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JP2010028008A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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JP2010028008A JP2008190609A JP2008190609A JP2010028008A JP 2010028008 A JP2010028008 A JP 2010028008A JP 2008190609 A JP2008190609 A JP 2008190609A JP 2008190609 A JP2008190609 A JP 2008190609A JP 2010028008 A JP2010028008 A JP 2010028008A
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Susumu Koyama
晋 小山
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Abstract


【課題】信頼性が高い半導体装置を製造できる半導体装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】半導体装置1の製造方法は、基板11上に、シリコン酸化膜12を形成する工程と、シリコン酸化膜12に対して窒素を導入してシリコン酸窒化膜13を形成する工程と、シリコン酸窒化膜13上にZr、Hfの少なくともいずれかを含む絶縁膜14を形成する工程とを含む。基板11上にシリコン酸化膜12を形成する前記工程では、基板11上にシリコン酸化膜12を成膜した後、1050℃以上、1100℃以下でシリコン酸化膜12を熱処理する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関する。
近年、トランジスタの微細化、高集積化が進んでおり、トランジスタを構成するゲート絶縁膜も薄膜化が進んでいる。
従来、ゲート絶縁膜としては、シリコン酸化膜が使用されていたが、シリコン酸化膜の厚みを薄くしてしまうと、ゲートリーク電流が増大してしまう。そこで、シリコン酸化膜にかえて、いわゆるhigh-k膜(高誘電率膜)が使用されている。
このような高誘電率膜を使用することで、トランジスタの駆動能力を劣化させることなく、リーク電流を抑制することができる。
ゲート絶縁膜に高誘電率膜を使用する場合、基板上に界面層として、SiO膜あるいはSiON膜を形成し、この界面層上にハフニウムオキサイド等の高誘電率膜を形成する(たとえば、特許文献1参照)。
さらに、本発明に関連する技術として、特許文献2〜4がある。
特開2003−69011号公報 特開2005−203671号公報 特開2002−305196号公報 特表2007−500946号公報
ここで、高誘電率膜を使用する場合、ゲート絶縁膜の信頼性の尺度を示すTDDB(Time Dependent Dielectric Breakdown)の低下が問題となる。
これは、以下のようなことが原因であると推測される。高誘電率膜を構成するHf等の原子が、界面層にまで拡散し、界面層にHf原子等が侵入する。界面層では、Hf原子等が侵入したことに起因する欠陥が生じる。このような欠陥に起因して、半導体装置の信頼性が低下するものと考えられる。特に、界面層のうち基板側に前記欠陥が形成された場合には、リーク電流が大きくなることがあり、半導体装置の信頼性(例えば寿命)が特に低下しやすくなる。また、欠陥の発生の仕方により、半導体装置の信頼性への影響も異なり、トランジスタの信頼性、たとえば、寿命にばらつきが生じることとなる。
本発明によれば、基板上に、シリコン酸化膜を形成する工程と、前記シリコン酸化膜に対して窒素を導入してシリコン酸窒化膜を形成する工程と、前記シリコン酸窒化膜上にZr、Hfのうち、少なくともいずれかの金属元素を含む絶縁膜を形成する工程とを含み、前記基板上にシリコン酸化膜を形成する前記工程では、1050℃未満で前記基板上にシリコン酸化膜を成膜した後、1050℃以上、1100℃以下でシリコン酸化膜を熱処理する半導体装置の製造方法が提供される。
また、本発明によれば、基板上に、シリコン酸化膜を形成する工程と、前記シリコン酸化膜に対して窒素を導入してシリコン酸窒化膜を形成する工程と、前記シリコン酸窒化膜上にZr、Hfのうち、少なくともいずれかの金属元素を含む絶縁膜を形成する工程とを含み、前記基板上にシリコン酸化膜を形成する前記工程では、1050℃以上、1100℃以下で前記基板上にシリコン酸化膜を形成する半導体装置の製造方法が提供される。
この発明によれば、基板上にシリコン酸化膜を形成する工程では、前記基板上にシリコン酸化膜を成膜した後、1050℃以上、1100℃以下でシリコン酸化膜を熱処理する、あるいは1050℃以上、1100℃以下で前記基板上にシリコン酸化膜を形成している。
このようにすることで、シリコン酸化膜が緻密化される。そのため、シリコン酸化膜に対して窒素を導入してシリコン酸窒化膜を形成する工程では、窒素原子がシリコン酸化膜中に侵入しづらくなり、窒素原子がシリコン酸窒化膜表面に局在化する。
この局在化した窒素原子により、Zr原子や、Hf原子がシリコン酸窒化膜中に侵入することが防止でき、さらに、シリコン酸化膜の緻密化により、Zr、Hf原子がシリコン酸窒化膜中に侵入することが防止される。
これにより、シリコン酸窒化膜中に、Zr原子や、Hf原子に起因する欠陥が発生しにくくなり、半導体装置の信頼性が向上する。
本発明によれば、信頼性が高い半導体装置が提供される。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第一実施形態)
はじめに、図1、2を参照して、本実施形態の半導体装置の製造方法の概要について説明する。
本実施形態の半導体装置1の製造方法は、基板11上に、シリコン酸化膜12を形成する工程と、シリコン酸化膜12に対して窒素を導入してシリコン酸窒化膜13を形成する工程と、シリコン酸窒化膜13上にZr、Hfの少なくともいずれかを含む絶縁膜14を形成する工程とを含む。
基板11上にシリコン酸化膜12を形成する前記工程では、基板11上にシリコン酸化膜12を成膜した後、1050℃以上、1100℃以下でシリコン酸化膜12を熱処理する。
次に、本実施形態の半導体装置の製造方法について詳細に説明する。
はじめに、半導体基板である基板11を用意する。この基板11は、シリコンを主成分として含む層を少なくとも表面に有する基板であり、本実施形態では、シリコン基板である。
この基板11には、図示しないがSTI(shallow trench isolation)により素子形成領域が区画されている。
次に、図1(A)に示すように、基板11上にシリコン酸化膜12を形成する。シリコン酸化膜12は、酸素雰囲気下で、基板11を1050℃未満、たとえば、850℃以上、950℃以下で熱酸化することにより形成される。
このシリコン酸化膜12の厚みは2.5nm以下であることが好ましく、なかでも、2.0nm以下であることが好ましい。また、シリコン酸化膜12の下限値は、1.5nm以上であることが好ましい。
シリコン酸化膜12の厚みを2.5nm以下とすることで、トランジスタの駆動電流増大という効果がある。また、シリコン酸化膜12の厚みを1.5nm以上とすることで、ゲートリーク電流を確実に防止することができる。
次に、1050℃以上、1100℃以下でシリコン酸化膜12を熱処理する。このとき、非酸化性ガスとして、不活性ガスや窒素ガスを導入してもよい。シリコン酸化膜12を熱処理する際には、窒素雰囲気下、あるいは窒素と酸素との混合ガス雰囲気下で行うことが好ましい。このようにすることで薄い絶縁膜の増膜を抑制する効果がある。
この熱処理工程と、前述したシリコン酸化膜12の成膜工程(基板11を熱酸化する工程)とは同一のチャンバー内で連続して行う。これにより、シリコン酸化膜12の汚染等を防止できる。
熱処理は、ランプアニール等で行うことができる。
熱処理温度は、1050℃以上であることが好ましいが、なかでも1075℃以上であることが好ましい。このようにすることで、シリコン酸化膜12を確実に緻密化することができ、さらには、基板11とシリコン酸化膜12との間の界面ラフネス(界面の凹凸)も改善することができる。
また、熱処理時間は、10秒以上、120秒以下であることが好ましい。このようにすることで、シリコン酸化膜12を確実に緻密化することができ、さらには、基板11とシリコン酸化膜12界面のラフネスも改善することができる。
なお、熱処理温度の上限値を1100℃としたのは、1100℃以下で熱処理を行うことで、基板11に結晶欠陥が発生してしまうことを防止できるからである。
次に、シリコン酸化膜12に対し、窒素を導入し、窒化処理を行い、シリコン酸窒化膜13を形成する(図1(B))。窒化処理の方法としては、たとえば、窒素を含有するプラズマにシリコン酸化膜12をさらす方法、アンモニアや二酸化窒素等の窒素を含む雰囲気において、シリコン酸化膜12を熱処理する方法があげられる。なかでも、窒素を表面に比較的高濃度に局在化させるという観点から、窒素を含む雰囲気において、シリコン酸化膜12を熱プラズマ処理する方法が好ましい。
このとき、シリコン酸化膜12は前段の熱処理工程において緻密化されているため、窒素原子は、シリコン酸窒化膜13の表面層に局在化した状態となる。換言すると、窒素原子は、シリコン酸窒化膜13内部に侵入しにくい状態となる。
その後、図2に示すように、シリコン酸窒化膜13上に、Hfを含む絶縁膜14、例えばHfSiO(ハフニウムシリケート)膜を形成する。HfSiO膜は、例えばHTB(Hf(Ot−Bu))とモノシラン(SiH)とを用い、CVD(chemical vapor deposition)法やALD(atomic layer deposition)法やスパッタ法により形成される。詳細は特開2006−93670号公報を参照されたい。
ここで、絶縁膜14は、High-k膜(比誘電率が10以上の絶縁膜)である。
その後、図3(A)に示すように、絶縁膜14上にゲート電極16となるポリシリコン膜16’を形成する。次に、図3(B)に示すように、ポリシリコン膜16’を選択的に除去してゲート電極16を形成する。さらに、ゲート電極16をマスクとして、シリコン酸窒化膜13および絶縁膜14を選択的に除去した後(シリコン酸窒化膜13および絶縁膜14によりゲート絶縁膜形成)、図3(C)に示すように、基板11に対し不純物を注入し、ソース・ドレイン領域111A,111Bを形成する。次に、基板11を、たとえば、1050℃に加熱して、ソース・ドレイン領域111A,111Bの不純物の活性化を行う。なお接合形成技術に関しては、例えば、ゲート電極側面に絶縁膜を形成して、不純物の導入を行うことや、ゲート端の接合だけを浅くするソースドレイン・エクステンション構造などが知られているが、必要に応じて適宜用いればよく、ここでは、詳細は省略している。
なお、絶縁膜14を形成した後段の工程において、ゲート電極16を形成する際、ソース・ドレイン領域111A,111Bの不純物の活性化を行う際等に、基板11には熱が加わるが、ソース・ドレイン領域111A,111Bの不純物の活性化を行う際の熱処理温度が最も高い温度となる。
以上の工程により、半導体装置1が製造される。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態では、基板11上にシリコン酸化膜12を成膜した後、1050℃以上、1100℃以下でシリコン酸化膜12を熱処理している。
このようにすることで、シリコン酸化膜12が緻密化される。そのため、シリコン酸化膜12に対して窒素を導入してシリコン酸窒化膜13を形成する工程では、窒素原子がシリコン酸化膜中に侵入しづらくなり、窒素原子がシリコン酸窒化膜13表面に局在化する。
この局在化した窒素原子により、Hf原子がシリコン酸窒化膜13中に侵入することが防止され、さらに、シリコン酸化膜12の緻密化により、Hf原子がシリコン酸窒化膜13中に侵入することが防止される。
これにより、シリコン酸窒化膜13中に、Hf原子に起因する欠陥が発生しにくくなり、半導体装置1の信頼性が向上する。
また、本実施形態では、シリコン酸化膜12の厚みを2.5nm以下としており、比較的厚みが薄いため、Hf原子がシリコン酸窒化膜13と、基板11との界面側にまで侵入しやすいものとなっている。このような半導体装置1において、前述したように、Hf原子がシリコン酸窒化膜13中に侵入してしまうことを防止することは、きわめて有用である。
また本実施形態では、絶縁膜14を形成した後段の工程において、ゲート電極16を形成する際、ソース・ドレイン領域111A,111Bの不純物の活性化を行う際等に、基板11に熱が加わり、基板11が加熱処理されるが、このような加熱処理においては、Hf原子がシリコン酸窒化膜13側に拡散する可能性がある。本実施形態では、シリコン酸化膜12を緻密化するとともに、窒素原子をシリコン酸窒化膜13表面に局在化させて、Hf原子の侵入を防止しているので、後段の熱処理工程においても、Hf原子のシリコン酸窒化膜13中への侵入を効果的に防止することができる。
また、本実施形態では、熱処理温度よりも低い温度で、シリコン酸化膜12を形成している。具体的には、基板11を850℃以上、950℃以下で熱処理することでシリコン酸化膜12を形成している。これにより、シリコン酸化膜12の厚み等を正確に制御することができる。
(第二実施形態)
前記実施形態では、シリコン酸化膜12を形成する際に、1050℃以上、1100℃以下でシリコン酸化膜12を熱処理していた。これに対し、本実施形態では、1050℃以上、1100℃以下で基板11上にシリコン酸化膜12を形成する。その他の点に関しては、前記実施形態と同様である。
シリコン酸化膜12を形成する際に、基板11を加熱し、1050℃以上、1100℃以下で熱酸化膜を形成し、熱処理は行わない。これにより、緻密化されたシリコン酸化膜12を形成することができる。
シリコン酸化膜12の形成温度は、1050℃以上であることが好ましいが、なかでも1075℃以上であることが好ましい。このようにすることで、シリコン酸化膜12を確実に緻密化することができる。
なお、温度の上限値を1100℃としたのは、1100℃以下でシリコン酸化膜12を形成することで、基板11に結晶欠陥が発生してしまうことを防止できるからである。
このような本実施形態によれば、第一実施形態と同様の効果を奏することができるうえ、以下の効果を奏することができる。
本実施形態では、1050℃以上、1100℃以下で基板上にシリコン酸化膜12を形成しているので、シリコン酸化膜12を形成した後、熱処理を行う場合に比べ、シリコン酸化膜12の成膜工程を簡略化することができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
たとえば、前記各実施形態では、絶縁膜14をCVD(chemical vapor deposition)法やALD(atomic layer deposition)法により、形成したが、これに限らず、たとえば、シリコン酸窒化膜13上に、PVD法により、Hf膜を形成し、その後熱処理を行うことで、ハフニウムシリケート膜である絶縁膜14を形成してもよい。
さらに、前記実施形態では、High-k膜として、ハフニウムシリケート膜を形成していたが、これに限られず、Zr、Hfの少なくともいずれかを含む絶縁膜であればよい。Zr、Hfの酸化膜、Zr、Hfのシリケート膜、Zr、Hfの酸窒化膜であってもよい。具体的には、たとえば、ZrSiO膜等であってもよい。
これらの絶縁膜の成膜方法は、前記実施形態と同様であってもよいし、また、CVD法やALD法によるものであってもよい。
Zrは、Hf原子と原子半径が同程度であることから、これらの金属原子を使用した絶縁膜を形成する場合にも、シリコン酸窒化膜への侵入を防止できると考えられる。
次に、本発明の実施例について説明する。
(実施例1)
第一実施形態と同様の方法で、半導体装置を製造した。
具体的には、シリコン基板上を950℃で熱酸化し、シリコン酸化膜を形成した。このシリコン酸化膜の厚みは、2nmであった。
次に、シリコン酸化膜を1075℃、60秒で熱処理した。その後、シリコン酸化膜に窒素を導入し、シリコン酸窒化膜を形成した。具体的には、プラズマ雰囲気下、窒素雰囲気下で、400℃でシリコン酸化膜を熱処理し、シリコン酸窒化膜を形成した。
次に、シリコン酸窒化膜上にハフニウムシリケート膜を、HTB(Hf(Ot−Bu))とモノシラン(SiH)によるCVD法により形成した。
次に、ハフニウムシリケート膜上にゲート電極を形成するとともに、基板にヒ素(N型領域)、ホウ素(P型領域)を注入して、ソース・ドレイン領域を形成した。その後、1050℃で基板を加熱して、ソース・ドレイン領域の活性化を行った。
さらに、ゲート電極をマスクとして、ハフニウムシリケート膜、シリコン酸窒化膜を選択的に除去してゲート絶縁膜を形成した。
以上の工程により、半導体装置を得た。
(実施例2)
シリコン酸化膜の熱処理温度を1050℃とした点以外は、実施例1と同様である。
(実施例3)
第二実施形態と同様の方法で、半導体装置を製造した。
具体的には、シリコン基板を1050℃で熱酸化し、シリコン酸化膜を形成した。このシリコン酸化膜の厚みは、2nmであった。
その後、シリコン酸化膜に窒素を導入し、シリコン酸窒化膜を形成した。具体的には、プラズマ雰囲気下、窒素雰囲気下で、400℃でシリコン酸化膜を熱処理し、シリコン酸窒化膜を形成した。
次に、シリコン酸窒化膜上にハフニウムシリケート膜を、HTB(Hf(Ot−Bu))とモノシラン(SiH)によるCVD法により形成した。
次に、ハフニウムシリケート膜上にゲート電極を形成するとともに、基板にヒ素(N型領域)、ホウ素(P型領域)を注入して、ソース・ドレイン領域を形成した。その後、1050℃で基板を加熱して、ソース・ドレイン領域の活性化を行った。
さらに、ゲート電極をマスクとして、ハフニウムシリケート膜、シリコン酸窒化膜を選択的に除去してゲート絶縁膜を形成した。
以上の工程により、半導体装置を得た。
(比較例1)
シリコン基板上を950℃で熱酸化し、シリコン酸化膜を形成した。このシリコン酸化膜の厚みは、2nmであった。
その後、シリコン酸化膜に窒素を導入し、シリコン酸窒化膜を形成した。具体的には、プラズマ雰囲気下、窒窒素雰囲気下で、400℃でシリコン酸化膜を熱処理し、シリコン酸窒化膜を形成した。
次に、シリコン酸窒化膜上にハフニウムシリケート膜を、HTB(Hf(Ot−Bu))とモノシラン(SiH)によるCVD法により形成した。
さらに、ハフニウムシリケート膜上にゲート電極を形成するとともに、基板にヒ素(N型領域)、ホウ素(P型領域)を注入して、ソース・ドレイン領域を形成した。その後、1050℃で基板を加熱して、ソース・ドレイン領域の活性化を行った。
さらに、ゲート電極をマスクとして、ハフニウムシリケート膜、シリコン酸窒化膜を選択的に除去してゲート絶縁膜を形成した。
以上の工程により、半導体装置を得た。
(比較例2)
シリコン基板上を950℃で熱酸化し、シリコン酸化膜を形成した。このシリコン酸化膜の厚みは、2nmであった。
次に、シリコン酸化膜を1000℃、60秒で熱処理した。その後、シリコン酸化膜に窒素を導入し、シリコン酸窒化膜を形成した。具体的には、プラズマ雰囲気下、窒窒素雰囲気下で、400℃でシリコン酸化膜を熱処理し、シリコン酸窒化膜を形成した。
シリコン酸窒化膜上にハフニウムシリケート膜を、HTB(Hf(Ot−Bu))とモノシラン(SiH)によるCVD法により形成した。
次に、ハフニウムシリケート膜上にゲート電極を形成するとともに、基板にヒ素(N型領域)、ホウ素(P型領域)を注入して、ソース・ドレイン領域を形成した。その後、1050℃で基板を加熱して、ソース・ドレイン領域の活性化を行った。
さらに、ゲート電極をマスクとして、ハフニウムシリケート膜、シリコン酸窒化膜を選択的に除去してゲート絶縁膜を形成した。
以上の工程により、半導体装置を得た。
(結果)
(ワイブルプロット)
実施例1および比較例1の半導体装置のTDDB(TimeDependent Dielectric Breakdown)特性を測定した(温度を上げて、絶縁膜がブレークダウンしない程度の電圧を加え続けて破壊が起こるまでの時間を測定)。そして、測定結果をワイブルプロットし、半導体装置の信頼性(寿命)を評価した。
ここでワイブルプロットとは、絶縁破壊を起こした半導体装置の累積不良率Fから算出される指数Wを縦軸とし、ストレス印加時間tのlogスケールを横軸としてプロットしたものである。尚、指数Wは下記の式により計算される。
W=ln[ln{1/(1−F)}]
ここで、図5に示すように、ワイブルプロットの傾きが大きいほど、寿命が長いといえる。
結果を図4に示す。実施例1の方が比較例1に比べ、ワイブルプロットの傾きが大きく、寿命が長いことがわかる。また、図6には、実施例1のRBS(ラザフォード後方散乱)によるゲート絶縁膜の測定結果を示す。これによれば、Hf原子がシリコン基板と、シリコン酸窒化膜との界面側にまで侵入しておらず、シリコン酸窒化膜表面側に局在化していることがわかる。
(実施例2,3、比較例2について)
実施例1および比較例1と同様に、実施例2,3および比較例2についてTDDB特性の評価を行いワイブルプロットの傾きを求めた結果が図7である。比較例1,2に対し、実施例1,2および3はワイブルプロットの傾きが大きく、寿命が長いといえる。
上記の結果は、1050℃以上の温度であれば、シリコン酸化膜の緻密化が可能であることを示している。さらに、シリコン酸化膜の緻密化によってその後の工程で導入される窒素のシリコン基板方向への拡散が抑制される。そして、窒素の局在化およびシリコン酸化膜の緻密化により、ハフニウム原子のシリコン基板方向への拡散が抑制されると考えられる。この結果、ワイブルプロットの傾きが大きくなり、半導体装置の寿命が改善されるものと考えられる。
本発明の一実施形態にかかる半導体装置の製造工程を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる半導体装置の製造工程を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる半導体装置の製造工程を示す図である。 実施例1と、比較例1のワイブルプロットの傾きを示す図である。 ワイブルプロットの傾きと、寿命との関係を示す図である。 実施例1のゲート絶縁膜の元素分析結果を示す図である。 実施例および比較例のワイブルプロットの傾きを示す図である。
符号の説明
1 半導体装置
11 基板
12 シリコン酸化膜
13 シリコン酸窒化膜
14 絶縁膜
16 ゲート電極
16’ ポリシリコン膜
111A,111B ソース・ドレイン領域

Claims (8)

  1. 基板上に、シリコン酸化膜を形成する工程と、
    前記シリコン酸化膜に対して窒素を導入してシリコン酸窒化膜を形成する工程と、
    前記シリコン酸窒化膜上にZr、Hfのうち、少なくともいずれかの金属元素を含む絶縁膜を形成する工程とを含み、
    前記基板上にシリコン酸化膜を形成する前記工程では、
    1050℃未満で前記基板上にシリコン酸化膜を成膜した後、1050℃以上、1100℃以下でシリコン酸化膜を熱処理する
    半導体装置の製造方法。
  2. 基板上に、シリコン酸化膜を形成する工程と、
    前記シリコン酸化膜に対して窒素を導入してシリコン酸窒化膜を形成する工程と、
    前記シリコン酸窒化膜上にZr、Hfのうち、少なくともいずれかの金属元素を含む絶縁膜を形成する工程とを含み、
    前記基板上にシリコン酸化膜を形成する前記工程では、
    1050℃以上、1100℃以下で前記基板上にシリコン酸化膜を形成する半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記シリコン酸化膜の厚みは2.5nm以下である半導体装置の製造方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
    前記絶縁膜および前記シリコン酸窒化膜はゲート絶縁膜である半導体装置の製造方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
    前記シリコン酸化膜に対して窒素を導入してシリコン酸窒化膜を形成する前記工程では、窒素を含むプラズマ雰囲気中で前記シリコン酸化膜を処理することで、シリコン酸窒化膜を形成する半導体装置の製造方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
    前記シリコン酸窒化膜上に絶縁膜を形成する前記工程では、
    前記シリコン酸窒化膜上に、Zr、Hfのうち少なくともいずれかの金属元素を含む絶縁膜をCVD法、ALD法またはスパッタ法により形成する半導体装置の製造方法。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
    絶縁膜を形成する前記工程の後段で、半導体装置が加熱処理される工程を含む半導体装置の製造方法。
  8. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記基板上にシリコン酸化膜を形成する前記工程では、
    1050℃未満で前記基板上にシリコン酸化膜を成膜した後、1050℃以上、1100℃以下でシリコン酸化膜を熱処理し、
    前記熱処理は、窒素雰囲気下、あるいは窒素と酸素の混合雰囲気下で行われる半導体装置の製造方法。
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