JP2008270345A - 接着剤付きチップの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】固定ジグ3の密着層31上に切断されたダイボンド接着剤層24及びウエハ1が積層された状態とし、固定ジグの密着層を変形することにより、チップ13をダイボンド接着剤層とともに固定ジグからピックアップすることを特徴とする接着剤付きチップの製造方法である。固定ジグは、密着層がジグ基台30の突起物36を有する面上に積層され、側壁35の上面で接着され、ジグ基台の突起物を有する面には区画空間37が形成され、ジグ基台には、外部と区画空間とを貫通する少なくとも1つの貫通孔38が設けられてなり、固定ジグの貫通孔を介して区画空間内の空気を吸引することにより密着層を変形させる構造とする。
【選択図】図3
Description
固定ジグの密着層上にダイボンド接着剤層及びウエハが積層された状態とし、前記ウエハ及び前記ダイボンド接着剤層を完全に切断してチップを形成し、前記固定ジグの前記密着層を変形することにより、前記チップを前記ダイボンド接着剤層とともに前記固定ジグからピックアップすることを特徴とする接着剤付きチップの製造方法であって、
前記固定ジグは、前記密着層と、片面に複数の突起物を有しかつ該片面の外周部に該突起物と略同じ高さの側壁を有するジグ基台と、を有し、前記密着層は前記ジグ基台の前記突起物を有する面上に積層され、前記側壁の上面で接着され、前記ジグ基台の前記突起物を有する面には、前記密着層、前記突起物および前記側壁により区画空間が形成され、前記ジグ基台には、外部と前記区画空間とを貫通する少なくとも1つの貫通孔が設けられてなり、前記固定ジグの前記貫通孔を介して前記区画空間内の空気を吸引することにより前記密着層を変形させることができるものであることを特徴とする。
また、本願発明は、前記固定ジグの前記密着層上に保護用粘着シートを介して前記ウエハ及び前記ダイボンド接着剤層の順に積層された状態としても良い。
また、本願発明は、固定ジグの密着層上にダイボンド接着剤層及び個片化されたウエハが積層された状態とし、前記ダイボンド接着剤層をチップの外形にあわせて完全に切断し、前記固定ジグの前記密着層を変形することにより、前記チップを前記ダイボンド接着剤層とともに前記固定ジグからピックアップすることを特徴とする接着剤付きチップの製造方法であって、
前記固定ジグは、前記密着層と、片面に複数の突起物を有しかつ該片面の外周部に該突起物と略同じ高さの側壁を有するジグ基台と、を有し、前記密着層は前記ジグ基台の前記突起物を有する面上に積層され、前記側壁の上面で接着され、前記ジグ基台の前記突起物を有する面には、前記密着層、前記突起物および前記側壁により区画空間が形成され、前記ジグ基台には、外部と前記区画空間とを貫通する少なくとも1つの貫通孔が設けられてなり、前記固定ジグの前記貫通孔を介して前記区画空間内の空気を吸引することにより前記密着層を変形させることができるものであることを特徴とする。
さらに、本発明は、前記固定ジグの前記密着層上に保護用粘着シートを介して個片化されたウエハ及び前記ダイボンド接着剤層の順に積層された状態としても良い。
ボンド接着剤層、さらに前記ダイボンド接着剤層を保護するための剥離シートの順に積層された状態とすることもできる。
[固定ジグ]
図1は、本発明に用いられる固定ジグを示したもので、図1の固定ジグは、本発明の接着剤付きチップの製造方法で使用される。
あることが好ましい。このような曲げ弾性率を有していれば、ジグ基台30の厚さを必要以上に厚くすることなく剛直性を与えることができる。このような材料を用いることにより、固定ジグ3にチップを密着させてからピックアップ装置に搭載するまでの搬送におい
て湾曲することがなく、チップの位置ずれや脱落が起こらない。
このようなジグ基台30は、たとえば、熱可塑性の樹脂材料を金型を用いて加熱成形して、ジグ基台の底部と、側壁35と、突起物36とを一体で製造してもよいし、平面円形板上に側壁35および突起物36を形成して製造してもよいし、あるいは、凹型円板の凹部内表面に突起物36を形成して製造してもよい。突起物36の形成方法としては、電鋳法により金属を所定の形状に析出させる方法、スクリーン印刷により突起物を形成する方法、平面円形板上にフォトレジストを積層し、露光、現像して突起物を形成する方法などが挙げられる。また、金属製平面円形板の表面をエッチングにより突起物形成部分を残して侵食除去する方法やサンドブラストにより平面円形板の表面を突起物形成部分を残して除去する方法などによりジグ基台30を製造することもできる。なお、貫通孔38は突起物36を形成する前に予め形成してもよいし、後で形成してもよい。また、ジグ基台の成型と同時に形成してもよい。
場合がある。
[接着シート]
図3(A)〜(C)に示したように、本発明において、最終的にチップ13とともにピックアップされるダイボンド接着剤層24は接着シート20によって供されることが好ましい。すなわち、接着シート20は、シリコーンなどの剥離層を備えた剥離シート22上に剥離可能にダイボンド接着剤層24が積層された層構成を有する。接着シート20の保管や露出面の保護のために、ダイボンド接着剤層24の反対面には別の剥離シートが積層されていてもよい。
熱硬化性の樹脂組成物を構成するバインダー樹脂としては、たとえばアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリビニルエーテル樹脂、ウレタン樹脂、ポリアミド樹脂等が挙げられる。熱硬化性樹脂としては、たとえば、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリイミド樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、レゾルシノール樹脂等が用いられ、好ましくはエポキシ樹脂が挙げられる。さらに、熱硬化性樹脂を硬化させるための硬化剤が用いられてもよい。また常温で粘着性のダイボンド接着剤層24には剥離シート22との剥離性を制御するため、ウレタン系アクリレートオリゴマーなどの紫外線硬化性樹脂を配合することが好ましい。紫外線硬化性樹脂を配合すると、紫外線照射前は剥離シート22がダイボンド接着剤層24とよく密着し、紫外線照射後は剥離しやすくなる。
剥離シート22としては、たとえば、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリブテンフィルム、ポリブタジエンフィルム、ポリメチルペンテンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、塩化ビニル共重合体フィルム、ポリウレタンフィルム、エチレン酢酸ビニルフィルム、アイオノマー樹脂フィルム、エチレン・(メタ)アクリル酸共重合体フィルム、エチレン・(メタ)アクリル酸エステル共重合体フィルム、フッ素樹脂フィルム等の比較的軟質の樹脂製フィルムや、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリブチレンテレフタレートフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリイミドフィルム等の比較的硬質の樹脂製フィルムが用いられる。
ことが望ましい。表面張力が低い樹脂製フィルムは材質を適宜に選択して得ることが可能であるし、また樹脂製フィルムの表面にシリコーン樹脂などの剥離剤を塗布して剥離処理を施すことで得ることもできる。
[ウエハ]
本発明において使用されるウエハ1としては、シリコンや化合物半導体から半導体ウエ
ハやガラス、セラミックなどの絶縁材料からなるウエハが挙げられる。ウエハ1として半導体ウエハを用いる場合は、例えば、表面側に回路が形成されるとともに裏面側が研削加工された状態であり、図4に示したように、まだダイシング等で個片化される前のウエハが用いられる。ウエハ1は、例えば100μm以下の極薄の厚みのものが自重ですら破損しやすいため、特に本発明の効果を享受できる。
また、本発明において、ダイシング前のウエハの輪郭形状を保持したまま回路ごとに切断されたチップ13の集合体の状態を個片化されたウエハ(個片化ウエハ80)という。
[保護用粘着シート]
本発明の実施形態において使用される保護用粘着シート25は、当業者により市販されているウエハ研磨用粘着テープ(BGテープ)より適宜選択して用いることができる。具体的には、樹脂製フィルムを基材とし、基材の片面に紫外線硬化型などの再剥離性の優れた粘着剤層を粘着シートである。
[第1の実施態様]
本発明の第1の実施態様は、図3(A)に示したように、固定ジグ3の密着層31上に剥離シート22を介してダイボンド接着剤層24及びウエハ1がこの順で積層された状態とする工程(工程1A)と、図3(B)に示したように、前記ウエハ1及び前記ダイボンド接着剤層24を完全に切断してチップ13を形成する工程(工程1B)と、図3(C)に示したように、前記固定ジグ3の前記密着層31を変形することにより、前記チップ13を前記ダイボンド接着剤層24とともに前記固定ジグ3からピックアップする工程(工程1C)と、からなる。
。裏面研削工程を行うにあたり、図5に示したように、ウエハ1の回路面1aに回路を保護するための保護用粘着シート25が貼付され、図6に示したように、バックグラインド装置26によりウエハ1の裏面が研削され、ウエハ1は極薄の厚み、例えば50μm程度に調整される。続いて、図7に示したように、ウエハ1の研削面に接着シート20のダイボンド接着剤層24側が積層され、保護用粘着シート25がウエハ1の回路面1aから剥離除去される。さらにウエハ1上の剥離シート22側と固定ジグ3を密着層31とを対面接触させて、図3(A)に示される工程1Aにおける積層順の状態とすることができる。
断してチップ13を形成する工程(工程1B)が行われ、チップ13を形成する。切断は、通常のブレードダイシング法によって行われてもよいし、レーザーダイシング法によって行われてもよい。また、ウエハ1とダイボンド接着剤層24を専用のブレードで行うデュアルダイシング法によって行ってもよい。
を下面として搭載される。ウエハ1を脱落させないよう固定ジグ3の貫通孔38から吸引されない構造であれば、通常のウエハ固定手段を有する従来用いられてきた処理ステージを備えた切断装置がそのまま使用できる。処理ステージがポーラス素材で構成されている場合は、貫通孔38に当接する一部だけ吸引を遮蔽するようにすればよい。このように、従来の方法とほぼ同様の手段と方法で切断の工程が行われる。なお、ダイボンド接着剤層24と密着層31は剥離シート22を介して積層しているので、剥離シート22の層まで切り込むことができ、生産性を向上のため切り込み深さの精度を落としてスピードを上げ
ることができる。
ップ13をダイボンド接着剤層24とともに固定ジグ3からピックアップする工程(工程1C)が行われる。
アップ工程(工程1C)が行われる。本実施形態で用いられるピックアップ装置は、固定ジグ3を扱うための専用の装置が用いられ、具体的には、本発明の出願人によって出願された特願2006−283983に記載される ピックアップ装置が用いられる。当該出願のピックアップ装置100は、図8に示したように、固定ジグ3を固定するテーブル51とチップ13を吸引保持する吸着コレット70とを有し、テーブル51は固定ジグ3本体を固定する吸着部50と、固定ジグ3の貫通孔38に接続して区画空間37を吸引するための吸引部52が開口し、それぞれ独立して吸着が可能となっている構造を有している。
一致させて固定ジグ3本体が吸着部50に吸着されるよう固定される。バキューム装置4等からの負圧を吸引部52および貫通孔38を介して区画空間37に加えると、密着層31が区画空間37側に向かって変形する。ここで、剥離シート22として比較的軟質の樹脂製フィルムが用いられるので、図3(C)に示したように、密着層31の変形に剥離シート22も追従する。チップ13に接着しているダイボンド接着剤層24は、変形できないため、剥離シート22とダイボンド接着剤層24の界面は、図9に示したように、突起物36の位置のみが点接触した状態で剥離する。
化したとしても、チップ13の保持力は接触している密着層31との面積に比例する。個々のチップ13に点接触する密着層31の面積はピックアップの進行によって変化しないため、その保持力は最後まで一定である。
し、吸着コレット70に負圧がかけられることにより、チップ13がダイボンド接着剤層24を積層した状態で吸着コレット70が吸着把持(ピックアップ)する。
ピックアップされたチップ13は、リードフレーム等の回路基板に直接ダイボンドを行ってもよいし、一旦、ダイソートテープなどのチップキャリア材料に保持させた上で、保管輸送を行い、ダイボンドを行ってもよい。
シート22を介して積層した状態における方法を示したが、剥離シート22を介さないで直接積層された状態における方法であってもよい。この場合は、接着シート20をウエハ1に貼付した後剥離シート22を剥離すればよい。この場合は、ダイシングによる切り込み深さは、ウエハ1と密着層31との界面となるよう精密に行われる。
ハ1の回路面1aを露出した状態で切断を行ったが、保護用粘着シート25を剥離せずにピックアップ工程の前後またはダイボンドを行った後に保護用粘着シート25を剥離してもよい。この場合、保護用粘着シート25は切断工程でウエハ1やダイボンド接着剤層24と同様に切断されるが、切削屑やブレードが破損した場合の破片等からウエハ1の回路面の損傷を防止できる。切断された保護用粘着シート25は別途剥離用の粘着テープを用いて剥離することができる。
設けた構成を示したが、ダイボンド用接着剤層24はウエハ1の回路面1aに貼付した構成による方法であってもよい。この場合、ダイボンド工程は回路基板とチップ13の回路面が対面するフリップチップボンド法が用いられ、ダイボンド接着剤層24はアンダーフィルの役割を果たす。
、固定ジグ3と積層する方法を用いたが、ダイボンド接着剤層24を固定ジグ3と先に積層した後、ダイボンド接着剤層24の面にウエハ1を積層してもよい。
[第2の実施形態]
次に本発明の第2の実施形態について説明する。
に保護用粘着シート25を介してウエハ1及びダイボンド接着剤層24がこの順で積層された状態とする工程(工程2A)と、図10(B)に示したように、前記ウエハ1及び前記ダイボンド接着剤層24を完全に切断してチップ13を形成する工程(工程2B)と、図10(C)に示したように、前記固定ジグ3の前記密着層31を変形することにより、前記チップ13を前記ダイボンド接着剤層24とともに前記固定ジグ3からピックアップする工程(工程2C)とからなる。
いて極薄に研削されウエハ1が用意され、裏面研削面に接着シート20が貼付される。続いて、ウエハ1の回路面1aに貼付された保護用粘着シート25の側と固定ジグ3を密着層31とを対面接触させて、工程2A(図10(A)における積層順の状態とすることができる。なお、接着シート20における剥離シート22は剥離しない。
工程(工程2B)が行われ、チップ13を形成する。本実施形態における切断には、前述した第1の実施形態の切断手段、方法がそのまま使用できる。なお、ダイボンド接着剤層24上に剥離シート22が積層されているので剥離シート22も切断される。剥離シート22は切断工程の間、ダイボンド接着剤層24を切削屑の汚染等から保護する役割をなす。
用粘着シート25の層まで切り込むことができ、生産性を向上のため切り込み深さの精度を落としてスピードを上げることができる。切断工程が終了した後、ダイボンド接着剤層24上の剥離シート22を剥離用の粘着テープ等を使用して剥離除去する。
層24とともに固定ジグ3からピックアップする工程(工程2C)が行われる。本実施形態で用いられるピックアップ装置も、第1の実施形態で用いられるものと同様の装置が使用できる。
一致させて固定ジグ3本体が吸着部50に吸着されるよう固定される。バキューム装置4等からの負圧を吸引部52および貫通孔38を介して区画空間37に加えると、密着層31が区画空間側に向かって変形する。ここで、保護用粘着シート25はその素材として一般的に軟質の樹脂製フィルムが用いられるので、密着層31の変形に保護用粘着シート25も追従する。チップ13自体は変形できないため、保護用粘着シート25は、突起物3
6の位置のみが点接触した状態で剥離する(図10(C))。
ド接着剤層24の面に相対し、吸着コレット70に負圧がかけられることにより、チップ13がダイボンド接着剤層24を積層した状態で吸着コレット70が吸着把持(ピックアップ)する。
ってもよいし、一旦、ダイソートテープなどのチップキャリア材料に保持させた上で、保管輸送を行い、ダイボンドを行ってもよい。
ト25を介して積層した状態における方法を示したが、保護用粘着シート25を介さないで直接積層された状態における方法であってもよい。この場合は、接着シート20をウエハ1に貼付した後保護用粘着シート25を剥離すればよい。この場合は、ダイシングによる切り込み深さは、ウエハ1と密着層31との界面となるよう精密に行われる。
また、上記した第2の実施形態においては、剥離シート22を切断工程の後で剥離したが、固定ジグ3への積層前、切断工程の前あるいはピックアップ工程の後であってもよい。
24を設けた構成を示したが、ダイボンド用接着剤層24はウエハ1の回路面に貼付した構成による方法であってもよい。この場合、ダイボンド工程は回路基板とチップ13の回路面が対面するフリップチップボンド法が用いられ、ダイボンド接着剤層24はアンダーフィルの役割を果たす。
後固定ジグ3と積層する方法を用いたが、ウエハ1を固定ジグ3に積層した後、接着シート20のダイボンド接着剤層24にウエハ1を積層してもよい。
[第3の実施形態]
次に本発明の第3の実施形態について説明する。
に剥離シート22を介してダイボンド接着剤層24及び個片化されたウエハ80がこの順で積層された状態とする工程(工程3A)と、図11(B)に示したように、前記ダイボンド接着剤層24をチップの外形にあわせて完全に切断する工程(工程3B)と、図11(C)に示したように、前記固定ジグ3の前記密着層31を変形することにより、前記チップ13を前記ダイボンド接着剤層24とともに前記固定ジグからピックアップする工程(工程3C)とからなる。
。具体的には、ウエハ1の回路面側を目的とするチップ厚を越える深さのハーフカットダイシングを行い、回路表面に保護用粘着シート25を貼付して裏面側を目的とする厚さまで研削を行い、薄厚化とウエハ1の個片化を同時に行って得られる。先ダイシング法によって得られるチップはチップ欠けが発生しにくく、また通常の方法によるチップよりも抗折強度が強いため、より信頼性の高い半導体装置を得ることができる。
4側が貼付され、さらに接着シート20の剥離シート22側と固定ジグ3を密着層31とを対面接触させる。ここで、図12に示したように、保護用粘着シート25がウエハ80の回路面から剥離除去され、工程3A(図11(A))における積層順の状態とすること
ができる。
する工程(工程3B)が行われる。切断は、通常のブレードダイシング法によって行われてもよいし、レーザーダイシング法によって行われてもよい。なお、ダイボンド接着剤層24と密着層31は剥離シート22を介して積層しているので、剥離シート22の層まで切り込むことができ、生産性を向上のため切り込み深さの精度を落としてスピードを上げることができる。
層24とともに固定ジグ3からピックアップする工程(工程3C)からなる。本実施形態で用いられるピックアップ装置も、第1の実施形態で用いられるものと同様の装置が使用できる。
一致させて固定ジグ3本体が吸着部50に吸着されるよう固定される。バキューム装置4等からの負圧を吸引部52および貫通孔38を介して区画空間37に加えると、密着層31が区画空間側に向かって変形する。ここで、剥離シート22として比較的軟質の樹脂製フィルムが用いられるので、密着層31の変形に剥離シート22も追従する。チップ13に接着しているダイボンド接着剤層24は、変形できないため、剥離シート22とダイボンド接着剤層24の界面は、突起物36の位置のみが点接触した状態で剥離する(図11(C))。
吸着コレット70に負圧がかけられることにより、チップ13がダイボンド接着剤層24を積層した状態で吸着コレット70が吸着把持(ピックアップ)する。
ってもよいし、一旦、ダイソートテープなどのチップキャリア材料に保持させた上で、保管輸送を行い、ダイボンドを行ってもよい。
によって用意したが、他の方法によって用意されたものを使用してもよい。具体的には、ウエハ1の回路面に保護用粘着シート25を貼付して裏面研削を行い、次に保護用粘着シート25側を固定しウエハ1の研削面側からダイシングを行い、続いて個片化されたウエハ80の裏面研削面に接着シート20のダイボンド接着剤層24側を貼付し、さらに接着シート20の剥離シート22側と固定ジグ3を密着層31とを対面接触させ、その後保護用粘着シート25をウエハ80の回路面から剥離除去することによって、第3の実施形態の積層順の状態とすることができる。
、剥離シート22を介して積層した状態における方法を示したが、剥離シート22を介さないで直接積層された状態における方法であってもよい。この場合は、接着シート20をウエハ1に貼付した後剥離シート22を剥離すればよい。この場合は、ダイシングによる切り込み深さは、ダイボンド接着剤層24と密着層31との界面となるよう精密に行われる。
定ジグ3に積層した後で剥離したが、接着シート20をウエハ80に貼付した後であってもよく、また切断工程を終えた後であってダイボンドを行う前後において保護用粘着シー
ト25を剥離してもよい。切断工程を終えた後に剥離する場合、切断工程において保護用粘着シート25も切断工程でダイボンド接着剤層24と同様に切断されるが、切削屑やブレードが破損した場合の破片等からチップ13の回路面の損傷を防止できる。切断された保護用粘着シート25は別途剥離用の粘着テープを用いて剥離することができる。
着剤層24を設けた構成を示したが、ダイボンド用接着剤層24は個片化ウエハ80の回路面に貼付した構成による方法であってもよい。この場合、ダイボンド工程は回路基板とチップ13の回路面が対面するフリップチップボンド法が用いられ、ダイボンド接着剤層24はアンダーフィルの役割を果たす。
を先に貼付した後、固定ジグ3と積層する方法を用いたが、ダイボンド接着剤層24を固定ジグ3と先に積層した後、ダイボンド接着剤層24の面に個片化ウエハ80を積層してもよい。
[第4の実施形態]
次に本発明の第4の実施形態について説明する。
に保護用粘着シート25を介して個片化されたウエハ80及びダイボンド接着剤層24がこの順で積層された状態とする工程(工程4A)と、図13(B)に示したように、前記ダイボンド接着剤層24をチップの外形にあわせて完全に切断する工程(工程4B)と、図13(C)に示したように、前記固定ジグ3の前記密着層31を変形することにより、前記チップ13を前記ダイボンド接着剤層24とともに前記固定ジグ3からピックアップする工程(工程4C)とからなる。
ましくは先ダイシング法によって得られる。次に、個片化ウエハ80の裏面研削面に接着シート20のダイボンド接着剤層24側が貼付され、さらに個片化ウエハ80上の保護用粘着シート25と固定ジグ3を密着層31とを対面接触させ、工程4A(図13(A))における積層順の状態とすることができる。
する工程(工程4B)が行われる。切断は、通常のブレードダイシング法によって行われてもよいし、レーザーダイシング法によって行われてもよい。ダイボンド接着剤層24上には剥離シート22が積層されているのでともに切断を行う。剥離シート22は切断工程の間、ダイボンド接着剤層24を切削屑の汚染等から保護する役割をなす。切断工程が終了した後、ダイボンド接着剤層24上の剥離シート22を剥離用の粘着テープ等を使用して剥離除去する。
層24とともに固定ジグ3からピックアップする工程(工程4C)からなる。本実施形態で用いられるピックアップ装置も、第1の実施形態で用いられるものと同様の装置が使用できる。
させて固定ジグ3本体が吸着部50に吸着されるよう固定される。バキューム装置4等からの負圧を吸引部52および貫通孔38を介して区画空間37に加えると、密着層31が区画空間側に向かって変形する。ここで、保護用粘着シート25はその素材として一般的に軟質の樹脂製フィルムが用いられるので、密着層31の変形に保護用粘着シート25も
追従する。チップ13自体は変形できないため、保護用粘着シート25は、突起物36の位置のみが点接触した状態で剥離する(図13(C))。
ド接着剤層24の面に相対し、吸着コレット70に負圧がかけられることにより、チップ13がダイボンド接着剤層24を積層した状態で吸着コレット70が吸着把持(ピックアップ)する。
ってもよいし、一旦、ダイソートテープなどのチップキャリア材料に保持させた上で、保管輸送を行い、ダイボンドを行ってもよい。
、保護用粘着シート25を介して積層した状態における方法を示したが、保護用粘着シート25を介さないで直接積層された状態における方法であってもよい。この場合は、接着シート20を個片化ウエハ80に貼付した後保護用粘着シート25を剥離すればよい。また、上記した第4の実施形態においては、剥離シート22を切断工程が行われた後で剥離したが、接着シート20を個片化ウエハ80に貼付した後であってもよく、また切断工程を終えた後であってダイボンドを行う前後において剥離シート22を剥離してもよい。
接着剤層24を設けた構成を示したが、ダイボンド用接着剤層24は個片化ウエハ180の回路面に貼付した構成による方法であってもよい。この場合、ダイボンド工程は回路基板とチップ13の回路面が対面するフリップチップボンド法が用いられ、ダイボンド接着剤層24はアンダーフィルの役割を果たす。
先に貼付した後、固定ジグ3と積層する方法を用いたが、ダイボンド接着剤層24を固定ジグ3と先に積層した後、ダイボンド接着剤層24の面にウエハ80を積層してもよい。
13をピックアップすることが可能であり、細針によるチップの突き上げで受けるチップ13のダメージがない。また、チップ13をピックアップし続けても固定ジグ3上に残っているチップ13との密着状態に変化はないので、ピックアップの後半の段階でチップ13が位置ずれしないよう吸着力を調整するような作業は必要ない。従って、極めて薄く加工されたチップ13であっても接着剤付きのチップ13のピックアップが可能であり、安全にダイボンディング工程へ移送することができる。
3・・・固定ジグ
4・・・バキューム装置
13・・・チップ
20・・・接着シート
22・・・剥離シート
24・・・ダイボンド接着剤層
25・・・保護用粘着シート
30・・・ジグ基台
31・・・密着層
35・・・側壁
36・・・突起物
37・・・区画空間
38・・・貫通孔
70・・・吸着コレット
80・・・切断されたチップの集合体としての個片化ウエハ
100・・・ピックアップ装置
Claims (8)
- 固定ジグの密着層上にダイボンド接着剤層及びウエハが積層された状態とし、前記ウエハ及び前記ダイボンド接着剤層を完全に切断してチップを形成し、前記固定ジグの前記密着層を変形することにより、前記チップを前記ダイボンド接着剤層とともに前記固定ジグからピックアップすることを特徴とする接着剤付きチップの製造方法であって、
前記固定ジグは、前記密着層と、片面に複数の突起物を有しかつ該片面の外周部に該突起物と略同じ高さの側壁を有するジグ基台と、を有し、前記密着層は前記ジグ基台の前記突起物を有する面上に積層され、前記側壁の上面で接着され、前記ジグ基台の前記突起物を有する面には、前記密着層、前記突起物および前記側壁により区画空間が形成され、前記ジグ基台には、外部と前記区画空間とを貫通する少なくとも1つの貫通孔が設けられてなり、前記固定ジグの前記貫通孔を介して前記区画空間内の空気を吸引することにより前記密着層を変形させることができるものであることを特徴とする接着剤付きチップの製造方法。 - 前記固定ジグの前記密着層上に剥離シートを介して前記ダイボンド接着剤層及び前記ウエハの順に積層された状態とすることを特徴とする請求項1に記載の接着剤付きチップの製造方法。
- 前記固定ジグの前記密着層上に保護用粘着シートを介して前記ウエハ及び前記ダイボンド接着剤層の順に積層された状態とすることを特徴とする請求項1に記載の接着剤付きチップの製造方法。
- 前記固定ジグの前記密着層上に前記ウエハ及び前記ダイボンド接着剤層、さらに前記ダイボンド接着剤層を保護するための剥離シートの順に積層された状態とすることを特徴とする請求項1または請求項3に記載の接着剤付きチップの製造方法。
- 固定ジグの密着層上にダイボンド接着剤層及び個片化されたウエハが積層された状態とし、前記ダイボンド接着剤層をチップの外形にあわせて完全に切断し、前記固定ジグの前記密着層を変形することにより、前記チップを前記ダイボンド接着剤層とともに前記固定ジグからピックアップすることを特徴とする接着剤付きチップの製造方法であって、
前記固定ジグは、前記密着層と、片面に複数の突起物を有しかつ該片面の外周部に該突起物と略同じ高さの側壁を有するジグ基台と、を有し、前記密着層は前記ジグ基台の前記突起物を有する面上に積層され、前記側壁の上面で接着され、前記ジグ基台の前記突起物を有する面には、前記密着層、前記突起物および前記側壁により区画空間が形成され、前記ジグ基台には、外部と前記区画空間とを貫通する少なくとも1つの貫通孔が設けられてなり、前記固定ジグの前記貫通孔を介して前記区画空間内の空気を吸引することにより前記密着層を変形させることができるものであることを特徴とする接着剤付きチップの製造方法。 - 前記固定ジグの前記密着層上に剥離シートを介して前記ダイボンド接着剤層及び個片化されたウエハの順に積層された状態とすることを特徴とする請求項5に記載の接着剤付きチップの製造方法。
- 前記固定ジグの前記密着層上に保護用粘着シートを介して個片化されたウエハ及び前記ダイボンド接着剤層の順に積層された状態とすることを特徴とする請求項5に記載の接着剤付きチップの製造方法。
- 前記固定ジグの前記密着層上に個片化された前記ウエハ及び前記ダイボンド接着剤層、さらに前記ダイボンド接着剤層を保護するための剥離シートの順に積層された状態とする
ことを特徴とする請求項5または請求項7に記載の接着剤付きチップの製造方法。
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