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JP2008503470A - ゴナドトロピン放出ホルモン受容体アンタゴニストの製造法 - Google Patents

ゴナドトロピン放出ホルモン受容体アンタゴニストの製造法 Download PDF

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JP2008503470A
JP2008503470A JP2007516682A JP2007516682A JP2008503470A JP 2008503470 A JP2008503470 A JP 2008503470A JP 2007516682 A JP2007516682 A JP 2007516682A JP 2007516682 A JP2007516682 A JP 2007516682A JP 2008503470 A JP2008503470 A JP 2008503470A
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alkyl
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alkenyl
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Application number
JP2007516682A
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アレクサンダー・ヴェー・ゴンチャロフ
グルナズ・ハフィゾワ
ジョン・アール・ポトスキー
ドナ・メアリー・フリン
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Wyeth LLC
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Wyeth LLC
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D403/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00
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    • C07D235/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, condensed with other rings
    • C07D235/02Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, condensed with other rings condensed with carbocyclic rings or ring systems
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Abstract

本発明は、ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)(黄体形成ホルモン放出ホルモンとしても知られる)受容体アンタゴニストを製造する方法に関する。

Description

本出願は、2004年6月17日に出願された米国仮特許出願第60/580,640号(出典明示により全体として本出願の一部とされる)の利益を主張する。
本出願を通して、種々の出版物が引用される。これらの出版物の開示は、本明細書中に記載され、主張される本発明の日付における当業者に既知の当該分野の状況をより完全に記述するために、出典明示により全体として本出願の一部とされる。
本特許の開示は、著作権保護に従う事件を含む。米国特許商標局の特許ファイルまたは記録において見られるので、著作権所有者は、特許書類または特許開示の誰による複製であっても不服はないが、そのほかの点では、どんな著作権も全て保有する。
発明の分野
本発明は、ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)(黄体形成ホルモン放出ホルモン(LHRH)としても知られる)受容体アンタゴニストの製造法に関する。
GnRHは、視床下部から放出される10量体ペプチドである。脳下垂体前葉において、GnRHは、GnRH受容体を活性化する。GnRH受容体の活性化は、濾胞刺激ホルモン(FSH)および黄体形成ホルモン(LH)の放出を引き起こす。FSHおよびLHは、男女両方の性腺における性ステロイドの生合成および放出を刺激する。
このことは典型的には望ましいが、GnRH受容体の活性化を予防することが有益なある種の性ホルモン依存性病理学的状態が存在する。例えば、GnRH受容体の阻害は、性ステロイド産生の大きな低下をもたらすことができ、次いで、それは、前立腺癌、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮癌、乳癌、卵巣癌、睾丸癌、または原発性多毛症などの性ホルモン依存性病理学的状態を緩和することができる。さらに、例えば、イン・ビボ受精過程のいくつかの時点におけるような、GnRH受容体の活性化の予防、例えば、LH急増(surge)の予防が有益な他の状況が存在する。
現在市販されているGnRH治療薬は、2つの経路のうち1つにおいて受容体拮抗作用を示すペプチドである。1つは、GnRH受容体スーパーアゴニズムによるものである。GnRH受容体は、バーストにおいて刺激される場合、ゴナドトロピン、FSHおよびLHの正常な放出を引き起こす。一定の刺激下で、該受容体は減感し、その包括的な効果はGnRH受容体阻害である。スーパーアゴニズム過程を介する阻害は、ヒト患者において生じるのに最高2週間かかるので、該過程は、やや望ましくない。この遅れの間に、しばしば、最初のホルモン刺激段階により疾患症状が増す。該現象をフレア(flare)という。
第2の受容体阻害方法は、ペプチドアンタゴニストを用いるGnRH受容体の直接的な拮抗作用によるものである。これは、血漿LHレベルの即時低下を引き起こす。しかしながら、上記したように、GnRH受容体の遮断を引き起こす現在入手可能な医薬品は全てペプチドである。それら自体は、経口投与できず、静脈内、皮下または筋内注射などの非経口手段によって投与されなければならない。かくして、経口で有用なGnRHアンタゴニストは、非常に有用であろう。
したがって、上記に基づき、GnRH受容体アンタゴニストが有用であることは明らかであり、新規なGnRH受容体アンタゴニストの開発が非常に望ましい。米国特許出願第60/580,640号(その開示は、そのまま複写されるかの如く本明細書の一部とされる)は、GnRH受容体アンタゴニストとして有用な本明細書中で定義される式IIおよびIVの化合物を教示する。
しかしながら、大量生産に有効なかかる化合物の製造法が望まれている。
概要
本発明は、式I:
Figure 2008503470
[式中、
Aは、各々、置換されていてもよいアリールまたはヘテロアリールであり;
、R、RおよびRは、独立して、Hまたは置換されていてもよいアルキルであり;
、R、R、R、R、R10、R11およびR12は、独立して、H、アルキル、アルケニルまたはアルキニルであり、各アルキル、アルケニルまたはアルキニルは置換されていてもよい]
で示される化合物と、式:
−(CR1314−D
[式中、
Dは、H、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、各アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールは、置換されていてもよく;
は、ハロゲンまたはOSO32であり、ここに、R32は、各々、置換されていてもよいアルキル、アリールまたはフルオロアルキルであり;
kは、0、1、2または3であり;
13およびR14は、独立して、各事象にて、Hまたは置換されていてもよいアルキルである]
で示される化合物を有機溶媒中、塩基の存在下で反応させ、それにより、式II
Figure 2008503470
[式中、Bは、(CR1314−Dである]
で示される化合物またはその医薬上許容される塩を形成させることを特徴とする方法を提供する。
本発明は、さらに、式III:
Figure 2008503470
[式中、
は、Hまたはアルキルであり;
およびR10は、独立して、H、アルキル、アルケニルまたはアルキニルであり、各アルキル、アルケニルまたはアルキニルは置換されていてもよく;
31は、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、NR2223、CR24(CF、JR22、またはC(=O)R22であり、ここに、JはOまたはSOであり、mは0、1、または2であり;
22およびR23は、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、アリールまたはヘテロアルキルであり、各アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアルキルは、置換されていてもよく、あるいはR22およびR23は、それらが結合している原子と一緒になって、R20−E−R21で置換されていてもよい環式または複素環式基、例えば、3〜8員環を形成し、該ヘテロ原子は、O、NおよびSから選択され、ここに、EはO、N、NR21またはSOであり、
20およびR21は、独立して、H、C−Cアルキルまたはヘテロアルキルであり、あるいは、R20およびR21は、それらが結合している原子と一緒になって、環式または複素環式基、例えば、3〜8員環を形成し、該ヘテロ原子は、O、NおよびSから選択され;
24は、HまたはOHである]
で示される化合物と式:
−(CR1314−D
[式中:
Dは、各々置換されていてもよいヘテロシクロアルキルまたはヘテロアリールであり;
は、ハロゲンまたはOSO32であり、ここに、R32は、各々置換されていてもよいアルキル、アリール、またはフルオロアルキルであり;
kは、0、1、2または3であり;
13およびR14は、独立して、各事象にて、Hまたは置換されていてもよいアルキルである]
で示される化合物を有機溶媒中、塩基の存在下で反応させ、それにより、式IV:
Figure 2008503470
で示される化合物またはその医薬上許容される塩を形成することを特徴とする方法を含む。
本発明は、さらに、式III:
Figure 2008503470
[式中、
は、Hまたはアルキルであり;
およびR10は、独立して、H、アルキル、アルケニルまたはアルキニルであり、各アルキル、アルケニルまたはアルキニルは、置換されていてもよく;
31は、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、NR2223、CR24(CF、JR22、またはC(=O)R22であり、ここに、Jは、OまたはSOであり、mは、0、1または2であり;
22およびR23は、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、アリールまたはヘテロアルキルであり、各アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアルキルは置換されていてもよく、あるいは、R22およびR23は、それらが結合している原子と一緒になって、R20−E−R21で置換されていてもよい環式または複素環式基、例えば、3〜8員環を形成し、該ヘテロ原子は、O、NおよびSから選択され、ここに、Eは、O、N、NR21またはSOであり、
20およびR21は、独立して、H、C−Cアルキルまたはヘテロアルキルであり、あるいは、R20およびR21は、それらが結合している原子と一緒になって、環式または複素環式基、例えば、3〜8員環を形成し、該ヘテロ原子は、O、NおよびSから選択され;
24は、HまたはOHである]
で示される化合物を含む。
詳細な記載
一の具体例において、本発明は、式I:
Figure 2008503470
[式中、
Aは、各々置換されていてもよいアリールまたはヘテロアリールであり;
、R、RおよびRは、独立して、Hまたは置換されていてもよいアルキルであり;
、R、R、R、R、R10、R11およびR12は、独立して、H、アルキル、アルケニルまたはアルキニルであり、各アルキル、アルケニルまたはアルキニルは置換されていてもよい]
で示される化合物と式:
−(CR1314−D
[式中、
Dは、H、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、各アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールは、置換されていてもよく;
は、ハロゲンまたはOSO32であり、ここに、R32は、各々置換されていてもよいアルキル、アリール、またはフルオロアルキルであり;
kは、0、1、2または3であり;
13およびR14は、独立して、各事象にて、Hまたは置換されていてもよいアルキルである]
で示される化合物を有機溶媒中、塩基の存在下で反応させ、それにより、式II:
Figure 2008503470
[式中、Bは(CR1314−Dである]
で示される化合物またはその医薬上許容される塩を形成することを特徴とする方法を含む。
一の具体例において、Dは、置換されていてもよいヘテロアリールである、別の具体例において、Dは、置換されていてもよいC−Cアルキルである。
一の具体例において、R、R、RおよびRは、独立して、HまたはC−Cアルキルである。
一の具体例において、R、R、R、R、R、R10、R11およびR12は、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、またはC−Cアルキニルである。
一の具体例において、R13およびR14は、独立して、各事象にて、HまたはC−Cアルキルである。
一の具体例において、LはBrである。
一の具体例において、L−(CR1314−Dは、6−ブロモメチル−キノキサリンである。
一の具体例において、該方法は、さらに、6−メチルキノキサリンを臭素化し、それにより、L−(CR1314−Dを形成させることを含む。一の具体例において、臭素化は、四塩化炭素(CCl)中、還流下で、N−ブロモスクシンイミド(NBS)(例えば、1.1当量)およびアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)(例えば、2.4mol%)を用いて達成される。
一の具体例において、該方法は、さらに、4−メチルフェニレン−1,2−ジアミンをグリオキサールと反応させ、それにより、該6−メチルキノキサリンを形成させることを含む。
一の具体例において、塩基は、炭酸カリウムまたはN,N−ジイソプロピルエチルアミンを含む。
一の具体例において、溶媒は、アセトン、アセトニトリル(MeCN)、ジメチルスルホキシド(DMSO)およびテトラヒドロフラン(THF)のうち少なくとも1つを含む。
一の具体例において、塩基は、炭酸カリウムを含み、溶媒はアセトンを含む。一の具体例において、2当量の炭酸カリウムを使用する。
一の具体例において、1当量のL−(CR1314−Dを使用する。
一の具体例において、式Iの化合物は、式:
Figure 2008503470
[式中、Aは、置換されていてもよいアリールであり、RはHまたはC−Cアルキルである]
で示される。
一の具体例において、Aは、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、NR2223、CR24(CF、JR22またはC(=O)R22で置換されたフェニルであり、ここに、JはOまたはSOであり、mは0、1または2であり;R22およびR23は、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、アリールまたはヘテロアルキルであり、各アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアルキルは置換されていてもよく、あるいは、R22およびR23は、それらが結合している原子と一緒になって、置換されていてもよい環式または複素環式基、例えば、3〜8員環を形成し、該ヘテロ原子は、O、NおよびSから選択され、該基は、R20−E−R21で置換されていてもよく、ここに、Eは、O、N、NR21またはSOであり、R20およびR21は、独立して、H、C−Cアルキルまたはヘテロアルキルであり、あるいは、R20およびR21は、それらが結合している原子と一緒になって、環式または複素環式基、例えば、3〜8員環を形成し、該ヘテロ原子は、O、NおよびSから選択され;R24は、HまたはOHである。
一の具体例において、該方法は、さらに、式
Figure 2008503470
で示される化合物を式
Figure 2008503470
で示される化合物と反応させ、それにより、式IIの化合物を形成することを含む。一の具体例において、LはBrである。一の具体例において、該反応は、トルエン−THF中、5mol%のPd(dba)および10mol%のCyMAPリガンドの存在下、3当量の固体リチウムヘキサメチルジシラジド(LiHMDS)を用いて行われる。
一の具体例において、該方法は、さらに、式
Figure 2008503470
で示される化合物をメタノール中、N−クロロスクシンイミド(NCS)を用いて塩素化し、次いで、得られたN−クロリドを炭酸カリウムと反応させ、それにより、式
Figure 2008503470
で示される該化合物を形成させることを含む。
一の具体例において、該方法は、さらに、式
Figure 2008503470
で示される化合物を塩化チオニルと反応させて塩化イミドイルを形成させ、次いで、該塩化イミドイルを水性アンモニアと反応させ、それにより、式
Figure 2008503470
で示される該化合物を形成させることを含む。
一の具体例において、該方法は、さらに、式
Figure 2008503470
で示される化合物を式
Figure 2008503470
[式中、L’はハロゲンである]
で示される化合物と反応させ、それにより、式
Figure 2008503470
で示される該化合物を形成させることを含む。一の具体例において、L’はBrである。一の具体例において、式
Figure 2008503470
および式
Figure 2008503470
で示される化合物を、NaHCOを用いるショッテン−バウマン(Schotten−Bauman)条件下で合わせる。
一の具体例において、Aは、置換されていてもよいアリールである。
一の具体例において、Aは、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、NR2223、CR24(CF、JR22、またはC(=O)R22で置換されたアリールであり、ここに、Jは、OまたはSOであり、mは、0、1、または2であり;R22およびR23は、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、アリールまたはヘテロアルキルであり、各アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールは置換されていてもよく、あるいは、R22およびR23は、それらが結合している原子と一緒になって、置換されていてもよい環式または複素環式基、例えば、3〜8員環を形成し、該ヘテロ原子は、O、NおよびSから選択され、該基は、R20−E−R21で置換されていてもよく、ここに、Eは、O、N、NR21またはSOであり、R20およびR21は、独立して、H、C−Cアルキル、またはヘテロアルキルであり、あるいは、R20およびR21は、それらが結合している原子と一緒になって、環式または複素環式基、例えば、3〜8員環を形成し、該ヘテロ原子は、O、NおよびSから選択され;R24は、HまたはOHである。
一の具体例において、Aは、パラt−ブチルフェニルである。
一の具体例において、該方法は、さらに、2当量のエーテル性HClを式IIで示される化合物のエタノール中溶液に加え、それにより、塩を形成させることを含む。
一の具体例において、本発明は、式III:
Figure 2008503470
[式中、
は、Hまたはアルキルであり;
およびR10は、独立して、H、アルキル、アルケニルまたはアルキニルであり、各アルキル、アルケニルまたはアルキニルは、置換されていてもよく;
31は、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、NR2223、CR24(CF、JR22、またはC(=O)R22であり、ここに、Jは、OまたはSOであり、mは、0、1または2であり;
22およびR23は、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、アリールまたはヘテロアルキルであり、各アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアルキルは、置換されていてもよく、あるいは、R22およびR23は、それらが結合している原子と一緒になって、環式または複素環式基、例えば、3〜8員環を形成し、該ヘテロ原子は、O、NおよびSから選択され、該基は、R20−E−R21で置換されていてもよく、ここに、Eは、O、N、NR21またはSOであり、
20およびR21は、独立して、H、C−Cアルキルまたはヘテロアルキルであり、あるいは、
20およびR21は、それらが結合している原子と一緒になって、環式または複素環式基、例えば、3〜8員環を形成し、該ヘテロ原子は、O、NおよびSから選択され;
24は、HまたはOHである]
で示される化合物と式:
−(CR1314−D
[式中、
Dは、各々置換されていてもよいヘテロシクロアルキルまたはヘテロアリールであり;
は、ハロゲンまたはOSO32であり、ここに、R32は、各々置換されていてもよいアルキル、アリール、またはフルオロアルキルであり;
kは、0、1、2または3であり;
13およびR14は、独立して、各事象にて、Hまたは置換されていてもよいアルキルである]
で示される化合物を有機溶媒中、塩基の存在下で反応させ、それにより、式IV:
Figure 2008503470
で示される化合物またはその医薬上許容される塩を形成させることを特徴とする方法を含む。
一の具体例において、Dは、置換されていてもよいヘテロアリールである。
一の具体例において、Rは、HまたはC−Cアルキルである。
一の具体例において、RおよびR10は、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、またはC−Cアルキニルである。
一の具体例において、R13およびR14は、独立して、各事象にて、HまたはC−Cアルキルである。
一の具体例において、Lは、Brである。
一の具体例において、L−(CR1314−Dは、6−ブロモメチル−キノキサリンである。
一の具体例において、該方法は、さらに、6−メチルキノキサリンを臭素化し、それにより、L−(CR1314−Dを形成させることを含む。一の具体例において、臭素化は、四塩化炭素(CCl)中、還流下で、1.1当量のN−ブロモスクシンイミド(NBS)および2.4mol%のアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)を使用して達成される。
一の具体例において、該方法は、さらに、4−メチルフェニレン−1,2−ジアミンをグリオキサールと反応させ、それにより、該6−メチルキノキサリンを形成させることを含む。
一の具体例において、塩基は炭酸カリウムまたはN,N−ジイソプロピルエチルアミンである。
一の具体例において、溶媒は、アセトン、アセトニトリル(MeCN)、ジメチルスルホキシド(DMSO)およびテトラヒドロフラン(THF)のうち少なくとも1つを含む。
一の具体例において、塩基は、炭酸カリウムを含み、溶媒は、アセトンを含む。
一の具体例において、2当量の炭酸カリウムを使用する。
一の具体例において、1当量のL−(CR1314−Dを使用する。
一の具体例において、該方法は、さらに、式
Figure 2008503470
で示される化合物を式
Figure 2008503470
で示される化合物と反応させ、それにより、式IIIの該化合物を形成させることを含む。一の具体例において、LはBrである。一の具体例において、該反応は、トルエン−THF中、5mol%のPd(dba)および10mol%のCyMAPリガンドの存在下、3当量の固体リチウムヘキサメチルジシラジド(LiHMDS)を用いて行われる。
一の具体例において、該方法は、さらに、式
Figure 2008503470
で示される化合物をメタノール中、N−クロロスクシンイミド(NCS)を用いて塩素化し、次いで、得られたN−クロリドを炭酸カリウムと反応させ、それにより、式
Figure 2008503470
で示される該化合物を形成させることを含む。
一の具体例において、該方法は、さらに、式
Figure 2008503470
で示される化合物を塩化チオニルと反応させて塩化イミドイルを形成させ、次いで、該塩化イミドイルを水性アンモニアと反応させ、それにより、式
Figure 2008503470
で示される該化合物を形成させることを含む。
一の具体例において、該方法は、さらに、式
Figure 2008503470
で示される化合物を式
Figure 2008503470
[式中、L’はハロゲンである]
で示される化合物と反応させ、それにより、式
Figure 2008503470
で示される化合物を形成させることを含む。
一の具体例において、L’はBrである。一の具体例において、式
Figure 2008503470
で示される化合物および式
Figure 2008503470
で示される化合物を、NaHCOを用いるショッテン−バウマン条件下で合わせる。
一の具体例において、R31はt−ブチルである。
一の具体例において、該方法は、さらに、2当量のエーテル性HClを式IVで示される化合物のエタノール中溶液に加え、それにより、塩を形成させることを含む。
一の具体例において、本発明は、式III:
Figure 2008503470
[式中、
は、Hまたはアルキルであり;
およびR10は、独立して、H、アルキル、アルケニルまたはアルキニルであり、各アルキル、アルケニルまたはアルキニルは置換されていてもよく;
31は、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、NR2223、CR24(CF、JR22、またはC(=O)R22であり、ここに、Jは、OまたはSOであり、mは、0、1または2であり;
22およびR23は、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、アリールまたはヘテロアルキルであり、各アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアルキルは置換されていてもよく、あるいは、R22およびR23は、それらが結合している原子と一緒になって、環式または複素環式基、例えば、3〜8員環を形成し、該ヘテロ原子は、O、NおよびSから選択され、該基は、R20−E−R21で置換されていてもよく、ここに、Eは、O、N、NR21またはSOであり、
20およびR21は、独立して、H、C−Cアルキルまたはヘテロアルキルであり、あるいは、
20およびR21は、それらが結合している原子と一緒になって、環式または複素環式基、例えば、3〜8員環を形成し、該ヘテロ原子は、O、NおよびSから選択され;
24は、HまたはOHである]
で示される化合物を含む。
一の具体例において、Rは、HまたはCHである。
一の具体例において、R31は、C−Cアルキルである。
一の具体例において、R31は、t−ブチルである。
定義
アルキルなどの基の詳述は全て、本明細書の目的のために、置換および非置換形態の両方を包含するものと理解される。
本明細書中で使用される場合、「アルキル」なる語は、単独または別の基の一部として使用されても、置換または非置換脂肪族炭化水素鎖をいい、限定するものではないが、特記しない限り、1〜12個の炭素原子、例えば、1〜6個の炭素原子を含む直鎖および分枝鎖を包含する。例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、i−ブチルおよびt−ブチルが「アルキル」なる語によって包含される。C−Cアルキルは、1〜6個の炭素を有する直鎖および分枝鎖脂肪族基を包含する。特に、「アルキル」なる定義には、置換されていてもよい脂肪族炭化水素鎖が包含される。一の具体例において、アルキルは、1以上の下記の基:−V−ハロゲン、−V−N、−V−NO、−V−CN、−V−OR’、−V−SR’、−V−SOR’、−V−SON(R’)、−V−N(R’)、−V−COR’、−V−COR’、−V−NR’COR’、−V−NR’COR’、−V−NR’CONR’、−V−CON(R’)、−C(OH)(CF、−CH(CFまたは−C(CF(ここに、各R’は独立して、水素また非置換(C−C)−アルキルであり、各Vは、独立して、結合または(C−C)−アルキルである)で置換されている。
同様に、「ヘテロアルキル」なる語は、本明細書中で使用される場合、炭素骨格内で1〜3個の炭素原子が独立して、O、SまたはNヘテロ原子で置き換わっているアルキル基(例えば、2〜7個の炭素原子)をいう。例えば、メトキシ、エトキシ、メチルチオ、エチルチオ、メチルアミン、エチルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、メトキシメチル、エトキシメチル、アミノメチルおよびヒドロキシメチルが「ヘテロアルキル」なる語によって包含される。一の具体例において、ヘテロアルキルは、1以上の下記の基:−V−ハロゲン、−V−N、−V−NO、−V−CN、−V−OR’、−V−SR’、−V−SOR’、−V−SON(R’)、−V−N(R’)、−V−COR’、−V−COR’、−V−NR’COR’、−V−NR’COR’、−V−NR’CONR’、−V−CON(R’)、−C(OH)(CF、−CH(CF、または−C(CF(ここに、各R’は独立して、水素または非置換(C−C)−アルキルであり、各Vは独立して、結合または(C−C)−アルキルである)で置換されている。
本明細書中の定義で使用される場合、炭素数は、炭素骨格および炭素分枝鎖をいうが、例えばアルコキシ置換などの置換基の炭素原子を含まない。
「アルケニル」なる語は、本明細書中で使用される場合、単独または他の基の一部として使用されても、置換または非置換炭化水素鎖をいい、限定するものではないが、2〜8個の炭素原子を有し、少なくとも1個の二重結合を有する直鎖および分枝鎖を包含する。一の具体例において、アルケニル基は、1または2個の二重結合を有する。かかるアルケニル基は、EまたはZ配座で存在していてもよく、本発明の化合物は両配座を包含する。C−Cアルケニルは、少なくとも1個の炭素−炭素二重結合を有する2〜6個の炭素直鎖または分枝鎖を包含する。特に、「アルケニル」の定義内には、置換されていてもよい脂肪族炭化水素鎖が包含される。一の具体例において、アルケニルに結合したO、SまたはNなどのヘテロ原子は、二重結合に結合した炭素原子に結合しない。一の具体例において、アルケニルは、1以上の下記の基:−V−ハロゲン、−V−N、−V−NO、−V−CN、−V−OR’、−V−SR’、−V−SOR’、−V−SON(R’)、−V−N(R’)、−V−COR’、−V−COR’、−V−NR’COR’、−V−NR’COR’、−V−NR’CONR’、−V−CON(R’)、−C(OH)(CF、−CH(CF、または−C(CF(ここに、各R’は独立して、水素または非置換(C−C)−アルキルであり、各Vは独立して、結合または(C−C)−アルキルである)で置換されている。
「アルキニル」なる語は、少なくとも1個の炭素−炭素三重結合を有する炭化水素基をいう。C−Cアルキニルは、少なくとも1個の炭素−炭素三重結合を有する2〜6個の炭素の直鎖または分枝鎖を包含する。一の具体例において、アルキニルは、1以上の下記の基:−V−ハロゲン、−V−N、−V−NO、−V−CN、−V−OR’、−V−SR’、−V−SOR’、−V−SON(R’)、−V−N(R’)、−V−COR’、−V−COR’、−V−NR’COR’、−V−NR’COR’、−V−NR’CONR’、−V−CON(R’)、−C(OH)(CF、−CH(CF、または−C(CF(ここに、各R’は独立して、水素または非置換(C−C)−アルキルであり、各Vは独立して、結合または(C−C)−アルキルである)で置換されている。
「シクロアルキル」なる語は、単環式、二環式、三環式、縮合、架橋、またはスピロ一価飽和炭化水素基をいい、ここに、炭素原子は、該環系(例えば、3〜15個の炭素原子からなる)の中または外に配置されている。該シクロアルキル基のいずれか適当な環位置が所定の化学構造に共有結合していてもよい。シクロアルキル基の例は、限定するものではないが、化学基、例えば、シクロプロピル、シクロプロピルメチル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘキシルメチル、シクロヘキシルエチル、シクロヘプチル、ノルボルニル、アダマンチル、スピロ[4.5]デカニル、およびホモログ、異性体などを包含する。C−Cシクロアルキルは、3〜6個の炭素からなる単環式飽和環を包含する。一の具体例において、シクロアルキルは、1以上の下記の基:−V−H、−V−ハロゲン、−V−N、−V−NO、−V−CN、−V−OR’、−V−SR’、−V−SOR’、−V−SON(R’)、−V−N(R’)、−V−COR’、−V−COR’、−V−NR’COR’、−V−NR’COR’、−V−NR’CONR’、−V−CON(R’)、−C(OH)(CF、−CH(CF、または−C(CF(ここに、各R’は独立して、水素または非置換(C−C)−アルキルであり、各Vは独立して、結合または(C−C)−アルキルである)で置換されている。
「ヘテロアリール」なる語は、酸素、窒素および硫黄原子からなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子を環内に含有する5〜6員の芳香族複素環基をいい、いずれかの可能な位置で炭素環または複素環と縮合していてもよい(例えば、5−8環原子からなり、該縮合複素環は、酸素、窒素および硫黄原子からなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子を環内に含有している)。一の具体例において、ヘテロアリールは、1以上の下記の基:−V−H、−V−ハロゲン、−V−N、−V−NO、−V−CN、−V−OR’、−V−SR’、−V−SOR’、−V−SON(R’)、−V−N(R’)、−V−COR’、−V−COR’、−V−NR’COR’、−V−NR’COR’、−V−NR’CONR’、−V−CON(R’)、−C(OH)(CF、−CH(CF、または−C(CF(ここに、各R’は独立して、水素または非置換(C−C)−アルキルであり、各Vは独立して、結合または(C−C)−アルキルである)で置換されている。
「ヘロシクロアルキル」なる語は、炭素原子およびN、OおよびSから選択される1〜2個のヘテロ原子を含有する5〜7員の飽和環をいう。一の具体例において、ヘテロシクロアルキルは、1以上の以下の基:=O、−V−H、−V−ハロゲン、−V−N、−V−NO、−V−CN、−V−OR’、−V−SR’、−V−SOR’、−V−SON(R’)、−V−N(R’)、−V−COR’、−V−COR’、−V−NR’COR’、−V−NR’COR’、−V−NR’CONR’、−V−CON(R’)、−C(OH)(CF、−CH(CF、または−C(CF(ここに、各R’は、独立して、水素または非置換(C−C)−アルキルであり、各Vは独立して、結合または(C−C)−アルキルである)で置換されている。
「アリール」なる語は、基または基の一部として使用される場合、例えば、6〜14個の炭素原子からなる、芳香族炭素環、例えば、置換されていてもよいフェニルをいう。本明細書中で使用される場合、「フェニル」なる語は、単独または別の基の一部として使用される場合、置換または非置換フェニル基をいう。一の具体例において、フェニルなどのアリール基は、1以上の以下の基:−V−H、−V−ハロゲン、−V−N、−V−NO、−V−CN、−V−OR’、−V−SR’、−V−SOR’、−V−SON(R’)、−V−N(R’)、−V−COR’、−V−COR’、−V−NR’COR’、−V−NR’COR’、−V−NR’CONR’、−V−CON(R’)、−C(OH)(CF、−CH(CF、または−C(CF(ここに、各R’は、独立して、水素または非置換(C−C)−アルキルであり、各Vは独立して、結合または(C−C)−アルキルである)で置換されている。アリール上の付加的な置換基は、段落番号0028においてAがフェニルである場合に関して記載したとおりである。
置換されていてもよい基は、1以上の置換基(その例は、本明細書に記載のとおりである)で置換されていてもよい。一の具体例において、「置換されていてもよい」基は、1以上の下記の基:=O、−V−H、−V−ハロゲン、−V−N、−V−NO、−V−CN、−V−OR’、−V−SR’、−V−SOR’、−V−SON(R’)、−V−N(R’)、−V−COR’、−V−COR’、−V−NR’COR’、−V−NR’COR’、−V−NR’CONR’、−V−CON(R’)、−C(OH)(CF、−CH(CF、または−C(CF(ここに、各R’は独立して、水素または非置換(C−C)−アルキルもしくはフェニルであり、各Vは独立して、結合または(C−C)−アルキルである)で置換されている。
かかる基が置換されている場合、例えば、それらは典型的に、一、二、三、または過置換されていてもよい。ハロゲン置換基の例は、1−ブロモビニル、1−フルオロビニル、1,2−ジフルオロビニル、2,2−ジフルオロビニル、1,2,2−トリフルオロビニル、1,2−ジブロモエタン、1,2−ジフルオロエタン、1−フルオロ−2−ブロモエタン、CFCF、CFCFCFなどを包含する。
ハロゲンなる語は、臭素、塩素、フッ素、およびヨウ素を包含する。
便宜上、連結点(「−」)は描写しない。原子または化合物が変数を明確にするように記載される場合、原子または化合物の結合価を満足するように該変数が置き換えられるものと理解される。例えば、「X」がC(R)=C(R)であるならば、両方の炭素原子が環の一部を形成して各結合価を満たす。同様に、二価の置換基が存在する場合、それらは記載順に限定されることはなく、例えば、「OCH」と記載される場合、CHOおよびOCHが含まれると理解される。
本明細書中で使用される場合、本発明の化合物は、本発明の化合物の医薬上許容される塩を包含する。「医薬上許容される塩」なる語は、本明細書中で使用される場合、本発明の化合物の酸性および塩基性窒素原子の塩をいう。例示的塩は、限定するものではないが、硫酸塩、クエン酸塩、酢酸塩、シュウ酸塩、塩化物、塩酸塩、臭化物、臭化水素酸塩、ヨウ化物、硝酸塩、重炭酸塩、リン酸塩、酸性リン酸塩、イソニコチン酸塩、乳酸塩、サリチル酸塩、酸性クエン酸塩、酒石酸塩、オレイン酸塩、タンニン酸塩、パントテン酸塩、重酒石酸塩、アスコルビン酸塩、コハク酸塩、マレイン酸塩、ゲンチシン酸エン、フマル酸塩、グルコン酸塩、グルカロン酸塩(glucaronate)、サッカラート、ギ酸塩、安息香酸塩、グルタミン酸塩、メタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、カンファースルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸塩、プロピオン酸塩、コハク酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、マロン酸塩、マンデル酸塩、リンゴ酸塩、フタル酸塩、およびパモ酸塩(pamoate)を包含する。「医薬上許容される塩」なる語は、また、本明細書中で使用される場合、酸性官能基、例えば、カルボン酸官能基、および塩基を有する本発明の化合物の塩をいう。例えば、限定するものではないが、ナトリウム、カリウム、およびリチウムを包含するアルカリ金属の水酸化物、カルシウムおよびマグネシウムなどのアルカリ土類金属の水酸化物、アルミニウムおよび亜鉛などの他の金属の水酸化物、アンモニア、有機アミン、例えば、非置換またはヒドロキシル置換されたモノ、ジまたはトリアルキルアミン、ジシクロヘキシルアミン、トリブチルアミン、ピリジン、N−メチル、N−エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、モノ、ビスまたはトリス−(2−OH−(C−C)−アルキルアミン)、例えば、N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシエチル)アミンまたはトリ−(2−ヒドロキシエチル)アミン、N−メチル−D−グルカミン、モルホリン、チオモルホリン、ピペリジン、ピロリジン、およびアミノ酸、例えば、アルギニン、リジンなどが包含される。「医薬上許容される塩」なる語は、また、本発明の化合物の水和物を包含する。
「患者」なる語は、本明細書中で使用される場合、哺乳動物を、一の具体例において、ヒトをいう。
「投与する」、「投与される」または「投与」なる語は、本明細書中で使用される場合、化合物または組成物を患者に直接投与すること、あるいは患者の体内で等価量の活性化合物または物質を形成する化合物のプロドラッグ誘導体またはアナログを患者に投与することのいずれかをいう。
「担体」なる語は、本明細書中で使用される場合、担体、賦形剤、および希釈剤を包含する。
「互変体」なる語は、本明細書中で使用される場合、分枝の1原子のプロトンが別の原子にシフトする現象によって生じる化合物をいう。Jerry March, Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms and Structures, Fourth Edition, John Wiley & Sons, pages 69−74 (1992)を参照のこと。
本発明の化合物は、不斉炭素原子を含有していてもよく、本発明の化合物のいくつかは、1以上の不斉中心を含有していてもよく、かくして、光学異性体およびジアステレオマーを生じうる。式Iの立体化学に関係なく示されるが、本発明は、かかる光学異性体およびジアステレオマー、ならびにラセミ体および分割したエナンチオマー的に純粋なRおよびS立体異性体、ならびにRおよびS立体異性体の他の混合物およびその医薬上許容される塩を包含する。立体異性体が提供される場合、いくつかの具体例において、それは対応するエナンチオマーを実質的に含まない形態で提供されうる。かくして、対応するエナンチオマーを実質的に含まないエナンチオマーは、分離技術によって単離または分離された化合物あるいは対応するエナンチオマーを含まないように調製された化合物をいう。「実質的に含まない」なる語は、本明細書中で使用される場合、該化合物が有意に大きな割合の1立体異性体で構成されることを意味し、一の具体例において、他の立体異性体が約50%未満であり、別の具体例において、約75%未満、また別の具体例において、約90%未満、一の具体例において、約95%未満、別の具体例において、約98%未満、また別の具体例において、約99%未満である。
「有効量」、「治療上有効量」および「有効な投与量」なる語は、本明細書中で使用される場合、患者に投与した場合に、該患者が罹患している疑いのある疾患を少なくとも部分的に緩和する(他の具体例において、治療する)のに有効な化合物の量をいう。
本発明の化合物は、GnRH受容体アンタゴニストとして作用することが見出された。それらは、したがって、前立腺癌、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮癌、乳癌、卵巣癌、睾丸癌、原発性多毛症、またはLH急増の治療に有用である。さらに、それらは、経口避妊薬として有用である。本発明は、かくして、少なくとも1つの本発明の化合物および1以上の医薬上許容される担体、賦形剤または希釈剤を含んでなる医薬組成物を提供する。
かかる担体の例は、当業者によく知られており、許容される製薬手法、例えば、Remington’s Pharmaceutical Sciences,第17版、Alfonoso R. Gennaro, Mack Publishing Company, Easton, PA (1985)(出典明示により、全体として本明細書の一部とされる)に記載の手法にしたがって調製される。医薬上許容される担体は、処方中の他の成分と化学反応を起こさず、かつ、生物学的に許容されるものである。
本発明の化合物は、そのままで、または通常の医薬担体と共に、経口または非経口投与してもよい。適用可能な固形担体は、フレーバー剤、滑沢剤、可溶化剤、懸濁化剤、充填剤、滑剤(glidant)、圧縮助剤、結合剤または錠剤崩壊剤またはカプセル化材料として作用しうる1以上の物質を包含することができる。それらは、通常の方法で、例えば、既知の抗高血圧剤、利尿剤、およびβ−遮断剤のために使用されるのと同様な方法で処方される。本発明の活性化合物を含有する経口処方は、錠剤、カプセル、バッカル形態、トローチ、ロゼンジおよび経口液体、懸濁または溶液を包含するいずれかの通常使用される経口形態を含みうる。粉末において、担体は微粉化固体であり、それを微粉化活性成分と混合する。錠剤において、活性成分は、適当な割合で必要な圧縮特性を有する担体と混合し、次いで、所望の形状および大きさに圧縮する。一の具体例において、粉末および錠剤は、99%までの活性成分を含有する。
カプセルは、活性化合物と、不活性充填剤および/または希釈剤、例えば、医薬上許容されるデンプン(例えば、トウモロコシ、ジャガイモまたはタピオカデンプン)、糖類、人工甘味料、粉末状セルロース、例えば、結晶性および微結晶性セルロース、小麦粉、ゼラチン、ゴムなどとの混合物を含有しうる。
有用な錠剤処方は、通常の圧縮、湿式造粒または乾式造粒法によって製造され得、医薬上許容される希釈剤、結合剤、滑沢剤、崩壊剤、表面修飾剤(界面活性剤を包含する)、懸濁化または安定化剤を利用してもよく、それらは、限定するものではないが、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸、ラウリル硫酸ナトリウム、タルク、糖、乳糖、デキストリン、デンプン、ゼラチン、セルロース、メチルセルロース、微結晶性セルロース、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースカルシウム、ポリビニルピロリドン、アルギン酸、アラビアゴム、キサンタンガム、クエン酸ナトリウム、複合体珪酸塩、炭酸カルシウム、グリシン、シュークロース、ソルビトール、リン酸二カルシウム、硫酸カルシウム、乳糖、カオリン、マンニトール、塩化ナトリウム、低融点ワックス、およびイオン交換樹脂を包含する。例示的表面修飾剤は、非イオン性およびアニオン性表面修飾剤を包含する。表面修飾剤の代表的な例は、限定するものではないが、ポロキサマー188、塩化ベンザルコニウム、ステアリン酸カルシウム、セトステアロールアルコール、セトマクロゴール乳化ワックス、ソルビタンエステル、コロイド状二酸化ケイ素、リン酸塩、ドデシル硫酸ナトリウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、およびトリエタノールアミンを包含する。本明細書中における経口処方は、標準的な放出遅延または徐放性処方を利用して、活性化合物の吸収を変化させうる。該経口処方は、また、所望により適当な可溶化剤または乳化剤を含有する水または果汁中における活性成分を投与することからなってもよい。
液体担体は、溶液、懸濁液、エマルジョン、シロップおよびエリキシルの調製において使用されうる。本発明の活性成分を医薬上許容される液体担体、例えば、水、有機溶媒、その両混合物または医薬上許容される油脂中に溶解または懸濁することができる。液体担体は、他の適当な医薬添加剤、例えば、可溶化剤、乳化剤、バッファー、保存料、甘味料、フレーバー剤、懸濁化剤、濃化剤、着色料、粘度調節剤、安定化剤、または浸透圧調節剤を含有することができる。経口および非経口投与に適当な液体担体の例は、水(特に、上記の添加剤、例えば、ナトリウムカルボキシメチルセルロース溶液を包含するセルロース誘導体を含有する)、アルコール(一価アルコールおよび多価アルコール、例えば、グリコールを包含する)およびそれらの誘導体、および油(例えば、分別ココナツ油および落花生油)を包含する。非経口投与の場合、担体は、また、オレイン酸エチルおよびミリスチン酸イソプロピルなどの油性エステルであることができる。滅菌液体担体は、非経口投与用の滅菌液体形態の組成物において使用される。加圧組成物のための液体担体は、ハロゲン化炭化水素または他の医薬上許容されるプロペラントであることができる。
滅菌溶液または懸濁液である液体医薬組成物は、例えば、筋内、腹腔内または皮下注射によって利用できる。滅菌溶液は、また、静脈内投与することができる。経口投与用組成物は、液体または固体形態のいずれであってもよい。
一の具体例において、医薬組成物は、単位投与形態、例えば、錠剤、カプセル、粉末、溶液、懸濁液、エマルジョン、顆粒または座剤である。かかる形態において、該組成物は、適量の活性成分を含有する単位投与量に細分し、該単位投与形態は、パックされた組成物、例えば、パックされた粉末、バイアル、アンプル、予め充填されたシリンジまたは液体を含有するサッシェであることができる。単位投与形態は、例えば、カプセルまたは錠剤自体であることができ、またはパッケージ形態中における適当な数のいずれかのかかる組成物であることができる。かかる単位投与形態は、約1mg/kg〜約250mg/kgを含有していてもよく、単回投与量において、または2回以上に分けた投与量において投与してもよい。かかる投与量は、レシピエントの血流に活性化合物を導くのに有用な、経口、インプラント、非経口(静脈内、腹腔内および皮下注射を包含する)、直腸、経膣、および経皮投与を包含するいずれかの方法で投与されうる。かかる投与は、ローション、クリーム、泡沫、パッチ、懸濁液、溶液、および座剤(直腸および膣)中における本発明の化合物またはその医薬上許容される塩を用いて行ってもよい。
特定の病態または障害の治療または抑制のために投与する場合、有効な投与量は、使用される特定の化合物、投与様式、治療される疾患の状態およびその重篤度、ならびに治療される個体に関連する種々の物理的因子によって変えてもよい。治療的応用において、本発明の化合物は、疾患およびその合併症の症状を治療するか、または少なくとも部分的に緩和するのに十分な量で、すでに疾患に罹っている患者に提供される。これを達成するのに十分な量は、「治療上有効量」として定義される。特定の事例の治療において使用されるべき投与量は、担当の医師によって主観的に決定されなければならない。関係する変数は、特定の状態ならびに患者の大きさ、年齢および応答パターンを包含する。
エーロゾルの形態で気道に直接、化合物を投与することが望ましい場合もある。鼻腔内または気管支内吸入による投与のために、本発明の化合物は、水性または部分水性溶液中に処方されうる。
本発明の化合物は、非経口または腹空内投与されうる。遊離の塩基または医薬上許容される塩としてのこれらの活性化合物の溶液または懸濁液は、ヒドロキシル−プロピルセルロースなどの界面活性剤と適当に混合した水中で調製されうる。分散液もまた、グリセロール、液体ポリエチレングリコールおよび油中におけるその混合物中で調製されうる。通常の貯蔵および使用条件下で、これらの調製物は、微生物の成育を阻害するための保存料を含有する。
注射可能な使用に適当な医薬形態は、滅菌水性溶液または分散液、および滅菌注射溶液または分散液を即時調製するための滅菌粉末を包含する。全ての場合、該形態は、滅菌性でなければならず、容易に注射可能な程度まで流動性でなければならない。それは、製造および貯蔵条件下で安定でなければならず、細菌および真菌などの微生物の混入作用に対して保護されなければならない。担体は、例えば、水、エタノール、ポリオール(例えば、グリセロール、プロピレングリコール、および液体ポリエチレングリコール)、その適当な混合物、および植物性油を含有する溶媒または分散媒体であることができる。
本発明の化合物は、経皮パッチの使用によって経皮投与することができる。該開示の目的のために、経皮投与は、表皮および粘膜組織を包含する体表面および肉体通路の内表面を介する全ての投与を包含するものと理解される。かかる投与は、ローション、クリーム、泡沫、パッチ、懸濁液、溶液、および座剤(直腸および膣)中における本発明の化合物またはその医薬上許容される塩を用いて行ってもよい。
経皮投与は、活性化合物、および活性化合物に対して不活性で、皮膚に対して非毒性であり、かつ、皮膚を介する血流中への全身的吸収のために該活性成分のデリバリーを可能にする担体を含有する経皮パッチの使用によって達成されてもよい。該担体は、クリームおよび軟膏、ペースト、ゲルおよび閉塞性装置などの多くの形態を取ることができる。クリームおよび軟膏は、粘性液体または水中油型もしくは油中水型のいずれかの半固体エマルジョンであってもよい。活性成分を含有する石油または親水性石油中に分散させた吸収性粉末からなるペーストもまた、適当である場合がある。活性成分を担体と共に、または担体を含まないで含有するリザーバーを覆う半浸透性膜、または活性成分を含有するマトリックスなどの種々の閉塞性装置を、活性成分を血流中に放出するために使用してもよい。他の閉塞性装置は、文献において記載されている。
本発明の化合物は、通常の座剤の形態で直腸または経膣投与されてもよい。座剤処方は、座剤の融点を変化させるためにワックスを添加した、または添加しないココア脂、およびグリセリンを包含する伝統的な材料から製造されうる。水溶性座剤基材、例えば、種々の分子量のポリエチレングリコールもまた、使用されうる。
ある特定の具体例において、本発明は、本発明の化合物のプロドラッグに向けられる。種々の形態のプロドラッグが、例えば、Bundgaard(編), Design of Prodrugs, Elsevier (1985); Widderら(編), Methods in Enzymology, vol. 4, Academic Press (1985); Krogsgaard−Larsenら(編), ”Design and Application of Prodrugs”, Textbook of Drug Design and Development, Chapter 5, 113−191 (1991), Bundgaardら, Journal of Drug Delivery reviews, 8:1−38 (1992), Bundgaard, J. of Pharmaceutical Sciences, 77:285 et seq. (1988);およびHiguchiおよびStella(編) Prodrugs as Novel Drug Delivery Systems, American Chemical Society (1975)(出典明示により、全体として本明細書の一部とされる)において論じられているように、当該分野で知られている。
これらの化合物の投与量、投与方針および投与様式は、治療される疾患および個体によって変えてもよく、ある具体例において、関与する開業医の判断に任せられる。一の具体例において、1以上の本発明の化合物の投与は、低投与量で開始され、所望の効果が達成されるまで増やされる。
本発明の化合物は、市販の化合物、既知化合物、または既知の方法によって調製された化合物から出発する種々の方法を用いて調製することができる。本発明の化合物の多くに対する一般的な合成経路は、下記のスキームに包含される。スキーム中に示されない保護および脱保護工程がこれらの合成に必要とされる場合があること、および標的分子における官能性を適応させるために工程の順序を変えてもよいことは、当業者によって理解される。
製造法
スキーム1は、式IIの化合物を製造する方法の概観を提供する。スキーム1において標識される個々の工程は、下記の通りである。
Figure 2008503470

工程1.アミド形成
Figure 2008503470
アミドCは、THF−水混合液中、塩基としてNaHCOを用いて、ショッテン−バウマン条件下で塩化4−t−ブチルベンゾイルおよび2−ブロモアニリンから調製される。単離および再結晶化したアミドの収率は、90%を超え、最適化は必要ない。

工程2.ベンズアミジンの形成
Figure 2008503470
ベンズアミジンEは、文献の方法の適用によって調製される(Artmonova, T. V.; Zhivich, A. V.; Dubinskii, M. Yu.; Koldobskii, G. I. Synthesis 1996, 12, 1428. Katritzky, A. R.; Tarraga, T.A. ヘテロcycles 1982, 18, 21)。還流下での塩化チオニルでの処理によって、アミドCを塩化イミドイルDに変換する。Dと水性アンモニアとの反応により、所望のアミジンEを全収率70−85%で得る。

工程3. 4−ブロモベンゾイミダゾールの調製
Figure 2008503470
アミジンEをメタノール中、室温にて、NCSを用いて塩素化する。得られるN−クロリドFを炭酸カリウムで処理し、それにより、閉環を引き起こしてベンゾイミダゾールGを得る。該反応は、1g未満から約300gまでのいずれの規模においても、一定した収率をもたらす。しかしながら、最大規模においては、炭酸カリウムの添加後、閉環をもたらすために反応混合物を加熱しているときに、予想外の発熱が観察された。該発熱は、より小さな規模では気付かなかった。大規模製造において、もう一つ別の安全の点が我々の目に留まった。Bretherick’sによると、NCSとメタノールの組み合わせは、全く安全ではない。安全性が心配なら、メタノールの代わりにアセトニトリルを用いても、収率および純度に悪影響はない。

工程4. Pd−触媒によるピペラジンカップリングおよびBoc除去
Figure 2008503470
4−ブロモベンゾイミダゾールGおよびN−Boc−ピペラジン間のカップリングは、トルエン−THF混合液中、5mol%のPd(dba)および10mol%のCyMAPの存在下、塩基として3当量の固体LiHMDSを用いて行われる。LiHMDSは、窒素ブランケット下、プラスチックバック中に分注し、一方、試薬の残りを外気の下で負荷する。該反応は、50℃にて約1時間で完了し、80%のN−Boc−ピペラジノベンゾイミダゾールIからなる生成物の混合物を提供する。
該混合物は、水性後処理後、固体として単離する場合、Iが豊富になる(90%純度)。該混合物を直接Boc−除去工程に用いる。該脱保護は、THF−水混合溶媒中、HClを用いて行う。該試薬および溶媒比により、脱保護生成物を反応混合物からHCl塩Jとして結晶化させ、それをろ過により分離する。該結晶は、さらに所望の生成物Jが豊富になった(97%純度)。HCl塩Jをその温かい水性溶液の活性炭素での処理によって精製する。該ろ過溶液から、1M NaOH溶液を用いて遊離の塩基を沈殿させ、EtOAcで抽出する。最終固体Kを42%収率で単離し(ブロモベンゾイミダゾールの量に基づく)、98%純度である。

工程5. 6−メチルキノキサリンの調製
Figure 2008503470
6−メチルキノキサリンMを4−メチルフェニレン−1,2−ジアミンLおよびグリオキサールから調製する。先行文献によると、該反応中のグリオキサールは、40%水性溶液または結晶性重亜硫酸塩付加物のいずれかとして使用でき、どちらも市販されている。該重亜硫酸付加物は非常に純粋な反応および高収率の生成物をもたらすことがわかった。該反応は、60℃にて水中で行い、該生成物Mをエーテル抽出により単離し、蒸留により精製する。

工程6. 6−メチルキノキサリンの臭素化
Figure 2008503470
溶媒(DCE、PhCl、PhH、CCl)、ラジカル開始剤(Bz、AIBN)、温度(45−85℃)および時間(1−24時間)のいくつかの異なる組み合わせを、ラジカル臭素化のための最適設定条件を決定するためにスクリーンした。一臭化物 対 二臭化物比ならびに一臭素化生成物の単離収率および純度に関して最良の結果は、CCl中、還流下で1.5時間、1.1当量のNBS、2.4mol%のAIBNを用いて観察される。純粋な一臭化物は、反応混合物から結晶化し、ろ過によって分離される。6−ブロモメチルキノキサリンは、バイアル中、室温にて保存時にかなり迅速に分解し次工程に使用する前の少なくとも数日以内に調製しなければならない。

工程7. 4−ピペラジノベンゾイミダゾールのアルキル化
Figure 2008503470
アルキル化は、アセトン中、室温にて、1.0当量のブロミドNおよび2当量のKCOを塩基として用いて22時間かけて行う。生成物は、ろ過により単離し、水で複数回洗浄し、真空デシケーター中、CaSOで乾燥させる。

工程8. 塩形態の形成
Figure 2008503470
調製された二塩酸塩は、その結晶性、可溶性、安定性などによって判断したところ、一連の可能な処方の最良のものであることがわかった。該塩は、2当量のエーテル性HClを該遊離塩基のエタノール中溶液に加えることによって調製される。該塩は、ろ過によって単離される。
当業者は、上記のスキームおよび工程を、本発明の化合物の他の化合物および医薬上許容される塩を製造するように適応させることができると理解するであろう。
実施例1
LCMS分析は、UVおよび質量検出計、5cm C18カラム、95%水〜95%MeCNの5分勾配を用いるオープンアクセスAgilentクロマトグラフで行った。HPLC分析は、Waters液体クロマトグラフ(15cm C18カラム、20分ラン、95%水〜95%MeCN(0.05%TFA)の10分勾配および1mL/分流速)で行った。

N−(2−ブロモフェニル)−4−tert−ブチルベンズアミド
Figure 2008503470
2−ブロモアニリン(98%,Oakwood 005347,214g,1.25mol)、NaHCO(270g,3.2mol)、THF(500mL)および水(500mL)を、オーバーヘッドスターラー、温度計および500−mL添加漏斗を備えた5−L丸底フラスコ中に入れた。250mLのTHF中における塩化t−ブチルベンゾイル(>98%,Fluka 19660, 250mL,1.37mol)の溶液を添加漏斗に入れ、ゆっくりと(25分で)該フラスコ中の該攪拌試薬混合物に加えた。(外部加熱または冷却は管理せず、フラスコ内部温度を35℃に上昇させるわずかな発熱が観察された。)
添加完了後、反応混合物を一晩攪拌した(14時間)。その後のLCMS分析は、アミドへの完全な変換を示した(4.30分にて生成物ピーク,MH332Br;4.74分にて副産物ピーク 2M+Na 699はtert−ブチルベンゾイル無水物に対応する)。
該反応フラスコ由来の液体をデカントして沈殿を除去し、分離漏斗に移し、水層を分離し、エーテル(2x150mL)で抽出した。反応フラスコ中に残った無機塩をエーテル(2x100mL)で洗浄した。合わせた有機溶液をさらに200mLのエーテルで希釈し、50mLの水、100mLの水性1M HCl、50mLの水性KCOおよび50mLのブラインで洗浄した。得られた溶液をMgSOで乾燥させ、綿栓でろ過した。溶媒を真空下で除去し、油性残渣をゆっくりと白色ケークに凝固させた。
該ケークを約100mLの熱ヘプタン中に溶解し、室温に冷却し、少量の該アミド結晶を種晶として加えた。生成物を該溶液から白色針状結晶として結晶化した。該混合物を冷凍庫中、14時間維持した。該結晶をろ紙で迅速にろ過し、冷石油エーテルで洗浄し、風乾した。収量384g(93%)を無色針状結晶として得た。

N−(2−ブロモフェニル)−4−tert−ブチルベンズアミジン
Figure 2008503470
該アミド(380g,1.14mol)および塩化チオニル(500mL)を、HCl洗浄(scrub)ラインに取り付けた還流冷却器、および機械的スターラーを備えた2−L丸底面フラスコ中に入れた。該透明黄色溶液を14時間熱還流した。過剰なSOClをロータリーエバポレーター上で除去し、黄色油状残渣(それは、室温に冷却時にケークに凝固した)を1.3LのTHF中に溶解した。得られた溶液に、0.7Lの濃縮水性アンモニアを一度に加え(発熱は観察されなかった)、該混合物をオーバーヘッドスターラーで14時間、迅速に攪拌した。該アミノ分解をLCMSによってモニターした。不反応性塩化イミドイルは、UV追跡において、出発時のアミド(MH332)および[Ar−C≡NAr’]フラグメント(m/e314)に対応する質量データを有する2つのピークを与えた。
有機溶媒をロータリーエバポレーター上で除去した。軽質石油エーテルを該油状物の水中懸濁液に加え、それにより、生成物の結晶化を引き起こした。固体をろ過し、石油エーテルで洗浄し、真空オーブン中45℃で18時間乾燥させた。粗固体は、約5%の出発アミドおよび5%の未知不純物を含有した。それを酢酸エチル−ヘキサン1:1混合物から再結晶化した。収量320g(85%)を無色結晶として得た。

4−ブロモ−2−(4−tert−ブチルフェニル)ベンゾイミダゾール
Figure 2008503470
固体NCS(11.5g,85mmol)を該アミジンのメタノール中溶液(約200mL)に加え、該混合物を室温で3〜4時間維持した。次いで、固体KCO(30g,210mmol)および水(約5mL)を加え、該混合物を10〜15分間熱還流した。次いで、溶媒を真空下で除去し、残渣をエーテルと水との間に分配し、有機層を分離し、水で洗浄した。濃HCl水溶液(約100mmol)を該エーテル溶液に加え、それにより、該ベンゾイミダゾール塩の白色結晶沈殿の形成を引き起こした。(注意:水は、ここで、固体が形成するために必要である。エーテル性HClを該ベンゾイミダゾールの乾燥溶液に加えると、油状物の分離が引き起こされ、水をそれに加えた時にだけ、結晶化した。)該固体をろ過し(やや微細な沈殿および二相混合物−ろ過するのに長時間かかった)、少量の水およびエーテルで洗浄し、真空デシケーター中、Pで乾燥させた。収量90%(R=Me)、91%(R=t−Bu)。
ベンゾイミダゾールの遊離塩基を製造するために、該塩(23g,64mmol)を水性NaOH(200mLの水中70mmol)およびエーテル(300mL)と共に、全てが溶解するまで攪拌した。エーテル層を分離し、ブラインで洗浄し、MgSOで乾燥させ、シリカゲルのパッドでろ過し、蒸発乾固させた。固体残渣をTBME−ヘキサン1:1混合物から再結晶化して、18.6g(88%)の生成物を白色固体として得た。

2−(4−tert−ブチル−フェニル)−4−ピペラジン−1−イル−1H−ベンゾイミダゾール
Figure 2008503470

Pd−触媒によるカップリング
オーバーヘッドスターラー、窒素引き入れライン、温度プローブ、空気冷却器を備え、加熱マントル中に置かれた3−Lの三口丸底フラスコに、固体4−ブロモベンゾイミダゾール(103g,0.313mol)、固体N−Boc−ピペラジン(99%,Lancaster 13363,64.0g,0.344mol,1.1当量)、固体2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’−(N,N−ジメチルアミノ)ビフェニル(CyMAP)(98%,Strem 15−1145,12.3g,31.3mmol,10mol%)および固体Pd(dba)(Aldrich 32,877−4,7.16g,15.6mmol Pd,5mol%)を入れた。該フラスコを窒素でパージした。トルエン(1.0L,ACS等級)およびTHF(250mL,無水物等級)を加えた。スターラーを作動させ、フラスコを窒素でパージした。温度調節器を50℃に設定し、熱を加えた。
固体LiHMDS(160g,0.95mol,3当量)を窒素下で秤量し、該反応フラスコ中に一度に加えた。該塩基の添加後、反応混合物の温度が25℃から46℃に4分で上昇した。反応混合物中に該固体は完全に溶解し、その結果、焦げ茶色の溶液が得られた。この時点で窒素パージを止め、反応物を窒素ブランケット下に置いたまま、50℃で迅速に攪拌した。
約2時間後、反応混合物は不均一になった。底の相は、焦げ茶色の油状物であり、最初はシロップのような粘性であったが、4時間後に濃厚になった。より軽い相は、透明な茶色がかった溶液であった。両相のLCMSを行って反応推移をモニターした。
50℃で5時間後、加熱を止めた。反応混合物を45℃に冷却し、次いで、水(1L)を加えた。底の油状相が分解し、水層と有機層の間に分配するまで、該混合物を迅速に攪拌した。何らかの黒色固体がエーテル層に不溶性のまま残存し、該混合物をセライトパッドでろ過することによって、それを除去した。次いで、有機層を分離し、500mLの水で1回洗浄した。有機溶媒をロータリーエバポレーター(浴温62℃、部分的真空)上で除去した。濃厚なペースト稠度の残渣に、500mLのトルエンを加え、蒸発を繰り返して、共沸により水を除去した。
得られたペーストを800mLのTBMEでトリチュレートし、その結果、固体の黄色懸濁液を得た。該混合物を氷バケツ中で冷却し、次いで、固体をろ紙によってろ過し、500mLのTBMEで洗浄し、風乾した。収量95.4g。純度90%(254nmにてHPLC)。
Boc加水分解
カップリング工程由来の単離固体(95g)を、大きなマグネティックスターラーを備えた2−Lエルレンマイヤーフラスコ中に入れた。THF(475mL)を加え、次いで、95mLの6M HCl(市販の濃HClを2倍の容量に希釈することによって調製された)を加えた。得られた暗赤色溶液を穏やかに攪拌しながら50℃に加熱した。
50℃で3時間後、結晶性沈殿が該溶液から分離した。加熱を全部で19時間続けた。熱源を除去し、THF(300mL)をまだ温かい混合物に加えた。該結晶性固体をろ紙上でろ過し、100mLのTHF/水の10:1混合液で洗浄した。得られた灰色固体を風乾した。収量71.3g。純度97%(254nmにてHPLC)。
遊離塩基の調製
上記工程由来の固体を4−Lエルレンマイヤーフラスコ中に入れ、水(1.6L)およびTHF(200mL)を加え、該混合物を磁石により穏やかに攪拌しながら、ホットプレート上で50℃に加温した。該固体が完全に溶解し、それにより、暗赤色の濁った溶液が形成した。活性炭(12g)を加え、50℃で攪拌を1時間続けた。次いで、約20gのセライトを加え、該温かい混合物をセライトパッドでろ過した。
NaOHの1M水溶液を用いて、ろ液のpHを約13に調整した。生成物を分離し、それにより、乳白色懸濁液が形成した。EtOAc(1L)を加え、混合物を5分間攪拌して、全ての固体を溶解した。水相のほとんどを除去し、残りの液体は、別のセライトパッドによってろ過して、非常に安定なエマルジョンを分解させなければならなかった。水層をEtOAc(各300mL)で2回以上抽出し、各抽出の前に水溶液のpHを13に調整した。また、後の方の抽出物をセライトパッドでろ過した。合わせた有機層を200mLの水で1回洗浄し、次いで、ロータリーエバポレーター上で蒸発乾固した。残留水分を400mLのトルエンとの共沸蒸留(65℃にて、わずかに真空)によって除去した。収量43.6g(ブロモベンゾイミダゾールから42%)を薄黄色粉末(アモルファス)として得られた。純度98%(254nmにてHPLC)、最大の単一不純物0.3%。

6−メチルキノキサリン
Figure 2008503470
600mLの熱水(温度70−75℃)中における3,4−ジアミノトルエン(Aldrich,100g,0.82mol)の溶液を、400mLの水中におけるグリオキサール−重亜硫酸ナトリウム付加物(Aldrich, 239.5g,0.9mol,1.1当量)の60℃スラリーに迅速に加えた。得られた焦げ茶色透明溶液を60℃で1時間加熱し、次いで、5g(0.02mol)の付加的なグリオキサール付加物を加えた。該混合物を室温に冷却し、ろ紙でろ過した。ろ液を5M水性NaOHでpH7.5〜7.8に中和し、次いで、エーテル(4x400mL)で抽出した。抽出物をNaSOで乾燥させ、ロータリーエバポレーター上で濃縮して、92gの茶色油状物を得、それを真空下で蒸留した(沸点10mm Hgにて100−102℃; Cavagnol, J. C.; Wiselogle, F. Y. J. Am. Chem. Soc. 1947, 69, 795; 1mm Hgにて86℃)。収量89g(75%)を薄黄色油として得た。

6−ブロモメチルキノキサリン(1)(De Selms, R. C.; Greaves, R. J., Scheigh, W. R. J. Het. Chem. 1974, 11, 595)
Figure 2008503470
ブロモメチルキノキサリンは、不安定であり、長時間保管すると分解する。それは、調製後1または2日以内に使い切るべきである。
550mLのCCl中における6−メチルキノキサリン(60g,0.416mol)の透明溶液に、固体NBS(Aldrich, 81.5g,0.458mol,1.1当量)およびAIBN(Aldrich, 1.6g,9.7mmol,2.3mol%)を一度に加えた。得られた混合物を2時間熱還流し、室温に冷却した。該スクシンイミド沈殿をろ過によって除去した。ろ液から固体が結晶化し始めるまで、ろ液をロータリーエバポレーター上で蒸発させた。残りの混合物を室温で2時間放置し、次いで、結晶化生成物をろ過し、少量のヘキサン−CCl4混合物(約20:1)で洗浄し、真空下で乾燥させた。該単離固体は、ほんの微量のジ−ブロモ副産物を含有し、さらに精製することなく次工程に用いた。収量33.3g(36%)を無色結晶として得た。

2−(4−tert−ブチルフェニル)−4−{[4−(6−キノキサリル)メチル]ピペラジン−1−イル}ベンゾイミダゾール
Figure 2008503470
2−(4−t−ブチルフェニル)−4−ピペラジン−1−イル−1H−ベンゾイミダゾール(49.5g,0.148mol)および炭酸カリウム(40.0g,0.29mol)のアセトン(0.800L,EM)中懸濁液に、室温にて、6−ブロモメチルキノキサリン(33.0g,0.148mol)を固体として一度に加えた。反応混合物を周囲温度で22時間攪拌した。溶液から析出した生成物をろ過によって分離し、該ケークを30mLのアセトンで洗浄し、次いで、0.8Lの水でトリチュレートし、再びろ過した。該トリチュレーション手順を2回以上繰り返した。得られた固体をまず、空気流中で乾燥させ、次いで、真空デシケーター中においてCaSOで乾燥させて、70g(0.147mol)の所望の生成物を白色アモルファス固体として得た。純度98%(254nmにてHPLC)。

2−(4−tert−ブチルフェニル)−4−{[4−(6−キノキサリル)メチル]ピペラジン−1−イル}ベンゾイミダゾール二塩酸塩二水和物
Figure 2008503470
微量Pdの除去
該遊離塩基(103g,0.216mol)のEtOAc(1.6L)中懸濁液に、400mLの水中におけるL−システイン(Aldrich, 2.8g,23mmol)の溶液を加えた。得られた混合物を50℃に加熱し、同時に、オーバーヘッドスターラーで迅速に攪拌した。温度が32℃に達すると、該混合物は透明になった。50℃で3時間攪拌後、該混合物を室温に冷却した。層を分離し、水層をEtOAc(2x50mL)で抽出した。合わせた有機溶液を水、ブラインで洗浄し、NaSOで乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣をヘプタンでトリチュレートし、ろ過し、真空デシケーター中で乾燥させて、102g(99%回収率)の生成物をオフホワイト色固体として得た。
塩の調製
該遊離塩基(110g,0.231mol)を無水エタノール(0.880L)と混合し、該スラリーを60℃に加熱し、その時点で固体が溶解した。得られた透明薄黄色溶液を40℃に冷却し、次いで、HClのエーテル中2M溶液(Aldrich, 234mL,0.468mol,2.03当量)をゆっくりと加え、同時に該溶液を攪拌した。得られた混合物は、透明のままであった。攪拌を止め、混合物を室温で一晩放置した。形成された濃厚な沈殿をろ過し、0.6Lのエーテルで洗浄し、真空オーブン中58℃で24時間乾燥させた。塩の収量は、105g(83%)であった。
本明細書中の記載に加え、本発明の種々の修飾は、上記の記載から当業者に明らかであろう。かかる修飾もまた、添付の請求の範囲内にあるものとされる。

Claims (60)

  1. 式II:
    Figure 2008503470
    [式中、
    Bは(CR1314−Dであり、
    Dは、H、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、各アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールは、置換されていてもよく;
    kは、0、1、2または3であり;
    13およびR14は、独立して、各事象にて、Hまたは置換されていてもよいアルキルであり、
    Aは、各々、置換されていてもよいアリールまたはヘテロアリールであり;
    、R、RおよびRは、独立して、Hまたは置換されていてもよいアルキルであり;
    、R、R、R、R、R10、R11およびR12は、独立して、H、アルキル、アルケニルまたはアルキニルであり、各アルキル、アルケニルまたはアルキニルは置換されていてもよい]
    で示される化合物またはその医薬上許容される塩を製造する方法であって、式I:
    Figure 2008503470
    [式中、AおよびR−R12は上記のとおりである]
    で示される化合物と式:
    −(CR1314−D
    [式中、D、kおよびR13およびR14は、上記のとおりであり、Lは、ハロゲンまたはOSO32であり、ここに、R32は、各々、置換されていてもよいアルキル、アリールまたはフルオロアルキルである]
    で示される化合物を有機溶媒中、塩基の存在下で反応させ、次いで、式IIの化合物を医薬上許容される塩に変換してもよいことを特徴とする方法。
  2. 、R、RおよびRが独立して、HまたはC−Cアルキルである請求項1記載の方法。
  3. 、R、R、R、R、R10、R11およびR12は、独立して、H、C−Cアルキル、アルケニルまたはアルキニルである請求項1または2記載の方法。
  4. 、R、R、R、R、R、R、R、R10、R11およびR12がHであり、RがHまたはC−Cアルキルである請求項1記載の方法。
  5. 式Iの化合物が式:
    Figure 2008503470
    [式中、Aは、置換されていてもよいアリールであり、Rは、HまたはC−Cアルキルである]
    で示される請求項1記載の方法。
  6. 式Iの化合物が式:
    Figure 2008503470
    [式中、Lは請求項5に記載のとおりである]
    で示される化合物を式:
    Figure 2008503470
    [式中、Rは請求項5に記載のとおりであり、Bocは第3ブチルオキシカルボニルである]
    で示される化合物と反応させ、次いで、Boc保護基を除去することを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. がBrまたはトリフラートである請求項6記載の方法。
  8. 式VおよびVIの化合物の反応がトルエン−THF中、Pd(dba)およびCyMAPリガンドの存在下、固体リチウムヘキサメチルジシラジドを用いて行われる請求項6または7記載の方法。

  9. Figure 2008503470
    で示される化合物が式
    Figure 2008503470
    で示される化合物をメタノール中、N−クロロスクシンイミドを用いて塩素化し、次いで、得られたN−クロリドを炭酸カリウムと反応させることを特徴とする方法によって調製される請求項6〜8のいずれか1項記載の方法。

  10. Figure 2008503470
    で示される化合物が式
    Figure 2008503470
    で示される化合物を塩化チオニルと反応させて塩化イミドイルを形成させ、次いで、該塩化イミドイルを水性アンモニアと反応させることを特徴とする方法によって調製される請求項9記載の方法。

  11. Figure 2008503470
    で示される化合物が式
    Figure 2008503470
    で示される化合物を式
    Figure 2008503470
    [式中、L’はハロゲンである]
    で示される化合物と反応させることを特徴とする方法によって調製される請求項10記載の方法。
  12. Lg’がBrである請求項11記載の方法。

  13. Figure 2008503470
    および
    Figure 2008503470
    で示される化合物の反応がNaHCOを用いるショッテン−バウマン条件下で行われる請求項11または12記載の方法。
  14. 13およびR14が独立して、各事象にて、HまたはC−Cアルキルである請求項1〜13のいずれか1項記載の方法。
  15. Aが置換されていてもよいアリールである請求項1〜14のいずれか1項記載の方法。
  16. AがC−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、NR2223、CR24(CF、JR22またはC(=O)R22で置換されたアリール、例えば、フェニルであり、ここに、JがOまたはSOであり、mが0、1または2であり;
    22およびR23が独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、アリールまたはヘテロアルキルであり、各アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアルキルは置換されていてもよく、あるいは、
    22およびR23は、それらが結合している原子と一緒になって、置換されていてもよい環式または置換されていてもよい複素環式基を形成し、該基はR20−E−R21で置換されていてもよく、ここに、EはO、N、NR21またはSOであり、
    20およびR21が独立して、H、C−Cアルキルまたはヘテロアルキルであるか、あるいは、
    20およびR21は、それらが結合している原子と一緒になって、環式または複素環式基を形成し;
    24がHまたはOHである請求項15記載の方法。
  17. Aがパラt−ブチルフェニルである請求項1〜15のいずれか1項記載の方法。
  18. Dが置換されていてもよいヘテロアリールである請求項1〜17のいずれか1項記載の方法。
  19. Dが置換されていてもよいC−Cアルキルである請求項1〜17のいずれか1項記載の方法。
  20. Dが(キノキサリン−6−イル)メチルである請求項1〜17のいずれか1項記載の方法。
  21. がBrである請求項1〜20のいずれか1項記載の方法。
  22. −(CR1314−Dが6−ブロモメチル−キノキサリンである請求項1〜17のいずれか1項記載の方法。
  23. 6−ブロモメチル−キノキサリンが6−メチルキノキサリンを臭素化することを特徴とする方法によって調製される請求項22記載の方法。
  24. 臭素化が四塩化炭素中、還流下、N−ブロモスクシンイミドおよびアゾビスイソブチロニトリルを用いて達成される請求項22記載の方法。
  25. 6−メチルキノキサリンが4−メチルフェニレン−1,2−ジアミンをグリオキサールと反応させることを特徴とする方法によって調製される請求項23または24記載の方法。
  26. 溶媒がアセトン、アセトニトリル、ジメチルスルホキシドおよびテトラヒドロフランのうち少なくとも1つを含む請求項1〜25のいずれか1項記載の方法。
  27. 塩基が炭酸カリウムまたはN,N−ジイソプロピルエチルアミンを含む請求項1〜26のいずれか1項記載の方法。
  28. 塩基が炭酸カリウムを含み、溶媒がアセトンを含む請求項1〜27のいずれか1項記載の方法。
  29. 2当量の炭酸カリウムが使用される請求項27または28記載の方法。
  30. 1当量のL−(CR1314−Dが使用される請求項1〜29のいずれか1項記載の方法。
  31. 式IV:
    Figure 2008503470
    [式中、
    はHまたはアルキルであり;
    およびR10は独立して、H、アルキル、アルケニルまたはアルキニルであり、各アルキル、アルケニルまたはアルキニルは置換されていてもよく;
    31は、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、NR2223、CR24(CF、JR22またはC(=O)R22であり、ここに、JはOまたはSOであり、ここに、mは0、1または2であり;
    22およびR23は、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、アリールまたはヘテロアルキルであり、各アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアルキルは置換されていてもよく、あるいは
    22およびR23は、それらが結合している原子と一緒になって、R20−E−R21で置換されていてもよい環式または複素環式基を形成し、ここに、EはO、N、NR21、またはSOであり、
    20およびR21は、独立して、H、C−Cアルキルまたはヘテロアルキルであり、あるいは
    20およびR21は、それらが結合している原子と一緒になって、環式または複素環式基を形成し;
    24は、HまたはOHであり;
    Dは、各々、置換されていてもよいヘテロシクロアルキルまたはヘテロアリールであり;
    は、ハロゲンまたはOSO32であり、ここに、R32は、各々、置換されていてもよいアルキル、アリールまたはフルオロアルキルであり;
    kは、0、1、2または3であり;
    13およびR14は、独立して、各事象にて、Hまたは置換されていてもよいアルキルである]
    で示される化合物またはその医薬上許容される塩を製造する方法であって、式III:
    Figure 2008503470
    で示される化合物と式:
    −(CR1314−D
    [式中、L、R13、R14、kおよびDは上記のとおりである]
    で示される化合物を有機溶媒中、塩基の存在下で反応させ、次いで、式IVの化合物を医薬上許容される塩に変換してもよいことを特徴とする方法。
  32. Dが置換されていてもよいヘテロアリールである請求項31記載の方法。
  33. がHまたはC−Cアルキルである請求項31または32記載の方法。
  34. およびR10が独立して、H、C−Cアルキル、アルケニルまたはアルキニルである請求項31〜33のいずれか1項記載の方法。
  35. 13およびR14が独立して、各事象にて、HまたはC−Cアルキルである請求項31〜34のいずれか1項記載の方法。
  36. −(CR1314−Dが6−ブロモメチル−キノキサリンである請求項31〜35のいずれか1項記載の方法。
  37. がBrである請求項31〜35のいずれか1項記載の方法。
  38. 6−ブロモメチル−キノキサリンが6−メチルキノキサリンを臭素化することを特徴とする方法によって調製される請求項36記載の方法。
  39. 臭素化が四塩化炭素中、還流下、N−ブロモスクシンイミドおよびアゾビスイソブチロニトリルを用いて達成される請求項38記載の方法。
  40. 6−メチルキノキサリンが4−メチルフェニレン−1,2−ジアミンをグリオキサールと反応させることを特徴とする方法によって調製される請求項38または39記載の方法。
  41. 塩基が炭酸カリウムおよびN,N−ジイソプロピルエチルアミンを含む請求項31〜40のいずれか1項記載の方法。
  42. 溶媒がアセトン、アセトニトリル、ジメチルスルホキシドおよびテトラヒドロフランのうち少なくとも1つを含む請求項31〜41のいずれか1項記載の方法。
  43. 塩基が炭酸カリウムを含み、溶媒がアセトンを含む請求項31〜41のいずれか1項記載の方法。
  44. 2当量の炭酸カリウムが使用される請求項41〜43のいずれか1項記載の方法。
  45. 1当量のL−(CR1314−Dが使用される請求項31〜43のいずれか1項記載の方法。
  46. 式IIIの化合物が式
    Figure 2008503470
    で示される化合物を式
    Figure 2008503470
    で示される化合物と反応させ、次いで脱保護することを特徴とする方法によって調製される請求項31〜45のいずれか1項記載の方法。
  47. がBrである請求項46記載の方法。
  48. 反応がトルエン−THF中、Pd(dba)およびCyMAPリガンドの存在下、固体リチウムヘキサメチルジシラジドを用いて行われる請求項46または47記載の方法。

  49. Figure 2008503470
    で示される化合物が、式
    Figure 2008503470
    で示される化合物をメタノール中、N−クロロスクシンイミドを用いて塩素化し、次いで、得られたN−クロリドを炭酸カリウムと反応させることを特徴とする方法によって調製される請求項46〜48のいずれか1項記載の方法。

  50. Figure 2008503470
    で示される化合物が、式
    Figure 2008503470
    で示される化合物を塩化チオニルと反応させて塩化イミドイルを形成させ、次いで、該塩化イミドイルを水性アンモニアと反応させることを特徴とする方法によって調製される請求項49記載の方法。

  51. Figure 2008503470
    で示される化合物が、式
    Figure 2008503470
    で示される化合物を式
    Figure 2008503470
    [式中、L’はハロゲンである]
    で示される化合物と反応させることを特徴とする方法によって調製される請求項50記載の方法。

  52. Figure 2008503470
    および
    Figure 2008503470
    で示される化合物を、NaHCOを用いるショッテン−バウマン条件下で合わせる請求項51記載の方法。
  53. ’がBrである請求項51または52記載の方法。
  54. 31がt−ブチルである請求項31〜53のいずれか1項記載の方法。
  55. 2当量のエーテル性HClを式IIの化合物のエタノール中溶液に加えることを特徴とする方法によって式IIの化合物を塩に変換する請求項1〜30のいずれか1項記載の方法。
  56. 2当量のエーテル性HClを式IVの化合物のエタノール中溶液に加えることを特徴とする方法によって式IVの化合物を塩に変換する請求項31〜54のいずれか1項記載の方法。
  57. 式III
    Figure 2008503470
    [式中、
    は、Hまたはアルキルであり;
    およびR10は、独立して、H、アルキル、アルケニルまたはアルキニルであり、各アルキル、アルケニルまたはアルキニルは置換されていてもよく;
    31は、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、NR2223、CR24(CF、JR22、またはC(=O)R22であり、ここに、Jは、OまたはSOであり、mは、0、1または2であり;
    22およびR23は、独立して、H、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、アリールまたはヘテロアルキルであり、各アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールまたはヘテロアリールは置換されていてもよく、あるいは、
    22およびR23は、それらが結合している原子と一緒になって、R20−E−R21で置換されていてもよい環式または複素環式基を形成し、ここに、EはO、N、NR21またはSOであり、
    20およびR21は、独立して、H、C−Cアルキルまたはヘテロアルキルであり、あるいは
    20およびR21は、それらが結合している原子と一緒になって、環式または複素環式基を形成し;
    24は、HまたはOHである]
    で示される化合物。
  58. がHまたはCHである請求項57記載の化合物。
  59. 31がC−Cアルキルである請求項57または58記載の化合物。
  60. 31がt−ブチルである請求項59記載の化合物。
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