JP2013142009A - 物品保管設備 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御手段が、同時供給算出手段によって算出された同時供給最大数を超える数量の不活性気体供給部が同時に第1供給状態となるときには、同時開始対応処理#13として、同時に第1供給状態となる不活性気体供給部のうち、同時供給最大数以下の不活性気体供給部を第1供給状態とし、残りの不活性気体供給部について設定遅延時間だけ第1供給状態の開始を遅延させる開始遅延処理を実行する。
【選択図】図8
Description
このような流量の切換えは流量調節装置で行われる。流量調節装置は、制御手段により指令された目標流量となるように不活性気体の供給流量を調節するように構成されている。
前記複数の収納部のうち一群の収納部についての前記不活性気体供給部を対象として前記不活性気体を供給する供給源が設けられ、
前記供給源から前記一群の不活性気体供給部に対して供給可能な最大許容流量が設定され、
前記制御手段が、前記収納部に収納された前記搬送容器に対して前記不活性気体を第1目標流量で供給すべく前記流量調節装置を作動させる第1供給状態と、前記第1目標流量より小さな第2目標流量で供給すべく前記流量調節装置を作動させる第2供給状態とを前記収納部について各別に切換える形態で前記流量調節装置の作動を制御するように構成され、かつ、前記最大許容流量と前記第1目標流量と前記第2目標流量とに基づいて、同時に前記第1供給状態とすることができる前記不活性気体供給部の最大数である同時供給最大数を算出する同時供給算出手段が設けられ、前記制御手段が、前記同時供給算出手段によって算出された同時供給最大数を超える数量の前記不活性気体供給部が同時に前記第1供給状態となるときには、同時開始対応処理として、同時に前記第1供給状態となる前記不活性気体供給部のうち、前記同時供給最大数以下の前記不活性気体供給部を前記第1供給状態とし、残りの前記不活性気体供給部について設定遅延時間だけ前記第1供給状態の開始を遅延させる開始遅延処理を実行する点にある。
尚、収納前供給状態を開始するタイミングとしては、例えば搬送装置が搬送容器を受け取った時点や、搬送装置が搬送対象の搬送容器を受け取るための動作を開始した時点等、種々のタイミングを設定することができる。
(全体構成)
物品保管設備は、図1及び図2に示すように、基板を密閉状態で収容する搬送容器50(以下、容器50と略称する)を保管する保管棚10、搬送手段としてのスタッカークレーン20、及び、容器50の入出庫部としての入出庫コンベヤCVを備えている。
保管棚10及びスタッカークレーン20が、壁体Kにて外周部が覆われた設置空間内に配設され、入出庫コンベヤCVが、壁体Kを貫通する状態で配設されている。
容器50は、SEMI(Semiconductor Equipment and Materials Institute)規格に準拠した合成樹脂製の気密容器であり、基板としての半導体ウェハーW(図4参照)を収納するために用いられ、FOUP(Front Opening Unified Pod)と呼称されている。そして、詳細な説明は省略するが、容器50の前面には、着脱自在な蓋体にて開閉される基板出入用の開口が形成され、容器50の上面には、ホイスト式の搬送車Dにより把持されるトップフランジ52が形成され、そして、容器50の底面には、位置決めピン10b(図3参照)が係合する3つの係合溝(図示せず)が形成されている。
また、排出側開閉弁は、スプリング等の付勢手段によって閉方向に付勢されて、容器50内部の圧力が大気圧よりも設定値高い設定開弁圧力以上となったときに開き操作されるように構成されている。
スタッカークレーン20は、保管棚10の前面側の床部に設けられた走行レールEに沿って走行移動自在な走行台車21と、その走行台車21に立設されたマスト22と、マスト22に案内される状態で昇降移動自在な昇降台24とを備えている。
尚、図示はしないが、マスト22の上端に設けられた上部枠23が、壁体Kにて外周部が覆われた設置空間の天井側に設けた上部ガイドレールに係合して移動するように構成されている。
移載装置25は、容器50を載置支持する板状の載置支持体25Aを、収納部10Sの内部に突出する突出位置と昇降台24側に引退した引退位置とに出退自在に備えて、載置支持体25Aの出退作動及び昇降台24の昇降作動により、載置支持体25Aに載置した容器50を収納部10Sに降ろす降し処理、及び、収納部10Sに収納されている容器50を取出す掬い処理を行うように構成されている。
つまり、容器50は、搬送車Dによって入出庫コンベヤCV上に載置され、当該入出庫コンベヤCVによって壁体Kの外部から内部に搬送された後、スタッカークレーン20によって複数の収納部10Sのいずれかに搬送される。
すなわち、搬送装置としてのスタッカークレーン20が、複数の収納部10Sに対して容器50を搬送自在に構成されている。
図3及び図4に示すように、複数の収納部10Sの夫々は、容器50を載置支持する板状の載置支持部10aを備えている。
この載置支持部10aは、移載装置25の載置支持体25Aが上下に通過する空間を形成すべく、平面視形状がU字状となるように形成され、そして、その上面には、上述の位置決めピン10bが起立状態で装備されている。
また、載置支持部10aには、容器50が載置されているか否か(つまり、容器50が収納部10Sに収納されているか否か)を検出する2個の在荷センサ10zが設けられ、それらの検出情報は、後述する流量調節装置としてのマスフローコントローラ40の運転を管理する制御手段HとしてのパージコントローラH1(図6参照)に入力されるように構成されている。
また、図1及び図2に示すように、平面視において各収納部10Sの奥側、つまり、容器50が出し入れされる開口に対向する端部側で、かつ、棚左右方向において容器50の端部近傍となる位置に、窒素ガスの供給を制御するマスフローコントローラ40が装備されている。
これにより、マスフローコントローラ40が発生する熱によって生じる気流は、保管棚10の下端から上端に至るまで障害物に阻害されることなく流動することになり、マスフローコントローラ40から放散される熱が滞留することを抑制して、マスフローコントローラ40の熱暴走等の障害を抑制することができる。
なお、上記した気流が通流可能な空間は、例えば保管棚10が不活性気体又はクリーンエアのダウンフローにより清浄に保たれる場合においても、そのダウンフローを抵抗の小さい状態で通流させることができるものとなる。この場合においても、マスフローコントローラ40がダウンフローによって適切に冷却されることになる。
そして、容器50が載置支持部10aに載置支持された状態において、吐出ノズル10iから大気圧よりも設定値以上高い圧力の窒素ガスを吐出させることにより、容器50の排気口50oより容器内の気体を外部に排出させる状態で、容器50の給気口50iより窒素ガスを容器50の内部に注入できるように構成されている。
すなわち、複数の収納部10Sの夫々について、不活性気体を吐出する吐出ノズル10iと、その吐出ノズル10iから供給する不活性気体の流量を調節自在なマスフローコントローラ40とを備えて、収納部10Sに収納された容器50の内部に不活性気体を供給自在な不活性気体供給部Fが設けられている。
図5に示すように、保管棚10における不活性気体供給部Fの夫々に窒素ガスを供給するための窒素ガスの供給源として元ガス供給配管Lmが備えられ、その元ガス供給配管Lmから2分岐する状態で第1分岐供給配管Lb1及び第2分岐供給配管Lb2が備えられている。元ガス供給配管Lmには元ガス開閉弁V1が設けられ、保管棚10単位で窒素ガスの供給及び供給停止を切換えることができる。
図3及び図4に示すように、マスフローコントローラ40は、流入側ポート40iと吐出側ポート40oとを備えており、吐出側ポート40oには、上述した供給配管Liが接続され、流入側ポート40iには、窒素ガスの供給源としての第1分岐供給配管Lb1及び第2分岐供給配管Lb2からの窒素ガスを導く供給配管Lsが接続されている。
尚、窒素ガス供給源には、窒素ガスの供給圧力を大気圧よりも設定値以上高い設定圧力に調整するガバナや、窒素ガスの供給を断続する手動操作式の開閉弁等が装備される。
図6に示すように、制御手段Hは、マスフローコントローラ40を制御するパージコントローラH1、保管棚10における容器50の在庫状態等を管理するストッカコントローラH2、及び、スタッカークレーン20の作動を制御するクレーンコントローラH3を備えて構成されている。パージコントローラH1、ストッカコントローラH2、及びクレーンコントローラH3は、例えば蓄積プログラム方式で情報を処理自在なコンピュータで構成され、相互にLAN等のネットワークC1で接続され、また、プログラマブルロジックコントローラP及びIO拡張モジュールAが、上記制御手段Hと通信自在にネットワークC1に接続されている。
パージコントローラH1は、プログラマブルロジックコントローラPを経由して、複数の収納部10Sの夫々に対応して設置されたマスフローコントローラ40に対して目標流量を指令することになる。
尚、パージコントローラH1には、各種の情報を入力するための操作卓HSが装備されている。
クレーンコントローラH3は、ストッカコントローラH2から指令された収納指令にて指示された収納部10Sに容器50を収納すべく、スタッカークレーン20の作動を制御することになる。
なお、上記の場合においては、優先順序を識別情報としての識別番号順としている。
そして、パージコントローラH1が、保管棚10の設置時等において、操作卓HSにてクリーニング開始指令が指令されると、クリーニングパターンP2に応じてクリーニング用の清掃用流量としての目標流量を清掃用時間だけ供給すべく指令するように構成されている。
本実施形態においては、制御手段Hは、容器50が入出庫コンベヤCVに搬入された時点を、ホイスト式の搬送車Dの運転を制御する搬送車コントローラ(図示せず)から収納指令が通信されることによって判別するように構成されている。
つまり、搬送車コントローラが、容器50を入出庫コンベヤCVに搬入したときに、収納指令を制御手段Hに指令するように構成されている。
次に、ノズルパージパターンP1、クリーニングパターンP2、及び、4つの保管用パージパターンP3〜P6の夫々について、図7に基づいて説明する。
供給時間t1は、例えば、5秒に設定され、そして、目標流量L1は、例えば、30リットル/分に設定されている。
供給時間t2は、例えば、1800秒に設定され、そして、目標流量L2は、例えば、20リットル/分に設定されている。
初期目標流量値Lαは、例えば、50リットル/分に設定され、そして、定常目標流量値Lβは、例えば、5リットル/分に設定されている。
以下、4つの保管用パージパターンP3〜P6を、第1の保管用パージパターンP3、第2の保管用パージパターンP4、第3の保管用パージパターンP5、及び、第4の保管用パージパターンP6と記載して、各パターンについて説明を加える。
なお、設定供給時間t3は初期値として例えば5分に設定されることになるが、上述の如く、使用者によって変更設定されることになる。
なお、設定供給時間t41は初期値として例えば5分に設定され、インターバル時間t42は初期値として例えば10分に設定され、設定供給時間t43は初期値として例えば5分に設定されることになるが、上述の如く、使用者によって変更設定されることになる。
なお、設定供給時間t51は初期値として例えば5分に設定され、設定供給時間t52は初期値として例えば5分に設定されることになるが、上述の如く、使用者によって変更設定されることになる。
この第4の保管用パージパターンP6においては、大インターバル時間t64、及び、小インターバル時間t62も、使用者によって変更設定されることになる。
そして、制御手段Hが、収納部10Sに収納された容器50に対して供給する不活性気体の目標流量を第1目標流量LM1とすべくマスフローコントローラ40を作動させる第1供給状態と、目標流量を第1目標流量LM1より小さな第2目標流量LM2とすべくマスフローコントローラ40を作動させる第2供給状態と、容器50を収納部10Sに収納する収納指令が指令されたときからその収納部10Sに容器50が収納されるまでの間の供給時間t1だけ目標流量を第1目標流量よりも小さな目標流量L1とすべくマスフローコントローラ40を作動させる収納前供給状態とを切換える形態で、マスフローコントローラ40の作動を制御するように構成されている。
すなわち、本実施形態においてはパージコントローラH1に備える同時供給算出部H11が同時供給算出手段に相当する。
Lmax=(N×LM1)+{(B−N)×LM1}+LM0 ・・・(式1)
ただし、Lmaxは最大許容流量、Bは一群の不活性気体供給部における全ての収納部数、Liは第1目標流量、Lmは第2目標流量、LM0は収納前目標流量とする。上記(式1)をNについて解くと、
N=(Lmax−B×LM2−LM0)/(LM1−LM2) ・・・(式2)
となる。
つまり、同時供給算出部H11は、同時供給最大数Nを、一群の収納部10Sについての不活性気体供給部Fの全てにおける不活性気体の流量の合計を最大許容流量Lmax以下とすべく算出するように構成されている。
本実施形態では、制御手段HとしてのパージコントローラH1が、前記複数のパージパターン(P1〜P6)を記憶自在に構成されている。そして、複数のパージパターンP1〜P6のうち、節約供給パターンとして保管用パージパターンP3〜P6を記憶自在に構成されている。
操作卓HSは、容器50を収納部10Sに収納した収納状態において、保管用パージパターンP3〜P6に係る情報を表示し、図示しない入力手段(マウス、キーボード等)によってそのいずれを選択するかを人為的に選択自在に構成されている。すなわち、保管用パージパターンP3〜P6のうちいずれを使用するかを人為的に選択自在な供給パターン選択手段が設けられ、パージコントローラH1が、保管用パージパターンP3〜P6のうち操作卓HSにて予め選択された節約供給パターンで容器50内に活性気体を供給すべくマスフローコントローラ40の作動を制御するように構成されている。
次に、制御手段Hによる同時開始対応処理の実行について、図8及び図9のフローチャートを参照して説明する。
図8に示すように、パージコントローラH1に備える同時供給算出部H11は、同時に第1供給状態とすることができる不活性気体供給部Fの数量である同時供給最大数Nを、上記(式2)に基づいて算出する(#11)。
続いて、同時に第1供給状態となる不活性気体供給部Fの数Dが同時供給最大数Nよりも大であるか否かを判別する(#12)。DがNよりも大であると判別した場合(#12:Yes)には、パージコントローラH1は、同時供給最大数を超える不活性気体供給部用の処理として実行される同時開始対応処理を実行する(#13)。この同時開始対応処理の詳細については後に説明する。また、DがNよりも小であると判別した場合(#12:No)には、パージコントローラH1は、全ての不活性気体供給部Fに対して通常のパージ処理、すなわち、上記保管用パージパターンP3〜P6のいずれかとして選択されたパージパターンで設定された目標流量及び吐出時間を変更しない状態でパージを行う(#14)。制御手段Hは、#12がYesである間、設定遅延時間TDが経過する毎に#13の同時開始対応処理を繰り返し実行するように構成されている。つまり、開始遅延処理は設定遅延時間TDを単位時間として実行され、設定遅延時間TDが経過する毎に、引き続き開始遅延処理を実行するか否かが判別される。
まず、パージコントローラH1は、同時に第1供給状態となる不活性気体供給部Fの数Dが同時供給最大数Nよりも小であるか否かを判別する(#21)。ここでDがNよりも大であると判別した場合(#21:No)には、同時供給最大数を超える残りの前記不活性気体供給部に対しては第1供給状態とすることができないため、設定遅延時間TDだけ第1供給状態の開始を遅延させる開始遅延処理を実行する(#22)。DがNよりも小であると判別した場合(#21:No)には、いずれの不活性気体供給部に対しても第1供給状態とすることができるため、例えばストッカコントローラH2が管理する識別情報に基づいて設定された優先順序にしたがって、すなわち、識別情報としての識別番号順に、不活性気体供給部について第1供給状態とする供給開始処理を実行する(#23)。#22又は#23の実行が終了すると、パージコントローラH1は、同時開始対応処理を終了する。
なお、上記設定遅延時間TDは、以下の式(式3)で算出される。
設定遅延時間TD=第1供給状態の継続時間/(N+1) ・・・(式3)
次に、同時開始対応処理を実行した結果を、図10のタイムチャートを参照して説明する。
図10は、縦軸に収納部に付与された識別情報としての識別番号をとり、横軸に経過時間をとったタイムチャートであり、Rnが収納前供給状態と示し、R1が第1供給状態を示し、R2が第2供給状態を示す。図10の例では、複数の収納部10Sの全てにおいて容器50が収納されていない状態を初期状態とし、容器50を収納する収納指令が指令されるのに対応して、容器50を識別番号順に収納部10Sに収納する形態で、識別番号1から識別番号12まで容器50を収納する。なお、本実施形態において設けられるスタッカークレーン20は1台としているため、容器50を同時に収納部10Sに収納することは出来ないことになる。
(式2)において、全収納部数B=12、最大許容流量Lmax=315[リットル/分]、第1目標流量LM1=50[リットル/分]、第2目標流量LM2=5[リットル/分]、収納前目標流量LM0=30[リットル/分]としてNを算出すると、N=5となる。また、設定遅延時間TDを上記(式3)に基づいて算出すると、5[分]/(5+1)=50[秒]となる。
したがって、第1供給状態となる不活性気体供給部Fの数が5以上となった場合、5を超える数である不活性気体供給部Fが遅延処理対象供給部となり、設定遅延時間TDとして50[秒]の間、第1供給状態の開始が遅延される。
尚、上記した各数値は、本発明において設定する数値及びそれに基づいて算出される数値の一例を示すものであり、上記各数値に限定されるものではない。
このように、本実施形態では、単位時間の経過毎に開始遅延処理が必要か否かを判別するという簡素な構成で、同時に同時供給最大数N以上の数の不活性気体供給部Fが第1供給状態となることを抑制することができるものでありながらも、第1供給状態の開始を遅延させる状態を極力早期に解消することが可能な物品保管設備を提供できるものとなる。
なお、図10においては、開始遅延処理を実行している状態である単位時間をRnで示している。
次に、本発明の別実施形態を説明する。
(1)上記実施形態では、搬送容器50をFOUPとし、収容する物品を半導体ウェハーWとし、不活性気体として搬送容器に窒素ガスを供給する構成を例示したが、このような構成に限定されるものではなく、例えば、収容する物品をレチクルとし、搬送容器50をレチクル容器としてもよい。また、搬送容器に供給する不活性気体としては、窒素ガス以外にもアルゴンガス等、収容される基板に対して反応性の低い各種の気体を使用することができる。
10i 吐出口
20 搬送装置
40 流量調節装置
50 搬送容器
F 不活性気体供給部
W 基板
H 制御装置
H11 同時供給算出手段
N 同時供給最大数
Lmax 最大許容流量
LM0 収納前目標流量
LM1 第1目標流量
LM2 第2目標流量
Claims (8)
- 基板を密閉状態で収容する搬送容器を収納自在な複数の収納部と、前記複数の収納部に対して前記搬送容器を搬送自在な搬送装置とが設けられ、
前記複数の収納部の夫々について、不活性気体を供給する吐出口と、前記吐出口から吐出する前記不活性気体の流量を調節自在な流量調節装置とを備えて前記収納部に収納された前記搬送容器の内部に前記不活性気体を供給自在な不活性気体供給部が設けられ、
前記搬送装置と前記流量調節装置との作動を制御する制御手段が設けられた物品保管設備であって、
前記複数の収納部のうち一群の収納部についての前記不活性気体供給部を対象として前記不活性気体を供給する供給源が設けられ、
前記供給源から前記一群の不活性気体供給部に対して供給可能な最大許容流量が設定され、
前記制御手段が、前記収納部に収納された前記搬送容器に対して前記不活性気体を第1目標流量で供給すべく前記流量調節装置を作動させる第1供給状態と、前記第1目標流量より小さな第2目標流量で供給すべく前記流量調節装置を作動させる第2供給状態とを前記収納部について各別に切換える形態で前記流量調節装置の作動を制御するように構成され、かつ、
前記最大許容流量と前記第1目標流量と前記第2目標流量とに基づいて、同時に前記第1供給状態とすることができる前記不活性気体供給部の最大数である同時供給最大数を算出する同時供給算出手段が設けられ、
前記制御手段が、前記同時供給算出手段によって算出された同時供給最大数を超える数量の前記不活性気体供給部が同時に前記第1供給状態となるときには、同時開始対応処理として、同時に前記第1供給状態となる前記不活性気体供給部のうち、前記同時供給最大数以下の前記不活性気体供給部を前記第1供給状態とし、残りの前記不活性気体供給部について設定遅延時間だけ前記第1供給状態の開始を遅延させる開始遅延処理を実行する物品保管設備。 - 前記制御手段が、前記開始遅延処理により前記第1供給状態の開始を遅延させている間、当該開始遅延処理の対象の不活性気体供給部である遅延処理対象供給部に対して前記第2供給状態で前記不活性気体を供給すべく前記流量調節装置を制御するように構成されている請求項1記載の物品保管設備。
- 前記制御手段が、前記同時供給算出手段によって算出された前記同時供給最大数を超える数量の前記不活性気体供給部が同時に前記第1供給状態となるときには、前記同時開始対応処理として、同時に前記第1供給状態となる前記不活性気体供給部のうち、前記同時供給最大数と同数の前記不活性気体供給部を前記第1供給状態とし、残りの前記不活性気体供給部について前記開始遅延処理を実行するように構成されている請求項1記載の物品保管設備。
- 前記制御手段が、前記第1供給状態及び前記第2供給状態に加えて、収納前の前記収納部に前記搬送容器が収納されるまでの間の設定期間だけ前記不活性気体を前記第1目標流量よりも小さな収納前目標流量で供給すべく前記流量調節装置を作動させる収納前供給状態に切換え自在に構成され、
前記同時供給算出手段が、前記同時供給最大数を前記最大許容流量と前記第1目標流量と前記第2目標流量と前記収納前目標流量とに基づいて算出するように構成されている請求項1記載の物品保管設備。 - 前記同時供給算出手段は、前記同時供給最大数を、前記一群の収納部についての前記不活性気体供給部の全てにおける前記不活性気体の流量の合計を前記最大許容流量以下とすべく算出するように構成されている請求項1記載の物品保管設備。
- 前記制御手段が、前記同時開始対応処理として、同時に前記第1供給状態となる前記不活性気体供給部の数量が前記同時供給算出手段によって算出された同時供給最大数を下回るときには、前記開始遅延処理の対象の不活性気体供給部である遅延処理対象供給部のうち、それを前記第1供給状態としても前記同時供給最大数を超えない数量の前記遅延処理対象供給部について前記第1供給状態とする供給開始処理を実行するように構成されている請求項1記載の物品保管設備。
- 前記制御手段が、前記複数の収納部を識別情報に基づいて管理するように構成され、前記搬送容器を前記収納部に収納する収納指令が指令されたときに、前記識別情報に基づいて設定された優先順序にしたがって、前記複数の収納部から前記搬送容器を収納する空き状態の収納部を選択し、選択した前記空き状態の収納部に前記搬送容器を収納すべく前記搬送装置の作動を制御し、
かつ、前記供給開始処理を、前記収納部についての前記優先順序にしたがう形態で実行するように構成されている請求項6記載の物品保管設備。 - 前記制御手段が、前記複数の収納部を識別情報に基づいて管理するように構成され、前記搬送容器を前記収納部に収納する収納指令が指令されたときに、前記識別情報に基づいて設定された優先順序にしたがって、前記複数の収納部から前記搬送容器を収納する空き状態の収納部を選択し、選択した前記空き状態の収納部に前記搬送容器を収納すべく前記搬送装置の作動を制御し、
前記遅延処理対象供給部の夫々について、前記開始遅延処理を開始してからの時間である待機時間を計測する待機時間計測手段が設けられ、
前記制御手段が、前記供給開始処理を、前記待機時間計測手段が計測した前記待機時間が長い前記遅延処理対象供給部から順に実行するように構成されている請求項6記載の物品保管設備。
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