JPH0596504U - 圧油供給装置 - Google Patents
圧油供給装置Info
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- JPH0596504U JPH0596504U JP4516892U JP4516892U JPH0596504U JP H0596504 U JPH0596504 U JP H0596504U JP 4516892 U JP4516892 U JP 4516892U JP 4516892 U JP4516892 U JP 4516892U JP H0596504 U JPH0596504 U JP H0596504U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 面積が異なる第1室と第2室を有するシリン
ダより成るアクチェエータを同一速度で伸長・縮少でき
るようにする。 【構成】 チェック弁63と減圧弁部74で圧力補償弁
75とし、この圧力補償弁75の出力側に方向制御弁5
5を設ける。弁ブロック30にスプール孔31に開口し
た入力ポート44、第1・第2負荷圧検出ポート45,
46、第1・第2アクチェエータポート34,35、第
1・第2タンクポート47,48をそれぞれ形成し、こ
のスプール孔31に各ポートを連通・遮断する主スプー
ル49を嵌挿して方向制御弁55とし、この主スプール
49に中間小径部52と第1・第2切欠部101,10
2を形成して、主スプール49を左右に摺動した時に入
力ポート44の圧油を第1又は第2切欠部101,10
2より第1又は第2アクチェエータポート34,35に
供給する。
ダより成るアクチェエータを同一速度で伸長・縮少でき
るようにする。 【構成】 チェック弁63と減圧弁部74で圧力補償弁
75とし、この圧力補償弁75の出力側に方向制御弁5
5を設ける。弁ブロック30にスプール孔31に開口し
た入力ポート44、第1・第2負荷圧検出ポート45,
46、第1・第2アクチェエータポート34,35、第
1・第2タンクポート47,48をそれぞれ形成し、こ
のスプール孔31に各ポートを連通・遮断する主スプー
ル49を嵌挿して方向制御弁55とし、この主スプール
49に中間小径部52と第1・第2切欠部101,10
2を形成して、主スプール49を左右に摺動した時に入
力ポート44の圧油を第1又は第2切欠部101,10
2より第1又は第2アクチェエータポート34,35に
供給する。
Description
【0001】
本考案は、1つの油圧ポンプの吐出圧油を複数のアクチェエータに供給する圧 油供給装置に関する。
【0002】
特開昭60−11706号公報に示す圧油供給装置が知られている。 すなわち、図1に示すように油圧ポンプ1の吐出導管2に複数の圧力補償弁3 ,13を並列に接続し、各圧力補償弁3,13の出口導管4,14に方向制御弁 5,15をそれぞれ設けこの各方向制御弁5,15の出力側をアクチュエータ6 ,16にそれぞれ接続し、前記圧力補償弁3,13をポンプ吐出圧と方向制御弁 出口圧で開き方向に押され、方向制御弁入口圧と最も高い負荷圧で閉じ方向に押 される構造とした圧油供給装置である。 この圧油供給装置であれば、複数の方向制御弁3,13を同時操作した時に各 アクチュエータにポンプ吐出圧油を所定の分配比で供給できる。
【0003】 かかる圧油供給装置であるとアクチュエータの負荷圧を比較して高い方の負荷 圧を圧力補償弁に供給するためにシャトル弁7が必ず必要であり、しかもこのシ ャトル弁7はアクチュエータの数より1つ少ない数だけ必要であり、それだけコ ストが高くなる。 また、前述の図1に示す圧油供給装置であると2つのアクチュエータ6,12 をともに作動させ、それらの負荷圧のうち、アクチュエータ6側の負荷圧が大き いとする。このときは、導管8内の圧力が最高負荷圧としてシャトル弁7によっ て導管9に導かれる。次に、負荷圧が変動して、アクチュエータ16側の負荷圧 の方がアクチュエータ6側の負荷圧より大きくなったとする。その際、すなわち シャトル弁7が切換わる際、シャトル弁7内の吹きぬけにより導管18内の圧力 がぬけ、他方の導管8内の圧力が押しこめられる。そのため、シャトル弁7の切 換え時、過渡的にアクチュエータ6は自然降下しアクチュエータ6は加速される 。 そこで、本出願人は先に前述の課題を解決できるようにした圧油供給装置を出 願した。
【0004】
かかる圧油供給装置は図2に示すように、油圧ポンプ20の吐出路21に複数 の方向制御弁22を設け、この各方向制御弁22の入口側にチェック弁部23と 減圧弁部24より成る圧力補償弁25をそれぞれ設けたものであり、この方向制 御弁22と圧力補償弁25は図3に示すように構成してある。 すなわち、弁本体19のスプール孔10にスプール11を嵌挿して方向制御弁 22とし、そのスプール11に連通用溝17を形成してスプール11を左右に摺 動することで補償弁部25の出口ポート12を第1又は第2ポート26,27よ り第1又は第2アクチェエータポート28,29に連通してアクチェエータ6の 第1室6a又は第2室6bに供給するようにしてある。 このために、第1・第2アクチェエータポート28,29への供給流量、つま りアクチェエータ6の第1室6a、第2室6bへの供給流量は1つの連通用溝1 7の開口によって決定され、スプール11を左右に同一ストローク操作した時の アクチェエータ6の第1室6a、第2室6bへの供給流量が等しくなり、シリン ダより成るアクチェエータ6の第1室6aと第2室6bの面積に差があるためア クチェエータ6を伸長、縮少する時の速度が異なってアクチェエータ6を精度良 く動作制御できない。
【0005】 そこで、本考案は前述の課題を提供できるようにした圧油供給装置を提供する ことを目的とする。
【0006】
チェック弁部63と減圧弁部74より成る圧力補償弁75と、この圧力補償弁 75の出力側に設けた方向制御弁55とを備えた圧油供給装置において、弁ブロ ック30にスプール孔31に開口した入力ポート44、第1・第2負荷圧検出ポ ート45,46、第1・第2アクチェエータポート34,35、第1・第2タン クポート47,48をそれぞれ形成し、このスプール孔31に各ポートを連通・ 遮断する主スプール49を嵌挿して方向制御弁55とし、この主スプール49に 入力ポート44に臨む中間小径部52及びこの中間小径部52に開口し入力ポー ト44を前記第1・第2負荷圧検出ポート45,46に連通制御する第1・第2 切欠部101,102を形成した圧油供給装置。
【0007】
主スプール49を左又は右に摺動すると入力ポート44が第1切欠部101又 は第2切欠部102を経て第1又は第2アクチェエータポート34,35に連通 するので、主スプール49を左又は右と同一ストローク操作した時に第1又は第 2アクチェエータポート34,35に供給する流量を第1・第2切欠部101, 102の幅あるいは深さを異ならせることでそれぞれ異なる流量とすることがで きるから、シリンダ等のアクチェエータの面積が異なる第1室と第2室への供給 流量を異ならせてアクチェエータを伸長、縮少する時の速度を等しくできる。
【0008】
図4に示すように、弁ブロック30は略直方体形状となり、この弁ブロック3 0の上部寄りにスプール孔31が左右側面32,33に開口して形成され、この スプール孔31に開口した第1・第2アクチュエータポート34,35が上面3 6に開口して形成してあり、弁ブロック30の下部寄りには左側面32に開口し たチェック弁用孔37と右側面33に開口した減圧弁用孔38が同心状に形成さ れ、前記チェック弁用孔37に開口したポンプポート39が前後面40,41に 開口して形成され、前記減圧弁孔38に開口した第1、第2ポート42,43が 前後面40,41に開口して形成してあり、複数の弁ブロック30の前後面40 ,41を突き合せて連結すると各ポンプ・第1・第2ポート39,42,43が 連通するようにしてある。 図5に示すように、前記弁ブロック30にはスプール孔31に開口した入力ポ ート44、第1・第2負荷圧検出ポート45,46、前記第1・第2アクチュエ ータポート34,35、第1、第2タンクポート47,48が形成され、そのス プール孔31に嵌挿した主スプール49には第1・第2小径部50,51と中間 小径部52が形成してあり、弁本体30には第1・第2負荷圧検出ポート45, 46を連通する油孔100が形成され、主スプール49には第2負荷圧検出ポー ト46と第2タンクポート48を連通・遮断する油路54が形成され、主スプー ル49はスプリング53で各ポートを遮断し、油路54で第2負荷圧検出ポート 46と第2タンクポート48を連通する中立位置Aに保持され、図6に示すよう に主スプール49を右方に摺動すると第2小径部51で第2アクチュエータポー ト35を第2タンクポート48に連通し、中間小径部52と第1切欠部101で 入力ポート44が第2負荷圧検出ポート46に連通し、第1小径部50で第1ア クチュエータポート34が第1負荷圧検出ポート45に連通し、かつ第2負荷圧 検出ポート46と第2タンクポート48が遮断する第1圧油供給位置Bとなり、 図7に示すように主スプール49を左方に摺動すると第1小径部50で第1アク チュエータポート34を第1タンクポート47に連通し、中間小径部52と第2 切欠部102で入力ポート44が第1負荷圧検出ポート45に連通し、第2小径 部51で第2アクチュエータポート35が第2負荷圧検出ポート46に連通し、 かつ第2負荷圧検出ポート46と第2タンクポート48が遮断する第2圧油供給 位置Cとなって方向制御弁55を構成している。 このようであるから、第1切欠部101と第2切欠部102の幅あるいは深さ を異ならせることで主スプール49を左右に同一ストローク摺動した時に第1ア クチェエータポート34と第2アクチェエータポート35に供給する流量を異な らせることができる。 前記チェック弁用孔37は油路56で入力ポート44に開口し、そのチェック 弁用孔37には前記ポンプポート39と入力ポート44を連通遮断する弁60が 嵌挿され、その弁60はプラグ61に設けたストッパ杆62で図示位置より左方 に摺動しないように規制されて遮断位置に保持されてチェック弁部63を構成し ている。 前記減圧弁用孔38は第3ポート57と油路58で第2負荷圧検出ポート46 に連通し、この減圧弁用孔38にはスプール64が嵌挿されて第1圧力室65と 第2圧力室66を形成し、第1圧力室65は第3ポート57に連通し、第2圧力 室66は第2ポート43に連通し、前記スプール64の盲穴67に挿入したフリ ーピストン68と盲穴67底部との間にばね69が設けられてフリーピストン6 8はプラグ70に当接し、かつスプール64に一体的に設けた押杆71が透孔7 2より突出して前記弁60をストッパ杆62に当接しており、前記スプール64 には第1ポート42を盲穴67に連通する細孔73が形成されて減圧弁部74を 構成し、この減圧弁部74と前記チェック弁部63とで圧力補償弁75を構成し ている。 このようであるから、複数の弁ブロック30を前後面40,41相互を重ね合 せて連結すれば、各弁ブロック30のポンプ・第1・第2ポート39,42,4 3が連通するから、図8に示すように油圧ポンプ80の吐出路81をポンプポー ト39、第1ポート42に連通し、第2ポート43に負荷圧検出路82を接続す れば図9に示すように図2と同様の油圧回路を構成できる。 なお、弁ブロック30を1つとしてスプール孔31、チェック弁用孔37、減 圧弁用孔38を複数形成し、ポンプ・第1・第2ポート39,42,43を各チ ェック弁用孔37、減圧弁用孔38に亘って形成しても良い。 図9において、83は油圧ポンプ80の吐出流量を制御する斜板、84はサー ボシリンダ、85はポンプ調整用方向制御弁である。
【0009】 次に作動を図9に基づいて説明する。 方向制御弁55が中立位置Aのとき。 油圧ポンプ80によってタンク86から吸上げられた油は、吐出路81を通っ てチェック弁部63の開く方向の圧力室aに案内される。この時、減圧弁部74 の圧力室65,66は、ともにタンク86に通じているので、この圧力室65, 66の圧力はともにゼロで、よって減圧弁部74は、弱いばね69によって押さ れ杆体71がチェック弁部63に当接しているだけである。 一方、ポンプ吐出圧は、ポンプ調整用方向制御弁85のばね87によって負荷 圧検出路82の圧力との差圧がある一定に保たれる。いま、この差圧を20kg /cm2 とすると負荷圧検出路82の圧力はゼロなので、ポンプ吐出圧は20k g/cm2 まで上昇し、同時にチェック弁部63の圧力室aにポンプ吐出圧が流 入して方向制御弁55の入口圧(チェック弁部63の出口圧)がポンプ吐出圧と 等しくなるまでストロークし、等しくなれば、弱いばね69によってレシートす る。 減圧弁部74は、ストロークエンド時のみ、ポンプ吐出路81と圧力室66を 連通させる一方、チェック弁部63は、ストロークエンドに達する前に、ポンプ 吐出路81と出口側を連通させるので、方向制御弁55が中立位置Aのときは、 ポンプ吐出路81と圧力室66が連通することはなく、圧力室65の圧力はゼロ のままである。
【0010】 方向制御弁55のいずれか一方のみ第1圧油供給位置Bにストロークさせる とき。 いま、左側の方向制御弁55を第1圧油供給位置Bにストロークさせ、右側の 方向制御弁55は、中立位置Aとする。 方向制御弁55をストロークさせ入力ポート44と第1アクチュエータポート 34を接続させ、同時に、第2アクチュエータ35と第2タンクポート48を接 続させる。この時第1アクチュエータポート34とアクチュエータ88を接続す る導管89内の圧力(負荷圧)がポンプ吐出圧(20kg/cm2 )より大きい ときはチェック弁部63が圧力室bの圧力でレシートするため、アクチュエータ 88の自然降下を防止することができる。 アクチュエータ88の導管89の圧力、すなわち負荷圧が油孔100、通路5 8より減圧弁部74の一方の圧力室65に導かれる。他方の圧力室66の圧力は ゼロであるため、減圧弁部74は、チェック弁部63から解離する方向にストロ ークエンドまでストロークし、減圧弁部74の絞りを介して、ポンプ吐出路81 と負荷圧検出路82が連通する。前記導管89内の圧力(負荷圧)がポンプ吐出 圧(=20kg/cm2 )より大きいときは、チェック弁部63の圧力室bの圧 力で閉じ、その圧力が、減圧弁部74の一方の圧力室65に導かれるため、他方 の圧力室66とポンプ吐出路81が連通しても、減圧弁部74はストロークした ままである。一方、導管41内の圧力(負荷圧)がポンプ吐出圧(=20Kg/ cm2 )より小さいときは、その負荷圧が減圧弁部74の一方の圧力室65に導 かれ、減圧弁部74が一方の圧力室65の圧力でストロークするが、他方の圧力 室66の圧力が一方の圧力室65の圧力(すなわち負荷圧)まで上昇すると、弱 いばね69によって閉じチェック弁部63に当接する。 いずれの場合でも、減圧弁部74は、一方の圧力室65内の圧力と他方の圧力 室66内の圧力が等しくなるまで、ポンプ吐出路81と圧力室66を連通させ、 両圧力室65,66内の圧力が等しくなれば弱いばね69によって閉じチェック 弁部63に当接する。結果として負荷圧検出路82内の圧力は、負荷圧と等しく なり、ポンプ吐出圧は、ポンプ調整用方向制御弁85によって、ある差圧(ここ では20kg/cm2 )分だけ、負荷圧検出路82内の圧力より高い圧力に制御 される。このポンプ吐出圧は、チェック弁部63を介して、入力ポート44に導 かれているので、すなわち、方向制御弁55の入口圧と出口圧(=負荷圧)の間 には、差圧(=20kg/cm2 )が保たれることになる。よって、方向制御弁 55のストロークに伴なう入口側と出口側の間の絞りの開口面積の変化によって のみ、アクチュエータ88へ供給される流量が制御される。 方向制御弁55をストロークさせる際、アクチュエータ88の導管89あるい は90と負荷圧導入用の油孔100が接続され、一方、第2油路53は、減圧弁 部74の一方の圧力室65と接続されているが、減圧弁部74において負荷圧は 、パイロット圧力(減圧弁部のセット圧力)としてのみ使われるので、その圧力 がぬけることはなく、すなわち、方向制御弁55をストロークさせた際、負荷圧 がぬけることによるアクチュエータ88の自然降下はない。
【0011】 前記負荷圧検出路82はもう一方の方向制御弁55に配設されている圧力補償 弁75の減圧弁部74の他方の圧力室66にも接続されているが、減圧弁部74 の一方の圧力室65は、方向制御弁55の中立位置Aによってタンク86と接続 しているため、負荷圧導入用の第1油路53内の圧力はゼロで、よって圧力室6 6内の圧力によって減圧弁部74は、チェック弁部63を閉じる方向に付勢する 。 一方、チェック弁部74を開く方向の圧力室aには、ポンプ吐出路81よりポン プ吐出圧が導かれるため、全体として、ポンプ吐出圧と負荷圧検出路82内の圧 力の差圧分(=20kg/cm2 )によってチェック弁部63及び減圧弁部74 をチェック弁部63の開く方向にストロークさせるが、わずかにストロークし入 力ポート44の圧力がその差圧(=20kg/cm2 )になれば、弱いばね69 によってレシートし、結果として、ストロークエンドまで減圧弁部74がストロ ークすることはなく、方向制御弁55側の油圧制御には、何ら影響することはな い。
【0012】 方向制御弁55のいずれも第1圧油供給位置Bにストロークさせるとき。 −各アクチュエータ88に必要とされる流量の合計が油圧ポンプ20の最 大吐出流量以下のとき。 いま、方向制御弁55をともに第1圧油供給位置Bにストロークさせ、各入力 ポート44と各導管89と各負荷圧導用の油孔100をそれぞれ接続させたとす る。 一方の減圧弁部74は、圧力室66内の圧力が一方の圧力室65内の圧力に等 しくなるまで、また他方の減圧弁部74は、圧力室66内の圧力が、一方の圧力 室65内の圧力に等しくなるまで、それぞれストロークエンドまでストロークし たままである。いま、二つのアクチュエータ88,88の負荷圧のうち、左側の アクチュエータ88の負荷圧がより大きいとする。仮に、左側アクチュエータ2 6の負荷圧を100(kg/cm2 )、右側のアクチュエータ27の負荷圧を1 0(kg/cm2 )とする。負荷圧検出路82は、絞り91を介してタンク86 と接続されているので、方向制御弁ストローク前は負荷圧検出路82内の圧力は ゼロである。よって、各減圧弁部74は負荷圧検出用の油孔100内の圧力によ ってもストロークし、ポンプ吐出圧が圧力検出導管34内の圧力と連通させる。 負荷圧検出路82内の圧力が低圧側である右側のアクチュエータ88の導管9 0内の圧力(10kg/cm2 )まで上昇すると、まず、右方の圧力補償弁75 の減圧弁部74が閉じる。左方の圧力補償弁90の減圧弁部74はストロークし たままであり、負荷圧検出路82内の圧力はポンプ吐出圧(20kg/cm2 ) と等しくなるまで上昇する。このとき高圧側である左側のアクチュエータ88の 方向制御弁55の入力ポート44の圧力は100(kg/cm2 )であり、圧力 補償弁75のチェック弁部63は閉じていて、減圧弁部74とは解離している。 一方圧力補償弁75の減圧弁部74は、二つの圧力室65と66内の圧力の差( 20−10=10kg/cm2 )でチェック弁部63を閉じる方向に付勢する。 一方、チェック弁部63の開く方向の圧力室a内の圧力(ポンプ吐出圧)は20 (kg/cm2 )であるため、結果として方向制御弁55の入力ポート44の圧 力が10(kg/cm2 )になるまでチェック弁部63が開いた後、弱いばね6 9によってレシートする。 ポンプ調整用方向制御弁85によって、ある差圧(20kg/cm2 )分だけ 、負荷圧検出路82内の圧力(20kg/cm2 )より高い圧力にポンプ吐出圧 が制御される(40kg/cm2 )。このときも高圧側の圧力補償弁75のチェ ック弁部63は閉じたままで減圧弁部74はストロークしたままで負荷圧検出路 82内の圧力は40(kg/cm2 )となり、一方、低圧側の圧力補償弁75の 減圧弁部74は、負荷圧検出路82と負荷圧導入用の第1油路53内の圧力差( =30kg/cm2 )でチェック弁部63を閉じる方向に付勢し、結果として方 向制御弁55の入力ポート44の圧力は10kg/cm2 のままである。 このようにして、負荷圧検出路82内の圧力とポンプ吐出圧が上昇し続け、や がてポンプ吐出圧が高圧側のアクチュエータ88の負荷圧(100kg/cm2 )と等しくなると、高圧側の圧力補償弁75の減圧弁部63の二つの圧力室65 と66内の圧力はともに100kg/cm2 となり、弱いばね69によって、閉 じてチェック弁部63に当接する。このとき低圧側の圧力補償弁75の減圧弁部 74は負荷圧検出路82と負荷圧導入用の第1油路53内の圧力差(100−1 0=90kg/cm2 )でチェック弁部63を閉じる方向に付勢し、結果として 低圧側の方向制御弁55の入力ポート44の圧力は10kg/cm2 のままであ る。 再び、ポンプ調整用方向制御弁85によって、ポンプ吐出圧が120(kg/ cm2 )に制御される。 このとき高圧側の圧力補償弁75の減圧弁部63は、弱いばね69によってチ ェック弁部63に当接しているだけであり、チェック弁部63の二つの圧力室a とbの圧力差によって、ここで始めてチェック弁部63が開き、ポンプ吐出圧( 120kg/cm2 )が方向制御弁55の入力ポート44に導かれる。一方、低 圧側の圧力補償弁75の減圧弁部74は負荷圧検出路82と負荷圧導入用の第1 油路53内の圧力差(=90kg/cm2 )分でチェック弁部63を閉じる方向 に付勢し続けるが、チェック弁部63の開く方向の圧力室a内の圧力が120( kg/cm2 )になったので方向制御弁55の入口ポート44の圧力が30(k g/cm2 )(120−90)となる状態で、チェック弁部63及び減圧弁部7 4が圧力バランスする。すなわち、チェック弁部63及び減圧弁部74はわずか にストロークし、チェック弁部63において、120kg/cm2 から30kg /cm2 になるように絞っている状態となる。 ここで初めて、この油圧制御系はつり合い、高圧側の方向制御弁55の入力ポ ート44の圧力が120kg/cm2 、低圧側の方向制御弁55の入力ポート4 4の圧力が30kg/cm2 となり、すなわち、二つの方向制御弁55,55の 入口圧と出口圧(負荷圧)の差は、ともに20kg/cm2 に保たれることによ り、二つの方向制御弁55,55はともに、ストローク分だけで、アクチュエー タ88,88に供給する流量を制御することができるようになる。
【0013】 −各アクチュエータ88,88に必要とされる流量の合計が油圧ポンプ8 0の最大吐出流量以上のとき。 いま、アクチュエータ88,88の負荷圧および必要流量を左側のアクチュエ ータ88が100kg/cm2 、501/min、右側のアクチュエータ88が 10kg/cm2 、501/minとする。油圧ポンプ80の最大吐出流量が1 001/min以上のときは、前述の通り、方向制御弁55,55の入口圧と出 口圧の差が一定に保たれる(=20kg/cm2 )ため、ストロークによって流 量制御ができ、501/minずつ流量分配することはできる。 次に、油圧ポンプ80の最大吐出量が701/minになったとする。二つの 方向制御弁55,55の入口圧は前述の通り120kg/cm2 、30kg/c m2 であるので、高圧側の方向制御弁55への流量が501/minから201 /minに減る。低圧側の方向制御弁55への流量は、501/minのままで ある。二つの方向制御弁55,55のストローク(開口面積)を変えないとする と、高圧側の方向制御弁55の入口圧と出口圧の差圧が流量が減った分、20k g/cm2 から下がる。いま、差圧が14kg/cm2 、すなわち、入口圧が、 120kg/cm2 から114(100+14)kg/cm2 に下がったとする 。この時圧力補償弁75の減圧弁部74の二つの圧力室65,66の圧力は、と もに100kg/cm2 のままであるから、減圧弁部74は弱いばね69によっ てチェック弁部63に当接しているだけであり、チェック弁部63の閉じる方向 の圧力室b内の圧力が120kg/cm2 から114kg/cm2 に減少すれば 、チェック弁部63が開いたまま(ストロークエンド)で、チェック弁部63の 開く方向の圧力室a内の圧力、すなわち、ポンプ吐出圧が120kg/cm2 か ら114kg/cm2 に減少する。この時(ポンプ吐出流量不足時)にはポンプ 吐出圧は、ポンプ調整用方向制御弁85の制御によらなくなる。 一方、低圧側の圧力補償弁75の減圧弁部74の二つの圧力室65と66は、 100kg/cm2 、10kg/cm2 のままで、その差圧90kg/cm2 で チェック弁部63の閉じる方向に付勢し続ける。一方、チェック弁部63の開く 方向の圧力室a内の圧力、すなわちポンプ吐出圧が114kg/cm2 に減少し たので、チェック弁部63の閉じる方向の圧力室b内の圧力が30kg/cm2 から24kg/cm2 に減少した状態でチェック弁部63及び減圧弁部74が圧 力バランスする。よって、低圧側の方向制御弁55の入口圧と出口圧の差圧は2 0kg/cm2 から14kg/cm2 (24−10)に減少する。方向制御弁5 5のこの差圧の減少により低圧側のアクチュエータ88への供給流量は501/ minから減少し、その分高圧側のアクチュエータ88への供給流量が201/ minから増える。 すなわち、方向制御弁55および55の入口圧と出口圧の差圧が等しく、かつ 、二つのアクチュエータ88,88への供給量がともに351/minずつに分 配される状態で、この油圧制御系がつり合う。
【0014】 一つの油圧ポンプ80によって負荷されるアクチュエータが3つ以上のとき 。 アクチュエータが3つ以上のときも、方向制御弁と油圧ポンプの間に、同じチ ェック弁部63及び減圧弁部74を備えた圧力補償弁75を配設し、各減圧弁部 の閉じる方向の圧力差を負荷圧検出路82によってすべて連通するだけで、アク チュエータが3つ以上のときも前述の作動原理による作動が実現される。 以上の実施例では油圧ポンプ80を可変容量型としたが、油圧ポンプ80を固 定容量型としても良く、この場合には油圧ポンプ80のポンプ吐出路81にアン ロード弁を設ければ良い。 なお、弁ブロック30の油孔100の代りに主スプール49内に第1負荷圧検 出ポート45と第2負荷圧検出ポート46を連通する油路を形成して負荷圧を減 圧弁部74の第1受圧室65に供給するようにしても良い。
【0015】
主スプール49を左又は右に摺動すると入力ポート44が第1切欠部101又 は第2切欠部102を経て第1又は第2アクチェエータポート34,35に連通 するので、主スプール49を左又は右に同一ストローク操作にしたときに第1又 は第2アクチェエータポート34,35に供給する流量を第1・第2切欠部10 1,102の幅あるいは深さを異ならせることでそれぞれ異なる流量とすること ができるから、シリンダ等のアクチェエータの面積が異なる第1室と第2室への 供給流量を異ならせてアクチェエータを伸長、縮少する時の速度を等しくできる 。
【図1】従来の圧油供給装置の回路図である。
【図2】先に出願した圧油供給装置の回路図である。
【図3】先に出願した圧油供給装置の具体例を示す断面
図である。
図である。
【図4】本考案の実施例を示す弁ブロックの斜視図であ
る。
る。
【図5】弁ブロックに主スプール、スプールを組み込ん
だ状態の断面図である。
だ状態の断面図である。
【図6】方向制御弁の動作説明図である。
【図7】方向制御弁の動作説明図である。
【図8】複数の弁ブロックの接続状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図9】図5に示すものの回路図である。
30 弁ブロック、31 スプール孔、34 第1アク
チュエータポート、35 第2アクチュエータポート、
37 チェック弁用孔、38 減圧弁用孔、39 ポン
プポート、42 第1ポート、43 第2ポート、44
入力ポート、45 第1負荷圧検出ポート、46 第
2負荷圧検出ポート、47 第1タンクポート、48
第2タンクポート、49 主スプール、52 中間小径
部、55方向制御弁、56 油孔、58 油孔、60
スプール、63 チェック弁部、64 スプール、65
第1圧力室、66 第2圧力室、69 ばね、74減
圧弁部、75 圧力補償弁、80 油圧ポンプ、81
ポンプ吐出路、82負荷圧検出路、101 第1切欠
部、102 第2切欠部。
チュエータポート、35 第2アクチュエータポート、
37 チェック弁用孔、38 減圧弁用孔、39 ポン
プポート、42 第1ポート、43 第2ポート、44
入力ポート、45 第1負荷圧検出ポート、46 第
2負荷圧検出ポート、47 第1タンクポート、48
第2タンクポート、49 主スプール、52 中間小径
部、55方向制御弁、56 油孔、58 油孔、60
スプール、63 チェック弁部、64 スプール、65
第1圧力室、66 第2圧力室、69 ばね、74減
圧弁部、75 圧力補償弁、80 油圧ポンプ、81
ポンプ吐出路、82負荷圧検出路、101 第1切欠
部、102 第2切欠部。
Claims (1)
- 【請求項1】 チェック弁部63と減圧弁部74より成
る圧力補償弁75と、この圧力補償弁75の出力側に設
けた方向制御弁55とを備えた圧油供給装置において、 弁ブロック30にスプール孔31に開口した入力ポート
44、第1・第2負荷圧検出ポート45,46、第1・
第2アクチェータポート34,35、第1・第2タンク
ポート47,48をそれぞれ形成し、このスプール孔3
1に各ポートを連通・遮断する主スプール49を嵌挿し
て方向制御弁55とし、この主スプール49に入力ポー
ト44に臨む中間小径部52及びこの中間小径部52に
開口し入力ポート44を前記第1・第2負荷圧検出ポー
ト45,46に連通制御する第1・第2切欠部101,
102を形成したことを特徴とする圧油供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4516892U JPH0596504U (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 圧油供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4516892U JPH0596504U (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 圧油供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0596504U true JPH0596504U (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=12711739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4516892U Pending JPH0596504U (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 圧油供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0596504U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5934006A (ja) * | 1982-08-17 | 1984-02-24 | Daikin Ind Ltd | 流体制御装置 |
-
1992
- 1992-06-08 JP JP4516892U patent/JPH0596504U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5934006A (ja) * | 1982-08-17 | 1984-02-24 | Daikin Ind Ltd | 流体制御装置 |
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