JPH0590099A - チツプ状固体電解コンデンサおよびその製造方法 - Google Patents
チツプ状固体電解コンデンサおよびその製造方法Info
- Publication number
- JPH0590099A JPH0590099A JP3251089A JP25108991A JPH0590099A JP H0590099 A JPH0590099 A JP H0590099A JP 3251089 A JP3251089 A JP 3251089A JP 25108991 A JP25108991 A JP 25108991A JP H0590099 A JPH0590099 A JP H0590099A
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- JP
- Japan
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- capacitor element
- cathode
- anode
- solid electrolytic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用時の高温・高湿下や製造時のメッキ工程
において、水分やイオン性物質がコンデンサ素子へ侵入
するのを防止して、電気的特性が劣化するのを防止する
ことができるチップ状固体電解コンデンサおよびその製
造方法を提供することを目的とする。 【構成】 陽極導出線12を具備し、かつ弁作用金属か
らなる陽極体11の表面に誘電体性酸化皮膜,電解質
層,陰極層15を順次積層して構成したコンデンサ素子
11aを撥水性樹脂17に浸漬して撥水性樹脂17で被
覆する。
において、水分やイオン性物質がコンデンサ素子へ侵入
するのを防止して、電気的特性が劣化するのを防止する
ことができるチップ状固体電解コンデンサおよびその製
造方法を提供することを目的とする。 【構成】 陽極導出線12を具備し、かつ弁作用金属か
らなる陽極体11の表面に誘電体性酸化皮膜,電解質
層,陰極層15を順次積層して構成したコンデンサ素子
11aを撥水性樹脂17に浸漬して撥水性樹脂17で被
覆する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はチップ状固体電解コンデ
ンサおよびその製造方法に関するものである。
ンサおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の軽薄短小化と面実装技
術の進展からチップ部品が急増している。チップ状固体
電解コンデンサにおいても小形大容量化が進展する中で
チップ部品自身の一層の小形化が要求されている。
術の進展からチップ部品が急増している。チップ状固体
電解コンデンサにおいても小形大容量化が進展する中で
チップ部品自身の一層の小形化が要求されている。
【0003】以下に従来のチップ状タンタル固体電解コ
ンデンサの製造方法について図4の流れ図を用いて説明
する。
ンデンサの製造方法について図4の流れ図を用いて説明
する。
【0004】まず、弁作用金属からなる多孔質の陽極体
により構成されたコンデンサ素子1から引き出された陽
極導出線2を金属リボン3に取り付ける。次工程からは
金属リボン3単位で取り扱われ、弁作用金属からなる多
孔質の陽極体の表面に誘電体性酸化皮膜,電解質層,カ
ーボン層と銀塗料層からなる陰極層4を順次積層してコ
ンデンサ素子1を形成する。そして、前記陰極層4にお
ける陽極導出線2と反対側に位置する部分に陰極導電体
層5を形成する。その後、このコンデンサ素子1と陰極
導電体層5を陽極導出線2が片側に引き出されるように
外装樹脂6で被覆し、さらにその後、外装樹脂6におけ
る陰極側を陰極導電体層5が露出するようにカットまた
は研削する。次に陽極導出面2aと陰極導出面5aに陽
極金属層7と陰極金属層8を形成する。この後、陽極金
属層7と陰極金属層8上を半田金属層9,10で被覆
し、そして完成されたチップ状タンタル固体電解コンデ
ンサが規定寸法となるように陽極導出線2を切断して金
属リボン3より個片化し、そのコンデンサの特性検査を
行っていた。
により構成されたコンデンサ素子1から引き出された陽
極導出線2を金属リボン3に取り付ける。次工程からは
金属リボン3単位で取り扱われ、弁作用金属からなる多
孔質の陽極体の表面に誘電体性酸化皮膜,電解質層,カ
ーボン層と銀塗料層からなる陰極層4を順次積層してコ
ンデンサ素子1を形成する。そして、前記陰極層4にお
ける陽極導出線2と反対側に位置する部分に陰極導電体
層5を形成する。その後、このコンデンサ素子1と陰極
導電体層5を陽極導出線2が片側に引き出されるように
外装樹脂6で被覆し、さらにその後、外装樹脂6におけ
る陰極側を陰極導電体層5が露出するようにカットまた
は研削する。次に陽極導出面2aと陰極導出面5aに陽
極金属層7と陰極金属層8を形成する。この後、陽極金
属層7と陰極金属層8上を半田金属層9,10で被覆
し、そして完成されたチップ状タンタル固体電解コンデ
ンサが規定寸法となるように陽極導出線2を切断して金
属リボン3より個片化し、そのコンデンサの特性検査を
行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなチップ状タンタル固体電解コンデンサは、外部から
の湿気の侵入により漏れ電流、tanδ等が劣化し易
く、特に固体電解コンデンサの小型高容量化の目的で、
端子の取り出し部である金属層7と陰極金属層8をメッ
キ工法によって形成する場合には、メッキ液中に固体電
解コンデンサを浸漬するため、コンデンサ素子1の内部
へ水分やイオン性物質が侵入し、電気的特性が劣化し易
いという問題点を有していた。
うなチップ状タンタル固体電解コンデンサは、外部から
の湿気の侵入により漏れ電流、tanδ等が劣化し易
く、特に固体電解コンデンサの小型高容量化の目的で、
端子の取り出し部である金属層7と陰極金属層8をメッ
キ工法によって形成する場合には、メッキ液中に固体電
解コンデンサを浸漬するため、コンデンサ素子1の内部
へ水分やイオン性物質が侵入し、電気的特性が劣化し易
いという問題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、使用時の高温・高湿下や製造時のメッキ工程におい
て、水分やイオン性物質がコンデンサ素子へ侵入するの
を防止して電気的特性が劣化するのを防止することがで
きるチップ状固体電解コンデンサを提供することを目的
とするものである。
で、使用時の高温・高湿下や製造時のメッキ工程におい
て、水分やイオン性物質がコンデンサ素子へ侵入するの
を防止して電気的特性が劣化するのを防止することがで
きるチップ状固体電解コンデンサを提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のチップ状固体電解コンデンサは陽極導出線を
具備し、かつ弁作用金属からなる陽極体の表面に誘電体
性酸化皮膜,電解質層,陰極層を順次積層して構成した
コンデンサ素子と、このコンデンサ素子を前記陽極導出
線と陰極部が相対向する方向に露出するように被覆する
外装樹脂と、この外装樹脂の陽極導出面および陰極部に
形成された陽極金属層および陰極金属層とを備え、前記
コンデンサ素子を撥水性樹脂に浸漬して撥水性樹脂でコ
ンデンサ素子を被覆したものである。
に本発明のチップ状固体電解コンデンサは陽極導出線を
具備し、かつ弁作用金属からなる陽極体の表面に誘電体
性酸化皮膜,電解質層,陰極層を順次積層して構成した
コンデンサ素子と、このコンデンサ素子を前記陽極導出
線と陰極部が相対向する方向に露出するように被覆する
外装樹脂と、この外装樹脂の陽極導出面および陰極部に
形成された陽極金属層および陰極金属層とを備え、前記
コンデンサ素子を撥水性樹脂に浸漬して撥水性樹脂でコ
ンデンサ素子を被覆したものである。
【0008】
【作用】上記構成によれば、コンデンサ素子は撥水性樹
脂に浸漬して撥水性樹脂でコンデンサ素子を被覆してい
るもので、撥水性樹脂はコンデンサ素子の最外面だけで
なく、陽極体を構成する弁作用金属の内部にまで浸透し
て保護膜を形成しているため、外部から侵入した水分や
イオン性物質が弁作用金属に接することはなくなり、こ
れにより、固体電解コンデンサの電気的特性の劣化を防
止することができる。特に、メッキ工法により陽極金属
層と陰極金属層を形成する方法を用いた場合、高温下で
強酸・強アルカリ液に浸漬されるが、この場合において
も、コンデンサ素子が撥水性樹脂で被覆されているた
め、電気的特性の劣化が生じることはないものである。
脂に浸漬して撥水性樹脂でコンデンサ素子を被覆してい
るもので、撥水性樹脂はコンデンサ素子の最外面だけで
なく、陽極体を構成する弁作用金属の内部にまで浸透し
て保護膜を形成しているため、外部から侵入した水分や
イオン性物質が弁作用金属に接することはなくなり、こ
れにより、固体電解コンデンサの電気的特性の劣化を防
止することができる。特に、メッキ工法により陽極金属
層と陰極金属層を形成する方法を用いた場合、高温下で
強酸・強アルカリ液に浸漬されるが、この場合において
も、コンデンサ素子が撥水性樹脂で被覆されているた
め、電気的特性の劣化が生じることはないものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について添付図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例におけるチップ状
タンタル固体電解コンデンサの断面図を示し、図2は同
チップ状タンタル固体電解コンデンサの製造方法の流れ
図を示したものである。図1,図2において、11は弁
作用金属であるタンタル金属粉末を成形焼結した多孔質
の陽極体で、この陽極体11の表面には陽極酸化により
誘電体性酸化皮膜を形成し、さらにこの表面に二酸化マ
ンガンなどの電解質層を形成している。また陽極導出線
12はタンタル線からなり、前記陽極体11から導出し
ているものである。そして、この陽極体11の表面への
一連の処理工程は金属リボン13に、陽極導出線12を
接続した状態で行われる。14は陽極導出線12に装着
したテフロン板で、このテフロン板14は前記陽極体1
1への電解質層の形成時に陽極導出線12へ二酸化マン
ガンが這い上がって付着するのを防止する絶縁板であ
る。また前記陽極体11の電解質層の上には浸漬法によ
りカーボン層および銀塗料層よりなる陰極層15を順次
積層形成してコンデンサ素子11aを構成している。さ
らにコンデンサ素子11aにおける陰極層15の陽極導
出線12と反対側に位置する部分には銀粉体を主成分と
する塗料中に浸漬して陰極導電体層16を順次積層形成
している。その後、この状態のコンデンサ素子11aお
よび陰極導電体層16をシリコーン系ないしはフッ素系
の撥水性樹脂17に浸漬してこのコンデンサ素子11a
および陰極導電体層16がすべて撥水性樹脂17で被覆
されるようにしている。この場合、浸漬により浸透性の
高いこれらの撥水性樹脂17は多孔質の陽極体11の内
部にまで浸透して保護膜を形成する。
タンタル固体電解コンデンサの断面図を示し、図2は同
チップ状タンタル固体電解コンデンサの製造方法の流れ
図を示したものである。図1,図2において、11は弁
作用金属であるタンタル金属粉末を成形焼結した多孔質
の陽極体で、この陽極体11の表面には陽極酸化により
誘電体性酸化皮膜を形成し、さらにこの表面に二酸化マ
ンガンなどの電解質層を形成している。また陽極導出線
12はタンタル線からなり、前記陽極体11から導出し
ているものである。そして、この陽極体11の表面への
一連の処理工程は金属リボン13に、陽極導出線12を
接続した状態で行われる。14は陽極導出線12に装着
したテフロン板で、このテフロン板14は前記陽極体1
1への電解質層の形成時に陽極導出線12へ二酸化マン
ガンが這い上がって付着するのを防止する絶縁板であ
る。また前記陽極体11の電解質層の上には浸漬法によ
りカーボン層および銀塗料層よりなる陰極層15を順次
積層形成してコンデンサ素子11aを構成している。さ
らにコンデンサ素子11aにおける陰極層15の陽極導
出線12と反対側に位置する部分には銀粉体を主成分と
する塗料中に浸漬して陰極導電体層16を順次積層形成
している。その後、この状態のコンデンサ素子11aお
よび陰極導電体層16をシリコーン系ないしはフッ素系
の撥水性樹脂17に浸漬してこのコンデンサ素子11a
および陰極導電体層16がすべて撥水性樹脂17で被覆
されるようにしている。この場合、浸漬により浸透性の
高いこれらの撥水性樹脂17は多孔質の陽極体11の内
部にまで浸透して保護膜を形成する。
【0011】次に、陽極導出線12が片側に引き出され
るようにトランスファーモールド方式によりエポキシ樹
脂によりコンデンサ素子11を外装した後、陰極導電体
層16が露出するように外装樹脂18を切断または研削
する。その後アルカリ脱脂,化学エッチングと触媒付与
の前処理をした後、無電解Niメッキにより、陽極導出
線12,陽極導出面12a,陰極導出面16aおよび外
装樹脂18の成形体のそれぞれの表面にNiよりなる陽
極金属層19とNiよりなる陰極金属層20を形成す
る。この場合の陽極金属層19および陰極金属層20の
層厚は0.5〜5.0μmの範囲が下地との接合強度に
おいて優れているものである。そしてこの両極に前記陽
極金属層19および陰極金属層20を介して半田金属層
21,22が設けられる。このようにして製造したチッ
プ状タンタル固体電解コンデンサが外形製品寸法となる
ように陽極導出線12を切断して金属リボン13より個
片化し、それを検査後、完成させる。
るようにトランスファーモールド方式によりエポキシ樹
脂によりコンデンサ素子11を外装した後、陰極導電体
層16が露出するように外装樹脂18を切断または研削
する。その後アルカリ脱脂,化学エッチングと触媒付与
の前処理をした後、無電解Niメッキにより、陽極導出
線12,陽極導出面12a,陰極導出面16aおよび外
装樹脂18の成形体のそれぞれの表面にNiよりなる陽
極金属層19とNiよりなる陰極金属層20を形成す
る。この場合の陽極金属層19および陰極金属層20の
層厚は0.5〜5.0μmの範囲が下地との接合強度に
おいて優れているものである。そしてこの両極に前記陽
極金属層19および陰極金属層20を介して半田金属層
21,22が設けられる。このようにして製造したチッ
プ状タンタル固体電解コンデンサが外形製品寸法となる
ように陽極導出線12を切断して金属リボン13より個
片化し、それを検査後、完成させる。
【0012】上記した本発明の一実施例においては、タ
ンタル金属粉末を成形焼結した多孔質の陽極体11の表
面に誘電体性酸化皮膜,電解質層,カーボン層および銀
塗料層よりなる陰極層15を順次積層形成してコンデン
サ素子11aおよび陰極導電体層16をシリコーン系な
いしはフッ素系の撥水性樹脂17に浸漬して撥水性樹脂
17でコンデンサ素子11aおよび陰極導電体層16を
被覆するようにしているもので、この場合、前記浸漬に
より、浸透性の高いこれらの撥水性樹脂17はコンデン
サ素子11aの最外面だけでなく、多孔質の陽極体11
の内部にまで浸透して保護膜を形成しているため、無電
解Niメッキにより、Niよりなる陽極金属層19とN
iよりなる陰極金属層20を形成するメッキ工程におい
て、コンデンサ素子11aが過酷な条件下に曝される、
すなわち、高温下で強酸・強アルカリ液にコンデンサ素
子11aが浸漬されても、前記保護膜の存在により、電
気的特性の劣化を防止でき、また使用環境下における高
温・高湿条件においても、前記保護膜の存在によって、
外部から侵入した水分やイオン性物質が弁作用金属から
なる多孔質の陽極体11に接することもなくなるため、
チップ状固体電解コンデンサの電気的特性の劣化を防止
できるものである。
ンタル金属粉末を成形焼結した多孔質の陽極体11の表
面に誘電体性酸化皮膜,電解質層,カーボン層および銀
塗料層よりなる陰極層15を順次積層形成してコンデン
サ素子11aおよび陰極導電体層16をシリコーン系な
いしはフッ素系の撥水性樹脂17に浸漬して撥水性樹脂
17でコンデンサ素子11aおよび陰極導電体層16を
被覆するようにしているもので、この場合、前記浸漬に
より、浸透性の高いこれらの撥水性樹脂17はコンデン
サ素子11aの最外面だけでなく、多孔質の陽極体11
の内部にまで浸透して保護膜を形成しているため、無電
解Niメッキにより、Niよりなる陽極金属層19とN
iよりなる陰極金属層20を形成するメッキ工程におい
て、コンデンサ素子11aが過酷な条件下に曝される、
すなわち、高温下で強酸・強アルカリ液にコンデンサ素
子11aが浸漬されても、前記保護膜の存在により、電
気的特性の劣化を防止でき、また使用環境下における高
温・高湿条件においても、前記保護膜の存在によって、
外部から侵入した水分やイオン性物質が弁作用金属から
なる多孔質の陽極体11に接することもなくなるため、
チップ状固体電解コンデンサの電気的特性の劣化を防止
できるものである。
【0013】なお、図3は本発明の一実施例におけるチ
ップ状タンタル固体電解コンデンサの電気的特性(ta
nδ)と、従来のチップ状タンタル固体電解コンデンサ
の電気的特性(tanδ)を比較した結果を示すグラフ
であり、この図3からも明らかなように、本発明の一実
施例のチップ状タンタル固体電解コンデンサが従来のチ
ップ状タンタル固体電解コンデンサに比べ、電気的特性
の劣化は少ない。
ップ状タンタル固体電解コンデンサの電気的特性(ta
nδ)と、従来のチップ状タンタル固体電解コンデンサ
の電気的特性(tanδ)を比較した結果を示すグラフ
であり、この図3からも明らかなように、本発明の一実
施例のチップ状タンタル固体電解コンデンサが従来のチ
ップ状タンタル固体電解コンデンサに比べ、電気的特性
の劣化は少ない。
【0014】なお、上記本発明の一実施例においては、
コンデンサ素子11aの陰極層15とは別個に陰極導電
体層16を設けたものについて説明したが、コンデンサ
素子11aを外装樹脂18で被覆した場合、前記陰極層
15が外装樹脂18の端面より直接露出するように構成
してもよく、要は外装樹脂18の端面より陰極部が露出
するように構成すればよいものである。
コンデンサ素子11aの陰極層15とは別個に陰極導電
体層16を設けたものについて説明したが、コンデンサ
素子11aを外装樹脂18で被覆した場合、前記陰極層
15が外装樹脂18の端面より直接露出するように構成
してもよく、要は外装樹脂18の端面より陰極部が露出
するように構成すればよいものである。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明のチップ状固体電解
コンデンサは、コンデンサ素子を撥水性樹脂に浸漬して
撥水性樹脂でコンデンサ素子を被覆しているもので、撥
水性樹脂はコンデンサ素子の最外面だけでなく、陽極体
を構成する弁作用金属の内部にまで浸透して保護膜を形
成しているため、外部から侵入した水分やイオン性物質
が弁作用金属に接することはなくなり、これにより、固
体電解コンデンサの電気的特性の劣化を防止することが
できる。特にメッキ工法により陽極金属層と陰極金属層
を形成する方法を用いた場合、高温下で強酸・強アルカ
リ液に浸漬されるが、この場合においても、コンデンサ
素子が撥水性樹脂で被覆されているため、電気的特性の
劣化が生じることはないものである。
コンデンサは、コンデンサ素子を撥水性樹脂に浸漬して
撥水性樹脂でコンデンサ素子を被覆しているもので、撥
水性樹脂はコンデンサ素子の最外面だけでなく、陽極体
を構成する弁作用金属の内部にまで浸透して保護膜を形
成しているため、外部から侵入した水分やイオン性物質
が弁作用金属に接することはなくなり、これにより、固
体電解コンデンサの電気的特性の劣化を防止することが
できる。特にメッキ工法により陽極金属層と陰極金属層
を形成する方法を用いた場合、高温下で強酸・強アルカ
リ液に浸漬されるが、この場合においても、コンデンサ
素子が撥水性樹脂で被覆されているため、電気的特性の
劣化が生じることはないものである。
【図1】本発明の一実施例を示すチップ状タンタル固体
電解コンデンサの断面図
電解コンデンサの断面図
【図2】同チップ状タンタル固体電解コンデンサの製造
方法の流れ図
方法の流れ図
【図3】本発明の一実施例におけるチップ状タンタル固
体電解コンデンサと従来のチップ状タンタル固体電解コ
ンデンサの電気的特性の比較を示すグラフ
体電解コンデンサと従来のチップ状タンタル固体電解コ
ンデンサの電気的特性の比較を示すグラフ
【図4】従来のチップ状タンタル固体電解コンデンサの
製造方法の流れ図
製造方法の流れ図
【符号の説明】 11 陽極体 11a コンデンサ素子 12 陽極導出線 15 陰極層 17 撥水性樹脂 18 外装樹脂 19 陽極金属層 20 陰極金属層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗田 淳一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】陽極導出線を具備し、かつ弁作用金属から
なる陽極体の表面に誘電体性酸化皮膜,電解質層,陰極
層を順次積層して構成したコンデンサ素子と、このコン
デンサ素子を被覆する撥水性樹脂と、前記コンデンサ素
子を前記陽極導出線と陰極部が相対向する方向に露出す
るように被覆する外装樹脂と、この外装樹脂の陽極導出
面および陰極部に形成された陽極金属層および陰極金属
層とを備えたチップ状固体電解コンデンサ。 - 【請求項2】陽極導出線を具備し、かつ弁作用金属から
なる陽極体の表面に誘電体性酸化皮膜,電解質層,陰極
層を順次積層してコンデンサ素子を構成し、このコンデ
ンサ素子を撥水性樹脂に浸漬して撥水性樹脂でコンデン
サ素子を被覆し、その後、このコンデンサ素子を前記陽
極導出線と陰極部が相対向する方向に露出するように外
装樹脂で被覆し、さらにその後、この外装樹脂の陽極導
出面および陰極部に陽極金属層および陰極金属層を形成
することを特徴とするチップ状固体電解コンデンサの製
造方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3251089A JPH0590099A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | チツプ状固体電解コンデンサおよびその製造方法 |
| US07/948,577 US5390074A (en) | 1991-09-30 | 1992-09-23 | Chip-type solid electrolytic capacitor and method of manufacturing the same |
| DE69225290T DE69225290T2 (de) | 1991-09-30 | 1992-09-28 | Chipfestelektrolytkondensator und Herstellungsverfahren |
| EP92116572A EP0538651B1 (en) | 1991-09-30 | 1992-09-28 | Chip-type solid electrolytic capacitor and method of manufacturing the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3251089A JPH0590099A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | チツプ状固体電解コンデンサおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0590099A true JPH0590099A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17217479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3251089A Pending JPH0590099A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | チツプ状固体電解コンデンサおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0590099A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001126965A (ja) * | 1999-10-29 | 2001-05-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 固体電解コンデンサおよびその製造方法 |
| KR100649772B1 (ko) * | 2005-02-23 | 2006-11-27 | 주식회사 젠트로 | 원통소재 표면 처리용 플라즈마 장치 및 플라즈마 처리를통한 피복 강관의 제조방법 |
| JP2010141180A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Nichicon Corp | 固体電解コンデンサおよびその製造方法 |
| JP2015037192A (ja) * | 2013-08-15 | 2015-02-23 | エイヴィーエックス コーポレイション | 耐湿性固体電解コンデンサーアセンブリ |
| US9958157B2 (en) | 2014-02-10 | 2018-05-01 | Kovea Co., Ltd. | Burner having fuel control part |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP3251089A patent/JPH0590099A/ja active Pending
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