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JP2000096030A - 接着剤 - Google Patents

接着剤

Info

Publication number
JP2000096030A
JP2000096030A JP10267764A JP26776498A JP2000096030A JP 2000096030 A JP2000096030 A JP 2000096030A JP 10267764 A JP10267764 A JP 10267764A JP 26776498 A JP26776498 A JP 26776498A JP 2000096030 A JP2000096030 A JP 2000096030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
polyester polyol
acid
mol
adhesive according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10267764A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiki Arao
栄樹 新尾
Takakazu Goto
貴和 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP10267764A priority Critical patent/JP2000096030A/ja
Publication of JP2000096030A publication Critical patent/JP2000096030A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリオレフィン材料同士、或いはポリオレフ
ィンと他の材質とを接着させる接着剤を提供することを
目的とするものである。 【解決手段】 ポリエステルポリオールと3官能基以上
を有する多官能カルボン酸とをエステル結合させること
によって得られるグラフトタイプポリエステルポリオー
ルを主剤とし、ポリイソシアネート化合物を主成分とす
る硬化剤とを必須成分として混合してなるポリウレタン
系接着剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主剤及び硬化剤か
らなる2液を使用直前に混合して使用する形態の溶剤系
2液硬化型ポリウレタン接着剤に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリウレタン系接着剤は、ゴム、金属、
木材、ガラス等の広範な材料に対して良好な接着性を有
し、原料であるポリオールとイソシアネートの種類と組
合せを選択することにより、自由な接着剤設計が可能で
あることなどから食品包装用フィルムのラミネート、磁
気テープなどのバインダー、靴・履物用、木材用の接着
など広範な分野で使用されている。また、近年、自動車
部品や、建材用化粧シートなど強靱な接着力と長期間に
わたる耐久性が必要とされる分野への需要が拡大してい
る。
【0003】一方、近年の脱塩素化等の環境問題や、加
工適性、低コスト性などの面からポリエチレンやポリプ
ロピレンなどのポリオレフィン類が、その材料としての
適性が検討され、自動車内装材、建材用化粧シートなど
で実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自動車内装材や建材用
化粧シートなどに用いられる接着剤は、一般的に、長期
間にわたり信頼性のある耐久性を維持する必要があり、
各種環境に暴露された時の接着耐久性が重要である。例
えば、建材用化粧シートにおいては、数十年という長期
にわたって、直射日光、気温差、湿度差等の環境変化に
対して、耐久性を維持する必要がある。これまで建材用
化粧シートとしては、塩化ビニルからなる基材が主とし
て使用されてきたが、近年の環境問題における脱塩素化
の動きを受けて、ポリオレフィンからなる基材を使用し
た建材用化粧シートが開発され、需要が急拡大してきて
いる。
【0005】ここで、ポリオレフィン材料同士、或いは
ポリオレフィンと他の材質とを接着させる接着剤とし
て、末端に水酸基を有するポリエステルポリオールを主
剤とし、硬化剤としてポリイソシアネート化合物を用い
た溶剤系2液硬化型ポリウレタン接着剤が知られている
が、従来のポリウレタン系接着剤は、ポリオレフィン材
料への接着性、耐候性などの面で不十分な点が多く、さ
らなる改良が求められている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記のよ
うな問題点を解決すべく、ポリオレフィン材料にも適用
し得るポリウレタン系接着剤について種々検討を進めた
ところ、従来公知のポリエステルポリオールと、3官能
基以上の多官能カルボン酸とをエステル結合させること
によって得られるグラフトタイプポリエステルポリオー
ルを主剤とするポリウレタン系接着剤とすることによ
り、従来のポリウレタン接着剤に比べて、ポリオレフィ
ン材料に対する初期接着性、耐候性に優れた接着剤とし
て使用することができることを見出した。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明における、末端に水酸基を
有するポリエステルポリオールは、従来公知の方法、す
なわち、1種類以上の多塩基酸と1種類以上の多価アル
コールとを反応容器中で200〜250℃で縮重合させ
ることによって得られる。
【0008】ここで使用される多塩基酸としては、フタ
ル酸、イソフタル酸、テレフタル酸等の芳香族多塩基
酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸等の飽和脂肪族
多塩基酸、マレイン酸、フマル酸等の不飽和脂肪族多塩
基酸と、上記酸無水物、低級エステル類が挙げられる。
また、多価アルコールとしては、エチレングリコール、
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、1,3-ブタンジオール、1,4-ブタンジ
オール、1,5-ペンタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、3-メチル-1,5- ペンタンジオール、1,6-ヘキサンジ
オール、シクロヘキサンジオール、シクロヘキサンジメ
タノール、ビスフェノールA等が挙げられる。
【0009】末端に水酸基を有するポリエステルポリオ
ールを構成する多塩基酸成分のうち、70モル%以上、
さらに好ましくは80モル%以上を芳香族多塩基酸、さ
らに具体的にはイソフタル酸とすることが望ましい。ま
た同様に、アルコール成分のうち、50モル%以上、さ
らに好ましくは60モル%以上を炭素数5以上の直鎖ア
ルキルジオール、さらに具体的には1,6-ヘキサンジオー
ルとすることが望ましい。ここで、多塩基酸成分のうち
芳香族多塩基酸の含有量が70モル%以上、或いはアル
コール成分のうち直鎖アルキルジオールの含有量が50
モル%以上とすることにより、初期接着強度が増すとと
もに、耐候性にも優れたものとなる。
【0010】本発明におけるグラフトタイプポリエステ
ルポリオールは、上述の方法で縮合重合したポリエステ
ルポリオールと、3官能基以上の多官能カルボン酸とを
200〜250℃でエステル結合させることによって得
られる。ここで使用される多官能カルボン酸としては、
トリメリト酸、ピロメリット酸、ベンゾフェノンテトラ
カルボン酸等の芳香族多官能カルボン酸、ブタンテトラ
カルボン酸等の脂肪族多官能カルボン酸と、上記の酸無
水物が挙げられる。
【0011】末端に水酸基を有するポリエステルポリオ
ールの重量平均分子量は8000〜30000、さらに
好ましくは10000〜25000とすることが望まし
い。重量平均分子量を8000〜30000とすること
により、多官能カルボン酸とエステル結合させて得られ
るグラフトタイプポリエステルポリオールの粘性が著し
く増加することもなく、塗工時の取扱いが容易であると
ともに、耐候性にも優れたものとなる。
【0012】かかる主成分であるグラフトタイプポリエ
ステルポリオールは、適当な有機溶剤、例えば、酢酸エ
チルや酢酸ブチルなどのエステル系溶剤、メチルエチル
ケトン、シクロヘキサノン等のケトン系溶剤、トルエ
ン、キシレン等の芳香族系溶剤等に溶解せしめた溶液で
使用に供する。また、この主剤成分には必要に応じて、
難燃剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、消泡
剤、硬化促進剤等の添加剤を配合することができる。
【0013】特に、屋外用途等による、紫外線による劣
化を防止し、耐候性を向上させる目的で、光安定剤とし
てラジカル捕捉剤、および/ないし、紫外線吸収剤を添
加するとさらに有効である。このラジカル捕捉剤として
は、ヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤が好ましい。こ
の理由としては、ヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤
は、テトラアルキルピペリジンを母核に持ち、紫外線で
発生するラジカルを捕捉するラジカル捕捉作用がある他
に、ヒドロペルオキシド(ROOH)の不活性作用等の
各種作用機構によりその効果が発揮されると推定されて
おり、多機能の安定剤として優れた性能が得られる。ヒ
ンダードアミン系ラジカル捕捉剤の具体例としては、ビ
ス−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)セバケート、ビス−(N−メチル−2,2,6,6
−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス−
(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジ
ル)セバケート、1,2,2,6,6−ペンタメチル−
4−ピペリジル−トリデシル−1,2,3,4−ブタン
テトラカルボキシレート、テトラギス−(2,2,6,
6−テトラメチル−4−ピペリジル)−1,2,3,4
−ブタンテトラカルボキシレート等の他、たとえば、特
公平4−82625号公報に開示されている化合物など
のヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤を挙げることがで
きる。このヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤の添加量
としては接着剤主剤100重量部に対して0.1〜1.
0重量部添加するのが適当である。
【0014】また、紫外線吸収剤としては、たとえば、
2−(2'−ヒドロキシ−3',5'−ジ−tert−ブチル
フェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2'
−ヒドロキシ−3'−tert−ブチル−5'−メチルフェ
ニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒ
ドロキシ−3'−tert−アミル−5'−イソブチルフェ
ニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒ
ドロキシ−3'−イソブチル−5'−メチルフェニル)−5
−クロロベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒドロキシ−
3'−イソブチル−5'−プロピルフェニル)−5−クロロ
ベンゾトリアゾール等の2'−ヒドロキシフェニル−5−
クロロベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤類、2−(2'
−ヒドロキシ−3',5'−ジ−tert−ブチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒドロキシ−5'−
メチルフェニル)ベンゾトリアゾール等の2'−ヒドロキ
シフェニルベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤類、2,
2'−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,
2'−ジヒドロキシ−4,4'−ジメトキシベンゾフェノ
ン、2,2',4,4'−テトラヒドロキシベンゾフェノン
等の2,2'−ジヒドロキシベンゾフェノン系紫外線吸収
剤類、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、
2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン等の2−ヒドロキ
シベンゾフェノン系紫外線吸収剤類、サリチル酸フェニ
ル、4−tert−ブチル−フェニル−サリシレート等
のサリチル酸エステル系紫外線吸収剤類、2−エチル−
ヘキシル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレー
ト、エチル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレ
ート、オクチル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアク
リレート等のシアノアクリレート系紫外線吸収剤類等を
用いることができる。これら紫外線吸収剤の添加量は、
接着剤主剤100重量部に対して0.1〜1.0重量部
添加するのが適当である。また、ラジカル捕捉剤と併用
して用いる場合、特に耐候性と耐熱水性との両立の観点
から、また、環境に優しいことを考慮すると、紫外線吸
収剤として非塩素系のベンゾトリアゾールが好適であ
る。
【0015】本発明における硬化剤としては、分子中に
少なくとも2個、好ましくは3個以上のイソシアネート
基を有するポリイソシアネート化合物を用いることがで
きる。例えば、ヘキサメチレンジイソシアネート、ダイ
マー酸ジイソシアネート、ノルボルネンジイソシアネー
ト等の脂肪族ポリイソシアネート、イソホロンジイソシ
アネート、水添ジシクロヘキシルメタンジイソシアネー
ト、水添キシリレンジイソシアネート等の脂環族ポリイ
ソシアネート、メチレンジフェニルジイソシアネート、
トリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネー
ト等の芳香族ポリイソシアネート、上記ポリイソシアネ
ートのビューレット変性体、アロファネート変性体、イ
ソシアヌレート変性体、カルボジイミド変性体が挙げら
れる。
【0016】以上のように構成した接着剤を硬化処理す
る際の条件としては、主剤であるグラフトタイプポリエ
ステルポリオールと、硬化剤であるポリイソシアネート
のモル比が、5:1〜20:1、さらに好ましくは、1
0:1〜15:1となるように配合する。モル比を5:
1〜20:1とすることにより、接着強度、耐候性とも
に良好な接着剤とすることができる。
【0017】この発明によって構成される接着剤は、各
種プラスチック基材への接着に使用できるが、特に好適
な使用対象物としては、少なくとも一方がポリオレフィ
ン基材であり、他方の基材の材質としては、ポリオレフ
ィン以外にその他プラスチック、ゴム、金属、ガラス、
紙などの組合せに対応させることが可能である。
【0018】
【実施例】上記の本発明について、以下に具体例を示し
て、更に詳しく説明する。 (実施例1) イソフタル酸89.6g(0.54mol) 、アジピン酸8.8g(0.06mol) 、1,6-ヘ キサンジオール55.2g(0.47mol) 、ジエチレングリコール26.7g(0.25m ol) 、 〔イソフタル酸:アジピン酸 = 9:1 (モル比) 1,6-ヘキサンジオール:ジエチレングリコール=6.5:3.5(モル比)〕 触媒としてチタン酸テトラ−n−ブチル90mg、モノ
ブチルすずオキシド180mgを500mlの4口フラ
スコに仕込み、窒素気流下攪拌しながら200℃に加熱
し、3時間縮重合反応を行い、重量平均分子量約100
00のポリエステルポリオールを得た。このポリエステ
ルポリオールにトリメリト酸3.8g(0.02mol) 、チタ
ン酸テトラ−n−ブチル20mg、モノブチルすずオキ
シド40mgを加え、窒素気流下攪拌しながら、再度2
00℃に加熱し、水を留出させながら3時間エステル化
反応を行い、重量平均分子量約30000のグラフトタ
イプポリエステルポリオールを得た。このグラフトタイ
プポリエステルポリオールを酢酸エチルに溶解し、不揮
発分60%の溶液とし、樹脂分100重量部に対して、
0.5部の2-[2-ヒドロキシ3,5-ビス(α,α'-ジメチ
ルベンジル)フェニル] −2H−ベンゾトリアゾール
と、0.5部のビス(2,2,6,6- テトラメチル-4- ピペリ
ジル)セバケートを加え、接着剤主剤を得た。
【0019】 (実施例2) イソフタル酸89.6g(0.54mol) 、アジピン酸8.8g(0.06mol) 、1,6-ヘ キサンジオール53.8g(0.46mol) 、ジエチレングリコール26.1g(0.25m ol) 、 〔イソフタル酸:アジピン酸 = 9:1 (モル比) 1,6-ヘキサンジオール:ジエチレングリコール=6.5:3.5(モル比)〕 触媒としてチタン酸テトラ−n−ブチル90mg、モノ
ブチルすずオキシド180mgを500mlの4口フラ
スコに仕込み、窒素気流下攪拌しながら200℃に加熱
し、3時間縮重合反応を行い、重量平均分子量約200
00のポリエステルポリオールを得た。このポリエステ
ルポリオールにトリメリト酸3.8g(0.02mol) 、チタ
ン酸テトラ−n−ブチル20mg、モノブチルすずオキ
シド40mgを加え、窒素気流下攪拌しながら、再度2
00℃に加熱し、水を留出させながら3時間エステル化
反応を行い、重量平均分子量約60000のグラフトタ
イプポリエステルポリオールを得た。このグラフトタイ
プポリエステルポリオールを酢酸エチルに溶解し、不揮
発分60%の溶液とし、樹脂分100重量部に対して、
0.5部の2-[2-ヒドロキシ3,5-ビス(α,α'-ジメチ
ルベンジル)フェニル] −2H−ベンゾトリアゾール
と、0.5部のビス(2,2,6,6- テトラメチル-4- ピペリ
ジル)セバケートを加え、接着剤主剤を得た。
【0020】 (実施例3) イソフタル酸89.6g(0.54mol) 、アジピン酸8.8g(0.06mol) 、1,6-ヘ キサンジオール57.5g(0.49mol) 、ジエチレングリコール27.8g(0.26m ol) 、 〔イソフタル酸:アジピン酸 = 9:1 (モル比) 1,6-ヘキサンジオール:ジエチレングリコール=6.5:3.5(モル比)〕 触媒としてチタン酸テトラ−n−ブチル90mg、モノ
ブチルすずオキシド180mgを500mlの4口フラ
スコに仕込み、窒素気流下攪拌しながら200℃に加熱
し、3時間縮重合反応を行い、重量平均分子量約600
0のポリエステルポリオールを得た。このポリエステル
ポリオールにトリメリト酸3.8g(0.02mol) 、チタン
酸テトラ−n−ブチル20mg、モノブチルすずオキシ
ド40mgを加え、窒素気流下攪拌しながら、再度20
0℃に加熱し、水を留出させながら3時間エステル化反
応を行い、重量平均分子量約18000のグラフトタイ
プポリエステルポリオールを得た。このグラフトタイプ
ポリエステルポリオールを酢酸エチルに溶解し、不揮発
分60%の溶液とし、樹脂分100重量部に対して、
0.5部の2-[2-ヒドロキシ3,5-ビス(α,α'-ジメチ
ルベンジル)フェニル] −2H−ベンゾトリアゾール
と、0.5部のビス(2,2,6,6- テトラメチル-4- ピペリ
ジル)セバケートを加え、接着剤主剤を得た。
【0021】 (実施例4) イソフタル酸49.8g(0.30mol) 、アジピン酸43.8g(0.30mol) 、1,6- ヘキサンジオール34.0g(0.29mol) 、ジエチレングリコール45.8g(0.4 3mol) 、 〔イソフタル酸:アジピン酸 = 5:5 (モル比) 1,6-ヘキサンジオール:ジエチレングリコール= 4:6 (モル比)〕 触媒としてチタン酸テトラ−n−ブチル90mg、モノ
ブチルすずオキシド180mgを500mlの4口フラ
スコに仕込み、窒素気流下攪拌しながら200℃に加熱
し、3時間縮重合反応を行い、重量平均分子量約100
00のポリエステルポリオールを得た。このポリエステ
ルポリオールにトリメリト酸3.8g(0.02mol) 、チタ
ン酸テトラ−n−ブチル20mg、モノブチルすずオキ
シド40mgを加え、窒素気流下攪拌しながら、再度2
00℃に加熱し、水を留出させながら3時間エステル化
反応を行い、重量平均分子量約30000のグラフトタ
イプポリエステルポリオールを得た。このグラフトタイ
プポリエステルポリオールを酢酸エチルに溶解し、不揮
発分60%の溶液とし、樹脂分100重量部に対して、
0.5部の2-[2-ヒドロキシ3,5-ビス(α,α'-ジメチ
ルベンジル)フェニル] −2H−ベンゾトリアゾール
と、0.5部のビス(2,2,6,6- テトラメチル-4- ピペリ
ジル)セバケートを加え、接着剤主剤を得た。
【0022】 (実施例5) イソフタル酸89.6g(0.54mol) 、アジピン酸8.8g(0.06mol) 、1,6-ヘ キサンジオール55.2g(0.47mol) 、ジエチレングリコール26.7g(0.25m ol) 、 〔イソフタル酸:アジピン酸 = 9:1 (モル比) 1,6-ヘキサンジオール:ジエチレングリコール=6.5:3.5(モル比)〕 触媒としてチタン酸テトラ−n−ブチル90mg、モノ
ブチルすずオキシド180mgを500mlの4口フラ
スコに仕込み、窒素気流下攪拌しながら200℃に加熱
し、3時間縮重合反応を行い、重量平均分子量約100
00のポリエステルポリオールを得た。このポリエステ
ルポリオールにトリメリト酸3.8g(0.02mol) 、チタ
ン酸テトラ−n−ブチル20mg、モノブチルすずオキ
シド40mgを加え、窒素気流下攪拌しながら、再度2
00℃に加熱し、水を留出させながら3時間エステル化
反応を行い、重量平均分子量約30000のグラフトタ
イプポリエステルポリオールを得た。このグラフトタイ
プポリエステルポリオールを酢酸エチルに溶解し、不揮
発分60%の溶液とし、樹脂分100重量部に対して、
0.5部の2-[2-ヒドロキシ3,5-ビス(α,α'-ジメチ
ルベンジル)フェニル] −2H−ベンゾトリアゾール
と、0.5部のビス(2,2,6,6- テトラメチル-4- ピペリ
ジル)セバケートを加え、接着剤主剤を得た。
【0023】 (比較例1) イソフタル酸89.6g(0.54mol) 、アジピン酸8.8g(0.06mol) 、1,6-ヘ キサンジオール55.2g(0.47mol) 、ジエチレングリコール26.7g(0.25m ol) 、 〔イソフタル酸:アジピン酸 = 9:1 (モル比) 1,6-ヘキサンジオール:ジエチレングリコール=6.5:3.5(モル比)〕 触媒としてチタン酸テトラ−n−ブチル90mg、モノ
ブチルすずオキシド180mgを500mlの4口フラ
スコに仕込み、窒素気流下攪拌しながら200℃に加熱
し、3時間縮重合反応を行い、重量平均分子量約100
00のポリエステルポリオールを得た。このポリエステ
ルポリオールをグラフト重合することなく、酢酸エチル
に溶解し、不揮発分60%の溶液とし、樹脂分100重
量部に対して、0.5部の2-[2- ヒドロキシ3,5-ビス
(α,α'-ジメチルベンジル)フェニル] −2H−ベン
ゾトリアゾールと、0.5部のビス(2,2,6,6- テトラメ
チル-4- ピペリジル)セバケートを加え、接着剤主剤を
得た。
【0024】実施例1〜4および比較例1の主剤100
重量部には、硬化剤としてヘキサメチレンジイソシアネ
ートのイソシアヌレート変性体(NCO含有率21.2
%)を9重量部加え、酢酸エチルで不揮発分30%に希
釈して、接着剤配合液とした。また、実施例5の主剤1
00重量部には、硬化剤としてヘキサメチレンジイソシ
アネートのイソシアヌレート変性体(NCO含有率2
1.2%)を4重量部加え、酢酸エチルで不揮発分30
%に希釈して、接着剤配合液とした。
【0025】接着面をコロナ処理したポリプロピレンフ
ィルムに、接着剤配合液を15g/m2 の量でワイヤー
バー塗布し、80℃で1分間乾燥させた後、アクリル−
ウレタン系インキで印刷を施した化粧シートの印刷面を
接着剤塗布面に積層し、1kg/cm2 の圧力で10秒
間圧締する。この接着積層フィルムを60℃で12時間
硬化させたものを評価サンプルとした。
【0026】この評価サンプルについて、初期接着強
度、および耐候性を以下の条件で測定した。 初期接着強度:評価サンプル(25mm片)の剥離強度
測定 耐候性:スーパーUV試験(温度63℃、UV20時間
+雨4時間のサイクル試験。UV光295〜400n
m、100±5mW/cm2 )にて、150及び200
時間後の評価サンプルの剥離面を目視。
【0027】
【表1】 剥離面A:アクリル−ウレタン系インキの印刷層からの剥離。 ポリプロピレンフィルムと接着層との接着維持。 剥離面B:ポリプロピレンフィルムと接着層からの剥離。
【0028】
【発明の効果】本発明は、末端に水酸基を有するポリエ
ステルポリオールに3官能基以上の多官能カルボン酸を
グラフト重合させることにより得られるグラフトタイプ
ポリエステルポリオールを主剤とし、硬化剤としてポリ
イソシアネート化合物を用いた溶剤系2液硬化型ポリウ
レタン系接着剤を提供することにより、プラスチック材
料、特にポリオレフィン材料同士、またはポリオレフィ
ンと他の材料との接着において、従来のポリウレタン系
接着剤に比べ、優れた接着強度及び耐候性を有すること
から、従来より使用されている包装用フィルムのラミネ
ートや磁気テープバインダー等の用途には勿論のこと、
長期間にわたっての耐久性が必要とされる自動車内装材
や、建材用化粧シート等の用途における接着剤としても
十分利用することができるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J040 EF111 GA05 HB31 HB33 HC16 HC22 HC25 JA13 KA10 KA16 KA20 KA28 LA01 LA07 LA10 MA02 MA05 MA08 MA10 MA11 MA12 NA05 NA06 NA12 NA16 NA21

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 末端に水酸基を有するポリエステルポリ
    オールと3官能基以上を有する多官能カルボン酸をエス
    テル結合させることによって得られるグラフトタイプポ
    リエステルポリオールを主成分とする主剤と、ポリイソ
    シアネート化合物を主成分とする硬化剤とを必須成分と
    して混合してなる接着剤。
  2. 【請求項2】 前記末端に水酸基を有するポリエステル
    ポリオールの酸成分の70モル%以上が芳香族多塩基酸
    であり、アルコール成分の50モル%以上が炭素数5以
    上の直鎖アルキルジオールであることを特徴とする請求
    項1記載の接着剤。
  3. 【請求項3】 前記芳香族多塩基酸が、イソフタル酸で
    あることを特徴とする請求項2記載の接着剤。
  4. 【請求項4】 前記直鎖アルキルジオールが、1,6-ヘキ
    サンジオールであることを特徴とする請求項2、または
    3記載の接着剤。
  5. 【請求項5】 前記末端に水酸基を有するポリエステル
    ポリオールの重量平均分子量が8000〜30000で
    あることを特徴とする請求項1記載の接着剤。
  6. 【請求項6】 前記グラフトタイプポリエステルポリオ
    ールと前記ポリイソシアネート化合物との混合モル比が
    5:1〜20:1であることを特徴とする請求項1記載
    の接着剤。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいづれかに記載の接着剤
    に、紫外線吸収剤、および/ないし、ラジカル捕捉剤が
    含有されていることを特徴とする接着剤。
  8. 【請求項8】 前記紫外線吸収剤およびラジカル捕捉剤
    が、それぞれベンゾトリアゾール系、ヒンダードアミン
    系からなり、かつ、その各々が接着剤主剤100重量部
    に対して、0.1〜1.0重量部含有されていることを
    特徴とする請求項7記載の接着剤。
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