JPH068050U - 4輪駆動車の動力伝達装置 - Google Patents
4輪駆動車の動力伝達装置Info
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- JPH068050U JPH068050U JP5454692U JP5454692U JPH068050U JP H068050 U JPH068050 U JP H068050U JP 5454692 U JP5454692 U JP 5454692U JP 5454692 U JP5454692 U JP 5454692U JP H068050 U JPH068050 U JP H068050U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成でリングギヤの支持剛性を向上す
る。 【構成】 リングギヤ34と一体形成され、フロントデ
フケース26のうちの少なくともケース本体部26aの
外周側を囲繞するようにフロントデフケース26に回転
自在に支持された第1ケーシング部材31と、リングギ
ヤ34の半径方向内側において第1ケーシング部材31
に形成されたスプライン穴35にスプライン嵌合され、
フロントデフケース26のうちの筒状部26bに回転自
在に外嵌支持された第2ケーシング部材36とを設け、
第2ケーシング部材36に、スプライン穴35の内周側
に位置するケーシング壁部36aと、このケーシング壁
部36aと一体形成されリヤデフへ駆動力を伝達する為
の後輪駆動用ギヤ39とを形成した。
る。 【構成】 リングギヤ34と一体形成され、フロントデ
フケース26のうちの少なくともケース本体部26aの
外周側を囲繞するようにフロントデフケース26に回転
自在に支持された第1ケーシング部材31と、リングギ
ヤ34の半径方向内側において第1ケーシング部材31
に形成されたスプライン穴35にスプライン嵌合され、
フロントデフケース26のうちの筒状部26bに回転自
在に外嵌支持された第2ケーシング部材36とを設け、
第2ケーシング部材36に、スプライン穴35の内周側
に位置するケーシング壁部36aと、このケーシング壁
部36aと一体形成されリヤデフへ駆動力を伝達する為
の後輪駆動用ギヤ39とを形成した。
Description
【0001】
本考案は、トランスミッションが車体前部に横置きに配置される4輪駆動車の 動力伝達装置に関する。
【0002】
4輪駆動車の動力伝達装置として、エンジン及びトランスミッションが車体前 部に横置きされるタイプの4輪駆動車の動力伝達装置では、エンジンやトランス ファ装置等の重量物が車体前部に配設される関係上、旋回特性は基本的にはアン ダステア傾向になるが、後輪への駆動トルクが前輪への駆動トルクよりも小いさ くなって更にアンダステア傾向が助長されないようにするため、トランスミッシ ョンからの駆動力を、後輪に対してはリングギヤを介して直接的に伝達し、前輪 に対してはリングギヤ及びクラッチを介して断続可能に伝達するように構成され ているものが知られている。 前記動力伝達装置として、特開昭62−68136号公報には、トランスミッ ションの出力ギヤに噛合するリングギヤを設け、このリングギアを前輪差動装置 のフロントデフケースのケーシング本体部の左端部とケーシング本体部から左方 へ延びる筒状部とに左右1対のベアリングを介して相対回転自在に支持し、筒状 部側へ延びるリングギヤの部分と筒状部間に油圧クラッチを介設したものが記載 されている。
【0003】
ところで、前記リングギヤにはトランスミッションからの大きな駆動力が伝達 されるので、リングギヤのフロントデフケースに対する支持剛性は極力高くする ことが、振動・騒音の発生及び耐久性の低下を防止するうえで望ましいが、前記 公報に記載の動力伝達装置では、リングギヤを回転自在に支持する左右1対のベ アリングのスパンを広く設定することがレイアウト上困難で、十分な支持剛性を 得られないという問題がある。 そこで、フロントデフケースを囲繞するケーシング部材をフロントデフケース の左右両端部において回転自在に支持し、このケーシング部材にリングギヤを設 けることも考えられるが、ケーシング部材に対する前輪差動装置の組付性が大幅 に低下するという問題がある。 本考案の目的は、簡単な構成でリングギヤの支持剛性を向上し得る4輪駆動車 の動力伝達装置を提供することである。
【0004】
請求項1の4輪駆動車の動力伝達装置は、車体前部に横置きされたトランスミ ッションの出力ギヤに噛合するリングギヤを備え、前記リングギヤから後輪駆動 系へ駆動力を伝達するとともに前記リングギヤからクラッチ手段と前輪差動装置 を介して前輪駆動系へ駆動力を伝達するように構成した4輪駆動車の動力伝達装 置において、前記リングギヤと一体形成され、フロントデフケースのうちの少な くともケース本体部の外周側を囲繞するようにフロントデフケースに回転自在に 支持された第1ケーシング部材と、前記リングギヤの半径方向内側において第1 ケーシング部材に形成されたスプライン穴にスプライン嵌合され、フロントデフ ケースのうちの筒状部に回転自在に外嵌支持された第2ケーシング部材と、を備 えたものである。
【0005】 請求項2の4輪駆動車の動力伝達装置は、請求項1に記載の4輪駆動車の動力 伝達装置において、前記第1ケーシング部材は、前記リングギヤを介して後輪駆 動系へ駆動力を伝達するように構成されたものである。 請求項3の4輪駆動車の動力伝達装置は、請求項1に記載の4輪駆動車の動力 伝達装置において、前記第2ケーシング部材は、前記スプライン穴の内周側に位 置するケーシング壁部と、このケーシング壁部と一体形成され後輪駆動系へ駆動 力を伝達する為の後輪駆動用ギヤとを備えたものである。 請求項4の4輪駆動車の動力伝達装置は、請求項3に記載の4輪駆動車の動力 伝達装置において、前記クラッチ手段は、前記第2ケーシング部材とフロントデ フケースの筒状部間に介設された油圧多板クラッチからなるものである。 請求項5の4輪駆動車の動力伝達装置は、請求項3に記載の4輪駆動車の動力 伝達装置において、前記第2ケーシング部材とフロントデフケースの筒状部間に ビスコスカップリングを介設したものである。
【0006】
請求項1の4輪駆動車の動力伝達装置においては、トランスミッションの出力 ギヤに噛合するリングギヤが、フロントデフケースのうちの少なくともケース本 体部の外周側を囲繞するようにフロントデフケースに回転自在に支持された第1 ケーシング部材に一体形成され、リングギヤの半径方向内側において第1ケーシ ング部材に形成されたスプライン穴にはフロントデフケースのうちの筒状部に回 転自在に外嵌支持された第2ケーシング部材がスプライン嵌合されているので、 両ケーシング部材のフロントデフケースに対する回転支持位置のスパンを大きく 設定することが出来るとともに、出力ギヤからリングギヤに入力される入力荷重 を第2ケーシング部材を介して効果的に受け止めることが出来、リングギヤの支 持剛性を大幅に向上して、出力ギヤとリングギヤ間における振動・騒音の発生を 効果的に防止出来るとともに、両者の耐久性を向上出来る。しかも、スプライン 穴の内径をフロントデフケースの外径よりも大きく設定するという簡単な構成で 、フロントデフケースに対する両ケーシング部材の組付性を十分に確保出来る。
【0007】 請求項2の4輪駆動車の動力伝達装置においては、出力ギヤからリングギヤを 介して第1ケーシング部材に入力された駆動力は、リングギヤを介して後輪駆動 系へ伝達される。 請求項3の4輪駆動車の動力伝達装置においては、第2ケーシング部材が、ス プライン穴の内周側に位置するケーシング壁部と、このケーシング壁部と一体形 成された後輪駆動用ギヤとを備え、出力ギヤからリングギヤに入力される入力荷 重は、ケーシング壁部を介して効果的に受け止められ、第1ケーシング部材に入 力された駆動力は、第2ケーシング部材のケーシング壁部と後輪駆動用ギヤとを 介して後輪駆動系へ伝達される。
【0008】 請求項4の4輪駆動車の動力伝達装置においては、クラッチ手段が第2ケーシ ング部材とフロントデフケースの筒状部間に介設された油圧多板クラッチから構 成されているので、油圧多板クラッチを介して後輪駆動系と前輪駆動系への駆動 力の配分を調節することが出来る。 請求項5の4輪駆動車の動力伝達装置においては、第2ケーシング部材とフロ ントデフケースの筒状部間にビスコスカップリングが介設されているので、前後 輪の回転差を規制することが出来、旋回走行性などを向上出来る。
【0009】
前記作用の項で詳細に説明したように次のような効果が得られる。 請求項1の4輪駆動車の動力伝達装置によれば、第1ケーシング部材と第2ケ ーシング部材とを設けることで、リングギヤの支持剛性を大幅に向上して、出力 ギヤとリングギヤ間における振動・騒音の発生を効果的に防止出来るとともに、 両者の耐久性を向上出来ること、フロントデフケースの対する両ケーシング部材 の組付性を十分に確保出来ること、などの効果が得られる。
【0010】 請求項2の4輪駆動車の動力伝達装置によれば、出力ギヤからリングギヤを介 して第1ケーシング部材に入力された駆動力は、リングギヤを介して後輪駆動系 へ伝達されるので、請求項1と同様の効果が得られる。 請求項3の4輪駆動車の動力伝達装置によれば、第2ケーシング部材が、スプ ライン穴の内周側に位置するケーシング壁部と、このケーシング壁部と一体形成 された後輪駆動用ギヤとを備え、第1ケーシング部材に入力された駆動力は、第 2ケーシング部材のケーシング壁部と後輪駆動用ギヤとを介して後輪駆動系へ伝 達されるので、請求項1と同様の効果が得られる。
【0011】 請求項4の4輪駆動車の動力伝達装置によれば、クラッチ手段が第2ケーシン グ部材とフロントデフケースの筒状部間に介設された油圧多板クラッチから構成 されているので、後輪駆動系と前輪駆動系への駆動力の配分を調節して走行性を 向上出来る。 請求項5の4輪駆動車の動力伝達装置によれば、第2ケーシング部材とフロン トデフケースの筒状部間にビスコスカップリングが介設されているので、前後輪 の回転差を規制することが出来、旋回走行性などを向上出来る。
【0012】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 本実施例は、4輪駆動車の動力伝達装置に本考案を適用した場合のものである 。尚、本実施例では自動車の前後左右を基準に前後左右を定義して説明する。 図1は本考案の実施例に係る4輪駆動車の全体概略構成を示すもので、車体1 の前部にはエンジン2が配設され、エンジン2はクランク軸2aが車幅方向に延 びるように横置きにやや右寄位置に搭載されている。 エンジン2の左側位置にはマニュアル式の変速機3が配設され、変速機3は、 ケーシング4内部に並設された入力軸6及び出力軸7が車幅方向に延びるように 横置きに搭載されていて、入力軸6がクラッチ装置5を介してクランク軸2aに 断続可能に接続され、入力軸6と平行に配設された出力軸7との間のギヤの伝動 経路を切換えてギヤ比を切換えるように構成されている。
【0013】 前記変速機3の車幅中心寄りの部分の後側には、左右に分割されたフロントア クスル軸8とフロントアクスル軸8の後方に並設されたトランスファ出力軸9と が夫々変速機3の入力軸6及び出力軸7とに平行に配設されていて、左右のフロ ントアクスル軸8は等速ジョイント10及びドライブ軸11を介して左右の前輪 12に夫々連結されている。 前記トランスファ出力軸9の右端部は、ベベルギヤ機構14を介して車体前後 方向に延びるプロペラシャフト15の前端にユニバーサルジョイント15aを介 して連結され、プロペラシャフト15の後端は左右に分割されたリアアクスル軸 16上のリアデファレンシャル機構17に等速ジョイント15bを介して連結さ れている。
【0014】 リアデファレンシャル機構(以下、リヤデフという)17は、プロペラシャフ ト15にベベルギヤ機構18を介して連結されたデファレンシャルギヤケース1 9と、デファレンシャルギヤケース19に支持された1対のピニオン20と、ピ ニオン20に噛合し且つ左右のリアアクスル軸16の内端に夫々固定された左右 1対のサイドギヤ21とから構成され、左右のリアアクスル軸16の外端は等速 ジョイント22及びドライブ軸23を介して左右の後輪24に夫々連結されてい る。 前記左右のフロントアクスル軸8上には、図2に拡大詳示するように、左右の 前輪12間デファレンシャル機構としてのフロントデファレンシャル機構(以下 、フロントデフという)25のフロントデフケース26が外嵌合されていて、フ ロントデフケース26は中空略球状のケース本体部26aとケース本体部26a から左右両側へ延びる円筒状の筒部26b・26cとから一体的に形成されてい て、ケース本体部26a内には、左右の各フロントアクスル軸8に結合された1 対のサイドギヤ27とサイドギヤ27に噛合し且つフロントアクスル軸8と直角 に配設されたピニオン軸28aを介してケース本体部26aに回転自在に支持さ れた1対のピニオンギヤ28とが嵌装されている。
【0015】 次に、前記変速機3の出力軸7の軸端に設けられた出力ギヤ7aからの駆動力 をリヤデフ17とフロントデフ25とに分配するトランスファ装置30について 説明すると、図2に示すように、フロントデフケース26のケース本体部26a と右側の筒部26cとを囲繞する第1ケーシング部材31が設けられ、第1ケー シング部材31は左右に所定距離隔てて配設された1対のニードルベアリング3 2を介してフロントデフケース26に回転自在に支持されるとともに、ニードル ベアリング33を介して軸方向に位置決めされ、第1ケーシング部材31の右部 には筒部26cを外嵌する筒状部31aが形成され、第1ケーシング部材31の 左部には出力ギヤ7aと噛合するリングギヤ34が左方へ向けて突出状に形成さ れ、リングギヤ34の半径方向内側にはフロントデフケース26の外径よりも大 径のスプライン穴35が形成されている。フロントデフケース26の左部には筒 部26bを囲繞する第2ケーシング部材36が左右1対のニードルベアリング3 7を介して回転自在に設けられるとともに、ニードルベアリング38を介して軸 方向に位置決めされ、第2ケーシング部材36の右部にはスプライン穴35にス プライン嵌合するケーシング壁部36aが形成され、第2ケーシング部材36の 左部にはトランスファ出力軸9の左端近傍部に一体形成されたギヤ部材9aに噛 合する後輪駆動用ギヤ39が形成されている。
【0016】 前記フロントデフケース26の筒部26cと第1ケーシング部材31間には4 輪駆動状態と後輪駆動状態とに切換える為のクラッチ機構41が設けれ、このク ラッチ機構41のスリーブ40を図示外のフォークを介して、図2に仮想線で図 示の4輪駆動位置へ移動させると第1ケーシング部材31とフロントデフケース 26とがスリーブ40を介して相対回転不能に連結され、出力ギヤ7aからリン グギヤ34に入力された駆動力は、第1ケーシング部材31とスリーブ40を介 してフロントデフ25に伝達されるとともに、第1ケーシング部材31と第2ケ ーシング部材36とを介してトランスファ出力軸9に伝達され、前後輪12・2 4が駆動される4輪駆動状態になり、実線で図示の後輪駆動位置へ移動させると 、第1ケーシング部材31とフロントデフケース26とが相対回転可能になり、 出力ギヤ7aからリングギヤ32に入力された駆動力がフロントデフ25に伝達 されなくなって、左右の後輪24のみが駆動される後輪駆動状態になる。
【0017】 次に、前記4輪駆動車の動力伝達装置の作用について説明する。 第1ケーシング部材31が比較的大きなスパンをあけて配設された2つのベア リング32を介してフロントデフケース26に回転自在に枢支されているので、 第1ケーシング部材31のフロントデフケース26に対する支持剛性を大幅に向 上出来る。しかも、第リングギヤ34の内方側にはケーシング壁部36aが配置 されているので、リングギヤ34に作用する半径方向向きの荷重をケーシング壁 部36aで効果的に受け止めることが出来、第1ケーシング部材31のフロント デフケース26に対する支持剛性をより一層向上出来る。このため、第1ケーシ ング部材31に形成されたリングギヤ34のフロントデフケース26に対する支 持剛性を十分に高めることが出来、出力ギヤ7aとリングギヤ34間における振 動・騒音の発生を効果的に防止出来るとともに、両ギヤ7a・34の耐久性を大 幅に向上出来る。更に、第1ケーシング部材31に形成されたスプライン穴35 の内径を、フロントデフケース26の外径よりも大きく設定するという簡単な構 成で、フロントデフケース26に対する両ケーシング部材31・36の組付性も 十分に確保出来る。
【0018】 次に、前記トランスファ装置30の構成を部分的に変更した変形例について説 明する。尚、前記実施例と同一部材には同一符号を付してその詳細な説明を省略 する。 第1変形例のトランスファ装置30Aについて説明すると、図3に示すように 、前記筒部26bには左方へ延びる延長部45が形成され、この延長部45には シリコンオイル等の流体を介して駆動力を伝達するビスコスカップリング46が 外嵌状に設けられ、ビスコスカップリング46の内筒47は延長部45に相対回 転不能にスプライン嵌合され、内筒47の左右両端部には蓋部材48が回転自在 に設けられ、両蓋部材48には外筒49が相対回転不能に外嵌され、両筒47・ 49及び両蓋部材48とで形成される空間内にはシリコンオイル等の流体が封入 されるとともに複数のディスク部材50・51が設けられ、左側から奇数番目の ディスク部材50の外周部は外筒49に連結され、左側から偶数番目のディスク 部材51の内周部は内筒47に連結され、後輪駆動時には、ディスク部材50・ 51間に充填された流体の粘性により、第2ケーシング部材36の駆動力がビス コスカップリング46を介してフロントデフ25に伝達され、前輪12に対して もある程度駆動力を伝達させることで、前後輪12・24の回転差を規制して走 行性が高められている。
【0019】 第2変形例のトランスファ装置30Bについて説明すると、図4に示すように 、前記後輪駆動用ギヤ39が省略されて、トランスファ出力軸9のギヤ部材9A がリングギヤ34に直接的に噛合され、クラッチ機構41に代えて、第2ケーシ ング部材36Bのケーシング壁部36aの左側には油圧多板クラッチ55が設け られている。 前記油圧多板クラッチ55について説明すると、ケーシング壁部36aには左 方へ延びる支持筒部56が形成され、筒部26bには支持筒部56を覆う断面略 コ字状の環状のケーシング57が相対回転不能に固定され、ケーシング57の外 周壁と支持筒部56間には複数のクラッチプレート58・59が設けられ、左側 から奇数番目のクラッチプレート58は支持筒部56にスプライン嵌合され、左 側から偶数番目のクラッチプレート59はケーシング57の外周壁にスプライン 嵌合され、ケーシング57の左部内には環状のピストン部材60が油密摺動自在 に装着され、ピストン部材60の外周部にはクラッチプレート58・59を右方 へ操作可能な操作部60aが形成され、ピストン部材60とケーシング57の左 壁部間には作動油室61が形成され、作動油室61に供給する作動流体の油圧を 制御することで、クラッチプレート58・59間の締結力を制御してリヤデフ1 7とフロントデフ25への駆動力の配分を調節するように構成されている。尚、 前記油圧多板クラッチ55に代えて、電磁クラッチなどを用いてもよい。
【図1】4輪駆動車の動力伝達装置の全体構成図であ
る。
る。
【図2】トランスファ装置の横断面図である。
【図3】第1変形例に係るトランスファ装置の横断面図
である。
である。
【図4】第2変形例に係るトランスファ装置の横断面図
である。
である。
3 変速機 7a 出力ギヤ 17 リヤデフ 25 フロントデ 26 フロントデフケース 26a ケース本体部 31 第1ケーシング部材 34 リングギヤ 35 スプライン穴 36 第2ケーシング部材 36a ケーシング壁部 39 後輪駆動用ギヤ 41 クラッチ機構 46 ビスコスカップリング 55 油圧多板クラッチ
Claims (5)
- 【請求項1】 車体前部に横置きされたトランスミッシ
ョンの出力ギヤに噛合するリングギヤを備え、前記リン
グギヤから後輪駆動系へ駆動力を伝達するとともに前記
リングギヤからクラッチ手段と前輪差動装置を介して前
輪駆動系へ駆動力を伝達するように構成した4輪駆動車
の動力伝達装置において、 前記リングギヤと一体形成され、フロントデフケースの
うちの少なくともケース本体部の外周側を囲繞するよう
にフロントデフケースに回転自在に支持された第1ケー
シング部材と、 前記リングギヤの半径方向内側において第1ケーシング
部材に形成されたスプライン穴にスプライン嵌合され、
フロントデフケースのうちの筒状部に回転自在に外嵌支
持された第2ケーシング部材と、 を備えたことを特徴とする4輪駆動車の動力伝達装置。 - 【請求項2】 前記第1ケーシング部材は、前記リング
ギヤを介して後輪駆動系へ駆動力を伝達するように構成
されたことを特徴とする請求項1に記載の4輪駆動車の
動力伝達装置。 - 【請求項3】 前記第2ケーシング部材は、前記スプラ
イン穴の内周側に位置するケーシング壁部と、このケー
シング壁部と一体形成され後輪駆動系へ駆動力を伝達す
る為の後輪駆動用ギヤとを備えたことを特徴とする請求
項1に記載の4輪駆動車の動力伝達装置。 - 【請求項4】 前記クラッチ手段は、前記第2ケーシン
グ部材とフロントデフケースの筒状部間に介設された油
圧多板クラッチからなることを特徴とする請求項3に記
載の4輪駆動車の動力伝達装置。 - 【請求項5】 前記第2ケーシング部材とフロントデフ
ケースの筒状部間にビスコスカップリングを介設したこ
とを特徴とする請求項3に記載の4輪駆動車の動力伝達
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5454692U JPH068050U (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 4輪駆動車の動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5454692U JPH068050U (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 4輪駆動車の動力伝達装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH068050U true JPH068050U (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=12973682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5454692U Pending JPH068050U (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 4輪駆動車の動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068050U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002031210A (ja) * | 2000-07-12 | 2002-01-31 | Tochigi Fuji Ind Co Ltd | デファレンシャル装置 |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP5454692U patent/JPH068050U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002031210A (ja) * | 2000-07-12 | 2002-01-31 | Tochigi Fuji Ind Co Ltd | デファレンシャル装置 |
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