株式投資の初心者でも、堅実に結果を出せる投資術がある。業績が赤字から黒字に転換する割安なときに買って、株価が2倍になったところで売る「黒字転換2倍株投資」を紹介しよう。

業績が黒字化するタイミングを見るだけ

日経平均株価は、バブル後の史上最高値を大きく更新し、ついに5万円台を突破しました。

しかし、この歴史的な株高の恩恵をすべての投資家が享受しているわけではありません。事実、今、個人投資家は不機嫌で、イライラしている人が多い印象にあります。なぜなら、日経平均を押し上げているのが、アドバンテストなど一部の半導体関連や超優良企業が中心となっているからです。その恩恵を受けていない個別株投資家は、相場全体の熱狂についていけていないのです。この構造は、米国の「マグニフィセント・セブン」による株高と似ており、一部の巨大企業だけが牽引けんいんする相場では、一般的な個人投資家は利益を出しにくいのは事実です。

一方で、現在の政治経済状況は、この「超優良企業株高」とは別軸のチャンスを生んでいると私は分析します。高市早苗首相の政策である「責任ある積極財政」は、海外投資家からの信認が非常に高いです。これは株価にとってプラスに働きますが、恩恵を受けるのは大企業に限りません。中小企業やグロース企業にも資金が流入する道筋をつくる意図があると見ています。