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JP2000048132A - Icカードの試験方法および装置 - Google Patents

Icカードの試験方法および装置

Info

Publication number
JP2000048132A
JP2000048132A JP10213734A JP21373498A JP2000048132A JP 2000048132 A JP2000048132 A JP 2000048132A JP 10213734 A JP10213734 A JP 10213734A JP 21373498 A JP21373498 A JP 21373498A JP 2000048132 A JP2000048132 A JP 2000048132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
test
cards
information
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10213734A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Takagi
進 高木
Hideaki Mayuzumi
英明 黛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd
Priority to JP10213734A priority Critical patent/JP2000048132A/ja
Publication of JP2000048132A publication Critical patent/JP2000048132A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テスタの原価を増加することなく、各ICカ
ードの試験速度に対応した並列的な個別試験を実現し
て、安価に試験の高速化を図ることができるICカード
の試験技術を提供する。 【解決手段】 非接触型または接触型ICカードのEE
PROMへのデータ書き込み試験において、各ICカー
ドからの書き込みコマンドAに対する書き込み完了ステ
ータスa1〜a3の受信後に直ちに各ICカードに対し
て独立に次の書き込みコマンドBを送信して処理を進め
る。この際に、プロセスの違いによりデバイス間で応答
ばらつきがあるため、3chのICカード、1chのI
Cカード、2chのICカードからの書き込み完了ステ
ータスa3,a1,a2が順に受信されるので、これに
従って3chのICカード、1chのICカード、2c
hのICカードの順に次の書き込みコマンドBが送信さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカードの試験
技術に関し、特に安価に高速な分散アーキテクチャを構
築することが可能なICカードの試験方法および装置に
適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、本発明者が検討した技術とし
て、ICカードは、現在広く社会に普及しているクレジ
ットカードや銀行用キャッシュカードなどに代表される
磁気ストライプ付きカードと同一形状のカードの中に、
CPUやメモリを内蔵したもので、高度情報化社会にふ
さわしい最先端技術を活用した携帯用情報記憶媒体とし
て今後の発展が期待されている。このICカードは、C
PUの制御プログラムの管理下で、接触型の接触端子ま
たは非接触型のアンテナコイルを通じて外部装置との情
報交換を行うことができる。また、内蔵のメモリは、セ
キュリティへの対応のため、一定の手順で処理が行われ
た場合にのみアクセスされるように制御されている。
【0003】このようなICカードは、多種・多様な機
能を兼ね備えているために、出荷前の試験が重要となっ
ている。たとえば、ICカードの試験方法に関しては、
特開平5−108905号公報、特開平3−90983
号公報に記載される技術などが挙げられる。前記特開平
5−108905号公報の技術は、複数のICカードを
同時にテストするためのテスト方法に関し、EEPRO
Mへの書き込みテストを同時に行うものである。また、
前記特開平3−90983号公報の技術は、テストユニ
ットを複数設け、同時に異なる品種のICカードをテス
トするためのテスト装置に関し、複数のテストボードに
よる独立にテスト可能な複数のテストグループを構成す
るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
なICカードの試験方法について、本発明者が検討した
結果、以下のようなことが明らかとなった。
【0005】(1).前記特開平5−108905号公報の
技術は、書き込みデータの同時判定を行うために、たと
えば図8に示すように、テスタから各ICカードに書き
込みコマンドAを送信し、各ICカードはこの書き込み
コマンドAに対して書き込み完了ステータスa1〜a3
をそれぞれ返信する。続いて、次の書き込みコマンドB
も各ICカードに同時に送信してEEPROMへの書き
込み動作を行っている。この場合、ICカードの内部ク
ロック信号による書き込みのため、ステータスの応答が
デバイス個々にばらつきが発生し、テスタは常に応答の
遅いステータスを待って次のコマンドを送信することが
必要と考えられる。これが、試験時間の増加を招いてい
る。なお、図8に示すXはテストが失敗したときの応答
要求コマンドである。
【0006】(2).前記特開平3−90983号公報の技
術は、独立にテスト可能な複数のテストグループを構成
するために、各テストグループのテストボード上にパタ
ーン発生器などのハードウェアを搭載することが必要と
考えられる。このために、これらのハードウェアによる
パターン発生器などは高価なものとなっており、各テス
トグループ毎にハードウェアによるパターン発生器など
を設けることによってテスタの原価の増加を招いてい
る。
【0007】そこで、本発明の目的は、テスタによる試
験時間およびハードウェアによる原価に着目し、テスタ
の原価を増加することなく、各ICカードの試験速度に
対応した並列的な個別試験を実現して、安価に試験の高
速化を図ることができるICカードの試験方法および装
置を提供するものである。
【0008】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0010】すなわち、本発明によるICカードの試験
方法は、複数のICカードの電気的特性試験を並列的に
行うICカードの試験方法に適用されるものであり、並
列(同期)試験において、各ICカードに対して独立に
コマンドなどの試験情報を送信し、この試験情報に対す
る応答情報の受信後に直ちに各ICカードに対して独立
に次の試験情報を送信して処理を進めるものである。
【0011】特に、EEPROMなどの内部メモリへの
並列書き込みにおいて、試験情報にはテストデータなど
の共通に書き込むデータと、シリアル番号、ユーザID
などの個別に書き込むデータとが存在し、また異なる品
種を並列的に試験する非同期試験方法を採用し、さらに
試験のリトライ回数などの情報を試験時にICカードに
書き込むようにしたものである。
【0012】また、本発明によるICカードの試験装置
は、各ICカードに対して独立に試験情報を送信し、こ
の試験情報に対する応答情報の受信後に直ちに各ICカ
ードに対して独立に次の試験情報を送信するための複数
の送受信手段と、この各ICカードからの応答情報に基
づいて各ICカードの電気的特性を独立に測定するため
の複数の測定手段とを有するものである。特に、試験情
報は、ソフトウェアによるアルゴリズムにより処理され
て生成されるものである。
【0013】よって、前記ICカードの試験方法および
装置によれば、試験情報に対する応答情報の受信後に直
ちに次の試験情報を送信して処理を進めることにより、
各ICカードの試験速度に対応して個別に試験を行うこ
とができるので、試験の高速化を図ることができる。
【0014】特に、ユーザIDなどの個別書き込みデー
タを書き込むことができるので、ICカード発行装置し
て用いることができる。さらに、異なる品種を並列的に
試験することができるので、ICカードの多種・多様化
に対応することができる。
【0015】また、試験のリトライ回数を書き込むこと
により、ICカードの内部メモリの消去・書き換え回数
を管理して、消去・書き換え不可能となる前に事前に認
識することができる。さらに、ソフトウェア的に試験情
報を生成することができるので、テスタの原価を安くす
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において同一の部材には同一の符号を付
し、その繰り返しの説明は省略する。
【0017】図1は本発明の一実施の形態であるICカ
ードの概略構造を示す説明図、図2は本実施の形態のI
Cカードを示す内部構成図、図3はICカードテスタを
示す構成図、図4はICカードテスタのソフトウェアを
示す構成図、図5はICカードテスタとICカードとの
並列接続構成を示す説明図、図6はICカードの並列テ
ストを示すタイミング図、図7は内部メモリにおけるメ
モリ領域構成を示す説明図である。
【0018】まず、図1により、本実施の形態のICカ
ードの概略構造の一例を説明する。図1(a) は外部装置
と接触なしに情報交換が可能な非接触型ICカード、図
1(b) は外部装置と接触して情報交換が可能な接触型I
Cカードをそれぞれ示す。非接触型ICカードは、プラ
スチック・カード1に、LSIチップ2とこれに電気的
に接続されたアンテナ・コイル3とが組み込まれてい
る。一方、接触型ICカードは、プラスチック・カード
1に、LSIチップ2とこれに電気的に接続された接触
端子4とが組み込まれている。このICカードの形状
は、たとえば縦が54mm程度、横が85mm程度、厚
さが0.25〜0.8mm程度の寸法となっている。
【0019】このICカードの内部構成の一例は、たと
えば図2に示すように、チップ2の内部に、全体の制御
を司るためのCPU11と、プログラムおよびデータな
どを記憶するための、読み出し専用のROM12、書き
込み・読み出し可能なRAM13、および電気的に消去
・書き換え可能なEEPROM14と、演算処理を行う
ための演算ユニット15と、外部との入出力を司るため
のインタフェース16とが備えられ、相互にデータ転送
が可能となっている。このチップ2と外部装置とのデー
タ転送は、CPU11による制御プログラムの管理下
で、チップ2の内部のインタフェース16を通じて、非
接触式の場合は変復調回路17を介したアンテナ・コイ
ル3からの電波により行われ、一方、接触式の場合は接
触端子4の接触により行われる。また、ROM12、R
AM13、およびEEPROM14などの内部メモリ
は、データの保護のため、一定の手順で処理が行われた
場合にのみアクセスされるように制御されている。
【0020】このICカードの試験内容には、DC試験
および各種マージン試験と、ICカード機能動作試験
(ACファンクション試験)とがある。DC試験および
各種マージン試験としては、対電源電圧変動マージン試
験、タイミング変動マージン試験、入力信号電圧レベル
マージン試験、出力電圧レベル試験、各端子のオープ
ン、ショート、電源電流およびリーク電流測定などがあ
る。ICカード機能動作試験としては、カード内CPU
動作試験、RAMおよびROMデータ書き換え/読み出
し機能試験、EEPROMデータ書き込み/読み出し機
能試験、ICカード内部フローティング演算ユニット機
能試験などがある。
【0021】次に、図3および図4により、ICカード
テスタの構成の一例を説明する。図3はICカードテス
タの構成、図4はソフトウェア構成をそれぞれ示す。こ
のICカードテスタは、接触型ICカードに適用する構
成例を示すが、非接触型ICカードについてもICカー
ドテスタとの入出力構成が異なる他はほぼ同様である。
【0022】ICカードテスタは、テスタ、リーダ・ラ
イタ、カード発行装置などの機能を持ち、図3のよう
に、試験条件プログラムの開発および試験データの管理
を行うホストCPU部20と、試験の実行制御およびテ
ストプラン・デバッグを実行するテスタ本体部30とか
ら構成され、LANにより接続されている。ホストCP
U部20には、印刷出力用のプリンタ21、補助記憶用
のMOドライブ22などが接続され、ユーザがテストプ
ランを作成したり、測定した結果を管理することができ
る。テスタ本体部30は、試験対象デバイスに対応して
独立に動作可能な各計測制御ユニット31から、共通の
コンタクト・プローブ部32を介して対応する各ICカ
ード33に接続され、この計測制御ユニット31は増減
(たとえば最大32枚程度)できるため、テスティング
工程前後の能力に合わせたテストシステムを構築するこ
とができる。
【0023】テスタ本体部30は、サテライトCPU3
4、ハンドラi/f35、システム電源36、および安
全回路37と、複数の計測制御ユニット31とから構成
されている。各計測制御ユニット31には、コントロー
ラ38、デバイス電源39、AC測定部40、DC測定
部41、MPX42、テストヘッド43などが設けら
れ、内部にコントローラ38を有することによって個々
に独立して並列的な試験が可能となっている。以下、各
構成要素について詳細に説明する。
【0024】サテライトCPU34は、複数の計測制御
ユニット31に対し、試験条件の転送、試験結果の読み
取りおよびハンドラの制御を実施する。また、テストプ
ラン・デバッグもこのサテライトCPU34から実行す
ることができる。
【0025】ハンドラi/f35は、ICカード33の
ハンドラ、またはソフトCOBハンドラの制御を実施す
るためのユニットである。パラレル通信を行う。
【0026】コントローラ38は、ユーザ記述試験条件
に従ってテスタハードウェアに対し、デバイス電源39
の電圧設定、AC測定部40の条件設定、DC測定部4
1の条件設定および各種条件のピン割り付けを実施し、
ICカード33の試験を実行する。また、測定結果の管
理も行う。
【0027】デバイス電源39は、ICカード33の電
源端子に印加する電圧レベルを設定するとともに、IC
カード33に流れる電源電流を測定する機能を持ってい
る。
【0028】AC測定部40は、ICカード33に印加
するクロック周波数およびデューティ比の設定、ドライ
バの出力電圧レベル、コンパレータレベルの設定などを
実施し、ICカード33とのデータ通信によりICカー
ド33の試験を実施する。
【0029】DC測定部41は、ICカード33の入出
力ピンのオープン/ショートチェックおよびリーク電流
の測定を実施するユニットである。
【0030】MPX42は、AC測定部40、DC測定
部41をICカード33の所定ピンにリレー切り替えに
より割り付ける機能を持っている。
【0031】テストヘッド43は、ICカード33に印
加する信号ドライバ、および出力信号判定コンパレータ
などを有している。また、ケーブル損失による測定誤差
を最小にするバーチャル・グランドの供給を行い、測定
精度の向上を図っている。
【0032】このICカードテスタにおける、ホストC
PU部20のソフトウェアは、図4のように、テストプ
ラン・エディタ51、テストプラン・コンパイラ52、
データ通信ソフト53、データ出力表示ソフト54、シ
ステム運用管理ソフト55などから構成されている。ま
た、サテライトCPU34のソフトウェアは、計測制御
システム61、オンライン・デバッガ62、試験条件お
よびデータ通信ソフト63、ヒストグラム・ユーティリ
ティ64、キャリブレーションソフト65などから構成
されている。ホストCPU部20とサテライトCPU3
4間は、ネットワーク(LAN)により接続されてい
る。以下、各ソフトウェアについて詳細に説明する。
【0033】テストプラン・エディタ51は、試験条件
を作成するためのエディタで、このテストプラン・エデ
ィタ51から直接テストプラン・コンパイラ52を起動
することができる。また、コンパイル結果に条件記述ミ
スなどが発生した場合には、所定のエラー発生場所にカ
ーソルを移動し、記述ミス発生場所を教える。これらに
より、効率よくテストプランを作成することができる。
【0034】テストプラン・コンパイラ52は、テスト
プラン・エディタ51で作成したテストプランをテスタ
が実行できるオブジェクトに翻訳する。また、このテス
トプラン・コンパイラ52では、テストプラン・デバッ
グのための詳細情報も生成される。
【0035】データ通信ソフト53のソフトウェアは、
テストプランの転送(割り付け)、測定結果の読み取
り、その他各種機能の設定および指示を実施する。
【0036】データ出力表示ソフト54のソフトウェア
は、データ通信により読み取られた試験結果をCRT、
プリンタ、HDなどに出力する。また、試験結果のレポ
ート(ロット番号、作業者名、試験開始時間、終了時
間、トータル試験数、良品/不良品数、テスト番号別不
良数など)を出力することができる。
【0037】システム運用管理ソフト55のソフトウェ
アは、パスワードなどによる装置のセキュリティ管理を
実施する。
【0038】計測制御システム61は、ハンドラの制
御、コントローラ38(試験実行部)の制御を実施し、
テストプラン実行の制御を行う。このソフトウェアによ
り、複数の計測制御ユニット31の測定結果が管理さ
れ、必要に応じてホストCPU部20に送信される。試
験状況は、テスタ本体部30の液晶表示パネルに出力さ
れ、現在までの試験数、良品/不良品数などを見ること
ができる。
【0039】オンライン・デバッガ62は、テストプラ
ンのデバッグ・ツールである。機能としては、テストプ
ランの1行毎の実行、所定テストプランのソースライン
番号、またはテスト番号での試験停止(ポーズ)、試験
条件の変更、DC試験、AC試験キーボードからの実
行、測定結果の表示などを実施することができる。これ
により、テストプランを効率よくデバッグすることがで
きる。また、不良解析ツールとして利用することもでき
る。
【0040】データ通信ソフト63のソフトウェアは、
ホストCPU部20から受信したテストプラン(試験条
件)をコントローラ38に送信する。また、各コントロ
ーラ38から受信した測定結果をまとめてホストCPU
部20に送信したりする。
【0041】ヒストグラム・ユーティリティ64は、所
定のICカード33の生産ロットに対して、各DCテス
ト毎の測定データの分布を取得する。これを使用するこ
とで、ユーザはこのデータを工程管理の指標にすること
ができる。
【0042】キャリブレーションソフト65のソフトウ
ェアは、システムのハードウェアのキャリブレーション
を実施する場合に使用する。このICカードテスタは、
計測制御ユニット31をユニット交換によりメンテナン
スに対応しているため、ユニット交換を実施した場合こ
のキャリブレーションを行う。
【0043】以上のように構成されるICカードテスタ
を用いて、ICカード33の試験工程が行われる。この
試験工程は、ICカード製造処理0次発行工程、ICカ
ード検査工程、1次発行処理工程、2次発行処理工程な
どに含まれ、前述したようなDC試験および各種マージ
ン試験、ICカード機能動作試験などが行われる。
【0044】ICカード製造処理0次発行工程は、ハー
ドウェア部品のチェックを行う工程であり、ICカード
33に対して、ICカード33の正常動作の確認、IC
カード33の初期化、MFの作成、カード識別子(製造
者、バージョン情報など)の書き込み、カードIDの書
き込み、暗号関数書き込み、ループテストなどの処理を
行う。
【0045】ICカード検査工程は、製造処理が完了し
たICカード33に、スクリーニングテストとして、カ
ードIDのリードを繰り返し行う。ICカード製造処理
機能のカードIDの書き込みで書き込んだカードIDを
テストに使用する。
【0046】1次発行処理工程は、運用上のチェックを
行う工程であり、製造・検査が完了したICカード33
に対して、基本情報の書き込み、基本情報の確認、D
F、EF、キーの作成、データの書き込み、書き込みデ
ータの確認、セキュリティの設定などの処理を行う。
【0047】2次発行処理工程は、ユーザIDなどの個
別情報の書き込み処理を行う工程である。これにより、
ICカード33のDC試験および各種マージン試験、機
能動作試験が終了し、さらに個別情報などを書き込んだ
ICカード33が完成し、これをユーザに対して発行す
ることができる。
【0048】次に、図5のICカードテスタとICカー
ド33との並列接続構成の一例、図6のICカード並列
テストのタイミングの一例により、前記ICカード製造
処理0次発行工程における、EEPROM14へのデー
タ書き込み(読み出し)試験を説明する。この書き込み
試験は、前記図3に示すICカードテスタとICカード
33との並列接続構成において行われ、ここでは図5の
ように1ch〜3chのICカード33の並列接続によ
る試験例を示している。
【0049】(1).ICカードテスタは、各計測制御ユニ
ット31から、対応する1ch〜3chの各ICカード
33に対して書き込みコマンドAをそれぞれ送信する
(t1)。この際に、最初の書き込みコマンドAは各I
Cカード33に対して同じタイミングで送信される。
【0050】(2).1ch〜3chの各ICカード33
は、書き込みコマンドAを受けて、この書き込みコマン
ドAに基づいてEEPROM14へのデータの書き込み
動作を行い、書き込み完了ステータスaを返信する。た
とえば、順に、3chのICカード33は書き込み完了
ステータスa3(t2)、1chのICカード33は書
き込み完了ステータスa1(t3)、2chのICカー
ド33は書き込み完了ステータスa2(t4)をそれぞ
れ返信する。
【0051】(3).ICカードテスタは、書き込み完了ス
テータスaの受信後に直ちに、各計測制御ユニット31
から、対応する1ch〜3chの各ICカード33に対
して次の書き込みコマンドBをそれぞれ送信する。この
際に、3chのICカード33からの書き込み完了ステ
ータスa3、1chのICカード33からの書き込み完
了ステータスa1、2chのICカード33からの書き
込み完了ステータスa2が順に受信されるので、3ch
のICカード33(t5)、1chのICカード33
(t6)、2chのICカード33(t7)の順に次の
書き込みコマンドBが送信される。
【0052】(4).1ch〜3chの各ICカード33
は、次の書き込みコマンドBを受けて、この書き込みコ
マンドBに基づいてEEPROM14へのデータの書き
込み動作を行い、書き込み完了ステータスbを返信す
る。この際に、書き込みコマンドBを受けた順に従っ
て、3chのICカード33、1chのICカード3
3、2chのICカード33の順に、それぞれから書き
込み完了ステータスb3(t8)、書き込み完了ステー
タスb1(t9)、書き込み完了ステータスb2(t1
0)が返信される。
【0053】(5).以降、同様に、各計測制御ユニット3
1からの対応する1ch〜3chの各ICカード33に
対する書き込みコマンドの送信と、1ch〜3chの各
ICカード33からの書き込み完了ステータスの返信と
を繰り返して実行する。
【0054】以上のようにして、各ICカード33の内
部のEEPROM14へのデータ書き込み試験を並列的
に、各計測制御ユニット31において独立に行うことが
できる。これは、プロセスの違いによりデバイス間で内
部クロック信号のタイミング差が発生し、応答ばらつき
がある場合に有効となる。また、EEPROM14から
のデータ読み出し試験においても同様に、読み出しコマ
ンドに対する読み出し完了ステータスの受信後に直ちに
次の読み出しコマンドを送信して、独立に読み出し試験
を行うことができる。
【0055】この並列テストは、入出力ピンのレベルを
変化させ、データ書き込み/読み出し終了をICカード
テスタに知らせる手段をICカード33に有し、ICカ
ードテスタで入出力ピンのレベル変化を監視して試験処
理シーケンスを制御し、さらにICカードテスタからの
結果要求コマンドによりデバイス間をソフトウェア的に
同期をとる方法を採用することにより実現できる。
【0056】たとえば、ICカード33において、デー
タ書き込み終了と同時に入出力ラインのレベルを中間レ
ベルからハイレベルに変化させる。ICカードテスタ
は、入出力ラインを監視して中間レベルからハイレベル
になったことをフラグセンスする。そして、応答に対す
るマージンを含めた所定時間を経過した場合、または全
てのデバイスから応答が返信された場合に判定処理に移
行する。
【0057】さらに、ICカードテスタから試験結果の
要求コマンドをICカード33に送信する。ICカード
33は、クロック信号に同期して試験結果をICカード
テスタに送信する。そして、この送信された結果データ
を、ICカードテスタにより同時判定処理する。これに
より、多数個同時に並列テストを実現することができ
る。
【0058】次に、図7のEEPROM14などの内部
メモリにおけるメモリ領域構成の一例により、この内部
メモリへのデータ書き込み試験を説明する。
【0059】図7のように、ICカード33は、ICカ
ードハードウェアの他に、EEPROM14などの内部
メモリのメモリエリアに、OS(オペレーティング・シ
ステム)、アプリケーション1,2、ユーザ・データ
1,2などのソフトウェアが記憶されて構成されてい
る。OS、アプリケーション1,2は共通書き込みデー
タ71となり、ユーザ・データ1,2は個別書き込みデ
ータ72となる。このように、ICカード33の内部メ
モリには、並列書き込みで、テストデータ、OSなどの
共通に書き込むデータと、シリアル番号、ユーザIDな
どの個別に書き込むデータとが存在する。
【0060】(1).共通書き込みデータ71 テストデータ、OSなどの共通データを格納するエリア
を有し、試験プランによって、指定された格納データの
先頭から指定されたバイト数を、ICカードテスタから
ICカード33に連続送信する。そして、ICカードテ
スタは、この送信したデータ列に対する結果を受信し、
期待値パターンと比較し、良/不良判定を実施する。こ
の際に、期待値パターンと一致せす、不良と判定された
場合には、所定許容回数だけリトライを実行する。
【0061】(2).個別書き込みデータ72 試験開始前に、ICカードテスタ(ホストCPU部20
など)から、対象となるICカード33に対応するシリ
アル番号、ユーザIDなどの個別書き込みデータを受け
取るエリアを有し、試験プランによって、このデータを
ICカード33に書き込みおよび読み出し確認を実施す
る。そして、ICカードテスタは、ICカード33から
受信した結果と期待値とを比較し、良/不良判定を実施
する。この際に、期待値と一致せす、不良と判定された
場合には、所定許容回数だけリトライを実行する。
【0062】以上のように、内部メモリの書き込み試験
/読み出し試験を行った後に、共通書き込みデータ71
の他に、メーカ出荷テストにおけるシリアル番号、ユー
ザ受入テストにおけるユーザIDなどの個別書き込みデ
ータ72を書き込むことにより、各ユーザに個別のIC
カード33を発行することができる。
【0063】また、ICカードテスタを用いて、各計測
制御ユニット31により対応する各ICカード33を独
立に試験を行うことができるので、たとえば銀行用の銀
行カード、電子財布カードおよびキャッシュカードや、
公共用の健康保険証カード、運転免許証カードおよび医
療カードなど、異なる品種のICカード33を並列的に
非同期にテストすることができる。
【0064】さらに、データの書き込み試験/読み出し
試験におけるリトライ回数をICカード33に書き込ん
で発行することにより、ユーザにおいて内部メモリの消
去・書き換え回数を管理することができるので、消去・
書き換え不可能となる前に事前に認識できるようにな
る。なお、ICカード33には、ICカードテスタのテ
ストヘッド番号や、さらに製造ライン番号などの情報を
テスト時に書き込み、不具合などが発生した場合の検証
などに用いることも可能である。
【0065】従って、本実施の形態のICカード33の
試験技術によれば、内部にコントローラ38が設けら
れ、個々に独立して並列的な試験が可能な各計測制御ユ
ニット31を有するICカードテスタを用いて試験を行
うことにより、以下のような作用効果を得ることができ
る。
【0066】(1).各ICカード33の内部のEEPRO
M14へのデータ書き込み試験/読み出し試験におい
て、書き込み/読み出しコマンドに対する書き込み/読
み出し完了ステータスの受信後に直ちに次の書き込み/
読み出しコマンドを送信することにより、各ICカード
33の試験速度に対応して書き込み試験および読み出し
試験を独立に行うことができるので、試験を高速に行う
ことができる。
【0067】(2).共通書き込みデータ71の他に、シリ
アル番号、ユーザIDなどの個別書き込みデータ72を
書き込むことができるので、ICカードテスタをICカ
ード発行装置して用いることができる。
【0068】(3).銀行用の各種カード、公共用の各種カ
ードなどの異なる品種のICカード33を並列的に非同
期にテストすることができるので、ICカード33の多
種・多様化に対応することができる。
【0069】(4).データの書き込み試験/読み出し試験
におけるリトライ回数をICカード33に書き込んで発
行することにより、ユーザにおいて消去・書き換え回数
が管理できるので、消去・書き換え不可能となる前に事
前に認識することができる。
【0070】(5).ICカードテスタのソフトウェアによ
り試験情報を生成することができるので、ハードウェア
によるパターン発生器などを設ける場合に比べてICカ
ードテスタの原価を安くすることができる。
【0071】以上、本発明者によってなされた発明をそ
の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前
記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。たとえば、前記ICカード内部のEEPROMは、
これに限らず、フラッシュEEPROMなどの他の消去
・書き換え可能メモリなどについても適用可能である。
【0072】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0073】(1).並列(同期)試験において、各ICカ
ードからの試験情報に対する応答情報の受信後に直ちに
各ICカードに対して独立に次の試験情報を送信して処
理を進めることで、各ICカードの試験速度に対応して
個別に試験を行うことができるので、試験の高速化を図
ることが可能となる。
【0074】(2).EEPROMなどの内部メモリへの並
列書き込みにおいて、試験情報に共通に書き込むデータ
と個別に書き込むデータとが存在することで、ユーザI
Dなどの個別書き込みデータを書き込むことができるの
で、ICカード発行装置して用いることが可能となる。
【0075】(3).並列的に試験する非同期試験方法を採
用することで、異なる品種を並列的に試験することがで
きるので、ICカードの多種・多様化に対応することが
可能となる。
【0076】(4).試験のリトライ回数などの情報を試験
時にICカードに書き込むことで、ユーザはICカード
の内部メモリの消去・書き換え回数を管理することがで
きるので、消去・書き換え不可能となる前に事前に認識
することが可能となる。
【0077】(5).試験情報はソフトウェアによるアルゴ
リズムにより処理されて生成されることで、ハードウェ
アによるパターン発生器などを設ける必要がないので、
テスタの原価を安くすることが可能となる。
【0078】(6).前記(1) 〜(5) により、テスタの原価
を増加することなく、各ICカードの試験速度に対応し
た並列的な個別試験を実施することができるので、安価
に試験の高速化を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b) は本発明の一実施の形態であるICカ
ードの概略構造を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施の形態のICカードを示す内部
構成図である。
【図3】本発明の一実施の形態において、ICカードテ
スタを示す構成図である。
【図4】本発明の一実施の形態において、ICカードテ
スタのソフトウェアを示す構成図である。
【図5】本発明の一実施の形態において、ICカードテ
スタとICカードとの並列接続構成を示す説明図であ
る。
【図6】本発明の一実施の形態において、ICカードの
並列テストを示すタイミング図である。
【図7】本発明の一実施の形態において、内部メモリに
おけるメモリ領域構成を示す説明図である。
【図8】本発明の前提となるICカードの並列テストを
示すタイミング図である。
【符号の説明】
1 プラスチック・カード 2 LSIチップ 3 アンテナ・コイル 4 接触端子 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 EEPROM 15 演算ユニット 16 インタフェース 17 変復調回路 20 ホストCPU部 21 プリンタ 22 MOドライブ 30 テスタ本体部 31 計測制御ユニット 32 コンタクト・プローブ部 33 ICカード 34 サテライトCPU 35 ハンドラi/f 36 システム電源 37 安全回路 38 コントローラ 39 デバイス電源 40 AC測定部 41 DC測定部 42 MPX 43 テストヘッド 51 テストプラン・エディタ 52 テストプラン・コンパイラ 53 データ通信ソフト 54 データ出力表示ソフト 55 システム運用管理ソフト 61 計測制御システム 62 オンライン・デバッガ 63 データ通信ソフト 64 ヒストグラム・ユーティリティ 65 キャリブレーションソフト 71 共通書き込みデータ 72 個別書き込みデータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黛 英明 東京都青梅市藤橋3丁目3番地2 日立東 京エレクトロニクス株式会社内 Fターム(参考) 5B048 AA00 CC00 CC07 DD00 FF00 5B058 CA23 KA28

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のICカードの電気的特性試験を並
    列的に行うICカードの試験方法であって、各ICカー
    ドに対して独立に試験情報を送信する工程と、この試験
    情報に対して前記各ICカードは独立に応答情報を返信
    する工程と、この応答情報の受信後に直ちに前記各IC
    カードに対して独立に次の試験情報を送信する工程と、
    この次の試験情報に対して前記各ICカードは独立に次
    の応答情報を返信する工程とを含み、以降、試験情報の
    送信と応答情報の返信とを繰り返して実行することを特
    徴とするICカードの試験方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のICカードの試験方法で
    あって、前記試験情報は、前記各ICカードの内部メモ
    リに共通に書き込むデータと、個別に書き込むデータと
    を含むことを特徴とするICカードの試験方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のICカードの試験方法で
    あって、前記共通に書き込むデータは、テストデータを
    含むことを特徴とするICカードの試験方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のICカードの試験方法で
    あって、前記個別に書き込むデータは、シリアル番号、
    ユーザIDを含むことを特徴とするICカードの試験方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のICカードの試験方法で
    あって、前記各ICカードの内部メモリは、EEPRO
    Mを含むことを特徴とするICカードの試験方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のICカードの試験方法で
    あって、前記複数のICカードは、異なる品種であるこ
    とを特徴とするICカードの試験方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のICカードの試験方法で
    あって、前記ICカードは、試験のリトライ回数が書き
    込まれることを特徴とするICカードの試験方法。
  8. 【請求項8】 複数のICカードの電気的特性試験を並
    列的に行うICカードの試験装置であって、各ICカー
    ドに対して独立に試験情報を送信し、この試験情報に対
    する応答情報の受信後に直ちに前記各ICカードに対し
    て独立に次の試験情報を送信するための複数の送受信手
    段と、前記各ICカードからの応答情報に基づいて前記
    各ICカードの電気的特性を独立に測定するための複数
    の測定手段とを有することを特徴とするICカードの試
    験装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のICカードの試験装置で
    あって、前記試験情報は、ソフトウェアによるアルゴリ
    ズムにより処理されて生成されることを特徴とするIC
    カードの試験装置。
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