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JPH11162831A - 投影露光装置及び投影露光方法 - Google Patents

投影露光装置及び投影露光方法

Info

Publication number
JPH11162831A
JPH11162831A JP9338109A JP33810997A JPH11162831A JP H11162831 A JPH11162831 A JP H11162831A JP 9338109 A JP9338109 A JP 9338109A JP 33810997 A JP33810997 A JP 33810997A JP H11162831 A JPH11162831 A JP H11162831A
Authority
JP
Japan
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cleaning
optical member
projection exposure
optical system
projection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9338109A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11162831A5 (ja
Inventor
Tetsuo Taniguchi
哲夫 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP9338109A priority Critical patent/JPH11162831A/ja
Priority to PCT/JP1998/005258 priority patent/WO1999027568A1/ja
Priority to AU11757/99A priority patent/AU1175799A/en
Publication of JPH11162831A publication Critical patent/JPH11162831A/ja
Priority to US09/577,020 priority patent/US6496257B1/en
Priority to US10/212,278 priority patent/US20030011763A1/en
Priority to US11/008,166 priority patent/US7061575B2/en
Publication of JPH11162831A5 publication Critical patent/JPH11162831A5/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/708Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
    • G03F7/70858Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature
    • G03F7/70866Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature of mask or workpiece

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 投影光学系等の光学部材の感光剤等付着によ
る汚れを少なくすることにより、露光精度を向上して、
パターン転写を実行する。 【解決手段】 転写時以外の時に、清掃装置8によって
所定位置の光学部材OBを清掃した後、あるいは、汚れ
防止装置98によって感応基板Wと所定位置の光学部材
OBとの間で気体を流動させながら、感応基板Wへのパ
ターン転写を行う。また、転写時以外の時に、汚れ測定
装置84によって所定位置の光学部材OBの汚れを測定
し、測定結果に基づいて、転写の実行、または、光学部
材OBの清掃若しくは交換を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、投影露光装置及び
投影露光方法に係り、更に詳しくは、例えば半導体素子
又は液晶表示素子等をフォトリソグラフィ工程で製造す
る際に転写用に用いられる投影露光装置及び投影露光方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の装置では、近年、回路パターン
の更なる微細化の要請に応じた解像力の向上のために、
露光用の照明光として、波長の短い紫外領域の光が一般
的に使用されている。また、投影露光装置の生産性は露
光時間に依存するので、生産性の向上の要請に応じて露
光時間を短くするために、照度の高い露光用の照明光が
使用される。したがって、転写時には、ウエハ又はガラ
スプレート等基板の感光剤(フォトレジスト)の塗布面
は、エネルギー密度が高い光で照射されることとなる。
【0003】エネルギー密度の高い光が感光剤塗布面に
照射されると、感光剤や感光剤の変性物(以後、感光剤
等と呼ぶ)が飛び散ったり、あるいは気化して蒸発する
現象(アブレーション)が発生する。こうして、基板か
ら解離した感光剤等の一部は、基板に近い位置にある光
学部材に到達して、この光学部材の基板対向面に付着す
る。
【0004】このようにして光学部材に感光剤等が付着
すると、付着物は光学部材の光学的な汚れとして作用
し、例えば、投影光学系を構成する光学部材の場合に
は、汚れに応じた感光剤塗布面の部分の転写時における
照度が他の部分よりも低下することになる。すなわち、
感光剤塗布面上の転写されるパターンの位置による露光
量のばらつきが発生することになる。この結果、例えば
均一となるべき線幅が不均一となるなどし、最終製品が
集積回路の場合には動作不良を引き起こす原因となる。
【0005】更に、光学部材への付着物が照明光を吸収
する性質のものであると、転写時に付着物が照明光を吸
収して加熱されることに伴い、光学部材の温度が上昇し
光学特性が変化するので、投影光学系全体としての結像
特性が変化してしまうことになる。
【0006】こうした事態を回避するため、投影光学系
等の光学部材と感応基板との間に、交換可能なカバーガ
ラスまたは高分子の膜を配置し、投影光学系の光学部材
への汚れ物質の到達を防止する技術が提案されている
(特開平−365050号公報等:以後、従来例と呼
ぶ)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、投影光学系はそ
の解像度を限界まで上げるため、その開口数(NA)を
極限まで上げる傾向にある。したがって、感応基板に入
射する露光用照明光の感応基板への入射角の最大値がよ
り大きくなってくるので、露光装置の光学系の径を小さ
くするために、転写時には投影光学系をより感応基板に
近付けることが考えられている。転写時に投影光学系を
感応基板に近付けることは、光学設計上での収差低減に
も有利な方向に働く。
【0008】しかし、転写時に投影光学系を感応基板に
近付けると、感応基板から解離した感光剤等の汚れ原因
物質の投影光学系の光学部材への付着が増加することに
なるので、投影光学系の光学部材の汚れは深刻な問題と
なってくる。さらに、解像度や生産性の向上の要請に伴
う、露光用照明光の短波長化、高照度化も進んでおり、
より深刻な問題となってきている。
【0009】ところで、上記従来例は投影光学系と感応
基板との間に交換可能な汚れ防止部材を配置する構成と
しているので、転写時において、投影光学系と感応基板
の被露光面との間は、投影光学系と汚れ防止部材との間
の雰囲気、汚れ防止部材、及び汚れ防止部材と感応基板
の被露光面との間の雰囲気という三層構造を有すること
になる。したがって、転写時に投影光学系を感応基板に
近付けることには、限界があった。
【0010】また、近年におけるパターン転写の高精度
化の要請より、交換可能な汚れ防止部材の取付け再現性
が非常に厳格になり、また、許容できる汚れ防止部材自
体の光学的ばらつきが非常に厳格なものとなるため、交
換可能な汚れ防止部材として、一定の厚さを有するカバ
ーガラスを採用することは限界にきている。すなわち、
汚れ防止部材を付け替えると、投影光学系全体の収差バ
ランスを調整し直さなくてはならず、実用的ではなくな
ってきている。
【0011】また、交換可能な汚れ防止部材として高分
子の膜を採用すると、膜厚が薄いため、投影光学系の収
差バランスの再調整といった問題は発生しないが、露光
用照明光の膜への入射角が大きい成分については、透過
率が悪化することになる。特に、結像に寄与が大きいS
偏光の透過率が悪化して結像性能に影響を及ぼす。高分
子膜の場合、反射防止コートを行うことは難しく、こち
らも実使用に耐えられない。
【0012】本発明はかかる事情のもとになされたもの
であり、本発明の投影露光装置の第1の目的は、投影光
学系等の光学部材の感光剤等付着による汚れを少なくす
ることにより、露光精度を向上させる投影露光装置を提
供することにある。
【0013】また、本発明の投影露光装置の第2の目的
は、特に、パターン転写時以外の時に、投影光学系等の
光学部材を清掃することにより、露光精度を向上させる
投影露光装置を提供することにある。
【0014】また、本発明の投影露光装置の第3の目的
は、特に、パターン転写時以外の時に、投影光学系等の
光学部材の汚れを測定し、測定結果に応じて該光学部材
を清掃又は交換することにより、露光精度を向上させる
投影露光装置を提供することにある。
【0015】また、本発明の投影露光装置の第4の目的
は、特に、パターン転写中での、投影光学系等の光学部
材の汚れを防止することにより、露光精度を向上させる
投影露光装置を提供することにある。
【0016】また、本発明の投影露光方法の目的は、投
影光学系等の光学部材の感光剤等付着による汚れが少な
い状態で好適にパターン転写を行う投影露光方法を提供
することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、マスク(R)に形成されたパターンを、投影光学系
(PL)を介して感応基板(W)上に転写する投影露光
装置において、所定位置に配置された光学部材(OB)
を清掃する清掃装置(8、40等)を設けたことを特徴
とする。
【0018】本請求項1の投影露光装置によれば、転写
に先立ち、前回までの転写によって、感応基板(W)の
被露光面の近くの所定位置に配置された光学部材(O
B)の基板対向面に付着した感光剤等の汚れを清掃する
ことにより、転写時の光学部材(OB)の基板対向面の
汚れが少なくなるので、露光精度を向上させることがで
きる。
【0019】なお、清掃は転写の都度実行してもよい
が、一回の転写による光学部材の汚れが少ないものであ
れば、汚れが許容範囲内の間、例えば所定回数の転写の
都度あるいは定期的に実行すればよい。
【0020】請求項1の投影露光装置において、清掃装
置の配置には様々考えられるが、請求項2に記載の発明
のように、清掃装置(8、40等)が、感応基板(W)
を保持するステージ上(WST)に設置されることとし
てもよいし、また、請求項4に記載の発明のように、清
掃装置(8、40等)が、感応基板を保持するステージ
とは異なる移動機構(CST)に搭載されることとして
もよい。
【0021】本請求項2の投影露光装置によれば、清掃
の実行のために必要な清掃用部材(8)の駆動を、転写
の実行にあたって感応基板(W)の移動に使用され、従
来から標準的に実装されている感応基板(W)を保持す
るステージ(WST)によって行うことができるので、
簡易に清掃機能を実現することができる。
【0022】請求項2の投影露光装置では、請求項3に
記載の発明のように、清掃装置(8)が、ステージ(W
ST)上で感応基板(W)を上下動するための駆動装置
(12)に載置されることが好ましい。
【0023】本請求項3の投影露光装置によれば、駆動
装置(12)によって、清掃装置(8)と光学部品(O
B)とを接触させたり、離隔させたりすることができ
る。
【0024】また、請求項4の投影露光装置によれば、
清掃装置(40等)が感応基板(W)を保持するステー
ジ(WST)とは別個の移動機構(CST)で清掃実施
位置まで移動されるので、感応基板(W)を保持するス
テージ(WST)の精度と清浄度とを確保しつつ、清掃
機能と転写機能とを実現することができる。
【0025】請求項2又は4の投影露光装置において、
清掃装置の構成は様々考えられるが、請求項5に記載の
発明のように、光学部材(OB)の清掃対象部分を洗浄
用溶液に浸して超音波洗浄する超音波洗浄器(40)を
備えることとしてもよいし、請求項6に記載の発明のよ
うに、光学部材(OB)の基板対向面と接触して、この
基板対向面を清掃する清掃用部材(8)を備えることと
してもよいし、また、請求項7に記載の発明のように、
光学部材(OB)の基板対向面に清掃用溶液を吹き付け
る溶液発射器(72)を備えることとしてもよい。
【0026】請求項6の投影露光装置では、清掃用部材
(8)が、基板対向面と接触すべき面を有し、接触時に
前記光学部材(OB)を損傷しない柔軟部材(34)を
備えることが好適である。また、基板対向面と柔軟部材
(34)とが接触した状態で清掃用部材を駆動し、基板
対向面と柔軟部材とを擦り合わさせる駆動器を更に備え
ることが可能である。また、柔軟部材(34)として清
掃用溶剤を浸潤可能な多孔質部材を使用することが可能
である。
【0027】請求項7の投影露光装置では、溶液発射器
(72)として、超音波振動が付与された清掃用溶液を
発射する発射器を採用することが好適である。
【0028】請求項8に記載の発明は、マスク(R)に
形成されたパターンを、投影光学系(PL)を介して感
応基板(W)上に転写する投影露光装置において、所定
位置に配置された光学部材(OB)の汚れを測定する汚
れ測定装置(84)を設けたことを特徴とする。
【0029】汚れ測定装置(84)は、清掃装置(8、
36等)と共に設けてもよいし、単独で設けてもよい。
【0030】汚れ測定装置(84)を清掃装置(8、3
6等)と共に設けた場合には、転写の実行に先立って、
光学部材(OB)の汚れを測定することにより、光学部
材(OB)を清掃する必要の有無を判断することができ
る。したがって、汚れ測定装置(84)による測定の結
果から、光学部材(OB)の清掃を必要とするときに確
実に清掃を実行でき、また、清掃の効果を確認できるの
で、露光精度を向上させることができる。
【0031】また、汚れ測定装置(84)を単独で設け
た場合には、転写の実行に先立って、光学部材(OB)
の汚れを測定することにより、光学部材(OB)を交換
する必要の有無を判断することができる。したがって、
汚れ測定装置(84)による測定の結果から、光学部材
(OB)の交換を必要とするときに確実に交換をを実行
できるので、露光精度を向上することができる。
【0032】ここで、汚れ測定装置(84)の構成は様
々考えられるが、例えば請求項9に記載の発明のよう
に、汚れ測定装置(84)が、光学部材(OB)に光を
照射する照射光学系(86、88、及び90)と;光学
部材(OB)からの光を検出する光検出器(94)と;
光検出器(94)の検出結果に基づいて光学部材(O
B)の汚れを測定する汚れ測定処理器(96)とを備え
ることとすることができる。
【0033】測定用の測定光として露光用の照明光を使
用することも可能であるが、この場合には、測定用の光
学系を構成する光学部材として紫外光を透過する部材を
選択する必要があり、光学部材の選択の余地が狭くな
る。そこで、汚れ測定装置(84)が、感応基板(W)
の側から光学部材(OB)に測定光を照射することと
し、測定光が光学部材(OB)で反射された反射成分光
を検出することが好適である。
【0034】請求項10に記載の発明は、マスク(R)
に形成されたパターンを、投影光学系(PL)を介して
感応基板(W)上に転写する投影露光装置であって、前
記感応基板(W)の被露光面の近くに配置された光学部
材(OB)と前記感応基板(W)との間で気体を流動さ
せて、前記感応基板(W)から発生する異物が前記光学
部材(OB)に到達するのを防止する汚れ防止装置(9
8)を設けたことを特徴とする。
【0035】本請求項10の投影露光装置によれば、汚
れ防止装置(98)が、感応基板(W)と光学部材(O
B)との間で気体を流動させて、感応基板(W)からの
汚れ原因物質の到達を防止する。したがって、光学部材
(OB)と感応基板(W)との間における露光用照明光
の進行経路には気体以外の介在物を必要としない。した
がって、光学部材(OB)の基板対向面の汚れが少なく
なり、露光精度を向上できる。
【0036】ここで、汚れ防止装置(98)の構成は様
々考えられるが、例えば請求項11に記載の発明のよう
に、光学部材(OB)の基板対向面付近に気体の流動経
路を設定する流動経路設定部材(102a及び104
a)と;流動経路設定部材(102a及び104a)に
よって設定された流動経路へ気体を供給する気体供給器
(106)とを備えることとすることができる。
【0037】上記の請求項1〜11に記載の発明におけ
る光学部材は様々考えられるが、、請求項12に記載の
発明のように、露光用の照明光の光路上であって、感応
基板の最も近くに配置された光学部材とすることもでき
るし、また、請求項13に記載の発明のように、前記感
応基板を位置合わせするための光学系の先端部の光学部
材とすることもできる。
【0038】ここで、感応基板を位置合わせするための
光学系としては、投影光学系の光軸に垂直な方向につい
て感応基板を位置合わせするアラインメント光学系や投
影光学系の光軸に平行な方向について感応基板を位置合
わせすフォーカス検出光学系がある。
【0039】請求項12の投影露光装置によれば、転写
時における汚れ原因物質の付着による、露光用の照明光
の光路上であって感応基板の最も近くに配置される投影
光学系を構成する光学部材の汚れを心配する必要がな
り、投影光学系を感応基板の近づけた投影光学系の設計
が可能となるので、より高開口数の投影光学系の実現が
簡単にできる。
【0040】また、請求項13の投影露光装置によれ
ば、感光剤等が付着しやすい、感応基板を位置合わせす
るための光学系の先端部の光学部材を清掃、汚れ測定、
又は汚れ防止の対象とするので、光学部材の汚れが少な
くなり、露光精度を向上できる。
【0041】請求項14に記載の発明は、マスク(R)
に形成されたパターンを、投影光学系(PL)を介して
感応基板(W)上に転写する投影露光方法であって、所
定位置に配置された光学部材(OB)の汚れを清掃する
清掃工程と;前記光学部材(OB)の清掃後に、前記マ
スク(R)に形成されたパターンを、前記投影光学系
(PL)を介して前記感応基板(W)上に転写する転写
工程とを含む。
【0042】上記の請求項14に記載の発明における光
学部材は様々考えられるが、、請求項15に記載の発明
のように、露光用の照明光の光路上であって、感応基板
の最も近くに配置された光学部材とすることができる。
【0043】請求項14の投影露光方法によれば、ま
ず、清掃工程を実行し、前回までの転写によって感応基
板(W)の被露光面の近くの所定位置に配置された光学
部材(OB)に付着した感光剤等の汚れを清掃して、光
学部材(OB)を清浄な状態とする。この後、転写ステ
ップを実行することにより、光学部材(OB)の汚れが
少なく、投影光学系(PL)と感応基板(W)との間に
雰囲気以外の介在物が無い状態で、投影光学系(PL)
と感応基板(W)とを近付けて好適な転写が実行され
る。
【0044】なお、清掃は転写の都度実行してもよい
が、一回の転写による光学部材(OB)の汚れが少ない
ものであれば、請求項16に記載の発明のように、清掃
工程に先立って実行される、光学部材(OB)の基板対
向面の汚れと転写回数との関係を測定し、光学部材(O
B)の基板対向面が清浄な状態から所定の許容できない
汚れに達するまでの露光回数である限界転写回数を評価
する汚れ評価工程を更に備えることとするとともに、前
回の清掃工程の実行以後における転写の回数が限界転写
回数に達する前に、清掃工程を実行することとすること
ができる。
【0045】本請求項16の投影露光方法によれば、汚
れが許容範囲内の間、例えば所定回数の転写の都度ある
いは定期的に清掃工程を実行すればよいので、生産性が
向上する。
【0046】請求項17に記載の発明は、マスク(R)
に形成されたパターンを、投影光学系(PL)を介して
感応基板(W)上に転写する投影露光方法であって、所
定位置に配置された光学部材(OB)の汚れを測定する
汚れ測定工程と;前記測定工程で得られた測定結果に基
づいて、転写を実行するか否かを判断する判断工程とを
含む。
【0047】本請求項17の投影露光方法によれば、転
写の実行に先立って、まず、汚れ測定工程を実行して、
光学部材(OB)の汚れを測定する。そして、判断工程
で、汚れ測定工程での測定結果から、次回の汚れ測定工
程の実行までの転写によって、光学部材(OB)の汚れ
が所定の許容限界値を超えると予想されるか否かを判断
をする。光学部材(OB)の汚れが所定の許容限界値を
超えると予想される場合には、光学部材(OB)の清掃
あるいは交換を行う。また、光学部材(OB)の汚れが
所定の許容限界値を超えると予想されない場合には、転
写を実行する。
【0048】したがって、汚れ測定工程による測定の結
果から、光学部材(OB)の清掃または交換を必要とす
るときに確実に清掃または交換を実行できるので、露光
精度を向上させるとともに、生産性を向上することがで
きる。
【0049】
【発明の実施の形態】《第1実施形態》以下、本発明の
第1実施形態の投影露光装置及び投影露光方法を、図1
〜図5に基づいて説明する。
【0050】本実施形態の投影露光装置は、ウエハWへ
のパターン転写を行うとともに、転写時以外の時に、転
写時においてウエハWの近くに配設される光学部材の清
掃を行うものである。図1には、本実施形態の投影露光
装置の概略的な構成が示されている。本実施形態の投影
露光装置は、いわゆるステップ・アンド・スキャン露光
方式の投影露光装置である。
【0051】図1に示されるように、本実施形態の投影
露光装置は、光源1及び照明光学系(2、3、5〜7)
を含む照明系、マスクとしてのレチクルRを保持するマ
スクステージとしてのレチクルステージRST、投影光
学系PL、基板としてのウエハW又は清掃装置としての
清掃部材8のいずれか一方を保持するステージとしての
ウエハステージWSTを有するステージ装置10、及び
これらの制御系等を備えている。そして、転写時にはウ
エハステージWST上にウエハWが保持され、清掃時に
はウエハステージWST上に清掃部材8が保持される。
【0052】前記照明系は、光源1、コリメータレン
ズ、フライアイレンズ等(いずれも図示せず)からなる
照度均一化光学系2、リレーレンズ3、可変NDフィル
タ4、レチクルブラインド5、リレーレンズ6及びダイ
クロイックミラー7(この内、照度均一化光学系2、リ
レーレンズ3、レチクルブラインド5、リレーレンズ6
及びダイクロイックミラー7によって照明光学系が構成
される)等を含んで構成されている。
【0053】ここで、この照明系の構成各部についてそ
の作用とともに説明すると、光源1で発生した照明光I
Lは不図示のシャッターを通過した後、照度均一化光学
系2により照度分布がほぼ均一な光束に変換される。照
明光ILとしては、例えばKrFエキシマレーザ光やA
rFエキシマレーザ光等のエキシマレーザ光、銅蒸気レ
ーザやYAGレーザの高調波、あるいは超高圧水銀ラン
プからの紫外域の輝線(g線、i線等)等が用いられ
る。
【0054】照度均一化光学系2から水平に射出された
光束は、リレーレンズ3を介して、レチクルブラインド
5に達する。このレチクルブラインド5は、レチクルR
のパターン形成面及びウエハWの露光面と光学的に共役
な面に配置され、このレチクルブラインド5のリレーレ
ンズ3側に密着するように、可変NDフィルタ4が設置
されている。
【0055】レチクルブラインド5としては、複数枚の
可動遮光板(例えば、2枚のL字型の可動遮光板)を例
えばモータにより開閉することにより開口部の大きさ
(スリット幅等)を調整するものが用いられる。その開
口部の大きさを調整することにより、レチクルRを照明
するスリット状の照明領域IAR(図2参照)を任意の
形状及び大きさに設定できるようになっている。
【0056】また、可変NDフィルタ4は透過率分布を
所望の状態に設定するもので、例えば二重すだれ構造、
液晶表示パネル、エレクトロクロミックデバイス、又は
所望の形状のNDフィルタより構成されている。本実施
形態では、この可変NDフィルタ4は、可変NDフィル
タ制御部22によって出し入れ(あるいはその回転角
度)等の制御がなされており、これによりレチクルR上
の照明領域IAR内の照度分布が意図的に不均一にさ
れ、結果的に走査中のウエハW上の露光量を一定に保つ
ことができるようになっている。通常は、可変NDフィ
ルタ4の全体が100%透過になっており、レチクルR
上の照明領域IAR内の照度分布は均一である。
【0057】可変NDフィルタ4及びレチクルブライン
ド5を通過した光束は、リレーレンズ6を通過してダイ
クロイックミラー7に至り、ここで鉛直下方に折り曲げ
られて回路パターン等が描かれたレチクルRの照明領域
IAR部分を照明する。
【0058】前記レチクルステージRST上にはレチク
ルRが、例えば真空吸着により固定されている。レチク
ルステージRSTは、レチクルRの位置決めのため、照
明光学系の光軸IX(後述する投影光学系PLの光軸A
Xに一致)に垂直な平面内で2次元的に(X軸方向及び
これに直交するY軸方向及びXY平面に直交するZ軸回
りの回転方向に)微少駆動可能に構成されている。
【0059】また、このレチクルステージRSTは、リ
ニアモータ等で構成されたレチクル駆動部(図示省略)
により、所定の方向(走査方向)に指定された走査速度
で移動可能となっている。このレチクルステージRST
は、レチクルRの全面が少なくとも照明光学系の光軸I
Xを横切ることができるだけの移動ストロークを有して
いる。
【0060】レチクルステージRSTの端部にはレチク
ルレーザ干渉計(以下、「レチクル干渉計」という)1
6からのレーザビームを反射する移動鏡15が固定され
ており、レチクルステージRSTのステージ移動面内の
位置はレチクル干渉計16によって、例えば0.01μ
m程度の分解能で常時検出される。ここで、実際には、
レチクルステージRST上には走査方向に直交する反射
面を有する移動鏡と非走査方向に直交する反射面を有す
る移動鏡とが設けられ、これに対応してレチクル干渉計
も走査方向位置計測用の干渉計と非走査方向位置計測用
の干渉計とが設けられているが、図1ではこれらが代表
的に移動鏡15、レチクル干渉計16として示されてい
る。
【0061】レチクル干渉計16からのレチクルステー
ジRSTの位置情報RPはステージ制御系19に送られ
る。ステージ制御系19は、レチクルステージRSTの
位置情報に基づいてレチクル駆動部(図示省略)ヘレチ
クル移動指示MRを出力し、レチクル駆動部を介してレ
チクルステージRSTを駆動する。
【0062】なお、不図示のレチクルアライメント系に
より所定の基準位置にレチクルRが精度良く位置決めさ
れるように、レチクルステージRSTの初期位置が決定
されるため、移動鏡15の位置をレチクル干渉計16で
測定するだけでレチクルRの位置を十分高精度に測定し
たことになる。
【0063】前記投影光学系PLは、レチクルステージ
RSTの図1における下方に配置され、その光軸AX
(照明光学系の光軸IXに一致)の方向がZ軸方向とさ
れ、転写時においてウエハWにもっとも近接した光学部
材として対物レンズOBを備えている。投影光学系PL
では、両側テレセントリックで所定の縮小倍率(例えば
1/5、又は1/4)を有する屈折光学系が使用されて
いる。このため、照明光学系からの照明光ILによって
レチクルRの照明領域IARが照明されると、このレチ
クルRを通過した照明光ILにより、投影光学系PLを
介してレチクルRの回路パターンの縮小像が表面にフォ
トレジスト(感光剤)が塗布されたウエハW上に形成さ
れる。
【0064】ステージ装置10は、投影光学系PLの図
1における下方に配置され、ベースBS上をXY2次元
方向に移動するほぼ正方形のウエハステージWSTと、
このウエハステージWST上に搭載されたウエハホルダ
9と、このウエハホルダ9の内部に組み込まれた上下動
部材としてのセンターアップ12(図3参照)とを備え
ている。
【0065】ウエハホルダ9上にはウエハWが真空吸着
される。ウエハホルダ9は、投影光学系PLの最良結像
面に対し、任意方向に傾斜可能で、かつ投影光学系PL
の光軸AX方向(Z方向)に微動が可能に構成されてい
る。また、このウエハホルダ9は光軸AX回りの回転動
作も可能になっている。
【0066】ウエハステージWSTは走査方向(X方
向)の移動のみならず、ウエハW上の複数のショット領
域を前記照明領域IARと共役な露光領域に位置させる
ことができるように、走査方向に垂直な方向(Y方向)
にも移動可能に構成されており、ウエハW上の各ショッ
ト領域を走査(スキャン)露光する動作と、次のショッ
トの露光開始位置まで移動する動作とを繰り返すステッ
プ・アンド・スキャン動作を行う。このウエハステージ
WSTはモータ等のウエハステージ駆動部24によりX
Y2次元方向に駆動される。
【0067】ウエハステージWSTの端部にはウエハレ
ーザ干渉計(以下、「ウエハ干渉計」という)18から
のレーザビームを反射する移動鏡17が固定され、ウエ
ハステージWSTのXY平面内での位置はウエハ干渉計
18によって、例えば0.01μm程度の分解能で常時
検出されている。ここで、実際には、ウエハステージW
ST上には、走査方向に直交する反射面を有するX移動
鏡17Xと非走査方向に直交する反射面を有するY移動
鏡17Yとが設けられ、これに対応してウエハ干渉計も
X軸方向位置計測用のX干渉計18XとY軸方向位置計
測用のY干渉計18Yとが設けられているが、図1では
これらが代表的に移動鏡17、ウエハ干渉計18として
示されている。ウエハステージWSTの位置情報(又は
速度情報)SP1はステージ制御系19に送られ、ステ
ージ制御系19はこの位置情報(又は速度情報)に基づ
いてウエハステージ駆動指示MS1を出力し、ウエハス
テージ駆動部24を介してウエハステージWSTを制御
する。
【0068】前記ウエハホルダ9としては、ここでは円
形のものが使用され、この上面にはウエハWを真空吸着
するための同心円状の吸着用溝(不図示)が設けられ、
これらの吸着用溝の内部を不図示の真空ポンプ(バキュ
ームポンプ)の真空吸引力により真空に引くことでウエ
ハWが吸着されるようになっている。投影光学系PLの
焦点深度を有効に使うため、ウエハWは平面度よく保持
される必要があり、塵等を間に挟む可能性があるため、
できるだけ接触面積を小さくして、かつ撓まないように
保持するように工夫されている。なお、吸着用溝は同心
円状のものの他、点状のものが分布するタイプ、直線上
のもの等が考案されており、いずれのタイプの吸着用溝
を設けても良いことは勿論である。
【0069】前記センターアップ12は、図3の断面図
に示されるように、最上面に設けられた吸着部12aと
軸部12bとを有し、ユニット30内の不図示のセンタ
ーアップ駆動機構により、ステージ制御系19が出力す
るセンタアップ駆動指示MC1に応じて吸着部12aが
上下されるようになっている。吸着部12aの中心部に
は不図示の吸引孔が形成され、この吸引孔は軸部12b
の中心を軸方向に貫通してユニット30の底部近傍で不
図示の真空ポンプに接続された吸引チューブに接続され
ている。これにより、不図示の真空ポンプの真空吸引力
によりウエハWを吸着部12a上面に吸着できるように
なっている。なお、センタアップ12の上下動は、不図
示のリミットスイッチ、位置センサ等により監視されて
いる。
【0070】本実施形態の投影露光装置においては、図
2に示されるように、レチクルRの走査方向(X方向)
に対して垂直な方向に長手方向を有する長方形(スリッ
ト状)の照明領域IARでレチクルRが照明され、レチ
クルRは転写時に−X方向に速度VR で走査(スキャ
ン)される。照明領域IAR(中心は光軸AXとほぼ一
致)は投影光学系PLを介してウエハW上に投影され、
スリット状の露光領域IAが形成される。ウエハWはレ
チクルRとは倒立結像関係にあるため、ウエハWは速度
R の方向とは反対方向(+X方向)にレチクルRに同
期して速度VW で走査され、ウエハW上のショット領域
SAの全面が露光可能となっている。走査速度の比VW
/VR は正確に投影光学系PLの縮小倍率に応じたもの
になっており、レチクルRのパターン領域PAのパター
ンがウエハW上のショット領域SA上に正確に縮小転写
される。照明領域IARの長手方向の幅は、レチクルR
上のパターン領域PAよりも広く、遮光領域STの最大
幅よりも狭くなるように設定され、走査(スキャン)す
ることによりパターン領域PA全面が照明されるように
なっている。
【0071】図1に戻り、投影光学系PLの側面には、
ウエハW上の各ショット領域に付設されたアライメント
マーク(ウエハマーク)の位置を検出するためのオフ・
アクシス方式のアライメント顕微鏡(不図示、これにつ
いては、後述する)が設けられ、そのアライメント顕微
鏡の計測結果が、装置全体の動作を制御する主制御装置
20に供給され、主制御装置20では、ウエハマークの
計測された位置よりウエハW上のショット領域の配列座
標を例えば特開昭61−44429号公報に開示される
ような最小自乗法を用いた統計演算の手法により算出す
る。
【0072】また、上記の不図示のアライメント顕微鏡
は、投影光学系PLの一側面に固定されており、本実施
形態では高倍率の画像処理方式のものが用いられてい
る。このアライメント顕微鏡は、ハロゲンランプ等のブ
ロードバンドな照明光を発する光源、対物レンズ、指標
板、CCD等の撮像素子及び信号処理回路、演算回路等
(いずれも図示省略)を含んで構成されている。このア
ライメント顕微鏡を構成する光源から発せられた照明光
がアライメント顕微鏡内部の対物レンズを通過した後ウ
エハW上に照射され、そのウエハW表面の不図示のウエ
ハマーク領域からの反射光がアライメント顕微鏡内部に
戻り、対物レンズ、指標板を順次透過してCCD等の撮
像面上にウエハマークの像、及び指標板上の指標の像が
結像される。これらの像の光電変換信号が信号処理回路
により処理され、演算回路によってウエハマークと指標
との相対位置が算出される。この算出結果が、主制御装
置20に供給される。なお、ウエハWのアライメント方
法は種々提案されているが、他の方法でも同様に使用で
きる。
【0073】また、図1の装置には、投影光学系PLの
最良結像面に向けてピンホール、あるいはスリット像を
形成するための結像光束を光軸AX方向に対して斜め方
向より供給する照射光学系13と、その結像光束のウエ
ハWの表面での反射光束を、スリットを介して受光する
受光光学系14とから成る斜入射方式のウエハ位置検出
系(焦点検出系)が、投影光学系PLを支える支持部
(図示省略)に固定されている。このウエハ位置検出系
の構成等については、例えば特開昭60−168112
号公報に開示されており、ウエハ表面の結像面に対する
上下方向(Z方向)の位置偏差を検出し、ウエハWと投
影光学系PLとが所定の間隔を保つようにウエハホルダ
9をZ方向に駆動するために用いられる。ウエハ位置検
出系からのウエハ位置情報は、主制御装置20を介して
ステージ制御系19に送られる。ステージ制御系19は
このウエハ位置情報に基づいてウエハホルダ9をZ方向
に駆動する。
【0074】なお、本実施形態では結像面が零点基準と
なるように、予め受光光学系14の内部に設けられた不
図示の平行平板ガラス(プレーンパラレル)の角度が調
整され、ウエハ位置検出系のキャリブレーションが行わ
れるものとする。また、例えば特開昭58−11370
6号公報に開示されているような水平位置検出系を用い
たり、あるいは投影光学系PLのイメージフィールド内
における任意の複数の位置での焦点位置を検出できるよ
うにウエハ位置検出系を構成する(例えば複数のスリッ
ト像をイメージフィールド内に形成する)ことによっ
て、ウエハW上の所定領域の結像面に対する傾きを検出
可能に構成してもよい。
【0075】図4には、清掃時に、ウエハWに代ってウ
エハステージWST上に搭載される清掃部材8の構成が
示されている。図4(a)には清掃部材8の斜視図が示
され、図4(b)には清掃部材8のA−A縦断面図が示
されている。図4に示されるように、清掃部材8は、金
属などの硬質材から成るベース部材32と、このベース
部材32の上底面に接着固定された柔軟部材34とを備
える。柔軟部材34は、対物レンズOBとの接触時に対
物レンズOBを損傷することがない材質から成る。例え
ば布状、紙状、またはスポンジ状の部材が好適に使用で
きる。
【0076】清掃部材8は、センタアップ12の吸着部
12aとの接触部位が清掃部材8の下底面の中央部とな
るように、吸着部12a上に載置され、真空吸着され
る。そして、清掃部材8は、真空吸着された状態でセン
タアップ12が上下することにより上下する。
【0077】本実施形態の投影露光装置では、以下のよ
うにしてパターン転写を行う。
【0078】まず、ウエハWへのパターン転写をするの
に先立って、投影光学系PLの対物レンズOBの露出し
た基板対向面の清掃を行う。図5には、本実施形態での
対物レンズOBの清掃作業が示されている。なお、図5
では、説明の明確化のため、投影光学系PLの対物レン
ズOB付近及び清掃部材8を断面表示している。
【0079】清掃にあたって、まず、ウエハWが搭載さ
れていない状態で、センタアップ12の吸着部12aが
清掃部材8の下底面のほぼ中央部となるように、清掃部
材8をセンタアップ12上に載置する。そして、真空吸
着して、吸着部12a上に清掃部材8を固定する。
【0080】ここで、センタアップ12上への清掃部材
8の載置は、投影光学系PLの下方から退避したウエハ
ステージWST上に人手により行うことも可能である
し、不図示のウエハ搬送装置にウエハWの代わりに清掃
部材8を搬送させ、ウエハWと同様に清掃部材8を取り
扱うことにより行うことも可能である。
【0081】次に、主制御装置20の指令に応じ、ステ
ージ制御系19が、ウエハステージWSTの位置情報
(あるいは速度情報)SP1に基づいてウエハステージ
WSTの位置を確認しつつウエハステージ駆動指示MS
1を出力し、ウエハステージ駆動部24を介して、ウエ
ハステージWSTをXY方向に移動して清掃部材8を投
影光学系PLの下方に移動させる。引き続き、ステージ
制御系19がセンタアップ駆動指示MC1を出力し、吸
着部12aを上昇させて、清掃部材8の柔軟部材34と
対物レンズOBの露出した基板対向面とを接触させる
(図5(a)参照)。
【0082】次いで、主制御装置20の指令に応じ、ス
テージ制御系19が、ウエハステージWSTの位置情報
(あるいは速度情報)SP1に基づいてウエハステージ
WSTの位置を確認しつつウエハステージ駆動指示MS
1を出力し、ウエハステージ駆動部24を介してウエハ
ステージWSTをX方向及びY方向の少なくとも一方の
方向について往復移動し、柔軟部材34と対物レンズO
Bの基板対向面とを擦り合わさせる(図5(b)参
照)。こうして、対物レンズOBの基板対向面に付着し
た汚れが清掃される。なお、図5(b)では、ウエハス
テージWSTのX方向についての往復運動のみが矢印X
1で示されている。
【0083】次に、主制御装置20の指令に応じ、ステ
ージ制御系19が、センタアップ駆動指示MC1を出力
し、吸着部12aを下降させて、清掃部材8の柔軟部材
34と対物レンズOBとを分離させる。引き続き、清掃
部材8のセンタアップ12の吸着部12aへの真空吸着
が解除され、ウエハステージWST上から清掃部材8が
取り外される。
【0084】ここで、ウエハステージWST上からの清
掃部材8の取り外しは、ウエハステージWSTを投影光
学系PLの下方から退避後に人手によることも可能であ
るし、ウエハWの場合と同様にウエハ搬送装置と共同し
て行うことも可能である。
【0085】以上のようにして、清掃作業が完了した後
に、ウエハWへのパターン転写を実行する。
【0086】まず、ウエハ搬送装置によって搬送されて
きたウエハWがウエハステージWST上に載置され、ウ
エハホルダ9に真空吸着される。次に、投影光学系PL
に対するウエハW及びレチクルRの位置が、アラインメ
ント顕微鏡やステージ制御系19によって高精度に設定
される。次いで、照明系(1,2,3,4〜7)で発生
した露光用照明光でレチクルRを照明し、レチクルRに
描画されたパターンを投影光学系PLでウエハW上に投
影し、ウエハWを露光して、パターン転写を行う。
【0087】本実施形態によれば、パターン転写に先立
ち、前回までの転写によって、ウエハWの被露光面の最
も近くに配置された投影光学系PLの光学部材(対物レ
ンズOB)の基板対向面に付着した感光剤等の汚れを清
掃することにより、光学部材の基板対向面の汚れが少な
く、投影光学系PLとウエハWとの間に雰囲気以外の介
在物無しの状態で、投影光学系PLとウエハWとを近付
けて好適な転写を実行することができる。
【0088】なお、清掃は転写の都度実行してもよい
が、一回の転写による光学部材の汚れが少ないものであ
れば、汚れが許容範囲内の間、例えば所定回数の転写の
都度あるいは定期的に実行すればよい。
【0089】このためには、汚れと転写回数との関係を
測定し、清浄な基板対向面が所定の許容できない汚れに
達するまでの露光回数である限界転写回数を評価してお
く必要がある。こうした限界転写回数の評価にあたって
は、レチクル透過率も関係してくるので、基板ステージ
WST上に設けられたセンサで投影光学系PLを透過す
る光エネルギを測定し、この測定結果を限界転写回数の
評価に反映させることも考えられる。そして、前回の清
掃の実行以後における転写の回数がこうして評価された
前記限界転写回数に達する前に清掃を実行する。この結
果、汚れが許容範囲内の間に、例えば所定回数の転写や
所定光エネルギ量の照射の都度あるいは定期的に清掃工
程を実行すればよいので、投影露光装置を清掃のために
頻繁に停止させなくともよく、生産性が向上する。
【0090】本実施形態では、清掃部材8の柔軟部材3
4と対物レンズOBとを擦り合わさせることにより機械
的に汚れ清掃したが、柔軟部材8として多孔質部材を採
用し、感光剤の溶剤等を含む清掃用溶液を柔軟部材8に
浸潤させた上で対物レンズOBとを擦り合わさせること
ができる。なお、清掃用溶液が、対物レンズOBやその
コートにダメージを与えないことが必須の条件である。
この場合、清掃用溶液が汚れ原因物質を溶かすので、清
掃効率が向上する。なお、清掃用溶液を使用する場合に
は、柔軟部材8と対物レンズOBとを接触させるだけ
で、十分な清掃効果を奏する場合もある。こうした場合
には、柔軟部材34と対物レンズOBとの擦り合わせを
省略することができる。なお、清掃部材8をワイパ状あ
るいはブラシ状に構成することも可能である。
【0091】また、センタアップ12を構成する吸着部
12aをXY平面内で回転させる回転駆動部を更に設
け、この回転駆動部により吸着部12aを回転させるこ
とにより清掃部材8を回転させて、柔軟部材34と対物
レンズOBの基板対向面とを擦り合わさせることも可能
である。
【0092】《第2実施形態》以下、本発明の第2実施
形態の投影露光装置及び投影露光方法を、図6及び図7
に基づいて説明する。なお、本実施形態の説明にあたっ
て、上記の説明における要素と同等の要素には同一符号
を付し、重複する説明を省略する。
【0093】本実施形態の投影露光装置は、前述した第
1実施形態の投影露光装置におけるウエハステージWS
T上に設置される清掃部材8に代えて、図6にその概略
構成が示される清掃装置としての超音波洗浄器40がウ
エハステージWSTとは異なる清掃用ステージCSTに
搭載される点に特徴を有する。そして、パターン転写時
以外の時に投影光学系PLを構成する対物レンズOB
を、超音波洗浄器40を使用して清掃する。
【0094】図6に示されるように、超音波洗浄器40
は、ステージ装置10とともにベースBS上に配設さ
れ、ベースBS上をXY2次元方向に移動するほぼ正方
形の清掃用ステージCST上に搭載される。この清掃用
ステージCSTの内部には、上下動機構としての昇降器
38が組み込まれている。
【0095】清掃用ステージCSTは、ウエハステージ
WSTと同様に構成され、モータ等の清掃用ステージ駆
動部58によりXY2次元方向に駆動される。
【0096】清掃用ステージCSTの端部には、ウエハ
ステージWSTと同様に、清掃器レーザ干渉計(以下、
「清掃器干渉計」という)56からのレーザビームを反
射する移動鏡54が固定され、清掃用ステージCSTの
XY平面内での位置は清掃器干渉計56によって、常時
検出されている。ここで、実際には、清掃用ステージC
ST上には、X方向に直交する反射面を有するX移動鏡
とY方向に直交する反射面を有するY移動鏡とが設けら
れ、これに対応して清掃器干渉計もX軸方向位置計測用
のX干渉計とY軸方向位置計測用のY干渉計とが設けら
れているが、図6ではこれらが代表的に移動鏡54、清
掃器干渉計56として示されている。清掃用ステージC
STの位置情報(又は速度情報)SP2はステージ制御
系19に送られ、ステージ制御系19は、この位置情報
(又は速度情報)に基づいて清掃用ステージCSTの位
置を確認しつつ清掃用ステージ駆動指示MS2を出力
し、清掃用ステージ駆動部58を介して清掃用ステージ
CSTを制御する。
【0097】昇降器38は前述のセンタアップ12と同
様の構造を有する。すなわち、昇降器38は、最上面に
設けられた吸着部38aと軸部38bとを有し、ユニッ
ト52内の不図示の昇降駆動機構により、ステージ制御
系19が出力する昇降駆動指示MC2に応じて吸着部3
8aが上下されるようになっている。そして、センタア
ップ12と同様に、不図示の真空ポンプの真空吸引力に
より超音波洗浄器40を吸着部38a上面に吸着できる
ようになっている。なお、昇降器38の上下動は、不図
示のリミットスイッチ、位置センサ等により監視されて
いる。
【0098】図6に示されるように、超音波洗浄器40
は、清掃用溶液42を収納する容器44と、容器44内
に配設され、主制御装置20から出力される超音波振動
指示SS1に応じて超音波振動し、清掃用溶液42に超
音波振動を付与する超音波振動器46とを有する。ここ
で、清掃用溶液としては、高純度の水やアセトン、ある
いは感光剤の溶剤を含有する溶液などが好適に使用でき
るが、対物レンズOBやそのコートにダメージを与えな
いことが必須の条件である。
【0099】本実施形態の投影露光装置では、以下のよ
うにしてパターン転写を行う。
【0100】まず、ウエハWへのパターン転写に先立っ
て、投影光学系PLの対物レンズOBの露出した基板対
向面の清掃を行う。図7には、本実施形態での対物レン
ズOBの清掃作業の工程が示されている。なお、図7で
は、図5と同様に、説明の明確化のため、投影光学系P
Lの対物レンズOB付近及び超音波洗浄器40を断面表
示している。
【0101】清掃にあたって、まず、主制御装置20の
指令に応じ、ステージ制御系19が、ウエハステージ駆
動部24を介してウエハステージWSTを投影光学系P
Lの下方から退避させる。引き続き、清掃用ステージC
STの位置情報(あるいは速度情報)SP2に基づいて
清掃用ステージCSTの位置を確認しつつ清掃用ステー
ジ駆動指示MS2を出力し、清掃用ステージ駆動部58
を介して、清掃用ステージCSTをXY方向に移動さ
せ、超音波洗浄器40を投影光学系PLの下方に移動さ
せる。その後、ステージ制御系19が昇降器駆動指示M
C2を出力し、昇降器38を上昇させて、対物レンズO
Bの露出した基板対向面を清掃用溶液42に浸す(図7
(a)参照)。
【0102】次に、主制御装置20が超音波振動指示S
S1を出力し、これを受信した超音波振動器46が超音
波振動する。この超音波振動が清掃用溶液42に付与さ
れ、超音波振動する清掃用溶液によって、対物レンズO
Bの基板対向面が清掃される(図7(b)参照)。
【0103】次いで、主制御装置20が超音波振動器4
6の超音波振動を停止させた後に、ステージ制御系19
が、昇降駆動指示MC2を出力し、昇降器38を下降さ
せて、超音波振動器40と投影光学系PLとを分離させ
る。
【0104】以上のようにして、清掃作業が完了した
後、ステージ制御系19が清掃用ステージ駆動部58を
介して清掃用ステージCSTを投影光学系PLの下方か
ら退避する。そして、第1実施形態と同様に、ウエハW
をウエハホルダ9で保持し、位置合わせを行った後、照
明系で発生した露光用照明光でレチクルRを照明し、レ
チクルRに描画されたパターンを、投影光学系PLでウ
エハW上に投影し、ウエハWを露光する。
【0105】本実施形態によれば、第1実施形態と同様
に、パターン転写に先立ち、前回までの転写によって、
ウエハWの被露光面の最も近くに配置された投影光学系
PLの光学部材(対物レンズOB)の基板対向面に付着
した感光剤等の汚れを清掃することにより、光学部材の
基板対向面の汚れが少なく、投影光学系PLとウエハW
との間に雰囲気以外の介在物無しの状態で、投影光学系
PLとウエハWとを近付けて好適な転写を実行すること
ができる。
【0106】更に、本実施形態では、清掃の実施とウエ
ハWの取り扱いとが独立した駆動部を使用して行われる
ので、ウエハステージWSTの精度及び清浄度が確保さ
れ、好適に清掃及び露光を行うことができる。
【0107】なお、第1実施形態と同様に、汚れと転写
回数やウエハWに照射された光エネルギ量との関係を測
定し、清浄な基板対向面が所定の許容できない汚れに達
するまでの露光回数である限界転写回数を評価しておく
ことにより、例えば所定回数の転写や所定光エネルギ量
の照射の都度あるいはそれ以前の時点で定期的に清掃作
業を実行することで、投影露光装置を清掃のため頻繁に
停止させなくとも良いので、生産性が向上する。
【0108】《第3実施形態》以下、本発明の第3実施
形態の投影露光装置及び投影露光方法を、図8及び図9
に基づいて説明する。なお、本実施形態の説明にあたっ
て、上記の説明における要素と同等の要素には同一符号
を付し、重複する説明を省略する。
【0109】本実施形態の投影露光装置は、図1に示さ
れる第1実施形態の投影露光装置における清掃部材8
を、図8に示されるように、ウエハステージWSTとは
異なる清掃用ステージCST上に設置する点に特徴を有
する。そして、転写時以外の時に投影光学系PLを構成
する対物レンズOBを、清掃部材8を使用して清掃す
る。すなわち、本実施形態は、第2実施形態における超
音波洗浄器40を第1実施形態の清掃部材8に置き換え
たものである。
【0110】第2実施形態と同様に、ステージ制御系1
9が、位置情報(又は速度情報)SP2に基づいて清掃
用ステージCSTの位置を確認しつつ清掃用ステージ駆
動指示MS2を出力し、清掃用ステージ駆動部58を介
して清掃用ステージCSTを制御する。
【0111】本実施形態の投影露光装置では、以下のよ
うにしてパターン転写を行う。
【0112】まず、ウエハWへのパターン転写に先立っ
て、投影光学系PLの対物レンズOBの露出した基板対
向面の清掃を行う。図9には、本実施形態での対物レン
ズOBの清掃作業の工程が示されている。なお、図9で
は、図5と同様に、説明の明確化のため、投影光学系P
Lの対物レンズOB付近及び清掃部材8を断面表示して
いる。
【0113】清掃にあたって、第2実施形態と同様に、
まず、主制御装置20の指令に応じ、ステージ制御系1
9が、ウエハステージ駆動部24を介してウエハステー
ジWSTを投影光学系PLの下方から退避させた後、清
掃用ステージ駆動部58を介して、清掃用ステージCS
TをXY方向に移動して、清掃装置60を投影光学系P
Lの下方に移動させる。その後、ステージ制御系19が
昇降器38駆動指示MC2を出力し、昇降器38を上昇
させて、清掃部材8の柔軟部材34と対物レンズOBの
露出した基板対向面とを接触させる(図9(a)参
照)。
【0114】次いで、主制御装置20の指令に応じ、ス
テージ制御系19が、清掃用ステージCSTの位置情報
(あるいは速度情報)SP2に基づいて清掃用ステージ
CSTの位置を確認しつつ清掃用ステージ駆動指示MS
2を出力し、清掃用ステージ駆動部58を介して、清掃
用ステージCSTをX方向及びY方向の少なくとも一方
の方向について往復移動させ、柔軟部材34と対物レン
ズOBの基板対向面とを擦り合わさせる(図9(b)参
照)。こうして、対物レンズOBの基板対向面に付着し
た汚れが清掃される。なお、図9(b)では、図5
(b)と同様に、ウエハステージWSTのX方向につい
ての往復運動のみが矢印X1で示されている。
【0115】次いで、主制御装置20の指令に応じて、
ステージ制御系19が、昇降駆動指示MC2を出力し、
昇降器38を下降させて、超音波振動器40と投影光学
系PLとを分離させる。
【0116】以上のようにして、清掃作業が完了した
後、第1実施形態と同様に、ウエハWをウエハホルダ9
で保持し、位置合わせを行った後、照明系で発生した露
光用照明光でレチクルRを照明し、レチクルRに描画さ
れたパターンを、投影光学系PLでウエハW上に投影
し、ウエハWを露光して、パターン転写を行う。
【0117】本実施形態によれば、第2実施形態と同様
に、転写に先立ち、前回までの転写によって、ウエハW
の被露光面の最も近くに配置された投影光学系PLの光
学部材(対物レンズOB)の基板対向面に付着した感光
剤等の汚れを清掃することにより、光学部材の基板対向
面の汚れが少なく、投影光学系PLとウエハWとの間に
雰囲気以外の介在物無しの状態で、投影光学系PLとウ
エハWとを近付けて好適な転写を実行することができ
る。
【0118】なお、第1実施形態と同様に、汚れと転写
回数やウエハWに照射された光エネルギとの関係を測定
し、清浄な基板対向面が所定の許容できない汚れに達す
るまでの露光回数である限界転写回数を評価しておくこ
とにより、例えば所定回数の転写や所定光エネルギ量の
照射の都度あるいはそれ以前の時点で定期的に清掃作業
を実行することで、投影露光装置を清掃のため頻繁に停
止させなくともよくなるので、生産性が向上する。ま
た、第1実施形態と同様の清掃部材8の変形が可能であ
る。
【0119】《第4実施形態》以下、本発明の第4実施
形態の投影露光装置及び投影露光方法を、図10及び図
11に基づいて説明する。なお、本実施形態の説明にあ
たって、上記の説明における要素と同等の要素には同一
符号を付し、重複する説明を省略する。
【0120】本実施形態の投影露光装置は、図1に示し
た第1実施形態の投影露光装置における清掃部材8を、
図10にその概略構成が断面で示される清掃装置62で
置き換えた点に特徴を有する。そして、転写時以外の時
に投影光学系PLを構成する対物レンズOBを、清掃装
置62を使用して清掃する。
【0121】清掃装置62は、図10に示されるよう
に、投影光学系PLに水平方向に延びる支持部材70を
介して固定された駆動部68と、この駆動部68にその
一端部64aが鉛直に向けて回転自在に支持されたL字
状部材から成る保持保持部材64と、この保持部材64
の他端部64bに水平に保持された柔軟部材66とを備
えている。柔軟部材66は、駆動部68に内蔵されたモ
ータを含む不図示の駆動機構によって、保持部材64の
一端部(鉛直部)64aを回転軸として、他端部64b
と一体的に図10における紙面に直交する水平面内で揺
動されるとともに、保持部材64と一体的に紙面に平行
な鉛直方向(Z方向)に移動させられる。
【0122】こうした、揺動および鉛直移動は、ステー
ジ制御系19によって制御される。すなわち、駆動部6
8は、ステージ制御系19が出力したZ駆動指示ZMV
に応じて保持部材64をZ方向に駆動するとともに、ス
テージ制御系19が出力した回転駆動指示RMVに応じ
て一端部64aを回転軸として保持部材64を回転駆動
する。なお、保持部材64の動きは、不図示のリミット
スイッチ、位置センサ、回転センサ等により監視されて
いる。ここで、保持部材64と柔軟部材66とで清掃器
が構成される。
【0123】本実施形態の投影露光装置では、以下のよ
うにしてパターン転写を行う。
【0124】まず、ウエハWへのパターン転写に先立っ
て、投影光学系PLの対物レンズOBの露出した基板対
向面の清掃を行う。図11には、本実施形態での対物レ
ンズOBの清掃作業の工程が示されている。なお、図1
1では、説明の明確化のため、投影光学系PLの対物レ
ンズOB付近及び柔軟部材66を断面表示している。
【0125】清掃にあたって、まず、柔軟部材66が投
影光学系PLの下方から退避した初期状態(図11
(a)参照)から、ステージ制御系19がZ駆動指示Z
MV及び回転駆動指示RMVを逐次出力し、駆動部68
を介して保持部材64を動かして、柔軟部材66を対物
レンズOBの基板対向面に接触させる(図11(b)参
照)。
【0126】次に、主制御装置20の指令に応じ、ステ
ージ制御系19が、回転駆動RMVを出力し、駆動部6
8を介して、柔軟部材66を揺動させ、柔軟部材66と
対物レンズOBの基板対向面とを擦り合わさせる(図1
1(c)参照)。こうして、対物レンズOBの基板対向
面に付着した汚れが清掃される。
【0127】次いで、主制御装置20の指令に応じて、
ステージ制御系19がZ駆動指示ZMV及び回転駆動指
示RMVを逐次出力し、保持部材64を初期位置に移動
する。
【0128】以上のようにして、清掃作業が完了した
後、第1実施形態と同様に、ウエハWをウエハホルダ9
で保持し、位置合わせを行った後、照明系で発生した露
光用照明光でレチクルRを照明し、レチクルRに描画さ
れたパターンを投影光学系PLでウエハW上に投影し、
ウエハWを露光して、パターン転写を行う。
【0129】本実施形態によれば、第2実施形態と同様
に、転写に先立ち、前回までの転写によって、ウエハW
の被露光面の最も近くに配置された投影光学系PLの光
学部材(対物レンズOB)の基板対向面に付着した感光
剤等の汚れを清掃することにより、光学部材の基板対向
面の汚れが少なく、投影光学系PLとウエハWとの間に
雰囲気以外の介在物が無い状態で、投影光学系PLとウ
エハWとを近付けて好適な転写を実行することができ
る。
【0130】なお、第1実施形態と同様に、汚れと転写
回数やウエハWに照射された光エネルギ量との関係を測
定し、清浄な基板対向面が所定の許容できない汚れに達
するまでの露光回数である限界転写回数を評価しておく
ことにより、例えば所定回数の転写や所定光エネルギ量
の照射の都度あるいはそれ以前の時点で定期的に清掃作
業を実行することで、投影露光装置を清掃のため頻繁に
停止させなくとも良いので、生産性が向上する。
【0131】また、第1実施形態での柔軟部材34の変
形と同様の、柔軟部材66の変形が可能である。
【0132】《第5実施形態》以下、本発明の第5実施
形態の投影露光装置及び投影露光方法を、図12及び図
13に基づいて説明する。なお、本実施形態の説明にあ
たって、上記の説明における要素と同等の要素には同一
符号を付し、重複する説明を省略する。
【0133】本実施形態の投影露光装置は、図1に示し
た第1実施形態の投影露光装置における清掃部材8を、
図12にその概略構成が断面で示される、基板ステージ
WSTとは異なる清掃用ステージCSTに搭載される溶
液発射器72で置き換えた点に特徴を有する。そして、
転写時以外の時に投影光学系PLを構成する対物レンズ
OBを、溶液発射器72を使用して清掃する。
【0134】溶液発射器72は、図12に示されるよう
に、清掃用ステージCST上に配設される。また、溶液
発射器72は、ステージ制御系19が出力した回転駆動
指示RDVに応じて溶液発射器72を回転駆動する回転
駆動器74上に搭載され、主制御装置20の指示に応じ
て、超音波振動が付与された液滴を発射する。
【0135】清掃用ステージCSTは、第2実施形態と
同様に、ステージ制御系19によって制御される。ま
た、回転駆動器74は不図示の回転センサを有し、回転
駆動動作が監視されている。
【0136】溶液発射器72は、清掃用溶液を収納する
液漕76と、液漕76から取り出された清掃用溶液の流
路を設定する流路設定部材78a、78bと、主制御装
置20が出力した超音波振動指示SS2に応じて超音波
振動し、流路設定部材78b内の流路中の清掃用溶液に
超音波振動を付与する超音波振動器80と、流路設定部
材78a、78bを経由した清掃用溶液を発射するため
のノズル82と、主制御装置20が出力した発射指示P
DVに応じて内の清掃用溶液を流路設定部材78a、7
8bを介してノズル82へ向けて駆動するポンプ84
と、容器86とを備える。
【0137】ここで、清掃用溶液としては、第2実施形
態と同様に、高純度の水やアセトン、あるいは感光剤の
溶剤を含有する溶液であって、対物レンズOBやそのコ
ートにダメージを与えない溶液を使用できる。
【0138】本実施形態の投影露光装置では、以下のよ
うにして転写を行う。
【0139】まず、ウエハWへのパターン転写に先立っ
て、投影光学系PLの対物レンズOBの露出した基板対
向面の清掃を行う。図13には、本実施形態での対物レ
ンズOBの清掃作業の工程が示されている。
【0140】清掃にあたって、まず、主制御装置20の
指令に応じ、ステージ制御系19が、ウエハステージ駆
動部24を介してウエハステージWSTを投影光学系P
Lの下方から退避させる。引き続き、清掃用ステージC
STの位置情報(あるいは速度情報)SP2に基づいて
清掃用ステージCSTの位置を確認しつつ清掃用ステー
ジ駆動指示MS2を出力し、清掃用ステージ駆動部58
を介して、清掃用ステージCSTをXY方向に移動して
超音波洗浄器40を投影光学系PLの下方であって、ノ
ズル82から清掃用溶液が発射された場合に、清掃用溶
液が対物レンズOBの基板対向面に到達する位置に移動
させる。
【0141】次に、主制御装置20が超音波振動指示S
S2及び発射指示PDVを出力し、超音波振動器80を
超音波振動させるとともに、液漕76内の清掃用溶液を
流路に供給する。この結果、流路中の流路設定部材78
b内で清掃用液体に超音波振動が付与され、超音波振動
している清掃用溶液がノズル82から対物レンズOBへ
向けて発射される。こうして、清掃用溶液によって対物
レンズOBの基板対向面が清掃される(図13(a)参
照)。
【0142】次いで、ステージ制御系19が回転駆動指
示RDVを出力し、回転駆動器74を介して発射器72
をXY平面内で180°回転するとともに、清掃用ステ
ージCSTの位置情報(あるいは速度情報)SP2に基
づいて清掃用ステージCSTの位置を確認しつつ清掃用
ステージ駆動指示MS2を出力し、清掃用ステージ駆動
部58を介して、清掃用ステージCSTをXY方向に移
動して超音波洗浄器40を投影光学系PLの下方であっ
て、ノズル82から清掃用溶液が発射された場合に、清
掃用溶液が対物レンズOBの基板対向面に到達する位置
に移動させる。
【0143】次に、主制御装置20が超音波振動指示S
S2及び発射指示PDVを出力し、超音波振動している
清掃用溶液をノズル82から対物レンズOBへ向けて発
射し、対物レンズOBの基板対向面を清掃する。
【0144】以上のようにして、清掃作業が完了した
後、ステージ制御系19が清掃器駆動部58を介して清
掃用ステージCSTを投影光学系PLの下方から退避す
る。そして、第1実施形態と同様に、ウエハWをウエハ
ホルダ9で保持し、位置合わせを行った後、照明系で発
生した露光用照明光でレチクルRを照明し、レチクルR
に描画されたパターンを投影光学系PLでウエハW上に
投影し、ウエハWを露光して、パターン転写を行う。
【0145】本実施形態によれば、第2実施形態と同様
に、転写に先立ち、前回までの転写によって、ウエハW
の被露光面の最も近くに配置された投影光学系PLの光
学部材(対物レンズOB)の基板対向面に付着した感光
剤等の汚れを清掃することにより、光学部材の基板対向
面の汚れが少なく、投影光学系PLとウエハWとの間に
雰囲気以外の介在物が無い状態で、投影光学系PLとウ
エハWとを近付けて好適な転写を実行することができ
る。
【0146】なお、第1実施形態と同様に、汚れと転写
回数やウエハWに照射された光エネルギ量との関係を測
定し、清浄な基板対向面が所定の許容できない汚れに達
するまでの露光回数である限界転写回数を評価しておく
ことにより、例えば所定回数の転写や所定光エネルギ量
の照射の都度あるいはそれ以前の時点で定期的に清掃作
業を実行することで、投影露光装置を清掃のため頻繁に
停止させなくとも良いので、生産性が向上する。
【0147】なお、本実施形態では、異なる2方向で清
掃用溶液を対物レンズOBへ向けて発射することとした
が、1方向のみで発射することとすることも可能である
し、異なる3方向以上で発射することも可能である。
【0148】本実施形態は、例えば第1、3、または4
実施形態と組み合わせることが可能であり、本実施形態
での清掃動作を実行後に、組み合わせた各実施形態の清
掃動作を実行することにより、清掃用溶液の回収を兼ね
ることができる。
【0149】また、本実施形態では、清掃用溶液に超音
波振動を付与したが、超音波振動を付与せずに対物レン
ズOBに清掃用溶液を吹き付けることとすることも可能
である。この場合にも、例えば第1、3、または4実施
形態と組み合わせることが可能であり、本実施形態での
清掃動作を実行後に、組み合わせた各実施形態の清掃動
作を実行することにより、清掃用溶液の回収を兼ねるこ
とができる。
【0150】《第6実施形態》以下、本発明の第6実施
形態の投影露光装置及び投影露光方法を、図14及び図
15に基づいて説明する。なお、本実施形態の説明にあ
たって、上記の説明における要素と同等の要素には同一
符号を付し、重複する説明を省略する。
【0151】本実施形態の投影露光装置は、図1に示し
た第1実施形態の投影露光装置における清掃部材8に代
えて、図14にその概略構成が断面で示される超音波洗
浄器40及び汚れ測定装置84を採用した点に特徴を有
する。そして、転写時以外の時に投影光学系PLを構成
する対物レンズOBの汚れを汚れ測定装置84測定し、
必要に応じて超音波洗浄器40によって清掃する。
【0152】汚れ測定装置84は、主制御装置20から
出力された発光指示PSDに応じて測定光を発光する光
源86と、ハーフミラー88及びレンズ90、92を有
する光学系と、対物レンズOBの基板対向面で反射され
た測定光を検出する光検出器94と、光検出器94から
出力された検出結果DDTから汚れを測定する汚れ測定
処理部96とを備える。そして、光源86から出射され
た測定光は、ハーフミラー88及びレンズ90を順次経
由して対物レンズOBの基板対向面に照射され、また、
対物レンズOBの基板対向面で反射された測定光は、レ
ンズ90、ハーフミラー88、及びレンズ92を順次経
由して、光検出器94の受光面で結像される。すなわ
ち、本実施形態では、ハーフミラー88及びレンズ90
が照射光学系を構成し、光源86及び照明光学系が照明
系を構成し、また、レンズ90、ハーフミラー88、及
びレンズ92が結像光学系を構成している。
【0153】ここで、光検出器94としては、2次元配
列された光電変換単位を有する光検出器、例えば2次元
電荷結合デバイス(CCD)を好適に採用できる。
【0154】本実施形態の投影露光装置では、以下のよ
うにしてパターン転写を行う。
【0155】まず、ウエハWへのパターン転写に先立っ
て、投影光学系PLの対物レンズOBの露出した基板対
向面の汚れを測定し、必要に応じて清掃を行う。図15
には、本実施形態での対物レンズOBの清掃作業の工程
が示されている。
【0156】まず、主制御装置20の指令に応じ、ステ
ージ制御系19が、ウエハステージ駆動部24を介して
ウエハステージWSTを投影光学系PLの下方から退避
させる。引き続き、清掃用ステージCSTの位置情報
(あるいは速度情報)SP2に基づいて清掃用ステージ
CSTの位置を確認しつつ清掃用ステージ駆動指示MS
2を出力し、清掃用ステージ駆動部58を介して、清掃
用ステージCSTをXY方向に移動して汚れ測定装置8
4の光学系を投影光学系PLの下方であって、測定光を
対物レンズOBの基板対向面に照射できる位置に移動さ
せる。
【0157】次に、主制御装置20が発光指示PSDを
出力し、光源86を発光させて測定光を発生させる。光
源86から出射された測定光は、照射光学系を経由して
対物レンズOBの基板対向面に照射される。そして、対
物レンズOBの基板対向面で反射された測定光は、結像
光学系を経由して光検出器94の受光面に入射し、光検
出器94で検出される。光検出器94での検出結果は汚
れ測定処理部96に通知され、汚れが測定される(図1
5(a)参照)。
【0158】次いで、測定された汚れに基づいて、主制
御装置20が清掃の必要の有無を判定する。この判定
は、次回の露光が、汚れが所定の許容限界値以下の状態
でなされ得るか否かの観点からなされる。なされ得る場
合には、清掃の必要無の判定がなされ、なされ得ない場
合には、清掃の必要有の判定がなされる。
【0159】清掃の必要無と判定された場合には、ステ
ージ制御系19が清掃器駆動部58を介して清掃用ステ
ージCSTを投影光学系PLの下方から退避する。そし
て、第1実施形態と同様に、ウエハWをウエハホルダ9
で保持し、位置合わせを行った後、照明系で発生した露
光用照明光でレチクルRを照明し、レチクルRに描画さ
れたパターンを、投影光学系PLでウエハW上に投影
し、ウエハWを露光する。
【0160】清掃の必要有と判定された場合には、主制
御装置20の指令に応じ、ステージ制御系19が、清掃
用ステージCSTの位置情報(あるいは速度情報)SP
2に基づいて清掃用ステージの位置を確認しつつ清掃用
ステージ駆動指示MS2を出力し、清掃用ステージ駆動
部58を介して、清掃用ステージCSTをXY方向に移
動して超音波洗浄器40を投影光学系PLの下方に移動
させる(図15(b)参照)。以後、第2実施形態と同
様にして、対物レンズOBの清掃が実行される。
【0161】次に、主制御装置20の指令に応じ、ステ
ージ制御系19が、清掃用ステージCSTの位置情報
(あるいは速度情報)SP2に基づいて清掃用ステージ
駆動指示MS2を出力し、清掃用ステージ駆動部58を
介して、清掃用ステージCSTをXY方向に移動して汚
れ測定装置84の光学系を投影光学系PLの下方であっ
て、測定光を対物レンズOBの基板対向面に照射できる
位置に移動させる。そして、汚れ測定装置84によっ
て、上述の汚れ測定と同様にして、対物レンズOBの基
板対向面の汚れを測定し、清掃の効果を確認する。
【0162】清掃の効果が十分であると確認された場合
には、ステージ制御系19が清掃用ステージ駆動部58
を介して清掃用ステージCSTを投影光学系PLの下方
から退避する。そして、第1実施形態と同様に、ウエハ
Wをウエハホルダ9で保持し、位置合わせを行った後、
照明系で発生した露光用照明光でレチクルRを照明し、
レチクルRに描画されたパターンを投影光学系PLでウ
エハW上に投影し、ウエハWを露光して、パターン転写
を実行する。清掃の効果が不十分であった場合には、清
掃作業及び清掃効果の確認を繰り返す。
【0163】本実施形態によれば、転写に先立ち、前回
までの転写によって、ウエハWの被露光面の最も近くに
配置された投影光学系PLの光学部材(対物レンズO
B)の基板対向面に付着した感光剤等の汚れを測定し、
必要に応じて清掃するので、光学部材の基板対向面の汚
れが少なく、投影光学系PLとウエハWとの間に雰囲気
以外の介在物が無い状態で、投影光学系PLとウエハW
とを近付けて好適な転写を確実に実行することができ
る。
【0164】なお、本実施形態では、汚れ測定装置を第
2実施形態と組み合わせたが、本実施形態の汚れ測定装
置と第1、3〜5実施形態と組み合わせることも可能で
ある。
【0165】また、汚れ測定にあたって、測定光として
露光用照明光を使用し、対物レンズOBの透過光を検出
することにより、汚れを測定することも可能であるが、
測定用の光学系を構成する光学部材として紫外光を透過
する部材を選択する必要があり、光学部材の選択の余地
が狭くなることに注意する必要がある。
【0166】《第7実施形態》以下、本発明の第7実施
形態の投影露光装置及び投影露光方法を、図16及び図
17に基づいて説明する。なお、本実施形態の説明にあ
たって、上記の説明における要素と同等の要素には同一
符号を付し、重複する説明を省略する。
【0167】本実施形態の投影露光装置は、ウエハWの
投影露光を行うとともに、転写時に、ウエハWの最も近
くに配設される投影光学系の光学部材への汚れ原因物質
の到達を防止するものである。図16には、本実施形態
の投影露光装置の概略的な構成が示されている。
【0168】本実施形態の投影露光装置は、図16に示
されるように、図1に示した第1実施形態の投影露光装
置における清掃部材8を、図17にその概略構成が示さ
れる汚れ防止装置98で置き換えた点に特徴を有する。
【0169】汚れ防止装置98は、図17に示されるよ
うに、雰囲気気体の流動経路を設定する流動経路設定部
材102a、102b、104a、及び104bと、流
動経路設定部材102bの開放端から雰囲気を取り込み
流動経路設定部材102bを経由して流動経路設定部材
102aへ取り込んだ雰囲気を供給する吸入ポンプ10
6と、流動経路設定部材104aを経由した雰囲気を流
動経路設定部材104bの開放端から排出させる排出ポ
ンプ108とを備える。そして、流動経路設定部材10
2aの開放端と流動経路設定部材104aの開放端と
は、雰囲気流動の点では結合しているが、少なくとも対
物レンズOBの付近では物理的に分離しており、露光用
照明光の進行経路にまでは延伸していない。したがっ
て、投影光学系PLから出射された露光用照明光は、雰
囲気中のみを経由してウエハWに到達する。
【0170】吸入ポンプ106は、主制御装置20から
出力された吸入指示PD1に応じて吸入動作を実行し、
排出ポンプ108は、主制御装置20から出力された排
出指示PD2に応じて排出動作を実行する。
【0171】本実施形態の投影露光装置では、以下のよ
うにしてパターン転写を行う。
【0172】まず、主制御装置20が、吸入指示PD1
及び排出指示PD2を出力し、流動経路102b、10
2a、104a、及び104bを順次経由する雰囲気気
体の流動を発生させる。次に、ウエハWをウエハホルダ
9で保持し、露光用の位置合わせを行った後、照明系で
発生した露光用照明光でレチクルRを照明し、レチクル
Rに描画されたパターンを投影光学系PLでウエハW上
に投影し、ウエハWを露光して、パターン転写を行う。
【0173】本実施形態の投影露光装置によれば、ま
ず、投影光学系PLの対物レンズOBという、ウエハW
の近くに配置される光学部材の基板対向面付近の雰囲気
気体を流動させながら、転写を実行する。したがって、
雰囲気気体の流動によって、感応基板としてのウエハW
で発生した汚れ原因物質の対物レンズOBへの到達を防
止しながら、投影光学系とウエハWとの間における露光
用照明光の進行経路には雰囲気気体以外の介在物が無い
状態で転写を行う。この結果、対物レンズOBの基板対
向面の汚れが少なく、投影光学系とウエハWとの間に雰
囲気気体以外の介在物が無い状態で、投影光学系とウエ
ハWとを近付けて、好適な転写を実行することができ
る。
【0174】なお、本実施形態では雰囲気気体を流動さ
せたが、他の種類の気体を流動させることとしてもよ
い。
【0175】本発明は、上記の実施形態に限定されるも
のではなく、様々な変形が可能である。例えば、上記の
各実施形態では、転写時における露光用照明光の光路
上、ウエハWの最も近くに配置された光学部材を対物レ
ンズとしたが、対物レンズよりも露光用照明光の光路の
下流に、例えば光路補正用の光学部材が配設される場合
には、この光路補正用の光学部材を清掃対象あるいは汚
れ防止対象として、各実施形態を適用することができ
る。
【0176】また、清掃の対象となる光学部材は、投影
光学系の先端部の光学部材に限定されない。例えば、ウ
エハWの位置を検出するためのフォーカス検出光学系や
アラインメント光学系の先端部の光学部材を清掃対象と
することも可能である。
【0177】また、第6実施形態における汚れ検出装置
が、清掃装置と共に配設されるのではなく、単独で配設
され、汚れ測定装置による測定結果が許容限界値を超え
る前に、測定対象の光学部材を交換することとすること
が可能である。
【0178】なお、上記の各実施形態において、ウエハ
ステージ又はウエハステージとは別の清掃用ステージ
を、2次元平面モータ上で浮上して駆動されるガイドレ
スタイプのステージとすることもできるし、また、機械
的なガイドを持ったステージとすることもできる。
【0179】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項1
〜7の投影露光装置によれば、転写に先立ち、前回まで
の転写によって、感応基板の被露光面の近くに配置され
た光学部材に付着した感光剤等の汚れを清掃することに
より、光学部材の汚れが少なくなり、露光精度を向上で
きるという従来にない優れた効果がある。
【0180】また、請求項8及び請求項9の投影露光装
置によれば、転写に先立ち、前回までの転写によって、
感応基板の被露光面の近くに配置された光学部材に付着
した感光剤等の汚れを測定し、必要に応じて光学部材の
清掃あるいは交換をすることができるので、光学部材の
汚れが少なくなり、露光精度を向上できるとともに、生
産性を向上できるという従来にない優れた効果がある。
【0181】また、請求項10及び請求項11の投影露
光装置によれば、感応基板の近くに配置された光学部材
と感応基板との間の気体を流動させることにより、汚れ
原因物質の光学部材への到達を防止するので、光学部材
の汚れが少なくなり、露光精度を向上できるとともに、
生産性を向上できるという従来にない優れた効果があ
る。
【0182】また、請求項12に記載の投影露光装置に
よれば、転写時における汚れ原因物質の付着による、露
光用の照明光の光路上であって感応基板の最も近くに配
置される投影光学系を構成する光学部材の汚れを心配す
る必要がなくなるとともに、投影光学系を感応基板の近
づけた投影光学系の設計が可能となるので、より高開口
数の投影光学系の実現が簡単にできるという従来にない
優れた効果がある。
【0183】また、請求項13の投影露光装置によれ
ば、感光剤等が付着しやすい、感応基板を位置合わせす
るための光学系の先端部の光学部材を清掃、汚れ測定、
又は汚れ防止の対象とするので、光学部材の汚れが少な
くなり、露光精度を向上できるという従来にない優れた
効果がある。
【0184】また、請求項14〜16の投影露光方法に
よれば、まず、清掃工程を実行し、前回までの転写によ
って感応基板の被露光面の近くに配置された光学部材に
付着した感光剤等の汚れを清掃して、基板対向面を清浄
とした後、転写ステップを実行するので、光学部材の汚
れが少なくなり、露光精度を向上できるという従来にな
い優れた効果がある。
【0185】また、請求項17の投影露光方法によれ
ば、転写の実行に先立って、まず、汚れ測定工程を実行
して光学部品の汚れを測定し、判断工程で、測定結果に
基づいて転写を実行するか否かを判断するので、光学部
材の基板対向面の汚れが少なくなり、露光精度を向上で
きるとともに、生産性を向上できるという従来にない優
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の投影露光装置の概略構成を示す
図である。
【図2】図1の装置の走査露光の原理を説明するための
図である。
【図3】図1の装置のセンタアップの構成を示す図であ
る。
【図4】図1の装置の清掃装置の構成を示す図である。
【図5】図1の装置による清掃工程を説明するための図
である。
【図6】第2実施形態の投影露光装置の清掃装置の構成
を示す図である。
【図7】第2実施形態の投影露光装置による清掃工程を
説明するための図である。
【図8】第3実施形態の投影露光装置の清掃装置の構成
を示す図である。
【図9】第3実施形態の投影露光装置による清掃工程を
説明するための図である。
【図10】第4実施形態の投影露光装置の清掃装置の構
成を示す図である。
【図11】第4実施形態の投影露光装置による清掃工程
を説明するための図である。
【図12】第5実施形態の投影露光装置の清掃装置の構
成を示す図である。
【図13】第5実施形態の投影露光装置による清掃工程
を説明するための図である。
【図14】第6実施形態の投影露光装置の清掃装置の構
成を示す図である。
【図15】第6実施形態の投影露光装置による清掃工程
を説明するための図である。
【図16】第7実施形態の投影露光装置の概略構成を示
す図である。
【図17】図16の装置の汚れ防止装置の構成を示す図
である。
【符号の説明】
8 清掃部材(清掃装置) 34 柔軟部材(清掃装置の一部) 38 昇降器(移動機構の一部) 40 超音波洗浄器(清掃装置器) 54 移動鏡(移動機構の一部) 56 清掃器干渉計(移動機構の一部) 58 清掃用ステージ駆動部(移動機構の一部) 62 清掃装置 64 保持部材(清掃装置の一部) 66 柔軟部材(清掃装置の一部) 68 駆動部(移動機構の一部) 72 溶液発射器(清掃装置) 74 回転駆動器(移動機構の一部) 80 超音波振動器 84 汚れ測定装置 94 光検出器 98 汚れ防止装置 102 流動経路設定部材 104 流動経路設定部材 106 ポンプ(雰囲気気体供給器) R レチクル W ウエハ(感応基板) PL 投影光学系 WSD ウエハステージ CSD 清掃用ステージ(移動機構及び駆動器の一
部)

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスクに形成されたパターンを、投影光
    学系を介して感応基板上に転写する投影露光装置におい
    て、所定位置に配置された光学部材を清掃する清掃装置
    を設けたことを特徴とする投影露光装置。
  2. 【請求項2】 前記清掃装置は、前記感応基板を保持す
    るステージ上に設置されることを特徴とする請求項1に
    記載の投影露光装置。
  3. 【請求項3】 前記清掃装置は、前記ステージ上で前記
    感応基板を上下動するための駆動装置に載置されること
    を特徴とする請求項2に記載の投影露光装置。
  4. 【請求項4】 前記清掃装置は、前記感応基板を保持す
    るステージとは異なる移動機構に搭載されることを特徴
    とする請求項1に記載の投影露光装置。
  5. 【請求項5】 前記清掃装置は、前記光学部材の清掃対
    象部分を洗浄用溶液に浸して超音波洗浄する超音波洗浄
    器を備えることを特徴とする請求項2又は4に記載の投
    影露光装置。
  6. 【請求項6】 前記清掃装置は、前記光学部材の基板対
    向面と接触して、前記基板対向面を清掃する清掃用部材
    を備えることを特徴とする請求項2又は4に記載の投影
    露光装置。
  7. 【請求項7】 前記清掃装置は、前記光学部材の基板対
    向面に清掃用溶液を吹き付ける溶液発射器を備えること
    を特徴とする請求項2又は4に記載の投影露光装置。
  8. 【請求項8】 マスクに形成されたパターンを、投影光
    学系を介して感応基板上に転写する投影露光装置におい
    て、所定位置に配置された光学部材の汚れを測定する汚
    れ測定装置を設けたことを特徴とする投影露光装置。
  9. 【請求項9】 前記汚れ測定装置は、 前記光学部材に光を照射する照射光学系と;前記光学部
    材からの光を検出する光検出器と;前記光検出器の検出
    結果に基づいて前記光学部材の汚れを測定する汚れ測定
    処理器とを備えることを特徴とする請求項8に記載の投
    影露光装置。
  10. 【請求項10】 マスクに形成されたパターンを、投影
    光学系を介して感応基板上に転写する投影露光装置であ
    って、前記感応基板の露光面の近くに配置された光学部
    材と前記感応基板との間で気体を流動させて、前記感応
    基板から発生する異物が前記光学部材に到達するのを防
    止する汚れ防止装置を設けたことを特徴とする投影露光
    装置。
  11. 【請求項11】 前記汚れ防止装置は、前記基板対向面
    付近に前記気体の流動経路を設定する流動経路設定部材
    と;前記流動経路設定部材によって設定された流動経路
    へ前記気体を供給する気体供給器とを備えることを特徴
    とする請求項10に記載の投影露光装置。
  12. 【請求項12】 前記光学部材は、露光用の照明光の光
    路上であって、前記感応基板の最も近くに配置された光
    学部材であることを特徴とする請求項1、8、及び10
    のいずれかに記載の投影露光装置。
  13. 【請求項13】 前記光学部材は、前記感応基板を位置
    合わせするための光学系の先端部の光学部材であること
    を特徴とする請求項1、8、及び10のいずれかに記載
    の投影露光装置。
  14. 【請求項14】 マスクに形成されたパターンを、投影
    光学系を介して感応基板上に転写する投影露光方法であ
    って、 所定位置に配置された光学部材の汚れを清掃する清掃工
    程と;前記光学部材の清掃後に、前記マスクに形成され
    たパターンを、前記投影光学系を介して前記感応基板上
    に転写する転写工程とを含む投影露光方法。
  15. 【請求項15】 前記光学部材は、露光用の照明光の光
    路上であって、前記感応基板の最も近くに配置された光
    学部材であることを特徴とする請求項14に記載の投影
    露光方法。
  16. 【請求項16】 前記清掃工程に先立って実行される、
    前記光学部材の汚れと転写回数との関係を測定し、前記
    光学部材の基板対向面が清浄な状態から所定の許容でき
    ない汚れに達するまでの露光回数である限界転写回数を
    評価する汚れ評価工程を更に含み、 前回の前記清掃工程の実行以後における転写の回数が前
    記限界転写回数に達する前に、前記清掃工程を実行する
    ことを特徴とする請求項14に記載の投影露光方法。
  17. 【請求項17】 マスクに形成されたパターンを、投影
    光学系を介して感応基板上に転写する投影露光方法であ
    って、 所定位置に配置された光学部材の汚れを測定する汚れ測
    定工程と;前記測定工程で得られた測定結果に基づい
    て、転写を実行するか否かを判断する判断工程とを含む
    投影露光方法。
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