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ケネディ元米大統領の孫、タチアナ・シュロスバーグさんが35歳で死去 末期がんの診断を先月公表

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ニューヨーク市で行われたイベントに出席したタチアナ・シュロスバーグさん=2019年9月5日/Craig Barritt/Getty Images

ニューヨーク市で行われたイベントに出席したタチアナ・シュロスバーグさん=2019年9月5日/Craig Barritt/Getty Images

(CNN) ジョン・F・ケネディ元米大統領の孫に当たる環境ジャーナリスト、タチアナ・シュロスバーグさんが30日に死去したことが分かった。遺族が明らかにした。35歳だった。

遺族はジョン・F・ケネディ大統領図書館・博物館によってSNSに投稿された声明で、「私たちの美しいタチアナが今朝、息を引き取った。彼女はいつまでも私たちの心の中にとどまるだろう」とコメントした。

シュロスバーグさんは先月、米誌ニューヨーカーに寄せたエッセーで、まれな遺伝子変異である3番染色体の逆位を伴う急性骨髄性白血病(AML)と診断されたことを明かしていた。この遺伝子異常はAMLの症例の2%未満に見られる。2024年5月に娘を出産した直後、医師ががんを発見した。

シュロスバーグさんはエッセーで診断と過酷な治療について詳しく触れ、「医師たちが私のことを言っているとは信じがたかった。信じられなかった」と振り返っていた。

「私は前日、妊娠9カ月の状態で1.6キロほどプールで泳いでいた。体調は悪くなかったし、気分も悪くなかった。むしろ、私の知る限り最も健康な部類の人間だった」

シュロスバーグさんは以前、米紙ニューヨーク・タイムズで科学や気候に関する記事を執筆した経歴を持ち、著書もある。フリーランスとして複数の媒体に寄稿したほか、気候問題に特化したニューズレターも手掛けていた。

遺族の30日の声明には、夫や幼い子どもたち、両親、きょうだいが連名で署名した。

シュロスバーグさんの死去に伴い、夫のジョージ・モランさんと3歳の息子、1歳の娘が後に残された。

母親のキャロライン・ケネディ元米国大使氏(左)らとジョン・F・ケネディ大統領図書館・博物館を訪れたシュロスバーグさん(右から2人目)=2023年10月29日/Steven Senne/AP
母親のキャロライン・ケネディ元米国大使氏(左)らとジョン・F・ケネディ大統領図書館・博物館を訪れたシュロスバーグさん(右から2人目)=2023年10月29日/Steven Senne/AP

シュロスバーグさんはキャロライン・ケネディ元米国大使とデザイナーのエドウィン・シュロスバーグ氏の次女で、米国屈指の影響力を誇る政治家一家に生まれた。

弟のジャック・シュロスバーグ氏(民主党)はニューヨーク州第12選挙区から連邦下院選に出馬を表明。親戚のロバート・F・ケネディ・ジュニア氏は保健福祉長官を務めている。

シュロスバーグさんは病床からケネディ保健福祉長官の指名承認を視聴した経験を振り返り、自分が頼りにしていた医療制度が「圧迫され、不安定になったように感じられた」とつづった。

シュロスバーグさんのエッセーでは、1963年のジョン・F・ケネディ元大統領暗殺や68年のロバート・F・ケネディ元司法長官暗殺など、世代を超えてケネディ家に降りかかった悲劇の連鎖にも言及した。

「私は生涯を通じて良い人間になろう、良い学生や良い姉妹、良い娘になろうと努めてきた。母を守り、心配させたり怒らせたりしないようにしてきた」「それが今回、母や家族の人生に新たな悲劇を付け加えることになってしまった。私にそれを止めるすべはない」(シュロスバーグさん)

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