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JP2008141603A - 電力線通信の実体接続構造 - Google Patents

電力線通信の実体接続構造 Download PDF

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JP2008141603A
JP2008141603A JP2006327263A JP2006327263A JP2008141603A JP 2008141603 A JP2008141603 A JP 2008141603A JP 2006327263 A JP2006327263 A JP 2006327263A JP 2006327263 A JP2006327263 A JP 2006327263A JP 2008141603 A JP2008141603 A JP 2008141603A
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JP
Japan
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power line
line communication
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type
outlets
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JP2006327263A
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Masahiro Kuwabara
雅裕 桑原
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

【課題】屋内配線における電力線通信の信号減衰を確実に抑制する。
【解決手段】非接地側の電路R,B及び接地側の電路Wからなる単相3線の電源が供給される屋内配線用の分電盤5と、この分電盤5内の電路B,Wに接続され、電力線通信以外の用に供する複数の第1種コンセントと、分電盤5内の電路R,Wに接続され、電力線通信の用に供する複数の第2種コンセント101,201,301,302,401と、これら第2種コンセントにのみ接続されたPLCモデム(電力線通信装置)20,22,23とを備えた電力線通信の実体接続構造とする。電路RとBとは逆になってもよい。
【選択図】図2

Description

本発明は、電力線通信(PLC: Power Line Communication)用の実体接続構造に関する。
電力線通信は、電力線を信号伝送路として、商用交流電圧(電流)にデータ通信の信号を重畳させる通信方式であり、新規に通信用の配線を行う必要がないという利点を有する。電力線の利用範囲により種々の電力線通信の形態があり得るが、例えば戸建ての家屋では、FTTH(Fiber To The Home)と、電力線通信によるLAN(Local Area Network)とを組み合わせたシステムを構築することができる(例えば、特許文献1参照。)。
この場合、主として屋内配線が電力線通信の信号伝送路として利用され、コンセントに接続された複数のPLCモデム(電力線通信装置)にそれぞれパソコンや情報家電等の端末機器が接続されることにより、宅内LANが構成される。一方、家屋内には光ファイバが引き込まれ、メディアコンバータ(ONU)及びPLCモデムを介して宅内LANへの接続がなされる。これにより、各端末機器において、インターネット等の外部ネットワークとの接続が可能となる。
電力線通信は例えばOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式で行われるものであり、信号を搬送する2つの電路(屋内配線の2線)に対して、互いに波形を正負反転した信号が送信され、その差信号から受信信号が得られる。信号レベルが高ければ(信号減衰が少なければ)、多くのビット割付が可能となり、高速な伝送が可能となる。
特開2005−150975号公報(図5)
上記のように屋内配線を電力線通信の信号伝送路とする場合、家屋内に引き込まれる電源が単相2線であれば、全てのコンセントに共通の2線が接続されているため、電力線通信の信号伝送路として使用される電路が常に共通している。しかしながら、単相3線の電源が屋内配線用の分電盤に引き込まれている場合、非接地側の電路R(赤)及び電路B(黒)と、接地側の電路W(白)とが存在する。100V用のコンセントは、電路R,W又はB,Wに接続されるが、そのどちらになるかは電気工事の施工時に任意に決められている。従って、どのコンセントが、どの電路に接続されているかは、配線を調べない限り不明である。
PLCモデムの親機と子機とが互いに共通の2線に接続されている場合は、両モデム間での電力線通信の信号減衰が小さいが、互いに異なる2線(R,W対B,W)に接続されている場合は、信号減衰が大きい(10〜20dB)。減衰により信号レベルが低下すると、所望の通信品質(通信速度)が得られない場合がある。
かかる課題に鑑み、本発明は、屋内配線における電力線通信の信号減衰を確実に抑制することを目的とする。
本発明の電力線通信の実体接続構造は、非接地側の第1,第2電路及び接地側の第3電路からなる単相3線の電源における第1,第3電路及び第2,第3電路のうちいずれか一方に接続され、電力線通信以外の用に供する複数の第1種コンセントと、前記第1,第3電路及び第2,第3電路のうち他方に接続され、電力線通信の用に供する複数の第2種コンセントと、前記第2種コンセントにのみ接続された電力線通信装置とを備えたものである。
上記のような電力線通信の実体接続構造では、第2種コンセントに接続された複数の電力線通信装置における電力線通信用の電路は2電路(第1,第3電路又は第2,第3電路)とも全て共通となり、信号減衰が抑制される。
また、上記実体接続構造において、第2種コンセントには電力線通信用のコンセントであることの識別表示が施されていることが好ましい。
この場合、新規に電力線通信装置を接続する場合には、その識別表示を頼りに、確実に第2種コンセントに接続することができる。
また、上記実体接続構造において、第2種コンセント以外の供給先に屋内配線用の分電盤から給電する回路には、下流側から到来するノイズを遮断するフィルタが接続されており、このフィルタは、分電盤内に設けられているように構成してもよい。
この場合、第2種コンセントとは異なる系統の回路に接続された家電製品や照明器具等において発生した高周波ノイズが、フィルタによって遮断され、電力線通信の信号回路には達しない。従って、かかる高周波ノイズが電力線通信の妨害になることはない。また、フィルタは分電盤内に設けられるので、取り付けが便利であり、かつ、安全である。
本発明の電力線通信装置の実体接続構造によれば、第2種コンセントに接続された複数の電力線通信装置における電力線通信用の電路は2電路(第1,第3電路又は第2,第3電路)とも全て共通となり、信号減衰が抑制される。従って、屋内配線における電力線通信の信号減衰を確実に抑制することができる。
図1は、本発明の一実施形態による電力線通信の実体接続構造を示す接続図である。図において、この戸建ての家屋Hは、例えば図示の4つの部屋1,2,3,4と浴室(洗面所等を含む。)Bとを備えているとする。部屋1に設けられた屋内配線用の分電盤5には、屋外配線から電力量計(図示せず。)を介した引込み線6が接続される。分電盤5からは、2心のケーブル(VVF)7〜16が引き出され、これらは各部屋1〜4及び浴室Bのコンセント用配線や照明用配線となっている。
コンセントには、電力線通信以外の用に供する複数の第1種コンセントと、電力線通信の用に供する複数の第2種コンセントとがある。第2種コンセントには、第1種コンセントとの識別のため、何らかの識別表示が施される。具体的には、例えば、正面に第1種コンセントとは異なる色、模様、形状を施してもよいし、あるいは、識別用の標識(例えば「PLC」の文字)を付してもよい。なお、逆に、第1種コンセントの方に識別表示を施してもよい。図1において、コンセント202,303,B1は第1種コンセントであり、その他の、ハッチングを付して表示しているコンセント101,201,301,302,401は、例えばプレートの色が第1種コンセントとは異なる、第2種コンセントである。
各ケーブル7〜16の行き先は、以下の通りである。
ケーブル7:部屋3,4の引掛シーリング304,402
ケーブル8:部屋4の壁面下方に設けられた第2種コンセント401
ケーブル9:部屋3の壁面下方に設けられた第2種コンセント301
ケーブル10:部屋3の壁面上方に設けられた第2種コンセント302
ケーブル11:部屋3の壁面上方に設けられた第1種コンセント303
ケーブル12:部屋1,2の引掛シーリング102,203
ケーブル13:部屋1の壁面下方に設けられた第2種コンセント101
ケーブル14:部屋2の壁面下方に設けられた第2種コンセント201
ケーブル15:部屋2の壁面上方に設けられた第1種コンセント202
ケーブル16:浴室Bの壁面に設けられた第1種コンセントB1及び引掛シーリングB2
ここで、ケーブル10,11,15は、分電盤5から非分岐でそれぞれコンセント302,303,202まで配線された「専用電路」となっている。コンセント202,303は典型的にはエアコン用である。なお、コンセントの設置箇所や数は一例に過ぎない。また、実際にはさらにスイッチ用配線等もあるが、ここでは省略している。
一方、2口の第2種コンセント302は、家電製品用ではなく、電力線通信の用に供するためのものである。このコンセント302は、家電製品用(例えばエアコン用)のコンセント303とは別に、光ファイバ17の引込口18が設けられる部屋3の当該引込口18近傍に設けられる。宅内に引き込まれた光ファイバ17の終端には、メディアコンバータ(ONU:Optical Network Unit)19が接続されている。また、メディアコンバータ19には通信用ケーブル21を介してPLCモデム20(親機)が接続されている。メディアコンバータ19は、PLCモデム20との例えばイーサネット(登録商標)によるインターフェース機能を備えている。
コンセント302は、引込口18と同じ壁面か若しくは、部屋3のコーナーを挟んで隣接する壁面に設けられ、引込口18とは接近している。また、メディアコンバータ19、PLCモデム20及びコンセント302の三者は互いに近接して配置され、メディアコンバータ19及びPLCモデム20の電源コード19a,20aは共に、コンセント302に接続される。従って、引込口18、コンセント302、メディアコンバータ19及びPLCモデム20は、互いに近接した状態で、部屋3内の同じ壁面又は互いに隣接する壁面に配置されることになる。
なお、実際の取り付けに関しては、メディアコンバータ19及びPLCモデム20を、棚等の家具の上に設置してもよいし、また、壁掛け設置にしてもよい。
上記のような配置により、メディアコンバータ19、PLCモデム20及びコンセント302の三者は、引込口18の近傍に集約して配置され、そのため、光ファイバ17の引き込み長さを短くすることができ、引き回しが簡単になる。
なお、メディアコンバータ19とPLCモデム20とが互いに近接していることにより、通信用ケーブル21はごく短い長さで足りる。この通信用ケーブル21は長くすることも可能ではあるが、電力線通信の利点の1つである通信用配線の節約という観点からは、長くしないことが好ましい。
一方、図1の部屋2内に設置されるPLCモデム22は、電源コード22aをコンセント201に接続することにより、分電盤5を介して、親機のPLCモデム20と電力線通信が可能な状態となる。同様に、部屋4内に設置されるPLCモデム23は、電源コード23aをコンセント401に接続することにより、分電盤5を介して、親機のPLCモデム20と電力線通信が可能な状態となる。また、図示しないが、各PLCモデム20,22,23にはパソコンや情報家電等の端末機器が接続され、屋内配線を信号伝送路とした宅内LANが構成されるとともに、各端末機器において、光ファイバ17を介しての、インターネット等の外部ネットワークとの接続が可能となる。なお、PLCモデム22,23の配置や個数は一例に過ぎない。
上記各コンセントに関して、「第1種」となる条件は、コンセントの設置場所から用途が限定され、電力線通信用として用いられる可能性が実質的に無いことである。例えばコンセント202,303は手が届きにくい壁面の高い位置にあり、実質的にエアコン専用である。また、コンセントB1は浴室(洗面所)B内にあるのでパソコン等を設置することはなく、従って、電力線通信に用いられる可能性は実質的に無い。一方、コンセントが「第2種」となる条件は、コンセントの設置場所から、電力線通信用として用いられる可能性が高いことである。例えば、コンセント302は、前述のようにメディアコンバータ19やPLCモデム20のために設けられるものである。また、コンセント101,201,301,401はそれぞれ容易に手が届く位置にあり、パソコン等がこれらの近くに設置され、電力線通信が行われる可能性が高い。
図2は、図1における電力線通信に関する部分を抜き出して示すとともに、分電盤5の内部構成を示す接続図である。図において、引込み線6は単相3線式で、非接地側の第1電路R(赤)及び第2電路B(黒)と、接地側の第3電路W(白)とを有し、R−W間及びB−W間の電圧は100V、R−B間の電圧は200Vである。引込み線6は、分電盤5内の主幹の回路遮断器5Mに接続される。回路遮断器5Mの2次側電路は、複数(ここでは10個)の回路に分岐し、各回路には回路遮断器50〜59が設けられている。そして、これらの回路遮断器50〜59を介して、家屋内の各所に電源が供給されている。
図示の例は、100Vのみの供給を行う場合であり、回路遮断器50〜59はR,W又はB,Wに接続される。R,W及びB,Wのどちらに接続されるかには規則性があり、第2種コンセント401,301,302,101,201を配下に置く回路遮断機51,52,53,56,57は全て、電路R,Wに接続されている。一方、それ以外の回路遮断機50,54,55,58,59は全て、電路B,Wに接続されている。また、これらの回路遮断機50,54,55,58,59の2次側には、フィルタ5Fが直列に接続されている。
図3は、フィルタ5Fの内部回路を示す図である。フィルタ5Fは、コイル(リアクタンス)5F1とコンデンサ5F2とをπ型に接続してなり、高周波ノイズ遮断機能を有する。
図2において、メディアコンバータ19及びPLCモデム20をコンセント302に接続するとともに、PLCモデム22をコンセント201に、PLCモデム23をコンセント401にそれぞれ接続すると、各PLCモデム20,22,23の電力線通信用の電路は2電路(R,W)とも全て共通となり、電力線通信の信号減衰が抑制される。従って、屋内配線における電力線通信の信号減衰を確実に抑制することができる。
また、前述のように、第2種コンセント101,201,301,401には第1種コンセントとの識別表示が施されているので、新規にPLCモデム(子機)を接続する場合には、その識別表示を頼りに、確実に第2種コンセントに接続することができる。
また、親機であるPLCモデム20に関しては、分電盤5の回路遮断器53からコンセント302までが非分岐で配線された専用電路のケーブル10であるため、分岐による電力線通信の信号減衰が防止され、この電路における電力線通信の信号減衰も抑制される。なお、コンセント302が2口であることにより、厳密にはここに電路の分岐が存在するが、2口間の距離が短い(電力線通信の使用波長λの1/4未満)ため、実質的な分岐にはならない。
一方、第2種コンセント101,201,301,401とは異なる系統の、図1の第1種コンセント202,303,B1に接続された家電製品(図示せず。)や、引掛シーリング102,203,304,402,B2に接続された照明器具(図示せず。)等において高周波ノイズが発生することがある(特にインバータ機器から発生しやすい)。しかし、このような高周波ノイズはフィルタ5Fによって遮断され、各回路遮断機50,54,55,58,59以上の上流には達しない。従って、高周波ノイズが電力線通信の妨害になることはない。また、フィルタ5Fは分電盤5内に設けられるので、取り付けが便利であり、かつ、安全である。
なお、上記実施形態では第2種コンセントの系統を電路R,Wに接続し、それ以外の系統を電路B,Wに接続したが、逆に、第2種コンセントの系統を電路B,Wに接続し、それ以外の系統を電路R,Wに接続してもよい。
なお、上記実施形態では外部ネットワークとの接続がFTTH(Fiber To The Home)であるが、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)の回線終端装置に上記のようなPLCの宅内LANを接続することも可能である。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
本発明の一実施形態による電力線通信の実体接続構造を示す接続図である。 図1における電力線通信に関する部分を抜き出して示すとともに、分電盤の内部構成を示す接続図である。 フィルタの内部回路図である。
符号の説明
5F フィルタ
20,22,23 PLCモデム(電力線通信装置)
202,303,402,B1 第1種コンセント
101,201,301,302,401 第2種コンセント

Claims (3)

  1. 非接地側の第1,第2電路及び接地側の第3電路からなる単相3線の電源における第1,第3電路及び第2,第3電路のうちいずれか一方に接続され、電力線通信以外の用に供する複数の第1種コンセントと、
    前記第1,第3電路及び第2,第3電路のうち他方に接続され、電力線通信の用に供する複数の第2種コンセントと、
    前記第2種コンセントにのみ接続された電力線通信装置と
    を備えたことを特徴とする電力線通信の実体接続構造。
  2. 前記第2種コンセントには電力線通信用のコンセントであることの識別表示が施されている請求項1記載の電力線通信の実体接続構造。
  3. 前記第2種コンセント以外の供給先に屋内配線用の分電盤から給電する回路には、下流側から到来するノイズを遮断するフィルタが接続されており、このフィルタは、前記分電盤内に設けられている請求項1記載の電力線通信の実体接続構造。
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