JPH0643301A - 光学部品 - Google Patents
光学部品Info
- Publication number
- JPH0643301A JPH0643301A JP21863192A JP21863192A JPH0643301A JP H0643301 A JPH0643301 A JP H0643301A JP 21863192 A JP21863192 A JP 21863192A JP 21863192 A JP21863192 A JP 21863192A JP H0643301 A JPH0643301 A JP H0643301A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- structural unit
- iii
- photosensitive resin
- optical component
- base material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複屈折が小さく、かつ耐熱性に優れており、
しかも感光性樹脂層の密着性が高い光学部品を提供する
こと。 【構成】 ノルボルナン骨格、ジメタノペルヒドロナフ
タレン骨格又はトリメタノペルヒドロアントラセン骨格
を有するポリカーボネート、ポリエステルカーボネート
又はポリエステルからなる基材の表面に感光性樹脂槽が
設けられている光学部品。
しかも感光性樹脂層の密着性が高い光学部品を提供する
こと。 【構成】 ノルボルナン骨格、ジメタノペルヒドロナフ
タレン骨格又はトリメタノペルヒドロアントラセン骨格
を有するポリカーボネート、ポリエステルカーボネート
又はポリエステルからなる基材の表面に感光性樹脂槽が
設けられている光学部品。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学部品に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、回折格子、平板マイクロレンズア
レイ等の透明基材の表面に微細な凹凸を有する光学部品
が広く用いられている。例えば回折格子は、従来の分光
用途に加えて、光ディスクのピックアップ中のレーザー
ビーム分割用素子、画像表示装置の光学的ローパスフィ
ルターなどに使用されている。また、平板マイクロレン
ズアレイとしては、CCDまたは液晶パネルの各画素の
上に形成されたものがある。
レイ等の透明基材の表面に微細な凹凸を有する光学部品
が広く用いられている。例えば回折格子は、従来の分光
用途に加えて、光ディスクのピックアップ中のレーザー
ビーム分割用素子、画像表示装置の光学的ローパスフィ
ルターなどに使用されている。また、平板マイクロレン
ズアレイとしては、CCDまたは液晶パネルの各画素の
上に形成されたものがある。
【0003】現在、表面に凹凸を有する光学部品の作製
方法としては、(1)ガラス基板上にフォトレジストを
塗布し、レジストパターンを形成した後、ガラスをエッ
チングしてガラス面上に表面凹凸パターンを形成する方
法、(2)ポリメタクリル酸メチル(PMMA)等の透
明樹脂を用いて射出成形する方法、(3)ガラス、PM
MA、ビスフェノールA型のポリカーボネート(P
C)、非晶質ポリオレフィン等の透明樹脂基板上に感光
性樹脂膜を形成して、フォトリソグラフィーにより凹凸
を形成する方法がある。
方法としては、(1)ガラス基板上にフォトレジストを
塗布し、レジストパターンを形成した後、ガラスをエッ
チングしてガラス面上に表面凹凸パターンを形成する方
法、(2)ポリメタクリル酸メチル(PMMA)等の透
明樹脂を用いて射出成形する方法、(3)ガラス、PM
MA、ビスフェノールA型のポリカーボネート(P
C)、非晶質ポリオレフィン等の透明樹脂基板上に感光
性樹脂膜を形成して、フォトリソグラフィーにより凹凸
を形成する方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の表面に凹凸を有
する光学部品の作製方法には、それぞれ以下に述べるよ
うな問題点がある。(1)ガラス基板をエッチングして
凹凸パターンを形成する方法では精密に研磨されたガラ
ス基板を用いることにより、良好な光学特性および耐久
性が得られるが、フォトリソグラフィー工程およびエッ
チング工程が繁雑で、生産性が低い。(2)PMMA等
を用いた射出成形法は、生産性には優れているが、高精
度の金型を作成することが困難で時間がかかる上に、金
型作成に要するコストも大きい。(3)フォトリソグラ
フィーにより表面に凹凸を形成する方法のうち、基板と
してガラスを用いた場合は、光学性能および耐久性にお
いて優れているが、精密研磨されたガラス基板はコスト
が高い。又、基板として透明樹脂基板を用いた場合は、
低コストであるが、使用する基板材料に応じて次のよう
な問題がある。
する光学部品の作製方法には、それぞれ以下に述べるよ
うな問題点がある。(1)ガラス基板をエッチングして
凹凸パターンを形成する方法では精密に研磨されたガラ
ス基板を用いることにより、良好な光学特性および耐久
性が得られるが、フォトリソグラフィー工程およびエッ
チング工程が繁雑で、生産性が低い。(2)PMMA等
を用いた射出成形法は、生産性には優れているが、高精
度の金型を作成することが困難で時間がかかる上に、金
型作成に要するコストも大きい。(3)フォトリソグラ
フィーにより表面に凹凸を形成する方法のうち、基板と
してガラスを用いた場合は、光学性能および耐久性にお
いて優れているが、精密研磨されたガラス基板はコスト
が高い。又、基板として透明樹脂基板を用いた場合は、
低コストであるが、使用する基板材料に応じて次のよう
な問題がある。
【0005】PMMAでは飽和吸水率が約2%と大きい
ので、吸水による寸法変化が大きく、高湿度下における
使用では性能が低下する。又、ガラス転移温度が100
℃以下であるので、高温下での使用にも制限がある。P
Cでは、飽和吸水率が0.4%、ガラス転移温度が14
0℃と、吸水性および耐熱性の点ではPMMAよりも優
れているが、複屈折が大きく、特に偏光を用いる用途に
おいては使用不可能である。又、表面硬度が低く傷が付
き易い問題もある。非晶質のポリオレフィンでは、極性
基を有していないことから感光性樹脂との接着性が低い
という問題がある。
ので、吸水による寸法変化が大きく、高湿度下における
使用では性能が低下する。又、ガラス転移温度が100
℃以下であるので、高温下での使用にも制限がある。P
Cでは、飽和吸水率が0.4%、ガラス転移温度が14
0℃と、吸水性および耐熱性の点ではPMMAよりも優
れているが、複屈折が大きく、特に偏光を用いる用途に
おいては使用不可能である。又、表面硬度が低く傷が付
き易い問題もある。非晶質のポリオレフィンでは、極性
基を有していないことから感光性樹脂との接着性が低い
という問題がある。
【0006】本発明の目的は、複屈折が小さく、かつ耐
熱性に優れており、しかも感光性樹脂層の密着性が高い
光学部品を提供することにある。
熱性に優れており、しかも感光性樹脂層の密着性が高い
光学部品を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の本発明の目的は、
ノルボルナン骨格、ジメタノペルヒドロナフタレン骨格
又はトリメタノペルヒドロアントラセン骨格を有するポ
リカーボネート、ポリエステルカーボネート又はポリエ
ステルからなる基材の表面に感光性樹脂層が設けられて
いる光学部品によって達成される。
ノルボルナン骨格、ジメタノペルヒドロナフタレン骨格
又はトリメタノペルヒドロアントラセン骨格を有するポ
リカーボネート、ポリエステルカーボネート又はポリエ
ステルからなる基材の表面に感光性樹脂層が設けられて
いる光学部品によって達成される。
【0008】すなわち、本発明は下記一般式(I)ない
し(III)
し(III)
【化4】 でそれぞれ表される構造単位(I)ないし(III)から
なり、構造単位(I)のモル分率(x)が構造単位(I
I)のモル分率(y)及び構造単位(III)のモル分率
(z)の合計モル分率(y+z)と実質的に等しい樹脂
からなる基材、上記の構造単位(I)及び(II)からな
り、構造単位(I)のモル分率(x)が構造単位(II)
のモル分率(y)と実質的に等しい樹脂からなる基材、
又は上記の構造単位(I)及び(III)からなり、構造
単位(I)のモル分率(x)が構造単位(III)のモル
分率(z)と実質的に等しい樹脂からなる基材の表面に
感光性樹脂層が設けられていることを特徴とする光学部
品である。
なり、構造単位(I)のモル分率(x)が構造単位(I
I)のモル分率(y)及び構造単位(III)のモル分率
(z)の合計モル分率(y+z)と実質的に等しい樹脂
からなる基材、上記の構造単位(I)及び(II)からな
り、構造単位(I)のモル分率(x)が構造単位(II)
のモル分率(y)と実質的に等しい樹脂からなる基材、
又は上記の構造単位(I)及び(III)からなり、構造
単位(I)のモル分率(x)が構造単位(III)のモル
分率(z)と実質的に等しい樹脂からなる基材の表面に
感光性樹脂層が設けられていることを特徴とする光学部
品である。
【0009】本発明の樹脂において、一般式(I)で表
される構造単位(I)のモル分率(x)は略50モル%
である。一般式(II)で表される構造単位(II)のモル
分率(y)は50モル%以下の範囲であり、好ましくは
40モル%以上50モル%以下であることが好ましい。
含有率が20モル%未満であると吸水性が十分に低くな
い場合があり好ましくない。又、一般式(III)で表さ
れる構造単位(III)が少量含まれたポリエステルカー
ボネートより得られる基材は、構造単位(III)が全く
含まれていないポリカーボネートから得られる基材に比
べて力学的物性が優れる。構造単位(III)の好ましい
モル分率(z)は1モル%以上20モル%以下である。
なお、本発明の目的に沿う範囲内で少量の他の任意の構
造単位を含んでいても良い。その重合割合は通常10モ
ル%以下である。
される構造単位(I)のモル分率(x)は略50モル%
である。一般式(II)で表される構造単位(II)のモル
分率(y)は50モル%以下の範囲であり、好ましくは
40モル%以上50モル%以下であることが好ましい。
含有率が20モル%未満であると吸水性が十分に低くな
い場合があり好ましくない。又、一般式(III)で表さ
れる構造単位(III)が少量含まれたポリエステルカー
ボネートより得られる基材は、構造単位(III)が全く
含まれていないポリカーボネートから得られる基材に比
べて力学的物性が優れる。構造単位(III)の好ましい
モル分率(z)は1モル%以上20モル%以下である。
なお、本発明の目的に沿う範囲内で少量の他の任意の構
造単位を含んでいても良い。その重合割合は通常10モ
ル%以下である。
【0010】構造単位(I)におけるnとしては、耐熱
性が高く、又吸収率が小さい基材が得られる点から1又
は2であることが好ましく、原料化合物の製造が容易で
ある点から1であることがより好ましい。構造単位
(I)の具体例としては、以下のものが挙げられる。
性が高く、又吸収率が小さい基材が得られる点から1又
は2であることが好ましく、原料化合物の製造が容易で
ある点から1であることがより好ましい。構造単位
(I)の具体例としては、以下のものが挙げられる。
【化5】 又、構造単位(III)におけるAとしては、複屈折及び
吸水率が小さく、耐熱性が高い基材が得られる点から炭
素数20以下の2価の飽和脂環式炭化水素基が好まし
い。構造単位(III)の具体例として、以下のものが挙
げられる。
吸水率が小さく、耐熱性が高い基材が得られる点から炭
素数20以下の2価の飽和脂環式炭化水素基が好まし
い。構造単位(III)の具体例として、以下のものが挙
げられる。
【化6】
【0011】本発明における樹脂は公知の適当な方法に
より製造することができる。すなわち、対応する酸、そ
のエステル、酸塩化物(構造単位(II)に対してはホス
ゲン)、酸無水物、ジオール、そのエステル又はアルコ
キシド等を原料に用い、界面法、溶液法、溶融法等の方
法によって本発明の樹脂を得ることができる。反応の際
は必要に応じて触媒を使用することができる。触媒とし
ては、(1)種々のアルコキシド、(2)アルカリ金
属、(3)アルカリ金属の水素化物、(4)アルカリ金
属水酸化物、(5)金属ハロゲン化物等があげられる。
触媒の使用量は特に限定されないが、通常原料全体に対
して0.0001〜1モル%の範囲である。
より製造することができる。すなわち、対応する酸、そ
のエステル、酸塩化物(構造単位(II)に対してはホス
ゲン)、酸無水物、ジオール、そのエステル又はアルコ
キシド等を原料に用い、界面法、溶液法、溶融法等の方
法によって本発明の樹脂を得ることができる。反応の際
は必要に応じて触媒を使用することができる。触媒とし
ては、(1)種々のアルコキシド、(2)アルカリ金
属、(3)アルカリ金属の水素化物、(4)アルカリ金
属水酸化物、(5)金属ハロゲン化物等があげられる。
触媒の使用量は特に限定されないが、通常原料全体に対
して0.0001〜1モル%の範囲である。
【0012】反応の条件は用いる原料及び製造法により
異なるが、例えば対応するエステルとジオールとを用い
て溶融法により製造する場合には、原料と触媒とを窒
素、アルゴン、二酸化炭素等の不活性ガス雰囲気下で加
熱して撹拌し、発生するアルコール又はフェニルエステ
ルを用いる場合にはフェノールを留出させることにより
反応を進行させることができる。反応温度は用いる原
料、生成するアルコール又はフェノールの沸点等によっ
て異なるが、通常150〜300℃の範囲である。反応
時間は通常30分から10時間の範囲内から選ばれる。
反応の後半では必要に応じて系を減圧にして反応を追い
込むが、この際の圧は通常0.001〜100mmHg
の範囲である。生成した樹脂は粉末状、塊状、ペレット
状等任意の状態で反応漕から取り出すことができ、一般
の成形用透明樹脂と同様の方法で成形に供することがで
きる。
異なるが、例えば対応するエステルとジオールとを用い
て溶融法により製造する場合には、原料と触媒とを窒
素、アルゴン、二酸化炭素等の不活性ガス雰囲気下で加
熱して撹拌し、発生するアルコール又はフェニルエステ
ルを用いる場合にはフェノールを留出させることにより
反応を進行させることができる。反応温度は用いる原
料、生成するアルコール又はフェノールの沸点等によっ
て異なるが、通常150〜300℃の範囲である。反応
時間は通常30分から10時間の範囲内から選ばれる。
反応の後半では必要に応じて系を減圧にして反応を追い
込むが、この際の圧は通常0.001〜100mmHg
の範囲である。生成した樹脂は粉末状、塊状、ペレット
状等任意の状態で反応漕から取り出すことができ、一般
の成形用透明樹脂と同様の方法で成形に供することがで
きる。
【0013】本発明における樹脂の分子量については、
ゲルパーミエイションクロマトグラフィー(GPC)に
よる平均分子量(ポリスチレン換算)が10,000以
上100,000以下であることが好ましく、20,0
00以上80,000以下であることがより好ましい。
数平均分子量が10,000以下の樹脂は脆く、十分な
強度が得られず、数平均分子量が100,000以上の
樹脂を合成することは困難である。
ゲルパーミエイションクロマトグラフィー(GPC)に
よる平均分子量(ポリスチレン換算)が10,000以
上100,000以下であることが好ましく、20,0
00以上80,000以下であることがより好ましい。
数平均分子量が10,000以下の樹脂は脆く、十分な
強度が得られず、数平均分子量が100,000以上の
樹脂を合成することは困難である。
【0014】本発明における感光性樹脂としては、可視
光ないし深紫外光で感光し、現像処理によって凹凸が形
成されるものであれば種々のものを用いることができ
る。基材上に感光性樹脂層を形成する方法としては、ス
ピンコート法、ディップ法などが挙げられる。
光ないし深紫外光で感光し、現像処理によって凹凸が形
成されるものであれば種々のものを用いることができ
る。基材上に感光性樹脂層を形成する方法としては、ス
ピンコート法、ディップ法などが挙げられる。
【0015】なお、本発明の光学部品を構成する基材は
プレス成形法、押出成形法、射出成形法、射出圧縮成形
法等の溶融成形法、キャスト法等によって形成される。
プレス成形法、押出成形法、射出成形法、射出圧縮成形
法等の溶融成形法、キャスト法等によって形成される。
【0016】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を説明する。な
お、物性値の測定方法及び試験条件は下記の通りであ
る。 複屈折値:エリプソメーターを用いて633nmのレ
ーザー光を垂直入射させてシングルパスの値を測定し
た。 感光性樹脂膜の密着性:凹凸の形成された面にセロテ
ープを貼り付けた後で剥離して感光性樹脂膜の密着性を
確認した。 耐熱性:100℃のオーブン中に24時間放置し、外
観および回折効率に変化があるかどうか確認した。
お、物性値の測定方法及び試験条件は下記の通りであ
る。 複屈折値:エリプソメーターを用いて633nmのレ
ーザー光を垂直入射させてシングルパスの値を測定し
た。 感光性樹脂膜の密着性:凹凸の形成された面にセロテ
ープを貼り付けた後で剥離して感光性樹脂膜の密着性を
確認した。 耐熱性:100℃のオーブン中に24時間放置し、外
観および回折効率に変化があるかどうか確認した。
【0017】(実施例1)下記の式で示される2,3−
ジ(ヒドロキシメチル)−ペルヒドロ−1,4:5,8
−ジメタノナフタレン
ジ(ヒドロキシメチル)−ペルヒドロ−1,4:5,8
−ジメタノナフタレン
【化7】 と下記の式で示されるジフェニルカーボネート
【化8】 とを原料物質として用いて、テトラブチルアンモニウム
テトラフェニルボレートを触媒として、溶融重縮合反応
により下記の式に示すような構造を有する無色透明な樹
脂(数平均分子量(GPC換算):37000)からな
る長円筒状のチップを得た。
テトラフェニルボレートを触媒として、溶融重縮合反応
により下記の式に示すような構造を有する無色透明な樹
脂(数平均分子量(GPC換算):37000)からな
る長円筒状のチップを得た。
【化9】 チップを乾燥し、押し出し成形機にて、厚さ1mmの樹
脂板を成形し、直径150mmに切り出して円板状の透
明樹脂基材を作製した。上記基材上に市販のポジ型のフ
ォトレジストを厚さが0.2μmになるように塗布し、
乾燥した後、ピッチが30μmの1次元の線上の開口部
を有するフォトマスクを介して紫外線で露光した。アル
カリ水溶液で現像した後、乾燥し、さらに紫外線を全面
に照射することでレジストの着色を除き、回折格子を作
製した。
脂板を成形し、直径150mmに切り出して円板状の透
明樹脂基材を作製した。上記基材上に市販のポジ型のフ
ォトレジストを厚さが0.2μmになるように塗布し、
乾燥した後、ピッチが30μmの1次元の線上の開口部
を有するフォトマスクを介して紫外線で露光した。アル
カリ水溶液で現像した後、乾燥し、さらに紫外線を全面
に照射することでレジストの着色を除き、回折格子を作
製した。
【0018】(実施例2)原料物質として、2,3−ジ
(ヒドロキシメチル)−ペルヒドロ−1,4:5,8−
ジメタノナフタレンに代えて、下記の式
(ヒドロキシメチル)−ペルヒドロ−1,4:5,8−
ジメタノナフタレンに代えて、下記の式
【化10】 で示される化合物を用いる以外は実施例1と同様にし
て、下記の式に示す構造を有する無色透明な樹脂(数平
均分子量:33000)からなるチップを得て、これよ
り実施例1と同様にして回折格子を作製した。
て、下記の式に示す構造を有する無色透明な樹脂(数平
均分子量:33000)からなるチップを得て、これよ
り実施例1と同様にして回折格子を作製した。
【化11】
【0019】(実施例3)原料物質として、2,3−ジ
(ヒドロキシメチル)−ペルヒドロ−1,4:5,8−
ジメタノナフタレンと下記の式
(ヒドロキシメチル)−ペルヒドロ−1,4:5,8−
ジメタノナフタレンと下記の式
【化12】 で示される化合物との混合物(モル比:1対1)を用い
る以外は実施例1と同様にして、下記の式に示す構造を
有する無色透明な樹脂(数平均分子量:39000)か
らなるチップを得て、これより実施例1と同様にして回
折格子を作製した。
る以外は実施例1と同様にして、下記の式に示す構造を
有する無色透明な樹脂(数平均分子量:39000)か
らなるチップを得て、これより実施例1と同様にして回
折格子を作製した。
【化13】
【0020】(実施例4)原料物質として実施例1で用
いた2,3−ジ(ヒドロキシ)−ペルヒドロ−1,4:
5,8−ジメタノナフタレンとジフェニルカーボネート
及び下記の式(IV)
いた2,3−ジ(ヒドロキシ)−ペルヒドロ−1,4:
5,8−ジメタノナフタレンとジフェニルカーボネート
及び下記の式(IV)
【化14】 で表される化合物との混合物(モル比:10対9対1)
を用いる以外は実施例1と同様にして下記の式に示す構
造を有する無色透明な樹脂(平均分子量:29000)
からなるチップを得て、これより実施例1と同様にして
回折格子を作製した。
を用いる以外は実施例1と同様にして下記の式に示す構
造を有する無色透明な樹脂(平均分子量:29000)
からなるチップを得て、これより実施例1と同様にして
回折格子を作製した。
【化15】
【0021】(実施例5)原料物質として、実施例1で
用いた2,3−ジ(ヒドロキシ)−ペルヒドロ−1,
4:5,8−ジメタノナフタレンと上記の式(IV)で示
される化合物との混合物(モル比:1対1)を用いる以
外は実施例1と同様にして、下記の式に示す構造を有す
る無色透明な樹脂(数平均分子量:32000)からな
るチップを得て、これより実施例1と同様にして回折格
子を作製した。
用いた2,3−ジ(ヒドロキシ)−ペルヒドロ−1,
4:5,8−ジメタノナフタレンと上記の式(IV)で示
される化合物との混合物(モル比:1対1)を用いる以
外は実施例1と同様にして、下記の式に示す構造を有す
る無色透明な樹脂(数平均分子量:32000)からな
るチップを得て、これより実施例1と同様にして回折格
子を作製した。
【化16】
【0022】(比較例1)基材材料としてPMMA
((株)クラレ製パラペットH−1000)を用いて、
実施例1と同様にして回折格子を作製した。 (比較例2)基材材料としてPC(帝人化成(株)製パ
ンライトAD−5503)を用いて、実施例1と同様に
して回折格子を作製した。 (比較例3)基材材料として脂環式ポリオレフィン(日
本ゼオン(株)製ゼオネックス280)を用いて、実施
例1と同様にして回折格子を作製した。
((株)クラレ製パラペットH−1000)を用いて、
実施例1と同様にして回折格子を作製した。 (比較例2)基材材料としてPC(帝人化成(株)製パ
ンライトAD−5503)を用いて、実施例1と同様に
して回折格子を作製した。 (比較例3)基材材料として脂環式ポリオレフィン(日
本ゼオン(株)製ゼオネックス280)を用いて、実施
例1と同様にして回折格子を作製した。
【0023】上記の実施例1〜5および比較例1〜3で
作製した回折格子について、複屈折、膜密着性及び耐熱
性の測定結果を表1に示す。
作製した回折格子について、複屈折、膜密着性及び耐熱
性の測定結果を表1に示す。
【表1】
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、複屈折が小さく、かつ
耐熱性に優れており、しかも感光性樹脂層の密着性が高
い光学部品が提供される。
耐熱性に優れており、しかも感光性樹脂層の密着性が高
い光学部品が提供される。
Claims (3)
- 【請求項1】 下記の一般式(I)ないし(III) 【化1】 でそれぞれ表される構造単位(I)ないし(III)から
なり、構造単位(I)のモル分率(x)が構造単位(I
I)のモル分率(y)及び構造単位(III)のモル分率
(z)の合計モル分率(y+z)と実質的に等しい樹脂
からなる基材の表面に感光性樹脂層が設けられているこ
とを特徴とする光学部品。 - 【請求項2】 下記の一般式(I)及び(II) 【化2】 でそれぞれ表される構造単位(I)及び(II)からな
り、構造単位(I)のモル分率(x)が構造単位(II)
のモル分率(y)と実質的に等しい樹脂からなる基材の
表面に感光性樹脂層が設けられていることを特徴とする
光学部品。 - 【請求項3】 下記の一般式(I)及び(III) 【化3】 でそれぞれ表される構造単位(I)及び(III)からな
り、構造単位(I)のモル分率(x)が構造単位(II
I)のモル分率(z)と実質的に等しい樹脂からなる基
材の表面に感光性樹脂層が設けられていることを特徴と
する光学部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21863192A JPH0643301A (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 光学部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21863192A JPH0643301A (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 光学部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0643301A true JPH0643301A (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=16722981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21863192A Pending JPH0643301A (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 光学部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643301A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010048997A (ja) * | 2008-08-21 | 2010-03-04 | Asahi Glass Co Ltd | 撮像レンズ |
| WO2018062326A1 (ja) * | 2016-09-28 | 2018-04-05 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 光学フィルム、位相差フィルム、偏光板 |
| WO2018062328A1 (ja) * | 2016-09-28 | 2018-04-05 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 光学用ポリエステルフィルム及び透明導電性フィルム |
-
1992
- 1992-07-23 JP JP21863192A patent/JPH0643301A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010048997A (ja) * | 2008-08-21 | 2010-03-04 | Asahi Glass Co Ltd | 撮像レンズ |
| WO2018062326A1 (ja) * | 2016-09-28 | 2018-04-05 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 光学フィルム、位相差フィルム、偏光板 |
| WO2018062328A1 (ja) * | 2016-09-28 | 2018-04-05 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 光学用ポリエステルフィルム及び透明導電性フィルム |
| CN109791245A (zh) * | 2016-09-28 | 2019-05-21 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 光学膜、相位差膜、偏光板 |
| KR20190058557A (ko) * | 2016-09-28 | 2019-05-29 | 미츠비시 가스 가가쿠 가부시키가이샤 | 광학 필름, 위상차 필름 및 편광판 |
| US10981366B2 (en) | 2016-09-28 | 2021-04-20 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Optical polyester film and transparent conductive film |
| US11016232B2 (en) | 2016-09-28 | 2021-05-25 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Optical film, retardation film, and polarizing plate |
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