高まる「愛子天皇」待望論
昨年を振り返ると、皇室をめぐるさまざまな出来事の中でも、天皇皇后両陛下のご長女、敬宮(愛子内親王)殿下への共感と敬愛の気持ちが国民の間により広がった事実が目につく。これは初めての晩餐会へのご出席、5府県へのご訪問、初めての海外公式訪問においてラオスで国賓に準じた待遇で迎えられたことなど、ご公務による国内外へのお出ましの機会が増えたことによる。
国内各地では多くの人たちが集まって熱烈に奉迎した。その盛り上がりぶりに「愛子さまフィーバー」という言葉まで生まれた。
殿下はどのご公務にあたっても、入念な事前準備の上で臨まれる。現場ではつねにその場に最もふさわしい振る舞いをなさるだけでなく、接する人々への敬意と思いやりが、こまかな所作からも伝わった。
その結果、敬宮殿下の輝きと存在感はさらに大きなものとなり、敬宮殿下こそ次代の天皇に誰よりもふさわしいという気運が、一層高まった。
海外メディアでも日本国内での「愛子天皇待望論」の高まりが紹介された(AP通信2025年12月1日配信など)。あわせて、そのような国民の希望にもかかわらず、一夫一婦制なのに皇位継承資格を「男系男子」だけに限定するという、世界にほとんど類例を見ない不安定で時代錯誤な制度が、そのまま維持されている事実も報じられた。
現代の国際社会において、一夫一婦制でも継承資格を男系男子に限定している例外的な君主国は、日本を除けば人口が4万人弱のミニ国家・リヒテンシュタインだけだ。
一般参賀でも愛子さまの姿に歓声
『AERA』(令和8年[2026年]1月12日号)は「『愛子天皇』への期待 高まる待望論」という巻頭特集を組んだ。そのリードには「いま『愛子天皇』待望論が最高潮に達している」と書かれていた。しかし今後、敬宮殿下がご公務によって国民との触れ合いを重ねられ、海外でも歓迎されるご様子が伝われば、待望論は今よりもさらに高まるはずだ。
現に1月2日の「新年一般参賀」でも6万人あまりの人々が詰めかけ、その場の群衆の中からはさかんに「愛子さまー!」という歓声があがっていた。ライトブルーのドレスをお召しになって長和殿のベランダからにこやかにお手を振られる敬宮殿下に、デコレーションした手製の“愛子さまうちわ”を振る人たちもいたという。

