JP2002038136A - 蓄熱材マイクロカプセルの製造方法 - Google Patents
蓄熱材マイクロカプセルの製造方法Info
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- JP2002038136A JP2002038136A JP2000223301A JP2000223301A JP2002038136A JP 2002038136 A JP2002038136 A JP 2002038136A JP 2000223301 A JP2000223301 A JP 2000223301A JP 2000223301 A JP2000223301 A JP 2000223301A JP 2002038136 A JP2002038136 A JP 2002038136A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】メラミン−ホルムアルデヒド重合体または尿素
ホルムアルデヒド樹脂壁膜で内包された蓄熱材マイクロ
カプセル分散液中に残存するホルムアルデヒドが迅速か
つ効果的に除去され、かつ不快な着色や臭気の発生のな
い蓄熱材マイクロカプセルを提供する。 【解決手段】壁膜形成材料がメラミン−ホルムアルデヒ
ド樹脂または尿素−ホルムアルデヒド樹脂の壁膜からな
る蓄熱材を内包したマイクロカプセル分散液中に過酸化
水素添加して残存するホルムアルデヒドと反応させる。
反応時のpHは9以上のアルカリ条件下が好ましい。
ホルムアルデヒド樹脂壁膜で内包された蓄熱材マイクロ
カプセル分散液中に残存するホルムアルデヒドが迅速か
つ効果的に除去され、かつ不快な着色や臭気の発生のな
い蓄熱材マイクロカプセルを提供する。 【解決手段】壁膜形成材料がメラミン−ホルムアルデヒ
ド樹脂または尿素−ホルムアルデヒド樹脂の壁膜からな
る蓄熱材を内包したマイクロカプセル分散液中に過酸化
水素添加して残存するホルムアルデヒドと反応させる。
反応時のpHは9以上のアルカリ条件下が好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物質または空間を冷
やしたり暖めたり、あるいは所望の温度に長時間維持す
るために用いられる蓄熱材マイクロカプセルの製造方法
に関するものであり、さらに詳しくは蓄熱材マイクロカ
プセル分散液中の壁膜形成に寄与しない残留ホルムアル
デヒドが除去された異臭や着色のないマイクロカプセル
の製造方法に関するものである。
やしたり暖めたり、あるいは所望の温度に長時間維持す
るために用いられる蓄熱材マイクロカプセルの製造方法
に関するものであり、さらに詳しくは蓄熱材マイクロカ
プセル分散液中の壁膜形成に寄与しない残留ホルムアル
デヒドが除去された異臭や着色のないマイクロカプセル
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】蓄熱材を内包したマイクロカプセルは特
開平5−163486、同5−237368、同5−1
17642号公報中で提案されている。蓄熱材のマイク
ロカプセルは、蓄熱材の相変化に伴う蓄熱と放熱がマイ
クロカプセルのシェル内で行われるためマイクロカプセ
ル分散液は蓄熱材の凝固、融解に関わらず常に液体とし
て取り扱うことができる利点を有するものである。蓄熱
材マイクロカプセルの分散液は、蓄熱槽に蓄えて安価な
深夜電力を利用した液体蓄熱材として使用したり分散液
中の水分を除去、乾燥することにより常に固体の潜熱蓄
熱材として利用することができる。
開平5−163486、同5−237368、同5−1
17642号公報中で提案されている。蓄熱材のマイク
ロカプセルは、蓄熱材の相変化に伴う蓄熱と放熱がマイ
クロカプセルのシェル内で行われるためマイクロカプセ
ル分散液は蓄熱材の凝固、融解に関わらず常に液体とし
て取り扱うことができる利点を有するものである。蓄熱
材マイクロカプセルの分散液は、蓄熱槽に蓄えて安価な
深夜電力を利用した液体蓄熱材として使用したり分散液
中の水分を除去、乾燥することにより常に固体の潜熱蓄
熱材として利用することができる。
【0003】蓄熱材をマイクロカプセル化する手法とし
ては、コアセルベーション法、界面重合法、インサイチ
ュー法、等を用いることが可能であり、いずれの手法に
おいても本発明の効果は達成され得るが長期の安定性に
耐え、化学的、物理的に安定なマイクロカプセルの製法
としてはインサイチュー法が好ましく、とりわけメラミ
ンとホルマリンの重縮合法又は尿素とホルマリンによる
重合壁膜を有するマイクロカプセルが最も適したもので
ある。
ては、コアセルベーション法、界面重合法、インサイチ
ュー法、等を用いることが可能であり、いずれの手法に
おいても本発明の効果は達成され得るが長期の安定性に
耐え、化学的、物理的に安定なマイクロカプセルの製法
としてはインサイチュー法が好ましく、とりわけメラミ
ンとホルマリンの重縮合法又は尿素とホルマリンによる
重合壁膜を有するマイクロカプセルが最も適したもので
ある。
【0004】インサイチュー法によるマイクロカプセル
は素材も安価で堅牢性に富むマイクロカプセルが得られ
感圧記録紙用としても実用化されている手法である。メ
ラミン−ホルムアルデヒド樹脂壁膜を有するマイクロカ
プセルは、蓄熱材粒子の周囲にメラミン−ホルムアルデ
ヒド重合壁膜を形成するが、皮膜形成、膜材に預からな
かった過剰のホルムアルデヒドを除去する工程が必要と
なる。即ち、ホルムアルデヒドは特異な刺激臭を有し人
体に対しては目や呼吸器官の粘膜及び皮膚を強く刺激し
不快感を与えることからホルムアルデヒドを用いたマイ
クロカプセルにおいては過剰のホルムアルデヒドを除去
する工程は健康上及び環境衛生上必須の操作である。
は素材も安価で堅牢性に富むマイクロカプセルが得られ
感圧記録紙用としても実用化されている手法である。メ
ラミン−ホルムアルデヒド樹脂壁膜を有するマイクロカ
プセルは、蓄熱材粒子の周囲にメラミン−ホルムアルデ
ヒド重合壁膜を形成するが、皮膜形成、膜材に預からな
かった過剰のホルムアルデヒドを除去する工程が必要と
なる。即ち、ホルムアルデヒドは特異な刺激臭を有し人
体に対しては目や呼吸器官の粘膜及び皮膚を強く刺激し
不快感を与えることからホルムアルデヒドを用いたマイ
クロカプセルにおいては過剰のホルムアルデヒドを除去
する工程は健康上及び環境衛生上必須の操作である。
【0005】マイクロカプセル分散液中の過剰のホルム
アルデヒドを除去する方法としては、一般にホルムアル
デヒドを酸化または還元の効果により分解する方法やホ
ルムアルデヒドと反応性の高い化合物と結合させて異な
る化合物に変化させる方法などが挙げられ、具体的に
は、尿素、チオ尿素、ヒドラジン、塩酸ヒドロキシルア
ミン等の有機アミノ化合物やチオ硫酸塩、アンモニア、
亜硫酸塩、過硫酸塩、次亜塩素酸塩等がホルムアルデヒ
ド除去材として知られている。
アルデヒドを除去する方法としては、一般にホルムアル
デヒドを酸化または還元の効果により分解する方法やホ
ルムアルデヒドと反応性の高い化合物と結合させて異な
る化合物に変化させる方法などが挙げられ、具体的に
は、尿素、チオ尿素、ヒドラジン、塩酸ヒドロキシルア
ミン等の有機アミノ化合物やチオ硫酸塩、アンモニア、
亜硫酸塩、過硫酸塩、次亜塩素酸塩等がホルムアルデヒ
ド除去材として知られている。
【0006】本発明の蓄熱材マイクロカプセルは空調用
の冷媒または蓄熱材としての利用の他に、コンクリート
や石膏ボードの中に埋め込んで温度緩衝性の高い建材と
して利用されたり、繊維やフォームに塗工されて温度安
定性に優れる衣料品としても利用することが可能であ
る。これら建材及び衣料品素材にマイクロカプセルを練
り混み又は塗工するする際には過剰のホルマリンが存在
すると人体に対し好ましくない影響をもたらすためため
マイクロカプセル中に全く存在してはならないか、極め
て低濃度に抑える必要がある。
の冷媒または蓄熱材としての利用の他に、コンクリート
や石膏ボードの中に埋め込んで温度緩衝性の高い建材と
して利用されたり、繊維やフォームに塗工されて温度安
定性に優れる衣料品としても利用することが可能であ
る。これら建材及び衣料品素材にマイクロカプセルを練
り混み又は塗工するする際には過剰のホルマリンが存在
すると人体に対し好ましくない影響をもたらすためため
マイクロカプセル中に全く存在してはならないか、極め
て低濃度に抑える必要がある。
【0007】蓄熱材を内包するマイクロカプセル分散液
中の過剰のホルマリンを除去する目的で本発明者は先
に、窒素を含まず且つ一分子中に2個以上のアルコール
性水酸基を有する化合物をホルマリン処理剤として具体
例としてグルコースを提案した。本発明は確かに高い処
理能力を発揮するものであるが、その副生産物として混
入する異性化糖が極めて濃い褐色であったり、異性化糖
独特の強いカラメル臭が残り、空調用蓄熱材として蓄熱
槽の中で密閉して用いられる場合には良いが、建材や衣
料品等の人体に極めて近い場所あるいは接触した状態で
使用される用途に関しては不向きであった。
中の過剰のホルマリンを除去する目的で本発明者は先
に、窒素を含まず且つ一分子中に2個以上のアルコール
性水酸基を有する化合物をホルマリン処理剤として具体
例としてグルコースを提案した。本発明は確かに高い処
理能力を発揮するものであるが、その副生産物として混
入する異性化糖が極めて濃い褐色であったり、異性化糖
独特の強いカラメル臭が残り、空調用蓄熱材として蓄熱
槽の中で密閉して用いられる場合には良いが、建材や衣
料品等の人体に極めて近い場所あるいは接触した状態で
使用される用途に関しては不向きであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、蓄熱
材マイクロカプセル分散液中に残存するホルムアルデヒ
ドが迅速かつ効果的に除去され、かつ不快な着色や臭気
の発生のない蓄熱材マイクロカプセルを提供することに
ある。
材マイクロカプセル分散液中に残存するホルムアルデヒ
ドが迅速かつ効果的に除去され、かつ不快な着色や臭気
の発生のない蓄熱材マイクロカプセルを提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、壁膜形
成材料がメラミン−ホルムアルデヒド樹脂または尿素−
ホルムアルデヒド樹脂の壁膜からなる蓄熱材を内包した
マイクロカプセルにおいて、壁膜形成に寄与しないホル
ムアルデヒドと過酸化水素と反応させることにより達成
される。
成材料がメラミン−ホルムアルデヒド樹脂または尿素−
ホルムアルデヒド樹脂の壁膜からなる蓄熱材を内包した
マイクロカプセルにおいて、壁膜形成に寄与しないホル
ムアルデヒドと過酸化水素と反応させることにより達成
される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の蓄熱材マイクロカプセル
は蓄熱材の周囲にメラミン−ホルムアルデヒドまたは尿
素−ホルムアルデヒド重合壁膜を形成する工程と過剰の
残存ホルムアルデヒドを除去する工程からなる。後者の
残存ホルムアルデヒド処理工程で使用する過酸化水素は
ホルムアルデヒドと反応して蟻酸塩と水素に変化するた
め反応させる際のpHは9以上のアルカリ側に設定する
ことにより迅速な反応が進行し、尚且つ発生した蟻酸を
中和し得るに足る充分なアルカリを添加しておくことに
より蟻酸による酸臭の発生を抑えることができる。分散
液のpH調整はアルカリ性を示す化合物であれば限定は
されないが、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、珪酸
ナトリウム等の窒素を含まない無機系のアルカリ化合物
が好ましい。
は蓄熱材の周囲にメラミン−ホルムアルデヒドまたは尿
素−ホルムアルデヒド重合壁膜を形成する工程と過剰の
残存ホルムアルデヒドを除去する工程からなる。後者の
残存ホルムアルデヒド処理工程で使用する過酸化水素は
ホルムアルデヒドと反応して蟻酸塩と水素に変化するた
め反応させる際のpHは9以上のアルカリ側に設定する
ことにより迅速な反応が進行し、尚且つ発生した蟻酸を
中和し得るに足る充分なアルカリを添加しておくことに
より蟻酸による酸臭の発生を抑えることができる。分散
液のpH調整はアルカリ性を示す化合物であれば限定は
されないが、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、珪酸
ナトリウム等の窒素を含まない無機系のアルカリ化合物
が好ましい。
【0011】過酸化水素の添加量は壁膜の厚さや樹脂の
種類により調節されるが、好ましくはマイクロカプセル
固形重量100部に対し0.1〜10部の範囲で添加さ
れる。ホルムアルデヒド処理工程時の温度は20〜80
℃、好ましくは30〜60℃の範囲で処理することが好
ましい。また、処理が完了した後は、過剰の過酸化水素
が残存していると酸化反応によりタンクや容器に悪影響
を及ぼしたり、発火の危険性もあるので適当な還元剤を
用いて中和処理を施すことが好ましい。
種類により調節されるが、好ましくはマイクロカプセル
固形重量100部に対し0.1〜10部の範囲で添加さ
れる。ホルムアルデヒド処理工程時の温度は20〜80
℃、好ましくは30〜60℃の範囲で処理することが好
ましい。また、処理が完了した後は、過剰の過酸化水素
が残存していると酸化反応によりタンクや容器に悪影響
を及ぼしたり、発火の危険性もあるので適当な還元剤を
用いて中和処理を施すことが好ましい。
【0012】本発明で用いられる蓄熱材は物理的、化学
的に安定であり、かつ蓄熱を目的とする意味から融解熱
量が約20kcal/kg以上のものが好ましく、一般
に次のような無機系と有機系の材料が挙げられる。塩化
カルシウム・6水塩、硫酸ナトリウム・10水塩、リン酸
水素ナトリウム・12水塩チオ硫酸ナトリウム・5水塩、
硝酸ニッケル・6水塩、等の多量の結晶水を含む無機化
合物。n-ペンタデカン、高融点パラフィンワックス等の
脂肪族炭化水素、パラキシレン、ナフタレン等の芳香族
炭化水素、ステアリン酸等の脂肪酸類、ミリスチルアル
コール等の高級アルコール類、ミリスチン酸ミリスチル
等のエステル化合物等が挙げられる。本発明のメラミン
−ホルムアルデヒド重合壁膜を有するマイクロカプセル
化法においては有機系の蓄熱材を用いることが好まし
い。
的に安定であり、かつ蓄熱を目的とする意味から融解熱
量が約20kcal/kg以上のものが好ましく、一般
に次のような無機系と有機系の材料が挙げられる。塩化
カルシウム・6水塩、硫酸ナトリウム・10水塩、リン酸
水素ナトリウム・12水塩チオ硫酸ナトリウム・5水塩、
硝酸ニッケル・6水塩、等の多量の結晶水を含む無機化
合物。n-ペンタデカン、高融点パラフィンワックス等の
脂肪族炭化水素、パラキシレン、ナフタレン等の芳香族
炭化水素、ステアリン酸等の脂肪酸類、ミリスチルアル
コール等の高級アルコール類、ミリスチン酸ミリスチル
等のエステル化合物等が挙げられる。本発明のメラミン
−ホルムアルデヒド重合壁膜を有するマイクロカプセル
化法においては有機系の蓄熱材を用いることが好まし
い。
【0013】蓄熱材をマイクロカプセル化する際には、
蓄熱材をそれとは非混和性の液体の中に微小滴状に分散
するために乳化剤若しくは分散材が用いられる。本発明
のメラミン−ホルムアルデヒド樹脂又は尿素−ホルムア
ルデヒド樹脂壁膜を有するマイクロカプセル用の乳化剤
としてはアニオン性の水溶性ポリマーの水溶液が好まし
く、具体的にはエチレン無水マレイン酸共重合体、スチ
レン無水マレイン酸共重合体、ポリアクリル酸ソーダ等
が好ましい乳化剤として挙げられる。その他に、高級脂
肪酸のアルカリ塩や高級アルキル基にエチレンオキサイ
ドが数モル付加したモノマーの乳化剤やゼラチン、カゼ
イン、ポリアクリル酸、ポリビニルアルコールの如きポ
リマーの乳化剤を併用しても良い。
蓄熱材をそれとは非混和性の液体の中に微小滴状に分散
するために乳化剤若しくは分散材が用いられる。本発明
のメラミン−ホルムアルデヒド樹脂又は尿素−ホルムア
ルデヒド樹脂壁膜を有するマイクロカプセル用の乳化剤
としてはアニオン性の水溶性ポリマーの水溶液が好まし
く、具体的にはエチレン無水マレイン酸共重合体、スチ
レン無水マレイン酸共重合体、ポリアクリル酸ソーダ等
が好ましい乳化剤として挙げられる。その他に、高級脂
肪酸のアルカリ塩や高級アルキル基にエチレンオキサイ
ドが数モル付加したモノマーの乳化剤やゼラチン、カゼ
イン、ポリアクリル酸、ポリビニルアルコールの如きポ
リマーの乳化剤を併用しても良い。
【0014】かくして得られた相変化を伴う化合物を内
包するマイクロカプセル分散液はそのままでも本発明の
目的を達し得るものであるが、必要に応じ防腐剤、各種
劣化防止剤、増粘剤、着色剤、分散補助剤、比重調節
材、湿潤材、滑材、接着剤等を添加することができる。
包するマイクロカプセル分散液はそのままでも本発明の
目的を達し得るものであるが、必要に応じ防腐剤、各種
劣化防止剤、増粘剤、着色剤、分散補助剤、比重調節
材、湿潤材、滑材、接着剤等を添加することができる。
【0015】蓄熱材分散液中のマイクロカプセルの占め
る割合は高いほど潜熱量が増し好ましいが、良好な流動
性を維持するには20〜70(wt/wt) %、好ましくは4
0〜60(wt/wt) %の範囲に設定することが好ましい。
この範囲以上の含有率であると蓄熱材の粘度上昇が伴い
流動性に乏しくなり、またこの範囲以下の含有率である
と蓄熱効果に乏しいものとなり好ましくない。
る割合は高いほど潜熱量が増し好ましいが、良好な流動
性を維持するには20〜70(wt/wt) %、好ましくは4
0〜60(wt/wt) %の範囲に設定することが好ましい。
この範囲以上の含有率であると蓄熱材の粘度上昇が伴い
流動性に乏しくなり、またこの範囲以下の含有率である
と蓄熱効果に乏しいものとなり好ましくない。
【0016】
【実施例】以下に、本発明を実施例により詳細に説明す
る。尚、本発明は実施例に限定されるものでない。
る。尚、本発明は実施例に限定されるものでない。
【0017】実施例1 メラミン粉末5gに37%ホルムアルデヒド水溶液6.
5gと水10gを加え、pHを8に調製した後、約70
℃まで加熱しメラミン−ホルムアルデヒド初期縮合物水
溶液を得た。次にpHを4.5に調整した5%のスチレ
ン−無水マレイン酸共重合体のナトリウム塩水溶液10
0g中に、相変化を伴う化合物として融点60℃のパラ
フィンワックス(日本精蝋製パラフィンワックス14
0)80gを上記水溶液中に激しく撹拌しながら添加
し、粒子径が2.6μmになるまで乳化を行なった。
5gと水10gを加え、pHを8に調製した後、約70
℃まで加熱しメラミン−ホルムアルデヒド初期縮合物水
溶液を得た。次にpHを4.5に調整した5%のスチレ
ン−無水マレイン酸共重合体のナトリウム塩水溶液10
0g中に、相変化を伴う化合物として融点60℃のパラ
フィンワックス(日本精蝋製パラフィンワックス14
0)80gを上記水溶液中に激しく撹拌しながら添加
し、粒子径が2.6μmになるまで乳化を行なった。
【0018】上記乳化液に上記メラミン−ホルムアルデ
ヒド初期縮合物水溶液全量を添加し70℃で2時間撹拌
を施した後、20%(w/w)水酸化ナトリウム水溶液を用
いてpHを10に調整し更に温度を50℃に設定した。
次に30%過酸化水素溶液15gを添加し1時間攪拌を
続けると、ホルムアルデヒドの刺激臭は完全に消失し不
快な臭気や液着色も見られなかった。
ヒド初期縮合物水溶液全量を添加し70℃で2時間撹拌
を施した後、20%(w/w)水酸化ナトリウム水溶液を用
いてpHを10に調整し更に温度を50℃に設定した。
次に30%過酸化水素溶液15gを添加し1時間攪拌を
続けると、ホルムアルデヒドの刺激臭は完全に消失し不
快な臭気や液着色も見られなかった。
【0019】実施例2 尿素5gとレゾルシン0.5gを溶解し、pHを3.0
に調整した5%のエチレン−無水マレイン酸共重合体の
ナトリウム塩水溶液100g中に融点40℃のミリスチ
ン酸ミリスチル80gを激しく撹拌しながら添加し平均
粒子径が10μmになるまで乳化を行なった。次にこの
乳化液に37%ホルムアルデヒド水溶液14gと水20
gを添加し60℃で2時間加熱撹拌を施してカプセル化
反応を行なった後、この分散液のpHを20%(w/w)
水酸化ナトリウム水溶液を用いて12.0に調整し更に
温度を40℃に設定した。次に30%過酸化水素水溶液
45gを添加し1時間攪拌を続けるとホルムアルデヒド
の刺激臭は完全に消失し、不快な臭気や液着色も見られ
なかった。
に調整した5%のエチレン−無水マレイン酸共重合体の
ナトリウム塩水溶液100g中に融点40℃のミリスチ
ン酸ミリスチル80gを激しく撹拌しながら添加し平均
粒子径が10μmになるまで乳化を行なった。次にこの
乳化液に37%ホルムアルデヒド水溶液14gと水20
gを添加し60℃で2時間加熱撹拌を施してカプセル化
反応を行なった後、この分散液のpHを20%(w/w)
水酸化ナトリウム水溶液を用いて12.0に調整し更に
温度を40℃に設定した。次に30%過酸化水素水溶液
45gを添加し1時間攪拌を続けるとホルムアルデヒド
の刺激臭は完全に消失し、不快な臭気や液着色も見られ
なかった。
フロントページの続き Fターム(参考) 4G005 AA01 AB15 AB21 BA03 BB06 BB12 BB15 BB25 DA08W DA13W DB01X DC02X DC13Y DC16Y DC32X DC48Y DC50Y DD05Z DD08W DD10Y DD12W DD33Z DD53W DD59W EA10
Claims (2)
- 【請求項1】 壁膜形成材料が、メラミン−ホルムアル
デヒド樹脂または尿素−ホルムアルデヒド樹脂の壁膜か
らなる蓄熱材を内包したマイクロカプセルにおいて、壁
膜形成に寄与しないホルムアルデヒドを過酸化水素と反
応させることによりマイクロカプセル分散液中の過剰の
ホルムアルデヒドを除去することを特徴とする蓄熱材マ
イクロカプセルの製造方法。 - 【請求項2】 マイクロカプセル分散液のpHが9以上
の条件下で過剰のホルムアルデヒドを除去することを特
徴とする蓄熱材マイクロカプセルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000223301A JP2002038136A (ja) | 2000-07-25 | 2000-07-25 | 蓄熱材マイクロカプセルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000223301A JP2002038136A (ja) | 2000-07-25 | 2000-07-25 | 蓄熱材マイクロカプセルの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002038136A true JP2002038136A (ja) | 2002-02-06 |
Family
ID=18717415
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000223301A Pending JP2002038136A (ja) | 2000-07-25 | 2000-07-25 | 蓄熱材マイクロカプセルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002038136A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005320527A (ja) * | 2004-04-07 | 2005-11-17 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 蓄熱材マイクロカプセル、蓄熱材マイクロカプセル分散液、蓄熱材マイクロカプセル固形物およびその利用方法 |
| DE102005002169A1 (de) * | 2005-01-17 | 2006-07-27 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Mikrokapseln, Verfahren zu deren Herstellung sowie deren Verwendung |
| JP2008069344A (ja) * | 2006-08-16 | 2008-03-27 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 蓄熱材マイクロカプセル |
| WO2009015872A1 (de) * | 2007-07-30 | 2009-02-05 | Follmann & Co. Gesellschaft Für Chemie-Werkstoffe Und- Verfahrenstechnik Mbh & Co. Kg | Verbesserte mikrokapseln und ihre herstellung |
| JP2009202123A (ja) * | 2008-02-28 | 2009-09-10 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | マイクロカプセル |
| JP2017048063A (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | 太平洋セメント株式会社 | セメント質硬化体の製造方法 |
-
2000
- 2000-07-25 JP JP2000223301A patent/JP2002038136A/ja active Pending
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