JPH1179754A - ガラス溶融装置 - Google Patents
ガラス溶融装置Info
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- JPH1179754A JPH1179754A JP24090597A JP24090597A JPH1179754A JP H1179754 A JPH1179754 A JP H1179754A JP 24090597 A JP24090597 A JP 24090597A JP 24090597 A JP24090597 A JP 24090597A JP H1179754 A JPH1179754 A JP H1179754A
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- Japan
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- glass
- bellows
- movable member
- glass melting
- heat insulating
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B5/00—Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
- C03B5/16—Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
- C03B5/24—Automatically regulating the melting process
- C03B5/245—Regulating the melt or batch level, depth or thickness
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B5/00—Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
- C03B5/16—Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
- C03B5/167—Means for preventing damage to equipment, e.g. by molten glass, hot gases, batches
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B5/00—Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
- C03B5/16—Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
- C03B5/18—Stirring devices; Homogenisation
- C03B5/187—Stirring devices; Homogenisation with moving elements
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガラス溶融炉において、運転動作を伴う液面
レベル計や攪拌装置などの可動部材を炉内へ挿入するた
めの挿入口に関して、そのメンテナンス頻度を減らし
て、ガラス溶融を長期間に亘って、連続して行い、生産
効率を向上するようにしたガラス溶融装置を提供する。 【解決手段】 断熱壁によって閉塞されたガラス溶融炉
内にて、供給されたガラス原料を溶融し、所要温度の溶
融ガラスを生成して、これを流出ノズルを介して流出さ
せるようにしたガラス溶融装置において、融液面より上
で、上記断熱壁を貫通してガラス溶融炉内に突出する可
動部材に対して、その貫通孔を閉塞するように、上記可
動部材を囲むスカートを設け、融液面上の空間を遮断し
たことを特徴とする。
レベル計や攪拌装置などの可動部材を炉内へ挿入するた
めの挿入口に関して、そのメンテナンス頻度を減らし
て、ガラス溶融を長期間に亘って、連続して行い、生産
効率を向上するようにしたガラス溶融装置を提供する。 【解決手段】 断熱壁によって閉塞されたガラス溶融炉
内にて、供給されたガラス原料を溶融し、所要温度の溶
融ガラスを生成して、これを流出ノズルを介して流出さ
せるようにしたガラス溶融装置において、融液面より上
で、上記断熱壁を貫通してガラス溶融炉内に突出する可
動部材に対して、その貫通孔を閉塞するように、上記可
動部材を囲むスカートを設け、融液面上の空間を遮断し
たことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、断熱壁によって囲
まれたガラス溶融炉内にて、供給されたガラス原料を溶
融し、所要温度の溶融ガラスを生成して、これを流出ノ
ズルを介して流出させるようにしたガラス溶融装置に関
するものである。
まれたガラス溶融炉内にて、供給されたガラス原料を溶
融し、所要温度の溶融ガラスを生成して、これを流出ノ
ズルを介して流出させるようにしたガラス溶融装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、光学ガラスを製造するには、ま
ず、ガラス原料調合物を一度、粗溶融して、ほぼ、ガラ
ス化し、その生カレットを更に溶融し、泡を除去した
後、攪拌して脈理を消失させ、各種光学ガラス製品を製
造するのに適した温度に高めて、これを成形に使用する
のであるが、その製造量、個数に応じて、坩堝を用いる
バッチ式か、流出ノズルから連続的に取り出す連続ガラ
ス溶融方式かが選択的に採用されている。
ず、ガラス原料調合物を一度、粗溶融して、ほぼ、ガラ
ス化し、その生カレットを更に溶融し、泡を除去した
後、攪拌して脈理を消失させ、各種光学ガラス製品を製
造するのに適した温度に高めて、これを成形に使用する
のであるが、その製造量、個数に応じて、坩堝を用いる
バッチ式か、流出ノズルから連続的に取り出す連続ガラ
ス溶融方式かが選択的に採用されている。
【0003】特に、連続的にガラスを溶融する方式で
は、一般に、溶融ガラスの液面レベルを一定に保つため
に、液面レベル計が用いられ、また、脈理を消失させる
ための攪拌装置が用いられるが、何れの場合も、炉体上
部に挿入口を設けていて、前者の場合には、そこから液
面レベル計の接針センサーを挿入し、接針センサーを上
下に動かして、その先端がガラス融液面に接触したか否
かを、電気的な導通の有無でチェックする構成であり、
また、後者の場合には、攪拌翼を付けた回転軸を上記挿
入口から炉内に挿入して、回転駆動する構成になってい
る。
は、一般に、溶融ガラスの液面レベルを一定に保つため
に、液面レベル計が用いられ、また、脈理を消失させる
ための攪拌装置が用いられるが、何れの場合も、炉体上
部に挿入口を設けていて、前者の場合には、そこから液
面レベル計の接針センサーを挿入し、接針センサーを上
下に動かして、その先端がガラス融液面に接触したか否
かを、電気的な導通の有無でチェックする構成であり、
また、後者の場合には、攪拌翼を付けた回転軸を上記挿
入口から炉内に挿入して、回転駆動する構成になってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来例に見られるようなガラス溶融炉では、次のような
問題点があった。即ち、一般に、光学ガラスには、光学
設計の自由度を確保し、光学製品の性能を向上するため
に、多種多様の光学特性のものが作られており、また、
光学特性以外にも、熱特性や化学耐久性をも満足させる
ように考慮されている。
従来例に見られるようなガラス溶融炉では、次のような
問題点があった。即ち、一般に、光学ガラスには、光学
設計の自由度を確保し、光学製品の性能を向上するため
に、多種多様の光学特性のものが作られており、また、
光学特性以外にも、熱特性や化学耐久性をも満足させる
ように考慮されている。
【0005】このため、光学ガラスの成分として、周期
律表の多くの元素が対象となり、その中には、ガラス成
分として必要不可欠の物であるが、溶融時に揮発し易い
成分が存在する。例えば、ホウ素、鉛、バリウム、アル
カリ(Li,Na,Kなど)などの酸化物や、これらの
化合物である。
律表の多くの元素が対象となり、その中には、ガラス成
分として必要不可欠の物であるが、溶融時に揮発し易い
成分が存在する。例えば、ホウ素、鉛、バリウム、アル
カリ(Li,Na,Kなど)などの酸化物や、これらの
化合物である。
【0006】然るに、前述のように、炉体上部の挿入口
から接針センサーや攪拌翼のための回転軸などの可動部
材を挿入する構造では、上記挿入口からの気体の漏出が
避けられない。このため、溶融ガラスに必要とされる上
述の揮発成分の失う結果となり、あるいは、長い時間経
過の過程で、挿入口付近での温度降下により、上記揮発
成分が冷却・固化して、挿入口内壁に堆積し、上記可動
部材の上下動作や回転動作を妨げる結果を招く。
から接針センサーや攪拌翼のための回転軸などの可動部
材を挿入する構造では、上記挿入口からの気体の漏出が
避けられない。このため、溶融ガラスに必要とされる上
述の揮発成分の失う結果となり、あるいは、長い時間経
過の過程で、挿入口付近での温度降下により、上記揮発
成分が冷却・固化して、挿入口内壁に堆積し、上記可動
部材の上下動作や回転動作を妨げる結果を招く。
【0007】この対策として、一度、炉の温度を下げて
から、挿入口から可動部材を取り出し、挿入口付近に付
着した析出物(揮発成分)を除去するためのメンテナン
スを頻繁に行う必要がある。従って、このメンテナンス
のために、ガラス溶融を一時的に中断することになり、
その工業的損失が甚だしい。
から、挿入口から可動部材を取り出し、挿入口付近に付
着した析出物(揮発成分)を除去するためのメンテナン
スを頻繁に行う必要がある。従って、このメンテナンス
のために、ガラス溶融を一時的に中断することになり、
その工業的損失が甚だしい。
【0008】そこで、予め、挿入口と可動部材との隙間
を大きくして、メンテナンス頻度を少なくする方法も考
えられるが、挿入口を通じて、炉内から多大の気体漏出
が生じ、外部への熱輻射で、液面レベル計や攪拌翼の駆
動装置を損傷するおそれがあるから、このための熱対策
を強化しなければならない。
を大きくして、メンテナンス頻度を少なくする方法も考
えられるが、挿入口を通じて、炉内から多大の気体漏出
が生じ、外部への熱輻射で、液面レベル計や攪拌翼の駆
動装置を損傷するおそれがあるから、このための熱対策
を強化しなければならない。
【0009】本発明は、上記事情に基づいてなされたも
ので、その目的は、ガラス溶融炉において、運転動作を
伴う液面レベル計や攪拌装置などの可動部材を炉内へ挿
入するための挿入口に関して、そのメンテナンス頻度を
減らして、ガラス溶融を長期間に亘って、連続して行
い、生産効率を向上するようにしたガラス溶融装置を提
供するにある。
ので、その目的は、ガラス溶融炉において、運転動作を
伴う液面レベル計や攪拌装置などの可動部材を炉内へ挿
入するための挿入口に関して、そのメンテナンス頻度を
減らして、ガラス溶融を長期間に亘って、連続して行
い、生産効率を向上するようにしたガラス溶融装置を提
供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
断熱壁によって囲まれたガラス溶融炉内にて、供給され
たガラス原料を溶融し、所要温度の溶融ガラスを生成し
て、これを流出ノズルを介して流出させるようにしたガ
ラス溶融装置において、融液面より上で、上記断熱壁を
貫通してガラス溶融炉内に突出する可動部材に対して、
その貫通孔を閉塞するように、上記可動部材を囲むスカ
ートを設け、融液面上の空間を遮断したことを特徴とす
る。
断熱壁によって囲まれたガラス溶融炉内にて、供給され
たガラス原料を溶融し、所要温度の溶融ガラスを生成し
て、これを流出ノズルを介して流出させるようにしたガ
ラス溶融装置において、融液面より上で、上記断熱壁を
貫通してガラス溶融炉内に突出する可動部材に対して、
その貫通孔を閉塞するように、上記可動部材を囲むスカ
ートを設け、融液面上の空間を遮断したことを特徴とす
る。
【0011】なお、この発明の実施の形態として、上記
可動部材が、融液面の高さを測定するための液面レベル
計の接針センサーであり、上記貫通孔を介して、上下動
操作されるものであり、上記スカートが、その上端部を
断熱壁側に、また、その下端部を上記接針センサーに気
密に取り付けている伸縮ベローズである。更に、上記可
動部材が、溶融ガラスの均質化のために装備した攪拌翼
の回転軸であり、上記スカートが、その上端部を断熱壁
側に、また、その下端部を融液面に接するように、気密
に取り付けている伸縮ベローズであるであってもよい。
可動部材が、融液面の高さを測定するための液面レベル
計の接針センサーであり、上記貫通孔を介して、上下動
操作されるものであり、上記スカートが、その上端部を
断熱壁側に、また、その下端部を上記接針センサーに気
密に取り付けている伸縮ベローズである。更に、上記可
動部材が、溶融ガラスの均質化のために装備した攪拌翼
の回転軸であり、上記スカートが、その上端部を断熱壁
側に、また、その下端部を融液面に接するように、気密
に取り付けている伸縮ベローズであるであってもよい。
【0012】このような構成では、スカートによって、
融液面上の空間が挿入口から遮断されるので、挿入口か
らの気体漏出が避けられ、また、揮発成分の堆積も避け
られるので、長期間に亘って、可動部材の動作を妨げる
こともなく、ガラス溶融装置の連続稼動が維持され、生
産効率が向上できる。
融液面上の空間が挿入口から遮断されるので、挿入口か
らの気体漏出が避けられ、また、揮発成分の堆積も避け
られるので、長期間に亘って、可動部材の動作を妨げる
こともなく、ガラス溶融装置の連続稼動が維持され、生
産効率が向上できる。
【0013】
(実施の形態1)以下、本発明の実施の形態を、図1お
よび図2を参照して具体的に説明する。ここで、符号1
はガラス溶融炉を示し、このガラス溶融炉1の断熱壁
は、内部隔壁を含めて、耐火レンガや断熱材で構成され
ており、その厚さも、ガラス溶融時の高熱が炉外に対し
て、できるだけ漏れない範囲の厚さに設計されている。
また、炉内に設置されるガラス溶融容器は、溶融清澄槽
2、接続パイプ3、流出槽4とから構成されていて、い
ずれも白金で作られている。
よび図2を参照して具体的に説明する。ここで、符号1
はガラス溶融炉を示し、このガラス溶融炉1の断熱壁
は、内部隔壁を含めて、耐火レンガや断熱材で構成され
ており、その厚さも、ガラス溶融時の高熱が炉外に対し
て、できるだけ漏れない範囲の厚さに設計されている。
また、炉内に設置されるガラス溶融容器は、溶融清澄槽
2、接続パイプ3、流出槽4とから構成されていて、い
ずれも白金で作られている。
【0014】また、流出槽4の底部には、白金製の流出
パイプ5が付いていて、取り出し口6を通して、炉外に
突き出ており、この流出パイプ5をヒーター7で加熱す
ることにより、所要の粘度で、溶融ガラスを流出できる
ようになっている。
パイプ5が付いていて、取り出し口6を通して、炉外に
突き出ており、この流出パイプ5をヒーター7で加熱す
ることにより、所要の粘度で、溶融ガラスを流出できる
ようになっている。
【0015】また、白金容器の周囲には、ヒーター9、
10、11および12が設置されていて、これらを付勢
することで、溶融清澄槽2および流出槽4の温度を、個
別に制御できるようになっている。なお、符号13はガ
ラス融液、14は白金製の原料投入用パイプである。そ
して、このパイプの下端部は、ガラス融液13に浸され
ている。また、符号15は原料を蓄えるホッパーで、そ
のホッパーと原料投入用パイプ14の間には開閉弁16
があり、原料を投入する時だけ開くようになっている。
なお、符号17は、投入されたガラス原料を示してい
る。
10、11および12が設置されていて、これらを付勢
することで、溶融清澄槽2および流出槽4の温度を、個
別に制御できるようになっている。なお、符号13はガ
ラス融液、14は白金製の原料投入用パイプである。そ
して、このパイプの下端部は、ガラス融液13に浸され
ている。また、符号15は原料を蓄えるホッパーで、そ
のホッパーと原料投入用パイプ14の間には開閉弁16
があり、原料を投入する時だけ開くようになっている。
なお、符号17は、投入されたガラス原料を示してい
る。
【0016】また、溶融清澄槽2の上方には、液面レベ
ル計の上下駆動装置22が設けられていて、溶融ガラス
の液面18のレベルを測定するために、白金製の接針セ
ンサー19が、断熱壁の天井部に形成した挿入口20を
通して、炉内に上下動可能に挿入されている。接針セン
サーの先端(下端)は、下向きの円錐状をしていて、こ
の円錐部分は白金で作られている。接針センサー19の
最上部は、脱着可能なアーム21を介して、上下駆動装
置22に取り付けられていて、この上下駆動装置22に
より、接針センサー19が、適当な時間間隔で、上下に
動かされるようになっている。
ル計の上下駆動装置22が設けられていて、溶融ガラス
の液面18のレベルを測定するために、白金製の接針セ
ンサー19が、断熱壁の天井部に形成した挿入口20を
通して、炉内に上下動可能に挿入されている。接針セン
サーの先端(下端)は、下向きの円錐状をしていて、こ
の円錐部分は白金で作られている。接針センサー19の
最上部は、脱着可能なアーム21を介して、上下駆動装
置22に取り付けられていて、この上下駆動装置22に
より、接針センサー19が、適当な時間間隔で、上下に
動かされるようになっている。
【0017】また、符号23は、接針センサー19と溶
融清澄槽2との導通の有無を検出するためのリード線
で、一般的には、接針センサー19が、一番下に降り
て、液面18に接触した場合に、電気的な導通がなされ
る。なお、上下駆動装置22は、導通の有無の検出器を
備えていて、導通が検出されない間は、開閉弁16を開
いて、ガラス原料が投入されるように、開閉弁16に対
して、その開閉の制御信号を、制御線24を通して、送
るようになっている。
融清澄槽2との導通の有無を検出するためのリード線
で、一般的には、接針センサー19が、一番下に降り
て、液面18に接触した場合に、電気的な導通がなされ
る。なお、上下駆動装置22は、導通の有無の検出器を
備えていて、導通が検出されない間は、開閉弁16を開
いて、ガラス原料が投入されるように、開閉弁16に対
して、その開閉の制御信号を、制御線24を通して、送
るようになっている。
【0018】特に、本発明では、上下に伸縮できるベロ
ーズ形のスカートが挿入口20に対して装着される。な
お、図2には、接針センサー19やベローズ25を下か
ら見た様子が示されている。ベローズ25は、厚さ:
0.3mmの白金で作られていて、その下端部26が、
溶接などの手段で、接針センサー19のロッドの中間に
気密に接続されている。また、この実施の形態では、ベ
ローズの上端部27は、折り返されていて、4本のピン
29で、挿入口60に着脱可能に嵌め込まれる耐火レン
ガ製の円筒状天蓋28に固定されている。
ーズ形のスカートが挿入口20に対して装着される。な
お、図2には、接針センサー19やベローズ25を下か
ら見た様子が示されている。ベローズ25は、厚さ:
0.3mmの白金で作られていて、その下端部26が、
溶接などの手段で、接針センサー19のロッドの中間に
気密に接続されている。また、この実施の形態では、ベ
ローズの上端部27は、折り返されていて、4本のピン
29で、挿入口60に着脱可能に嵌め込まれる耐火レン
ガ製の円筒状天蓋28に固定されている。
【0019】なお、ここでは、下端部26とベローズ2
5と上端部27とで、スカート全体を構成している。ま
た、ピン29の材質は白金であるが、高温でガラスに侵
食されなければ、白金合金や、アルミナ、ジルコニアな
どのセラミックスも、採用することができる。ピン29
の上部には、ねじ部が設けられていて、これにステンレ
ス系のナット30を螺合し、締め付けて、天蓋28下面
にベローズ25の上端部を固定している。なお、ベロー
ズ25の上下伸縮可能な距離を、15mm以上に設定し
ている。
5と上端部27とで、スカート全体を構成している。ま
た、ピン29の材質は白金であるが、高温でガラスに侵
食されなければ、白金合金や、アルミナ、ジルコニアな
どのセラミックスも、採用することができる。ピン29
の上部には、ねじ部が設けられていて、これにステンレ
ス系のナット30を螺合し、締め付けて、天蓋28下面
にベローズ25の上端部を固定している。なお、ベロー
ズ25の上下伸縮可能な距離を、15mm以上に設定し
ている。
【0020】本発明において、接針センサー19を上下
動させる際に、ベローズ25を伸縮させることになるの
で、ベローズ25は、溶融ガラスの温度に近い温度ま
で、昇温された状態で使用されるから、この温度で、接
針センサー19に対する運動抵抗力が小さい白金を用い
るのがよい。特に、この場合には、ベローズ25は、弾
性的な変形より、むしろ、塑性変形をして、接針センサ
ー19の上下動に追従できる構成にするのがよい。実際
の使用に際しては、ベローズ25の伸縮につれて接針セ
ンサー19のロッドが曲がってしまったり、天蓋28が
持上げられてしまうことがないように、ベローズ25の
可撓性を設定する必要がある。
動させる際に、ベローズ25を伸縮させることになるの
で、ベローズ25は、溶融ガラスの温度に近い温度ま
で、昇温された状態で使用されるから、この温度で、接
針センサー19に対する運動抵抗力が小さい白金を用い
るのがよい。特に、この場合には、ベローズ25は、弾
性的な変形より、むしろ、塑性変形をして、接針センサ
ー19の上下動に追従できる構成にするのがよい。実際
の使用に際しては、ベローズ25の伸縮につれて接針セ
ンサー19のロッドが曲がってしまったり、天蓋28が
持上げられてしまうことがないように、ベローズ25の
可撓性を設定する必要がある。
【0021】次に、接針センサー19の着脱について説
明する。組立に際しては、接針センサー19にはスカー
トが予め溶接されているので、天蓋28の下方から、そ
の中央の孔に接針センサー19を挿入する。次に、4本
のピン29を下方から通して、天蓋28の上面でナット
30をピン29に螺合し、スカートを天蓋28に固定す
る。この状態で、接針センサー19を挿入口20から炉
内に挿入し、天蓋28を断熱壁の天井部の挿入口60に
嵌合・固定する。次いで、接針センサー19をアーム2
1を介して上下駆動装置22に取付ける。
明する。組立に際しては、接針センサー19にはスカー
トが予め溶接されているので、天蓋28の下方から、そ
の中央の孔に接針センサー19を挿入する。次に、4本
のピン29を下方から通して、天蓋28の上面でナット
30をピン29に螺合し、スカートを天蓋28に固定す
る。この状態で、接針センサー19を挿入口20から炉
内に挿入し、天蓋28を断熱壁の天井部の挿入口60に
嵌合・固定する。次いで、接針センサー19をアーム2
1を介して上下駆動装置22に取付ける。
【0022】逆に、液面レベル計を解体するには、先
ず、アーム21から接針センサー19を外し、その後
は、上述とは逆の順で、解体作業をすればよい。
ず、アーム21から接針センサー19を外し、その後
は、上述とは逆の順で、解体作業をすればよい。
【0023】(実施の形態2)なお、実施の形態1で
は、挿入口20に対して接針センサー19を挿入するの
に、円筒状天蓋28を用い、スカートとしてのベローズ
25が、その上端部27をピン29およびナット30で
天蓋28に固定しているが、図3に示すように、その上
端部27を2段に折り曲げて、挿入口60の上縁に最上
端を載せ、断熱壁の天井部と天蓋41の縁との間で、挟
持する構造としてもよい。
は、挿入口20に対して接針センサー19を挿入するの
に、円筒状天蓋28を用い、スカートとしてのベローズ
25が、その上端部27をピン29およびナット30で
天蓋28に固定しているが、図3に示すように、その上
端部27を2段に折り曲げて、挿入口60の上縁に最上
端を載せ、断熱壁の天井部と天蓋41の縁との間で、挟
持する構造としてもよい。
【0024】(実施の形態3)また、実施の形態1、2
では、挿入口20もしくは43に挿入される可動部材と
して、接針センサー19を挙げているが、図4に示すよ
うに、流出槽4上方に位置して、配置された攪拌装置の
攪拌翼44の回転軸44Aを、可動部材として、挿入口
61に挿入する場合にも、本発明のスカートを採用する
ことができる。ここでは、上記スカートとしてのベロー
ズ25は、その上端部27を断熱壁側に、また、その下
端部に設けた、上下伸縮可能な環状フロート26Aを融
液面に接するように、気密に取り付けている。
では、挿入口20もしくは43に挿入される可動部材と
して、接針センサー19を挙げているが、図4に示すよ
うに、流出槽4上方に位置して、配置された攪拌装置の
攪拌翼44の回転軸44Aを、可動部材として、挿入口
61に挿入する場合にも、本発明のスカートを採用する
ことができる。ここでは、上記スカートとしてのベロー
ズ25は、その上端部27を断熱壁側に、また、その下
端部に設けた、上下伸縮可能な環状フロート26Aを融
液面に接するように、気密に取り付けている。
【0025】
(実施例1)次に、前述のシステムを使用して、光学素
子用のガラス原料を溶融する方法を具体的に説明する。
なお、ガラス原料には、室温の比重が3.05であり、
温度が 1300℃の時に101.5 dPa・s 1200℃の時に101.6 dPa・s 1100℃の時に101.8 dPa・s 1000℃の時に102.2 dPa・s 890℃の時に102.9 dPa・s 610℃の時に107.6 dPa・s 498℃の時に1013dPa・s となる粘度特性を持ったBaO−SiO2 −B2 O3 系
のガラスを、一旦ラフメルトしたものを用いた。
子用のガラス原料を溶融する方法を具体的に説明する。
なお、ガラス原料には、室温の比重が3.05であり、
温度が 1300℃の時に101.5 dPa・s 1200℃の時に101.6 dPa・s 1100℃の時に101.8 dPa・s 1000℃の時に102.2 dPa・s 890℃の時に102.9 dPa・s 610℃の時に107.6 dPa・s 498℃の時に1013dPa・s となる粘度特性を持ったBaO−SiO2 −B2 O3 系
のガラスを、一旦ラフメルトしたものを用いた。
【0026】このガラスには、酸化ホウ素B2 O3 が約
10wt%、アルカリ(Li,Na,K)の酸化物が合
計で約8wt%含まれている。また、溶融温度条件とし
て、例えば、溶融清澄槽2を1280℃に設定してお
り、流出槽4については、1100℃に設定した。ま
た、連続溶融・流出の条件であるが、流出パイプ5の温
度を適当に変えることで流出量を変化させることができ
る。本実施例では16g/分に設定した。
10wt%、アルカリ(Li,Na,K)の酸化物が合
計で約8wt%含まれている。また、溶融温度条件とし
て、例えば、溶融清澄槽2を1280℃に設定してお
り、流出槽4については、1100℃に設定した。ま
た、連続溶融・流出の条件であるが、流出パイプ5の温
度を適当に変えることで流出量を変化させることができ
る。本実施例では16g/分に設定した。
【0027】また、接針センサーの外径:5mm、挿入
口20の内径:15mmとした。
口20の内径:15mmとした。
【0028】液面レベル計の作動条件であるが、実験開
始時に、接針センサー19の先端がガラス融液に接触す
る高さを最下端として、接針センサーの先端が上下幅1
0mmの振幅を描くように、3回/分の速さで、上下に
駆動させた。このとき、前述したように、接針センサー
が液面18に接触せず、導通が検出されない間は、開閉
弁16が開いて、ガラス原料が投入される。
始時に、接針センサー19の先端がガラス融液に接触す
る高さを最下端として、接針センサーの先端が上下幅1
0mmの振幅を描くように、3回/分の速さで、上下に
駆動させた。このとき、前述したように、接針センサー
が液面18に接触せず、導通が検出されない間は、開閉
弁16が開いて、ガラス原料が投入される。
【0029】このような操作を行った結果、液面18の
変動は±0.7mm以下に収まり、そして、液面の変動
によるガラス流出量の変化も、非常に少なく、実際±
0.4〜0.6wt%であった。このように挿入口にお
いて、接針センサー19を上下に動かし続けて、連続溶
融・流出実験を行ったが、例えば、約400日の間、何
ら支障なく実施できた。
変動は±0.7mm以下に収まり、そして、液面の変動
によるガラス流出量の変化も、非常に少なく、実際±
0.4〜0.6wt%であった。このように挿入口にお
いて、接針センサー19を上下に動かし続けて、連続溶
融・流出実験を行ったが、例えば、約400日の間、何
ら支障なく実施できた。
【0030】また、実験の後、溶融炉の温度を室温に下
げて調べたところ、ベローズ25が破けていたり、挿入
口の内壁にガラスの揮発成分が析出して詰まるような状
況は見られず、再度、溶融炉の温度を上げて、連続溶融
・流出実験を行うことが可能であった。
げて調べたところ、ベローズ25が破けていたり、挿入
口の内壁にガラスの揮発成分が析出して詰まるような状
況は見られず、再度、溶融炉の温度を上げて、連続溶融
・流出実験を行うことが可能であった。
【0031】なお、本発明の具体的な実施に際しては、
液面レベル計の接針センサーを上下動させる運転条件や
ガラスの溶融温度は、上述の実施例の条件に限られるわ
けでなく、ガラス流出条件についても、適当に変えるこ
とに何ら差し支えはない。
液面レベル計の接針センサーを上下動させる運転条件や
ガラスの溶融温度は、上述の実施例の条件に限られるわ
けでなく、ガラス流出条件についても、適当に変えるこ
とに何ら差し支えはない。
【0032】これに対して、従来の方法による比較実験
も行った。それには図5に示すように、可動部材に対す
るスカートとして、ベローズを用いることをせず、接針
センサーを挿入する挿入口50(内径:15mm)を通
して、炉内雰囲気が炉外へ漏出できる構成とし、それ以
外、投入・溶融・流出条件や、接針センサーの駆動条件
は、前述の実施例と同様とした。
も行った。それには図5に示すように、可動部材に対す
るスカートとして、ベローズを用いることをせず、接針
センサーを挿入する挿入口50(内径:15mm)を通
して、炉内雰囲気が炉外へ漏出できる構成とし、それ以
外、投入・溶融・流出条件や、接針センサーの駆動条件
は、前述の実施例と同様とした。
【0033】この結果、ガラスの連続溶融・流出を開始
して約50日が経過すると、接針センサー19の挿入口
50に、図示のように、溶融ガラスからの揮発成分の析
出物51が堆積して、これが接針センサー19の動きを
鈍くし、液面18の変動が±0.7mmを越えるように
なって、ガラスの流出量の変化も±0.6wt%を大き
く越えてしまった。そして、最後には、析出物51が挿
入口50をほぼ埋めて、接針センサー19が動かなくな
り、それ以上のガラスの連続溶融・流出ができなくなっ
た。
して約50日が経過すると、接針センサー19の挿入口
50に、図示のように、溶融ガラスからの揮発成分の析
出物51が堆積して、これが接針センサー19の動きを
鈍くし、液面18の変動が±0.7mmを越えるように
なって、ガラスの流出量の変化も±0.6wt%を大き
く越えてしまった。そして、最後には、析出物51が挿
入口50をほぼ埋めて、接針センサー19が動かなくな
り、それ以上のガラスの連続溶融・流出ができなくなっ
た。
【0034】以上説明したように、ガラス溶融炉におい
て、ガラス融液面の高さを測定するための液面レベル計
の接針センサーを炉内に挿入して、挿入口において、前
記接針センサーを上下に動かしながら、溶融ガラスを調
製する際に、液面レベル計の接針センサーにベローズを
有するスカートを取付けることで、上記挿入口が炉内雰
囲気に曝されないように、炉内雰囲気から遮断すること
ができる。これにより、ガラスの揮発成分が挿入口の内
壁や、前記センサーの挿入口付近に析出することが抑制
されて、長期にわたりメンテナンス頻度が少なく、安定
したガラスの連続溶融・流出が可能となる。
て、ガラス融液面の高さを測定するための液面レベル計
の接針センサーを炉内に挿入して、挿入口において、前
記接針センサーを上下に動かしながら、溶融ガラスを調
製する際に、液面レベル計の接針センサーにベローズを
有するスカートを取付けることで、上記挿入口が炉内雰
囲気に曝されないように、炉内雰囲気から遮断すること
ができる。これにより、ガラスの揮発成分が挿入口の内
壁や、前記センサーの挿入口付近に析出することが抑制
されて、長期にわたりメンテナンス頻度が少なく、安定
したガラスの連続溶融・流出が可能となる。
【0035】(実施例2)本発明の別の実施形態につい
ては、図3に示す実施の形態のものを採用する。ここで
は、接針センサーに溶接されているベローズ(あるいは
スカート)の固定方法が異なるが、それ以外は、ガラス
溶融炉や液面レベル計、ガラス原料投入装置は、基本的
に実施例1で採用した構成と同様なので、説明は省略す
る。
ては、図3に示す実施の形態のものを採用する。ここで
は、接針センサーに溶接されているベローズ(あるいは
スカート)の固定方法が異なるが、それ以外は、ガラス
溶融炉や液面レベル計、ガラス原料投入装置は、基本的
に実施例1で採用した構成と同様なので、説明は省略す
る。
【0036】白金製のベローズ40は、厚さ:0.2m
mで、伸縮可能な距離は20mmとした。こうして、実
施例1と同様の、BaO−SiO2 −B2 O3 系のガラ
スを、一旦ラフメルトしたものを使用して、連続溶融・
流出実験を行った。
mで、伸縮可能な距離は20mmとした。こうして、実
施例1と同様の、BaO−SiO2 −B2 O3 系のガラ
スを、一旦ラフメルトしたものを使用して、連続溶融・
流出実験を行った。
【0037】液面レベル計の運転は、基本的に実施例1
と同様であるが、この実施例では、接針センサーの先端
が上下幅10mmの振幅を描くように5回/分の速さ
で、上下に駆動させた。このとき、センサーとガラス融
液面が接触せず、導通が検出されない間は、ガラス原料
が投入されるのも、実施例1と同様である。また、ガラ
ス流出量は20g/分とした。
と同様であるが、この実施例では、接針センサーの先端
が上下幅10mmの振幅を描くように5回/分の速さ
で、上下に駆動させた。このとき、センサーとガラス融
液面が接触せず、導通が検出されない間は、ガラス原料
が投入されるのも、実施例1と同様である。また、ガラ
ス流出量は20g/分とした。
【0038】このような操作を行った結果、ガラス融液
面の変動は±0.6mm以下に収まり、そして、液面の
変動によるガラス流出量の変化も、非常に少なく、実際
±0.2〜0.5wt%であった。以上のように、挿入
口において接針センサー19を上下に動かし続けて、連
続溶融・流出実験を行ったが、約500日の間、何ら支
障なく実施できた。また、実験の後、溶融炉の温度を室
温に下げた調べたところ、ベローズ40が破けていた
り、挿入口43(内径:15mm)の内壁にガラスの揮
発成分が析出して詰まるような状況は、見られず、再
度、溶融炉の温度を上げて、連続溶融・流出実験を行う
ことが可能であった。
面の変動は±0.6mm以下に収まり、そして、液面の
変動によるガラス流出量の変化も、非常に少なく、実際
±0.2〜0.5wt%であった。以上のように、挿入
口において接針センサー19を上下に動かし続けて、連
続溶融・流出実験を行ったが、約500日の間、何ら支
障なく実施できた。また、実験の後、溶融炉の温度を室
温に下げた調べたところ、ベローズ40が破けていた
り、挿入口43(内径:15mm)の内壁にガラスの揮
発成分が析出して詰まるような状況は、見られず、再
度、溶融炉の温度を上げて、連続溶融・流出実験を行う
ことが可能であった。
【0039】(実施例3)本発明の第3の実施の形態に
ついては、図4に示す装置を採用する。ここでは、スカ
ートとしてのベローズ25やその上端部27の固定方
法、更にガラス溶融炉などは、実施例1の構成と基本的
に同様なので、説明は省略する。
ついては、図4に示す装置を採用する。ここでは、スカ
ートとしてのベローズ25やその上端部27の固定方
法、更にガラス溶融炉などは、実施例1の構成と基本的
に同様なので、説明は省略する。
【0040】実施例3では、挿入口61(内径:30m
m)に挿入される可動部材として、攪拌装置を採用して
いる。回転軸44Aの外径は15mmである。フロート
26Aはドーナツ状をしていて、内径:30mm、外
径:100mm、高さ:20mmであり、厚さ:2mm
の白金の板で作られており、流出層4内のガラス融液面
に接している。
m)に挿入される可動部材として、攪拌装置を採用して
いる。回転軸44Aの外径は15mmである。フロート
26Aはドーナツ状をしていて、内径:30mm、外
径:100mm、高さ:20mmであり、厚さ:2mm
の白金の板で作られており、流出層4内のガラス融液面
に接している。
【0041】こうして、実施例1と同様のガラスを用い
て、連続溶融・流出実験を行った。攪拌装置の回転数は
60rpmとした。ガラス原料の投入量とガラス流出量
とは何れも20g/分とした。
て、連続溶融・流出実験を行った。攪拌装置の回転数は
60rpmとした。ガラス原料の投入量とガラス流出量
とは何れも20g/分とした。
【0042】このような操作を行った結果、約500日
経過後も、何ら支障なく攪拌装置の運転を続けることが
できた。そして、挿入口61の内壁には、ごく僅かのガ
ラス製分の析出物しか見られなかった。これに対して、
本実施例3のようなフロートを有するベローズを使用し
ない従来の場合は、ガラス成分の析出が激しくなり、約
100日後に析出物と回転軸44Aが干渉して、それ以
上の連続運転が不可能であった。
経過後も、何ら支障なく攪拌装置の運転を続けることが
できた。そして、挿入口61の内壁には、ごく僅かのガ
ラス製分の析出物しか見られなかった。これに対して、
本実施例3のようなフロートを有するベローズを使用し
ない従来の場合は、ガラス成分の析出が激しくなり、約
100日後に析出物と回転軸44Aが干渉して、それ以
上の連続運転が不可能であった。
【0043】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、ガラス
溶融炉において、ガラス融液面の高さを測定するための
液面レベル計の接針センサーや、あるいは、脈理除去の
ための攪拌装置における攪拌翼の回転軸を、可動部材と
して、炉内に挿入して、挿入口において、前記接針セン
サーや回転軸を上下あるいは回転しながら、ガラスを溶
かす場合に、可動部材を囲むように伸縮ベローズを有す
るスカートを設けることで、炉内の雰囲気から挿入口を
遮断し、挿入口が炉内雰囲気に曝されないようにするこ
とにより、ガラスの揮発成分が挿入口の内壁や、前記可
動部材の、挿入口付近の部分に析出することが抑制され
て、長期にわたり、メンテナンスが不要となり、安定し
たガラスの連続溶融・流出が可能となる。
溶融炉において、ガラス融液面の高さを測定するための
液面レベル計の接針センサーや、あるいは、脈理除去の
ための攪拌装置における攪拌翼の回転軸を、可動部材と
して、炉内に挿入して、挿入口において、前記接針セン
サーや回転軸を上下あるいは回転しながら、ガラスを溶
かす場合に、可動部材を囲むように伸縮ベローズを有す
るスカートを設けることで、炉内の雰囲気から挿入口を
遮断し、挿入口が炉内雰囲気に曝されないようにするこ
とにより、ガラスの揮発成分が挿入口の内壁や、前記可
動部材の、挿入口付近の部分に析出することが抑制され
て、長期にわたり、メンテナンスが不要となり、安定し
たガラスの連続溶融・流出が可能となる。
【図1】本発明の、第1の実施の形態を示す概略構成図
である。
である。
【図2】同じく、接針センサーやベローズを下方から見
た部分図である。
た部分図である。
【図3】本発明の、第2の実施の形態を示す概略構成図
である。
である。
【図4】本発明の、第3の実施の形態を示す一部概略構
成図である。
成図である。
【図5】従来例の構成説明図である。
1 ガラス溶融炉 2 溶融清澄槽 3 接続パイプ 4 流出槽 5 流出パイプ 6 取り出し口 7 ヒーター 8 流出ガラス 9 ヒーター 10 ヒーター 11 ヒーター 12 ヒーター 13 ガラス融液 14 原料投入パイプ 15 ホッパー 16 開閉弁 17 投入されたガラス原料 18 ガラスの液面(融液面) 19 接針センサー 20 挿入口 21 アーム 22 上下駆動装置 23 導通の有無を検出するリード線 24 制御線 25 ベローズ 26 下端部 26A フロート 27 上端部(折り返し部) 28 天蓋 29 ピン 30 ナット 40 ベローズ 41 天蓋 42 断熱壁 43 挿入口 44 攪拌翼 44A 回転軸 60、61 挿入口 50 挿入口 51 ガラスからの揮発成分
フロントページの続き (72)発明者 執行 勇 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 断熱壁によって囲まれたガラス溶融炉内
にて、供給されたガラス原料を溶融し、所要温度の溶融
ガラスを生成して、これを流出ノズルを介して流出させ
るようにしたガラス溶融装置において、融液面より上
で、上記断熱壁を貫通してガラス溶融炉内に突出する可
動部材に対して、その貫通孔を閉塞するように、上記可
動部材を囲むスカートを設け、融液面上の空間を遮断し
たことを特徴とするガラス溶融装置。 - 【請求項2】 上記可動部材は、融液面の高さを測定す
るための液面レベル計の接針センサーであり、上記貫通
孔を介して、上下動操作されるものであり、上記スカー
トは、その上端部を断熱壁側に、また、その下端部を上
記接針センサーに気密に取り付けている伸縮ベローズで
あることを特徴とする請求項1に記載のガラス溶融装
置。 - 【請求項3】 上記可動部材は、溶融ガラスの均質化の
ために装備した攪拌翼の回転軸であり、上記スカート
は、その上端部を断熱壁側に、また、その下端部を融液
面に接するように、気密に取り付けている伸縮ベローズ
であることを特徴とする請求項1に記載のガラス溶融装
置。 - 【請求項4】 上記可動部材の1つは、融液面の高さを
測定するための液面レベル計の接針センサーであり、上
記貫通孔を介して、上下動操作されるものであり、上記
スカートの1つは、その上端部を断熱壁側に、また、そ
の下端部を上記接針センサーに気密に取り付けている伸
縮ベローズであり、上記可動部材の他のものは、溶融ガ
ラスの均質化のために装備した攪拌翼の回転軸であり、
上記スカートの他のものは、その上端部を断熱壁側に、
また、その下端部を融液面に接するように、気密に取り
付けている伸縮ベローズであることを特徴とする請求項
1に記載のガラス溶融装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24090597A JPH1179754A (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | ガラス溶融装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24090597A JPH1179754A (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | ガラス溶融装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1179754A true JPH1179754A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17066428
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24090597A Pending JPH1179754A (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | ガラス溶融装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1179754A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001080922A (ja) * | 1999-09-08 | 2001-03-27 | Nippon Electric Glass Co Ltd | 溶融ガラスの供給方法および供給装置 |
| JP2002211932A (ja) * | 2000-11-17 | 2002-07-31 | Carl Zeiss Stiftung | 高uv透過性ガラスを製造するための溶解装置ならびに方法 |
| WO2014185132A1 (ja) * | 2013-05-14 | 2014-11-20 | 日本電気硝子株式会社 | フィーダー |
| US8978419B2 (en) | 2009-11-30 | 2015-03-17 | Corning Incorporated | Devices for controlling atmosphere over molten-glass free-surfaces |
| JP2017178714A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | AvanStrate株式会社 | ガラス基板の製造方法、及び、ガラス基板の製造装置 |
| JP2018095485A (ja) * | 2016-12-08 | 2018-06-21 | 株式会社モトヤマ | 溶解炉 |
| CN116217045A (zh) * | 2023-02-10 | 2023-06-06 | 德州晶华药用玻璃有限公司 | 一种超声波玻璃熔炉炉底杂物收集装置 |
-
1997
- 1997-09-05 JP JP24090597A patent/JPH1179754A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001080922A (ja) * | 1999-09-08 | 2001-03-27 | Nippon Electric Glass Co Ltd | 溶融ガラスの供給方法および供給装置 |
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| JP2014221700A (ja) * | 2013-05-14 | 2014-11-27 | 日本電気硝子株式会社 | フィーダー |
| JP2017178714A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | AvanStrate株式会社 | ガラス基板の製造方法、及び、ガラス基板の製造装置 |
| JP2018095485A (ja) * | 2016-12-08 | 2018-06-21 | 株式会社モトヤマ | 溶解炉 |
| CN116217045A (zh) * | 2023-02-10 | 2023-06-06 | 德州晶华药用玻璃有限公司 | 一种超声波玻璃熔炉炉底杂物收集装置 |
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