JPH0995836A - 接着芯地用基布 - Google Patents
接着芯地用基布Info
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- JPH0995836A JPH0995836A JP7256030A JP25603095A JPH0995836A JP H0995836 A JPH0995836 A JP H0995836A JP 7256030 A JP7256030 A JP 7256030A JP 25603095 A JP25603095 A JP 25603095A JP H0995836 A JPH0995836 A JP H0995836A
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Abstract
れ、接着剤の塗布性も改良されたソフトな風合を有する
接着芯地用基布を得る。 【解決手段】 単繊維の偏平度が1.5〜8.0、単繊
維デニ−ルが0.8〜7.0である熱可塑性合成繊維の
仮撚加工糸を、経糸及び/又は緯糸に使用した織物を接
着芯地用基布に使用する。
Description
どに用いられる接着芯地用基布に関するものである。
布として、単繊維デニールの小さい熱可塑性合成繊維仮
撚加工糸を用いた織物からなる基布が用いられている
(例えば、特開昭62−97937号公報)。
細いために、製織時に毛羽、断糸の発生が多く、生機や
仕上処理後の基布でも目ズレやふかつきが生じて、取扱
性が悪化するという問題がある。また、接着芯地では、
基布の片面に接着剤を塗布するが、この接着剤の塗布工
程においても、基布への接着剤の付着、残留が十分でな
く、塗布工程を2〜3回通す必要があり、これがコスト
高の要因となっている。
は、複合割繊型ステープルファイバーの紡績糸を用いた
ソフト芯地用基布が開示されているが、これも紡績糸の
有する糸斑が表地に移り悪影響をもたらす上、製織性の
面からも、フィラメント糸を用いた場合に比べ、織機の
回転数が上がらず、生産性が劣る等の欠点を有する。
を用いて、製織性、取扱性に優れ、接着剤の塗布性も改
良されたソフトな風合を有する接着芯地用基布を提供す
ることを課題とするものである。
を解決するために鋭意検討を重ねた結果、断面形状が偏
平である仮撚加工糸を用いればよいことを見出し、本発
明を完成するに至った。
1.5〜8.0、単繊維デニ−ルが0.8〜7.0であ
る熱可塑性合成繊維の仮撚加工糸を、経糸及び/又は緯
糸に使用した織物からなることを特徴とする接着芯地用
基布が提供される。
糸及び/又は緯糸に用いる熱可塑性合成繊維仮撚加工糸
は、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ポリプロピレ
ン繊維、ポリエチレン繊維、ポリアクリロニトリル繊維
等に、仮撚加工を施した捲縮加工糸が例示される。なか
でも、熱安定性、製造コスト、芯地風合いの面から、ポ
リエステル仮撚加工糸が最も好適に用いられる。
平度が1.5〜8.0、単繊維デニールが0.8〜7.
0デニールであることが必要である。
の効果、即ち製織性、取扱性、接着剤塗布性の向上効果
が得られない。一方、偏平度が8.0を越えると、単繊
維にねじれが生じ、製織時に断糸が多く発生するように
なって製織性が低下し、さらには得られた基布の組織が
不均一となり、風合も悪化する。偏平度の好ましい範囲
は、2.0〜6.0である。
と、曲げ剛性やねじり剛性が小さくなって、単繊維デニ
ールを小さくしたのと同じような効果があり、同じ単繊
維デニールの丸断面仮撚加工糸を用いた基布と比較する
と、風合がはるかにソフトになる。
トにするために単繊維デニールを極端に小さくする必要
が無く、単繊維が細いことに起因する製織時の毛羽や断
糸の発生を回避することができ、織機の停台率を大幅に
減少させることが可能となり、製織性が向上する結果と
なる。
満では、毛羽、断糸が発生しやすく、接着剤塗布工程で
の接着剤の付着、残留が少なくなり、接着剤塗布性の向
上が認められなくなる。一方、7.0デニールを越える
と、基布の風合が硬くなるため、不適当である。単繊維
デニールの好ましい範囲は、1.5〜5.0デニールで
ある。
加工前の原糸段階で1.5以上の偏平度を有する糸条に
仮撚加工を施してもよいし、原糸段階では丸断面を有し
ているか、あるいは1.5未満の偏平度を有している糸
条に仮撚加工を施して、偏平度を1.5以上にしてもよ
い。
に延伸仮撚加工を施すと、図1(a)に示すような偏平
断面を有する仮撚加工糸が得られ、中空率が高いほど、
偏平度も大きくなる。
51650号公報に記載された方法により測定した値で
ある。
―b)間、(a’―b’)間の隔たりをそれぞれ断面の
最長軸径A、A’とし、A、A’の中点を通って、これ
と直交する直線上の(c―d)、(c’―d’)をそれ
ぞれ断面の短軸径B、B’として、A/B、A’/B’
をもって、それぞれの偏平度とする。
は、特に限定されないが、通常10〜100デニールの
範囲内で用いるのが好ましい。また、この仮撚加工糸の
捲縮度も特に限定されないが、通常は10〜40%の範
囲内とするのが適当である。
は緯糸に用いて製織してもよいが、経糸と緯糸の両方に
用いて製織するのが好ましい。
ば、平織、綾織、繻子織、梨地織などを挙げることがで
きる。また、織密度は特に限定されないが、通常は、経
密度が30〜120本/インチ、緯密度が20〜90本
/インチであることが適当である。
を用いているため、単繊維の断面形状が偏平であること
による繊維間摩擦の増大と、仮撚加工で付与された繊維
の捩れにより引っ掛かりが生ずることとが相俟って、ガ
ーゼのような織密度の小さい基布織物でも目ズレが起こ
らず、取扱性が向上し、C反率を大幅に減らすことがで
きる。
てC反率が上昇し、実用化できなかった低織密度の基布
でも、実用化が可能となる。
に、片面に接着剤を塗布する。この接着剤塗布工程で
は、通常、パウダ−状の接着剤を基布上に散布し、基布
上に残留したパウダーを加熱して基布に溶着させる。
状が偏平であり、しかも適度な単繊維デニールを有する
仮撚加工糸で製織されているため、パウダー状の接着剤
が極めて容易に基布上に付着、残留し、1回だけの処理
で十分な接着性能を有する接着芯地を得ることが可能で
ある。
ポリエチレン系樹脂、エチレン―酢酸ビニール共重合体
樹脂などが好適に用いられる。
する。なお、実施例中の製織性、取扱性、接着剤塗布性
は、下記の基準で評価した。 (1)製織性 製織時に毛羽、断糸の発生がほとんどなく、織機の停台
回数が0.1回/時間未満である場合を◎、製織時に若
干の毛羽、断糸が発生するが、織機の停台回数が0.1
回/時間〜0.5回/時間である場合を○、製織時に毛
羽、断糸が多発して、織機の停台回数が0.5回/時間
を越える場合を×で示した。 (2)取扱性 生機及び仕上処理を施した基布の取扱中に目ズレがほと
んど発生せず、C反率が1%未満である場合を◎、生機
及び基布の取扱中に若干の目ズレが発生するが、C反率
が1〜3%である場合を○、生機及び基布の取扱中に目
ズレが発生し、C反率が3%を越える場合を×で示し
た。 (3)接着剤塗布性 接着剤の塗布工程において、基布への接着剤の付着性が
極めて良好であり、1回の処理で十分な接着剤塗布が行
える場合を◎、基布への接着剤の付着性が良好であり、
ほとんどの場合、1回の処理で十分な接着剤塗布が行え
る場合を○、基布への接着剤の付着性が不良で、十分な
接着剤塗布を行うためには、塗布工程を2回以上通す必
要がある場合を×で示した。
空ポリエステルマルチフィラメント未延伸糸に延伸仮撚
加工を施して、30デニールの仮撚加工糸を得た。得ら
れた仮撚加工糸の単繊維は、図1(a)に示すような偏
平断面形状を有していた。
空率及び単糸数を変更することにより、仮撚加工糸の単
繊維の偏平度及び単繊維デニールを変更した。
ットルームにより、無撚で、経密度65本/インチ、緯
密度45本/インチ、生機幅127cm、織長396m
の平織生機に仕上げた。この時のウオータージェットル
ームの回転数は、900rpmであった。
処理し、引き続き、アルカリ液中で20%の減量加工を
行った。その後、染色機を用いて、130℃で20分間
染色処理を行い、次いで、仕上剤として制電剤を塗布し
て風乾した後、190℃で45秒間のファイナルセット
処理を施した。得られた基布は、仕上幅100cm、経
密度83本/インチ、緯密度58本/インチであった。
ド樹脂接着剤を散布し、残留したパウダ−を加熱して基
布に溶着させ、接着芯地とした。
及び基布の風合は、表1に示す通りであった。
の偏平度が1.5〜8.0、単繊維デニールが0.8〜
7.0の仮撚加工糸を用いた本発明の接着芯地用基布
(実施例1〜8)は、製織性、取扱性、接着剤塗布性及
び風合のいずれもが良好であり、毛羽、断糸による織機
の停台は極めて少なく、基布の目付が13g/m2 前後
と低目付であるにもかかわらず、多少乱暴に扱っても目
ズレはほとんど発生せず、パウダー状樹脂接着剤の付着
性も良好で、接着剤の脱落が極端に少なく、しかもソフ
トでドレープ性があり、目面が非常にきれいな基布に仕
上がった。特に、単繊維の偏平度が2.0〜6.0、単
繊維デニールが1.5〜5.0の場合(実施例2、3、
6、7)に、効果が顕著であった。
平ポリエステルマルチフィラメント未延伸糸に延伸仮撚
加工を施して、50デニールの仮撚加工糸を得た。得ら
れた仮撚加工糸の単繊維は、図1(b)に示すような偏
平断面形状を有していた。
糸数を変更することにより、表1に示すように、仮撚加
工糸の単繊維の偏平度及び単繊維デニールを変更した。
ットルームにより、無撚で、経密度50本/インチ、緯
密度35本/インチ、生機幅128cm、織長398m
の平織生機に仕上げた。この時のウオータージェットル
ームの回転数は、900rpmであった。
同じ方法で処理して、仕上幅100cm、経密度65本
/インチ、緯密度45本/インチの基布を得た。
ド樹脂接着剤を散布し、残留したパウダーを加熱して基
布に溶着させ、接着芯地とした。
及び基布の風合は、表2に示す通りであった。
製織性、取扱性に優れ、接着剤の塗布性も改良されたソ
フトな風合を有する接着芯地用基布を得ることが出来
る。
(a)は中空未延伸糸を延伸仮撚加工したもの、(b)
は中実偏平未延伸糸を延伸仮撚加工したものを示す。
Claims (2)
- 【請求項1】 単繊維の偏平度が1.5〜8.0、単繊
維デニールが0.8〜7.0デニールである熱可塑性合
成繊維の仮撚加工糸を、経糸及び/又は緯糸に使用した
織物からなることを特徴とする接着芯地用基布。 - 【請求項2】 熱可塑性合成繊維がポリエステル繊維で
ある請求項1記載の接着芯地用基布。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25603095A JP3519517B2 (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 接着芯地用基布 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25603095A JP3519517B2 (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 接着芯地用基布 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0995836A true JPH0995836A (ja) | 1997-04-08 |
| JP3519517B2 JP3519517B2 (ja) | 2004-04-19 |
Family
ID=17286948
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25603095A Expired - Fee Related JP3519517B2 (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 接着芯地用基布 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3519517B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015194046A1 (ja) * | 2014-06-20 | 2015-12-23 | 内野株式会社 | ガーゼ織物 |
-
1995
- 1995-10-03 JP JP25603095A patent/JP3519517B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015194046A1 (ja) * | 2014-06-20 | 2015-12-23 | 内野株式会社 | ガーゼ織物 |
| US10947648B2 (en) | 2014-06-20 | 2021-03-16 | Uchino Co., Ltd | Woven gauze fabric |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3519517B2 (ja) | 2004-04-19 |
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