JPH113990A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH113990A JPH113990A JP9102868A JP10286897A JPH113990A JP H113990 A JPH113990 A JP H113990A JP 9102868 A JP9102868 A JP 9102868A JP 10286897 A JP10286897 A JP 10286897A JP H113990 A JPH113990 A JP H113990A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor device
- gate
- gate electrode
- insulating film
- gate insulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Semiconductor Memories (AREA)
- Non-Volatile Memory (AREA)
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ゲート絶縁膜の薄膜化にともない、またゲー
ト絶縁膜に高誘電率材料を用いた場合に、ゲート電界の
増大によって、電流リークが大きくなり、素子特性を劣
化させていた。またゲート電界とドレイン電界とのオー
バラップにより短チャネル効果が生じていた。 【解決手段】 半導体基板11上にゲート絶縁膜12を介し
てゲート電極13が形成され、かつゲート電極13の両側に
おける半導体基板11に拡散層14、15が形成されている半
導体装置1 であって、ゲート絶縁膜12はゲート電極13よ
りもゲート長方向に短く形成され、ゲート長方向におけ
るゲート絶縁膜12の側方かつゲート電極13と半導体基板
11とに挟まれた領域で、かつ少なくともゲート電極13と
拡散層14,15とが平面視的にオーバラップする領域に、
空間21が形成されているものである。また空間21に誘電
体(図示省略)を埋め込んだものである。
ト絶縁膜に高誘電率材料を用いた場合に、ゲート電界の
増大によって、電流リークが大きくなり、素子特性を劣
化させていた。またゲート電界とドレイン電界とのオー
バラップにより短チャネル効果が生じていた。 【解決手段】 半導体基板11上にゲート絶縁膜12を介し
てゲート電極13が形成され、かつゲート電極13の両側に
おける半導体基板11に拡散層14、15が形成されている半
導体装置1 であって、ゲート絶縁膜12はゲート電極13よ
りもゲート長方向に短く形成され、ゲート長方向におけ
るゲート絶縁膜12の側方かつゲート電極13と半導体基板
11とに挟まれた領域で、かつ少なくともゲート電極13と
拡散層14,15とが平面視的にオーバラップする領域に、
空間21が形成されているものである。また空間21に誘電
体(図示省略)を埋め込んだものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に関する。
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の従来のゲート構造は、半導
体基板上にゲート絶縁膜を形成し、さらにその上にゲー
ト電極が形成されているものであり、上記ゲート電極の
下部側のゲート絶縁膜は単一種類の材料からなりかつゲ
ート電極下部の全面にわたって形成されているものであ
った。また従来のゲートの電界緩和構造としては、いわ
ゆるLDD(Lightly DopedDrain )構造があった。す
なわち、ゲート電極の両側における半導体基板に低濃度
の拡散層、いわゆるLDD(Lightly Doped Drain )を
介してソース・ドレインが形成されている構造である。
このLDD構造は、ゲート電極をマスクにして不純物を
ドーピング(例えばイオン注入)することにより、半導
体基板に低濃度の拡散層となるLDDを形成した後、ゲ
ート電極の両側にサイドウォールを形成する。このサイ
ドウォールは、例えばゲート長方向の長さが100nm
程度に形成される。その後、サイドウォールとゲート電
極とをマスクにして、不純物をドーピング(例えばイオ
ン注入)することにより、ゲート電極の両側における半
導体基板に上記LDDを介してソース・ドレインを形成
することにより形成される。
体基板上にゲート絶縁膜を形成し、さらにその上にゲー
ト電極が形成されているものであり、上記ゲート電極の
下部側のゲート絶縁膜は単一種類の材料からなりかつゲ
ート電極下部の全面にわたって形成されているものであ
った。また従来のゲートの電界緩和構造としては、いわ
ゆるLDD(Lightly DopedDrain )構造があった。す
なわち、ゲート電極の両側における半導体基板に低濃度
の拡散層、いわゆるLDD(Lightly Doped Drain )を
介してソース・ドレインが形成されている構造である。
このLDD構造は、ゲート電極をマスクにして不純物を
ドーピング(例えばイオン注入)することにより、半導
体基板に低濃度の拡散層となるLDDを形成した後、ゲ
ート電極の両側にサイドウォールを形成する。このサイ
ドウォールは、例えばゲート長方向の長さが100nm
程度に形成される。その後、サイドウォールとゲート電
極とをマスクにして、不純物をドーピング(例えばイオ
ン注入)することにより、ゲート電極の両側における半
導体基板に上記LDDを介してソース・ドレインを形成
することにより形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】半導体装置における素
子寸法の微細化の進展にともない、半導体装置の内部の
電界は高くなる方向にある。高電界が半導体装置の特性
に及ぼす悪い影響の一つとして、ゲート電界が引き起こ
す電流リーク(以下、GIDLという、GIDLはGate
Induced Drain Leakageの略)が、IEDM,(1987)T.Y.Cha
n,J.Chen,P.K.Koand C.Hu,p718-721 に報告されてい
る。
子寸法の微細化の進展にともない、半導体装置の内部の
電界は高くなる方向にある。高電界が半導体装置の特性
に及ぼす悪い影響の一つとして、ゲート電界が引き起こ
す電流リーク(以下、GIDLという、GIDLはGate
Induced Drain Leakageの略)が、IEDM,(1987)T.Y.Cha
n,J.Chen,P.K.Koand C.Hu,p718-721 に報告されてい
る。
【0004】図15に示すように、この電流リークは、
半導体装置101におけるゲート電極111と拡散層1
12との平面視的にみたオーバラップ領域Aおよびゲー
ト電極111と拡散層113との平面視的にみたオーバ
ラップ領域Bにおけるゲート絶縁膜114と半導体基板
115との界面近傍の半導体中において、ゲート電極1
11から発した電界が強くかかるためにキャリアがトン
ネルリークするという機構によって生じる。この電流リ
ークは、ゲート絶縁膜114が薄くなるにしたがって、
また、ゲート絶縁膜114の誘電率が高くなるにしたが
って、悪化する方向に大きくなることがわかっている。
半導体装置101におけるゲート電極111と拡散層1
12との平面視的にみたオーバラップ領域Aおよびゲー
ト電極111と拡散層113との平面視的にみたオーバ
ラップ領域Bにおけるゲート絶縁膜114と半導体基板
115との界面近傍の半導体中において、ゲート電極1
11から発した電界が強くかかるためにキャリアがトン
ネルリークするという機構によって生じる。この電流リ
ークは、ゲート絶縁膜114が薄くなるにしたがって、
また、ゲート絶縁膜114の誘電率が高くなるにしたが
って、悪化する方向に大きくなることがわかっている。
【0005】この電流リークを抑制する方法として、こ
の領域のゲート絶縁膜の厚さを局所的に厚くしてゲート
電界を小さくする構造が提案されている。この構造で
は、該当領域周辺の絶縁膜が例えばバーズビークによっ
て厚くなるという課題があり、微細化の流れに従うと、
いずれはゲート構造の作製が困難になる。
の領域のゲート絶縁膜の厚さを局所的に厚くしてゲート
電界を小さくする構造が提案されている。この構造で
は、該当領域周辺の絶縁膜が例えばバーズビークによっ
て厚くなるという課題があり、微細化の流れに従うと、
いずれはゲート構造の作製が困難になる。
【0006】また、半導体装置が電界効果トランジスタ
であって、ソース・ドレインにLDDを形成した構造で
は、LDDを形成するためにゲート電極の両側にサイド
ウォールを形成する必要がある。そのため、一部のホッ
トキャリアがサイドウォール中に滞留することにより、
素子が劣化するという問題が生じる。また、LDDの形
成領域が必要になるため、素子の微細化が阻害される。
であって、ソース・ドレインにLDDを形成した構造で
は、LDDを形成するためにゲート電極の両側にサイド
ウォールを形成する必要がある。そのため、一部のホッ
トキャリアがサイドウォール中に滞留することにより、
素子が劣化するという問題が生じる。また、LDDの形
成領域が必要になるため、素子の微細化が阻害される。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされた半導体装置およびその製造方法で
ある。
決するためになされた半導体装置およびその製造方法で
ある。
【0008】半導体装置は、半導体基板上にゲート絶縁
膜を介してゲート電極が形成され、かつこのゲート電極
の両側における半導体基板に拡散層が形成されている半
導体装置であって、上記ゲート絶縁膜はゲート電極より
もゲート長方向に短く形成され、ゲート長方向における
ゲート絶縁膜の側方にはゲート電極と半導体基板とに挟
まれた空間が少なくともゲート電極と拡散層とが平面視
的にオーバラップする領域に形成されているものであ
る。上記空間はゲート絶縁膜の厚さよりも厚さ方向に広
く形成されていることが好ましい。
膜を介してゲート電極が形成され、かつこのゲート電極
の両側における半導体基板に拡散層が形成されている半
導体装置であって、上記ゲート絶縁膜はゲート電極より
もゲート長方向に短く形成され、ゲート長方向における
ゲート絶縁膜の側方にはゲート電極と半導体基板とに挟
まれた空間が少なくともゲート電極と拡散層とが平面視
的にオーバラップする領域に形成されているものであ
る。上記空間はゲート絶縁膜の厚さよりも厚さ方向に広
く形成されていることが好ましい。
【0009】または、ゲート絶縁膜はゲート電極よりも
ゲート長方向に短く形成され、ゲート長方向におけるゲ
ート絶縁膜の側方でかつ上記ゲート電極と半導体基板と
に挟まれた領域で、かつ少なくともゲート電極と拡散層
とが平面視的にオーバラップする領域に、上記ゲート絶
縁膜の誘電率よりも低い誘電率を有する誘電体が形成さ
れているものである。上記誘電体はゲート絶縁膜の厚さ
よりも厚さ方向に厚く形成されていることが好ましい。
ゲート長方向に短く形成され、ゲート長方向におけるゲ
ート絶縁膜の側方でかつ上記ゲート電極と半導体基板と
に挟まれた領域で、かつ少なくともゲート電極と拡散層
とが平面視的にオーバラップする領域に、上記ゲート絶
縁膜の誘電率よりも低い誘電率を有する誘電体が形成さ
れているものである。上記誘電体はゲート絶縁膜の厚さ
よりも厚さ方向に厚く形成されていることが好ましい。
【0010】上記半導体装置では、ゲート電極と半導体
基板とに挟まれ、かつゲート電極と拡散層とが平面視的
にオーバラップする領域に、空間を設けたことから、ま
たはゲート絶縁膜の誘電率よりも低い誘電率を有する誘
電体を設けたことから、上記空間または上記誘電体を設
けた領域では上記ゲート絶縁膜よりも誘電率が低くな
る。したがって、空間または誘電体を設けた領域の電界
強度は低減されるのでトンネルリークの発生は低減され
る。また、空間をゲート絶縁膜よりも厚さ方向に広く形
成した構成、または誘電体をゲート絶縁膜よりも厚さ方
向に厚く形成した構成では、空間または誘電体を設けた
領域の電界強度はさらに低減されるのでトンネルリーク
の発生は大幅に低減される。さらに、LDDを形成する
必要がないため、素子の微細化が図れ、またそれにとも
なってサイドウォールを形成する必要がないため、ホッ
トキャリアの滞留による素子の劣化も無くなる。
基板とに挟まれ、かつゲート電極と拡散層とが平面視的
にオーバラップする領域に、空間を設けたことから、ま
たはゲート絶縁膜の誘電率よりも低い誘電率を有する誘
電体を設けたことから、上記空間または上記誘電体を設
けた領域では上記ゲート絶縁膜よりも誘電率が低くな
る。したがって、空間または誘電体を設けた領域の電界
強度は低減されるのでトンネルリークの発生は低減され
る。また、空間をゲート絶縁膜よりも厚さ方向に広く形
成した構成、または誘電体をゲート絶縁膜よりも厚さ方
向に厚く形成した構成では、空間または誘電体を設けた
領域の電界強度はさらに低減されるのでトンネルリーク
の発生は大幅に低減される。さらに、LDDを形成する
必要がないため、素子の微細化が図れ、またそれにとも
なってサイドウォールを形成する必要がないため、ホッ
トキャリアの滞留による素子の劣化も無くなる。
【0011】また、上記半導体装置において、空間上の
ゲート電極部分はゲート絶縁膜上のゲート電極部分と分
離空間または分離絶縁膜を介して分離されていてもよ
い。また拡散層のゲート電極側は低い濃度で形成されて
いてもよい。または空間下の半導体基板に、拡散層に接
続するのもで拡散層よりも低濃度の拡散層を形成しても
よい。または上記空間を設ける代わりにゲート絶縁膜よ
りも誘電率が低い誘電体を設けてもよい。
ゲート電極部分はゲート絶縁膜上のゲート電極部分と分
離空間または分離絶縁膜を介して分離されていてもよ
い。また拡散層のゲート電極側は低い濃度で形成されて
いてもよい。または空間下の半導体基板に、拡散層に接
続するのもで拡散層よりも低濃度の拡散層を形成しても
よい。または上記空間を設ける代わりにゲート絶縁膜よ
りも誘電率が低い誘電体を設けてもよい。
【0012】上記ゲート電極が分離された半導体装置で
は、ゲート絶縁膜上のゲート電極の電圧にかかわらず空
間(誘電体)上のゲート電極に任意の電圧を与えること
が可能になる。それによって、大きな電界緩和効果が得
られる。また低濃度の拡散層が形成された半導体装置で
は、空間(誘電体)の形成による電界緩和効果に加えて
低濃度拡散層による電界緩和効果が得られる。すなわ
ち、電界緩和効果がさらに大きくなる。
は、ゲート絶縁膜上のゲート電極の電圧にかかわらず空
間(誘電体)上のゲート電極に任意の電圧を与えること
が可能になる。それによって、大きな電界緩和効果が得
られる。また低濃度の拡散層が形成された半導体装置で
は、空間(誘電体)の形成による電界緩和効果に加えて
低濃度拡散層による電界緩和効果が得られる。すなわ
ち、電界緩和効果がさらに大きくなる。
【0013】半導体装置の製造方法は、半導体基板上に
ゲート絶縁膜を形成する工程と、ゲート絶縁膜上にゲー
ト電極を形成する工程と、ゲート電極の両側の半導体基
板に拡散層を形成する工程とを備えていて、上記ゲート
電極を形成した後に、ゲート絶縁膜をゲート電極よりも
ゲート長方向に短くなる状態に除去して、ゲート長方向
におけるゲート絶縁膜の側方にゲート電極と半導体基板
とに挟まれた空間を少なくともゲート電極と拡散層とが
平面視的にオーバラップする領域に形成するという方法
である。またゲート電極を形成した後で空間を形成する
前に、ゲート長方向のゲート絶縁膜の端部を加熱して、
ゲート絶縁膜の端部を厚くしてもよい。または、空間を
形成した後、ゲート電極表面を酸化して、その酸化部分
を除去することによりゲート絶縁膜よりの膜厚方向に広
い空間を形成してもよい。
ゲート絶縁膜を形成する工程と、ゲート絶縁膜上にゲー
ト電極を形成する工程と、ゲート電極の両側の半導体基
板に拡散層を形成する工程とを備えていて、上記ゲート
電極を形成した後に、ゲート絶縁膜をゲート電極よりも
ゲート長方向に短くなる状態に除去して、ゲート長方向
におけるゲート絶縁膜の側方にゲート電極と半導体基板
とに挟まれた空間を少なくともゲート電極と拡散層とが
平面視的にオーバラップする領域に形成するという方法
である。またゲート電極を形成した後で空間を形成する
前に、ゲート長方向のゲート絶縁膜の端部を加熱して、
ゲート絶縁膜の端部を厚くしてもよい。または、空間を
形成した後、ゲート電極表面を酸化して、その酸化部分
を除去することによりゲート絶縁膜よりの膜厚方向に広
い空間を形成してもよい。
【0014】または、上記空間を形成した後に、この空
間にゲート絶縁膜の誘電率よりも低い誘電率を有する誘
電体を埋め込むという方法である。
間にゲート絶縁膜の誘電率よりも低い誘電率を有する誘
電体を埋め込むという方法である。
【0015】上記半導体装置の製造方法では、ゲート電
極を形成した後に、ゲート絶縁膜をゲート電極よりもゲ
ート長方向に短くなる状態に除去して、ゲート長方向に
おけるゲート絶縁膜の側方にゲート電極と半導体基板と
に挟まれた空間をゲート電極と拡散層とが平面視的にオ
ーバラップする領域に形成することから、またはその空
間にゲート絶縁膜の誘電率よりも低い誘電率を有する誘
電体を設けたことから、上記空間または上記誘電体を設
けた領域では上記ゲート絶縁膜よりも誘電率が低くな
る。したがって、空間または誘電体を設けた領域の電界
強度は低減されるのでトンネルリークの発生は低減され
る。また、ゲート絶縁膜の膜厚よりも広い空間を形成す
る方法、ゲート絶縁膜の膜厚よりも厚い誘電体を形成す
る方法では、空間または誘電体を設けた領域の電界強度
はさらに低減されるのでトンネルリークの発生は大幅に
低減される。
極を形成した後に、ゲート絶縁膜をゲート電極よりもゲ
ート長方向に短くなる状態に除去して、ゲート長方向に
おけるゲート絶縁膜の側方にゲート電極と半導体基板と
に挟まれた空間をゲート電極と拡散層とが平面視的にオ
ーバラップする領域に形成することから、またはその空
間にゲート絶縁膜の誘電率よりも低い誘電率を有する誘
電体を設けたことから、上記空間または上記誘電体を設
けた領域では上記ゲート絶縁膜よりも誘電率が低くな
る。したがって、空間または誘電体を設けた領域の電界
強度は低減されるのでトンネルリークの発生は低減され
る。また、ゲート絶縁膜の膜厚よりも広い空間を形成す
る方法、ゲート絶縁膜の膜厚よりも厚い誘電体を形成す
る方法では、空間または誘電体を設けた領域の電界強度
はさらに低減されるのでトンネルリークの発生は大幅に
低減される。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態の一例を、
図1の概略構成図によって説明する。
図1の概略構成図によって説明する。
【0017】図1に示すように、半導体基板11上には
ゲート絶縁膜12が形成されている。このゲート絶縁膜
12上にはゲート長方向にこのゲート絶縁膜12よりも
長いゲート電極13が形成されている。言い換えれば、
上記ゲート絶縁膜12は上記ゲート電極13よりもゲー
ト長方向に短く形成されていることになる。そしてゲー
ト長方向におけるゲート絶縁膜12の側方にはゲート電
極13と半導体基板11とに挟まれた空間21が形成さ
れている。また上記ゲート電極13の両側における上記
半導体基板11には拡散層14と拡散層15とが形成さ
れている。そして上記空間21は、少なくとも上記ゲー
ト電極13と上記各拡散層14,15とが平面視的にオ
ーバラップする領域に形成されている。さらに上記空間
21は、真空雰囲気もしくは不活性雰囲気になってい
る。上記の如くに半導体装置1は構成されている。
ゲート絶縁膜12が形成されている。このゲート絶縁膜
12上にはゲート長方向にこのゲート絶縁膜12よりも
長いゲート電極13が形成されている。言い換えれば、
上記ゲート絶縁膜12は上記ゲート電極13よりもゲー
ト長方向に短く形成されていることになる。そしてゲー
ト長方向におけるゲート絶縁膜12の側方にはゲート電
極13と半導体基板11とに挟まれた空間21が形成さ
れている。また上記ゲート電極13の両側における上記
半導体基板11には拡散層14と拡散層15とが形成さ
れている。そして上記空間21は、少なくとも上記ゲー
ト電極13と上記各拡散層14,15とが平面視的にオ
ーバラップする領域に形成されている。さらに上記空間
21は、真空雰囲気もしくは不活性雰囲気になってい
る。上記の如くに半導体装置1は構成されている。
【0018】上記半導体装置1では、ゲート電極13と
半導体基板11とに挟まれ、かつゲート電極13と各拡
散層14,15とが平面視的にオーバラップする領域
に、空間21を設けたことから、上記空間21を設けた
領域では上記ゲート絶縁膜12よりも誘電率が低くな
る。したがって、その領域の電界強度は低減されるので
トンネルリークの発生は低減される。さらに、従来のよ
うにLDDを形成する必要がないため、素子の微細化が
図れ、またそれにともなってサイドウォールを形成する
必要がないため、ホットキャリアの滞留による素子の劣
化も無くなる。
半導体基板11とに挟まれ、かつゲート電極13と各拡
散層14,15とが平面視的にオーバラップする領域
に、空間21を設けたことから、上記空間21を設けた
領域では上記ゲート絶縁膜12よりも誘電率が低くな
る。したがって、その領域の電界強度は低減されるので
トンネルリークの発生は低減される。さらに、従来のよ
うにLDDを形成する必要がないため、素子の微細化が
図れ、またそれにともなってサイドウォールを形成する
必要がないため、ホットキャリアの滞留による素子の劣
化も無くなる。
【0019】ここで図2に示すGIDLの解析モデルの
説明図によって、GIDLの簡単な解析モデルを示す。
なお、下記に説明における各構成部品に付した符号は前
記図1に示した符号に基づく。
説明図によって、GIDLの簡単な解析モデルを示す。
なお、下記に説明における各構成部品に付した符号は前
記図1に示した符号に基づく。
【0020】GIDLに起因したドレインリーク電流I
d は、半導体基板11とゲート絶縁膜12との界面にお
ける表面電界強度Es を用いて、以下のように表され
る。
d は、半導体基板11とゲート絶縁膜12との界面にお
ける表面電界強度Es を用いて、以下のように表され
る。
【0021】
【数1】
【0022】ただし、A、Bはそれぞれ定数である。上
記(1)式は、表面電界強度Es が小さいほどドレイン
リーク電流Id を小さく抑えられることを示している。
また、表面電界強度Es は、ゲート・ドレイン間電圧V
gd、ゲート絶縁膜12の膜厚toxおよびゲート絶縁膜1
2の比誘電率εox、半導体基板11の比誘電率εs を用
いると以下のように表される。なお、比誘電率は通常
(3)式左辺のように表すが、この明細書中では(3)
式右辺のようにεと表記する。
記(1)式は、表面電界強度Es が小さいほどドレイン
リーク電流Id を小さく抑えられることを示している。
また、表面電界強度Es は、ゲート・ドレイン間電圧V
gd、ゲート絶縁膜12の膜厚toxおよびゲート絶縁膜1
2の比誘電率εox、半導体基板11の比誘電率εs を用
いると以下のように表される。なお、比誘電率は通常
(3)式左辺のように表すが、この明細書中では(3)
式右辺のようにεと表記する。
【0023】
【数2】
【0024】
【数3】
【0025】ただし、Vbendはゲート電界に起因した半
導体バンド曲がりであり、この値が半導体基板11の禁
制帯幅Eg を超えた時点でトンネルリークが発生する。
そこでリーク電流の解析には、通常、Vbend≒Eg ≒
1.2Vを代入して上記(2)式を計算する。上記半導
体装置1では、ゲート電極13に対して各拡散層14,
15がオーバラップしている領域を空間21とすること
によって比誘電率εoxを低くしている。その結果、上記
(2)式におけるεox/εs の項の値が小さくなり、表
面電界強度Es を小さくすることができる。
導体バンド曲がりであり、この値が半導体基板11の禁
制帯幅Eg を超えた時点でトンネルリークが発生する。
そこでリーク電流の解析には、通常、Vbend≒Eg ≒
1.2Vを代入して上記(2)式を計算する。上記半導
体装置1では、ゲート電極13に対して各拡散層14,
15がオーバラップしている領域を空間21とすること
によって比誘電率εoxを低くしている。その結果、上記
(2)式におけるεox/εs の項の値が小さくなり、表
面電界強度Es を小さくすることができる。
【0026】上記半導体装置1の構造を適宜設計するこ
とによって、GIDLに起因したリーク電流を、他の要
因(例えば素子分離LOCOS周辺部のPN接合におけ
る生成再結合電流もしくは拡散電流)に起因したリーク
電流以下に抑制する効果のモデルを以下に説明する。
とによって、GIDLに起因したリーク電流を、他の要
因(例えば素子分離LOCOS周辺部のPN接合におけ
る生成再結合電流もしくは拡散電流)に起因したリーク
電流以下に抑制する効果のモデルを以下に説明する。
【0027】定量的には、ゲート絶縁膜13が酸化シリ
コン膜(SiO2 膜)で形成されている場合にはその比
誘電率はεox≒4である。それに対して、空間21を例
えば空気に置き換えた場合にはその比誘電率はεox≒1
になる。したがって、上記(2)式に従うと、toxおよ
びVgd−Vbendが一定の条件下で、表面電界強度Esを
およそ1/4にする効果がある。これはゲート絶縁膜1
2の膜厚toxを4倍にしたのと同等の効果になる。
コン膜(SiO2 膜)で形成されている場合にはその比
誘電率はεox≒4である。それに対して、空間21を例
えば空気に置き換えた場合にはその比誘電率はεox≒1
になる。したがって、上記(2)式に従うと、toxおよ
びVgd−Vbendが一定の条件下で、表面電界強度Esを
およそ1/4にする効果がある。これはゲート絶縁膜1
2の膜厚toxを4倍にしたのと同等の効果になる。
【0028】その結果、図3のドレイン接合リーク電流
Id (自然対数で示す)とドレイン電圧Vd との関係図
の実線で示すように、ドレイン電圧Vd を高くしてもド
レイン接合リーク電流Id はほぼ一定に保たれる。な
お、図において、破線は従来の半導体装置の場合の電流
−電圧の関係を示し、実線は前記図1によって説明した
半導体装置1の構造における電流−電圧の関係を示して
いる。またゲート電圧は0Vとした。
Id (自然対数で示す)とドレイン電圧Vd との関係図
の実線で示すように、ドレイン電圧Vd を高くしてもド
レイン接合リーク電流Id はほぼ一定に保たれる。な
お、図において、破線は従来の半導体装置の場合の電流
−電圧の関係を示し、実線は前記図1によって説明した
半導体装置1の構造における電流−電圧の関係を示して
いる。またゲート電圧は0Vとした。
【0029】次に、この構造の短チャネル効果抑制に関
して説明する。短チャネル効果は、ソース(例えば拡散
層14)もしくはドレイン(例えば拡散層15)から延
びる電界がゲート絶縁膜12の下部のゲート電界が強く
かかっている領域まで強く延びている場合に、その電界
が重複した領域においてゲート電極13の制御によって
意図した以上の電界がかかることによる効果であり、し
きい値電圧の低下などが問題になる。
して説明する。短チャネル効果は、ソース(例えば拡散
層14)もしくはドレイン(例えば拡散層15)から延
びる電界がゲート絶縁膜12の下部のゲート電界が強く
かかっている領域まで強く延びている場合に、その電界
が重複した領域においてゲート電極13の制御によって
意図した以上の電界がかかることによる効果であり、し
きい値電圧の低下などが問題になる。
【0030】半導体装置1の構造においては、ゲート電
界が強くかかる領域(ゲート絶縁膜12の直下の半導体
基板11の上層の領域)がソース・ドレイン(拡散層1
4,15)から適宜離れているため、先に問題とした電
界重複領域が小さくなっている。そのため、短チャネル
効果が低減されることになる。
界が強くかかる領域(ゲート絶縁膜12の直下の半導体
基板11の上層の領域)がソース・ドレイン(拡散層1
4,15)から適宜離れているため、先に問題とした電
界重複領域が小さくなっている。そのため、短チャネル
効果が低減されることになる。
【0031】また空間21を設けたことは、その部分で
のゲート絶縁膜12の膜厚が厚くなたのとほぼ同等の効
果を奏する。これがソース・ドレイン(またはLDD)
となる拡散層14,15の近傍での電界が緩和されたの
と同様の効果となり、チャネル長が短くなった構成にお
いて、短チャネル効果によるロール−オフ効果が緩和さ
れるので、スレッシュホールド電圧の低下を抑制するこ
とができる。このことは、チャネル長が短いトランジス
タまでスレッシュホールド電圧が変動無く使えることに
なり、さらなる微細化を行うのに有利となる。さらにゲ
ート絶縁膜12の端部の誘電率が低くなるので、上記説
明したように電界が緩和され、ホットキャリアに対する
信頼性が高まる。
のゲート絶縁膜12の膜厚が厚くなたのとほぼ同等の効
果を奏する。これがソース・ドレイン(またはLDD)
となる拡散層14,15の近傍での電界が緩和されたの
と同様の効果となり、チャネル長が短くなった構成にお
いて、短チャネル効果によるロール−オフ効果が緩和さ
れるので、スレッシュホールド電圧の低下を抑制するこ
とができる。このことは、チャネル長が短いトランジス
タまでスレッシュホールド電圧が変動無く使えることに
なり、さらなる微細化を行うのに有利となる。さらにゲ
ート絶縁膜12の端部の誘電率が低くなるので、上記説
明したように電界が緩和され、ホットキャリアに対する
信頼性が高まる。
【0032】このような場合には、図4に示すように、
拡散層14,15を形成するイオン注入を、ゲート電極
13を陰にしたいわゆる斜めイオン注入を行うことによ
って、拡散層14(ソース拡散層)からゲート電界が強
くかかる領域16(2点鎖線で示す部分)までの距離を
小さくすることが可能である。ただし、この場合は、同
時に形成される各トランジスタのソースがゲートに対し
て同一方向に設計されている必要がある。
拡散層14,15を形成するイオン注入を、ゲート電極
13を陰にしたいわゆる斜めイオン注入を行うことによ
って、拡散層14(ソース拡散層)からゲート電界が強
くかかる領域16(2点鎖線で示す部分)までの距離を
小さくすることが可能である。ただし、この場合は、同
時に形成される各トランジスタのソースがゲートに対し
て同一方向に設計されている必要がある。
【0033】次に上記半導体装置1の構成を不揮発性半
導体記憶装置に応用した構成例を図5によって説明す
る。この図5では、前記図1によって説明した構成部品
と同様のものには同一符号を付して示す。
導体記憶装置に応用した構成例を図5によって説明す
る。この図5では、前記図1によって説明した構成部品
と同様のものには同一符号を付して示す。
【0034】図5に示すように、半導体装置2は、前記
図1によって説明したのと同様に、半導体基板11上に
はゲート絶縁膜12が形成され、さらにフローティング
ゲート31(図1のゲート電極13に相当)が形成され
ている。そして上記ゲート絶縁膜12は上記フローティ
ングゲート31よりもゲート長方向に短く形成されてい
て、ゲート長方向におけるゲート絶縁膜12の側方には
フローティングゲート31と半導体基板11とに挟まれ
た空間21が形成されている。また上記フローティング
ゲート31の両側における上記半導体基板11には拡散
層14と拡散層15とが形成されている。そして上記空
間21は、少なくとも上記フローティングゲート31と
上記各拡散層14,15とが平面視的にオーバラップす
る領域に形成されている。さらに上記空間21は、真空
雰囲気もしくは不活性雰囲気になっている。さらに本半
導体装置2には、上記フローティングゲート31上に絶
縁体膜32が形成され、さらにコントロールゲート33
が形成されている。上記の如くに半導体装置2は構成さ
れている。
図1によって説明したのと同様に、半導体基板11上に
はゲート絶縁膜12が形成され、さらにフローティング
ゲート31(図1のゲート電極13に相当)が形成され
ている。そして上記ゲート絶縁膜12は上記フローティ
ングゲート31よりもゲート長方向に短く形成されてい
て、ゲート長方向におけるゲート絶縁膜12の側方には
フローティングゲート31と半導体基板11とに挟まれ
た空間21が形成されている。また上記フローティング
ゲート31の両側における上記半導体基板11には拡散
層14と拡散層15とが形成されている。そして上記空
間21は、少なくとも上記フローティングゲート31と
上記各拡散層14,15とが平面視的にオーバラップす
る領域に形成されている。さらに上記空間21は、真空
雰囲気もしくは不活性雰囲気になっている。さらに本半
導体装置2には、上記フローティングゲート31上に絶
縁体膜32が形成され、さらにコントロールゲート33
が形成されている。上記の如くに半導体装置2は構成さ
れている。
【0035】上記半導体装置2でも、空間21を設けた
ことによって、前記説明した半導体装置1と同様に、電
流リークの低減、短チャネル効果の低減という作用が得
られる。
ことによって、前記説明した半導体装置1と同様に、電
流リークの低減、短チャネル効果の低減という作用が得
られる。
【0036】次に本発明の半導体装置に係わる第2実施
形態の一例を、図6の概略構成図によって説明する。こ
の図6では、前記図1によって説明した構成部品と同様
のものには同一符号を付して示す。
形態の一例を、図6の概略構成図によって説明する。こ
の図6では、前記図1によって説明した構成部品と同様
のものには同一符号を付して示す。
【0037】図6に示すように、半導体基板11上には
ゲート絶縁膜12が形成されている。このゲート絶縁膜
12上にはゲート長方向にこのゲート絶縁膜12よりも
長いゲート電極13が形成されている。言い換えれば、
上記ゲート絶縁膜12は上記ゲート電極13よりもゲー
ト長方向に短く形成されていることになる。そしてゲー
ト長方向におけるゲート絶縁膜12の側方にはゲート電
極13と半導体基板11とに挟まれた空間21が形成さ
れている。この上記空間21は、例えばゲート長方向に
50nm程度の長さで形成され、真空雰囲気もしくは不
活性雰囲気になっている。また上記ゲート電極13の両
側における上記半導体基板11には拡散層14と拡散層
15とが形成されている。各拡散層14,15は上記ゲ
ート電極13と平面視的にオーバラップしない状態に形
成されている。上記の如くに半導体装置3は構成されて
いる。なお、上記空間21のゲート長方向の長さは上記
値に限定されることなく、適宜選択される。
ゲート絶縁膜12が形成されている。このゲート絶縁膜
12上にはゲート長方向にこのゲート絶縁膜12よりも
長いゲート電極13が形成されている。言い換えれば、
上記ゲート絶縁膜12は上記ゲート電極13よりもゲー
ト長方向に短く形成されていることになる。そしてゲー
ト長方向におけるゲート絶縁膜12の側方にはゲート電
極13と半導体基板11とに挟まれた空間21が形成さ
れている。この上記空間21は、例えばゲート長方向に
50nm程度の長さで形成され、真空雰囲気もしくは不
活性雰囲気になっている。また上記ゲート電極13の両
側における上記半導体基板11には拡散層14と拡散層
15とが形成されている。各拡散層14,15は上記ゲ
ート電極13と平面視的にオーバラップしない状態に形
成されている。上記の如くに半導体装置3は構成されて
いる。なお、上記空間21のゲート長方向の長さは上記
値に限定されることなく、適宜選択される。
【0038】上記半導体装置3では、前記半導体装置1
と同様に、ゲート電極13と半導体基板11とに挟まれ
た領域に空間21を設けたことから、上記空間21を設
けた領域では上記ゲート絶縁膜12よりも誘電率が低く
なる。したがって、その領域の電界強度は低減されるの
でトンネルリークの発生は低減される。しかも各拡散層
14,15は上記ゲート電極13と平面視的にオーバラ
ップしない状態に形成されていることから、さらに前記
半導体装置1よりも大きな電界緩和効果が得られる。ま
た、従来のようにLDDを形成する必要がないため、素
子の微細化が図れ、またそれにともなってサイドウォー
ルを形成する必要がないため、ホットキャリアの滞留に
よる素子の劣化も無くなる。
と同様に、ゲート電極13と半導体基板11とに挟まれ
た領域に空間21を設けたことから、上記空間21を設
けた領域では上記ゲート絶縁膜12よりも誘電率が低く
なる。したがって、その領域の電界強度は低減されるの
でトンネルリークの発生は低減される。しかも各拡散層
14,15は上記ゲート電極13と平面視的にオーバラ
ップしない状態に形成されていることから、さらに前記
半導体装置1よりも大きな電界緩和効果が得られる。ま
た、従来のようにLDDを形成する必要がないため、素
子の微細化が図れ、またそれにともなってサイドウォー
ルを形成する必要がないため、ホットキャリアの滞留に
よる素子の劣化も無くなる。
【0039】次に本発明の半導体装置に係わる第3実施
形態の一例を、図7の概略構成図によって説明する。こ
の図7では、前記図1および図6によって説明した構成
部品と同様のものには同一符号を付して示す。
形態の一例を、図7の概略構成図によって説明する。こ
の図7では、前記図1および図6によって説明した構成
部品と同様のものには同一符号を付して示す。
【0040】図7に示すように、半導体装置4は、前記
図6によって説明した半導体装置3において、空間21
上のゲート電極部分13(13s)はゲート絶縁膜12
上のゲート電極部分13(13c)と分離空間25を介
して分離されている。その結果、上記ゲート電極部分1
3(13s)はアクティブ領域上では浮いた状態になっ
ているが、アクティブ領域の側周を囲むフィールド領域
(図示省略)で支持することにより、上記構成が可能に
なる。上記分離空間25は、例えばゲート長方向の長さ
が20nm〜30nm程度に形成され、真空雰囲気また
は不活性なガス雰囲気になっている。または分離空間2
5の代わりに分離絶縁膜(図示省略)が形成されていて
もよい。この分離絶縁膜は、ゲート絶縁膜よりも誘電率
が低い材料で形成されることが好ましい。また、上記説
明した以外の他の構成部品である、半導体基板11、ゲ
ート絶縁膜12、拡散層14、拡散層15等は前記半導
体装置3と同様の構成である。上記の如くに半導体装置
4は構成されている。なお、上記空間21のゲート長方
向の長さは上記値に限定されることなく、適宜選択され
る。
図6によって説明した半導体装置3において、空間21
上のゲート電極部分13(13s)はゲート絶縁膜12
上のゲート電極部分13(13c)と分離空間25を介
して分離されている。その結果、上記ゲート電極部分1
3(13s)はアクティブ領域上では浮いた状態になっ
ているが、アクティブ領域の側周を囲むフィールド領域
(図示省略)で支持することにより、上記構成が可能に
なる。上記分離空間25は、例えばゲート長方向の長さ
が20nm〜30nm程度に形成され、真空雰囲気また
は不活性なガス雰囲気になっている。または分離空間2
5の代わりに分離絶縁膜(図示省略)が形成されていて
もよい。この分離絶縁膜は、ゲート絶縁膜よりも誘電率
が低い材料で形成されることが好ましい。また、上記説
明した以外の他の構成部品である、半導体基板11、ゲ
ート絶縁膜12、拡散層14、拡散層15等は前記半導
体装置3と同様の構成である。上記の如くに半導体装置
4は構成されている。なお、上記空間21のゲート長方
向の長さは上記値に限定されることなく、適宜選択され
る。
【0041】一方、図1によって説明したのと同様に、
上記半導体装置4が、拡散層14,15と上記ゲート電
極13とが平面視的にオーバラップする状態に形成され
ている構成では、上記空間21は、少なくとも上記ゲー
ト電極13と上記各拡散層14,15とが平面視的にオ
ーバラップする領域に形成されていることが好ましい。
上記半導体装置4が、拡散層14,15と上記ゲート電
極13とが平面視的にオーバラップする状態に形成され
ている構成では、上記空間21は、少なくとも上記ゲー
ト電極13と上記各拡散層14,15とが平面視的にオ
ーバラップする領域に形成されていることが好ましい。
【0042】上記半導体装置4では、前記半導体装置3
と同様の作用が得られるとともに、上記ゲート電極13
がゲート絶縁膜12上のゲート電極部分13cと空間2
1上のゲート電極部分13sとに分離されていることか
ら、ゲート絶縁膜12上のゲート電極部分13cの電圧
にかかわらず空間21上のゲート電極部分13sに任意
の電圧を与えることが可能になる。そのため、前記半導
体装置3よりも電界緩和効果が大きくなる。
と同様の作用が得られるとともに、上記ゲート電極13
がゲート絶縁膜12上のゲート電極部分13cと空間2
1上のゲート電極部分13sとに分離されていることか
ら、ゲート絶縁膜12上のゲート電極部分13cの電圧
にかかわらず空間21上のゲート電極部分13sに任意
の電圧を与えることが可能になる。そのため、前記半導
体装置3よりも電界緩和効果が大きくなる。
【0043】次に本発明の半導体装置に係わる第3実施
形態の一例を、図8の概略構成図によって説明する。こ
の図8では、前記図1および図6によって説明した構成
部品と同様のものには同一符号を付して示す。
形態の一例を、図8の概略構成図によって説明する。こ
の図8では、前記図1および図6によって説明した構成
部品と同様のものには同一符号を付して示す。
【0044】図8に示すように、半導体装置5は、前記
図6によって説明した半導体装置3において、拡散層1
4のゲート電極13側が低い濃度の拡散層、すなわちL
DD(Lightly Doped Drain )16で形成されていて、
また拡散層15のゲート電極13側が同様に低い濃度の
拡散層であるLDD17で形成されているものである。
したがって、上記拡散層14はLDD16とそれよりも
高い濃度のソース・ドレイン18とからなり、上記拡散
層15はLDD17とそれよりも高い濃度のソース・ド
レイン19とからなる。また、上記説明した以外の他の
構成部品である、他の構成部品の半導体基板11、ゲー
ト絶縁膜12、ゲート電極13、空間21等は前記半導
体装置3と同様の構成である。この空間21は、例えば
ゲート長方向に50nm程度の長さで形成され、真空雰
囲気または不活性なガス雰囲気になっている。上記の如
くに半導体装置5は構成されている。なお、上記空間2
1のゲート長方向の長さは上記値に限定されることな
く、適宜選択される。
図6によって説明した半導体装置3において、拡散層1
4のゲート電極13側が低い濃度の拡散層、すなわちL
DD(Lightly Doped Drain )16で形成されていて、
また拡散層15のゲート電極13側が同様に低い濃度の
拡散層であるLDD17で形成されているものである。
したがって、上記拡散層14はLDD16とそれよりも
高い濃度のソース・ドレイン18とからなり、上記拡散
層15はLDD17とそれよりも高い濃度のソース・ド
レイン19とからなる。また、上記説明した以外の他の
構成部品である、他の構成部品の半導体基板11、ゲー
ト絶縁膜12、ゲート電極13、空間21等は前記半導
体装置3と同様の構成である。この空間21は、例えば
ゲート長方向に50nm程度の長さで形成され、真空雰
囲気または不活性なガス雰囲気になっている。上記の如
くに半導体装置5は構成されている。なお、上記空間2
1のゲート長方向の長さは上記値に限定されることな
く、適宜選択される。
【0045】上記半導体装置5では、前記半導体装置3
と同様の作用が得られるとともに、低濃度の拡散層とな
るLDD16,17が形成されていることから、空間2
1の形成による電界緩和効果に加えてLDD16,17
による電界緩和効果が得られる。すなわち、前記半導体
装置3よりも電界緩和効果がさらに大きくなる。
と同様の作用が得られるとともに、低濃度の拡散層とな
るLDD16,17が形成されていることから、空間2
1の形成による電界緩和効果に加えてLDD16,17
による電界緩和効果が得られる。すなわち、前記半導体
装置3よりも電界緩和効果がさらに大きくなる。
【0046】次に本発明の半導体装置に係わる第4実施
形態の一例を、図9の概略構成図によって説明する。こ
の図9では、前記図1および図8によって説明した構成
部品と同様のものには同一符号を付して示す。
形態の一例を、図9の概略構成図によって説明する。こ
の図9では、前記図1および図8によって説明した構成
部品と同様のものには同一符号を付して示す。
【0047】図9に示すように、半導体装置6は、前記
図1によって説明した半導体装置1において、空間21
下の半導体基板11に拡散層14に接続するのもでこの
拡散層14よりも低濃度の拡散層であるLDD16が形
成されていて、かつ一方の空間21下の半導体基板11
に拡散層15に接続するのもでこの拡散層15よりも低
濃度の拡散層であるLDD17が形成されているもので
ある。したがって、上記拡散層14はLDD16とそれ
よりも高い濃度のソース・ドレイン18とからなり、上
記拡散層15はLDD17とそれよりも高い濃度のソー
ス・ドレイン19とからなる。また、上記説明した以外
の他の構成部品である、半導体基板11、ゲート絶縁膜
12、ゲート電極13、空間21等は前記半導体装置1
と同様の構成である。この空間21は、例えばゲート長
方向に50nm程度の長さで形成され、真空雰囲気また
は不活性なガス雰囲気になっている。上記の如くに半導
体装置6は構成されている。なお、上記空間21のゲー
ト長方向の長さは上記値に限定されることなく、適宜選
択される。
図1によって説明した半導体装置1において、空間21
下の半導体基板11に拡散層14に接続するのもでこの
拡散層14よりも低濃度の拡散層であるLDD16が形
成されていて、かつ一方の空間21下の半導体基板11
に拡散層15に接続するのもでこの拡散層15よりも低
濃度の拡散層であるLDD17が形成されているもので
ある。したがって、上記拡散層14はLDD16とそれ
よりも高い濃度のソース・ドレイン18とからなり、上
記拡散層15はLDD17とそれよりも高い濃度のソー
ス・ドレイン19とからなる。また、上記説明した以外
の他の構成部品である、半導体基板11、ゲート絶縁膜
12、ゲート電極13、空間21等は前記半導体装置1
と同様の構成である。この空間21は、例えばゲート長
方向に50nm程度の長さで形成され、真空雰囲気また
は不活性なガス雰囲気になっている。上記の如くに半導
体装置6は構成されている。なお、上記空間21のゲー
ト長方向の長さは上記値に限定されることなく、適宜選
択される。
【0048】上記半導体装置6では、前記半導体装置1
と同様の作用が得られるとともに、低濃度の拡散層とな
るLDD16,17が形成されていることから、空間2
1の形成による電界緩和効果に加えてLDD16,17
による電界緩和効果が得られる。すなわち、前記半導体
装置1よりも電界緩和効果がさらに大きくなる。
と同様の作用が得られるとともに、低濃度の拡散層とな
るLDD16,17が形成されていることから、空間2
1の形成による電界緩和効果に加えてLDD16,17
による電界緩和効果が得られる。すなわち、前記半導体
装置1よりも電界緩和効果がさらに大きくなる。
【0049】次に本発明の半導体装置に係わる第6実施
形態の一例を、図10の概略構成図によって説明する。
この図10では、前記図1によって説明した構成部品と
同様のものには同一符号を付して示す。
形態の一例を、図10の概略構成図によって説明する。
この図10では、前記図1によって説明した構成部品と
同様のものには同一符号を付して示す。
【0050】図10に示すように、半導体装置7は、前
記図1によって説明した半導体装置1の空間21が膜厚
方向に広く形成されているものである。すなわち、半導
体基板11上にはゲート絶縁膜12が形成され、このゲ
ート絶縁膜12上にはゲート長方向にこのゲート絶縁膜
12よりも長いゲート電極13が形成されている。そし
てゲート長方向におけるゲート絶縁膜12の側方にはゲ
ート電極13と半導体基板11とに挟まれた空間23が
形成されている。この空間23は、ゲート絶縁膜12の
厚さ方向にこのゲート絶縁膜12の厚さよりも広く形成
されている。また上記ゲート電極13の両側における上
記半導体基板11には拡散層14と拡散層15とが形成
されている。そして上記空間23は、少なくとも上記ゲ
ート電極13と上記各拡散層14,15とが平面視的に
オーバラップする領域に形成されている。さらに上記空
間23は、真空雰囲気もしくは不活性雰囲気になってい
る。上記の如くに半導体装置7は構成されている。
記図1によって説明した半導体装置1の空間21が膜厚
方向に広く形成されているものである。すなわち、半導
体基板11上にはゲート絶縁膜12が形成され、このゲ
ート絶縁膜12上にはゲート長方向にこのゲート絶縁膜
12よりも長いゲート電極13が形成されている。そし
てゲート長方向におけるゲート絶縁膜12の側方にはゲ
ート電極13と半導体基板11とに挟まれた空間23が
形成されている。この空間23は、ゲート絶縁膜12の
厚さ方向にこのゲート絶縁膜12の厚さよりも広く形成
されている。また上記ゲート電極13の両側における上
記半導体基板11には拡散層14と拡散層15とが形成
されている。そして上記空間23は、少なくとも上記ゲ
ート電極13と上記各拡散層14,15とが平面視的に
オーバラップする領域に形成されている。さらに上記空
間23は、真空雰囲気もしくは不活性雰囲気になってい
る。上記の如くに半導体装置7は構成されている。
【0051】上記半導体装置7では、前記図1によって
説明した半導体装置1の空間21よりもゲート絶縁膜の
膜厚方向に広い空間23が形成されていることにより、
前記半導体装置1よりもさらに上記空間23を設けた領
域の電界が緩和される。特にドレイン近傍の電界が緩和
される。また前記図5によって説明した半導体装置2に
おいても、空間21の代わりに、前記図10によって説
明したように、ゲート絶縁膜12の厚さ方向に広く形成
した空間23を形成することが望ましい。このような空
間23を形成することにより、半導体装置2において
は、さらに電流リークの低減、短チャネル効果の低減と
いう作用が得られる。
説明した半導体装置1の空間21よりもゲート絶縁膜の
膜厚方向に広い空間23が形成されていることにより、
前記半導体装置1よりもさらに上記空間23を設けた領
域の電界が緩和される。特にドレイン近傍の電界が緩和
される。また前記図5によって説明した半導体装置2に
おいても、空間21の代わりに、前記図10によって説
明したように、ゲート絶縁膜12の厚さ方向に広く形成
した空間23を形成することが望ましい。このような空
間23を形成することにより、半導体装置2において
は、さらに電流リークの低減、短チャネル効果の低減と
いう作用が得られる。
【0052】図示はしないが、前記図6〜9で説明した
半導体装置3〜6において、空間21の代わりに上記半
導体装置7のような空間23を形成することも可能であ
る。このような各構成であっても上記半導体装置7と同
様に、空間21を設けたものよりもさらに大きな電界緩
和効果が得られる。
半導体装置3〜6において、空間21の代わりに上記半
導体装置7のような空間23を形成することも可能であ
る。このような各構成であっても上記半導体装置7と同
様に、空間21を設けたものよりもさらに大きな電界緩
和効果が得られる。
【0053】次に本発明の半導体装置に係わる第7実施
形態の一例を、図11の概略構成図によって説明する。
この図11では、前記図1によって説明した構成部品と
同様のものには同一符号を付して示す。
形態の一例を、図11の概略構成図によって説明する。
この図11では、前記図1によって説明した構成部品と
同様のものには同一符号を付して示す。
【0054】図11に示すように、半導体装置8は、前
記図1によって説明した半導体装置1の空間21にゲー
ト絶縁膜12の誘電率よりも低い誘電率を有する誘電体
22が設けられているものである。すなわち、半導体基
板11上にはゲート絶縁膜12が形成され、このゲート
絶縁膜12上にはゲート長方向にこのゲート絶縁膜12
よりも長いゲート電極13が形成されている。そしてゲ
ート長方向におけるゲート絶縁膜12の側方にはゲート
電極13と半導体基板11とに挟まれた空間21が形成
され、この空間21に上記誘電体22が設けられてい
る。また上記ゲート電極13の両側における上記半導体
基板11には拡散層14と拡散層15とが形成されてい
る。そして上記誘電体22は、少なくとも上記ゲート電
極13と上記各拡散層14,15とが平面視的にオーバ
ラップする領域に形成されている。
記図1によって説明した半導体装置1の空間21にゲー
ト絶縁膜12の誘電率よりも低い誘電率を有する誘電体
22が設けられているものである。すなわち、半導体基
板11上にはゲート絶縁膜12が形成され、このゲート
絶縁膜12上にはゲート長方向にこのゲート絶縁膜12
よりも長いゲート電極13が形成されている。そしてゲ
ート長方向におけるゲート絶縁膜12の側方にはゲート
電極13と半導体基板11とに挟まれた空間21が形成
され、この空間21に上記誘電体22が設けられてい
る。また上記ゲート電極13の両側における上記半導体
基板11には拡散層14と拡散層15とが形成されてい
る。そして上記誘電体22は、少なくとも上記ゲート電
極13と上記各拡散層14,15とが平面視的にオーバ
ラップする領域に形成されている。
【0055】例えば、前記ゲート絶縁膜12を窒化シリ
コン(Si3 N4 )〔比誘電率εSi 3 N4≒6〜8〕、酸
化タンタル(Ta2 O5 )〔比誘電率εTa2O5 ≒20〜
25〕のような誘電率が高い材料で形成した場合には、
上記誘電体22には例えば酸化シリコン(SiO2 )
〔比誘電率εox≒4〕のような誘電率が低い材料を用い
る。また、上記誘電体22には、フッ化炭素(CF)膜
〔比誘電率εCF≒2.2〜2.7〕、フッ素を含む酸化
シリコン(SiOF)膜〔比誘電率εSiOF≒3.2〜
3.7〕,ポリパラキシリレン〔比誘電率ε≒2.4〕
等のいわゆる低誘電率膜を用いることも可能である。
コン(Si3 N4 )〔比誘電率εSi 3 N4≒6〜8〕、酸
化タンタル(Ta2 O5 )〔比誘電率εTa2O5 ≒20〜
25〕のような誘電率が高い材料で形成した場合には、
上記誘電体22には例えば酸化シリコン(SiO2 )
〔比誘電率εox≒4〕のような誘電率が低い材料を用い
る。また、上記誘電体22には、フッ化炭素(CF)膜
〔比誘電率εCF≒2.2〜2.7〕、フッ素を含む酸化
シリコン(SiOF)膜〔比誘電率εSiOF≒3.2〜
3.7〕,ポリパラキシリレン〔比誘電率ε≒2.4〕
等のいわゆる低誘電率膜を用いることも可能である。
【0056】上記半導体装置8では、ゲート電極13と
半導体基板11とに挟まれ、かつゲート電極13と各拡
散層14,15とが平面視的にオーバラップする領域
に、ゲート絶縁膜12の誘電率よりも低い誘電率を有す
る誘電体22を設けたことから、上記誘電体22を設け
た領域では上記ゲート絶縁膜12よりも誘電率が低くな
る。したがって、その領域の電界強度は低減されるので
トンネルリークの発生は低減される。
半導体基板11とに挟まれ、かつゲート電極13と各拡
散層14,15とが平面視的にオーバラップする領域
に、ゲート絶縁膜12の誘電率よりも低い誘電率を有す
る誘電体22を設けたことから、上記誘電体22を設け
た領域では上記ゲート絶縁膜12よりも誘電率が低くな
る。したがって、その領域の電界強度は低減されるので
トンネルリークの発生は低減される。
【0057】また誘電体22を設けたことは、その部分
でのゲート絶縁膜12の膜厚が厚くなったのとほぼ同等
の効果を奏する。これがソース・ドレイン(またはLD
D)となる拡散層14,15の近傍での電界が緩和され
たのと同様の効果となり、チャネル長が短くなった構成
において、短チャネル効果によるロール−オフ効果が緩
和されるので、スレッシュホールド電圧の低下を抑制す
ることができる。このことは、チャネル長が短いトラン
ジスタまでスレッシュホールド電圧が変動無く使えるこ
とになり、さらなる微細化を行うのに有利となる。さら
にゲート絶縁膜12の端部の誘電率が低くなるので、上
記説明したように電界が緩和され、ホットキャリアに対
する信頼性が高まる。
でのゲート絶縁膜12の膜厚が厚くなったのとほぼ同等
の効果を奏する。これがソース・ドレイン(またはLD
D)となる拡散層14,15の近傍での電界が緩和され
たのと同様の効果となり、チャネル長が短くなった構成
において、短チャネル効果によるロール−オフ効果が緩
和されるので、スレッシュホールド電圧の低下を抑制す
ることができる。このことは、チャネル長が短いトラン
ジスタまでスレッシュホールド電圧が変動無く使えるこ
とになり、さらなる微細化を行うのに有利となる。さら
にゲート絶縁膜12の端部の誘電率が低くなるので、上
記説明したように電界が緩和され、ホットキャリアに対
する信頼性が高まる。
【0058】次に上記半導体装置8の構成を不揮発性半
導体記憶装置に応用した構成例を図12によって説明す
る。この図12では、前記図10によって説明した構成
部品と同様のものには同一符号を付して示す。
導体記憶装置に応用した構成例を図12によって説明す
る。この図12では、前記図10によって説明した構成
部品と同様のものには同一符号を付して示す。
【0059】図12に示すように、半導体装置9は、前
記図11によって説明したのと同様に、半導体基板11
上にはゲート絶縁膜12が形成され、さらにフローティ
ングゲート31(図10のゲート電極13に相当)が形
成されている。そして上記ゲート絶縁膜12は上記フロ
ーティングゲート31よりもゲート長方向に短く形成さ
れていて、ゲート長方向におけるゲート絶縁膜12の側
方にはフローティングゲート31と半導体基板11とに
挟まれた領域に、ゲート絶縁膜12の誘電率よりも低い
誘電率を有する誘電体22が形成されている。また上記
フローティングゲート31の両側における上記半導体基
板11には拡散層14と拡散層15とが形成されてい
る。そして上記誘電体22は、少なくとも上記フローテ
ィングゲート13と上記各拡散層14,15とが平面視
的にオーバラップする領域に形成されている。さらに本
半導体装置9では、上記フローティングゲート31上に
絶縁体膜32が形成され、さらにコントロールゲート3
3が形成されている。上記の如くに半導体装置9は構成
されている。
記図11によって説明したのと同様に、半導体基板11
上にはゲート絶縁膜12が形成され、さらにフローティ
ングゲート31(図10のゲート電極13に相当)が形
成されている。そして上記ゲート絶縁膜12は上記フロ
ーティングゲート31よりもゲート長方向に短く形成さ
れていて、ゲート長方向におけるゲート絶縁膜12の側
方にはフローティングゲート31と半導体基板11とに
挟まれた領域に、ゲート絶縁膜12の誘電率よりも低い
誘電率を有する誘電体22が形成されている。また上記
フローティングゲート31の両側における上記半導体基
板11には拡散層14と拡散層15とが形成されてい
る。そして上記誘電体22は、少なくとも上記フローテ
ィングゲート13と上記各拡散層14,15とが平面視
的にオーバラップする領域に形成されている。さらに本
半導体装置9では、上記フローティングゲート31上に
絶縁体膜32が形成され、さらにコントロールゲート3
3が形成されている。上記の如くに半導体装置9は構成
されている。
【0060】上記半導体装置9でも、誘電体22を設け
たことによって、前記説明した半導体装置4と同様に、
電流リークが低減され短チャネル効果の低減される。
たことによって、前記説明した半導体装置4と同様に、
電流リークが低減され短チャネル効果の低減される。
【0061】次に本発明の半導体装置に係わる第8実施
形態の一例を、図13の概略構成図によって説明する。
この図13では、前記図10によって説明した構成部品
と同様のものには同一符号を付して示す。
形態の一例を、図13の概略構成図によって説明する。
この図13では、前記図10によって説明した構成部品
と同様のものには同一符号を付して示す。
【0062】図13に示すように、半導体装置10は、
前記図10によって説明した半導体装置7の空間23に
ゲート絶縁膜12の誘電率よりも低い誘電率を有する誘
電体24が設けられているものである。すなわち、半導
体基板11上にはゲート絶縁膜12が形成され、このゲ
ート絶縁膜12上にはゲート長方向にこのゲート絶縁膜
12よりも長いゲート電極13が形成されている。そし
てゲート長方向におけるゲート絶縁膜12の側方にはゲ
ート電極13と半導体基板11とに挟まれた空間23が
形成されている。この空間23は、ゲート絶縁膜12の
厚さ方向にこのゲート絶縁膜12の厚さよりも広く形成
されている。さらにこの空間23には上記誘電体24が
設けられている。また上記ゲート電極13の両側におけ
る上記半導体基板11には拡散層14と拡散層15とが
形成されている。そして上記誘電体24は、少なくとも
上記ゲート電極13と上記各拡散層14,15とが平面
視的にオーバラップする領域に形成されている。上記の
如くに半導体装置10は構成されている。
前記図10によって説明した半導体装置7の空間23に
ゲート絶縁膜12の誘電率よりも低い誘電率を有する誘
電体24が設けられているものである。すなわち、半導
体基板11上にはゲート絶縁膜12が形成され、このゲ
ート絶縁膜12上にはゲート長方向にこのゲート絶縁膜
12よりも長いゲート電極13が形成されている。そし
てゲート長方向におけるゲート絶縁膜12の側方にはゲ
ート電極13と半導体基板11とに挟まれた空間23が
形成されている。この空間23は、ゲート絶縁膜12の
厚さ方向にこのゲート絶縁膜12の厚さよりも広く形成
されている。さらにこの空間23には上記誘電体24が
設けられている。また上記ゲート電極13の両側におけ
る上記半導体基板11には拡散層14と拡散層15とが
形成されている。そして上記誘電体24は、少なくとも
上記ゲート電極13と上記各拡散層14,15とが平面
視的にオーバラップする領域に形成されている。上記の
如くに半導体装置10は構成されている。
【0063】例えば、前記ゲート絶縁膜12を窒化シリ
コン(Si3 N4 )〔比誘電率εSi 3 N4≒6〜8〕、酸
化タンタル(Ta2 O5 )〔比誘電率εTa2O5 ≒20〜
25〕のような誘電率が高い材料で形成した場合には、
上記誘電体24には例えば酸化シリコン(SiO2 )
〔比誘電率εox≒4〕のような誘電率が低い材料を用い
る。
コン(Si3 N4 )〔比誘電率εSi 3 N4≒6〜8〕、酸
化タンタル(Ta2 O5 )〔比誘電率εTa2O5 ≒20〜
25〕のような誘電率が高い材料で形成した場合には、
上記誘電体24には例えば酸化シリコン(SiO2 )
〔比誘電率εox≒4〕のような誘電率が低い材料を用い
る。
【0064】上記半導体装置10では、ゲート電極13
と半導体基板11とに挟まれ、かつゲート電極13と各
拡散層14,15とが平面視的にオーバラップする領域
に、ゲート絶縁膜12の誘電率よりも低い誘電率を有す
る誘電体24を設けたことから、上記誘電体24を設け
た領域では上記ゲート絶縁膜12よりも誘電率が低くな
る。しかも、上記誘電体24は、ゲート絶縁膜12の膜
厚方向の厚さよりも厚く形成されていることから、上記
誘電体24を設けた領域の電界は、前記図11によって
説明した半導体装置8よりも低減されるのでトンネルリ
ークの発生は大幅に低減される。
と半導体基板11とに挟まれ、かつゲート電極13と各
拡散層14,15とが平面視的にオーバラップする領域
に、ゲート絶縁膜12の誘電率よりも低い誘電率を有す
る誘電体24を設けたことから、上記誘電体24を設け
た領域では上記ゲート絶縁膜12よりも誘電率が低くな
る。しかも、上記誘電体24は、ゲート絶縁膜12の膜
厚方向の厚さよりも厚く形成されていることから、上記
誘電体24を設けた領域の電界は、前記図11によって
説明した半導体装置8よりも低減されるのでトンネルリ
ークの発生は大幅に低減される。
【0065】また前記図12によって説明した半導体装
置9においても、前記図13によって説明したように、
ゲート絶縁膜12の厚さ方向に広く形成した空間23を
形成し、その空間23に誘電体24を設けることが望ま
しい。このような空間23を形成するとともに誘電体2
4を設けることにより、半導体装置5においては、さら
に電流リークの低減、短チャネル効果の低減という作用
が得られる。
置9においても、前記図13によって説明したように、
ゲート絶縁膜12の厚さ方向に広く形成した空間23を
形成し、その空間23に誘電体24を設けることが望ま
しい。このような空間23を形成するとともに誘電体2
4を設けることにより、半導体装置5においては、さら
に電流リークの低減、短チャネル効果の低減という作用
が得られる。
【0066】図示はしないが、前記図6〜図9によって
説明した各半導体装置3〜6において、空間21にゲー
ト絶縁膜12よりも誘電率が低い誘電体を形成すること
も可能である。このように誘電体を形成した場合も、前
記半導体装置3〜6と同様の作用が得られる。また、前
記図6〜図9によって説明した各半導体装置3〜6にお
いて、空間21の代わりに上記半導体装置7のような空
間23を形成し、その空間23にゲート絶縁膜12より
も誘電率が低い誘電体を形成することも可能である。こ
のように誘電体を形成した場合も、前記半導体装置3〜
6と同様の作用が得られる。
説明した各半導体装置3〜6において、空間21にゲー
ト絶縁膜12よりも誘電率が低い誘電体を形成すること
も可能である。このように誘電体を形成した場合も、前
記半導体装置3〜6と同様の作用が得られる。また、前
記図6〜図9によって説明した各半導体装置3〜6にお
いて、空間21の代わりに上記半導体装置7のような空
間23を形成し、その空間23にゲート絶縁膜12より
も誘電率が低い誘電体を形成することも可能である。こ
のように誘電体を形成した場合も、前記半導体装置3〜
6と同様の作用が得られる。
【0067】次に本発明の製造方法に係わる第1実施形
態の一例を、図14の製造工程図によって説明する。
態の一例を、図14の製造工程図によって説明する。
【0068】図14の(1)に示すように、半導体基板
11上にゲート絶縁膜12を形成する。このゲート絶縁
膜12を酸化シリコンで形成する場合には、例えば熱酸
化法によって半導体基板11の表面を酸化させて形成す
る。また上記ゲート絶縁膜12を例えば窒化シリコン
(Si3 N4 )で形成する場合には、例えば化学的気相
成長(以下CVDという、CVDはChemical Vapour De
positionの略)法によって、半導体基板11上に窒化シ
リコンを堆積させて形成する。
11上にゲート絶縁膜12を形成する。このゲート絶縁
膜12を酸化シリコンで形成する場合には、例えば熱酸
化法によって半導体基板11の表面を酸化させて形成す
る。また上記ゲート絶縁膜12を例えば窒化シリコン
(Si3 N4 )で形成する場合には、例えば化学的気相
成長(以下CVDという、CVDはChemical Vapour De
positionの略)法によって、半導体基板11上に窒化シ
リコンを堆積させて形成する。
【0069】その後、上記ゲート絶縁膜12上にゲート
電極を形成するための導電膜51を形成する。この導電
膜51は、例えば不純物がドーピングされた多結晶シリ
コンからなり、例えばCVD法によって形成される。不
純物は、CVD時に導入してもよく、または多結晶シリ
コン膜を形成した後、イオン注入によって導入してもよ
い。
電極を形成するための導電膜51を形成する。この導電
膜51は、例えば不純物がドーピングされた多結晶シリ
コンからなり、例えばCVD法によって形成される。不
純物は、CVD時に導入してもよく、または多結晶シリ
コン膜を形成した後、イオン注入によって導入してもよ
い。
【0070】その後、図14の(2)に示すように、上
記導電膜51と上記ゲート絶縁膜12をパターニングし
て、上記導電膜51でゲート電極13を形成し、その下
部にゲート絶縁膜12を残す。このとき、ゲート絶縁膜
12の露出している上層部もエッチングされる。そして
ゲート絶縁膜12の露出している部分を除去してもよ
い。上記パターニングの方法としては、上記導電膜51
上にレジストを塗布してレジスト膜を形成した後、リソ
グラフィック技術によって上記レジスト膜をパターニン
グしてレジストマスク52を形成する。そのレジストマ
スク52をエッチングマスクに用いたエッチングによっ
て、上記導電膜51でゲート電極13を形成し、その下
部にゲート絶縁膜12を残す。その後、上記レジストマ
スク52を、例えばアッシングおよび洗浄によって除去
する。
記導電膜51と上記ゲート絶縁膜12をパターニングし
て、上記導電膜51でゲート電極13を形成し、その下
部にゲート絶縁膜12を残す。このとき、ゲート絶縁膜
12の露出している上層部もエッチングされる。そして
ゲート絶縁膜12の露出している部分を除去してもよ
い。上記パターニングの方法としては、上記導電膜51
上にレジストを塗布してレジスト膜を形成した後、リソ
グラフィック技術によって上記レジスト膜をパターニン
グしてレジストマスク52を形成する。そのレジストマ
スク52をエッチングマスクに用いたエッチングによっ
て、上記導電膜51でゲート電極13を形成し、その下
部にゲート絶縁膜12を残す。その後、上記レジストマ
スク52を、例えばアッシングおよび洗浄によって除去
する。
【0071】次いで図14の(3)に示すように、ウエ
ットエッチングによって、上記ゲート絶縁膜12を選択
的にエッチング(いわゆるサイドエッチング)する。こ
のエッチングでは、ゲート絶縁膜12をゲート電極13
よりもゲート長方向に短くなる状態に除去して、ゲート
長方向におけるゲート絶縁膜12の両側方にゲート電極
13と半導体基板11とに挟まれた空間21を、ゲート
電極13と後に形成される拡散層とが平面視的にオーバ
ラップする領域に形成する。
ットエッチングによって、上記ゲート絶縁膜12を選択
的にエッチング(いわゆるサイドエッチング)する。こ
のエッチングでは、ゲート絶縁膜12をゲート電極13
よりもゲート長方向に短くなる状態に除去して、ゲート
長方向におけるゲート絶縁膜12の両側方にゲート電極
13と半導体基板11とに挟まれた空間21を、ゲート
電極13と後に形成される拡散層とが平面視的にオーバ
ラップする領域に形成する。
【0072】その後図14の(4)に示すように、上記
ゲート電極13をマスクにしたイオン注入法によって、
半導体基板11中に不純物をドーピングして、ゲート電
極13の両側の半導体基板11に拡散層14と拡散層1
5とを形成する。その後、上記拡散層14,15の活性
化アニーリングを行う。なお、上記拡散層14,15を
LDD(Lightly Doped Drain )とする場合には、上記
ゲート電極13の側壁にサイドウォール絶縁膜(図示省
略)を形成した後、上記ゲート電極13の両側における
半導体基板11に上記拡散層14,15を介して高濃度
の拡散層(図示省略)を形成すればよい。
ゲート電極13をマスクにしたイオン注入法によって、
半導体基板11中に不純物をドーピングして、ゲート電
極13の両側の半導体基板11に拡散層14と拡散層1
5とを形成する。その後、上記拡散層14,15の活性
化アニーリングを行う。なお、上記拡散層14,15を
LDD(Lightly Doped Drain )とする場合には、上記
ゲート電極13の側壁にサイドウォール絶縁膜(図示省
略)を形成した後、上記ゲート電極13の両側における
半導体基板11に上記拡散層14,15を介して高濃度
の拡散層(図示省略)を形成すればよい。
【0073】上記製造方法の第1実施形態では、ゲート
電極13を形成した後に、ゲート絶縁膜12をゲート電
極13よりもゲート長方向に短くなる状態に除去して、
ゲート長方向におけるゲート絶縁膜12の側方にゲート
電極13と半導体基板11とに挟まれた空間21を、少
なくともゲート電極13と拡散層14,15とが平面視
的にオーバラップする領域に形成することから、上記空
間21を設けた領域では上記ゲート絶縁膜12よりも誘
電率が低くなる。したがって、その領域の電界強度は低
減されるのでトンネルリークの発生が低減された半導体
装置を形成することが可能になる。
電極13を形成した後に、ゲート絶縁膜12をゲート電
極13よりもゲート長方向に短くなる状態に除去して、
ゲート長方向におけるゲート絶縁膜12の側方にゲート
電極13と半導体基板11とに挟まれた空間21を、少
なくともゲート電極13と拡散層14,15とが平面視
的にオーバラップする領域に形成することから、上記空
間21を設けた領域では上記ゲート絶縁膜12よりも誘
電率が低くなる。したがって、その領域の電界強度は低
減されるのでトンネルリークの発生が低減された半導体
装置を形成することが可能になる。
【0074】上記製造方法の第1実施形態において、前
記空間21をゲート絶縁膜12の厚さ方向に広く形成す
る製造方法を、図15の製造工程図によって説明する。
図15では、前記図14によって説明した構成部品と同
様のものには同一符号を付して示す。
記空間21をゲート絶縁膜12の厚さ方向に広く形成す
る製造方法を、図15の製造工程図によって説明する。
図15では、前記図14によって説明した構成部品と同
様のものには同一符号を付して示す。
【0075】前記図14の(1)〜(2)によって説明
したのと同様にして、図15の(1)に示すように、半
導体基板11上にゲート絶縁膜12を形成し、さらにゲ
ート電極を形成するための導電膜51を形成する。次い
でリソグラフィック技術とエッチング技術とを用いて上
記導電膜51と上記ゲート絶縁膜12をパターニングし
て、上記導電膜51でゲート電極13を形成し、その下
部にゲート絶縁膜12を残す。このとき、ゲート絶縁膜
12の露出している上層部もエッチングされる。そして
ゲート絶縁膜12の露出している部分を除去してもよ
い。
したのと同様にして、図15の(1)に示すように、半
導体基板11上にゲート絶縁膜12を形成し、さらにゲ
ート電極を形成するための導電膜51を形成する。次い
でリソグラフィック技術とエッチング技術とを用いて上
記導電膜51と上記ゲート絶縁膜12をパターニングし
て、上記導電膜51でゲート電極13を形成し、その下
部にゲート絶縁膜12を残す。このとき、ゲート絶縁膜
12の露出している上層部もエッチングされる。そして
ゲート絶縁膜12の露出している部分を除去してもよ
い。
【0076】その後、上記レジストマスク52を、例え
ばアッシングおよび洗浄によって除去する。次いで図1
5の(2)に示すように、ゲート長方向におけるゲート
絶縁膜12の端部上のゲート電極13に例えば酸素雰囲
気中、または、酸素が混在する雰囲気中で熱線Lを照射
して加熱し、この加熱した部分にゲート絶縁膜12を厚
く形成する。上記熱線Lには、例えば酸化シリコン膜に
吸収されやすい波長のレーザ光、例えばエキシマレーザ
光を用いる。
ばアッシングおよび洗浄によって除去する。次いで図1
5の(2)に示すように、ゲート長方向におけるゲート
絶縁膜12の端部上のゲート電極13に例えば酸素雰囲
気中、または、酸素が混在する雰囲気中で熱線Lを照射
して加熱し、この加熱した部分にゲート絶縁膜12を厚
く形成する。上記熱線Lには、例えば酸化シリコン膜に
吸収されやすい波長のレーザ光、例えばエキシマレーザ
光を用いる。
【0077】その後、前記図14の(3)〜(4)によ
って説明したのと同様にして、図15の(3)に示すよ
うに、ウエットエッチングによって、上記ゲート絶縁膜
12を選択的にエッチング(いわゆるサイドエッチン
グ)する。このエッチングでは、ゲート絶縁膜12をゲ
ート電極13よりもゲート長方向に短くなる状態に除去
して、ゲート長方向におけるゲート絶縁膜12の両側方
にゲート電極13と半導体基板11とに挟まれた空間2
3を、ゲート電極13と後に形成される拡散層とが平面
視的にオーバラップする領域に形成する。
って説明したのと同様にして、図15の(3)に示すよ
うに、ウエットエッチングによって、上記ゲート絶縁膜
12を選択的にエッチング(いわゆるサイドエッチン
グ)する。このエッチングでは、ゲート絶縁膜12をゲ
ート電極13よりもゲート長方向に短くなる状態に除去
して、ゲート長方向におけるゲート絶縁膜12の両側方
にゲート電極13と半導体基板11とに挟まれた空間2
3を、ゲート電極13と後に形成される拡散層とが平面
視的にオーバラップする領域に形成する。
【0078】その後上記ゲート電極13をマスクにした
イオン注入法によって、半導体基板11中に不純物をド
ーピングして、ゲート電極13の両側の半導体基板11
に拡散層14と拡散層15とを形成する。続いて、上記
拡散層14,15の活性化アニーリングを行う。なお、
上記拡散層14,15をLDD(Lightly Doped Drain
)とする場合には、上記ゲート電極13の側壁にサイ
ドウォール絶縁膜(図示省略)を形成した後、上記ゲー
ト電極13の両側における半導体基板11に上記拡散層
14,15を介して高濃度の拡散層(図示省略)を形成
すればよい。
イオン注入法によって、半導体基板11中に不純物をド
ーピングして、ゲート電極13の両側の半導体基板11
に拡散層14と拡散層15とを形成する。続いて、上記
拡散層14,15の活性化アニーリングを行う。なお、
上記拡散層14,15をLDD(Lightly Doped Drain
)とする場合には、上記ゲート電極13の側壁にサイ
ドウォール絶縁膜(図示省略)を形成した後、上記ゲー
ト電極13の両側における半導体基板11に上記拡散層
14,15を介して高濃度の拡散層(図示省略)を形成
すればよい。
【0079】または、図示はしないが、上記熱線を照射
する前に、窒素(N2 )雰囲気中で上記ゲート電極13
の表面に窒化膜を形成して不活性化する。そして、ゲー
ト長方向のゲート絶縁膜12の端部上のゲート電極13
に熱線を照射して加熱し、その部分にゲート絶縁膜12
を厚く形成してもよい。
する前に、窒素(N2 )雰囲気中で上記ゲート電極13
の表面に窒化膜を形成して不活性化する。そして、ゲー
ト長方向のゲート絶縁膜12の端部上のゲート電極13
に熱線を照射して加熱し、その部分にゲート絶縁膜12
を厚く形成してもよい。
【0080】次に前記図15によって説明したのと同様
の空間を形成する別の製造方法を、図16の製造工程図
によって説明する。図16では、前記図14によって説
明した構成部品と同様のものには同一符号を付して示
す。
の空間を形成する別の製造方法を、図16の製造工程図
によって説明する。図16では、前記図14によって説
明した構成部品と同様のものには同一符号を付して示
す。
【0081】前記図14の(1)〜(3)によって説明
したのと同様にして、図15の(1)に示すように、半
導体基板11上にゲート絶縁膜12を介してゲート電極
13形成する。さらに、ゲート長方向におけるゲート絶
縁膜12の両側方にゲート電極13と半導体基板11と
に挟まれた空間21を、ゲート電極13と後に形成され
る拡散層とが平面視的にオーバラップする領域に形成す
る。
したのと同様にして、図15の(1)に示すように、半
導体基板11上にゲート絶縁膜12を介してゲート電極
13形成する。さらに、ゲート長方向におけるゲート絶
縁膜12の両側方にゲート電極13と半導体基板11と
に挟まれた空間21を、ゲート電極13と後に形成され
る拡散層とが平面視的にオーバラップする領域に形成す
る。
【0082】その後図16の(2)に示すように、酸化
法によって、上記ゲート電極13の表面を薄く酸化して
酸化膜71を形成する。このとき、半導体基板11の表
面も酸化(図示省略)される。通常、ポリシリコンは半
導体基板11を構成する単結晶シリコンよりも酸化され
やすいので、半導体基板11上の酸化膜よりもポリシリ
コンからなるゲート電極12の表面に形成される酸化膜
71の方が厚く形成される。次いでエッチングによっ
て、選択的に上記酸化膜71を除去する。その結果、ゲ
ート絶縁膜12のゲート長方向側端部で上記半導体基板
11とゲート電極13との間に、上記ゲート絶縁膜12
の膜厚さよりも厚さ方向に広い空間23が形成される。
法によって、上記ゲート電極13の表面を薄く酸化して
酸化膜71を形成する。このとき、半導体基板11の表
面も酸化(図示省略)される。通常、ポリシリコンは半
導体基板11を構成する単結晶シリコンよりも酸化され
やすいので、半導体基板11上の酸化膜よりもポリシリ
コンからなるゲート電極12の表面に形成される酸化膜
71の方が厚く形成される。次いでエッチングによっ
て、選択的に上記酸化膜71を除去する。その結果、ゲ
ート絶縁膜12のゲート長方向側端部で上記半導体基板
11とゲート電極13との間に、上記ゲート絶縁膜12
の膜厚さよりも厚さ方向に広い空間23が形成される。
【0083】その後前記図14の(4)によって説明し
たのと同様にして、ゲート電極13の両側の半導体基板
11に拡散層14と拡散層15とを形成する。続いて、
上記拡散層14,15の活性化アニーリングを行う。な
お、上記拡散層14,15をLDD(Lightly Doped Dr
ain )とする場合には、上記ゲート電極13の側壁にサ
イドウォール絶縁膜(図示省略)を形成した後、上記ゲ
ート電極13の両側における半導体基板11に上記拡散
層14,15を介して高濃度の拡散層(図示省略)を形
成すればよい。
たのと同様にして、ゲート電極13の両側の半導体基板
11に拡散層14と拡散層15とを形成する。続いて、
上記拡散層14,15の活性化アニーリングを行う。な
お、上記拡散層14,15をLDD(Lightly Doped Dr
ain )とする場合には、上記ゲート電極13の側壁にサ
イドウォール絶縁膜(図示省略)を形成した後、上記ゲ
ート電極13の両側における半導体基板11に上記拡散
層14,15を介して高濃度の拡散層(図示省略)を形
成すればよい。
【0084】上記図15および図16によって説明した
第1実施形態の別の各製造方法では、空間23をゲート
絶縁膜12よりも厚さ方向に広く形成することから、空
間23を設けた領域の電界強度はさらに低減されるの
で、トンネルリークの発生は大幅に低減される。
第1実施形態の別の各製造方法では、空間23をゲート
絶縁膜12よりも厚さ方向に広く形成することから、空
間23を設けた領域の電界強度はさらに低減されるの
で、トンネルリークの発生は大幅に低減される。
【0085】次に本発明の製造方法に係わる第2実施形
態の一例を、図17の製造工程図によって説明する。
態の一例を、図17の製造工程図によって説明する。
【0086】前記図14の(1)〜(3)によって説明
した製造方法によって、図17の(1)に示すように、
半導体基板11上にゲート絶縁膜12を介してゲート電
極13を形成し、かつゲート長方向のゲート絶縁膜12
の側方にゲート電極13と半導体基板11とに挟まれた
空間21を形成する。さらにゲート電極13の両側にお
ける半導体基板11に拡散層14,15を形成する。
した製造方法によって、図17の(1)に示すように、
半導体基板11上にゲート絶縁膜12を介してゲート電
極13を形成し、かつゲート長方向のゲート絶縁膜12
の側方にゲート電極13と半導体基板11とに挟まれた
空間21を形成する。さらにゲート電極13の両側にお
ける半導体基板11に拡散層14,15を形成する。
【0087】その後、図17の(2)に示すように、上
記空間21に誘電体22を埋め込む。上記誘電体22
は、例えば酸化シリコンからなり、例えばCVD法によ
って形成される。そのため、半導体基板11上およびゲ
ート電極13の表面にも誘電体22は形成されることに
なる。そこで空間21にのみ上記誘電体22を形成する
のであれば、図17の(3)に示すように、異方性エッ
チングによって、ゲート電極13の陰になる部分を除く
半導体基板11上およびゲート電極13の上面と側面と
に形成されている上記誘電体22(2点鎖線で示す部
分)をエッチングして空間21に誘電体22を残せばよ
い。その後、前記図14の(4)によって説明したのと
同様にして、半導体基板11に拡散層14,15を形成
する。
記空間21に誘電体22を埋め込む。上記誘電体22
は、例えば酸化シリコンからなり、例えばCVD法によ
って形成される。そのため、半導体基板11上およびゲ
ート電極13の表面にも誘電体22は形成されることに
なる。そこで空間21にのみ上記誘電体22を形成する
のであれば、図17の(3)に示すように、異方性エッ
チングによって、ゲート電極13の陰になる部分を除く
半導体基板11上およびゲート電極13の上面と側面と
に形成されている上記誘電体22(2点鎖線で示す部
分)をエッチングして空間21に誘電体22を残せばよ
い。その後、前記図14の(4)によって説明したのと
同様にして、半導体基板11に拡散層14,15を形成
する。
【0088】上記製造方法の第2実施形態では、空間2
1にゲート絶縁膜12の誘電率よりも低い誘電率を有す
る誘電体22を設けたことから、この誘電体22を設け
た領域では上記ゲート絶縁膜12よりも誘電率が低くな
る。したがって、上記第1実施形態で説明した製造方法
と同様に、その領域の電界強度は低減されるのでトンネ
ルリークの発生は低減される。
1にゲート絶縁膜12の誘電率よりも低い誘電率を有す
る誘電体22を設けたことから、この誘電体22を設け
た領域では上記ゲート絶縁膜12よりも誘電率が低くな
る。したがって、上記第1実施形態で説明した製造方法
と同様に、その領域の電界強度は低減されるのでトンネ
ルリークの発生は低減される。
【0089】また、上記第1,第2実施形態で説明した
製造方法によれば、従来のゲート絶縁膜端を厚く形成す
る製造方法よりも簡単な製造方法によって電流リークの
低減と短チャネル効果の低減が可能になる。さらに電流
リークの低減と短チャネル効果の抑制との両方を、ゲー
ト絶縁膜のサイドエッチングによって同時に達成できる
ので、それぞれに対策を行う製造方法、例えば電流リー
クの低減のためにゲート長方向のゲート絶縁膜端部を厚
膜化し、短チャネル効果を抑制するためにオフセットド
レインを形成するような製造方法よりも工程数の削減が
可能になる。
製造方法によれば、従来のゲート絶縁膜端を厚く形成す
る製造方法よりも簡単な製造方法によって電流リークの
低減と短チャネル効果の低減が可能になる。さらに電流
リークの低減と短チャネル効果の抑制との両方を、ゲー
ト絶縁膜のサイドエッチングによって同時に達成できる
ので、それぞれに対策を行う製造方法、例えば電流リー
クの低減のためにゲート長方向のゲート絶縁膜端部を厚
膜化し、短チャネル効果を抑制するためにオフセットド
レインを形成するような製造方法よりも工程数の削減が
可能になる。
【0090】また、上記図15,図16によって説明し
た製造方法によって、空間23を形成した後、前記図1
7の(2)〜(3)によって説明した方法によって空間
23の誘電体を埋め込むことも可能である。
た製造方法によって、空間23を形成した後、前記図1
7の(2)〜(3)によって説明した方法によって空間
23の誘電体を埋め込むことも可能である。
【0091】このように、ゲート絶縁膜12の膜厚より
もその膜厚方向に広い空間23を形成した後、その空間
23に誘電体を設ける製造方法では、誘電体を設けた領
域の電界強度はさらに低減されるのでトンネルリークの
発生は大幅に低減される。
もその膜厚方向に広い空間23を形成した後、その空間
23に誘電体を設ける製造方法では、誘電体を設けた領
域の電界強度はさらに低減されるのでトンネルリークの
発生は大幅に低減される。
【0092】次に上記製造方法の第1実施形態および第
2実施形態において、不揮発性半導体記憶装置の製造方
法に応用する場合の一例を、図18によって説明する。
図18では、前記図14と同様の構成部品には同一の符
号を付す。
2実施形態において、不揮発性半導体記憶装置の製造方
法に応用する場合の一例を、図18によって説明する。
図18では、前記図14と同様の構成部品には同一の符
号を付す。
【0093】図18の(1)に示すように、上記導電膜
51をフローティングゲートを形成するための導電膜と
して、半導体基板11上に形成されたゲート絶縁膜12
上に形成する。次いで、上記導電膜51上に絶縁体膜6
1を形成し、さらにコントロールゲートを形成するため
の導電膜62を形成する。
51をフローティングゲートを形成するための導電膜と
して、半導体基板11上に形成されたゲート絶縁膜12
上に形成する。次いで、上記導電膜51上に絶縁体膜6
1を形成し、さらにコントロールゲートを形成するため
の導電膜62を形成する。
【0094】次いで図18の(2)に示すように、通常
のパターニング方法(例えばレジスト塗布、ベーキン
グ、マスク露光、現像等の処理)によって、コントロー
ルゲートを形成するための導電膜62、上記絶縁体膜6
1、上記フローティングゲートを形成するための導電膜
51をパターニングして、コントロールゲート33、絶
縁体膜32、フローティングゲート31を形成する。
のパターニング方法(例えばレジスト塗布、ベーキン
グ、マスク露光、現像等の処理)によって、コントロー
ルゲートを形成するための導電膜62、上記絶縁体膜6
1、上記フローティングゲートを形成するための導電膜
51をパターニングして、コントロールゲート33、絶
縁体膜32、フローティングゲート31を形成する。
【0095】そして前記図14の(3)で説明したのと
同様にして、図18の(3)に示すように、ゲート長方
向における上記ゲート絶縁膜12の側部をエッチングし
て除去し、導電膜51からなるフローティングゲート3
1と半導体基板11との間に空間21を形成する。さら
に上記空間21に誘電体を埋め込む場合には、上記図1
7の(3)によって説明したのと同様にして、誘電体
(図示省略)を形成すればよい。
同様にして、図18の(3)に示すように、ゲート長方
向における上記ゲート絶縁膜12の側部をエッチングし
て除去し、導電膜51からなるフローティングゲート3
1と半導体基板11との間に空間21を形成する。さら
に上記空間21に誘電体を埋め込む場合には、上記図1
7の(3)によって説明したのと同様にして、誘電体
(図示省略)を形成すればよい。
【0096】上記説明したように、ゲート絶縁膜12の
膜厚よりも広い空間23を形成する製造方法、またはそ
の空間23に誘電体を形成する製造方法を、図18によ
って説明した不揮発性半導体記憶装置の製造方法に適用
することも可能である。
膜厚よりも広い空間23を形成する製造方法、またはそ
の空間23に誘電体を形成する製造方法を、図18によ
って説明した不揮発性半導体記憶装置の製造方法に適用
することも可能である。
【0097】上記説明では、いわゆるバルクの半導体基
板11にトランジスタを形成した構成において、空間を
設けたもの、および誘電体を設けたものを説明したが、
本発明の構成、すなわち空間を設ける構成または誘電体
を設ける構成は、例えばSOI(Silicon on Insulato
r)基板のシリコン層に形成したトランジスタに適用す
ることも、TFT(Thin Film Transistor)に適用す
ることも可能である。また、いわゆるダブルゲート構造
のトランジスタや、ダブルフローティングゲート構造を
有するトランジスタにも適用することが可能である。そ
の場合には、上部ゲートのゲート絶縁膜に対して、およ
び下部ゲートのゲート絶縁膜に対してのいずれに対して
も適用することが可能である。なお、本発明の説明は、
シリコン半導体の場合を例にとって構造およびその製造
方法を示してあるが、シリコン半導体の場合に限定され
るものではない。すなわち、ガリウムヒ素(GaAs)
等の化合物半導体系等に対しても同様に適用される。
板11にトランジスタを形成した構成において、空間を
設けたもの、および誘電体を設けたものを説明したが、
本発明の構成、すなわち空間を設ける構成または誘電体
を設ける構成は、例えばSOI(Silicon on Insulato
r)基板のシリコン層に形成したトランジスタに適用す
ることも、TFT(Thin Film Transistor)に適用す
ることも可能である。また、いわゆるダブルゲート構造
のトランジスタや、ダブルフローティングゲート構造を
有するトランジスタにも適用することが可能である。そ
の場合には、上部ゲートのゲート絶縁膜に対して、およ
び下部ゲートのゲート絶縁膜に対してのいずれに対して
も適用することが可能である。なお、本発明の説明は、
シリコン半導体の場合を例にとって構造およびその製造
方法を示してあるが、シリコン半導体の場合に限定され
るものではない。すなわち、ガリウムヒ素(GaAs)
等の化合物半導体系等に対しても同様に適用される。
【0098】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の半導体装
置によれば、ゲート電極下部におけるゲート長方向のゲ
ート絶縁膜の側部に空間を形成したので、その空間が形
成された領域ではゲート絶縁膜よりも誘電率が低くな
る。したがって、その領域の電界強度は低減されるので
トンネルリークの発生を低減することができる。また、
空間をゲート絶縁膜よりも厚さ方向に広く形成した構成
によれば、空間を設けた領域の電界強度はさらに低減さ
れるのでトンネルリークの発生は大幅に低減できる。ま
た空間がゲート電極と拡散層とが平面視的にオーバラッ
プする領域に形成されているので、ゲート絶縁膜と拡散
層とが離されて作られている場合には電界重複領域が小
さくなる。そのため、短チャネル効果を低減することが
できる。
置によれば、ゲート電極下部におけるゲート長方向のゲ
ート絶縁膜の側部に空間を形成したので、その空間が形
成された領域ではゲート絶縁膜よりも誘電率が低くな
る。したがって、その領域の電界強度は低減されるので
トンネルリークの発生を低減することができる。また、
空間をゲート絶縁膜よりも厚さ方向に広く形成した構成
によれば、空間を設けた領域の電界強度はさらに低減さ
れるのでトンネルリークの発生は大幅に低減できる。ま
た空間がゲート電極と拡散層とが平面視的にオーバラッ
プする領域に形成されているので、ゲート絶縁膜と拡散
層とが離されて作られている場合には電界重複領域が小
さくなる。そのため、短チャネル効果を低減することが
できる。
【0099】またゲート電極下部におけるゲート長方向
のゲート絶縁膜の側部にゲート絶縁膜の誘電率よりも低
い誘電率を有する誘電体を設けた本発明の半導体装置に
よれば、誘電体が形成された領域ではゲート絶縁膜より
も誘電率が低くなる。したがって、その領域の電界強度
は低減されるのでトンネルリークの発生を低減すること
ができる。また誘電体をゲート絶縁膜よりも厚さ方向に
厚く形成した構成によれば、誘電体を設けた領域の電界
強度はさらに低減されるのでトンネルリークの発生は大
幅に低減できる。また比誘電体材料がゲート電極と拡散
層とが平面視的にオーバラップする領域に形成されてい
るので、ゲート絶縁膜と拡散層とが離されて作られてい
る場合には電界重複領域が小さくなる。そのため、短チ
ャネル効果を低減することができる。
のゲート絶縁膜の側部にゲート絶縁膜の誘電率よりも低
い誘電率を有する誘電体を設けた本発明の半導体装置に
よれば、誘電体が形成された領域ではゲート絶縁膜より
も誘電率が低くなる。したがって、その領域の電界強度
は低減されるのでトンネルリークの発生を低減すること
ができる。また誘電体をゲート絶縁膜よりも厚さ方向に
厚く形成した構成によれば、誘電体を設けた領域の電界
強度はさらに低減されるのでトンネルリークの発生は大
幅に低減できる。また比誘電体材料がゲート電極と拡散
層とが平面視的にオーバラップする領域に形成されてい
るので、ゲート絶縁膜と拡散層とが離されて作られてい
る場合には電界重複領域が小さくなる。そのため、短チ
ャネル効果を低減することができる。
【0100】また、ゲート電極と半導体基板との間に設
けた空間上のゲート電極部分をゲート絶縁膜上のゲート
電極部分と分離空間または分離絶縁膜を介して分離した
構成の半導体装置によれば、ゲート電極と半導体基板と
の間に設けた空間(誘電体)によって、その領域の電界
強度を低減することができる。それによってトンネルリ
ークの発生の低減が図れる。それとともに短チャネル効
果を低減することができる。さらにゲート絶縁膜上のゲ
ート電極の電圧にかかわらず、空間(誘電体)上のゲー
ト電極に任意の電圧を与えることが可能になる。そのた
め、電界緩和効果をさらに大きくできるので、素子性能
の向上が図れる。
けた空間上のゲート電極部分をゲート絶縁膜上のゲート
電極部分と分離空間または分離絶縁膜を介して分離した
構成の半導体装置によれば、ゲート電極と半導体基板と
の間に設けた空間(誘電体)によって、その領域の電界
強度を低減することができる。それによってトンネルリ
ークの発生の低減が図れる。それとともに短チャネル効
果を低減することができる。さらにゲート絶縁膜上のゲ
ート電極の電圧にかかわらず、空間(誘電体)上のゲー
ト電極に任意の電圧を与えることが可能になる。そのた
め、電界緩和効果をさらに大きくできるので、素子性能
の向上が図れる。
【0101】また拡散層のゲート電極側が低い濃度の拡
散層で形成されている半導体装置によれば、ゲート電極
と半導体基板との間に設けた空間(誘電体)による電界
緩和効果に加えて低濃度拡散層による電界緩和効果が得
られる。すなわち、電界緩和効果がさらに大きくなる。
また、ゲート電極と半導体基板との間に設けた空間(誘
電体)下の半導体基板に、拡散層に接続するのもで拡散
層よりも低濃度の拡散層を形成した半導体装置であって
も、上記同様なる効果が得られる。
散層で形成されている半導体装置によれば、ゲート電極
と半導体基板との間に設けた空間(誘電体)による電界
緩和効果に加えて低濃度拡散層による電界緩和効果が得
られる。すなわち、電界緩和効果がさらに大きくなる。
また、ゲート電極と半導体基板との間に設けた空間(誘
電体)下の半導体基板に、拡散層に接続するのもで拡散
層よりも低濃度の拡散層を形成した半導体装置であって
も、上記同様なる効果が得られる。
【0102】本発明の半導体装置の製造方法によれば、
ゲート絶縁膜をゲート電極よりもゲート長方向に短くな
る状態に除去して、ゲート長方向におけるゲート絶縁膜
の側方にゲート電極と半導体基板とに挟まれた空間を形
成するので、その空間が形成された領域ではゲート絶縁
膜よりも誘電率が低くなる。したがって、その領域の電
界強度は低減されるので、この製造方法によって製造さ
れた半導体装置はトンネルリークが低減されたものにな
る。またゲート絶縁膜の膜厚よりも広い空間を形成する
方法によれば、空間を設けた領域の電界強度はさらに低
減されるのでトンネルリークの発生は大幅に低減でき
る。さらに空間はゲート電極と拡散層とが平面視的にオ
ーバラップする領域に形成されることになるので、ゲー
ト絶縁膜と拡散層とが離されて作られる場合には電界重
複領域を小さくすることが可能になる。そのため、この
製造方法によって製造される半導体装置は短チャネル効
果が低減されたものになる。
ゲート絶縁膜をゲート電極よりもゲート長方向に短くな
る状態に除去して、ゲート長方向におけるゲート絶縁膜
の側方にゲート電極と半導体基板とに挟まれた空間を形
成するので、その空間が形成された領域ではゲート絶縁
膜よりも誘電率が低くなる。したがって、その領域の電
界強度は低減されるので、この製造方法によって製造さ
れた半導体装置はトンネルリークが低減されたものにな
る。またゲート絶縁膜の膜厚よりも広い空間を形成する
方法によれば、空間を設けた領域の電界強度はさらに低
減されるのでトンネルリークの発生は大幅に低減でき
る。さらに空間はゲート電極と拡散層とが平面視的にオ
ーバラップする領域に形成されることになるので、ゲー
ト絶縁膜と拡散層とが離されて作られる場合には電界重
複領域を小さくすることが可能になる。そのため、この
製造方法によって製造される半導体装置は短チャネル効
果が低減されたものになる。
【0103】上記空間にゲート絶縁膜の誘電率よりも低
い誘電率を有する誘電体を埋め込むという本発明の製造
方法によれば、誘電体を設けた領域では上記ゲート絶縁
膜よりも誘電率が低くなる。したがって、その領域の電
界強度は低減されるので、この製造方法によって製造さ
れた半導体装置はトンネルリークが低減されたものにな
る。またゲート絶縁膜の膜厚よりも厚い誘電体を形成す
る方法によれば、誘電体を設けた領域の電界強度はさら
に低減されるのでトンネルリークの発生は大幅に低減で
きる。さらに誘電体材料はゲート電極と拡散層とが平面
視的にオーバラップする領域に形成されることになるの
で、ゲート絶縁膜と拡散層とが離されて作られる場合に
は電界重複領域を小さくすることが可能になる。そのた
め、この製造方法によって製造される半導体装置は短チ
ャネル効果が低減されたものになる。
い誘電率を有する誘電体を埋め込むという本発明の製造
方法によれば、誘電体を設けた領域では上記ゲート絶縁
膜よりも誘電率が低くなる。したがって、その領域の電
界強度は低減されるので、この製造方法によって製造さ
れた半導体装置はトンネルリークが低減されたものにな
る。またゲート絶縁膜の膜厚よりも厚い誘電体を形成す
る方法によれば、誘電体を設けた領域の電界強度はさら
に低減されるのでトンネルリークの発生は大幅に低減で
きる。さらに誘電体材料はゲート電極と拡散層とが平面
視的にオーバラップする領域に形成されることになるの
で、ゲート絶縁膜と拡散層とが離されて作られる場合に
は電界重複領域を小さくすることが可能になる。そのた
め、この製造方法によって製造される半導体装置は短チ
ャネル効果が低減されたものになる。
【図1】本発明の半導体装置に係わる第1実施形態の概
略構成図である。
略構成図である。
【図2】GIDLの解析モデルの説明図である。
【図3】ドレイン電流とドレイン電圧との関係図であ
る。
る。
【図4】第1実施形態に係わる半導体装置の変形例の説
明図である。
明図である。
【図5】第1実施形態に係わる半導体装置の一応用例の
概略構成図である。
概略構成図である。
【図6】本発明の半導体装置に係わる第2実施形態の概
略構成図である。
略構成図である。
【図7】本発明の半導体装置に係わる第3実施形態の概
略構成図である。
略構成図である。
【図8】本発明の半導体装置に係わる第4実施形態の概
略構成図である。
略構成図である。
【図9】本発明の半導体装置に係わる第5実施形態の概
略構成図である。
略構成図である。
【図10】本発明の半導体装置に係わる第6実施形態の
概略構成図である。
概略構成図である。
【図11】本発明の半導体装置に係わる第7実施形態の
概略構成図である。
概略構成図である。
【図12】第7実施形態に係わる半導体装置の一応用例
の概略構成図である。
の概略構成図である。
【図13】本発明の半導体装置に係わる第8実施形態の
概略構成図である。
概略構成図である。
【図14】本発明の製造方法に係わる第1実施形態の製
造工程図である。
造工程図である。
【図15】製造方法に係わる第1実施形態の別の製造工
程図である。
程図である。
【図16】製造方法に係わる第1実施形態の別の製造工
程図である。
程図である。
【図17】本発明の製造方法に係わる第2実施形態の製
造工程図である。
造工程図である。
【図18】不揮発性半導体記憶装置の製造方法への一応
用例の説明図である。
用例の説明図である。
【図19】課題の説明図である。
1 半導体装置 11 半導体基板 12 ゲート
絶縁膜 13 ゲート電極 14,15 拡散層 21 空
間
絶縁膜 13 ゲート電極 14,15 拡散層 21 空
間
Claims (30)
- 【請求項1】 半導体基板上にゲート絶縁膜を介してゲ
ート電極が形成され、かつ前記ゲート電極の両側におけ
る該半導体基板に拡散層が形成されている半導体装置に
おいて、 前記ゲート絶縁膜は前記ゲート電極よりもゲート長方向
に短く形成され、 ゲート長方向における前記ゲート絶縁膜の側方かつ前記
ゲート電極と前記半導体基板とに挟まれた領域に空間が
形成されていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、 前記空間は厚さ方向に前記ゲート絶縁膜の厚さよりも広
く形成されていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の半導体装置において、 前記空間は少なくとも前記ゲート電極と前記拡散層とが
平面視的にオーバラップする領域に形成されていること
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項4】 請求項2記載の半導体装置において、 前記空間は少なくとも前記ゲート電極と前記拡散層とが
平面視的にオーバラップする領域に形成されていること
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項5】 請求項3記載の半導体装置において、 前記ゲート電極はフローティングゲートであり、 前記フローティングゲートであるゲート電極上には絶縁
体膜を介してコントロールゲートが形成されていること
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項6】 請求項4記載の半導体装置において、 前記ゲート電極はフローティングゲートであり、 前記フローティングゲートであるゲート電極上には絶縁
体膜を介してコントロールゲートが形成されていること
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項7】 請求項1記載の半導体装置において、 前記空間上のゲート電極部分は前記ゲート絶縁膜上のゲ
ート電極部分と分離空間または分離絶縁膜を介して分離
されていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項8】 請求項2記載の半導体装置において、 前記空間上のゲート電極部分は前記ゲート絶縁膜上のゲ
ート電極部分と分離空間または分離絶縁膜を介して分離
されていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項9】 請求項1記載の半導体装置において、 前記拡散層の前記ゲート電極側は低い濃度で形成されて
いることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項10】 請求項2記載の半導体装置において、 前記拡散層の前記ゲート電極側は低い濃度で形成されて
いることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項11】 請求項1記載の半導体装置において、 前記空間下の半導体基板に前記拡散層に接続するのもで
前記拡散層よりも低濃度の拡散層が形成されていること
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項12】 請求項2記載の半導体装置において、 前記空間下の半導体基板に前記拡散層に接続するのもで
前記拡散層よりも低濃度の拡散層が形成されていること
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項13】 半導体基板上にゲート絶縁膜を介して
ゲート電極が形成され、かつ前記ゲート電極の両側にお
ける該半導体基板に拡散層が形成されている半導体装置
において、 前記ゲート絶縁膜は前記ゲート電極よりもゲート長方向
に短く形成され、 ゲート長方向における前記ゲート絶縁膜の側方かつ前記
ゲート電極と前記半導体基板とに挟まれた領域に、前記
ゲート絶縁膜の誘電率よりも低い誘電率を有する誘電体
が形成されていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項14】 請求項13記載の半導体装置におい
て、 前記誘電体は厚さ方向に前記ゲート絶縁膜の厚さよりも
厚く形成されていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項15】 請求項13記載の半導体装置におい
て、 前記誘電体は、少なくとも前記ゲート電極と前記拡散層
とが平面視的にオーバラップする領域に形成されている
ことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項16】 請求項14記載の半導体装置におい
て、 前記誘電体は、少なくとも前記ゲート電極と前記拡散層
とが平面視的にオーバラップする領域に形成されている
ことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項17】 請求項15記載の半導体装置におい
て、 前記ゲート電極はフローティングゲートであり、 前記フローティングゲートであるゲート電極上には絶縁
体膜を介してコントロールゲートが形成されていること
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項18】 請求項16記載の半導体装置におい
て、 前記ゲート電極はフローティングゲートであり、 前記フローティングゲートであるゲート電極上には絶縁
体膜を介してコントロールゲートが形成されていること
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項19】 請求項13記載の半導体装置におい
て、 前記誘電体上のゲート電極部分は前記ゲート絶縁膜上の
ゲート電極部分と分離空間または分離絶縁膜を介して分
離されていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項20】 請求項14記載の半導体装置におい
て、 前記誘電体上のゲート電極部分は前記ゲート絶縁膜上の
ゲート電極部分と分離空間または分離絶縁膜を介して分
離されていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項21】 請求項13記載の半導体装置におい
て、 前記拡散層の前記ゲート電極側は低い濃度で形成されて
いることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項22】 請求項14記載の半導体装置におい
て、 前記拡散層の前記ゲート電極側は低い濃度で形成されて
いることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項23】 請求項13記載の半導体装置におい
て、 前記誘電体下の半導体基板に前記拡散層に接続するのも
で前記拡散層よりも低濃度の拡散層が形成されているこ
とを特徴とする半導体装置。 - 【請求項24】 請求項14記載の半導体装置におい
て、 前記誘電体下の半導体基板に前記拡散層に接続するのも
で前記拡散層よりも低濃度の拡散層が形成されているこ
とを特徴とする半導体装置。 - 【請求項25】 半導体基板上にゲート絶縁膜を形成す
る工程と、 前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、 前記ゲート電極の両側の前記半導体基板に拡散層を形成
する工程とを備えた半導体装置の製造方法において、 前記ゲート電極を形成した後に、前記ゲート絶縁膜を該
ゲート電極よりもゲート長方向に短くなる状態に除去し
て、ゲート長方向における該ゲート絶縁膜の側方に該ゲ
ート電極と前記半導体基板とに挟まれた領域で、かつ少
なくとも該ゲート電極と前記拡散層とが平面視的にオー
バラップする領域に、空間を形成することを特徴とする
半導体装置の製造方法。 - 【請求項26】 請求項25記載の半導体装置の製造方
法において、 前記ゲート電極を形成した後で前記空間を形成する前
に、ゲート長方向における前記ゲート絶縁膜の端部を加
熱して、該加熱した部分のゲート絶縁膜を厚くすること
を特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項27】 請求項25記載の半導体装置の製造方
法において、 前記空間を形成した後、前記ゲート電極の表面を酸化し
た後、該酸化した部分を除去して、厚さ方向に前記ゲー
ト絶縁膜の厚さよりも広い空間を形成することを特徴と
する半導体装置の製造方法。 - 【請求項28】 半導体基板上にゲート絶縁膜を形成す
る工程と、 前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、 前記ゲート電極の両側の前記半導体基板に拡散層を形成
する工程とを備えた半導体装置の製造方法において、 前記ゲート電極を形成した後に、前記ゲート絶縁膜を該
ゲート電極よりもゲート長方向に短くなる状態に除去し
て、ゲート長方向における該ゲート絶縁膜の側方に該ゲ
ート電極と前記半導体基板とに挟まれた領域で、かつ少
なくとも該ゲート電極と前記拡散層とが平面視的にオー
バラップする領域に、空間を形成した後、 前記空間に前記ゲート絶縁膜の誘電率よりも低い誘電率
を有する誘電体を埋め込むことを特徴とする半導体装置
の製造方法。 - 【請求項29】 請求項28記載の半導体装置の製造方
法において、 前記ゲート電極を形成した後で前記空間を形成する前
に、ゲート長方向における前記ゲート絶縁膜の端部をほ
ぼ選択的に加熱して、該加熱した部分におけるゲート絶
縁膜を厚くすることを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項30】 請求項28記載の半導体装置の製造方
法において、 前記空間を形成した後で前記誘電体を埋め込む前に、前
記ゲート電極の表面を酸化した後、該酸化した部分を除
去して、厚さ方向に前記ゲート絶縁膜の厚さよりも広い
空間を形成することを特徴とする半導体装置の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9102868A JPH113990A (ja) | 1996-04-22 | 1997-04-21 | 半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9970296 | 1996-04-22 | ||
| JP9856197 | 1997-04-16 | ||
| JP8-99702 | 1997-04-16 | ||
| JP9-98561 | 1997-04-16 | ||
| JP9102868A JPH113990A (ja) | 1996-04-22 | 1997-04-21 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH113990A true JPH113990A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=27308706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9102868A Pending JPH113990A (ja) | 1996-04-22 | 1997-04-21 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH113990A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000049643A3 (en) * | 1999-02-16 | 2001-02-15 | Philips Semiconductor Inc | Gate insulator comprising high and low dielectric constant parts |
| JP2001291861A (ja) * | 2000-04-05 | 2001-10-19 | Nec Corp | Mosトランジスタ、トランジスタ製造方法 |
| JP2002280548A (ja) * | 2001-03-21 | 2002-09-27 | Fujitsu Ltd | 電界効果型半導体装置の製造方法 |
| EP1089344A3 (en) * | 1999-09-29 | 2003-07-23 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Insulated gate field effect transistor and method of fabricating the same |
| EP1524699A1 (en) * | 2003-10-17 | 2005-04-20 | Interuniversitair Microelektronica Centrum Vzw | Method for forming MIS semiconductor devices having a notched gate insulator and devices thus obtained |
| JP2007088322A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置及びその製造方法 |
| JP2008124144A (ja) * | 2006-11-09 | 2008-05-29 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
| JP2009509359A (ja) * | 2005-09-22 | 2009-03-05 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | ミラー容量低下及び駆動電流改善のための単一ゲート上の複数の低及び高kゲート酸化物 |
| JP2013153190A (ja) * | 2013-03-15 | 2013-08-08 | Fujitsu Ltd | 化合物半導体装置とその製造方法 |
| EP3179514A1 (en) * | 2015-12-11 | 2017-06-14 | IMEC vzw | Transistor device with reduced hot carrier injection effect |
| JP2018014368A (ja) * | 2016-07-19 | 2018-01-25 | 豊田合成株式会社 | 半導体装置およびその製造方法 |
| CN114361239A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-04-15 | 电子科技大学 | 一种低密勒电容的vdmos器件 |
-
1997
- 1997-04-21 JP JP9102868A patent/JPH113990A/ja active Pending
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000049643A3 (en) * | 1999-02-16 | 2001-02-15 | Philips Semiconductor Inc | Gate insulator comprising high and low dielectric constant parts |
| EP1089344A3 (en) * | 1999-09-29 | 2003-07-23 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Insulated gate field effect transistor and method of fabricating the same |
| JP2001291861A (ja) * | 2000-04-05 | 2001-10-19 | Nec Corp | Mosトランジスタ、トランジスタ製造方法 |
| JP2002280548A (ja) * | 2001-03-21 | 2002-09-27 | Fujitsu Ltd | 電界効果型半導体装置の製造方法 |
| EP1524699A1 (en) * | 2003-10-17 | 2005-04-20 | Interuniversitair Microelektronica Centrum Vzw | Method for forming MIS semiconductor devices having a notched gate insulator and devices thus obtained |
| JP2005123632A (ja) * | 2003-10-17 | 2005-05-12 | Interuniv Micro Electronica Centrum Vzw | 先進的mis半導体装置においてノッチ型ゲート絶縁体を形成する方法および本方法により得られた装置 |
| US7157356B2 (en) | 2003-10-17 | 2007-01-02 | Interuniversitair Microelektronica Centrum (Imec) | Method for forming a notched gate insulator for advanced MIS semiconductor devices and devices thus obtained |
| JP2009509359A (ja) * | 2005-09-22 | 2009-03-05 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | ミラー容量低下及び駆動電流改善のための単一ゲート上の複数の低及び高kゲート酸化物 |
| US8035174B2 (en) | 2005-09-26 | 2011-10-11 | Panasonic Corporation | Semiconductor device and method for fabricating the same |
| JP2007088322A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置及びその製造方法 |
| JP2008124144A (ja) * | 2006-11-09 | 2008-05-29 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
| US8063432B2 (en) | 2006-11-09 | 2011-11-22 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device having nitride film between gate insulation film and gate electrode |
| JP2013153190A (ja) * | 2013-03-15 | 2013-08-08 | Fujitsu Ltd | 化合物半導体装置とその製造方法 |
| EP3179514A1 (en) * | 2015-12-11 | 2017-06-14 | IMEC vzw | Transistor device with reduced hot carrier injection effect |
| US10439036B2 (en) | 2015-12-11 | 2019-10-08 | Imec Vzw | Transistor device with reduced hot carrier injection effect |
| JP2018014368A (ja) * | 2016-07-19 | 2018-01-25 | 豊田合成株式会社 | 半導体装置およびその製造方法 |
| CN114361239A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-04-15 | 电子科技大学 | 一种低密勒电容的vdmos器件 |
| CN114361239B (zh) * | 2021-12-31 | 2024-02-27 | 电子科技大学 | 一种低密勒电容的vdmos器件 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4981245B2 (ja) | 半導体素子製造方法 | |
| US8450806B2 (en) | Method for fabricating strained silicon-on-insulator structures and strained silicon-on insulator structures formed thereby | |
| US5736446A (en) | Method of fabricating a MOS device having a gate-side air-gap structure | |
| JP4110085B2 (ja) | 二重ゲート型電界効果トランジスタの製造方法 | |
| EP0495650B1 (en) | Method of fabricating field-effect transistor | |
| US20020185675A1 (en) | SOI device with reduced junction capacitance | |
| US5994179A (en) | Method of fabricating a MOSFET featuring an effective suppression of reverse short-channel effect | |
| JPH113990A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
| JPH07221293A (ja) | Mosfetの製造方法 | |
| JPH10326891A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
| JP4540320B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JP3408437B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| US7026203B2 (en) | Method for forming dual gate electrodes using damascene gate process | |
| KR20070008443A (ko) | 반도체 장치 및 그 제조 방법 | |
| US5612246A (en) | Method for manufacturing semiconductor substrate having buck transistor and SOI transistor areas | |
| JP4110089B2 (ja) | 二重ゲート型電界効果トランジスタの製造方法 | |
| US20040203210A1 (en) | Method of fabricating a semiconductor device having a shallow source/drain region | |
| US7550357B2 (en) | Semiconductor device and fabricating method thereof | |
| US20080067616A1 (en) | Semiconductor device | |
| KR100227644B1 (ko) | 반도체 소자의 트랜지스터 제조방법 | |
| KR100344825B1 (ko) | 반도체소자의 제조방법 | |
| KR0131992B1 (ko) | 반도체 소자 및 그 제조방법 | |
| JP2000031486A (ja) | 半導体構造及び半導体構造を形成するための方法 | |
| JPH04112579A (ja) | Mos型半導体装置 | |
| JPS6376480A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 |