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JP2006164961A - 積層型透明電極層の製造方法及びこの方法に使用する積層型透明電極形成用の積層体 - Google Patents

積層型透明電極層の製造方法及びこの方法に使用する積層型透明電極形成用の積層体 Download PDF

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JP2006164961A JP2005325281A JP2005325281A JP2006164961A JP 2006164961 A JP2006164961 A JP 2006164961A JP 2005325281 A JP2005325281 A JP 2005325281A JP 2005325281 A JP2005325281 A JP 2005325281A JP 2006164961 A JP2006164961 A JP 2006164961A
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film
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silver oxide
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JP2005325281A
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Fumihiko Yamada
文彦 山田
Toshiharu Ozaki
俊治 尾崎
Takeshi Hiramoto
豪 平元
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Ulvac Seimaku KK
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Abstract


【課題】
抵抗特性及び透過率特性を損なうことなくエッチング加工性に優れた積層型透明電極膜の製造方法及び積層型透明電極形成用の積層体を提供する。
【解決手段】
本発明による積層型透明電極膜の製造方法は、基板上に第1透明電極膜を形成するステップと、第1透明電極膜の上に酸化銀系薄膜を形成するステップと、酸化銀系薄膜上に第2透明電極膜を形成するステップと、第1透明電極膜、酸化銀系薄膜、第2透明電極膜の積層を加熱して低抵抗化及び透明化するステップとを含み、第1透明電極膜と第2透明電極膜の少なくとも何れかが還元作用を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は液晶や有機EL等の表示素子や太陽電池の電極材料として用いられ得る積層型透明電極層の製造方法及びこの方法に使用する積層型透明電極形成用の積層体に関する。
従来、ITO膜やその他の透明電極膜と、ごく薄い(5〜20nm程度)Ag系金属薄膜とを積層させた積層型透明電極膜を製造する技術は数多く提案されている(特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4参照)。特許文献1、特許文献2、特許文献3には、ITO膜/Ag系膜/ITO膜構造が記載され、 特許文献1にはAZO膜/Ag系膜/AZO膜構造が記載され、また特許文献4にはIZO膜/Ag系膜/IZO膜構造が記載されている。この種の積層型透明電極膜はITO膜やその他の透明電極膜を単独で作製した膜よりも低抵抗かつ透明である。
しかし、積層型透明電極膜はその加工性に難がある。積層型透明電極膜の一般的な加工方法としては二つのエッチング液を用いたものが知られている(特許文献5参照)。積層型透明電極膜がアモルファスITO膜/Ag合金膜/アモルファスITO膜の三層である場合には、シュウ酸からなるエッチング液でアモルファスITO膜は加工でき、リン酸・硝酸・水(或いはリン酸・硝酸・酢酸)から成るエッチング液でAg系金属薄膜は加工できる。しかし、この方法でのエッチングの工程数は3回となり、エッチングの制御が難しく、良好なパターン形状を得ることは困難であり、また、生産性に乏しいという欠点がある。
これに対して、一種類のエッチング液を用いて、エッチング工程1回で、一括エッチングする方法も数多く提案されている(特許文献6、特許文献7、特許文献8、特許文献9参照)。特許文献6に記載の発明では、硝酸・シュウ酸・水から成るエッチング液が用いられ、特許文献7に記載の発明では、塩酸・硝酸・水、又は塩酸・硫酸・水から成るエッチング液が用いられ、 特許文献8に記載の発明では、硝酸・過マンガン酸カリウム、又は硫酸・過マンガン酸カリウム、又は硝酸・硝酸第二セリウムアンモニウム、又は硫酸・硝酸第二セリウムアンモニウムから成るエッチング液が用いられ、 特許文献9に記載の発明では、リン酸・硝酸・酢酸から成るエッチング液が用いられている。
しかし、アモルファスITO膜等の透明電極膜とAg系金属薄膜がそれぞれ単層の場合には、それぞれの膜が同じエッチング速度になるように上記エッチング液が調整できても、実際の積層膜では良好なパターン形状は得られていない。
その理由は次のとおりである。例えば特許文献6及び特許文献7に記載の発明のように、アモルファスITO膜をエッチングするシュウ酸又は塩酸と、Ag系金属薄膜をエッチングする硝酸から成る混合溶液のエッチング液において、それぞれのエッチング液のエッチング速度を、一般的に使用されている濃度や調合比の条件で、比較するとAg系金属薄膜はアモルファスITO膜よりもエッチング速度は非常に大きい。硝酸から成るエッチング液を希釈し、Ag系金属薄膜のエッチング速度をアモルファスITO膜のエッチング速度に合わせ込めば理論的には可能なものの、硝酸のAg系金属薄膜に対するエッチング速度は、濃度勾配に比例せず、濃度が薄くなると極端にエッチング速度が低下するため、エッチング速度の制御は困難である。
また、実際の積層膜のエッチングでは、エッチングが進行し薄くなったアモルファスITO膜層の一部分からエッチング液が浸食し始める等の理由で、一つ目のアモルファスITO膜層(三層目)のエッチングの終点を迎えることなく、Ag系金属薄膜層(二層目)のエッチングが開始してしまい、Ag系金層薄膜層のサイドエッチングは進んでしまう。さらにもう一つの層のアモルファスITO膜層(一層目)のエッチングが終点を迎える頃には、かなりの量のサイドエッチングがAg系金属薄膜層で進行してしまう。
また、積層膜をエッチングすると、Ag系金属薄膜とITO膜間で電食が発生し、Ag系金属薄膜単層の場合と比較して、さらにAg系金属薄膜のエッチング速度が増してしまいサイドエッチングは進んだり、加工するパターンの喰われやピンホールが発生してしまう。
このように、ITO膜をエッチングする溶液とAg系金属薄膜をエッチングする溶液を混合したエッチング液を用いた一括エッチングは困離と考えられる。
さらに、特許文献7に記載の発明ではエッチング液に塩酸を用いているが、塩酸は、ITO膜等の透明電極膜のエッチング速度がシュウ酸よりも大きいため、Ag系金属薄膜とのエッチング速度を合わせ込む上では優れているが、塩酸中の塩素原子がAg系金属薄膜に対して腐食を起こすため、使用するのは好ましくない。
さらに、特許文献9に記載の発明では、積層膜は、IZO膜/Ag系膜/IZO膜構造に対して、一括エッチングを行っているが、よりエッチング性が良く(可溶な薬品の種類が多い)、かつアモルファス性が強いためエッチング速度が大きいIZO膜では可能でも、エッチング速度がIZO膜よりも遅いITO膜を用いた積層膜では一括エッチングは困難と考えられる。また、Ag系金属薄膜とIZO膜間の電食も避けられないと考えられる。
上記の問題により、実際の積層膜では、Ag系金属薄膜とITO膜等の透明電極膜のエッチング速度を揃えること、及び、良好なパターン形状を得ることは困難である。
また、銀系膜の加工方法として、酸化銀と金属銀のエッチングの性質を利用した加工技術も従来提案されている(特許文献10参照)。さらにこの酸化銀の熱分解により金属銀と酸素が生成する性質を利用した技術も従来提案されている(特許文献11、特許文献12、特許文献13、特許文献14、特許文献15参照)。
また、さらにZnO系透明電極膜の形成方法として、反応ガスとしてHガス等の還元性ガスを添加し抵抗を制御する技術も従来提案されている(特許文献16)。
特開昭63−110507号公報 特許第2839829号公報 特開平9−171188号公報 特開2002−110365号公報 特開2003−73860号公報 特開平11−302876号公報 特開平7−114841号公報 特開平9−232278号公報 特開2004−156070号公報 特開平11−135507号公報 特許第3071243号 特許第3088168号 特許第3157019号 特許第3429406号 特開2004−58466号公報 特開平7−331413号公報
本発明は、上記の従来技術を解決するために、抵抗特性及び透過率特性を損なうことなくエッチング加工性に優れた積層型透明電極膜の製造方法及び積層型透明電極形成用の積層体を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の発明による積層型透明電極膜の製造方法は、
基板上に第1透明電極膜を形成するステップと、
第1透明電極膜の上に酸化銀系薄膜を形成するステップと、
酸化銀系薄膜上に第2透明電極膜を形成するステップと、
第1透明電極膜、酸化銀系薄膜、第2透明電極膜の積層を加熱して低抵抗化及び透明化するステップと
を含むことを特徴としている。
積層型透明電極膜の製造方法においてはさらに、加熱ステップ前に前記積層を、一液のエッチング液でエッチングするステップを含み得る。このステップにより所望のパターン形成が行なわれ得る。
本発明の積層型透明電極膜の製造方法においては、シュウ酸、及び、シュウ酸に少量の硝酸を添加したもの、又はリン酸・硝酸・シュウ酸・水、又はリン酸・硝酸・シュウ酸・酢酸からなるエッチング液を用いて、或いはリン酸・硝酸・酢酸、又はリン酸・硝酸・水からなるエッチング液を用いて、第1、第2透明電極膜及び酸化銀系薄膜をエッチング工程一回でパターン形成するようにされ得る。
また、本発明では、酸化銀が金属銀とは異なるエッチング液、例えば、シュウ酸等の弱酸、アンモニア水、各種アンモニウム塩の水溶液に可溶である性質を利用している。金属銀は硝酸には可溶であるが、シュウ酸、アンモニア水、各種アンモニウム塩の水溶液には不溶である。アモルファスITO膜やIZO膜はシュウ酸に可溶である。AZO膜は可溶な薬品の種類が多く、そもそも金属銀膜のエッチング液、例えば、リン酸・硝酸・酢酸、又はリン酸・硝酸・水、又は硝酸鉄水溶液からなるエッチング液に可溶であり、酸化銀膜はこれらのエッチング液にも可溶である。酸化銀膜は導電性がないため、積層膜中の酸化銀と透明電極との間に電食は起こらないため、サイドエッチングやパターンの喰われやピンホールの発生の問題は起こらない。
本発明の積層型透明電極膜の製造方法においては、積層を加熱する温度は160℃以上、好ましくは180℃〜400℃の範囲に設定され得る。
本発明の具体的な実施形態では、積層膜は、室温付近の温度で形成され、ウエットトエッチングにより、パターン形成後、180〜400℃の温度に加熱し、低抵抗化及び透明化させる。
本発明の積層型透明電極膜の製造方法においては、第1透明電極膜と前記第2透明電極膜の少なくとも何れかは還元作用を有し得る。
本発明の積層型透明電極膜の製造方法においては、第1透明電極膜と第2透明電極膜は、In−SnO(ITO)、In−SnO−ZnO(IZO)、Inのいずれか、或いはZnO−Al(AZO)、ZnO−Ga(GZO)、ZnOのいずれかから成り得る。
第1透明電極膜と第2透明電極膜の少なくとも一方は、スパッタガスに還元性ガスを添加してスパッタリングにより形成され得る。また、還元ガスとして、H、CH、COのいずれかが用いられ得る。これらのガスはH>CH>COの順に還元性が強いといわれており、H、COガスよりも安全なCHガスを用いても、本発明の所期の目的は十分に達成され得る。
本発明の積層型透明電極膜の製造方法においては、酸化銀系薄膜は、酸化ガスを含む環境で反応性スパッタリングで銀又は銀合金をスパッタリングすることにより形成され得る。好ましくは、酸化銀系薄膜は、Agを主成分としこれに微量なAu、Cu、Pd、Nd、Bi、Sm、Ru、Sn、Zn、In、Al、Tiのいずれか一つ以上を添加した銀合金を用いて形成され得る。
本発明では、下記のような化学反応、すなわち酸化銀(一価のAgOと二価のAgOの二種類がある)が加熱により金属銀になる性質を利用している。一般的に、一価の酸化銀は160℃程度でAgとOに分解するといわれている。
2AgO → 4Ag + O
2AgO → 2Ag + O
酸化銀は、熱に不安定であるので、熱酸化或いは自然酸化では生成しないが、プラズマ雰囲気下でOを作用させる反応性スパッタリング、或いは、UV照射下でOを作用させる(UV−O処理)と生成する。Ag膜又はAg合金膜をスパッタリングで成膜し、UV−O処理を用いて酸化銀系薄膜を作成し、これを利用しても良いが、この方法により得られた酸化銀膜は加熱しても、金属銀膜に戻りにくい性質がある。この場合の酸化銀は、二価の酸化銀(AgO)の組成であると推測される。またAgOを水等に溶解させたものを、ディップ法やスピンコート法により塗膜とし、それを乾燥して得られた酸化銀系薄膜を利用してもよい。
酸化銀系薄膜は好ましくは、厚さ5〜20nmに形成され得る。5nmよりも薄いと、焼成後、所望の抵抗値が得られず、また20nmよりも厚いと、焼成後、積層膜が透明膜とはならない。また、透明電極膜の厚さは、目的に応じて適宜選択すればよい。
また、パターン加工の際の100℃前後のプロセス温度(レジストのプリベークなど)に対して、酸化銀が金属銀になる化学反応は起こらないので、パターン加工が可能である。
高温で成膜したITO膜はシュウ酸に不溶であるため、透明電極膜は室温付近での温度で成膜されたアモルファス状態であることが望ましい。
しかし、酸化銀が加熱により金属銀になる化学反応で発生する余剰分のOは、透明電極膜部、或いは積層膜自体の高抵抗化の問題を引き超こすため、酸化膜である第1、第2透明電極膜を少量還元しておく必要がある。これにより、酸化銀膜より発生したOは還元されている第1、第2透明電極膜を必要分酸化することによって、抵抗に影響しない或いは影響の少ない状態になる。
還元ガス添加量は、多すぎると積層膜の成膜中に酸化銀が還元してしまい、金属銀に戻ってしまうためエッチングできなくなり、一方少なすぎると効果は得られない。そのため還元ガス添加量は、酸化銀膜中の酸素量、すなわち、酸化銀膜の膜厚と酸素含有量に対して最適に選択されるべきである。
また、酸化物ターゲットを用いて標準よりも高い投入電力でスパッタリングすると、酸化物の分解が起こり、還元された低級酸化物を得ることもできる。これを利用しても良い。例えば、ITO膜において、標準の投入電力に対して1.5倍程度(ただし、投入電力をこれ以上に大きくすると焼結体であるITOターゲットが破損する恐れもある)でスパッタリングすると、InO低級酸化物が得られる。
添加反応性スパッタリングにおけるOガス添加量は、酸化銀生成に必要な量、余剰なOのない添加量であることが望ましい。また一価の酸化銀(Ag2O)であることが望ましく、最適なO添加量であることが望ましい。
本発明の第2の発明による積層型透明電極形成用の積層体は、第1透明電極膜と、第1透明電極膜の上に形成される酸化銀系薄膜と、酸化銀系薄膜上に形成される第2透明電極膜とを有することを特徴としている。
本発明の積層型透明電極形成用の積層体においては、第1透明電極膜と第2透明電極膜は、In−SnO(ITO)、In−SnO−ZnO(IZO)、Inのいずれかからなり、アモルファス状態であり得る。
本発明の積層型透明電極形成用の積層体においては、第1透明電極膜と第2透明電極膜は、ZnO−Al(AZO)、ZnO−Ga(GZO)、ZnOのいずれかからなり得る。
本発明の積層型透明電極形成用の積層体においては、第1透明電極膜と第2透明電極膜の少なくとも一方は還元作用を有し得る。
本発明の積層型透明電極形成用の積層体においては、前記第1透明電極膜と第2透明電極膜は還元されている。
本発明の積層型透明電極形成用の積層体においては、酸化銀系薄膜は、Agを主成分としてこれに微量なAu、Cu、Pd、Nd、Bi、Sm、Ru,Sn、In、Al、Tiのいずれか一つ以上を添加した銀合金を用いて形成され得る。
本発明の積層型透明電極形成用の積層体においては、酸化銀系薄膜は、厚さ5〜20nmに形成され得る。
さらに、本発明は、例えば透明電極膜をITO膜等のIn系透明電極膜、AZO膜等のZnO系透明電極膜の代わりにSnO−Sb2O3(ATO)膜等のSnO系透明電極膜としてもよい。
また膜厚に関しても本発明においては、酸化銀系薄膜の厚さを、例えば100〜150nmの酸化銀系薄膜とし、これに第1、第2の透明電極膜、又は酸化銀系薄膜上の透明電極膜のみで構成された積層膜を加熱して得られる薄膜は反射膜あるいは反射電極膜としても有用であり、そのエッチング性は上述のものと同じ効果が得られることは容易に推測できる。
本発明の第1の発明による積層型透明電極膜の製造方法によれば、酸化銀薄膜及び透明電極膜を積層し、ウエットエッチングによるパターン形成後、加熱処理をすることにより、抵抗特性、透過率特性を損なうことなくエッチング加工性に優れた積層型の透明電極膜を製造することができる。
また、Agを主成分とし、これに微量なAu,Cu,Pd,Nd,Bi,Sm,Ru,Sn,Zn,In,Al,Tiのいずれかを一つ以上添加した銀g合金を用いた場合には、耐熱性、耐食性、密着性等が優れ、積層膜の安定性に寄与でき、実用的である。
また、本発明の第2の発明による積層型透明電極形成用の積層体によれば、抵抗及び透過率など所望の特性をもつ積層型透明電極の製造に用いられる前駆体を提供することができる。
以下実施例に基づき本発明を実施する形態について説明する。
三層からなる積層型透明電極膜を作成する際の最適プロセス条件を決めるため単層膜を作成した。第1、第2透明電極膜の還元ガスの添加条件、及び酸化銀薄膜のOガス添加条件の最適値を検討した。
透明電極膜の作成には、In−SnO(ITO)、Al−ZnO(AZO)ターゲットを用いた。ITO膜の成膜はスパッタ室内にArガスを140〜150SCCM、及びAr+10%−CHガスを0〜10SCCMを、(ArガスとAr+10%−CHガスの総和量が150SCCMになるように混合比を調整して)導入した。DCパワー1.1〜1.2kW(パワー密度1.6〜1.8W/cm)を投入した。AZO膜の成膜はスパッタ室内にArガスを130〜150SCCM、及びAr+10%−CHガスを0〜20SCCMを、(ArガスとAr+10%−CHガスの総和量が150SCCMになるように混合比を調整して)導入した。DCパワー1.3〜1.4kW(パワー密度1.9〜2.0W/cm)を投入した。酸化銀系薄膜の作成には、Ag0.5Au0.5Sn(重量%)ターゲットを用いた。スパッタ室内にアルゴンガスを150SCCM、及びOガスを0〜30SCCM導入し、DCパワー0.5〜0.6W(パワー密度0.7〜0.9W/)cm)を投入した。成膜温度は室温で行った。洗浄した基板(コーニング1737)上にITO膜、AZO膜、及び酸化銀系薄膜をそれぞれ形成した。膜厚はITO膜、AZO膜、酸化銀系薄膜いずれも1500Åであった。得られた単層膜を大気焼成炉で250〜300℃の温度で30分から1時間加熱処理を行った。
単層膜の焼成前後のシート抵抗値(Ω/□)、比抵抗(μΩcm)、透過率(%)を評価した。次に、単層膜の焼成前後のエッチング性を評価した。エッチングは市販の0.5mol/lシュウ酸水溶液、市販のリン酸・硝酸・酢酸からなる銀合金膜エッチング液(関東化学製 SEA−1)、リン酸・硝酸・シュウ酸・水からなるエッチング液(リン酸(重量%):硝酸(重量%):水(重量%)=38:5:57にシュウ酸を飽和するまで添加した溶液)を用い、室温(23℃)で行った。その結果を表1に示す。表1においてエッチング性の○は可溶、×は不溶、又は電食の発生を意味する。
透明電極膜の作成には、In−SnO(ITO)ターゲットを用いた。スパッタ室内にArガスを150SCCM導入し、DCパワーO.5W(パワー密度0.7W/cm)を投入した。酸化銀系薄膜の作成には、Ag0.5Au0.5Sn(重量%)ターゲットを用いた。スパッタ室内にアルゴンガスを150SCCM、及びOガスを30SCCM導入し、DCパワー0.5W(パワー密度0.7W/cm)(補正板用いて膜厚を調整)投入した。成膜温度は室温で行った。洗浄した基板(コーニング1737)上に第1のITO膜を形成し、続いて酸化銀系薄膜を形成し、続いて第2のITO膜を形成した。膜厚は第1、第2のITO膜は各400Å、酸化銀系薄膜は100Åであった。得られた積層膜を大気焼成炉で300℃の温度で30分加熱処理を行った。
積層膜の焼成前後のシート抵抗値(Ω/口)、比抵抗(μΩcm)、透過率(%)を実施例1と同様な方法及び条件で評価した。次に、積層膜の焼成前のエッチング性を実施例1と同様な方法及び条件で評価した。その結果を表1に示す。
透明電極膜の作成には、In−SnO(ITO)ターゲットを用いた。スパッタ室内にArガスを100〜150SCCM、及びAr+10%−CHガスを0〜50SCCMを、ArガスとAr+10%−CHガスの総和量が150SCCMになるように混合比を調整して導入した。DCパワー0.5W(パワー密度0.7W/cm)を投入した。
酸化銀系薄膜の作成には、Ag0.5Au0.5Sn(重量%)、及び、Ag0.6Cu(重量%)ターゲットを用いた。スパッタ室内にアルゴンガスを150SCCM、及びOガスを30SCCM導入し、DCパワー0.5〜0.75W(パワー密度0.7〜1.1W/cm)(補正板用いて膜厚を調整)投入した。成膜温度は室温で行った。洗浄した基板(コーニング1737)上に第1のITO膜を形成し、続いて酸化銀系薄膜を形成し、続いて第2のITO膜を形成した。膜厚は第1、第2のITO膜は各40OÅ、酸化銀系薄膜は100〜150Åであった。得られた積層膜を大気焼成炉で100〜300℃の温度で30分加熱処理を行った。
積層膜の焼成前後のシート抵抗値(Ω/口)、比抵抗(μΩcm)、透過率(%)を実施例1と同様な方法及び条件で評価した。次に、積層膜の焼成前のエッチング性を実施例1と同様な方法及び条件で評価した。その結果を表1に示す。
透明電極膜の作成には、In−SnO(ITO)のターゲットを用いた。スパッタ室内にアルゴンガスを150SCCM、及びHガスを1.5SCCM導入し、DCパワー0.5W(パワー密度(0.7W/cm)を投入した。
酸化銀系薄膜の作成には、Ag0.5Au0.5Sn(重量%)ターゲットを用いた。スパッタ室内にアルゴンガスを150SCCM、及びOガスを30SCCM導入し、DCパワー0.5W(パワー密度0.7W/cm)(補正板用いて膜厚を調整)投入した。成膜温度は室温で行った。洗浄した基板(コーニング1737)上に第1のITO膜を形成し、統いて酸化銀系薄膜を形成し、続いて第2のITO膜を形成した。膜厚は第1、第2のITO膜は各40OÅ、酸化銀系薄膜は100Åであった。得られた積層膜を大気焼成炉で300℃の温度で30分加熱処理を行った。
積層膜の焼成前後のシート抵抗値(Ω/口)、比抵抗(μΩcm)、透過率(%)を実施例1と同様な方法及び条件で評価した。次に、積層膜の焼成前のエッチング性を実施例1と同様な方法及び条件で評価した。その結果を表1に示す。
透明透明電極膜の作成には、Al−ZnO(AZO)ターゲットを用いた。スパッタ室内にArガスを150SCCM、及びAr+10%−CHガスを10SCCMを導入した。DCパワー0.6kW(パワー密度0.8W/cm)を投入した。
酸化銀系薄膜の作成には、Ag0.5Au0.5Sn(重量%)ターゲットを用いた。スパッタ室内にアルゴンガスを150SCCM、及びOガスを30SCCM導入し、DCパワー0.6W(パワー密度0.8W/)cm)(補正板を用いて膜厚を調整)を投入した。成膜温度は室温で行った。洗浄した基板(コーニング1737)上に第1のAZO膜を形成し、続いて酸化銀系薄膜を形成し、続いて第2のAZO膜を形成した。膜厚は第1、第2のAZO膜は各450Å、酸化銀系薄膜は170Åであった。得られた積層膜を大気焼成炉で250℃の温度で1時間加熱処理を行った。
積層膜の焼成前後のシート抵抗値(Ω/□)、比抵抗(μΩcm)、透過率(%)を実施例1と同様な方法・条件で評価した。次に、積層膜の焼成前後のエッチング性を実施例1と同様な方法・条件で評価した。その結果を表1に示す。
比較例として次の積層膜を作成した。
比較例1
透明電極膜の作成には、In−SnO(ITO)ターゲットを用いた。スパッタ室内にアルゴンガスを150SCCM導入し、DCパワー0.5W(パワー密度0.7W/cm)を投入した。
金属銀系薄膜の作成には、Ag0.5Au0.5Sn(重量%)ターゲットを用いた。スパッタ室内にアルゴンガスを150SCCM導入し、DCパワー0.4W(パワー密度0.6W/cm)(補正板を用いて膜厚を調整)を投入した。成膜温度は室温で行った。洗浄した基板(コーニング1737)上に第1のITO膜を形成し、続いて金属銀系薄膜を形成し、続いて第2のITO膜を形成した。膜厚は第1、第2のITO膜は各40OÅ、金属銀系薄膜は100Åであった。
積層膜のシート抵抗値(Ω/口)、比抵抗(μΩcm)、透過率(%)を実施例1と同様な方法及び条件で評価した。次に、積層膜のエッチング性を実施例1と同様な方法及び条件で評価した。その結果を表1に示す。
比較例2
透明電極膜の作成には、Al−ZnO(AZO)ターゲットを用いた。スパッタ室内にArガスを150SCCM導入し、DCパワー0.6kW(パワー密度0.8W/cm)を投入した。
金属銀系薄膜の作成には、Ag0.5Au0.5Sn(重量%)ターゲットを用いた。スパッタ室内にアルゴンガスを150SCCM導入し、DCパワー0.5W(パワー密度0.7W/)cm)(補正板を用いて膜厚を調整)を投入した。成膜温度は室温で行った。洗浄した基板(コーニング1737)上に第1のITO膜を形成し、続いて金属銀系薄膜を形成し、続いて第2のITO膜を形成した。膜厚は第1、第2のAZO膜は各450Å、金属銀系薄膜は170Åであった。
積層膜のシート抵抗値(Ω/□)、比抵抗(μΩcm)、透過率(%)を実施例1と同様な方法・条件で評価した。次に、積層膜のエッチング性を実施例1と同様な方法・条件で評価した。その結果を表1に示す。
Figure 2006164961
[実施例1で得られた単層膜の結果]
CHガスを添加してのITO膜の成膜では、サンプルNo.3及びNo.4において、CHの添加量5SCCM以上で焼成後の抵抗値が大きく上昇することから、ITO膜が還元されていることが分かった。CHガスを添加してのAZO膜の成膜では、サンプルNo.8及びNo.9において、CHの添加量10SCCM以上で焼成後の抵抗値が大きく上昇することから、AZO膜が還元されていることが分かった。酸化銀系薄膜の作成では、サンプルNo.14において、Oの添加量は30SCCMで、抵抗値が無限大に達し、かつ透明化(褐色)していることから、酸化銀系薄膜が生成していることが分かった。サンプルNo.14は焼成後、抵抗値が金属銀系薄膜に近い数値に戻り、かつ透明性がなくなり、鏡面化することから、酸化銀薄膜が金属銀薄膜に戻ることが確認された。シュウ酸溶液に対する溶解性はサンプルNo.10の金属膜にはないのに対して、サンプルNo.14の酸化銀は可溶であった。また(アモルファス)ITO膜はいずれの条件でもシュウ酸水溶液に可溶であった。AZO膜はシュウ酸水溶液に不溶であった(部分的には可溶であったが、Alの残査がシュウ酸水溶液に不溶であるため)。リン酸・硝酸・酢酸からなる銀合金膜エッチング液対する溶解性はサンプルNo.10の金属膜、及び、サンプルNo.14の酸化銀は可溶であった。また(アモルファス)ITO膜は銀合金膜エッチング液に不溶であった。AZO膜は銀合金膜エッチング液に可溶であった。リン酸・硝酸・シュウ酸・水からなるエッチング液には(アモルファス)ITO膜、AZO膜、金属銀系薄膜、酸化銀系薄膜いずれも可溶であった。
AZO膜にCHガスを添加して還元した単層膜は、焼成後、ある添加量において添加・還元していないAZO膜よりも低抵抗を示した。
[実施例2〜6、及び比較例1〜2で得られた積層膜の結果]
酸化銀層を持たないITO膜/金属銀系膜/ITO膜構造である、比較例1のサンプルNo.15が最もよい抵抗値を示すが、酸化銀層を持つ、本発明であるサンプルのうち、ITO層にAr+CHを5〜25SCCM添加した条件、又はHを1.5SCCM添加した条件で作成したサンプルNo.17、18、19、21、23、24、25は、焼成後、単層で作成し、焼成したITO膜であるサンプルNo.1よりも低抵抗(比抵抗において)であり、かつ比較例のサンプルNo.15に近い低抵抗を示した。
還元していないITO膜で積層したサンプルNo.16の抵抗は上記サンプルに比べて不十分であった。焼成で酸化銀より発生した酸素が低抵抗化を妨げていると考えられ、ITO膜を還元した方が好ましいと認められた。
還元の大きい、或いはCHの余剰分が多いITO膜で積層したサンプルNo.22の抵抗は焼成前の状態である程度の低抵抗化が起こっており焼成しても低抵抗化しなかった。成膜中に酸化銀が還元され、金属銀に戻ってしまったと考えられる。
焼成温度は、サンプルNo.20において、100℃では低抵抗化が起こらず、サンプルNo.18、19において、200℃,300℃焼成で低抵抗化が起こりほぼ同じ抵抗値を示した。このことは、文献値の酸化銀が160℃程度でAgとOに分解する知見と一致する。
銀合金の組成を変えたサンプルNo.25、及び還元ガスとしてCHガスの代わりにHガスを用いたサンプルNo.24も同様な結果となり、焼成後、低抵抗を示した。また、酸化銀層の膜厚を厚くしたサンプルNo.23も、焼成後、低抵抗を示し、かつ、透過率も良好であった。
さらに酸化銀層を持たないAZO膜/金属銀系膜/AZO膜構造である、比較例2のサンプルNo.26も最もよい抵抗値を示すが、酸化銀層を持つ、本発明であるサンプルのうち、AZO層にAr+CHを10SCCM添加した条件で作成したサンプルNo.27は、焼成後、単層で作成し、焼成したAZO膜であるサンプルNo.5よりも低抵抗(比抵抗において)であり、かつ比較例のサンプルNo.26に近い低抵抗を示した。
ITO膜/酸化銀系/ITO膜構造においてシュウ酸に対するエッチング性は、酸化銀層を持たない比較例1のサンプルNo.15及びCHの添加量が多く酸化銀が金属銀に戻ってしまったサンプルNo.22は不溶であった。サンプルNo.16、17、18、19、20、21、23、24、25(ただしNo.18、19、20は焼成前であるので同じ膜)は可溶であり、パターニングを行った場合も、良好なパターン形状が得られた。
AZO膜/Ag系膜/AZO膜構造においてリン酸・硝酸・酢酸からなる銀合金膜エッチング液に対するエッチング性は、酸化銀層を持つサンプルNo.26も、酸化銀層を持たないサンプルNo.27もいずれもエッチング液には可溶であったが、サンプルNo.26はエッチング中、電食が発生し金属銀層が先に浸食され膜面の至る所にピンホールが発生した。
リン酸・硝酸・シュウ酸・水からなるエッチング液に対するエッチング性は、ITO膜/酸化銀/ITO膜構造、及びAZO膜/Ag系膜/AZO膜構造いずれのサンプルも可溶であったのに対して、ITO膜/金属銀系膜/ITO膜構造、及びAZO膜/金属銀系膜膜/AZO膜構造のサンプルNo.15、及び、26はいずれもエッチング液には可溶であったが、エッチング中、電食が発生し金属銀層が先に浸食され膜面の至る所にピンホールが発生した。
本発明の方法で製作された積層型透明電極膜の断面図。

Claims (22)

  1. 基板上に第1透明電極膜を形成するステップと、
    前記第1透明電極膜の上に酸化銀系薄膜を形成するステップと、
    前記酸化銀系薄膜上に第2透明電極膜を形成するステップと、
    前記第1透明電極膜、前記酸化銀系薄膜、前記第2透明電極膜の積層を加熱して低抵抗化及び透明化するステップと
    を含むことを特徴とする透明電極膜の製造方法。
  2. さらに、加熱ステップ前に前記積層を、一液のエッチング液でエッチングするステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の透明電極膜の製造方法。
  3. 前記第1透明電極膜と前記第2透明電極膜が、In−SnO(ITO)、In−SnO−ZnO(IZO)、Inいずれかからなり、アモルファス状態であることを特徴とする請求項1に記載の透明電極膜の製造方法。
  4. シュウ酸、及び、シュウ酸に少量の硝酸を添加したもの、又はリン酸・硝酸・シュウ酸・水、又はリン酸・硝酸・シュウ酸・酢酸からなるエッチング液を用いて、第1、第2透明電極膜及び酸化銀系薄膜をエッチング工程一回でパターン形成することを特徴とする請求項1に記載の透明電極膜の製造方法。
  5. 前記第1透明電極膜と前記第2透明電極膜が、ZnO−Al(AZO)、ZnO−Ga(GZO)、ZnOいずれかからなることを特徴とする請求項1に記載の透明電極膜の製造方法。
  6. リン酸・硝酸・酢酸、又はリン酸・硝酸・水からなるエッチング液を用いて、第1、第2透明電極膜及び酸化銀系薄膜をエッチング工程一回でパターン形成することを特徴とする請求項1に記載の透明電極膜の製造方法。
  7. 前記積層を加熱する温度が160℃以上であることを特徴とする請求項1に記載の透明電極膜の製造方法。
  8. 前記積層を加熱する温度が180℃〜400℃の範囲であることを特徴とする請求項7に記載の透明電極膜の製造方法。
  9. 前記第1透明電極膜と前記第2透明電極膜の少なくとも何れかが還元作用を有することを特徴とする請求項1に記載の透明電極膜の製造方法。
  10. 前記第1透明電極膜と前記第2透明電極膜の少なくとも一方が、スパッタガスに還元性ガスを添加してスパッタリングにより形成されることを特徴とする請求項1に記載の透明電極膜の製造方法。
  11. 還元ガスとして、H、CH、COのいずれかが用いられることを特徴とする請求項10に記載の透明電極膜の製造方法。
  12. 前記酸化銀系薄膜が、酸化ガスを含む環境で反応性スパッタリングで銀又は銀合金をスパッタリングすることにより形成されることを特徴とする請求項1に記載の透明電極膜の製造方法。
  13. 前記酸化銀系薄膜が、Agを主成分としこれに微量なAu、Cu、Pd、Nd、Bi、Sm、Ru、Sn、Zn、In、Al、Tiのいずれか一つ以上を添加した銀合金を用いて形成されることを特徴とする請求項12に記載の透明電極膜の製造方法。
  14. 前記酸化銀系薄膜が、厚さ5〜20nmに形成されることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の透明電極膜の製造方法。
  15. ZnO−Al(AZO)、ZnO−Ga(GZO)、ZnOからなるZnO系透明電極単層膜をスパッタガスとして還元性ガスであるCHを添加してスパッタリングにより形成し、抵抗を制御することを特徴とする透明電極膜の製造方法。
  16. 第1透明電極膜と、前記第1透明電極膜の上に形成される酸化銀系薄膜と、前記酸化銀系薄膜上に形成される第2透明電極膜とを有することを特徴とする積層型透明電極形成用の積層体。
  17. 前記第1透明電極膜と前記第2透明電極膜が、In−SnO(ITO)、In−SnO−ZnO(IZO)、Inいずれかからなり、アモルファス状態であることを特徴とする請求項16に記載の積層型透明電極形成用の積層体。
  18. 前記第1透明電極膜と前記第2透明電極膜が、ZnO−Al(AZO)、ZnO−Ga(GZO)、ZnOいずれかからなることを特徴とする請求項16に記載の積層型透明電極形成用の積層体。
  19. 前記第1透明電極膜と前記第2透明電極膜の少なくとも一方が還元作用を有することを特徴とする請求項16に記載の積層型透明電極形成用の積層体。
  20. 前記前記第1透明電極膜と前記第2透明電極膜が還元されていることを特徴とする請求項16に記載の積層型透明電極形成用の積層体。
  21. 前記酸化銀系薄膜が、Agを主成分としてこれに微量なAu、Cu、Pd、Nd、Bi、Sm、Ru,Sn、In、Al、Tiのいずれか一つ以上を添加した銀合金を用いて形成されることを特徴とする請求項16に記載の積層型透明電極形成用の積層体。
  22. 前記酸化銀系薄膜が、厚さ5〜20nmに形成されることを特徴とする請求項16に記載の積層型透明電極形成用の積層体。
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