JPH0660982A - 薄膜エレクトロ・ルミネッセンス・パネルの欠陥修正方法 - Google Patents
薄膜エレクトロ・ルミネッセンス・パネルの欠陥修正方法Info
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- JPH0660982A JPH0660982A JP4210136A JP21013692A JPH0660982A JP H0660982 A JPH0660982 A JP H0660982A JP 4210136 A JP4210136 A JP 4210136A JP 21013692 A JP21013692 A JP 21013692A JP H0660982 A JPH0660982 A JP H0660982A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 大表示容量の薄膜ELパネルであっても短時
間に高い確率でXYブリッジを修正する。 【構成】 背面電極6AをN個に分割した各背面電極群
の一端を短絡パターンXA1,…,XANで短絡する。背面
電極6BをN個に分割した各背面電極群の一端を短絡パ
ターンXB1,…,XBNで短絡する。又、透明電極2の一
端を短絡パターンY,Y'で短絡する。そして、XYブリ
ッジ修正時には、短絡パターンXA1,XB1と短絡パタ
ーンY,Y'との間→…→短絡パターンXAN,XBNと短
絡パターンY,Y'との間に順次切り換えて電圧パルスを
印加する。こうして、駆動される薄膜ELパネルの表示
容量を常に全表示容量の1/Nにして一時に駆動される
薄膜ELパネルの表示容量を小さくし、各XYブリッジ
箇所に充分な電流を流すことによってXYブリッジの修
正を短時間に高い修正率で実施する。
間に高い確率でXYブリッジを修正する。 【構成】 背面電極6AをN個に分割した各背面電極群
の一端を短絡パターンXA1,…,XANで短絡する。背面
電極6BをN個に分割した各背面電極群の一端を短絡パ
ターンXB1,…,XBNで短絡する。又、透明電極2の一
端を短絡パターンY,Y'で短絡する。そして、XYブリ
ッジ修正時には、短絡パターンXA1,XB1と短絡パタ
ーンY,Y'との間→…→短絡パターンXAN,XBNと短
絡パターンY,Y'との間に順次切り換えて電圧パルスを
印加する。こうして、駆動される薄膜ELパネルの表示
容量を常に全表示容量の1/Nにして一時に駆動される
薄膜ELパネルの表示容量を小さくし、各XYブリッジ
箇所に充分な電流を流すことによってXYブリッジの修
正を短時間に高い修正率で実施する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、オフィス・オートメ
ーション機器等のディスプレイに使用される薄膜エレク
トロ・ルミネッセンス(以下、ELと略称する)・パネルの
欠陥修正方法に関する。
ーション機器等のディスプレイに使用される薄膜エレク
トロ・ルミネッセンス(以下、ELと略称する)・パネルの
欠陥修正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】二重絶縁膜構造の薄膜ELパネルは図2
に示すような構造を有する。即ち、ガラス基板1上に錫
添加酸化インジウム(以下、ITOと略称する)等からな
る帯状の透明電極2群を並列に多数設ける。そして更
に、その上にSi3N4(窒化シリコン)等の誘電物質から
なる第1絶縁膜3、Mn(マンガン)等の活性剤をドープ
したZnS(硫化亜鉛)からなるEL発光層4、Si3N4等
の誘電物質からなる第2絶縁膜5を、真空蒸着法,スパ
ッタリング法等により順次形成して3層構造にする。更
に、上記誘電物質5上に透明電極2群と直交する方向に
Al(アルミニウム)等の金属からなる帯状の背面電極6
を並列に多数設ける。
に示すような構造を有する。即ち、ガラス基板1上に錫
添加酸化インジウム(以下、ITOと略称する)等からな
る帯状の透明電極2群を並列に多数設ける。そして更
に、その上にSi3N4(窒化シリコン)等の誘電物質から
なる第1絶縁膜3、Mn(マンガン)等の活性剤をドープ
したZnS(硫化亜鉛)からなるEL発光層4、Si3N4等
の誘電物質からなる第2絶縁膜5を、真空蒸着法,スパ
ッタリング法等により順次形成して3層構造にする。更
に、上記誘電物質5上に透明電極2群と直交する方向に
Al(アルミニウム)等の金属からなる帯状の背面電極6
を並列に多数設ける。
【0003】上記二重絶縁膜構造を有する薄膜ELパネ
ルは等価回路的には容量性素子であり、所望の透明電極
2と背面電極6とに所定の交番電圧を印加することによ
り、両電極2,6の交差領域(絵素)に挟持された微小面
積のEL発光層4の部分が発光して文字,記号あるいは
模様等を表示する。
ルは等価回路的には容量性素子であり、所望の透明電極
2と背面電極6とに所定の交番電圧を印加することによ
り、両電極2,6の交差領域(絵素)に挟持された微小面
積のEL発光層4の部分が発光して文字,記号あるいは
模様等を表示する。
【0004】上述のような薄膜ELパネルは、製造上の
条件によって透明電極2と背面電極6とが絵素内で短絡
(以下、XYブリッジと称する)する場合がある。この、
XYブリッジが生ずる原因としては次のようなことが上
げられる。
条件によって透明電極2と背面電極6とが絵素内で短絡
(以下、XYブリッジと称する)する場合がある。この、
XYブリッジが生ずる原因としては次のようなことが上
げられる。
【0005】 上記透明電極2を形成した後にその上
に異物が付着し、さらにその上に第1絶縁膜3,EL発
光層4および第2絶縁膜5を形成した後に上記異物が剥
離したとする。そうすると、その異物が剥離した箇所に
おける透明電極2上には何も無いことになる。そして、
その上に背面電極6を形成すれば異物が剥離した箇所の
透明電極2と背面電極6とは短絡する。
に異物が付着し、さらにその上に第1絶縁膜3,EL発
光層4および第2絶縁膜5を形成した後に上記異物が剥
離したとする。そうすると、その異物が剥離した箇所に
おける透明電極2上には何も無いことになる。そして、
その上に背面電極6を形成すれば異物が剥離した箇所の
透明電極2と背面電極6とは短絡する。
【0006】 上記透明電極2上に第1絶縁膜3,E
L発光層4および第2絶縁膜5を形成した際に、透明電
極2と第1絶縁膜3との密着性不足によって第1絶縁膜
3がその上に形成されている各膜と共に剥離する。そし
て、更にその上に背面電極6を形成すると各膜が剥離し
た箇所の透明電極2と背面電極6とが短絡する。
L発光層4および第2絶縁膜5を形成した際に、透明電
極2と第1絶縁膜3との密着性不足によって第1絶縁膜
3がその上に形成されている各膜と共に剥離する。そし
て、更にその上に背面電極6を形成すると各膜が剥離し
た箇所の透明電極2と背面電極6とが短絡する。
【0007】 上記透明電極2上に第1絶縁膜3,E
L発光層4および第2絶縁膜5を形成した後に、取り扱
いミスによって膜面を傷つけることによって第1絶縁膜
3がその上に形成された各膜と共に削り取られる。そし
て、さらにその上に背面電極6を形成すると各膜が削り
取られた箇所の透明電極2と背面電極6とが短絡する。
L発光層4および第2絶縁膜5を形成した後に、取り扱
いミスによって膜面を傷つけることによって第1絶縁膜
3がその上に形成された各膜と共に削り取られる。そし
て、さらにその上に背面電極6を形成すると各膜が削り
取られた箇所の透明電極2と背面電極6とが短絡する。
【0008】特に、薄膜ELパネルが大型化(大表示容
量化)されて面積が広くなるに従って欠陥箇所も増加す
る。
量化)されて面積が広くなるに従って欠陥箇所も増加す
る。
【0009】上述のような薄膜ELパネルにおけるXY
ブリッジ箇所をオープンするためには、短絡箇所の温度
を上昇させることが有効である。そして、XYブリッジ
箇所の温度を上昇させる方法としては電流を流す方法や
レーザ光線によって直接加熱する方法等がある。
ブリッジ箇所をオープンするためには、短絡箇所の温度
を上昇させることが有効である。そして、XYブリッジ
箇所の温度を上昇させる方法としては電流を流す方法や
レーザ光線によって直接加熱する方法等がある。
【0010】XYブリッジ箇所に電流を流して欠陥を電
気的に修正する方法として次のような方法がある。 (1) 図3に示すように、上記透明電極2及び背面電極
6を夫々総て短絡する。そして、上記透明電極2を短絡
した電極Yと背面電極6を短絡した電極Xとの間に正の
電圧パルスおよび負の電圧パルスを交互に繰り返し印加
することによって、全絵素におけるEL発光層4を発光
させる(印加波形は図5(a)参照)。
気的に修正する方法として次のような方法がある。 (1) 図3に示すように、上記透明電極2及び背面電極
6を夫々総て短絡する。そして、上記透明電極2を短絡
した電極Yと背面電極6を短絡した電極Xとの間に正の
電圧パルスおよび負の電圧パルスを交互に繰り返し印加
することによって、全絵素におけるEL発光層4を発光
させる(印加波形は図5(a)参照)。
【0011】(2) 図4に示すように、背面電極群6を
1本置きに選出して背面電極群6Aと背面電極群6Bと
に分け、背面電極群6Aおよび背面電極群6Bを夫々総
て短絡する。また、透明電極群2の総てを短絡する。そ
して、上記背面電極群6Aを短絡した電極XAと透明電
極群2を短絡した電極Yとの間及び背面電極群6Bを短
絡した電極XBと電極Yとの間に正の電圧パルスと負の
電圧パルスとを繰り返し位相をずらして印加し、透明電
極2と背面電極6Aとの間および透明電極2と背面電極
6Bとの間の絵素におけるEL発光層4を交互に発光さ
せる(印加波形は図5(b)参照)。
1本置きに選出して背面電極群6Aと背面電極群6Bと
に分け、背面電極群6Aおよび背面電極群6Bを夫々総
て短絡する。また、透明電極群2の総てを短絡する。そ
して、上記背面電極群6Aを短絡した電極XAと透明電
極群2を短絡した電極Yとの間及び背面電極群6Bを短
絡した電極XBと電極Yとの間に正の電圧パルスと負の
電圧パルスとを繰り返し位相をずらして印加し、透明電
極2と背面電極6Aとの間および透明電極2と背面電極
6Bとの間の絵素におけるEL発光層4を交互に発光さ
せる(印加波形は図5(b)参照)。
【0012】(3) 上記透明電極群2および背面電極群
6を(2)の場合と同様に、図4に示すように短絡する。
そして、上記電極XAと電極Yとの間および電極XBと電
極Yとの間に正の電圧パルスを印加した後、続いて電極
XBに対する電極XAの電圧が正になるように電極XAと
電極Yとの間および電極XBと電極Yとの間に正の電圧
パルスを印加して、透明電極2と背面電極6Aとの間の
絵素におけるEL発光層4を発光させる。次に、同様に
して透明電極2と背面電極6Bとの間の絵素を発光させ
る。さらに、上記電極XAと電極Yとの間および電極XB
と電極Yとの間に負の電圧パルスを印加することによっ
て、上述と同様にして、透明電極2と背面電極6Aとの
間の絵素および透明電極2と背面電極6Bとの間の絵素
を発光させる。以上の動作を繰り返し連続的に実施する
(印加波形は図5(c)参照)。
6を(2)の場合と同様に、図4に示すように短絡する。
そして、上記電極XAと電極Yとの間および電極XBと電
極Yとの間に正の電圧パルスを印加した後、続いて電極
XBに対する電極XAの電圧が正になるように電極XAと
電極Yとの間および電極XBと電極Yとの間に正の電圧
パルスを印加して、透明電極2と背面電極6Aとの間の
絵素におけるEL発光層4を発光させる。次に、同様に
して透明電極2と背面電極6Bとの間の絵素を発光させ
る。さらに、上記電極XAと電極Yとの間および電極XB
と電極Yとの間に負の電圧パルスを印加することによっ
て、上述と同様にして、透明電極2と背面電極6Aとの
間の絵素および透明電極2と背面電極6Bとの間の絵素
を発光させる。以上の動作を繰り返し連続的に実施する
(印加波形は図5(c)参照)。
【0013】(4) 上記透明電極群2および背面電極群
6を(2)の場合と同様に、図4に示すように短絡する。
そして、上記電極XBに対する電極XAの電圧が正になる
ように電極XAに電圧パルスを印加した後に、電極Yに
対する電極XAおよび電極XBの電圧が正と負とに反転し
且つEL発光層4が発光しないように電極XAと電極Y
との間及び電極XBと電極Yとの間に電圧パルスを印加
する(第1フレーム)。次に、上記電極XAに対する電極
XBの電圧が正になるように電極XBに電圧パルスを印加
した後に、電極Yに対する電極XAおよび電極XBの電圧
が負と正とに反転し且つEL発光層4が発光しないよう
に電極XAと電極Yとの間および電極XBと電極Yとの間
に電圧パルスを印加する(第2フレーム)。以後、上記第
1フレームと第2フレームとを交互に繰り返し実施する
(印加波形は図5(d)参照)。
6を(2)の場合と同様に、図4に示すように短絡する。
そして、上記電極XBに対する電極XAの電圧が正になる
ように電極XAに電圧パルスを印加した後に、電極Yに
対する電極XAおよび電極XBの電圧が正と負とに反転し
且つEL発光層4が発光しないように電極XAと電極Y
との間及び電極XBと電極Yとの間に電圧パルスを印加
する(第1フレーム)。次に、上記電極XAに対する電極
XBの電圧が正になるように電極XBに電圧パルスを印加
した後に、電極Yに対する電極XAおよび電極XBの電圧
が負と正とに反転し且つEL発光層4が発光しないよう
に電極XAと電極Yとの間および電極XBと電極Yとの間
に電圧パルスを印加する(第2フレーム)。以後、上記第
1フレームと第2フレームとを交互に繰り返し実施する
(印加波形は図5(d)参照)。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のXYブリッジの修正方法においては次のような問題
がある。(1)乃至(4)のXYブリッジ箇所に電流を流し
て欠陥を電気的に修正する方法における(4)の方法で
は、絵素のEL発光層4を発光させた後にも電極XAお
よび電極XBには正および負の電圧パルスをEL発光層
4が発光しない程度に印加しているので、XYブリッジ
が存在する透明電極2には常に電流が流れてXYブリッ
ジ付近を加熱している。したがって、(4)の方法が(1)
乃至(3)の方法に比べて高い確率で短絡箇所を修正でき
る。
来のXYブリッジの修正方法においては次のような問題
がある。(1)乃至(4)のXYブリッジ箇所に電流を流し
て欠陥を電気的に修正する方法における(4)の方法で
は、絵素のEL発光層4を発光させた後にも電極XAお
よび電極XBには正および負の電圧パルスをEL発光層
4が発光しない程度に印加しているので、XYブリッジ
が存在する透明電極2には常に電流が流れてXYブリッ
ジ付近を加熱している。したがって、(4)の方法が(1)
乃至(3)の方法に比べて高い確率で短絡箇所を修正でき
る。
【0015】ところが、大型の大表示容量の薄膜ELパ
ネルの場合には、表示容量が大きいために短絡部に充分
な電流を流すことが困難になり、修正率が低くなるとい
う問題がある。また、XYブリッジ修正時に無限に大き
な電流を流すと正常な絵素も破壊されてしまう。
ネルの場合には、表示容量が大きいために短絡部に充分
な電流を流すことが困難になり、修正率が低くなるとい
う問題がある。また、XYブリッジ修正時に無限に大き
な電流を流すと正常な絵素も破壊されてしまう。
【0016】一方、レーザ光線によってXYブリッジ箇
所を直接加熱してXYブリッジをオープンする方法の場
合には、高い確率で短絡箇所を修正できる。ところが、
作業時間が長く掛かることやレーザ装置の価格が高いこ
とから薄膜ELパネルのXYブリッジ修正方法としては
採用し難いという問題がある。
所を直接加熱してXYブリッジをオープンする方法の場
合には、高い確率で短絡箇所を修正できる。ところが、
作業時間が長く掛かることやレーザ装置の価格が高いこ
とから薄膜ELパネルのXYブリッジ修正方法としては
採用し難いという問題がある。
【0017】そこで、この発明の目的は、大表示容量の
薄膜ELパネルであっても短時間に高い確率でXYブリ
ッジを修正できる薄膜ELパネルの欠陥修正方法を提供
することにある。
薄膜ELパネルであっても短時間に高い確率でXYブリ
ッジを修正できる薄膜ELパネルの欠陥修正方法を提供
することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、薄膜ELパネルを構成する平行に配列
された複数の透明電極の夫々とこの透明電極に直交して
平行に配列された複数の背面電極の夫々との交差領域に
形成された任意の絵素の内で上記透明電極と背面電極と
が短絡した際に、上記短絡した透明電極と背面電極との
間に電圧を印加して上記短絡した両電極をオープンする
薄膜ELパネルの欠陥修正方法において、透明電極群あ
るいは背面電極群の少なくとも一方を複数のブロックに
分割し、上記短絡した透明電極と背面電極との間に電圧
を印加するために上記透明電極群と背面電極群との間に
電圧を印加するに際して、上記分割された透明電極群あ
るいは背面電極群に電圧を印加する場合には上記分割さ
れた各ブロック単位に順次印加することを特徴としてい
る。
め、この発明は、薄膜ELパネルを構成する平行に配列
された複数の透明電極の夫々とこの透明電極に直交して
平行に配列された複数の背面電極の夫々との交差領域に
形成された任意の絵素の内で上記透明電極と背面電極と
が短絡した際に、上記短絡した透明電極と背面電極との
間に電圧を印加して上記短絡した両電極をオープンする
薄膜ELパネルの欠陥修正方法において、透明電極群あ
るいは背面電極群の少なくとも一方を複数のブロックに
分割し、上記短絡した透明電極と背面電極との間に電圧
を印加するために上記透明電極群と背面電極群との間に
電圧を印加するに際して、上記分割された透明電極群あ
るいは背面電極群に電圧を印加する場合には上記分割さ
れた各ブロック単位に順次印加することを特徴としてい
る。
【0019】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。上述のように、薄膜ELパネルにおける上記
XYブリッジ箇所は金属表面の酸化あるいは異物の残留
等によって僅かな抵抗を持つ。したがって、XYブリッ
ジの箇所における透明電極と背面電極との間に充分な電
流を流してやれば発熱を起こし、この部分がオープンし
て修正できるのである。
説明する。上述のように、薄膜ELパネルにおける上記
XYブリッジ箇所は金属表面の酸化あるいは異物の残留
等によって僅かな抵抗を持つ。したがって、XYブリッ
ジの箇所における透明電極と背面電極との間に充分な電
流を流してやれば発熱を起こし、この部分がオープンし
て修正できるのである。
【0020】ところが、薄膜ELパネルが大型化して大
表示容量化すると、透明電極と背面電極との間に電圧パ
ルスを印加しても、表示容量が大きいためにXYブリッ
ジ箇所に流れる電流が制限されてしまって充分な電流が
流せない。
表示容量化すると、透明電極と背面電極との間に電圧パ
ルスを印加しても、表示容量が大きいためにXYブリッ
ジ箇所に流れる電流が制限されてしまって充分な電流が
流せない。
【0021】そこで、この発明においては、XYブリッ
ジ修正時に駆動する薄膜ELパネルの面積を調整して、
XYブリッジ箇所に適切な範囲で充分な電流が流れるよ
うにするのである。
ジ修正時に駆動する薄膜ELパネルの面積を調整して、
XYブリッジ箇所に適切な範囲で充分な電流が流れるよ
うにするのである。
【0022】図1は本実施例の薄膜ELパネルの欠陥修
正方法における電極短絡の説明図である。尚、本実施例
における薄膜ELパネルは図2に示す薄膜ELパネルと
同じ構造を有している。したがって、以下の説明は図2
における各部の番号を用いて説明する。
正方法における電極短絡の説明図である。尚、本実施例
における薄膜ELパネルは図2に示す薄膜ELパネルと
同じ構造を有している。したがって、以下の説明は図2
における各部の番号を用いて説明する。
【0023】本実施例においてXYブリッジ修正を実施
する際には次のようにする。薄膜ELパネル製造時に第
1,第2絶縁膜3,5の対向する両側辺から交互に一本置
きに外方に突出して形成された背面電極6を任意の数
“N"に分割する。そして、第1,第2絶縁膜3,5の一
方の側辺から突出している背面電極6AをN個の背面電
極群に分割して成る各背面電極群の突出端を短絡パター
ンXA1,XA2,…,XANで短絡する。同様にして、上記
第1,第2絶縁膜3,5の他方の側辺から突出している背
面電極6BをN個の背面電極群に分割して成る各背面電
極群の突出端を短絡パターンXB1,XB2,…,XBNで短
絡する。
する際には次のようにする。薄膜ELパネル製造時に第
1,第2絶縁膜3,5の対向する両側辺から交互に一本置
きに外方に突出して形成された背面電極6を任意の数
“N"に分割する。そして、第1,第2絶縁膜3,5の一
方の側辺から突出している背面電極6AをN個の背面電
極群に分割して成る各背面電極群の突出端を短絡パター
ンXA1,XA2,…,XANで短絡する。同様にして、上記
第1,第2絶縁膜3,5の他方の側辺から突出している背
面電極6BをN個の背面電極群に分割して成る各背面電
極群の突出端を短絡パターンXB1,XB2,…,XBNで短
絡する。
【0024】また、薄膜ELパネル製造時に第1,第2
絶縁膜3,5の対向する両側辺の一方の側辺から突出し
て形成された透明電極2を短絡パターンYで短絡する。
また、第1,第2絶縁膜3,5の他方の側辺から突出して
形成された透明電極2を短絡パターンY'で短絡する。
絶縁膜3,5の対向する両側辺の一方の側辺から突出し
て形成された透明電極2を短絡パターンYで短絡する。
また、第1,第2絶縁膜3,5の他方の側辺から突出して
形成された透明電極2を短絡パターンY'で短絡する。
【0025】すなわち、本実施例においては、上記背面
電極6Aあるいは背面電極6Bを総て一つの短絡パター
ンで短絡するのではなく、任意の数に分割して短絡する
ことによって、XYブリッジ修正の際に駆動する薄膜E
Lパネルの容量を調整するのである。
電極6Aあるいは背面電極6Bを総て一つの短絡パター
ンで短絡するのではなく、任意の数に分割して短絡する
ことによって、XYブリッジ修正の際に駆動する薄膜E
Lパネルの容量を調整するのである。
【0026】上述のように、任意の数“N"に分割して
短絡された背面電極6Aおよび背面電極6Bに電圧パル
スを印加する場合には、例えば次のようにする。すなわ
ち、上記短絡パターンXA1,XB1→短絡パターンX
A2,XB2→…→短絡パターンXAN,XBNの順に電圧パ
ルスの印加経路を切り換えるスイッチを設ける。そし
て、このスイッチを順次切り換えることによって、電圧
パルスを、短絡パターンXA1,XB1と短絡パターンY,
Y'との間→短絡パターンXA2,XB2と短絡パターン
Y,Y'との間→…→短絡パターンXAN,XBNと短絡パ
ターンY,Y'との間に順次切り換える。
短絡された背面電極6Aおよび背面電極6Bに電圧パル
スを印加する場合には、例えば次のようにする。すなわ
ち、上記短絡パターンXA1,XB1→短絡パターンX
A2,XB2→…→短絡パターンXAN,XBNの順に電圧パ
ルスの印加経路を切り換えるスイッチを設ける。そし
て、このスイッチを順次切り換えることによって、電圧
パルスを、短絡パターンXA1,XB1と短絡パターンY,
Y'との間→短絡パターンXA2,XB2と短絡パターン
Y,Y'との間→…→短絡パターンXAN,XBNと短絡パ
ターンY,Y'との間に順次切り換える。
【0027】このようにして、上記薄膜ELパネルを駆
動してXYブリッジの修正を実施することによって、駆
動される薄膜ELパネルの容量を常に全表示容量の1/
Nにすることができる。その結果、大型で大表示容量の
薄膜ELパネルであっても一時に駆動される表示容量は
小さく、各XYブリッジ箇所に充分な電流を流すことが
できる。したがって、XYブリッジの修正を短時間に高
い修正率で実施できる。
動してXYブリッジの修正を実施することによって、駆
動される薄膜ELパネルの容量を常に全表示容量の1/
Nにすることができる。その結果、大型で大表示容量の
薄膜ELパネルであっても一時に駆動される表示容量は
小さく、各XYブリッジ箇所に充分な電流を流すことが
できる。したがって、XYブリッジの修正を短時間に高
い修正率で実施できる。
【0028】上記実施例においては、上述のように、各
背面電極6A,6Bを短絡する際に短絡パターンを用い
ているので、通電治具との接続時における作業性や確実
性を高めることができる。つまり、短絡パターンを用い
ない場合には、各背面電極6に同時に精度良い位置会わ
せが可能な通電治具が必要となり、その通電治具によっ
て精度良く位置会わせができない場合には通電ミスが発
生するのである。
背面電極6A,6Bを短絡する際に短絡パターンを用い
ているので、通電治具との接続時における作業性や確実
性を高めることができる。つまり、短絡パターンを用い
ない場合には、各背面電極6に同時に精度良い位置会わ
せが可能な通電治具が必要となり、その通電治具によっ
て精度良く位置会わせができない場合には通電ミスが発
生するのである。
【0029】また、上記実施例においては、上記背面電
極6を任意の数に分割しているが、透明電極2を分割し
てもよい。さらに、背面電極6と透明電極2との両電極
を分割すれば薄膜ELパネルの容量をより細かく調整で
き、XYブリッジ修正の修正率を飛躍的高めることがで
きる。
極6を任意の数に分割しているが、透明電極2を分割し
てもよい。さらに、背面電極6と透明電極2との両電極
を分割すれば薄膜ELパネルの容量をより細かく調整で
き、XYブリッジ修正の修正率を飛躍的高めることがで
きる。
【0030】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明の薄
膜ELパネルの欠陥修正方法は、透明電極群あるいは背
面電極群の少なくとも一方を複数のブロックに分割し、
絵素内において短絡した透明電極と背面電極との間に電
圧を印加するために上記透明電極群と背面電極群との間
に電圧を印加するに際して、上記分割された透明電極群
あるいは背面電極群に電圧を印加する場合には上記分割
された各ブロック単位に順次印加するようにしたので、
XYブリッジ修正時には上記ブロック単位で薄膜ELパ
ネルが駆動される。
膜ELパネルの欠陥修正方法は、透明電極群あるいは背
面電極群の少なくとも一方を複数のブロックに分割し、
絵素内において短絡した透明電極と背面電極との間に電
圧を印加するために上記透明電極群と背面電極群との間
に電圧を印加するに際して、上記分割された透明電極群
あるいは背面電極群に電圧を印加する場合には上記分割
された各ブロック単位に順次印加するようにしたので、
XYブリッジ修正時には上記ブロック単位で薄膜ELパ
ネルが駆動される。
【0031】このようにして、大表示容量の薄膜ELパ
ネルであっても、一時に駆動される表示容量を小さくし
てXYブリッジ箇所に十分な電流を流すことができる。
したがって、この発明によれば、大表示容量の薄膜EL
パネルであっても短時間に高い確率でXYブリッジを修
正できる。
ネルであっても、一時に駆動される表示容量を小さくし
てXYブリッジ箇所に十分な電流を流すことができる。
したがって、この発明によれば、大表示容量の薄膜EL
パネルであっても短時間に高い確率でXYブリッジを修
正できる。
【図1】この発明の薄膜ELパネルの欠陥修正方法にお
ける電極短絡の説明図である。
ける電極短絡の説明図である。
【図2】薄膜ELパネルの一部破断斜視図である。
【図3】従来例における電極短絡の説明図である。
【図4】従来例における図3とは異なる電極短絡の説明
図である。
図である。
【図5】図4および図5に示すように短絡された電極に
印加される電圧パルス波形の一例を示す図である。
印加される電圧パルス波形の一例を示す図である。
1…ガラス基板、 2…透明電極、3
…第1絶縁膜、 4…EL発光層、5
…第2絶縁膜、 6,6A,6B…背面
電極、XA1〜XAN,XB1〜XBN,Y,Y'…短絡パター
ン。
…第1絶縁膜、 4…EL発光層、5
…第2絶縁膜、 6,6A,6B…背面
電極、XA1〜XAN,XB1〜XBN,Y,Y'…短絡パター
ン。
Claims (1)
- 【請求項1】 薄膜エレクトロ・ルミネッセンス・パネル
を構成する平行に配列された複数の透明電極の夫々とこ
の透明電極に直交して平行に配列された複数の背面電極
の夫々との交差領域に形成された任意の絵素の内で上記
透明電極と背面電極とが短絡した際に、上記短絡した透
明電極と背面電極との間に電圧を印加して上記短絡した
両電極をオープンする薄膜エレクトロ・ルミネッセンス・
パネルの欠陥修正方法において、 透明電極群あるいは背面電極群の少なくとも一方を複数
のブロックに分割し、上記短絡した透明電極と背面電極
との間に電圧を印加するために上記透明電極群と背面電
極群との間に電圧を印加するに際して、上記分割された
透明電極群あるいは背面電極群に電圧を印加する場合に
は上記分割された各ブロック単位に順次印加することを
特徴とする薄膜エレクトロ・ルミネッセンス・パネルの欠
陥修正方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4210136A JPH0660982A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 薄膜エレクトロ・ルミネッセンス・パネルの欠陥修正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4210136A JPH0660982A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 薄膜エレクトロ・ルミネッセンス・パネルの欠陥修正方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0660982A true JPH0660982A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16584382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4210136A Pending JPH0660982A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 薄膜エレクトロ・ルミネッセンス・パネルの欠陥修正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0660982A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009028029A1 (ja) | 2007-08-24 | 2009-03-05 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | 偏波無依存導波型光干渉回路 |
-
1992
- 1992-08-06 JP JP4210136A patent/JPH0660982A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009028029A1 (ja) | 2007-08-24 | 2009-03-05 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | 偏波無依存導波型光干渉回路 |
| US8346030B2 (en) | 2007-08-24 | 2013-01-01 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Polarization-independent waveguide-type optical interference circuit |
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