撹拌した。反応混合物を水(200mL)とEtOAc(200mL)で分配し、水層をEtOAcで洗浄した(2回×50mL)。有機層を集めて水(200mL)で洗浄し、食塩水(200mL)で洗浄してNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮することによって黄白色の油状物質として化合物D28−1(140g(定量))を得た。1H NMR (CDCl3, 400 MHz): δ 4.20 (q, J = 7.2 Hz 2H), 2.24-2.09 (m, 8H), 1.58 (s, 3H), 1.43 (s, 18H), 1.31 (t, J = 7.2 Hz, 3H)。
工程2:4−アセチル−4−(エトキシカルボニル)ヘプタン二酸(D28−2)
化合物D28−1(140g、326mmol)をDCM(350mL)に溶解し撹拌した液に、DCM(350mL)に溶解したTFA(350mL)を0℃で添加し、この混合物を室温で一晩撹拌した。減圧下で溶媒を除去し、残留物をトルエンと共蒸発させ(3回×200mL)、灰白色の固体として化合物D28−2(85g(定量))を得た。
工程3:1−アセチル−4−オキソシクロヘキサンカルボン酸エチル(D28−3)
化合物D28−2(85g、310mmol)を無水酢酸(255mL)に懸濁させた液を撹拌し、ピリジン(27mL)を添加し、この混合物を145℃で2時間撹拌した。減圧下で溶媒を除去し、残留物を水(200mL)に懸濁させ、EtOAcで抽出した(3回×100mL)。有機層を集めて水(100mL)で洗浄し、食塩水(100mL)で洗浄してNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(14%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、褐色のゴム状物質として化合物D28−3(11g、17%)を得た。1H NMR (CDCl3, 400 MHz): δ 4.28 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 2.44-2.42 (m, 6H), 2.23-2.20 (m, 5H), 1.31 (t, J = 7.2 Hz, 3H)。
工程4:4−(ベンジルアミノ)−2−オキソビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボン酸エチル(D28−4)
化合物D28−3(25.0g、117mol)とベンジルアミン(38.6mL、353mol)とをトルエン(250mL)中で混合して撹拌し、p−TsOH(0.22g、1.17mmol)を添加し、ディーン・スターク装置用の連結管を取り付けたフラスコでこの混合物を8時間還流させた。反応混合物を室温に冷却し、HCl(3M、250mL)を反応混合物に添加し、全体を30分間撹拌した。この混合物を6MのNaOH水溶液でpHが7になるまで中和させ、反応混合物をEtOAcで抽出した(3回×100mL)。有機抽出物を集めて水(100mL)で洗浄し、食塩水(100mL)で洗浄してNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(50%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、灰白色の固体として化合物D28−4(30g、85%)を得た。1H NMR (CDCl3, 400 MHz): δ 7.40-7.21 (m, 5H), 6.44-6.32 (m, 2H), 4.20 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 3.74 (s, 1H), 2.45 (s, 2H), 2.30-2.20 (m, 2H), 2.10-1.95 (m, 2H), 1.89-1.75 (m, 4H), 1.27 (t, J = 6.8 Hz, 3H)。
工程5:4−(ベンジルアミノ)−2−ヒドロキシビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボン酸エチル(D28−5)
化合物D28−4(30.0g、99.0mmol)をEtOH(300mL)に溶解した液を撹拌し、NaBH4固体(5.64g、148mmol)を0℃で少しずつ添加した。全体を室温で30分間撹拌した。この混合物を水(100mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(3回×200mL)。有機層を集めて水(150mL)で洗浄し、食塩水(150mL)で洗浄してNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(80%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、白色の固体として化合物D28−5(14g、46%)を得た。
工程6:4−(ベンジルアミノ)−2−((メチルスルホニル)オキシ)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボン酸エチル(D28−6)
化合物D28−5(14.0g、46.0mmol)とEt3N(12.8mL、57.5mmol)とをTHF/トルエン(125mL、1:4)に溶解した液を撹拌し、MsCl(4.47mL、57.5mmol)を0℃で添加し、この混合物を室温で1時間撹拌した。この反応混合物を水(100mL)で反応停止させ、トルエン(50mL)で抽出した。有機層を分離し、Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮することによって化合物D28−6(14g、未精製)を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に使用した。
工程7:4−(ベンジルアミノ)ビシクロ[2.2.2]オクタ−2−エン−1−カルボン酸エチル(D28−7)
化合物D28−6(17.6g、46.3mol)とNaI(1.38g、9.25mmol)とをトルエン(170mL)に溶解した液を撹拌し、DBU(34.65mL、231mmol)とDMA(50mL)とを添加し、全体を120℃で43時間撹拌した。この反応混合物を水(100mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×100mL)。有機層を集めて水(50mL)で洗浄し、食塩水(50mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;50%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、灰白色の固体として化合物D28−7(8g、61%(2工程を通じて))を得た。1H NMR (CDCl3, 400 MHz): δ 7.36-7.32 (m, 5H), 6.44 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 6.32 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 4.19 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 3.86 (s, 2H), 2.04-1.97 (m, 2H), 1.65-1.50 (m, 6H), 1.28 (t, J = 7.2 Hz, 3H)。
工程8:4−アミノビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボン酸エチル(D28−8)
化合物D28−7(8.0g、28.0mmol)をMeOH(80mL)に溶解した液を撹拌し、パラジウム(10%)担持炭素(1.6g、20重量%)を添加し、全体をH2雰囲気下(1atm)で5時間撹拌した。この反応混合物をセライトパッドで濾過し、MeOHで洗浄した(2回×30mL)。濾液を減圧濃縮し、無色のゴム状物質として化合物D28−8(5.2g、94%)を得た。1H NMR (CDCl3, 400 MHz): δ 4.00 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 1.88-1.84 (m, 4H), 1.56-1.55 (m, 8H), 1.15 (t, J = 7.2 Hz, 3H)。
工程9:4−シアノベンジリデンカルバミン酸tert−ブチル(D28−9)
4−ホルミルベンゾニトリル(12.0g、9.16mol)と(トリフェニルホスホラニリデン)カルバミン酸tert−ブチル(36.3g、9.61mol)とをトルエン(60mL)中で混合し、18時間還流させた。沈殿した固体を濾過により除去した。濾液を減圧濃縮し、無色のゴム状物質として化合物D28−9(13g、未精製)を得た。
工程10:3−(4−シアノフェニル)−1,2−オキサジリジン−2−カルボン酸tert−ブチル(D28−10、シス異性体とトランス異性体の混合物)
化合物D28−9(13g、1.67mmol)をCHCl3(220mL)に溶解し撹拌した液に、K2CO3(50g)を水(400mL)に溶解してあらかじめ0℃に冷却した液を添加し、この混合物を勢いよく撹拌した。オキソン(80g)を水(800mL)に溶解しあらかじめ冷却した液を添加し、全体を0℃で50分間撹拌した。この反応混合物に対してこれを10回行った。有機層を集めて分離し、水(200mL)で洗浄し、食塩水(200mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物を逆相カラムクロマトグラフィー(C18シリカゲル;45〜50%CH3CN/水(溶離液))によって精製し、白色の固体として化合物D28−10(1.3g、14%(2工程を通じて))を得た。1H NMR (CDCl3, 400 MHz(シス異性体とトランス異性体の混合物)): δ 7.73-7.58 (m, 6.5H), 5.29 (s, 0.3H), 5.06 (s, 1H), 1.57 (s, 3H), 1.55 (s, 9H)。
工程11:2−(4−(エトキシカルボニル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチル(D28−11)
化合物D28−8(0.8g、4.04mmol)と化合物D28−10(1.03g、4.24mmol)とをDCM(20mL)中で混合し、0℃で3時間撹拌した。この反応混合物を水(10mL)で反応停止させ、DCMで抽出した(2回×10mL)。有機層を集めて水(10mL)で洗浄し、食塩水(10mL)で洗浄してNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;10%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、白色の固体として化合物D28−11(0.6g、50%)を得た。
工程12:4−ヒドラジニルビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボン酸エチル塩酸塩(D28−12)
化合物D28−11(0.6g、1.92mmol)と4MのHCl(ジオキサン溶液、4.80mL、19.2mmol)とを混合し、室温で18時間撹拌した。減圧下で溶媒を除去し、残留物を2回ヘキサンと共蒸発させ、白色の固体として化合物D28−12(0.58g、未精製)を得た。
工程13:1−(4−(エトキシカルボニル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジル(D28−13)
化合物D28−12(0.58g、2.04mmol)とDIPEA(0.69mL、4.08mmol)とをEtOH(10mL)中で混合して撹拌したものに、化合物D1−4(0.64g、2.15mmol)をEtOH(10mL)に溶解した液を添加し、この混合物を室温で2時間撹拌した。この反応混合物を水(20mL)で反応停止させ、EtOAcで抽出した(2回×20mL)。有機層を集めて水(20mL)で洗浄し、食塩水(20mL)で洗浄してNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;10%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、淡黄色のゴム状物質として化合物D28−13(0.2g、21%)を得た。1H NMR (CDCl3, 400 MHz): δ 7.81-7.80 (s, 1H), 7.39-7.25 (m, 5H), 5.29 (s, 2H), 4.11 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 2.27-2.23 (m, 6H), 2.02-1.99 (m, 6H), 1.25 (t, J = 7.2 Hz, 3H)。
工程14:1−(4−(エトキシカルボニル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(D28)
化合物D28−13(0.2g、0.44mmol)をMeOHに溶解した液を撹拌し、パラジウム(10%)担持炭素(40mg、30重量%)を添加して全体をH2雰囲気下(1atm)で5時間撹拌した。この反応混合物をセライトパッドで濾過し、MeOHで洗浄した(3回×30mL)。濾液を減圧濃縮し、残留物をヘキサン中で粉砕し(2回×10mL)、得られた固体を濾過することによって白色の固体として化合物D28(0.15g、93%)を得た。1H NMR (CDCl3, 400 MHz): δ 7.90 (s, 1H), 4.14 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 2.30-2.26 (m, 6H), 2.04-2.00 (m, 6H), 1.25 (t, J = 7.2 Hz, 3H)。
[参考例D30]
工程1:5−(ジフルオロメチル)−トランス−4−(エトキシカルボニル)−4−メチルシクロヘキシル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジル(D30−1)
参考例D1の工程5に記載の手順と同様の手順で化合物D26−2(2.7g、9.55mmol)と化合物D2−5(2.6g、9.55mmol)とDIPEA(3.3mL、19.1mmol)とをEtOH(50mL)中で反応させることにより、黄白色の固体として化合物D30−1(1.91g、50%)を得た。1H NMR (CDCl3, 400 MHz): δ 7.94 (s, 1H), 7.40-7.35 (m, 6H), 5.30 (s, 2H), 4.36 (m, 1H), 4.15 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 2.24-2.19 (m, 2H), 1.88-1.87 (m, 6H), 1.3 (s, 3H), 1.26 (t, J = 7.2 Hz, 3H)。
工程2:1−トランス−4−(エトキシカルボニル)シクロヘキシル−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(D30)
参考例D1の工程6に記載の手順と同様の手順で化合物D30−1(1.91g、4.54mmol)とパラジウム(5%)担持炭素(200mg、10重量%)とをEtOH(30mL)中で反応させることにより、白色の固体として化合物D30(1.19g、79%)を得た。1H NMR (CDCl3, 300 MHz): δ 8.03 (s, 1H), 7.51 (t, J = 51.6 Hz), 4.4-4.42 (m, 1H), 4.15 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 2.2-2.25 (m, 2H), 1.88-1.92 (m, 6H), 1.35 (s, 3H), 1.27 (t, J = 7.0 Hz, 3H)。
[参考例D33]
工程1:5−アミノ−1−(トランス−4−(エトキシカルボニル)−4−メチルシクロヘキシル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(D33−1)
2−シアノ−3−エトキシアクリル酸エチル(19g、70mmol)と化合物D2−5(11.96g、70mmol)とをEtOH(100mL)に溶解した液に酢酸ナトリウム(11.54g、140mmol)を添加し、この混合物を6時間還流させた。この反応混合物を水で反応停止させ、DCMで抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;30%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、黄色の固体として化合物D33−1(16g、45%)を得た。
工程2:5−クロロ−1−(トランス−4−(エトキシカルボニル)−4−メチルシクロヘキシル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(D33−2)
塩化銅(I)(0.77g、7.8mmol)をCH3CN(10mL)に混合して撹拌し0℃にしたものに亜硝酸tert−ブチル(0.92mL、7.8mmol)を添加した。この混合物に、化合物D33−1(1.26g、3.9mmol)をCH3CN(10mL)に溶解した液を同じ温度で滴下した。この反応混合物を室温まで温め、同じ温度で1時間撹拌し、60℃でさらに1時間撹拌した。反応混合物を0℃で6MのHCl(10mL)によって反応停止させ、DCMで抽出した(3回×100mL)。有機層を集めて水(100mL)で洗浄し、食塩水(100mL)で洗浄してNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;30%EtOAc/ヘキサン(溶離液))によって精製し、無色のゴム状物質として化合物D33−2(0.3g、37%)を得た。
工程3:5−クロロ−1−(トランス−4−(エトキシカルボニル)−4−メチルシクロヘキシル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(D33)
化合物D33−2(0.6g、1.75mmol)をEtOH(10mL)に溶解した液に1NのNaOH溶液を室温で滴下し、この混合物を45分間撹拌した。この反応混合物のpHを3に調整し、EtOAcで抽出した(2回×200mL)。有機層を集めて水(100mL)で洗浄し、食塩水(100mL)で洗浄して無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残留物を逆相カラムクロマトグラフィー(C18シリカゲル;80%CH3CN/水(溶離液))によって精製し、灰白色の固体として化合物D33(0.4g、55%)を得た。
[参考例D41]
1−((1S,3R,4S)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸
工程1:2−メチル−4−オキソシクロヘキサンカルボン酸(1S,2R)−エチル(ラセミ体)
EtOH(378mL)に溶解したパラジウム(10%)担持炭素(湿潤品、Degussaタイプ)(4.47g、4.20mmol)をパーフラスコに入れた後、この反応混合物に2−メチル−4−オキソ−2−シクロヘキセン−1−カルボン酸エチル(23.65mL、140mmol)と5Nの塩酸(1.679mL、8.40mmol)とを添加した。フラスコ内の空気を脱気した後、水素(50psi)で満たした。混合物を水素化条件下で30分間撹拌した。反応の進行をLC/MSおよびTLC(50%EtOAc/ヘキサン;過マンガン酸カリウム染色)で監視し、反応が完了したことが示された。混合物をセライトパッドで濾過し、濾過ケークをEtOHで洗い流した。混合物を真空下で濃縮し、この粗生成物をクロマトグラフィー(Interchim社製(15ミクロン)シリカゲルカラム(220g);ヘキサン中のEtOAc濃度勾配を0〜50%として溶離)によって精製し、淡黄色の油状物質として2−メチル−4−オキソシクロヘキサンカルボン酸(1S,2R)−エチル(ラセミ体)(18.277g、99mmol、収率70.9%)を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 4.19 (dtt, 2H), 2.85 (td, J=4.25, 8.31 Hz, 1H), 2.43-2.58 (m, 4H), 2.31 (ddd, J=6.06, 8.75, 14.72 Hz, 1H), 2.01-2.21 (m, 2H), 1.29 (t, J=7.14 Hz, 3H), 0.98 (d, J=6.85 Hz, 3H); LCMS (ESI) m/z 185.0 (M+H)+。
工程2:2−メチル−4−オキソシクロヘキサンカルボン酸(1S,2R)−エチル(キラル化合物)
2−メチル−4−オキソシクロヘキサンカルボン酸(1S,2R)−エチル(ラセミ体)を順相HPLC(高速液体クロマトグラフィー)(Varian Cardinals、SD1順相系(10×50cm;20ミクロンASカラム)によってキラル化合物のピーク1と2に分離した。方法は以下のとおりにした:10%EtOH/ヘプタンを使用;流速:400mL/分;検出:220nm、300nm。この精製方法により、無色の油状物質としてピーク1:2−メチル−4−オキソシクロヘキサンカルボン酸(1S,2R)−エチル(>98%ee)を得た(1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 4.19 (ddquin, 2H), 2.85 (td, J=4.25, 8.31 Hz, 1H), 2.43-2.58 (m, 4H), 2.31 (ddd, J=6.16, 8.66, 14.72 Hz, 1H), 2.01-2.21 (m, 2H), 1.24-1.32 (m, 3H), 0.98 (d, J=6.85 Hz, 3H) ; LCMS (ESI) m/z 185.0 (M+H)+)。また、無色の油状物質としてピーク2:2−メチル−4−オキソシクロヘキサンカルボン酸(1R,2S)−エチル(>95%ee)を得た(1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 4.19 (ddquin, 2H), 2.85 (td, J=4.13, 8.36 Hz, 1H), 2.43-2.58 (m, 4H), 2.31 (ddd, J=6.16, 8.66, 14.72 Hz, 1H), 2.01-2.21 (m, 2H), 1.29 (t, J=7.14 Hz, 3H), 0.98 (d, J=6.85 Hz, 3H) ; LCMS (ESI) m/z 185.0 (M+H)+)。
工程3:2−((1S,3R,4S)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチル
500mLの三口丸底フラスコに、クロロホルム(201mL)に溶解した2−メチル−4−オキソシクロヘキサンカルボン酸(1S,2R)−エチル(10.00g、54.3mmol)を入れた。次いでAcOH(氷酢酸)(3.13mL、54.3mmol)とカルバジン酸tert−ブチル(7.89g、59.7mmol)とを反応混合物に添加した。予熱した槽(30℃)にフラスコを入れて10分間混合させた。次いでNaBH(OAc)3(34.5g、163mmol)をゆっくりと少量ずつ反応混合物に添加した後、槽を取り出して混合物全体を不活性雰囲気下で16時間混合させた。反応の進行をLC/MSおよびTLC(30%EtOAc/DCM;ニンヒドリン染色)で監視し、反応が完了したことを確認した。飽和NaHCO3水溶液を反応混合物にゆっくりと添加することによって混合物を中和させた。物質を中和させた後、層を分離し、水層をDCMで抽出した(3回)。有機抽出物を集めてNa2SO4で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。この未精製のサンプルをTLC(30%EtOAc/ヘキサン;ニンヒドリン染色;ピーク1:Rf=0.46;ピーク2:Rf=0.38)によって分析した。この粗生成物を二分割し、クロマトグラフィー(Interchim社製(25ミクロン)シリカゲルカラム(300g)(*300gカラムを2本使用した);ヘキサン中のEtOAc濃度勾配を0〜30%として溶離)によって精製し、2−((1R,3R,4S)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチル(8.512g、28.3mmol、収率52.2%)(ピーク1:シス体)(1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 6.03-6.28 (m, 1H), 4.07-4.16 (m, 2H), 3.59-3.90 (m, 1H), 2.76-2.97 (m, 1H), 2.55 (d, J=2.74 Hz, 1H), 2.01 (dd, J=3.03, 13.40 Hz, 1H), 1.59-1.77 (m, 3H), 1.49-1.56 (m, 2H), 1.46 (s, 10H), 1.19-1.31 (m, 3H), 1.02 (d, J=7.04 Hz, 3H) ; LCMS (ESI) m/z 301.1 (M+H)+)と、2−((1S,3R,4S)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチル(5.089g、16.94mmol、収率31.2%)(ピーク2:トランス体)(1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.89-8.27 (m, 1H), 5.75 (s, 1H), 4.08-4.19 (m, 1H), 2.74-2.93 (m, 1H), 2.21-2.46 (m, 2H), 1.99 (s, 1H), 1.66 (d, J=3.91 Hz, 3H), 1.38 (s, 9H), 1.14-1.26 (m, 5H), 0.79 (d, J=7.04 Hz, 3H); LCMS (ESI) m/z 301.1 (M+H)+)を得た。
工程4:4−ヒドラジニル−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2R,4S)−エチル塩酸塩
250mLの丸底フラスコに、EtOH(56.5mL)に溶解した2−((1S,3R,4S)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチル(5.089g、16.94mmol)を入れた。次いで塩化水素(4.0M(1,4−ジオキサン溶液)、72.0mL、288mmol)を反応混合物に添加した。混合物全体を不活性雰囲気下で一晩混合させた。反応の進行をTLC(30%EtOAc/ヘキサン;ニンヒドリン染色)によって監視し、反応が完了したことが示された。混合物を真空下で濃縮し、残留物をヘキサンで希釈し、真空下で濃縮した。これにより、白色の固体として4−ヒドラジニル−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2R,4S)−エチル塩酸塩(4.60g)を得た。この物質をそれ以上精製せずに次の合成の工程に使用した。LCMS (ESI) m/z 201.2 (M+H)+。
工程5:1−((1S,3R,4S)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジル
4−ヒドラジニル−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2R,4S)−エチル塩酸塩(4.00g、16.90mmol)とDIPEA(4.43mL、25.3mmol)とをEtOH(84mL)に溶解し、250mLの丸底フラスコに入れた。次いで、2−((ジメチルアミノ)メチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタン酸(Z)−ベンジル(5.09g、16.90mmol)をEtOH(84mL)に溶解した液を反応混合物に滴下した。反応混合物全体を環境温度の不活性雰囲気下で一晩混合させた。反応の進行をLC/MSおよびTLC(30%EtOAc/ヘキサン)によって監視し、出発物質が残っておらずほぼ所望の物質であることを確認した(LCMS (ESI) m/z 461.2 (M+Na)+)。反応混合物を真空下で濃縮した。この粗生成物をクロマトグラフィー(Interchim社製(25ミクロン)シリカゲルカラム(200g);ヘキサン中のEtOAc濃度勾配を0〜30%として溶離)によって精製し、淡黄色の油状物質として1−((1S,3R,4S)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジル(5.631g、12.84mmol、収率76%)を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.14 (s, 1H), 7.32-7.45 (m, 5H), 5.30 (s, 2H), 4.55-4.65 (m, 1H), 4.02-4.15 (m, 2H), 2.65 (td, J=4.50, 11.54 Hz, 1H), 2.13 (dt, J=4.50, 12.42 Hz, 1H), 1.95-2.04 (m, 2H), 1.73 (d, J=4.89 Hz, 3H), 1.16-1.23 (m, 3H), 0.92 (d, J=7.04 Hz, 3H) ; LCMS (ESI) m/z 461.2 (M+Na)+。
工程6:1−((1S,3R,4S)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸
*(スーツケース型装置で水素化を行った)
加圧瓶にN2(気体)を流しながらパラジウム(10重量%;乾量基準)担持活性炭素の湿潤品(1.367g、1.284mmol)を充填した。次いで1−((1S,3R,4S)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジル(5.631g、12.84mmol)を1:1のEtOH(32.1mL)/EtOAc(32.1mL)混合液に溶解した液を瓶に添加した。反応混合物の周囲の空気を水素ガスで置換し(3回)、反応混合物を水素化条件(35psi)下で勢いよく2.5時間撹拌した。反応の進行をLC/MSによって監視し、反応が完了したことが示された(LCMS (ESI) m/z 371.2 (M+Na)+)。混合物をセライトプラグで濾過し、濾液を真空下で濃縮した。残留物をヘキサンで希釈し、撹拌した。沈殿物を濾過によって回収し、固体をヘキサンで洗い流した。これにより、白色の固体として1−((1S,3R,4S)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(3.810g、10.94mmol、収率85%)を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.91-8.21 (m, 1H), 4.47-4.69 (m, 1H), 4.01-4.16 (m, 2H), 2.56-2.70 (m, 1H), 2.12 (dt, J=4.21, 12.37 Hz, 1H), 1.93-2.06 (m, 2H), 1.71-1.90 (m, 3H), 1.19 (t, J=7.04 Hz, 3H), 0.92 (d, J=7.04 Hz, 3H); LCMS (ESI) m/z 371.2 (M+Na)+。
[参考例D43]
1−((1R,3R,4R)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸と1−((1S,3S,4S)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸の混合物(1:1)(D43)
工程1:2−((1R,3R,4R)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチルと2−((1S,3S,4S)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチルの混合物(1:1)(D43−1)
2−メチル−4−オキソシクロヘキサンカルボン酸(1R,2R)−エチルと2−メチル−4−オキソシクロヘキサンカルボン酸(1S,2S)−エチルの均質なラセミ混合物(1:1)(1.600g、8.68mmol)にカルバジン酸tert−ブチル(1.263g、9.55mmol)とAcOH(1.038mL、17.98mmol)とNaBH(OAc)3(6.00g、28.3mmol)とを添加した。この淡黄色の不均質混合物を室温で撹拌した。24時間後、LCMS(ESI)およびTLCで反応が完了したことを確認し、323.1(M+Na)を有する2つのTLCピークを得た。(30%EtOAc/ヘキサン;リンモリブデン酸のEtOH溶液で染色)。
反応物のRf値は0.47、所望の生成物の1,4−シス体のRf値は0.42、所望の生成物の1,4−トランス体のRf値は0.25であった。反応混合物を飽和NaHCO3水溶液(150mL)に注ぎ、反応混合物をDCMで抽出した(2回×100mL)。有機抽出物をNa2SO4で乾燥させ、溶液を濾過し、真空下で濃縮し、無色の油状物質として粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲルプラグに吸収させ、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中のEtOAc濃度勾配を0%〜25%として溶離)によって精製し、2つの画分を得た。
高い方のスポットに関する第一の画分(1,4−シス異性体):(Rf=0.42(ヘキサン中のEtOAcが30%のとき)淡黄色のシロップ状物質である2−((1R,3S,4S)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチルと2−((1S,3R,4R)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチルの混合物(1:1)(1.4418g、4.80mmol、収率55.3%):1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 6.05 (1 H, br. s.), 4.14 (2 H, q, J=7.1 Hz), 3.25 (1 H, br. s.), 1.12 - 2.22 (21 H, m), 0.88 (3 H, d, J=6.6 Hz); LCMS (ESI) m/z 301.1 (M+H)+, m/z 323.1 (M+Na)+。
低い方のスポットに関する第二の画分(1,4−トランス異性体):灰白色のシロップ状の固体である所望の生成物(Rf=0.25(ヘキサン中のEtOAc濃度が30%のとき))2−((1R,3R,4R)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチルと2−((1S,3S,4S)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチルの混合物(1:1)(D43−1)(0.5467g、1.820mmol、収率20.96%)。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 6.05 (1H, br. s.), 4.06-4.23 (2H, m), 2.81-2.99 (1H, m), 1.65-2.07 (5H, m), 1.39-1.56 (10H, m), 1.20-1.31 (4H, m), 0.99-1.16 (1H, m), 0.79-0.96 (4H, m); LCMS (ESI) m/z 323.1 (M+Na)+。
[注]:第二の画分を工程2に使用した。
工程2:4−ヒドラジニル−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1R,2R,4R)−エチルの二塩酸塩と4−ヒドラジニル−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2S,4S)−エチルの二塩酸塩の混合物(1:1)(D43−2)
2−((1R,3R,4R)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチルと2−((1S,3S,4S)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチルの混合物(1:1)(D42−1)(0.5245g、1.746mmol)をEtOH(4.37mL)に混合し、塩化水素(4M(1,4−ジオキサン溶液)、4.37mL、17.46mmol)を添加した。この淡黄色の透明な混合物を室温で撹拌した。42時間後(白色の不均質混合物)、LC−MS(ESI)は反応が完了し所望の生成物(m/z 201.2 (M+1))が生成されたことを示した。この混合物を真空下で濃縮し、淡黄色の固体として4−ヒドラジニル−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1R,2R,4R)−エチルの二塩酸塩と4−ヒドラジニル−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2S,4S)−エチルの二塩酸塩の混合物(1:1)(D43−2)を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 4.07 (2H, q, J=7.0 Hz), 2.88-3.05 (1H, m), 2.04 (2H, t, J=11.6 Hz), 1.80-1.96 (2H, m), 1.52-1.73 (1H, m), 1.12-1.46 (5H, m), 0.78-1.08 (4H, m); LCMS (ESI) m/z 201.2 (M+H)+。
工程3:1−((1R,3R,4R)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジルと1−((1S,3S,4S)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジルの混合物(1:1)(D43−3)
4−ヒドラジニル−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1R,2R,4R)−エチルの二塩酸塩と4−ヒドラジニル−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2S,4S)−エチルの二塩酸塩の混合物(1:1)(D42−2)(0.413g、1.745mmol)をEtOH(13.42mL)に溶解し、DIPEA(0.669mL、3.84mmol)を添加した後、2−((ジメチルアミノ)メチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタン酸(Z)−ベンジル(0.526g、1.745mmol)をEtOH(5mL)に溶解した液を添加した。この褐色の透明な混合物を室温で撹拌した。15時間後、LC−MS(ESI)は反応が完了し所望の生成物(m/z 439.1 (M+1))が得られたことを示した。反応混合物を真空下で濃縮した。残留物を水(50mL)で希釈し、EtOAcで抽出した(2回×100mL)。有機抽出物を飽和NaCl(1回×100mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させた。溶液を濾過し、真空下で濃縮することによって褐色のシロップ状物質として粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲルプラグに吸収させ、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中のEtOAc濃度勾配を0%〜10%として溶離)によって精製し、黄色のシロップ状物質として1−((1R,3R,4R)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジルと1−((1S,3S,4S)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジルの混合物(1:1)(D43−3)(0.4258g、0.971mmol、収率55.7%)を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.06-8.17 (1H, m), 7.29-7.50 (5H, m), 5.29 (2H, s), 4.42-4.60 (1H, m), 4.10 (2H, q, J=7.1 Hz), 1.48-2.13 (8H, m), 1.19 (3H, t, J=7.1 Hz), 0.89 (3H, d, J=6.0 Hz); LCMS (ESI) m/z 439.1 (M+H)+。
工程4:1−((1R,3R,4R)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸と1−((1S,3S,4S)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸の混合物(1:1)(D43)
加圧瓶に窒素ガスを流しながらパラジウム(10重量%)担持活性炭素(0.103g、0.097mmol)を充填した。次いで1−((1R,3R,4R)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジルと1−((1S,3S,4S)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジルの混合物(1:1)(D43−3)(0.4258g、0.971mmol)を1:1のEtOH(2.428mL)/EtOAc(2.428mL)混合液に溶解した液を瓶に添加した。反応混合物の周囲の空気を水素ガスで置換し(3回)、反応混合物を21℃の水素化条件(33psi)下で勢いよく撹拌した。3時間後、LCMS(ESI)で反応が完了したことを確認した。反応混合物の周囲の空気を30分かけて窒素ガスで置換した。混合物をセライトパッドで濾過し、濾過ケークをEtOAcで洗い流した。濾液を真空下で濃縮し、淡黄色の固体として1−((1R,3R,4R)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸と1−((1S,3S,4S)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸の混合物(1:1)(D43)(0.3224g、0.926mmol、収率95%)を得た:
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 13.14 (1H, br. s.), 8.01 (1H, s), 4.40-4.59 (1H, m), 4.10 (2H, q, J=7.0 Hz), 1.48-2.16 (8H, m), 1.20 (3H, t, J=7.1 Hz), 0.89 (3H, d, J=6.0 Hz); LCMS (ESI) m/z 349.1 (M+H)+。
[参考例D48]
1−((3aS,5R,7aS)−3a−(メトキシカルボニル)オクタヒドロ−1H−インデン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸
工程1:2−オキソ−1−(3−オキソブチル)シクロペンタンカルボン酸メチル
2−オキソシクロペンタンカルボン酸メチル(2.000mL、14.07mmol)とメチルビニルケトン(1.381mL、16.88mmol)とトリエチルアミン(2.94mL、21.10mmol)とをトルエン(20mL)に溶解した液を40℃で24時間加熱した。反応混合物を室温にしてEtOAcで希釈し、飽和NH4Clで洗浄してNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、0〜50%ヘプタン/EtOAcを用いてシリカゲルクロマトグラフィーを行うことによって無色の油状物質として2−オキソ−1−(3−オキソブチル)シクロペンタンカルボン酸メチル(2.0g、9.42mmol、収率67.0%)を得た。
工程2:5−(ピロリジン−1−イル)−2,6,7,7a−テトラヒドロ−1H−インデン−7a−カルボン酸メチル
2−オキソ−1−(3−オキソブチル)シクロペンタンカルボン酸メチル(2.0g、9.42mmol、収率67.0%)とピロリジン(2.354mL、28.1mmol)とを高純度のトルエン(25mL)に溶解した液をN2雰囲気下のディーン・スターク・トラップで16時間加熱還流させた。反応が完了し、反応混合物を濃縮した。残留物をEtOAcに溶解し、水で洗浄し、食塩水で洗浄してNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮することにより、緑がかった油状物質として5−(ピロリジン−1−イル)−2,6,7,7a−テトラヒドロ−1H−インデン−7a−カルボン酸メチル(3.3g、13.34mmol、収率95%)を得た。これをそのまま使用した。
工程3:6−オキソ−2,3,3a,4,5,6−ヘキサヒドロ−1H−インデン−3a−カルボン酸メチル
工程2で得た未精製のエナミンをトルエン(20mL)に溶解し、酢酸ナトリウム(1.360mL、25.3mmol)をAcOH/水(4/4mL)に溶解した液を添加した。得られた混合物をN2雰囲気下で2時間加熱還流させた。反応が完了し、反応混合物をEtOAcで希釈し、水で洗浄し、飽和NH4Clで洗浄し、飽和NaHCO3で洗浄し、食塩水で洗浄してNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、0〜30%ヘプタン/EtOAcを用いたシリカゲルクロマトグラフィーを行うことによって、鮮黄色の油状物質として6−オキソ−2,3,3a,4,5,6−ヘキサヒドロ−1H−インデン−3a−カルボン酸メチル(1.32g、6.80mmol、収率48.3%)を得た:MS m/z=195.2 [M+H]+。
工程4:6−オキソオクタヒドロ−1H−インデン−3a−カルボン酸(3aS,7aR)−メチル
6−オキソ−2,3,3a,4,5,6−ヘキサヒドロ−1H−インデン−3a−カルボン酸メチル(1.32g、6.80mmol)をEtOH(30mL)に溶解した液を撹拌し、パラジウム(10重量%;乾量基準)担持活性炭素(湿潤品、Degussaタイプ、E101 NE/W(0.120mL、6.80mmol))を添加し、得られた混合物を水素化キットで3時間かけて水素化した。混合物をセライトで濾過し、濃縮し、0〜25%ヘプタン/ヘキサンを用いてシリカゲルクロマトグラフィーを行うことによって無色の油状物質として6−オキソオクタヒドロ−1H−インデン−3a−カルボン酸(3aS,7aR)−メチル(0.278g、1.417mmol、収率20.84%)と6−オキソオクタヒドロ−1H−インデン−3a−カルボン酸(3aS,7aS)−メチル(0.394g、2.008mmol、収率29.5%)を得た:MS m/z=181.2 [M+H]+。
工程5〜8
参考例D22と同様の手順で、6−オキソオクタヒドロ−1H−インデン−3a−カルボン酸(3aS,7aR)−メチルから1−((3aS,5R,7aS)−3a−(メトキシカルボニル)オクタヒドロ−1H−インデン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸を調製した:MS m/z=361.2 [M+H]+。
[参考例D55]
トランス−1−(4−(エトキシカルボニル)−3,3−ジメチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(ラセミ混合物)
工程1:2,2−ジメチル−4−オキソシクロヘキサンカルボン酸エチル(ラセミ混合物)
ヨウ化銅(I)(25g、130mmol)とEt2O(130mL)とを混合して撹拌し、メチルリチウム(1.6MのEt2O溶液170mL、260mmol)を−40℃の窒素雰囲気下で添加した。−40℃で10分間撹拌した後、2−メチル−4−オキソ−2−シクロヘキセン−1−カルボン酸エチル(12g、66mmol)を添加した。−40℃で30分間撹拌した後、反応混合物を−20℃まで昇温させた。−20℃で90分間撹拌した後、飽和塩化アンモニウム水溶液とEtOAcを順に添加し、この混合物を追加の飽和塩化アンモニウム水溶液とEtOAcで分配し、層を分離し、有機物質を飽和塩化アンモニウム(2回)と食塩水の順に洗浄して乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、濾液を濃縮した。残留物をDCMに溶解し、シリカゲル(39g)を溶液に添加し、揮発性物質を減圧下で除去した。残留物をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(グラジエント溶離;19:1〜9:1のヘキサン−EtOAc)に供し、黄色の透明な油状物質として2,2−ジメチル−4−オキソシクロヘキサンカルボン酸エチル(8.9g、収率68%;ラセミ混合物)を得た。
工程2:トランス−2−4−(エトキシカルボニル)−3,3−ジメチルシクロヘキシル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチル(ラセミ混合物)
NaBH(OAc)3(29g、140mmol)を、2,2−ジメチル−4−オキソシクロヘキサンカルボン酸エチル(8.9g、45mmol(工程1で得たもの);ラセミ体)とカルバジン酸tert−ブチル(6.5g、49mmol)と氷酢酸(glacial AcOH)(7.8mL、140mmol)とTHF(90mL)とを溶解し撹拌した液に添加した。26時間撹拌した後、反応混合物を飽和NaHCO3水溶液に添加し、この混合物を60分間撹拌し、EtOAcと追加の飽和NaHCO3水溶液で分配し、層を分離し、有機物質を飽和NaHCO3水溶液と食塩水の順に洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、濾液を減圧濃縮した。残留物をDCMに溶解し、シリカゲル(42g)を溶液に添加し、揮発性物質を減圧下で除去した。残留物をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(グラジエント溶離;9:1〜4:1のヘキサン−EtOAc)に供し、所望の生成物を含有する単離体をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(5:1のヘキサン−EtOAc)に再び供することによって、無色透明の油状物質としてトランス−2−4−(エトキシカルボニル)−3,3−ジメチルシクロヘキシル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチル(0.79g、収率5.6%;ラセミ混合物)を得た。
工程3:トランス−4−ヒドラジニル−2,2−ジメチルシクロヘキサンカルボン酸エチル塩酸塩(ラセミ混合物)
塩化水素(4.0Mの1,4−ジオキサン溶液3.1mL、13mmol)を、トランス−2−4−(エトキシカルボニル)−3,3−ジメチルシクロヘキシル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチル(0.79g、2.5mmol(工程2で得たもの);ラセミ体)とEtOH(5.0mL)とを溶解し撹拌した液に添加し、次いで反応混合物を60℃で加熱した。60℃で3時間撹拌した後、反応混合物を室温まで降温させた後、減圧濃縮し、灰白色の固体としてトランス−4−ヒドラジニル−2,2−ジメチルシクロヘキサンカルボン酸エチル塩酸塩(0.63g、収率100%;ラセミ混合物)を得た。
工程4:トランス−1−4−(エトキシカルボニル)−3,3−ジメチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジル(ラセミ混合物)
2−((ジメチルアミノ)メチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタン酸(Z)−ベンジル(0.76g、2.5mmol)とEtOH(2.4mL)とを溶解した液を、トランス−4−ヒドラジニル−2,2−ジメチルシクロヘキサンカルボン酸エチル塩酸塩(0.63g、2.5mmol(工程3で得たもの);ラセミ混合物)とDIPEA(0.96mL、5.5mmol)とEtOH(6.0mL)とを溶解し撹拌した液に添加した。20時間撹拌した後、反応混合物を減圧濃縮し、残留物をEtOAcと飽和NaHCO3水溶液で分配し、層を分離し、有機物質を、飽和NaHCO3水溶液と食塩水の順に洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、濾液を減圧濃縮した。残留物をDCMに溶解し、シリカゲル(5.0g)を溶液に添加し、揮発性物質を減圧下で除去した。残留物をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(19:1のヘキサン−EtOAc)に供することによって無色透明の油状物質としてトランス−1−4−(エトキシカルボニル)−3,3−ジメチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジル(0.76g、収率67%;ラセミ混合物)を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.94 (s, 1H), 7.46-7.29 (m, 5H), 5.30 (s, 2H), 4.67-4.52 (m, 1H), 4.25-4.05 (m, 2H), 2.35-2.23 (m, 1H), 2.12-1.84 (m, 5H), 1.69 (dd, J = 3.2, 12.8 Hz, 1H), 1.27 (t, J = 7.1 Hz, 3H), 1.09 (s, 3H), 1.07 (s, 3H) . LCMS (ESI): 453.0 (M+H)+。
工程5:トランス−1−(4−(エトキシカルボニル)−3,3−ジメチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(ラセミ混合物)
トランス−1−4−(エトキシカルボニル)−3,3−ジメチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジル(0.76g、1.7mmol(工程4で得たもの);ラセミ混合物)とパラジウム(0)(10重量%;乾量基準;湿潤品)担持活性炭素(0.18g、0.17mmol)とEtOAc(4.2mL)とEtOH(4.2mL)とを混合し撹拌し、気体水素(33psi)にさらした。2時間撹拌した後、反応混合物を濾過し、濾液を減圧濃縮することによって、トランス−1−(4−(エトキシカルボニル)−3,3−ジメチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(0.59g、収率97%;ラセミ混合物)を無色の固体として得た:LCMS (ESI): 363.0 (M+H)+。
[参考例D60]
1−(((+/−)−シス)−2−アリルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(ラセミ体)(D60)
工程1:2−(((+/−)シス)−2−アリルシクロヘキシル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチル(ラセミ体)
カルバジン酸tert−ブチル(0.966g、7.31mmol)と2−アリルシクロヘキサノン(1.00g、7.24mmol)とAcOH(1.00mL、17.47mmol)とを溶解し0℃にした液に、NaBH(OAc)3(4.60g、21.71mmol)を添加し、この混合物を室温で一晩撹拌した。この反応混合物を飽和Na2CO3水溶液にゆっくりと添加した。層を分離し、水層をDCMで2回抽出した。有機物質を集めて食塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、デカントして真空下で濃縮し、無色のシロップ状物質を得た。NMRは、約0.16:1の異性体の混合物であることを示した。このシロップ状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中のEtOAc濃度勾配を0%〜50%として溶離)によって精製した。第一の溶離ピークを回収して真空下で濃縮し、2−(((+/−)シス)−2−アリルシクロヘキシル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチルをラセミ体として得た。
工程2:(((+/−)シス)−2−アリルシクロヘキシル)ヒドラジン二塩酸塩(ラセミ体)
4MのHCl(ジオキサン溶液、11.79mL、47.2mmol)を、2−(((+/−)シス)−2−アリルシクロヘキシル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチル(ラセミ体)(1.20g、4.72mmol)をEtOH(11.79mL)に溶解した液に添加し、この混合物を室温で一晩撹拌した。この反応混合物を真空下で濃縮し、白色の固体として(((+/−)シス)−2−アリルシクロヘキシル)ヒドラジン二塩酸塩(ラセミ体)を得た。
工程3:1−(((+/−)シス)−2−アリルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(ラセミ体)
2−((ジメチルアミノ)メチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタン酸(Z)−エチル(1.073g、4.49mmol)をEtOH(11mL)に溶解した液を、(((+/−)シス)−2−アリルシクロヘキシル)ヒドラジン二塩酸塩(ラセミ体)(1.07g、4.71mmol)とDIPEA(1.724mL、9.87mmol)とをEtOH(22.43mL)に溶解した液に室温でゆっくりと添加した。6時間後、この反応混合物を真空下で濃縮し、水で希釈し、EtOAcで2回抽出した。有機層を集めて食塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、デカントして真空下で濃縮し、オレンジ色の油状物質を得た。この混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中のEtOAc濃度勾配を0%〜35%として溶離)によって精製し、黄白色の油状物質として1−(((+/−)シス)−2−アリルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(ラセミ体)を得た。
工程4:1−(((+/−)−シス)−2−アリルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(ラセミ体)
水酸化リチウム水和物(1.265g、30.2mmol)の水溶液を、1−(((+/−)シス)−2−アリルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸エチル(ラセミ体)(0.996g、3.02mmol)をTHFおよびMeOHに溶解した液に添加し、この混合物を室温で一晩撹拌した。この混合物を真空下で濃縮し、得られた混濁液を水で希釈し、透明な溶液を得た。1MのHClを添加することによってpHを1に調整し、この混合物を30分間勢いよく撹拌した。得られた沈殿物を真空下で濾過することにより回収し、白色の固体として1−(((+/−)−シス)−2−アリルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(ラセミ体)(D60)を得た。
[参考例D68(シス体およびトランス体)]
1−((1r,4r)−4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−4−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸と1−((1s,4s)−4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−4−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸
工程1:2−(8−メチル−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカン−8−イル)酢酸エチル
CuI(5.8g、30mmol、3.24当量)をEt2O(100mL)に溶解し0℃のN2下に維持した溶液に3.0MのMeLi(21.3mL、64mmol、6.8当量)のジメトキシエタン溶液を滴下した。得られた溶液を0℃で10分間撹拌し、0℃の真空下(120torr)で反応混合物からエーテル系溶媒を除去した。次いでDCM(100mL)を残留物に添加し、反応混合物を−78℃に冷却した。TMSCl(4.4mL、35mmol、3.7当量)を添加した後、2−(1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカン−8−イリデン)酢酸エチル(JW Pharmlab社(Pennsylvania州(PA)、Levittown)製;2.127g、9.4mmol)をDCM(10mL)に溶解した液を添加した。反応混合物を一晩撹拌し、NH4Cl水溶液で反応停止させた。黒色の懸濁液をセライトで濾過し、有機層を分離し、洗浄して乾燥させ、シリカゲルクロマトグラフィー(EtOAc/ヘキサン(〜15%);Goldの80gカラム)によって精製し、無色の液体として2−(8−メチル−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカン−8−イル)酢酸エチル(1.6g、6.60mmol、収率70.2%)を得た:1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ 1.07 (s, 3H), 1.19-1.33 (m, 3H), 1.49-1.67 (m, 8H), 2.27 (s, 2H), 3.94 (s, 4H), 4.09-4.16 (m, 2H)。
工程2:2−(1−メチル−4−オキソシクロヘキシル)酢酸エチル
2−(8−メチル−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカン−8−イル)酢酸エチル(1.6g、6.60mmol)とギ酸(10mL)とを溶解し撹拌した液に水(0.5mL)を室温で添加した。出発物質が消費され所望の生成物が生成されたことを反応混合物のLCMS分析によって確認した。反応混合物を減圧濃縮し、残留物をEtOAcと食塩水で分配し、層を分離し、有機物質を食塩水で洗浄し(2回)、乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、濾液を減圧濃縮することによって黄白色の液状の2−(1−メチル−4−オキソシクロヘキシル)酢酸エチル(1.6g、8.07mmol、収率86%)を得た:1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ 1.22-1.31 (m, 6H), 1.77-1.91 (m, 4H), 2.39-2.43 (m, 6H), 4.12-4.23 (m, 2H)。
工程3:2−(4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−4−メチルシクロヘキシル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチル
2−(1−メチル−4−オキソシクロヘキシル)酢酸エチル(1.5g、7.57mmol)とカルバジン酸tert−ブチル(1.100g、8.32mmol)とをクロロホルム(30mL)に溶解し、AcOH(1.0mL)とNaBH(OAc)3(5.65g)とを氷冷下で添加した。この混合物を徐々に室温に戻し、4時間撹拌した。反応混合物を飽和NaHCO3水溶液に注ぎ、この混合物をEtOAcで抽出した。有機層を水で洗浄し、食塩水で洗浄して無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧濃縮した。得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc、100%〜35%)によって精製し、2−(4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−4−メチルシクロヘキシル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチル(1.72g、5.47mmol、収率72.3%)を異性体の混合物(無色の油状物質)として得た:LCMS = 315.4 (M+H)+。
工程4:2−(4−ヒドラジニル−1−メチルシクロヘキシル)酢酸エチル塩酸塩
2−(4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−4−メチルシクロヘキシル)ヒドラジンカルボン酸tert−ブチル(1.7g、5.41mmol)をEtOH(5mL)に溶解し、HCl(4M(1,4−ジオキサン溶液)、10mL)に0℃で滴下した。この混合物を室温で4時間撹拌し、濃縮することによって白色の固体を得た。この白色の固体をそれ以上精製せずに次の工程に使用した。
工程5:1−(4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−4−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジル
2−((ジメチルアミノ)メチレン)−4,4,4−トリフルオロ−3−オキソブタン酸(Z)−ベンジル(2.018g、6.70mmol)をEtOH(20mL)に溶解した液を、2−(4−ヒドラジニル−1−メチルシクロヘキシル)酢酸エチル塩酸塩(1.6g、6.38mmol)とDIPEA(2.452mL、14.04mmol)とをEtOH(31.9mL)に溶解した液に環境温度で滴下した。この反応混合物を一晩撹拌した。溶媒を除去し、残留した油状物質を、REDISEP(商標)GoldのSiO2カラム(40g)を用いてGold Resolution方式で0%〜25%のEtOAc/ヘキサンで溶離することによって精製した。所望の生成物を含有する画分を集めて真空下で濃縮し、1−(4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−4−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジル(2.12g、4.69mmol、収率73.4%)を異性体の混合物(無色のシロップ状物質)として得た:LCMS = 453.4 (M+H)+。
工程6:1−((1r,4r)−4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−4−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸と1−((1s,4s)−4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−4−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸
1−(4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−4−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸ベンジル(2.1g、4.64mmol)をEtOH(10mL)およびEtOAc(10mL)に溶解し、圧力フラスコに入れたパラジウム担持炭素(Pd/C)(10%、210mg)の湿潤品にN2雰囲気下で添加した。この反応混合物に圧力計を取り付け、一方のアームを真空シリンダー、もう一方のアームを水素シリンダーに接続した。圧力を20psiに設定し、反応系を水素側と接続して2回真空側に開放した後、バルブを閉めて反応混合物を2時間撹拌した。圧力計の圧力は5psiであり、LCMSによって完了を確認した。セライトで濾過し溶媒を除去することによって油状物質(1.5g)が得られた。この物質を分取超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)によって分離した。150×50mmのAD−Hカラムを用い、18mL/分でMeOH(20mMのNH3を含む)、162g/分でCO2、180g/分で10%の共溶媒を流した。温度=29℃、カラム出口の圧力=100bar、波長=230nmとした。1:1のMeOH:DCM20mLにサンプル1,500mgを溶解した液0.5mLを注入した(すなわち、c=75mg/mL、一回の注入につき37.5mgを注入した)。サイクル時間11分、実行時間15分で、ピーク1(白色の固体)、すなわち1−((1r,4r)−4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−4−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(600mg、1.656mmol、収率35.7%):1H NMR (500 MHz, CD2Cl2) δ 1.14 (s, 3H), 1.23-1.28 (m, 3H), 1.46-1.58 (m, 2H), 1.67-1.77 (m, 2H), 1.79-1.87 (m, 2H), 2.16-2.28 (m, 4H), 4.08-4.14 (m, 2H), 4.32 (tt, J=11.7, 4.1 Hz, 1H), 6.76 (br. s, 1H), 7.94 (s, 1H). LCMS = 363.3 (M+H)+と;ピーク2、すなわち1−((1s,4s)−4−(2−エトキシ−2−オキソエチル)−4−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(700mg、1.932mmol、収率41.6%):1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ 1.09 (s, 3H), 1.25-1.28 (m, 3H), 1.33-1.43 (m, 2H), 1.82-1.88 (m, 4H), 2.17-2.32 (m, 2H), 2.47 (s, 2H), 4.12-4.17 (m, 2H), 4.35 (tt, J=11.7, 3.9 Hz, 1H), 6.72 (br. s, 1H), 7.98 (s, 1H). LCMS = 363.4 (M+H)+を得た。
以下のピラゾールカルボン酸を上記参考例と同様の手順で調製した。
[実施例1]
トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(4−フルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−(トリエチルシリルオキシ)エチル)(4−フルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(1−1)
酸D1(6.22g、18.6mmol)、アミンA1(8.67g、20.4mmol)、DMF(100mL)の混合物に、HATU(8.48g、22.3mmol)及びDIPEA(4.74mL、27.9mmol)を添加して、この混合物を室温で5時間撹拌した。この反応混合物を水(200mL)で反応停止させ、EtOAc(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を水(100mL)、塩水(100mL)で洗浄して、Na2SO4で脱水して、減圧濃縮し、褐色のゴム状物質として化合物1−1(15g、粗生成物)を得た。
工程2:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(4−フルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(1−2)
化合物1−1(15g、20.2mmol)のTHF(20mL)撹拌溶液にTBAF(1.0MのTHF溶液、40.4mL、40.4mmol)を0℃で滴下して、この混合物を2時間撹拌しながら0℃から室温に戻した。この反応混合物をNH4Clの飽和水溶液(100mL)で反応停止させ、EtOAc(2×150mL)で抽出した。合わせた有機層を水(100mL)、塩水(100mL)で洗浄して、Na2SO4で脱水して、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶離液:70%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、黄褐色のゴム状物質として化合物1−2を得た(9.9g、2つの工程を終了して84%)。1H NMR (CDCl3)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 8.42及び8.38 (2H, 2xs); 7.57及び7.53 (1H, 2xs); 7.41-7.35及び7.14-7.09 (4H, 2xm); 5.61-5.45 (1H, m); 5.10-4.50 (3H, m); 4.25-3.90 (4H, m); 3.31-3.15 (1H, m); 2.23-2.16 (6H, m); 1.65-1.51 (2H, m); 1.28-1.23 (3H, m); LCMS: 631 (M+H)+。
工程3:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(4−フルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(1−3)
化合物1−2(9.9g、15.6mmol)のDCM(120mL)撹拌溶液にデス−マーチンペルヨージナン(21.9g、21.9mmol)を何回かに分けて添加して、この混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物をNaHCO3(50mL、飽和水溶液)及びNa2S2O3(50mL、飽和水溶液)で反応停止させ、DCM(2×150mL)で抽出した。合わせた有機層を水(100mL)、塩水(100mL)で洗浄して、Na2SO4で脱水して、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶離液:10%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、白色固体として化合物1−3を得た(9.12g、92%)。1H NMR (CDCl3)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 8.74及び8.67 (2H, 2xs); 7.85及び7.79 (1H, 2xs); 7.30-7.26 (1H, m); 7.41-7.37及び7.22-7.15 (3H, 2xm); 4.73-4.51 (4H, m); 4.27-4.21 (1H, m); 4.07 (2H, q, J = 7.2 Hz); 2.50-2.48 (1H, m); 2.06-1.93 (6H, m); 1.59-1.54 (2H, m); 1.18 (3H, t, J = 6.9 Hz); LCMS: 629 (M+H)+。
工程4:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(4−フルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸(1)
化合物1−3(9.12g、14.5mmol)とTHF/水/EtOH(77mL、7:1:7)の混合物の撹拌溶液にLiOH(4.0Mの水溶液、4.45mL、57.9mmol)を0℃で滴下した。4時間撹拌を継続しながら、この混合物を室温まで戻した。この反応混合物をHCl(1M、60mL)で酸性にし、EtOAc(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層を水(100mL)、塩水(100mL)で洗浄して、Na2SO4で脱水して、減圧濃縮して白色固体として実施例1の化合物を得た(8.0g、94%)。1H NMR (CDCl3)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 8.53及び8.47 (2H, 2xs); 7.69及び7.60 (1H, 2xs); 7.31-7.28 (1H, m); 7.16-7.12 (1H, m); 7.06-7.02 (2H, m); 4.83及び4.65 (2H, 2xs); 4.61及び4.30 (2H, 2xs), 4.27-4.21 (1H, m); 2.78 (1H, m); 2.44-2.40 (2H, m); 2.26-2.15 (2H, m); 1.96-1.86 (2H, m); 1.74-1.67 (2H, m); LCMS (ESI): 601.2 (M+H)+。
[実施例2]
トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(2−1)
酸D2(12.5g、35.9mmol)及び(COCl)2(4.62mL、39.51mmol)のDCM(150mL)溶液にDMF(触媒量)を添加して、全体を室温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧濃縮して、高真空で乾燥した。残留物をDCM(10mL)に溶解して、アミンA31(18.3g、39.5mmol)及びEt3N(10.0mL、71.8mmol)とDCM(150mL)の混合物に0℃で滴下した。反応(薄層クロマトグラフィー(TLC)により監視)が完了したら、この混合物を水(50mL)で反応停止させ、DCM(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層を塩水(20mL)で洗浄して、Na2SO4で脱水して、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶離液として0〜10%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、無色のゴム状物質として化合物2−1(27.0g、91%)を得た。1H NMR (CDCl3)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 7.54及び7.47 (1H, 2xs); 7.02-6.98 (2H, m); 6.87-6.86及び6.56-6.54 (2H, 2xm); 6.73-6.71 (1H, m); 5.90-5.88及び5.50-5.47 (1H, 2xm); 4.99-4.29 (2H, m); 4.18-4.12及び3.30-3.26 (4H, 2xm); 3.87-3.81 (1H, m); 2.21-2.16 (2H, m); 1.89-1.88 (6H, m); 1.35-1.24 (6H, m); 0.91-0.84 (9H, m); 0.58-0.48 (6H, m)。
工程2:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(2−2)
化合物2−2を実施例1の工程2に記載の手順と同様の手順で調製した。
工程3:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(2−3)
化合物2−3を実施例1の工程3で述べたのと同様の手順で調製した。
工程4:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(2)
実施例2の化合物を実施例1の工程4に記載の手順と同様の手順で調製した。1H NMR (CDCl3)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 8.55及び8.49 (2H, 2xs); 7.66及び7.62 (1H, 2xs); 6.85-6.69 (3H, m); 4.83及び4.70 (2H, 2xs);4.62及び4.34 (2H, 2xs); 4.29-4.21 (1H, m); 2.25-2.17 (2H, m); 1.94-1.88 (6H, m); 1.41及び1.40 (3H, 2xs) LCMS (ESI): 650.2 (M+H)+。
[実施例3]
トランス−4−(4−((3,5−ジフルオロベンジル)(2−(2,4−ジメチルチオフェン−3−イル)−2−オキソエチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸
工程1及び工程2:トランス−4−(4−((3,5−ジフルオロベンジル)(2−(2,4−ジメチルチオフェン−3−イル)−2−ヒドロキシエチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(3−2)
酸D1(162mg、0.48mmol)及びアミンA56(200mg、0.48mmol)とDMF(4mL)の混合物をDIPEA(0.12mL、0.72mmol)及びHATU(221mg、0.58mmol)に室温で添加して、同じ温度で4時間撹拌した。この反応混合物を水(50mL)で反応停止させ、EtOAc(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層を塩水(20mL)で洗浄して、Na2SO4で脱水して、減圧濃縮して黄色の生成物を得た。
この黄色の生成物の撹拌溶液にTBAF(1MのTHF溶液、0.96mL、0.96mmol)を室温で滴下した。この混合物を同じ温度で1時間撹拌した。この反応混合物をNaHCO3の飽和水溶液で反応停止させ、EtOAc(2×20mL)で抽出した。有機層を塩水(2×10mL)で洗浄して、Na2SO4で脱水して、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶離液として10%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、無色のゴム状物質として化合物3−2を得た(290mg、97%)。
工程3:トランス−4−(4−((3,5−ジフルオロベンジル)(2−(2,4−ジメチルチオフェン−3−イル)−2−オキソエチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(3−3)
化合物3−2(290mg、0.47mmol)のDCM(8mL)撹拌溶液にデス−マーチンペルヨージナン(401mg、0.94mmol)を0℃で添加して、この混合物を室温で3時間撹拌した。この反応混合物をNa2S2O3の飽和水溶液及びNaHCO3の飽和水溶液で反応停止させ、EtOAc(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層を塩水(2×10mL)で洗浄して、Na2SO4で脱水して、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶離液として30%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、無色のゴム状物質として化合物3−3を得た(220mg、78%)。
工程4:トランス−4−(4−((3,5−ジフルオロベンジル)(2−(2,4−ジメチルチオフェン−3−イル)−2−オキソエチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸(3)
化合物3−3(220mg、0.37mmol)のEtOH(1mL)、THF(1mL)及びH2O(0.2mL)の溶液にLiOH(4Mの水溶液、0.55mL、2.2mmol)を滴下して、この混合物を室温で2時間撹拌した。1MのHCl水溶液(pHを4.0に調整した)を滴下してこの反応混合物を反応停止させ、EtOAc(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層を塩水(2×10mL)で洗浄して、Na2SO4で脱水して、減圧濃縮した。残留物を逆層カラムクロマトグラフィー(C18シリカゲル、溶離液として56%の水/CH3CN)により精製して、白色固体として実施例3の化合物を得た(56mg、26%)。1H NMR (DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 7.63及び7.50 (1H, 2xs); 7.14及び7.09 (1H, 2xs); 6.83-6.81 (1H, m); 6.77-6.68 (2H, m); 4.78及び4.69 (2H, 2xs); 4.59及び4.28 (2H, 2xs); 4.27-4.18 (1H, m); 2.49-2.38 (4H, m); 2.25-2.18 (5H, m); 2.10-1.97 (4H, m); 1.70-1.57 (2H, m); LCMS (APCI): 584 (M+H)+。
[実施例4]
トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−(メチルスルホニル)フェニル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−(メチルチオ)フェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(4−1)
実施例1に記載の手順と同様の手順でアミンA57(0.26g、0.52mmol)、酸D1(0.17g、0.52mmol)、HATU(0.24g、0.63mmol)及びDIPEA(0.13mL、0.79mmol)をDMF(5mL)中で反応させて、褐色のゴム状物質として化合物4−1を得た(0.44g、粗生成物)。
工程2:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−(メチルチオ)フェニル)−2−ヒドロキシエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(4−2)
実施例1に記載の手順と同様の手順で、化合物4−1(0.44g、0.59mmol)及びTBAF(1.0MのTHF溶液、0.31mL、1.19mmol)をTHF(10mL)中で反応させて、褐色のゴム状物質として化合物4−2を得た(0.38g、91%)。
工程3:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−(メチルチオ)フェニル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(4−3)
実施例1に記載の手順と同様の手順で、化合物4−2(0.38g、0.61mmol)及びデス−マーチンペルヨージナン(0.52g、1.22mmol)をDCM(10mL)中で反応させて、無色のゴム状物質として化合物4−3(0.1g、26%)を得た。
工程4:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−(メチルスルホニル)フェニル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(4−4)
化合物4−3(0.1g、0.1mmol)のDCM(5mL)撹拌溶液にm−CPBA(84mg、0.48mmol)を室温で添加した。この混合物を室温で2時間撹拌した。この反応混合物を水(30mL)で反応停止させ、DCM(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層を10%のNaOH溶液(20mL)、水(30mL)、塩水(30mL)で洗浄して、Na2SO4で脱水して、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶離液として20%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、無色の油状物質として化合物4−4を得た(0.17g、65%)。
工程5:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−(メチルスルホニル)フェニル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸(4)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物4−4(0.1g、0.13mmol)及びLiOH(20mg、0.82mmol)をTHF/MeOH/水(2:2:1、5mL)中で反応させて、白色固体として実施例4の化合物を得た(50mg、52%)。1H NMR (DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 12.21 (1H, brs); 8.10及び8.03 (2H, 2xs); 7.88及び7.86 (1H, 2xs); 7.20-7.14 (1H, m); 7.11-7.08及び6.95-6.92 (2H, 2xm); 4.85及び4.73 (2H, 2xs); 4.69及び4.57 (2H, 2xs); 4.28-4.17 (1H, m); 3.37及び3.32 (3H, 2xs); 2.35-2.29 (1H, m); 2.07-2.02 (2H, m); 1.98-1.90 (4H, m); 1.60-1.49 (2H, m); LCMS (APCI): 696 (M+H)+。
[実施例5]
N−(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)−N−(3,5−ジフルオロベンジル)−1−(トランス−4−(ヒドロキシカルバモイル)シクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド
工程1:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(5−1)
実施例1に記載の手順と同様の手順で酸D1、アミンA18(400mg、0.89mmol)、HATU(408mg、1.07mmol)、及びDIPEA(0.23mL、1.34mmol)をDMF(6.0mL)中で反応させて、褐色のゴム状物質として化合物5−1を得た(633mg、粗生成物)。
工程2:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(5−2)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物5−1(633mg、0.83mmol)及びTBAF(1MのTHF溶液、1.65mL、1.65mmol)をTHF(3.0mL)中で反応させて、黄色の固体として化合物5−2を得た(410mg、71%)。LCMS: 649 (M+H)+。
工程3:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸(5−3)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物5−2(224mg、0.34mmol)及びLiOH・H2O(87mg、2.06mmol)をTHF(3.0mL)、EtOH(2.0mL)及び水(2.0mL)中で反応させて、白色固体として化合物5−3を得た(185mg、86%)。
工程4:1−(トランス−4−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)カルバモイル)シクロヘキシル)−N−(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)−N−(3,5−ジフルオロベンジル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(5−4)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物5−3(170mg、0.27mmol)、O−(tert−ブチルジメチルシリル)ヒドロキシルアミン(41mg、0.27mmol)、HATU(124mg、0.32mmol)、及びDIPEA(0.07mL、0.41mmol)をDMF(3.0mL)中で反応させて、白色固体として化合物5−4を得た(173mg、84%)。LCMS: 750 (M+H)+。
工程5:1−(トランス−4−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)カルバモイル)シクロヘキシル)−N−(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)−N−(3,5−ジフルオロベンジル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(5−5)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物5−4(173mg、0.23mmol)及びデス−マーチンペルヨージナン(117mg、0.27mmol)をDCM(20.0mL)中で反応させて、無色のゴム状物質として化合物5−5を得た(100mg、58%)。LCMS: 748 (M+H)+。
工程6:N−(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)−N−(3,5−ジフルオロベンジル)−1−(トランス−4−(ヒドロキシカルバモイル)シクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(5)
化合物5−5(100mg、0.13mmol)のTHF(8mL)撹拌溶液にTBAF(1MのTHF溶液、0.20mL、0.20mmol)を滴下して、この混合物を室温で1時間撹拌した。この反応混合物をMeOH(2mL)で、飯能停止させEtOAc(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層を塩水(2×10mL)で洗浄して、Na2SO4で脱水して、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶離液として7%のMeOH/DCM)により精製して、白色固体として実施例5の化合物を得た(19mg、22%)。1H NMR (CDCl3)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 8.54及び8.48 (2H, 2xs); 7.64及び7.60 (1H, 2xs); 6.84-6.68 (3H, m); 4.82-4.25 (5H, m); 2.23-2.04 (7H, m); 1.83-1.73 (2H, m); LCMS (APCI): 634 (M+H)+。
[実施例6]
N−(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)−N−(3,5−ジフルオロベンジル)−1−(トランス−4−(メトキシカルバモイル)シクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド
工程1:N−(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)−N−(3,5−ジフルオロベンジル)−1−(トランス−4−(メトキシカルバモイル)シクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(6−1)
化合物5−3(75mg、0.12mmol)及びO−メチルヒドロキシルアミン塩酸塩(10mg、0.12mmol)とDMF(3mL)の混合物に、HATU(55mg、0.14mmol)及びDIPEA(0.05mL、0.30mmol)及び混合物を添加して、室温で5時間撹拌した。この反応混合物を水で反応停止させ、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を水、塩水で洗浄して、Na2SO4で脱水して、減圧濃縮して、白色発泡体として粗化合物6−1を得た(65mg、82%)。LCMS: 650 (M+H)+。
工程2:N−(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)−N−(3,5−ジフルオロベンジル)−1−(トランス−4−(メトキシカルバモイル)シクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(6)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物6−1(65mg、0.099mmol)及びデス−マーチンペルヨージナン(85mg、0.19mmol)をDCM(5.0mL)中で反応させて、白色固体として実施例6の化合物を得た(15mg、23%)。1H NMR (CDCl3)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 8.54及び8.48 (2H, 2xs); 8.07 (1H, brs); 7.64及び7.60 (1H, 2xs); 6.84-6.68 (3H, m); 4.82-4.25 (5H, m); 3.81及び3.78 (3H, 2xs); 2.10-2.01 (7H, m); 1.84-1.75 (2H, m); LCMS (APCI): 648 (M+H)+。
[実施例7]
トランス−4−(4−((3,5−ジフルオロベンジル)(2−(2−ヒドロキシ−6−メトキシフェニル)−2−オキソエチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((3,5−ジフルオロベンジル)(2−(2,6−ジメトキシフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(7−1)
実施例1に記載の手順と同様の手順でアミンA67(0.13g、0.3mmol)、酸D1(0.1g、0.3mmol)、HATU(0.13g、0.35mmol)及びDIPEA(76μL、0.44mmol)をDMF(5mL)中で反応させて、褐色のゴム状物質として化合物7−1を得た(0.23g、粗生成物)。
工程2:トランス−4−(4−((3,5−ジフルオロベンジル)(2−(2,6−ジメトキシフェニル)−2−ヒドロキシエチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(7−2)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物7−1(0.23g、0.3mmol)及びTBAF(1MのTHF溶液、0.61mL、0.6mmol)をTHF(5mL)中で反応させて、褐色のゴム状物質として化合物7−2を得た(0.22g、粗生成物)。
工程3:トランス−4−(4−((3,5−ジフルオロベンジル)(2−(2,6−ジメトキシフェニル)−2−オキソエチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(7−3)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物7−2(0.22g、0.34mmol)及びデス−マーチンペルヨージナン(0.29g、0.69mmol)をDCM(10mL)中で反応させて、無色のゴム状物質として化合物7−3を得た(0.16g、73%)。
工程4:トランス−4−(4−((3,5−ジフルオロベンジル)(2−(2−ヒドロキシ−6−メトキシフェニル)−2−オキソエチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(7−4)
化合物7−3(50mg、0.07mmol)のDCM(5mL)撹拌溶液に、BBr3(1.0MのDCM溶液、1.5mL、1.4mmol)を室温で添加して、この混合物を16時間撹拌した。溶媒を減圧蒸発させて、得られた生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶離液として30%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、褐色のゴム状物質として化合物7−4を得た(32mg、65%)。
工程5トランス−4−(4−((3,5−ジフルオロベンジル)(2−(2−ヒドロキシ−6−メトキシフェニル)−2−オキソエチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸(7)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物7−4(32mg、0.05mmol)及びLiOH(6.2mg、0.25mmol)をTHF/MeOH/水(2:2:1、5mL)中で反応させて、白色固体として実施例7の化合物を得た(15mg、50%)。1H NMR (DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 11.81 (1H, brs); 10.89 (1H, brs); 7.76及び7.64 (1H, 2xs); 7.42-7.23 (1H, m); 7.18-6.86 (3H, m); 6.61-6.46 (2H, m); 4.82-4.51 (4H, m); 4.25-4.13 (1H, m); 3.84及び3.65 (3H, 2xs); 2.28-2.21 (1H, m); 2.03-1.89 (6H, m); 1.55-1.44 (2H, m); LCMS (APCI): 596 (M+H)+。
[実施例8]
トランス−4−(4−((3,5−ジフルオロベンジル)(2−オキソ−2−(1H−ピラゾル−3−イル)エチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((3,5−ジフルオロベンジル)(2−((トリエチルシリル)オキシ)−2−(1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾル−3−イル)エチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(8−1)
実施例1に記載の手順と同様の手順でアミンA75(40mg、0.080mmol)、酸D1(26mg、0.080mmol)、HATU(36.4mg、0.096mmol)、及びDIPEA(0.020mL、0.120mmol)をDMF(5mL)中で反応させて、無色のゴム状物質として化合物8−1(34mg、不純物を含む)を得た。
工程2:トランス−4−(4−((3,5−ジフルオロベンジル)(2−ヒドロキシ−2−(1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾル−3−イル)エチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(8−2)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物8−1(34mg、0.048mmol)及びTBAF(1MのTHF溶液、0.10mL、0.10mmol)をTHF(3mL)中で反応させて、無色のゴム状物質として化合物8−2を得た(25mg、粗生成物)。
工程3:トランス−4−(4−((3,5−ジフルオロベンジル)(2−オキソ−2−(1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾル−3−イル)エチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(8−3)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物8−2(80mg、0.114mmol)及びデス−マーチンペルヨージナン(97mg、0.228mmol)をDCM(5mL)中で反応させて、黄みがかった白色の固体として化合物8−3(40mg、50%)を得た。
工程4:トランス−4−(4−((3,5−ジフルオロベンジル)(2−オキソ−2−(1H−ピラゾル−3−イル)エチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸(8)
化合物8−3(75mg、0.107mmol)の1,4−ジオキサン(2mL)撹拌溶液にHCl(12M、0.5mL)を添加した。この混合物を80℃で2時間撹拌した。溶媒を減圧除去した。残留物を1,4−ジオキサン(2mL)に溶解して、NH4OH(0.5mL)を添加した。この反応混合物を室温で2時間撹拌した。溶媒を減圧除去して、残留物を逆層カラムクロマトグラフィー(C18シリカゲル、溶離液として70%のCH3CN/水)により精製して、白色固体として実施例8の化合物を得た(10mg、16%)。1H NMR(CD3OD)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 7.74-7.50(2H, m); 6.98-6.95(1H, m); 6.87-6.78(3H, m); 5.00及び4.78(2H, 2xs); 4.74及び4.64(2H, 2xs); 4.28-4.21(1H, m); 2.36-2.28(1H, m); 2.17-2.09(2H, m); 2.02-1.93(4H, m); 1.62-1.55(2H, m); LCMS(APCI): 540(M+H)+。
[実施例9]
4−(4−((3,5−ジフルオロベンジル)(2−(2,6−ジヒドロキシフェニル)−2−オキソエチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((3,5−ジフルオロベンジル)(2−(2−ヒドロキシ−6−メトキシフェニル)−2−オキソエチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(9−1)
化合物7−4(50mg、0.082mmol)のジクロロエタン(3mL)溶液にBBr3(0.822mL、0.822mmol、1MのDCM溶液)を滴下して、この混合物を室温で16時間撹拌した。この反応混合物を減圧濃縮して、褐色の油状物質として化合物9−1を得た(50mg、定量分析)。
工程2:4−(4−((3,5−ジフルオロベンジル)(2−(2,6−ジヒドロキシフェニル)−2−オキソエチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸(9)
化合物9−1(50mg、0.082mmol)に過剰なBBr3(1MのDCM溶液)を滴下して、この混合物を室温で16時間撹拌した。この反応混合物を減圧濃縮した。残留物を逆層カラムクロマトグラフィー(C18シリカゲル、溶離液として55%の水/CH3CN)により精製して、白色固体として実施例9の化合物を得た(3mg、6%)。1H NMR(DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 11.91(1H, brs); 7.79及び7.61(1H, 2xs); 7.28-6.88(4H, m); 6.36-6.02(2H, m); 4.89-4.13(5H, m); 2.29-2.22(1H, m); 2.05-1.83(6H, m); 1.55-1.46(2H, m); LCMS(ESI): 582(M+H)+。
[実施例10]
トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2,2−ジフルオロエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2,2−ジフルオロエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(10−1)
酸D1(56.7mg、0.16mmol)及びアミンB15(60mg、0.016mmol)とピリジン(4mL)の混合物に、POCl3(0.02mL、0.25mmol)を0℃で滴下して、同じ温度で1時間撹拌した。この反応混合物をKHPO4の飽和溶液(5mL)で反応停止させ、EtOAc(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層を塩水(20mL)で洗浄して、Na2SO4で脱水し、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶離液として15%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、淡黄色の固体として化合物10−1を得た(25mg、22%)。
工程2:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2,2−ジフルオロエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸(10)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物10−1(25mg、0.37mmol)及びLiOH(27mg、0.11mmol)をEtOH(0.5mL)、THF(0.5mL)、及びH2O(0.2mL)中で反応させて、白色固体として実施例10の化合物を得た(11mg、46%)。1H NMR(DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 8.75及び8.69(2H, 2xs); 7.91及び7.74(1H, 2xs); 7.21-6.75(3H, m); 4.86及び4.76(2H, 2xs); 4.63-4.00(3H, m); 2.34-2.23(1H, m); 2.09-1.77(6H, m); 1.61-1.44(2H, m); LCMS(APCI): 641(M+H)+。
[実施例11]
トランス−4−(4−((2−(2−アミノ−6−クロロフェニル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((2−(2−クロロ−6−ニトロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(11−1)
実施例1に記載の手順と同様の手順でアミンA84(0.2g、0.58mmol)、酸D1(0.19g、0.58mmol)、HATU(0.26g、0.7mmol)及びDIPEA(0.14mL、0.87mmol)をDMF(10mL)中で反応させて淡黄色のゴム状物質として化合物11−1を得た(0.40g、粗生成物)。
工程2:トランス−4−(4−((2−(2−クロロ−6−ニトロフェニル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(11−2)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物11−1(0.40g、0.6mmol)及びデス−マーチンペルヨージナン(0.51g、1.2mmol)のDCM(10mL)溶液中で反応させて、無色のゴム状物質として化合物11−2を得た(0.28g、70%)。
工程3:トランス−4−(4−((2−(2−アミノ−6−クロロフェニル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(11−3)
参照例A56の工程7に記載の手順と同様の手順で化合物11−2(0.1g、0.15mmol)、Fe(85mg、1.52mmol)、及びNH4Cl(81mg、1.52mmol)をEtOH/水(4:1、5mL)中で反応させて、黄色のゴム状物質として化合物11−3を得た(70mg、74%)。
工程4:トランス−4−(4−((2−(2−アミノ−6−クロロフェニル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸(11)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物11−3(20mg、0.03mmol)及びLiOH(3.8mg、0.16mmol)をTHF/MeOH/水(2:2:1、5mL)中で反応させて、黄色の固体として実施例11の化合物を得た(8mg、33%)。1H NMR(DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 12.17(1H, brs); 7.79及び7.79(1H, 2xs); 7.17-6.93(4H, m); 6.70-6.54(2H, m); 5.80(1H, brs); 5.53(1H, brs); 4.77-4.59(4H, m); 4.23-4.16(1H, m); 2.29-2.22(1H, m); 2.06-1.88(6H, m); 1.57-1.46(2H, m); LCMS(APCI): 599(M+H)+。
[実施例12]
トランス−4−(4−((3,5−ジフルオロベンジル)(2−オキソ−2−(2,4,6−トリヒドロキシピリミジン−5−イル)エチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((3,5−ジフルオロベンジル)(2−((トリエチルシリル)オキシ)−2−(2,4,6−トリス(ベンジルオキシ)ピリミジン−5−イル)エチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(12−1)
実施例1に記載の手順と同様の手順でアミンA85(0.3g、0.4mmol)、酸D1(0.14g、0.4mmol)、HATU(0.19g、0.5mmol)及びDIPEA(0.11mL、0.6mmol)をDMF(5mL)中で反応させて、褐色のゴム状物質として化合物12−1を得た(0.45g、粗生成物)。
工程2:トランス−4−(4−((3,5−ジフルオロベンジル)(2−ヒドロキシ−2−(2,4,6−トリス(ベンジルオキシ)ピリミジン−5−イル)エチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(12−2)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物12−1(0.45g、0.4mmol)及びTBAF(1MのTHF溶液、0.9mL、0.8mmol)をTHF(10mL)中で反応させて、褐色のゴム状物質として化合物12−2を得た(0.31g、79%)。
工程3:トランス−4−(4−((3,5−ジフルオロベンジル)(2−オキソ−2−(2,4,6−トリス(ベンジルオキシ)ピリミジン−5−イル)エチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(12−3)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物12−2(0.31g、0.3mmol)及びデス−マーチンペルヨージナン(0.29g、0.7mmol)をDCM(10mL)中で反応させて、無色のゴム状物質として化合物12−3を得た(0.31g、定量分析)。
工程4:トランス−4−(4−((3,5−ジフルオロベンジル)(2−オキソ−2−(2,4,6−トリヒドロキシピリミジン−5−イル)エチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸(実施例12)
化合物12−3(0.1g、0.1mmol)のジオキサン(5mL)撹拌溶液に6MのHCl(5mL)を室温で添加して、この混合物を80℃で2時間撹拌した。この反応混合物に10%のNaOH溶液をpHが5になるまで添加して、EtOAc(2×30mL)で抽出した。合わせた有機層を水(50mL)、塩水(50mL)で洗浄して、Na2SO4で脱水し、減圧濃縮した。残留物を逆層カラムクロマトグラフィー(C18シリカゲル、溶離液として75%の水/CH3CN)により精製して、白色固体として実施例12の化合物を得た(8mg、12%)。1H NMR(DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 7.78及び7.72(1H, 2xs); 7.18-6.89(3H, m); 4.92-4.56(4H, m); 4.22-4.15(1H, m); 2.33-2.25(1H, m); 2.05-1.87(6H, m); 1.57-1.46(2H, m); LCMS(APCI): 600(M+H)+。
[実施例13]
トランス−4−(4−((2−(2−アセトアミド−6−クロロフェニル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((2−(2−アセトアミド−6−クロロフェニル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(13−1)
化合物11−3(45mg、0.07mmol)とピリジン及びDCM(5mL)の1:1混合物の撹拌溶液にCH3COCl(6μL、0.08mmol)を0℃で添加して、2時間撹拌した。この反応混合物を水(20mL)で反応停止させ、DCM(2×10mL)で抽出した。合わせた有機層を水(50mL)、塩水(50mL)で乾燥して、Na2SO4で脱水し、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶離液として20%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、黄色の固体として化合物13−1を得た(50mg、定量分析)。
工程2:トランス−4−(4−((2−(2−アセトアミド−6−クロロフェニル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸(13)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物13−1(50mg、0.07mmol)及びLiOH(9mg、0.37mmol)をTHF/MeOH/水(2:2:1、5mL)で反応させて、白色固体として実施例13の化合物を得た(25mg、52%)。1H NMR(DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 10.10及び9.74(1H, 2xs), 7.80及び7.78(1H, 2xs); 7.59-6.91(6H, m); 4.82-4.61(4H, m); 4.26-4.15(1H, m); 2.34-2.24(1H, m); 2.07-1.89(9H, m); 1.58-1.47(2H, m); LCMS(APCI): 641(M+H)+。
[実施例14]
トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(((S)−5,5−ジメチルTHF−2−イル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)(((S)−5,5−ジメチルTHF−2−イル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(14−1)
実施例1に記載の手順と同様の手順で酸D1(31mg、0.09mmol)、アミンA92(40mg、0.09mmol)、HATU(42mg、0.11mmol)及びDIPEA(0.024mL、0.138mmol)をDMF(3.0mL)中で反応させて黄色の発泡体として化合物14−1を得た(42mg、61%)。LCMS(APCI): 749(M+H)+。
工程2:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(((S)−5,5−ジメチルTHF−2−イル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(14−2)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物14−1(42mg、0.056mmol)及びTBAF(1MのTHF溶液、0.11mL、0.11mmol)をTHF(3.0mL)中で反応させて、無色のゴム状物質として化合物14−2を得た(22mg、62%)。LCMS(APCI): 635(M+H)+。
工程3:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(((S)−5,5−ジメチルTHF−2−イル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(14−3)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物14−2(22mg、0.034mmol)及びデス−マーチンペルヨージナン(29mg、0.069mmol)をDCM(4.0mL)中で反応させて、無色のゴム状物質として化合物14−3を得た(15mg、70%)。LCMS(APCI): 633(M+H)+。
工程4:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(((S)−5,5−ジメチルTHF−2−イル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸(14)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物14−3(15mg、粗生成物)及びLiOH・H2O(8mg、0.19mmol)をMeOH/THF/H2O(4mL、1:1:0.5)中で反応させて、白色固体として実施例14の化合物を得た(7.5mg、54%)。1H NMR(DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 12.16(1H, brs), 8.79及び8.72(2H, 2xs); 7.84及び7.69(1H, 2xs); 5.01-4.76(2H, m); 4.30-3.81(3H, m); 2.33-2.26(1H, m); 2.06-1.45(13H, m); 1.19-1.04(6H, m); LCMS(APCI): 605(M+H)+。
[実施例15]
トランス−4−(4−((2−(2−クロロ−6−ヒドロキシフェニル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((2−(2−クロロ−6−メトキシフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(15−1)
実施例1に記載の手順と同様の手順でアミンA93(0.23g、0.52mmol)、酸D1(0.17g、0.52mmol)、HATU(0.23g、0.62mmol)及びDIPEA(0.133mL、0.78mmol)をDMF(10mL)中で反応させて、褐色のゴム状物質として化合物15−1を得た(0.41g、粗生成物)。
工程2:トランス−4−(4−((2−(2−クロロ−6−メトキシフェニル)−2−ヒドロキシエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(15−2)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物15−1(0.41g、0.54mmol)及びTBAF(1MのTHF溶液、1.1mL、1.08mmol)をTHF(10mL)中で反応させて、黄色の固体として化合物15−2を得た(0.36g、粗生成物)。
工程3:トランス−4−(4−((2−(2−クロロ−6−メトキシフェニル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(15−3)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物15−2(0.36g、0.56mmol)及びデス−マーチンペルヨージナン(0.47g、1.12mmol)をDCM(10mL)中で反応させて、白色固体として化合物15−3を得た(0.25g、70%)。
工程4:トランス−4−(4−((2−(2−クロロ−6−ヒドロキシフェニル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(15−4)
化合物15−3(0.25g、0.39mmol)のDCM(10mL)撹拌溶液にBBr3(1.0MのDCM溶液、3.9mL、3.9mmol)を室温で添加して、この混合物を16時間撹拌した。溶媒を減圧蒸発させて、得られた残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶離液として30%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、黄色の油状物質として化合物15−4を得た(85mg、35%)。
工程5:トランス−4−(4−((2−(2−クロロ−6−ヒドロキシフェニル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸(15)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物15−4(85mg、0.13mmol)及びLiOH(16.3mg、0.67mmol)をTHF/MeOH/水(2:2:1、5mL)中で反応させて、白色固体として実施例15の化合物を得た(55mg、68%)。
1H NMR(DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 7.76及び7.74(1H, 2xs); 7.28-6.78(6H, m); 4.75-4.52(4H, m); 4.26-4.15(1H, m); 2.33-2.26(1H, m); 2.07-1.90(6H, m); 1.58-1.47(2H, m); LCMS(APCI): 600(M+H)+。
[実施例16]
トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(((R)−5,5−ジメチルTHF−2−イル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)(((R)−5,5−ジメチルTHF−2−イル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(16−1)
実施例1に記載の手順と同様の手順で酸D1(25mg、0.074mmol)、アミンA94(32mg、0.074mmol)、HATU(34mg、0.088mmol)及びDIPEA(0.019mL、0.11mmol)をDMF(3.0mL)中で反応させて、無色のゴム状物質として化合物16−1を得た(29mg、52%)。LCMS(APCI): 749(M+H)+。
工程2:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(((R)−5,5−ジメチルTHF−2−イル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(16−2)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物16−1(29mg、0.038mmol)及びTBAF(1MのTHF溶液、0.076mL、0.076mmol)をTHF(3.0mL)中で反応させて、無色のゴム状物質として化合物16−2を得た(25mg、粗生成物)。LCMS(APCI): 635(M+H)+。
工程3:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(((R)−5,5−ジメチルTHF−2−イル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(16−3)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物16−2(25mg、粗生成物)及びデス−マーチンペルヨージナン(33mg、0.078mmol)をDCM(4.0mL)中で反応させて、無色のゴム状物質として化合物16−3を得た(23mg、粗生成物)。LCMS(APCI): 633(M+H)+。
工程4:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(((R)−5,5−ジメチルTHF−2−イル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸(16)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物16−3(23mg、粗生成物)及びLiOH・H2O(12mg、0.29mmol)をMeOH/THF/H2O(4mL、1:1:0.5)中で反応させて、白色固体として実施例16の化合物を得た(8.5mg、39%)。1H NMR(DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 12.19(1H, brs), 8.79及び8.72(2H, 2xs); 7.84及び7.69(1H, 2xs); 5.01-4.76(2H, m); 4.27-3.80(3H, m); 2.33-2.26(1H, m); 2.06-1.45(13H, m); 1.19-1.04(6H, m); LCMS(APCI): 605(M+H)+。
[実施例17]
トランス−4−(5−シクロプロピル−4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸
工程1:トランス−4−(5−シクロプロピル−4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(17−1)
実施例1に記載の手順と同様の手順で酸D20(200mg、0.56mmol)、アミンA18(233mg、0.52mmol)、HATU(296mg、0.78mmol)、及びDIPEA(0.165mL、0.97mmol)をDMF(10mL)中で反応させて、無色のゴム状物質として化合物17−1を得た(130mg、粗生成物)。
工程2:トランス−4−(5−シクロプロピル−4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(17−2)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物17−1(80mg、0.128mmol)及びTBAF(1MのTHF溶液、0.190mL、0.190mmol)をTHF(4mL)中で反応させて、無色のゴム状物質として化合物17−2を得た(80mg、不純物を含む)。
工程3:トランス−4−(5−シクロプロピル−4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(17−3)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物17−2(80mg、0.128mmol)及びデス−マーチンペルヨージナン(110mg、0.250mmol)をDCM(10mL)中で反応させて、黄みがかった白色の固体として化合物17−3を得た(60mg、75%)。
工程4:トランス−4−(5−シクロプロピル−4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸(17)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物17−3(70mg、0.113mmol)及びLiOH(8.4mg、0.330mmol)をEtOH/THF/水(5mL、2:2:1)中で反応させて、白色固体として実施例17の化合物を得た(8mg、12%)。1H NMR(DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 8.76及び8.69(2H, 2xs); 7.46及び7.35(1H, 2xs); 7.18-7.12及び6.95-6.91(3H, m); 4.76-4.62(4H, m); 4.44-4.36(1H, m); 2.26-2.17(1H, m); 2.03-2.00(2H, m); 1.87-1.83(5H, m); 1.57-1.47(2H, m); 0.95-0.90(2H, m); 0.68-0.64(2H, m); LCMS(APCI): 591(M+H)+。
[実施例18]
トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−(ジフルオロメチル)フェニル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−(ジフルオロメチル)フェニル)−2−ヒドロキシエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(18−1)
実施例1に記載の手順と同様の手順でアミンA111(0.10g、0.26mmol)、酸D1(87mg、0.26mmol)、HATU(0.12g、0.31mmol)、及びDIPEA(67μL、0.39mmol)をDMF(5mL)中で反応させて、褐色のゴム状物質として化合物18−1を得た(0.18g、粗生成物)。
工程2:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−(ジフルオロメチル)フェニル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(18−2)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物18−1(0.18g、0.26mmol)及びデス−マーチンペルヨージナン(0.22g、0.52mmol)をDCM(5mL)中で反応させて、無色のゴム状物質として化合物18−2を得た(0.12g、67%)。
工程3:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−(ジフルオロメチル)フェニル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸(18)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物18−2(60mg、0.08mmol)及びLiOH(11mg、0.43mmol)をTHF/MeOH/水(2:2:1、5mL)中で反応させて、白色固体として実施例18の化合物を得た(15mg、26%)。1H NMR(DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 12.20(1H, brs); 7.87-7.75(3H, m); 7.21-6.88(4H, m); 4.84及び4.72(2H, 2xs); 4.68及び4.57(2H, 2xs); 4.28-4.17(1H, m); 2.34-2.27(1H, m); 2.07-1.90(6H, m); 1.59-1.49(2H, m); LCMS(APCI): 668(M+H)+。
[実施例19]
トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)((4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサカルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)((4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(19−1)
実施例1に記載の手順と同様の手順で酸D1(44mg、0.129mmol)、アミンA112(58mg、0.129mmol)、HATU(59mg、0.155mmol)及びDIPEA(0.034mL、0.194mmol)をDMF(4.0mL)中で反応させて、無色のゴム状物質として化合物19−1を得た(72mg、粗生成物)。
工程2:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)((4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(19−2)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物19−1(72mg、粗生成物)及びTBAF(1MのTHF溶液、0.18mL、0.18mmol)をTHF(4.0mL)中で反応させて、無色のゴム状物質として化合物19−2を得た(46mg、2つの工程を経て55%)。
工程3:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)((4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(19−3)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物19−2(46mg、0.071mmol)及びデス−マーチンペルヨージナン(60mg、0.14mmol)をDCM(5.0mL)中で反応させて、無色のゴム状物質として化合物19−3を得た(45mg、粗生成物)。
工程4:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)((4−ヒドロキシ−4−メチルシクロヘキシル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸(19)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物19−3(45mg、0.069mmol)及びLiOH・H2O(18mg、0.41mmol)をEtOH/THF/H2O(4mL、1:1:0.5)中で反応させて、白色固体として実施例19の化合物を得た(16mg、38%)。
1H NMR(DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 12.24(1H, brs); 8.80及び8.73(2H, 2xs); 7.80及び7.70(1H, 2xs); 4.83及び4.67(2H, 2xs); 4.28-4.18(1H, m); 3.93及び3.87(1H, 2xs); 3.49-3.47及び3.18-3.11(1H, 2xm); 2.33-2.25(1H, m); 2.06-1.90(6H, m); 1.58-1.01(14H, m); LCMS(APCI): 617(M-H)-。
[実施例20]
トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(20−1)
実施例2に記載の手順と同様の手順で酸D26(100mg、0.31mmol)、アミンA18(105mg、0.31mmol),(COCl)2(0.03mL、0.37mmol)、Et3N(0.08mL、0.63mmol)、及びDMF(触媒的)をDCM中で反応させて、白色固体として化合物20−1を得た(130mg、55%)。
工程2:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(20−2)
実施例2に記載の手順と同様の手順で化合物20−1(130mg、0.54mmol)及びTBAF(1.0MのTHF溶液、0.24mL、0.24mmol)をTHF(4mL)中で反応させて、黄みがかった白色の固体として化合物20−2を得た(101mg、91%)。
工程3:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(20−3)
実施例2に記載の手順と同様の手順で化合物20−2(101mg、0.15mmol)及びデス−マーチンペルヨージナン(101mg、0.23mmol)をDCM(8mL)中で反応させて、黄みがかった白色の固体として化合物20−3を得た(30mg、33%)。
工程4:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸(20)
化合物20−3(106mg、0.17mmol)のジオキサン(6mL)溶液に6MのHCl(6mL)を添加して、80℃で16時間加熱した。この反応混合物を室温まで冷却して、H2Oを添加して、EtOAc(2×50mL)で抽出した。合わせた有機層を塩水(2×10mL)で洗浄して、Na2SO4で脱水し、減圧濃縮した。残留物を逆層カラムクロマトグラフィー(C18シリカゲル、溶離液として75%のCH3CN/水)により精製して、白色固体として実施例20の化合物を得た(36mg、62%)。1H NMR(DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 8.76及び8.69(2H, 2xs); 7.77及び7.67(1H, 2xs); 7.45-7.00(4H, m); 4.91-4.70(4H, m); 4.36-4.29(1H, m); 2.31-2.24(1H, m); 2.06-2.02(2H, m); 1.94-1.89(4H, m); 1.56-1.45(2H, m); LCMS(ESI): 599(M+H)+。
[実施例21]
トランス−4−(4−((2−(2−アミノ−4−クロロピリジン−3−イル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((2−(2−アジド−4−クロロピリジン−3−イル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(21−1)
トランス−4−(4−((2−(2,4−ジクロロピリジン−3−イル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(100mg、0.15mmol)のDMF(5mL)撹拌溶液にNaN3(50mg、0.7mmol)を添加して、この混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物を水(20mL)で反応停止させ、EtOAc(2×30mL)で抽出した。合わせた有機層を水(50mL)及び塩水(50mL)で洗浄して、Na2SO4で脱水し、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶離液として30%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、褐色の油状物質として化合物21−1を得た(60mg、59%)。
工程2:トランス−4−(4−((2−(2−アミノ−4−クロロピリジン−3−イル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(21−2)
化合物21−1(60mg、0.09mmol)のTHF(5mL)撹拌溶液にMe3P(1.0MのTHF溶液、0.18mL、0.18mmol)を0℃で添加して、この混合物を室温で2時間撹拌した。この反応混合物にH2O(0.06mL)を0℃で添加して、この混合物を室温で16時間撹拌した。溶媒を減圧除去して、残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶離液として30%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、黄色の油状物質として化合物21−2を得た(40mg、69%)。
工程3:トランス−4−(4−((2−(2−アミノ−4−クロロピリジン−3−イル)−2−オキソエチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸(21)
化合物21−2(40mg、0.06mmol)のTHF/MeOH(4mL、1:1)撹拌溶液にLiOH(7.7mg、0.3mmol)の水(1mL)溶液を添加した。この反応混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物を水(10mL)で希釈して、0.5MのHCl(pH5まで)で酸性にし、EtOAc(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層を水(10mL)、塩水(10mL)で洗浄して、Na2SO4で脱水し、減圧濃縮した。残留物を逆層カラムクロマトグラフィー(C18シリカゲル、溶離液として70%のCH3CN/水)により精製して、白色固体として実施例21の化合物を得た(25mg、66%)。1H NMR(DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 12.14(1H, brs); 8.75及び8.46(1H, 2xs); 7.91(2H, brs); 7.73及び7.49(1H, 2xs); 7.16-7.01(2H, m); 6.89-6.85(1H, m); 6.78及び6.73(1H, 2xs); 5.02及び4.83(2H, 2xs); 4.65及び4.55(2H, 2xs); 4.20-4.12(1H, m); 2.33-2.21(1H, m); 2.04-1.79(6H, m); 1.56-1.43(2H, m); LCMS(APCI): 600(M+H)+。
[実施例22]
トランス−4−(4−((2−シアノベンジル)(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((2−ブロモベンジル)(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(22−1)
実施例1に記載の手順と同様の手順でアミンA118(200mg、0.40mmol)、酸D1(136mg、0.40mmol)、HATU(232mg、0.61mmol)及びDIPEA(0.14mL、0.81mmol)をDMF(5mL)中で反応させて、黄色の油状物質として化合物22−1を得た(310mg、粗生成物)。
工程2:トランス−4−(4−((2−ブロモベンジル)(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(22−2)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物22−1(310mg、0.38mmol)及びTBAF(1.0MのTHF溶液、0.57mL、0.57mmol)をTHF(4mL)中で反応させて、黄みがかった白色の固体として化合物22−2を得た(175mg、73%)。
工程3:トランス−4−(4−((2−ブロモベンジル)(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(22−3)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物22−2(175mg、0.25mmol)及びデス−マーチンペルヨージナン(161mg、0.37mmol)をDCM(10mL)中で反応させて、黄みがかった白色の固体として化合物22−3を得た(150mg、86%)。
工程4:トランス−4−(4−((2−シアノベンジル)(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(22−4)
化合物22−3(100mg、0.14mmol)及びZn(CN)2(34mg、0.28mmol)、DMA(8mL)の混合物をアルゴンで10分間パージした。Pd(PPh3)4(33.4mg、0.02mmol)を添加して、この混合物を100℃で3時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却して、水(10mL)で反応停止させ、EtOAc(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層を水(10mL)及び塩水(10mL)で洗浄して、Na2SO4で脱水し、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、30%のEtOAc/ヘキサン)により精製して、黄みがかった白色の固体として化合物22−4を得た(27mg、29%)。
工程5:トランス−4−(4−((2−シアノベンジル)(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸(22)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物22−4(40mg、0.06mmol)及びLiOH(4.3mg、0.03mmol)をEtOH(2mL)、THF(2mL)、及びH2O(1mL)中で反応させて、白色固体として実施例22の化合物を得た(15mg、39%)。1H NMR(DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 8.56-8.50(2H, m); 7.91(2H, brs); 7.94(1H, s); 7.54-7.42及び7.17(3H, m及びs); 7.08(1H, s); 5.62-5.58及び4.64-4.59(1H, 2xm); 4.33-4.17(1H, m); 2.39-2.33(1H, m); 2.10-1.93(7H, m); LCMS(APCI): 608(M+H)+。
[実施例23]
トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)((3,3−ジメチルシクロブチル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)((3,3−ジメチルシクロブチル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(23−1)
実施例2に記載の手順と同様の手順でアミンA119(190mg、0.455mmol)、酸D1(167mg、0.50mmol)、塩化オキサリル(0.086mL、1.0mmol)、Et3N(0.10ml、0.68mmol)及びDMF(触媒的)をDCM(10mL)中で反応させて、黄色のゴム状物質として化合物23−1を得た(180mg、粗生成物)。
工程2:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)((3,3−ジメチルシクロブチル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(23−2)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物23−1(180mg、0.245mmol)及びTBAF(0.5mL、0.5mmol、1MのTHF溶液)をTHF(3mL)中で反応させて、無色のゴム状物質として化合物23−2を得た(60mg、2つの工程を経て20%)。
工程3:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)((3,3−ジメチルシクロブチル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸エチル(23−3)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物23−2(60mg、0.096mmol)及びデス−マーチンペルヨージナン(83mg、0.193mmol)をDCM(10mL)中で反応させて、白色固体として化合物23−3を得た(60mg、定量分析)。
工程4:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)((3,3−ジメチルシクロブチル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)シクロヘキサンカルボン酸(23)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物23−3(60mg、0.097mmol)及びLiOH(19mg、0.048mmol)をTHF/水/MeOH(5mL、2:2:1)中で反応させて、黄みがかった白色の固体として実施例23の化合物を得た(30mg、52%)。1H NMR(CD3OD)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 8.65及び8.58(2H, 2xs); 7.74及び7.57(1H, 2xs); 4.81及び4.63(2H, 2xs); 4.36-4.24(1H, m); 3.62及び3.42(2H, 2xd, J=7.5 Hz); 2.67-2.34(2H, m); 2.21-2.02(6H, m); 1.92-1.81(2H, m); 1.70-1.56(3H, m); 1.37-1.29(1H, m); 1.15-0.93(6H, m); LCMS(APCI): 591(M+H)+。
[実施例186]
トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)−(2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサン−1−カルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(186−1)
実施例2に記載の手順と同様の手順でアミンA3(60mg、0.153mmol)、酸D2(56mg、0.161mmol)、塩化オキサリル(0.028mL、0.322mmol)、1NのNaOH(0.92mL、0.920mmol)及びDMF(触媒的)をDCM(1mL)中で反応させて、化合物186−1を得た。
工程2:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(186−2)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物186−1(粗生成物)及びTBAF(0.169mL、0.169mmol、1MのTHF溶液)をTHF(1mL)中で反応させて、無色のシロップとして化合物186−2を得た(89mg、2つの工程を経て96%)。
工程3:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(186−3)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物186−2(89mg、0.147mmol)及びデス−マーチンペルヨージナン(87mg、0.205mmol)をDCM(2mL)中で反応させて、白色固体として化合物186−3を得た(69mg、78%)。
工程4:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)−(2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサン−1−カルボン酸(186)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物186−3(69mg、0.114mmol)及び4NのLiOH(0.228mL、0.912mmol)をTHF/水/MeOH(1mL、2:1:2)中で反応させて、白色固体として実施例186の化合物を得た(51mg、77%)。1H NMR(CDCl3)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 8.57及び8.50(2H, 2xs); 7.71及び7.57(1H, 2xs); 4.87及び4.53(2H, 2xs); 4.25-4.18(1H, m); 3.43-3.35(2H, m); 2.25-2.15(2H, m); 1.95-1.85(6H, m); 1.42及び1.40(3H, 2xs); 1.01及び0.85(9H, 2xs); LCMS(ESI) : 577.2(M+H)+。
[実施例233]
4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)−(2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)ピラゾル−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボン酸
工程1:4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボン酸エチル(233−1)
実施例2に記載の手順と同様の手順でアミンA3(58mg、0.148mmol)、酸D28(50mg、0.139mmol)、塩化オキサリル(0.024mL、0.278mmol)、1NのNaOH(0.833mL、0.833mmol)及びDMF(触媒的)をDCM(1mL)中で反応させて化合物233−1を得た。
工程2:4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボン酸エチル(233−2)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物233−1(粗生成物)及びTBAF(0.148mL、0.148mmol、1MのTHF溶液)をTHF(1mL)中で反応させて、無色のシロップとして化合物233−2を得た(67mg、2つの工程を経て78%)。
工程3:4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボン酸エチル(233−3)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物233−2(67mg、0.108mmol)及びデス−マーチンペルヨージナン(64mg、0.151mmol)をDCM(2mL)中で反応させて、白色固体として化合物233−3を得た(56mg、84%)。
工程4:4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)−(2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)ピラゾル−1−イル)ビシクロ[2.2.2]オクタン−1−カルボン酸(233)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物233−3(56mg、0.091mmol)及び4NのLiOH(0.091mL、0.363mmol)をTHF/水/MeOH(0.7mL、3:1:3)中で反応させて、白色固体として実施例233の化合物を得た(27mg、51%)。1H NMR(CDCl3)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 8.57及び8.50(2H, 2xs); 7.64及び7.49(1H, 2xs); 4.84及び4.50(2H, 2xs); 3.61-3.26(2H, m); 2.32-2.22(6H, m); 2.08-2.04(6H, m); 1.01及び0.85(9H, 2xs); LCMS(ESI) : 589.2(M+H)+。
[実施例276]
トランス−4−(5−クロロ−4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)−(2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサン−1−カルボン酸
工程1:トランス−4−(5−クロロ−4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(276−1)
実施例2に記載の手順と同様の手順でアミンA3(124mg、0.31mmol)、酸D33(100mg、0.31mmol)、塩化オキサリル(0.082mL、0.95mmol)、Et3N(0.088ml、0.66mmol)及びDMF(触媒的)をDCM(5mL)中で反応させて化合物276−1を得た。
工程2:トランス−4−(5−クロロ−4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(276−2)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物276−1(粗生成物)及びTBAF(0.5mL、0.5mmol、1MのTHF溶液)をTHF(2mL)中で反応させて、白色固体として化合物276−2を得た(160mg、2つの工程を経て88%)。
工程3:トランス−4−(5−クロロ−4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(276−3)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物276−2(160mg、0.279mmol)及びデス−マーチンペルヨージナン(233mg、0.56mmol)をDCM(10mL)中で反応させて、黄みがかった白色の固体として化合物276−3を得た(130mg、81%)。
工程4:トランス−4−(5−クロロ−4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)−(2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサン−1−カルボン酸(276)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物276−3(130mg、0.224mmol)及びLiOH(26.9mg、1.123mmol)をTHF/EtOH/水(11mL、5:5:1)中で反応させて、白色固体として実施例276の化合物を得た(60mg、47%)。1H NMR(DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 12.25(1H, brs); 8.77及び8.72(2H, 2xs); 7.79及び7.73(1H, 2xs); 4.84及び4.77(2H, 2xs); 4.36-4.28(1H, m); 2.02-1.72(8H, m); 1.21(3H, s); 0.95及び0.74(9H, 2xs); LCMS(APCI): 545(M+H)+。
[実施例277]
トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−メチルフェニル)−2−オキソエチル)((1R,3r,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−メチルフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)((1R,3r,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(277−1)
実施例1に記載の手順と同様の手順でアミンC45(74mg、0.167mmol)、酸D2(55mg、0.158mmol)、HATU(72mg、0.190mmol)及びDIPEA(0.055mL、0.320mmol)をDMF(2mL)中で反応させて化合物277−1を得た。
工程2:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−メチルフェニル)−2−ヒドロキシエチル)((1R,3r,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(277−2)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物277−1(粗生成物)及びTBAF(0.3mL、0.3mmol、1MのTHF溶液)をTHF(2mL)中で反応させて、黄色の半固体として化合物277−2を得た(85mg、2つの工程を経て82%)。
工程3:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−メチルフェニル)−2−オキソエチル)((1R,3r,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(277−3)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物277−2(85mg、0.129mmol)及びデス−マーチンペルヨージナン(66mg、0.155mmol)をDCM(2mL)中で反応させて、淡黄色の半固体として化合物277−3を得た(80mg、95%)。
工程4:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−メチルフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)((1R,3r,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(277)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物277−3(80mg、0.122mmol)及び4NのLiOH(0.31mL、1.22mmol)をTHF/水/MeOH(1.5mL、2:1:2)中で反応させて、白色固体として実施例277の化合物を得た(58mg、75%)。1H NMR(CDCl3)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 7.69及び7.54(1H, 2xs); 7.16及び7.08(2H, 2xs); 5.10-5.00及び4.36-4.14(2H, 2xm); 4.59及び4.39(2H, 2xs); 2.35及び2.31(3H, 2xs); 2.31-1.85(10H, m); 1.42及び1.39(3H, 2xs); 1.39-1.23(2H, m); 1.09-0.95(8H, m); LCMS(ESI) : 628.3(M+H)+。
[実施例278]
トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−オキソエチル)((1R,3r,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)((1R,3r,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(278−1)
実施例2に記載の手順と同様の手順でアミンC46(94mg、0.219mmol)、酸D2(76mg、0.219mmol)、塩化オキサリル(0.038mL、0.438mmol)、DIPEA(0.114mL、0.657mmol)及びDMF(触媒的)をDCM(1mL)中で反応させて化合物278−1を得た。
工程2:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)((1R,3r,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(278−2)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物278−1(粗生成物)及びTBAF(0.22mL、0.22mmol、1MのTHF溶液)をTHF(1mL)中で反応させて、無色の油状物質として化合物278−2を得た(102mg、2つの工程を経て72%)。
工程3:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−オキソエチル)((1R,3r,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(278−3)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物278−2(102mg、0.158mmol)及びデス−マーチンペルヨージナン(100mg、0.237mmol)をDCM(1mL)中で反応させて、白色固体として化合物278−3を得た(84mg、83%)。
工程4:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−オキソエチル)((1R,3r,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(278)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物278−3(84mg、0.131mmol)及び4NのLiOH(0.33mL、1.31mmol)をTHF/水/MeOH(1.5mL、2:1:2)中で反応させて、白色固体として実施例278の化合物を得た(35mg、44%)。1H NMR(CDCl3)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 7.70及び7.55(1H, 2xs); 7.36-7.26(3H, m); 5.10-5.00及び4.37-4.15(2H, 2xm); 4.61及び4.42(2H, 2xs); 2.31-1.87(10H, m); 1.42及び1.39(3H, 2xs); 1.39-1.23(2H, m); 1.09-0.95(8H, m); LCMS(ESI) : 614.2(M+H)+。
[実施例330]
トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)−((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサン−1−カルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(330−1)
実施例2に記載の手順と同様の手順でアミンA103(44mg、0.098mmol)、酸D2(34mg、0.098mmol)、塩化オキサリル(0.017mL、0.196mmol)、1NのNaOH(0.49mL、0.491mmol)及びDMF(触媒的)をDCM(1mL)中で反応させて化合物330−1を得た。
工程2:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(330−2)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物330−1(粗生成物)及びTBAF(0.098mL、0.098mmol、1MのTHF溶液)をTHF(1mL)中で反応させて、無色の油状物質として化合物330−2を得た(37mg、2つの工程を経て58%)。
工程3:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(330−3)
実施例1に記載の手順と同様の手順で330−2(37mg、0.056mmol)及びデス−マーチンペルヨージナン(36mg、0.085mmol)をDCM(1mL)中で反応させて、無色の油状物質として化合物330−3を得た(31mg、83%)。
工程4:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)−((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサン−1−カルボン酸(330)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物330−3(31mg、0.047mmol)及び4NのLiOH(0.12mL、0.467mmol)をTHF/水/MeOH(0.75mL、2:1:2)中で反応させて、白色固体として実施例330の化合物を得た(17mg、58%)。1H NMR(CDCl3)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 8.59及び8.52(2H, 2xs); 7.65及び7.54(1H, 2xs); 4.95及び4.58(2H, 2xs); 4.28-4.20(1H, m); 3.84及び3.74(2H, 2xs); 2.26-2.16(2H, m); 1.95-1.85(6H, m); 1.42及び1.41(3H, 2xs); 1.12-1.06(4H, m); LCMS(ESI) : 629.2(M+H)+。
[実施例343]
トランス−4−(4−((2−(4−クロロ−1H−インドール−3−イル)エチル)((1R,3r,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((2−(4−クロロ−1H−インドール−3−イル)エチル)((1R,3r,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(343−1)
実施例1に記載の手順と同様の手順でアミンB19(22mg、0.073mmol)、酸D2(25mg、0.073mmol)、HATU(33mg、0.087mmol)及びDIPEA(0.037mL、0.218mmol)をDMF(1mL)中で反応させて、黄色のゴム状物質として化合物343−1を得た(42mg、91%)。
工程2:トランス−4−(4−((2−(4−クロロ−1H−インドール−3−イル)エチル)((1R,3r,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(343)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物343−1(42mg、0.066mmol)及び4NのLiOH(0.066mL、0.265mmol)をTHF/水/MeOH(0.5mL、2:1:2)中で反応させて、白色固体として実施例343の化合物を得た(31mg、78%)。1H NMR(CDCl3)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 8.20(1H, brs); 7.53-6.90(5H, m); 4.68-4.61及び4.29-4.02(2H, 2xm); 3.64-3.61及び3.53-3.49(2H, 2xm); 3.35-3.32及び3.04-3.00(2H, 2xm); 2.28-1.86(8H, m); 1.70-1.60(2H, m); 1.41及び1.39(3H, 2xs); 1.28-0.85(10H, m); LCMS(ESI) : 606.0(M+H)+。
[実施例361及び362]
トランス−4−(4−(((2R)−2−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)−(4,4−ジメチルシクロヘキシル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサン−1−カルボン酸、又はトランス−4−(4−(((2S)−2−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)−(4,4−ジメチルシクロヘキシル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサン−1−カルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)(4,4−ジメチルシクロヘキシル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(361−1)
実施例2に記載の手順と同様の手順でアミンC1(89mg、0.199mmol)、酸D2(60mg、0.172mmol)、塩化オキサリル(0.044mL、0.517mmol)、DIPEA(0.090mL、0.517mmol)及びDMF(触媒的)をDCM(2mL)中で反応させて化合物361−1を得た。
工程2:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−メチルフェニル)−2−ヒドロキシエチル)(4,4−ジメチルシクロヘキシル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(377−2)
実施例1に記載の手順と同様の手順で361−1(粗生成物)及びTBAF(0.26mL、0.258mmol、1MのTHF溶液)をTHF(2mL)中で反応させて化合物361−2を得た(100mg、2つの工程を経て88%)。
工程3:トランス−4−(4−(((S)−2−(2,6−ジクロロ−4−メチルフェニル)−2−ヒドロキシエチル)(4,4−ジメチルシクロヘキシル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル、及びトランス−4−(4−(((R)−2−(2,6−ジクロロ−4−メチルフェニル)−2−ヒドロキシエチル)(4,4−ジメチルシクロヘキシル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(361−3及び362−1)
化合物361−2(100mg、0.151mmol)をキラルHPLC(250×20mmのダイセル・キラルパック(商標)IA 5μmカラムと16mL/分のn−ヘキサン/IPA(96/4))により精製して、第1の溶出異性体として361−3(49mg、49%)と第2の溶出異性体として化合物362−1(48mg、48%)を得た。
工程4:トランス−4−(4−(((2R)−2−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)−(4,4−ジメチルシクロヘキシル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサン−1−カルボン酸、又はトランス−4−(4−(((2S)−2−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)−(4,4−ジメチルシクロヘキシル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサン−1−カルボン酸(361)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物361−3(49mg、0.074mmol)及び4NのLiOH(0.25mL、1.00mmol)をEtOH/水(1.5mL、2:1)中で反応させて、白色固体として実施例361の化合物を得た(37mg、79%)。LCMS(ESI) : 636.3(M+H)+。
工程5:トランス−4−(4−(((2R)−2−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)−(4,4−ジメチルシクロヘキシル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサン−1−カルボン酸、又はトランス−4−(4−(((2S)−2−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)−(4,4−ジメチルシクロヘキシル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサン−1−カルボン酸(362)
実施例1に記載の手順と同様の手順で化合物362−1(48mg、0.073mmol)及び4NのLiOH(0.25mL、1.00mmol)をEtOH/水(1.5mL、2:1)中で反応させて、白色固体として実施例362の化合物を得た(39mg、85%)。1H NMR(CDCl3)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 7.57及び7.56(1H, 2xs); 7.11及び7.05(2H, 2xd, J=7.8 Hz); 5.62-5.47(1H, m); 4.86(1H, brs); 4.70-4.64及び4.09-4.02(1H, 2xm); 4.30-4.20(1H, m); 3.46-3.26(2H, m); 2.31-2.18(2H, m); 1.99-1.66(8H, m); 1.47-1.26(7H, m); 1.12-0.86(8H, m); LCMS(ESI) : 636.0(M+H)+。
[実施例569]
トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−オキソエチル)(スピロ[25]オクタ−6−イルメチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
工程1及び工程2:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)(スピロ[2.5]オクタン−6−イルメチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル
1−((トランス)−4−(エトキシカルボニル)−4−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(0.157g、0.452mmol)及び塩化オキサリル(0.049ml、0.565mmol)のDCM(4.52ml)溶液にDMF(1滴)を添加して、この混合物を室温で撹拌した。1時間後、反応混合物を真空濃縮した。残留物に2−(2,6−ジクロロフェニル)−N−(スピロ[2.5]オクタン−6−イルメチル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(0.200g、0.452mmol)のTHF(4.5mL)溶液、続いてDIPEA(0.158ml、0.904mmol)を添加して、この混合物を室温で撹拌した。17時間後、反応混合物に1.0MのTBAFのTHF(0.904ml、0.904mmol)溶液を添加して、混合物を室温で撹拌した。7時間後、反応混合物を水(50mL)及び塩水(50mL)で希釈した。反応混合物をEtOAc(2×50mL)で抽出した。有機抽出物を飽和NaCl(1×50mL)で洗浄して、Na2SO4で脱水した。この溶液を濾過して、真空濃縮して、淡黄色のシロップとして粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲルに吸収させて、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによりヘプタン中の勾配が0%〜50%のEtOAcで溶出して精製して、無色のゴム状物質としてトランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)(スピロ[2.5]オクタン−6−イルメチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(0.0815g、0.124mmol、収率:27.4%)を得た。
工程3:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−オキソエチル)(スピロ[2.5]オクタン−6−イルメチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル
トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)(スピロ[2.5]オクタン−6−イルメチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(0.0815g、0.124mmol)のDCM(1.238ml)溶液に、デス−マーチンペルヨージナン(0.079g、0.186mmol)を添加して、この混合物を室温で撹拌した。6時間後、この混合物をNa2S2O3の飽和水溶液(50mL)及びNaHCO3(50mL)飽和水溶液で反応停止させた。反応混合物をDCM(2×100mL)で抽出した。有機抽出物をNa2SO4で脱水した。この溶液を濾過して、真空濃縮して白色固体として粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲルプラグに吸収させて、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによりヘプタン中の勾配が0%〜35%のEtOAcで精製して、無色のシロップとしてトランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−オキソエチル)(スピロ[2.5]オクタン−6−イルメチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(0.0685g、0.104mmol、収率:84%)を得た。
工程4:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−オキソエチル)(スピロ[25]オクタ−6−イルメチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−オキソエチル)(スピロ[2.5]オクタン−6−イルメチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(0.0685g、0.104mmol)のTHF(0.750mL)溶液に、水酸化リチウム水和物(0.044g、1.043mmol)水(0.500mL)溶液を添加して、この混合物を撹拌し、50℃で一晩加熱した。THF及びMeOHを真空除去して、この濁った溶液を水(3mL)で希釈して透明な溶液を得た。1MのHClを添加してpHを1に調整した。この混合物を30分間撹拌して、沈殿物を真空濾過により回収し、白色固体を得た。この固体をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによりDCM中の勾配が0%〜5%のMeOHで溶出して精製し、白色固体として実施例569を得た(0.0457g、0.073mmol、収率:69.7%)。1H NMR(400 MHz, CD3OD) δ 7.40-7.79(4H, m), 5.30-5.54(1H, m), 4.87(1H, s), 4.64(1H, s), 4.22-4.36(1H, m), 3.50(2H, d, J=7.2 Hz), 2.12-2.30(2H, m), 1.54-1.98(10H, m), 1.27-1.41(5H, m), 0.78-1.05(3H, m), 0.07-0.37(4H, m),(回転異性体が同定された); LCMS(ESI) m/z 628.2(M+H)+。
[実施例688]
トランス−4−(4−(((2R)−2−((3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)メチル)−4,4−ジメチル−1−ピロリジニル)カルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
工程1:国際公開第2013004290A1号にしたがって調製した。(R)−(−)−5−(ヒドロキシメチル)−2−ピロリジノン(シグマ・アルドリッチ・ケミカル社、ミズーリ州セントルイス、5.36g、46.5mmol)及びp−トルエンスルホン酸(44mg、0.233mmol)のトルエン(100mL)撹拌懸濁液に、2,2−ジメトキシプロパン(17.1mL、140mmol)を添加して、反応物を1.5時間還流した。反応は、ディーン・スターク装置を備えていた。さらに、2,2−ジメトキシプロパン(17.1mL、140mmol)を添加して、反応物を36時間還流した。溶媒を蒸発させて、橙色のワックス状の固体として(R)−3,3−ジメチルテトラヒドロピロロ[1,2−c]オキサゾル−5(3H)−オンを得た。MS(ESI) 156.1 [M + H]+。この粗生成物をさらに精製せずに次の工程に供給した。
工程2:国際公開第2013004290A1号にしたがって調製した。(R)−3,3−ジメチルテトラヒドロピロロ[1,2−c]オキサゾル−5(3H)−オン(3.50g、22.55mmol)のTHF(75mL)溶液を−78℃まで冷却して、リチウムジイソプロピルアミド(2.0Mのヘプタン/THF/エチルベンゼン、20.30mL、40.6mmol)溶液を添加した。この溶液をこの温度で1時間撹拌して、ヨードメタン(2.12mL、33.8mmol)を添加した。反応混合物を室温まで温めて、1時間撹拌し、−78℃まで冷却して、リチウムジイソプロピルアミド(2.0Mのヘプタン/THF/エチルベンゼン、20.30mL、40.6mmol)を添加した。この混合物を−78℃で1時間撹拌して、さらにヨードメタン(2.12mL、33.8mmol)を添加した。この混合物をゆっくりと室温まで温めて、一晩(16時間)撹拌した。反応を塩化アンモニウムの飽和溶液で停止して、EtOAc(2×75mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を塩水で洗浄して、MgSO4で脱水し、濾過して、濃縮し、橙色のタールとして粗生成物(R)−3,3,6,6−テトラメチルテトラヒドロピロロ[1,2−c]オキサゾル−5(3H)−オンを得た。MS(ESI) 184.1 [M + H]+。
工程3:国際公開第2013004290号にしたがって調製した。(R)−3,3,6,6−テトラメチルテトラヒドロピロロ[1,2−c]オキサゾル−5(3H)−オン(4.13g、22.54mmol)のMeOH(90mL)溶液に、p−トルエンスルホン酸一水和物(0.429g、2.254mmol)を添加した。得られた混合物を還流しながら2時間加熱した。溶媒を(回転蒸発器で)減圧除去し、粗生成物をシリカゲルプラグに吸収させて、ISCO Combiflash(商標)RF(40gのGrace Revelerisカラム、DCM中の勾配が0〜20%のMeOHを用いて)でクロマトグラフィーにより精製し、白色の半固体として(R)−5−(ヒドロキシメチル)−3,3−ジメチルピロリジン−2−オンを得た(2.91g、20.31mmol、収率:90%)。MS(ESI) 144.1 [M + H]+。
工程4:米国公開第20070032433A1号にしたがって調製した。(R)−5−(ヒドロキシメチル)−3,3−ジメチルピロリジン−2−オン(2.91g、20.30mmol)のTHF(50.8mL)溶液を0℃まで冷却して、水素化リチウムアルミニウム(2.0MのTHF溶液、12.18mL、24.36mmol)を添加した。この混合物を室温で一晩(16時間)撹拌した。さらに水素化リチウムアルミニウム(2.0MのTHF溶液、12.18mL、24.36mmol)を添加して、この溶液を6時間還流した。反応混合物を冷却して、さらに水素化リチウムアルミニウム(2.0MのTHF溶液、12.18mL、24.36mmol)を添加し、この混合物を一晩還流した。反応混合物を氷槽で0℃まで冷却して、水(3.67mL)を添加し、15%のNaOH(3.67mL)水溶液及び水(10.9mL)を添加した。そして、室温で1時間激しく撹拌して、孔径が中程度の焼結ガラスフリットと綿及びセライトで濾過して、EtOAcで洗浄した。この溶液を濃縮して、黄色の粘性がある油状物質として粗生成物(R)−(4,4−ジメチルピロリジン−2−イル)メタノールを得た。(2.29g、17.73mmol、収率:87%)MS(ESI) 130.1 [M + H]+。
工程5:トリエチルアミン(4.94mL、35.4mmol)及び(R)−(4,4−ジメチルピロリジン−2−イル)メタノール(2.29g、17.72mmol)のDCM(89mL)溶液を−78℃まで冷却した。この混合物に塩化スルフリル(1.0MのDCM溶液、21.27mL、21.27mmol)を15秒間かけて添加した。この温度で約3時間、反応を維持して、室温まで戻し、一晩(16時間)撹拌した。この混合物を1NのHCl(30mL×2)水溶液、塩水(40mL)で洗浄して、MgSO4で脱水し、濾過して、濃縮し、褐色がかった橙色の油状物質として粗生成物を得た。この粗生成物は放置していると結晶化した。この粗生成物をシリカゲルプラグに吸収させて、ISCO Combiflash(商標)RF(40gのGrace Revelerisカラム、ヘプタン中の勾配が0〜60%のEtOAcを用いて)でクロマトグラフィーにより精製して、白色の結晶性固体として(R)−5,5−ジメチルテトラヒドロ−3H−ピロロ[1,2−c][1,2,3]オキサチアゾール=1,1−ジオキシドを得た。(708mg、3.70mmol、収率:21%)MS(ESI) 192.1 [M + H]+。
工程6:3,5−ジクロロピリジン(796mg、5.38mmol)のTHF(9.0mL)溶液にリチウムジイソプロピルアミド(2.0Mのヘプタン/THF/エチルベンゼン、3.41mL、6.82mmol)を−78℃で滴下した。この温度で1時間撹拌した後、(R)−5,5−ジメチルテトラヒドロ−3H−ピロロ[1,2−c][1,2,3]オキサチアゾール=1,1−ジオキシド(686mg、3.59mmol)のTHF(9.0mL)溶液を−78℃で滴下して、この混合物を3時間かけて室温まで戻し、室温で4時間撹拌した。溶媒を蒸発させた後、得られたベージュ色の発泡体を一晩、高温(80℃)の2NのHCl(8mL)及びEtOH(8mL)で処理した。反応混合物を(回転蒸発器で)減圧濃縮して、この混合物を氷で処理し、5NのNaOH(8mL)で塩基性にし、EtOAc(2×75mL)で抽出した。有機抽出物を乾燥して、蒸発させ、ISCO Combiflash(商標)RF(25gのhomson SingleStepカラム、DCM中の勾配が0〜10%のMeOHを用いて)でクロマトグラフィーにより精製して、橙色の油状物質として(R)−3,5−ジクロロ−4−((4,4−ジメチルピロリジン−2−イル)メチル)ピリジンを得た(748mg、2.89mmol、収率:80%)。MS(ESI) 259.1, 261.0 [M + H]+。
工程7:1−((1r,4r)−4−(エトキシカルボニル)−4−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(445mg、1.28mmol)をDCM(8mL)及び3滴のDMFで処理して、氷槽で0℃まで冷却し、塩化オキサリル(0.16mL、1.82mmol)をゆっくり滴下して処理した。反応混合物を氷槽から取り出して、1.5時間室温で撹拌した。揮発分を(回転蒸発器で)減圧除去して、粗生成物の酸塩化物をDCM(10mL)で処理し、氷槽で冷却して、(R)−3,5−ジクロロ−4−((4,4−ジメチルピロリジン−2−イル)メチル)ピリジン(315mg、1.22mmol)(DCM(5mL)溶液)、次いでDIPEA(0.64mL、3.65mmol)をゆっくり滴下して処理した。この溶液を氷槽から取り出して、室温に戻し、1時間撹拌した。溶媒を蒸発させて、粗生成物をシリカゲルプラグに吸収させて、ISCO Combiflash(商標)RF(40gのThomson SingleStepカラム、ヘプタン中の勾配が0〜40%のEtOAcを用いて)でクロマトグラフィーにより精製し、真空オーブン中40℃で48時間かけて乾燥して、淡黄色の非晶質固体として4−(4−((R)−2−((3,5−ジクロロピリジン−4−イル)メチル)−4,4−ジメチルピロリジン−1−カルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1R,4r)−エチルを得た(489mg、0.83mmol、収率:68% )。MS(ESI) 589.3/591.2 [M + H]+。
工程8:4−(4−((R)−2−((3,5−ジクロロピリジン−4−イル)メチル)−4,4−ジメチルピロリジン−1−カルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1R,4r)−エチル(464mg、0.787mmol)、THF(3.9mL)及びMeOH(3.9mL)の混合物に、水酸化リチウム一水和物(1.0Mの水溶液、3.9mL、3.94mmol)を添加した。この混合物を室温で一晩(16時間)撹拌した。有機物を(回転蒸発器で)減圧除去して、水溶液を1NのHClで酸性にしたところ、沈殿物が形成された。この混合物をEtOAc(2×40mL)で抽出した。合わせた抽出物を塩水で洗浄して、無水MgSO4で脱水し、濾過して、濃縮した。粗生成物をシリカゲルプラグに吸収させて、ISCO Combiflash(商標)RF(40gのThomson SingleStepカラム、DCM中の勾配が0〜8%のMeOHを用いて)でクロマトグラフィーにより精製して、白色の非晶質発泡体として、(1R,4r)−4−(4−((R)−2−((3,5−ジクロロピリジン−4−イル)メチル)−4,4−ジメチルピロリジン−1−カルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸を得た(258mg、0.46mmol、収率:59%)。MS(ESI) 561.0, 563.1 [M + H]+。
[実施例692]
トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−2−オキソエチル)(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
工程1及び工程2:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル
わずかに濁った、1−((1r,4r)−4−(エトキシカルボニル)−4−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(1.0102g、2.90mmol)のDCM(29.0ml)溶液に、塩化オキサリル(0.307ml、3.63mmol)、次いでDMF(1滴)を添加して、この淡黄色のわずかに濁った反応混合物を室温で撹拌した。3時間後、混合物を真空濃縮して、淡黄色のシロップとしてトランス−4−(4−(クロロカルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチルを得た。残留物に、N−(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)−3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパン−1−アミン(1.292g、2.90mmol)のTHF(29.0ml)溶液、次いでDIPEA(2.021ml、11.60mmol)を添加して、この混合物を室温で撹拌した。19時間後、LCMS(ESI)により、トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチルが生成されたことが示された:LCMS(ESI) m/z 775.1(M+H)+。
反応混合物に1.0MのTBAFのTHF(11.60ml、11.60mmol)溶液を添加して、混合物を室温で撹拌した。30分後、LCMS(ESI)により、反応が完了したことが示された。反応混合物を水(100mL)及び塩水(100mL)で希釈した。反応混合物をEtOAc(2×100mL)で抽出した。有機抽出物を飽和NaCl(1×100mL)で洗浄して、Na2SO4で脱水した。この溶液を濾過して、真空濃縮し、淡黄色のシロップとして粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルプラグに吸収させて、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより、ヘプタン中の勾配が0%〜50%のEtOAcで溶出して、白色のゴム状固体としてトランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチルを得た(1.6938g、2.56mmol、収率:88% )。1H NMR(400 MHz, DMSO-d6) δ 8.46-8.63(2H, m), 7.71-7.83(1H, m), 6.11(1H, d, J=4.1 Hz), 5.19-5.33(1H, m), 4.27(1H, t, J=11.0 Hz), 4.09(2H, q, J=7.2 Hz), 3.39-3.97(4H, m), 2.02-2.19(2H, m), 1.66-1.97(6H, m), 1.14-1.30(12H, m); NMRではジアステレオマー及び回転異性体によるいくつかのピーク群が示された。LCMS(ESI) m/z 661.1(M+H)+。
工程3:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル
トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(1.6826g、2.54mmol)のDCM(25.4ml)透明溶液に、デス−マーチンペルヨージナン(1.618g、3.82mmol)を添加した。この白く濁った混合物を室温で撹拌した。1時間後、この混合物をNa2S2O3飽和水溶液(50mL)及びNaHCO3飽和水溶液(50mL)で反応停止させた。反応混合物をDCM(2×100mL)で抽出した。有機抽出物をNa2SO4で脱水した。この溶液を濾過して、真空濃縮し、白色固体として粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲルプラグに吸収させて、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによりヘプタン中の勾配が0%〜30%のEtOAcで溶出して精製して、白色のゴム状固体としてトランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチルを得た(1.5825g、2.400mmol、収率:94%)。1H NMR(400 MHz, CDCl3)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 8.45-8.64(2H, m), 7.51-7.78(1H, m), 4.52(2H, s), 4.09-4.30(3H, m), 3.70(2H, br. s.), 2.12-2.32(2H, m), 1.79-2.00(6H, m), 1.02-1.46(12H, m),; LCMS(ESI) m/z 659.0(M+H)+。
工程4:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−2−オキソエチル)(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(1.5739g、2.387mmol)とTHF(9.55ml)、EtOH(9.55ml)、及び水(4.77ml)の透明な混合物に、2MのLiOHの水(11.93ml、23.87mmol)溶液を添加した。2MのLiOH溶液を添加すると、この白色の異種混合物は黄色の濁った混合物になった。黄色の濁った混合物を撹拌して、60℃で加熱した。15時間後、反応混合物を真空濃縮して、THF及びEtOHを除去した。得られた水溶液を水(30mL)で希釈した。1NのHClで溶液のpHを約3.0に調整して、得られた沈殿物を真空濾過により回収し、水で洗浄し、一晩凍結乾燥機で冷凍乾燥して、白色固体として実施例692を得た(1.3955g、2.210mmol、93% 収率)。1H NMR(400 MHz, DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 12.27(1H, br. s.), 8.58-8.83(2H, m), 7.75-8.02(1H, m), 4.68-5.43(2H, m), 4.26(1H, t, J=11.0 Hz), 3.46-3.90(2H, m), 1.97-2.17(2H, m), 1.69-1.92(6H, m), 1.00-1.39(9H, m); LCMS(ESI) m/z 631.0(M+H)+。
[実施例713]
(1r,4r)−4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−オキソエチル)((5−フルオロスピロ[2.3]ヘキサン−5−イル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)(3,5−ジフルオロベンジル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル
1−((1r,4r)−4−(エトキシカルボニル)−4−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(3.48g、9.99mmol)をDCM(30ml)に溶解して、塩化チオニル(0.875ml、11.99mmol)を添加し、続いてDMFを1滴添加した。反応物を2.5時間還流した。溶媒を真空除去して、残留物を一晩冷凍庫に置いた。固化した材料を1時間真空乾燥して、4−(4−(クロロカルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1s,4s)−エチルを得た。2−(2,6−ジクロロフェニル)−N−((5−フルオロスピロ[2.3]ヘキサン−5−イル)メチル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(150mg、0.347mmol)を2mlのDCMに溶解して、2mlのDCMに溶解した4−(4−(クロロカルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1s,4s)−エチル(127mg、0.347mmol)、次いでトリエチルアミン(242μl、1.734mmol)を添加した。この溶液を1時間撹拌して、濃縮し、粗生成物4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)((5−フルオロスピロ[2.3]ヘキサン−5−イル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1r,4r)−エチルを得た(265mg、0.347mmol、収率:100%)。
工程2:4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)((5−フルオロスピロ[2.3]ヘキサン−5−イル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1r,4r)−エチル
4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)((5−フルオロスピロ[2.3]ヘキサン−5−イル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1r,4r)−エチル(265mg、0.347mmol)のTHF(2ml)撹拌溶液に、TBAF(695μl、0.695mmol)を添加して、この混合物を1時間撹拌した。反応混合物をNH4Cl飽和水溶液で反応停止させ、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を水及び塩水で洗浄して、無水Na2SO4で脱水し、減圧濃縮して、粗生成物4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)((5−フルオロスピロ[2.3]ヘキサン−5−イル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1r,4r)−エチルを得た(225mg、0.347mmol、収率:100%)。MS m/z =648 [M+H]+。
工程3:4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−オキソエチル)((5−フルオロスピロ[2.3]ヘキサン−5−イル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1r,4r)−エチル
4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)((5−フルオロスピロ[2.3]ヘキサン−5−イル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1r,4r)−エチル(225mg、0.347mmol)を10mlのDCMに溶解して、デス−マーチンペルイオダン(184mg、0.434mmol)を添加した。この溶液を1時間撹拌した。この溶液を5%のNa2S2O3で反応停止させ、NaHCO3飽和溶液で洗浄し、Na2SO4で脱水して、濃縮した。生成物を、ヘプタン中0〜100%のEtOAcを用いてシリカゲルカラムクロマトグラフィー(40gのカラム)により精製して、4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−オキソエチル)((5−フルオロスピロ[2.3]ヘキサン−5−イル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1r,4r)−エチルを得た(140mg、0.217mmol、収率:62.4%)。MS m/z =646 [M+H]+。
工程4:(1r,4r)−4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−オキソエチル)((5−フルオロスピロ[2.3]ヘキサン−5−イル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−オキソエチル)((5−フルオロスピロ[2.3]ヘキサン−5−イル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1r,4r)−エチル(140mg、0.217mmol)及び水酸化リチウム(100mg、4.18mmol)を5mlのMeOH、5mlのTHF、及び2mlの水と混合した。この溶液を50℃で3時間加熱した。この溶液を6NのHClで酸性にして、水で希釈した。生成物をEtOAcで抽出して、Na2SO4で脱水し、濾過して、濃縮して、(1r,4r)−4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−オキソエチル)((5−フルオロスピロ[2.3]ヘキサン−5−イル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸を得た(115mg、0.186mmol、収率:86%)。1H NMR(400 MHz, CD3OD、回転異性体の混合物)δ 7.88(s, 0.2H) 7.66(s, 0.8H) 7.40-7.50(m, 3H) 4.11(m, 3H) 2.43-2.61(m, 2H) 2.15-2.32(m, 3H) 1.81-2.05(m, 7H) 1.17-1.43(m, 5H) 0.42 - 0.70(m, 4H) LC/MS(ESI+) m/z = 618(M+H)+。
[実施例716]
トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−2−オキソエチル)((1−メチルシクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)((1−メチルシクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル
この化合物を、実施例1の工程1に記載の手順と同様の手順で、クロマトグラフィーで精製せずに調製した。LCMS(ESI) m/z 735.8(M+H)+。
工程2:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)((1−メチルシクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル
この化合物を、実施例1の工程2に記載の手順と同様の手順で、クロマトグラフィーで精製せずに調製した。LCMS(ESI) m/z 623.9(M+H)+。
工程3:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−2−オキソエチル)((1−メチルシクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル
この化合物を実施例1工程3に記載の手順と同様の手順で調製した。1H NMR(500 MHz, CDCl3)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 7.65及び7.58(2xs, 1H), 7.16及び7.15(2xs, 1H), 7.09及び7.08(2xs, 1H), 4.98(s, 1H), 4.60(s, 1H), 4.22-4.33(m, 1H), 4.15-4.22(m, 2H), 3.36(s, 1H), 2.15-2.31(m, 2H), 1.84-1.99(m, 6H), 1.39及び1.37(2xs, 3H), 1.30(td, J=7.09, 2.32 Hz, 3H), 1.12及び0.98(2xs, 3H), 0.48-0.56(m, 1H), 0.34-0.43(m, 3H); LCMS(ESI) m/z 619.8(M+H)+。
工程4:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−4−フルオロフェニル)−2−オキソエチル)((1−メチルシクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
この化合物を、実施例1の工程4に記載の手順と同様の手順により白色固体として得た。1H NMR(500 MHz, DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 12.29(s, 1H), 7.52-7.82(m, 3H), 5.17及び4.87(2xs, 1H), 4.69(s, 1H), 4.18-4.32(m, 1H), 3.52及び3.38(2xs, 1H), 3.32及び3.22(2xs, 1H), 2.00-2.16(m, 2H), 1.73-1.91(m, 6H), 1.24及び1.08(2xs, 3H), 1.05及び0.91(2xs, 3H), 0.44-0.57(m, 1H), 0.23-0.38(m, 3H); LCMS(ESI) m/z 592.1(M+H)+。
[実施例729]
工程1:4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−((トリメチルシリル)オキシ)エチル)((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1r,4r)−エチル
2−(2,6−ジクロロフェニル)−N−((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)−2−((トリメチルシリル)オキシ)エタンアミン(0.15g、0.375mmol)のDCM(3mL)溶液に、4−(4−(クロロカルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(0.137g、0.375mmol)、続いてトリエチルアミン(0.104mL、0.749mmol)を添加して、周囲温度で15分間撹拌した。反応混合物を25gのカラム(MPLC)に充填して、Hex:EtOAc(0〜50%)で溶出し、透明な油状物質として4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−((トリメチルシリル)オキシ)エチル)((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1r,4r)−エチルを得た(0.177g、0.242mmol、65%)。
工程2:4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1r,4r)−エチル
4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−((トリメチルシリル)オキシ)エチル)((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1r,4r)−エチル(0.177g、0.242mmol)の2−MeTHF(0.808ml)溶液に、フッ化テトラ−n−ブチルアンモニウム(0.291ml、0.291mmol)を添加した。この混合物を周囲温度で1時間撹拌した。反応混合物をNH4Cl飽和水溶液(1mL)で反応停止させ、EtOAc(50mL)及び水(20mL)で希釈した。有機層を減圧濃縮して、黄みがかった白色の固体として4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1r,4r)−エチルを得た。これをDCM(3mL)に溶解して、デス−マーチンペルヨージナン(0.134g、0.315mmol)を添加し、反応混合物を周囲温度で16時間撹拌した。これにNa2S2O3(5mL)、次いで飽和NaHCO3(2mL)及びDCM(20mL)を添加して、15分間撹拌した。有機層を相分離器に通して、濃縮した。粗生成物混合物をMPLC(25gのカラム)によりHex:EtOAc(10〜40%)で溶出して精製し、非晶質の白色固体として4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−オキソエチル)((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1r,4r)−エチルを得た(0.13g、82%)。
工程3:(1r,4r)−4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−オキソエチル)((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−オキソエチル)((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1r,4r)−エチル(0.13g、0.198mmol)の2−MeTHF(0.660ml)、MeOH(0.660ml)、及び水(0.660ml)の溶液に、水酸化リチウム(0.047g、1.980mmol)を添加して、40℃で1時間撹拌した。反応混合物を2NのHClで酸性にしてpH2とし、EtOAc(2×30mL)で抽出した。有機層を無水Na2SO4で脱水して、濾過し、濃縮して、白色の非晶質固体として(1r,4r)−4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−オキソエチル)((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸を得た(0.1g、75%)。1H NMR δ(DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体が同定された。12.22(1H, brs); 9.79(1H, 2xs); 7.69及び7.67(1H, 2xs); 7.55及び7.54(1H, 2xs); 7.46及び7.44(1H, 2xs); 5.19(1H, m); 4.30-4.20(2H, m); 3.78(2H, m); 2.28-2.20(2H, m); 2.18-1.98(3H, m); 1.88-1.47(8H, m); 1.24及び1.23(3H, 2xs) LCMS(ESI): 628.0(M+H)+。
[実施例759]
トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−オキソエチル)((1−メチルシクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
工程1:4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)((1−メチルシクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸トランス−エチル
1−(トランス−4−(エトキシカルボニル)−4−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(2.88g、8.27mmol)のDCM溶液に、塩化チオニル(0.663ml、9.10mmol)を添加し、次いで1滴のDMFを添加した。このフラスコを還流濃縮器に取り付けて、混合物を40℃で4時間撹拌し、室温で一晩撹拌した。溶媒を真空除去して、残留物を真空乾燥し、4−(4−(クロロカルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸トランス−エチルを得た(2.87g、収率:95%)。これをさらに精製せずに用いた。2−(2,6−ジクロロフェニル)−N−((1−メチルシクロプロピル)メチル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(95mg、0.245mmol)のDCM(1.2ml)溶液に、DIPEA(85μl、0.489mmol)及び4−(4−(クロロカルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸トランス−エチル(90mg、0.245mmol)を添加した。45分後、TBAF(1MのTHF溶液)(905μl、0.905mmol)を添加した。2時間後、反応混合物に1MのHCl水溶液を添加した。有機層を分離して、水性層をDCMで抽出した。合わせた有機層をNaHCO3飽和水溶液で洗浄して、Na2SO4で脱水して、濃縮し、粗生成物4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)((1−メチルシクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸トランス−エチルを得た(206mg)。これを精製せずに次の工程で用いた。
工程2:4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−オキソエチル)((1−メチルシクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸トランス−エチル
4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)((1−メチルシクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸トランス−エチル(206mg、0.341mmol)のDCM(3.5ml)溶液に、デス−マーチンペルヨージナン(217mg、0.511mmol)を添加した。40分後、1MのNa2S2O3水溶液及びNaHCO3飽和水溶液を添加した。この混合物を1時間撹拌して、有機層を分離し、水性層をDCMで抽出した。合わせた有機層を濃縮した。残留物を分取TLCにより30%のEtOAc/ヘキサンで溶出して、4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−オキソエチル)((1−メチルシクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸トランス−エチルを得た(100mg、0.166mmol、収率:48.7%)
[工程3:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−オキソエチル)((1−メチルシクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−オキソエチル)((1−メチルシクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸トランス−エチル(100mg、0.166mmol)とMeOH(1.5mL)、THF(1.5mL)、及び水(1mL)の混合物に、水酸化リチウム一水和物(69mg、1.66mmol)を添加した。この混合物を50℃で90分間加熱した。MeOH及びTHFの大部分を真空除去した。1MのHCl水溶液でこの混合物をpH1にした。混合物を15分間撹拌して、析出した固体を濾過し、水で洗浄して、真空乾燥し、トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−オキソエチル)((1−メチルシクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸を得た(82mg、0.143mmol、収率:86%)。1H NMR(400 MHz, DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体及びケト−エノール互変異性体の混合物が同定された。δ 12.24(br. s, 1H), 9.59(s, 0.2H), 7.80(s, 0.2H), 7.73(s, 0.55H), 7.72(s, 0.25H), 7.32-7.63(m, 3H), 5.15(s, 0.2H), 4.88(br. s, 0.5H), 4.70(br. s, 1.1H), 4.15-4.35(m, 1H), 3.52(s, 0.4H), 3.32(s, 1.1H), 3.22(s, 0.5H), 1.99-2.16(m, 2H), 1.70-1.93(m, 6H), 1.21-1.28(m, 3H), 0.88-1.11(m, 3H), 0.45-0.58(m, 2H), 0.23-0.35(m, 2H).LCMS(APCI): 574.3(M+H)+。
[実施例760]
トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−オキソエチル)((1−メチルシクロブチル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)((1−メチルシクロブチル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル
この化合物を、実施例1の工程1に記載の手順と同様の手順で、クロマトグラフィーで精製せずに調製した。
工程2:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)((1−メチルシクロブチル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル
この化合物を、実施例1の工程2に記載の手順と同様の手順で、クロマトグラフィーで精製せずに調製した。LCMS(ESI) m/z 618.3(M+H)+。
[工程3:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−オキソエチル)((1−メチルシクロブチル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル
この化合物を実施例1の工程3に記載の手順と同様の手順で調製した。1H NMR(500 MHz, DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 7.44-7.77(m, 4H), 4.63(2xs, 2H), 4.26(m, 1H), 4.09(q, J=7.13 Hz, 2H), 3.48(br. s., 2H), 1.98-2.13(m, 4H), 1.82-1.96(m, 3H), 1.74-1.82(m, 5H), 1.58-1.67(m, 2H), 1.14-1.28(m, 9H); LCMS(ESI) m/z 616.3(M+H)+。
工程4:トランス−4−(4−((2−(2,6−ジクロロフェニル)−2−オキソエチル)((1−メチルシクロブチル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
この化合物を、実施例1の工程4に記載の手順と同様の手順で白色固体として得た。1H NMR(500 MHz, DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 12.18(br. s., 1H), 9.58(d, J=1.10 Hz, 1H), 7.66(s, 1 H), 7.27-7.48(m, 3H), 5.05(d, J=1.22 Hz, 1H), 4.09-4.22(m, 1H), 3.55-3.61(m, 1H), 1.91-2.05(m, 4H), 1.67-1.85(m, 8H), 1.44-1.61(m, 2H), 1.16(s, 3H), 1.10(s, 3H); LCMS(ESI) m/z 588.3(M+H)+。
[実施例785]
(1S,4S)−4−(4−((2−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−2−オキソエチル)(2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2,2−ジメチルシクロヘキサンカルボン酸
工程1:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−2−オキソエチル)(2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2,2−ジメチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(ラセミ体混合物)
塩化オキサリル(64μL、0.72mmol)及びDMF(1滴)を順次、トランス−1−(4−(エトキシカルボニル)−3,3−ジメチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(0.20g、0.55mmol、ラセミ体混合物)及びDCM(5.5mL)の撹拌溶液に添加した。
2時間撹拌した後、反応混合物を減圧濃縮した。残留物をTHF(4.5mL)に溶解して、N−(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)−2,2−ジメチルプロパン−1−アミン(0.22g、0.55mmol)のTHF(1.0mL)溶液を添加し、次いでDIPEA(0.29mL、1.7mmol)を添加した。30分間撹拌した後、TBAF(1.7mLの1.0MのTHF溶液、1.7mmol)を添加した。1時間撹拌した後、反応混合物をEtOAc及びNaHCO3飽和水溶液で分配した。各層を分離して、有機物をNaHCO3飽和水溶液(2×)及び塩水で順次洗浄して、(Na2SO4)脱水し、濾過して、濾液を減圧濃縮した。残留物をDCM(5.5mL)に溶解して、得られた溶液をデス−マーチンペルヨージナン(0.26g、0.60mmol)で処理した。10分間撹拌した後、反応混合物減圧濃縮し、残留物をTHF及びEtOAc(1:1(vol/vol))とNaHCO3飽和水溶液で分配した。各層を分離して、有機物をNaHCO3飽和水溶液及び塩水で順次洗浄して、(Na2SO4)脱水し、濾過して、濾液を減圧濃縮した。残留物をDCMに溶解して、シリカゲル(1.0g)をこの溶液に添加し、揮発分を減圧除去した。残留物にシリカゲル(勾配溶離;9:1〜4:1のヘキサン−EtOAc)でフラッシュクロマトグラフィーを行って、無色の固体としてトランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−2−オキソエチル)(2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2,2−ジメチルシクロヘキサンカルボン酸エチルを得た(0.27g、全体の収率:80%;ラセミ体混合物)。
工程2:(1S,4S)−4−(4−((2−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−2−オキソエチル)(2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2,2−ジメチルシクロヘキサンカルボン酸エチル
トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−2−オキソエチル)(2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2,2−ジメチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(0.22g、工程1から供給;ラセミ体混合物)を分取高速液体クロマトグラフィー(ペンシルベニア州ウエストチェスター、キラルテクノロジーズ社より入手したCHIRALPAK(商標)AD-Hカラム(250mm×30mm、5μmのカラム)でヘプタン/EtOH(90:10(v/v))の混合物を用いて流量50mL/分で溶出した)により分解して、鏡像体過剰率97%超で2種類の生成物を得た。
ピーク1:無色の固体として(1R,4R)−4−(4−((2−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−2−オキソエチル)(2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2,2−ジメチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(0.10g)。
ピーク2:無色の固体として(1S,4S)−4−(4−((2−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−2−オキソエチル)(2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2,2−ジメチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(0.098g)。
工程3:(1S,4S)−4−(4−((2−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−2−オキソエチル)(2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2,2−ジメチルシクロヘキサンカルボン酸
NaOH(1.6mLの1.0Mの水溶液、1.6mmol)を、エチル(1S,4S)−4−(4−((2−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−2−オキソエチル)(2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2,2−ジメチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(0.098g、0.16mmol、工程2から供給)、THF(1.6mL)、及びEtOH(1.6mL)の撹拌溶液に添加して、反応混合物を60℃で加熱した。40時間撹拌した後、反応混合物を室温まで冷却して、減圧濃縮した。残留物を水(10mL)で溶解して、濃塩酸(10滴)をこの溶液に添加した。得られた異種混合物を濾過して、濾過固形物(cake)を水で洗浄して、Et2Oに溶解した。この溶液を濾過して、濾液を減圧濃縮した。残留物をDCMに溶解して、この溶液を濾過し、濾液を減圧濃縮して、無色の固体として(1S,4S)−4−(4−((2−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−2−オキソエチル)(2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2,2−ジメチルシクロヘキサンカルボン酸を得た(0.082g、収率:88%)。
1H NMR(400 MHz, CDCl3)から以下の通り、主要な回転異性体/互変異性体が同定された(カルボン酸のプロトンは観察されず)。δ 8.50(s, 2H), 7.55(s, 1H), 4.61-4.35(m, 3H), 3.70-3.16(m, 2H), 2.47-2.31(m, 1H), 2.16-1.86(m, 5H), 1.81-1.57(m, 1H), 1.17(br. s., 3H), 1.10(br. s., 3H), 1.01(br. s., 9H); LCMS(ESI): 591.0(M+H)+。
[実施例754]: 実施例785の工程1で得たラセミ体エチルエステルから調製した。
[実施例784]: 実施例785の工程2で得た(1R,4R)−エチルエステルから調製した。
[実施例807]:実施例754と同様に調製した。
[実施例791]
(トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−2−オキソエチル)(2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキシル)酢酸
工程1及び工程2:2−((1r,4r)−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキシル)アセタート
実施例1と同様に工程1及び工程2を行って、2−((1r,4r)−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキシル)酢酸エチルを得た。
工程3:2−((1r,4r)−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキシル)酢酸エチル
2−((1r,4r)−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキシル)酢酸エチル(134.7mg、0.217mmol)のDCM(2mL)溶液に、デス−マーチンペルヨージナン(129mg、0.303mmol)を添加した。得られた混合物を周囲温度で30分間撹拌した。反応混合物をNaHCO3(5mL、飽和水溶液)及びNa2S2O3(5mL、飽和水溶液)で反応停止させ、CH2Cl2(2×15mL)で抽出した。合わせた有機層を水(10mL)、塩水(10mL)で洗浄して、無水Na2SO4で脱水し、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(24gの金、0%〜50%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、純粋な白色固体を2−((1r,4r)−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキシル)酢酸エチルとして得た(85.5mg、0.138mmol、収率:63.7%)。LCMS = 618(M+H)+。
工程4:(トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−2−オキソエチル)(2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキシル)酢酸
2−((1r,4r)−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキシル)酢酸エチル(85.5mg、0.138mmol)のTHF(2mL)/EtOH(0.500mL)溶液に、1MのLiOH水溶液(0.552mL、0.552mmol)を添加した。反応混合物を周囲温度で一晩撹拌した。溶媒を部分的に除去した。水溶液を酸性にして、pH2とした。得られた沈殿物を濾過して、水で洗浄して、外気中で乾燥して、純粋な白色固体2−((1r,4r)−4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキシル)酢酸(82mg、0.139mmol、収率:100%)を互変異性体の混合物として得た。1H NMR(500 MHz, DMSO-d6) δ 0.90-1.01(m, 9H) 1.05-1.14(m, 3H) 1.46-1.59(m, 2H) 1.61-1.83(m, 4H) 2.00-2.21(m, 2H) 3.49(s, 2H) 4.05-4.23(m, 1H) 5.34(s, 1H) 7.75(s, 1H) 8.62(s, 2H) 9.88(s, 1H).LCMS = 590.0(M+H)+。
[実施例795]
トランス−4−(4−(((2S,4S)−2−((3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)カルボニル)−4−フェノキシ−1−ピロリジニル)カルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
この化合物を、実施例822にしたがって(2S,4S)−Boc−4−フェノキシ−ピロリジン−2−カルボン酸(ケムインペックス・インターナショナル社、イリノイ州ウッドデール、2.07g、6.74mmol)を用いて調製した。このエピマー混合物を以下の条件で分取SFCにより分離した。工程1:分取SFC:OX−H(5μm、21mm×25cm)、有機変性剤:15%のMeOH。F=70ml/分、T=40℃、BPR=100bar、220nm。P=151bar。試料全量(605mg)をMeOH(10mL)に溶解した。約60mg/ml。0.5ml注入した。
工程2:分取SFC:リサイクルピーク2。OX−H(5μm、21mm×25cm)、有機変性剤:25%のMeOH。F=70ml/分、T=40℃、BPR=100bar、220nm.P=165bar。試料全量をMeOH(10mL)に溶解し、約60mg/ml)、1.0mL注入した。
工程3:分取SFC:リサイクルピーク1の回収。OX−H(5μm、21mm×25cm)
有機変性剤:25%のMeOH。F=70ml/分、T=40℃、BPR=100bar、220nm。P=165bar。試料全量をMeOH(10mL)に溶解して、1.0ml注入した。MS(ESI) 639.0, 641.0 [M + H]+。注記:このエピマーは上記の分離条件での第2の溶出ピークであった。
[実施例796]
トランス−4−(4−(((2R,4S)−2−((3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)カルボニル)−4−フェノキシ−1−ピロリジニル)カルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
分取超臨界流体クロマトグラフィーにより実施例712の(ピロリジンのC2位置での)エピマーの混合物を分離して、標記の化合物を淡黄色の非晶質固体として単離した(107mg、0.17mmol、収率:11%)。MS(ESI) 639.0, 641.0 [M + H]+.注記:このエピマーは、上記実施例795に記載の分離条件での第3の溶出ピークであった。
[実施例797]
トランス−4−(4−(((2S,4R)−2−((3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)カルボニル)−4−フェノキシ−1−ピロリジニル)カルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
分取超臨界流体クロマトグラフィーにより実施例795の(ピロリジンのC2位置での)エピマーの混合物を分離して、標記の化合物を淡黄色の非晶質固体として単離した(6.7mg、10.48μmol、収率:0.7%)。MS(ESI) 639.0, 641.0 [M + H]+.注記:このエピマーは、上記実施例795に記載の分離条件での第1の溶出ピークであった。
[実施例798]
(1r,4r)−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−オキソエチル)((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
工程1:4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1r,4r)−エチル
1−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−(((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)アミノ)エタノール(116mg、0.335mmol)及び4−(4−(クロロカルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1r,4r)−エチル(147mg、0.402mmol)のDCM(2.3mL)溶液にDIPEA(117μl、0.670mmol)を添加した。反応混合物を室温で撹拌した。1.5時間後、反応混合物をNaHCO3飽和水溶液で反応停止させ、DCMで抽出した。合わせた有機層を水、塩水で洗浄して、無水Na2SO4で脱水し、減圧濃縮して淡黄色の油状物質を得た。この粗生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶離液:10%〜70%のEtOAc/ヘプタン)により精製して、白色固体として4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1r,4r)−エチルを得た(150mg、0.222mmol、収率:66.2%)。LCMS: 675.9(M+H)+。
工程2:4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−オキソエチル)((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1r,4r)−エチル
4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1r,4r)−エチル(150mg、0.222mmol)、TEMPO(3.46mg、0.022mmol)、DCM(2.2mL)及び1MのNaHCO3水溶液(554μl、0.554mmol)の混合物を0℃で撹拌した。そこへ5.65〜6%の次亜塩素酸ナトリウム(1.5ml、1.1mmol)をゆっくり添加した。1時間後、反応をNa2S2O3飽和水溶液により0℃で停止し、DCM(10mL)で抽出した。有機層を無水MgSO4で脱水して、減圧濃縮し、無色の残留物を得た。この粗生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶離液:0%〜40%のEtOAc/ヘプタン)により精製して、白色固体として4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−オキソエチル)((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1r,4r)−エチルを得た(113mg、0.168mmol、収率:76%)。1H NMR(400 MHz, CDCl3) δ 7.54(s, 1H), 7.25-7.30(m, 1H), 7.15-7.21(m, 1H), 4.57(s, 2H), 4.12-4.20(m, 3H), 3.86及び3.75(2H, 2xs,), 2.12-2.29(m, 2H), 1.81-1.97(m, 6H), 1.34-1.39(m, 3H), 1.25-1.31(m, 3H), 1.07(d, J=6.4 Hz, 4H); LCMS: 674.1 [M+H]+。
工程3:(1r,4r)−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−オキソエチル)((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−オキソエチル)((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1r,4r)−エチル(113mg、0.168mmol)とMeOH(0.4mL)及びTHF(0.4mL)(1:1の比)の混合物に、2NのNaOH(0.42μl、0.838mmol)水溶液を添加した。反応混合物を2時間50℃まで加熱した。反応混合物を濃縮して、0℃まで冷却し、1NのHCl水溶液で酸性にした。白色固体を回収して、水で洗浄して、減圧乾燥して、(1r,4r)−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−オキソエチル)((1−(トリフルオロメチル)シクロプロピル)メチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸を得た(86mg、0.133mmol、収率:79%)。1H NMR(400 MHz, DMSO-d6) δ 12.26(br. s., 1H), 7.68(s, 1H), 7.62(d, J=6.5 Hz, 2H), 4.88及び4.71(2H, 2xs), 4.27(m, 1H), 3.77及び3.67(2H, 2xm), 1.98-2.16(m, 2H), 1.69-1.90(m, 6H), 1.20-1.27(m, 3H), 1.01(br. s., 4H); LCMS: 645.9 [M+H]+。
[実施例813]
(1S,2S,4S)−4−(4−((2−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−2−オキソエチル)(2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸
工程1及び工程2:4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2S,4S)−エチルとその(1R,2R,4R)−異性体
淡黄色で透明な、1−((1S,3S,4S)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸とその(1R,3R,4R)−異性体(0.3128g、0.898mmol)のDCM(8.98ml)溶液に、塩化オキサリル(0.095ml、1.123mmol)を添加し、次いでDMF(1滴)を添加した。この淡黄色の透明な反応混合物を室温で撹拌した。2時間後、混合物を真空濃縮して、褐色のシロップ状固体として(4−(4−(クロロカルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2S,4S)−エチルとその(1R,2R,4R)−異性体を得た。残留物に、N−(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)−2,2−ジメチルプロパン−1−アミン(0.352g、0.898mmol)のTHF(8.98ml)溶液、次いでDIPEA(0.626ml、3.59mmol)を添加した。この褐色の異種混合物を室温で撹拌した。3時間後、LCMS(ESI)により、中間体として4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2S,4S)−エチルとその(1R,2R,4R)−異性体が形成されたことが分かった。LCMS(ESI) m/z 721.1(M+H)+。
反応混合物に、1.0MのTBAFのTHF溶液(3.59ml、3.59mmol)を添加した。1時間後、反応混合物を水(30mL)及び塩水(30mL)で希釈した。反応混合物をEtOAc(2×50mL)で抽出した。有機抽出物を飽和NaCl(1×100mL)で洗浄して、Na2SO4で脱水した。この溶液を濾過して、真空濃縮して、橙色のシロップとして粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲルプラグに吸収させて、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによりヘキサン中の勾配が0%〜50%のEtOAcで溶出して、黄みがかった白色のシロップ状固体として4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2S,4S)−エチルとその(1R,2R,4R)−異性体を得た(0.4742g、0.781mmol、収率:87%)。1H NMR(300 MHz, DMSO-d6) δ 8.44-8.63(2H, m), 7.57-7.71(1H, m), 6.01(1H, d, J=4.4 Hz), 5.28(1H, dt, J=9.0, 4.5 Hz), 4.32(1H, d, J=7.2 Hz), 4.11(2H, q, J=7.1 Hz), 3.85(1H, dd, J=14.6, 9.2 Hz), 3.53(2H, d, J=13.0 Hz), 3.32-3.41(1H, m), 1.49-2.16(8H, m), 1.21(3H, t, J=7.1 Hz), 0.63-0.98(12H, m),(いくつかのピーク集合はジアステレオマー及び回転異性体によるものである);LCMS(ESI) m/z 607.1(M+H)+。
工程3: 4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2S,4S)−エチル
淡黄色の透明な、4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2S,4S)−エチルと(1R,2R,4R)−異性体(0.4702g、0.774mmol)のDCM(12.90ml)溶液に、デス−マーチンペルヨージナン(0.492g、1.161mmol)を添加した。この白色の濁った混合物を室温で撹拌した。2時間後、混合物をNaHCO3飽和水溶液(30mL)及びNa2S2O3飽和水溶液(30mL)で反応停止させた。反応混合物をDCM(2×50mL)で抽出した。有機抽出物をNa2SO4で脱水した。この溶液を濾過して、真空濃縮して、無色のシロップとして粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲルプラグに吸収させて、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによりヘキサン中の勾配が0%〜50%のEtOAcで溶出して、4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2S,4S)−エチルとその(1R,2R,4R)−異性体を得た(0.437g、0.722mmol、収率:93%)。1H NMR(400 MHz, CDCl3)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 8.46-8.61(2H, m), 7.51-7.74(1H, m), 4.49-4.92(2H, m), 4.25-4.39(1H, m), 4.18(2H, q, J=7.1 Hz), 3.29-3.61(2H, m), 1.63-2.18(8H, m), 1.29(3H, t, J=7.1 Hz), 0.81-1.06(12H, m); LCMS(ESI) m/z 605.0(M+H)+。
ラセミ体混合物をSFCで分離して、2つの留分を得た。
各留分の立体化学を任意に割り当てた。
SFC IAカラムでの第1のピーク:白色固体として4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1R,2R,4R)−エチル(0.1588g、0.262mmol、収率:33.9%):1H NMR(300 MHz, DMSO-d6) δ 8.68-8.87(2H, m), 7.71-7.89(1H, m), 4.65-4.92(2H, m), 4.33(1H, br. s.), 4.10(2H, q, J=7.0 Hz), 3.24-3.30(2H, m), 1.49-2.17(8H, m), 1.20(3H, t, J=7.1 Hz), 0.73-1.00(12H, m)-; LCMS(ESI) m/z 605.0(M+H)+。
SFC IAカラムでの第2のピーク:白色固体として4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2S,4S)−エチル(0.1526g、0.252mmol、収率:32.6%):1H NMR(300 MHz, DMSO-d6) δ 8.70-8.87(2H, m), 7.72-7.89(1H, m), 4.64-4.93(2H, m), 4.34(1H, d, J=5.1 Hz), 4.10(2H, q, J=7.0 Hz), 3.27(2H, br. s.), 1.50-2.18(8H, m), 1.20(3H, t, J=7.1 Hz), 0.72-1.01(12H, m)-; LCMS(ESI) m/z 605.0(M+H)+。
工程4:(1S,2S,4S)−4−(4−((2−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−2−オキソエチル)(2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸
4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2S,4S)−エチル(0.1245g、0.206mmol)のラセミ体混合物と、THF(1.645ml)、EtOH(1.645ml)、及び水(0.822ml)の混合物に、2MのLiOH水(1.028ml、2.056mmol)溶液を添加した。この黄色の同種混合物を撹拌して、60℃で加熱した。17時間後、反応混合物を真空濃縮して、THF及びEtOHを除去した。得られた水溶液を水(10mL)で希釈した。2NのHClで溶液のpHを約3.0に調整して、得られた沈殿物を真空ろ過し、一晩凍結乾燥機で冷凍乾燥して、白色固体として実施例813を得た(0.0939g、0.163mmol、収率:79%)。1H NMR(300 MHz, DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 12.19(1H, br. s.), 8.57-9.91(2H, m), 7.72-7.88(1H, m), 4.65-5.39(2H, m), 4.32(1H, d, J=4.5 Hz), 3.22-3.53(2H, m), 1.46-2.10(8H, m), 0.72-1.03(12H, m); LC-MS(ESI) m/z 577.1(M+H)+。その立体化学を(1S,2S,4S)として任意に割り当てた。
[実施例822]
トランス−4−(4−(((2R,4S)−4−シクロヘキシル−2−((3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)カルボニル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
工程1:(2S,4S)−Boc−4−シクロヘキシル−ピロリジン−2−カルボン酸(ケムインペックス・インターナショナル社、イリノイ州ウッドデール、997mg、3.35mmol)をDCM(25mL)、次いで1,1’−カルボニルジイミダゾール(598mg、3.69mmol)で処理した。この溶液を室温で1.5時間撹拌した後、反応混合物をN,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(360mg、3.69mmol)で処理して、室温で週末の間撹拌した。反応混合物をEtOAc(50mL)で希釈して、NaHCO3の飽和溶液(30mL)及び塩水(30mL)で洗浄して、MgSO4で脱水し、濾過して、濃縮し、透明な無色の粘性のある油状物質として粗生成物4−シクロヘキシル−2−(メトキシ(メチル)カルバモイル)ピロリジン−1−カルボン酸(2S,4S)tert−ブチルを得た(1.14g、3.35mmol、収率:99%)。MS(ESI) 363.2 [M + Na]+.この粗生成物をさらに精製せずに次の工程で用いた。
[工程2:4−シクロヘキシル−2−(メトキシ(メチル)カルバモイル)ピロリジン−1−カルボン酸(2S,4S)tert−ブチル(1.14g、3.35mmol)をTHF(20mL)で処理して、氷槽で0℃まで冷却し、水素化リチウムアルミニウム(1.0MのTHF溶液、3.35mL、3.35mmol)を3分かけてゆっくり滴下して処理した。この溶液を0℃で45分間撹拌した。反応混合物を酒石酸ナトリウムカリウム溶液で反応停止させ、室温で20分間撹拌して、EtOAc(3×50mL)で抽出し、塩水で洗浄して、MgSO4で脱水した。濾過して、濃縮して、透明で、粘性のある油状物質として粗生成物4−シクロヘキシル−2−ホルミルピロリジン−1−カルボン酸(2S,4S)tert−ブチルを得た。MS(ESI) 304.1 [M + Na]+。この粗生成物をさらに精製せずに次の工程で用いた。
工程3:4−シクロヘキシル−2−ホルミルピロリジン−1−カルボン酸(2S,4S)tert−ブチル(943mg、3.35mmol)をTHF(20mL)及びDBU(1.0mL、6.70mmol)で処理して、室温で一晩撹拌した。反応混合物を回転蒸発器で乾燥するまで濃縮し、DCM及びNH4Clの飽和溶液で処理して、抽出し、塩水で洗浄して、MgSO4で脱水した。濾過して、濃縮して、透明で無色の、粘性のある油状物質として粗生成物4−シクロヘキシル−2−ホルミルピロリジン−1−カルボン酸(2S,4S)tert−ブチル及び4−シクロヘキシル−2−ホルミルピロリジン−1−カルボン酸(2R,4S)tert−ブチルの混合物を得た(470mg、1.67mmol、収率:99%)。MS(ESI) 304.1 [M + Na]+。
工程4:リチウムジイソプロピルアミド(2.0Mのヘプタン/THF/エチルベンゼン溶液、3.51mL、7.02mmol)を3,5−ジクロロピリジン(820mg、5.54mmol)のTHF(15mL)溶液に添加して、−78℃で冷却して、この温度で1時間撹拌した。4−シクロヘキシル−2−ホルミルピロリジン−1−カルボン酸(2S,4S)tert−ブチル(1.04g、3.70mmol)及びピロリジンのC2のエピマーのTHF(11mL)溶液を添加して、この溶液を冷却槽から取り出し、室温にして、2時間撹拌した。この溶液を塩化アンモニウム飽和溶液で反応停止させ、水性層をEtOAc(2×50mL)で抽出した。有機層を塩水(30mL)で洗浄して、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過して、濃縮した。この粗生成物をISCO Combiflash(商標)RF(40gのGrace Revelerisカラム、ヘプタン中の勾配が0〜80%のEtOAcを用いて)で精製して、エピマーの混合物として4−シクロヘキシル−2−((S)−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)(ヒドロキシ)メチル)ピロリジン−1−カルボン酸(2S,4S)tert−ブチルを得た(1.20g、2.79mmol、収率:76%)。MS(ESI) 451.1,453.1 [M + Na]+。
工程5:4−シクロヘキシル−2−((S)−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)(ヒドロキシ)メチル)ピロリジン−1−カルボン酸(2S,4S)tert−ブチル(1.20g、2.79mmol)及びピロリジンのC2のエピマーをDCM(10mL)及びTFA(7mL、91mmol)で処理して、室温で1.5時間撹拌した。反応混合物を回転蒸発器で濃縮して、残留した粗生成物をISCO Combiflash(商標)RF(40gのGrace Revelerisカラム、DCM中の勾配が0〜20%の2MのNH3/MeOHを用いて)で精製して、淡褐色の発泡体として2,2,2−トリフルオロ酢酸(S)−((2S,4S)−4−シクロヘキシルピロリジン−2−イル)(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)メタノール(755mg、1.705mmol、収率:61%)をピロリジンのC2のエピマーと共に得た。MS(ESI) 329.0, 331.1 [M + H]+。
工程6:氷槽で冷却しながら、塩化オキサリル(0.22mL、2.55mmol)を1−((1r,4r)−4−(エトキシカルボニル)−4−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(593mg、1.70mmol)のDCM(10.0mL)溶液に添加して、DMFを2滴添加した。この溶液を氷槽から取り出して、室温で1時間撹拌した。反応混合物を回転蒸発器で乾燥するまで濃縮して、残った粗生成物をDCM(10.0mL)で処理して、0℃まで冷却した。撹拌溶液を、2,2,2−トリフルオロ酢酸(S)−((2S,4S)−4−シクロヘキシルピロリジン−2−イル)(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)メタノール(755mg、1.70mmol)及びDIPEA(0.89mL、5.11mmol)のDCM(10mL)溶液で処理して、室温にして、1時間撹拌した。反応混合物を乾燥するまで(回転蒸発器で)減圧濃縮して、残った粗生成物をISCO Combiflash(商標)RF(40gのGrace Revelerisカラム、ヘプタン中の勾配が0〜100%のEtOAcを用いて)で精製して、淡褐色の発泡体として4−(4−((2S,4S)−4−シクロヘキシル−2−((S)−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)(ヒドロキシ)メチル)ピロリジン−1−カルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,4r)−エチル(640mg、0.970mmol、収率:57%)をピロリジンのC2のエピマーと共に得た。MS(ESI) 659.2, 661.1 [M + H]+。
工程7:デス−マーチンペルヨージナン(823mg、1.94mmol)、及び4−(4−((2R,4S)−4−シクロヘキシル−2−((R)−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)(ヒドロキシ)メチル)ピロリジン−1−カルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1R,4r)−エチル(640mg、0.97mmol)とピロリジンのC2のエピマーの混合物をDCM(10mL)で処理して、室温で3時間撹拌した。反応物をNaHCO3の飽和溶液及び固体のメタ重亜硫酸ナトリウムで処理した。反応混合物をDCM(2×75mL)で抽出して、MgSO4で脱水し、濾過して、濃縮し、淡橙色の発泡体の粗生成物を得た。この残留物をISCO Combiflash(商標)RF(25gのGrace Revelerisカラム、ヘプタン中の勾配が0〜70%のEtOAcを用いて)で精製して、淡黄色の発泡体として4−(4−((2R,4S)−4−シクロヘキシル−2−(3,5−ジクロロイソニコチノイル)ピロリジン−1−カルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1R,4r)−エチルをピロリジンのC2のエピマーと共に得た(605mg、95%)。MS(ESI) 657.0, 659.0 [M + H]+。
工程8:4−(4−((2S,4S)−4−シクロヘキシル−2−(3,5−ジクロロイソニコチノイル)ピロリジン−1−カルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,4r)−エチル(454mg、0.69mmol)及びそのピロリジンのC2のエピマーのTHF(3.5mL)及びMeOH(3.5mL)溶液を水酸化リチウム一水和物(1.0Mの溶液、3.5mL、3.45mmol)で処理した。この混合物を室温で一晩(16時間)撹拌した。有機物を(回転蒸発器で)減圧除去して、得られた水溶液を1NのHClで酸性にしたところ、沈殿物が形成された。この混合物をEtOAc(2×40mL)で抽出した。合わせた抽出物を塩水で洗浄して、無水MgSO4で脱水し、濾過して、濃縮した。この粗生成物をシリカゲルプラグに吸収させて、クロマトグラフィーによりISCO Combiflash(商標)RF(25gのThomson SingleStepカラム、DCM中の勾配が0〜100%[10%のMeOHのDCM])で精製して、2種類の生成物、すなわちピロリジンのC2のエピマーの混合物を得た。この混合物を以下の条件で分取超臨界流体クロマトグラフィーにより分離した:OXカラム(SN=2121、5μm、21mm×25cm、50/50/50、p=172)、有機変性剤:25%のMeOHと20mMのNH3。F=70ml/分、T=40℃、BPR=100bar、220nm。P=165barで、試料全量(416mg)を8mLのMeOH、約52mg/ml)に溶解して、1.0mL注入して、淡黄色の非晶質固体としてトランス−4−(4−(((2R,4S)−4−シクロヘキシル−2−((3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)カルボニル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸を得た(55.3mg、0.088mmol、収率:13%)。MS(ESI) 629.1, 631.1 [M + H]+。注記:このエピマーは、上記の分離条件での第1の溶出ピークであった。
[実施例823]
トランス−4−(4−(((2S,4S)−4−シクロヘキシル−2−((3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)カルボニル)−1−ピロリジニル)カルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
分取超臨界流体クロマトグラフィーにより実施例739から(ピロリジンのC2位置での)エピマーの混合物を分離して、標記の化合物を淡黄色の非晶質固体として単離して(291mg、0.46mmol、収率:67%)。MS(ESI) 629.1, 631.1 [M + H]+。注記:このエピマーは上記の分離条件で第2の溶出ピークであった。
[実施例827]
トランス−4−(4−(((2S,4R)−2−((3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)カルボニル)−4−フェニル−1−ピロリジニル)カルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
実施例822にしたがって、(2S,4R)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−フェニルピロリジン−2−カルボン酸(フロンティア・サイエンティフィック社、デラウェア州、ニューアーク、1.00g、3.43mmol)を用いてこの化合物を調製して、白色の非晶質固体として単離した(63.7mg、0.10mmol、収率:18%)。エピマー混合物を以下の条件で分取SFCにより分離した。カラム:CHIRALPAK(商標)AZ-H(Reversed)(250×21mm、5μm)、移動相:82:18(A:B)、A:液体CO2、B:EtOH。流量:70mL/分。カラム/オーブン温度:40℃、入口の圧力:186〜193bar。SN:403121。MS(ESI) 623.0, 625.0 [M + H]+。注記:このエピマーは上記の分離条件での第2の溶出ピークであった。
[実施例828]
トランス−4−(4−(((2R,4R)−2−((3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)カルボニル)−4−フェニル−1−ピロリジニル)カルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
実施例827の(ピロリジンのC2位置での)エピマー混合物を分取超臨界流体クロマトグラフィーにより分離して、白色の発泡体として標記の化合物を単離した(135mg、0.217mmol、収率:39%)。MS(ESI) 623.0, 625.0 [M + H]+。注記:このエピマーは実施例827の上記の分離条件での第三の溶出ピークであった。
[実施例845]
(1S,2R,4S)−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−オキソエチル)((1R,3r,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸
工程1:4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)((1R,3r,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2R,4S)−エチル
(1R,3r,5S)−N−(2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−アミン(97mg、0.217mmol)及び(4−(4−(クロロカルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2R,4S)−エチル(96mg、0.261mmol)のDCM(0.8mL)溶液に、DIPEA(76μl、0.434mmol)を添加した。反応混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物をNaHCO3飽和水溶液で反応停止させ、DCM(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせて、無水MgSO4で脱水して、濾過し、濃縮して、黄色の残留物として生成物を得た。この残留物をTHF(0.75mL)に溶解して、1.0MのTBAFのTHF溶液(434μl、0.434mmol)を添加した。この混合物を室温で0.5時間撹拌した。そして、NaHCO3飽和水溶液で反応停止させ、DCMで抽出した。合わせた有機層を水、塩水で洗浄して、無水Na2SO4で脱水し、減圧濃縮して、淡黄色の油状物質を得た。この粗生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶離液:0%〜40%のEtOAc/ヘプタン)により精製して、白色固体として4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)((1R,3r,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2R,4S)−エチルを得た(96mg、0.145mmol、収率:66.7%)。LCMS: 662.1 [M+H]+。
工程2:4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−オキソエチル)((1R,3r,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2R,4S)−エチル
4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシエチル)((1R,3r,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2R,4S)−エチル(96mg、0.145mmol)をDCM(3mL)に溶解して、デス−マーチンペルイオダン(77mg、0.181mmol)を添加した。これを室温で3時間撹拌した。反応混合物を5%のNa2S2O3で反応停止させ、NaHCO3飽和溶液で洗浄して、無水Na2SO4で脱水し、濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶離液:0〜40%のEtOAc/ヘプタン)により精製して、粘性のある白色の油状物質として4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−オキソエチル)((1R,3r,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2R,4S)−エチルを得た(90mg、0.136mmol、収率:94%)。
LCMS 660.0 [M+H]+。
工程3:(1S,2R,4S)−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−オキソエチル)((1R,3r,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸
4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−オキソエチル)((1R,3r,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2R,4S)−エチル(90mg、0.136mmol)とMeOH(0.34mL)及びTHF(0.34mL)(1:1の比)の混合物に、2NのNaOH(0.34mL、0.68mmol)水溶液を添加した。反応混合物を3時間かけて50℃まで加熱した。これを濃縮して、0℃まで冷却し、1NのHCl水溶液で酸性にした。白色固体を回収して、水で洗浄して、減圧乾燥して、(1S,2R,4S)−4−(4−((2−(2,6−ジクロロ−3−フルオロフェニル)−2−オキソエチル)((1R,3r,5S)−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−イル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸を得た(58mg、0.092mmol、収率:67.3%)。1H NMR(500 MHz, DMSO-d6) δ 12.18(br. s., 1H), 7.87-7.56(m, 2H), 7.40-7.51(m, 1H), 4.96-5.10(m, 1H), 4.53-4.77(m, 1H), 4.11-4.52(m, 2H), 2.54-2.64(m, 1H), 1.66-2.24(m, 10H), 1.35-1.59(m, 2H), 1.19-1.29(m, 1H), 0.82-1.14(m, 15H); LCMS: 632.2 [M+H]+。
[実施例853]
トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−2−オキソエチル)((1s,4s)−7−オキサビシクロ[221]ヘプト−1−イルメチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
工程1及び工程2:トランス−4−(4−(((1s,4S)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−イルメチル)(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル
透明な1−((1r,4r)−4−(エトキシカルボニル)−4−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(0.121g、0.348mmol)のDCM(3.48ml)溶液に、塩化オキサリル(0.037ml、0.435mmol)を添加して、次いでDMF(1滴)を添加し、この透明な反応混合物を室温で撹拌した。5時間後、この混合物を真空濃縮して、淡黄色のシロップとして4−(4−(クロロカルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1r,4r)−エチルを得た。この残留物に、N−((1s,4s)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−イルメチル)−2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エタンアミン(0.150g、0.348mmol)のTHF(3.48ml)溶液、次いでDIPEA(0.242ml、1.391mmol)を添加した。この黄色の異種混合物を室温で撹拌した。13時間後、LCMSにより、中間体トランス−4−(4−(((1s,4S)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−イルメチル)(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチルが形成されたことが示された:LCMS(ESI) m/z 761.2(M+H)+.この反応混合物に1.0MのTBAFのTHF溶液(1.391ml、1.391mmol)を添加した。4時間後、反応混合物を水(30mL)及び塩水(30mL)で希釈した。反応混合物をEtOAc(2×50mL)で抽出した。有機抽出物を飽和NaCl(1×100mL)で洗浄して、Na2SO4で脱水した。この溶液を濾過して、真空濃縮して、淡黄色のシロップとして粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲルプラグに吸収させて、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによりヘプタン中の勾配が0%〜50%のEtOAcで溶出して、無色のシロップ状固体としてトランス−4−(4−(((1s,4S)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−イルメチル)(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチルを得た(0.1083g、0.167mmol、収率:48.1%):
1H NMR(400 MHz, DMSO-d6) δ 8.43-8.59(2H, m), 7.49-7.84(1H, m), 5.95-6.04(1H, m), 5.32-5.63(1H, m), 3.51-4.54(8H, m), 1.11-2.22(22H, m),(ジアステレオマー及び回転異性体が同定された); LCMS(ESI) m/z 647.2(M+H)+。
工程3:トランス−4−(4−(((1s,4S)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−イルメチル)(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル
透明なトランス−4−(4−(((1s,4S)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−イルメチル)(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(0.1015g、0.157mmol)のDCM(2.61ml)溶液に、デス−マーチンペルヨージナン(0.100g、0.235mmol)を添加した。この濁った混合物を室温で撹拌した。2時間後、この混合物をNa2S2O3飽和水溶液(30mL)及びNaHCO3飽和水溶液(30mL)で反応停止させた。反応混合物をDCM(2×50mL)で抽出した。有機抽出物をNa2SO4で脱水した。この溶液を濾過して、真空濃縮して、淡黄色のシロップとして粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲルプラグに吸収させて、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによりヘプタン中の勾配が0%〜50%のEtOAcで溶出して、無色のシロップとしてトランス−4−(4−(((1s,4S)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−イルメチル)(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチルを得た(0.0841g、0.130mmol、収率:83%)。1H NMR(400 MHz, CDCl3)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 8.43-8.60(2H, m), 7.51-7.68(1H, m), 3.71-5.12(8H, m), 1.21-2.36(22H, m);LC-MS(ESI) m/z 645.0(M+H)+。
工程4:トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−2−オキソエチル)((1s,4s)−7−オキサビシクロ[221]ヘプト−1−イルメチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
トランス−4−(4−(((1s,4S)−7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−1−イルメチル)(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸エチル(0.0786g、0.122mmol)のTHF(0.974ml)、EtOH(0.974ml)、及び水(0.487ml)の透明な溶液に、2MのLiOHの水(0.609ml、1.218mmol)溶液を添加した。この黄色の同種混合物を撹拌して、60℃で加熱した。10時間後、反応混合物真空濃縮して、THF及びEtOHを除去した。得られた水溶液を水(10mL)で希釈した。溶液のpHを2NのHClで約3.0に調整した。得られた沈殿物を真空ろ過で回収して、水で洗浄して、凍結乾燥機で一晩冷凍乾燥して、白色固体として実施例853を得た。1H NMR(400 MHz, DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 12.25(1H, br. s.), 8.57-8.84(2H, m), 7.69-7.86(1H, m), 4.77-5.00(2H, m), 4.40-4.53(1H, m), 4.25(1H, t, J=11.3 Hz), 3.64-4.06(2H, m), 1.10-2.20(19H, m); LCMS(ESI) m/z 617.0(M+H)+。
[実施例872]
トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロ−2−メトキシ−4−ピリジニル)エチル)(2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
実施例545に記載の手順と同様の手順で、N−(2−(3,5−ジクロロ−2−メトキシピリジン−4−イル)エチル)−2,2−ジメチルプロパン−1−アミン及び1−((1r,4r)−4−(エトキシカルボニル)−4−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸から標記の化合物を調製した。MS(ESI) 593.2, 595.1 [M + H]+。
[実施例879]
(1S,2S,4S)−4−(4−((2−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−2−オキソエチル)(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸
工程1及び工程2:4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1R,2R,4R)−エチル化合物と、4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2S,4S)−エチル(1:1)
1−((1R,3R,4R)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸化合物と1−((1S,3S,4S)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(1:1)(0.300g、0.431mmol)とDCM(17.23ml)のわずかに濁った混合物に、塩化オキサリル(0.091ml、1.077mmol)、次いでDMF(1滴)を添加して、淡黄色のわずかに濁った反応混合物を室温で撹拌した。1.5時間後、混合物を真空濃縮して、淡黄色のシロップとして4−(4−(クロロカルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1R,2R,4R)−エチル化合物と、4−(4−(クロロカルボニル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2S,4S)−エチルを得た(1:1)。
この黄色のシロップに、N−(2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)−3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパン−1−アミン(0.384g、0.862mmol)のTHF(17.23ml)溶液、次いでDIPEA(0.600ml、3.45mmol)を添加した。この黄色の同種混合物を室温で撹拌した。4時間後、LCMS(ESI)により、異性体(1R,2R,4R)を含む中間体4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−((トリエチルシリル)オキシ)エチル)(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2S,4S)−エチルが形成されたことが示された:LCMS(ESI) m/z 775.1(M+H)+。
この反応混合物に、1.0MのTBAFのTHF溶液(3.45ml、3.45mmol)を添加して、黄色の同種混合物を室温で撹拌した。20分後、反応混合物を水(50mL)及び塩水(50mL)で希釈した。反応混合物をEtOAc(2×50mL)で抽出した。有機抽出物をNaCl飽和溶液(1×100mL)で洗浄して、Na2SO4で脱水した。この溶液を濾過して、真空濃縮して、淡黄色のシロップとして粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲルプラグに吸収させて、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによりヘプタン中の勾配が0%〜50%のEtOAcで溶出して、無色のシロップとして4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1R,2R,4R)−エチル化合物と、4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2S,4S)−エチルを得た(1:1)(0.4648g、0.351mmol、収率:82%):1H NMR(400 MHz, DMSO-d6) δ 8.46-8.63(2H, m), 7.70-7.82(1H, m), 6.11(1H, d, J=3.3 Hz), 5.20-5.32(1H, m), 4.34(1H, d, J=8.0 Hz), 4.06-4.16(2H, m), 3.43-3.97(4H, m), 1.53-2.15(8H, m), 0.82-1.31(12H, m),(ジアステレオマー及び回転異性体); LCMS(ESI) m/z 661.1(M+H)+。
工程3:4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2S,4S)−エチル
透明な4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1R,2R,4R)−エチル化合物と4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−ヒドロキシエチル)(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2S,4S)−エチル(1:1)(0.458g、0.346mmol)のDCM(11.54ml)溶液に、デス−マーチンペルヨージナン(0.441g、1.039mmol)を添加した。この濁った白色の混合物を室温で撹拌した。14時間後、この混合物をNa2S2O3飽和水溶液(50mL)及びNaHCO3飽和水溶液(50mL)で反応停止させた。反応混合物をDCM(2×50mL)で抽出した。有機抽出物をNa2SO4で脱水した。この溶液を濾過して、真空濃縮して、白色固体として粗生成物を得た。この粗生成物をシリカゲルプラグに吸収させて、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによりヘキサン中の勾配が0%〜50%のEtOAcで溶出して、白色固体として4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1R,2R,4R)−エチル化合物と、4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2S,4S)−エチルを得た(1:1)(0.3795g、0.288mmol、収率:83%)。1H NMR(400 MHz, DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 8.70-8.85(2H, m), 7.73-7.99(1H, m), 4.69-4.93(2H, m), 4.35(1H, d, J=3.7 Hz), 4.10(2H, q, J=7.0 Hz), 3.51-3.87(2H, m), 1.51-2.15(8H, m), 0.87-1.23(12H, m); LCMS(ESI) m/z 659.0(M+H)+。
このラセミ体混合物をSFCにより分離して、2種類の留分を得た。それぞれの留分の立体化学を任意に割り当てた。
SFC IAカラムでの第1のピーク:白色固体として4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1R,2R,4R)−エチル(0.1371g、0.208mmol、収率:43.4%):1H NMR(400 MHz, CDCl3)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 8.47-8.63(2H, m), 7.51-7.77(1H, m), 4.52(2H, s), 4.26-4.39(1H, m), 4.18(2H, q, J=7.1 Hz), 3.70(2H, br. s.), 1.62-2.17(8H, m), 1.29(3H, t, J=7.1 Hz), 1.24(6H, s), 1.00(3H, d, J=6.1 Hz); LCMS(ESI) m/z 659.0(M+H)+。
SFC IAカラムでの第2のピーク:白色の粉末として4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2S,4S)−エチル(0.1447g、0.219mmol、45.8% 収率:1H NMR(400 MHz, CDCl3)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 8.44-8.64(2H, m), 7.51-7.77(1H, m), 4.52(2H, s), 4.25-4.38(1H, m), 4.18(2H, q, J=7.1 Hz), 3.57-3.98(2H, m), 1.63-2.14(8H, m), 1.29(3H, t, J=7.1 Hz), 1.24(6H, s), 1.00(3H, d, J=6.1 Hz),; LCMS(ESI) m/z 659.0(M+H)+。
工程4:(1S,2S,4S)−4−(4−((2−(3,5−ジクロロ−4−ピリジニル)−2−オキソエチル)(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸
4−(4−((2−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)−2−オキソエチル)(3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2S,4S)−エチル(0.1345g、0.204mmol)のTHF(1.632ml)、EtOH(1.632ml)、及び水(0.816ml)の透明な溶液に、2MのLiOH水(1.020ml、2.040mmol)溶液を添加した。このわずかに濁った淡黄色の混合物を撹拌して、60℃で加熱した。4時間後、反応混合物を真空濃縮して、THF及びEtOHを除去した。得られた水溶液を水(10mL)で希釈した。1NのHClでこの溶液のpHを約3.0に調整した。得られた沈殿物を真空ろ過により回収して、水で洗浄して、凍結乾燥機で一晩冷凍乾燥して、白色固体として実施例879を得た(0.1151g、0.182mmol、収率:89%):1H NMR(400 MHz, DMSO-d6)から以下の通り、回転異性体が同定された。δ 12.18(1H, br. s.), 8.59-8.86(2H, m), 7.73-8.02(1H, m), 4.65-5.49(2H, m), 4.33(1H, d, J=8.4 Hz), 3.44-3.94(2H, m), 1.48-2.10(8H, m), 0.85-1.36(9H, m); LCMS(ESI) m/z 631.1(M+H)+。その立体化学を(1S,2S,4S)として任意に割り当てた。
[実施例885]
トランス−4−(4−((2−(3,5−ジクロロ−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−4−ピリジニル)エチル)(2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−1−メチルシクロヘキサンカルボン酸
実施例886と同様にして、白色の非晶質固体としてこの化合物を単離した(36.7mg、0.063mmol、収率:54%)。MS(ESI) 579.0, 581.0 [M + H]+。
[実施例886]
(1S,2R,4S)−4−(4−((2−(3,5−ジクロロ−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−4−ピリジニル)エチル)(2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸
工程1:氷槽で冷却しながら、塩化オキサリル(2.0MのDCM溶液、0.52mL、1.03mmol)を1−((1S,3R,4S)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(239mg、0.687mmol)のDCM(2.0mL)溶液に添加して、次いでDMFを1滴添加した。この溶液を氷槽から取り出して、室温で1時間撹拌した。この反応混合物を乾燥するまで(回転蒸発器で)減圧濃縮して、粗生成物をDCM(2.0mL)で処理し、0℃まで冷却した。そして、撹拌溶液を、N−(2−(3,5−ジクロロ−2−メトキシピリジン−4−イル)エチル)−2,2−ジメチルプロパン−1−アミン(200mg、0.687mmol)のDCM(2mL)に添加して、次いでDIPEA(0.36mL、2.06mmol)を添加して、室温にして一晩(16時間)撹拌した。反応混合物を乾燥するまで(回転蒸発器で)減圧濃縮して、粗生成物をISCO Combiflash(商標)RF(25gのGrace Revelerisカラム、ヘプタン中の勾配が0〜50%のEtOAcを用いて)で精製して、白色の結晶性固体として4−(4−((2−(3,5−ジクロロ−2−メトキシピリジン−4−イル)エチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2R,4S)−エチルを得た(350mg、0.56mmol、収率:82%)。MS(ESI) 621.2, 623.2 [M + H]+。
工程2:4−(4−((2−(3,5−ジクロロ−2−メトキシピリジン−4−イル)エチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸(1S,2R,4S)−エチル(109mg、0.175mmol)を塩酸水溶液(5.0N、3.00mL、15.00mmol)及び塩酸(4.0Nの1,4−ジオキサン溶液、3.00mL、12.00mmol)で処理して、還流濃縮器に取り付け、120℃で3時間加熱した。反応混合物を乾燥するまで(回転蒸発器で)減圧濃縮して、粗生成物をGilson(Gemini(商標)Phenomenex;30×150mm、5μ、0.1%のTFA/水中の勾配が10〜95%の0.1%TFA/CH3CNを用いた)で精製して、一晩Genevac社の遠心蒸発器で濃縮して、白色の非晶質固体として(1S,2R,4S)−4−(4−((2−(3,5−ジクロロ−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)エチル)(ネオペンチル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸を得た(57mg、0.098mmol、収率:56%)。MS(ESI) 579.0, 581.2 [M + H]+。
[実施例887]
(1S,2R,4S)−4−(4−((2−(3,5−ジクロロ−2−メトキシ−4−ピリジニル)エチル)(2,2−ジメチルプロピル)カルバモイル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾル−1−イル)−2−メチルシクロヘキサンカルボン酸
実施例872に記載の手順と同様の手順でN−(2−(3,5−ジクロロ−2−メトキシピリジン−4−イル)エチル)−2,2−ジメチルプロパン−1−アミン及び1−((1S,3R,4S)−4−(エトキシカルボニル)−3−メチルシクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸から標記の化合物を調製した。MS(ESI) 593.2, 595.1 [M + H]+。
以下の実施例を上記と同様の手順で生成した。
上記実施例を高速液体クロマトグラフィー質量分光(LC/MS)分析で分析した結果を以下の表に示す。
これらの実施例について、スペクトルの結果を以下の表に示す。
[実施例900]
RORγレポーター遺伝子アッセイ
ルシフェラーゼレポーター遺伝子アッセイを用いてRORγ転写活性の阻害を評価した。
ヒトRORγ(アミノ酸247−497、Genbank Accession NO. NM 001001523)のリガンド結合領域を、酵母菌GAL4転写因子DNA結合領域に隣接するように発現ベクターpM(クロンテック社)に挿入することにより、RORγ発現ベクターを調製した。得られた発現ベクターpM−RORγを、UAS GAL4認識部位のコピーを5つ含むpGL4ルシフェラーゼレポータープラスミド(プロメガ社)、及び構成CMVプロモーターとウミシイタケルシフェラーゼを含むpRL−CMVプラスミド(プロメガ社)と共にトランスフェクション実験に用いた。
トランスフェクション試薬/DNA混合物を調製するため、1μgのpM−RORγ、1μgのpGL4 5xUAS、625pgのpRL−CMV、及び6.25μLのFuGENE(商標)HDトランスフェクション試薬(プロメガ社)を室温で0.25mLのOPTI−MEM(商標)(ライフテクノロジーズ社)と混合した。同時に、pM−RORγプラスミドの代わりに1μgのpM空ベクターを用いて陰性対照DNA混合物を調製した。15分間培養した後、0.25mLのトランスフェクション試薬/DNA混合物を、10%の活性炭処理ウシ胎児血清を含む1,000,000個のHEK293T細胞(ATCC)のOPTI−MEM(商標)(5mL)溶液に添加した。
トランスフェクション(により導入)された細胞を384ウェルプレート(10μL/ウェル)に播種して、7.5nLの試験化合物を3.5nM〜10.5μMまでの8濃度でウェルに添加した。この化合物を100%のDMSOに溶解して、アッセイにおけるDMSO最終濃度を0.075%とした。
37℃で24時間培養した後、細胞培養インキュベーターDual−Glo(商標)ルシフェラーゼアッセイシステムにおいて5%のCO2を用いて、製造者の指示にしたがって活性を検出した(プロメガ社、カタログNo.:E2920)。
データをプロットして、pIC50値をXLfitプログラム(IDビジネス・ソリューションズ社(ID Business Solutions Ltd.))により算出した。結果を以下の表に示す。
[実施例901]
RORγ共活性因子ペプチド動員Alphascreen(商標)アッセイ
Alphascreen(商標)は、タンパク質間の相互作用に及ぼす化合物の効果を測定するのに用いることができる、ビーズを用いた増幅均質発光近接アッセイである。生物学的相互作用により供与体ビーズと受容体ビーズが非常に近接している場合、供与体ビーズをレーザーで励起して発生させた反応性酸素により、受容体ビーズがカスケード状に発光/蛍光を開始する。これが大きく増幅された信号となり、520〜620nmの範囲の光として測定することができる。受容体ビーズ及び供与体ビーズが近接していない場合、反応性酸素は減衰して、非常に低いバックグラウンド信号だけが生成される。
共活性因子GRIP1に対するRORγ結合の阻害を評価するための試験管内アッセイが、Alphascreen(商標)技術により確立された。核内受容体(NR)と共活性因子タンパク質の相互作用が、核内受容体から転写機構への信号伝達での主要な過程であり、核内受容体のリガンド結合領域、及び共活性因子タンパク質LXXLL核内受容体結合モチーフを含むペプチドのみを用いて試験管内で測定することができる。
共活性因子動員アッセイに用いられるRORγ構築物のため、野生型ヒトRORγ(アミノ酸262−518、Genbank Accession No. NM_005060.3)のリガンド結合領域(LBD)に対応するヌクレオチドを、pET24発現ベクター(ノヴァゲン(Novagen)社)のインフレームN−末端6xHisタグ配列及びFlagタグ配列の下流にクローニングした。6xHis:Flagタグで標識化した組換えヒトRORγ−LBDタンパク質を大腸菌(BL−21)で発現させて、親和性クロマトグラフィーによりニッケルSepharoseカラムで精製して、次いでイオン交換クロマトグラフィーで精製した。
6xHis:Flagタグで標識化したヒトRORγ−LBDの4xアッセイ混合物と、作用薬リガンド7−β−ヒドロキシコレステロールをアッセイ緩衝剤(50mMのHEPES(pH=7.4)、BSA:0.05%、150mMのNaCl、5mMのMgCl2、1mMのDTT、0.01%のTween−20)で調製した。また、対照ウェル用として、6xHis:Flagタグで標識化したヒトRORγLBDのみの4x混合物を調製した。
アッセイ緩衝剤中でGRIP1(Biotin-PKKKQNALLRYLLDKDDTKDI)からLXXLLモチーフを含むビオチン化共活性因子ペプチドの4xストック溶液を調製した。
アッセイ緩衝剤中でニッケルキレートAlphascreen(商標)受容体ビーズ(パーキンエルマー社)及びストレプトアビジンAlphascreen(商標)供与体ビーズ(パーキンエルマー社)の4x検出混合物を調製した。
投与前の384ウェルの母プレートで、100%のDMSOを用いて調べる化合物を22個のカラムで4mMの高濃度から順次希釈率を2倍ずつ変化させて、最終試験濃度を40倍にした。化合物を含まないDMSOを対照カラムに入れた。この化合物をロボット制御で、アッセイ緩衝剤を含むアッセイプレートに直接入れて、4倍の最終試験濃度とした。
化合物を添加した後、6xHis:Flagタグで標識化したヒトRORγ−LBDと、7−β−ヒドロキシコレステロールのアッセイ混合物、ビオチン化共活性因子ペプチド、及び検出混合物を添加した。最終アッセイ条件は、5nMの6xHis:Flagタグで標識化したヒトRORγ−LBD、30nMの7−β−ヒドロキシコレステロール、50nMのビオチン化共活性因子ペプチド、2.5μg/mlのニッケル受容体ビーズ及び10μg/mlのストレプトアビジン供与体ビーズであった。アッセイにおけるDMSO最終濃度は2.5%であった。
室温で一晩培養した後、Envision(商標)プレートリーダー(パーキンエルマー社)でプレートを読み取った。
データをプロットして、pIC50値をGenedata Screener(商標)データ分析スイート(Genedata社)により算出した。結果を以下の表に示す。