JPH0865808A - 集電方法および集電装置 - Google Patents
集電方法および集電装置Info
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- JPH0865808A JPH0865808A JP6195147A JP19514794A JPH0865808A JP H0865808 A JPH0865808 A JP H0865808A JP 6195147 A JP6195147 A JP 6195147A JP 19514794 A JP19514794 A JP 19514794A JP H0865808 A JPH0865808 A JP H0865808A
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- lifting
- cylinder
- elevating
- current collector
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L5/00—Current collectors for power supply lines of electrically-propelled vehicles
- B60L5/18—Current collectors for power supply lines of electrically-propelled vehicles using bow-type collectors in contact with trolley wire
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L5/00—Current collectors for power supply lines of electrically-propelled vehicles
- B60L5/18—Current collectors for power supply lines of electrically-propelled vehicles using bow-type collectors in contact with trolley wire
- B60L5/22—Supporting means for the contact bow
- B60L5/28—Devices for lifting and resetting the collector
- B60L5/32—Devices for lifting and resetting the collector using fluid pressure
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- Transportation (AREA)
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- Fluid Mechanics (AREA)
- Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、高速鉄道車両の集電装置に関するも
ので、摺り板等を回動させないでも摺り板を大きく昇降
させることができるようにすることを目的とする。 【構成】摺り板110とカバー120は荷重計226を
介して昇降装置200に載せてある。昇降装置200は
2つの昇降装置300,300によって昇降させられ
る。2つの昇降装置300は車体31の通路35の両側
の非居住空間内に設置している。昇降装置200,30
0のシリンダ装置210,310は案内装置220,3
20によってロッドが傾斜しないように支持されてい
る。案内装置320は車体に固定している。非集電時に
は昇降装置200,300を縮め、摺り板110を下降
させる。集電時には、予め求めた架線51の高さに基づ
いて昇降装置300の高さを制御し、そして荷重計によ
って求めた値が所定値になるように昇降装置200を制
御する。
ので、摺り板等を回動させないでも摺り板を大きく昇降
させることができるようにすることを目的とする。 【構成】摺り板110とカバー120は荷重計226を
介して昇降装置200に載せてある。昇降装置200は
2つの昇降装置300,300によって昇降させられ
る。2つの昇降装置300は車体31の通路35の両側
の非居住空間内に設置している。昇降装置200,30
0のシリンダ装置210,310は案内装置220,3
20によってロッドが傾斜しないように支持されてい
る。案内装置320は車体に固定している。非集電時に
は昇降装置200,300を縮め、摺り板110を下降
させる。集電時には、予め求めた架線51の高さに基づ
いて昇降装置300の高さを制御し、そして荷重計によ
って求めた値が所定値になるように昇降装置200を制
御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道車両の集電装置に
係わり、特に高速鉄道車両に好適な制御付集電装置に関
するものである。
係わり、特に高速鉄道車両に好適な制御付集電装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】新幹線等の高速電車(以下、車両とい
う。)の集電装置においては、架線に対する集電部材の
離線を防止するために、集電部材の摺り板を架線に所定
力で押し付けることが必要である。このため、EP06
05214A2によって、次の集電装置が提案されてい
る。このものは、架線に接触する摺り板、これを支持す
る翼形のカバー、絶縁用碍子、架線への摺り板の接触力
を検出する荷重計、シリンダ装置を、上方から順次設け
ている。また、そのシリンダ装置および絶縁用碍子に並
列に導電用碍子を設け、摺り板と導電用碍子とを導電用
ケーブルで接続している。荷重計によって架線への摺り
板の接触力を求め、これによってシリンダ装置を伸縮さ
せて、架線への摺り板の接触力を一定にする。また、非
集電時には、シリンダ装置の軸方向が架線の長手方向と
平行になるように、シリンダ装置および導電用碍子を支
持する架台を回動させ、これによって摺り板を下降させ
るようになっている。
う。)の集電装置においては、架線に対する集電部材の
離線を防止するために、集電部材の摺り板を架線に所定
力で押し付けることが必要である。このため、EP06
05214A2によって、次の集電装置が提案されてい
る。このものは、架線に接触する摺り板、これを支持す
る翼形のカバー、絶縁用碍子、架線への摺り板の接触力
を検出する荷重計、シリンダ装置を、上方から順次設け
ている。また、そのシリンダ装置および絶縁用碍子に並
列に導電用碍子を設け、摺り板と導電用碍子とを導電用
ケーブルで接続している。荷重計によって架線への摺り
板の接触力を求め、これによってシリンダ装置を伸縮さ
せて、架線への摺り板の接触力を一定にする。また、非
集電時には、シリンダ装置の軸方向が架線の長手方向と
平行になるように、シリンダ装置および導電用碍子を支
持する架台を回動させ、これによって摺り板を下降させ
るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記集電装置は、非集
電時にはシリンダ装置の軸方向を水平方向とし、集電時
にはシリンダ装置の軸方向を水平方向から垂直方向に回
動させるようにしている。このため、導電用碍子の下端
と車体との間の導電用ケーブルは前記回動によって大き
く撓み、ねじられる。この導電用ケーブルは高電圧であ
り、しかも絶縁材で被覆されているので、前記のように
大きく撓むさせることは困難であると共に、撓ませるこ
とによって寿命上の問題を生ずる。
電時にはシリンダ装置の軸方向を水平方向とし、集電時
にはシリンダ装置の軸方向を水平方向から垂直方向に回
動させるようにしている。このため、導電用碍子の下端
と車体との間の導電用ケーブルは前記回動によって大き
く撓み、ねじられる。この導電用ケーブルは高電圧であ
り、しかも絶縁材で被覆されているので、前記のように
大きく撓むさせることは困難であると共に、撓ませるこ
とによって寿命上の問題を生ずる。
【0004】また、車両の集電装置は全走行区間におい
て架線に接触することが必要である。一例を説明する
と、(1)車庫における架線の高さは4700mmであ
り(この時、集電装置は架線に接触可能でなければなら
ない。)、(2)通常走行範囲(以下、本線という。)
における架線の高さは4800mm〜5300mmであ
り、(3)非集電時(すなわち、集電装置を下降させた
とき)の集電装置の高さは45000mm(車両限界)
以下でなければならない。このため、集電装置は800
mmの昇降が必要である。
て架線に接触することが必要である。一例を説明する
と、(1)車庫における架線の高さは4700mmであ
り(この時、集電装置は架線に接触可能でなければなら
ない。)、(2)通常走行範囲(以下、本線という。)
における架線の高さは4800mm〜5300mmであ
り、(3)非集電時(すなわち、集電装置を下降させた
とき)の集電装置の高さは45000mm(車両限界)
以下でなければならない。このため、集電装置は800
mmの昇降が必要である。
【0005】このため、集電装置のシリンダ装置は、大
きな昇降量を発生させることができることが必要であ
る。また、シリンダ装置は、摺り板やこれを支持する翼
形カバーに作用する揚力変動、および架線高さの変化に
対応して、高周期で摺り板を昇降させることが必要であ
る。
きな昇降量を発生させることができることが必要であ
る。また、シリンダ装置は、摺り板やこれを支持する翼
形カバーに作用する揚力変動、および架線高さの変化に
対応して、高周期で摺り板を昇降させることが必要であ
る。
【0006】また、摺り板やその翼形カバーは車両の走
行方向に沿って大きな力を受ける。このため、シリンダ
装置はこの力に対抗できるものでなければならない。
行方向に沿って大きな力を受ける。このため、シリンダ
装置はこの力に対抗できるものでなければならない。
【0007】また、車両がトンネルに突入した場合や、
トンネルから出た直後には、集電装置に対して大きな揚
力変動が発生することが明らかになった。
トンネルから出た直後には、集電装置に対して大きな揚
力変動が発生することが明らかになった。
【0008】本発明の第1の目的は、昇降装置を回動さ
せないでも摺り板を昇降できるようにすることにある。
せないでも摺り板を昇降できるようにすることにある。
【0009】本発明の第2の目的は、摺り板が架線から
離線することや架線を切断することを防止することにあ
る。
離線することや架線を切断することを防止することにあ
る。
【0010】本発明の第3の目的は、トンネルに突入し
た直後や、トンネルから出た直後にも、良好な集電を行
えるようにすることにある。
た直後や、トンネルから出た直後にも、良好な集電を行
えるようにすることにある。
【0011】本発明の第4の目的は、摺り板と導電用碍
子とを接続する導電手段の寿命を延ばすことにある。
子とを接続する導電手段の寿命を延ばすことにある。
【0012】本発明の第5の目的は、大きな昇降量を確
保することにある。
保することにある。
【0013】本発明の第6の目的は、摺り板を下降させ
た場合の集電装置全体の高さを小さくできる装置を提供
することにある。
た場合の集電装置全体の高さを小さくできる装置を提供
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的は、
走行中において、第1の昇降装置を昇降動作させること
によって、第2の昇降装置および該第2の昇降装置に載
せた摺り板を垂直方向に昇降させ、架線への前記摺り板
の接触力を荷重計によって検出し、その検出値によっ
て、前記第2の昇降装置の昇降を制御すること、によっ
て達成できる。
走行中において、第1の昇降装置を昇降動作させること
によって、第2の昇降装置および該第2の昇降装置に載
せた摺り板を垂直方向に昇降させ、架線への前記摺り板
の接触力を荷重計によって検出し、その検出値によっ
て、前記第2の昇降装置の昇降を制御すること、によっ
て達成できる。
【0015】本発明の第2の目的は、車両の走行位置を
求め、該走行位置に基づいて、予め定めていた走行位置
に対する摺り板の高さ目標値を読み出し、前記高さ目標
値によって、摺り板を支持する昇降装置の昇降を制御す
ること、によって達成できる。
求め、該走行位置に基づいて、予め定めていた走行位置
に対する摺り板の高さ目標値を読み出し、前記高さ目標
値によって、摺り板を支持する昇降装置の昇降を制御す
ること、によって達成できる。
【0016】本発明の第3の目的は、摺り板がトンネル
に突入した後の所定時間、または、摺り板がトンネルか
ら突出後の所定時間は前記摺り板を昇降させる昇降装置
の昇降を停止させること、によって達成できる。
に突入した後の所定時間、または、摺り板がトンネルか
ら突出後の所定時間は前記摺り板を昇降させる昇降装置
の昇降を停止させること、によって達成できる。
【0017】本発明の第4の目的は、摺り板と、絶縁用
碍子を介して前記摺り板を昇降させる第1の昇降装置
と、該第1の昇降装置と前記絶縁用碍子の少なくとも一
方に並列に設けた導電用碍子と、該導電用碍子と前記摺
り板とを接続した導電手段と、前記第1の昇降装置を昇
降させる2つの第2の昇降装置と、からなり、該第2の
昇降装置は車体内であって乗員の通路の両側にそれぞれ
1つづつ配置すること、によって達成できる。
碍子を介して前記摺り板を昇降させる第1の昇降装置
と、該第1の昇降装置と前記絶縁用碍子の少なくとも一
方に並列に設けた導電用碍子と、該導電用碍子と前記摺
り板とを接続した導電手段と、前記第1の昇降装置を昇
降させる2つの第2の昇降装置と、からなり、該第2の
昇降装置は車体内であって乗員の通路の両側にそれぞれ
1つづつ配置すること、によって達成できる。
【0018】本発明の第5の目的は、摺り板と、絶縁用
碍子を介して前記摺り板を昇降させる第1の昇降装置
と、該第1の昇降装置と前記絶縁用碍子の少なくとも一
方に並列に設けた導電用碍子と、該導電用碍子と前記摺
り板とを接続した導電手段と、前記第1の昇降装置と前
記導電用碍子とを共に、またはそれぞれを単独で昇降さ
せる第2の昇降装置と、からなり、前記第2の昇降装置
は並列に設けた2つの昇降装置からなり、前記第1の昇
降装置は前記第2の2つの昇降装置の間において、該2
つの昇降装置によって昇降させられる架台から吊り下げ
られており、該第1の昇降装置の伸縮する部材は前記架
台を貫通して前記絶縁用碍子を支持させること、によっ
て集電装置を構成することによって達成できる。
碍子を介して前記摺り板を昇降させる第1の昇降装置
と、該第1の昇降装置と前記絶縁用碍子の少なくとも一
方に並列に設けた導電用碍子と、該導電用碍子と前記摺
り板とを接続した導電手段と、前記第1の昇降装置と前
記導電用碍子とを共に、またはそれぞれを単独で昇降さ
せる第2の昇降装置と、からなり、前記第2の昇降装置
は並列に設けた2つの昇降装置からなり、前記第1の昇
降装置は前記第2の2つの昇降装置の間において、該2
つの昇降装置によって昇降させられる架台から吊り下げ
られており、該第1の昇降装置の伸縮する部材は前記架
台を貫通して前記絶縁用碍子を支持させること、によっ
て集電装置を構成することによって達成できる。
【0019】本発明の第6の目的は、摺り板を支持した
絶縁用碍子を第1の昇降装置の昇降によって昇降させ、
前記絶縁用碍子または前記第1の昇降装置に並列に設け
た導電用碍子を第2の昇降装置によって、かつ第1の昇
降装置の前記昇降に同期して昇降させること、によって
達成できる。
絶縁用碍子を第1の昇降装置の昇降によって昇降させ、
前記絶縁用碍子または前記第1の昇降装置に並列に設け
た導電用碍子を第2の昇降装置によって、かつ第1の昇
降装置の前記昇降に同期して昇降させること、によって
達成できる。
【0020】
【作用】本発明の第1の目的を達成する手段によれば、
第2の昇降装置と第1の昇降装置によって摺り板が昇降
する。このため、集電装置と車体との間の導電用ケーブ
ルは撓むが、その撓み量は集電装置を回動させる際の導
電用ケーブルの撓み量よりも大幅に小さくできる。この
ため、導電用ケーブルの絶縁特性の劣化を防ぎ、寿命を
延ばすことがきるものである。
第2の昇降装置と第1の昇降装置によって摺り板が昇降
する。このため、集電装置と車体との間の導電用ケーブ
ルは撓むが、その撓み量は集電装置を回動させる際の導
電用ケーブルの撓み量よりも大幅に小さくできる。この
ため、導電用ケーブルの絶縁特性の劣化を防ぎ、寿命を
延ばすことがきるものである。
【0021】本発明の第2の目的を達成する手段によれ
ば、車両の走行位置によって、予め定めていた走行位置
に対する摺り板の高さ目標値を読み出し、この値によっ
て昇降装置の昇降量を定めるので、離線や架線の断線を
防止できるものである。併せて、架線への前記摺り板の
接触力または架線までの距離を検出し、該検出値が所定
値になるように、前記昇降装置の伸縮を制御すれば、よ
り確実に離線や架線の断線を防止できるものである。
ば、車両の走行位置によって、予め定めていた走行位置
に対する摺り板の高さ目標値を読み出し、この値によっ
て昇降装置の昇降量を定めるので、離線や架線の断線を
防止できるものである。併せて、架線への前記摺り板の
接触力または架線までの距離を検出し、該検出値が所定
値になるように、前記昇降装置の伸縮を制御すれば、よ
り確実に離線や架線の断線を防止できるものである。
【0022】本発明の第3の目的を達成する手段によれ
ば、摺り板がトンネルに突入した後の所定時間、また
は、摺り板がトンネルから突出後の所定時間において、
摺り板を昇降させる昇降装置の伸縮を停止させているの
で、車両がトンネルに突入したとき、またトンネルから
出たときには発生する大きな圧力波による大きな揚力変
動によって、摺り板が昇降することが無く、離線や架線
の断線を防止できるものである。なお、所定時間ではな
くて、所定区間としてもよい。
ば、摺り板がトンネルに突入した後の所定時間、また
は、摺り板がトンネルから突出後の所定時間において、
摺り板を昇降させる昇降装置の伸縮を停止させているの
で、車両がトンネルに突入したとき、またトンネルから
出たときには発生する大きな圧力波による大きな揚力変
動によって、摺り板が昇降することが無く、離線や架線
の断線を防止できるものである。なお、所定時間ではな
くて、所定区間としてもよい。
【0023】本発明の第4の目的を達成する手段によれ
ば、第2の昇降装置を車体の通路の両側に設置している
ので、乗客の邪魔にならないで、大きな伸縮量を容易に
確保することができるものである。
ば、第2の昇降装置を車体の通路の両側に設置している
ので、乗客の邪魔にならないで、大きな伸縮量を容易に
確保することができるものである。
【0024】本発明の第5の目的を達成する手段によれ
ば、第1の昇降装置と第2の昇降装置とを下降させた場
合には両者は並列になるので、高さを小さくでき、集電
装置を設置するための車体上部の切り欠き量を小さくで
きるものである。
ば、第1の昇降装置と第2の昇降装置とを下降させた場
合には両者は並列になるので、高さを小さくでき、集電
装置を設置するための車体上部の切り欠き量を小さくで
きるものである。
【0025】本発明の第6の目的を達成する手段によれ
ば、摺り板と導電用碍子のそれぞれを別の昇降装置で昇
降させるので、摺り板と導電用碍子の高さを略一定にす
ることができ、摺り板と導電用碍子とを接続する導電手
段の撓みを少なくでき、導電手段の寿命を長くできるも
のである。
ば、摺り板と導電用碍子のそれぞれを別の昇降装置で昇
降させるので、摺り板と導電用碍子の高さを略一定にす
ることができ、摺り板と導電用碍子とを接続する導電手
段の撓みを少なくでき、導電手段の寿命を長くできるも
のである。
【0026】
【実施例】以下、本実施例を図1〜図13により説明す
る。図2において、集電装置100は車体31の長手方
向の端部すなわち車体31を支持する台車80の近傍の
屋根32に設置している。屋根32には集電装置100
の下部を覆う格納ドーム90を設置している。格納ドー
ム90は集電装置100を設置した車体31と隣接する
車体31とに分離して設置している。2つの格納ドーム
90a,90bの同士は伸縮する部材90cによって接
触している。格納ドーム90は長手方向の端部側の高さ
が暫時低くなると共に、幅も暫時小さくなっている。格
納ドーム90の長手方向の中心部に集電装置100を設
置している。集電装置100は1つの編成車両に対して
2つ設置している。2つの集電装置100,100の間
隔は最低限約100mである。
る。図2において、集電装置100は車体31の長手方
向の端部すなわち車体31を支持する台車80の近傍の
屋根32に設置している。屋根32には集電装置100
の下部を覆う格納ドーム90を設置している。格納ドー
ム90は集電装置100を設置した車体31と隣接する
車体31とに分離して設置している。2つの格納ドーム
90a,90bの同士は伸縮する部材90cによって接
触している。格納ドーム90は長手方向の端部側の高さ
が暫時低くなると共に、幅も暫時小さくなっている。格
納ドーム90の長手方向の中心部に集電装置100を設
置している。集電装置100は1つの編成車両に対して
2つ設置している。2つの集電装置100,100の間
隔は最低限約100mである。
【0027】集電装置100は、架線51に接触して集
電する集電部材としての摺り板110と、これを支持す
ると共に下部を覆う防風用の翼形状のカバー120と、
カバー120を昇降させる第1の昇降装置200と、カ
バー120と昇降装置200との間に設置した絶縁用碍
子130と、昇降装置200と絶縁用碍子130とに並
列に設けた導電用碍子140と、昇降装置200および
導電用碍子140を載せた架台160と、導電用碍子1
40の上端の導電部とカバー120の下部の導電部とを
接続する導電用の導電用ケーブル150と、架台160
を昇降させる第2の昇降装置300と、からなる。昇降
装置300は屋根32を切り欠いて設置している。
電する集電部材としての摺り板110と、これを支持す
ると共に下部を覆う防風用の翼形状のカバー120と、
カバー120を昇降させる第1の昇降装置200と、カ
バー120と昇降装置200との間に設置した絶縁用碍
子130と、昇降装置200と絶縁用碍子130とに並
列に設けた導電用碍子140と、昇降装置200および
導電用碍子140を載せた架台160と、導電用碍子1
40の上端の導電部とカバー120の下部の導電部とを
接続する導電用の導電用ケーブル150と、架台160
を昇降させる第2の昇降装置300と、からなる。昇降
装置300は屋根32を切り欠いて設置している。
【0028】摺り板110で得られた電気はカバー12
0、導電手段としての導電用ケーブル150、導電用碍
子140、導電用ケーブル155を介して屋根32に設
置したコネクタ158に導かれる。コネクタ158は公
知の導電用ケーブル(図示せず)に接続している。導電
用ケーブル150はその外周を絶縁被覆しないものでも
良い。導電用碍子140は導電部材の外周を碍子で覆っ
たもので、ケーブルヘットとも呼ばれている。導電用碍
子140の導電部の下端部は絶縁したL状のコネクタ1
45を介して絶縁被覆したした導電用ケーブル155に
接続している。導電用ケーブル155は撓むことができ
る。導電用ケーブル155の撓みを少なくし、かつ撓み
を容易にするため、コネクタ145−158の距離を大
きく設けている。絶縁用碍子130および導電用碍子1
40によって、これよりも下部は絶縁されている。
0、導電手段としての導電用ケーブル150、導電用碍
子140、導電用ケーブル155を介して屋根32に設
置したコネクタ158に導かれる。コネクタ158は公
知の導電用ケーブル(図示せず)に接続している。導電
用ケーブル150はその外周を絶縁被覆しないものでも
良い。導電用碍子140は導電部材の外周を碍子で覆っ
たもので、ケーブルヘットとも呼ばれている。導電用碍
子140の導電部の下端部は絶縁したL状のコネクタ1
45を介して絶縁被覆したした導電用ケーブル155に
接続している。導電用ケーブル155は撓むことができ
る。導電用ケーブル155の撓みを少なくし、かつ撓み
を容易にするため、コネクタ145−158の距離を大
きく設けている。絶縁用碍子130および導電用碍子1
40によって、これよりも下部は絶縁されている。
【0029】昇降装置200の昇降動作によって絶縁用
碍子130、カバー120、および摺り板110が昇降
する。このとき、導電用碍子140は昇降しない。この
ため、導電用ケーブル150は撓んで、カバー120の
昇降に追従する。絶縁用碍子130と導電用碍子140
を載せた架台160は第2の昇降装置300によって昇
降する。図2は第2の昇降装置300を上端まで上昇さ
せた状態を示している。昇降装置200も上昇し、摺り
板110を架線51に所定の力で接触させている。
碍子130、カバー120、および摺り板110が昇降
する。このとき、導電用碍子140は昇降しない。この
ため、導電用ケーブル150は撓んで、カバー120の
昇降に追従する。絶縁用碍子130と導電用碍子140
を載せた架台160は第2の昇降装置300によって昇
降する。図2は第2の昇降装置300を上端まで上昇さ
せた状態を示している。昇降装置200も上昇し、摺り
板110を架線51に所定の力で接触させている。
【0030】一般に、営業走行する線路(本線とい
う。)の軌道50から架線51までの架線高さは、基準
高さとして5000mmmであり、許容範囲として、−
200mm、+300mmである。このため、架線高さ
は4800mmから5300mmである。車庫での架線
高さは4700mmである。車庫から本線までは徐々に
変化している。非集電時すなわち集電装置100を下降
させた場合の摺り板110の上面から軌道50までの高
さは4500mm(車両限界高さ)である。このため、
集電装置100としての昇降必要量は800mmであ
る。
う。)の軌道50から架線51までの架線高さは、基準
高さとして5000mmmであり、許容範囲として、−
200mm、+300mmである。このため、架線高さ
は4800mmから5300mmである。車庫での架線
高さは4700mmである。車庫から本線までは徐々に
変化している。非集電時すなわち集電装置100を下降
させた場合の摺り板110の上面から軌道50までの高
さは4500mm(車両限界高さ)である。このため、
集電装置100としての昇降必要量は800mmであ
る。
【0031】この800mmの昇降必要量を確保し、高
速走行時の摺り板110への揚力変動や架線51から摺
り板110に作用する外力に対して、摺り板110を架
線51に所定の力で押し付け、さらに所定の速度(周波
数)で昇降動作させるには、1つの昇降装置では困難で
あるので、2つの昇降装置200,300を設けてい
る。昇降装置300は主として本線を走行する際に昇降
装置200と導電用碍子140を所定高さに昇降させる
ものである。昇降装置200は摺り板110を所定の力
で架線51に押し付けるためのものである。昇降装置2
00、昇降装置300のそれぞれの昇降量は例えば、1
00mm、700mmである。昇降装置300の油圧式
シリンダ装置310は、非集電時にはそのロッド(図示
せず)を最も下降させ、本線走行時にはロッドを大きく
上昇させ、車庫から本線までの走行時にはロッドを若干
上昇突出させている。昇降装置200は昇降装置300
が上昇している本線走行時に昇降動作を行い、摺り板1
10を架線51に所定の力で接触させる。
速走行時の摺り板110への揚力変動や架線51から摺
り板110に作用する外力に対して、摺り板110を架
線51に所定の力で押し付け、さらに所定の速度(周波
数)で昇降動作させるには、1つの昇降装置では困難で
あるので、2つの昇降装置200,300を設けてい
る。昇降装置300は主として本線を走行する際に昇降
装置200と導電用碍子140を所定高さに昇降させる
ものである。昇降装置200は摺り板110を所定の力
で架線51に押し付けるためのものである。昇降装置2
00、昇降装置300のそれぞれの昇降量は例えば、1
00mm、700mmである。昇降装置300の油圧式
シリンダ装置310は、非集電時にはそのロッド(図示
せず)を最も下降させ、本線走行時にはロッドを大きく
上昇させ、車庫から本線までの走行時にはロッドを若干
上昇突出させている。昇降装置200は昇降装置300
が上昇している本線走行時に昇降動作を行い、摺り板1
10を架線51に所定の力で接触させる。
【0032】図3において、摺り板110は公知のよう
にばね(図示せず)を介してカバー120に取り付けら
れている。カバー120は翼形をしており、上下方向の
厚さは比較的厚い。走行方向の前縁は走行方向に突出し
た3角形状である。電車は双方向に走行するので、走行
方向の前後方向において対象であり、略菱形になってい
る。この菱形の形状および厚さ等は低騒音化等を考慮し
て決める。
にばね(図示せず)を介してカバー120に取り付けら
れている。カバー120は翼形をしており、上下方向の
厚さは比較的厚い。走行方向の前縁は走行方向に突出し
た3角形状である。電車は双方向に走行するので、走行
方向の前後方向において対象であり、略菱形になってい
る。この菱形の形状および厚さ等は低騒音化等を考慮し
て決める。
【0033】絶縁用碍子130および昇降装置200は
カバー120の幅方向(車体31の幅方向)の中心部に
位置している。この中心部を中心として摺り板110お
よびカバー120を配置している。導電用碍子140は
幅方向および走行方向において絶縁用碍子130に対し
て偏心した位置に設置している。導電用ケーブル150
は走行方向に沿って平行に配置している。
カバー120の幅方向(車体31の幅方向)の中心部に
位置している。この中心部を中心として摺り板110お
よびカバー120を配置している。導電用碍子140は
幅方向および走行方向において絶縁用碍子130に対し
て偏心した位置に設置している。導電用ケーブル150
は走行方向に沿って平行に配置している。
【0034】図1は非集電時の状態を示している。この
状態は昇降装置200,300を最も縮めた状態であ
る。この時、架線51の位置を最低高さ位置(4700
mm)とすると、架線51から摺り板110までの距離
は200mmである。カバー120は格納ドーム90よ
りも上方に突出している。格納ドーム90の上面には昇
降装置200および導電用碍子140が突出するための
それぞれの穴91を設けている。穴91の径は昇降装置
200、導電用碍子140の外径よりも大きく、同心円
である。絶縁用碍子130の外径は昇降装置200の外
径よりも小さい。なお、導電用碍子140の穴は示して
いない。格納ドーム90には排水口91を設けている。
昇降装置300は2つの昇降装置300,300からな
る。各昇降装置300は客室の中心部の通路35の両側
に設置している。この部分は非居住空間36であること
が望ましい。2つの昇降装置300,300の設置位置
は、例えば、化粧室、トイレ、車体側面の出入り口の近
傍、ビッフェの近傍であり、乗客の邪魔にならない位置
に設置している。すなわち、非居住空間36である。
状態は昇降装置200,300を最も縮めた状態であ
る。この時、架線51の位置を最低高さ位置(4700
mm)とすると、架線51から摺り板110までの距離
は200mmである。カバー120は格納ドーム90よ
りも上方に突出している。格納ドーム90の上面には昇
降装置200および導電用碍子140が突出するための
それぞれの穴91を設けている。穴91の径は昇降装置
200、導電用碍子140の外径よりも大きく、同心円
である。絶縁用碍子130の外径は昇降装置200の外
径よりも小さい。なお、導電用碍子140の穴は示して
いない。格納ドーム90には排水口91を設けている。
昇降装置300は2つの昇降装置300,300からな
る。各昇降装置300は客室の中心部の通路35の両側
に設置している。この部分は非居住空間36であること
が望ましい。2つの昇降装置300,300の設置位置
は、例えば、化粧室、トイレ、車体側面の出入り口の近
傍、ビッフェの近傍であり、乗客の邪魔にならない位置
に設置している。すなわち、非居住空間36である。
【0035】図5によって、昇降装置300の詳細を説
明する。昇降装置300は、ロッド312を上方に向け
て伸縮させる油圧式シリンダ装置310と、ロッド31
2の伸縮を案内する案内装置320とからなる。案内装
置320はロッド312を傾斜させないで垂直に昇降さ
せるものである。シリンダ装置310の下端は非居住空
間36の車体31の取り付け座38に固定している。
明する。昇降装置300は、ロッド312を上方に向け
て伸縮させる油圧式シリンダ装置310と、ロッド31
2の伸縮を案内する案内装置320とからなる。案内装
置320はロッド312を傾斜させないで垂直に昇降さ
せるものである。シリンダ装置310の下端は非居住空
間36の車体31の取り付け座38に固定している。
【0036】案内装置320の上下端は車体31の取り
付け座33,37に固定している。案内装置320は、
シリンダ装置310のシリンダ311よりも径の大きい
筒322と、筒322の外面に接する公知の直線状案内
装置330と、直線状案内装置330を設置した更に大
径の筒335と、からなる。
付け座33,37に固定している。案内装置320は、
シリンダ装置310のシリンダ311よりも径の大きい
筒322と、筒322の外面に接する公知の直線状案内
装置330と、直線状案内装置330を設置した更に大
径の筒335と、からなる。
【0037】筒322の上端はロッド312の上端に固
定した取り付け座323の外面に螺合させて固定してい
る。324はロックナットである。筒322は取り付け
座323に対して傾斜しないようにしている。取り付け
座323はボルトナット326によって架台160に固
定している。ロッド312の上端の小径のねじ部312
aは取り付け座323を貫通している。ねじ部312a
にナット312bを螺合させて、取り付け座323を固
定している。
定した取り付け座323の外面に螺合させて固定してい
る。324はロックナットである。筒322は取り付け
座323に対して傾斜しないようにしている。取り付け
座323はボルトナット326によって架台160に固
定している。ロッド312の上端の小径のねじ部312
aは取り付け座323を貫通している。ねじ部312a
にナット312bを螺合させて、取り付け座323を固
定している。
【0038】筒335の上端は屋根32に設けた取り付
け座33に固定しており、下端も非居住空間36の取り
付け座37に固定している。筒335は屋根32の上方
から挿入して、上端のフランジ336で取り付け座33
に載せ、ボルト337で固定している。取り付け座33
の上面は排水口91よりも上方にある。取り付け座33
とフランジ336との接触面には防水用のパッキン(図
示せず)を配置している。筒335の上端部と筒322
との接触面にはオイルシール339を配置している。
け座33に固定しており、下端も非居住空間36の取り
付け座37に固定している。筒335は屋根32の上方
から挿入して、上端のフランジ336で取り付け座33
に載せ、ボルト337で固定している。取り付け座33
の上面は排水口91よりも上方にある。取り付け座33
とフランジ336との接触面には防水用のパッキン(図
示せず)を配置している。筒335の上端部と筒322
との接触面にはオイルシール339を配置している。
【0039】筒335の内面には公知の直線状案内装置
330を挿入しており、筒322を案内して垂直に支持
する。筒335の下端は取り付け座341を介して非居
住空間36の取り付け座37にボルトナット343によ
って固定している。取り付け座341の凸部341aは
筒335の内面に接している。直線状案内装置330は
筒335の内面に接触している。直線状案内装置330
は筒335の段部335aと取り付け座341とによっ
て挾まれている。345はオイルシールである。
330を挿入しており、筒322を案内して垂直に支持
する。筒335の下端は取り付け座341を介して非居
住空間36の取り付け座37にボルトナット343によ
って固定している。取り付け座341の凸部341aは
筒335の内面に接している。直線状案内装置330は
筒335の内面に接触している。直線状案内装置330
は筒335の段部335aと取り付け座341とによっ
て挾まれている。345はオイルシールである。
【0040】シリンダ311の下端は非居住空間36に
設けた取り付け座38に設置したブラケット347にピ
ン348によって回動自在に結合されている。ピン34
8は球面ブッシュを備えている。これによって、シリン
ダ装置310は走行方向および幅方向に回動できる。
設けた取り付け座38に設置したブラケット347にピ
ン348によって回動自在に結合されている。ピン34
8は球面ブッシュを備えている。これによって、シリン
ダ装置310は走行方向および幅方向に回動できる。
【0041】図4によってシリンダ装置310の構成を
説明する。シリンダ装置310のピストン313側のシ
リンダヘッド314の側面には3つの油の出入り口31
6を設けている。シリンダ装置310のシリンダ311
は3重の筒からなる。内側の筒311aはピストン31
3とロッド312が配置された筒である。シリンダヘッ
ド314の1つの油の出入り口316は内側の筒311
a内に連通している。内側の筒311aと中間の筒31
1bとの間がロッド312側の室と1つの出入り口31
6とを接続する通路になっている。中間の筒311bと
外側の筒311cとの間はロッド312側のシリンダヘ
ッド315とロッド312との間から漏れた油の排出通
路になっている。この排出通路は他の1つの油の出入り
口316に接続している。シリンダヘッド314には各
筒311a,311b,311cの内側と3つの出入り
口316とを接続するそれぞれの穴(図示せず)を設け
ている。シリンダヘッド315の近傍の筒311aには
筒311aの内外を接続する穴を設けている。ピストン
313側のシリンダヘッド314は外側の筒311cに
ボルトナット(図示せず)で固定している。シリンダヘ
ッド315は外側の筒311cの内側に螺号され、固定
ナット318で固定されている。筒311aと筒311
bは2つのシリンダヘッド314,315のそれぞれの
段部で挾まれている。シリンダヘッド314,315と
筒311a,311b,311c、ロツド312との接
触部にはオイルシールを配置している。
説明する。シリンダ装置310のピストン313側のシ
リンダヘッド314の側面には3つの油の出入り口31
6を設けている。シリンダ装置310のシリンダ311
は3重の筒からなる。内側の筒311aはピストン31
3とロッド312が配置された筒である。シリンダヘッ
ド314の1つの油の出入り口316は内側の筒311
a内に連通している。内側の筒311aと中間の筒31
1bとの間がロッド312側の室と1つの出入り口31
6とを接続する通路になっている。中間の筒311bと
外側の筒311cとの間はロッド312側のシリンダヘ
ッド315とロッド312との間から漏れた油の排出通
路になっている。この排出通路は他の1つの油の出入り
口316に接続している。シリンダヘッド314には各
筒311a,311b,311cの内側と3つの出入り
口316とを接続するそれぞれの穴(図示せず)を設け
ている。シリンダヘッド315の近傍の筒311aには
筒311aの内外を接続する穴を設けている。ピストン
313側のシリンダヘッド314は外側の筒311cに
ボルトナット(図示せず)で固定している。シリンダヘ
ッド315は外側の筒311cの内側に螺号され、固定
ナット318で固定されている。筒311aと筒311
bは2つのシリンダヘッド314,315のそれぞれの
段部で挾まれている。シリンダヘッド314,315と
筒311a,311b,311c、ロツド312との接
触部にはオイルシールを配置している。
【0042】このようにシリンダ311を複層の筒とし
て構成することによって、ロッド312側の室と下端と
を接続する通路を構成しているので、シリンダ311の
外側に案内装置320が摺動自在に配置されていても、
ロッド312側の室に油を供給できるものである。な
お、油の漏れ用の通路を構成しなければ、シリンダ31
1は2重でよい。案内装置320の筒322,335を
含めると、少なくとも5重の筒となる。
て構成することによって、ロッド312側の室と下端と
を接続する通路を構成しているので、シリンダ311の
外側に案内装置320が摺動自在に配置されていても、
ロッド312側の室に油を供給できるものである。な
お、油の漏れ用の通路を構成しなければ、シリンダ31
1は2重でよい。案内装置320の筒322,335を
含めると、少なくとも5重の筒となる。
【0043】350はシリンダ装置310のロッド31
2の突出代を検出する公知の測長計である。測長計35
0は例えば公知のマグネットスケールであり、複数のマ
グネットを長手方向に沿って配置した筒351と筒35
1内に挿入した鉄製の棒352とからなる。筒351は
取り付け座38に取り付け、棒352は筒322の下端
に吊り下げている。353は棒352を筒322に取り
付ける腕である。測長計350は2つの昇降装置30
0,300のうち、少なくとも一方の昇降装置300に
設置していれば良い。
2の突出代を検出する公知の測長計である。測長計35
0は例えば公知のマグネットスケールであり、複数のマ
グネットを長手方向に沿って配置した筒351と筒35
1内に挿入した鉄製の棒352とからなる。筒351は
取り付け座38に取り付け、棒352は筒322の下端
に吊り下げている。353は棒352を筒322に取り
付ける腕である。測長計350は2つの昇降装置30
0,300のうち、少なくとも一方の昇降装置300に
設置していれば良い。
【0044】図6〜図8によって、架台160の詳細に
ついて説明する。架台160は昇降装置200と導電用
碍子140とを載せる架台161と、架台161の長手
方向の各端にピン163,163で結合した取り付け座
164,165とからなる。一端側の取り付け座164
は取り付け座323に対して移動できないように固定し
ている。他端側の取り付け座165は該端部側の取り付
け座323に対して架台160の長手方向に移動できる
ように固定している。取り付け座323の上面には摺動
用の座167を固定している。摺動座167の上に取り
付け座165を載せ、ボルト188で固定している。摺
動座167の上面には複数の軌条を有し、取り付け座1
65にもこれに合う軌条を有している。
ついて説明する。架台160は昇降装置200と導電用
碍子140とを載せる架台161と、架台161の長手
方向の各端にピン163,163で結合した取り付け座
164,165とからなる。一端側の取り付け座164
は取り付け座323に対して移動できないように固定し
ている。他端側の取り付け座165は該端部側の取り付
け座323に対して架台160の長手方向に移動できる
ように固定している。取り付け座323の上面には摺動
用の座167を固定している。摺動座167の上に取り
付け座165を載せ、ボルト188で固定している。摺
動座167の上面には複数の軌条を有し、取り付け座1
65にもこれに合う軌条を有している。
【0045】屋根32側の取り付け座33−33間の距
離と、架台160側の取り付け座164−165間の距
離との差は取り付け座165と取り付け座167との間
の摺動、およびピン163,163の回動によって許容
する。前記差は製作誤差、走行時の温度差による熱変形
によって生ずる。架台160は車体31の構成材料と同
様な材料(アルミニュウム材)で構成し、温度による熱
変形を少なくしている。また、架台160は2つのシリ
ンダ装置310によって昇降するので、各端の昇降量に
差が生ずる。この差はピン163,163を中心とした
回動によって許容する。
離と、架台160側の取り付け座164−165間の距
離との差は取り付け座165と取り付け座167との間
の摺動、およびピン163,163の回動によって許容
する。前記差は製作誤差、走行時の温度差による熱変形
によって生ずる。架台160は車体31の構成材料と同
様な材料(アルミニュウム材)で構成し、温度による熱
変形を少なくしている。また、架台160は2つのシリ
ンダ装置310によって昇降するので、各端の昇降量に
差が生ずる。この差はピン163,163を中心とした
回動によって許容する。
【0046】導電用碍子140を載せる座175はL状
のコネクタ145を水平方向から挿入するために穴17
6を切り欠いている。
のコネクタ145を水平方向から挿入するために穴17
6を切り欠いている。
【0047】図9によって、昇降装置200の詳細を説
明する。図9は昇降装置200を中ほどまで上昇した状
態を示している。昇降装置200は、ロッド212を上
方に向けて伸縮させる油圧式シリンダ装置210と、ロ
ッド212の伸縮を案内する案内装置220とからな
る。油圧式シリンダ装置210と案内装置220の基本
構成は伸縮装置300の油圧式シリンダ装置310と案
内装置320の構成と実質的に同様である。
明する。図9は昇降装置200を中ほどまで上昇した状
態を示している。昇降装置200は、ロッド212を上
方に向けて伸縮させる油圧式シリンダ装置210と、ロ
ッド212の伸縮を案内する案内装置220とからな
る。油圧式シリンダ装置210と案内装置220の基本
構成は伸縮装置300の油圧式シリンダ装置310と案
内装置320の構成と実質的に同様である。
【0048】シリンダ装置210のシリンダ211は3
重の筒からなる。その下端のシリンダヘッド214の側
面には油の出入り口(図示せず)を3つ設けている。こ
の3重の筒と3つの油の出入り口の目的、構成はシリン
ダ装置310の場合と同様である。
重の筒からなる。その下端のシリンダヘッド214の側
面には油の出入り口(図示せず)を3つ設けている。こ
の3重の筒と3つの油の出入り口の目的、構成はシリン
ダ装置310の場合と同様である。
【0049】案内装置220は、シリンダ211よりも
径の大きい筒222と、筒222の外面に接する公知の
直線状案内装置230と、直線状案内装置230を設置
したさらに大径の筒235と、からなる。筒235はシ
リンダヘッド214に載せてボルト241で固定してい
る。筒235はシリンダヘッド214の凸部214aで
位置決めしている。筒235の上端から直線状案内装置
230を挿入して段部235aに載せ、ストップリング
238で固定している。直線状案内装置230は筒23
5,222に接している。筒235のフランジ236は
架台161の筒状の座171に載せられ、ボルト242
で固定されている。フランジ236よりも下方の部分は
座171の筒内に挿入している。
径の大きい筒222と、筒222の外面に接する公知の
直線状案内装置230と、直線状案内装置230を設置
したさらに大径の筒235と、からなる。筒235はシ
リンダヘッド214に載せてボルト241で固定してい
る。筒235はシリンダヘッド214の凸部214aで
位置決めしている。筒235の上端から直線状案内装置
230を挿入して段部235aに載せ、ストップリング
238で固定している。直線状案内装置230は筒23
5,222に接している。筒235のフランジ236は
架台161の筒状の座171に載せられ、ボルト242
で固定されている。フランジ236よりも下方の部分は
座171の筒内に挿入している。
【0050】筒222の上端はロッド212の上端に固
定した取り付け座223に螺合させて固定している。2
24はロックナットである。
定した取り付け座223に螺合させて固定している。2
24はロックナットである。
【0051】取り付け座223の上に荷重計226、絶
縁用碍子130の取り付け座227を順次重ねて、ボル
トナット229によって強固に連結している。荷重計2
26はシリンダ装置210に押し上げ力を加えたとき、
反力として作用する力を検出するものである。ロッド2
12の上端の小径のねじ部212aを取り付け座223
に貫通させている。このねじ部212aにナット212
bを螺合させて、取り付け座223に固定している。取
り付け座223と荷重計226との間、荷重計226と
取り付け座227との間、取り付け座227と絶縁用碍
子130との間には位置合わせの嵌合部を設けている。
取り付け座227は絶縁用碍子130に固定している。
縁用碍子130の取り付け座227を順次重ねて、ボル
トナット229によって強固に連結している。荷重計2
26はシリンダ装置210に押し上げ力を加えたとき、
反力として作用する力を検出するものである。ロッド2
12の上端の小径のねじ部212aを取り付け座223
に貫通させている。このねじ部212aにナット212
bを螺合させて、取り付け座223に固定している。取
り付け座223と荷重計226との間、荷重計226と
取り付け座227との間、取り付け座227と絶縁用碍
子130との間には位置合わせの嵌合部を設けている。
取り付け座227は絶縁用碍子130に固定している。
【0052】筒235の中ほどから下方を防風用のカバ
ー260で覆っている。カバー260は半割状である。
カバー260は筒235の側面および架台161の上部
に設けた座261,262にねじ(図示せず)で固定し
ている。カバー260は上方から見ると走行方向に長い
楕円形である。
ー260で覆っている。カバー260は半割状である。
カバー260は筒235の側面および架台161の上部
に設けた座261,262にねじ(図示せず)で固定し
ている。カバー260は上方から見ると走行方向に長い
楕円形である。
【0053】絶縁用碍子130の下部からカバー260
の上部までを防風用のカバー265で覆っている。カバ
ー265は半割状である。カバー265は取り付け座2
27、223に設けた座267,267にねじ(図示せ
ず)で固定している。カバー265の上端はゴム製のパ
ッキン266で絶縁用碍子130の下部に固定してい
る。カバー260は上方から見ると走行方向に長い楕円
形である。カバー260,265の接続部には防水用の
シール剤を塗布している。
の上部までを防風用のカバー265で覆っている。カバ
ー265は半割状である。カバー265は取り付け座2
27、223に設けた座267,267にねじ(図示せ
ず)で固定している。カバー265の上端はゴム製のパ
ッキン266で絶縁用碍子130の下部に固定してい
る。カバー260は上方から見ると走行方向に長い楕円
形である。カバー260,265の接続部には防水用の
シール剤を塗布している。
【0054】250はシリンダ装置210のロッド31
2の突出代を検出する測長計であり、フランジ236と
取り付け座223との間に設置している。測長計250
は測長計350と同様のものである。測長計250はカ
バー260の内側に有り、カバー260,265で覆わ
れている。測長計250の設置位置は筒235に対して
車両の走行方向側にある。荷重計226および測長計の
リード線(図示せず)はカバー260の側面から取り出
している。
2の突出代を検出する測長計であり、フランジ236と
取り付け座223との間に設置している。測長計250
は測長計350と同様のものである。測長計250はカ
バー260の内側に有り、カバー260,265で覆わ
れている。測長計250の設置位置は筒235に対して
車両の走行方向側にある。荷重計226および測長計の
リード線(図示せず)はカバー260の側面から取り出
している。
【0055】図10によって、油圧式シリンダ装置21
0,310,310の油圧制御回路を説明する。401
は車体31の下部に設置した公知の油圧源である。41
1はシリンダ装置210に供給する圧油の給排路を切り
替えると共に流量を調整する四方式サ−ボ弁、413は
電磁チェック弁、414は片ロッド式のシリンダ装置2
10,310へ供給する流量を補正する圧力計、416
は油圧源60から吐出された圧油の変動を小さくするア
キュ−ムレ−タ、417はシリンダ装置210,31
0,310の過負荷防止用のリリ−フ弁である。
0,310,310の油圧制御回路を説明する。401
は車体31の下部に設置した公知の油圧源である。41
1はシリンダ装置210に供給する圧油の給排路を切り
替えると共に流量を調整する四方式サ−ボ弁、413は
電磁チェック弁、414は片ロッド式のシリンダ装置2
10,310へ供給する流量を補正する圧力計、416
は油圧源60から吐出された圧油の変動を小さくするア
キュ−ムレ−タ、417はシリンダ装置210,31
0,310の過負荷防止用のリリ−フ弁である。
【0056】421はシリンダ装置310に供給する圧
油の給排路を切り替えると共に流量を調整するソレノイ
ド比例弁、422はソレノイド比例弁66のフイ−ドバ
ック用圧力計である。423はソレノイド比例弁411
用のアンプ回路であり、制御装置440からの位置制御
量を圧力計422の検出値で補正する。
油の給排路を切り替えると共に流量を調整するソレノイ
ド比例弁、422はソレノイド比例弁66のフイ−ドバ
ック用圧力計である。423はソレノイド比例弁411
用のアンプ回路であり、制御装置440からの位置制御
量を圧力計422の検出値で補正する。
【0057】430は車両の現在位置(トンネル区間、
非トンネル区間(明かり区間と言う。))の情報や走行
速度(低速か高速かの情報を言う。)の情報を制御装置
440へ指令する運行管制装置である。運行管制装置4
30は車両に搭載している。制御装置440は上記検出
器226,250,350,412,414のアナログ
信号を入力し、荷重計226の検出値から架線51への
接触力を推定演算すると共に、測長計250,350か
らの位置信号を演算し、接触力目標値及び位置目標値と
のそれぞれの偏差制御量を用いて、四方式サ−ボ弁41
1およびソレノイド比例弁421,421にそれぞれの
力と位置の制御量を与える。従って、シリンダ装置21
0を力制御する場合は、2つの電磁チェック弁413,
413を開放すると共に、四方式サ−ボ弁411をどち
らか一方に切り替える。但し、力制御を実施しない時す
なわち、車両限界内に摺り板110を配置する場合では
位置制御に切り替え、位置決め動作を行う。シリンダ装
置310,310を位置決め制御する場合は、4つの電
磁チェック弁413を開放すると共に、2つのソレノイ
ド比例弁421,421をそれぞれどちらか一方に切り
替える。
非トンネル区間(明かり区間と言う。))の情報や走行
速度(低速か高速かの情報を言う。)の情報を制御装置
440へ指令する運行管制装置である。運行管制装置4
30は車両に搭載している。制御装置440は上記検出
器226,250,350,412,414のアナログ
信号を入力し、荷重計226の検出値から架線51への
接触力を推定演算すると共に、測長計250,350か
らの位置信号を演算し、接触力目標値及び位置目標値と
のそれぞれの偏差制御量を用いて、四方式サ−ボ弁41
1およびソレノイド比例弁421,421にそれぞれの
力と位置の制御量を与える。従って、シリンダ装置21
0を力制御する場合は、2つの電磁チェック弁413,
413を開放すると共に、四方式サ−ボ弁411をどち
らか一方に切り替える。但し、力制御を実施しない時す
なわち、車両限界内に摺り板110を配置する場合では
位置制御に切り替え、位置決め動作を行う。シリンダ装
置310,310を位置決め制御する場合は、4つの電
磁チェック弁413を開放すると共に、2つのソレノイ
ド比例弁421,421をそれぞれどちらか一方に切り
替える。
【0058】図11によって、制御装置440の構成を
説明する。制御装置440は、シリンダ装置310を位
置決め動作させるための位置決め制御パタ−ン441
と、シリンダ装置210を力制御するための力制御パタ
−ン442と、シリンダ装置210,310の伸縮を停
止する固定パタ−ン443とを有している。位置決めパ
ターン441は後述する位置決め制御モードAにおいて
使用するものであって、シリンダ装置310のロッド3
12の突出量を定めたものである。力制御パターン44
2は後述する力制御モードBにおいて使用するものであ
って、荷重計226の検出値に早く応答してシリンダ装
置210のロッド212の突出量を定めるパターンであ
る。固定パターン443は後述する固定モードCにおい
て使用するものであって、シリンダ装置210,310
のロッド212,312の突出量を定めたものである。
各パターン441,442,443は車両の走行位置情
報や走行速度情報により予め設定されており、運行管制
装置430から送られてくる位置と速度との情報によっ
て、選択して出力する。
説明する。制御装置440は、シリンダ装置310を位
置決め動作させるための位置決め制御パタ−ン441
と、シリンダ装置210を力制御するための力制御パタ
−ン442と、シリンダ装置210,310の伸縮を停
止する固定パタ−ン443とを有している。位置決めパ
ターン441は後述する位置決め制御モードAにおいて
使用するものであって、シリンダ装置310のロッド3
12の突出量を定めたものである。力制御パターン44
2は後述する力制御モードBにおいて使用するものであ
って、荷重計226の検出値に早く応答してシリンダ装
置210のロッド212の突出量を定めるパターンであ
る。固定パターン443は後述する固定モードCにおい
て使用するものであって、シリンダ装置210,310
のロッド212,312の突出量を定めたものである。
各パターン441,442,443は車両の走行位置情
報や走行速度情報により予め設定されており、運行管制
装置430から送られてくる位置と速度との情報によっ
て、選択して出力する。
【0059】制御装置440はパターン441,44
1,443に基づいてシリンダ装置210,310に対
して目標制御信号を出力する。該目標制御信号から荷重
計226、測長計250,350によって検出した値を
差し引いた力と位置の偏差信号は、各アンプ回路45
1,452,453で増幅され、該増幅された電気信号
により2つのソレノイド比例弁421と、四方式サ−ボ
弁411とを作動させる。これにより、シリンダ装置2
10,310,310が上下方向に伸縮動作させられ
る。
1,443に基づいてシリンダ装置210,310に対
して目標制御信号を出力する。該目標制御信号から荷重
計226、測長計250,350によって検出した値を
差し引いた力と位置の偏差信号は、各アンプ回路45
1,452,453で増幅され、該増幅された電気信号
により2つのソレノイド比例弁421と、四方式サ−ボ
弁411とを作動させる。これにより、シリンダ装置2
10,310,310が上下方向に伸縮動作させられ
る。
【0060】
【表1】
【0061】表1は、制御装置440の走行条件による
制御内容を示す。 (1)明かり区間(非トンネル区間)において、車庫か
ら本線までの区間ではシリンダ装置310のみを位置決
め制御し、シリンダ装置210はロッド212を最下端
に位置させている。制御装置440は予め計測によって
求めた架線51の高さに基づく高さを位置決めパターン
441としてシリンダ装置310へ出力し、ロッド31
2の突出代を変化させている。走行速度は低速であるの
で、摺り板110やカバー120に揚力変動が作用しな
いので、摺り板110の高さが固定でも十分に集電でき
るものである。
制御内容を示す。 (1)明かり区間(非トンネル区間)において、車庫か
ら本線までの区間ではシリンダ装置310のみを位置決
め制御し、シリンダ装置210はロッド212を最下端
に位置させている。制御装置440は予め計測によって
求めた架線51の高さに基づく高さを位置決めパターン
441としてシリンダ装置310へ出力し、ロッド31
2の突出代を変化させている。走行速度は低速であるの
で、摺り板110やカバー120に揚力変動が作用しな
いので、摺り板110の高さが固定でも十分に集電でき
るものである。
【0062】(2)明かり区間の本線の区間では、シリ
ンダ装置310を位置決め制御させると共に、シリンダ
装置210を力制御し、摺り板110を架線51に対し
て所定の力で押し付ける。すなわち、本線では架線51
の高さは4800mm〜5300mmの範囲で大きく変
化しており、これに対応して昇降する必要が有る。シリ
ンダ装置210,310のストロークはそれぞれ100
mm,700mmである。このため、制御装置440
は、予め計測によって求めた架線51の高さに基づく目
標高さを位置決めパターン441としてシリンダ装置3
10へ出力し、摺り板110の高さをその走行位置の架
線51の高さの近傍に位置させている。しかし、摺り板
110およびカバー120には揚力変動が作用し、また
車両の走行によって架線の高さも変動する。そこで、荷
重計226によって接触力を求め、接触力が所定値にな
るようにシリンダ装置210を制御する。これによっ
て、摺り板110を架線51に一定力で押し付けること
ができ、離線を防止でき、また架線51の切断を防止で
きるものである。予想される架線51の高さを基準とし
てシリンダ装置210を動作させ、また、シリンダ装置
210のストロークは小さいので、より早く摺り板11
0を架線51の位置に昇降させることができるものであ
る。シリンダ装置310の昇降の頻度はシリンダ装置2
10の昇降の頻度よりもはるかに低い。シリンダ装置3
10のロッド312の突出代はシリンダ装置210昇降
を可能にするため、これを考慮して定める。例えば、”
−50mm”とする。
ンダ装置310を位置決め制御させると共に、シリンダ
装置210を力制御し、摺り板110を架線51に対し
て所定の力で押し付ける。すなわち、本線では架線51
の高さは4800mm〜5300mmの範囲で大きく変
化しており、これに対応して昇降する必要が有る。シリ
ンダ装置210,310のストロークはそれぞれ100
mm,700mmである。このため、制御装置440
は、予め計測によって求めた架線51の高さに基づく目
標高さを位置決めパターン441としてシリンダ装置3
10へ出力し、摺り板110の高さをその走行位置の架
線51の高さの近傍に位置させている。しかし、摺り板
110およびカバー120には揚力変動が作用し、また
車両の走行によって架線の高さも変動する。そこで、荷
重計226によって接触力を求め、接触力が所定値にな
るようにシリンダ装置210を制御する。これによっ
て、摺り板110を架線51に一定力で押し付けること
ができ、離線を防止でき、また架線51の切断を防止で
きるものである。予想される架線51の高さを基準とし
てシリンダ装置210を動作させ、また、シリンダ装置
210のストロークは小さいので、より早く摺り板11
0を架線51の位置に昇降させることができるものであ
る。シリンダ装置310の昇降の頻度はシリンダ装置2
10の昇降の頻度よりもはるかに低い。シリンダ装置3
10のロッド312の突出代はシリンダ装置210昇降
を可能にするため、これを考慮して定める。例えば、”
−50mm”とする。
【0063】(3)明かり区間の車庫等における非集電
時には、シリンダ装置310とシリンダ装置210とを
位置決め制御によって、ロッド212,312,312
を下端まで下降させ、その後、弁413等を閉路させ
る。
時には、シリンダ装置310とシリンダ装置210とを
位置決め制御によって、ロッド212,312,312
を下端まで下降させ、その後、弁413等を閉路させ
る。
【0064】(4)トンネル区間において、高速走行す
る場合は、該当の集電装置100がトンネルに突入した
直後の所定時間中、またはトンネルから出た直後の所定
時間中は、摺り板110の高さを架線51の基準高さ
(5000mm)になるようにシリンダ装置210,3
10を制御して、その位置で昇降を停止させる。これを
固定モードという。すなわち、シリンダ装置210のロ
ッド212を最下端に下降させた後、シリンダ装置21
0の全ての電磁チェック弁413を閉路させ、力制御を
停止する。同時に、シリンダ装置310は摺り板110
が基準高さ(5000mm)になるように昇降動作させ
た後、シリンダ装置310の全ての電磁チェック弁41
3を閉路させ、位置制御を停止する。この所定時間中に
おいては極めて大きな揚力変動が発生するので、位置制
御および力制御を実施すると架線51を切断する恐れが
有る。また、揚力変動によって大きな離線が発生する恐
れが有る。しかし、上記のようにシリンダ装置210,
310の昇降動作を停止させると共に、シリンダ装置2
10,310は油圧式であるので、これを防止すること
ができる。また、摺り板110は基準高さに位置してい
るので、架線51の高さが変動しても、略追従すること
ができる。また、この区間は短時間であり、もう1つの
集電装置100は固定モードではないので、集電は十分
に行われる。トンネルの位置は地上側からの位置信号を
検出することによって認識できる。
る場合は、該当の集電装置100がトンネルに突入した
直後の所定時間中、またはトンネルから出た直後の所定
時間中は、摺り板110の高さを架線51の基準高さ
(5000mm)になるようにシリンダ装置210,3
10を制御して、その位置で昇降を停止させる。これを
固定モードという。すなわち、シリンダ装置210のロ
ッド212を最下端に下降させた後、シリンダ装置21
0の全ての電磁チェック弁413を閉路させ、力制御を
停止する。同時に、シリンダ装置310は摺り板110
が基準高さ(5000mm)になるように昇降動作させ
た後、シリンダ装置310の全ての電磁チェック弁41
3を閉路させ、位置制御を停止する。この所定時間中に
おいては極めて大きな揚力変動が発生するので、位置制
御および力制御を実施すると架線51を切断する恐れが
有る。また、揚力変動によって大きな離線が発生する恐
れが有る。しかし、上記のようにシリンダ装置210,
310の昇降動作を停止させると共に、シリンダ装置2
10,310は油圧式であるので、これを防止すること
ができる。また、摺り板110は基準高さに位置してい
るので、架線51の高さが変動しても、略追従すること
ができる。また、この区間は短時間であり、もう1つの
集電装置100は固定モードではないので、集電は十分
に行われる。トンネルの位置は地上側からの位置信号を
検出することによって認識できる。
【0065】なお、トンネルに突入した直後、トンネル
が出た直後の所定時間の固定モードCの期間は、その直
前の所定時間を含めても良い。また、上記実施例では所
定時間中は摺り板110を架線51の基準高さに固定し
ているが、所定時間に入る直前の状態で昇降動作を停止
することも考えられる。また、上記の固定モードCは時
間で設定しているが、トンネルに突入した直後の所定区
間、またはトンネルから出た直後の所定区間、とするこ
ともできる。区間は地上側からの位置信号を検出するこ
とによって認識できる。また、走行距離の計測によって
認識できる。
が出た直後の所定時間の固定モードCの期間は、その直
前の所定時間を含めても良い。また、上記実施例では所
定時間中は摺り板110を架線51の基準高さに固定し
ているが、所定時間に入る直前の状態で昇降動作を停止
することも考えられる。また、上記の固定モードCは時
間で設定しているが、トンネルに突入した直後の所定区
間、またはトンネルから出た直後の所定区間、とするこ
ともできる。区間は地上側からの位置信号を検出するこ
とによって認識できる。また、走行距離の計測によって
認識できる。
【0066】(5)トンネル区間において高速走行する
その他の区間では、前記(2)とどうように位置決め制
御と力制御とを行う。
その他の区間では、前記(2)とどうように位置決め制
御と力制御とを行う。
【0067】(6)制御装置440の故障、またはいず
れかの検出計226,250,350,414が故障し
た場合に、シリンダ装置210,310を固定モードに
する。これはロッド212,312の過大な突出による
架線51の切断を防止するためである。
れかの検出計226,250,350,414が故障し
た場合に、シリンダ装置210,310を固定モードに
する。これはロッド212,312の過大な突出による
架線51の切断を防止するためである。
【0068】(7)突風時にはシリンダ装置210,3
10を固定モードCにする。これは過大な揚力によっ
て、架線51を切断するのを防止するためである。突風
の検出は地上局からの通報によって行う。
10を固定モードCにする。これは過大な揚力によっ
て、架線51を切断するのを防止するためである。突風
の検出は地上局からの通報によって行う。
【0069】前記(6)および(7)の固定モードCに
おいて、その走行速度は車庫と本線との間の走行速度の
ように低速である。運転手は手動によって摺り板110
を前記基準高さに移動させることができる。なお、
(6)および(7)の固定モードにおいては、低速走行
するので、シリンダ装置210,310を固定する必要
はなく、測長計250,350を用いて予め記憶してい
る架線51の高さに摺り板110の高さを一致させるよ
うにしてもよい。特に、車庫と本線との間では前記
(1)の位置決め制御モードAとする。
おいて、その走行速度は車庫と本線との間の走行速度の
ように低速である。運転手は手動によって摺り板110
を前記基準高さに移動させることができる。なお、
(6)および(7)の固定モードにおいては、低速走行
するので、シリンダ装置210,310を固定する必要
はなく、測長計250,350を用いて予め記憶してい
る架線51の高さに摺り板110の高さを一致させるよ
うにしてもよい。特に、車庫と本線との間では前記
(1)の位置決め制御モードAとする。
【0070】表1のトンネル区間における固定モードC
について図13によって説明する。図13において、
(A)の波形は先頭車がトンネル通過する時の位置パル
スである。(B)の波形は集電装置110を搭載した車
両がトンネル通過する時の位置パルスである。(C)の
波形は集電装置100を搭載した車体31がトンネルを
通過する時に集電装置100のカバー120に作用する
揚力波形の一例である。(D)の波形はシリンダ装置2
10を固定モードにするタイミングを示している。
(E)の波形はシリンダ装置310を固定モードにする
タイミングを示している。(D)(E)において、ハイ
レベルがシリンダ装置210,310を固定モードCに
する期間を示している。なお、ここでは集電装置100
を搭載した車両(以下、搭載車という。)は1つとして
説明する。
について図13によって説明する。図13において、
(A)の波形は先頭車がトンネル通過する時の位置パル
スである。(B)の波形は集電装置110を搭載した車
両がトンネル通過する時の位置パルスである。(C)の
波形は集電装置100を搭載した車体31がトンネルを
通過する時に集電装置100のカバー120に作用する
揚力波形の一例である。(D)の波形はシリンダ装置2
10を固定モードにするタイミングを示している。
(E)の波形はシリンダ装置310を固定モードにする
タイミングを示している。(D)(E)において、ハイ
レベルがシリンダ装置210,310を固定モードCに
する期間を示している。なお、ここでは集電装置100
を搭載した車両(以下、搭載車という。)は1つとして
説明する。
【0071】先頭車がトンネルに突入してTx1時間後
に搭載車がトンネルに突入する。そしてその後Tx2の
間、搭載車のカバー120に対して大きな揚力変動が発
生する。先頭車がトンネルから出ると、Ty1後に搭載
車のカバー120に大きな揚力変動が発生する。これは
Ty2の期間中継続する。Tx1,Tx2,Ty1,Ty 2
は先頭車から搭載車までの距離、速度等によって変化す
る。大きな揚力変動が発生する期間Tx2,Ty2もシリ
ンダ装置210を動作させることも考えられるが、大き
な力が高い周期で作用するので、シリンダ装置210,
310は径を大きく、また、昇降速度を速くする必要が
有る。そこで、この期間はシリンダ装置210,310
を固定して昇降しないようにする。多少の離線(架線5
1から摺り板110が離れること。)は生ずるが、集電
装置を2つ備えているので、集電を行うことができる。
期間Tx2,Ty2の直前からシリンダ装置210,31
0を固定して、固定遅れを防止する。この直前の期間T
x1,Ty1の長さは適宜設定でき、搭載車がトンネルに
突入または突出する前から固定モードを開始しても良
い。トンネルの位置情報は運行管制装置430から受け
る。シリンダ装置210,310は非圧縮性の油式であ
るので、大きな風による大きな揚力変動が有ってもその
位置を一定にできるものである。
に搭載車がトンネルに突入する。そしてその後Tx2の
間、搭載車のカバー120に対して大きな揚力変動が発
生する。先頭車がトンネルから出ると、Ty1後に搭載
車のカバー120に大きな揚力変動が発生する。これは
Ty2の期間中継続する。Tx1,Tx2,Ty1,Ty 2
は先頭車から搭載車までの距離、速度等によって変化す
る。大きな揚力変動が発生する期間Tx2,Ty2もシリ
ンダ装置210を動作させることも考えられるが、大き
な力が高い周期で作用するので、シリンダ装置210,
310は径を大きく、また、昇降速度を速くする必要が
有る。そこで、この期間はシリンダ装置210,310
を固定して昇降しないようにする。多少の離線(架線5
1から摺り板110が離れること。)は生ずるが、集電
装置を2つ備えているので、集電を行うことができる。
期間Tx2,Ty2の直前からシリンダ装置210,31
0を固定して、固定遅れを防止する。この直前の期間T
x1,Ty1の長さは適宜設定でき、搭載車がトンネルに
突入または突出する前から固定モードを開始しても良
い。トンネルの位置情報は運行管制装置430から受け
る。シリンダ装置210,310は非圧縮性の油式であ
るので、大きな風による大きな揚力変動が有ってもその
位置を一定にできるものである。
【0072】集電装置100の部分がトンネルに突入し
て出るまでの区間の(5)においては位置制御と力制御
を行う。
て出るまでの区間の(5)においては位置制御と力制御
を行う。
【0073】図12よって、制御装置440の制御のフ
ロ−チャ−トを説明する。制御装置440および油圧回
路の初期設定の後、地点(明かり区間、トンネル区間)
情報や走行速度(低速、高速)等の情報を運行管制装置
430から受けた後、表1に示す3モ−ド(Aモ−ド、
Bモ−ド、Cモ−ド)の設定を行い(ステップS1
0)、各モ−ドのステップA10〜A40、B10〜B
30、C10に沿って進む。AモードとBモードとは同
時に実行されることがある。
ロ−チャ−トを説明する。制御装置440および油圧回
路の初期設定の後、地点(明かり区間、トンネル区間)
情報や走行速度(低速、高速)等の情報を運行管制装置
430から受けた後、表1に示す3モ−ド(Aモ−ド、
Bモ−ド、Cモ−ド)の設定を行い(ステップS1
0)、各モ−ドのステップA10〜A40、B10〜B
30、C10に沿って進む。AモードとBモードとは同
時に実行されることがある。
【0074】位置決め制御モードAの場合 ステップA10:位置情報によって予め決められた軌道
50から架線51までの高さ目標値から、シリンダ装置
310の位置決め目標値h*を設定する。
50から架線51までの高さ目標値から、シリンダ装置
310の位置決め目標値h*を設定する。
【0075】ステップA20:測長計350の値によっ
て架台160の現状の高さhxを逐次検出する。
て架台160の現状の高さhxを逐次検出する。
【0076】ステップA30:(h*−hx)の位置偏
差量を算出した後、PID(比例、積分、微分)補償に
よるシリンダ装置310の位置決め制御を実施して、摺
り板110を架線51に接触させ、荷重計226の信号
を得る。この場合、架線51への摺り板110の接触力
は100N程得らるようにしている。
差量を算出した後、PID(比例、積分、微分)補償に
よるシリンダ装置310の位置決め制御を実施して、摺
り板110を架線51に接触させ、荷重計226の信号
を得る。この場合、架線51への摺り板110の接触力
は100N程得らるようにしている。
【0077】ステップA40:(h*−hx)がほぼ0
に等しくなつたならば、ステップS10に戻る。
に等しくなつたならば、ステップS10に戻る。
【0078】力制御モードBの場合 ステップB10:位置情報によって予め決められた架線
51への押上力目標値f*を、シリンダ装置210の押
上力目標値f*として設定する。
51への押上力目標値f*を、シリンダ装置210の押
上力目標値f*として設定する。
【0079】ステップB20:荷重計226によって押
し上げ力fxを逐次検出する。
し上げ力fxを逐次検出する。
【0080】ステップB30:検出した押し上げ力fx
を用いて、架線51と摺り板110(質量m1,加速度
y1’’)、カバー120(質量m3,加速度y
3’’)間に作用する接触力f(=fx−m1・y
1’’−m3・y3’’−fq)を演算して状態推定す
る。但し、揚力fqは直接検出されないが、仮想して求
める。そして(f*−f)の押上力の偏差量を用いて、
フィ−ドバツク制御によってシリンダ装置210の押上
力の制御を実施し、カバー120を架線11に接触追従
させる。これによって架線高さが変化して接触力が大き
く変動しても、摺り板110が架線51から離線しにく
いように接触力の変動を小さい値に制御する。
を用いて、架線51と摺り板110(質量m1,加速度
y1’’)、カバー120(質量m3,加速度y
3’’)間に作用する接触力f(=fx−m1・y
1’’−m3・y3’’−fq)を演算して状態推定す
る。但し、揚力fqは直接検出されないが、仮想して求
める。そして(f*−f)の押上力の偏差量を用いて、
フィ−ドバツク制御によってシリンダ装置210の押上
力の制御を実施し、カバー120を架線11に接触追従
させる。これによって架線高さが変化して接触力が大き
く変動しても、摺り板110が架線51から離線しにく
いように接触力の変動を小さい値に制御する。
【0081】ステップB40:(f*−f)がほぼ0に
等しくなつたならば、ステップS10に戻る。
等しくなつたならば、ステップS10に戻る。
【0082】固定モードCの場合 ステップC10:シリンダ装置210に最短長さを指令
し、シリンダ装置310に対して摺り板110が基準高
さに位置するように長さを指令する。
し、シリンダ装置310に対して摺り板110が基準高
さに位置するように長さを指令する。
【0083】ステップC20:シリンダ装置210,3
10がそれぞれの指令長さになったことが測長計25
0,350によって検出すると、電磁チェツク弁413
を閉路させ、シリンダ装置210,310の伸縮を停止
させる。
10がそれぞれの指令長さになったことが測長計25
0,350によって検出すると、電磁チェツク弁413
を閉路させ、シリンダ装置210,310の伸縮を停止
させる。
【0084】このように、800mmの架線高さ変化に
対応した位置決め制御と、架線外力に基因した外乱を抑
制するような押上力制御とを行って、摺り板110が架
線51に常時接触するようにしているので、全体の集電
性能が向上する。また、トンネル等の走行路線変化によ
る変動揚力に基因した外乱に対し、積極的に固定動作を
行っているので、架線51と摺り板110との間に生じ
る接触力変動を小さくできるものである。
対応した位置決め制御と、架線外力に基因した外乱を抑
制するような押上力制御とを行って、摺り板110が架
線51に常時接触するようにしているので、全体の集電
性能が向上する。また、トンネル等の走行路線変化によ
る変動揚力に基因した外乱に対し、積極的に固定動作を
行っているので、架線51と摺り板110との間に生じ
る接触力変動を小さくできるものである。
【0085】また、第2の昇降装置300は垂直に昇降
し、可移動しないので、導電ケーブル155がねじられ
ることがない、その寿命を向上できるものである。
し、可移動しないので、導電ケーブル155がねじられ
ることがない、その寿命を向上できるものである。
【0086】本発明の第二の実施例を図14〜図21に
よって説明する。本実施例は車体31内への昇降装置3
00の突出量や屋根32の切欠き量を少なくすること
と、構成を簡単にすることを目的としたものである。
よって説明する。本実施例は車体31内への昇降装置3
00の突出量や屋根32の切欠き量を少なくすること
と、構成を簡単にすることを目的としたものである。
【0087】図14〜図19において、第2の昇降装置
300は2つの油圧式シリンダ装置360,360のみ
から構成している。シリンダ装置360は通常のシリン
ダ装置であり、案内装置320や直線状案内装置335
は有していない。シリンダ装置360の下端は屋根32
の取り付け座40の上に固定している。シリンダ装置3
60のピストンロッド362の上端にはねじによって架
台180を固定している。架台180の平面形状は楕円
状(車両の走行方向が長い)である。2つのシリンダ装
置360,360は車両の走行方向において第1の昇降
装置500の前後に位置している。集電装置100は車
両の走行方向から外力を受ける。この方向に沿って2つ
のシリンダ装置360,360を配置しているので、こ
の方向に対する強度を大きくでき、第1実施例のような
案内装置320を不要にすることができ、構成を簡単に
でき、安価にできるものである。なお、シリンダ装置3
60,360のシリンダの上端を車体31の幅方向に支
えるものがない。これに対して必要な場合は、取り付け
座40からカバー285内の上方に突出させた座とシリ
ンダの上端とを連結する。
300は2つの油圧式シリンダ装置360,360のみ
から構成している。シリンダ装置360は通常のシリン
ダ装置であり、案内装置320や直線状案内装置335
は有していない。シリンダ装置360の下端は屋根32
の取り付け座40の上に固定している。シリンダ装置3
60のピストンロッド362の上端にはねじによって架
台180を固定している。架台180の平面形状は楕円
状(車両の走行方向が長い)である。2つのシリンダ装
置360,360は車両の走行方向において第1の昇降
装置500の前後に位置している。集電装置100は車
両の走行方向から外力を受ける。この方向に沿って2つ
のシリンダ装置360,360を配置しているので、こ
の方向に対する強度を大きくでき、第1実施例のような
案内装置320を不要にすることができ、構成を簡単に
でき、安価にできるものである。なお、シリンダ装置3
60,360のシリンダの上端を車体31の幅方向に支
えるものがない。これに対して必要な場合は、取り付け
座40からカバー285内の上方に突出させた座とシリ
ンダの上端とを連結する。
【0088】昇降装置200に相当する昇降装置500
は2つのシリンダ装置360,360の中間に設置して
いる。昇降装置500は架台180に固定して吊り下げ
ている。昇降装置500の下端は屋根32には固定され
ていない。
は2つのシリンダ装置360,360の中間に設置して
いる。昇降装置500は架台180に固定して吊り下げ
ている。昇降装置500の下端は屋根32には固定され
ていない。
【0089】第1実施例のカバー265に相当するカバ
ー285は絶縁用碍子130の下部から架台180、そ
して昇降装置500およびシリンダ装置360,360
の側面を覆っている。カバー285の平面形状は楕円形
である。286は第1実施例のカバー260に相当する
カバーである。
ー285は絶縁用碍子130の下部から架台180、そ
して昇降装置500およびシリンダ装置360,360
の側面を覆っている。カバー285の平面形状は楕円形
である。286は第1実施例のカバー260に相当する
カバーである。
【0090】取り付け座223と昇降装置500の側面
との間には測長計250を配置している。シリンダ装置
360の側面と取り付け座40との間には測長計350
を配置している。測長計250の鉄棒は架台180を貫
通している。測長計250,350の設置位置はシリン
ダ装置360と昇降装置500との間において、両者を
接続する線の両側の位置で有る。これによって、全体の
外形を小さくできる。255,355は筒と棒とを結合
するボールジョイントであり、両者の間の偏芯を許容す
る。
との間には測長計250を配置している。シリンダ装置
360の側面と取り付け座40との間には測長計350
を配置している。測長計250の鉄棒は架台180を貫
通している。測長計250,350の設置位置はシリン
ダ装置360と昇降装置500との間において、両者を
接続する線の両側の位置で有る。これによって、全体の
外形を小さくできる。255,355は筒と棒とを結合
するボールジョイントであり、両者の間の偏芯を許容す
る。
【0091】図19によって昇降装置500の詳細を説
明する。昇降装置500は第1実施例の油圧式シリンダ
装置210に相当する油圧式シリンダ装置510と、案
内装置220に相当する案内装置520とからなる。シ
リンダ装置510のシリンダ511のピストン513側
のシリンダヘッド514の側面には3つの油の出入り口
516を設けている。シリンダ511は3重の筒からな
り、内側の筒511aはピストン522、ロッド512
が配置された通常の筒である。シリンダヘッド514の
1つの油の出入り口516は内側の筒511a内に連通
している。内側の筒511aと中間の筒511bとの間
がロッド512側の室と1つの出入り口516とを接続
する通路になっている。中間の筒511bと外側の筒5
11cとの間はロッド512側のシリンダヘッド515
とロッド512との間から漏れた油の排出通路になって
いる。この排出通路は他の1つの油の出入り口516に
接続している。シリンダヘッド514は外側の筒511
cの内側に螺号され、固定ナット517で固定されてい
る。シリンダヘッド515は外側の筒511cの内側に
螺号され、固定ナット518で固定されている。筒51
1aと筒511bは2つのシリンダヘッド514,31
5のそれぞれの段部で挾まれている。シリンダヘッド5
14,515と筒511a,511b,511c、ロッ
ド512との接触部にはオイルシールを配置している。
ロッド512は架台180を貫通して上方の取り付け座
223にねじ512bによって固定している。取り付け
座223の上方の構成は第1実施例と同様である。以上
から明らかなように、シリンダ装置510は第1実施例
のシリンダ装置210と略同一である。
明する。昇降装置500は第1実施例の油圧式シリンダ
装置210に相当する油圧式シリンダ装置510と、案
内装置220に相当する案内装置520とからなる。シ
リンダ装置510のシリンダ511のピストン513側
のシリンダヘッド514の側面には3つの油の出入り口
516を設けている。シリンダ511は3重の筒からな
り、内側の筒511aはピストン522、ロッド512
が配置された通常の筒である。シリンダヘッド514の
1つの油の出入り口516は内側の筒511a内に連通
している。内側の筒511aと中間の筒511bとの間
がロッド512側の室と1つの出入り口516とを接続
する通路になっている。中間の筒511bと外側の筒5
11cとの間はロッド512側のシリンダヘッド515
とロッド512との間から漏れた油の排出通路になって
いる。この排出通路は他の1つの油の出入り口516に
接続している。シリンダヘッド514は外側の筒511
cの内側に螺号され、固定ナット517で固定されてい
る。シリンダヘッド515は外側の筒511cの内側に
螺号され、固定ナット518で固定されている。筒51
1aと筒511bは2つのシリンダヘッド514,31
5のそれぞれの段部で挾まれている。シリンダヘッド5
14,515と筒511a,511b,511c、ロッ
ド512との接触部にはオイルシールを配置している。
ロッド512は架台180を貫通して上方の取り付け座
223にねじ512bによって固定している。取り付け
座223の上方の構成は第1実施例と同様である。以上
から明らかなように、シリンダ装置510は第1実施例
のシリンダ装置210と略同一である。
【0092】案内装置520の直線状案内装置530
(第1実施例の直線状案内装置330に相当する。)が
案内する筒522は取り付け座223にねじによって固
定し、固定ナット523で固定している。筒522の下
端は開放している。直線上案内装置550を収納した筒
515は架台180に溶接で固定している。直線上案内
装置はストップリング532によって固定している。筒
535はシリンダヘッド514にボルトナット(図示せ
ず)で固定している。第1実施例では案内装置200の
筒235の下端が架台160に固定されていたが、第2
実施例では筒235に相当する筒535の上端を架台1
80に固定している。
(第1実施例の直線状案内装置330に相当する。)が
案内する筒522は取り付け座223にねじによって固
定し、固定ナット523で固定している。筒522の下
端は開放している。直線上案内装置550を収納した筒
515は架台180に溶接で固定している。直線上案内
装置はストップリング532によって固定している。筒
535はシリンダヘッド514にボルトナット(図示せ
ず)で固定している。第1実施例では案内装置200の
筒235の下端が架台160に固定されていたが、第2
実施例では筒235に相当する筒535の上端を架台1
80に固定している。
【0093】これによれば、ロッド512を突出させる
と、取り付け座223が上昇する。シリンダ装置36
0,360によって昇降する架台180に昇降装置50
0を吊り下げているので、集電装置100を下降させた
場合にはシリンダ装置360,360と昇降装置500
とが並列になる。このため、この時の集電装置100の
高さを小さくできる。第2の昇降装置のシリンダ装置3
60を車体31に取付ける取り付け座40は第1実施例
の取り付け座33と略同一高さに設けることができる。
このため、屋根32の切欠き量を小さくできるものであ
る。また、集電装置100と車体31との結合を屋根3
2の上のみで行うことができるので、集電装置100の
取付け、保守点検を容易に行えるものである。
と、取り付け座223が上昇する。シリンダ装置36
0,360によって昇降する架台180に昇降装置50
0を吊り下げているので、集電装置100を下降させた
場合にはシリンダ装置360,360と昇降装置500
とが並列になる。このため、この時の集電装置100の
高さを小さくできる。第2の昇降装置のシリンダ装置3
60を車体31に取付ける取り付け座40は第1実施例
の取り付け座33と略同一高さに設けることができる。
このため、屋根32の切欠き量を小さくできるものであ
る。また、集電装置100と車体31との結合を屋根3
2の上のみで行うことができるので、集電装置100の
取付け、保守点検を容易に行えるものである。
【0094】次に、導電用碍子140の支持構造につい
て、図14、図20、図21によって説明する。第2実
施例においても第1実施例と同様に導電用碍子140を
架台180に設置することができる。これによれば、架
台180の中心に対して導電用碍子140の設置位置が
大きくオーバーハングするので、シリンダ装置360の
強度の点から好ましくない。また、架台180に導電用
碍子1470を設置した場合には、第2の昇降装置20
0,500によってカバー120は昇降するが、導電用
碍子140は昇降しない。このため、導電用ケーブル1
50はカバー120の昇降に伴って撓みを生じ、寿命の
点で問題が有る。
て、図14、図20、図21によって説明する。第2実
施例においても第1実施例と同様に導電用碍子140を
架台180に設置することができる。これによれば、架
台180の中心に対して導電用碍子140の設置位置が
大きくオーバーハングするので、シリンダ装置360の
強度の点から好ましくない。また、架台180に導電用
碍子1470を設置した場合には、第2の昇降装置20
0,500によってカバー120は昇降するが、導電用
碍子140は昇降しない。このため、導電用ケーブル1
50はカバー120の昇降に伴って撓みを生じ、寿命の
点で問題が有る。
【0095】第2の実施例はこの点を課題としてなされ
たものであり、導電用碍子140を昇降させる第4の昇
降装置600を別に設けたものである。この第4の昇降
装置600は昇降装置500、シリンダ装置360,3
60の側方に設置している。第4の昇降装置600は摺
り板110の高さ、すなわちシリンダ装置360,52
0の動作に伴って動作する。これによれば、導電用ケー
ブル150の撓み量や撓みの頻度を小さくでき、その寿
命を向上できるものである。
たものであり、導電用碍子140を昇降させる第4の昇
降装置600を別に設けたものである。この第4の昇降
装置600は昇降装置500、シリンダ装置360,3
60の側方に設置している。第4の昇降装置600は摺
り板110の高さ、すなわちシリンダ装置360,52
0の動作に伴って動作する。これによれば、導電用ケー
ブル150の撓み量や撓みの頻度を小さくでき、その寿
命を向上できるものである。
【0096】昇降装置600は、油圧式シリンダ装置6
10と、これによって回動させられるリンク機構620
と、絶縁用碍子140の支持台640を垂直に案内する
案内装置630と、からなる。リンク機構620は、取
り付け座40に垂直方向に向けて取付けた第1のリンク
621と、第1のリンク621の先端に水平方向に向け
て取付けた第2のリンク622と、からなる。リンク6
22の先端は支持台640に回動自在に取り付けてい
る。リンク621,622は取付け物に対して回動自在
である。シリンダ装置610は第2のリンク622と取
り付け座40aとの間に配置している。リンク機構62
0のリンク621,622は上方から見ると2本づつあ
る。リンク622,622は支持台640の両側に連結
している。2本のリンク622を連結する軸623にシ
リンダ装置610のピストンロッドを連結している。6
25は両側のリンク621,622を連結する軸であ
る。取り付け座40aは取り付け座40に載置される。
支持台640の構成は第1実施例の175と同様であ
る。
10と、これによって回動させられるリンク機構620
と、絶縁用碍子140の支持台640を垂直に案内する
案内装置630と、からなる。リンク機構620は、取
り付け座40に垂直方向に向けて取付けた第1のリンク
621と、第1のリンク621の先端に水平方向に向け
て取付けた第2のリンク622と、からなる。リンク6
22の先端は支持台640に回動自在に取り付けてい
る。リンク621,622は取付け物に対して回動自在
である。シリンダ装置610は第2のリンク622と取
り付け座40aとの間に配置している。リンク機構62
0のリンク621,622は上方から見ると2本づつあ
る。リンク622,622は支持台640の両側に連結
している。2本のリンク622を連結する軸623にシ
リンダ装置610のピストンロッドを連結している。6
25は両側のリンク621,622を連結する軸であ
る。取り付け座40aは取り付け座40に載置される。
支持台640の構成は第1実施例の175と同様であ
る。
【0097】案内装置630は、取り付け座40aに垂
直に立てた取り付け座631と、案内座632と、支持
台640に設けられ、案内座631に噛み合っている案
内座633と、からなる。案内座632と633とによ
って支持台640を垂直方向に案内する。案内座63
1,632は例えば公知の直線状案内装置である。案内
装置630はシリンダ装置610、支持台640、及び
2つのリンク622で囲まれた空間内に設置している。
これによれば、シリンダ装置610の伸縮によって、支
持台640は垂直に昇降する。
直に立てた取り付け座631と、案内座632と、支持
台640に設けられ、案内座631に噛み合っている案
内座633と、からなる。案内座632と633とによ
って支持台640を垂直方向に案内する。案内座63
1,632は例えば公知の直線状案内装置である。案内
装置630はシリンダ装置610、支持台640、及び
2つのリンク622で囲まれた空間内に設置している。
これによれば、シリンダ装置610の伸縮によって、支
持台640は垂直に昇降する。
【0098】絶縁用碍子140はシリンダ装置360と
昇降装置500との合計の昇降量、すなわち摺り板11
0の位置に対応して昇降する必要がある。このため、シ
リンダ装置610のピストンロッドの突出量を検出する
ための測長計650を設置している。測長計650は、
リンク621とシリンダ装置610との間の空間におい
て、リンク622と取り付け座39とに回動自在に連結
している。測長計650は測長計250,350と同様
のものである。測長計650の上端は2つのリンク62
2を接続する軸626に回動自在に連結している。
昇降装置500との合計の昇降量、すなわち摺り板11
0の位置に対応して昇降する必要がある。このため、シ
リンダ装置610のピストンロッドの突出量を検出する
ための測長計650を設置している。測長計650は、
リンク621とシリンダ装置610との間の空間におい
て、リンク622と取り付け座39とに回動自在に連結
している。測長計650は測長計250,350と同様
のものである。測長計650の上端は2つのリンク62
2を接続する軸626に回動自在に連結している。
【0099】制御装置440は、測長計250,350
のそれぞれの検出値によって摺り板110の高さを求
め、絶縁用碍子140の高さが前記高さに対応するよう
にシリンダ装置610を駆動する。シリンダ装置610
はシリンダ装置360,360および昇降装置500に
同期して動作させる。この場合、摺り板110の高さが
所定値(架線51の高さ(4700mm)よりも若干低
い値である。)においては、絶縁用碍子140の上端が
摺り板110よりも下方に位置するように、シリンダ装
置610への高さ指令値を出力する。これは絶縁用碍子
140の上端が架線51へ接触するのを防止するためで
ある。絶縁用碍子140を摺り板110よりも低くする
値は例えば80mmである。摺り板110の高さが前記
所定値未満の場合では、架線51への接触の恐れが無い
ので、絶縁用碍子140の上端が摺り板110と同一高
さでもよい。特に、集電装置100を最下端まで下降さ
せた場合においては、絶縁用碍子140の上端は摺り板
110と同一高さとする。以上のように制御装置はシリ
ンダ装置610を制御する。
のそれぞれの検出値によって摺り板110の高さを求
め、絶縁用碍子140の高さが前記高さに対応するよう
にシリンダ装置610を駆動する。シリンダ装置610
はシリンダ装置360,360および昇降装置500に
同期して動作させる。この場合、摺り板110の高さが
所定値(架線51の高さ(4700mm)よりも若干低
い値である。)においては、絶縁用碍子140の上端が
摺り板110よりも下方に位置するように、シリンダ装
置610への高さ指令値を出力する。これは絶縁用碍子
140の上端が架線51へ接触するのを防止するためで
ある。絶縁用碍子140を摺り板110よりも低くする
値は例えば80mmである。摺り板110の高さが前記
所定値未満の場合では、架線51への接触の恐れが無い
ので、絶縁用碍子140の上端が摺り板110と同一高
さでもよい。特に、集電装置100を最下端まで下降さ
せた場合においては、絶縁用碍子140の上端は摺り板
110と同一高さとする。以上のように制御装置はシリ
ンダ装置610を制御する。
【0100】これによれば、導電用碍子140を摺り板
110に追従して昇降させることができるので、導電用
ケーブル150の撓みを少なくでき、寿命を向上させる
ことができるものである。そして、支持台540を最下
端まで下降させた場合には、支持台540の最低高さを
低くでき、昇降装置600を小さくできるものである。
上記実施例において、リンク機構620は平行4辺形
リンクとすることができる。これによれば、案内装置6
30を不要にできるか、またはその構成を簡単にするこ
とができる。
110に追従して昇降させることができるので、導電用
ケーブル150の撓みを少なくでき、寿命を向上させる
ことができるものである。そして、支持台540を最下
端まで下降させた場合には、支持台540の最低高さを
低くでき、昇降装置600を小さくできるものである。
上記実施例において、リンク機構620は平行4辺形
リンクとすることができる。これによれば、案内装置6
30を不要にできるか、またはその構成を簡単にするこ
とができる。
【0101】上記各実施例では第1の昇降装置、第2の
昇降装置のそれぞれはシリンダ装置で構成しているが、
リンク機構(例えば、パンタグラフ式のリフタ)を用い
ても良い。例えば、第1の昇降装置をパンタグラフ式と
する場合は、架台180から吊り下げた架台にパンタグ
ラフ式のリフタを設け、このリフタに荷重計226等を
載せる。
昇降装置のそれぞれはシリンダ装置で構成しているが、
リンク機構(例えば、パンタグラフ式のリフタ)を用い
ても良い。例えば、第1の昇降装置をパンタグラフ式と
する場合は、架台180から吊り下げた架台にパンタグ
ラフ式のリフタを設け、このリフタに荷重計226等を
載せる。
【0102】上記実施例において、第1の昇降装置20
0の昇降の指令は荷重計226の検出値によって行って
いるが、公知のように架線51との距離を測定する検出
計の検出値であっても良い。また、公知のように、荷重
計は光ファイバーを使用することによって、絶縁用碍子
140よりも摺り板110側に設けることができる。
0の昇降の指令は荷重計226の検出値によって行って
いるが、公知のように架線51との距離を測定する検出
計の検出値であっても良い。また、公知のように、荷重
計は光ファイバーを使用することによって、絶縁用碍子
140よりも摺り板110側に設けることができる。
【0103】上記実施例の第1の昇降装置200のシリ
ンダ装置210と第2の昇降装置300のシリンダ装置
310とは別であるが、多段式シリンダ装置によって両
者を1つにしても良い。シリンダ装置210,310を
空気式シリンダ装置と摺る場合は、固定モードCにおい
てそのロッドの突出長さを固定できる手段を設ける。例
えば、シリンダの外部ににロッドを掴む手段を設ける。
ンダ装置210と第2の昇降装置300のシリンダ装置
310とは別であるが、多段式シリンダ装置によって両
者を1つにしても良い。シリンダ装置210,310を
空気式シリンダ装置と摺る場合は、固定モードCにおい
てそのロッドの突出長さを固定できる手段を設ける。例
えば、シリンダの外部ににロッドを掴む手段を設ける。
【0104】また、集電装置100を格納ドーム90の
長手方向の中心部に設置する。また、中心部にほぼ正方
形の穴を設け、この穴から絶縁用碍子130、導電用碍
子140を突出させる。これによれば走行方向の前後に
おいてほぼ対象となるので、いずれの方向に走行しても
騒音等に対する影響をほぼ同一にできるものである。
長手方向の中心部に設置する。また、中心部にほぼ正方
形の穴を設け、この穴から絶縁用碍子130、導電用碍
子140を突出させる。これによれば走行方向の前後に
おいてほぼ対象となるので、いずれの方向に走行しても
騒音等に対する影響をほぼ同一にできるものである。
【0105】
【発明の効果】本発明によれば、摺り板を昇降させる昇
降装置や摺り板等を回動させないでも、摺り板を大きく
昇降させることができるものである。
降装置や摺り板等を回動させないでも、摺り板を大きく
昇降させることができるものである。
【図1】本発明の一実施例の集電装置の正面図である。
【図2】図1の集電装置による集電時の車両の側面図で
ある。
ある。
【図3】図1の集電装置の平面図である。
【図4】図1の集電装置の第2の昇降装置のシリンダ装
置の縦断面図である。
置の縦断面図である。
【図5】図1の集電装置の第2の昇降装置の一端側の縦
断面図である。
断面図である。
【図6】図1の集電装置の架台の正面図である
【図7】図6の左端部の平面図である。
【図8】図6の右端部の右側面図である。
【図9】図1の集電装置の第1の昇降装置の縦断面図で
ある。
ある。
【図10】図1の集電装置の油圧回路図である。
【図11】図1の集電装置の制御回路のブロック図であ
る。
る。
【図12】図1の集電装置の制御装置の動作フロ−チャ
−トである。
−トである。
【図13】図1の集電装置において、トンネルを走行す
る際の昇降装置の動作を説明するための図である。
る際の昇降装置の動作を説明するための図である。
【図14】本発明の他の実施例の集電装置の縦断面図で
ある。
ある。
【図15】図14の平面図である。
【図16】図14の集電装置の昇降装置の部分の側面図
である。
である。
【図17】図16の平面図である。
【図18】図17の18−18線断面図である。
【図19】図14の集電装置の第1の昇降装置の縦断面
図である。
図である。
【図20】図14の20−20線断面図である。
【図21】図20の平面図である。
51…架線、31…車体、32…屋根、35…車内通
路、36…非居住空間…90…格納ド−ム、10…集電
装置、110…摺り板、120…カバー、130…絶縁
用碍子、140…導電用碍子、150,155…導電用
ケ−ブル、160,180…架台、200…第1の昇降
装置、210…油圧式シリンダ装置、220…案内装
置、226…荷重計、250,350,650…測長
計、300…第2の昇降装置、310,360…油圧式
シリンダ装置、320…案内装置、430…列車運行管
制装置、440…制御装置、500…第3の昇降装置、
600…第4の昇降装置、610…シリンダ装置、63
0…案内装置。
路、36…非居住空間…90…格納ド−ム、10…集電
装置、110…摺り板、120…カバー、130…絶縁
用碍子、140…導電用碍子、150,155…導電用
ケ−ブル、160,180…架台、200…第1の昇降
装置、210…油圧式シリンダ装置、220…案内装
置、226…荷重計、250,350,650…測長
計、300…第2の昇降装置、310,360…油圧式
シリンダ装置、320…案内装置、430…列車運行管
制装置、440…制御装置、500…第3の昇降装置、
600…第4の昇降装置、610…シリンダ装置、63
0…案内装置。
フロントページの続き (72)発明者 小林 健治 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 佐藤 豊 山口県下松市大字東豊井794番地 笠戸機 械工業 株式会社内 (72)発明者 大谷 巌太郎 山口県下松市大字東豊井794番地 笠戸機 械工業 株式会社内 (72)発明者 服部 守成 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 掛樋 豊 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 原 邦芳 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 寺田 勝之 山口県下松市大字東豊井794番地 日立笠 戸エンジニアリング株式会社内
Claims (48)
- 【請求項1】走行中において、第1の昇降装置を昇降動
作させることによって、第2の昇降装置および該第2の
昇降装置に載せた摺り板を垂直方向に昇降させ、 架線への前記摺り板の接触力または架線との距離を検出
し、 その検出値によって、前記第2の昇降装置の昇降を制御
すること、 を特徴とする集電方法。 - 【請求項2】請求項2に記載の集電方法において、 車両の走行位置を求め、 該走行位置に基づいて、予め定めていた走行位置に対す
る摺り板の高さ目標値を読み出し、 該高さ目標値に基づいて前記第1の昇降装置を昇降動作
させること、 を特徴とする集電方法。 - 【請求項3】請求項2に記載の集電方法において、走行
速度を求め、該走行速度が所定値以上の場合は、前記荷
重計による前記第2の昇降装置の制御を行うこと、を特
徴とする集電方法。 - 【請求項4】摺り板の目標高さが所定値未満の場合にお
いては、前記摺り板の高さを検出する検出器の検出値に
よって、前記摺り板の高さが前記目標高さになるように
昇降装置の昇降を制御し、 前記目標高さが所定値以上の場合は、架線への前記摺り
板の接触力または架線との距離を検出し、その検出値に
よって前記昇降装置の昇降を制御すること、 を特徴とする集電方法。 - 【請求項5】車両の走行位置を求め、 該走行位置に基づいて、予め定めていた走行位置に対す
る摺り板の高さ目標値を読み出し、 該高さ目標値に基づいて摺り板を支持する昇降装置の昇
降を制御すること、 を特徴とする集電方法。 - 【請求項6】明かり区間において、架線に摺り板が接触
するように昇降装置によって昇降させ、 摺り板がトンネルに突入した後の所定時間または所定区
間は前記摺り板を昇降させる前記昇降装置の昇降を停止
すること、 を特徴とする集電方法。 - 【請求項7】請求項6に記載の集電方法において、前記
明かり区間において、架線への前記摺り板の接触力また
は架線との距離を検出し、その検出値が所定値になるよ
うに前記昇降装置の昇降を制御すること、を特徴とする
集電方法。 - 【請求項8】請求項7に記載の集電方法において、前記
所定時間または前記所定区間の開始に当たって、前記摺
り板の高さが所定値になるように、前記昇降装置の昇降
を制御した後、該昇降装置の昇降を停止すること、を特
徴とする集電方法。 - 【請求項9】請求項7に記載の集電方法において、前記
所定時間内または前記所定区間内は該所定時間または該
所定区間に入る前の前記昇降装置の昇降位置で該昇降装
置の昇降を停止させること、を特徴とする集電方法。 - 【請求項10】集電装置がトンネル内に位置する場合は
架線に摺り板が接触するように昇降装置によって昇降さ
せ、 集電装置がトンネルから突出後の所定時間または所定区
間は前記摺り板を昇降させる昇降装置の昇降を停止させ
ること、 を特徴とする集電方法。 - 【請求項11】請求項10に記載の集電方法において、
前記トンネル内において、架線への前記摺り板の接触力
または架線との距離を検出し、その検出値が所定値にな
るように前記昇降装置の昇降を制御すること、を特徴と
する集電方法。 - 【請求項12】請求項11に記載の集電方法において、
前記所定時間または前記所定区間の開始に当たって、前
記摺り板の高さが所定値になるように、前記昇降装置の
昇降を制御した後、該昇降装置の昇降を停止すること、
を特徴とする集電方法。 - 【請求項13】請求項11に記載の集電方法において、
前記所定時間内または前記所定区間内は該所定時間また
は所定区間に入る前の前記昇降装置の昇降位置で該昇降
装置の昇降を停止させること、を特徴とする集電方法。 - 【請求項14】摺り板を支持した絶縁用碍子を第1の昇
降装置の昇降によって昇降させ、 前記絶縁用碍子または前記第1の昇降装置に並列に設け
た導電用碍子を第2の昇降装置によって、かつ第1の昇
降装置の前記昇降に同期して昇降させること、 を特徴とする集電方法。 - 【請求項15】請求項14に記載の集電方法において、
前記第2の昇降装置は前記第1の昇降装置による前記絶
縁用碍子の昇降量と実質的に同一の昇降量で前記導電用
碍子を昇降させること、を特徴とする集電方法。 - 【請求項16】請求項15に記載の集電方法において、
前記第2の昇降装置は前記絶縁用碍子が下端に位置する
場合には前記第1の昇降装置による前記導電用碍子の昇
降量よりも大きくを昇降させること、を特徴とする集電
方法。 - 【請求項17】摺り板と、絶縁用碍子を介して前記摺り
板を昇降させる第1の昇降装置と、該第1の昇降装置と
前記絶縁用碍子の少なくとも一方に並列に設けた導電用
碍子と、該導電用碍子と前記摺り板とを接続した導電手
段と、前記第1の昇降装置と前記導電用碍子とを共に、
またはそれぞれを単独で垂直に昇降させる第2の昇降装
置と、からなる集電装置。 - 【請求項18】請求項17に記載の集電装置において、
前記第1の昇降装置のストロークは前記第2の昇降装置
のストロークよりも小さく設けていること、を特徴とす
る集電装置。 - 【請求項19】請求項17に記載の集電装置において、
前記第1の昇降装置と前記絶縁用碍子との間に荷重計を
備え、前記第2の昇降装置の昇降位置を検出する測長計
を備え、前記荷重計および前記測長計の検出値によって
前記第1の昇降装置および前記第2の昇降装置をそれぞ
れ制御する制御装置を備えていること、を特徴とする集
電装置。 - 【請求項20】請求項17に記載の集電装置において、
前記第1の昇降装置、第2の昇降装置のそれぞれの昇降
位置を検出する測長計を備え、該測長計の出力によって
前記第1の昇降装置、第2の昇降装置のそれぞれの昇降
を制御する制御装置を備えていること、を特徴とする集
電装置。 - 【請求項21】請求項17に記載の集電装置において、
前記第2の昇降装置は前記第1の昇降装置と前記導電用
碍子とを載せていること、を特徴とする集電装置。 - 【請求項22】請求項17に記載の集電装置において、
前記第1の昇降装置はシリンダ装置であり、前記第2の
昇降装置は互いに並列に設けた2つのシリンダ装置であ
ること、を特徴とする集電装置。 - 【請求項23】請求項17に記載の集電装置において、
前記第1の昇降装置は前記第2の昇降装置によって昇降
させられる架台から吊り下げられており、該第1の昇降
装置の昇降する部材は前記架台を貫通して前記絶縁用碍
子を支持していること、を特徴とする集電装置。 - 【請求項24】請求項23に記載の集電装置において、
前記第2の昇降装置は互いに並列に設けた2つの昇降装
置からなり、 前記第1の昇降装置は前記第2の昇降装置の2つの昇降
装置の間において、前記架台から吊り下げていること、
を特徴とする集電装置。 - 【請求項25】請求項24に記載の集電装置において、
前記第2の昇降装置の2つの昇降装置を接続する方向は
前記摺り板の長手方向に対して直交する方向であるこ
と、を特徴とする集電装置。 - 【請求項26】請求項23に記載の集電装置において、
前記第1の昇降装置はシリンダ装置からなり、その筒の
上端を前記架台に固定しており、前記シリンダ装置のロ
ッドを前記架台を貫通させて前記絶縁用碍子に固定して
いること、を特徴とする集電装置。 - 【請求項27】請求項26に記載の集電装置において、
前記シリンダ装置は、少なくとも3重の筒からなり、内
側の筒は前記シリンダ装置のロッドを支持するものであ
り、中間の筒は前記ロッドの端部に結合されており、外
側の筒は前記中間の筒の昇降を案内するものであって、
前記架台に固定してあること、を特徴とする集電装置。 - 【請求項28】摺り板と、絶縁用碍子を介して前記摺り
板を昇降させる昇降装置と、該昇降装置と前記絶縁用碍
子の少なくとも一方に並列に設けた導電用碍子と、該導
電用碍子と前記摺り板とを接続した導電手段と、からな
り、前記昇降装置は多段式シリンダ装置であること、を
特徴とする集電装置。 - 【請求項29】摺り板と、絶縁用碍子を介して前記摺り
板を昇降させる昇降装置と、該昇降装置と前記絶縁用碍
子の少なくとも一方に並列に設けた導電用碍子と、該導
電用碍子と前記摺り板とを接続した導電手段と、前記昇
降装置の昇降を制御する制御装置と、からなり、 該制御装置は、予め定めていた走行位置に対する摺り板
の高さ目標値と、架線への前記摺り板の接触力を荷重計
によって検出した検出値とによって、前記昇降装置の昇
降を制御すること、 を特徴とする集電装置。 - 【請求項30】請求項29に記載の集電装置において、
前記制御装置は前記高さ目標値が所定値以上の場合は、
架線への前記摺り板の接触力を荷重計によって検出し、
その検出値が所定値になるように前記昇降装置の昇降を
制御し、前記高さ目標値が所定値未満においては、前記
摺り板の高さを検出する検出器の検出値によって、前記
摺り板の高さが前記高さ目標値になるように前記昇降装
置の昇降を制御するものであること、を特徴とする集電
装置。 - 【請求項31】摺り板と、絶縁用碍子を介して前記摺り
板を昇降させる昇降装置と、該昇降装置と前記絶縁用碍
子の少なくとも一方に並列に設けた導電用碍子と、該導
電用碍子と前記摺り板とを接続した導電手段と、前記昇
降装置の昇降を制御する制御装置と、からなり、 前記制御装置は、前記摺り板がトンネル突入後の所定時
間または所定区間において、前記昇降装置の昇降動作を
停止させるものであること、 を特徴とする集電装置。 - 【請求項32】請求項31に記載の集電装置において、
前記制御装置は、前記所定時間または前記所定区間の前
後において、架線への前記摺り板の接触力を荷重計によ
って検出し、その検出値が所定値になるように制御する
ものであること、を特徴とする集電装置。 - 【請求項33】請求項32に記載の集電装置において、
前記制御装置は、前記所定時間または前記所定区間の開
始に当たって、前記摺り板の高さを所定の高さに昇降さ
せ、その後昇降を停止させるものであること、を特徴と
する集電装置。 - 【請求項34】請求項32に記載の集電装置において、
前記制御装置は、前記所定時間または前記所定区間の開
始前の前記昇降装置の昇降位置で該昇降装置の昇降動作
を停止するものであること、を特徴とする集電装置。 - 【請求項35】請求項32に記載の集電装置において、
前記昇降装置は油圧式シリンダ装置であること、を特徴
とする集電装置。 - 【請求項36】摺り板と、絶縁用碍子を介して前記摺り
板を昇降させる昇降装置と、該昇降装置と前記絶縁用碍
子の少なくとも一方に並列に設けた導電用碍子と、該導
電用碍子と前記摺り板とを接続した導電手段と、前記昇
降装置の昇降を制御する制御装置と、からなり、 前記制御装置は、前記摺り板がトンネルから出た後の所
定時間または所定区間において、前記昇降装置の昇降動
作を停止させるものであること、 を特徴とする集電装置。 - 【請求項37】請求項36に記載の集電装置において、
前記制御装置は、前記所定時間または前記所定区間の前
後において、架線への前記摺り板の接触力を荷重計によ
って検出し、その検出値が所定値になるように制御する
ものであること、を特徴とする集電装置。 - 【請求項38】請求項37に記載の集電装置において、
前記制御装置は、前記所定時間または所定区間の開始に
当たって、前記摺り板の高さを所定の高さに昇降させ、
その後昇降を停止させるものであること、を特徴とする
集電装置。 - 【請求項39】請求項37に記載の集電装置において、
前記制御装置は、前記所定時間または所定区間の開始前
の前記昇降装置の昇降位置で該昇降装置の昇降動作を停
止するものであること、を特徴とする集電装置。 - 【請求項40】請求項37に記載の集電装置において、
前記昇降装置は油圧式シリンダ装置であること、を特徴
とする集電装置。 - 【請求項41】摺り板と、絶縁用碍子を介して前記摺り
板を昇降させる第1の昇降装置と、該第1の昇降装置と
前記絶縁用碍子の少なくとも一方に並列に設けた導電用
碍子と、該導電用碍子と前記摺り板とを接続した導電手
段と、前記導電用碍子を昇降させるものであって、前記
第2の昇降装置とは別の第2の昇降装置と、からなる集
電装置。 - 【請求項42】請求項41に記載の集電装置において、
前記第2の昇降装置は、前記摺り板の位置に応答して前
記導電用碍子を昇降させるものであり、かつ、前記摺り
板の位置が高い位置に位置する場合には前記摺り板より
も低い位置に前記導電用碍子の上端を位置させ、前記摺
り板が最下端に位置する場合には前記導電用碍子の上端
は前記摺り板の位置と同一位置に位置させるものである
こと、を特徴とする集電装置。 - 【請求項43】請求項41に記載の集電装置において、
前記第1の昇降装置を昇降させる第3の昇降装置を備え
ること、を特徴とする集電装置。 - 【請求項44】摺り板と、絶縁用碍子を介して前記摺り
板を昇降させる第1の昇降装置と、該第1の昇降装置と
前記絶縁用碍子の少なくとも一方に並列に設けた導電用
碍子と、該導電用碍子と前記摺り板とを接続した導電手
段と、前記第1の昇降装置と前記導電用碍子とを共に、
またはそれぞれを単独で垂直に昇降させるものであっ
て、車体の上部に設置した第2の昇降装置と、からなる
車両。 - 【請求項45】請求項44に記載の車両において、前記
第2の昇降装置は互いに並列に2つ備えており、該第2
の昇降装置は車体内であって乗員の通路の両側にそれぞ
れ1つづつ配置していること、を特徴とする車両。 - 【請求項46】請求項45に記載の車両において、前記
第2の昇降装置のそれぞれはシリンダ装置であり、該シ
リンダ装置は、少なくとも3重の筒からなり、内側の筒
は該シリンダ装置のロッドを支持するものであり、中間
の筒は前記ロッドの端部に結合されており、外側の筒は
前記中間の筒の昇降を案内するものであって、前記車体
に固定していること、を特徴とする車両。 - 【請求項47】請求項46に記載の車両において、前記
外側の筒の上下端のそれぞれを前記車体に固定している
こと、を特徴とする車両。 - 【請求項48】請求項44に記載の車両において、前記
第1の昇降装置はシリンダ装置からなり、該シリンダ装
置は、少なくとも3重の筒からなり、内側の筒は前記シ
リンダ装置のロッドを支持するものであり、中間の筒は
前記ロッドの端部に結合されており、外側の筒は前記中
間の筒の昇降を案内するものであって、前記第2の昇降
装置または前記導電用碍子に固定していること、を特徴
とする車両。
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- 1995-08-18 KR KR1019950025386A patent/KR960007261A/ko not_active Withdrawn
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