JPH1118868A - 表皮一体型ヘッドレスト及びその製造方法 - Google Patents
表皮一体型ヘッドレスト及びその製造方法Info
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- JPH1118868A JPH1118868A JP17710897A JP17710897A JPH1118868A JP H1118868 A JPH1118868 A JP H1118868A JP 17710897 A JP17710897 A JP 17710897A JP 17710897 A JP17710897 A JP 17710897A JP H1118868 A JPH1118868 A JP H1118868A
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- Japan
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- skin
- stay
- foamed resin
- headrest
- insertion opening
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 低コストで且つ美観性に優れた表皮一体型ヘ
ッドレスト及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 ステー挿通用開口6を、表皮材21の一
対の端部21c,21d同士を上記表皮体2の内部側へ
折り曲げて衝合させ且つ略平行に縫合することにより、
上記ステー挿通用開口6からの発泡樹脂材の漏出が防止
される。また、表皮体2を構成する表皮材21の一対の
端部21c,21d同士を該表皮体2の内部側へ折り曲
げて衝合させ且つ略平行に縫合することで上記表皮体2
の内外を連通するステー挿通用開口6を形成するととも
に、上記表皮体2内にステー3を配置し且つその支持杆
部31を上記ステー挿通用開口6を通して該表皮体2の
外部へ延出せしめ、上記表皮体2内に発泡樹脂材を注入
発泡させて発泡樹脂体4を成形することで、上記ステー
挿通用開口6への目止材の装着作業が不要となる。
ッドレスト及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 ステー挿通用開口6を、表皮材21の一
対の端部21c,21d同士を上記表皮体2の内部側へ
折り曲げて衝合させ且つ略平行に縫合することにより、
上記ステー挿通用開口6からの発泡樹脂材の漏出が防止
される。また、表皮体2を構成する表皮材21の一対の
端部21c,21d同士を該表皮体2の内部側へ折り曲
げて衝合させ且つ略平行に縫合することで上記表皮体2
の内外を連通するステー挿通用開口6を形成するととも
に、上記表皮体2内にステー3を配置し且つその支持杆
部31を上記ステー挿通用開口6を通して該表皮体2の
外部へ延出せしめ、上記表皮体2内に発泡樹脂材を注入
発泡させて発泡樹脂体4を成形することで、上記ステー
挿通用開口6への目止材の装着作業が不要となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、表皮一体型ヘッ
ドレスト及びその製造方法に関するものである。
ドレスト及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5には、従来の表皮一体型ヘッドレス
ト51を示している。このヘッドレスト51は、袋状に
縫製された表皮体52内にステー53を配置し、この状
態で、上記表皮体52内に発泡樹脂材を注入し且つこれ
を発泡させて該表皮体52内に発泡樹脂体54を成形
し、該発泡樹脂体54と上記ステー53とを一体化させ
てなるものである。
ト51を示している。このヘッドレスト51は、袋状に
縫製された表皮体52内にステー53を配置し、この状
態で、上記表皮体52内に発泡樹脂材を注入し且つこれ
を発泡させて該表皮体52内に発泡樹脂体54を成形
し、該発泡樹脂体54と上記ステー53とを一体化させ
てなるものである。
【0003】ここで、上記表皮体52は、異形長円状の
平面形態をもつ左右一対の端面表皮材55,55と、広
幅帯状の周面表皮材56とで構成され、上記一対の端面
表皮材55,55の周縁と上記周面表皮材56の左右の
側縁部56a,56bをそれぞれ縫合線61,61で示
すように縫合して袋状形態としたものである。そして、
この表皮体52においては、上記周面表皮材56の適所
に次述のステー53の左右一対の支持杆部53a,53
aをそれぞれ挿通させるためのステー挿通用開口57,
57を形成している。また、上記周面表皮材56の両端
縁部56c,56dは、これを上記ステー挿通用開口5
7,57形成位置の近傍において上記表皮体52の内側
へ折り曲げて衝合させ、且つ両端部をそれぞれ縫合線6
2,62で示すように縫合し、これら縫合部の中間部分
を樹脂注入用開口59としている。
平面形態をもつ左右一対の端面表皮材55,55と、広
幅帯状の周面表皮材56とで構成され、上記一対の端面
表皮材55,55の周縁と上記周面表皮材56の左右の
側縁部56a,56bをそれぞれ縫合線61,61で示
すように縫合して袋状形態としたものである。そして、
この表皮体52においては、上記周面表皮材56の適所
に次述のステー53の左右一対の支持杆部53a,53
aをそれぞれ挿通させるためのステー挿通用開口57,
57を形成している。また、上記周面表皮材56の両端
縁部56c,56dは、これを上記ステー挿通用開口5
7,57形成位置の近傍において上記表皮体52の内側
へ折り曲げて衝合させ、且つ両端部をそれぞれ縫合線6
2,62で示すように縫合し、これら縫合部の中間部分
を樹脂注入用開口59としている。
【0004】一方、上記ステー53は、所定径のロッド
体を略「コ」字状に折曲して構成されるものであって、
略平行に延出する両端部をそれぞれシート側への支持部
となる支持杆部53a,53aとし、また該各支持杆部
53a,53aの中間に位置する部分を後述の発泡樹脂
体54内に埋没される埋没杆部53b,53bとしてい
る。
体を略「コ」字状に折曲して構成されるものであって、
略平行に延出する両端部をそれぞれシート側への支持部
となる支持杆部53a,53aとし、また該各支持杆部
53a,53aの中間に位置する部分を後述の発泡樹脂
体54内に埋没される埋没杆部53b,53bとしてい
る。
【0005】次に、上記表皮体52と上記ステー53と
を用いて上記ヘッドレスト51を製造する場合の作業手
順を説明すると次の通りである。
を用いて上記ヘッドレスト51を製造する場合の作業手
順を説明すると次の通りである。
【0006】先ず、上記表皮体52に上記ステー53を
セットする。即ち、上記表皮体52の内部に、その埋没
杆部53bを収容した状態で上記ステー53を配置し、
且つ該ステー53の各支持杆部53a,53aを上記各
ステー挿通用開口57,57を通して外部へ延出させ
る。この際、樹脂発泡成形時に樹脂材が上記各ステー挿
通用開口57,57から外部へ漏出するのを防止する観
点から、図5及び図6に示すように、粗毛フェルト,織
布,スラブウレタン等の素材からなる平板状の目止材5
8,58を上記各ステー挿通用開口57,57の裏面側
に配置する。
セットする。即ち、上記表皮体52の内部に、その埋没
杆部53bを収容した状態で上記ステー53を配置し、
且つ該ステー53の各支持杆部53a,53aを上記各
ステー挿通用開口57,57を通して外部へ延出させ
る。この際、樹脂発泡成形時に樹脂材が上記各ステー挿
通用開口57,57から外部へ漏出するのを防止する観
点から、図5及び図6に示すように、粗毛フェルト,織
布,スラブウレタン等の素材からなる平板状の目止材5
8,58を上記各ステー挿通用開口57,57の裏面側
に配置する。
【0007】しかる後、上記樹脂注入用開口59から液
状の発泡樹脂材を注入し、これを発泡させて上記表皮体
52内に発泡樹脂体54を成形する。この発泡樹脂体5
4の発泡成形時には、上記ステー挿通用開口57部分に
おいては上記目止材58によって上記ステー挿通用開口
57から発泡樹脂材が外部へ漏出するのが防止され、ま
た上記樹脂注入用開口59においては上記周面表皮材5
6の各端縁部56c,56dが上記表皮体52の内側へ
折り曲げ状態で衝合しており且つ該各端縁部56c,5
6dにこれら相互を密着させる方向に発泡成形圧がかか
ることで該樹脂注入用開口59から発泡樹脂材が外部へ
漏出するのが防止される。
状の発泡樹脂材を注入し、これを発泡させて上記表皮体
52内に発泡樹脂体54を成形する。この発泡樹脂体5
4の発泡成形時には、上記ステー挿通用開口57部分に
おいては上記目止材58によって上記ステー挿通用開口
57から発泡樹脂材が外部へ漏出するのが防止され、ま
た上記樹脂注入用開口59においては上記周面表皮材5
6の各端縁部56c,56dが上記表皮体52の内側へ
折り曲げ状態で衝合しており且つ該各端縁部56c,5
6dにこれら相互を密着させる方向に発泡成形圧がかか
ることで該樹脂注入用開口59から発泡樹脂材が外部へ
漏出するのが防止される。
【0008】かかる発泡成形による上記発泡樹脂体54
の成形により、該発泡樹脂体54はその外表面が上記表
皮体52によって被包されるとともに、上記ステー53
の埋没杆部53bは上記発泡樹脂体54に埋没固定され
てこれと一体化される。以上で、上記表皮体52と発泡
樹脂体54及び上記ステー53の三者が一体化されてな
るヘッドレスト51が得られるものである。
の成形により、該発泡樹脂体54はその外表面が上記表
皮体52によって被包されるとともに、上記ステー53
の埋没杆部53bは上記発泡樹脂体54に埋没固定され
てこれと一体化される。以上で、上記表皮体52と発泡
樹脂体54及び上記ステー53の三者が一体化されてな
るヘッドレスト51が得られるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる従来
の製造方法によれば、上記表皮体52とは別部材の上記
目止材58を用意する必要があり、また上記表皮体52
への発泡樹脂材の注入及び発泡成形作業に先立って、上
記目止材58を上記ステー挿通用開口57部分に装着す
る必要があり、必要部品点数の増大と作業工数の増大と
によって製造コストが高くつくという問題があった。
の製造方法によれば、上記表皮体52とは別部材の上記
目止材58を用意する必要があり、また上記表皮体52
への発泡樹脂材の注入及び発泡成形作業に先立って、上
記目止材58を上記ステー挿通用開口57部分に装着す
る必要があり、必要部品点数の増大と作業工数の増大と
によって製造コストが高くつくという問題があった。
【0010】また、かかる従来の製造方法により得られ
たヘッドレスト51においては、上記表皮体52とその
内面側に充填成形された上記発泡樹脂体54との間に、
該表皮体52の周面表皮材56とは別部材である上記目
止材58が存在し、且つ上記周面表皮材56と上記目止
材58とが延性等の性状において異質であることから、
該目止材58の取付部位においては上記表皮体52の表
面に上記目止材58の形状に沿って凹凸が生じ、これに
より上記ヘッドレスト51の美観性が損なわれるという
問題もあった。
たヘッドレスト51においては、上記表皮体52とその
内面側に充填成形された上記発泡樹脂体54との間に、
該表皮体52の周面表皮材56とは別部材である上記目
止材58が存在し、且つ上記周面表皮材56と上記目止
材58とが延性等の性状において異質であることから、
該目止材58の取付部位においては上記表皮体52の表
面に上記目止材58の形状に沿って凹凸が生じ、これに
より上記ヘッドレスト51の美観性が損なわれるという
問題もあった。
【0011】そこで本願発明は、低コストで且つ美観性
に優れた表皮一体型ヘッドレスト及びその製造方法を提
供することを目的としてなされたものである。
に優れた表皮一体型ヘッドレスト及びその製造方法を提
供することを目的としてなされたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願発明ではかかる課題
を解決するための具体的手段として次のような構成を採
用している。
を解決するための具体的手段として次のような構成を採
用している。
【0013】本願の第1の発明にかかる表皮一体型ヘッ
ドレストでは、発泡樹脂材でなる発泡樹脂体4の外表面
を袋状に縫製された表皮体2で被包するとともに、上記
発泡樹脂体4内に埋没配置されたステー3の支持杆部3
1を上記表皮体2に設けたステー挿通用開口6を通して
外部に延出させてなる表皮一体型ヘッドレストにおい
て、上記ステー挿通用開口6を、上記表皮体2を構成す
る表皮材21の一対の端部21c,21d同士を上記表
皮体2の内部側へ折り曲げて衝合させ且つ所定の間隔を
もって略平行に縫合することでその縫合線11,12間
に上記表皮体2の内外を連通する如く形成された開口部
分で構成したことを特徴としている。
ドレストでは、発泡樹脂材でなる発泡樹脂体4の外表面
を袋状に縫製された表皮体2で被包するとともに、上記
発泡樹脂体4内に埋没配置されたステー3の支持杆部3
1を上記表皮体2に設けたステー挿通用開口6を通して
外部に延出させてなる表皮一体型ヘッドレストにおい
て、上記ステー挿通用開口6を、上記表皮体2を構成す
る表皮材21の一対の端部21c,21d同士を上記表
皮体2の内部側へ折り曲げて衝合させ且つ所定の間隔を
もって略平行に縫合することでその縫合線11,12間
に上記表皮体2の内外を連通する如く形成された開口部
分で構成したことを特徴としている。
【0014】本願の第2の発明にかかる表皮一体型ヘッ
ドレストの製造方法では、袋状に縫製された表皮体2を
構成する表皮材21の一対の端部21c,21d同士を
該表皮体2の内部側へ折り曲げて衝合させ且つ所定の間
隔をもって略平行に縫合することでその縫合線11,1
2間に上記表皮体2の内外を連通するステー挿通用開口
6を形成するとともに、上記表皮体2内にステー3を配
置し且つその支持杆部31を上記ステー挿通用開口6を
通して該表皮体2の外部へ延出せしめ、しかる後、上記
表皮体2内に発泡樹脂材を注入し且つこれを発泡させる
ことで、該表皮体2の内部に、該表皮体2によりその外
表面が被包されるとともに上記ステー3が埋没固定せし
められた発泡樹脂体4を成形することを特徴としてい
る。
ドレストの製造方法では、袋状に縫製された表皮体2を
構成する表皮材21の一対の端部21c,21d同士を
該表皮体2の内部側へ折り曲げて衝合させ且つ所定の間
隔をもって略平行に縫合することでその縫合線11,1
2間に上記表皮体2の内外を連通するステー挿通用開口
6を形成するとともに、上記表皮体2内にステー3を配
置し且つその支持杆部31を上記ステー挿通用開口6を
通して該表皮体2の外部へ延出せしめ、しかる後、上記
表皮体2内に発泡樹脂材を注入し且つこれを発泡させる
ことで、該表皮体2の内部に、該表皮体2によりその外
表面が被包されるとともに上記ステー3が埋没固定せし
められた発泡樹脂体4を成形することを特徴としてい
る。
【0015】
【発明の効果】本願発明ではかかる構成とすることによ
り次のような効果が得られる。
り次のような効果が得られる。
【0016】本願の第1の発明にかかる表皮一体型ヘッ
ドレストによれば、上記ステー挿通用開口6が、上記表
皮体2を構成する表皮材21の一対の端部21c,21
d同士を上記表皮体2の内部側へ折り曲げて衝合させ且
つ所定の間隔をもって略平行に縫合してなる開口部分で
構成されているので、上記ステー挿通用開口6に上記ス
テー3の支持杆部31を挿通し、その状態で上記表皮体
2内に発泡成形により上記発泡樹脂体4を成形した場
合、上記表皮材21の一対の端部21c,21dが発泡
成形圧によって上記支持杆部31側に押し付けられるこ
とで上記ステー挿通用開口6からの発泡樹脂材の漏出が
防止される。
ドレストによれば、上記ステー挿通用開口6が、上記表
皮体2を構成する表皮材21の一対の端部21c,21
d同士を上記表皮体2の内部側へ折り曲げて衝合させ且
つ所定の間隔をもって略平行に縫合してなる開口部分で
構成されているので、上記ステー挿通用開口6に上記ス
テー3の支持杆部31を挿通し、その状態で上記表皮体
2内に発泡成形により上記発泡樹脂体4を成形した場
合、上記表皮材21の一対の端部21c,21dが発泡
成形圧によって上記支持杆部31側に押し付けられるこ
とで上記ステー挿通用開口6からの発泡樹脂材の漏出が
防止される。
【0017】従って、この発明の表皮一体型ヘッドレス
トによれば、上記ステー挿通用開口6部分に上記表皮体
2とは別部材の目止材を配置する必要がなく、該目止材
が上記表皮体2と発泡樹脂体4との間に介在しないこと
により、上記表皮体2の表面が可及的に平坦面とされそ
の美観性が良好となり、延いては上記ヘッドレスト1の
商品価値が向上することになる。
トによれば、上記ステー挿通用開口6部分に上記表皮体
2とは別部材の目止材を配置する必要がなく、該目止材
が上記表皮体2と発泡樹脂体4との間に介在しないこと
により、上記表皮体2の表面が可及的に平坦面とされそ
の美観性が良好となり、延いては上記ヘッドレスト1の
商品価値が向上することになる。
【0018】本願の第2の発明にかかる表皮一体型ヘッ
ドレストの製造方法によれば、袋状に縫製された表皮体
2を構成する表皮材21の一対の端部21c,21d同
士を該表皮体2の内部側へ折り曲げて衝合させ且つ所定
の間隔をもって略平行に縫合することでその縫合線1
1,12間に上記表皮体2の内外を連通するステー挿通
用開口6を形成するとともに、上記表皮体2内にステー
3を配置し且つその支持杆部31を上記ステー挿通用開
口6を通して該表皮体2の外部へ延出せしめ、しかる
後、上記表皮体2内に発泡樹脂材を注入し且つこれを発
泡させて発泡樹脂体4を成形するようにしているので、
例えば従来の製造方法の如く表皮体とは別部材の目止材
を用意し且つ発泡樹脂材の注入に先立って上記目止材を
装着する必要がなく、それだけ必要部品点数の削減と作
業工数の低減とによって製造コストの低下が図れ、より
安価な表皮一体型ヘッドレストを提供することが可能と
なるものである。
ドレストの製造方法によれば、袋状に縫製された表皮体
2を構成する表皮材21の一対の端部21c,21d同
士を該表皮体2の内部側へ折り曲げて衝合させ且つ所定
の間隔をもって略平行に縫合することでその縫合線1
1,12間に上記表皮体2の内外を連通するステー挿通
用開口6を形成するとともに、上記表皮体2内にステー
3を配置し且つその支持杆部31を上記ステー挿通用開
口6を通して該表皮体2の外部へ延出せしめ、しかる
後、上記表皮体2内に発泡樹脂材を注入し且つこれを発
泡させて発泡樹脂体4を成形するようにしているので、
例えば従来の製造方法の如く表皮体とは別部材の目止材
を用意し且つ発泡樹脂材の注入に先立って上記目止材を
装着する必要がなく、それだけ必要部品点数の削減と作
業工数の低減とによって製造コストの低下が図れ、より
安価な表皮一体型ヘッドレストを提供することが可能と
なるものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本願発明を好適な実施形態
に基づいて具体的に説明する。図1には、本願発明の実
施形態にかかる表皮一体型のヘッドレスト1を示してい
る。このヘッドレスト1は、袋状に縫製された次述の表
皮体2内に後述するステー3を配置し、この状態で、上
記表皮体2内に発泡樹脂材を注入し且つこれを発泡させ
て該表皮体2内に発泡樹脂体4を成形し、該発泡樹脂体
4と上記ステー3とを一体化させてなるものである。
に基づいて具体的に説明する。図1には、本願発明の実
施形態にかかる表皮一体型のヘッドレスト1を示してい
る。このヘッドレスト1は、袋状に縫製された次述の表
皮体2内に後述するステー3を配置し、この状態で、上
記表皮体2内に発泡樹脂材を注入し且つこれを発泡させ
て該表皮体2内に発泡樹脂体4を成形し、該発泡樹脂体
4と上記ステー3とを一体化させてなるものである。
【0020】上記表皮体2は、図1に示すように、異形
長円状の平面形態をもつ左右一対の端面表皮材22,2
2と、広幅帯状の周面表皮材21とで構成され、上記一
対の端面表皮材22,22の周縁と上記周面表皮材21
の左右の側縁部21a,21bをそれぞれ縫合線11,
11で示すように縫合して袋状形態としたものであり、
この図1に示す形態が上記表皮体2の最終形態である。
この最終形態としての表皮体2は、次に述べる二つの工
程を経て得られる。
長円状の平面形態をもつ左右一対の端面表皮材22,2
2と、広幅帯状の周面表皮材21とで構成され、上記一
対の端面表皮材22,22の周縁と上記周面表皮材21
の左右の側縁部21a,21bをそれぞれ縫合線11,
11で示すように縫合して袋状形態としたものであり、
この図1に示す形態が上記表皮体2の最終形態である。
この最終形態としての表皮体2は、次に述べる二つの工
程を経て得られる。
【0021】即ち、先ず最初に、図3に示すように、上
記周面表皮材21と上記各端面表皮材22,22とを縫
合した状態で、該周面表皮材21の端縁部21c,21
dを、上記ヘッドレスト1の下面1aに対応する部位に
おいて、上記表皮体2の外側へ折り曲げてこれを衝合さ
せるとともに、この相互に衝合された上記端縁部21
c,21dを、その幅方向両端寄り位置においてそれぞ
れ縫合線12及び縫合線13で示すように所定間隔をも
って略平行に縫合し、これら各縫合線12と縫合線13
の間、及び左右の各縫合線13,13間に、それぞれ上
記表皮体2の内外を連通する開口を設ける。そして、上
記各縫合線12,13の間に位置する短寸の二つの開口
をそれぞれステー挿通用開口6,6とし、また上記縫合
線13,13間に位置する長寸の開口を樹脂注入用開口
5としている。
記周面表皮材21と上記各端面表皮材22,22とを縫
合した状態で、該周面表皮材21の端縁部21c,21
dを、上記ヘッドレスト1の下面1aに対応する部位に
おいて、上記表皮体2の外側へ折り曲げてこれを衝合さ
せるとともに、この相互に衝合された上記端縁部21
c,21dを、その幅方向両端寄り位置においてそれぞ
れ縫合線12及び縫合線13で示すように所定間隔をも
って略平行に縫合し、これら各縫合線12と縫合線13
の間、及び左右の各縫合線13,13間に、それぞれ上
記表皮体2の内外を連通する開口を設ける。そして、上
記各縫合線12,13の間に位置する短寸の二つの開口
をそれぞれステー挿通用開口6,6とし、また上記縫合
線13,13間に位置する長寸の開口を樹脂注入用開口
5としている。
【0022】この縫合作業の完了後に、図4に示すよう
に、上記周面表皮材21の上記各側縁部21a,21b
を上記表皮体2の内側へ折り込み、最終形態としての表
皮体2を得る。
に、上記周面表皮材21の上記各側縁部21a,21b
を上記表皮体2の内側へ折り込み、最終形態としての表
皮体2を得る。
【0023】一方、上記ステー3は、所定径のロッド体
を略「コ」字状に折曲して構成されるものであって、略
平行に延出する両端部をそれぞれシート側への支持部と
なる支持杆部31,31とし、また該各支持杆部31,
31の中間に位置する部分を後述の発泡樹脂体4内に埋
没される埋没杆部32,32としている。
を略「コ」字状に折曲して構成されるものであって、略
平行に延出する両端部をそれぞれシート側への支持部と
なる支持杆部31,31とし、また該各支持杆部31,
31の中間に位置する部分を後述の発泡樹脂体4内に埋
没される埋没杆部32,32としている。
【0024】次に、このようにして形成された上記表皮
体2及び上記ステー3を用いて上記ヘッドレスト1を製
作する場合の作業手順を説明すると次の通りである。
体2及び上記ステー3を用いて上記ヘッドレスト1を製
作する場合の作業手順を説明すると次の通りである。
【0025】先ず、上記表皮体2に上記ステー3をセッ
トする。即ち、上記表皮体2の内部に、その埋没杆部3
2を収容した状態で上記ステー3を配置し、且つ該ステ
ー3の各支持杆部31,31を上記各ステー挿通用開口
6,6を通して外部へ延出させる。尚、上記各ステー挿
通用開口6,6の大きさは、その内部に上記ステー3の
支持杆部31を挿通した状態においてその内面が上記支
持杆部31の表面に略密着するように、該支持杆部31
の径寸法に対応して設定されている。
トする。即ち、上記表皮体2の内部に、その埋没杆部3
2を収容した状態で上記ステー3を配置し、且つ該ステ
ー3の各支持杆部31,31を上記各ステー挿通用開口
6,6を通して外部へ延出させる。尚、上記各ステー挿
通用開口6,6の大きさは、その内部に上記ステー3の
支持杆部31を挿通した状態においてその内面が上記支
持杆部31の表面に略密着するように、該支持杆部31
の径寸法に対応して設定されている。
【0026】上記ステー3の上記表皮体2へのセット作
業が完了すると、次に、上記樹脂注入用開口5から液状
の発泡樹脂材を注入し、これを発泡させて上記表皮体2
内に発泡樹脂体4を成形し、該発泡樹脂体4により上記
ステー3の埋没杆部32を埋没固定せしめ、これにより
上記表皮体2とステー3と発泡樹脂体4の三者が一体化
されてなるヘッドレスト1を得るものである。
業が完了すると、次に、上記樹脂注入用開口5から液状
の発泡樹脂材を注入し、これを発泡させて上記表皮体2
内に発泡樹脂体4を成形し、該発泡樹脂体4により上記
ステー3の埋没杆部32を埋没固定せしめ、これにより
上記表皮体2とステー3と発泡樹脂体4の三者が一体化
されてなるヘッドレスト1を得るものである。
【0027】尚、上記発泡樹脂体4の発泡成形時には、
上記ステー挿通用開口6部分においては、該ステー挿通
用開口6を構成する上記周面表皮材21の端縁部21
c,21dが発泡成形圧を受けて上記支持杆部31の外
周面に押し付けられることで該ステー挿通用開口6から
の発泡樹脂材の漏出が防止される。また、上記樹脂注入
用開口5においては、該樹脂注入用開口5を構成する上
記周面表皮材21の端縁部21c,21dを相互に密着
させる方向に発泡成形圧がかかることで該樹脂注入用開
口5からの発泡樹脂材の漏出が防止される。
上記ステー挿通用開口6部分においては、該ステー挿通
用開口6を構成する上記周面表皮材21の端縁部21
c,21dが発泡成形圧を受けて上記支持杆部31の外
周面に押し付けられることで該ステー挿通用開口6から
の発泡樹脂材の漏出が防止される。また、上記樹脂注入
用開口5においては、該樹脂注入用開口5を構成する上
記周面表皮材21の端縁部21c,21dを相互に密着
させる方向に発泡成形圧がかかることで該樹脂注入用開
口5からの発泡樹脂材の漏出が防止される。
【0028】以上の如くして得られた上記ヘッドレスト
1においては、上記表皮体2における上記ステー挿通用
開口6が該表皮体2を構成する上記周面表皮材21によ
って形成されており、従来構造のようにこのステー挿通
用開口6の部分に別部材である目止材を配置する必要が
ない。従って、上記ヘッドレスト1においては、上記ス
テー挿通用開口6部分に、従来のように目止材の介在に
起因する凹凸が生じることがなく、該ステー挿通用開口
6部分の表面が可及的に平滑面とされ、そのその美観性
が良好となり、延いては上記ヘッドレスト1の商品価値
が向上することになる。
1においては、上記表皮体2における上記ステー挿通用
開口6が該表皮体2を構成する上記周面表皮材21によ
って形成されており、従来構造のようにこのステー挿通
用開口6の部分に別部材である目止材を配置する必要が
ない。従って、上記ヘッドレスト1においては、上記ス
テー挿通用開口6部分に、従来のように目止材の介在に
起因する凹凸が生じることがなく、該ステー挿通用開口
6部分の表面が可及的に平滑面とされ、そのその美観性
が良好となり、延いては上記ヘッドレスト1の商品価値
が向上することになる。
【0029】また、この実施形態の如き製造方法によれ
ば、例えば従来の製造方法の如く表皮体とは別部材の目
止材を用意し且つ発泡樹脂材の注入に先立って該目止材
を装着する必要がないことから、必要部品点数が削減さ
れるとともにその作業工数の低減が可能となり、それだ
け製造コストが低減され、上記ヘッドレスト1をより安
価に提供することが可能となるものである。
ば、例えば従来の製造方法の如く表皮体とは別部材の目
止材を用意し且つ発泡樹脂材の注入に先立って該目止材
を装着する必要がないことから、必要部品点数が削減さ
れるとともにその作業工数の低減が可能となり、それだ
け製造コストが低減され、上記ヘッドレスト1をより安
価に提供することが可能となるものである。
【図1】本願発明にかかる表皮一体型ヘッドレストの斜
視図である。
視図である。
【図2】図1のII−II要部拡大断面図である。
【図3】図1に示した表皮体の斜視図である。
【図4】表皮体の使用時状態を示す斜視図である。
【図5】従来の表皮一体型ヘッドレストの斜視図であ
る。
る。
【図6】図5のVI−VI要部拡大断面図である。
1はヘッドレスト、2は表皮体、3はステー、4は発泡
樹脂体、5は樹脂注入用開口、6はステー挿通用開口、
11〜14は縫合線、21は周面表皮材、22は端面表
皮材である。
樹脂体、5は樹脂注入用開口、6はステー挿通用開口、
11〜14は縫合線、21は周面表皮材、22は端面表
皮材である。
Claims (2)
- 【請求項1】 発泡樹脂材でなる発泡樹脂体(4)の外
表面を袋状に縫製された表皮体(2)で被包するととも
に、上記発泡樹脂体(4)内に埋没配置されたステー
(3)の支持杆部(31)を上記表皮体(2)に設けた
ステー挿通用開口(6)を通して外部に延出させてなる
表皮一体型ヘッドレストであって、 上記ステー挿通用開口(6)が、上記表皮体(2)を構
成する表皮材(21)の一対の端部(21c),(21
d)同士を上記表皮体(2)の内部側へ折り曲げて衝合
させ且つ所定の間隔をもって略平行に縫合することでそ
の縫合線(11),(12)間に上記表皮体(2)の内
外を連通する如く形成された開口部分で構成されている
ことを特徴とする表皮一体型ヘッドレスト。 - 【請求項2】 袋状に縫製された表皮体(2)を構成す
る表皮材(21)の一対の端部(21c),(21d)
同士を該表皮体(2)の内部側へ折り曲げて衝合させ且
つ所定の間隔をもって略平行に縫合することでその縫合
線(11),(12)間に上記表皮体(2)の内外を連
通するステー挿通用開口(6)を形成するとともに、 上記表皮体(2)内にステー(3)を配置し且つその支
持杆部(31)を上記ステー挿通用開口(6)を通して
該表皮体(2)の外部へ延出せしめ、 しかる後、上記表皮体(2)内に発泡樹脂材を注入し且
つこれを発泡させることで、該表皮体(2)の内部に、
該表皮体(2)によりその外表面が被包されるとともに
上記ステー(3)が埋没固定せしめられた発泡樹脂体
(4)を成形することを特徴とする表皮一体型ヘッドレ
ストの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17710897A JPH1118868A (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 表皮一体型ヘッドレスト及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17710897A JPH1118868A (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 表皮一体型ヘッドレスト及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1118868A true JPH1118868A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16025301
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17710897A Pending JPH1118868A (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 表皮一体型ヘッドレスト及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1118868A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014192534A1 (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-04 | 株式会社タチエス | ヘッドレスト |
| US20150010728A1 (en) * | 2013-07-04 | 2015-01-08 | Tachi-S Co., Ltd. | Foam product integral with trim cover element |
| EP2839986A4 (en) * | 2012-04-16 | 2016-04-06 | Johnson Controls Tech Co | HEADREST |
| JP2021172313A (ja) * | 2020-04-30 | 2021-11-01 | 株式会社イノアックコーポレーション | ヘッドレストの発光構造 |
-
1997
- 1997-07-02 JP JP17710897A patent/JPH1118868A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2839986A4 (en) * | 2012-04-16 | 2016-04-06 | Johnson Controls Tech Co | HEADREST |
| WO2014192534A1 (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-04 | 株式会社タチエス | ヘッドレスト |
| JP2014233351A (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-15 | 株式会社タチエス | ヘッドレスト |
| CN105407762A (zh) * | 2013-05-31 | 2016-03-16 | 株式会社塔捷斯 | 头枕 |
| EP3005906A4 (en) * | 2013-05-31 | 2017-01-18 | Tachi-S Co., Ltd. | Headrest |
| US9616788B2 (en) | 2013-05-31 | 2017-04-11 | Tachi-S Co., Ltd. | Headrest with headrest stay |
| US20150010728A1 (en) * | 2013-07-04 | 2015-01-08 | Tachi-S Co., Ltd. | Foam product integral with trim cover element |
| JP2021172313A (ja) * | 2020-04-30 | 2021-11-01 | 株式会社イノアックコーポレーション | ヘッドレストの発光構造 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040628 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070703 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20071030 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |