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JP2013034031A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電流駆動力を損なうことなくトランジスタのオフ時の漏れ電流を低減することを課題とする。
【解決手段】N型の基板領域1上に形成されたN型のドレイン領域2とヘテロ接合するヘテロ半導体領域3をソース領域とし、ドレイン領域2とヘテロ半導体領域3とのヘテロ接合部に隣接してゲート絶縁膜4を介してゲート電極5が形成され、ゲート絶縁膜4とヘテロ半導体領域3とドレイン領域2とが互いに接する箇所をトランジスタの駆動点9とする電界効果トランジスタにおいて、ドレイン領域2の表面に、トランジスタの駆動点9に接して駆動点9の周辺を取り囲んでP型の半導体領域10を形成して構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヘテロ接合を有する電界効果トランジスタの半導体装置及びその製造方法に関する。
従来、この種の技術としては、例えば以下に示す文献に記載されたものが知られている(特許文献1参照)。この文献に記載された技術では、N+型の炭化珪素基板上にN−型の炭化珪素のエピタキシャル領域が形成された半導体基体の一主面に、N−型の多結晶シリコン領域が接するように形成されており、エピタキシャル領域とN−型の多結晶シリコン領域とはヘテロ接合を形成している。また、エピタキシャル領域とN−型の多結晶シリコン領域との接合部に隣接して、ゲート絶縁膜を介してゲート電極が形成されている。
N−型多結晶シリコン領域はソース電極に接続され、N+型の炭化珪素基板の裏面にはドレイン電極が形成されている。
このような構成の半導体装置は、ソース電極を接地しドレイン電極に所定の正の電位を印加した状態で、ゲート電極の電位を制御することで、電界効果トランジスタのスイッチとして機能する。つまり、ゲート電極を接地した状態では、N−型の多結晶シリコン領域とエピタキシャル領域とのヘテロ接合には逆バイアスが印加され、ドレイン電極とソース電極との間に電流は流れずトランジスタはオフ状態となる。これに対して、ゲート電極に所定の正電圧が印加された状態では、N−型の多結晶シリコン領域とエピタキシャル領域とのヘテロ接合界面にゲート電界が作用して、ゲート酸化膜界面のヘテロ接合面がなすエネルギー障壁の厚さが薄くなり、ドレイン電極とソース電極との間に電流が流れてトランジスタはオン状態となる。
このような半導体装置では、電流の遮断/導通の制御チャネルとしてヘテロ接合部を用いており、チャネル長がヘテロ障壁の厚み程度で機能することから、低抵抗の導通特性が得られる。このとき、ゲート絶縁膜を介してゲート電極が接するN−型の多結晶シリコン領域とエピタキシャル領域とのヘテロ接合界面にゲート電界が高いほどより低抵抗の導通が得られる。
特開2003−318398
上記構造のトランジスタにおいては、ゲート絶縁膜とヘテロ半導体領域と半導体基体とが互いに接する3重点がトランジスタの駆動点となる。この駆動点における半導体基体の導電型はN−型であり、実効的なN型の不純物濃度は、エピタキシャル層の濃度と同じである。また、電子の供給源であるソースのヘテロ半導体領域はN型である必要がある。
このような構成においては、良好な電流駆動力が得られる反面、ヘテロ半導体領域と半導体基体とのポテンシャルバリアが低くかつ薄いため、トランジスタのオフ時に漏れ電流が大きくなるといった不具合が懸念されていた。
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ヘテロ接合を有する半導体装置において、電流駆動力を損なうことなくオフ時の漏れ電流を低減した半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の課題を解決する手段は、第一導電型の半導体基体と、前記半導体基体の表面にヘテロ接合するヘテロ半導体領域と、前記半導体基体と前記ヘテロ半導体領域とのヘテロ接合部に隣接してゲート絶縁膜を介して配設されたゲート電極と、前記半導体基体に接続するドレイン電極と、前記ヘテロ半導体領域に接続するソース電極とを備える半導体装置において、前記半導体基体の表面に形成された第二導電型の半導体領域を有し、前記第二導電型の半導体領域は、前記ヘテロ半導体領域及び前記ゲート絶縁膜の両方に接していることを特徴とする。
本発明によれば、電流駆動力をほとんど低下させることなく、トランジスタがオフ状態における漏れ電流を大幅に低減することができる。
本発明の実施例1に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 本発明と従来のトランジスタのバンド特性を示す図である。 本発明と従来のトランジスタの他のバンド特性を示す図である。 本発明と従来のトランジスタの他のバンド特性を示す図である。 本発明と従来のトランジスタの電流特性を示す図である。 本発明の実施例2に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施例3に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施例4に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施例5に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施例5に係る半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。 本発明の実施例5に係る半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の実施例を説明する。
図1は本発明の実施例1に係る半導体装置の電界効果トランジスタの構成を示す断面図であり、トランジスタの単位セルを2つ対向して並列配置した断面に相当する。実際にはこれらの単位セルが複数並列に接続されてトランジスタを形成するが、以下の説明ではこの断面構造で代表して説明する。
図1において、SiCからなるN型高濃度(N+)の数100μm程度の厚さの基板領域1の一主面上には、基板領域1よりも不純物濃度が低い、例えば不純物濃度が1×1016cm−3程度、厚さが10μm程度のSiCからなるN型(N−)のドレイン領域2が形成されている。なお、図1では基板領域1とドレイン領域2の厚みの概念を省略している。このドレイン領域2は基板領域1上に成長させたエピタキシャル層により形成され、ドレイン領域2と基板領域1とで半導体基体を構成している。SiCはいくつかのポリタイプ(結晶多形)が存在するが、ここでは代表的な4H−SiCとして説明する。
ドレイン領域2の一主面側には多結晶シリコンによるN+型のヘテロ半導体領域3が形成されている。SiCと多結晶シリコンとはバンドギャップが異なり、電子親和力も異なる。これにより、両接合界面にはヘテロ接合が形成される。(多結晶シリコンをヘテロ半導体領域とする所以である。)
ドレイン領域2とヘテロ半導体領域3との接合部に隣接して、ドレイン領域2上にゲート絶縁膜4を介してゲート電極5が形成されている。ヘテロ半導体領域3はソース電極6に直接接続されている。基板領域1の裏面には、ドレイン電極7が電気的に低抵抗でオーミック接続されている。ゲート電極5は層間絶縁膜8によりソース電極6とは絶縁分離されている。
本実施例1における特徴的な構成として、ドレイン領域2とヘテロ半導体領域3とゲート絶縁膜4とが接する箇所がトランジスタの駆動点9を構成するが、この駆動点9に接して駆動点9の周囲を取り囲むようにドレイン領域2の表層中に半導体領域10が形成されている。この半導体領域10は、P−型のSiCで構成され、トランジスタのオフ時に駆動点9ならびにその近傍を流れるリーク電流を抑制する半導体層として機能する。
次に、このような半導体領域10を形成したことによる効果について、図2〜図5に示すデバイスシミュレーションの結果を参照して説明する。
まず、トランジスタがオン状態の場合について説明する。図2は図1に示す構成における、ゲート電極5/ゲート絶縁膜4/ドレイン領域2のバンド図である。図2において、P−型の半導体領域10を採用していない従来の構造の特性を破線で示し、ドレイン領域2の表面に、例えば不純物濃度が3×1016cm−3程度で、接合の深さが0.3μm程度のP−型の半導体領域10を設けた本実施例1の場合の特性を実線で示している。図2から明らかなように、半導体領域10を設けた場合には、設けない場合に比べてドレイン領域2の表面から半導体領域10の接合の深さにかけて伝導体端のエネルギーが高くなっていることがわかる。
図3は図2のバンド図に対してゲート電極5に例えば40V程度の駆動電圧を印加した場合のバンド図である。図3でも破線と実線との関係は図2と同様である。図3において、半導体領域10は不純物濃度が低くかつ厚さも薄いので、ゲート電極5からの電界によって深さ方向に対しても完全に反転し、伝導体端のエネルギーが低下していることがわかる。また、トランジスタの駆動点9の付近では、ゲート電界によりヘテロ接合における十分低くなったポテンシャルバリアをトンネルした電子は、縦方向(深さ方向)に流れる。さらに、図3のバンド図からわかるように、半導体領域10のポテンシャルバリアも非常に低くなっているため、半導体領域10のP型層があるにもかかわらず、電流駆動力の劣化はほとんどないと考えられる。
次に、トランジスタがオフ状態の場合について説明する。図4は図1に示す構造におけるヘテロ半導体領域3/ドレイン領域2のバンド図である。図3においても図2と同様に、P−型の半導体領域10を採用していない従来の構造の特性を破線で示し、ドレイン領域2の表面に、例えば不純物濃度が3×1016cm−3程度で、接合の深さが0.3μm程度のP−型の半導体領域10を設けた本実施例1の場合の特性を実線で示している。
図4に示すバンド特性において、破線で示す半導体領域10が設けられていない場合には、ヘテロ接合部のポテンシャルバリアが低いため、ドレイン電極7に正の電圧を印加するとヘテロ半導体領域3からドレイン領域2側にトンネル電流が流れることが予想される。一方、実線で示す半導体領域10が設けられた場合には、表面がP型であるために、ポテンシャルバリアが高くなっている。
このようなバンド特性に対して、図5はドレイン電極7に正の電圧を印加した場合の電流電圧特性を示す図である。図5においても、破線と実線との関係は図2〜図4と同様である。図5からわかるように、破線で示す特性ではドレイン電圧が低い場合でもトンネル電流が流れてしまうのに対して、実線で示す特性ではトンネル電流が大幅に抑制されている。
以上説明したように、適当な不純物濃度、接合深さのP型の半導体領域10を駆動点9の周辺(電流経路)のドレイン領域2中に形成することによって、トランジスタのオン時の電流駆動能力をほとんど低下させることなく、トランジスタのオフ時のリーク電流を大幅に抑制することができる。
なお、上記シミュレーションでは1次元の結果について示したが、実際の駆動点9のような2次元的な構造であっても、同様の効果が得られるものと想定される。
上記実施例1では、駆動点9の下部のドレイン領域2表層中にP−型の半導体領域10を設けた場合を説明したが、同様な箇所にドレイン領域2の不純物濃度よりも低い不純物濃度のN−−型のSiCからなる半導体領域を形成した場合においても、上述した実施例1と同様にトランジスタのオン時の電流駆動力をほとんど劣化させることなくオフ時の漏れ電流を抑制することができる。その理由を以下に説明する。
まず、トランジスタがオン状態の場合について説明する。N−−型の半導体領域は、
P−型の半導体領域10に比べて伝導体端のエネルギーが低くなる。このため、図2に示すように、P−型の半導体領域10を設けた場合であってもゲート電界により十分にポテンシャルバリアが低下しているため、N−−型の半導体領域ではさらにオン時のポテンシャルバリアは低下するのは明らかである。これにより、電流駆動力を損なうことはなくなる。
次に、トランジスタがオフ状態の場合について説明する。N−−型の半導体領域は、
N−型のドレイン領域2に比べて不純物濃度が低いため、空乏層が伸びやすくなる。したがって、ドレイン領域2とヘテロ半導体領域3とのヘテロ接合界面でのポテンシャルバリアは厚くなるので、N−−型の半導体領域を設けない場合に比べてトンネル電流すなわちリーク電流を低減することができる。
図6は本発明の実施例2に係る半導体装置の電界効果トランジスタの構成を示す断面図である。この実施例2の特徴とするところは、先の実施例1に比べてドレイン領域2とヘテロ半導体領域3ならびにゲート絶縁膜4との間に、先の実施例1で説明した半導体領域10と同機能を有するP−型の半導体領域11の層を形成したことにあり、他は先の実施例1と同様である。
このような構成を採用することによって、トランジスタの駆動点9だけでなく、ドレイン領域2とヘテロ半導体領域3との接合界面全域のトンネルリーク電流を抑制することができる。また、ドレイン領域2とゲート絶縁膜4との接合界面にも半導体領域11を配置することで、ゲート絶縁膜4にかかるドレイン電界を緩和し、ゲート絶縁膜4の破壊を抑制することができる。
さらに、半導体領域11を形成する際に、全面に不純物のイオン注入を行うことで、先の実施例1に比べてフォトリソグラフィーによるパターニングの工程を省略することができる。また、半導体領域11はドレイン領域2上の全面に形成すればよいので、イオン注入だけでなくエピタキシャル成長法も使用することができ、結晶欠陥の少ない良質なSiC層を得ることができる。
なお、半導体領域11に代えて、ドレイン領域2よりも不純物濃度が低いN−−型のSiCからなる半導体領域を同位置に形成してもよく、この場合でも先の実施例1で説明した理由によりトランジスタのオン時の電流駆動力をほとんど劣化させることなくくオフ時の漏れ電流を抑制することができる。
図7は本発明の実施例3に係る半導体装置の電界効果トランジスタの構成を示す断面図である。この実施例3の特徴とするところは、先の実施例2に比べてゲート電極5の下部の一部の半導体領域11を削除してゲート電極5の下部に離間部分を設け、トランジスタの駆動点9の周辺ならびにヘテロ半導体領域3の下部のドレイン領域2中に所定の距離だけ離間したP−型の半導体領域12を形成したことにあり、他は先の実施例2と同様である。
このような構成を採用することによって、トランジスタのオン時にゲート電界により半導体領域12の表面のみが反転した場合であっても、図7の矢印で示す経路に沿って電子を流すことができる。したがって、半導体領域12が深さ方向に完全に反転して電子を流す場合に比べて、トランジスタの電流駆動力を低下させることなく半導体領域12の不純物濃度を増加させ、かつ接合深さを深くすることが可能となり、オフ時の漏れ電流をさらに低減することができる。
図8は本発明の実施例4に係る半導体装置の電界効果トランジスタの構成を示す断面図である。この実施例4の特徴とするところは、先の実施例1に比べてドレイン領域2の表層中にヘテロ半導体領域3と接してP型のSiCからなる電界緩和層13を設けたことにあり、他は先の実施例1と同様である。
このような構成を採用することによって、ドレイン領域2とヘテロ半導体領域3との接合界面に形成された電界緩和層13からのビルトインポテンシャルが、トランジスタの駆動点9にかかるドレイン電界を遮蔽し、高耐圧、低リーク電流を実現することができる。
なお、半導体領域10に代えて先の実施例1で説明したN−−型の半導体領域を設けた場合であってもこの実施例4を適用することは可能であり、その場合であっても上述したと同様の効果を得ることができる。
図9は本発明の実施例5に係る半導体装置の電界効果トランジスタの構成を示す断面図である。この実施例5の特徴とするところは、先の実施例4に比べてドレイン領域2の表層中にゲート絶縁膜4と接して電界緩和層13と同様の電界緩和層14をさらに加えて設けたことにあり、他は先の実施例4と同様である。
このような構成を採用することによっても先の実施例4と同様の効果を得ることができる。
なお、半導体領域10に代えて先の実施例1で説明したN−−型の半導体領域を設けた場合であってもこの実施例5を適用することは可能であり、その場合であっても上述したと同様の効果を得ることができる。
次に、図10−A〜同図−Bに示す製造工程断面図を参照して、図9に示す装置の製造方法を説明する。
先ず、N+型のSiCの基板領域1上にN−型のSiCからなるドレイン領域2をエピタキシャル成長等により形成する(図10−A(a))。
その後、ドレイン領域2にアルミニウムやボロン等のP型の不純物をイオン注入して
P−型の半導体領域10を形成する。このときに、例えば基体の温度を例えば600℃程度に昇温した状態で不純物を注入することで結晶欠陥が生じることを抑制することができる。あるいは、ドレイン領域2上に、P−型のSiCからなる半導体領域10をエピタキシャル成長により形成してもよい。この場合には、イオン注入により結晶に欠陥が入るのを抑制することができる。なお、この工程ではドレイン領域2の全表面に半導体領域10を形成したが、トランジスタの駆動点9の下部を含む所定領域のみに形成しても構わない。続いて、P型の不純物を活性化するために例えばアルゴン雰囲気中で例えば1700℃程度の温度で、10分間程度の熱処理を行う。なお、電界緩和層13,14を形成する際に活性化熱処理を行う場合には、ここでの熱処理は省略することができる(図10−A(b))。
次に、半導体基体上にフォトリソグラフィーによりレジストパターンを形成し、このレジストパターンをマスクにしてトランジスタの駆動点9の周辺を除く所定領域にのみアルミニウムやボロン等のP型の不純物をイオン注入して電界緩和層13,14を形成する。このときに、基板温度を例えば600℃程度に昇温した状態でイオン注入することで結晶欠陥が入るのを抑制することができる。なお、高温でイオン注入する場合には、イオン注入時のマスクとしてレジストより耐熱性の高い例えばシリコン酸化膜やシリコン窒化膜などのハードマスクを用いるようにすればよい。イオン注入後レジスタパターンを除去した後、不純物を活性化するために例えばアルゴン雰囲気中で1700℃程度の温度で、10分間程度の熱処理を行う。なお、電界緩和層として高抵抗層を用いることができるが、この場合には例えばボロンを室温でイオン注入した後、活性化の熱処理を行わないことで形成することが可能である(図10−A(c))。
続いて、例えばCVD法などにより全面にヘテロ半導体領域3を構成する多結晶シリコン層15を堆積形成する。多結晶シリコン層15の堆積温度は例えば620℃程度、膜厚は例えば5000Å程度である(図10−A(d))。
その後、多結晶シリコン層15にN型の不純物をドーピングし、N+型の多結晶シリコン層15を形成する。不純物のドーピング方法としては、例えばイオン注入を用いることが可能であり、不純物としてはヒ素、リン等を用いることができる。なお、ドーピングの方法は、イオン注入以外にも拡散法などを用いてもよい。これらの不純物を導入後、例えば窒素雰囲気中で950℃程度の温度で、20分間程度の熱処理を行うことで不純物を活性化する(図10−B(e))。
次いで、多結晶シリコン層15上にフォトリソグラフィーによりレジストパターン16を形成し、このレジスタパターン16をマスクにしてドライエッチングにより多結晶シリコン層15を選択的に除去してパターニングし、ヘテロ半導体領域3を形成する(図10−B(f))。
引き続いて、レジストパターン16を除去した後、全面にCVD法によりゲート絶縁膜4となる酸化膜を例えば1000Å程度の厚さに堆積形成する。続いて、ゲート絶縁膜4となる酸化膜の上に例えば5000Å程度の厚さに多結晶シリコンを堆積形成し、N型の不純物をドーピングする。不純物のドーピング方法としては、例えばイオン注入を用いることができる。不純物としてはヒ素、リン等を用いることができる。なお、ドーピング法は、イオン注入以外にも拡散法などを用いてもよい。これらの不純物を注入後、例えば窒素雰囲気中で950℃程度の温度で、20分間程度の熱処理を行うことで不純物を活性化し、N+型の多結晶シリコン層を形成する。このようにして形成した多結晶シリコン層上にフォトリソグラフィーによりレジストパターンを形成し、このレジストパターンをマスクにしてドライエッチングにより多結晶シリコンを選択的に除去してパターニングし、ゲート電極5を形成する(図10−B(g))。
最後に、全面に例えばCVD法により層間絶縁膜8を堆積形成し、この層間絶縁膜8を選択的に除去してコンタクトホールを開口した後、このコンタクトホールを介してヘテロ半導体領域3に接するようにソース電極6を形成し、続いて基板領域1の他方の主面側にドレイン電極7を形成し、図9に示す実施例5に係る半導体装置が完成する。
このように、従来からの製造手法を組み合わせて実施することで容易に製造することが可能となる。
なお、上記各実施例において、半導体基体は、炭化珪素の他に、窒化ガリウム、ダイヤモンドのいずれか1つで構成することも可能であり、ヘテロ半導体領域3は、シリコンの他に、シリコンゲルマニウム、ゲルマニウム、ガリウムヒ素のいずれか1つで構成することも可能である。
1…基板領域
2…ドレイン領域
3…ヘテロ半導体領域
4…ゲート絶縁膜
5…ゲート電極
6…ソース電極
7…ドレイン電極
8…層間絶縁膜
9…駆動点
10,11,12…半導体領域
13,14…電界緩和層
15…多結晶シリコン層
16…レジストパターン

Claims (16)

  1. 第一導電型の半導体基体と、
    前記半導体基体の表面にヘテロ接合するヘテロ半導体領域と、
    前記半導体基体と前記ヘテロ半導体領域とのヘテロ接合部に隣接してゲート絶縁膜を介して配設されたゲート電極と、
    前記半導体基体に接続するドレイン電極と、
    前記ヘテロ半導体領域に接続するソース電極とを備える半導体装置において、
    前記半導体基体の表面に形成された第二導電型の半導体領域を有し、
    前記第二導電型の半導体領域は、前記ヘテロ半導体領域及び前記ゲート絶縁膜の両方に接している
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記ヘテロ半導体領域の直下の前記半導体基体表面の一部に形成された第一の電界緩和領域を有し、
    前記第一の電界緩和領域は、前記駆動点を除いて前記ヘテロ半導体領域の一部に接している
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第一の電界緩和領域は第二導電型である
    ことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第一の電界緩和領域は高抵抗層である
    ことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  5. 前記第二導電型の半導体領域と前記第一の電界緩和領域とは少なくとも一部が接している
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 前記ゲート絶縁膜と前記半導体基体の表面とが接する前記半導体基体表面の一部に形成され、前記ゲート絶縁膜に接している第二の電界緩和領域を有している
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体装置。
  7. 前記第二の電界緩和領域は第二導電型である
    ことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記第二の電界緩和領域は高抵抗層である
    ことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  9. 前記第二導電型の半導体領域と前記第二の電界緩和領域とは少なくとも一部が接している
    ことを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の半導体装置。
  10. 前記第二導電型の半導体領域は、前記ゲート電極からの電界により少なくとも表面が反転し、
    かつ前記ゲート絶縁膜と前記半導体基体との接合面の一部を除く領域に、前記第二導電型の半導体領域が選択的に形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の半導体装置。
  11. 前記第二導電型の半導体領域は、前記ゲート電極からの電界により深さ方向に完全に反転する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の半導体装置。
  12. 前記半導体基体は、炭化珪素、窒化ガリウム、ダイヤモンドのいずれか1つからなる
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれ1項に記載の半導体装置。
  13. 前記ヘテロ半導体領域は、シリコン、シリコンゲルマニウム、ゲルマニウム、ガリウムヒ素のいずれか1つからなる
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の半導体装置。
  14. 第一導電型の半導体基体の表面上に、第二導電型の半導体領域を選択的に形成する第1の工程と、
    前記第二導電型の半導体領域を含む前記半導体基体の表面上に前記半導体基体とヘテロ接合を構成するヘテロ半導体領域を選択的に形成する第2の工程と、
    前記前記半導体基体、前記第二導電型の半導体領域ならびに前記ヘテロ半導体領域に接してゲート絶縁膜を形成する第3の工程と、
    前記ゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する第4の工程と、
    前記ヘテロ半導体領域に接続されたソース電極を形成する第5の工程と、
    前記半導体基体に接続されたドレイン電極を形成する第6の工程と
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  15. 前記第二導電型の半導体領域は、第二導電型の不純物イオンを前記半導体基体に注入して形成する
    ことを特徴とする請求項14に記載の半導体装置の製造方法。
  16. 前記第二導電型の半導体領域は、エピタキシャル成長により形成する
    ことを特徴とする請求項14に記載の半導体装置の製造方法。
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