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JPH1156150A - 給餌設備 - Google Patents

給餌設備

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Publication number
JPH1156150A
JPH1156150A JP21614697A JP21614697A JPH1156150A JP H1156150 A JPH1156150 A JP H1156150A JP 21614697 A JP21614697 A JP 21614697A JP 21614697 A JP21614697 A JP 21614697A JP H1156150 A JPH1156150 A JP H1156150A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feeding
feed
route
vehicle
truck
Prior art date
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Granted
Application number
JP21614697A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3515680B2 (ja
Inventor
Yukifumi Yamanaka
山中  之史
Yasuo Irie
康夫 入江
Yasuo Fujii
保生 藤井
Toshiyuki Matsumoto
寿之 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP21614697A priority Critical patent/JP3515680B2/ja
Publication of JPH1156150A publication Critical patent/JPH1156150A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3515680B2 publication Critical patent/JP3515680B2/ja
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  • Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 給餌対象箇所に対して適切に飼料を供給する
ことができるものでありながら、家畜に悪影響を与える
おそれが少ない給餌設備を提供する。 【解決手段】 走行手段1により移動走行自在な給餌車
Vに、飼料を貯留する貯留手段と、この貯留手段に貯留
される飼料を機外に排出する飼料排出手段とが備えら
れ、この給餌車Vが設定経路Sに沿って走行しながら、
畜舎に沿って設けられた給餌対象箇所KTに飼料を排出
供給する給餌運転を行うように構成された給餌設備にお
いて、設定経路Sが、給餌対象箇所KTに対応する給餌
用経路部分S 2 、及び、この給餌用経路部分S2 とは異
なる位置で給餌対象箇所の終端部から給餌対象箇所の始
端部に至る迂回経路部分SUの夫々が一連に連なる循環
経路で構成され、給餌車Vが設定経路Sに沿って走行
し、且つ、給餌用経路部分S2 に沿って走行するときに
給餌運転を実行するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行手段により移
動走行自在な給餌車に、飼料を貯留する貯留手段と、こ
の貯留手段に貯留される飼料を機外に排出する飼料排出
手段とが備えられ、この給餌車が設定経路に沿って走行
しながら、畜舎に沿って設けられた給餌対象箇所に飼料
を排出供給する給餌運転を行うように構成された給餌設
備に関する。
【0002】
【従来の技術】上記給餌設備において、従来では、例え
ば特開昭54‐20878号公報に示されるように、前
記給餌車が前記給餌運転を行う場合、畜舎に沿う状態で
地上側に設定長さにわたって敷設されたレールに沿って
給餌車が移動走行するように構成して、レールの一端側
(畜舎外側)にて飼料を供給するとともに、レールに沿
って走行しながら給餌運転を行い、レールの他端側に達
すると、反対方向に移動して畜舎外側の元の位置に戻る
ように構成したものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の給餌設備に
おいては、給餌車が移動走行しながら畜舎に沿って設け
られた給餌対象箇所に飼料を排出供給するようになって
おり、このように飼料が供給されると、畜舎内にいる牛
等の家畜は、給餌車の通過した後にすぐにその飼料を食
べようとする。しかし、上記従来構成においては、レー
ルの他端側への移動走行に伴う給餌運転が終了して、レ
ールの他端側の端部に達すると、その後反対方向に移動
して戻ることになるが、そのとき、給餌運転時と同じ経
路上を走行することから、飼料を食べている家畜に対し
て、給餌車が近くを通過することになり、家畜が飼料を
食べるのを邪魔するおそれがある。このような運転状態
が繰り返し実行されると、家畜が飼料を食べる量が少な
くなる等、家畜の飼育状態に悪い影響を与えるおそれが
あり、この点で改善の余地があった。
【0004】本発明はかかる点に着目してなされたもの
であり、その目的は、給餌対象箇所に対して適切に飼料
を供給することができるものでありながら、家畜に悪影
響を与えるおそれが少ない給餌設備を提供する点にあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の特徴構
成によれば、設定経路が、給餌対象箇所に対応する給餌
用経路部分、及び、この給餌用経路部分とは異なる位置
で給餌対象箇所の終端部から給餌対象箇所の始端部に至
る迂回経路部分の夫々が一連に連なる循環経路で構成さ
れ、給餌車が設定経路に沿って走行し、且つ、給餌用経
路部分に沿って走行するときに給餌対象箇所に飼料を排
出供給する給餌運転を実行するように構成されている。
【0006】従って、給餌車は、給餌対象箇所に対応す
る給餌用経路部分に沿って走行しながら、給餌対象箇所
に飼料を排出供給することができ、給餌対象箇所の終端
部に至ると、その後は、給餌用経路部分とは異なる位置
に設けられた迂回経路部分に沿って走行して、給餌対象
箇所の始端部にまで走行して、次回の給餌運転に備える
ことができる。
【0007】その結果、給餌用経路部分に沿って走行す
るに伴って実行される給餌運転によって、適切に飼料供
給を行うことができるものでありながら、家畜が飼料を
食べているときに、飼料が供給された給餌対象箇所に近
接した箇所を走行して、家畜を怖がらせたり、家畜に接
触して傷をつけたりして、食餌の邪魔をすることがな
く、家畜の飼育状態等に悪い影響を与えるおそれが少な
いものとなる。
【0008】請求項2に記載の特徴構成によれば、請求
項1において、走行手段と飼料排出手段の作動を制御す
る制御手段が備えられ、制御手段は、設定経路に沿って
給餌車が自動走行するように走行手段の作動を制御する
とともに、給餌用経路部分に沿って走行するときに飼料
を自動で排出供給するように飼料排出手段の作動を制御
するように構成されている。
【0009】従って、家畜の飼育状態等に悪い影響を与
えるおそれが少ないものでありながら、給餌車が無人で
自動走行しながら給餌運転を行うことが可能であり、省
力化を図ることができる。
【0010】請求項3に記載の特徴構成によれば、請求
項2において、地上側に、設定経路に沿って誘導用指標
が付設され、給餌車に誘導用指標に対する車体横幅方向
の位置ずれ量を検出する横ズレ量検出手段が備えられ、
制御手段が、横ズレ量検出手段により検出される車体横
幅方向の位置ずれ量が小さくなるように、走行手段の走
行状態を制御することになる。
【0011】従って、給餌車は、誘導用指標に対する横
ズレ量が小さくなるように、即ち、誘導用指標に沿うよ
うに、誘導されながら走行することになり、給餌車を精
度よく設定経路に沿って自動走行させることができる。
【0012】請求項4に記載の特徴構成によれば、請求
項1〜3のいずれかにおいて、給餌車が手動操縦にて走
行操作可能に設けられるとともに、地上側に、設定経路
に沿って誘導用指標が付設され、給餌車に誘導用指標に
対する車体横幅方向の位置ずれ量を検出する横ズレ量検
出手段が備えられ、横ズレ量検出手段により検出される
車体横幅方向の位置ずれ量を表示する表示手段が備えら
れている。
【0013】給餌車が設定経路に沿って走行する際に、
横ズレ量検出手段にて誘導用指標に対する給餌車の車体
横幅方向の位置ずれ量が検出され、且つ、その位置ずれ
量が表示手段によって表示されるのである。
【0014】従って、給餌車を手動操縦する場合に、操
縦者は表示手段にて表示される位置ずれ量が小さくなる
ように操縦操作を行うことによって、給餌車を確実に設
定経路に沿わせるように移動走行させることができ、例
えば、給餌動作を開始するにあたって別の箇所から設定
経路上に移動する場合や、あるいは、手動操縦にて給餌
運転を行うような場合であっても、適正に設定経路に沿
わせる状態で給餌車を走行させることができる。
【0015】請求項5に記載の特徴構成によれば、請求
項1〜請求項4のいずれかにおいて、給餌車が、走行手
段としての自走車両と、貯留手段及び飼料排出手段を備
えた飼料供給部とで構成され、飼料供給部は、自走車両
にて牽引されて移動走行するように構成されている。
【0016】このように牽引式に構成すると、例えば、
設定経路が屈曲しているような場合であっても、旋回半
径が小さくできて、走行し易い利点があるとともに、農
用トラクタ等の既存の車両を有効利用して、給餌設備を
低コストで実現することが可能となる利点もある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る給餌設備につ
いて図面に基づいて説明する。図1に、給餌設備の全体
構成が示されている。この給餌設備は、給餌車Vが設定
経路Sに沿って走行しながら、牛舎(畜舎の一例)に沿
って設けられた給餌対象箇所KTに飼料を排出供給する
給餌運転を行うように構成されている。給餌車Vは、図
3に示すように、走行手段を構成する農用トラクタ1の
後部に飼料供給部を構成する給餌台車2が連結されて農
用トラクタ1により牽引される構成となっており、農用
トラクタ1は、後述するように、無人にて前記設定経路
Sに沿って誘導走行制御されるように構成されており、
又、手動操縦にて走行することもできるようになってい
る。
【0018】給餌車Vは、運転待機中は建物3に囲まれ
た位置で待機するようになっており、この建物3の内部
には、給餌車Vの飼料貯留部4(貯留手段の一例)に対
して、複数種類の飼料(穀類や養分補給用の濃厚飼料
等)を投入供給する第1飼料供給装置5が設けられ、待
機位置にある給餌車Vに対して飼料を投入できるように
なっている。又、前記建物3の外方側に、給餌車Vの飼
料貯留部4に対してサイレージ(牧草をサイロで醗酵さ
せたもの)を投入する第2飼料供給装置6が設けられて
いる。給餌車Vが移動走行する前記設定経路Sは、この
建物3の内外にわたって、前記待機位置から、第2飼料
供給装置6によるサイレージ供給位置を通り、給餌対象
箇所KTの始端部に至る往き経路部分S1 、給餌対象箇
所KTに対応する給餌用経路部分S2 、及び、往き経路
部分S1 とは異なる位置で給餌対象箇所KTの終端部か
ら待機位置に向かう戻り経路部分S3 の夫々が一連に連
なる循環経路で構成されている。往き経路部分S1 及び
戻り経路部分S3 の夫々は、給餌用経路部分S2 とは異
なる位置に設定されており、給餌された後に牛が飼料を
食べているときに、給餌車Vの走行により邪魔をしない
ようになっている。従って、往き経路部分S1 及び戻り
経路部分S3 により、給餌対象箇所の終端部から給餌対
象箇所の始端部に至る迂回経路部分SUを構成すること
になる。
【0019】前記給餌台車2は、図2に示すように、周
知構成の給餌用台車であり、その内部に、上方側が開口
された貯留手段としての飼料貯留部4が設けられ、この
飼料貯留部4の底部には複数のスクリューオーガ7が並
列配備され、投入された飼料を攪拌混合させることがで
きるように構成されている。尚、投入される飼料として
は、サイレージや穀類あるいは養分補給用の濃厚飼料等
がある。そして、このようにして攪拌混合された飼料を
横側に設けられた排出コンベア8(飼料排出手段に相当
する)により給餌対象箇所KTに排出させるように構成
され、排出コンベア8に対する飼料出口は油圧式の排出
シリンダ9にて操作される排出ゲート10にて開閉でき
るようになっている。尚、前記スクリューオーガ7は、
農用トラクタ1のPTO軸11により駆動され、排出コ
ンベア8は油圧式排出モータ12により駆動する構成と
なっている。前記排出コンベア8は、基端側の車体前後
方向に沿う軸芯X周りで上下揺動自在に設けられ、油圧
式の昇降シリンダ13により、横側外方に突出する飼料
排出位置と、車体内側に向けて上方揺動して引退する格
納位置とにわたって、姿勢切り換え自在に構成されてい
る。又、この排出コンベア8の下側には、給餌対象箇所
KTに供給された飼料を牛が食べるときに走行経路側に
はみ出たような場合に、このように、はみ出した飼料を
再度、給餌対象箇所KTへ掃き寄せるための掃き寄せ具
14が、排出コンベア8と連動して上下揺動すべく排出
コンベア8に一体的に支持される状態で設けられてい
る。
【0020】そして、給餌車Vは、農用トラクタ1の走
行動作並びに給餌台車2の給餌動作が自動制御される構
成となっている。具体的には、エンジンの始動/停止動
作、走行開始/停止動作が自動制御されるとともに、前
記設定経路Sに沿って無人で走行するように誘導制御さ
れる構成となっており、スクリューオーガ7、排出コン
ベア8、昇降シリンダ13の動作、排出ゲート10の開
閉動作が自動制御される構成となっている。又、このよ
うな給餌車Vの給餌運転の動作状態は、建物3の内部に
位置固定状態で設置された、つまり、給餌車Vの外部に
設置された管理装置15により管理する構成となってお
り、この管理装置15は給餌車Vとの間で無線モデム1
6を介して情報を通信可能に構成されている。
【0021】前記管理装置15は、図4に示すように、
給餌車Vだけでなく、外部装置Gとして、給餌車Vが通
過する建物3の出入口を開閉自在なシャッター装置1
7、前記第1飼料供給装置5、第2飼料供給装置6、及
び、建物3に設けられた換気扇18との間においても無
線モデム16を介して情報を通信可能に構成され、通信
される情報に基づいて夫々の動作を管理できるように構
成されている。
【0022】次に、給餌車Vの制御構成について詳述す
る。図5に示すように、給餌車Vには、エンジンを始動
させるエンジン始動装置19、エンジンを停止させるエ
ンジン停止装置20、車輪に対する伝動状態を入り切り
する走行クラッチ21、車体走行を制動させるブレーキ
装置22、左右に向き変更自在な左右前輪を操向操作す
る操向用電動モータ23、走行速度を変更自在な変速装
置24、前記PTO軸11への伝動状態を入り切りする
PTOクラッチ25、前記排出モータ12、前記排出シ
リンダ9、前記昇降シリンダ13の夫々の動作を制御す
るマイクロコンピュータからなる給餌車V側の制御手段
としての制御装置26が設けられている。又、給餌車V
には、誘導走行用の左右一対の磁界センサ27R,27
L、飼料貯留部4への飼料投入量を検出する為のロード
セル28、移動方向前方に障害物があるか否かを検出す
る障害物センサ29、及び、設定経路S中の地上側の適
宜箇所に設置されたタグ(位置識別用指標)30から無
線情報にて発信される位置識別情報に基づいて、給餌車
Vの位置を判別する位置センサ31が備えられ、これら
の検出情報が制御装置26に入力されるように構成され
ている。
【0023】制御装置26により動作が制御される各作
動装置に対する作動指令は、制御装置26の各出力端子
からリレー32を介して与えられる構成としてあり、こ
のリレー32は、制御装置26に接続された動作異常検
出装置33により制御プログラムの暴走等の動作異常が
検出された時には、前記各リレー32を切り換えて、各
作動装置を初期状態に復帰させるような信号が与えられ
るようになっている。又、動作異常時には、エンジン停
止装置20を作動させるようになっている。
【0024】前記管理装置15には、給餌車Vによる給
餌運転の動作状態を設定する入力手段を兼用するタッチ
パネルを備えたドットマトリクス液晶型の表示装置34
が設けられている。図6に表示装置34の初期画面が示
され、図7に給餌内容を調整するときの給餌調整画面、
図8に運転中の状態を示す運転画面を夫々示している。
作業管理者が給餌作業を開始するに際して、先ず、初期
画面から給餌調整画面に切り換えて、給餌調整画面にて
給餌の内容を調整する。つまり、キー入力部34aの操
作に基づいて、データ表示部34bの表示内容を確認し
ながら、複数の飼料の各投入量、飼料調整用のほぐし時
間、給餌開始時間、及び、飼料を掃き寄せる掃き寄せ運
転を実行する時間等を入力設定するようになっている。
尚、牛に対する給餌は、設定時間間隔をあけて1日に複
数回行うのが一般的であるから、4回分の各情報の設定
を行えるようになっている。そして、このように管理装
置15にて給餌用の管理情報が設定され、送信指令に基
づいて、その管理情報が給餌車V側に無線モデム16を
介して通信にて与えられることになる。給餌車Vに通信
が行われると、運転画面に切り換わり、この運転画面で
は、各種の設定内容が表示される。
【0025】給餌車V側では、管理装置15から送信さ
れる管理情報に基づいて、給餌運転を自動で実行するよ
うに制御が実行されるようになっている。尚、換気扇1
8の運転は、管理装置15にて適宜、実行されることに
なる。
【0026】次に、図10のフローチャートに基づい
て、制御装置26の制御動作について説明する。尚、給
餌車Vは非運転状態(待機状態)では、建物3に囲まれ
た所定位置で、エンジンが停止するとともに、タイマー
機能(時間管理機能)以外の全ての機能が停止している
所謂、スリープモードにて待機するようになっている
(ステップ1)。管理情報にて設定された給餌開始時間
よりも設定時間(20分間)だけ前の時間になると、給
餌車V側の制御装置26がエンジン始動装置19を作動
させてエンジンを始動させ(ステップ2,3)暖機運転
を行う。そして、給餌開始時間になると、管理装置15
が第1飼料供給装置5に作動指令を送信して、第1飼料
供給装置5を作動させる。このとき、制御装置26がロ
ードセル28の検出情報を管理装置15側に逐次通信し
ながら、設定された夫々の投入量になるように複数の飼
料を飼料貯留部4に順次投入するように作動が制御され
ることになる(ステップ4,5)。このとき、制御装置
26は、PTOクラッチ25をONさせてPTO軸11
を介してスクリューオーガ7を回転駆動させて、投入さ
れた飼料を攪拌混合させる(ステップ6)。又、管理装
置15は、給餌車Vの進行方向下手側に位置するシャッ
ター装置17を開作動させておく。
【0027】そして、飼料の投入が終了すると、給餌車
Vの走行を開始させて、前記設定経路Sに沿って誘導走
行させるのである(ステップ7,8)。尚、走行速度
は、1秒間当たり約30cm程度の低速で走行するよう
に変速装置24を調整することになる。
【0028】給餌車Vの誘導制御構成について説明す
る。給餌車Vの走行路面において前記設定経路Sに沿う
状態で電流が供給される誘導線35(誘導用指標の一
例)が設置されており、給餌車Vに設けられた左右一対
の磁界センサ27R,27Lにて誘導線35に供給され
る電流により形成される磁界の強さを検出するととも
に、各磁界センサ27R,27Lの検出値が同じになる
ように、即ち、各磁界センサ27R,27Lの左右中央
部に誘導線35が位置するように、操向用電動モータ2
3を作動させて誘導線35に沿って誘導走行されるよう
に操向制御が実行されるように構成されている。従っ
て、左右一対の磁界センサ27R,27Lが、誘導線3
5に対する車体横幅方向の位置ずれ量を検出する横ズレ
量検出手段を構成することになる。
【0029】尚、設定経路S中において、前記待機用の
所定位置、旋回経路箇所、第2飼料供給装置6の作用箇
所、建物3の入口部分、及び、給餌対象箇所KTではそ
の始端部から終端部に至るまでの間の設定間隔(5m)
おきに、夫々、前記タグ30が設置されており、各タグ
30の情報に対する位置センサ31の検出結果、即ち、
給餌車Vの現在位置が、管理装置15の表示装置34に
適宜、モニター表示されるようになっている(図7の
「1」〜「16」の表示位置参照)。
【0030】前記各磁界センサ27R,27Lの検出情
報は、農用トラクタ1の操縦部に設けられたインジケー
タ36にて表示する構成となっており、手動操縦にて運
転する場合に、例えば、塵埃や雪等により誘導線35が
目視できない状態であっても、誘導線35からの離間距
離情報を操縦者が判別できるようになっており、誘導線
35から大きくずれた場合であっても、その位置ずれを
適正に判別できるように構成されている。つまり、図9
に示すように、インジケータ36は、中央側から左右外
方側に向けて伸縮表示する左右一対のバーグラフにて表
示される構成となっており、位置ずれした方向のバーグ
ラフが位置ずれ量が大なるほど大きな値になるようにな
っている。このような表示形態になるように、左右各磁
界センサ27R,27Lの検出値SL ,SR に対して、
表示量を〔数1〕Δeの絶対値にて求めて、正負の符号
により左右を選択するようにしている。
【0031】
【数1】Δe=(SL −SR )/(SL +SR
【0032】このようにすると、図9(イ)に示すよう
な各磁界センサ27R,27Lと誘導線35との位置関
係、、の夫々に対して、表示状態が図9(ロ)に
示すように、位置ずれ状態が人間の感覚に適合した表示
状態になる。
【0033】そして、第2飼料供給装置6による作用位
置に達すると、給餌車Vを走行停止させるとともに、そ
の位置に達したことが管理装置15に通信されると、管
理装置15は第2飼料供給装置6を作動させて、ロード
セル28の検出情報に基づいて、飼料貯留部4に設定量
だけサイレージを投入供給することになる。投入が終了
すると、給餌対象箇所KTに向けて走行を開始する(ス
テップ9〜12)。
【0034】給餌対象箇所KTの始端位置に達すると、
排出シリンダ9にて排出ゲート10を開放させるととも
に、昇降シリンダ13にて排出コンベア8を格納位置か
ら飼料排出位置に切り換えて、排出モータ12による飼
料排出作動を開始させて、給餌対象箇所KTへの給餌作
動を実行しながら走行を継続して、給餌運転を実行する
(ステップ13,14)。この給餌運転において、位置
センサ31によるタグ30の検出情報に基づいて、5m
走行する毎に、ロードセル28の検出値を検出して、終
端部に達したときに飼料貯留部4内の飼料が無くなるよ
うに、変速装置24により走行速度を変更調節しながら
給餌供給量を調整するように制御する構成としている
(ステップ15)。給餌対象箇所KTの終端部に達する
と、排出モータ12の作動を停止するとともに、排出シ
リンダ9にて排出ゲート10を閉じ、昇降シリンダ13
にて排出コンベア8を格納位置に切り換えて、飼料排出
作動を停止する(ステップ16,17)。
【0035】飼料排出作動が終了して、給餌車Vが建物
3の入口部分に達したことが、管理装置15に通信され
ると、管理装置15はシャッター装置17を作動させて
開作動させる。給餌車Vが建物3内の待機用の所定位置
に達すると、走行を停止させるとともに、エンジンを停
止させて給餌運転を終了してスリープモードにて待機す
る(ステップ18,19)。
【0036】その後、掃き寄せ時間の20分前になると
エンジンを始動して暖機運転を開始し、掃き寄せ時間に
なると(ステップ2,3,20)、飼料を供給しない状
態でそのまま設定経路Sに沿って給餌車Vを走行させる
(ステップ21)。このとき、給餌対象箇所KTの始端
部に至ると、昇降シリンダ13にて排出コンベア8を格
納位置から飼料排出位置に切り換えて、排出コンベア8
の下方側に設けられた掃き寄せ具14により、給餌対象
箇所KTにて牛が食べるときに走行経路側にはみ出した
飼料を再度、給餌対象箇所KTへ掃き寄せる掃き寄せ運
転を実行する(ステップ22,23)。給餌対象箇所K
Tの終端部に至ると、昇降シリンダ13にて排出コンベ
ア8を格納位置に切り換えて、待機用の所定位置まで戻
りスリープモードにて待機する(ステップ24〜2
7)。
【0037】その後、予め設定された管理情報の時間管
理内容に基づいて、上述したような給餌運転、掃き寄せ
運転を適宜実行することになる。尚、給餌車Vが走行し
ているとき、障害物センサ29にて車体前方に障害物が
検出されると、走行を非常停止させるようになってい
る。
【0038】〔別実施形態〕 (1)上記実施形態では、給餌車が設定経路の全域にわ
たって自動走行するように制御する構成としたが、この
ような構成に代えて、手動操縦にて走行するようにして
よい。この場合、飼料排出動作は、位置判別情報にて自
動で切り換える構成でもよく、操作レバー等の手動指令
に基づいて作動を入り切りするようにしてもよい。
【0039】(2)上記実施形態では、給餌台車への飼
料供給を、給餌対象箇所と異なる箇所に設定し、迂回経
路部分として、往き経路部分と戻り経路部分とを有する
構成としたが、このような構成に代えて、給餌対象箇所
の終端部と始端部とを、給餌用経路部分と平行な直線状
の経路で接続して、その途中部に飼料供給位置を設定す
る等、要するに、迂回経路部分が給餌用経路部分とは異
なる位置に設けられる構成であればよく、設定経路の構
成は適宜変更して実施してもよい。
【0040】(3)上記実施形態では、横ズレ量検出手
段として、電流により形成される磁界の強さを検出する
磁界センサを用いたが、これに限らず、永久磁石からな
る磁気テープを敷設して、その磁界の強さを検出しても
よく、又、光の反射体を敷設して光の反射を利用して横
ズレ量を検出する構成等、各種の構成で横ズレを検出し
てもよい。
【0041】(4)上記実施形態では、電流が供給され
る誘導線35が設定経路Sに沿って敷設されて、左右一
対の磁界センサ27R,27Lによる磁界の検出情報に
基づいて、給餌車Vを誘導走行させるようにしたが、こ
のような構成に代えて、所謂GPS(Global−P
oSitioning−SyStem)(複数の人工衛
生からの無線信号に基づいて位置を測定するシステム)
を用いて、設定経路Sに沿うように給餌車Vを誘導走行
させる構成や、あるいは、誘導線35に代えて、磁気テ
ープを敷設して磁気検出情報に基づいて誘導走行させた
りする等、各種の誘導システムを利用することができ
る。
【0042】(5)上記実施形態では、家畜として牛の
場合を例示したが、本発明は、豚やその他の家畜に対す
る給餌設備としても適用できる。
【0043】(6)上記実施形態では、走行手段として
農用トラクタ1により給餌台車2を牽引する構成とした
が、給餌台車2自身に走行車輪等の走行装置を備えて自
走式に構成するものや、農用トラクタ1に代えて、電動
式移動車両等により牽引する構成等、各種の形態で実施
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】給餌設備の平面図
【図2】給餌台車の正面図
【図3】給餌台車の側面図
【図4】管理構成を示すブロック図
【図5】給餌車の制御ブロック図
【図6】表示装置34の初期画面を示す図
【図7】表示装置34の給餌調整画面を示す図
【図8】表示装置の運転画面を示す図
【図9】インジケータの動作を示す図
【図10】制御動作のフローチャート
【符号の説明】
1 走行手段 2 飼料供給部 4 貯留手段 8 飼料排出手段 26 制御手段 27R,27L 横ズレ量検出手段 35 誘導用指標 36 表示手段 KT 給餌対象箇所 S 設定経路 S2 給餌用経路部分 SU 迂回経路部分 V 給餌車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 寿之 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行手段により移動走行自在な給餌車
    に、 飼料を貯留する貯留手段と、この貯留手段に貯留される
    飼料を機外に排出する飼料排出手段とが備えられ、 この給餌車が設定経路に沿って走行しながら、畜舎に沿
    って設けられた給餌対象箇所に飼料を排出供給する給餌
    運転を行うように構成された給餌設備であって、 前記設定経路が、前記給餌対象箇所に対応する給餌用経
    路部分、及び、この給餌用経路部分とは異なる位置で前
    記給餌対象箇所の終端部から前記給餌対象箇所の始端部
    に至る迂回経路部分の夫々が一連に連なる循環経路で構
    成され、前記給餌車が前記設定経路に沿って走行し、且
    つ、前記給餌用経路部分に沿って走行するときに前記給
    餌運転を実行するように構成されている給餌設備。
  2. 【請求項2】 前記走行手段と前記飼料排出手段の作動
    を制御する制御手段が備えられ、 前記制御手段は、前記設定経路に沿って前記給餌車が自
    動走行するように前記走行手段の作動を制御するととも
    に、前記給餌用経路部分に沿って走行するときに飼料を
    自動で排出供給するように前記飼料排出手段の作動を制
    御するように構成されている請求項1記載の給餌設備。
  3. 【請求項3】 地上側に、前記設定経路に沿って誘導用
    指標が付設され、 前記給餌車に前記誘導用指標に対する車体横幅方向の位
    置ずれ量を検出する横ズレ量検出手段が備えられ、 前記制御手段は、 前記横ズレ量検出手段により検出される車体横幅方向の
    位置ずれ量が小さくなるように、走行手段の走行状態を
    制御するように構成されている請求項2記載の給餌設
    備。
  4. 【請求項4】 前記給餌車が手動操縦にて走行操作可能
    に設けられるとともに、地上側に、前記設定経路に沿っ
    て誘導用指標が付設され、 前記給餌車に前記誘導用指標に対する車体横幅方向の位
    置ずれ量を検出する横ズレ量検出手段が備えられ、前記
    横ズレ量検出手段により検出される車体横幅方向の位置
    ずれ量を表示する表示手段が備えられている請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の給餌設備。
  5. 【請求項5】 前記給餌車が、 前記走行手段としての自走車両と、前記貯留手段及び前
    記飼料排出手段を備えた飼料供給部とで構成され、 前記飼料供給部は、前記自走車両にて牽引されて移動走
    行するように構成されている請求項1〜4のいずれか1
    項に記載の給餌設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140104878A (ko) * 2013-04-26 2014-08-29 김동윤 축사용 이동식 사료 배합장비

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